JP2014523204A - アドホックワイヤレスネットワークにおける管理情報の通信のためのデバイスおよび方法 - Google Patents

Abstract

方法は、第１のデバイスが、第２のデバイスから送られたビーコンを検出することを含む。ビーコンはアドホックワイヤレスネットワークに関連する。ビーコンを検出したことに応答して、第１のデバイスは、アドホックワイヤレスネットワークに関連する管理情報についての要求を第２のデバイスに送る。要求は、少なくとも、管理情報の少なくとも第１の部分に関連する第１の情報要素と、管理情報の少なくとも第２の部分に関連する第２の情報要素とを識別する。本方法は、第２のデバイスから、少なくとも第１の情報要素を含む第１のラッパー情報要素を受信することをさらに含む。
【選択図】 図６

Description

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、２０１１年７月１０日に出願された米国仮特許出願第６１／５０６，１３４号の優先権および利益を主張し、２０１１年７月１１日に出願された米国仮特許出願第６１／５０６，２６７号の優先権および利益をも主張する。

[0002]本出願は、一般にアドホックワイヤレスネットワークに関し、より詳細には、アドホックワイヤレスネットワークにおける管理情報の通信のためのデバイスおよび方法に関する。

[0003]技術の進歩により、コンピューティングデバイスは、より小型でより強力になった。たとえば、現在、小型で、軽量で、ユーザが容易に持ち運べる、ポータブルワイヤレス電話、携帯情報端末（ＰＤＡ）、およびページングデバイスなど、ワイヤレスコンピューティングデバイスを含む、様々なポータブルパーソナルコンピューティングデバイスが存在する。より具体的には、セルラー電話およびインターネットプロトコル（ＩＰ）電話などのポータブルワイヤレス電話は、ワイヤレスネットワークを介してボイスおよびデータパケットを通信することができる。さらに、多くのそのようなワイヤレス電話は、その中に組み込まれた他のタイプのデバイスを含む。たとえば、ワイヤレス電話は、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、デジタルレコーダ、およびオーディオファイルプレーヤをも含むことができる。また、そのようなワイヤレス電話は、インターネットにアクセスするために使用され得るウェブブラウザアプリケーションなどの命令を処理することができる。ワイヤレス電話または他の電子デバイス内のメモリなど、メモリは、他のデータに加えて命令を記憶し得る。

[0004]モバイルデバイスは、アドホックワイヤレスネットワークを介して互いに直接通信し得る。アドホックワイヤレスネットワークをセットアップするために、またはそれを動作させるために、モバイルデバイスは、アクセスポイントによってまたは別のモバイルデバイスによって送られ得る管理情報を参照し得る。管理情報に基づいて、モバイルデバイスは、アドホックワイヤレスネットワークに入るべきかどうか、およびアドホックワイヤレスネットワーク内の通信をどのように交換すべきかを決定することができる。しかしながら、管理情報の通信はユーザデータの通信と競合し、それによりアドホックワイヤレスネットワークの性能が低減することがある。

[0005]いくつかのアドホックワイヤレスネットワークは、ネットワーク管理のために確保されるあらかじめ定義された間隔中に管理情報（たとえば、ネットワーク帯域幅の指示）を送る。しかしながら、管理情報を送るためにそのような間隔を確保することは、ネットワークリソースを消費するので、データレートが低減し、アドホックワイヤレスネットワークの性能が落ちることがある。さらに、その間隔は、アドホックワイヤレスネットワークに入るかまたはアドホックワイヤレスネットワークを出るデバイスに応答しないことがあり、したがって、アドホックワイヤレスネットワークにおけるデバイスの数に対して長すぎるまたは短すぎる持続時間を有することがある。他の技法によれば、管理情報を周期的に送る代わりに、モバイルデバイスからの「プローブ」要求に応答して管理情報が送られる。ただし、モバイルデバイスは、送られた情報のサブセットのみを使用することがある。したがって、そのような技法は、依然として、必要とされない情報を通信することによってネットワークリソースの不十分な割振りを生じることがある。

[0006]本開示によるアドホックワイヤレスネットワークは、管理情報に対応する特定の情報要素（ＩＥ： information elements）を識別する「ポール（poll）」要求を利用し得る。アドホックワイヤレスネットワークは、他のＩＥを「ラッピングする」（たとえば、含んでいる）ように設計されたＩＥである管理ラッパー（wrapper）フレームをさらに利用し得る。特定の例示的な動作によれば、第１のデバイスが、（たとえば、ＩＥのセットに対応するインデックスを含むポール要求を送ることによって）特定のＩＥのセットについて第２のデバイスをポーリングする。第２のデバイスは、ＩＥのセットが第１のラッパーＩＥ内に含まれ得るかどうかを判断し得る。ＩＥのセットが第１のラッパーＩＥ内に含まれ得る場合、第２のデバイスは、第１のラッパーＩＥ中で第１のデバイスにＩＥのセットを送り得る。しかしながら、ＩＥのセットが第１のラッパーＩＥ内に含まれ得ない場合、第２のデバイスは、第１のラッパーＩＥ中で第１のデバイスにＩＥのサブセットを送り得、第２のラッパーＩＥ中で第１のデバイスにＩＥのセットの残りを送り得る。少なくとも１つの実施形態では、サブセットは、特定のＩＥのいずれも第１のラッパーＩＥと第２のラッパーＩＥとの間で断片化されない（たとえば、それらにわたって拡散されない）ように選択され、それにより、第１のデバイスは、第２のラッパーＩＥを受信するのを待つことなしに第１のラッパーＩＥのＩＥを使用することが可能になり得る。

[0007]代替的にまたは追加として、アドホックワイヤレスネットワークのデバイスは、それぞれ所定の管理情報に関連する「短要求（short request）」および「一般管理ラッパーフレーム（generic management wrapper frame）」を交換し得る。たとえば、短要求および一般管理ラッパーフレームは、アドホックワイヤレスネットワークのアクセスポイントのアドレスに関連し得る。短要求および一般管理ラッパーフレームを交換した後に、標準長要求（standard-length request）および非一般管理ラッパーフレーム（non-generic management wrapper frame）がデバイス間で交換され得る。

[0008]別の特定の例示的な実施形態によれば、方法は、第１のデバイスから要求を受信することを含む。要求は、アドホックワイヤレスネットワークに関連する管理情報を識別し、管理情報は情報要素のセットに対応する。本方法は、情報要素のセットが第１のラッパー情報要素内に含まれ得るかどうかを判断することをさらに含む。情報要素のセットが第１のラッパー情報要素内に含まれ得る場合、第１のラッパー情報要素を送り、第１のラッパー情報要素は情報要素のセットを含む。情報要素のセットが第１のラッパー情報要素内に含まれ得ない場合、第１のラッパー情報要素内に含まれ得る情報要素のセットのサブセットを選択し、第１のラッパー情報要素を送り、第１のラッパー情報要素は情報要素のセットのサブセットを含む。

[0009]別の特定の例示的な実施形態によれば、方法は、第１のデバイスが、第２のデバイスから送られたビーコンを検出することを含む。ビーコンはアドホックワイヤレスネットワークに関連する。ビーコンを検出したことに応答して、第１のデバイスは、アドホックワイヤレスネットワークに関連する管理情報についての要求を第２のデバイスに送る。要求は、少なくとも、管理情報の少なくとも第１の部分に関連する第１の情報要素と、管理情報の少なくとも第２の部分に関連する第２の情報要素とを識別する。本方法は、第２のデバイスから、少なくとも第１の情報要素を含む第１のラッパー情報要素を受信することをさらに含む。

[0010]別の特定の例示的な実施形態によれば、方法は、第１のデバイスから短要求を受信することを含む。短要求は、１つまたは複数の所定の情報要素に関連する。短要求を受信したことに応答して、１つまたは複数の所定の情報要素を含む一般ラッパー情報要素を送る。本方法は、第１のデバイスから標準長要求を受信することをさらに含む。標準長要求は、一般ラッパー情報要素中に含まれない少なくとも第２の情報要素を識別する。標準長要求を受信したことに応答して、少なくとも第２の情報要素を含む非一般ラッパー情報要素を送る。

[0011]別の特定の例示的な実施形態によれば、方法は、第１のデバイスが、第２のデバイスからビーコンを受信することを含む。ビーコンはアドホックワイヤレスネットワークに関連する。本方法は、第２のデバイスに短要求を送ることをさらに含む。短要求は、アドホックワイヤレスネットワークに関連する１つまたは複数の所定の情報要素に関連する。第２のデバイスから、１つまたは複数の所定の情報要素を含む一般ラッパー情報要素を受信する。本方法は、第２のデバイスに標準長要求を送ることをさらに含む。標準長要求は、一般ラッパー情報要素中に含まれない少なくとも第２の情報要素を識別する。第２のデバイスから、少なくとも第２の情報要素を含む一般ラッパー情報要素を受信する。

[0012]別の特定の例示的な実施形態によれば、装置は、メモリと、メモリに結合されたプロセッサとを含む。プロセッサは、第２のデバイスから送られたビーコンを検出する。ビーコンはアドホックワイヤレスネットワークに関連する。ビーコンを検出したことに応答して、プロセッサは、アドホックワイヤレスネットワークに関連する管理情報についての要求を第２のデバイスに送る。要求は、少なくとも、管理情報の少なくとも第１の部分に関連する第１の情報要素と、管理情報の少なくとも第２の部分に関連する第２の情報要素とを識別する。プロセッサは、第２のデバイスから第１のラッパー情報要素を受信する。第１のラッパー情報要素は第１の情報要素を含む。

[0013]別の特定の例示的な実施形態によれば、コンピュータ可読非一時的記憶媒体は命令で符号化される。命令は、第２のデバイスから送られたビーコンを検出するためにプロセッサによって実行可能である。ビーコンはアドホックワイヤレスネットワークに関連する。命令は、ビーコンを検出したことに応答して、アドホックワイヤレスネットワークに関連する管理情報についての要求を第２のデバイスに送るためにプロセッサによってさらに実行可能である。要求は、少なくとも、管理情報の少なくとも第１の部分に関連する第１の情報要素と、管理情報の少なくとも第２の部分に関連する第２の情報要素とを識別する。命令は、第２のデバイスから第１のラッパー情報要素を受信するためにプロセッサによってさらに実行可能である。第１のラッパー情報要素は第１の情報要素を含む。

[0014]別の特定の例示的な実施形態によれば、装置は、第２のデバイスから送られたビーコンを検出するための手段を含む。ビーコンはアドホックワイヤレスネットワークに関連する。本装置は、アドホックワイヤレスネットワークに関連する管理情報についての要求を第２のデバイスに送るための手段をさらに含む。要求は、少なくとも、管理情報の少なくとも第１の部分に関連する第１の情報要素と、管理情報の少なくとも第２の部分に関連する第２の情報要素とを識別する。本装置は、第２のデバイスから第１のラッパー情報要素を受信するための手段をさらに含む。第１のラッパー情報要素は第１の情報要素を含む。

[0015]開示する実施形態のうちの少なくとも１つに関連する１つの特定の利点は、効率的な管理情報通信技法によるネットワークリソースの改善された割振りである。たとえば、デバイスが（たとえば、管理情報に関連するインデックスを使用して）特定の管理情報を要求し得るので、デバイスは、（たとえば、探査要求に応答して）管理情報のフルセットを受信することを回避し得る。管理情報はメッセージ間で非断片化され得るので（たとえば、そのような各メッセージはＩＥの「完全な」または「独立型（self-contained）」グループである）、デバイスは、必ずしも後続のメッセージを待つことなしに管理情報を使用することができる。本開示の他の態様、利点、および特徴は、図面の簡単な説明、発明を実施するための形態、および特許請求の範囲を含む、本出願全体の検討の後に明らかになろう。

[0016]ネットワーク内で通信するデバイスの特定の例示的な実施形態を示す図。 [0017]図１のデバイスおよびネットワークなど、ネットワーク内で通信するデバイスの特定の例示的な実施形態を示すタイミング図。 [0018]図１のデバイスおよびネットワークなど、ネットワークのデバイス間で交換される通信の特定の例示的な実施形態を示す図。 [0019]図１のデバイスおよびネットワークなど、ネットワーク内で通信するデバイスの特定の例示的な実施形態を示すタイミング図。 [0020]図１のデバイスおよびネットワークなど、ネットワークのデバイス間で通信する方法の特定の例示的な実施形態を示す流れ図。 [0021]図１のデバイスおよびネットワークなど、ネットワークのデバイス間で通信する方法の別の特定の例示的な実施形態を示す流れ図。 [0022]図１のデバイスおよびネットワークなど、ネットワークのデバイス間で通信する方法の別の特定の例示的な実施形態を示す流れ図。 [0023]図１のデバイスおよびネットワークなど、ネットワークのデバイス間で通信する方法の別の特定の例示的な実施形態を示す流れ図。 [0024]図１のネットワーク、および図１のデバイスのうちの１つなど、ネットワークを使用して通信するデバイスの別の特定の例示的な実施形態を示す図。

[0025]図１に、ネットワーク１３０内で通信する第１のデバイス１１０および第２のデバイス１２０の特定の例示的な実施形態を示す。少なくとも１つの実施形態では、第１のデバイス１１０および第２のデバイス１２０はモバイル通信デバイスであり、ネットワーク１３０は、アドホックワイヤレスネットワークであるか、またはそれを含む。他の実施形態によれば、第１のデバイス１１０と第２のデバイス１２０のいずれかまたは両方はアクセスポイントデバイスであり得る。図１に示す実施形態に加えて、ネットワーク１３０は、図１に示されていない追加のデバイス（たとえば、１つまたは複数のモバイルデバイス、１つまたは複数のアクセスポイント、またはそれらの組合せ）との通信を可能にし得る。ネットワーク１３０は、ワイヤードリンク（たとえば、アクセスポイントによって与えられるインターネット接続）に加えて、ワイヤレスリンク（たとえば、アドホックワイヤレスネットワーク）を含み得る。ネットワーク１３０は、米国電気電子技術者協会（ＩＥＥＥ）（たとえば、ＩＥＥＥ８０２．１１規格）によって公表された規格など、１つまたは複数の通信規格に従って動作し得る。

[0026]特定の例示的な動作によれば、第１のデバイス１１０は、ネットワーク１３０に関係する管理情報、第２のデバイス１２０に関係する管理情報、またはそれらの組合せを取得する。たとえば、第１のデバイス１１０は、第２のデバイス１２０によって送られた、ネットワーク１３０を識別するビーコンまたは他の信号を検出し得る。少なくとも１つの実施形態では、第１のデバイス１１０は第２のデバイス１２０に要求１４０を送る。要求１４０は、情報要素（ＩＥ）のセットに対応する管理情報を識別する。たとえば、第２のデバイス１２０によって送られたビーコンを検出したことに応答して、第１のデバイス１１０は、ネットワーク１３０に関連するアクセスポイントのアドレス、ネットワーク１３０に関連する帯域幅、ネットワーク１３０に関連するインターネット接続性（たとえば、アクセスポイントを介したインターネットへの接続が利用可能であるかどうか）、第１のデバイス１１０がデータを送信すべき電力レベル、またはそれらの組合せを取得し得る。他の管理情報がネットワーク１３０を介して通信され得ることを当業者なら諒解されよう。

[0027]第２のデバイス１２０は、要求１４０を受信し得、要求１４０によって識別されたＩＥのセットが第１のラッパー情報要素（ＩＥ）１５０内に含まれ得るかどうかを判断し得る。少なくとも１つの実施形態では、ラッパーＩＥは、１つまたは複数のＩＥを送信するためにネットワーク１３０のデバイス（たとえば、第１のデバイス１１０および第２のデバイス１２０）によって使用される管理ラッパーフレームである。要求１４０によって識別されたＩＥのセットが第１のラッパーＩＥ１５０内に含まれ得る場合、第２のデバイス１２０は、第１のラッパーＩＥ１５０中にＩＥのセットを含み得、第１のラッパーＩＥ１５０を第１のデバイス１１０に送り得る。

[0028]要求１４０によって識別されたＩＥのセットが第１のラッパーＩＥ１５０内に含まれ得ない場合、第２のデバイス１２０は、第１のラッパーＩＥ１５０中に含めるべきＩＥのセットのサブセットを選択し得る。第２のデバイス１２０は、１つまたは複数の選択基準に従ってサブセットを選択し得る。たとえば、第２のデバイス１２０は、（たとえば、第１のラッパーＩＥ１５０中に、より「重要な」、またはより高い優先順位のＩＥを含めることによる）ＩＥのうちの１つまたは複数に関連する優先順位、（たとえば、セットの「大部分の」ＩＥが第１のラッパーＩＥ１５０中に含まれ得るようにサブセットを選択することによる）ＩＥの数、（たとえば、第１のデバイス１１０が別のＩＥを使用する前に、第１のデバイス１１０が１つのＩＥを使用すべきであると判断することによる）ＩＥのうちの２つ以上に関連する順序、またはそれらの組合せに基づいてサブセットを選択し得る。少なくとも１つの実施形態では、要求１４０によって識別されたＩＥのセットの残り（すなわち、第１のラッパーＩＥ１５０中に含まれないセットのＩＥ）は、少なくとも図２を参照しながらさらに説明するように、１つまたは複数の後続のラッパーＩＥ中に含まれる。

[0029]さらに、ＩＥのセットは、第１のデバイス１１０が、後続のラッパーＩＥを待つことなしに第１のラッパーＩＥ１５０のＩＥを使用することを可能にするために、第１のラッパーＩＥ１５０と後続のラッパーＩＥとの間で非断片化され得る（たとえば、第１のラッパーＩＥ１５０はＩＥの「完全な」または「独立型」グループを含み得る）。少なくとも１つの実施形態では、第２のデバイス１２０は、ＩＥのいずれも複数のラッパーＩＥ間で「断片化」されないように、ＩＥのセットのうちのどれが第１のラッパーＩＥ１５０内に含まれ得るかを判断する。

[0030]図１を参照しながら説明した例示的な動作は、ネットワーク１３０を介した管理情報の効率的な通信を可能にすることを諒解されよう。たとえば、要求１４０を介してＩＥの特定のセットを識別することによって、第１のデバイス１１０は、（たとえば、複数のデバイスが第２のデバイス１２０から管理情報を同時に要求している場合）不要なＩＥを受信することを回避し得、第２のデバイス１２０に勝ることを回避し得る。さらに、セットが単一のラッパーＩＥ中に含まれ得ないときに１つまたは複数の選択基準に従ってＩＥのサブセットを選択することにより、第１のデバイス１１０は、後続のラッパーＩＥを待つことなしに第１のラッパーＩＥ１５０のＩＥを使用することが可能になり得る。

[0031]図２を参照すると、タイミング図２００に、第１のデバイス１１０と第２のデバイス１２０との間の例示的な通信が示されている。図２の第１のデバイス１１０および第２のデバイス１２０は、それぞれ、図１を参照しながら説明した第１のデバイス１１０および第２のデバイス１２０であり得る。

[0032]図２の第２のデバイス１２０は、２１０において、第１のデバイス１１０によって受信された初期メッセージを送る。たとえば、第２のデバイス１２０は、図１を参照しながら説明したネットワーク１３０であり得るアドホックワイヤレスネットワークに関連するビーコンを送り得る。２２０において、第１のデバイス１１０は、インデックス１−ｎによって指定された情報要素（ＩＥ）（たとえば、アドホックワイヤレスネットワークに関連する能力情報）のセットに対応する管理情報を識別する要求（たとえば、図１の要求１４０）を第２のデバイス１２０に送る。インデックスについて、少なくとも図３を参照しながらさらに説明する。

[0033]図１の特定の例では、第２のデバイス１２０は、２３０において、第１のデバイス１１０に返答を送る。第２のデバイス１２０が、要求によって識別されたＩＥを選択することおよび／またはそれを送ることから遅延したとき、第２のデバイス１２０によって返答が送られ得る。たとえば、第２のデバイス１２０が他の動作を実行しており、所定の時間しきい値内でＩＥを送ることができない場合、第２のデバイス１２０は第１のデバイス１１０に返答を送り得る。返答は、要求の肯定応答（ＡＣＫ）、空のラッパー（empty wrapper）ＩＥ（たとえば、ＩＥを含まないラッパーＩＥ）、および／または第２のデバイスがＩＥを送信することを開始すべき時間を示すＩＥのいずれかであり得る。他の実施形態では、第２のデバイス１２０が、所定の時間しきい値内でＩＥのうちの１つまたは複数を送ることを開始することができる場合、第２のデバイス１２０は返答を送らない。

[0034]第１のデバイス１１０は、２４０において、返答に応答して肯定応答（ＡＣＫ）を送る。図２の特定の例では、第２のデバイス１２０は、２５０において、要求によって識別されたＩＥのサブセットを含んでいる第１のラッパーＩＥ（たとえば、図１の第１のラッパーＩＥ１５０）を第１のデバイス１１０に送る。第２のデバイス１２０は、図１を参照しながら説明した選択基準のうちの１つまたは複数に従ってサブセットを選択し得る。２６０において、第２のデバイス１２０は、ＩＥのセットの残りを含む第２のラッパーＩＥ（すなわち、第１のラッパーＩＥ中に含まれないセットのそれらのＩＥ）を第１のデバイス１１０に送る。他の実施形態によれば、ＩＥのセットが第１のラッパーＩＥ内に含まれ得る場合、第２のデバイス１２０は第２のラッパーＩＥを送らない。さらなる実施形態によれば、要求によって識別されたＩＥのセットを送信するために３つ以上のラッパーＩＥが使用され得る。

[0035]図３に、要求１４０および第１のラッパー情報要素（ＩＥ）１５０の特定の例示的な例を示す。少なくとも１つの実施形態では、図３の要求１４０および第１のラッパーＩＥ１５０は、それぞれ図１の要求１４０および第１のラッパーＩＥ１５０である。図３の要求１４０は、図１または図２の第１のデバイス１１０によって送られ得、図１または図２の第２のデバイス１２０によって受信され得る。図３の第１のラッパーＩＥ１５０は、図１または図２の第２のデバイス１２０によって送られ得、図１または図２の第１のデバイス１１０によって受信され得る。

[0036]図３に示す実施形態では、要求１４０は、ＩＥのセットを識別する複数のインデックス３１０を含む。図３に示すように、複数のインデックス３１０は、第１のインデックス３１２と、第２のインデックス３１４と、第ｎのインデックス３１６とを含み得、ｎは２よりも大きい整数である。

[0037]図３の第１のラッパーＩＥ１５０は複数のＩＥ３３０を含む。複数のＩＥは、要求１４０によって識別されたＩＥのセットであり得るか、または要求１４０によって識別されたＩＥのサブセットであり得る。複数のＩＥ３３０は、第１のＩＥ３３２と、第２のＩＥ３３４と、第ｍのＩＥ３３６とを含み得、ｍは２よりも大きい整数である。特定の実施形態では、第１のＩＥ３３２は第１のインデックス３１２に対応し、第２のＩＥ３３４は第２のインデックス３１４に対応し、第ｍのＩＥ３３６は第ｎのインデックス３１６に対応する。第１のラッパーＩＥ１５０は値３４０をさらに含む。値３４０は、追加のＩＥが送られるべきであるかどうか（たとえば、追加のＩＥを含んでいる第２のラッパーＩＥが送られるべきであるかどうか）、ＩＥのシーケンス中の第１のラッパーＩＥ１５０のシーケンス番号（たとえば、シーケンス中の何個のＩＥが第１のラッパーＩＥ１５０に先行したか）、またはそれらの組合せを示し得る。

[0038]図３の要求１４０は、複数のインデックス３１０に対応し、前に送られたときから（たとえば、ビーコン中で送られたときから、または前に要求されたときから）変化した場合のみ、ＩＥのセットの各々が再送されるべきであるかどうかを示す、複数の指示３２０をさらに含む。たとえば、複数の指示３２０は、第１のインデックス３１２に対応する第１の指示３２２と、第２のインデックス３１４に対応する第２の指示３２４と、第ｎのインデックス３１６に対応する第ｎの指示３２６とを含む。図３の例では、第１の指示３２２は、最後に送られたときから第１のＩＥ３３２が変化した場合のみ、第１のＩＥ３３２が再送されるべきであることを示し、第２の指示３２４は、最後に送られたときから第２のＩＥ３３４が変化した場合のみ、第２のＩＥ３３４が再送されるべきであることを示し、第ｎの指示３２６は、最後に送られたときから第ｍのＩＥ３３６が変化したかどうかにかかわらず、第ｍのＩＥ３３６が再送されるべきであることを示す。

[0039]図３の要求１４０および第１のラッパーＩＥ１５０は、当該の特定のＩＥの選択的識別および通信を可能にし得ることを諒解されよう。したがって、図３の要求１４０および第１のラッパーＩＥ１５０を使用して通信することによって、必要とされないネットワーク管理情報の送信および受信が回避され得る。さらに、複数のインデックス３２０は、前に送られたときから変化した場合のみ、ＩＥのセットの各々が再送されるべきであるかどうかを示し得るので、重複する管理情報の送信および受信が回避され得る。特定のＩＥを選択的に識別することの代替または追加として、少なくとも図４を参照しながらさらに説明するように、「一般」ネットワーク管理情報が要求され、送信され得る。

[0040]図４を参照すると、タイミング図４００に、第１のデバイス１１０と第２のデバイス１２０との間の例示的な通信が示されている。図４の第１のデバイス１１０および第２のデバイス１２０は、それぞれ、図１を参照しながら説明した第１のデバイス１１０および第２のデバイス１２０、それぞれ、図２を参照しながら説明した第１のデバイス１１０および第２のデバイス１２０、またはそれらの組合せであり得る。さらに、図２のタイミング図２００を参照しながら説明した動作は、図４のタイミング図４００に組み込まれ得、その逆も同様である。

[0041]４１０において、第２のデバイス１２０は、第１のデバイス１１０によって受信された初期メッセージを送信する。初期メッセージは、図１のネットワーク１３０などのネットワークに関連するビーコンであり得る。初期メッセージを受信したことに応答して、第１のデバイス１１０は、４２０において、第２のデバイス１２０に短要求を送る。短要求は、１つまたは複数の所定の情報要素（ＩＥ）を識別する「一般」要求であり得る。少なくとも１つの実施形態では、短要求は、ネットワークに関連するアクセスポイントのアドレスについての要求に対応する。

[0042]４３０において、第２のデバイス１２０は、１つまたは複数の所定のＩＥを含む「一般」ラッパーＩＥを第１のデバイス１１０に送ることによって短要求に応答する。少なくとも１つの実施形態では、１つまたは複数の所定のＩＥは、ネットワークに関連するアクセスポイントのアドレスを含む。４４０において、第１のデバイス１１０は、一般ラッパーＩＥ中に含まれない少なくとも第２のＩＥを識別する標準長要求を第２のデバイス１２０に送る。標準長要求は、図１または図３の要求１４０であり得る。第２のデバイス１２０は、４５０において、少なくとも第２のＩＥを含む非一般ラッパーＩＥを第１のデバイス１１０に送ることによって標準長要求に応答する。非一般ラッパーＩＥは、図１または図３の第１のラッパーＩＥ１５０であり得る。

[0043]図４を参照しながら説明した短要求により、第１のデバイス１１０は、追加のネットワーク情報を要求すべきかどうかを判断するために使用し得る、「デフォルト」または「一般」ネットワーク管理情報を取得することが可能になり得ることを諒解されよう。短要求および一般ラッパーＩＥは所定のネットワーク情報（たとえば、アクセスポイントのアドレス）に関連し得るので、短要求および一般ラッパーＩＥは、短い持続時間であり得、高データレートで送信され得、ネットワークの性能を改善する。

[0044]図５を参照すると、ネットワークにおいて通信する方法の特定の例示的な実施形態が開示され、全体的に５００と称される。方法５００は、図１、図２、または図４の第２のデバイス１２０によって実行され得る。

[0045]方法５００は、５１０において、第１のデバイス（たとえば、図１、図２、または図４の第１のデバイス１１０）から要求（たとえば、図１または図３の要求１４０）を受信することを含む。要求は、図１のネットワーク１３０であり得るアドホックワイヤレスネットワークに関連する管理情報を識別する。管理情報は、図３の複数の情報要素（ＩＥ）３３０など、ＩＥのセットに対応する。

[0046]５２０において、セットのいずれかのＩＥが送られるべきでないかどうかの判断を行う。たとえば、図３の例示的な説明を続けると、要求が、第１のインデックス３１２を介して第１のＩＥ３３２を識別し、第２のデバイスによって最後に送られたときから第１のＩＥ３３２が変化した場合のみ第１のＩＥ３３２が送られるべきであることを第１の指示３２２を介して示す場合、第２のデバイスによって最後に送られたときから第１のＩＥが変化したかどうかの判断が行われ得る。説明を簡単にするために、図５の例では、セットの各ＩＥが送られるべきであると判断されると仮定する。他の実施形態によれば、ＩＥのセットのうちの１つまたは複数が送られるべきでないと判断され得る。

[0047]５３０において、セットが第１のラッパーＩＥ（たとえば、図１または図３の第１のラッパーＩＥ１５０）内に含まれ得るかどうかの判断を行う。たとえば、ＩＥの長さの和は、ＩＥのセットが第１のラッパーＩＥ内に含まれ得るかどうかを判断するために、第１のラッパーＩＥに関連するフレーム長と比較され得る。セットが第１のラッパーＩＥ内に含まれ得る場合、方法５００は、５４０において、第１のラッパーＩＥを送ることを含み、第１のラッパーＩＥはＩＥのセットを含む。

[0048]セットが第１のラッパーＩＥ内に含まれ得ない場合、方法５００は、５５０において、第１のラッパーＩＥ内に含まれ得るＩＥのセットのサブセットを選択することを含む。サブセットは、図１を参照しながら説明した選択基準のうちの１つまたは複数に基づいて判断され得る。たとえば、サブセットは、ＩＥのうちの１つまたは複数に関連する優先順位、ＩＥの数、ＩＥのうちの２つ以上に関連する順序、またはそれらの組合せに基づいて判断され得る。方法５００は、５７０において、ＩＥのセットの残りを含む第２のラッパーＩＥを送ることをさらに含む。諒解されるように、ＩＥのセットが２つのラッパーＩＥ内に含まれ得ない場合、方法５００は、第３のラッパーＩＥ（図３に図示せず）など、追加のラッパーＩＥを送ることを含み得る。

[0049]図６を参照すると、ネットワークにおいて通信する方法の別の特定の例示的な実施形態が開示され、全体的に６００と称される。方法６００は、６１０において、第１のデバイス（たとえば、図１、図２、または図４の第１のデバイス１１０）が、第２のデバイス（たとえば、図１、図２、または図４の第２のデバイス１２０）から送られたビーコンを検出することを含む。ビーコンは、図１のネットワーク１３０であり得るアドホックワイヤレスネットワークに関連する。

[0050]６２０において、ビーコンを検出したことに応答して、アドホックワイヤレスネットワークに関連する管理情報についての要求（たとえば、図１または図３の要求１４０）を第２のデバイスに送る。要求は、少なくとも、管理情報の少なくとも第１の部分に関連する第１の情報要素（ＩＥ）と、管理情報の少なくとも第２の部分に関連する第２のＩＥとを識別し得る。たとえば、要求は、図３の第１のＩＥ３３２、図３の第２のＩＥ３３４、および図３の第ｍのＩＥ３３６のうちの１つまたは複数を識別し得る。

[0051]方法６００は、６３０において、第２のデバイスから、少なくとも第１のＩＥを含む第１のラッパーＩＥ（たとえば、図１または図３の第１のラッパーＩＥ１５０）を受信することをさらに含む。第１のＩＥは、アドホックワイヤレスネットワークに関連するアクセスポイントのアドレス、アドホックワイヤレスネットワークに関連する帯域幅、アドホックワイヤレスネットワークに関連するインターネット接続性、第１のデバイスがデータを送信すべき電力レベル、またはそれらの組合せを識別し得る。

[0052]方法６００は、６４０において、（たとえば、アクセスポイントと通信すること、アドホックワイヤレスネットワークのメッセージを送信すること、インターネットにアクセスすること、示された電力レベルに従ってデータを送信すること、またはそれらの組合せを行うために）第１のＩＥの情報を使用することをさらに含む。６５０において、第２のデバイスから第２のラッパーＩＥを受信する。第２のラッパーＩＥは第２のＩＥを含む。

[0053]図６の例示的な実施形態における第１のラッパーＩＥも第２のラッパーＩＥも、第１のラッパーＩＥと第２のラッパーＩＥとの間で「断片化」される（たとえば、分割される）ＩＥを含まないので、第１のデバイスは、第２のラッパーＩＥを受信するより前に、第１のＩＥの情報を使用することを開始する。したがって、図６の方法６００に従って通信することは、第１のラッパーＩＥ中で受信された情報を使用する前に、第２のラッパーＩＥを受信するのを「待つ」デバイスの事例を回避し得る。

[0054]図７を参照すると、ネットワークにおいて通信する方法の別の特定の例示的な実施形態が開示され、全体的に７００と称される。方法７００は、図１、図２、または図４の第２のデバイス１２０によって実行され得る。

[0055]方法７００は、７１０において、第１のデバイス（たとえば、図１、図２、または図４の第１のデバイス１１０）から短要求を受信することを含む。短要求は、図３の複数のＩＥ３３０のうちの１つまたは複数であり得る、１つまたは複数の所定のＩＥに関連する。短要求は、図４を参照しながら説明した短要求であり得る。

[0056]７２０において、短要求を受信したことに応答して、一般ラッパーＩＥを送る。一般ラッパーＩＥは１つまたは複数の所定のＩＥを含む。一般ラッパーＩＥは、図４を参照しながら説明した一般ラッパーＩＥであり得る。７３０において、第１のデバイスから標準長要求を受信する。標準長要求は、一般ラッパーＩＥ中に含まれない少なくとも第２のＩＥを識別する。標準長要求は、図４を参照しながら説明した標準長要求であり得る。７４０において、標準長要求を受信したことに応答して、少なくとも第２のＩＥを含む非一般ラッパーＩＥを送る。非一般ラッパーＩＥは、図４を参照しながら説明した非一般ラッパーＩＥ、あるいは図１または図３の第１のラッパーＩＥ１５０であり得る。

[0057]図８を参照すると、ネットワークにおいて通信する方法の特定の例示的な実施形態が開示され、全体的に８００と称される。方法８００は、８１０において、第１のデバイス（たとえば、図１、図２、または図４の第１のデバイス１１０）が、第２のデバイス（たとえば、図１、図２、または図４の第２のデバイス１２０）からビーコンを受信することを含む。ビーコンは、図１のネットワーク１３０であり得るアドホックワイヤレスネットワークに関連する。

[0058]８２０において、第２のデバイスに短要求を送る。短要求は、アドホックワイヤレスネットワーク（たとえば、アクセスポイントアドレス）に関連する１つまたは複数の所定の情報要素（ＩＥ）に関連する。１つまたは複数の所定のＩＥは、図３の複数のＩＥ３３０のうちの任意の１つまたは複数であり得る。短要求は、図４を参照しながら説明した短要求であり得る。

[0059]８３０において、第２のデバイスから一般ラッパーＩＥを受信する。一般ラッパーＩＥは１つまたは複数の所定のＩＥを含む。一般ラッパーＩＥは、図４を参照しながら説明した一般ラッパーＩＥであり得る。方法８００は、８４０において、第２のデバイスに標準長要求を送ることをさらに含む。標準長要求は、一般ラッパーＩＥ中に含まれない少なくとも第２のＩＥを識別する。標準長要求は、図４を参照しながら説明した標準長要求であり得る。８５０において、第２のデバイスから、少なくとも第２のＩＥを含む非一般ラッパーＩＥを受信する。非一般ラッパーＩＥは、図４を参照しながら説明した非一般ラッパーＩＥであり得る。

[0060]図９に、デバイス９００、要求１４０、および第１のラッパー情報要素（ＩＥ）１５０の特定の例示的な実施形態のブロック図を示す。図９のデバイス９００は、図１、図２、または図４の第１のデバイス１１０、あるいは図１、図２、または図４の第２のデバイス１２０であり得る。図９の要求１４０は、図１または図３の要求１４０であり得る。図９の第１のラッパーＩＥ１５０は、図１または図３の第１のラッパーＩＥ１５０であり得る。デバイス９００は、図１のネットワーク１３０などのネットワークを介して通信するように構成されたモバイル通信デバイスであり得る。

[0061]デバイス９００は、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）などのプロセッサ９１０を含む。プロセッサ９１０は、メモリ９３２に記憶された命令９５６などの命令を実行し得る。特定の実施形態では、プロセッサ９１０は、要求（たとえば、要求１４０）を送信および受信するように構成され、命令９５６を実行することによってラッパーＩＥ（たとえば、第１のラッパーＩＥ１５０）を送信および受信するようにさらに構成される。たとえば、命令９５６は、要求１４０を受信することと、要求１４０によって識別されたＩＥのセットが第１のラッパーＩＥ１５０内に含まれ得るかどうかを判断することと、第１のラッパーＩＥ１５０中に含めるべきＩＥのサブセットを判断することと、第１のラッパーＩＥ１５０を、要求１４０を送るデバイスに送ることとを行うためにプロセッサ９１０によって実行可能であり得る。代替的にまたは追加として、命令９５６は、要求１４０を送ることと、第１のラッパーＩＥ１５０を受信することとを行うためにプロセッサ９１０によって実行可能であり得、第１のラッパーＩＥ１５０は、要求１４０によって識別されたＩＥのセットまたはサブセットを含む。

[0062]メモリ９３２はルックアップテーブル９５２をさらに記憶し得る。ルックアップテーブル９５２は、ＩＥなどの管理情報を対応するインデックスにマッピングし得る。たとえば、図３の例示的な実施形態を続けると、ルックアップテーブル９５２は、第１のインデックス３１２を第１のＩＥ３３２にマッピングし、第２のインデックス３１４を第２のＩＥ３３４にマッピングし、第ｎのインデックス３１６を第ｍのＩＥ３３６にマッピングし得る。ルックアップテーブル９５２は、デバイス９００の製造業者またはベンダーによってプロビジョニングされ得るか、サービスプロバイダからの通信を介して（たとえば、ファームウェア更新を介して）受信および／または更新され得るか、当技術分野で知られている他の好適な技法に従って受信および／または更新され得るか、あるいはそれらの組合せであり得る。ルックアップテーブル９５２は、要求１４０を送信および／または受信するとき、第１のラッパーＩＥ１５０を送信および／または受信するとき、またはそれらの組合せであるとき、デバイス９００のプロセッサ９１０によってアクセスされ得る。

[0063]メモリ９３２は、他のデバイスから受信した管理情報９５４（たとえば、ＩＥ）をさらに記憶する。たとえば、デバイス９００は第１のラッパーＩＥ１５０を受信し得る。第１のラッパーＩＥ１５０は、図３の第１のＩＥ３３２、図３の第２のＩＥ３３４、図３の第ｍのＩＥ３３６、またはそれらの組合せなど、本明細書で説明するＩＥのいずれかであり得る１つまたは複数のＩＥを含み得る。デバイス９００は、第１のラッパーＩＥ１５０を受信することと、メモリ９３２にＩＥ９５８を記憶することと、ネットワークを介してデバイスと通信するためにＩＥ９５８を使用することとを行うように構成され得る。

[0064]図９はまた、デバイス９００が、プロセッサ９１０に結合されたディスプレイコントローラ９２６を含むことを示す。ディスプレイコントローラ９２６は、ディスプレイ９２８を制御するように構成される。コーダ／デコーダ（ＣＯＤＥＣ）９３４もプロセッサ９１０に結合され得る。スピーカー９３６およびマイクロフォン９３８はＣＯＤＥＣ９３４に応答し得る。図９は、ワイヤレスコントローラ９４０が、プロセッサ９１０と、トランシーバ９５０と、ワイヤレスアンテナ９４２とに結合され得ることをさらに示す。代替的に、トランシーバ９５０は送信機／受信機ペアとして実装され得る。デバイス９００は、入力デバイス９３０と電源９４４とをさらに含み得る。

[0065]プロセッサ９１０、メモリ９３２、ディスプレイコントローラ９２６、ＣＯＤＥＣ９３４、ワイヤレスコントローラ９４０、およびトランシーバ９５０は、システムインパッケージまたはシステムオンチップデバイス９２２中に含まれ得る。さらに、特定の実施形態では、図９に示すように、ディスプレイ９２８、入力デバイス９３０、スピーカー９３６、マイクロフォン９３８、ワイヤレスアンテナ９４２、および電源９４４は、システムオンチップデバイス９２２の外部にある。ただし、ディスプレイ９２８、入力デバイス９３０、スピーカー９３６、マイクロフォン９３８、ワイヤレスアンテナ９４２、および電源９４４の各々は、インターフェースまたは他のコントローラ（図９に図示せず）など、システムオンチップデバイス９２２の１つまたは複数の追加の構成要素に結合され得る。

[0066]開示する実施形態のうちの少なくとも１つに関して、装置（たとえば、図１、図２、または図４の第１のデバイス１１０あるいは図９のデバイス９００）は、メモリ（たとえば、図９のメモリ９３２）と、メモリをに結合されたプロセッサ（たとえば、図９のプロセッサ９１０）とを含む。プロセッサは、第２のデバイス（たとえば、図１、図２、または図４の第２のデバイス１２０あるいは図９のデバイス９００）から送られたビーコンを検出するように構成される。ビーコンは、図１のネットワーク１３０であり得るアドホックワイヤレスネットワークに関連する。プロセッサは、ビーコンを検出したことに応答して、アドホックワイヤレスネットワークに関連する管理情報についての要求（たとえば、図１、図３、または図９の要求１４０）を第２のデバイスに送るようにさらに構成される。要求は、少なくとも、管理情報の少なくとも第１の部分に関連する第１の情報要素と、管理情報の少なくとも第２の部分に関連する第２の情報要素とを識別する。第１の情報要素および第２の情報要素は、図３の第１のＩＥ３３２、図３の第２のＩＥ３３４、図３の第ｍのＩＥ３３６、またはそれらの組合せのいずれかであり得る。管理情報は図９の管理情報９５４であり得る。プロセッサは、第２のデバイスから第１のラッパー情報要素（たとえば、図１、図３、または図９の第１のラッパーＩＥ１５０）を受信するようにさらに構成される。第１のラッパー情報要素は第１の情報要素を含む。

[0067]開示する実施形態のうちの少なくとも１つに関して、コンピュータ可読非一時的記憶媒体（たとえば、図９のメモリ９３２）は、命令（たとえば、図９の命令９５６）で符号化される。命令は、第２のデバイス（たとえば、図１、図２、または図４の第２のデバイス１２０あるいは図９のデバイス９００）から送られたビーコンを検出するためにプロセッサ（たとえば、図９のプロセッサ９１０）によって実行可能である。ビーコンは、図１のネットワーク１３０であり得るアドホックワイヤレスネットワークに関連する。命令は、ビーコンを検出したことに応答して、アドホックワイヤレスネットワークに関連する管理情報についての要求（たとえば、図１、図３、または図９の要求１４０）を第２のデバイスに送るようにプロセッサによってさらに実行可能である。要求は、少なくとも、管理情報の少なくとも第１の部分に関連する第１の情報要素と、管理情報の少なくとも第２の部分に関連する第２の情報要素とを識別する。第１の情報要素および第２の情報要素は、図３の第１のＩＥ３３２、図３の第２のＩＥ３３４、図３の第ｍのＩＥ３３６、またはそれらの組合せのいずれかであり得る。管理情報は図９の管理情報９５４であり得る。命令は、第２のデバイスから第１のラッパー情報要素（たとえば、図１、図３、または図９の第１のラッパーＩＥ１５０）を受信するためにプロセッサによってさらに実行可能である。第１のラッパー情報要素は第１の情報要素を含む。

[0068]開示する実施形態のうちの少なくとも１つに関して、装置（たとえば、図１、図２、または図４の第１のデバイス１１０あるいは図９のデバイス９００）は、第２のデバイス（たとえば、図１、図２、または図４の第２のデバイス１２０あるいは図９のデバイス９００）から送られたビーコンを検出するための手段（たとえば、図９のトランシーバ９５０）を含む。ビーコンは、図１のネットワーク１３０であり得るアドホックワイヤレスネットワークに関連する。本装置は、アドホックワイヤレスネットワークに関連する管理情報（たとえば、図９の管理情報９５４）についての要求（たとえば、図１、図３、または図９の要求１４０）を第２のデバイスに送るための手段（たとえば、図９のトランシーバ９５０）をさらに含む。要求は、少なくとも、管理情報の少なくとも第１の部分に関連する第１の情報要素と、管理情報の少なくとも第２の部分に関連する第２の情報要素とを識別する。第１の情報要素および第２の情報要素は、図３の第１のＩＥ３３２、図３の第２のＩＥ３３４、図３の第ｍのＩＥ３３６、またはそれらの組合せのいずれかであり得る。本装置は、第２のデバイスから第１のラッパー情報要素（たとえば、図１、図３、または図９の第１のラッパーＩＥ１５０）を受信するための手段（たとえば、図９のトランシーバ９５０）をさらに含む。第１のラッパー情報要素は第１の情報要素を含む。

[0069]図１〜図９を参照しながら本明細書で説明した様々な特徴は、例示的であり、網羅的でも限定的でもないと考えられるべきである。たとえば、図３は、例示的な要求１４０および例示的なラッパーＩＥ１５０を示しているが、追加のフィールド、データ、または情報が、要求１４０および第１のラッパーＩＥ１５０中に含まれ得る。様々な実施形態によれば、本明細書で説明する通信は、媒体アクセス制御（ＭＡＣ）ヘッダと、フレーム本体と、フレーム制御シーケンス（ＦＣＳ）とを含み得る。少なくとも１つの実施形態では、ＭＡＣヘッダは２４バイト長であり、フレーム本体は可変長であり、ＦＣＳは４バイト長である。ＭＡＣヘッダは、ルーティング情報を与え得、フレーム制御（ＦＣ）フィールドと、持続時間フィールドと、宛先アドレス（ＤＡ）フィールドと、ソースアドレス（ＳＡ）フィールドと、基本サービスセット識別（ＢＳＳＩＤ）フィールドと、シーケンス制御フィールドとを含み得る。特定の実施形態では、ＦＣフィールドは２バイト長であり、持続時間フィールドは２バイト長であり、ＤＡフィールドは６バイト長であり、ＳＡフィールドは６バイト長であり、ＢＳＳＩＤフィールドは６バイト長であり、シーケンス制御フィールドは２バイト長である。フレーム本体は、送信デバイスに関する情報を与え得、タイムスタンプフィールドと、ビーコン間隔フィールドと、能力情報フィールドと、サービスセット識別子（ＳＳＩＤ）フィールドと、サポートされたレートフィールドと、周波数ホッピング（ＦＨ）パラメータセットと、直接シーケンスパラメータセットと、競合なしパラメータセットと、独立基本サービスセット（ＩＢＳＳ）パラメータセットと、国情報（country information）フィールドと、ＦＨホッピングパラメータフィールドと、ＦＨパターンテーブルと、電力制約フィールドと、チャネルスイッチ告知フィールドと、クワイエットフィールドと、ＩＢＳＳ直接周波数選択（ＤＦＳ）フィールドと、送信電力制御（ＴＰＣ：transmit power control）フィールドと、実効放射電力（ＥＲＰ：effective radiated power）情報フィールドと、拡張され、サポートされるレートフィールドと、ロバスト（robust）なセキュリティネットワーク（ＲＳＮ）フィールドとを含み得る。特定の実施形態では、タイムスタンプフィールドは８バイト長であり、ビーコン間隔フィールドは２バイト長であり、能力情報フィールドは２バイト長であり、ＳＳＩＤフィールドは可変長であり、サポートされるレートフィールドは可変長であり、ＦＨパラメータセットは７バイト長であり、直接シーケンスパラメータセットは２バイト長であり、競合なしパラメータセットは８バイト長であり、ＩＢＳＳパラメータセットは４バイト長であり、国情報フィールドは可変長であり、ＦＨホッピングパラメータフィールドは４バイト長であり、ＦＨパターンテーブルは可変長であり、電力制約フィールドは３バイト長であり、チャネルスイッチ告知フィールドは６バイト長であり、クワイエットフィールドは８バイト長であり、ＩＢＳＳ ＤＦＳフィールドは可変長であり、ＴＰＣフィールドは４バイト長であり、ＥＲＰ情報フィールドは３バイト長であり、拡張され、サポートされるレートフィールドは可変長であり、ＲＳＮフィールドは可変長である。

[0070]一実施形態によれば、図４、図７、および図８を参照しながら説明した短要求は、２バイトを備えるフレーム制御（ＦＣ）と、２バイトを備える持続時間フィールドと、６バイトを備えるソースアドレス（ＳＡ）フィールドと、２バイトを備えるシーケンス制御フィールドと、単一バイトを備えるＳＳＩＤハッシュと、４バイトを備えるタイムスタンプと、２バイトを備えるビーコン間隔を示すフィールドと、１バイトを備え、送信機能力を示す能力フィールドと、２バイトを備えるチャネル情報の指示と、４バイトを備える巡回冗長チェックサム（ＣＲＣ：cyclic redundancy checksum）とを含む。能力情報フィールドは、送信デバイスのワイヤレス能力に関する情報を与え得る。

[0071]図１〜図９を参照しながら説明した動作は、ハードウェアによって実装されるか、コンピュータ可読非一時的媒体に記憶された命令（たとえば、ソフトウェア）を処理するハードウェアによって実装されるか、またはハードウェアと命令の両方を使用することによって実装され得る。たとえば、図１〜図９を参照しながら説明した動作は、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）デバイス、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）、中央処理ユニット（ＣＰＵ）などの処理ユニット、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、コントローラ、別のハードウェアデバイス、ファームウェアデバイス、またはそれらの任意の組合せを使用して実装され得る。いくつかの例示的な実装形態について、図１〜図９を参照しながら説明したが、代替または追加の実装形態は本開示の範囲内であることを当業者は認識されよう。

[0072]さらに、本明細書で開示した実施形態に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、構成、モジュール、回路、および方法ステップは、電子ハードウェア、有形コンピュータ可読媒体に記憶され、プロセッサによって実行されるべきである命令、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。様々な例示的な構成要素、ブロック、構成、モジュール、回路、およびステップを、上記では概して、それらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、プロセッサ実行可能命令として実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。

[0073]本明細書で開示する実施形態に関して説明した様々な方法またはプロセスのステップは、直接ハードウェアで実施され得るか、プロセッサによって実行される命令で実施され得るか、またはその２つの組合せで実施され得る。プロセッサによって実行されるべき命令は、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ（ＲＯＭ）、プログラマブル読取り専用メモリ（ＰＲＯＭ）、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ（ＥＰＲＯＭ）、電気消去可能プログラマブル読取り専用メモリ（ＥＥＰＲＯＭ（登録商標））、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、コンパクトディスク読取り専用メモリ（ＣＤ−ＲＯＭ）、または当技術分野で知られている他の形態の非一時的記憶媒体に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。プロセッサおよび記憶媒体は特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）中に常駐し得る。ＡＳＩＣは、コンピューティングデバイスまたはユーザ端末中に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、コンピューティングデバイスまたはユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。

[0074]開示した実施形態の上記の説明は、開示した実施形態を当業者が作成または使用できるように行ったものである。これらの実施形態への様々な変更は当業者にはすぐに明らかになり、本明細書で定義された原理は本開示の範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書に示した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって定義される原理および新規の特徴と合致することが可能な最も広い範囲が与えられるべきものである。

Claims (24)

1. 第１のデバイスから要求を受信することと、前記要求が、アドホックワイヤレスネットワークに関連する管理情報を識別し、前記管理情報が情報要素のセットに対応する、
   情報要素の前記セットが第１のラッパー情報要素内に含まれ得るかどうかを判断することと、
   情報要素の前記セットが前記第１のラッパー情報要素内に含まれ得る場合、前記第１のラッパー情報要素を送ることと、前記第１のラッパー情報要素が情報要素の前記セットを含む、
   情報要素の前記セットが前記第１のラッパー情報要素内に含まれ得ない場合、前記第１のラッパー情報要素内に含まれ得る情報要素の前記セットのサブセットを選択し、前記第１のラッパー情報要素を送ることと、前記第１のラッパー情報要素が情報要素の前記セットの前記サブセットを含む、サブセットを選択し、
   を備える方法。
2. 前記サブセットを選択することが、前記情報要素のうちの１つまたは複数に関連する優先順位、前記情報要素の数、前記情報要素のうちの２つ以上に関連する順序、またはそれらの組合せに基づく、請求項１に記載の方法。
3. 情報要素の前記セットが前記第１のラッパー情報要素内に含まれ得ないとき、前記第１のラッパー情報要素中に含まれない前記セットの情報要素を含む第２のラッパー情報要素を送ることをさらに備え、情報要素の前記セットのいずれも前記第１のラッパー情報要素と前記第２のラッパー情報要素との間で断片化されない、請求項１に記載の方法。
4. 前記第１のラッパー情報要素は、前記要求に応答して前記第２のラッパー情報要素が送られるべきであることを示す第１の値をさらに含み、前記第２のラッパー情報要素は、前記要求に応答して追加の情報要素が送られるべきでないことを示す第２の値をさらに含む、請求項３に記載の方法。
5. 前記第１のラッパー情報要素が、シーケンス内の前記第１のラッパー情報要素の第１の位置を識別する第１のインデックス番号をさらに含み、前記第２のラッパー情報要素が、前記シーケンス内の前記第２のラッパー情報要素の第２の位置を識別する第２のインデックス番号をさらに含む、請求項３に記載の方法。
6. 前記要求が、情報要素の前記セットを識別するインデックス番号を含み、前記情報要素が前記インデックス番号に基づいて選択される、請求項１に記載の方法。
7. 前記第１のデバイスから前記要求を受信することより前に、前記第１のデバイスから短要求を受信することと、前記短要求が所定の情報要素に関連する、
   前記短要求を受信したことに応答して、第３のラッパー情報要素中で前記第１のデバイスに前記所定の情報要素を送信することと
   をさらに備え、
   前記管理情報を識別する前記要求が標準長要求であり、前記管理情報が前記第３のラッパー情報要素中に含まれない、請求項１に記載の方法。
8. 情報要素の前記セットが前記第１のラッパー情報要素内に含まれ得るかどうかを判断することが、前記第１のデバイスのプロセッサによって実行される、請求項１に記載の方法。
9. 第１のデバイスが、第２のデバイスから送られたビーコンを検出することと、前記ビーコンがアドホックワイヤレスネットワークに関連する、
   前記ビーコンを検出したことに応答して、前記アドホックワイヤレスネットワークに関連する管理情報についての要求を前記第２のデバイスに送ることと、前記要求が、少なくとも、前記管理情報の少なくとも第１の部分に関連する第１の情報要素と、前記管理情報の少なくとも第２の部分に関連する第２の情報要素とを識別する、
   前記第２のデバイスから、少なくとも前記第１の情報要素を含む第１のラッパー情報要素を受信することと
   を備える方法。
10. 前記管理情報が、前記アドホックワイヤレスネットワークに関連するアクセスポイントのアドレス、前記アドホックワイヤレスネットワークに関連する帯域幅、前記アドホックワイヤレスネットワークに関連するインターネット接続性、前記第１のデバイスが送信すべき示された電力レベル、またはそれらの組合せを含む、請求項９に記載の方法。
11. 前記アクセスポイントと通信すること、前記アドホックワイヤレスネットワークを介してメッセージを送信すること、前記インターネットにアクセスすること、前記示された電力レベルで送信すること、またはそれらの組合せを行うために、前記第１の情報要素の情報を使用することをさらに備える、請求項１０に記載の方法。
12. 前記第２のデバイスから、前記第２の情報要素を含む第２のラッパー情報要素を受信することをさらに備え、前記第１のデバイスが、前記第２のラッパー情報要素を受信することより前に前記情報を使用する、請求項１１に記載の方法。
13. 前記第１のラッパー情報要素は、前記第２のラッパー情報要素が送られるべきであることを示す第１の値をさらに含み、前記第２のラッパー情報要素は、前記要求に応答して追加の情報要素が送られるべきでないことを示す第２の値をさらに含む、請求項１２に記載の方法。
14. 前記第１のラッパー情報要素が、シーケンス内の前記第１のラッパー情報要素の第１の位置を識別する第１のインデックス番号をさらに含み、前記第２のラッパー情報要素が、前記シーケンス内の前記第２のラッパー情報要素の第２の位置を識別する第２のインデックス番号をさらに含む、請求項１２に記載の方法。
15. 前記第１のラッパー情報要素を受信することより前に、前記第２のデバイスから前記要求に対する返答を受信することと、前記返答が、前記要求の肯定応答（ＡＣＫ）と、空のラッパー情報要素と、前記第２のデバイスが前記第１のラッパー情報要素を送信することを開始すべき時間を示す情報要素とのうちの１つまたは複数を含む、
    前記返答を受信したことに応答して、前記第２のデバイスに肯定応答メッセージを送ることと
    をさらに備える、請求項９に記載の方法。
16. 前記ビーコンが前記第１の情報要素を含み、前記要求は、前記ビーコンを送ったときから前記第１の情報要素が変化した場合のみ、前記第１の情報要素が再送されるべきであるかどうかをさらに識別する、請求項９に記載の方法。
17. 前記第１のデバイスのトランシーバによって少なくとも部分的に実行される、請求項９に記載の方法。
18. 第１のデバイスから短要求を受信することと、前記短要求が１つまたは複数の所定の情報要素に関連する、
    前記短要求を受信したことに応答して、前記１つまたは複数の所定の情報要素を含む一般ラッパー情報要素を送ることと、
    前記第１のデバイスから標準長要求を受信することと、前記標準長要求が、前記一般ラッパー情報要素中に含まれない少なくとも第２の情報要素を識別する、
    前記標準長要求を受信したことに応答して、少なくとも前記第２の情報要素を含む非一般ラッパー情報要素を送ることと
    を備える方法。
19. 第２のデバイスのトランシーバによって少なくとも部分的に実行される、請求項１８に記載の方法。
20. 第１のデバイスが、第２のデバイスからビーコンを受信することと、前記ビーコンがアドホックワイヤレスネットワークに関連する、
    前記第２のデバイスに短要求を送ることと、前記短要求が、前記アドホックワイヤレスネットワークに関連する１つまたは複数の所定の情報要素に関連する、
    前記第２のデバイスから、前記１つまたは複数の所定の情報要素を含む一般ラッパー情報要素を受信することと、
    前記第２のデバイスに標準長要求を送ることと、前記標準長要求が、前記一般ラッパー情報要素中に含まれない少なくとも第２の情報要素を識別する、
    前記第２のデバイスから、少なくとも前記第２の情報要素を含む非一般ラッパー情報要素を受信することと
    を備える方法。
21. 第１のデバイスのトランシーバによって少なくとも部分的に実行される、請求項２０に記載の方法。
22. メモリと、
    前記メモリに結合されたプロセッサであって、
    第２のデバイスから送られたビーコンを検出することと、前記ビーコンがアドホックワイヤレスネットワークに関連する、
    前記ビーコンを検出したことに応答して、前記アドホックワイヤレスネットワークに関連する管理情報についての要求を前記第２のデバイスに送ることと、前記要求が、少なくとも、前記管理情報の少なくとも第１の部分に関連する第１の情報要素と、前記管理情報の少なくとも第２の部分に関連する第２の情報要素とを識別する、
    前記第２のデバイスから第１のラッパー情報要素を受信することと、前記第１のラッパー情報要素が前記第１の情報要素を含む、
    を行うように構成された、プロセッサと
    を備える装置。
23. 第２のデバイスから送られたビーコンを検出することと、前記ビーコンがアドホックワイヤレスネットワークに関連する、
    前記ビーコンを検出したことに応答して、前記アドホックワイヤレスネットワークに関連する管理情報についての要求を前記第２のデバイスに送ることと、前記要求が、少なくとも、前記管理情報の少なくとも第１の部分に関連する第１の情報要素と、前記管理情報の少なくとも第２の部分に関連する第２の情報要素とを識別する、
    前記第２のデバイスから第１のラッパー情報要素を受信することと、前記第１のラッパー情報要素が前記第１の情報要素を含む、
    を行うようにプロセッサによって実行可能な命令で符号化されたコンピュータ可読非一時的記憶媒体。
24. 第２のデバイスから送られたビーコンを検出するための手段と、前記ビーコンがアドホックワイヤレスネットワークに関連する、
    前記アドホックワイヤレスネットワークに関連する管理情報についての要求を前記第２のデバイスに送るための手段と、前記要求が、少なくとも、前記管理情報の少なくとも第１の部分に関連する第１の情報要素と、前記管理情報の少なくとも第２の部分に関連する第２の情報要素とを識別する、
    前記第２のデバイスから第１のラッパー情報要素を受信するための手段と、前記第１のラッパー情報要素が前記第１の情報要素を含む、
    を備える装置。

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