JP2014524550A - エネルギを回収し、油圧システムにかかる負荷を平準化するためのシステム及び方法 - Google Patents

エネルギを回収し、油圧システムにかかる負荷を平準化するためのシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

アキュムレータと油圧トランスフォーマを含んだ油圧システムが開示される。この油圧トランスフォーマは、回転可能なシャフトに取り付けられた第1及び第2可変容量形ポンプ/モータユニットを含む。この回転可能なシャフトは、外部荷重に連結されるように適合された端部を有する。第1可変容量形ポンプ/モータユニットは、ポンプに流体接続した第1側、及び、タンクに流体接続した第2側を含む。第2可変容量形ポンプ/モータユニットは、アキュムレータに流体接続した第1側、及び、タンクに流体接続した第2側を含む。
【選択図】図1

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、米国を除くすべての指定国の出願人である米国企業のイートンコーポレーション、及び、米国のみの出願人である米国市民のアーロン、ハーツェル、ジャゴダの名義でPCT国際特許出願として、2012年8月10日に出願されており、かつ、2011年8月12日に出願された米国特許出願第61/523,099号に対する優先権を主張し、その開示内容はその全体を参照として本明細書に組み込む。
移動式の機械装置(例えば掘削機)は、大抵、様々な能動的機械要素(例えば、リンク機構,トラック,回転ジョイントなど)に動力供給するために用いられる油圧駆動の直動及びロータリーアクチュエータを有する油圧システムを含む。概して、直動アクチュエータは油圧シリンダを含み、また、回転アクチュエータは油圧モータを含む。機械制御システムのユーザーインターフェースにアクセスすることにより、機械装置の操作者は、様々な機械要素の動作を制御することができる。
移動式機械装置の典型的な部品は、移動式機械装置用の全体の動力源として機能する原動機(例えば、ディーゼルエンジン,火花点火エンジン,電気モータなど)を含む。一般に、原動機は、機械装置の部品である能動的機械要素を駆動するための加圧された油圧流体を供給する1つ以上の油圧ポンプに動力供給する。原動機は、概して、システムのピークの所要動力を満たすようにサイズ調整することが必要とされている。原動機は、ピークの所要動力を満たすように設計されているため、原動機が、平均的な作動荷重下において最大効率で動作しないことがある。
上述したタイプの能動的油圧要素の動作は、高頻度の加減速(例えば、オーバーランしている油圧荷重)によって特徴付けられる。絞り(throttling)により、減速に付随して相当なエネルギ損失がしばしば起こる。このような減速に付随したエネルギ損失を回収するような改善されたシステムが必要とされている。
本発明における開示の1つの態様は、オーバーランしている油圧荷重からエネルギを回収して有効利用するシステムと方法に関するものである。
本発明における開示のもう1つの態様は、低荷重の間に効果的にエネルギを貯蔵し、そして、貯蔵されたエネルギを高荷重の間に効果的に放出することにより、油圧システムの原動機にかかる負荷を平準化するシステムと方法に関するものであり、これは、原動機がピークの所要動力よりはむしろ平均の所要動力に対してサイズ調整されることを可能にする。このようなシステムと方法は、さらに、原動機の動作効率が最適化されることを可能にする、より安定した動作条件で、原動機が動作することを可能にする。
本発明における開示のさらなる1つの態様は、外部荷重に対して軸仕事を提供することができる油圧トランスフォーマを含んだ油圧システムに関するものである。本発明における特定の実施形態において、クラッチが用いられ、外部荷重に出力シャフトを結合させるか、または、外部荷重から出力シャフトを切り離して、ユニットを、スタンドアローンの油圧トランスフォーマとしてさらに機能させることができる。
様々な追加の複数の態様が、後述において説明される。これらの態様は、個別的特徴であり、また、これらの特徴を組み合わせることが可能なものである。当然のことながら、上記の発明の概要と以下の詳細な説明の両方は、例となるものであり、また、説明のためのものでしかなく、本発明において開示される実施形態に基づいた上位概念を制限するものではない。
図1は、本開示における原理に従った第1油圧システムの回路図である。 図2は、図1の第1油圧システムが動作することができる様々な動作モードを概略的に描写している行列図表である。 図3は、図2の行列図表において示された様々な動作モードで動作している図1の第1油圧システムを示している。 図4は、図2の行列図表において示された様々な動作モードで動作している図1の第1油圧システムを示している。 図5は、図2の行列図表において示された様々な動作モードで動作している図1の第1油圧システムを示している。 図6は、図2の行列図表において示された様々な動作モードで動作している図1の第1油圧システムを示している。 図7は、図2の行列図表において示された様々な動作モードで動作している図1の第1油圧システムを示している。 図8は、図2の行列図表において示された様々な動作モードで動作している図1の第1油圧システムを示している。 図9は、図2の行列図表において示された様々な動作モードで動作している図1の第1油圧システムを示している。 図10は、図2の行列図表において示された様々な動作モードで動作している図1の第1油圧システムを示している。 図11は、図2の行列図表において示された様々な動作モードで動作している図1の第1油圧システムを示している。 図12は、本開示における原理に従った第2油圧システムの回路図である。 図13は、図2の行列図表において示された様々な動作モードで動作している第2油圧システムを示している。 図14は、図2の行列図表において示された様々な動作モードで動作している第2油圧システムを示している。 図15は、図2の行列図表において示された様々な動作モードで動作している第2油圧システムを示している。 図16は、図2の行列図表において示された様々な動作モードで動作している第2油圧システムを示している。 図17は、図2の行列図表において示された様々な動作モードで動作している第2油圧システムを示している。 図18は、図2の行列図表において示された様々な動作モードで動作している第2油圧システムを示している。 図19は、図2の行列図表において示された様々な動作モードで動作している第2油圧システムを示している。 図20は、図2の行列図表において示された様々な動作モードで動作している第2油圧システムを示している。 図21は、図2の行列図表において示された様々な動作モードで動作している第2油圧システムを示している。 図22は、本開示における原理に従った第3油圧システムの1つの動作構成を示している回路図である。 図23は、本開示における原理に従った第3油圧システムの1つの動作構成を示している回路図である。 図24は、本開示における原理に従った油圧システムが用いられている機械装置において、1つの例となる移動式掘削機を示している。 図25は、本開示における原理に従った油圧システムが用いられている機械装置において、1つの例となる移動式掘削機を示している。 図26は、本開示における原理に従った第4油圧システムの1つの動作構成を示している回路図である。 図27は、本開示における原理に従った第4油圧システムの1つの動作構成を示している回路図である。
添付図面に示されている本開示の態様を詳細に参照する。可能な限り、同一の参照番号が、同一または同類の構造を示すように図面全体にわたって用いられている。
図1は、本開示における原理に従ったシステム10を示している。このシステム10は、原動機14(例えば、ディーゼルエンジン,火花点火エンジン,電気モータ,または他の動力源)によって駆動される可変容量形ポンプ12を含む。この可変容量形ポンプ12は、タンク18(つまり低圧力のリザーバ)から低圧力の油圧流体を吸込む入口16を含む。可変容量形ポンプ12は、さらに、高圧力の油圧流体が出力される出口20を含む。出口20は、好ましくは、複数の異なる作動荷重回路に流体連通する。
例えば、出口20は、第1荷重回路22及び第2荷重回路24に連結されて示されている。この第1荷重回路22は、第1ポート28,第2ポート30,及び第3ポート32を含んだ油圧トランスフォーマ26を含む。油圧トランスフォーマ26の第1ポート28は、可変容量形ポンプ12の出口20に流体連通しており、さらに、第2荷重回路24に流体連通している。第2ポート30は、タンク18に流体連通している。第3ポート32は、油圧アキュムレータ34に流体連通している。油圧トランスフォーマ26は、さらに、外部荷重38に連結される出力/入力シャフト36を含む。
クラッチ40が、出力/入力シャフト36を選択的に、外部荷重38に結合し、また、出力/入力シャフト36を外部荷重38から切り離すために、用いられる。クラッチ40が出力/入力シャフト36を外部荷重38に結合した場合、トルクが、出力/入力シャフト36と外部荷重38との間で伝達される。一方で、クラッチ40が出力/入力シャフト36を外部荷重38から切り離した場合、トルクは、出力/入力シャフト36と外部荷重38との間で全く伝達されない。クラッチ40と外部荷重38との間に減速ギアを設けてもよい。
システム10は、さらに、原動機14,可変容量形ポンプ12,及び油圧トランスフォーマ26と接続する電子コントローラ42を含む。当然のことながら、電子コントローラ42は、さらに、システム10の至る所に備えられている様々な他のセンサ及び他のデータソースと接続することができる。例えば、電子コントローラ42は、アキュムレータ34内の油圧,可変容量形ポンプ12によって第1荷重回路22及び第2荷重回路24に供給される油圧,油圧トランスフォーマ26側のポンプ及びタンクの圧力,及び,他の圧力を測定するためにシステム10に組み込まれている複数の圧力センサと接続することができる。
さらに、コントローラ42は、出力/入力シャフト36の回転速度を感知する回転速度センサと接続することができる。またさらに、電子コントローラ42は、原動機14にかかる負荷を監視するために用いられ、また、原動機14によって駆動されるドライブシャフト13の所与の回転速度に対する、可変容量形ポンプ12による油圧流体の流量を制御することができる。本発明における1つの実施形態において、可変容量形ポンプ12の斜板44の位置を変化させることによって、ドライブシャフト13の軸1回転あたりの可変容量形ポンプ12による油圧流体の吐出量を変化させることができる。
コントローラ42は、さらに、操作者が外部荷重38に対して油圧トランスフォーマ26の出力/入力シャフト36を選択的に結合及び離脱ができるように、クラッチ40と接続することができる。
電子コントローラ42は、原動機14が一定した運転状態(つまり定常的な運転状態)で運転することを可能にする荷重平準化機能を提供するように、油圧トランスフォーマ26の動作を制御することができ、従って、原動機14の全体の効率を上げることを促進する。この荷重平準化機能は、原動機14に低荷重がかかる期間におけるアキュムレータ34内での効率的なエネルギの貯蔵、及び、原動機14に高荷重がかかる期間における貯蔵されたエネルギの効果的な解放によって提供される。これは、原動機14がピークの所要動力よりはむしろ平均の所要動力に対してサイズ調整されることを可能にする。
図2は、システム10の動作制御において、電子コントローラ42によって用いられる制御ロジックの概要を概略的に描写している行列図表50を示している。当然のことながら、行列図表50は、単純化されたものであり、例えばアキュムレータ34のチャージ状態などの特定の要素を考慮に入れたものではない。制御ロジック/アーキテクチャの主要目的は、原動機14にかかる負荷を一般的なレベルに維持することであり、これにより、より効率的な原動機14の動作を可能にする。
この制御ロジック/アーキテクチャは、さらに、システムのピークの所要動力を減らすことができ、従って、より小型な原動機が用いられることを可能にする。これは、アキュムレータ34及びトランスフォーマ26を用いて、原動機14によって動力供給される第1荷重回路22からのエネルギを回収し、原動機14によって動力供給される第2荷重回路24に動力供給するための補助動力として、この回収されたエネルギを用いることによって実現される。
アキュムレータ34及びトランスフォーマ26は、さらに、原動機14によって生み出されるエネルギをバッファするために用いられる。アキュムレータ34及びトランスフォーマ26は、さらに、油圧の絞りを解消することができる方法として、荷重の減速に関連したエネルギを回収するように用いることができる。
図2を参照すると、行列図表50は、複数の横の行と複数の縦の列を含む。例えば、横の行は、原動機14の低荷重状態に相当する第1行52,原動機14の目標荷重状態に相当する第2行54,及び,原動機14の高荷重状態に相当する第3行56を含む。
縦の列は、第1列58,第2列60,及び第3列62を含む。第1列58は、トランスフォーマ26が、クラッチ40により出力/入力シャフト36から外部荷重38へトルクを伝達するモータリング機能を与えている状態を示している。第2列60は、クラッチ40により、出力/入力シャフト36が外部荷重38から切り離されている状態を示している。第3列62は、トランスフォーマ26が、外部荷重38から出力/入力シャフト36を遡ってトルクが伝達されるポンピング機能を与えている状態を示している。
行列図表50のボックス64は、原動機14が低荷重下にあり、かつ、油圧トランスフォーマ26が、出力/入力シャフト36を通して外部荷重38へトルクが伝達されるモータリング機能を与える動作モード/状態を示している。出力/入力シャフト36の回転を通して外部荷重38を加速させ、あるいは、駆動するように、電子コントローラ42に指示するオペレータインタフェース43(例えば、制御パネル,ジョイスティック,トグル,スイッチ,操作レバーなど)からのコマンドを、電子コントローラ42が受信した場合、システム10は、このモードで動作する。
このモード/状態において、可変容量形ポンプ12からの一部の油圧流体圧力が出力/入力シャフト36を駆動するように用いられ、また、可変容量形ポンプ12からの油圧流体圧力の残りがアキュムレータ34をチャージするように用いられるように、コントローラ42は、油圧トランスフォーマ26の動作を制御する(図3参照)。
行列図表50のボックス66は、原動機14が低荷重下で動作し、かつ、出力/入力シャフト36が、外部荷重38からから切り離される動作モード/状態を示している。このモード/状態において、可変容量形ポンプ12からの全ての過剰な油圧流体圧力(例えば、第2荷重回路に必要とされない余剰動力)がアキュムレータ34をチャージするように用いられるスタンドアローンのトランスフォーマとして、トランスフォーマ26が機能するように、コントローラ42は、油圧トランスフォーマ26の動作を制御する(図4参照)。このように、トランスフォーマ26及びアキュムレータ34は、さもなくば使用されない原動機14からのエネルギが、後で用いるために保存されるようなエネルギバッファ機能を提供する。
行列図表50のボックス68は、原動機14が低荷重下にあり、かつ、トランスフォーマ26が出力/入力シャフト36を通してトルクが伝達されるポンプとして機能する動作モード/状態を示している。外部荷重38の回転を減速するように電子コントローラ42に指示するオペレータインタフェース43からのコマンドを、電子コントローラ42が受信した場合、システム10は、このモードで動作する。
これは、外部荷重38の動作に相当するエネルギ(例えば内部エネルギ)がトルクに変換され、出力/入力シャフト36を通してトランスフォーマ26へ伝達されるオーバーランニング状態を作り出す。この状態において、電子コントローラ42は、トランスフォーマ26が、外部荷重38の内部エネルギから得られるトルクを、アキュムレータ34をチャージするように用いられる油圧エネルギに変換するポンピング機能を提供するように、油圧トランスフォーマ26の動作を制御する(図5参照)。
エネルギがアキュムレータ34に移送されることにより、トランスフォーマ26は、出力/入力シャフト36の回転にブレーキをかけるように機能して、所望の減速を実現する。このモード/状態において、電子コントローラ42は、さらに、可変容量形ポンプ12からの超過エネルギが、アキュムレータ34をチャージするために同時に用いられるように、トランスフォーマ26を制御することができる。
行列図表50のボックス70は、原動機14が目標荷重において動作し、かつ、出力/入力シャフト36が外部荷重38を駆動するモータリング機能を、油圧トランスフォーマ26が与える動作モード/状態を示している。このモード/状態において、電子コントローラ42は、可変容量形ポンプ12からのエネルギが、出力/入力シャフト36を駆動するために用いられ、かつ、エネルギがアキュムレータ34に全く移送されないように、トランスフォーマ26を制御する(図6参照)。
ボックス72は、原動機14が目標荷重において動作し、かつ、出力/入力シャフト36が外部荷重38から切り離される動作モード/状態を示している。このモード/状態において、電子コントローラ42は、エネルギが油圧トランスフォーマ26に全く伝達されないように、トランスフォーマ26を制御する(図7参照)。
行列図表50のボックス74は、原動機14が目標荷重において動作し、かつ、トランスフォーマ26が出力/入力シャフト36を通してトルクが伝達されるポンプとして、機能するモード/状態を示したものである。電子コントローラ42が外部荷重38の回転を減速するように指示するオペレータインタフェース43からのコマンドを受信した場合、システム10は、このモードで動作する。
これは、外部荷重38の動作に相当するエネルギ(例えば内部エネルギ)がトルクに変換され、出力/入力シャフト36を通してトランスフォーマ26へ伝達されるオーバーランニング状態を作り出す。このモード/状態において、電子コントローラ42は、トランスフォーマ26が、外部荷重38の内部エネルギから得られるトルクを、アキュムレータ34をチャージするように用いられる油圧エネルギに変換するポンピング機能を提供するように、油圧トランスフォーマ26の動作を制御する(図8参照)。エネルギがアキュムレータ34に移送されることにより、トランスフォーマ26は、出力/入力シャフト36の回転にブレーキをかけるように機能して、所望の減速を実現する。
行列図表50のボックス76は、原動機14が高荷重下にあり、かつ、出力/入力シャフト36が外部荷重38を駆動するモータリング機能を与えている動作モード/状態を示している。このモード/状態では、コントローラ42は、アキュムレータ34からのエネルギが、外部荷重38を駆動するための出力/入力シャフト36を回転させるために用いられるように、トランスフォーマ26を制御する。さらに、原動機14にかかる負荷の平準化/減少を促進するために、アキュムレータ34からの超過エネルギが、可変容量形ポンプ12及び第2荷重回路24へ戻る方向に同時に伝達されるように、トランスフォーマ26はコントローラ42により制御される(図9参照)。
行列図表50のボックス78は、原動機14が高荷重下にあり、かつ、出力/入力シャフト36が外部荷重38から切り離される動作モード/状態を示している。この状態では、電子コントローラ42は、原動機14にかかる負荷の平準化/減少を促進するために、アキュムレータ34からのエネルギが、第2荷重回路24において使用されるように、油圧トランスフォーマ26によってポンプ12及び第2荷重回路24へ戻る方向に伝達されるように、トランスフォーマ26を制御する(図10参照)。当然のことながら、ポンプ12及び第2荷重回路24は、油圧システム10全体のうちの“システム側”とみなすことができる。
行列図表50のボックス80は、原動機14が高荷重下にあり、かつ、出力/入力シャフト36を通してトランスフォーマ26にトルクが伝達されるポンプとして、トランスフォーマ26が機能するモード/状態を示したものである。電子コントローラ42が、外部荷重38の回転を減速するように指示するオペレータインタフェース43からのコマンドを受信した場合、システム10は、このモード/状態で動作する。
これは、外部荷重38の動作に相当するエネルギ(例えば内部エネルギ)がトルクに変換され、出力/入力シャフト36を通してトランスフォーマ26へ伝達されるオーバーランニング状態を作り出す。このモード/状態では、電子コントローラ42は、トランスフォーマ26が、外部荷重38の内部エネルギから得られるトルクを油圧エネルギに変換し、このエネルギを油圧システム10のシステム側のほうに伝達して、原動機14にかかる負荷の平準化/減少を促進するために用いるポンピング機能を提供するように、トランスフォーマ26を制御する。
エネルギがシステム側に伝達されることにより、トランスフォーマ26は、出力/入力シャフト36の回転にブレーキをかけるように機能して、所望の減速を実現する。この状態では、電子コントローラ42は、さらに、アキュムレータ34からのエネルギが、第2荷重回路24において使用されるために、油圧システム10全体のうちのシステム側及び第2荷重回路24へ戻る方向に同時に伝達されるように、トランスフォーマ26を制御することができる(図11参照)。
図12は、共通のシャフトによって接続された複数のポンプ/モータユニットを有する油圧トランスフォーマ26aが設けられた図1〜11と同様のシステム10を示している。例えば、この油圧トランスフォーマ26aは、シャフト104によって接続された第1及び第2可変容量容積型ポンプ/モータユニット100,102を含む。このシャフト104は、第1ポンプ/モータユニット100を第2ポンプ/モータユニット102に接続する第1部分106と、出力/入力シャフト36を形成する第2部分108を含む。
第1ポンプ/モータユニット100は、可変容量形ポンプ12と流体連通する第1側100aと、タンク18と流体連通する第2側100bを含む。第2ポンプ/モータユニット102は、アキュムレータ34と流体連通する第1側102aと、タンク18と流体連通する第2側102bを含む。
本発明における1つの実施形態において、第1及び第2ポンプ/モータユニット100,102の各々は、シャフト104と共に回転する回転ユニット(例えば、シリンダブロック及びピストン)と、シャフト104の1回転あたりの吐出量を変化させるために、シャフト104に対して異なる角度で設置することができる斜板110を含む。ポンプ/モータユニット100,102のうちの任意の1つによって吐出されるシャフト104の1回転あたりの油圧流体の流量は、その任意のポンプ/モータユニットに対応する斜板110の角度を変化させることによって変化させることができる。
斜板110の角度を変えることは、さらに、シャフト104と任意のポンプ/モータユニットの回転ユニットとの間に伝達されるトルクを変化させる。斜板110がシャフト104に対して垂直に配置される場合、油圧流体の流れ量は、ポンプ/モータユニット100,102に全く生じない。斜板110は、シャフト104の双方向の回転を可能にするオーバーセンター(両傾転)の斜板であってもよい。この場合の斜板110の角度位置は、システム10の動作状態に基づいて電子コントローラ42により個別に制御される。
斜板110の位置を制御することによって、コントローラ42は、図2の行列図表50に表記された動作モードのうちのいずれか1つにおいてシステム10を動作させることができる。システム10がボックス64のモードで動作する場合、第1ポンプ/モータユニット100は、ポンプ12からの動力を用いて、シャフト104を回転させて外部荷重38を駆動し、また、第2ポンプ/モータユニット102は、シャフト104から動力を取り出し、油圧流体をアキュムレータ34内に送るための動力として用いる(図13参照)。
システム10がボックス66のモードで動作する場合、第1ポンプ/モータユニット100は、ポンプ12からの動力を用いてシャフト104を回転させ、また、第2ポンプ/モータユニット102は、アキュムレータ34をチャージするために、シャフト104から動力を取り出し、油圧流体をアキュムレータ34内に送るための動力として用いる(図14参照)。
システム10がボックス68のモードで動作する場合、動作している外部荷重38からの内部エネルギがシャフト104を回転させ、また、第2ポンプ/モータユニット102は、アキュムレータ34をチャージするために、シャフト104から動力を取り出し、油圧流体をアキュムレータ34内に送るための動力として用いる(図15参照)。ポンプ12からのエネルギも、アキュムレータ34をチャージするために同時に用いられてもよい。
システム10がボックス70のモードで動作する場合、第1ポンプ/モータユニット100は、ポンプ12からの動力を用いてシャフト104を回転させ、外部荷重38を駆動し、また、第2ポンプ/モータユニット102は、吐出量ゼロに設定される(図16参照)。
システム10がボックス72のモードで動作する場合、第1及び第2ポンプ/モータユニット100,102の両方は、吐出量ゼロに設定される(図17参照)。
システム10がボックス74のモードで動作する場合、動作している外部荷重38からの内部エネルギがシャフト104を回転させ、また、第2ポンプ/モータユニット102は、アキュムレータ34をチャージするために、シャフト104から動力を取り出し、油圧流体をアキュムレータ34内に送るための動力として用い、さらに、第1ポンプ/モータユニット100は、吐出量ゼロに設定されている(図18参照)。
システム10がボックス76のモードで動作する場合、第2ポンプ/モータユニット102は、チャージされたアキュムレータ34からの動力を用いてシャフト104を回転させ、外部荷重38を駆動し、また、第1ポンプ/モータユニット100は、ポンプ12及び第2荷重回路24へ戻る方向に油圧流体を送る(図19参照)。
システム10がボックス78のモードで動作する場合、第2ポンプ/モータユニット102は、チャージされたアキュムレータ34からの動力を用いてシャフト104を回転させ、また、第1ポンプ/モータユニット100は、ポンプ12及び第2荷重回路24へ戻る方向に油圧流体を送る(図20参照)。
システム10がボックス80のモードで動作する場合、第2ポンプ/モータユニット102は、チャージされたアキュムレータ34からの動力を用いてシャフト104を回転させ、また、動作している外部荷重38からの内部エネルギもシャフト104を回転させ、またさらに、第1ポンプ/モータユニット100は、ポンプ12及び第2荷重回路24へ戻る方向に油圧流体を送る(図21参照)。
ポンプ/モータユニット100,102の吐出量及び吐出方向を制御することによって、特定のレベルにおける流体動力(圧力×流量)は、別のレベルに変換されるか、または、外部荷重38を駆動するために用いられるシャフトの動力として提供される。外部荷重38の減速が望まれる場合、油圧トランスフォーマ26aは、タンク18からの低圧力の流体を吸込み、貯蔵のためのアキュムレータ34か,可変容量形ポンプ12に接続された第2荷重回路24か,またはこの2つの組み合わせ(両方),のうちのいずれかに、送るポンプとして動作することができる。
シャフトの働きを外部荷重38に作用させる必要がない場合、クラッチ40を用いて出力/入力シャフト36を外部荷重38から切り離すことにより、油圧トランスフォーマ26aは、スタンドアローンの油圧トランスフォーマ(例えば、従来型の油圧トランスフォーマ)として、機能することができる。これは、他の関連するシステム荷重(例えば、第2荷重回路24に相当する荷重)によって要求される圧力にかかわらず、システム10からエネルギを取り出し、現在のアキュムレータ圧力において絞られることなく(without throttling)エネルギを貯蔵することによって実現される。
同様に、絞られないエネルギが、さらに、現在圧力においてアキュムレータ34から引き出され、所望の動作圧力でシステム10に供給される。油圧トランスフォーマ26aによる供給流量の配分は、ポンプ/モータユニット100,102の斜板110の位置を制御することによって、制御される。本発明における特定の実施形態において、本発明で開示される態様が、出力/入力シャフト36と外部荷重38との間の連結を切り離すためのクラッチがないシステムにおいて用いられてもよい。
図22は、本開示の原理に従った、もう1つのシステム210を示している。このシステム210は、原動機214によって駆動される可変容量形ポンプ212を含む。この可変容量形ポンプ212は、タンク218から油圧流体を吸込み、第1荷重回路222,第2荷重回路224及び第3荷重回路226に動力供給するために、加圧された油圧流体を出力する。制御バルブ装置227は、可変容量形ポンプ212と第2荷重回路224と第3荷重回路226との間の流体連通を制御する。
第1荷重回路222は、共通のシャフト229によって接続された3つの回転部を含む油圧トランスフォーマ26bを含む。この共通のシャフト229は、出力/入力シャフト236を形成する端部を含む。クラッチ240が、出力/入力シャフト236を外部荷重238に結合させるため、また、出力/入力シャフト236を外部荷重238から切り離すために、選択的に用いられる。
この油圧トランスフォーマ26bの回転部は、第1可変容量形ポンプ/モータユニット200,第2可変容量形ポンプ/モータユニット202,及び,第3可変容量形ポンプ/モータユニット203を含む。第1可変容量形ポンプ/モータユニット200の第1側270は、可変容量形ポンプ212の出力側に流体接続され、また、第1可変容量形ポンプ/モータユニット200の第2側271は、タンク218に流体接続されている。第3可変容量形ポンプ/モータユニット203の第1側272は、第2荷重回路224につながる流路281に流体接続されている。
流量制御バルブ280は、流路281に配置されている。第3可変容量形ポンプ/モータユニット203の第2側273は、タンク218に流体接続されている。第2可変容量形ポンプ/モータユニット202の第1側274は、油圧アキュムレータ234に流体接続され、また、第2可変容量形ポンプ/モータユニット202の第2側275は、タンク218に流体接続されている。ポンプ/モータユニット200,202及び203は、前述のポンプ/モータとして同一型の構成を有することができる。
第2荷重回路224は、シリンダボディ297内に取り付けられたピストン296を有する油圧シリンダ295を含む。ピストン296は、上昇ストローク方向298及び戻りストローク方向299において移動可能である。ピストン296が上昇ストローク方向298に移動している場合、油圧シリンダ295は、ワーク要素301(例えばブーム)を重力に逆らって上昇させる、すなわち、移動させるために用いられる。ピストン296が戻りストローク方向299に移動している場合、ワーク要素301は、重力を利用して移動する。シリンダボディ297は、ピストン296のピストンヘッド304の両側に配置される第1及び第2ポート302,303を形成する。
上昇ストローク方向298にピストン296を移動させるために、油圧流体が、ポンプ212から制御バルブ装置227及び流量制御バルブ280を通過し、そして、第1ポート302を通過してシリンダボディ297内へ加圧される。同時に、上昇ストローク方向298へのピストンヘッド304の運動は、流体を、第2ポート303を通過させてシリンダボディ297の外へ押し出す。シリンダボディ297から抜け出て、第2ポート303を通過する油圧流体は、油圧流体をタンク218へ送る制御バルブ装置227により、タンク218へ流れる。
戻りストローク方向299にピストン296を移動させるために、油圧流体が、ポンプ212から制御バルブ装置227を通過し、そして、第2ポート303を通過してシリンダボディ297内へ加圧される。同時に、戻りストローク方向299へのピストンヘッド304の運動は、流体を、第1ポート302を通過してシリンダボディ297の外へ押し出す。戻りストローク方向299へのピストンヘッド304の運動は、重力によって(例えば、上昇されたワーク要素301の重量によって)促進/動力供給され、第1ポート302から抜け出るように油圧流体を加圧する。
図23に示されているように流量制御バルブ280をシフトさせることにより、ピストン296の戻りストローク間の第1ポート302からの油圧流体出力は、流路281を通過して第3ポンプ/モータユニット203へ送られ、シリンダボディ297から抜け出た加圧流体からのエネルギは、共通シャフト229を駆動するために用いられる。油圧シリンダ295から排出される圧力により共通シャフト229が駆動されると、ピストン296の戻りストロークに相当するエネルギは、第2ポンプ/モータユニット202を通過してアキュムレータ234に移送され、かつ/または、出力/入力シャフト236を通過して外部荷重238に移送される。
さらに、このエネルギは、第1ポンプ/モータユニット200の第1側270から吐出された加圧流体として可変容量形ポンプ212へ戻すことも可能である。このようにして、油圧トランスフォーマ26bは、油圧シリンダ295の上昇ストローク間に持ち上げられて上昇したワーク要素301の重量に相当するポテンシャルエネルギの回収と使用を可能にする。
前述した本発明における実施形態と同様に、油圧トランスフォーマ26b及びアキュムレータ234は、さらに、ポンプ212からの超過エネルギがアキュムレータ234内に貯蔵されることを可能にし、エネルギバッファ機能を提供する。さらに、前述した本発明における実施形態と同様に、動作している荷重238の減速に相当するエネルギが、後で使うためにアキュムレータ234に貯蔵され、かつ/または、第2または第3回路224,226において用いるために、ポンプ212に戻るように移送され、荷重平準化機能を提供する。
またさらに、バルブ280及び第3ポンプ/モータユニット203が、アキュムレータ234からか、または、動作している荷重238の減速に相当するエネルギが、ピストン296を上昇方向298に駆動するために用いられることを可能にする。図2において説明したモードと比較すると、動力の取り出し及び動力の供給の両方が可能な他の回路にリンクした第3ポンプ/モータユニット203の追加が、動作モード/オプションの追加の設定を可能にする。
本発明における1つの実施例において、上述したタイプの油圧回路構成は、掘削機のような移動式の掘削装置の一部に組み込まれる。例えば、図24及び25は、アンダーキャレッジ410に支持される上部構造412を含む例示的な掘削機400を描写している。このアンダーキャレッジ410は、掘削機400を移動させるための推進構造を含む。例えば、アンダーキャレッジ410は、左右に軌道を含む。上部構造412は、アンダーキャレッジ410に対して旋回軸408(つまりスイング軸)まわりに回動可能である。特定の実施形態において、上述したタイプのトランスフォーマの入力/出力シャフトは、アンダーキャレッジ410に対してスイング軸408まわりに上部構造412を回動させるために用いられる。
上部構造412は、機械装置の原動機14を支持して運ぶことができ、さらに、オペレータインタフェースが備えられている運転室425を含むことができる。ブーム402は、上部構造412によって支持され、また、ブームシリンダ402cによって上昇位置と下降位置との間で回動される。アーム404が、ブーム402の先端部に回動可能に接続されている。アームシリンダ404cは、ブーム402に対してアーム404を回動させるために用いられる。掘削機400は、さらに、アーム404の先端部に回動可能に接続されているバケット406を含む。バケットシリンダ406cは、アーム404に対してバケット406を回動させるために用いられる。
特定の実施形態において、ブームシリンダ402c,アームシリンダ404c,及び,バケットシリンダ406cは、上述したタイプの荷重回路システムの一部であることができる。例えば、図22及び23の実施形態における油圧シリンダ295は、ブームシリンダ402cとして機能することができる。
図26及び27は、掘削機400に適合されて用いられる本開示における原理に従った他のシステム510を示している。このシステム510は、原動機514によって動力供給される可変容量形ポンプ512を含む。この可変容量形ポンプ512は、シャフトの軸1回転あたりのポンプの吐出量を制御するための斜板544を含むことができる。システムのコントローラ542は、ネガティブフロー制御オリフィスバルブ545を有するネガティブフロー制御回路543と接続することができる。このネガティブフロー制御回路543は、ネガティブフロー制御(NFC)ポンプ制御方式がポンプ512の動作を制御するために用いられることを可能にする。
可変容量形ポンプ512は、タンク518から油圧流体を吸込み、それから、第1荷重回路522,第2荷重回路524,及び第3荷重回路526に動力供給するために、加圧された流体を出力する。第2荷重回路524は、アームシリンダ404cを含み、また、第3荷重回路526は、ブームシリンダ402cを含む。流量方向制御バルブ523は、アームシリンダ404cとポンプ512とタンク518との間の流れを制御する。流量方向制御バルブ525は、ブームシリンダ402cとポンプ512とタンク518との間の流れを制御する。
第1荷重回路522は、共通のシャフト529によって接続されている2つの回転部を含んでいる油圧トランスフォーマ26cを含む。この共通シャフトまたは複数のシャフト529は、出力/入力シャフト536を形成する端部を含む。クラッチ540が、出力/入力シャフト536を選択的に、外部荷重538に結合し、また、出力/入力シャフト536を外部荷重538から切り離すために、用いられる。出力/入力シャフト536は、望ましくは、アンダーキャレッジ410に対して旋回軸408まわりに掘削機400の上部構造412を回動(つまり、旋回軸408まわりに旋回)させるために用いられる。このように、外部荷重538は、旋回軸408まわりの上部構造412の回動運動を加減速するために用いられる荷重を示す。減速ギア539が、クラッチ540と上部構造412との間に示されている。
油圧トランスフォーマ26cの回転部は、第1可変容量ポンプ/モータユニット500,及び,第2可変容量ポンプ/モータユニット502を含む。第1可変容量ポンプ/モータユニット500の第1側570は、可変容量形ポンプ512の出力側に流体接続され、また、第1可変容量形ポンプ/モータユニット500の第2側571は、タンク518に流体接続されている。流路569は、第1可変容量形ポンプ/モータユニット500の第2側571を、ポンプ512の出力側に接続する。第2可変容量ポンプ/モータユニット502の第1側574は、油圧アキュムレータ534に流体接続され、また、第2可変容量形ポンプ/モータユニット502の第2側575は、タンク518に流体接続されている。ポンプ/モータユニット500,502は、前述のポンプ/モータとして同一型の構成を有することができる。
ブームシリンダ402cは、シリンダ405及びピストン407を含む。シリンダ405は、ピストン407のピストンヘッド413の両側に第1及び第2ポート409,411を形成する。
流量制御バルブ567(つまりモードバルブ)は、流路569に配置されている。流量制御バルブ567は、第1位置と第2位置との間で移動可能である。第1位置において、流量制御バルブ567は、ポンプ512の出力側を、第1ポンプ/モータユニット500の第1側570に流体接続する。(図27に示されている)第2位置において、流量制御バルブ567は、シリンダ405の第1ポート409を、第1ポンプ/モータユニット500の第1側570に流体接続する。
ブーム402を上昇させるための上昇/伸びストロークにおいてピストン407を移動させるために、第1ポート409が、ポンプ512の出力側に流体連通するように配置され、また、第2ポート411が、タンク518に流体連通するように配置され、かつ/または、第1ポート409が、第1ポンプ/モータユニット500の第1側570に流体連通するように配置され、また、第2ポート411が、タンク518に流体連通するように配置される。
ブーム402を下降させるための戻り方向においてピストン407を移動させるために、第1ポート409が、流量制御バルブ567を経由して第1ポンプ/モータユニット500の第1側570に流体連通するように配置される。一方向チェックバルブ563は、ブーム402がこの構成において下降するとき、第1ポート409がタンク518に流体連通することを防ぐ。当然のことながら、ブーム402が下降するとき、ブーム402の重量が、第1ポート409から排出されるように油圧流体を加圧する。
このように加圧された油圧流体をトランスフォーマ26cに送ることによって、上昇されたブーム402の重量に相当するポテンシャルエネルギは、アキュムレータ534において回収されて貯蔵され、かつ/または、出力/入力シャフト536を介して外部荷重538に伝達される。また、特定の実施形態において、このエネルギは、さらに、第1ポンプ/モータユニット500の第1側570から送り込まれる加圧された油圧流体として可変容量形ポンプ512へ戻る方向に同時に移送されてもよい。このようにして、油圧トランスフォーマ26cは、油圧シリンダ402cの上昇ストローク間に上昇したブーム402の重量に相当するポテンシャルエネルギの回収と使用を可能にする。
前述した本発明における実施形態と同様に、油圧トランスフォーマ26c及びアキュムレータ534は、さらに、ポンプ512からの超過エネルギがアキュムレータ534内に貯蔵されることを可能にし、エネルギバッファ機能を提供する。さらに、前述した本発明における実施形態と同様に、作動している荷重538の減速に相当するエネルギが、後で使うためにアキュムレータ534に貯蔵され、ブーム402cへ移送され、かつ/または、第2または第3回路524,526において用いるために、ポンプ512に戻るように移送され、荷重平準化機能を提供する。コントローラ542と接続される油圧流体圧力センサ590が、システム510の至る所に設けられている。

Claims (17)

  1. アキュムレータと、
    油圧トランスフォーマと、を含み、
    前記油圧トランスフォーマは、回転可能なシャフトに接続された第1及び第2可変容量形ポンプ/モータユニットを含み、前記回転可能なシャフトは、外部荷重に連結されるように適合されており、前記第1可変容量形ポンプ/モータユニットは、ポンプに流体接続した第1側、及び、タンクに流体接続した第2側を含み、かつ、前記第2可変容量形ポンプ/モータユニットは、前記アキュムレータに流体接続した第1側、及び、前記タンクに流体接続した第2側を含むことを特徴とする油圧システム。
  2. 前記第1及び第2可変容量形ポンプ/モータユニットの其々は、前記回転可能なシャフトと斜板に取り付けられる回転部を含むことを特徴とする請求項1に記載の油圧システム。
  3. さらに、前記回転可能なシャフトを前記外部荷重に結合し、また、前記回転可能なシャフトを前記外部荷重から切り離すためのクラッチを含むことを特徴とする請求項1に記載の油圧システム。
  4. 前記油圧システムは、アンダーキャレッジに対して旋回軸まわりに回動する上部構造を有する掘削機に組み込まれ、前記回転可能なシャフトは、前記旋回軸まわりに前記上部構造を回動させるために用いられることを特徴とする請求項1に記載の油圧システム。
  5. 前記上部構造は、ブームシリンダによって上昇下降する掘削機のブームを支えることを特徴とする請求項4に記載の油圧システム。
  6. 前記掘削機のブームが、前記ブームシリンダによって下降しているとき、前記第1ポンプ/モータユニットの前記第1側は、前記ブームシリンダの出力ポートに流体連通するように配置されていることを特徴とする請求項5に記載の油圧システム。
  7. さらに、前記第1ポンプ/モータユニットの前記第1側が前記ポンプに流体接続される第1位置と、前記第1ポンプ/モータユニットの前記第1側が前記ブームシリンダの前記出力ポートに流体接続される第2位置との間で移動可能なバルブを含むことを特徴とする請求項6に記載の油圧システム。
  8. 前記油圧トランスフォーマは、前記回転可能なシャフトに取り付けられた第3ポンプ/モータユニットを含み、前記第3ポンプ/モータユニットは、第1側と第2側を含み、前記第3ポンプ/モータユニットの前記第2側は、前記タンクに流体接続し、かつ、前記第3ポンプ/モータユニットの前記第1側は、前記ブームが前記ブームシリンダによって下降しているとき、前記ブームシリンダの出力ポートに流体連通するように配置されていることを特徴とする請求項5に記載の油圧システム。
  9. さらに、ワークアイテムを上昇下降させるための油圧シリンダを含み、前記油圧シリンダは、前記ポンプに流体接続されており、かつ、前記ワークアイテムが、前記油圧シリンダによって下降しているとき、前記第1ポンプ/モータユニットの前記第1側は、前記油圧シリンダの出力ポートに流体連通するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の油圧システム。
  10. 前記ワークアイテムは、ブームであることを特徴とする請求項9に記載の油圧システム。
  11. 前記油圧トランスフォーマは、前記回転可能なシャフトに取り付けられた第3ポンプ/モータユニットを含み、前記第3ポンプ/モータユニットは、第1側と第2側を含み、前記第3ポンプ/モータユニットの前記第2側は、前記タンクに流体接続していることを特徴とする請求項1に記載の油圧システム。
  12. さらに、ワークアイテムを上昇下降させるための油圧シリンダを含み、前記ワークアイテムが、前記油圧シリンダによって下降しているとき、前記第3ポンプ/モータユニットの前記第1側は、前記油圧シリンダの出力ポートに流体連通するように配置されていることを特徴とする請求項11に記載の油圧システム。
  13. 前記ワークアイテムは、ブームであることを特徴とする請求項12に記載の油圧システム。
  14. 前記油圧トランスフォーマは、前記ポンプによって動力供給される第1荷重回路の一部であり、前記油圧システムは、前記ポンプによって動力供給される第2荷重回路を含み、前記油圧トランスフォーマは、前記外部荷重の減速に相当するエネルギを前記アキュムレータへ移送することができ、かつ、前記油圧トランスフォーマは、さらに、前記外部荷重の減速に相当するエネルギを前記第2荷重回路へ移送することができることを特徴とする請求項1に記載の油圧システム。
  15. 原動機と、
    該原動機によって動力供給される油圧ポンプと、
    該油圧ポンプによって動力供給される第1及び第2荷重回路と、を含み、
    前記第1荷重回路は、外部荷重に連結するために適合された出力シャフトを有する油圧トランスフォーマを含み、前記油圧トランスフォーマは、油圧圧力アキュムレータに流体接続されており、前記油圧トランスフォーマは、
    a)前記油圧トランスフォーマが、前記出力シャフトから前記外部荷重の減速に相当するエネルギを受け取り、そのエネルギを使用して前記油圧圧力アキュムレータをチャージする第1動作と、
    b)前記油圧トランスフォーマが、前記アキュムレータのエネルギを使用し、前記出力シャフトを経由して前記外部荷重にトルクを伝達するように用いられる第2動作と、
    c)前記油圧トランスフォーマが、前記第2荷重回路で使用するために、前記油圧ポンプへ戻る方向に前記アキュムレータからエネルギを送る第3動作と、
    d)前記油圧トランスフォーマが、前記油圧ポンプから、トルクとして前記外部荷重にエネルギを移送する前記出力シャフトへエネルギを送る第4動作と、
    を含む複数の動作を実行可能にすることを特徴とするシステム。
  16. 前記油圧トランスフォーマは、さらに、前記ポンプからのエネルギを用いて、前記アキュムレータをチャージする動作を実行可能にすることを特徴とする請求項15に記載のシステム。
  17. 前記油圧トランスフォーマは、さらに、前記第2荷重回路で使用するために、前記油圧ポンプへ戻る方向に、前記出力シャフトから、前記外部荷重の減速に相当するエネルギを移送する動作を実行可能にすることを特徴とする請求項15に記載のシステム。
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