JP2014519622A - エレクトロクロミック装置のための橋絡されたバスバー - Google Patents

エレクトロクロミック装置のための橋絡されたバスバー Download PDF

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Abstract

本発明の態様では、エレクトロクロミック装置は、少なくとも1つのバスバー(520)を備え、この少なくとも1つのバスバーは、導電性シール(530)に連通している。本発明のいくつかの実施例では、導電性シールは、適切な導電性金属を含浸した接着剤、樹脂またはポリマー、または本質的に導電性のポリマーから成る群から選択される材料から形成される。

Description

[関連出願の相互参照]
この出願は、2011年5月26日に出願された米国特許仮出願第61/490,291号の出願日の利益を主張し、その開示は、ここに引用することにより本明細書の一部をなすものとする。
[発明の分野]
この出願はエレクトロクロミック装置であって、これに電位を印加すると電磁放射線の透過率または反射率を変化させることができるエレクトロクロミック装置に関する。
エレクトロクロミックグレージングはエレクトロクロミック材料であって、電位の印加に応答して着色などのエレクトロクロミック材料の光学特性が変化し、これにより当該装置の透過性または反射性が多少増減することが知られているエレクトロクロミック材料を含む。典型的な従来技術のエレクトロクロミック装置(以下、「EC装置」と呼ぶ)は、対向電極層、対向電極層に実質的に平行に配置されたエレクトロクロミック材料層、および対向電極層をエレクトロクロミック層から分離するイオン伝導性層を含む。加えて、2つの透明な伝導性層が、対向電極層およびエレクトロクロミック層に平行にかつこれらに接触して配置されている。対向電極層、エレクトロクロミック材料層、イオン伝導性層および導電性層のための材料は公知であり、例えば、ここに引用することにより本明細書の一部をなすものとする米国特許仮出願第2008/0169185号に記載するように、望ましくは実質的に透明な酸化物または窒化物である。
伝統的なEC装置および、それらを備える絶縁ガラスユニット(以下、「IGU」と呼ぶ)の構造が、図1に示されている。本明細書では「絶縁ガラスユニット」とは、2つ以上のガラス層であって、(金属、プラスチック、気泡体、樹脂ベースの)スペーサー1により端に沿って分離され、シールされて(シールは示されていない)、層間に空所すなわち断熱空気(または別のガス例えばアルゴン、窒素、クリプトン)スペースすなわち「絶縁スペース」を形成するガラス層を意味する。IGU2は、後述するように内部ガラスパネル3およびEC装置4を備える。
図2および図3は、典型的な従来技術のエレクトロクロミック装置20のそれぞれ平面図および断面図を示す。装置20は、基板34上に形成された隔離された透明な導電層領域26Aおよび26Bを含む。EC装置20は対向電極層28、イオン伝導性32、エレクトロクロミック層30および透明導電層24を含み、これらは順次に導電層領域26上に配置されている。さらに、装置20は、導電層領域26Aのみに接触しているバスバー40と、導電層領域26B上に形成されることもあり導電層24に接触しているバスバー42を含む。導電層領域26Aは、導電層領域26Bおよびバスバー42から物理的に隔離され、導電層24は、バスバー40から物理的に隔離されている。さらに、バスバー40および42は、ワイヤにより低電圧電源22の正端子および負端子にそれぞれ接続されている。
図2および図3を参照する。電源22を動作させてバスバー40および42の両端に電位を印加すると、電子ひいては電流がバスバー42から流出し、透明導電層24を横切ってエレクトロクロミック層30へ流入する。さらに、対向電極層28に蓄積されているLiなどのイオンが対向電極層28から流出し、イオン伝導性層32を通ってエレクトロクロミック層32に達し、電荷バランスが、電子が対向電極層28から引き出され、次いで外部回路を介してエレクトロクロミック層30に挿入されることにより維持される。イオンおよび電子のエレクトロクロミック層への移行は、エレクトロクロミック層およびオプション的に相補的EC装置内の対向電極層の光学的特徴を変化させ、これにより、EC装置の着色ひいては透明性を変化させる。装置20の側面の近くにバスバーを配置するのが望ましく、典型的には約0.25インチ以下の幅を有するバスバーは、見えないか最小限見えるだけであり、したがって装置は、典型的な窓枠内に設置すると見て美しい。
バスバー材料がIGUシールを越えて延びて、電気接続をIGUの外部で行うことができるようにする必要がある。透明導電層への内部接続はEC装置の美観を損なうと考えられている。さらに、例えば銀ベース肉厚フリット材料などの当技術分野で採用される典型的な低温バスバー材料は多孔である。その結果、伝統的なフリット材料をスペーサーの下方でIGUの外部へ延すと、IGUの空所に蓄積された不活性ガスが漏れると考えられている。
本発明の一態様では、エレクトロクロミック装置は、少なくとも1つのバスバーを備え、この少なくとも1つのバスバーは、導電性シールに連通(communication)するものである。本発明のいくつかの実施例では、導電性シールは、適切な導電性金属を含浸した接着剤、樹脂、またはポリマー、または本質的に導電性のポリマーから成る群から選択される。
本発明のいくつかの実施例では、導電性シールは、連続バスバーに少なくとも部分的に接触する。本発明の別の実施例では、導電性シールは、バスバーの2つのセグメントを接続するブリッジを形成する。本発明の別の実施例では、導電性シールは、バスバーの少なくとも一部をカバーする。本発明のいくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも1次元でバスバーの少なくとも一部にオーバーラップする。いくつかの実施例では、導電性シール材料は、バスバー内の孔に少なくとも部分的に侵入する。
本発明の別の態様では、システムは、少なくとも1つのバスバーと、この少なくとも1つのバスバーに連通する導電性シールとを有するエレクトロクロミック装置を備えるものであり、この導電性シールは、バスバーよりも多孔性が低く、約0.1オーム/フィート〜約0.6オーム/フィートの電気抵抗を有する。いくつかの実施例では、導電性シールは、約420℃より低いキュア温度(硬化温度)を有する。いくつかの実施例では、導電性シールとバスバーは同時にキュアされる。
いくつかの実施例では、導電性シールは、銀エポキシ、ニッケルエポキシ、クロムエポキシ、金エポキシ、タングステンエポキシ、合金エポキシおよびそれらの混合物から成る群から選択された導電性エポキシから形成される。いくつかの実施例では、導電性シールは銀エポキシを含む。いくつかの実施例では、導電性シールは、本質的に導電性のポリマーから形成される。
いくつかの実施例では、導電性シールは、バスバーを通過するガスの損失を緩和する。いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約30日にわたり、例えばバスバー内の孔を通って失ってしまうであろうガスの少なくとも80%を保持する。いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約45日にわたり前記ガスの少なくとも80%を保持する。いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約60日にわたり前記ガスの少なくとも80%を保持する。
いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約30日にわたり前記ガスの少なくとも90%を保持する。いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約45日にわたり前記ガスの少なくとも90%を保持する。いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約60日にわたり前記ガスの少なくとも90%を保持する。
いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約30日にわたり前記ガスの少なくとも95%を保持する。いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約45日にわたり前記ガスの少なくとも95%を保持する。いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約60日にわたり前記ガスの少なくとも95%を保持する。
いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも1次元でバスバーに少なくとも部分的にオーバーラップする。いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも2次元でバスバーに少なくとも部分的にオーバーラップする。いくつかの実施例では、導電性シールは、約20ミクロン〜約50ミクロンの厚さを有する。
いくつかの実施例では、2つ以上のバスバーが存在する場合、各バスバーを異なる導電性シールでカバーすることもある。別の実施例では、2つ以上のバスバーが存在する場合、1つのバスバーを導電性シールでカバーし、別のバスバーを非導電性シールでカバーすることもある。
本発明の別の態様では、絶縁ガラスユニットが少なくとも2つのバスバーを有するエレクトロクロミック装置とガラスパネルとを備えており、この少なくとも2つのバスバーはエレクトロクロミック装置のトップ面に配置され、エレクトロクロミック装置のトップ面とガラスパネルは、互いに実質的に平行に配置され、スペーサーを介して接続され、これにより絶縁スペースを形成しており、シールが、このスペーサーとエレクトロクロミック装置の間に挟まれているとともに、前記少なくとも2つのバスバーの少なくとも一部と連通するものである。いくつかの実施例では、ポリイソブチレンなどの絶縁体が、スペーサーとシールとの間に位置する。
シールはバスバーの上に配置されることもある。いくつかの実施例では、シールは非導電性シールである。別の実施例では、シールは導電性シールである。別の実施例では、非導電性シールはスペーサーの一部に固定されている。
いくつかの実施例ではシールは、バスバー内の孔内に少なくとも部分的に侵入する。いくつかの実施例では、非導電性シールが、バスバー内の孔内に少なくとも部分的に侵入する。いくつかの実施例では、導電性シールが、バスバー内の孔内に少なくとも部分的に侵入する。
いくつかの実施例では、非導電性シールが、短絡(例えば、導電材料からなるスペーサーとバスバーの間の短絡)を阻止するのに使用されることもある。いくつかの実施例では、非導電性シールはエポキシ、ポリマー、樹脂または接着剤である。いくつかの実施例では、非導電性シールはエポキシであり、エポキシは前記少なくとも2つのバスバーよりも多孔性が低い。いくつかの実施例では、非導電性シールは、材料がバスバー内の孔内に少なくとも部分的に侵入するように(材料パラメータまたは処理パラメータに基づき)選択される。
いくつかの実施例では、バスバーはインクでカバーされ、インクは肉厚フィルム材料のうちの1つであり、インクは(例えば短絡阻止を助けるために)絶縁体として働く。いくつかの実施例では、インク自身がほとんど完全に非多孔性である。いくつかの実施例では、インクは黒色インクである。
いくつかの実施例では、少なくとも2つのバスバーのうちの少なくとも1つが連続的である。いくつかの実施例では、シールが連続バスバーをカバーする。シールは、スペーサーまたはスペーサーに隣接する絶縁体(ポリイソブチレン)に接触していることもある。
いくつかの実施例では、少なくとも2つのバスバーのうちの少なくとも1つがセグメント化されている。いくつかの実施例では、セグメント化バスバーは、内部部分および外部部分を含む。いくつかの実施例では、導電性シールはこの内部および外部のバスバー部分のそれぞれの少なくとも一部と連通している。いくつかの実施例では、シールがスペーサーの下方の領域内にある。
いくつかの実施例では、導電性シールは、前記少なくとも2つのバスバーの少なくとも1つと電圧源とに連通している。いくつかの実施例では、シールがスペーサーの下方の領域内にある。
本発明の別の態様では、絶縁ガラスユニットは、エレクトロクロミック装置とガラスパネルとを備え、このエレクトロクロミック装置はエレクトロクロミック装置のトップ面に少なくとも2つのバスバーを有しており、エレクトロクロミック装置のトップ面とガラスパネルは、互いに実質的に平行に配置されているとともに、スペーサーを介して接続され、これにより絶縁スペースを形成しており、前記バスバーのそれぞれは、内部バスバー部分と外部バスバー部分を有し、内部バスバー部分は絶縁スペース内に位置し、外部バスバー部分は絶縁スペースの外側に位置しており、導電性シールが、内部バスバー部分と外部バスバー部分とに連通している。
いくつかの実施例では、導電性シールは、スペーサーとエレクトロクロミック装置のトップ面の間に位置する。いくつかの実施例では、導電性シールは内部バスバー部分と外部バスバー部分を橋絡し、スペーサーとエレクトロクロミック装置のトップ面の間を電気的に連通している。いくつかの実施例では、導電性シールは、内部バスバー部分および外部バスバー部分にインラインである。いくつかの実施例では、導電性シールは、内部バスバー部分または外部バスバー部分の少なくとも1つに少なくとも部分的にオーバーラップする。
いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも2つのバスバーに比して多孔性が低く、約0.1オーム/フィート〜約0.6オーム/フィートの電気抵抗を有する。
いくつかの実施例では、導電性シールは、適切な導電性金属を含浸した接着剤、適切な導電性金属を含浸した樹脂、適切な導電性金属を含浸したポリマー、および本質的に導電性のポリマーから成る群から選択される。いくつかの実施例では、記導電性シールは導電性エポキシである。いくつかの実施例では、導電性エポキシは、銀エポキシ、ニッケルエポキシ、クロムエポキシ、金エポキシ、タングステンエポキシ、合金エポキシおよびこれらの組み合わせから成る群から選択される。いくつかの実施例では、導電性シールは銀エポキシを含む。いくつかの実施例では、導電性シールは、本質的に導電性のポリマーから成る。
いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約30日にわたり前記ガスの少なくとも90%を保持する。いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約45日にわたり前記ガスの少なくとも90%を保持する。いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約60日にわたり前記ガスの少なくとも90%を保持する。
いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約30日にわたり前記ガスの少なくとも95%を保持する。いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約45日にわたり前記ガスの少なくとも95%を保持する。いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約60日にわたり前記ガスの少なくとも95%を保持する。
本発明の別の態様では、絶縁ガラスユニットは、エレクトロクロミック装置とガラスパネルとを備えており、このエレクトロクロミック装置はエレクトロクロミック装置のトップ面に少なくとも2つのバスバーを有しており、エレクトロクロミック装置のトップ面とガラスパネルは、互いに実質的に平行に配置されているとともに、スペーサーを介して接続され、これにより絶縁スペースを形成しており、バスバーのそれぞれは連続的であり、少なくとも2つのバスバーの少なくとも一部は、エレクトロクロミック装置とスペーサーの間に位置して、バスバー接触点を形成し、導電性シールがこのバスバー接触点の少なくとも一部をカバーする。
いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも2つのバスバーに比して多孔性が低く、約0.1オーム/フィート〜約0.6オーム/フィートの電気抵抗を有する。
いくつかの実施例では、導電性シールは、適切な導電性金属を含浸した接着剤、適切な導電性金属を含浸した樹脂、適切な導電性金属を含浸したポリマー、および本質的に導電性のポリマーから成る群から選択される。いくつかの実施例では、導電性シールは導電性エポキシである。いくつかの実施例では、導電性エポキシは、銀エポキシ、ニッケルエポキシ、クロムエポキシ、金エポキシ、タングステンエポキシ、合金エポキシおよびこれらの組み合わせから成る群から選択される。いくつかの実施例では、導電性シールは銀エポキシを含む。
いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約30日にわたり前記ガスの少なくとも90%を保持する。いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約45日にわたり前記ガスの少なくとも90%を保持する。いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約60日にわたり前記ガスの少なくとも90%を保持する。
いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約30日にわたり前記ガスの少なくとも95%を保持する。いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約45日にわたり前記ガスの少なくとも95%を保持する。いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約60日にわたり前記ガスの少なくとも95%を保持する。
本発明の別の態様では、絶縁ガラスユニットは、エレクトロクロミック装置とガラスパネルとを備えており、このエレクトロクロミック装置はエレクトロクロミック装置のトップ面に少なくとも2つのバスバーを有しており、エレクトロクロミック装置のトップ面とガラスパネルは、互いに実質的に平行に配置されているとともに、スペーサーを介して接続され、これにより絶縁スペースを形成しており、バスバーのそれぞれは、絶縁スペース内に実質的に位置しており、導電性シールが、バスバーの少なくとも一部と外部電圧源とに連通している。
いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも2つのバスバーに比して多孔性が低く、約0.1オーム/フィート〜約0.6オーム/フィートの電気抵抗を有する。
いくつかの実施例では、導電性シールは、適切な導電性金属を含浸した接着剤、適切な導電性金属を含浸した樹脂、適切な導電性金属を含浸したポリマー、および本質的に導電性のポリマーから成る群から選択される。いくつかの実施例では、導電性シールは導電性エポキシである。いくつかの実施例では、導電性エポキシは、銀エポキシ、ニッケルエポキシ、クロムエポキシ、金エポキシ、タングステンエポキシ、合金エポキシおよびこれらの組み合わせから成る群から選択される。いくつかの実施例では、導電性シールは銀エポキシを含む。
いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約30日にわたり前記ガスの少なくとも90%を保持する。いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約45日にわたり前記ガスの少なくとも90%を保持する。いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約60日にわたり前記ガスの少なくとも90%を保持する。
いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約30日にわたり前記ガスの少なくとも95%を保持する。いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約45日にわたり前記ガスの少なくとも95%を保持する。いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約60日にわたり前記ガスの少なくとも95%を保持する。
本発明の別の態様では、絶縁ガラスユニットは、(i)少なくとも2つのバスバーを有するエレクトロクロミック装置と、(ii)ガラスパネルと、(iii)EC装置トップ面の周辺に沿って位置するスペーサーであって、EC装置をガラスパネルに接続して、絶縁ガラスユニットスペースを形成するスペーサーとを備えており、2つのバスバーのそれぞれは、内部バスバー部分と外部バスバー部分を有し、各バスバーの内部バスバー部分は絶縁スペース内に位置し、各バスバーの外部バスバー部分は絶縁スペースの外側に位置し、導電性シールが、各バスバーの内部バスバー部分と外部バスバー部分とに連通しており、導電性シールは、スペーサーとEC装置トップ面との間に位置し(しかし必ずしもスペーサーに接触してはいない)かつバスバーの内部バスバー部分および外部バスバー部分にインラインである。本発明のいくつかの実施例では、導電性シールは、接着剤、樹脂、またはポリマー(それぞれ適切な導電性金属により含浸されている)、または本質的に導電性のポリマーから成る群から選択される。
いくつかの実施例では、少なくとも2つのバスバーの少なくとも1つが、そのバスバーの少なくとも一部が、スペーサーの下方を走るように連続的である。いくつかの実施例では、導電性シールは、スペーサーの下方を走るバスバーの部分の各次元の上に位置するおよび/または各次元をカバーする。
いくつかの実施例では、少なくとも2つのバスバーの少なくとも1つは、そのバスバーがスペーサーの下方を走らないようにセグメント化されている。いくつかの実施例では、導電性シールが、内部バスバー部分および外部バスバー部分を、スペーサーの下方に位置する導電性シールに接続する。いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも1次元でバスバーに少なくとも部分的にオーバーラップする。いくつかの実施例では、オーバーラップ範囲は約1ミリメートル〜約5ミリメートルである。
本発明の別の態様では、絶縁ガラスユニットは、(i)少なくとも2つのバスバーを有するエレクトロクロミック装置と、(ii)ガラスパネルと、(iii)EC装置トップ面の周辺に沿って位置するスペーサーであって、EC装置をガラスパネルに接続して、絶縁ガラスユニットスペースを形成するスペーサーとを備えており、少なくとも2つのバスバーのそれぞれは、内部絶縁ガラスユニットスペース内に位置し、それぞれは、スペーサーの内部端から約0.1センチメートル〜約1センチメートルの間で終端し、導電性シールが、バスバーに電気的に連通し、導電性シールが、そのバスバーの終端点に接触し、かつスペーサーの下方をEC装置トップ面の外部端に延びている。本発明のいくつかの実施例では、導電性シールは、接着剤、樹脂、またはポリマー(それぞれ適切な導電性金属により含浸されている)、または本質的に導電性のポリマーから成る群から選択される。いくつかの実施例では導電性シールは、外部電圧源に電気的に連通している。
本発明の別の態様では、絶縁ガラスユニットは、(1)少なくとも2つのバスバーを有するエレクトロクロミック装置と、(2)ガラスパネルと、(3)EC装置トップ面の周辺に沿って位置するスペーサーであって、ガラスパネルに接続されて、内部絶縁ガラスユニットスペースを形成するスペーサーと、(4)スペーサーとEC装置との間に位置し(しかし必ずしもスペーサーに接触してはいない)かつ少なくとも1つのバスバーの少なくとも一部に連通する導電性シールとを備える。
本発明の別の態様では、絶縁ガラスユニット内の絶縁スペースからのガス(またはガスの混合)の損失を緩和する方法は、絶縁ガラスユニット内のスペーサーの下方を通過するバスバーの部分を、シールでカバーまたはコーティングするステップを含む。いくつかの実施例では、シールは導電性シールである。いくつかの実施例では、導電性シールは導電性エポキシである。いくつかの実施例では、導電性エポキシは、銀エポキシ、ニッケルエポキシ、クロムエポキシ、金エポキシ、タングステンエポキシ、合金エポキシおよびそれらの混合物から成る群から選択される。いくつかの実施例では、導電性シールは、銀エポキシを含む。いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約30日にわたり前記ガスの少なくとも90%を保持する。いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約45日にわたり前記ガスの少なくとも90%を保持する。いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約60日にわたり前記ガスの少なくとも90%を保持する。いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約30日にわたり前記ガスの少なくとも95%を保持する。いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約45日にわたり前記ガスの少なくとも95%を保持する。いくつかの実施例では、導電性シールは、少なくとも約60日にわたり前記ガスの少なくとも95%を保持する。
本発明の別の態様では、IGU内部スペースからの不活性雰囲気の損失を緩和する方法は、スペーサーの下方を通過するバスバーの部分を、導電性シールで橋絡、置換、またはカバーするステップを含む。
本発明の別の態様では、IGU内部スペースからの不活性雰囲気の損失を緩和する方法は、スペーサーの下方を通過するバスバーの部分を、有効量の導電性シール材料で橋絡、置換、またはカバーするステップを含む。
本発明の別の態様では、スペーサーの下方を走るかまたはこれに取り付けられるシールを備える絶縁ガラスユニットを製造する方法が提供される。シールは、導電性であることも非導電性であることもある。
EC装置を備えるIGUの断面図である。 伝統的なEC装置の平面図である。 伝統的なEC装置の断面図である。 図4Aは、導電性シールで橋絡したバスバーを備えるIGUの断面図である。図4Bは、導電性シールで橋絡したバスバーを備えるIGUの平面図である。図4Cは、導電性シールとのオーバーラップを示した、バスバーの終端点の平面図である。 導電性シールで部分的にカバーしたバスバーを備えるIGUの断面図である。 EC装置の端へと走る導電性シールに連通する内部バスバーを備えるIGUの断面図である。 伝統的なIGUからの経時的なガス漏洩量を示す。 伝統的なIGUからの経時的なガス漏洩量を示す。 導電性シールを有する実験的なIGUからの経時的なガス漏洩量を示す。 導電性シールを有する実験的なIGUからの経時的なガス漏洩量を示す。 図9Aおよび図9Bは、導電性シールで部分的にカバーしたバスバーを備えるIGUの断面図である。 導電性シールを有する実験的なIGUからの経時的なガス漏洩量を示す。 導電性シールを有する実験的なIGUからの経時的なガス漏洩量を示す。 導電性シールを有する実験的なIGUからの経時的なガス漏洩量を示す。
本発明の一態様は、バスバーを有する基板であって、このバスバーは、導電性シールまたは非導電性シールによって橋絡(bridge)されているか、又はこれらシールにカバーされているか、又はこれらシールに接続されているか、またはこれらシールが貫通(penetrate)している。本発明の別の態様は、バスバーを有するEC装置であって、このバスバーは、導電性シールによって橋絡されているか、又はこのシールにカバーされているか、又はこのシールに接続されている。本発明の別の態様は、バスバーを備えるEC装置を有するIGUであって、このバスバーは、導電性シールによって橋絡されているか、又はこのシールにカバーされているか、又はこのシールに接続されている。
バスバーをカバーまたはコーティングするのに加えて、本明細書に記載のシールは、バスバーの少なくとも複数の孔内に侵入することもある。
本明細書において、「基板」という用語は、ガラス、プラスチック、金属、薄膜材料、またはEC装置を指す。具体例として、EC装置に適用されたバスバーおよびシールについて説明するが、本明細書に開示される技術は、バッテリおよびTFTディスプレーなどの別の装置にもすぐに適用可能なものである。
本明細書において、「緩和する」(mitigate)という用語は、通常の意味、すなわち、減少させるという意味を有する。いくつかの実施例では、絶縁されたスペースからのガスの損失を緩和するとは、バスバー内の孔を通過して失われる又は逃げると考えられているガスの少なくとも約35%を保持することを意味する。いくつかの実施例では、絶縁スペースからのガスの損失を緩和するとは、このガスの少なくとも約45%を保持することを意味する。いくつかの実施例では、絶縁スペースからのガスの損失を緩和するとは、このガスの少なくとも約50%を保持することを意味する。いくつかの実施例では、絶縁スペースからのガスの損失を緩和するとは、このガスの少なくとも約60%を保持することを意味する。いくつかの実施例では、絶縁スペースからのガスの損失を緩和するとは、このガスの少なくとも約75%を保持することを意味する。
本明細書において、「実質的に平行」という用語は、2つの対象物が互いに平行であることを意味し、又は2つの対象物が交差することはないように互いに対して位置することを意味する。このように、この用語は、互いに対して任意の角度で対象物を位置することを指すが、ただし対象物が90度の角度で位置する場合を除く。例えば2つの基板は、互いに対して35度、45度または60度の角度で設定されることもある。
シールはスペーサーに直接に接触することもあるし、しないこともあることを理解されたい(例えば導電材料からなるシールは、バスバーに接触している導電性シールに短絡することもある)。ポリイソブチレンまたはその他の絶縁体を、このようなスペーサーとシールの間に位置させて、このような短絡を阻止することも可能である。
[装置]
いくつかの実施例では、導電性シールは、図4Aおよび図4Bの平面図および断面図に示すように、分割されたバスバーまたは内部バスバーと外部バスバーとを接続する。伝統的なEC装置内に見られるバスバーは、2つの領域またはセグメントすなわち内部バスバー420と外部バスバー425とに分離される。これらバスバー420および425は、導電性シール430により橋絡されている。スペーサー440は、EC装置410を別のガラスパネル450に接続およびシールして、内部スペース460を有するIGUを形成する。導電性シール430は、スペーサー440の下方に位置し、バスバーセグメントの間の電圧および/または電流を導通させる一方、内部スペース460から不活性ガスが逃れるのを阻止、緩和または遅くする(以後、すべて「阻止」と呼ぶ)ように働くと考えられている。導電性スペーサーが使用される場合、ポリイソブチレンまたはその他の絶縁体を、このようなスペーサーとシールの間に適用するべきである。図4Bに示すように、スペーサー440は、当技術分野で知られているようにEC装置410の周辺に沿って配置され、スペーサーの配置により形成された内部スペース460には、ガス、好ましくは不活性ガスが収容される。いくつかの実施例では、内部および外部バスバーが、それぞれスペーサーの端から約0.1cm〜約1.0cmの所に互いに独立して配置されている。
別の実施例では、シールは、単一の連続バスバーの少なくとも一部の上に塗布されるか、又はこの少なくとも一部をカバーする。いくつかの実施例では、スペーサーの下方にあるバスバーの少なくとも一部(典型的にはスペーサーの下方を通過する部分)の孔の上を覆うように配置されるおよび/またはこれらの孔をカバーするおよび/またはこれらの孔の中に侵入する。これらの実施例では、導電性シールは、電圧および/または電流を導通させる一方、例えば有孔バスバーを通って内部スペース560から不活性ガスが逃れるのを阻止するように働くと考えれらている。例えば、図5は、単一の連続バスバー520を有するEC装置を示す。導電性シール530は、スペーサー540に接触するバスバー535の領域であって少なくともこの領域の上を覆うように配置されている。いくつかの実施例では、連続バスバー520の厚さは一貫している。別の実施例では、スペーサーの接触点535でのバスバーの厚さまたは幅は、別の領域または位置でのバスバーの厚さより小さい。
さらに別の実施例では、導電性シールは、バスバーおよび外部電圧源に接続されている。図6において、EC装置610は、内部スペース660内に位置する単一バスバーを有する。いくつかの実施例ではバスバーは、スペーサー640から約0.1cm〜約1.0cm内で終端する。いくつかの実施例ではバスバーは、シールの少なくとも一部の下方を部分的に延びることもある。導電性シール630は、バスバーの少なくとも一部に接触し、電源670に連通している。導電性シール630は、バスバーの終端点625から延び、スペーサー640の下方を延び続け、好ましくはEC装置のおおよそ端まで延び続ける。導電性シール630は、電源670から電圧/電流を導通する一方、内部スペース660から不活性ガスが逃れるのを阻止するように働く。
いくつかの実施例では導電性シールは、オーバーラップなしにバスバー材料にインラインで適用される。別の実施例では導電性シールは、バスバー材料にインラインで適用され、少なくとも1次元で、バスバーに少なくとも部分的にオーバーラップする。オーバーラップの量は、とりわけ導電性シール材料およびバスバー材料の特性(例えば導電性シール材料の抵抗率およびバスバー材料への導電性シール材料の付着能力)に依存する。
例えば図4A、図4Bおよび図4Cにおいて導電性シールは、バスバー材料にインラインで適用され、内部および外部バスバー420および425の少なくとも1つに少なくとも部分的にオーバーラップすることもある。さらに別の1つの実施例では導電性シールは、バスバー材料にインラインで適用され、内部および外部バスバー420および425の両方にそれぞれオーバーラップする。
導電性シールがバスバーにオーバーラップする実施例ではオーバーラップは、約0.5ミリメートル〜約3ミリメートルである。導電性シールとバスバーの間にオーバーラップがある場合、好ましくはオーバーラップは、図4Cに示すようにバスバーのすべての端で起こる。
[導電性シール]
導電性シールは、当技術分野で知られている任意の導電性材料から成ることも可能である。一般に、導電性シールのために使用される材料(本明細書では「導電性シール材料」と呼ぶ)は、(a)基板および/またはバスバーへの十分な付着性、(b)基板および/またはバスバーとの適合性、(c)実行可能な特徴(例えばキュア時間、キュア温度など)、(d)適正な導電性、(e)適切な電気抵抗率、(f)適切な気孔率、(g)耐腐食性、(h)一貫的および均一的に適用される能力、(i)良好で長期間の熱的安定性、(j)耐機械的応力性、(k)低い吸湿度(すなわち耐湿気性)、および(l)許容できる熱膨張率を含む特徴の組み合わせを有しなければならない。
いくつかの実施例では導電性シール材料は、装置の寿命の間はたとえ装置が応力(例えば温度勾配、風荷重、せん断力)を受けても、十分な導電性を維持できるように、バスバーおよび基板に許容可能に付着できる。
いくつかの実施例では導電性シール材料は、材料の必要なキュア温度が、(EC装置を備える薄膜およびバスバーを含む)基板またはEC装置に(例えばそり、ゆがみ、はがれなどの)損傷を引き起こさないように選択される。別の実施例では導電性シール材料は、約420℃より低い温度でキュアされる。さらに別の実施例では導電性シール材料は、約400℃より低い温度でキュアされる。さらに別の実施例では導電性シール材料は、約370℃より低い温度でキュアされる。さらに別の実施例では導電性シール材料は、バスバーをキュアするのに必要なキュア時間および/またはキュア温度と同一のキュア時間および/またはキュア温度を有するように選択される。さらに別の実施例では導電性シール材料は、約150℃と約390℃との間の温度でキュアされるように選択される。
さらに別の実施例では導電性シール材料は、EC装置に供給される電流および/または電荷が、電源が直接に単一構成要素のバスバーに接続されている場合とおおよそ同一(すなわち約25%以内の誤差で同一)であるように選択される。いくつかの実施例では導電性シール材料の電気抵抗率は、約0.1オーム/フィート〜0.6オーム/フィートである。別の実施例では導電性シール材料の電気抵抗率は、約0.2オーム/フィート〜0.3オーム/フィートである。
いくつかの実施例では導電性シール材料は、当業者に知られている厚膜材料に見られる気孔率より小さい気孔率を有する。別の実施例では導電性シール材料は、得られる導電性シールが、ガスがシールの端から端までまたはシールを通過して移動するのを阻止または緩和するように選択される。
いくつかの実施例では導電性シール材料は、適切な導電性金属(この金属は例えば分散粒子、ナノ粒子の形態または当業者に知られている別の形態のとることもある)を含浸した接着剤、樹脂またはポリマーである。別の実施例では導電性シール材料は、ポリチオフェン、ポリ(3−アルキルチオフェン)、ポリピロール、ポリアニリンおよび、置換および無置換芳香環および芳香族複素環(例えば5または6員芳香環または芳香族複素環)を備えるポリマーを含む線形共役B系を含むがこれらに制限されない本質的に導電性のポリマーである。いくつかの実施例では線形共役B系導電ポリマーは、1つ以上の(例えば1、2または3)直鎖または分岐アルキル、アルコキシまたはアルコキシアルキル基により環置換されたアニリン、チオフェン、ピロールおよび/またはフェニルメルカプタンの繰り返しモノマーユニットの線形共役B系であり、ここでアルキル、アルコキシ、またはアルコキシアルキル基はそれぞれ、1〜約10の炭素原子好ましくは1〜4の炭素原子を含む。
いくつかの実施例では導電性シール材料は、導電性エポキシまたはエポキシド(本明細書では合わせて「エポキシ」と呼ぶ)である。詳細には、導電性エポキシは、例えば金属元素(例えば金および銀)、半金属または、例えば標準エポキシに充填すると導電性エポキシが得られる炭素または金属元素の炭化物などのその他の材料などの導電性材料を充填した標準エポキシであることもある。導電性接着剤は、導電性有機(またはポリマー)材料または、導電性材料を充填した非導電性有機(またはポリマー)材料も含む。
適切な導電性エポキシは、市販の銀エポキシ、ニッケルエポキシ、クロムエポキシ、金エポキシ、タングステンエポキシ、合金エポキシおよびこれらの組み合わせを含むが、それらに限定されない。
いくつかの実施例では導電性エポキシは、(Tra-Con. Inc.から購入可能な)Tra-Duct(登録商標)2902銀エポキシおよび(Applied Technologiesから購入可能な)Applied Technologies5933合金(75/25/5重量%の銀/金/ニッケル)エポキシから選択される。別の実施例では導電性エポキシは、EPOXIES40−3905(低温キュアを必要とする用途のために設計された導電性エポキシ接着剤およびコーティング)又はEPOXIES40−3900(純粋な銀を充填した導電性エポキシ樹脂)であり、両者ともEPOXIES, Cranston,RIから購入可能である。別の実施例では導電性エポキシは、Conductive Compounds, Hudson, NJから購入可能な銀/塩化銀導電性エポキシであるAGCLー823である。
別の実施例では導電性シール材料は、銀めっき黒鉛ナノシートを充填したアクリレート樹脂ベースの導電性接着剤である(Zhang Yi、「銀めっき黒鉛ナノシートを充填したアクリレート樹脂ベースの導電性接着剤」、Synthetic Metals、161巻、5〜6号、2011年3月、516〜522頁)。
[非導電性シール]
いくつかの実施例では非導電性シールまたは絶縁体が、ガス漏洩または短絡を阻止するのに使用される。樹脂、接着剤、エポキシまたは別のポリマー(例えばポリイソブチレン)を含む任意の既知の非導電性材料または絶縁体を使用できる。
[製造方法]
本発明の別の実施例は、導電性シールにより橋絡されたかまたはこれに接続されたバスバーを有するEC装置の製造方法である。
EC装置フィルムの付着後、バスバー材料は、当技術分野で知られているプロシージャにしたがって基板またはEC装置表面に小出しまたは塗布される。1つの実施例では、銀粒子およびオプション的にフリット材料から成るバスバーを、フリット直接小出しポンプによりECフィルムスタックに塗布することも可能である。
典型的には、バスバーは、スペーサーのおおよそ端まで基板表面に塗布される。いくつかの実施例では内部および外部バスバーは、スペーサーの端から約0.1cm〜約1.0cm塗布される。
導電性シール材料は、スクリーン印刷および小出しを含むがこれらに限定されない種々の方法により塗布できる。いくつかの実施例では導電性シール材料は、バスバー材料を小出しするのに使用される方法と同一の方法にしたがって塗布される。
導電性シール材料の有効量が、シールと、電圧および/または電流の移行のための導管を形成するために塗布される。「有効量」とは例えば、好ましくは導電路の端から端まで適切な電圧および/または電流を維持するために、例えば外部および内部バスバー420および425の間にそれぞれ安定した導電路を確立するのに十分な導電管材料を塗布することを意味する。
塗布する導電性シール材料の量は、導電性材料の特性と、いったんキュアされた導電性材料の特徴に依存する。いくつかの実施例では導電性材料は、得られる導電性シールが約20ミクロン〜約50ミクロンの厚さを有するように塗布される。
いくつかの実施例ではバスバーがまず初めに塗布されてキュアされ、次いで導電性シールが塗布される。別の実施例ではバスバーおよび導電性シールが同時にまたは順次に(初めにバスバー次いで導電性シールまたは初めに導電性シール次いでバスバー)塗布され、次いでバスバーおよび導電性シールが同時にキュアされる。
(実施例1)
基板は、所望の幅のバスバー領域が露出され端がマスク材料によりカバーされようにマスクされた。バスバーは、スペーサーの内側から約0.5cmで終了し、スペーサーの対応する外側から後ろへ約0.5cmで再開した。導電性エポキシが、このマスクされない領域を橋絡するのに使用された。導電性エポキシ(Heraeus製の銀ベースエポキシすなわちCL20−10070)が、マスクされない領域を覆うように基板に手作業で塗布された。過剰の材料は、マスク材料にぴったり重ねて保持した剃刀の刃により除去し、基板の端から端までこすり取った。次いでマスク材料が除去された。次いでエポキシ材料は、約2〜8分400℃〜450℃の温度でキュアされた。エポキシ材料は、塗布時約30ミクロン〜約40ミクロンの厚さを有し、これにより、キュアリング後約35ミクロンの厚さを有する導電性シールが得られた。試験されたとき、橋絡されたバスバーは、EC装置を動作させるのに十分な電圧/電流を導通するのに十分な抵抗率を有した。
(実施例2)
実施例1が繰り返された。しかしながらエポキシは、小出しポンプにより(基板表面の所望の領域すなわちマスクされていない領域に)塗布された。基板は約2〜8分約400℃〜450℃で焼成された。試験時、橋絡されたバスバーは、EC装置を動作させるのに十分な電圧/電流を導通するのに十分な抵抗率を有した。
(実施例3)
実施例1が繰り返された。エポキシは小出しポンプにより基板表面の所望の領域(マスクされない領域)に塗布された。基板は、約5分〜約10分約150℃〜200℃の温度で熱処理を受け、次いで約1〜約5分約380℃〜約400℃で焼成された。試験時、橋絡されたバスバーは、EC装置を動作させるのに十分な電圧/電流を導通するのに十分な抵抗率を有した。
(比較試験データ)
IGUスペーサーの下方を走る導電性シールを有するEC装置は、フリット材料のみから成る単一連続バスバーを有するEC装置に比して、内部スペースから逃れる不活性ガスの量が小さかった。
4つIGUが構築された。IGUE1およびE2はそれぞれ、約8インチ×8インチの寸法を有し7つの平行バスバーを有するEC装置を備えていた。各バスバーはIGUスペーサーにより2つの点で交差および接触された(したがって各バスバーは、内部バスバー部分および外部バスバー部分を有した)。導電性シールは、これらの接触点のそれぞれで各バスバーを橋絡し、導電性シールは、スペーサーの下方を通っていた。IGUの内部スペース(7.25インチ×7.25インチ)はアルゴンガスを充填した。
IGUE1およびE2内の導電性シールは、Heraeus製の銀ベースエポキシすなわちCl20−10070から成っていた。導電性シール材料は、本明細書で説明した方法にしたがって塗布された。導電性シールは、(約4分約400℃での)キュアリングの後約25ミクロンの厚さを有した。
IGUC1およびC2(対照)はそれぞれ、8インチ×8インチの寸法を有し7つの平行バスバーを有した。各バスバーは、2つの点でIGUスペーサーにより交差および接触された。導電性シールはIGUC1およびC2には塗布されなかった。IGUの内部スペース(7.25インチ×7.25インチ)はアルゴンガスを充填した。
7つのバスバーがIGUのそれぞれに塗布された。これは、内部IGUスペースからアルゴンが逃れるのを加速すると考えられている。4つのIGUのそれぞれが、おおよそ同一の条件下、すなわち、おおよそ(約62゜F〜約75゜Fの)室温で試験された。アルゴン濃度は、Sparklike GasGlass測定器具を使用して時間の経過とともに周期的に測定された。アルゴン濃度をIGUの3つの異なる箇所で測定し、データを平均して、IGU内部スペース内に含まれるアルゴンの記録されたパーセントを得た。IGUは、日毎に1〜3回測定された。IGUはいずれも、負荷(電圧/電流サイクリング)が印加されなかった。IGUはいずれも、熱的サイクリングまたはいかなる別の外部応力にも曝されなかった。
IGUE1およびE2に比して、対照IGUC1およびC2は、図7Aおよび図7Bに示すように、時間が経つにつれてアルゴンが完全に損失した(「完全な損失」とは、IGU内部スペース内に残っているアルゴンの量が、充填したアルゴンの量の約85%より小さいことと定義される)。IGUが再充填された後でさえ、完全な損失が、時間が経つとともに再び観察された。アルゴンガスは、伝統的なバスバーを通って分散すると考えられている。
IGUE1は、図8Aが示すように、約35日後約96%より大きいアルゴン濃度を維持し、約50日後約95%より大きいアルゴン濃度を維持した。同様に、IGUE2は、図8Bが示すように、約35日後約98%より大きいアルゴン濃度を維持した。したがって、いかなる特定の理論にも拘束されたくないが、本明細書に記載のように、銀ベースエポキシ材料を導電性シールとして塗布することにより、対照IGUに比して内部IGUスペースからのアルゴンの損失を実質的に減少または緩和したと考えられている。
(実施例4)
IGUの内部からスペーサーの外側の外部へ横切る中断されないバスバー内は孔で一杯である。ここでのアプローチは、スペーサーの下方にあるバスバーのセクションの中の孔および隙間をエポキシすなわちTed Pella1I Inc.のProduct 16028, Epoxy bond 110により充填することである。
図9Aの平面図は、スペーサーの下方を右方へ延びるバスバーの上にあるエポキシを示す。図9Bの基板ガラスの端から端まで示す底面図は、バスバーがスペーサーの下方の完全に進み、エポキシが有孔バスバーを完全に貫通していることを示す。
IGUが調製された。各IGUは、スペーサーの下方のシール領域を横切って印刷された22のバスバーを備えていた(図10参照)。目的は、試験時間(23日)にわたるアルゴン漏洩を最大化することである。我々は、エポキシを含浸したProduction Inkバスバー(インク5)を、エポキシ充填材なしの4つの別の銀インクと比較した。すべてのIGUは最初にアルゴンを充填し、アルゴン濃度が6日連続して測定された。次いですべての4つの標準IGUは、7日目にアルゴンを再充填し、アルゴン濃度測定が繰り返された。エポキシ充填バスバーIGUは、試験液期間にわたり再充填されなかった。アルゴンは、インク5を有するIGU(Production Ink + Epoxy)以外のすべてにおいて大幅に減少した。
(実施例5)
我々は、より完全に焼結するユニークな(おおよそ430℃より低い)低温焼成を利用した。これは、バスバーを通過するアルゴンガス流を制限すると考えられている。もちろん、この改善されたバスバーは、付着性、導電性、はんだ付け性、正確に小出しまたはふるい分けできることなどの所望の特性は保持しなければならない。焼成銀インクの密度を増加するには、受け取り時の未焼成肉厚フィルムペースト内の銀粒子の粒径分布を変更すればよい。粒子およびフレークの粒径分布は約1ミクロン〜約10ミクロン以上であり、ペーストは、約50〜200ナノメーターの粒径の銀ナノ粒子を含む。粒径分布を慎重に制御して、より小さい粒子がより大きい銀粒子の間の隙間(空隙)内に適合してこれを充填するようにした。その結果、粒子がより完全に一緒に焼成し、これにより、多孔性が低い焼成バスバーが得られた。バスバーの多孔性に影響する別の要素は、フリット粒径および組成、並びに結合剤、界面活性剤、レオロジー調整剤などの化学的性質である。
図11に示すように、多孔性を減らすように配合された低温インクは、標準低温インクに比してアルゴン濃度が大幅により高い。
(実施例6)
スペーサーの外部にあるバスバーセグメントを(アルゴンに対して)低透過性ポリマーで完全にコーティングした。我々は、低温焼成肉厚フィルム銀バスバーを、ADCO 3070−HSなどのブチルホットメルトポリマーでコーティングすると、有孔バスバーを通ってアルゴンが放散するのを大幅に減らすことができることを示した。バスバーの(はんだ付け接合部を含む)すべてのセグメントをブチル材料で完全にコーティングする必要があった。
図12に示すように、バスバーの外部部分をブチルポリマーでコーティングしたバスバーIGUは、ほぼ120日までアルゴンを完全に保持した。比較すると、標準低温バスバーでは、IGUからアルゴンが急速に放散した。
本明細書で本発明を特定の実施例を参照して説明したが、これらの実施例は本発明の原理および用途をただ例示しているにすぎないと理解すべきである。したがって多数の変更をこれらの例示的な実施例に行うことができ、別の配置を、添付の請求の範囲により定義される本発明の精神および範囲から逸脱せずに改変することができると理解されるべきである。

Claims (49)

  1. 少なくとも1つのバスバーと、この少なくとも1つのバスバーに連通する導電性シールとを有するエレクトロクロミック装置を備えるシステムにおいて、前記導電性シールは、前記バスバーよりも多孔性が低く、約0.1オーム/フィート〜約0.6オーム/フィートの電気抵抗を有するものであるシステム。
  2. 前記導電性シールが約420℃より低いキュア温度を有する請求項1に記載のシステム。
  3. 前記導電性シールおよび前記バスバーが同時にキュアされるものである請求項2に記載のシステム。
  4. 前記導電性シールが、銀エポキシ、ニッケルエポキシ、クロムエポキシ、金エポキシ、タングステンエポキシ、合金エポキシおよびそれらの混合物から成る群から選択された導電性エポキシから形成されている請求項1に記載のシステム。
  5. 前記導電性シールが銀エポキシを含むものである請求項1に記載のシステム。
  6. 前記導電性シールが実質的に導電性のポリマーから形成されている請求項1に記載のシステム。
  7. 前記導電性シールが、前記バスバーを通過するガスの損失を緩和するものである請求項1に記載のシステム。
  8. 前記導電性シールが、少なくとも約35日にわたり前記ガスの少なくとも96%を保持するものである請求項7に記載のシステム。
  9. 前記導電性シールが、少なくとも1次元で前記バスバーに少なくとも部分的にオーバーラップする請求項1に記載のシステム。
  10. 前記導電性シールが、約20ミクロン〜約50ミクロンの厚さを有する請求項1に記載のシステム。
  11. 少なくとも2つのバスバーを有するエレクトロクロミック装置とガラスパネルとを備える絶縁ガラスユニットであって、前記エレクトロクロミック装置と前記ガラスパネルが、互いに実質的に平行に配置されているとともに、スペーサーを介して接続され、これにより絶縁スペースを形成しており、且つシールが、前記スペーサーと前記エレクトロクロミック装置の間に挟まれているとともに、前記少なくとも2つのバスバーの少なくとも一部と連通しているものである絶縁ガラスユニット。
  12. 前記シールが非導電性材料である請求項11に記載の絶縁ガラスユニット。
  13. 前記非導電性シールがエポキシであり、このエポキシは導電性シールに比べて多孔性が低い請求項12に記載の絶縁ガラスユニット。
  14. 前記シールが導電性シールである請求項11に記載の絶縁ガラスユニット。
  15. 前記少なくとも2つのバスバーの少なくとも1つは連続的である請求項11に記載の絶縁ガラスユニット。
  16. 前記導電性シールが前記連続バスバーをカバーしている請求項15に記載の絶縁ガラスユニット。
  17. 前記少なくとも2つのバスバーの少なくとも1つがセグメント化されている請求項17に記載の絶縁ガラスユニット。
  18. 前記セグメント化バスバーが内部部分および外部部分を含む請求項17に記載の絶縁ガラスユニット。
  19. 前記導電性シールが前記バスバーの内部部分および外部部分のそれぞれと連通している請求項13に記載の絶縁ガラスユニット。
  20. 前記導電性シールが前記少なくとも2つのバスバーの少なくとも1つおよび電圧源と連通している請求項14に記載の絶縁ガラスユニット。
  21. 前記導電性シールが銀エポキシから形成されている請求項11に記載の絶縁ガラスユニット。
  22. 絶縁体が前記スペーサーと前記シールの間に位置する請求項11に記載の絶縁ガラスユニット。
  23. エレクトロクロミック装置とガラスパネルとを備える絶縁ガラスユニットであって、前記エレクトロクロミック装置がこのエレクトロクロミック装置のトップ面に少なくとも2つのバスバーを有しており、前記エレクトロクロミック装置のトップ面と前記ガラスパネルが、互いに実質的に平行に配置されているとともに、スペーサーを介して接続され、これにより絶縁スペースを形成しており、前記バスバーのそれぞれが、内部バスバー部分と外部バスバー部分を有し、この内部バスバー部分が前記絶縁スペースの内側に位置し、この外部バスバー部分が前記絶縁スペースの外側に位置しており、且つ導電性シールが、前記内部バスバー部分および前記外部バスバー部分と連通している絶縁ガラスユニット。
  24. 前記導電性シールが、前記スペーサーと前記エレクトロクロミック装置のトップ面の間に位置する請求項23に記載の絶縁ガラスユニット。
  25. 前記導電性シールが、前記内部バスバー部分と前記外部バスバー部分を橋絡し、前記スペーサーと前記エレクトロクロミック装置のトップ面の間が電気的に連通する請求項23に記載の絶縁ガラスユニット。
  26. 前記導電性シールが、前記内部バスバー部分と前記および外部バスバー部分にインラインである請求項24に記載の絶縁ガラスユニット。
  27. 前記導電性シールが、前記内部バスバー部分または前記外部バスバー部分の少なくとも1つに少なくとも部分的にオーバーラップする請求項23に記載の絶縁ガラスユニット。
  28. 前記導電性シールが、前記少なくとも2つのバスバーに比して多孔性が低く、約0.1オーム/フィート〜約0.6オーム/フィートの電気抵抗を有する請求項23に記載の絶縁ガラスユニット。
  29. 前記導電性シールが、適切な導電性金属を含浸した接着剤、適切な導電性金属を含浸した樹脂、適切な導電性金属を含浸したポリマー、および本質的に導電性のポリマーから成る群から選択される請求項23に記載の絶縁ガラスユニット。
  30. 前記導電性シールが導電性エポキシである請求項23に記載の絶縁ガラスユニット。
  31. 前記導電性エポキシが、銀エポキシ、ニッケルエポキシ、クロムエポキシ、金エポキシ、タングステンエポキシ、合金エポキシおよびこれらの組み合わせから成る群から選択される請求項30に記載の絶縁ガラスユニット。
  32. 前記導電性シールが銀エポキシを含む請求項31に記載の絶縁ガラスユニット。
  33. エレクトロクロミック装置とガラスパネルとを備える絶縁ガラスユニットであって、前記エレクトロクロミック装置がこのエレクトロクロミック装置のトップ面に少なくとも2つのバスバーを有しており、前記エレクトロクロミック装置のトップ面と前記ガラスパネルが、互いに実質的に平行に配置されているとともに、スペーサーを介して接続され、これにより絶縁スペースを形成しており、前記バスバーのそれぞれが連続的であり、前記少なくとも2つのバスバーの少なくとも一部が、前記エレクトロクロミック装置と前記スペーサーの間に位置して、バスバー接触点を形成しており、導電性シールが、前記バスバー接触点の少なくとも一部をカバーする絶縁ガラスユニット。
  34. 前記導電性シールが、前記少なくとも2つのバスバーよりも多孔性が低く、0.1オーム/フィート〜0.6オーム/フィートの電気抵抗を有する請求項33に記載の絶縁ガラスユニット。
  35. 前記導電性シールが、適切な導電性金属を含浸した接着剤、適切な導電性金属を含浸した樹脂、適切な導電性金属を含浸したポリマー、および本質的に導電性のポリマーから成る群から選択される請求項33に記載の絶縁ガラスユニット。
  36. 前記導電性シールが導電性エポキシである請求項33に記載の絶縁ガラスユニット。
  37. 前記導電性エポキシが、銀エポキシ、ニッケルエポキシ、クロムエポキシ、金エポキシ、タングステンエポキシ、合金エポキシおよびこれらの組み合わせから成る群から選択される請求項36に記載の絶縁ガラスユニット。
  38. 前記導電性シールが銀エポキシを含む請求項33に記載の絶縁ガラスユニット。
  39. エレクトロクロミック装置とガラスパネルとを備える絶縁ガラスユニットであって、前記エレクトロクロミック装置がこのエレクトロクロミック装置のトップ面に少なくとも2つのバスバーを有しており、前記エレクトロクロミック装置のトップ面と前記ガラスパネルが、互いに実質的に平行に配置され、スペーサーを介して接続され、これにより絶縁スペースを形成しており、前記バスバーのそれぞれが、前記絶縁スペース内に実質的に位置しており、且つ導電性シールが、前記バスバーの少なくとも一部と外部電圧源とに連通している絶縁ガラスユニット。
  40. 前記導電性シールが、前記少なくとも2つのバスバーよりも多孔性が低く、約0.1オーム/フィート〜0.6オーム/フィートの電気抵抗率を有する請求項39に記載の絶縁ガラスユニット。
  41. 前記導電性シールが、適切な導電性金属を含浸した接着剤、適切な導電性金属を含浸した樹脂、適切な導電性金属を含浸したポリマー、および本質的に導電性のポリマーから成る群から選択される請求項39に記載の絶縁ガラスユニット。
  42. 前記導電性シールが導電性エポキシである請求項39に記載の絶縁ガラスユニット。
  43. 前記導電性エポキシが、銀エポキシ、ニッケルエポキシ、クロムエポキシ、金エポキシ、タングステンエポキシ、合金エポキシおよびそれらの混合物から成る群から選択された導電性エポキシから成る請求項42に記載のシステム。
  44. 前記導電性シールが銀エポキシを含む請求項39に記載の絶縁ガラスユニット。
  45. 絶縁ガラスユニット内の絶縁スペースからのガスの損失を緩和する方法であって、前記絶縁ガラスユニット内のスペーサーの下方を通過するバスバーの部分を、シールでカバーするステップを含む方法
  46. 前記シールが導電性シールである請求項45に記載の方法。
  47. 前記導電性シールが導電性エポキシである請求項46に記載の方法。
  48. 前記導電性エポキシが、銀エポキシ、ニッケルエポキシ、クロムエポキシ、金エポキシ、タングステンエポキシ、合金エポキシおよびそれらの混合物から成る群から選択された導電性エポキシから成る請求項47に記載のシステム。
  49. 前記導電性シールが銀エポキシを含む請求項45に記載の方法。
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