JP2010026219A - 情報処理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】メモリの使用効率を向上させ、省電力を図ることができるようにする。
【解決手段】静止判定部42は、画像処理部41から提供された処理対象フレームデータと、バッファ45に保持されているフレームデータとを比較し、その結果に基づいて、静止判定をする。処理対象フレームデータが静止画像フレームデータではないという静止判定結果である場合、アクセス制御部51は、処理対象フレームデータのメモリ33に対するアクセス制御を許可する。これに対して、処理対象フレームデータが静止画像フレームデータであるという静止判定結果である場合、アクセス制御部51は、処理対象フレームデータのメモリ33に対するアクセス制御を禁止する。本発明は、例えばテレビジョン受像機に適用することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、メモリの使用効率を向上させ、省電力を図ることができるようになった、情報処理装置および方法、並びにプログラムに関する。
従来の画像処理回路は、複数フレームにわたる画像処理を施す場合、次のような第1の処理と第2の処理とをその順番に実行している。第1の処理は、入力された画像を外部のメモリに書き込むという処理である。第2の処理は、画像処理を施す場合に必要な画像の一部を、外部のメモリから読み出すという処理である(例えば、特許文献1参照)。
従来の画像処理回路の入力画像としては、動画像、静止画像、および混在画像の3種類が存在する。
ここで、3種類の画像データは何れも、1以上のフレームの各画像データから構成されるとする。即ち、動画像、静止画像、および混在画像はいずれも、1以上のフレームから構成されるとする。
動画像とは、常に異なるフレームが配置されて構成される画像をいう。静止画像とは、常に同一のフレームが配置されて構成される画像をいう。混在画像とは、常に異なるフレームが配置されて構成される部分(以下、動画像部分と称する)と、常に同一のフレームが配置されて構成される部分(以下、静止画像部分と称する)とが混在して配置されて構成される画像をいう。
動画像または混在画像の動画像部分が入力画像である場合、従来の画像処理回路は、メモリに対して、常に異なるフレームデータの書き込みおよび読み出しをする。
特願2001−399869号公報
しかしながら、静止画像または混在画像の静止画像部分が入力画像である場合、従来の画像処理回路は、メモリ上の同一アドレスに同一フレームデータの書き込みおよび読み出しをする。即ち、従来の画像処理回路は、フレームデータが入力されるたびに、メモリ上の同一アドレスに対して同一の処理を繰り返し実行している。この処理は、メモリに対する不要なアクセスであるといえる。
即ち、従来の画像処理回路は、入力画像の種類に関わらず、メモリに対して、フレームデータの書き込みおよび読み出しをしている。そのため、メモリの使用効率を低下させ、不要な電力を消費していた。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、メモリの使用効率を向上させ、省電力を図ることができるようにするものである。
本発明の一側面の情報処理装置は、同一の単位画像が複数配置されて構成される静止画像、異なる単位画像が複数配置されて構成される動画像、または、同一の単位画像が複数配置されて構成される静止画像部分と異なる単位画像が複数配置されて構成される動画像部分とが混在する混在画像の画像データが単位画像を単位として入力された場合、入力された前記単位画像のデータを処理対象データとして、前記処理対象データが、前記動画像若しくは前記混在画像の前記動画像部分の単位画像のデータとしての動画像単位データであるのか、または、前記静止画像若しくは前記混在画像の前記静止画像部分の単位画像のデータとしての静止画像単位データであるのかを判定する静止判定手段と、前記静止判定手段により前記動画像単位データであると判定された場合、前記処理対象データのメモリに対する書き込みまたは読み出しのためのアクセス制御を許可し、前記静止判定手段により前記静止画像単位データであると判定された場合、前記処理対象データについての前記アクセス制御を禁止するアクセス制御手段とを備える。
前記アクセス制御手段の前記アクセス制御によりが前記メモリから読み出された前記処理対象データを、比較対象データとして保持する保持手段をさらに備え、前記静止判定手段は、前記処理対象データと、前記処理対象データよりも前に入力されて前記保持手段に保持された前記比較対象データとを比較して、その比較結果に基づいて、前記処理対象データが前記動画像単位データまたは前記静止画像単位データであるか否かを判定する。
本発明の一側面の情報処理方法およびプログラムは、上述した本発明の一側面の情報処理装置に対応する方法およびプログラムである。
本発明の一側面の情報処理装置および方法、並びにプログラムにおいては、同一の単位画像が複数配置されて構成される静止画像、異なる単位画像が複数配置されて構成される動画像、または、同一の単位画像が複数配置されて構成される静止画像部分と異なる単位画像が複数配置されて構成される動画像部分とが混在する混在画像の画像データが単位画像を単位として入力された場合、入力された前記単位画像のデータを処理対象データとして、前記処理対象データが、前記動画像若しくは前記混在画像の前記動画像部分の単位画像のデータとしての動画像単位データであるのか、または、前記静止画像若しくは前記混在画像の前記静止画像部分の単位画像のデータとしての静止画像単位データであるのかが判定され、前記動画像単位データであると判定された場合、前記処理対象データのメモリに対する書き込みまたは読み出しのためのアクセス制御が許可され、前記静止画像単位データであると判定された場合、前記処理対象データについての前記アクセス制御が禁止される。
以上のごとく、本発明によれば、メモリへの不要なアクセスを回避することができるようになる。その結果、メモリの使用効率を向上させるとともに、消費電力を削減することができるようになる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
なお、本実施の形態では、動画像の処理単位として、フレームを採用する。ただし、処理単位は、フレームに限定されず、例えばフィールド等であっても構わない。以下、このようなフィールドやフレームといった動画像の処理単位を、単位画像と称する。即ち、本発明は、任意の単位画像に対する処理に適用可能であり、以下に説明するフレームは単位画像の一例に過ぎない。
図1は、本発明が適用される情報処理装置の一実施形態の外観構成例を示す図である。
情報処理装置11は、画像データを入力し、その画像データに対応する画像を表示する。情報処理装置11として、例えばテレビジョン受像機を採用できる。
情報処理装置11に入力される画像データの種類としては、動画像、静止画像および混在画像の3種類が存在する。
これらの3種類の画像データは何れも、1以上のフレームデータから構成されるとする。即ち、動画像、静止画像、および混在画像はいずれも、1以上のフレームから構成されるとする。
例えば、放送局12から放送されてアンテナ21に受信される放送番組等の動画像の画像データが、情報処理装置11にフレームデータ単位で入力される。
例えば、デジタルスチルカメラ22によって撮影された静止画像の画像データが、情報処理装置11にフレーム単位で入力される。
例えば、パーソナルコンピュータ23から出力された混在画像の画像データが、情報処理装置11にフレーム単位で入力される。
入力された各種の画像データは、情報処理装置11によって高画質化等の画像処理がフレームデータ単位で適宜施される。その結果得られる画像データに対応する画像は、ディスプレイ等に表示される。この場合、ユーザは、ディスプレイ等に表示される静止画像または混在画像として、例えば次のような画像が視聴することができる。即ち、ユーザは、例えば写真を視聴することができる。ユーザは、例えば画面の動きが少ない混在画像(将棋の中継等)を視聴することができる。ユーザは、例えば録画した動画像を再生中に一時停止することで、一時停止中の画像を静止画像として視聴することができる。ユーザは、例えば全画面表示ではないウィンドウ表示(一部の領域の表示)で、パーソナルコンピュータ23からの混在画像を視聴することが出来る。ユーザは、例えば資料(文書、メール、カタログ等)を静止画像として視聴することができる。ユーザは、例えば文書作成等画面の一部しか変化しない混在画像を見ながら、文書作成等をすることができる。
図2は、図1の情報処理装置11の機能的構成例を示す機能ブロック図である。
情報処理装置11は、画像入力部31、画像処理部32、メモリ33、および表示部34から構成される。
画像入力部31には、動画像、静止画像または混在画像の画像データが入力される。即ち、動画像、静止画像、および混在画像の各画像データは、入力画像データとして画像入力部31から画像処理部32に提供される。
画像処理部32は、画像入力部31から提供された入力画像データに対して、高画質化等の画像処理を適宜施す。画像処理部32は、画像処理が施された画像データを出力画像データとして、表示部34に提供する。
表示部34は、画像処理部32から提供された出力画像データに対応する画像、即ち、動画像、静止画像または混在画像を表示する。
このように、表示部34には、3種類の画像が表示される。そこで、画像処理部32は、画像入力部31から提供された入力画像データの種類を判定する。即ち、画像処理部32は、画像入力部31から提供された入力画像データが、動画像、静止画像および混在画像のうちのいずれの画像であるのかをフレームデータ単位で判定する。即ち、入力画像データを構成する複数のフレームデータのそれぞれが、処理の対象として注目すべきフレームデータ(以下、処理対象フレームデータと称する)に順次設定される。画像処理部32は、フレーム画像データが、動画像若しくは混在画像の動画像部分のフレーム画像データ(以下、これらをまとめて動画像フレームデータと称する)であるのか、または、静止画像若しくは混在画像の静止画像部分のフレーム画像データ(以下、これらをまとめて静止画像フレームデータと称する)であるのかを判定する。
画像処理部32は、処理対象フレームデータが動画像フレームデータであると判定した場合、処理対象フレームデータをメモリ33に書き込み、また入力画像データをメモリ33から読み出す。
これに対して、画像処理部32は、処理対象フレームデータが静止画像フレームデータであると判定した場合、入力画像データのメモリ33に対する書き込みや読み出しを禁止する。
図3は、このような処理を実現するための画像処理部32の機能を説明するための図である。即ち、図3は、画像処理部32の機能的構成例を示す機能ブロック図である。
図3の例の画像処理部32は、画像処理部41、静止判定部42、書き込み側アクセス制御部43、読み出し側アクセス制御部44、バッファ45および画像処理部46から構成される。アクセス制御部51は、書き込み側アクセス制御部43と読み出し側アクセス制御部44を含む。
画像処理部41は、画像入力部31(図2参照)から提供された入力画像データに対する画像処理をフレームデータ毎に施す。
画像処理が施された処理対象フレームデータは、静止判定部42と書き込み側アクセス制御部43とに提供される。
静止判定部42は、画像処理部41から提供された処理対象フレームデータと、バッファ45に保持されているフレームデータとを比較する。静止判定部42は、その比較の結果に基づいて、処理対象フレームデータが静止画像フレームデータであるのか否かについての判定(以下、静止判定と称する)をする。
静止判定の手法としては、例えば本実施の形態では、次のような手法が採用されている。即ち、静止判定部42は、処理対象フレームデータのうちの所定座標のデータ(画素データ)と、バッファ45に保持されているフレームデータのうちの同一座標のデータ(画素データ)とを一以上比較する。静止判定部42は、それらが同一であるという比較結果の場合、静止画像フレームデータと判定する。そうでない場合には、静止判定部42は、動画像フレームデータと判定とする。このような静止判定の手法が、本実施の形態では採用されている。
もっとも、静止判定部42による静止判定の手法は、本実施の形態の例に特に限定されず、その他として、例えば次のような第1乃至第3の手法を採用することができる。
第1の手法とは、静止判定にフレームデータの座標を使用する、という手法である。即ち、その座標と、その座標のデータ(画素データ)とは、画像処理部32の外部(例えばCPU(Central Processing Unit)等)から入力される。静止判定部42は、処理対象フレームデータの同一座標のデータ(画素データ)が、入力されたデータ(画素データ)と一致する場合、静止画像フレームデータと判定する。そうでない場合には、静止判定部42は、動画像フレームデータと判定とする。このような静止判定の手法が、第1の手法である。
第2の手法とは、静止判定に静止画像フラグを使用する、という手法である。即ち、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)のように、静止画像フラグの付加された画像が入力されることが前提となる。このような前提の下、静止判定部42は、処理対象フレームデータの静止画像フラグがアサートされている場合、静止画像フレームデータと判定する。そうでない場合には、静止判定部42は、動画像フレームデータと判定とする。このような静止判定の手法が、第2の手法である。
第3の手法とは、静止判定にマスク情報を使用する、という手法である。即ち、画像処理部32の外部(例えばCPU等)から、画像データの静止部分のマスク情報が入力されることが前提となる。このような前提の下、静止判定部42は、処理対象フレームデータにマスクがかかっている場合、静止画像フレームデータと判定する。そうでない場合には、静止判定部42は、動画像フレームデータと判定とする。このような静止判定の手法が、第3の手法である。
何れの手法が採用されたとしても、静止判定部42による静止判定の処理結果(以下、静止判定結果と称する)は、書き込み側アクセス制御部43と読み出し側アクセス制御部44に通知される。
書き込み側アクセス制御部43は、メモリ33にアクセスして、データの書き込みを制御する。具体的には、書き込み側アクセス制御部43は、静止判定部42による静止判定の結果に基づいて、画像処理部41からの処理対象フレームデータのメモリ33に対する書き込みを制御する
即ち、処理対象フレームデータが静止画像フレームデータではないという静止判定結果である場合、即ち、処理対象フレームデータが動画像フレームデータである場合、書き込み側アクセス制御部43は、処理対象フレームデータをメモリ33に書き込む。これに対して、処理対象フレームデータが静止画像フレームデータであるという静止判定結果である場合、書き込み側アクセス制御部43は、メモリ33に対するアクセス(書き込みの制御)を禁止する。即ち、静止画像フレームデータ(処理対象フレームデータ)はメモリ33に書き込まれない。
読み出し側アクセス制御部44は、メモリ33にアクセスして、データの読み出しを制御する。具体的には、読み出し側アクセス制御部44は、静止判定部42による静止判定の結果に基づいて、処理対象フレームデータのメモリ33からの読み出しを制御する。
即ち、処理対象フレームデータが静止画像フレームデータではないという静止判定結果である場合、即ち、処理対象フレームデータが動画像フレームデータである場合、読み出し側アクセス制御部44は、処理対象フレームデータをメモリ33から読み出す。これに対して、処理対象フレームデータが静止画像フレームデータであるという静止判定結果である場合、処理対象フレームデータはメモリ33には書き込まれていない状態である。そこで、読み出し側アクセス制御部44は、メモリ33に対するアクセス(読み出しの制御)を禁止する。
即ち、書き込み側アクセス制御部43と読み出し側アクセス制御部44とは、次のようなアクセス制御部51の一構成要素と把握することもできる。即ち、アクセス制御部51は、静止判定部42により動画像フレームデータであると判定された場合、処理対象フレームデータのメモリ33に対する書き込みまたは読み出しのためのアクセス制御を行う。これに対して、アクセス制御部51は、静止判定部42により静止画像フレームデータであると判定された場合、処理対象フレームデータについてのアクセス制御を禁止する。
バッファ45は、読み出し側アクセス制御部44によりメモリ33から読み出した処理対象フレームデータを1フレーム期間保持する。即ち、次に入力されたフレームデータが処理対象フレームデータとなった場合、バッファ45に保持されたフレームデータは、その静止判定における比較対象のフレームデータとして静止判定部42に提供される。
また、バッファ45に1フレーム期間保持される処理対象フレームデータは、画像処理部46にも提供される。
画像処理部46は、バッファ45から提供された処理対象フレームデータを、所定の画像処理を施した上で、出力画像データとして表示部34(図2参照)に提供する。
このような画像処理部32による画像処理の一例を説明するフローチャートが、図4に示されている。
図4のフローチャートは、処理対象フレームデータを単位とする画像処理の一例を示している。即ち、入力画像データを構成する複数のフレームデータのそれぞれが画像処理部32に順次入力されると、図4の画像処理がその都度実行されることになる。
図4のステップS1において、画像処理部41は、画像入力部31からの処理対象フレームデータに対して画像処理を施す。画像処理が施された処理対象フレームデータが、静止判定部42と書き込み側アクセス制御部43に提供されると、処理はステップS2に進む。
ステップS2において、静止判定部42は、処理対象フレームデータと、バッファ45から提供された1つ前のフレームデータとを比較する。1つ前のフレームデータとは、現在の処理対象フレームデータの直前に画像処理部32に入力されたフレームデータであって、バッファ45に保持されたフレームデータをいう。即ち、前回の画像処理のステップS6の処理でバッファ45に保持されたフレームデータが、ステップS2でいう「1つ前のフレームデータ」である。静止判定部42は、処理対象フレームデータと、1つ前のフレームデータのうちの同一座標のデータ(画素データ)とを一以上比較する。
ステップS3において、静止判定部42は、ステップS2の比較処理の結果に基づいて、処理対象フレームデータが、静止画像フレームデータであるか否かを判定する。
静止判定部42は、処理対象フレームデータと、1つ前のフレームデータのうちの同一座標のデータ(画素データ)が同一であるという比較結果の場合、静止画像フレームデータと判定する。そうでない場合には、静止判定部42は、動画像フレームデータと判定とする。
この場合、ステップS3においてYESであると判定される。この判定結果、即ち、処理対象フレームデータが静止画像フレームデータであるという静止判定結果は、書き込み側アクセス制御部43と読み出し側アクセス制御部44に提供される。これにより、処理はステップS7に進む。ただし、ステップS7以降の処理については後述する。
これに対して、静止判定部42は、処理対象フレームデータと、1つ前のフレームデータののうちの同一座標のデータ(画素データ)に同じデータがないという比較結果の場合、動画像フレームデータと判定する。
この場合、ステップS3においてNOであると判定される。この判定結果、即ち、処理対象フレームデータが動画像フレームデータであるという静止判定結果は、書き込み側アクセス制御部43と読み出し側アクセス制御部44に提供される。これにより、処理はステップS4に進む。
ステップS4において、書き込み側アクセス制御部43は、処理対象フレームデータを、メモリ33に書き込む。
ステップS5において、読み出し側アクセス制御部44は、処理対象フレームデータを、メモリ33から読み出す。読み出し側アクセス制御部44によって、メモリ33から読み出された処理対象フレームデータはバッファ45に提供される。これにより、処理はステップS6に進む。
ステップS6において、バッファ45は、処理対象フレームデータを保持する。今回の処理対象フレームデータは、次のフレームデータが入力されるまでバッファ45に保持される。即ち、次のフレームデータが処理対象フレームデータとして画像処理が施された場合に、そのステップS2の処理で、今回の処理対象フレームデータは、「1つ前のフレームデータ」としてバッファ45から静止判定部42に提供される。
バッファ45に保持された処理対象フレームデータが、画像処理部46に提供されると、処理はステップS7に進む。
ステップS7において、画像処理部46は処理対象フレームデータに対して画像処理を施す。ステップS7の画像処理が施された処理対象フレームデータが、出力画像データとして表示部34(図2参照)に提供されると、画像処理全体が終了となる。
以上説明したように、ステップS3の処理でYESであると判定された場合、即ち、静止判定部42による静止判定結果が静止画像フレームデータであるという場合、ステップS4乃至S6の処理は実行されないので、メモリ33に対するアクセスは行われない。
これにより、メモリ(本実施の形態ではメモリ33)の同一アドレスに同一の画像データ(同一の静止画像フレームデータ)が書き込まれたり読み出されたりすることが無くなる。よって、メモリに対する不要なアクセスを回避することができる。これにより、[背景技術]の欄で説明した従来の技術を用いた場合に無駄となっていた時間、即ち、静止画像フレームデータをメモリに書き込んだり読み出していたりしていた無駄な時間を、別のデータの書き込みや読み出しに使用することができるようになる。即ち、メモリの使用効率が向上する。さらに、従来の技術を用いた場合に実行されていたメモリに対する不要なアクセスを無くすことができるため、消費電力を削減することができる。
ところで、上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるが、ソフトウエアにより実行させることができる。
この場合、上述した情報処理装置11の少なくとも一部として、例えば、図5に示されるパーソナルコンピュータを採用してもよい。
図5において、CPU101は、ROM(Read Only Memory)102に記録されているプログラム、または記憶部108からRAM(Random Access Memory)103にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM103にはまた、CPU101が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU101、ROM102、およびRAM103は、バス104を介して相互に接続されている。このバス104にはまた、入出力インタフェース105も接続されている。
入出力インタフェース105には、キーボード、マウスなどよりなる入力部106、図2の表示部34などよりなる出力部107、ハードディスクなどより構成される記憶部108、モデムおよびターミナルアダプタなどより構成される通信部109が接続されている。通信部109は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。例えばRAM103または記憶部108が、図2のメモリ33として機能する。
入出力インタフェース105にはまた、必要に応じてドライブ110が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア111が適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部108にインストールされる。
一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
このようなプログラムを含む記録媒体は、図5に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア(パッケージメディア)111により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM102や、記憶部108に含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
本発明が適用される情報処理装置の一実施形態の外観構成例を示す図である。 図1の情報処理装置11の機能的構成例を示す機能ブロック図である。 画像処理部32の機能的構成例を示す機能ブロック図である。 画像処理部32による画像処理の一例を説明するフローチャートである。 本発明が適用される情報処理装置のハードウエア構成例を示すブロック図である。
符号の説明
11 情報処理装置、 12 放送局、 21 アンテナ、 22 デジタルスチルカメラ、 23 パーソナルコンピュータ、 31 画像入力部、 32 画像処理部、 33 メモリ、 34 表示部、 41 画像処理部、 42 静止判定部、 43 書き込み側アクセス制御部、 44 読み出し側アクセス制御部、 45 バッファ、 46 画像処理部、 51 アクセス制御部

Claims (4)

  1. 同一の単位画像が複数配置されて構成される静止画像、異なる単位画像が複数配置されて構成される動画像、または、同一の単位画像が複数配置されて構成される静止画像部分と異なる単位画像が複数配置されて構成される動画像部分とが混在する混在画像の画像データが単位画像を単位として入力された場合、入力された前記単位画像のデータを処理対象データとして、前記処理対象データが、前記動画像若しくは前記混在画像の前記動画像部分の単位画像のデータとしての動画像単位データであるのか、または、前記静止画像若しくは前記混在画像の前記静止画像部分の単位画像のデータとしての静止画像単位データであるのかを判定する静止判定手段と、
    前記静止判定手段により前記動画像単位データであると判定された場合、前記処理対象データのメモリに対する書き込みまたは読み出しのためのアクセス制御を許可し、前記静止判定手段により前記静止画像単位データであると判定された場合、前記処理対象データについての前記アクセス制御を禁止するアクセス制御手段と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記アクセス制御手段の前記アクセス制御により前記メモリから読み出された前記処理対象データを、比較対象データとして保持する保持手段をさらに備え、
    前記静止判定手段は、前記処理対象データと、前記処理対象データよりも前に入力されて前記保持手段に保持された前記比較対象データとを比較して、その比較結果に基づいて、前記処理対象データが前記動画像単位データまたは前記静止画像単位データであるか否かを判定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 情報処理装置が、
    同一の単位画像が複数配置されて構成される静止画像、異なる単位画像が複数配置されて構成される動画像、または、同一の単位画像が複数配置されて構成される静止画像部分と異なる単位画像が複数配置されて構成される動画像部分とが混在する混在画像の画像データが単位画像を単位として入力された場合、入力された前記単位画像のデータを処理対象データとして、前記処理対象データが、前記動画像若しくは前記混在画像の前記動画像部分の単位画像のデータとしての動画像単位データであるのか、または、前記静止画像若しくは前記混在画像の前記静止画像部分の単位画像のデータとしての静止画像単位データであるのかを判定し、
    前記動画像単位データであると判定された場合、前記処理対象データのメモリに対する書き込みまたは読み出しのためのアクセス制御を許可し、前記静止画像単位データであると判定された場合、前記処理対象データについての前記アクセス制御を禁止する
    ステップを含む情報処理方法。
  4. 同一の単位画像が複数配置されて構成される静止画像、異なる単位画像が複数配置されて構成される動画像、または、同一の単位画像が複数配置されて構成される静止画像部分と異なる単位画像が複数配置されて構成される動画像部分とが混在する混在画像の画像データが単位画像を単位として入力される画像処理装置を制御するコンピュータが、
    前記画像処理装置に入力された前記単位画像のデータを処理対象データとして、前記処理対象データが、前記動画像若しくは前記混在画像の前記動画像部分の単位画像のデータとしての動画像単位データであるのか、または、前記静止画像若しくは前記混在画像の前記静止画像部分の単位画像のデータとしての静止画像単位データであるのかを判定し、
    前記動画像単位データであると判定された場合、前記処理対象データのメモリに対する書き込みまたは読み出しのためのアクセス制御を許可し、前記静止画像単位データであると判定された場合、前記処理対象データについての前記アクセス制御を禁止する
    ステップを含む制御処理を実行するプログラム。
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