JP2014521168A - 静止画像の表示 - Google Patents

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Abstract

本開示の態様は、電力消費量が低減された静止画像を表示するための技法について説明することができる。幾つかの例では、グラフィックス処理ユニット(GPU)は、システムメモリから静止画像を取り出し、静止画像をスケーリングして静止画像の空間解像度が低下されたバージョンにし、及び静止画像の空間解像度が低下されたバージョンをローカルメモリに格納することができる。表示プロセッサは、静止画像の空間解像度が低下されたバージョンをローカルメモリから取り出すことができる。表示プロセッサは、静止画像の空間解像度が低下されたバージョンを再スケーリングし、再スケーリングされた画像を提示のためにディスプレイ上に表示することができる。

Description

本開示は、画像を表示することに関するものである。本開示は、より具体的には、画像を表示するための節電技法に関するものである。
数多くの異なるタイプのデバイスが、それらのデバイスのディスプレイ上に表示するための画像を生成する。幾つかの例では、生成された画像は、デバイスのシステムメモリに格納することができる。生成された画像を表示するために、デバイス内の回路は、生成された画像をシステムメモリから取り出し、生成された画像をディスプレイに出力する。
本開示は、デバイスのディスプレイ上に静止画像(static image)を表示するための節電技法について説明する。幾つかの例では、回路、例えば、表示プロセッサ、は、システムメモリではなくローカルメモリから静止画像を取り出し、ディスプレイ上に静止画像を表示することができる。ローカルメモリから静止画像を取り出すために利用される電力量は、システムメモリから静止画像を取り出すために利用される電力よりも少ないことができる。
一例では、本開示は、システムバスを介してアクセス可能であるシステムメモリの少なくとも一部分に格納された画像が静止画像であるか又は非静止画像であるかを決定することを備える方法について説明する。方法は、グラフィックス処理ユニット(GPU)を用いて、画像が静止画像であると決定されたときにシステムバスを介してシステムメモリの一部分から静止画像を取り出すことと、GPUを用いて、静止画像をスケーリング(scale)して静止画像の空間解像度が低下されたバージョンを生成することと、GPUを用いて、静止画像の空間解像度が低下されたバージョンを、システムメモリの外部に存在するGPUのローカルメモリに格納することと、も含む。方法は、ディスプレイに結合された表示プロセッサを用いて、静止画像の空間解像度が低下されたバージョンをローカルメモリから取り出すことと、表示プロセッサを用いて、静止画像の空間解像度が低下されたバージョンを再スケーリングして再スケーリングされた画像を生成することと、表示プロセッサを用いて、再スケーリングされた画像を提示のためにディスプレイに出力することと、をさらに含む。
他の例では、本開示は、ディスプレイと、システムバスと、システムバスを介してアクセス可能であるシステムメモリと、システムメモリの外部に存在するローカルメモリと、1つ以上の処理ユニットと、グラフィックス処理ユニット(GPU)と、表示プロセッサと、を備える装置について説明する。1つ以上の処理ユニットが、システムメモリの少なくとも一部分に格納された画像が静止画像であるか又は非静止画像であるかを決定するために動作可能である。GPUは、画像が静止画像であると決定されたときにシステムバスを介してシステムメモリの一部分から静止画像を取り出し、静止画像をスケーリングして静止画像の空間解像度が低下されたバージョンを生成し、及び静止画像の空間解像度が低下されたバージョンをローカルメモリに格納するために動作可能である。表示プロセッサは、静止画像の空間解像度が低下されたバージョンをローカルメモリから取り出し、静止画像の空間解像度が低下されたバージョンを再スケーリングして再スケーリングされた画像を生成し、及び再スケーリングされた画像を提示のためにディスプレイに出力するために動作可能である。
他の例では、本開示は、ディスプレイと、システムバスと、システムバスを介してアクセス可能であるシステムメモリと、システムメモリの外部に存在するローカルメモリと、を備える装置について説明する。装置は、システムメモリの少なくとも一部分に格納された画像が静止画像であるか又は非静止画像であるかを決定するための手段も含む。装置は、グラフィックス処理ユニット(GPU)と、表示プロセッサと、をさらに含む。グラフィックス処理ユニット(GPU)は、画像が静止画像であると決定されたときにシステムバスを介してシステムメモリの一部分から静止画像を取り出すための手段と、静止画像をスケーリングして静止画像の空間解像度が低下されたバージョンを生成するための手段と、静止画像の空間解像度が低下されたバージョンをGPUのローカルメモリに格納するための手段と、を含む。表示プロセッサは、静止画像の空間解像度が低下されたバージョンをローカルメモリから取り出すための手段と、静止画像の空間解像度が低下されたバージョンを再スケーリングして再スケーリングされた画像を生成するための手段と、再スケーリングされた画像を提示のためにディスプレイに出力するための手段と、を含む。
他の例では、この開示は、システムバスを介してアクセス可能であるシステムメモリの少なくとも一部分に格納された画像が静止画像であるか又は非静止画像であるかを決定することを1つ以上の処理ユニットに行わせる命令を備える非一時的なコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体について説明する。命令は、グラフィックス処理ユニット(GPU)を用いて、画像が静止画像であると決定されたときにシステムバスを介してシステムメモリの一部分から静止画像を取り出し、GPUを用いて、静止画像をスケーリングして静止画像の空間解像度が低下されたバージョンを生成し、GPUを用いて、静止画像の空間解像度が低下されたバージョンをシステムメモリの外部に存在するGPUのローカルメモリに格納するための命令も含む。命令は、ディスプレイに結合された表示プロセッサを用いて、静止画像の空間解像度が低下されたバージョンをローカルメモリから取り出し、表示プロセッサを用いて、静止画像の空間解像度が低下されたバージョンを再スケーリングして再スケーリングされた画像を生成し、及び、表示プロセッサを用いて、再スケーリングされた画像を提示のためにディスプレイに出力するための命令も含む。
本開示の1つ以上の態様の詳細が添付図及び以下の説明において示されている。本開示において説明される技法のその他の特徴、目的、及び利点が以下の説明と図面から、及び請求項から明らかになるであろう。
本開示と一致する典型的なデバイスを例示したブロック図である。 本開示と一致する典型的なデバイスを例示したブロック図である。 本開示と一致する典型的なデバイスを例示したブロック図である。 本開示と一致する典型的なデバイスを例示したブロック図である。 処理ユニットが、画像が動的画像であるか又は静止画像であるかを決定することができる幾つかの状態例を示した状態図である。 図1A乃至1Dのグラフィックス処理ユニット(GPU)の例をより詳細に示したブロック図である。 図1A乃至1Dのグラフィックス処理ユニット(GPU)の例をより詳細に示したブロック図である。 本開示と一致する1つ以上の処理ユニットの動作例を示したフローチャートである。
本開示は、節電を促進する静止画像を表示するための技法に関するものである。本開示の技法は、コンピューティングデバイス、例えば、限定することなしに、映像又は画像のコンテンツを提供するテレビ、デスクトップコンピュータ、及びラップトップコンピュータ、電子書籍リーダー、メディアプレーヤー、タブレットコンピューティングデバイス、モバイル受信デバイス、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ビデオディスプレイを含むビデオゲームコンソール、モバイル会議ユニット、モバイルコンピューティングデバイス、無線ハンドセット、等において実装することができる。
コンポーネント、例えば、グラフィックス処理ユニット(GPU)、及び可能性のあるその他のコンポーネント、例えば、ビデオデコーダ、は、表示目的で画像を生成するためのコンテンツを提供する。静止画像は、そのコンテンツがある定義された時間の間変化しない表示画像であることができる。例えば、画像に貢献するコンポーネントのうちいずれもが、デバイスによって表示中の物を変化させる新情報を定義された時間の間提供しない場合は、デバイスによって表示中の画像は、静止画像であるとみなすことができる。例えば、デバイスのプロセッサ、等の1つ以上の処理ユニットは、いずれかのコンポーネント、例えば、GPU、が、デバイスによって表示中の物を変化させる新情報を提供するかどうかをモニタリングすることができる。そのような新情報は存在しないとプロセッサが決定した場合は、プロセッサは、表示中の画像は静止画像であると決定することができる。プロセッサ以外のコンポーネントが、新情報が存在するかどうかモニタリングし、表示中の画像は静止画像であると決定できることが理解されるべきである。
幾つかの例では、画像が静止画であると決定できる前に満たすべき追加条件が存在することがある。例えば、デバイスが画像を表示している環境は相対的に一定であるべきである。一例として、表示中の画像が静止画像として分類されるためには、アンビエント照明(ambient lighting)、及びデバイスの方位がある定義された時間の間一定の状態である必要がある。他の例として、デバイスが外部のビデオインタフェース、例えば、HDMI(登録商標)を介してTVに接続されたモバイルデバイス、とともに使用されるときには、デバイスと外部デバイスとの間の接続は、定義された時間内には変化することができない。画像が表示中の環境の変更は、表示中の画像を変化させる可能性がある。そのような画像の変化は、画像を静止画像でなくする。
画像が静止画像であると決定できる前にすべての環境条件が満たされる必要はないことがある。幾つかの例では、画像に貢献するいずれのコンポーネントも、デバイスによって表示中の物を画像静止画像であると決定するための定義される時間の間変化させる新情報を提供しなかったと決定するだけで十分であることができる。
一例として、画像が静止画像であると決定される前の定義された時間は約15秒であることができる。しかしながら、本開示の態様はそのようには制限されない。画像が静止画像であると決定される前の定義された時間は、プログラミング可能であり、異なる状況に応じて異なることができる。例えば、画像が静止画像であると決定される前の定義された時間は、画像が静止画像であると決定される前の時間には様々な変数が影響を与えることがあるという点で、エルゴード的(ergodic)であることができる。一例として、ユーザが1つのページにどの程度の長さだけとどまるかという来歴は、画像が静止画像であると決定される前の時間量に対して影響を与えることがある。他の例として、ユーザによって実行されるアプリケーションのタイプは、画像が静止画像であると決定できる前にどれだけの時間が経過すべきかを決定することができる。画像が静止画像であると決定される前の時間量を決定するために利用される様々なその他の変数が存在することができ、本開示の態様は、該状況に拡大可能である。
静止画像又は非静止画像、例えば、動的画像、は、最初に、GPUの外部に存在しておりシステムバスを介してアクセス可能であるシステムメモリに格納することができる。より詳細に説明されるように、1つ以上の処理ユニット、例えば、GPU、が、GPUによって利用されるローカルメモリ内に静止画像、又は静止画像のスケーリングされたバージョンを格納することができる。ローカルメモリは、GPUのオンチップメモリであることができる。幾つかの例では、表示プロセッサは、非静止画像をシステムメモリから取り出し、静止画像、又は静止画像のスケーリングされたバージョンをローカルメモリから取り出すことができる。非静止画像は、定義された時間内にディスプレイによって表示中の物を変化させる画像であることができ、他方、静止画像は、定義された時間内にディスプレイ上で変化しない画像であることができる。例えば、ディスプレイがプレイ用のビデオを提示中であるときには、表示中のビデオのフレームが定義された時間内に変化する可能性がある。しかしながら、ビデオが一時停止状態のときには、表示中のビデオのフレームは定義された時間内に変化しないことがある。
表示プロセッサは、第1のリフレッシュレートで非静止画像をシステムメモリから繰り返し取り出し、第1のリフレッシュレートでの各リフレッシュサイクル後に非静止画像でディスプレイを更新することができる。幾つかの例では、表示プロセッサは、第1のリフレッシュレートよりも低いことができる第2のリフレッシュレートでローカルメモリから静止画像を繰り返し取り出し、第2のリフレッシュレートでの各リフレッシュサイクル後に静止画像をディスプレイに繰り返し出力することができる。幾つかの代替例では、第1及び第2のリフレッシュレートは同じであることが可能である。しかしながら、幾つかの制限しない実装例では、第2のリフレッシュレートが第1のリフレッシュレートよりも低い場合に電力消費量の低減が生じることができる。
画像が静止画像であると決定されたときに、GPUは、限られたグラフィックス処理を実施中であることがあり、又はグラフィックス処理を実施中でないことがある。換言すると、ディスプレイが静止画像を表示中であるときには、GPUは、休止状態であることができる。GPUが休止状態であるときには、GPUに割り当てられたローカルメモリの一部は未使用であることができる。より詳細に説明されるように、本開示の態様は、ローカルメモリがグラフィックス処理に関してGPUによって未使用であるときには静止画像のスケーリングされたバージョンをローカルメモリ内に格納することができる。
幾つかの例では、いずれのコンポーネントが静止画像であると決定された画像を生成したかは関係ないことがある。例えば、GPU又は他のコンポーネント、例えば、ビデオデコーダ、が静止画像を生成していることがある。しかしながら、画像が静止画像であると決定されたときには、いずれのコンポーネントがその静止画像を生成したかにかかわらず、GPUに割り当てられたローカルメモリの部分は未使用であることができる。例えば、いずれのコンポーネントが画像を生成したかにかかわらず、画像が静止画像であると決定されたときには、GPUが静止画像を生成したコンポーネントでなかった場合でも、GPUは、休止状態であることができる。幾つかの例では、GPUに割り当てられているローカルメモリの部分は、画像が静止画像であると決定されたときには未使用であることができるため、GPUに割り当てられているローカルメモリの部分は、静止画像のスケーリングされたバージョンを格納する上で適切であることができる。
ローカルメモリは、デバイスの様々なコンポーネントに関するオンチップメモリと呼ぶことができ、システムメモリはオフチップであり、データアクセスのためにシステムバスを要求する。概して、GPUは、デバイスのシステムメモリよりもはるかに高速で及びより少ない電力消費量でローカルメモリからデータを取り出すこと又はローカルメモリにデータを格納することができる。同様に、その他のコンポーネント、例えば、表示プロセッサは、デバイスのシステムメモリよりもはるかに高速で及びより少ない電力消費量でローカルメモリからデータを取り出すこと又はローカルメモリにデータを格納することができる。
上述されるように、幾つかの例では、表示プロセッサは、表示のためにシステムメモリから画像を取り出すことができる。本開示で説明される例のうちの一部では、静止画像のスケーリングされたバージョンがローカルメモリに格納されているときには、表示プロセッサは、システムメモリではなくローカルメモリから該画像を取り出すことができる。シミュレーションによって、表示プロセッサは、例えばシステムバスを介して、システムメモリから静止画像を取り出すのと比較して、ローカルメモリから静止画像を取り出すのに必要な電力は約1/10であることがわかった。このようにして、本開示の態様は、静止画像を表示するために消費される電力量を低減させることができる。
幾つかの例では、1つ以上の処理ユニット、例えば、GPU、が、最初に、静止画像のスケーリングされたバージョン、すなわち、スケーリングされた静止画像、を生成することができる。静止画像のスケーリングされたバージョンは、低下された空間解像度を有する静止画像のバージョンであることができる。幾つかの例では、静止画像のスケーリングされたバージョンを格納するために必要な記憶量は、静止画像を格納するために必要な記憶量よりも少ないことができる。ローカルメモリによって提供される記憶量は、静止画像全体を格納するために必要な記憶量よりも少ないことができるため、GPUはスケーリングされた静止画像を生成するのが適切である。ローカルメモリによって提供される記憶量が静止画像全体を格納するために必要な記憶量以上であるときには、GPUは、静止画像をスケーリングする必要がないことがある。しかしながら、例示することを目的として、GPUは静止画像を低下された空間解像度にスケーリングすることができると仮定される。表示のため、表示プロセッサは、静止画像を再スケーリングし、再スケーリングされた画像を提示のためにディスプレイに出力することができる。
さらに、異なるデバイスのためのディスプレイは、異なる表示解像度、例えば、表示されるピクセルの数、に関して構成することができる。静止画像をスケーリングすることによって、本開示の技法は、異なる表示解像度を有するデバイスにまで拡大することが可能である。
スケーリングされた静止画像を生成するために、GPUは、システムメモリから静止画像のコピーを読み取ることができる。GPUは、スケーリングされた静止画像を格納するために必要な記憶量がローカルメモリによって提供される記憶量以下であるように静止画像をスケーリングすることができる。例えば、GPUは、2×2ピクセルのブロックに関するピクセル値の代わりに単一のピクセルに関するピクセル値を使用することができる。このようにして、GPUは、静止画像を4倍分だけスケーリングし、それによって静止画像を格納するために必要な記憶量を1/4倍に縮小することができる。ピクセルのブロックに関するピクセル値の代わりに単一のピクセルに関するピクセル値を使用する技法は、デシメーション(decimation)と呼ぶことができる。
GPUが静止画像をスケーリングすることができるその他の技法が存在することができ、本開示の例は、ここにおいて説明されるスケーリング技法例に限定されない。さらに、静止画像をスケーリング時には、GPUは、表示中の画像のコンテンツを変化させるその他のグラフィックス処理機能を実施していない。例えば、GPUがその他のグラフィックス処理機能を実施していた場合は、GPUの出力は、表示中の画像を変化させることがあり、それがもはや画像を静止画像でなくすることがある。
幾つかの例では、GPUは、スケーリングされた静止画像、例えば、静止画像の空間解像度が低下されたバージョン、をローカルメモリに格納することができる。幾つかの代替例では、GPUは、スケーリングされた静止画像をシステムメモリに一時的に格納し、スケーリングされた静止画像をシステムメモリから取り出し、スケーリングされた静止画像をローカルメモリに格納することができる。
表示プロセッサは、システムバスを介してシステムメモリから静止画像を取り出す代わりに、スケーリングされた静止画像、例えば、静止画像の空間解像度が低下されたバージョン、を表示のためにローカルメモリから取り出すことができる。表示プロセッサは、システムメモリから画像を取り出すことと比較して、ローカルメモリから画像を取り出すほうが少ない電力を消費することができる。幾つかの例では、表示プロセッサは、スケーリングされた静止画像を再スケーリングし、再スケーリングされた静止画像をディスプレイに提供することができる。再スケーリングされた静止画像の解像度は、原静止画像の解像度ほど完全なく、濃密でもないことがある。しかしながら、ディスプレイを観ているユーザは、明瞭度の低下を識別することができない。
上述されるように、本開示の態様は、完全な解像度の画像をシステムメモリから取り出すのではなく、スケーリングされた静止画像を表示のためにローカルメモリから取り出すことによって節電を促進することができる。本開示の態様は、追加の節電技法も提供することができる。
例えば、上述されるように、表示プロセッサは、予め決定されたリフレッシュレートでシステムメモリから画像を繰り返し取り出すことができる。予め決定されたリフレッシュレートは、動的画像(表示中のものを変化させている画像)を表示するために相対的に高速、例えば、120Hz、であることができる。静止画像の場合は、表示の内容が変化していないためリフレッシュレートはそれほどの相対的な高速で表示をリフレッシュする必要がない。幾つかの例では、表示プロセッサは、第1のリフレッシュレートよりも低いことができる第2のリフレッシュレートで再スケーリングされた静止画像を繰り返し出力することができる。リフレッシュレートの低下も、表示プロセッサが単位時間当たりに画像を取り出す回数を減少させることができるため節電を促進することができる。さらに、ローカルメモリに格納されたスケーリングされた画像は、静止画像の空間解像度が低下されたバージョンであるため、表示プロセッサがローカルメモリから取り出すビット数は、リフレッシュサイクル当たり減少させることができる。
他の例として、表示プロセッサは、画像が表示されるディスプレイ上のピクセルの照度を低下させることができる。ディスプレイ上のピクセルの照度の低下も節電を促進させることができる。
図1A乃至1Dは、デバイス10のコンポーネント例を示したブロック図である。デバイス10の例は、限定することなしに、映像又は画像のコンテンツを提供するテレビ、デスクトップコンピュータ、及びラップトップコンピュータ、電子書籍リーダー、メディアプレーヤー、タブレットコンピューティングデバイス、モバイル受信デバイス、デジタルメディアプレーヤー、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ビデオゲームコンソール、モバイル会議ユニット、モバイルコンピューティングデバイス、無線ハンドセット、等を含むことができる。
図1A乃至1Dにおいて例示されるように、デバイス10は、コンポーネント、例えば、プロセッサ12、グラフィックス処理ユニット(GPU)14、ローカルメモリ16、表示プロセッサ18、符号器/復号器(コーデック)20、ビデオプロセッサユニット22、アプリケーションデータムーバ(mover)24、システムメモリ26、及びディスプレイ28を含むことができる。GPU14及びローカルメモリ16の周囲の破線は、幾つかの例では、以下においてより詳細に説明されるように、GPU14及びローカルメモリ16を共通の集積回路(IC)上で形成することができることを示す。デバイス10は、システムバス15を含むこともできる。プロセッサ12、グラフィックス処理ユニット(GPU)14、表示プロセッサ18、符号器/復号器(コーデック)20、ビデオプロセッサユニット22、及びアプリケーションデータムーバ24は、システムバス15を介してシステムメモリ26からデータにアクセスすることができる。プロセッサ12、グラフィックス処理ユニット(GPU)14、表示プロセッサ18、符号器/復号器(コーデック)20、ビデオプロセッサユニット22、及びアプリケーションデータムーバ24は、システムバス15を使用せずにローカルメモリ16からデータにアクセスすることができる。
デバイス10は、図1A乃至1Dに例示されるコンポーネントに加えてのそれらを含むことができる。例えば、デバイス10は、デバイス10が携帯電話であるか、又はデバイス10がメディアプレーヤーである場合はスピーカーである例において電話通信を行うためのスピーカーとマイクとを含み、いずれも図1A乃至1Dには示されていない。デバイス10は、データの受信及び送信のためのトランシーバと、ユーザがデバイス10と対話するためのユーザインタフェースと、デバイス10のコンポーネントに電力を提供する電源と、を含むこともできる。幾つかの例では、ディスプレイ28がタッチ画面である場合は、ディスプレイ28は、少なくとも部分的にはユーザインタフェースとして機能することができる。
プロセッサ12、GPU14、ローカルメモリ16、表示プロセッサ18、コーデック20、ビデオプロセッサユニット22、及びアプリケーションデータムーバ24は、単一の集積回路(IC)又はICの組(すなわち、チップセット)内のコンポーネントとして形成することができる。これらの例では、プロセッサ12、GPU14、表示プロセッサ18、コーデック20、ビデオプロセッサユニット22、及びアプリケーションデータムーバ24は、必ずしも、IC内の別々のハードウェアユニットである必要はない。例示する目的上、これらのコンポーネントの各々の機能は別々に説明される。しかしながら、該説明は理解を容易にするために提供されるものであり、これらのコンポーネントは必ずIC内の個別のコンポーネントであることを意味するとは解釈されるべきでない。幾つかの代替例では、プロセッサ12、GPU14、表示プロセッサ18、コーデック20、ビデオプロセッサユニット22、及びアプリケーションデータムーバ24は、個々のコンポーネント、例えば、個々のIC、として形成することができる。これらの代替例では、プロセッサ12、GPU14、表示プロセッサ18、コーデック20、ビデオプロセッサユニット22、及びアプリケーションデータムーバ24は、システムバス15を通じて互いに通信することができるが、システムバス15を使用せずにローカルメモリ16と通信することができる。
プロセッサ12、GPU14、表示プロセッサ18、コーデック20、ビデオプロセッサユニット22、及びアプリケーションデータムーバ24は、1つ以上のデジタル信号プロセッサ(DSP)、汎用マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルロジックアレイ(FPGA)、又はその他の同等の集積回路又はディスクリート論理回路として個々に又は組み合わせて実装することができる。GPU14が個々のコンポーネントとして形成される例では、ローカルメモリ16は、GPU14内で、すなわち、GPU14とともにローカルなオンチップメモリとして形成することができる。例示すること、及び説明を容易にすることを目的として、ローカルメモリ16は、FGPU14の外部に存在するものとして例示される。ローカルメモリ16は、GPU14のローカルメモリと呼ぶことができる。
デバイス10の様々なコンポーネントは、高速で及び低い電力消費量でローカルメモリ16にアクセスすることができる。例えば、ローカルメモリ16は、コンポーネント、例えば、プロセッサ12、GPU14、表示プロセッサ18、コーデック20、ビデオプロセッサユニット22、及びアプリケーションデータムーバ24、を含むICのためのオンチップメモリであることができる。ローカルメモリ16の例は、キャッシュメモリ又はレジスタ、又は高速でアクセスすることができるその他のタイプのローカルメモリを含み、幾つかの例では、システムバス15を使用せずにアクセスすることができる。プロセッサ12、GPU14、表示プロセッサ18、コーデック20、ビデオプロセッサユニット22、及びアプリケーションデータムーバ24は、システムバス15を介してシステムメモリ26内にデータを格納するか又はシステムメモリ26からデータを取り出すことと比較して、はるかに高速で及びより低い電力消費量でローカルメモリ16からデータを取り出すこと及びローカルメモリ16内にデータを格納することができる。
例示されるように、システムメモリ26は、プロセッサ12、GPU14、ローカルメモリ16、表示プロセッサ18、コーデック20、ビデオプロセッサユニット22、及びアプリケーションデータムーバ24の外部に存在することができる。システムメモリ26は外部であるため、プロセッサ12、GPU14、表示プロセッサ18、コーデック20、ビデオプロセッサユニット22、及びアプリケーションデータムーバ24は、システムバス15を介してシステムメモリ26と通信することができる。帯域幅上の制限及びデータスケジューリングに起因して、プロセッサ12、GPU14、表示プロセッサ18、コーデック20、ビデオプロセッサユニット22、及びアプリケーションデータムーバ24とシステムメモリ26との間の通信は、別個のバスを含まない又は広範なスケジューリングを要求しないローカルメモリ16との通信よりも遅くなることがある。さらに、システムバスに沿ってシステムメモリ26に又はシステムメモリ26からデータを転送するために消費される電力は、別個のバスを含まないローカルメモリ16に又はローカルメモリ16からデータを転送するために消費される電力よりも多くなることがある。
例えば、システムメモリ26からデータを取り出すために、表示プロセッサ18は、システムバス15を通じて通信するようにスケジューリングされていることを確認する必要がある。表示プロセッサ18がシステムバス15を通じて通信するようにスケジューリングされていない場合は、表示プロセス18は、アイドル状態にとどまる可能性がある。さらに、表示プロセッサ18がシステムバス15を通じて通信するために必要な電力量は、表示プロセッサ18がシステムバス15を使用せずに直接ローカルメモリ16と通信するために必要な電力量よりも大きくなる。
プロセッサ12は、1つ以上のアプリケーションを実行するプロセッサであることができる。例えば、プロセッサ12は、アプリケーション、例えば、ウェブブラウザ、電子メールアプリケーション、スプレッドシート、ビデオゲーム、メディアプレーヤー、又は表示のための観ることができるコンテンツを生成するその他のアプリケーション、を実行することができる。プロセッサ12は、デバイス10の中央処理装置(CPU)であることができる。これらの例では、プロセッサ12は、実施するように構成される機能を実施することをデバイス10の様々なコンポーネントに命令することができる。
一例として、コーデック20は、実行のために復号してプロセッサ12に提供する命令を受け取ることができる。コーデック20は、符号器/復号器であることができる。例えば、コーデック20は、符号化されたデータを受信し、符号化されたデータを復号し、及び、復号されたデータをプロセッサ12及び/又はシステムメモリ26に提供することができる。他の例として、コーデック20は、データを受信し、データを符号化し、及び符号化されたデータを送信することができる。幾つかの例では、コーデック20は、映像符号器及び映像復号器であることができる。これらの例では、コーデック20は、システムメモリ26内の格納された映像の一部分を取り出し、格納された映像のそれらの一部分を復号し、復号された部分を後続する再生のためにシステムメモリ26内に戻すことができる。
幾つかの例では、プロセッサ12によって実行されるアプリケーションのための命令をシステムメモリ26に格納することができる。システムメモリ26の例は、限定されることなしに、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM)、CD−ROM、又はその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置、その他の磁気記憶装置、フラッシュメモリ、又は、データ又は命令を格納するために使用することができるあらゆるその他の媒体を含む。幾つかの態様では、システムメモリ26は、記述される機能を実施することを様々な処理ユニット、例えば、図1A乃至1Dに例示されるコンポーネント例、に行わせる命令を含むことができる。従って、システムメモリ26は、様々な機能を実施することを1つ以上の処理ユニットに行わせる命令を備えるコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体であることができる。
システムメモリ26は、幾つかの例では、非一時的な記憶媒体であるとみなすことができる。用語“非一時的な”は、記憶媒体が搬送波又は伝搬された信号で具現化されないことを示すことができる。しかしながら、用語“非一時的な”は、システムメモリ26が移動不能であることを意味するとは解釈されるべきではない。一例として、システムメモリ26は、デバイス10から取り外して他のデバイスに移動させることができる。他の例として、システムメモリは、システムメモリ26と実質的に同様であり、デバイス10内に挿入することができる。幾つかの例では、非一時的な記憶媒体は、(例えば、RAM内に)経時で変化する可能性があるデータを格納することができる。
GPU14は、プロセッサ12によって生成された画像に関する属性を受信し、受信された属性に関してグラフィックス関連の処理を行うことができる。例えば、GPU14は、ディスプレイ28上に表示される画像のピクセルの各々に関するピクセル値を決定することができる。例えば、GPU14は、プロセッサ12から受信された画像の各ピクセルに関して、色値、例えば、赤−緑−青(RGB)値又はルマ及びクロミナンス値、半透明値、例えば、アルファ値、及びテクスチャ値、該当する場合、を決定することができる。概して、GPU14は、画像内の各ピクセルに関して照明、シェーディング、ブレンディング、カリング、及びその他の該グラフィックス関連処理、等の機能を実施することができる。GPU14の例は、図3A及び3Bにおいてさらに詳細に示される。
GPU14が画像内のピクセルに関するピクセル値を決定した後は、GPU14は、画像に関するピクセル値をシステムメモリ26内に格納することができる。例えば、図1Aにおいて例示されるように、システムメモリ26は、システムメモリ26の一部分32内に画像30を格納する。画像30は、GPU14によって決定された、画像30内のピクセルの各々に関するピクセル値を含むことができる。
システムメモリ26の一部分32は、画像、例えば、画像30、を格納するために予約されたシステムメモリ26の予約された一部分であることができる。一部分32のサイズは、少なくとも1つの画像のピクセル値を格納する上で十分な大きさであることができる。例示する目的上、一部分32は、ディスプレイバッファ又はフレームバッファであるとみなすことができる。しかしながら、本開示の態様は、そのように限定するとはみなされるべきではない。一部分32は、1つ以上の画像を格納するように予約されたシステムメモリ26のあらゆる一部分であることができる。
ビデオプロセッサユニット22は、表示される映像に関して処理機能を実施することができる。例えば、ビデオプロセッサユニット22は、映像コンテンツの圧縮及び圧縮解除、等の機能を実施することができる。ビデオプロセッサユニット22は、映像コンテンツに関して前処理及び後処理機能を実施することもできる。例えば、ビデオプロセッサユニット22は、ノイズ低減、スケーリング、映像コンテンツの回転、等の機能を実施することができる。
アプリカントデータムーバ24は、システムメモリ26内に格納されたデータをローカルメモリ16内に移動させることができる。例えば、プロセッサ12、GPU14、表示プロセッサ18、コーデック20、及び/又はビデオプロセッサユニット22は、システムメモリ26からデータを取り出してローカルメモリ16に取り出されたデータを格納することをアプリケーションデータムーバ24に行わせることができる。
概して、プロセッサ12、GPU14、コーデック20、ビデオプロセッサユニット22、及びアプリケーションデータムーバ24は、画像、例えば、画像30、を生成し、システムメモリ26の一部分32に画像30を格納するためのコンテンツを各々提供することができる。プロセッサ12、GPU14、コーデック20、ビデオプロセッサユニット22、及びアプリケーションデータムーバ24が画像30を生成するためのコンテンツを同時に提供する必要はない。むしろ、幾つかの例では、これらのコンポーネントのうちの1つのみが、画像30を生成するためのコンテンツを提供し、画像30のコンテンツをシステムメモリ26の一部分32に格納することができる。しかしながら、本開示の態様は、そのようには限定されず、例えば、これらのコンポーネントのうちの2つ以上が、画像30を生成するためのコンテンツを同時に提供することができる。
表示プロセッサ18は、画像30から表示プロセッサ18を通ってディスプレイ28内に延びている破線、及びディスプレイ内の画像30の破線による境界によって示されるように、最初にシステムメモリ26から格納される画像30を取り出し、ディスプレイ28に画像30を出力することができる。幾つかの例では、表示プロセッサ18は、専用の、ビデオアウェアな(video−aware)、プログラミング可能なダイレクトメモリアクセスエンジンであるとみなすことができる。例えば、プロセッサ12、GPU14、コーデック20、及び/又はビデオプロセッサユニット22は、表示プロセッサ18が画像30を取り出すべき記憶場所を表示プロセッサ18に示すことができる。プロセッサ12、GPU14、コーデック20、及び/又はビデオプロセッサユニット22は、表示プロセッサ18がどの機能を実施すべきか、例えば、スケーリング、回転、オーバーレイ、及びその他の該動作、をそれに示すこともできる。一例として、より詳細に説明されるように、プロセッサ12、GPU14、コーデック20、及び/又はビデオプロセッサユニット22は、スケーリングされた画像を再スケーリングすることを表示プロセッサ18に行わせることができる。
幾つかの例では、表示プロセッサ18は、予め決定されたリフレッシュレートでディスプレイ28をリフレッシュすることができる。例えば、表示プロセッサ18は、予め決定されたリフレッシュレートでシステムメモリ26から画像30を繰り返し取り出すことができる。例えば、表示プロセッサ18は、120Hzのリフレッシュレートでシステムメモリ26から画像30を取り出すことができる。各リフレッシュサイクル後は、表示プロセッサ18は、ディスプレイ28に画像30を再表示させることができる。換言すると、表示プロセッサ18は、この例では毎秒120回ディスプレイ28上の画像30をリフレッシュすることができる。
表示プロセッサ18は、その他の機能も同様に実施するように構成することができる。例えば、表示プロセッサ18は、アンビエント照明に基づいてディスプレイ28のピクセルの照度を決定することができる。ピクセルの照度は、ディスプレイ28上でピクセルがどれだけ明るいかを示すことができる。照度レベルが高いほど、ディスプレイにより多くの電力を消費させることになる。
幾つかの例では、画像30のコンテンツは、定義された時間内は変化しないことがある。例えば、ディスプレイ28によって表示中の画像、例えば、画像30、のコンテンツは、数例として、いずれのコンポーネントも、例えば、コーデック20又はGPU14、定義された時間内に画像30を格納するシステムメモリ26の一部分32に新情報を提供しない場合は、定義された時間内は変化しないことができる。画像30のコンテンツが定義された時間の間変化しない場合は、画像30は、静止画像であると決定することができる。例えば、プロセッサ12、GPU14、ビデオプロセッサユニット22、及びアプリケーションデータムーバ24のいずれもが、15秒以内に画像30のコンテンツを変化させる新情報を提供しない場合は、画像30は、静止画像として分類することができる。換言すると、ディスプレイ28によって表示中の画像のコンテンツが定義された時間内に変化しない場合は、ディスプレイ28によって表示中の画像は静止画像であると決定することができる。
画像30を静止画像として分類するための時間としての15秒の例は、例示を目的として提供されたものであり、限定するものであるとはみなされるべきでない。画像30が静止画像として分類される前の時間は、様々な判定基準に基づくことができる。例えば、ユーザが来歴的に1つのページにとどまっている時間量が要因であることができる。その他の要因は、ユーザが実行中のアプリケーションのタイプ、又はユーザが使用中のデバイスのタイプであることができる。概して、画像30を静止画像して分類することができるまでに経過すべき時間量は、特定の実装に依存することができる適切な判定基準に基づいてプログラミングすることができる。幾つかの例では、約15乃至60秒が、画像30が静止画像として分類される前の定義された時間として適切な範囲であることができる。しかしながら、本開示の態様は、そのようには限定されない。
上例では、プロセッサ12、GPU14、コーデック20、ビデオプロセッサユニット22、及びアプリケーションデータムーバ24は、15秒以内に画像30を格納するシステムメモリ26の一部分32に新情報を提供していないことがある。しかしながら、プロセッサ12、GPU14、コーデック20、ビデオプロセッサユニット22、及びアプリケーションデータムーバ24のうちのいずれか1つ以上が、15秒以内に画像30を格納するシステムメモリ26の一部分32に新情報を提供した場合は、画像30は、静止画像ではなく動的画像であるとみなすことができる。本開示の態様は、この例には限定されない。上述されるように、画像30を静止画像であると決定する前に経過すべき時間量は、選択可能であり、デバイス10の異なる例ごとに異なることができる。
例示を目的として、以下では、静止画像の数例について説明する。一例として、静止画像は、ユーザが読んでいるデバイス10上のページであることができる。そのページは、デバイス10が電子書籍リーダーである例では書籍の1つのページであることができる。そのページは、電子メール又はウェブサイトであることもできる。ディスプレイ28によって表示中のページは、ユーザがそのページを読んでいる間は静止状態であり、ユーザが電子書籍リーダーの他のページに移行するか、現在の電子メールを閉じるか、又は他のウェブサイトをローディングした後に変化することがある。ユーザがページを読むのにかかる時間量は、そのページを静止画像として分類する上で十分以上であることができる。
他の例として、静止画像は、デバイス10のホーム画面であることができる。ホーム画面は、ユーザがデバイス10のコンテンツにアクセスすることができる主開始画面であることができる。ホーム画面の画像コンテンツは、頻繁には変化しない。ユーザが定義された時間を超えてホーム画面を閲覧中であるときに、ホーム画面は、静止画像として分類することができる。
さらに他の例として、ユーザは、ダウンロードした映画、等のビデオを観ていること又はデバイス10に結合されたカムコーダを介して観ていることがある。この例では、コーデック20がシステムメモリ26の一部分32に画像データを書き込んでいることがある。ユーザがビデオを一時停止、終了又は、停止させたときに、ディスプレイ28上に表示された画像は、定義された時間を超えて一定状態にあることができる。この例では、ディスプレイ28上で結果的に得られた画像は静止画像として分類することができる。
画像30が静止画像として分類される原因は複数の異なる原因が存在する。本開示の態様は、該例にまで拡大可能であり、上例に限定されるとはみなされるべきではない。
プロセッサ12は、プロセッサ12、GPU14、ビデオプロセッサユニット22、及びアプリケーションデータムーバ24のいずれもが、画像30のコンテンツを変化させる新情報を提供しないときには画像30は静止画像であると決定することができる。一例として、プロセッサ12は、システムメモリ26の一部分32のコンテンツをモニタリングすることができる。システムメモリ26の一部分32のコンテンツが定義された時間内に変化しない場合は、プロセッサ12は、一部分32内に格納された画像、例えば、画像30、は静止画像であると決定することができる。
他の例として、プロセッサ12は、プロセッサ12、GPU14、ビデオプロセッサユニット22、及びアプリケーションデータムーバ24の出力をモニタリングすることができる。プロセッサ12、GPU14、ビデオプロセッサユニット22、及びアプリケーションデータムーバ24のいずれもが、一部分32のコンテンツを変化させる新情報を出力しない場合は、プロセッサ12は、一部分32内に格納された画像、例えば、画像30、を静止画像であると決定することができる。しかしながら、システムメモリ26の一部分32のコンテンツが変化する場合は、プロセッサ12は、ディスプレイ28によって表示された画像が定義された時間内に変化しているため静止画像ではないと決定することができる。
幾つかの例では、プロセッサ12以外のコンポーネントが、画像30が静止画像であると決定することができる。例示を目的として、本開示の態様は、画像30が静止画像であるかどうかをプロセッサ12が決定することに関して説明される。しかしながら、幾つかの例では、画像30が静止画像であるとプロセッサ12、又は他のコンポーネントが決定することを示すため、本開示の態様は、画像30が静止画像であることを1つ以上の処理ユニットが決定するとして説明することができる。
幾つかの例では、画像30が静止画像であると1つ以上の処理ユニット、例えば、プロセッサ12、が決定する前に満たすべき追加の判定基準が存在することができる。これらの追加の基準は、デバイス10の環境に基づくことができる。例えば、ディスプレイ28が画像30を表示している環境は、相対的に一定であるべきである。一例として、画像30が静止画像していると分類されるためには、アンビエント照明及びデバイスの方位が、定義された時間の間一定状態である必要がある。例えば、デバイス10は、アンビエント照明を検知する1つ以上のセンサを含むことができる。プロセッサ12は、アンビエント照明に何らかの変化がないがどうかを決定するためにこれらのセンサの出力をモニタリングすることができる。他の例として、デバイス10は、デバイス10の方位を決定する1つ以上の加速度計又はジャイロスコープを含むことができる。プロセッサ12は、デバイス10の方位に変化があるかどうかを決定するために加速度計又はジャイロスコープの出力をモニタリングすることができる。他の例として、デバイス10は、他のデバイスに結合することができ、例えば、デバイス10は、HDMIケーブルを介してTVに接続される。これらの例では、デバイス10と他のデバイスとの間の接続は、変化することができず、例えば、HDMIケーブルは、プロセッサ12が画像30を静止画像として分類する期間中は取り外すことができない。
画像30が表示されている環境の変更は、表示されている画像30、又は少なくとも画像30の外観、を変化させる可能性がある。画像30の該変化は、画像30を静止画像でなくすることができる。例えば、ユーザがデバイス10を90°回転させたときには、プロセッサ12は、画像30も90°回転させることができる。回転の該変化は、画像30を変化させ、例えば、画像30のコンテンツのサイズを変更し、そのことが、画像30を静止画像でなくすることができる。
画像30が静止画像であるとみなすことができる前にすべての環境条件を満たす必要はないことができる。幾つかの例では、画像30に貢献するいずれのコンポーネントも、定義された時間の間、画像30を変化させる、例えば、ディスプレイ28によって表示中のものを変化させる、新情報を提供しないと1つ以上の処理ユニットが決定するだけで十分であることができる。
本開示で説明される実装例の一部では、画像30が静止画像として分類されたときには、GPU14は、グラフィックス処理をほとんど又はまったく行っていない。例えば、画像30が静止画像として分類されるためには、GPU14は、システムメモリ26の一部分32内にどのような新情報も出力中であることはできない。GPU14が新情報を出力しないためには、GPU14は、グラフィックス関連動作を行っていることができない。換言すると、画像30が静止画像であるときには、GPU14は、休止状態であるか又はシステムメモリ26の一部分32に新情報を提供するグラフィックス処理動作は少なくとも活発には行っていない。
幾つかの例では、ローカルメモリ16の少なくとも一部分を、GPU14によって生成されたグラフィックスデータを格納するために予約することができる。GPU14が休止状態であるときには、GPU14によって生成されたグラフィックスデータを格納するために予約されているローカルメモリ16の一部分は、未使用であることができる。従って、幾つかの例では、画像30が静止画像であるときには、GPU14によって生成されたグラフィックスデータを格納するために予約されているローカルメモリ16の一部分は、未使用であることができる。
GPU14がグラフィックス関連動作を行っていないときには、例えば、画像30が静止画像であるときには、GPU14は、GPU14によって生成されたグラフィックスデータを格納するために予約されているローカルメモリ16の一部分内に画像30のバージョンを格納することができる。幾つかの例では、画像30を格納する前で、それが静止画像として分類された後に、GPU14は、画像30をスケーリングすることができる。画像30をスケーリングすることは、画像30の空間解像度を低下させることであるとみなすことができる。しかしながら、本開示の態様は、GPU14が画像30をスケーリングするように要求することに限定されるとはみなされるべきではない。GPU14がローカルメモリ16に格納する画像30のバージョンは、画像30自体、又は画像30のスケーリングされたバージョンであることができる。例示を目的として、本開示において説明される例は、画像30が静止画像であると決定された後に、GPU14が画像30をスケーリングして画像30の空間解像度が低下されたバージョンを生成することに関して説明される。
画像30が静止画像として分類された後に、GPU14が画像30をスケーリングし、画像30のスケーリングされたバージョンをローカルメモリ16に格納するのが適切であると思われる状況は少なくとも2つ存在することができる。一例として、ローカルメモリ16内、又はGPU14のために予約されているローカルメモリ16の一部分内の格納スペースの量が、画像30全体を格納する上で十分でないことがある。GPU14は、ローカルメモリ16内で利用可能な格納スペースの量に基づいて画像30をスケーリングする、例えば、画像30の解像度を低下させる、ことができる。例えば、GPU14は、画像30の空間解像度が低下されたバージョンを格納するために必要な格納スペースの量が、ローカルメモリ16内、又はGPU14のために予約されているローカルメモリ16の一部分内の格納スペースの量以下であるような形で画像30の空間解像度が低下されたバージョンを生成することができる。次に、GPU14は、画像30のスケーリングされたバージョンをローカルメモリ16に格納することができる。ローカルメモリ16によって提供される格納量が画像30全体を格納するために必要な格納量以上である例では、GPU14は、画像30をスケーリングする必要がない。
他の例として、画像30のサイズは、ディスプレイ28のサイズに基づくことができる。ディスプレイ28のサイズは、異なるタイプのデバイス10ごとに異なることができる。ディスプレイ28のサイズは、ディスプレイ28上のピクセル数を示すことができる。例えば、同じ解像度であると仮定すると、デバイス10が携帯電話である例におけるディスプレイ28のサイズと比較して、デバイス10がタブレットコンピューティングデバイスである例での方がディスプレイ28のサイズは大きいことができる。幾つかの例では、GPU14は、ディスプレイ28のサイズにかかわらず画像30を固定された解像度にスケーリングすることができる。このようにして、本開示の態様は、様々なサイズのディスプレイにまで拡大可能である。
画像30が静止画像として分類された後に、GPU14が画像30をスケーリングする技法は様々な技法が存在する。そのような1つの技法例は、デシメーションと呼ばれる。デシメーション技法では、GPU14は、画像30のピクセルブロックに関するピクセル値の代わりに単一のピクセルに関するピクセル値を使用することができる。一例として、画像30のピクセルのブロックは、2×2のピクセルのブロックであることができる。この例では、GPU14は、2×2のピクセルのブロック内の4つのピクセル値の代わりに単一のピクセル値を使用することができる。このようにして、GPU14は、画像30を1/4にスケーリングし、それによって画像30を格納するために必要な格納量を1/4に縮小することができる。GPU14が単一のピクセル値を代わりに使用する対象となる画像30のピクセルのブロックのサイズは、ローカルメモリの格納能力及びディスプレイ28のサイズに基づいて選択可能であることができる。
上述されるデシメーション技法例は、例示すること及び理解を容易にすることを目的として説明されるものである。画像30が静止画像として分類された後にGPU14が画像30をスケーリングすることができるその他の技法も存在し、本開示の態様は、デシメーション技法例に限定されるとはみなされるべきではない。さらに、GPU14が画像30をスケーリング中は、GPU14は、ローカルメモリ16を利用するその他のグラフィックス処理機能を実施中であることはできない。
画像30をスケーリングすることは、画像30を圧縮することと混同されるべきではない。圧縮では、画像30のピクセル値を表すために要求されるビット数が減らされる。しかしながら、画像20の解像度は一定である。スケーリングでは、画像30の解像度を低下させることができる。例えば、スケーリングでは、画像30のピクセル値を表すために要求されるビット数は、画像30のスケーリングされたバージョンのピクセル値を表すために要求されるビット数と同じである。しかしながら、ピクセル値が格納されるピクセルの数が減少される。幾つかの例では、GPU14が画像30をスケーリングした後は、GPU14は、画像30のスケーリングされたバージョンを圧縮することができる。
幾つかの例では、GPU14が画像30をスケーリングした後は、GPU14は、画像30のスケーリングされたバージョンをシステムメモリ26内に一時的に格納することができる。例えば、GPU14は、画像30の空間解像度が低下されたバージョンをシステムメモリ26に一時的に格納することができる。GPU14は、画像30のスケーリングされたバージョンをシステムメモリ26から取り出し、画像30のスケーリングされたバージョンをローカルメモリ16に格納することができる。代替例では、GPU14は、画像30のスケーリングされたバージョンを最初にシステムメモリ26に格納せずに画像30のスケーリングされたバージョンをローカルメモリ16に格納することができる。例えば、GPU14は、画像30の空間解像度が低下されたバージョンをローカルメモリ16に直接格納することができる。
図1B及び1Cは、画像30が静止画像であるとプロセッサ12が決定したときに、GPU14がシステムメモリ26の一部分32から画像30を取り出す例を示す。例えば、図1B及び1Cは、静止画像30Aを格納しているシステムメモリ26の一部分32を例示する。静止画像30Aは、図1Aの画像30と実質的に同様であることができる。図1B及び1Cは、図1B及び1Cの例では図1Aの画像30が静止画像であるとプロセッサ12が決定していることを示すために静止画像30Aを例示する。
静止画像30AからGPU14まで延びる図1Bの破線によって例示されるように、一例として、GPU14は、システムメモリ26の一部分32から静止画像30Aを取り出すことができる。GPU14は、静止画像30Aをスケーリングしてスケーリングされた静止画像34を生成することができる。スケーリングされた画像34は、静止画像30Aの空間解像度が低下されたバージョンであることができる。GPU14は、スケーリングされた静止画像34をシステムメモリ26に格納することができる。GPU14は、スケーリングされた静止画像34を格納するために必要な格納量がローカルメモリ内の格納量、又はGPU14からのデータを格納するために予約されているローカルメモリ内の格納量以下であるように、静止画像30Aをスケーリングすることができる。例えば、GPU14は、ローカルメモリ16内で利用可能な格納スペース量に基づいて静止画像30Aをスケーリングすることができる。
GPU14は、スケーリングされた静止画像34をローカルメモリ16に格納することができる。例えば、スケーリングされた静止画像34からローカルメモリ16まで延びる図1Cの破線によって例示されるように、一例として、GPU14は、システムメモリ26からスケーリングされた静止画像34を取り出し、スケーリングされた静止画像34をローカルメモリ16に格納することができる。幾つかの代替例では、GPU14は、スケーリングされた静止画像34を最初にシステムメモリ26に格納せずにスケーリングされた静止画像34をローカルメモリ16に直接格納することができる。
図1B及び1Cの例は、GPU14がシステムメモリ26の一部分32から静止画像30Aを取り出し、静止画像30Aをスケーリングしてスケーリングされた静止画像34を生成し、スケーリングされた静止画像34をローカルメモリ16に格納する例を示すが、本開示の態様は、そのようには限定しない。概して、GPU14は、ディスプレイ28が静止画像を表示中はその他の機能を実施していることができないため、GPU14は、システムメモリ26の一部分32から静止画像30Aを取り出し、静止画像30Aをスケーリングしてスケーリングされた静止画像34を生成し、スケーリングされた静止画像34をローカルメモリ16に格納する上で適切なコンポーネントであることができる。しかしながら、幾つかの例では、プロセッサ12、又は潜在的にデバイス10の他のコンポーネント、は、システムメモリ26の一部分32から静止画像30Aを取り出し、静止画像30Aをスケーリングしてスケーリングされた静止画像34を生成し、スケーリングされた静止画像34をローカルメモリ16に格納することができる。例示する目的上、本開示で説明される例は、GPU14がシステムメモリ26の一部分32から静止画像30Aを取り出し、静止画像30Aをスケーリングしてスケーリングされた静止画像34を生成し、スケーリングされた静止画像34をローカルメモリ16に格納することに関して説明される。
静止画像30Aのバージョンがローカルメモリ16に格納された後は、表示プロセッサ18は、ローカルメモリ16に格納されている静止画像30Aのバージョン、例えば、静止画像30Aの空間解像度が低下されたバージョンであることができるスケーリングされた静止画像34、を取り出すことができる。例えば、図1Dにおいてスケーリングされた静止画像34から表示プロセッサ18まで延びている破線によって例示されるように、表示プロセッサ18は、スケーリングされた静止画像34をローカルメモリ16から取り出し、静止画像34を再スケーリングして再スケーリングされた画像36を生成し、再スケーリングされた画像36を提示のためにディスプレイ28に出力することができる。幾つかの例では、表示プロセッサ18は、システムバス15を介してシステムメモリ26から画像を取り出すことと比較して、スケーリングされた静止画像34をローカルメモリ16から取り出すのにより少ない電力を消費することができる。幾つかの例では、電力低減は、1/10にすることができる。このようにして、本開示で説明される実装例の一部は、電力消費量の低減を促進することができる。
幾つかの例では、処理ユニットのうちの1つ以上、例えば、GPU14、が静止画像30Aのバージョンをローカルメモリ16に格納した後は、プロセッサ12は、GPU14をスリープモードにすることができる。例えば、画像30が静止画像30Aであるとプロセッサ12が決定したときには、GPU14は、いずれの処理も実施していることができないため、例えば、GPU14は、休止状態であることができる。上述されるように、GPU14は、静止画像30Aをスケーリングしてスケーリングされた静止画像34を生成し、スケーリングされた静止画像34をローカルメモリ16に格納することができる。次に、電力を節約するために、プロセッサ12は、GPU14をスリープモードにすることができ、GPU14は、スリープモードではより少ない電力を消費する。GPU14の機能が必要なときには、例えば、ディスプレイ28によって表示された画像が変化したときには、プロセッサ12は、GPU14が必要なグラフィックス関連のタスクを実施することができるようにGPU14をウェークアップさせることができる。
表示プロセッサ18は、ディスプレイ28のピクセルの各々にピクセル値を割り当てるためにスケーリングされた静止画像34を再スケーリングすることができる。例えば、一例として、GPU14は、スケーリングされた静止画像34を生成するために静止画像30Aの2×2のピクセルのブロックの代わりに単一のピクセル値を使用することができる。スケーリングされた静止画像34を再スケーリングして再スケーリングされた画像36を生成するために、表示プロセッサ18は、ピクセル値の各々にディスプレイ28の2×2のピクセルのブロックを割り当てることができ、それらは、静止画像30Aの2×2のピクセルのブロックに対応し、単一のピクセル値の値は、スケーリングされた静止画像34を生成するために使用される。再スケーリングされた画像36は、ディスプレイ28のピクセルの各々に関するピクセル値を含むことができる。さらに、表示プロセッサ18は、スケーリングされた静止画像34を再スケーリングするためにその他の技法を適用することができる。本開示の態様は、上述される再スケーリング技法例に限定されるとはみなされるべきではない。
一例として、例示すること及び理解を容易にすることを目的として、ディスプレイ28が640×480ピクセルを含むと仮定する。この例では、静止画像30Aも640×480ピクセルを含むことができる。スケーリングされた静止画像34を生成するために、GPU14は、画像30Aの640×480ピクセル内の2×2のピクセルブロック内の各ピクセルに1つの単一のピクセル値を割り当てることができる。この例では、スケーリングされた静止画像34は、320×240ピクセル値(例えば、640×480÷2×2)を含むことができる。スケーリングされた静止画像34を再スケーリングして再スケーリングされた画像36を生成するために、表示プロセッサ18は、ピクセル値、320×240ピクセル値内の最初のピクセル値のうちのピクセル値、をディスプレイ28上の最初の2×2のピクセルブロックに割り当てることができ、以下同様である。従って、この例では、ディスプレイ28上の2×2のピクセルブロック内の4つのピクセルに同じピクセル値が割り当てられ、他方、静止画像30A内の2×2のピクセルブロック内の4つのピクセルには異なるピクセル値を割り当てておくことができる。
幾つかの例では、再スケーリングされた画像36の解像度は、静止画像30Aの解像度ほどは完全でなく及び濃くないことがある。例えば、再スケーリングされた画像36の解像度は、静止画像30Aの解像度よりも低いことがある。しかしながら、ディスプレイ28を観ているユーザは、明瞭度の低下を感じることができないであろう。さらに、幾つかの例では、明瞭度の低下は、ユーザの経験に対して悪影響を与えないであろう。例えば、ユーザが映画を一時停止させたときには、一時停止された画像の明瞭度のわずかな低下は、ユーザにとって関心事にはならないであろう。他の例として、ユーザは、概して、ホーム画面上の図形アイコンの位置を知っていることができる。図形アイコンの明瞭度のわずかな低下は、ユーザがホーム画面上でのいずれの図形アイコンを選択する上でも影響を与えないことができる。
再スケーリングされた画像36の解像度の低下量は、デバイス10のタイプに基づくことができる。限定しない一例として、デバイス10が携帯電話である場合は、再スケーリングされた画像36の解像度の低下は、静止画像30Aの解像度と比較して、約1/2.5に低下することがある。他の限定しない例として、デバイス10がタブレットコンピューティングデバイスである場合は、再スケーリングされた画像36の解像度の低下は、静止画像30Aの解像度と比較して約1/2に低下することがある。しかしながら、これらの例は、例示目的で提供されたものであり、限定するものであるとはみなされるべきではない。再スケーリングされた画像36の解像度の低下は、携帯電話又はタブレットコンピューティングデバイスに関してそれぞれ1/2又は1/2.5に限定する必要はない。
幾つかの例では、表示プロセッサ18は、電力消費量の低減を促進するために、例えばローカルメモリ16から画像を取り出すことに加えた追加機能を実施することができる。例えば、表示プロセッサ18は、表示プロセッサ18がシステムメモリ26又はローカルメモリ16のいずれから画像を取り出しているかに基づいて異なるリフレッシュレートでディスプレイ28をリフレッシュすることができる。表示プロセッサ18がディスプレイ28上に画像を提示した後は、ディスプレイ28上のピクセルの照明レベルが低下し始める。例えば、ディスプレイ28上のピクセルは、電荷を蓄えるキャパシタになぞらえることができ、電荷レベルは、照明レベルと相関させることができる。キャパシタは、経時で放電して照明レベルを低下させる。この低下に対処するために、表示プロセッサ18は、画像を再度提示することによってディスプレイ28を定期的にリフレッシュすることができ、これは、キャパシタを充電することになぞらえることができる。表示プロセッサ18が1秒間にディスプレイ28をリフレッシュする回数をリフレッシュレートと呼ぶことができる。
コンテンツが変化する非静止画像、例えば、動的画像、の場合は、表示プロセッサ18は、相対的に高速なリフレッシュレートでディスプレイ28をリフレッシュすることができる。例えば、幾つかのテレビは、120Hzのリフレッシュレートを提供する。そのような高速なリフレッシュレートは、動的画像のコンテンツが変化しているため動的画像にとって有益であることができる。
しかしながら、コンテンツが変化していない静止画像の場合は、相対的に高速なリフレッシュレートでディスプレイ28をリフレッシュしても有益でないであろう。例えば、静止画像のコンテンツは変化していないため、静止画像の同じ画像コンテンツを1秒間に120回リフレッシュしてもユーザの経験にとって良い効果は及ぼさないであろう。一例として、ユーザが映画を再生中であるときには、提示されている画像は映画のフレームごとに変化していることがあるため動的画像であることができる。この例では、表示プロセッサ18が相対的に高速なリフレッシュレートでディスプレイ28をリフレッシュするのが有益であろう。ユーザが映画を一時停止させたときには、表示されたフレームには変化がないため、一時停止されたシーンは静止画像であることができる。この例では、ディスプレイ28のコンテンツは変化していないため、表示プロセッサ18が相対的に高速なリフレッシュレートでディスプレイ28をリフレッシュする必要はないであろう。
幾つかの例では、表示プロセッサ18は、表示プロセッサ18がシステムメモリ26から画像を取り出し中であるときには第1のリフレッシュレートでディスプレイ28をリフレッシュすることができる。例えば、動的画像又はまだ静止画像として分類されていない画像を取り出すときには、表示プロセッサ18は、ディスプレイ28をリフレッシュするために第1のリフレッシュレートで、該画像をディスプレイ28での提示のためにシステムメモリ26から繰り返し取り出すことができる。表示プロセッサ18は、表示プロセッサ18がローカルメモリ16から画像を取り出し中であるときには、第1のリフレッシュレートよりも低い第2のリフレッシュレートでディスプレイ28をリフレッシュすることができる。例えば、表示プロセッサ18は、スケーリングされた静止画像34をローカルメモリ16から繰り返し取り出し、スケーリングされた静止画像34を再スケーリングして再スケーリングされた画像36を生成し、第1のリフレッシュレートよりも低い第2のリフレッシュレートでディスプレイ28での提示さのためにディスプレイ28に再スケーリングされた画像36を繰り返し出力することができる。
リフレッシュレートの低下も電力消費量の低減を促進することができる。例えば、表示プロセッサ18が静止画像のバージョンをローカルメモリ16から取り出すために必要な毎秒当たりの回数は、表示プロセッサ18が動的画像をシステムメモリ26から取り出すために必要な毎秒当たりの回数よりも少ないことができるため、表示プロセッサ18は、より少ない電力を消費することができる。さらに、スケジューリングされた静止画像34のピクセル数は、静止画像30Aのピクセル数よりも少ないことができる。表示プロセッサ18がリフレッシュサイクル当たりに取り出す必要があるピクセル数の減少に起因して、表示プロセッサ18は、静止画像30Aを取り出すよりもスケーリングされた静止画像34を取り出すほうがより少ない電力を消費することができる。
第2のリフレッシュレートのレートは、様々な要因に基づくことができる。例えば、第2のリフレッシュレートのレートは、ディスプレイ28上のピクセルがちらついているように見えるリフレッシュレート以上であることができる。リフレッシュレートが遅すぎる場合は、ディスプレイ28上のピクセルがちらついているように見え、ユーザの経験に影響を与えることがある。ちらつきの出現は、ディスプレイ28上のピクセルの照明レベルの急速な変化が原因のことがある。例えば、相対的に遅いリフレッシュレートの場合は、ディスプレイ28上のピクセルの照明レベルがリフレッシュサイクル間で大幅に低下することがある。各リフレッシュサイクル後は、ピクセルの照明レベルが原照明レベルにリセットされ、照明レベルの急速な上昇が、ディスプレイ28上のピクセルがちらついているように見せることがある。
ディスプレイ28上のピクセルがちらついているように見えるリフレッシュレートは、ディスプレイ28の設計に基づくことができる。幾つかの例では、ディスプレイ28上のピクセルがちらついているように見えることになるのを回避する上では、約15Hz以上のリフレッシュレートで十分であることができる。これらの例では、第2のリフレッシュレートを約15MHzに設定することができる。しかしながら、本開示の態様は、そのように限定するものであるとはみなされるべきではなく、第2のリフレッシュレートのレートは、ディスプレイ28の設計、及びその他の該当する要因、例えば、表示プロセッサ18が第1及び第2のリフレッシュレートに関して生成することが可能なクロック信号の周波数、に基づいて選択することができる。
幾つかの例では、表示プロセッサ18は、ディスプレイ28のピクセルの照度を決定することもできる。例えば、アンビエント光のレベルが相対的に高い場合は、表示プロセッサ18は、ディスプレイ28上のピクセルの各々の照度を、アンビエント光が相対的に低い場合より高く設定することができる。ディスプレイ28のピクセルの照度は、各ピクセルの輝度であるとみなすことができる。幾つかの例では、表示プロセッサ18は、ディスプレイ28が再スケーリングされた画像36を表示中はディスプレイ28のピクセルの照度を低下させることができる。
高い照度のピクセルを表示するためにディスプレイ28によって消費される電力は、低い照度のピクセルを表示するためにディスプレイ28によって消費される電力よりも大きくなる。ディスプレイ28が再スケーリングされた画像36を表示中であるときには、ピクセルの照度を低下させることによって、ディスプレイ28によって消費される電力を低減させることができる。このようにして、表示プロセッサ18は、電力消費量の低減をさらに促進することができる。
図2は、プロセッサ12が画像を動的画像又は静止画像であると決定する幾つかの状態例を示した状態図である。図2の状態図に示される例は、例示すること及び理解を容易にすることを目的として使用される。例えば、図2は、画像が静止画像であると決定することを1つ以上の処理ユニット、例えば、プロセッサ12、に行わせることが可能な幾つかの状況を例示するが、本開示の態様は、図2に示される例には限定されない。
図2は、動的画像状態38及び静止画像状態40を例示する。生成された画像が動的画像であることができる状況の例は、動的画像状態38において例示されるように、システム構成中、アプリケーションが実行準備完了時、及びアプリケーションが定常状態に達したときの画像を含む。例えば、デバイス10のシステム構成中には、ディスプレイ28上に表示される画像は、変化している。さらに、システム構成後は、ユーザは、実行のためのアプリケーション、例えば、ウェブブラウザ、電子メールアプリケーション、ビデオを再生するアプリケーション、等を選択することができる。該選択中は、ディスプレイ28上に表示される画像は、変化している。さらに、ユーザがアプリケーションを実行後は、アプリケーションは定常状態に達することができる。定常状態では、デバイス10は、アプリケーションの行動を実施していることができる。例えば、ユーザは、映画を再生するアプリケーションを実行することができる。定常状態では、デバイス10は、映画のフレームをディスプレイ28上に提示することができる。
定常状態にあるアプリケーションによって生成される画像が静止画像であると決定される理由は様々であることができる。例えば、ユーザは、静止画像状態40において例示されるように、アプリケーションを休止させることができ、又はユーザは、アプリケーションを出てホーム画面に戻ることができる。一例として、ユーザは、映画を一時停止させることができる。映画を一時停止させているユーザは、アプリケーション割り込み(図2に例示されるアプリケーション割り込み)の例である。アプリケーションによって生成された画像のコンテンツは、アプリケーションが停止されたときには、そのコンテンツが変化しない静止画像、例えば、一時停止画像、であることができる。ユーザがアプリケーションを再開後は(図2に例示されるアプリケーション再開)、アプリケーションは、アプリケーションによって生成された画像が変化している定常状態に戻ることができ、例えば、動的画像状態38に戻る。幾つかの例では、アプリケーションがある一定の時間一時停止状態である場合は、アプリケーションは終了し(図2に例示されるアプリケーション終了)、ユーザはアプリケーションを定常状態に戻すことができない。しかしながら、アプリケーションによって生成された静止画像は、依然としてディスプレイ28上にとどまることができ、従って、静止画像状態40であることができる。
幾つかの例では、ユーザは、アプリケーションを停止させることができ(図2に例示されるアプリケーション停止)、ディスプレイ28に静止画像を表示させることができる。アプリケーションを停止することは、ディスプレイ28にホーム画面を提示させることができる。例えば、アプリケーションを停止させることは、アプリケーションを休止させ、ホーム画面に出ることができる。ホーム画面のコンテンツは概して静止しているため、ホーム画面は、静止画像であることができる。
図3A及び3Bは、GPU14の例をより詳細に示したブロック図である。GPU14の例は、GPU14がシステムメモリ26の一部分32から静止画像30Aを取り出し、静止画像30Aを再スケーリングしてスケーリングされた静止画像34を生成し、及びスケーリングされた静止画像34をローカルメモリ16に格納することができる技法例について説明するために、図3A及び3Bにおいてより詳細に例示される。
図3Aに例示されるように、幾つかの例では、例えば、GPU14が汎用GPU(GPGPU)である場合は、GPU14は、モザイク細工シェーダ42、幾何シェーダ44と、プリミティブアセンブリユニット46と、三角形セットアップユニット50及びフラグメントシェーダ52を含むラスタライザ48と、深度ステンシル56、カラリング及びブレンディングユニット58及びディザーユニット60を含むテクスチャリング及びピクセルシェーダ54と、テクスチャ及びフィルタ64を含むテクスチャエンジン62と、合成及びオーバーレイユニット66と、を含むことができる。図3Bにおいて例示されるGPU14の例では、GPU14は、図3Aにおいて例示されるGPU14のコンポーネントと実質的に類似するそれらを含むことができる。しかしながら、図3Bの例では、GPU14は、モザイク細工シェーダ42及び幾何シェーダ44は含むことができない。図3Bの例では、GPU14は、プリミティブプロセッサ68を含むことができ、それは、照明ユニット70と、頂点変換及び組立ユニット72と、頂点シェーダ74と、を含む。
図3A及び3Bにおいて例示されるGPU14のユニット例は、ハードウェアユニット、ハードウェアユニット上で実行するソフトウェアユニット、又はそれらの組み合わせとして実装することができる。さらに、図3A及び3Bにおいて例示されるGPU14は、図3A及び3Bおいて例示されるすべてのユニットを必ずしも含む必要がない。さらに、GPU14は、図3A及び3Bにおいて例示されるユニットに加えてのそれらを含むことができる。
図3Aの例では、モザイク細工シェーダ42は、表示されるべき画像をプロセッサ12から受け取ることができる。モザイク細工シェーダ42は、受け取られた画像を複数の多角形、例えば、長方形又は三角形、に分割することができる。幾何シェーダ44は、モザイク細工シェーダ42から多角形を受け取り、受け取られた多角形をさらに分割することができる。例えば、幾何シェーダ44は、受け取られた多角形をプリミティブ(primitive)に分割することができる。プリミティブは、点、線、又は多角形、例えば、三角形、であることができる。幾つかの例では、幾何シェーダ44は、三角形の各頂点の色及びテクスチャ座標、各点の座標、及び各線の座標を決定することができる。例えば、幾何シェーダ74は、テクスチャエンジン62のテクスチャ及びフィルタ64からテクスチャ座標を受け取ることができる。
図3Bの例では、プリミティブプロセッサ68は、表示されるべき画像をプロセッサ12から受け取ることができる。画像は三次元画像であることができる。頂点変換及びアセンブリユニット72は、画像を複数の多角形、例えば、三角形、に分割し、三角形の頂点の座標をワールドスペース(world space)座標に変換することができる。照明ユニット70は、画像に関する光源、及びそれらの光源に起因して生じる陰影を決定することができる。頂点シェーダ74は、プリミティブプロセッサ68から三角形を受け取り、三次元座標をディスプレイ28の二次元座標に変換することができる。頂点シェーダ74は、各頂点に関する深さ値を決定することもできる。幾つかの例では、頂点シェーダ74は、各々の頂点の色及びテクスチャ座標を決定することができる。例えば、頂点シェーダ74は、テクスチャエンジン62のテクスチャ及びフィルタ64からテクスチャ座標を受け取ることができる。
図3A又は図3Bのいずれかの例でのプリミティブアセンブリユニット46は、プリミティブの受け取られた座標を合成することができる。例えば、頂点シェーダ74は、6つの頂点に関するデータを出力することができる。プリミティブアセンブリユニット46は、6つの頂点を2つの三角形、例えば、1つの三角形当たり3つの頂点、に合成することができる。
図3A又は図3Bのいずれかの例でのラスタライザ48は、ディスプレイ28のいずれのピクセルがいずれの三角形に属するかを決定することができ、及び、ピクセルに関する色値を決定することができる。例えば、三角形セットアップユニット50は、ディスプレイ28のいずれのピクセルが三角形内にあり、及び、ディスプレイ28のいずれのピクセルが三角形の出力であるかを決定するためにプリミティブアセンブリユニット46から受け取られた三角形に関する線方程式を計算することができる。フラグメントシェーダ52は、各々の三角形内に存在するディスプレイ28の各々のピクセルに関する色値を決定することができる。幾つかの例では、フラグメントシェーダ52は、テクスチャ及びフィルタ64内の値に基づいて色値を決定することができる。
図3A又は図3Bのいずれかの例でのテクスチャリング及びピクセルシェーダ54は、各々のピクセルの色値及び座標をラスタライザ48から受け取ることができる。深度ステンシル56は、受け取られたピクセルのうちのいずれかがその他のピクセルによって完全に又は部分的に塞がれているがどうかを決定することができる。カラリング及びブレンディングユニット58は、異なるピクセルの色を混合することができる。ディザーユニット60は、処理中に詳細が失われることに対処するためのピクセルの色の深さを増大させることができる。テクスチャリング及びピクセルシェーダ54の出力は、テクスチャリング及びピクセルシェーダ54が合成及びオーバーレイユニット66に出力するグラフィックス処理された画像であることができる。
図3A又は図3Bのいずれかの例における合成及びオーバーレイユニット66は、ディザ−ユニット60によって生成された画像の最上部にオーバーレイする必要があるその他の画像が存在するかどうかを決定することができる。例えば、マウスのカーソルがある場合は、合成及びオーバーレイユニット66は、ディザ−ユニット60によって生成された画像の最上部にマウスのカーソルをオーバーレイすることができる。その結果得られる画像は、システムメモリ26の一部分32に格納される画像の1つの例、例えば、画像30、であることができる。画像30のコンテンツが定義された時間の間変化しない場合は、画像30は、静止画像30Aであると決定することができる。
幾つかの例では、GPU14のテクスチャリング及びピクセルシェーダ54は、システムメモリ26の一部分32から静止画像30Aを取り出し、静止画像30Aのバージョン、例えば、静止画像30A自体、又はスケーリングされた静止画像34、をローカルメモリ16に格納することができる。テクスチャリング及びピクセルシェーダ54は、その他のグラフィックス関連の目的のためのスケーリングユニットを含むことができるため、テクスチャリング及びピクセルシェーダ54は、静止画像30Aをスケーリングしてスケーリングされた静止画像34を生成するのに適することができる。GPU14は、静止画像30Aをスケーリングしてスケーリングされた静止画像34を生成するためにテクスチャリング及びピクセルシェーダ54のスケーリングユニットを利用することができる。
図4は、本開示と一致する1つ以上の処理ユニットの動作例を示したフローチャートである。例示を目的として、図1A乃至1D、3A、及び3Bが参照される。
1つ以上の処理ユニット、例えば、プロセッサ12、が、システムメモリ26の一部分32に格納される画像は静止画像であるか非静止画像であるかを決定することができる(74)。例えば、上述されるように、プロセッサ12は、いずれかのコンポーネント、例えば、GPU14、ビデオプロセッサユニット22、コーデック20、又はアプリケーションデータムーバ24が定義された時間内に画像30のコンテンツを変化させる新情報を提供したかどうかを決定するためにシステムメモリ26の一部分32のコンテンツをモニタリングすることができる。システムメモリ26の一部分32が定義された時間内に画像30のコンテンツを変化させる新情報を受け取らなかった場合は、プロセッサ12は、画像30は静止画像、例えば、静止画像30A、であると決定することができる。幾つかの例では、プロセッサ12は、デバイス10の環境に何らかの変化が生じているかどうかをさらに決定することができる。例えば、プロセッサ12は、アンビエント照明、デバイス10のデバイス方位の変化、デバイス10と他の外部のデバイスと接続の変化が生じているかどうかを決定することができる。デバイス10の環境に変化が生じておらず、及びいずれのコンポーネントも画像30のコンテンツを変化させる新情報を提供していない場合は、プロセッサ12は、画像30が静止画像、例えば、静止画像30A、であると決定することができる。
画像30が静止画像30Aであるとプロセッサ12が決定したときには、GPU14は、システムバス15を介してシステムメモリ26の一部分32から静止画像30Aを取り出すことができる(76)。GPU14は、静止画像30Aをスケーリングして静止画像30の空間解像度が低下されたバージョン、例えば、スケーリングされた静止画像34、を生成することができる(78)。一例として、GPU14のシェーダ、例えば、テクスチャ及びピクセルシェーダ54、は、静止画像30Aをスケーリングすることができる。幾つかの例では、GPU14は、ローカルメモリ16内の利用可能な格納スペースの量に基づいて静止画像30Aをスケーリングすることができる。GPU14は、スケーリングされた静止画像34をローカルメモリ16に格納することができる(80)。幾つかの例では、GPU14は、GPU14からの情報を格納するために予約されたローカルメモリ16の一部分にスケーリングされた静止画像34を格納することができる。
表示プロセッサ18は、スケーリングされた静止画像34、例えば、静止画像30Aの空間解像度が低下されたバージョン、をローカルメモリ16から取り出すことができる(82)。表示プロセッサ18は、スケーリングされた静止画像34を再スケーリングして再スケーリングされた画像36を生成することができる(84)。表示プロセッサ18は、再スケーリングされた画像36を提示のためにディスプレイ28に出力することができる。
1つ以上の例において、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はそれらのあらゆる組み合わせにおいて実装することができる。ソフトウェアにおいて実装される場合は、それらの機能は、非一時的なコンピュータによって読み取り可能な媒体を備える製造品に1つ以上の命令又はコードとして格納することができる。コンピュータによって読み取り可能な媒体は、コンピュータデータ記憶媒体を含むことができる。データ記憶デバイスは、本開示で説明される技法の実装のための命令、コード及び/又はデータ構造を取り出すために1つ以上のコンピュータ又は1つ以上のプロセッサによってアクセスすることができるあらゆる入手可能な媒体であることができる。一例として、及び制限することなしに、該コンピュータによって読み取り可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM又はその他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置又はその他の磁気記憶装置、フラッシュメモリ、又は、希望されるプログラムコードを命令又はデータ構造の形態で搬送又は格納するために用いることができ及びコンピュータによってアクセス可能なあらゆるその他の媒体、を備えることができる。ここにおいて用いられるときのディスク(disk及びdisc)は、コンパクトディスク(CD)(disc)と、レーザディスク(disc)と、光ディスク(disc)と、デジタルバーサタイルディスク(DVD)(disc)と、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)と、ブルーレイディスク(disc)と、を含み、ここで、diskは、通常は磁気的にデータを複製し、discは、レーザを用いて光学的にデータを複製する。上記の組合せも、コンピュータによって読み取り可能な媒体の適用範囲に含めるべきである。
コードは、1つ以上のプロセッサ、例えば、1つ以上のDSP、汎用マイクロプロセッサ、ASIC、FPGA、又はその他の同等の集積回路又はディスクリート論理回路、によって実行することができる。さらに、幾つかの態様では、ここにおいて説明される機能は、専用のハードウェア及び/又はソフトウェアモジュール内で提供することができる。さらに、それらの技法は、1つ以上の回路又は論理素子において完全に実装することができる。
本開示の技法は、無線ハンドセット、集積回路(IC)又はICの組(例えば、チップセット)を含む非常に様々なデバイス又は装置に実装することができる。本開示では、開示される技法を実施するように構成されたデバイスの機能上の態様を強調するために様々なコンポーネント、モジュール、又はユニットが説明されるが、異なるハードウェアユニットによる実現は必ずしも要求するわけではない。むしろ、上述されるように、様々なユニットは、適切なソフトウェア及び/又はファームウェアと関係させて、1つのハードウェアユニットに結合するか又は上述される1つ以上のプロセッサを含む相互運用可能なハードウェアユニットの集合によって提供することができる。
様々な例が説明されている。これらの及びその他の例は、以下の請求項の範囲内である。
様々な例が説明されている。これらの及びその他の例は、以下の請求項の範囲内である。
以下に本願出願当初の特許請求の範囲を付記する。
[C1] システムバスを介してアクセス可能であるシステムメモリの少なくとも一部分に格納された画像が静止画像であるか又は非静止画像であるかを決定することと、
グラフィックス処理ユニット(GPU)を用いて、前記画像が前記静止画像であると決定されたときに前記システムバスを介して前記システムメモリの前記一部分から前記静止画像を取り出すことと、
前記GPUを用いて、前記静止画像をスケーリングして前記静止画像の空間解像度が低下されたバージョンを生成することと、
前記GPUを用いて、前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを前記システムメモリの外部に存在する前記GPUのローカルメモリに格納することと、
ディスプレイに結合された表示プロセッサを用いて、前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを前記ローカルメモリから取り出すことと、
前記表示プロセッサを用いて、前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを再スケーリングすることと、
前記表示プロセッサを用いて、前記再スケーリングされた画像を提示のために前記ディスプレイに出力することと、を備える、方法。
[C2] 前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを格納することは、前記システムバスを使用せずに前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを格納することを備え、前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを取り出すことは、前記システムバスを使用せずに前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを取り出すことを備えるC1記載の方法。
[C3] 前記画像が前記非静止画像であると決定されたときに、前記ディスプレイ上での提示のために前記システムバスを介して前記システムメモリの前記一部分から前記非静止画像を取り出すことをさらに備えるC1に記載の方法。
[C4] 前記ローカルメモリは、前記GPUのオンチップメモリを備えるC1に記載の方法。
[C5] 前記画像が前記非静止画像であると決定されたときに、第1のリフレッシュレートで前記ディスプレイ上での提示のために前記システムバスを介して前記システムメモリの前記一部分から前記非静止画像を繰り返し取り出すことをさらに備え、
前記再スケーリングされた画像を出力することは、前記第1のリフレッシュレートよりも低い第2のリフレッシュレートで前記再スケーリングされた画像を繰り返し出力することを備えるC1に記載の方法。
[C6] 前記システムメモリの前記一部分に格納された前記画像が前記静止画像であるか又は前記非静止画像であるかを決定することは、前記画像を格納する前記システムメモリの前記一部分が定義された時間内に新しいコンテンツを受け取らないときに前記画像は前記静止画像であると決定することを備えるC1に記載の方法。
[C7] アンビエント照明の変化、前記GPUと前記表示プロセッサとを含むデバイスの方位の変化、又は前記デバイスと他のデバイスとの間の接続の変化が存在するかどうかを決定することをさらに備え、
前記画像が前記静止画像であると決定することは、前記画像を格納する前記システムメモリの前記一部分が前記定義された時間内に新しいコンテンツを受け取らないときで、前記定義された時間内に前記アンビエント照明、前記デバイスの前記方位、又は前記デバイスと前記他のデバイスとの間の前記接続の変化が存在しないときに前記画像は静止画像であると決定することを備えるC6に記載の方法。
[C8] 前記再スケーリングされた画像を出力するときに前記ディスプレイの照度を低下させることをさらに備えるC1に記載の方法。
[C9] 前記静止画像をスケーリングすることは、前記GPUのシェーダを用いて前記静止画像をスケーリングして前記静止画像の空間解像度が前記低下されたバージョンを生成することを備えるC1に記載の方法。
[C10] 前記静止画像をスケーリングすることは、前記ローカルメモリ内の利用可能な格納スペースの量に基づいて前記静止画像をスケーリングすることを備えるC1に記載の方法。
[C11] ディスプレイと、
システムバスと、
前記システムバスを介してアクセス可能であるシステムメモリと、
前記システムメモリの外部に存在するローカルメモリと、
前記システムメモリの少なくとも一部分に格納された画像が静止画像であるか又は非静止画像であるかを決定するために動作可能な1つ以上の処理ユニットと、
前記画像が前記静止画像であると決定されたときに前記システムバスを介して前記システムメモリの前記一部分から前記静止画像を取り出し、
前記静止画像をスケーリングして前記静止画像の空間解像度が低下されたバージョンを生成し、及び
前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを前記ローカルメモリに格納するために動作可能なグラフィックス処理ユニット(GPU)と、
前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを前記ローカルメモリから取り出し、
前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを再スケーリングして再スケーリングされた画像を生成し、及び
前記再スケーリングされた画像を提示のために前記ディスプレイに出力するために動作可能な表示プロセッサと、を備える、装置。
[C12] 前記GPUは、前記システムバスを使用せずに前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを格納し、前記表示プロセッサは、前記システムバスを使用せずに前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを取り出すC11に記載の装置。
[C13] 前記表示プロセッサは、前記ディスプレイ上での提示のために前記システムバスを介して前記システムメモリの前記一部分から前記非静止画像を取り出すC11に記載の装置。
[C14] 前記ローカルメモリは、前記GPUのオンチップメモリを備えるC11に記載の装置。
[C15] 前記表示プロセッサは、前記画像が前記非静止画像であると決定されたときに第1のリフレッシュレートで前記ディスプレイでの提示のために前記システムバスを介して前記システムメモリの前記一部分から前記非静止画像を繰り返し取り出し、前記表示プロセッサは、前記第1のリフレッシュレートよりも低い第2のリフレッシュレートで前記再スケーリングされた画像を繰り返し出力するC11に記載の装置。
[C16] 前記1つ以上の処理ユニットは、前記画像を格納する前記システムメモリの前記一部分が定義された時間内に新しいコンテンツを受け取らない時に前記画像は前記静止画像であると決定するC11に記載の装置。
[C17] 前記1つ以上の処理ユニットは、アンビエント照明の変化、前記装置の方位の変化、又は前記装置と他のデバイスとの間の接続の変化が存在するかどうかを決定し、前記1つ以上の処理ユニットは、前記画像を格納する前記システムメモリの前記一部分が定義された時間内に新しいコンテンツを受け取らないときで、前記アンビエント照明の変化、前記装置の前記方位の変化、又は前記装置と前記他のデバイスとの間の前記接続の変化が存在しないときに前記画像が前記静止画像であると決定するC16に記載の装置。
[C18] 前記表示プロセッサは、前記表示プロセッサが前記再スケーリングされた画像を出力するときに前記ディスプレイの照度を低下させるC11に記載の装置。
[C19] 前記GPUは、シェーダをさらに備え、前記シェーダは、前記静止画像をスケーリングして前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを生成するC11に記載の装置。
[C20] GPUは、前記ローカルメモリ内の利用可能な格納スペースの量に基づいて前記静止画像をスケーリングするC11に記載の装置。
[C21] 前記装置は、テレビ、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、電子書籍リーダー、メディアプレーヤー、タブレットコンピューティングデバイス、モバイル受信デバイス、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ビデオゲームコンソール、モバイル会議ユニット、モバイルコンピューティングデバイス、及び無線ハンドセットのうちの少なくとも1つを備えるC11に記載の装置。
[C22] ディスプレイと
システムバスと、
前記システムバスを介してアクセス可能であるシステムメモリと、
前記システムメモリの外部に存在するローカルメモリと、
前記システムメモリの少なくとも一部分に格納された画像が静止画像であるか又は非静止画像であるかを決定するため手段と、
前記画像が前記静止画像であると決定されたときに前記システムバスを介して前記システムメモリの前記一部分から前記静止画像を取り出すための手段と、
前記静止画像をスケーリングして前記静止画像の空間解像度が低下されたバージョンを生成するための手段と、
前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンをグラフィックス処理ユニット(GPU)のローカルメモリに格納するための手段と、を備える前記GPUと、
前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを前記ローカルメモリから取り出すための手段と、
前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを再スケーリングして再スケーリングされた画像を生成するための手段と、
前記再スケーリングされた画像を提示のために前記ディスプレイに出力するための手段と、を備える表示プロセッサと、を備える、装置。
[C23] 前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを格納するための前記手段は、前記システムバスを使用せずに前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを格納するための手段を備え、前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを取り出すための前記手段は、前記システムバスを使用せずに前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを取り出すための手段を備えるC22に記載の装置。
[C24] 前記画像が前記非静止画像であると決定されたときに、前記ディスプレイ上での提示のために前記システムバスを介して前記システムメモリの前記一部分から前記非静止画像を取り出すための手段をさらに備えるC22に記載の装置。
[C25] 前記ローカルメモリは、前記GPUのオンチップメモリを備えるC22に記載の装置。
[C26] 前記画像が前記非静止画像であると決定されたときに、第1のリフレッシュレートで前記ディスプレイ上での提示のために前記システムバスを介して前記システムメモリの前記一部分から前記非静止画像を繰り返し取り出すための手段をさらに備え、
前記再スケーリングされた画像を出力するための前記手段は、前記第1のリフレッシュレートよりも低い第2のリフレッシュレートで前記再スケーリングされた画像を繰り返し出力するための手段を備えるC22に記載の装置。
[C27] 前記システムメモリの前記一部分に格納された前記画像が前記静止画像であるか又は前記非静止画像であるかを決定するための前記手段は、前記画像を格納する前記システムメモリの前記一部分が定義された時間内に新しいコンテンツを受け取らないときに前記画像は静止画像であると決定するための手段を備えるC22に記載の装置。
[C28] アンビエント照明の変化、前記装置の方位の変化、又は前記装置と他のデバイスとの間の接続の変化が存在するかどうかを決定するための手段をさらに備え、
前記画像が前記静止画像であると決定するための前記手段は、前記画像を格納する前記システムメモリの前記一部分が前記定義された時間内に新しいコンテンツを受け取らないときで、前記アンビエント照明の変化、前記装置の前記方位の変化、又は前記装置と他のデバイスとの間の前記接続の変化が存在しないときに前記画像が前記静止画像であると決定するための手段を備えるC27に記載の装置。
[C29] 前記表示プロセッサは、出力するための前記手段が前記再スケーリングされた画像を出力するときに前記ディスプレイの照度を低下させるための手段をさらに備えるC22に記載の装置。
[C30] 前記静止画像をスケーリングするための前記手段は、前記GPUのシェーダを用いて前記静止画像をスケーリングして前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを生成するための手段を備えるC22に記載の装置。
[C31] 前記静止画像をスケーリングするための前記手段は、前記ローカルメモリ内の利用可能な格納スペースの量に基づいて前記静止画像をスケーリングするための手段を備えるC22に記載の装置。
[C32] 前記装置は、テレビ、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、電子書籍リーダー、メディアプレーヤー、タブレットコンピューティングデバイス、モバイル受信デバイス、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ビデオゲームコンソール、モバイル会議ユニット、モバイルコンピューティングデバイス、及び無線ハンドセットのうちの少なくとも1つを備えるC22に記載の装置。
[C33] システムバスを介してアクセス可能であるシステムメモリの少なくとも一部分に格納された画像が静止画像であるか又は非静止画像であるかを決定し、
グラフィックス処理ユニット(GPU)を用いて、前記画像が前記静止画像であると決定されたときに前記システムバスを介して前記システムメモリの前記一部分から前記静止画像を取り出し、
前記GPUを用いて、前記静止画像をスケーリングして前記静止画像の空間解像度が低下されたバージョンを生成し、
前記GPUを用いて、前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを前記システムメモリの外部に存在する前記GPUのローカルメモリに格納し、
ディスプレイに結合された表示プロセッサを用いて、前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを前記ローカルメモリから取り出し、
前記表示プロセッサを用いて、前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを再スケーリングし、及び
前記表示プロセッサを用いて、前記再スケーリングされた画像を提示のために前記ディスプレイに出力することを1つ以上の処理ユニットに行わせる命令を備える、非一時的なコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体。
[C34] 前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを格納するための前記命令は、前記システムバスを使用せずに前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを格納するための命令を備え、前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを取り出すための前記命令は、前記システムバスを使用せずに前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを取り出すための命令を備えるC33記載の非一時的なコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体。
[C35] 前記画像が前記非静止画像であると決定されたときに前記ディスプレイ上での提示のために前記システムバスを介して前記システムメモリの前記一部分から前記非静止画像を取り出すための命令をさらに備えるC33に記載の非一時的なコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体。
[C36] 前記ローカルメモリは、前記GPUのオンチップメモリを備えるC33に記載の非一時的なコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体。
[C37] 前記画像が前記非静止画像であると決定されたときに第1のリフレッシュレートで前記ディスプレイ上での提示のために前記システムバスを介して前記システムメモリの前記一部分から前記非静止画像を繰り返し取り出すための命令をさらに備え、
前記再スケーリングされた画像を出力するための前記命令は、前記第1のリフレッシュレートよりも低い第2のリフレッシュレートで前記再スケーリングされた画像を繰り返し出力するための命令を備えるC33に記載の非一時的なコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体。
[C38] 前記システムメモリの前記一部分に格納された前記画像が前記静止画像であるか又は前記非静止画像であるかを決定するための前記命令は、前記画像を格納する前記システムメモリの前記一部分が定義された時間内に新しいコンテンツを受け取らないときに前記画像は前記静止画像であると決定するための命令を備えるC33に記載の非一時的なコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体。
[C39] アンビエント照明の変化、前記GPUと前記表示プロセッサとを含むデバイスの方位の変化、又は前記デバイスと他のデバイスとの間の接続の変化が存在するかどうかを決定するための命令をさらに備え、
前記画像が前記静止画像であると決定するための前記命令は、前記画像を格納する前記システムメモリの前記一部分が前記定義された時間内に新しいコンテンツを受け取らないときで、前記定義された時間内に前記アンビエント照明、前記デバイスの前記方位、又は前記デバイスと前記他のデバイスとの間の前記接続の変化が存在しないときに前記画像は静止画像であると決定するための命令を備えるC38に記載の非一時的なコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体。
[C40] 前記再スケーリングされた画像を出力するときに前記ディスプレイの照度を低下させるための命令をさらに備えるC33に記載の非一時的なコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体。
[C41] 前記静止画像をスケーリングするための前記命令は、前記GPUのシェーダを用いて前記静止画像をスケーリングして前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを生成するための命令を備えるC33に記載の非一時的なコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体。
[C42] 前記静止画像をスケーリングするための前記命令は、前記ローカルメモリ内の利用可能な格納スペースの量に基づいて前記静止画像をスケーリングするための命令を備えるC33に記載の非一時的なコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体。

Claims (42)

  1. システムバスを介してアクセス可能であるシステムメモリの少なくとも一部分に格納された画像が静止画像であるか又は非静止画像であるかを決定することと、
    グラフィックス処理ユニット(GPU)を用いて、前記画像が前記静止画像であると決定されたときに前記システムバスを介して前記システムメモリの前記一部分から前記静止画像を取り出すことと、
    前記GPUを用いて、前記静止画像をスケーリングして前記静止画像の空間解像度が低下されたバージョンを生成することと、
    前記GPUを用いて、前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを前記システムメモリの外部に存在する前記GPUのローカルメモリに格納することと、
    ディスプレイに結合された表示プロセッサを用いて、前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを前記ローカルメモリから取り出すことと、
    前記表示プロセッサを用いて、前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを再スケーリングすることと、
    前記表示プロセッサを用いて、前記再スケーリングされた画像を提示のために前記ディスプレイに出力することと、を備える、方法。
  2. 前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを格納することは、前記システムバスを使用せずに前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを格納することを備え、前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを取り出すことは、前記システムバスを使用せずに前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを取り出すことを備える請求項1記載の方法。
  3. 前記画像が前記非静止画像であると決定されたときに、前記ディスプレイ上での提示のために前記システムバスを介して前記システムメモリの前記一部分から前記非静止画像を取り出すことをさらに備える請求項1に記載の方法。
  4. 前記ローカルメモリは、前記GPUのオンチップメモリを備える請求項1に記載の方法。
  5. 前記画像が前記非静止画像であると決定されたときに、第1のリフレッシュレートで前記ディスプレイ上での提示のために前記システムバスを介して前記システムメモリの前記一部分から前記非静止画像を繰り返し取り出すことをさらに備え、
    前記再スケーリングされた画像を出力することは、前記第1のリフレッシュレートよりも低い第2のリフレッシュレートで前記再スケーリングされた画像を繰り返し出力することを備える請求項1に記載の方法。
  6. 前記システムメモリの前記一部分に格納された前記画像が前記静止画像であるか又は前記非静止画像であるかを決定することは、前記画像を格納する前記システムメモリの前記一部分が定義された時間内に新しいコンテンツを受け取らないときに前記画像は前記静止画像であると決定することを備える請求項1に記載の方法。
  7. アンビエント照明の変化、前記GPUと前記表示プロセッサとを含むデバイスの方位の変化、又は前記デバイスと他のデバイスとの間の接続の変化が存在するかどうかを決定することをさらに備え、
    前記画像が前記静止画像であると決定することは、前記画像を格納する前記システムメモリの前記一部分が前記定義された時間内に新しいコンテンツを受け取らないときで、前記定義された時間内に前記アンビエント照明、前記デバイスの前記方位、又は前記デバイスと前記他のデバイスとの間の前記接続の変化が存在しないときに前記画像は静止画像であると決定することを備える請求項6に記載の方法。
  8. 前記再スケーリングされた画像を出力するときに前記ディスプレイの照度を低下させることをさらに備える請求項1に記載の方法。
  9. 前記静止画像をスケーリングすることは、前記GPUのシェーダを用いて前記静止画像をスケーリングして前記静止画像の空間解像度が前記低下されたバージョンを生成することを備える請求項1に記載の方法。
  10. 前記静止画像をスケーリングすることは、前記ローカルメモリ内の利用可能な格納スペースの量に基づいて前記静止画像をスケーリングすることを備える請求項1に記載の方法。
  11. ディスプレイと、
    システムバスと、
    前記システムバスを介してアクセス可能であるシステムメモリと、
    前記システムメモリの外部に存在するローカルメモリと、
    前記システムメモリの少なくとも一部分に格納された画像が静止画像であるか又は非静止画像であるかを決定するために動作可能な1つ以上の処理ユニットと、
    前記画像が前記静止画像であると決定されたときに前記システムバスを介して前記システムメモリの前記一部分から前記静止画像を取り出し、
    前記静止画像をスケーリングして前記静止画像の空間解像度が低下されたバージョンを生成し、及び
    前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを前記ローカルメモリに格納するために動作可能なグラフィックス処理ユニット(GPU)と、
    前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを前記ローカルメモリから取り出し、
    前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを再スケーリングして再スケーリングされた画像を生成し、及び
    前記再スケーリングされた画像を提示のために前記ディスプレイに出力するために動作可能な表示プロセッサと、を備える、装置。
  12. 前記GPUは、前記システムバスを使用せずに前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを格納し、前記表示プロセッサは、前記システムバスを使用せずに前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを取り出す請求項11に記載の装置。
  13. 前記表示プロセッサは、前記ディスプレイ上での提示のために前記システムバスを介して前記システムメモリの前記一部分から前記非静止画像を取り出す請求項11に記載の装置。
  14. 前記ローカルメモリは、前記GPUのオンチップメモリを備える請求項11に記載の装置。
  15. 前記表示プロセッサは、前記画像が前記非静止画像であると決定されたときに第1のリフレッシュレートで前記ディスプレイでの提示のために前記システムバスを介して前記システムメモリの前記一部分から前記非静止画像を繰り返し取り出し、前記表示プロセッサは、前記第1のリフレッシュレートよりも低い第2のリフレッシュレートで前記再スケーリングされた画像を繰り返し出力する請求項11に記載の装置。
  16. 前記1つ以上の処理ユニットは、前記画像を格納する前記システムメモリの前記一部分が定義された時間内に新しいコンテンツを受け取らない時に前記画像は前記静止画像であると決定する請求項11に記載の装置。
  17. 前記1つ以上の処理ユニットは、アンビエント照明の変化、前記装置の方位の変化、又は前記装置と他のデバイスとの間の接続の変化が存在するかどうかを決定し、前記1つ以上の処理ユニットは、前記画像を格納する前記システムメモリの前記一部分が定義された時間内に新しいコンテンツを受け取らないときで、前記アンビエント照明の変化、前記装置の前記方位の変化、又は前記装置と前記他のデバイスとの間の前記接続の変化が存在しないときに前記画像が前記静止画像であると決定する請求項16に記載の装置。
  18. 前記表示プロセッサは、前記表示プロセッサが前記再スケーリングされた画像を出力するときに前記ディスプレイの照度を低下させる請求項11に記載の装置。
  19. 前記GPUは、シェーダをさらに備え、前記シェーダは、前記静止画像をスケーリングして前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを生成する請求項11に記載の装置。
  20. GPUは、前記ローカルメモリ内の利用可能な格納スペースの量に基づいて前記静止画像をスケーリングする請求項11に記載の装置。
  21. 前記装置は、テレビ、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、電子書籍リーダー、メディアプレーヤー、タブレットコンピューティングデバイス、モバイル受信デバイス、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ビデオゲームコンソール、モバイル会議ユニット、モバイルコンピューティングデバイス、及び無線ハンドセットのうちの少なくとも1つを備える請求項11に記載の装置。
  22. ディスプレイと
    システムバスと、
    前記システムバスを介してアクセス可能であるシステムメモリと、
    前記システムメモリの外部に存在するローカルメモリと、
    前記システムメモリの少なくとも一部分に格納された画像が静止画像であるか又は非静止画像であるかを決定するため手段と、
    前記画像が前記静止画像であると決定されたときに前記システムバスを介して前記システムメモリの前記一部分から前記静止画像を取り出すための手段と、
    前記静止画像をスケーリングして前記静止画像の空間解像度が低下されたバージョンを生成するための手段と、
    前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンをグラフィックス処理ユニット(GPU)のローカルメモリに格納するための手段と、を備える前記GPUと、
    前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを前記ローカルメモリから取り出すための手段と、
    前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを再スケーリングして再スケーリングされた画像を生成するための手段と、
    前記再スケーリングされた画像を提示のために前記ディスプレイに出力するための手段と、を備える表示プロセッサと、を備える、装置。
  23. 前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを格納するための前記手段は、前記システムバスを使用せずに前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを格納するための手段を備え、前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを取り出すための前記手段は、前記システムバスを使用せずに前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを取り出すための手段を備える請求項22に記載の装置。
  24. 前記画像が前記非静止画像であると決定されたときに、前記ディスプレイ上での提示のために前記システムバスを介して前記システムメモリの前記一部分から前記非静止画像を取り出すための手段をさらに備える請求項22に記載の装置。
  25. 前記ローカルメモリは、前記GPUのオンチップメモリを備える請求項22に記載の装置。
  26. 前記画像が前記非静止画像であると決定されたときに、第1のリフレッシュレートで前記ディスプレイ上での提示のために前記システムバスを介して前記システムメモリの前記一部分から前記非静止画像を繰り返し取り出すための手段をさらに備え、
    前記再スケーリングされた画像を出力するための前記手段は、前記第1のリフレッシュレートよりも低い第2のリフレッシュレートで前記再スケーリングされた画像を繰り返し出力するための手段を備える請求項22に記載の装置。
  27. 前記システムメモリの前記一部分に格納された前記画像が前記静止画像であるか又は前記非静止画像であるかを決定するための前記手段は、前記画像を格納する前記システムメモリの前記一部分が定義された時間内に新しいコンテンツを受け取らないときに前記画像は静止画像であると決定するための手段を備える請求項22に記載の装置。
  28. アンビエント照明の変化、前記装置の方位の変化、又は前記装置と他のデバイスとの間の接続の変化が存在するかどうかを決定するための手段をさらに備え、
    前記画像が前記静止画像であると決定するための前記手段は、前記画像を格納する前記システムメモリの前記一部分が前記定義された時間内に新しいコンテンツを受け取らないときで、前記アンビエント照明の変化、前記装置の前記方位の変化、又は前記装置と他のデバイスとの間の前記接続の変化が存在しないときに前記画像が前記静止画像であると決定するための手段を備える請求項27に記載の装置。
  29. 前記表示プロセッサは、出力するための前記手段が前記再スケーリングされた画像を出力するときに前記ディスプレイの照度を低下させるための手段をさらに備える請求項22に記載の装置。
  30. 前記静止画像をスケーリングするための前記手段は、前記GPUのシェーダを用いて前記静止画像をスケーリングして前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを生成するための手段を備える請求項22に記載の装置。
  31. 前記静止画像をスケーリングするための前記手段は、前記ローカルメモリ内の利用可能な格納スペースの量に基づいて前記静止画像をスケーリングするための手段を備える請求項22に記載の装置。
  32. 前記装置は、テレビ、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、電子書籍リーダー、メディアプレーヤー、タブレットコンピューティングデバイス、モバイル受信デバイス、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ビデオゲームコンソール、モバイル会議ユニット、モバイルコンピューティングデバイス、及び無線ハンドセットのうちの少なくとも1つを備える請求項22に記載の装置。
  33. システムバスを介してアクセス可能であるシステムメモリの少なくとも一部分に格納された画像が静止画像であるか又は非静止画像であるかを決定し、
    グラフィックス処理ユニット(GPU)を用いて、前記画像が前記静止画像であると決定されたときに前記システムバスを介して前記システムメモリの前記一部分から前記静止画像を取り出し、
    前記GPUを用いて、前記静止画像をスケーリングして前記静止画像の空間解像度が低下されたバージョンを生成し、
    前記GPUを用いて、前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを前記システムメモリの外部に存在する前記GPUのローカルメモリに格納し、
    ディスプレイに結合された表示プロセッサを用いて、前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを前記ローカルメモリから取り出し、
    前記表示プロセッサを用いて、前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを再スケーリングし、及び
    前記表示プロセッサを用いて、前記再スケーリングされた画像を提示のために前記ディスプレイに出力することを1つ以上の処理ユニットに行わせる命令を備える、非一時的なコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体。
  34. 前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを格納するための前記命令は、前記システムバスを使用せずに前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを格納するための命令を備え、前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを取り出すための前記命令は、前記システムバスを使用せずに前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを取り出すための命令を備える請求項33記載の非一時的なコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体。
  35. 前記画像が前記非静止画像であると決定されたときに前記ディスプレイ上での提示のために前記システムバスを介して前記システムメモリの前記一部分から前記非静止画像を取り出すための命令をさらに備える請求項33に記載の非一時的なコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体。
  36. 前記ローカルメモリは、前記GPUのオンチップメモリを備える請求項33に記載の非一時的なコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体。
  37. 前記画像が前記非静止画像であると決定されたときに第1のリフレッシュレートで前記ディスプレイ上での提示のために前記システムバスを介して前記システムメモリの前記一部分から前記非静止画像を繰り返し取り出すための命令をさらに備え、
    前記再スケーリングされた画像を出力するための前記命令は、前記第1のリフレッシュレートよりも低い第2のリフレッシュレートで前記再スケーリングされた画像を繰り返し出力するための命令を備える請求項33に記載の非一時的なコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体。
  38. 前記システムメモリの前記一部分に格納された前記画像が前記静止画像であるか又は前記非静止画像であるかを決定するための前記命令は、前記画像を格納する前記システムメモリの前記一部分が定義された時間内に新しいコンテンツを受け取らないときに前記画像は前記静止画像であると決定するための命令を備える請求項33に記載の非一時的なコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体。
  39. アンビエント照明の変化、前記GPUと前記表示プロセッサとを含むデバイスの方位の変化、又は前記デバイスと他のデバイスとの間の接続の変化が存在するかどうかを決定するための命令をさらに備え、
    前記画像が前記静止画像であると決定するための前記命令は、前記画像を格納する前記システムメモリの前記一部分が前記定義された時間内に新しいコンテンツを受け取らないときで、前記定義された時間内に前記アンビエント照明、前記デバイスの前記方位、又は前記デバイスと前記他のデバイスとの間の前記接続の変化が存在しないときに前記画像は静止画像であると決定するための命令を備える請求項38に記載の非一時的なコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体。
  40. 前記再スケーリングされた画像を出力するときに前記ディスプレイの照度を低下させるための命令をさらに備える請求項33に記載の非一時的なコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体。
  41. 前記静止画像をスケーリングするための前記命令は、前記GPUのシェーダを用いて前記静止画像をスケーリングして前記静止画像の前記空間解像度が低下されたバージョンを生成するための命令を備える請求項33に記載の非一時的なコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体。
  42. 前記静止画像をスケーリングするための前記命令は、前記ローカルメモリ内の利用可能な格納スペースの量に基づいて前記静止画像をスケーリングするための命令を備える請求項33に記載の非一時的なコンピュータによって読み取り可能な記憶媒体。
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