JP2014518273A - 活性物質の強度及び寿命が向上した圧縮ガスエアゾール - Google Patents

活性物質の強度及び寿命が向上した圧縮ガスエアゾール Download PDF

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Abstract

圧縮ガスによって噴射され、製品の寿命期間に持続的に用いる環境下において長時間にわたって、1つ以上の活性成分(例えば、芳香剤、臭気中和剤、殺虫剤、殺菌剤、又は抗菌剤)の強度が向上したエアゾール組成物。これは、組成物の噴霧速度及び平均粒子サイズの選択された組合せによって提供される。時間経過に伴って増加した強度は、組成物製品及び適切なディスペンス容器に対して、組成物が保持される初期圧力及び最終圧力、及び圧力降下率を選択することによって、さらに向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、エアゾール組成物の活性成分(active component)の強度及び寿命を改善又は向上させるものに関し、特に活性成分は芳香剤、消臭化合物、殺虫剤、殺菌剤、又は抗菌剤のうちの1つ以上であり、エアゾール組成物は圧縮ガス噴射剤によって噴射される。
圧縮ガス噴射剤を含む芳香剤及び臭気処理剤のディスペンス(dispensing)用エアゾール製品が当該技術分野において知られている。空気又は繊維又はその他の表面に適用したり、或いは、空気又は繊維又はその他の表面を処理してその内部又は表面の臭気を除去するためには、処理組成物の活性成分を長時間にわたって効果が確認できるように一定時間特定の水準又は強度で提供することが望ましい。本発明の以前に、大きなエアゾール粒子サイズの芳香剤組成物又は臭気処理組成物は、組成物の粒子が早く空気から外れて、その組成物粒子が外れる時に表面を濡らすため、小さい粒子サイズのエアゾールほど好ましくはないか有利でないと考えられていた。一般的に噴霧速度が速ければ粒子サイズが増加するため、速い噴霧速度は好ましくはないと考えられていた。また、このような組成物は良好な強度及び組成物における(従来は蒸発を助けるために含まれた)アルコールを低いレベルで含むか含まずに提供されることが有利であるが、これはアルコールが組成物内で揮発性有機含有物(VOC)を増加させるという好ましくない結果をもたらすためである。
長時間にわたって活性物質の強度が改善された活性物質−含有エアゾール組成物、最も好ましくは、臭気処理又は芳香清浄(fragrance freshening)エアゾール組成物を提供する。組成物は、適切な容器から圧縮ガス噴射剤によって噴射されてディスペンスされる。使用環境下において消費者が体験する高められた強度を有する1つ以上の活性物質の改善点は、少なくとも爽やかさ、長寿命、及び初期使用から最終使用間における品質又は特徴の保持に関連するものであり、これはそれぞれの組成物又は製品の使用者に大きな影響を与える。
本発明は、例えば、空気又は繊維又はその他の表面に芳香剤又は臭気処理組成物、殺虫剤組成物、殺菌剤組成物又は抗菌剤組成物を提供するために、従来の又は公知の活性物質を使用でき、このような従来の活性物質を用いて活性物質、例えば芳香剤及び/又は消臭物質(odor elimination)の特性を向上させる。これは、製品のディスペンス期間に存在する組成物の一定の特性を保持又は調節することによって達成される。組成物は単一相のものであって、VOCを少なく含むか含まないことが望ましい。単一相の組成物を提供するために、この組成物内に界面活性剤又は適切な非水性共溶媒が含まれる。また、アルコールが存在すれば、このような共溶媒を含む必要はない。この組成物は、必須成分として圧縮ガス噴射剤、少なくとも1つの活性材料(active ingredient)(例えば、芳香剤、消臭成分、殺虫剤、殺菌剤、抗菌剤、または、それらの混合物)、及び溶媒担体として水を含む。組成物は、任意で1つ以上の界面活性剤、緩衝剤、腐食抑制剤、pH調整剤、防腐剤、及びこのような組成物に含まれる公知のその他の補助剤を含んでもよい。活性材料の強度及び寿命を向上させるために調節された組成物の特性は、特に、その組成物の噴霧速度及び平均粒子サイズを含む。強度及び寿命の向上を助けるさらなる特性は、ディスペンサ(dispenser)内における組成物存在下での初期圧力及び最終圧力、及び圧力降下率である。表面に落ちる前に空気中で活性されるように製品の寿命期間に最適なディスペンスを提供し、経時的に組成物の活性物質の強度が増加するようにするために、記載された特性の組合せが選択、保持、調節される。例えば、消費者は一般的に空気、繊維又はその他の表面処理エアゾール製品を、空気処理、剛性の表面処理、または、柔性の表面処理のような使用目的に従って平均約1〜7秒間噴霧する。それぞれの噴霧に対して、供給される製品全体が重要なだけでなく、噴霧された組成物の粒子サイズが活性物質の有効性及び消費者の体験に重要な役割を果たすため重要である。粒子サイズと噴霧速度との組合せは、活性物質、例えば芳香剤の効果を体験するように決定された。
活性物質−含有組成物の噴霧速度は、約1.5g/s超過から約3.0g/s、好ましくは、約1.6から約2.5g/sであるように選択されて調節される。活性物質−含有組成物の粒子サイズは、約60から約100ミクロンの範囲、好ましくは、約60から約90ミクロンの範囲になるように同時に選択されて調節される。噴霧速度が所望する範囲(例えば2.0g/s)内であるが、粒子サイズが所望する範囲より大きい(例えば145〜200ミクロン)場合、活性材料、例えば芳香剤の強度の顕著な減少が一定時間持続的に発生することが分かった。
したがって、本発明は、製品の寿命期間の開始から終わりまでの経時的な強度を通じて活性物質の最適性能を提供することによって、製品の寿命期間の製品の品質又は特徴の一貫性を保持する。本発明のパラメータは、長時間にわたって製品の最適性能を提供する。噴霧速度と共に組成物の粒子サイズは、製品が容易に空気に流されたり直ぐに表面に落ちないように設定される。組成物は、迅速で継続的な性能を提供するために十分な時間にわたって存在する。
下記のように、異なる噴霧速度及び粒子サイズに基づく経時的な芳香剤強度の試験結果を示すグラフである。 下記のように、経時的な芳香剤強度の試験結果を説明する対照又はベンチマーク組成物のグラフである。 下記のように、経時的な芳香剤強度の追加の試験結果を示すグラフである。
本発明のエアゾール活性物質−含有組成物は、溶媒担体として、主要成分として機能するための量の水、少なくとも1つの圧縮ガス噴射剤、及び少なくとも1つの活性材料、例えば芳香剤、消臭化合物、殺虫剤、殺菌剤、及び抗菌剤を含む一般的な組成を有する。説明を簡単にするために、本発明は、芳香剤又は消臭化合物のうちの1つ以上である活性物質に対して記載するものであり、これはまた本発明の望ましい実施形態の一部である。組成物は、単一相であることが好ましく、全体組成物100重量%(wt.%)を基準として約0.1から約2.5重量%の範囲内の量の1つ以上の活性物質を含む。組成物は、追加成分、例えば、界面活性剤、共溶媒(co−solvent)、緩衝剤、腐食抑制剤、pH調整剤、及び組成物の使用目的に基づいて当業者に公知の補助剤を含んでもよい。水は主要な溶媒である。アルコールが共溶媒として組成物に含まれることもできるが、このようなアルコールは組成物内でVOCを発生させるため、共溶媒としてアルコールを含むことは好ましくなく、アルコール化合物が存在しない場合に本発明の利点が得られる。組成物の成分は、エアゾール組成物における選択された活性物質に基づいて使用目的に適切な量で存在してもよい。
共溶媒が含まれる場合、好ましくは、共溶媒は低いまたはゼロの揮発性有機含有物(VOC)を提供する量で選択されて存在する。VOCがゼロであることが最も望ましいが、少量の共溶媒が存在してもよい。
向上した組成物の特性は、少なくとも、(1)組成物をディスペンスする噴霧速度及び(2)組成物の粒子サイズの組合せによって提供され、
(1)は約1.5超過から約3.0g/s、好ましくは約1.6から約2.5g/s、さらに、約1.7から約2.2g/sの組成物をディスペンスする噴霧速度であって、製品が100%全体容器から60秒(この噴霧持続時間は、従来の120mLエアゾール容器の略半分のディスペンスをもたらす)間の初期噴霧によって放出された速度を測定することによって、決定された組成物をディスペンスする噴霧速度、であり、
(2)はディスペンス時の組成物の粒子サイズであり、約60から約100ミクロン、好ましくは約60から約90ミクロン、より好ましくは約60から約80ミクロンの平均粒子サイズを提供するために保持される。粒子サイズは、950nm光学ベンチ(optical bench)及び300mmレンズを装着したShort Bench SpraytecLaboratory systemというマルバーン・インスツルメンツ社(Malvern Instruments, Inc.)によって製作された粒子分析器モデルSTP5311を用いて測定された。試料は、マルバーン粒子分析器のソフトウェアプログラムに従って噴霧試験されて、サンプリングされた体積の50%が測定された粒子径未満である、粒子径に対する質量中央径(MMD)を得る。測定結果は10秒及び60秒の間提供される。
容器内の圧力及び圧力降下率の付加的な特性は、時間の経過に伴って組成物の活性物質の強度の向上を助ける。より具体的には、ディスペンス容器内にある製品は、70°F(21℃)で約100から約180psigの範囲の初期圧力又は開始圧力(本明細書記載の全ての圧力の測定は、70°F(21℃)で実施したものと理解される)ないし約30から約90psigの範囲の最終圧力(即ち、製品が分注容器内で10%未満存在する)下にある。好ましくは、開始圧力は約120から160psigであって、最終圧力は約40から60psigである。また、より大きな初期ヘッドスペース(headspace)を有することがより高い最終圧力を保つ。最適なヘッドスペースは、噴霧速度の変化の小さい少なくとも約35%以上である。
25体積%のヘッドスペースに対する圧力降下率4:1未満、及び50体積%のヘッドスペースに対する圧力降下率2:1である、25体積%及び50体積%ヘッドスペースに該当する望ましい圧力降下率が提供される。
(1)の噴霧速度範囲は、理想的な量の活性物質が容器から放出されることを保障する。活性物質−含有圧縮ガス組成物は、エアゾール噴霧として組成物を格納してディスペンスするためのディスペンス容器に提供される。組成物に対する圧縮ガスの体積比は約50:50ないし約25:75である。圧縮ガスは、圧縮空気、窒素、亜酸化窒素、不活性ガス、二酸化炭素、または、これらの組合せであってもよい。活性物質−含有組成物は、約1.5g/s超過から約3.0g/sの噴霧速度で放出され、噴霧速度は(1)で記載された、即ち100%全体容器からの60秒間の放出によって決定される。噴霧の平均粒子サイズは、約60から約100ミクロン、好ましくは約60から約90ミクロン、より好ましくは60から80ミクロンである。組成物の活性成分は、1つ以上の従来の天然又は合成香水又は芳香剤化合物、消臭化合物、例えばトリエチレングリコール(TEG)、殺虫剤、殺菌剤、抗菌剤などであってもよい。
芳香剤及び/又は臭気処理組成物の分散時に、活性物質が芳香剤又は消臭液(odor eliminator)である場合、上記の噴霧速度と上記の粒子サイズとの提供は、香りを高め及び消臭作用を向上させる。このような粒子のサイズは、処理された空気中において滞留する時間がさらに長くなり得る。空気中での滞留時間が長くなるということは、長時間の間芳香剤の特徴を保てるという点で消費者の芳香剤の体験を向上させる。
上記の範囲内での初期圧力及び最終圧力の保持又は調節は、液体芳香剤又は臭気処理組成物が容器からディスペンスされるため、液体芳香剤又は臭気処理組成物の十分な分解(breakup)を保障する。エアゾールの粒子サイズは、エアゾールの圧力によって影響を受けることがある。
上記のように、ヘッドスペースが25体積%であるときに4:1未満、又はヘッドスペースが50体積%であるときに2:1で圧力降下を保持することは、特に粒子サイズ及び噴霧速度に対してより均一な噴霧に繋がる。さらに均一な噴霧は、芳香剤及び消臭体験、即ち製品の寿命期間に消費者が体験する強さを向上させる。
噴霧速度及び平均粒子サイズの特性の組合せは、消費者が体験する組成物の効果を向上させる役割をする。上記のように、上述のような圧力及び圧力降下率の制御とともにこのような特性の組合せは、使用環境下において噴霧時に組成物の利点をさらに増加させる役割をする。
本発明は、空気処理、例えば香りを高める及び/又は消臭用組成物について主に記載しているが、本発明は、繊維又はその他の表面の香りを高める、或いは繊維又はその他の表面に対する消臭に適用可能である。圧縮ガスエアゾールは、繊維からの蒸発速度が良好で、一般的に、例えば手動ポンプの霧吹きに比べて全般的により小さな粒子サイズの範囲及び分布を提供することができる能力に基づいて処理後の再汚染を避けることができるため、圧縮ガスエアゾールは繊維の処理に適している。蒸発速度が使用する製品の寿命を延長する。
時間の経過に伴って活性成分の強度を向上させるために、本発明において有用なエアゾール組成物は、少なくとも1つの圧縮ガス噴射剤、少なくとも1つの活性材料、及び溶媒担体として水を必須成分として有し、水は組成物の主要成分として機能する量で存在する。活性物質は、芳香剤、消臭成分、殺虫剤、殺菌剤、及び抗菌剤のうちの1つ以上であってもよい。この組成物に追加の成分、例えば、界面活性剤、緩衝剤、pH調整剤、共溶媒、腐食抑制剤、防腐剤、及びその他の公知の補助剤のうちの1つ以上が存在してもよい。
空気又は繊維処理組成物としては、一般的に下記表1に記載したものが望ましい。組成物は単一相の組成物として存在する。
Figure 2014518273
表1及び詳細な説明及び請求範囲において、全体組成物の重量%(wt.%)は100重量%を基準とする。所定の材料重量%は全体材料の重量%を基準とし、全体材料の活性物質を基準とするものではない。
水成分は溶媒担体であり、脱イオン水、逆浸透水、蒸留水、水道水などであってもよい。脱イオン水及び逆浸透が望ましい。一般に、水は約80重量%超過〜100重量%未満の量で存在する。存在する水の望ましい量は上記の表1に記載した。より好ましくは、水は約90から99重量%の量で存在し、最も好ましくは、約92から97.5重量%の量で存在する。
上記の組成(formulation)において含まれるのに適した界面活性剤は、一般的に非イオン性、カチオン性、アニオン性、両性、双性イオン性、または、それらの混合物であってもよい。界面活性剤は一般的に用いられるディスペンス容器を考慮して選択される。例えば、鋼又は合金鋼系の容器に格納されてディスペンスされる組成物は、非イオン性及び/又は両側性界面活性剤(腐食が少ない)を含む一方、アルミニウム又はプラスチック容器では上記の界面活性剤及び/又はその他の界面活性剤を含んでもよい。界面活性剤成分は1つ以上の界面活性剤であってもよい。
エアゾール組成物で有用で適切な非イオン性界面活性剤は、ポリアルコキシル化水素化ヒマシ油、好ましくはポリエトキシル化水素化ヒマシ油、例えば、TAGAT CH60(60エチレンオキシド(EO)ユニット)、TAGAT CH40(40EOユニット);水素化及びエトキシル化ヒマシ油混合物、例えば、EUMULGIN HPS(40EOユニット);第2級アルコールエトキシレート、例えばTERGITOL(登録商標)界面活性剤、例えばTERGITOL15−S−12及びTERGITOL15−S−7;エトキシル化直鎖アルコール、例えばLUTENSOL A08(8EOユニット)といったLUTENSOL(登録商標);ソルビタンモノオレート;ポリエチレンソルビタンモノオレート;ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート;アルキルポリグリコシド;ポリエチレンオキシド/ポリプロピレンオキシド;アルキルフェノールエトキシル化カルボキシル化アルコール;及びその混合物を挙げることができるが、これらに限定されない。
少なくとも1つの非イオン性界面活性剤は、好ましくは表1に記載した範囲の量で存在する、即ち、約0.1から約2.0重量%の範囲、より好ましくは約0.5から約1.0重量%の範囲、最も好ましくは約0.5から約0.8重量%の範囲で存在する。
エアゾール組成物に含まれるのに適したカチオン性界面活性剤としては、第4級アンモニウム塩、ポリオキシエチレンアルキル、脂環式アミン、及びそれらの混合物を挙げることができるが、これらに限定されない。
少なくとも1つのカチオン性界面活性剤は、好ましくは0から約2.0重量%、より好ましくは0から1.0重量%の量で存在する。上記のように、カチオン性界面活性剤は、非イオン性界面活性剤と共に用いることが好ましく、単独の界面活性剤として用いられるものではない。
エアゾール組成物において活性物質として含まれるのに適した芳香剤は、1つの成分又は成分の混合物に基づく天然又は合成香料であってもよい。香料は、様々な香料製造業者、例えば高砂香料工業株式会社(Takasago)、インターナショナル・フレバー・アンド・フレグランス(International Flavors and Fragrances、Inc.)、クエスト(Quest)、フィルメニッヒ(Firmenich)、ジボダン(Givaudan)、シムライズ(Symrise)などによって販売されている。その他の有用な活性物質は、選択された活性物質を含む組成物の使用目的に基づいて当業者に公知である。
芳香剤は、一般的に表1に記載した範囲の量で存在し、好ましくは約0.1から2.0重量%、より好ましくは約0.3から約1.0重量%の量で存在する。
圧縮ガス噴射剤は、従来に公知である任意の適切な圧縮ガス噴射剤であってもよく、窒素、不活性ガス、空気、亜酸化窒素、二酸化炭素、または、それらの混合物を挙げることができるが、これらに限定されない。
圧縮ガス噴射剤は、一般的に上記の表1に記載した量で存在する、即ち、好ましくは約0.25から約2重量%の範囲、より好ましくは0.5から約1.0重量%の範囲内で存在する。圧縮ガス噴射剤は、100%全体容器の初期又は開始圧力として約100から約180psigの範囲内で加圧される。組成物が容器から放出されれば、圧力が減少する。組成物が容器内で10体積%未満で存在すれば、圧力は約30から約90psigの範囲内になる。
圧縮ガス空気処理組成に含まれるのに適した腐食抑制剤は、リン酸塩、例えば、リン酸二水素カリウム、リン酸水素カリウム、リン酸2アンモニウム、リン酸カリウム(1塩基又は2塩基)、リン酸ナトリウム(1塩基又は2塩基);亜硝酸塩、例えば、亜硝酸ナトリウム、亜硝酸カリウム、及び亜硝酸アンモニウム;アミノメチルプロパノール;ケイ酸塩、例えば、メタケイ酸ナトリウム;及び/又はアミンを挙げることができるが、これらに限定されない。
腐食抑制剤は、表1に記載した一般的な量で存在し、好ましくは約0.01から1重量%、より好ましくは0.1から約0.5重量%の範囲で存在する。
使用するのに適した非水性溶媒又は共溶媒は、グリコール、アルコール、グリコールエーテル、ケトン、及びエステルを含む。使用するのに適したグリコール非水性溶媒としては、アルキレングリコール、例えば、プロピレングリコール及びトリエチレングリコールを挙げることができるが、これらに限定されない。アルコールが共溶媒として存在する場合、これは少量存在することが望ましい。しかし、アルコールの含有は、組成物のVOCを増加させるために一般的に好ましくなく、アルコールが存在しないときに本発明の利点が得られる。
非水性溶媒は、表1に記載した量で存在する、即ち、好ましくは0から約10重量%、より好ましくは約0.1から約6.0重量%の範囲で存在する。最も好ましくは、前記組成がVOCを少し含むか全く含まないように、非水性溶媒が0.1重量%以下の量で存在する。
pH調整剤又は制御剤として圧縮ガス組成物に含まれるのに適した追加の化合物は、炭酸塩、例えば、炭酸ナトリウム;ケイ酸塩、例えば、メタケイ酸ナトリウム五水和物(これはpH調整剤及び腐食抑制剤として二つの機能を提供してもよい);リン酸塩、例えば、リン酸二ナトリウム、及びリン酸二カリウム;水酸化物、例えば、水酸化ナトリウム;水酸化アンモニウム;THAM−トリス−(ヒドロキシメチル)アミノエタン;2−アミノ−2−メチル−プロパンジオールなどを含むことができるが、これらに限定されない。
pH調整剤は任意である。pH調整剤が存在する場合、pH調整剤は約4から約10の範囲のpHを得るのに十分な量で用いられる。
エアゾール組成物に含まれるのに適した緩衝化合物は、重炭酸塩、例えば、重炭酸ナトリウム;リン酸塩;水酸化アンモニウム;THAM−トリス(ヒドロキシメチル)アミノエタン;2−アミノ−2−メチル−プロパンジオールなどを含むことができるが、これらに限定されない。公知の一部のpH緩衝剤、例えば、リン酸塩、炭酸塩、水酸化アンモニウム、THAM−トリス(ヒドロキシメチル)アミノエタン及び2−アミノ−2−メチルプロパンジオールが腐食抑制剤、pH調整剤、及び緩衝剤などの多目的機能を提供することに留意する。このような例において、材料のうちの1つまたは材料の組合せを用いて、本発明の範囲内で調節したこれらの機能及びその量を充足させてもよい。
緩衝制は、一般的に上記の表1に記載したように、好ましくは約0.01から約1重量%の範囲、より好ましくは約0.1から約0.5重量%の範囲で存在する。
エアゾール組成物に含まれるのに適した防腐剤は、イソチアゾリノンは、例えば、1、2−ベンゾイソチアゾール−3(2H)−オン及び2−メチルイソチアゾール−3(2H)−オン(商品名ACTICIDE MB又はACTICIDE MBSで混合物として販売);2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン(商品名NEOLONE M−10で販売);2−メチル−2H−イソチアゾール−3−オン及び3−ヨード−2−プロピニル−ブチルカルバマート(商品名ACTICIDE IMで混合物として販売)を含むことができるが、これらに限定されない。
防腐剤は、一般的に表1に記載した量で存在し、好ましくは約0.01から約1.0重量%、より好ましくは約0.01から約0.5重量%、及び最も好ましくは約0.05から約0.2重量%の範囲の量で存在する。
使用するのに適したディスペンス容器は、基本的に圧力を保持して販売安全規格を満たすことができる任意の形態の容器であることができる。例えば、鋼、合金鋼、アルミニウム、プラスチックなど従来の2つ及び3つのエアゾール容器が使用するのに適している。このような容器は、補強されていてもよく、されていなくてもよい。鋼又は合金鋼容器は、錫メッキされてもよく、されていなくてもよい。適切なエアゾール容器の一例としては、エポキシウレア裏張り材料(lining)で補強された3つの錫メッキ鋼容器である。プラスチック容器は、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリカーボネート、ポリエチレン、PEN(ポリエチレンナフタレート)及びその他のポリエステル及び一般的に公知であるプラスチックで形成されてもよい。容器のディスペンス作動部(actuator)は、本明細書に記載した発明に基づいて提供される望ましい噴霧速度及び粒子サイズを基に選択される。
本発明の官能的利点(sensory advantage)を説明するための試験
2セットの試験において、本発明の芳香剤−含有エアゾール組成物、比較組成物及びベンチマーク又は対照組成物を試験し、本発明の組成物が時間の経過に伴って芳香剤強度が改善されることを示した。
実施された試験は事実上の官能試験であり、0から180分(3時間)の試験時間及び0から15の共通尺度を用いた強度評価尺度を含み、ここで、0は香気がない、1〜2は辛うじて、3〜5は僅か、6〜8は適度、9〜12は強い、13〜15は非常に強いことを示す。0〜15の共通尺度に基づいて芳香剤−含有組成物の所望する強度評価は10から2、好ましくは8から3である。本明細書に記載した官能評価を基準として強度を判断するために、芳香剤以外の1つ以上の活性物質を含む組成物の強度評価は、それと共に存在する芳香剤を基準とする必要がある。これは、特定の活性物質は使用時に匂いがないか匂いがしてはいけないためである。
本明細書に記載した第1セットの試験において、試験例(1)〜(3)は本発明の例であり、試験例(4)は比較試験であり、試験例(5)はベンチマーク(benchmark)又は対照試験である。本発明の試験例(1)〜(3)及び比較試験例(4)では同一の芳香剤エアゾール組成物を空気中にディスペンスした。ベンチマーク又は対照試験例(5)の組成物の組成(formula)は以下に記載されている。試験例(1)〜(5)では次のような噴霧速度及び粒子サイズを伴う。
(1)ターゲット噴霧速度:1.6g/s
平均粒子サイズ:60〜80ミクロン
(2)ターゲット噴霧速度:1.8g/s
平均粒子サイズ:60〜80ミクロン
(3)ターゲット噴霧速度:2.5g/s
平均粒子サイズ:60〜80ミクロン
(4)ターゲット噴霧速度:2.0g/s
平均粒子サイズ:145〜200ミクロン
(5)ターゲット噴霧速度:2.0g/s
平均粒子サイズ:60〜80ミクロン
試験例(5)のベンチマーク又は対照組成物の組成は以下の表2に示されている。
Figure 2014518273
試験例(1)〜(5)は、熟練した15人の官能試験員によって評価された。利用された試験プロトコルは以下に記載する。試験例(1)〜(5)の各々は、圧力140〜145psigで試験した。試験例(5)は、試験のレクリエーションを実施する際に、試験試料間で結果を比較できることを保障する基準としての役割をする、例えば、強度評価尺度の評価基準を決定(gauge)するための対照例として存在する。試験例(5)の成分構成(make−up)は、本明細書に記載した本発明の組成物とは関連がない。
試験例(1)〜(5)の各々に対して官能試験員によって提供された強度評価を以下の表3に記載した。
Figure 2014518273
これらの結果は、試験例(1)〜(4)に対して図1、及び試験例(5)に対して図2のグラフで示している。図1に示すように、本発明の試験例(1)〜(3)の強度は、噴霧速度が増加するのに伴って大きくなり、比較試験例(4)は、本発明における噴霧速度で粒子サイズが本発明の粒子サイズを外れると、強度が本発明の組成物に比べて小さくなることを示している。
図3は、第2セットの比較試験結果を示す。試験例A、B、及びCは以上の試験例(1)〜(4)と同一の組成である。試験例A、B、及びCの噴霧速度、平均粒子サイズ、及び圧力は次のようになる。
(A)ターゲット噴霧速度:2.5g/s
平均粒子サイズ:60〜80ミクロン
圧力:135psig
(B)ターゲット噴霧速度:3.0g/s
平均粒子サイズ:60〜80ミクロン
圧力:135psig
(C)ターゲット噴霧速度:2.0g/s
平均粒子サイズ:145〜200ミクロン
圧力:135psig
試験例A〜Cの官能評価は以下の表4に記載されている。
Figure 2014518273
図3において、グラフで説明した官能評価結果によって示されるように、本発明の試験例A及びBは比較試験例Cに比べて高い強度を有する。
試験プロトコル
芳香剤強度評価の試験プロトコルは、試験例の約5gを約800立法フィート(cubic foot)の試験室、即ち9’×9.9’×9’=801.9立法フィート(cu.ft.)に伝達することに関わる。それぞれの試験室には、家の設定と類似するように低い放出完了(low emitting finishes)及びHVACシステムを有する。試験室の温度は21℃に維持した。以上の15点の共通強度評価尺度に基づく物理的試験手続及び強度評価に対して、熟練した15人の官能試験員は、以下の通り試験室でハッチ(hatch)を介して試験室に伝えられた芳香剤を評価した。官能試験員は3時間の間、5、30、60、90、120、150、及び180分の間隔で各製品組成物を評価した。
試験室を製品5gで満たすとき、試験例の製品をディスペンスする人は試験室の扉の内側に立って試験室に噴霧した。各試験製品は扉の内側の同一の場所で噴霧された。
各試験室にはハッチが提供される。官能試験員らは、ハッチを介して分散された試験製品の評価をする。それぞれの試験員の間でハッチの扉は閉じたままに保たれる。評価のために、各試験員が略同等なレベルでハッチにアクセスできることを保障するために、必要に応じて踏み台(step stool)が提供される。試験員は分散された製品を知覚に基づいて評価し、以上の15点の強度評価尺度を基準に強度評価を提供する。
本明細書で開示されている実施形態は、本発明の範囲を網羅したり不必要に制限したりするよう意図されたものではない。実施形態は、他の当業者らが本発明を実施できるよう、本発明の原理を説明するために選択して説明されたものである。前述の説明の範囲内でさまざまな修正を行うことができることは、当業者には明らかである。当業者の能力が及ぶ範囲で行われるこのような修正は、本発明の一部を形成するものであり、なおかつ添付した請求項に含まれるものである。

Claims (24)

  1. (a)(i)少なくとも1つの圧縮ガス噴射剤、
    (ii)約0.1から約2.5重量%の少なくとも1つの活性材料、及び
    (iii)溶媒担体として、主要成分として機能するための量の水を含み、
    0から4%の揮発性有機含有物(VOC)を含む組成物と、
    (b)噴霧ノズルが装着されたディスペンス容器と、
    を含み、
    (i)前記組成物が前記容器からディスペンスされるとき、前記組成物は約100から180psigの初期圧力下にあり、前記組成物が前記容器内で10体積%未満存在するとき、前記組成物は約30から約90psigの最終圧力下にあり、(ii)前記組成物は、約1.5g/s超過から約3.0g/s範囲の噴霧速度でディスペンスされ、且つ約60から約100ミクロン範囲の平均粒子サイズを有することを特徴とするエアゾール製品。
  2. 前記圧縮ガス噴射剤は、窒素、空気、二酸化炭素、亜酸化窒素、及び不活性ガスのうちの1つ以上である請求項1に記載のエアゾール製品。
  3. 前記少なくとも1つの活性材料は、芳香剤、消臭化合物、殺虫剤、抗菌剤、及び殺菌剤のうちの1つ以上である請求項1に記載のエアゾール製品。
  4. 前記噴霧速度は、約1.6から約2.5g/sの範囲内である請求項1に記載のエアゾール製品。
  5. 前記平均粒子サイズは、約60から約90ミクロンの範囲内である請求項1に記載のエアゾール組成物。
  6. 前記平均粒子サイズは、約60から約80ミクロンの範囲内である請求項1に記載のエアゾール製品。
  7. (1)(a)少なくとも1つの圧縮ガス噴射剤、
    (b)少なくとも1つの活性材料、及び
    (c)溶媒担体として、主要成分として機能するための量の水を含む組成物であって、
    前記圧縮ガスが前記組成物に対して約50:50から約25:75の体積比で存在する組成物と、
    (2)前記組成物を含んでディスペンスするように適用されたエアゾールディスペンス容器と、を含み、
    前記容器は、
    (d)前記容器における約100から約180psigの初期圧力と、
    (e)約1.5g/s超過から約3.0g/sの噴霧速度で、且つ前記組成物を約60から約100ミクロン範囲の平均粒子サイズでディスペンスするノズルと、
    (f)前記容器が25体積%のヘッドスペースを有すれば4:1未満、及び前記容器が50体積%のヘッドスペースを有すれば2:1である、前記組成物を前記容器からディスペンスする寿命期間の圧力降下率を含むことを特徴とする芳香剤ディスペンス用及び/又は臭気処理用の製品。
  8. 前記圧縮ガスは、空気、窒素、二酸化炭素、亜酸化窒素、及び不活性ガスのうちの1つ以上である、請求項7に記載の製品。
  9. 前記少なくとも1つの活性材料は、芳香剤、消臭化合物、殺虫剤、抗菌剤、及び殺菌剤のうちの1つ以上である、請求項7に記載の製品。
  10. 前記噴霧速度は、約1.6g/s〜約2.5g/sである請求項7に記載の製品。
  11. 前記平均粒子サイズは、約60から約90ミクロンである請求項7に記載の製品。
  12. 前記平均粒子サイズは、約60から約80ミクロンである請求項7に記載の製品。
  13. (a)圧縮ガス噴射剤と、
    (b)約0.1から約2.5重量%の少なくとも1つの活性材料と、
    (c)溶媒担体として、主要成分として機能するための量の水と、
    を含むエアゾール組成物であって、
    前記組成物は、(i)約50:50から約25:75の前記組成物に対する前記圧縮ガス噴射剤の体積比、(ii)約1.5超過から約3.0g/sのディスペンス時の噴霧速度、及び(iii)約60から約100ミクロン範囲の平均粒子サイズを有することを特徴とする強度及び寿命が向上したエアゾール組成物。
  14. 前記圧縮ガス噴射剤は、空気、窒素、二酸化炭素、亜酸化窒素、及び不活性ガスのうちの1つ以上である請求項13に記載のエアゾール組成物。
  15. 前記少なくとも1つの活性材料は、芳香剤、消臭化合物、殺虫剤、抗菌剤、及び殺菌剤のうちの1つ以上である請求項13に記載のエアゾール組成物。
  16. 前記噴霧速度は、約1.6から約2.5g/sである請求項13に記載のエアゾール組成物。
  17. 前記平均粒子サイズは、約60から約90ミクロンである請求項13に記載のエアゾール組成物。
  18. 前記平均粒子サイズは、約60から約80ミクロンである請求項13に記載のエアゾール組成物。
  19. (a)少なくとも1つの圧縮ガス噴射剤と、
    (b)芳香剤成分及び任意で少なくとも1つの追加的な活性化合物と、
    (c)溶媒担体として、主要成分として機能するための量の水とを含み、
    前記芳香剤は、0超過〜200分の時間を基準として本明細書に記載した強度試験プロトコルに従って決定された、0から15の強度尺度を基準として約10から約2の強度評価を有することを特徴とする、時間経過に従って向上した強度を有する芳香剤−含有組成物。
  20. 前記圧縮ガス噴射剤は、空気、窒素、二酸化炭素、亜酸化窒素、及び不活性ガスのうちの1つ以上である請求項19に記載の組成物。
  21. 前記追加的な活性化合物は、芳香剤、消臭化合物、殺虫剤、抗菌剤、及び殺菌剤のうちの1つ以上である請求項19に記載の組成物。
  22. 前記芳香剤は、約8から約3の強度を有する請求項19に記載の組成物。
  23. 組成物をエアゾールディスペンス容器から約1.5g/s超過から約3.0g/sの噴霧速度で、且つ約60から約100ミクロン範囲の平均粒子サイズでディスペンスすることを含み、
    前記組成物は、(a)少なくとも1つの圧縮ガス噴射剤、(b)少なくとも1つの活性化合物、及び(c)溶媒担体として、主要成分として機能するための量の水を含み、
    前記組成物が前記容器で約100から約180psigの初期圧力下にあり、前記組成物が前記容器内に10体積%未満存在する場合、前記組成物は約30から約90psigの最終圧力下にあることを特徴とする活性化合物のディスペンス方法。
  24. 前記少なくとも1つの活性化合物は、芳香剤、及び臭気減少化合物、殺虫剤、抗菌剤、及び殺菌剤のうちの1つ以上であり、前記芳香剤は、0超過〜200分の時間を基準として本明細書に記載した強度試験プロトコルに従って決定された、0から15の強度尺度を基準として約10から約2の強度評価を有することを特徴とする請求項23に記載の方法。
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