JP2014518048A - メタデータをビデオ及び放送テレビに埋め込むメカニズム - Google Patents

Abstract

ビデオストリームがディスプレイに表示される。ビデオストリームに表示された特定の画像が検出される。検出された特定の画像に関連付けられた文字列が特定される。特定された、関連付けられた文字列を含む要求がサーバに送信される。文字列に関連する命令セットが受信される。命令セットは、アプリケーションを実行し、アプリケーションをビデオストリームと同時に表示する命令を含む。アプリケーションは、命令セットの受信に応答して、命令セットに従って実行される。

Description

技術分野
本説明は、一般にはユーザへの情報提供に関する。

背景
ビデオコンテンツは、閲覧者がビデオの内容に関する詳細情報を取得するように促す視聴覚的メッセージを含むことがある。例えば、テレビコマーシャルが、製品のウェブサイトを開いて、製品についての詳細情報を取得するようにユーザに促し得る。別の例では、テレビ番組又は映画の放送中、ウェブサイトを開いて、テレビ番組又は映画中の人々、場所、又は物事についての詳細情報の閲覧を閲覧者に促すメッセージが表示され得る。促されない場合であっても、多くのユーザは、現在見ているビデオコンテンツに関連する人物、場所、又は物事に興味を持つ。通常、追加情報を得るには、ユーザは、インターネットアクセス可能な装置を使用してウェブサイトを開く必要がある。既存の方法は、ユーザが何らかの行動をとる必要があるため不十分である。多くの閲覧者は、視聴覚メッセージを見逃すか、又は無視し得、多くの閲覧者にとって、ビデオコンテンツを閲覧しながら計算装置を操作することは不便であり得る。

概要
本明細書に記載の方法及びシステムは、メタデータをビデオストリームに挿入するシステム及び方法を開示する。そのような方法及びシステムは、放送者及びコンテンツプロバイダが情報及びサービスをユーザに提供する効率的な方法を提供する。サーバにおいて、メタデータは、バーコード等の画像に符号化される。符号化画像は、ビデオストリームの連続数のフレーム内の特定の表示位置に挿入される。例えば、符号化画像は、ビデオストリームの連続した３０フレームの右上角に配置し得る。変更ビデオストリームはクライアント装置に送信されて、表示される。ビデオストリームが表示される間、クライアント装置はビデオストリーム内の符号化画像を検出し、画像を復号化して文字列を取得し、文字列を含む要求をサーバに送信する。サーバは、文字列に基づいて命令セットを生成し、実行のために、例えば、クライアント装置に命令セットを送信する。

いくつかの実施態様によれば、メタデータをビデオストリームに挿入するシステム及び方法が提供される。ビデオストリームは、送信に向けてサーバにおいて準備される。準備することは、特定の画像をビデオストリームに挿入し、それにより、変更ビデオストリームを形成することを含む。特定の画像には文字列が関連付けられる。変更ビデオストリームは、ビデオストリーム及び特定の画像を同時に表示するようにフォーマットされる。変更ビデオはクライアント装置に送信される。

本明細書に記載の方法及びシステムは、放送者及びコンテンツプロバイダが情報及びサービスをユーザに提供する効率的な方法を提供する。例えば、ユーザは、１つ又は複数のバーコードを含むお茶についてのコマーシャルを閲覧し得、ユーザがコマーシャルを閲覧している間、クライアント装置のモジュールが、ビデオストリーム内の１つ又は複数の符号化画像を検出し、１つ又は複数の符号化画像を復号化して文字列を取得し、文字列を含む要求をサーバに送信し、サーバから命令セットを取得し、命令セットに従って１つ又は複数の機能を実行する。この例では、命令セットは、特定の種類又は銘柄のお茶についての情報と共にウェブページを表示するブラウザ、お茶を用意する際の教授的なビデオを示すメディアプレーヤ、特定のフィードソースからのお茶の商品を表示するフィードリーダアプリケーション、又はコマーシャルの主題であったお茶のクーポンを提示するクーポン帳アプリケーション等の１つ又は複数のアプリケーションを実行し得る。１つ又は複数のアプリケーションは、コマーシャルが表示されている間に実行され、１つ又は複数のアプリケーションは、コマーシャルと同時に表示される。

いくつかの実施態様によれば、情報を表示するシステム及び方法が提供される。ビデオストリームは、クライアント装置のディスプレイに表示される。ビデオストリーム内の特定の画像は検出され、特定の画像に関連付けられた文字列が特定される。特定された文字列を含む要求がサーバに送信される。文字列に関連する命令セットが受信される。命令セットは、アプリケーションを実行させる命令及びアプリケーションをビデオストリームと同時に表示する命令を含む。１つ又は複数のアプリケーションは、命令セットの受信に応答して、命令セットに従って実行される。

いくつかの実施態様によれば、１つ又は複数のプロセッサ及び１つ又は複数のプロセッサにより実行される１つ又は複数のプログラムを記憶するメモリを有するクライアント装置において、方法が実行され、方法は、ビデオストリーム内の特定の画像を検出すること、検出された特定の画像に関連付けられた文字列を特定すること、要求をサーバに送信することであって、要求は特定された文字列を含む、送信すること、要求の送信に応答して、サーバから命令セットを受信することであって、命令セットは特定された文字列に関連し、命令セットは、アプリケーションを実行する命令を含む、受信すること、及び命令セットの受信に応答して、命令セットに従ってアプリケーションを実行し、アプリケーションをビデオストリームと同時に表示させることを含む。

いくつかの実施態様によれば、サーバにおいて、要求をクライアントから受信する。要求は、ビデオストリームの所定数の連続ビデオフレーム内にある特定の画像から抽出された文字列を含む。文字列に関連付けられる命令セットは、要求の受信に応答して生成される。命令セットは、アプリケーションを実行させる命令及びアプリケーションをビデオストリームと同時に表示する命令を含む。命令セットはクライアントに送信される。

いくつかの実施態様による分散クライアント−サーバシステムを示すブロック図である。 いくつかの実施態様による例示的なサーバシステムの構造を示すブロック図である。 いくつかの実施態様による例示的な放送システムの構造を示すブロック図である。 いくつかの実施態様による例示的なクライアント装置の構造を示すブロック図である。 ビデオストリームに含まれるメタデータに基づいて特定される情報を表示するプロセスの全体図を示すフローチャートである。 いくつかの実施態様による例示的な画面例を含む。 いくつかの実施態様による例示的な画面例を含む。 いくつかの実施態様による例示的な画面例を含む。 いくつかの実施態様による例示的な画面例を含む。 いくつかの実施態様による例示的な画面例を含む。 ビデオストリームに含まれるメタデータに基づいて特定される情報を表示するプロセスを示すフローチャートである。 ビデオストリームに含まれるメタデータに基づいて特定される情報を表示するプロセスを示すフローチャートである。 メタデータをビデオフレームに挿入するプロセスを示すフローチャートである。 ビデオストリームに含まれるメタデータに基づいて命令セットを特定するプロセスを示すフローチャートである。

同様の参照番号は、図面全体を通して対応する部分を指す。

詳細な説明
図１は分散システム１００を示すブロック図であり、分散システム１００は、１つ又は複数のクライアント装置１０２、通信ネットワーク１０４、サーバシステム１０６、ディスプレイ装置１１０、及び放送システム１０８を含む。サーバシステム１０６は、通信ネットワーク１０４により１つ又は複数のクライアント装置１０２及び放送システム１０８に結合される。放送システム１０８は、バーコード等の符号化画像をビデオストリームに挿入し、ビデオストリームを１つ又は複数のクライアント装置１０２に放送する。サーバシステム１０６は、符号化画像から復号化された１つ又は複数の文字列、例えば、文字又はシンボルの列を含む要求を受信し、１つ又は複数の文字列に基づいて命令セットを特定し、命令セットを実行のためにクライアント装置に送信する。クライアント装置により実行されると、命令セットは、クライアント装置に、符号化画像から復号化された１つ又は複数の文字列に関連する情報を表示させる。

放送システム１０８及びサーバシステム１０６の機能は、単一のサーバシステムに結合することができる。いくつかの実施態様では、サーバシステム１０６は単一のサーバシステムとして実施され、その一方で、他の実施形態では、複数サーバの分散システムとして実施される。単に説明の便宜のために、サーバシステム１０６は、単一のサーバシステムで実施されるものとして後述される。いくつかの実施態様では、放送システム１０８は、単一のサーバシステムとして実施され、その一方で、他の実施態様では、複数サーバの分散システムとして実施される。単に説明の便宜のために、放送システム１０８は、単一のサーバシステムで実施されるものとして後述される。

通信ネットワーク１０４は、イントラネット、エクストラネット、又はインターネット等の任意の有線又は無線ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）及び／又は広域ネットワーク（ＷＡＮ）であることができる。通信ネットワーク１０４が１つ又は複数のクライアント装置１０２とサーバシステム１０６との間に通信機能を提供することで十分である。いくつかの実施態様では、通信ネットワーク１０４は、ハイパーテキスト転送プロトコル（ＨＴＴＰ）を使用し、伝送制御プロトコル／インターネットプロトコル（ＴＣＰ／ＩＰ）を使用して情報を転送する。ＨＴＴＰでは、クライアント装置１０２は、通信ネットワーク１０４を介して利用可能な様々なリソースにアクセスすることができる。しかし、様々な実施態様はいかなる特定のプロトコルの使用にも限定されない。

いくつかの実施態様では、サーバシステム１０６はフロントエンドサーバ１１２を含み、フロントエンドサーバ１１２は、サーバシステム１０６とネットワーク１０４との通信に役立つ。いくつかの実施態様では、フロントエンドサーバ１１２は、命令セット要求を受信するように構成される。いくつかの実施態様では、フロントエンドサーバ１１２は、要求側クライアント装置１０２に命令セットを送信するように構成される。いくつかの実施態様では、フロントエンド１１２は、コンテンツファイル及び／又はコンテンツファイルへのリンクを送信するように構成される。この文脈では、「コンテンツファイル」という用語は、ビデオファイル、画像ファイル、音楽ファイル、ウェブページ、電子メールメッセージ、ＳＭＳメッセージ、コンテンツフィード、広告、クーポン、プレイリスト、及びＸＭＬ文書を含むがこれらに限定されない任意のフォーマットの任意のコンテンツを意味する。いくつかの実施態様では、フロントエンドサーバ１１２は、１つ又は複数のビデオストリームを送信又は受信するように構成される。

いくつかの実施態様では、サーバシステム１０６は、ユーザデータを記憶するユーザデータベース１２２を含む。いくつかの実施態様では、ユーザデータベース１２２は分散データベースである。

いくつかの実施態様では、サーバシステム１０６はコンテンツデータベース１１８を含む。いくつかの実施態様では、コンテンツデータベース１１８はビデオ、画像、音楽、ウェブページ、電子メールメッセージ、ＳＭＳメッセージ、コンテンツフィード、広告、クーポン、プレイリスト、ＸＭＬ文書、及びそれらの任意の組み合わせを含む。いくつかの実施態様では、コンテンツデータベース１１８は、ビデオ、画像、音楽、ウェブページ、電子メールメッセージ、ＳＭＳメッセージ、コンテンツフィード、広告、クーポン、プレイリスト、ＸＭＬ文書、及びそれらの任意の組み合わせへのリンクを含む。いくつかの実施態様では、コンテンツデータベース１１８は分散データベースである。

コンテンツフィード（又はチャネル）は、存在するか、最近追加されたか、又はフィードソースにおいて最近更新されたコンテンツ項目のリストを提供するリソース又はサービスである。コンテンツフィード内のコンテンツ項目は、項目自体に関連付けられたコンテンツ（コンテンツ項目が指定する実際のコンテンツ）、タイトル（見出しと呼ばれることもある）、及び／又はコンテンツの説明、コンテンツのネットワークロケーション又はロケータ（例えば、ＵＲＬ）、或いはそれらの任意の組み合わせ等のメタデータを含み得る。例えば、コンテンツ項目がテキスト記事を識別する場合、コンテンツ項目は、タイトル（又は見出し）及びロケータと共に記事自体をインラインで含み得る。あるいは、コンテンツ項目はタイトル、説明、及びロケータを含み得るが、記事コンテンツを含まない。したがって、コンテンツ項目によっては、それらの項目に関連付けられたコンテンツを含むものもあれば、項目の完全なコンテンツではなく、関連付けられたコンテンツへのリンクを含むものもある。コンテンツ項目は、コンテンツについての追加情報を提供する追加のメタデータを含むこともできる。コンテンツの完全版は、ウェブページ、画像、デジタルオーディオ、デジタルビデオ、ポータブルドキュメントフォーマット（ＰＤＦ）文書等を含むが、これらに限定されない任意の機械可読データであり得る。

いくつかの実施態様では、サーバシステム１０６は、コンテンツデータベース１１８及びユーザデータベース１２２に記憶された情報を管理し検索する命令モジュール１１６を含む。さらに詳細に本明細書において考察するように、命令モジュール１１６は、クライアント１０２から受信する要求に含まれる情報及び／又はユーザデータベース１２２に記憶された各ユーザについての情報に基づいて、命令セットを生成する。命令モジュール１１６は、要求側クライアント１０２に送信するために、１つ若しくは複数のコンテンツファイル及び／又はコンテンツファイルへの１つ若しくは複数のリンクをフロントエンドサーバ１１２に送信する。

いくつかの実施態様では、サーバシステム１０６は、１つ又は複数の関連する識別情報及び関連付けられたメトリックを記憶する識別情報データベース１３０を含む。より詳細に本明細書において考察されるように、識別情報は、人物、場所、又は物事及びそれぞれの識別情報の重要性の関連付けられたメトリック測定値であることができる。いくつかの実施態様では、識別情報データベース１３０は分散データベースである。

いくつかの実施態様では、放送システム１０８はフロントエンドサーバ１４０を含み、フロントエンドサーバ１４０は、放送システム１０６、クライアント装置１０２、及びサーバシステム１０６との間の通信に役立つ。いくつかの実施態様では、フロントエンドサーバ１４０は、１つ又は複数のビデオストリームを送信又は受信するように構成される。いくつかの実施態様では、フロントエンドサーバ１４０は、ケーブル線を介してビデオストリームを送信するように構成される。いくつかの実施態様では、フロントエンドサーバ１４０は、無線送信器又は衛星送信器を使用してビデオストリームを放送で送信するように構成される。いくつかの実施態様では、フロントエンドサーバ１４０は、通信ネットワーク１０４を介してビデオストリームを送信するように構成される。

いくつかの実施態様では、放送システム１０８は、符号化画像を記憶する画像データベース１２４を含む。いくつかの実施態様では、符号化画像はバーコード、マトリックスバーコード、高コントラスト画像、又はそれらの任意の組み合わせである。いくつかの実施態様では、画像データベース１２０は分散データベースである。

バーコードは、取り付けられた物体についてのデータを示す、データの光学機械可読表現である。バーコードは、バー、矩形、ドット、六角形、及び他の幾何学的パターンからなる。例えば、バーコードは、クイックレスポンス（ＱＲ）コード、マトリックスバーコード、又は二次元バーコード、及び線形バーコードであることができる。バー、矩形、ドット、六角形の構成が、テキスト、数字、シンボル、及びそれらの任意の組み合わせ等のデータを符号化する。例えば、バーコードは、ＵＲＬ、テキスト、又は電話番号を符号化することができる。本明細書において使用される場合、符号化画像はバーコードである。

いくつかの実施態様では、放送システム１０８は、ビデオストリームを記憶するビデオストリームデータベース１２６を含む。さらに詳細に本明細書において考察するように、いくつかの実施態様では、ビデオストリームは符号化画像を含む。いくつかの実施態様では、ビデオストリームデータベース１２６は分散データベースである。

いくつかの実施態様では、放送システム１０８は、画像データベース１２４及びビデオストリームデータベース１２６に記憶された情報を管理し検索する画像モジュール１１４を含む。より詳細に本明細書において考察するように、画像モジュール１１４は、１つ又は複数の符号化画像を画像データベース１２４から、ビデオストリームデータベース１２６に記憶されたビデオストリームに挿入して、変更ビデオストリームを形成する。いくつかの実施態様では、ケーブル、衛星、又はインターネットコンテンツプロバイダ等の放送者又は他のデジタル通信／コンテンツプロバイダは、画像データベース１２４からのもう１つの画像を、提供するビデオストリームに挿入する。

クライアント装置１０２は、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレット装置、ネットブック、インターネットキオスク、個人情報端末、携帯電話、ゲーム装置、又はサーバシステム１０６と通信可能な任意の他の装置等のコンピュータ等の、通信ネットワーク１０４に接続可能な任意の適するコンピュータ装置であり得る。クライアント装置１０２は通常、１つ又は複数のプロセッサと、ハードディスクドライブ又はフラッシュメモリ等の不揮発性メモリと、ディスプレイとを含む。クライアント装置１０２は、キーボード及びマウス等の入力装置を有することもできる（図３に示されるように）。いくつかの実施態様では、クライアント装置１０２は、入力用のタッチスクリーンディスプレイ及び／又はマイクロホンを含む。いくつかの実施態様では、クライアント装置１０２はディスプレイ装置１１０に接続される。いくつかの実施態様では、クライアント装置１０２はディスプレイ装置１１０を含む。いくつかの実施態様では、各クライアント１０２及び各ディスプレイ装置１１０は、単一の装置に含まれる。いくつかの実施態様では、ディスプレイ装置１１０は、ＬＣＤ又はＬＥＤディスプレイ等のテレビ又は画面である。いくつかの実施態様では、ディスプレイ装置１１０は、モニタ等の画面を含むが、チューナを有さない装置である。

クライアント装置１０２は、ビデオストリーム１２６を１つ又は複数の放送システム１０８から受信する。いくつかの実施態様では、各クライアント装置１０２は、ケーブル線、衛星受信器、ネットワーク接続、又は放送アンテナからビデオストリームを受信する。

いくつかの実施態様では、各クライアント装置１０２は、画像検出モジュール１２８及び１つ又は複数のアプリケーション１３０を含む。さらに詳細に本明細書において考察するように、画像検出モジュール１２８は、ビデオストリーム内の符号化画像を検出し符号化する。

図２Ａは、一実施態様によるサーバシステム１０６を示すブロック図である。サーバシステム１０６は通常、１つ又は複数の処理ユニット（ＣＰＵ）２０２と、１つ又は複数のネットワーク又は他の通信インタフェース２０８と、メモリ２０６と、これらの構成要素を相互接続する１つ又は複数の通信バス２０４とを含む。通信バス２０４は任意選択的に、システム構成要素を相互接続し、システム構成要素間の通信を制御する回路（チップセットと呼ばれることがある）を含む。メモリ２０６は、ＤＲＡＭ、ＳＲＡＭ、ＤＤＲ ＲＡＭ、又は他のランダムアクセス固体状態メモリ装置等の高速ランダムアクセスメモリを含むとともに、１つ又は複数の磁気ディスク記憶装置、光ディスク記憶装置、フラッシュメモリ装置、又は他の不揮発性固体状態記憶装置等の不揮発性メモリを含み得る。メモリ２０６は任意選択的に、ＣＰＵ２０２から離れて配置された１つ又は複数の記憶装置を含み得る。メモリ２０６は、メモリ２０６内の不揮発性及び揮発性メモリ装置を含め、コンピュータ可読記憶媒体を構成する。いくつかの実施態様では、メモリ２０６又はメモリ２０６のコンピュータ可読記憶媒体は、オペレーションシステム２１６、ネットワーク通信モジュール２１８、命令モジュール１１６、コンテンツデータベース１１８、及びユーザデータベース１２２を含む以下のプログラム、モジュール、及びデータ構造、又はそれらのサブセットを記憶する。

オペレーティングシステム２１６は、様々な基本システムサービスを処理し、ハードウェア依存タスクを実行するための手順を含む。

ネットワーク通信モジュール２１８は、１つ又は複数の通信ネットワークインタフェース２０８（有線又は無線）及びインターネット、他の広域ネットワーク、ローカルエリアネットワーク、大都市圏ネットワーク等の１つ又は複数の通信ネットワークを介する他の装置との通信に役立つ。

コンテンツデータベース１１８は、コンテンツファイル及び／又はコンテンツファイルへのリンクを含む。いくつかの実施態様では、コンテンツデータベース１１８は、ビデオ、画像、音楽、ウェブページ、電子メールメッセージ、ＳＭＳメッセージ、コンテンツフィード、広告、クーポン、プレイリスト、ＸＭＬ文書、及びそれらの任意の組み合わせを記憶する。いくつかの実施態様では、コンテンツデータベース１１８は、ビデオ、画像、音楽、ウェブページ、電子メールメッセージ、ＳＭＳメッセージ、コンテンツフィード、広告、クーポン、プレイリスト、ＸＭＬ文書、及びそれらの任意の組み合わせへのリンクを含む。いくつかの実施態様では、コンテンツデータベース１１８内の各コンテンツファイルは、関連付けられたメトリックを有する。いくつかの実施態様では、メトリックは、コンテンツファイルの人気又は重要性を測定する。いくつかの実施態様では、コンテンツデータベース１１８内の各コンテンツファイルは、コンテンツファイルが作成された時刻及びコンテンツファイルが最後に更新された時刻を指定する関連付けられたタイムスタンプを有する。いくつかの実施態様では、コンテンツデータベース１１８内の各コンテンツファイルは、関連付けられたカテゴリを有する。例えば、音楽ファイルは「クラシック」のカテゴリを有し得、クーポンは広告のカテゴリを有し得、フィードは「スポーツ」のカテゴリを有し得る。

ユーザデータベース１２２は、一人又は複数のユーザのユーザデータ２２６を含む。いくつかの実施態様では、各ユーザ２２６−１のユーザデータはユーザ識別子２３０及び関連付けられたファイル２３２を含む。いくつかの実施態様では、各ユーザ２２６−１のユーザデータは好み２３３を含む。ユーザ識別子２３０はユーザを識別する。例えば、ユーザ識別子２３０は、クライアント装置１０２に関連付けられたＩＰアドレス又はユーザを一意に識別する、ユーザにより選ばれるか、又はサーバにより割り当てられる英数字値であることができる。いくつかの実施態様では、関連付けられたファイル２３２は、ユーザに関連付けられたコンテンツデータベース１１８に記憶されたファイルの識別子リストを含む。例えば、ユーザに関連付けられたファイルは、音楽ファイル、コンテンツフィード、クーポン、及びプレイリストを含むことができる。いくつかの実施態様では、好み２３３は、ユーザが関心を有するか、又は有さない情報のカテゴリを含む。例えば、ユーザはスポーツに関心がなく、サイエンスフィクションに関心があり得る。いくつかの実施態様では、好み２３３は関心についてのカテゴリのカウント又はスコアを含む。例えば、各カテゴリは、ユーザが、そのカテゴリに関連付けられた項目を閲覧した回数を表す数字を含み得る。いくつかの実施態様では、各カテゴリのスコアは、各カテゴリに対するユーザの親和性を表す。いくつかの実施態様では、カウント又はスコアは、ユーザが符号化画像に関連付けられた項目を見た回数に基づく。

識別情報データベース１３０は１つ又は複数の識別情報２９０を記憶する。各識別情報２９０−１は名称２４４、重要性メトリック２４６、及び関連付けられた動作２４８を含む。名称２４４は身元を識別する。例えば、名称２４４は人物、場所、又は物事の名称であることができる。例えば、識別情報は俳優、製品、国、又は企業であることができる。重要性メトリック２４６は、識別情報の重要性を測定し、識別情報セットの中からどの識別情報が最も重要かを判断するために使用される。関連付けられた動作２４８は、対応する識別情報が選ばれた場合にとるべき１つ又は複数の動作を指定する。例えば、国識別情報の関連付けられた動作は、その国についての情報を含むウェブページを表示することであり得る。著名人という識別情報には、最近のコンテンツ項目の表示、ウェブページの表示、ユーザのプレイリストへの曲の追加、又はその人物が関わるイベントのユーザクーポンの送信等の様々な動作を関連付け得る。

命令モジュール１１６は命令２３４を生成する。命令モジュール１１６は、要求２３６−１に含まれる文字列２４０を使用して、識別情報データベース１３０内の１つ又は複数の関連する識別情報２９０を識別し、１つ又は複数の識別された関連する識別情報２９０に基づいて命令２３４のセットを生成する。

いくつかの実施態様では、命令モジュール１１６は、要求２３６の受信に応答して命令２３４を生成する。いくつかの実施態様では、要求２３６−１はユーザ識別子２３８及び文字列２４０を含む。ユーザ識別子２３８はユーザを識別する。いくつかの実施態様では、文字列２４０は、符号化情報を含むビデオストリームに表示される画像から復号化される情報を含む。ビデオストリームがクライアント装置１０２に表示される場合、クライアント装置１０２は符号化画像を検出し、画像を復号化し、復号化された情報を含む１つ又は複数の要求２３６をサーバシステム１０６に送信する。いくつかの実施態様では、文字列２４０はＵＲＬ２４２を含む。いくつかの実施態様では、文字列２４０は、アルファベット文字及び／又は数字からなるテキストを含む。いくつかの実施態様では、文字列２４０は、人物、場所、又は物事の名称及びアプリケーションの名称を含む。いくつかの実施態様では、文字列２４０は、ビデオストリームの名称又はビデオストリームのカテゴリを含む。例えば、文字列２４０は、映画の名称及び映画のカテゴリ又はジャンル（例えば、ドラマ、サイエンスフィクション等）を含み得る。いくつかの実施態様では、文字列２４０は命令２３４のセットを含む。いくつかの実施態様では、命令２３４のセットは、１つ又は複数のアプリケーションを呼び出す命令を含む。いくつかの実施態様では、命令２３４のセットは、１つ又は複数のメッセージを表示し、且つ／又は送信する命令を含む。いくつかの実施態様では、メッセージは電子メールメッセージ及びＳＭＳメッセージを含む。

いくつかの実施態様では、命令２３４のセットは要求２３６に含まれ、命令モジュール１１６は要求２３６をパーズして、命令２３４のセットを取得する。言い換えれば、いくつかの実施態様では、命令モジュール１１６は文字列２４０をパーズして、命令２３４のセットを取得する。いくつかの実施態様では、命令モジュール１１６は、要求２３６に含まれた情報に基づいて命令２３４のセットを生成する。いくつかの実施態様では、命令モジュール１１６は、要求２３６に含まれるユーザ識別子２３８及び／又は文字列２４０に基づいて命令２３４のセットを生成する。いくつかの実施態様では、ＵＲＬが文字列２４０に含まれる場合、ＵＲＬは命令２３４のセットを含む文書を識別する。いくつかの実施態様では、命令モジュール１１６は、要求２３６に含まれる文字列２４０に基づいて命令２３４のセットを生成する。いくつかの実施態様では、命令２３４のセットは文字列２４０に含まれる。

いくつかの実施態様では、命令モジュール１１６は、要求２３６に含まれる文字列２４０を使用して、識別情報データベース１１８内の関連する識別情報２９０を識別する検索クエリを生成する。例えば、命令モジュール１１６は、文字列２４０内の各文字列にクエリを構築し得る。いくつかの実施態様では、命令モジュール１１６は、各識別情報に関連付けられた重要性メトリック２４６に基づいて、識別された関連する識別情報をフィルタリングする。例えば、命令モジュール１１６は、所定の閾値を超える重要性メトリック２４２を有する識別情報のみを選択し得、又は識別情報セットの中から上の少数の識別情報のみを選択し得る。上述したように、各識別情報２９０は関連付けられた動作２４８を含む。関連する識別情報が選択されると、命令モジュール１１６は、１つ又は複数の選択された関連する識別情報に関連付けられた動作２４８に基づいて、命令２３４のセットを生成する。

いくつかの実施態様では、命令モジュール１１６は、選択された関連する識別情報を使用して、コンテンツデータベース１１８内の１つ又は複数のコンテンツファイルを識別する検索クエリを生成する。命令モジュール１１６は、所定の基準に基づいて、識別されたコンテンツファイルのうちの１つ又は複数を選択する。いくつかの実施態様では、人気に基づく所定の選択コンテンツファイル。例えば、最も人気がある又は最も人気がないコンテンツファイルを選択し得る。いくつかの実施態様では、コンテンツファイルは、最近何が人気かに基づいて選択される。例えば、最近人気のコンテンツファイルは、最近の時間期間で人気が大きく増大したものである。いくつかの実施態様では、最も関係するコンテンツファイルが選択される。いくつかの実施態様では、直近に更新又は作成されたコンテンツファイルが選択される。

いくつかの実施態様では、命令２３４のセットは、クライアント装置１０２において１つ又は複数の機能又はアプリケーションを呼び出す命令を含む。アプリケーションは、クライアント装置１０２上の任意のアプリケーションであることができる。いくつかの実施態様では、１つ又は複数のアプリケーションは、メディアアプリケーション、フィードリーダアプリケーション、ブラウザアプリケーション、及びクーポン帳アプリケーションからなる群から選択される。いくつかの実施態様では、１つ又は複数のアプリケーションは、検索クエリとして選択された関連する識別情報を使用して識別されるタイプに基づいて選択される。例えば、音楽ファイルが識別される場合、メディアアプリケーションが選択される。いくつかの実施態様では、命令２３４のセットは、アプリケーションを呼び出す命令と、呼び出されたアプリケーションに、コンテンツデータベース１１８に含まれる１つ又は複数の文書をダウンロードするように指示する命令とを含む。例えば、命令モジュール１１６は、フィードリーダアプリケーションを呼び出す命令と、フィードリーダアプリケーションにコンテンツ項目をダウンロードさせる命令とを生成し得る。別の例では、命令モジュール１１６は、ウェブブラウザを呼び出す命令と、ウェブブラウザに特定のウェブサイト（例えば、製品ウェブサイト）に接続させる命令とを生成し得る。

いくつかの実施態様では、命令２３４のセットは、クライアント装置１０２のディスプレイにメッセージを表示する命令を含む。いくつかの実施態様では、ユーザ識別子２３８により識別されるユーザのユーザデータ２２６は、ユーザの電話番号及び／又は電子メールアドレスを含む。いくつかの実施態様では、命令２３４のセットは、電子メールメッセージ又はＳＭＳメッセージを、ユーザ識別子２３８により識別されるユーザに送信する命令を含む。例えば、メッセージは、ビデオセグメントに関連する販売促進オファーを含み得る。

いくつかの実施態様では、命令モジュール１１６は、部分的に、ユーザデータベース１２２内の各ユーザに記憶された関連付けられたファイル２３２及び／又は好み２３３に基づいて命令２３４のセットを決定する。例えば、命令モジュール１１６は、曲をユーザのプレイリストに追加する命令を生成する前に、ユーザがユーザのアカウントに関連付けられた曲を有するか否かをチェックし得る。ユーザに関連付けられた好み２３３は、ユーザが好むか、又は好まない情報のカテゴリを示す。命令モジュール１１６は、クライアント１０２に、各ユーザが興味を持つ情報カテゴリに関連付けられた情報を表示させる命令２３４のセットを決定する。例えば、ユーザはスポーツを好み得、命令モジュール１１６は、スポーツ関連コンテンツをユーザのフィードリーダアプリケーションに追加する命令２３４のセットを生成し得る。

命令２３４のセットを生成した後、命令モジュール１１６は、命令２３４のセットを要求側クライアント装置１０２に送信する。いくつかの実施態様では、命令モジュール１１８により生成される命令２３４はコンテンツフィードに含まれる。いくつかの実施態様では、命令モジュール１１６は、１つ又は複数のコンテンツファイル及び／又はコンテンツファイルリンク（コンテンツデータベース１１８内記憶された）を検索し、命令２３４のセットと共に送信する。

上記識別された各要素は、上述したメモリ装置のうちの１つ又は複数に記憶し得、各モジュール又はプログラムは、上記機能を実行する命令セットに対応する。命令セットは、１つ又は複数のプロセッサ（例えば、ＣＰＵ２０２）により実行することができる。上記識別されたモジュール又はプログラム（すなわち、命令セット）は、別個のソフトウェアプログラム、プロシージャ、又はモジュールとして実施する必要はなく、したがって、これらのモジュールの様々なサブセットは、様々な実施態様において結合し、又は他の様式で再構成し得る。いくつかの実施態様では、メモリ２０６は、上記識別されたモジュール及びデータ構造のサブセットを記憶し得る。さらに、メモリ２０６は、上述されていない追加のモジュール及びデータ構造を記憶し得る。

図２Ａはサーバシステムを示すが、図２Ａは、本明細書に記載される実施態様の構造概略としてよりも、サーバセット内に存在し得る様々な特徴の機能的説明として意図される。実際に、且つ当業者に認識されるように、別個に示されるアイテムを結合することができ、いくつかのアイテムを分離することができる。例えば、図２Ａにおいて別個に示されるいくつかのアイテム（例えば、オペレーティングシステム２１６及びネットワーク通信モジュール２１８）は、単一のサーバで実施することができ、単一のアイテムを１つ又は複数のサーバで実施することができる。サーバシステム１０６の実施に使用されるサーバの実際の数及び特徴がサーバにどのように割り振られるかは、実施態様毎に異なり、部分的に、システムがピーク使用期間中並びに平均使用期間中に処理しなければならないデータトラフィック量に依存し得る。

図２Ｂは、一実施態様による放送システム１０８を示すブロック図である。放送システム１０８は通常、１つ又は複数の処理ユニット（ＣＰＵ）２５０と、１つ又は複数のネットワーク又は他の通信インタフェース２５２と、メモリ２５６と、送信インタフェース２６０と、これらの構成要素を相互接続する１つ又は複数の通信バス２０４とを含む。通信バス２５２は任意選択的に、システム構成要素を相互接続し、システム構成要素間の通信を制御する回路（チップセットと呼ばれることがある）を含む。メモリ２５６は、ＤＲＡＭ、ＳＲＡＭ、ＤＤＲ ＲＡＭ、又は他のランダムアクセス固体状態メモリ装置等の高速ランダムアクセスメモリを含むとともに、１つ又は複数の磁気ディスク記憶装置、光ディスク記憶装置、フラッシュメモリ装置、又は他の不揮発性固体状態記憶装置等の不揮発性メモリを含み得る。メモリ２５６は任意選択的に、ＣＰＵ２５０から離れて配置された１つ又は複数の記憶装置を含み得る。メモリ２５６は、メモリ２５６内の不揮発性及び揮発性メモリ装置を含め、コンピュータ可読記憶媒体を構成する。いくつかの実施態様では、メモリ２５６又はメモリ２５６のコンピュータ可読記憶媒体は、オペレーションシステム２５８、ネットワーク通信モジュール２６２、画像モジュール２６４、画像データベース２６６、及びビデオストリームデータベース２６８を含む以下のプログラム、モジュール、及びデータ構造、又はそれらのサブセットを記憶する。

送信インタフェース２６０は、無線送信、衛星送信を介して、又はケーブル線を通してビデオストリームを送信する。

オペレーティングシステム２５８は、様々な基本システムサービスを処理し、ハードウェア依存タスクを実行するための手順を含む。

ネットワーク通信モジュール２５２は、１つ又は複数の通信ネットワークインタフェース２０８（有線又は無線）及びインターネット、他の広域ネットワーク、ローカルエリアネットワーク、大都市圏ネットワーク等の１つ又は複数の通信ネットワークを介する他の装置との通信に役立つ。いくつかの実施態様では、ネットワーク通信モジュール２６２は、ネットワークインタフェース２５２を介してビデオストリームデータベース２６８に記憶されたビデオストリームを転送する。

画像データベース１２４は、符号化画像２６７を記憶する。いくつかの実施態様では、画像はバーコード、バーコード、マトリックスバーコード、高コントラスト画像、又はそれらの任意の組み合わせである。

ビデオストリームデータベース２６８はビデオストリーム２７０を記憶する。いくつかの実施態様では、ビデオストリームは、バーコード、バーコード、マトリックスバーコード、又は高コントラスト画像等の符号化画像を含む。

画像モジュール２６４は、符号化情報を含む画像を生成する。いくつかの実施態様では、生成される画像はバーコード、バーコード、マトリックスバーコード、高コントラスト画像、又はそれらの任意の組み合わせである。いくつかの実施態様では、生成される画像において符号化される情報は、ＵＲＬ、テキスト文字列、又は英数字列に対応する。上述したように、バーコード等の高コントラスト画像は、パターンに配置された黒色バーを含み、情報を符号化する。いくつかの実施態様では、画像モジュール２６４は、要求に応答して符号化画像を生成する。画像モジュール２６４は、生成された画像を画像データベース２６６に記憶する。より詳細に本明細書において考察するように、コンテンツプロバイダは、符号化情報を含む画像をビデオストリームに挿入することにより、メタデータをビデオストリームに追加し得る。

いくつかの実施態様では、画像モジュール２６４は挿入表２７１を含む。挿入表２７１は、画像データベース２６６からの符号化画像２６７をビデオストリームデータベース２６８内のビデオストリームと照合する情報を含む。挿入表２７１の各行は、ビデオストリーム識別子、画像識別子、及びロケーションを含む。ビデオストリーム識別子は、ビデオストリームデータベース２６８内のビデオストリーム２７０を識別する。画像識別子は、画像データベース２６６内の符号化画像２６７を識別する。ロケーションは、符号化画像２６７をビデオストリーム２７０のどこにいつ挿入すべきかを識別する。ロケーション情報は、ビデオストリーム２７０内のどこに、符号化画像２６７を挿入すべきかを示すタイムスタンプ又はフレーム番号を含む。ロケーション情報は、符号化画像２６７をビデオストリーム内のどこに挿入すべきかを示す表示位置情報も含む。例えば、表示位置情報は、座標値により表し得る。ロケーションは、タイムスタンプ又はフレーム番号で表し得る。フレーム番号は、各ビデオストリーム内のフレームを識別する。挿入表２７１内の情報は、放送者及び／又はコンテンツプロバイダにより提供される。放送者及びコンテンツプロバイダは、どの画像をビデオストリームに挿入するか、及び画像がいつ挿入されるかを決定する。

いくつかの実施態様によれば、画像モジュール２６４は、画像を符号化情報（例えば、バーコード）と共に、ビデオストリームの所定数のフレームの特定の表示位置に挿入する。符号化画像の表示位置は、対応するビデオフレームが表示される際に画像が表示される位置を指す。例えば、表示位置は座標値（例えば、ピクセル座標）で表し得る。符号化画像が連続した番号のフレームの同じ表示位置に配置されることに留意する。例えば、画像モジュール２６４は、ビデオストリームの４０の連続フレームの右下隅にバーコードを挿入し得る。符号化画像が挿入される連続フレームの数が大きいほどが、対応するビデオストリームが表示される際、符号化画像が表示される時間が長くなることに留意する。符号化画像は所定数の連続フレームに含められて、クライアント装置１０２のモジュール（例えば、画像検出モジュール３２４）が符号化画像を検出できるようにする。１つ又は複数のどの画像をビデオストリームに挿入するかを決定するために、画像モジュール２６４は、ビデオストリームに対応するエントリについて挿入表２７１を検索する。ビデオストリーム２７０毎に、画像モジュール２６４は、各ビデオ２７０に対応する挿入表２７１内の１つ又は複数のエントリを識別し、画像データベース２６６から、１つ又は複数の識別されたエントリの画像ＩＤフィールドにより指定される１つ又は複数の符号化画像を検索し、１つ又は複数の符号化画像を各ビデオストリーム２７０の、１つ又は複数の識別されたエントリにより指定される各ロケーションに挿入する。例えば、各ビデオストリーム２７０は、単一の対応するエントリ２７１−１を挿入表２７１内に有し得、画像モジュール２６４は、エントリ２７１−１の画像ＩＤフィールドにより指定される符号化画像を検索し、各ビデオストリーム内の、エントリ２７１−１のロケーションフィールドにより指定されるロケーションに符号化画像を挿入する。

いくつかの実施態様では、画像モジュール２６４は、ビデオストリーム２７０をビデオストリームデータベース２６８から検索し、符号化画像をビデオストリームに挿入して、変更ストリームを形成し、変更ビデオストリームをビデオストリームデータベース２６８に記憶する。

いくつかの実施態様では、放送システム１０８及びサーバシステム１０６の機能は、単一のサーバシステムに結合することができる。

上記識別された各要素は、上述したメモリ装置のうちの１つ又は複数に記憶し得、各モジュール又はプログラムは、上記機能を実行する命令セットに対応する。命令セットは、１つ又は複数のプロセッサ（例えば、ＣＰＵ２５０）により実行することができる。上記識別されたモジュール又はプログラム（すなわち、命令セット）は、別個のソフトウェアプログラム、プロシージャ、又はモジュールとして実施する必要はなく、したがって、これらのモジュールの様々なサブセットは、様々な実施態様において結合し、又は他の様式で再構成し得る。いくつかの実施態様では、メモリ２５６は、上記識別されたモジュール及びデータ構造のサブセットを記憶し得る。さらに、メモリ２５６は、上述されていない追加のモジュール及びデータ構造を記憶し得る。

図２Ｂは放送システムを示すが、図２Ｂは、本明細書に記載される実施態様の構造概略としてよりも、サーバセット内に存在し得る様々な特徴の機能的説明として意図される。実際に、且つ当業者に認識されるように、別個に示されるアイテムを結合することができ、いくつかのアイテムを分離することができる。例えば、図２Ｂにおいて別個に示されるいくつかのアイテム（例えば、オペレーティングシステム２５８及びネットワーク通信モジュール２６２）は、単一のサーバで実施することができ、単一のアイテムを１つ又は複数のサーバで実施することができる。放送システム１０８の実施に使用されるサーバの実際の数及び特徴がサーバにどのように割り振られるかは、実施態様毎に異なり、部分的に、システムがピーク使用期間中並びに平均使用期間中に処理しなければならないデータトラフィック量に依存し得る。

図３は、いくつかの実施態様によるクライアント装置１０２を示すブロック図である。クライアント装置１０２は通常、１つ又は複数の処理ユニット（ＣＰＵ）３０２と、１つ又は複数のネットワーク又は他の通信インタフェース３０８と、メモリ３０６と、これらの構成要素を相互接続する１つ又は複数の通信バス３０４とを含む。通信バス３０４は任意選択的に、システム構成要素を相互接続し、システム構成要素間の通信を制御する回路（チップセットと呼ばれることがある）を含む。クライアント装置１０２は、ディスプレイ装置３１３並びにキーボード及び／又はマウス（又は他のポインティングデバイス）３１４を含むユーザインタフェースを含むこともできる。メモリ３０６は、ＤＲＡＭ、ＳＲＡＭ、ＤＤＲ ＲＡＭ、又は他のランダムアクセス固体状態メモリ装置等の高速ランダムアクセスメモリを含むとともに、１つ又は複数の磁気ディスク記憶装置、光ディスク記憶装置、フラッシュメモリ装置、又は他の不揮発性固体状態記憶装置等の不揮発性メモリを含み得る。メモリ３０６は任意選択的に、ＣＰＵ３０２から離れて配置された１つ又は複数の記憶装置を含み得る。メモリ３０６又は代替としてメモリ３０６内の不揮発性メモリ装置は、コンピュータ可読記憶媒体を構成する。いくつかの実施態様では、クライアント装置１０２は、タッチスクリーンディスプレイを有するポータブル電子装置である。いくつかの実施態様では、メモリ３０６又はメモリ３０６のコンピュータ可読記憶媒体は、オペレーションシステム３１６、ネットワーク通信モジュール３１８、グラフィックスモジュール３２０、ユーザインタフェースモジュール３２２、画像検出モジュール３２４、アプリケーション３２８、及びデータ３４２を含む以下のプログラム、モジュール、及びデータ構造、又はそれらのサブセットを記憶する。

クライアント装置は、ビデオストリームを受信し出力するビデオ入／出力３５０を含む。いくつかの実施態様では、ビデオ入／出力３５０は、無線送信器、衛星送信器、及びケーブル線からビデオストリームを受信するように構成される。いくつかの実施態様では、ビデオ入／出力３５０はケーブルボックスに接続される。いくつかの実施態様では、ビデオ入／出力３５０は衛星パラボラアンテナに接続される。いくつかの実施態様では、ビデオ入／出力３５０はアンテナに接続される。

いくつかの実施態様では、クライアント装置は、ビデオストリームを受信して記録するテレビチューナ３５２を含む。

オペレーティングシステム３１６は、様々な基本システムサービスを処理し、ハードウェア依存タスクを実行するための手順を含む。

ネットワーク通信モジュール３１８は、１つ又は複数の通信ネットワークインタフェース３０４（有線又は無線）及びインターネット、他の広域ネットワーク、ローカルエリアネットワーク、大都市圏ネットワーク等の１つ又は複数の通信ネットワークを介する他の装置との通信に役立つ。

ユーザインタフェースモジュール３２２は、クライアント装置１０２へのユーザ入力及び選択を追跡する。

グラフィックモジュール３２０は、アプリケーション３２８に関連付けられたユーザインタフェースを表示する。

データ３４２はビデオストリーム３４４を含む。いくつかの実施態様では、ビデオストリーム３４４は符号化画像を含む。

いくつかの実施態様では、アプリケーション３２８は、ブラウザ３３０、メディアアプリケーション３３２、クーポン帳アプリケーション３３６、及びフィードリーダアプリケーション３４０を含む。ブラウザ３３０は、ユーザが見ることができるウェブページの表示を提供する。メディアアプリケーション３３２は、ビデオ、音楽を再生し、画像を表示し、プレイリスト３３４を管理する。フィードリーダアプリケーション３４０はコンテンツフィード３４１を表示する。クーポン帳アプリケーション３３６は、クーポン／広告３３８を記憶する。いくつかの実施態様では、アプリケーション３２８は、１つ又は複数のゲームアプリケーションを含む。アプリケーション３２８は、上述されるアプリケーションに限定されない。

画像検出モジュール３２４は、ビデオストリーム内の符号化画像を検出する。いくつかの実施態様では、符号化画像はバーコード、バーコード、マトリックスバーコード、又は高コントラスト画像である。いくつかの実施態様では、検出することは、符号化画像がビデオストリームの所定数の連続フレームの特定の表示位置に表示されると判断することを含む。例えば、図５Ａに示されるように、バーコード５０２は、所定数の連続フレームにわたり画面の右上隅に表示され得る。言い換えれば、画像検出モジュール３２４は、連続した数のフレーム内の同じ位置に表示される画像を検出する。いくつかの実施態様では、画像検出モジュール３２４は、ビデオストリームが再生されている間、又はディスプレイ（例えば、３１３又は１１０）に表示されている間、各ビデオストリーム３４４内の符号化画像を検出する。いくつかの実施態様では、画像検出モジュール３２４は、クライアント装置１０２に記憶された各ビデオストリーム３４４内の特定の画像を検出する。符号化画像は、ビデオストリームに関連する情報をユーザに提供することを望む放送者又はコンテンツプロバイダによりビデオストリームに挿入されている可能性がある。

符号化画像が検出された後、画像検出モジュール３２４は画像を復号化し、復号化情報３６０を取得する。例えば、画像がバーコードである場合、画像は、周知の技法を使用して復号化され、テキスト文字列が得られる。いくつかの実施態様では、復号化情報３６０はＵＲＬを含む。いくつかの実施態様では、復号化情報３６０は１つ又は複数の文字列を含む。

いくつかの実施態様では、検出された画像からの復号化情報３６０は、要求モジュール３６１により生成される要求２３６内でサーバ１０６に送信される。いくつかの実施態様では、要求２３６は、クライアント１０２のユーザに関連付けられたユーザ識別子２３８を含む。いくつかの実施態様では、検出された画像からの復号化情報３６０がＵＲＬである場合、画像検出モジュール３２４をＵＲＬにアクセスし、命令を含む文書を取得する。いくつかの実施態様では、ＵＲＬは命令のコンテンツフィードを識別する。

要求２３６の送信又はＵＲＬへのアクセスに応答して、画像検出モジュール２３４は命令２３４のセットを受信する。いくつかの実施態様では、命令２３４のセットはコンテンツフィードに含まれる。

画像検出モジュール３２４は、１つ又は複数の命令の受信に応答して命令２３４のセットを実行する。いくつかの実施態様では、命令２３４のセットは、メッセージをディスプレイ（例えば、３１３及び１１０）に表示する命令を含む。例えば、メッセージは、ビデオストリームに関連する製品又はサービスをユーザに提供し得る。いくつかの実施態様では、メッセージはメッセージモジュール３６２により表示される。いくつかの実施態様では、命令２３４のセットは、電子メールメッセージ又はＳＭＳメッセージをユーザに送信する命令を含む。例えば、電子メールメッセージ又はＳＭＳメッセージは、クーポン又は販売促進オファーを含み得る。いくつかの実施態様では、電子メールメッセージ又はＳＭＳメッセージは、メッセージモジュール３６２により送信される。

いくつかの実施態様では、命令２３４のセットは、１つ又は複数のアプリケーション３２８を実行する命令を含む。アプリケーションの例は、図５Ｂ、図５Ｃ、図５Ｄ、及び図５Ｅの考察においてさらに詳細に考察する。１つ又は複数のアプリケーションは任意のタイプのアプリケーションであることができ、図５Ｂ、図５Ｃ、図５Ｄ、及び図５Ｅに示されるタイプに限定されない。画像検出モジュール３２４は、サーバから受信する命令２３４のセットを実行する。

上記識別された各要素は、上述したメモリ装置のうちの１つ又は複数に記憶し得、各モジュール又はプログラムは、上記機能を実行する命令セットに対応する。命令セットは、１つ又は複数のプロセッサ（例えば、ＣＰＵ３０２）により実行することができる。上記識別されたモジュール又はプログラム（すなわち、命令セット）は、別個のソフトウェアプログラム、プロシージャ、又はモジュールとして実施する必要はなく、したがって、これらのモジュールの様々なサブセットは、様々な実施態様において結合し、又は他の様式で再構成し得る。いくつかの実施態様では、メモリ３０６は、上記識別されたモジュール及びデータ構造のサブセットを記憶し得る。さらに、メモリ３０６は、上述されていない追加のモジュール及びデータ構造を記憶し得る。

図３はクライアント装置を示すが、図３は、本明細書に記載される実施態様の構造概略としてよりも、クライアント装置に存在し得る様々な特徴の機能的説明として意図される。実際に、且つ当業者に認識されるように、別個に示されるアイテムを結合することができ、いくつかのアイテムを分離することができる。

図４は、いくつかの実施態様による、情報を表示するプロセス４００を示す流れ図である。図４は、図６Ａ、図６Ｂ、図７Ａ、及び図７Ｂにおいて説明される方法の全体図を提供する。放送システム１０８は、ビデオストリームをクライアント１０２に送信する（４０１）。ビデオストリームはクライアント１０２により受信される（４０２）。特定の画像が、ビデオストリーム内で検出される（４０４）。特定の画像に関連付けられた文字列が特定される（４０６）。文字列を含む要求がサーバ１０６に送信される（４０８）。サーバ１０６は、文字列を含む要求を受信する（４１０）。サーバ１０６は、文字列に関連する命令セットを特定し（４１０）、命令セットをクライアント１０２に送信する（４１４）。クライアント１０２は、文字列に関連する命令セットを受信し（４１２）、命令セットを実行する（４１６）。

図５Ａ、図５Ｂ、図５Ｃ、図５Ｄ、及び図５Ｅは、いくつかの実施態様による例示的な画面ショットを示す。図５Ｂ、図５Ｃ、図５Ｄ、及び図５Ｅは、クライアント装置１０２により実行されるアプリケーションを示す。図５Ｂ、図５Ｃ、図５Ｄ、及び図５Ｅのアプリケーションは、ビデオストリーム５０２に含まれるバーコード５０４において符号化された情報に基づいて決定される命令セットにより呼び出され、制御される。図６Ａ及び図６Ｂの考察においてさらに詳細に考察されるように、クライアント装置１０２の画像検出モジュール３２４は、ビデオストリーム５０２に含まれるバーコード５０４を検出し、バーコード５０４を復号化し、復号化情報を含む、命令セット取得要求をサーバ１０６に送信し、命令セットを受信し、命令セットに従って１つ又は複数のアプリケーションを呼び出す。図５Ａ、図５Ｂ、図５Ｃ、図５Ｄ、及び図５Ｅの図は、限定的な性質のものではなく、例示として見られるべきである。

図５Ａは、バーコード５０４を含むビデオストリーム５０２を表示する画面例を示す。バーコード５０４が表示される持続時間は、バーコード５０４があるビデオストリームのフレーム数に依存する。

図５Ｂは、ビデオストリーム５２０に隣接して表示されるフィードリーダアプリケーション５０６を示す。図５Ｂの状況では、クライアント装置１０２の画像検出モジュール３２４は、ビデオストリーム５０２に含まれるバーコード５０４を検出し、バーコード５０４を復号化して、復号化情報を取得し、復号化情報を含む命令セット取得要求をサーバ１０６に送信し、命令セットを受信し、命令セットに従ってクライアント装置１０２においてフィードリーダアプリケーション５０６を呼び出す。フィードリーダアプリケーション５０６はコンテンツフィード５０８を表示する。コンテンツフィード５０８内の１つ又は複数のコンテンツ項目５１０が、ビデオストリーム５０２に含まれるバーコード５０４から導出される情報に基づいて選択され、表示される。例えば、ユーザは、スポーツイベントに関連する情報が符号化されたバーコード５０４を含むスポーツイベント５０２を閲覧中であり得る。ディスプレイ３１３が、バーコード５０４を含むビデオストリームの部分を表示する場合、フィードリーダアプリケーション５０８がクライアント装置１０２において呼び出され、スポーツ見出し１ ５１０等のスポーツに関連するコンテンツが表示される。

図５Ｃは、ビデオストリーム５０２と同時に表示されるメディアプレーヤ５１２を示す。図５Ｃの状況では、クライアント装置１０２の画像検出モジュール３２４は、ビデオストリーム５０２に含まれるバーコード５０４を検出し、バーコード５０４を復号化して復号化情報を取得し、復号化情報を含む命令セット取得要求をサーバ１０６に送信し、命令セットを受信し、命令セットに従ってクライアント装置１０２においてメディアプレーヤアプリケーション５１２を呼び出す。命令セットは、メディアプレーヤ５１２に、ユーザのプレイリストへの曲の追加をユーザに促すなどの１つ又は複数の動作を実行させる。例えば、放送者又はコンテンツプロバイダは、ユーザがテレビショーを見る場合、曲をユーザのプレイリストに追加させるバーコード５０４をテレビショーに挿入し得る。ユーザがバーコード５０４を含むビデオストリームの部分を見る場合、バーコード５０４に関連付けられたメディアアプリケーション５１２が呼び出され、曲をユーザのプレイリストに追加するように促す。

図５Ｄは、ビデオストリーム５０２に隣接して表示されるウェブブラウザ５１６を示す。図５Ｄの状況では、クライアント装置１０２の画像検出モジュール３２４は、ビデオストリーム５０２に含まれるバーコード５０４を検出し、バーコード５０４を復号化して、復号化情報を取得し、復号化情報を含む命令セット取得要求をサーバ１０６に送信し、命令セットを受信し、命令セットに従ってクライアント装置１０２においてウェブブラウザ５１６を呼び出す。いくつかの実施態様では、ブラウザ５１６に表示されるウェブページ５１４は、バーコード５０４から導出される情報に基づいて選ばれる。例えば、映画についての情報を含むウェブページのＵＲＬが符号化されたバーコードを、映画のシーンに挿入し得る。別の例では、パールミルクティについての情報を有するウェブページを表示させるバーコードをパールミルクティコマーシャルに挿入し得る。ユーザが、バーコード５０４を含むビデオストリーム５０２の部分を見ると、ブラウザアプリケーション５１６が呼び出され、ウェブページ５１４が表示される。

図５Ｅはクーポン帳アプリケーション５１８を示す。図５Ｅの状況では、クライアント装置１０２の画像検出モジュール３２４は、ビデオストリーム５０２に含まれるバーコード５０４を検出し、バーコード５０４を復号化し、復号化情報を含む命令セット取得要求をサーバ１０６に送信し、命令セットを受信し、命令セットに従ってクライアント装置１０２においてクーポン帳アプリケーション５１８を呼び出す。例えば、製品についてのコマーシャルを表示することができ、コマーシャルは１つ又は複数のバーコードを含む。ユーザがコマーシャルを見ると、クーポンアプリケーションが呼び出され、クーポンをユーザのクーポン帳に保存するプロンプトがユーザに表示される。

図６Ａ及び図６Ｂは、ユーザに情報を表示する方法６００を示す。そのような方法は、ビデオストリームが再生されている間、そのビデオストリームに関連する情報を提供する効率的な方法を放送者及びコンテンツプロバイダに提供する。

これより、図６Ａを参照し、図６Ａは、情報を表示する方法６０００を示す流れ図である。方法６００は、１つ又は複数のプロセッサ及びメモリを有するクライアント装置１０２において実行される。ビデオストリームが、クライアント装置１０２のディスプレイに表示される（６０２）。例えば、クライアント装置１０２は、テレビ番組、コマーシャル、又は映画に対応するビデオストリームを受信し表示し得る。いくつかの実施態様では、ビデオストリームはクライアント装置１０２に記憶される。いくつかの実施態様では、ビデオストリームは、ビデオ入力装置３５０、ＴＶチューナ３５２、又はクライアント装置１０２のネットワークインタフェース３０８により受信される。いくつかの実施態様では、ビデオストリームは放送システム１０８から受信される。

ビデオストリーム内の特定の画像が検出される（６０４）。いくつかの実施態様では、特定の画像は符号化画像である。いくつかの実施態様では、ビデオストリームがクライアント装置１０２に表示されている間、特定の画像が検出される。いくつかの実施態様では、特定の画像は、ビデオストリームがクライアント装置で表示される前に、クライアント装置に全体的に記憶されたビデオストリームから検出される。いくつかの実施態様では、特定の画像は、少なくとも一部が、クライアント装置により現在受信中であるビデオストリームから検出される。例えば、ビデオストリームは、テレビチューナ、ケーブルボックス、衛星テレビ接続、又はインターネットストリーミング接続から受信される。特定の画像は自動的に、いかなるユーザ動作もなく検出される。例えば、ユーザは、画像検出を開始するために、バーコードスキャンアプリケーションを開始する必要はなく、又はユーザインタフェース要素を選択する必要はない。いくつかの実施態様では、ビデオストリームは複数の連続した画像フレームを含み、特定の画像は、所定数の連続フレームの表示位置において検出される（６０６）。特定の画像の表示位置は、ビデオストリームが表示される際の画像の位置である。例えば、図５Ａに示されるように、バーコード５０４は、ビデオストリーム５０２が表示される際、画面の右上隅に表示される。特定の画像は、任意の所望の位置に配置することができる。例えば、特定の画像は、ビデオストリームの所定数のビデオフレームの上部、下部、又は側部に沿って配置することができる。検出されるために、特定の画像は、所定数のビデオフレームにわたり同じ表示位置に表示される。いくつかの実施態様では、特定の画像はバーコードである（６０８）。１つ又は複数の特定の画像は、同じ連続フレーム群内で検出し得る。例えば、３０秒のコマーシャル中、異なる表示位置に配置された複数のバーコードがあり得る。いくつかの実施態様では、画像検出モジュール３２４は、特定の画像について、ビデオストリームの特定の表示部分のみを解析する。例えば、画像検出モジュール３２４は、特定の画像を検出するために、１つ又は複数のフレームの上部、下部、又は側部のみを解析し得る。ビデオストリームの特定の表示位置を解析することにより、画像検出モジュール３２４は、使用する処理リソースを少なくし、画像をより高速で検出する。本明細書においてより詳細に考察するように、特定の画像は、特定の画像が含まれる画像フレームに関連する符号化情報を含む。上述したように、クライアント１０２の画像検出モジュール３２４は、特定の１つ又は複数の画像を検出する。

検出された特定の画像に関連付けられた文字列が特定される（６１０）。いくつかの実施態様では、文字列はアルファベット文字、数字、又はそれらの任意の組み合わせからなる。いくつかの実施態様では、文字列はユニフォームリソースロケータを含む（６１２）。いくつかの実施態様では、文字列は、短縮ユニフォームリソースロケータを含む。ユニフォームリソースロケータ短縮は、ＵＲＬが有する文字を低減するために使用される技法である。短縮ＵＲＬは、ドメイン名でのＨＴＴＰリダイレクトを使用して、より長いＵＲＬにリンクする。いくつかの実施態様では、特定することは、特定の画像を復号化して文字列にすることを含む（６１４）。いくつかの実施態様では、特定の画像には、複数の文字列が関連付けられ、特定することは、検出された画像から複数の文字列を特定することを含む。上述したように、画像検出モジュール３２４は、特定の画像を検出して、１つ又は複数の文字列（例えば、復号化情報３６０）を取得する。復号化された１つ又は複数の文字列は、復号化情報３６０としてクライアント装置１０２に記憶される。

コンテンツプロバイダは、符号化画像をビデオに挿入することにより、メタデータをビデオに含め得る。例えば、映画の特定のシーン中に表示されるバーコードは、その特定のシーン内の人々、場所、又は物事にいついての詳細情報を含むウェブサイトへのＵＲＬを含み得る。符号化画像をビデオの特定のセグメントに挿入することにより、コンテンツプロバイダは、ビデオセグメントが再生されている間、そのビデオセグメントに関連する情報を提供することができる。

特定の画像に関連付けられた文字列が特定された後、要求２３６がサーバ１０６に送信される（６１６）。要求２３６は特定された文字列を含む（６１６）。いくつかの実施態様では、複数の文字列が特定の画像から復号化される場合、要求２３５は複数の文字列を含む。要求２３６は、命令２３４のセットを取得するためにサーバ１０６に送信される。いくつかの実施態様では、要求２３６は、自動的に、いかなるユーザの介入もなく生成され、サーバ１０６に送信される。例えば、ユーザは、特定の画像が検出された後、要求の挿入を開始する必要がない。要求２３６は、要求モジュール３６１により生成され、送信される。

いくつかの実施態様では、要求２３６はサーバ１０６に送信されず、その代わり、文字列に基づいて決定される内容のメッセージが、メッセージモジュール３６２により表示される。例えば、１つ又は複数の文字列は、要求モジュール３６１に、要求２３６をサーバ１０６に送信する代わりにメッセージを表示するように指示する１つ又は複数のシンボル、文字、又は数字を含み得る。表示されたメッセージは、１つ又は複数の文字列の少なくとも一部を含む。いくつかの実施態様では、電子メールメッセージ又はＳＭＳメッセージは、クライアント１０２に関連付けられたユーザに送信される。電子メール又はＳＭＳメッセージは、１つ又は複数の文字列の少なくとも一部を含む。

命令２３４のセットは、サーバ１０６から受信される（６１８）。命令２３４のセットは、特定された文字列に関連する（６１８）。命令セットは、アプリケーションを実行する命令と、実行されたアプリケーションをビデオストリームと共に表示する命令とを含む。いくつかの実施態様では、複数の文字列が特定の画像から復号化される場合、命令２３４のセットは複数の文字列に関連する。いくつかの実施態様では、命令２３４のセットは、要求２３６の送信に応答して受信される。いくつかの実施態様では、命令２３４のセットはコンテンツフィードに含まれる。命令２３４のセットは、画像検出モジュール２３４により受信される。

画像検出モジュール２３４は、命令２３４のセットをパーズして、実行する１つ又は複数のアプリケーションを識別する。例えば、命令２３４のセットがＵＲＬを含む場合、ブラウザアプリケーションが実行に選ばれ、又はＵＲＬは、実行するアプリケーションを識別する文書にリンクし得る。いくつかの実施態様では、命令２３４のセットは、実行する命令を含む文書へのＵＲＬを含む。いくつかの実施態様では、命令２３４のセットは、関連付けられたアプリケーションの指示を含む。例えば、命令２３４のセットは、アプリケーションの名称、セパレータとして動作するシンボル、及びアプリケーションの名称に対応するアプリケーションの命令セットからなり得る。

１つ又は複数の機能及び／又はアプリケーションは、命令２３４のセットに従って実行される。いくつかの実施態様では、アプリケーションは、命令２３４のセットの受信に応答して、命令２３４のセットに従って実行される（６２０）。いくつかの実施態様では、複数のアプリケーションは、命令２３４のセット従って実行される。いくつかの実施態様では、１つ又は複数のアプリケーションは、いかなるユーザ動作もなく自動的に実行される。例えば、ユーザは、アプリケーションを確認又は選択する必要がない。命令２３４のセットと互換性を有する任意のアプリケーションを実行し得る。いくつかの実施態様では、１つ又は複数のアプリケーションが、メディアアプリケーション、フィードリーダアプリケーション、ブラウザアプリケーション、及びクーポン帳アプリケーションからなる群から選択される（６２２）。例えば、図５Ｃに示されるように、命令２３４のセットは、メディアプレーヤアプリケーション５１２を呼び出す命令と、曲をユーザのプレイリストに追加するようにユーザに促す命令とを含む。１つ又は複数のアプリケーションは、画像検出モジュール３２４により実行される。

いくつかの実施態様では、実行される１つ又は複数のアプリケーション及びビデオストリームは、クライアント装置１０２のディスプレイに表示される（６２４）。いくつかの実施態様では、実行されるアプリケーションは、クライアント装置１０２のディスプレイにビデオストリームに隣接して表示される。例えば、図５Ｃに示されるように、メディアプレーヤアプリケーション５１２は、ビデオストリーム５０２と同時に表示される。いくつかの実施態様では、実行される１つ又は複数のアプリケーションは、第２のクライアント装置に表示される（６２６）。換言すれば、ビデオストリーム及びアプリケーションは、別個の装置に表示される。例えば、実行される１つ又は複数のアプリケーションは、ビデオストリームがテレビに表示されている間、タブレット装置に表示し得る。実行される１つ又は複数のアプリケーション及びビデオストリームの両方を同時に表示することにより、ユーザは、ビデオストリームを見続けながら、１つ又は複数のアプリケーションを操作することができる。例えば、第２のクライアント装置は、第１のクライアント装置で再生中のビデオストリームの内容に関連する情報を含むウェブページを表示し得る。

いくつかの実施態様では、命令２３４のセットはメッセージを表示する命令を含む。メッセージの内容は１つ又は複数の文字列に関連する。例えば、製品のウェブサイトのＵＲＬを表示し得、又はテレビ番組に関連する情報のスニペットを表示し得る。いくつかの実施態様では、命令２３４のセットは、メッセージ（例えば、電子メール又はＳＭＳ）を、クライアントに関連付けられたユーザに送信する命令を含む。例えば、メッセージは、クーポン、クーポンへのリンク、曲、曲へのリンク、テレビ番組又は映画についての情報、及び情報へのリンクを含み得る。メッセージモジュール３６２はメッセージを表示し送信する。

コンテンツプロバイダは、符号化画像（例えば、バーコード）をビデオに挿入することによりビデオにメタデータを追加し得る。上述したように、符号化画像（例えば、バーコード）を含むビデオセグメントが再生されている間、１つ又は複数のアプリケーションが呼び出される。より具体的には、クライアント装置１０２の画像検出モジュール３２４は、ビデオストリーム内の符号化画像を検出し、画像を復号化して、復号化情報３６０を取得し、復号化情報３６０を含む、命令２３４のセットを取得する要求２３６をサーバ１０６に送信し、命令２３４のセットを受信し、命令２３４のセットに従って１つ又は複数のアプリケーションを実行する。

図７Ａは、メタデータをビデオストリームに挿入する方法７００を示す流れ図である。上述したように、コンテンツプロバイダ及び放送者は、メタデータをビデオストリームに挿入することにより閲覧者に関連情報を提供することができる。方法７００は、１つ又は複数のプロセッサ及びメモリを有する放送システム１０８において実行される。方法７００は、サーバシステム１０６及び放送システム１０８の機能を結合するサーバシステムにおいて実行し得る。ビデオストリームが送信に向けて準備される（７０２）。いくつかの実施態様では、ビデオストリームは、画像モジュール２６４によりビデオストリームデータベース２６８から検索される。準備することは、特定の画像をビデオストリームに挿入して、変更ビデオストリームを形成することを含む（７０４）。特定の画像に文字列が関連付けられる（７０４）。いくつかの実施態様では、特定の画像は文字列を符号化する。いくつかの実施態様では、特定の画像は複数の文字列を符号化する。いくつかの実施態様では、特定の画像はバーコードである。画像モジュール２６４は、ビデオストリームに対応する挿入表２７１内のエントリから特定の画像を識別し、画像データベース２６６から画像を検索し、画像をビデオストリームに挿入して、変更ビデオストリームを形成する。いくつかの実施態様では、画像モジュール２６４は、複数の画像をビデオストリームに挿入する。挿入表２７１内の情報は、放送者及び／又はコンテンツプロバイダにより提供される。

いくつかの実施態様では、挿入することは、特定の画像をビデオストリームの所定数の連続フレームの特定の表示位置に挿入することを含む。特定の画像は、ビデオストリームが表示される際、特定の画像を検出するために、ビデオストリームの最小数のフレームに挿入される。例えば、特定の画像は、４００の連続画像フレームの同じ表示位置に挿入し得る。

変更ビデオストリームは、ビデオストリーム及び特定の画像を同時に表示するようにフォーマットされる（７０４）。例えば、図５Ａに示されるように、特定の画像５０４は、ビデオストリーム５０２と同時に表示される。いくつかの実施態様では、特定の画像はバーコードである（７０６）。いくつかの実施態様では、特定の画像には複数の文字列が関連付けられる（７０７）。

いくつかの実施態様では、特定の画像は、文字列に対応する情報を含むように符号化される（７０８）。バーコード等の高コントラスト画像は、白色背景に、テキスト情報を符号化する黒色モジュールの構成を含む。いくつかの実施態様では、情報は、アルファベット文字、数字、又はそれらの任意の組み合わせからなる１つ又は複数の文字列を含む。いくつかの実施態様では、１つ又は複数の文字列はユニフォームリソースロケータを含む（７１０）。１つ又は複数の文字列には、対応する特定の画像が挿入されたビデオフレーム群に関連するコンテンツが関連付けられる。例えば、お茶のコマーシャルに表示されるバーコードは、お茶製造業者のウェブサイトの符号化ＵＲＬを含み得る。例えば、映画の特定のシーン中に表示されるバーコードは、その特定のシーンでの人々、場所、又は物事についての詳細情報を含むウェブサイトの符号化ＵＲＬを含み得る。

いくつかの実施態様では、１つ又は複数の文字列は、１つ又は複数のアプリケーションを実行する命令を含む。いくつかの実施態様では、１つ又は複数のアプリケーションは、メディアアプリケーション、フィードリーダアプリケーション、ブラウザアプリケーション、及びクーポン帳アプリケーションからなる群から選択される。いくつかの実施態様では、１つ又は複数の文字列は、第１のクライアント装置により実行されると、第２のクライアント装置での１つ又は複数のアプリケーションを実行させる命令を含む。いくつかの実施態様では、１つ又は複数の文字列は人々、場所、又は物事の名称を含む。

変更ビデオはクライアント１０２に送信される（７１２）。変更ビデオは、画像モジュール２６４又はフロントエンドサーバ１４０により送信される。

図７Ｂは、命令２３４のセットを生成する方法７１３を示す流れ図である。方法７１３は、１つ又は複数のプロセッサ及びメモリを有するサーバシステム１０６において実行される。方法７１３は、サーバシステム１０６及び放送システム１０８の機能を結合するサーバシステムにおいて実行し得る。要求２３６がクライアント１０２から受信される（７１４）。要求２３６は、ビデオストリームの所定数の連続ビデオフレーム内の特定の画像から抽出された文字列２４０を含む（７１４）。いくつかの実施態様では、要求２３６は複数の文字列を含む。いくつかの実施態様では、１つ又は複数の文字列が、ビデオストリームの所定数の連続ビデオフレーム内にある複数の画像から抽出された。いくつかの実施態様では、要求２３４はユーザ識別子２３８を含む。いくつかの実施態様では、特定の画像は、所定数の連続ビデオフレーム内の特定の表示位置にある。いくつかの実施態様では、特定の画像はバーコードである（７１６）。いくつかの実施態様では、文字列はＵＲＬを含む（７１７）。要求２３６は命令モジュール１１６により受信される。

文字列に関連付けられた命令２３４のセットが、要求２３６の受信に応答して生成される（７１８）。いくつかの実施態様では、命令２３４のセットは、文字列２４０に基づいて生成される。いくつかの実施態様では、文字列２４０はＵＲＬを指定し、生成される命令２３４のセットは、ＵＲＬにより指定される文書から抽出される命令を含む。いくつかの実施態様では、１つ又は複数の関連する識別情報２９０が、文字列２４０を使用して識別される。例えば、命令モジュール１１６は、文字列２４０をクエリとして使用して識別情報データベース１１８を照会し得る。上述したように、識別情報２９０は、人々、場所、又は物事に対応し得る。例えば、識別情報２９０は俳優、製品、国、又は企業であることができる。識別された関連する各識別情報２９０は、１つ又は複数の関連付けられた動作を有する。命令モジュール１１６は、識別された関連する識別情報２９０のうちの１つ又は複数を選択し、選択された１つ又は複数の識別情報の関連付けられた動作に基づいて命令２３４のセットを生成する。いくつかの実施態様では、識別情報の関連付けられた動作は、１つ又は複数のアプリケーションを実行することを含む。いくつかの実施態様では、命令モジュール１１６は、選択された識別情報を使用して、要求２３６に対応するクライアント１０２に送信するコンテンツデータベース１１８内の１つ又は複数のコンテンツファイルを決定する。いくつかの実施態様では、命令モジュール１１６は、特定のユーザについてのユーザデータ２２６上で部分的に命令２３４のセットを生成する。例えば、ユーザはクーポンの提供を受信しないことを好み得る。

いくつかの実施態様では、命令２３４のセットは、メディアアプリケーション、フィードリーダアプリケーション、ブラウザアプリケーション、及びクーポン帳アプリケーションからなる群から選択される（７２０）。いくつかの実施態様では、命令２３４のセットは、第１のクライアント装置により実行されると、第２のクライアント装置で１つ又は複数のアプリケーションを実行する命令を含む。

いくつかの実施態様では、命令２３４のセットは、メッセージをクライアント装置１０２に表示する命令を含む。メッセージの内容は１つの文字列２４０に関連する。例えば、製品のウェブサイトのＵＲＬを表示し得、又はテレビ番組に関連する情報のスニペットを表示し得る。いくつかの実施態様では、命令２３４のセットは、メッセージ（例えば、電子メール又はＳＭＳ）を、クライアント１０２に関連付けられたユーザに送信する命令を含む。例えば、メッセージはクーポン、クーポンへのリンク、曲、曲へのリンク、テレビ番組又は映画についての情報、及び情報へのリンクを含み得る。

命令２３４のセットはクライアント１０２に送信される（７２２）。いくつかの実施態様では、命令２３４のセットは、コンテンツフィードにおいて送信される。いくつかの実施態様では、１つ又は複数のコンテンツファイルは、命令２３４のセットと共に送信される。例えば、コンテンツデータベース１１８に記憶されるプレイリスト、メディアファイル、広告、又はフィードを、命令２３４のセットと共にクライアント１０２に送信し得る。上述したように、命令２３４のセット及び任意選択的に１つ又は複数のコンテンツファイルは、命令モジュール１１６により送信される。

本明細書に記載の各方法は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶され、１つ又は複数のサーバ（例えば、サーバシステム１０６）の１つ又は複数のプロセッサにより実行される命令により支配し得る。図６Ａ、図６Ｂ、図７Ａ、及び図７Ｂに示される各動作は、コンピュータメモリ又はコンピュータ可読記憶媒体に記憶される命令に対応し得る。

説明のための上記説明は、特定の実施態様を参照して説明された。しかし、上記例示的な考察は、網羅的であること、すなわち、開示された厳密な形態に方法及びシステムを限定することを意図しない。多くの変更及び変形が上記教示に鑑みて可能である。実施態様は、方法及びシステムの原理並びにそれらの実際の適用を最良に説明するために選ばれ説明され、それにより、当業者は、意図される特定の使用に合うように様々な変形を用いて概念及び様々な実施態様を最良に利用することができる。

さらに、上記説明では、本説明の完全な理解を提供するために、多くの特定の詳細が記載される。しかし、これらの特定の詳細なしで本明細書に記載の方法を実施し得ることが当業者には明白だろう。他の場合、当業者に周知の方法、手順、構成要素、及びネットワークは、本明細書に提示される概念の側面を曖昧にしないように、詳細に説明されていない。

Claims (26)

1. １つ又は複数のプロセッサ及び前記１つ又は複数のプロセッサにより実行される１つ又は複数のプログラムを記憶するメモリを有するシステムにおいて、
   クライアントから要求を受信することであって、前記要求は、ビデオストリームの所定数の連続ビデオフレーム内にある特定の画像から抽出された文字列を含む、受信すること、
   前記要求の受信に応答して、前記文字列に関連付けられた命令セットを生成することであって、前記命令セットは、アプリケーションを実行する命令及び前記アプリケーションをビデオストリームと同時に表示する命令を含む、生成すること、並びに
   前記命令セットを前記クライアントに送信すること、
   を含む、方法。
2. 前記特定の画像はバーコードである、請求項１に記載の方法。
3. 前記アプリケーションは、メディアアプリケーション、フィードリーダアプリケーション、ブラウザアプリケーション、及びクーポン帳アプリケーションからなる群から選択される、請求項１又は２に記載の方法。
4. 前記文字列はユニフォームリソースロケータを含む、請求項１〜３のいずれか一項に記載の方法。
5. １つ又は複数のプロセッサ及び前記１つ又は複数のプロセッサにより実行される１つ又は複数のプログラムを記憶するメモリを有するクライアント装置において、
   ビデオストリーム内の特定の画像を検出すること、
   前記検出された特定の画像に関連付けられた文字列を特定すること、
   前記特定された文字列を含む要求をサーバに送信すること、
   前記要求の送信に応答して、命令セットを前記サーバから受信することであって、前記命令セットは前記特定された文字列に関連し、前記命令セットは、アプリケーションを実行する命令を含む、受信すること、及び
   前記命令セットの受信に応答して、前記命令セットに従って、前記アプリケーションを実行し、前記アプリケーションを前記ビデオストリームと同時に表示させること、
   を含む、方法。
6. 前記命令セットは、複数のアプリケーションを実行する命令を含み、前記複数のアプリケーションは、前記命令セットに従って実行される、請求項５に記載の方法。
7. 前記ビデオストリームは複数の連続画像フレームを含み、前記特定の画像を検出することは、所定数の連続画像フレーム内の表示位置において前記特定の画像を検出することを含む、請求項５に記載の方法。
8. 前記特定の画像はバーコードである、請求項５〜７のいずれか一項に記載の方法。
9. 前記特定することは、前記特定の画像を復号化して前記文字列にすることを含む、請求項５〜８のいずれか一項に記載の方法。
10. 前記文字列はユニフォームリソースロケータを含む、請求項５〜９のいずれか一項に記載の方法。
11. 前記アプリケーションは、メディアアプリケーション、フィードリーダアプリケーション、ブラウザアプリケーション、及びクーポン帳アプリケーションからなる群から選択される、請求項５〜１０のいずれか一項に記載の方法。
12. 前記ビデオストリーム及び前記アプリケーションは、前記クライアント装置のディスプレイに表示される、請求項５〜１１のいずれか一項に記載の方法。
13. 前記アプリケーションは第２のクライアント装置に表示される、請求項５〜１２のいずれか一項に記載の方法。
14. １つ又は複数のプロセッサ及び前記１つ又は複数のプロセッサにより実行される１つ又は複数のプログラムを記憶するメモリを有するシステムにおいて、
    送信に向けてビデオストリームを準備することであって、前記準備することは、特定の画像を前記ビデオストリームに挿入して、変更ビデオストリームを形成することを含み、前記特定の画像には文字列が関連付けられ、前記変更ビデオストリームは、前記ビデオストリーム及び前記特定の画像を同時に表示するようにフォーマットされる、準備すること、並びに
    前記変更ビデオストリームをクライアントに送信すること、
    を含む、方法。
15. 前記特定の画像はバーコードである、請求項１４に記載の方法。
16. 前記特定の画像には複数の文字列が関連付けられる、請求項１４に記載の方法。
17. 前記特定の画像は、前記文字列に対応する情報を含むように符号化される、請求項１４〜１６のいずれか一項に記載の方法。
18. 前記文字列はユニフォームリソースロケータを含む、請求項１７に記載の方法。
19. 前記挿入することは、前記特定の画像を、前記ビデオストリーム内の所定数の連続画像フレーム内の表示位置に挿入することを含む、請求項１４〜１８のいずれか一項に記載の方法。
20. サーバシステムの１つ又は複数のプロセッサにより実行されるように構成された１つ又は複数のプログラムを記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記１つ又は複数のプログラムは、前記１つ又は複数のプロセッサにより実行されて、請求項１〜４のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む、コンピュータ可読記憶媒体。
21. サーバシステムであって、
    １つ又は複数のプロセッサと、
    前記１つ又は複数のプロセッサにより実行される１つ又は複数のプログラムを記憶するメモリと、
    を備え、
    前記システムは、請求項１〜４のいずれか一項に記載の方法を実行する手段を含む、サーバシステム。
22. 前記アプリケーションを実行することは、前記アプリケーションを実行するユーザ入力を受信せずに行われる、請求項５〜１３のいずれか一項に記載の方法。
23. サーバシステムの１つ又は複数のプロセッサにより実行されるように構成された１つ又は複数のプログラムを記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記１つ又は複数のプログラムは、前記１つ又は複数のプロセッサにより実行されると、請求項５〜１３及び２２に記載の方法を実行する、コンピュータ可読記憶媒体。
24. サーバシステムであって、
    １つ又は複数のプロセッサと、
    前記１つ又は複数のプロセッサにより実行される１つ又は複数のプログラムを記憶するメモリと、
    を含み、
    前記システムは、請求項５〜１３及び２２に記載の方法を実行する手段を含む、サーバシステム。
25. サーバシステムの１つ又は複数のプロセッサにより実行されるように構成された１つ又は複数のプログラムを記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記１つ又は複数のプログラムは、前記１つ又は複数のプロセッサにより実行されると、請求項１４〜１９に記載の方法を実行する、サーバシステム。
26. サーバシステムであって、
    １つ又は複数のプロセッサと、
    前記１つ又は複数のプロセッサにより実行される１つ又は複数のプログラムを記憶するメモリと、
    を含み、
    前記システムは、請求項１４〜１９に記載の方法を実行する手段を含む、サーバシステム。

Images