JP2014516815A - 切削装置の保持具 - Google Patents

切削装置の保持具 Download PDF

Info

Publication number
JP2014516815A
JP2014516815A JP2014515181A JP2014515181A JP2014516815A JP 2014516815 A JP2014516815 A JP 2014516815A JP 2014515181 A JP2014515181 A JP 2014515181A JP 2014515181 A JP2014515181 A JP 2014515181A JP 2014516815 A JP2014516815 A JP 2014516815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamp
cutting device
coolant
gap
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014515181A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5851598B2 (ja
Inventor
ハンス シャエファー,
Original Assignee
ハルトメタル−ウェルクゾーグファブリック ポール ホーン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ハルトメタル−ウェルクゾーグファブリック ポール ホーン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング filed Critical ハルトメタル−ウェルクゾーグファブリック ポール ホーン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
Publication of JP2014516815A publication Critical patent/JP2014516815A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5851598B2 publication Critical patent/JP5851598B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B27/00Tools for turning or boring machines; Tools of a similar kind in general; Accessories therefor
    • B23B27/10Cutting tools with special provision for cooling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B29/00Holders for non-rotary cutting tools; Boring bars or boring heads; Accessories for tool holders
    • B23B29/04Tool holders for a single cutting tool
    • B23B29/043Tool holders for a single cutting tool with cutting-off, grooving or profile cutting tools, i.e. blade- or disc-like main cutting parts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2205/00Fixation of cutting inserts in holders
    • B23B2205/02Fixation using an elastically deformable clamping member
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2250/00Compensating adverse effects during turning, boring or drilling
    • B23B2250/12Cooling and lubrication
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B29/00Holders for non-rotary cutting tools; Boring bars or boring heads; Accessories for tool holders
    • B23B29/04Tool holders for a single cutting tool
    • B23B29/12Special arrangements on tool holders
    • B23B29/14Special arrangements on tool holders affording a yielding support of the cutting tool, e.g. by spring clamping
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T407/00Cutters, for shaping
    • Y10T407/14Cutters, for shaping with means to apply fluid to cutting tool

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
  • Sawing (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Abstract

本発明は、切削インサート(36)及び保持部(12)を備えた切削装置(10)に関し、保持部(12)は、長手方向(L)に延びるビーム部(14)及び突出部(28)にて保持部(12)の上面(16)を超えて突出するクランプヘッド(26)を備え、突出部(28)は、2つのクランプフィンガー(30,32)のうちの第1のクランプフィンガーに接続され、2つのクランプフィンガーは、それらの間に、切削インサート(36)を受け入れる受入れポケット(34)を形成する。突出部(28)の下に、第1のクランプフィンガー(30)を弾性的に移動可能にするクランプギャップ(44)が設けられている。クランプギャップ(44)は、受入れポケット(34)の中に開口し、長手方向(L)に、加工されるワークに面する保持部(12)の端面から、前記保持部の後端(43)まで延び、後端はクランプヘッド(26)とビーム部(14)との間の遷移領域に配置されている。冷却剤及び/又は潤滑剤案内流路(62,64,72,76,78)が、突出部(28)に配置された冷却剤及び/又は潤滑剤出口(58)に冷却剤及び/又は潤滑剤を供給するために設けられている。突出部(28)が、長手方向(L)に、クランプギャップ(44)の後端(43)を超えて、延長部分(48)にて延びており、冷却剤及び/又は潤滑剤案内流路(62)が延長部分(48)を通って延びている。

Description

本発明は、切削インサートと保持部とを有する切削装置に関する。本発明は、また、そのような切削装置のための保持具に関する。
引用文献1は、細長のビーム部を持つ保持部を有する切削装置を開示する。ビーム部の前側領域に配置されたクランプヘッドが、ビーム部の上面レベルの上に突出部として突出している。切削インサートを受け入れるための受入れポケットを下側フィンガーと共に形成する上側フィンガーが、前記ビーム部の長手側面に配置されている。上側フィンガーの弾性的な旋回動作を可能にするクランプギャップが、受入れポケット内に開口している。雌ネジと噛み合うクランプネジを締め付けることによって、上側フィンガーが作動されて、下側フィンガーに向かう下向きのクランプ力が作用する。その結果、フィンガー間の受入れポケット内に切削インサートが堅固にクランプされる。既知の解決策の場合、ビーム部から突出部内に延びるすべての通路が、クランプギャップによって遮られている。これは、言い換えると、これまで、クランプギャップを超えて延びる通路がなかったことを意味する。従って、切削インサートをワークに接触させて加工している加工領域の中に、外部冷却剤供給手段を介して外側から冷却剤が差し向けられている。
冷却剤噴流は、正確に設定されて、対応するノズルは常に、異なる要素について再調整されなければならない。さらに、上述した既知の解決策の欠点は、工具交換操作がより難しくなり、外部供給ラインが容易に損傷され得ることである。加えて、外部冷却剤供給手段は、その装置に多くの時間及び資金を必要とする。
国際公開公報2009/135592号
上述した従来技術に鑑みて、本発明の目的は、装置及び構成に費やされる最小の時間及び資金にて、問題のない冷却剤及び/又は潤滑剤供給手段を作動領域に提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、切削インサート及び保持部を備えた切削装置であって、該保持部は、長手方向に延びるビーム部及びクランプヘッドを有する、切削装置を提供する。クランプヘッドは、突出部として保持部の上面の上に突出する。この場合、突出部は、2つのクランプフィンガーのうちの第1のクランプフィンガーに接続されており、該2つのクランプフィンガーは、切削インサートを受け入れるための受入れポケットを形成する。突出部の下に、第1のクランプフィンガーを弾性的に移動可能にするクランプギャップが設けられている。該クランプギャップは、受入れポケットの中に開口しており、長手方向に、加工されるワークに面する保持部の端面から、クランプギャップの後端まで延びている。クランプギャップの後端は、クランプヘッドとビーム部との間の遷移領域に配置されている。冷却剤及び/又は潤滑剤案内流路が、突出部に配置された冷却剤及び/又は潤滑剤出口に冷却剤及び/又は潤滑剤を供給するために保持部内に延びている。突出部が、長手方向に、クランプギャップの後端を超えて、延長部分として延びている。冷却剤案内流路が、延長部分を通って延びている。
本発明は、冷却剤及び/又は潤滑剤案内流路がビーム部からクランプギャップを超えて突出部へと延び得る方法を示しており、これにより、初めて、クランプホルダーにおいて冷却剤及び/又は潤滑剤案内流路を端面出口まで完全に保持部の中に組み込むための前提条件が整えられる。そして、冷却剤及び/又は潤滑剤は、保持部を通って、対応する案内通路を介して、それが実際に必要とされる加工領域まで直接案内される。本発明による切削装置によって、簡単な方法で、作動領域への冷却剤及び/又は潤滑剤の供給が可能になる。たった1回の操作工程で、工具自体を装着し又は取り外すことが可能であると共に、冷却剤及び/又は潤滑剤の工具への供給を組み込み又は切り離すことが可能である。用語「作動領域」は、この場合、切削インサートがワークに接触して加工している領域として理解されるべきである。
本発明の一実施形態によれば、フィンガーは、保持部の長手側面の一方に配置されており、延長部分は、保持部の反対側の長手側面に配置されている。延長部分をフィンガーから遠ざけた上記担持配置の結果、上側フィンガーの弾性的な旋回動作が維持される。
本発明の一実施形態によれば、ビーム部の幅は、延長部分の厚さの数倍である。これは、言い換えれば、延長部分は非常に狭く、したがって、クランプヘッドの材料部分の特有の弾性への影響が僅かであることを意味する。
本発明の一実施形態によれば、冷却剤及び/又は潤滑剤の出口は、長手方向を横切って延びる上側フィンガーの前面にて大気中に開口している。このようにして、冷却剤及び/又は潤滑剤の噴流は、ターゲットに衝突する前に、重力の方向への成分を受け、重力の結果として、及び冷却剤及び/又は潤滑剤の噴流の手助けにより、加工中に生成された切屑が順次回収され、後者である冷却剤及び/又は潤滑剤の噴流によって取り込まれる。
例えば、延長部分は、ウェブのような方法で実現される。ウェブとは、この場合、幅よりも長い平坦な要素として理解されるべきである。ウェブは、簡単に製造される。
本発明の一実施形態によれば、延長部分は、保持部と同じ材料で構成されている。特に、延長部分は、保持部と一体に実現されている。これによる利点は、延長部分を別個に製造する必要がないことである。加えて、延長部分を保持部に組み込んだ結果、延長部分を保持部に固定するための装着工程は余分なものとなる。
本発明の一実施形態によれば、長手方向に関して、ある角度で傾けられた、冷却剤及び/又は潤滑剤の案内流路の直線状貫通通路が、ビーム部から延長部分を介して突出部内に延びている。直線状貫通通路は、例えば、穴あけ加工によって、簡単に作成されて、ビーム部から突出部内へ、短い直通路を付与する。
本発明の一実施形態によれば、貫通通路は、クランプギャップの後端を、前記後端の近くで通過して案内されている。クランプギャップと貫通通路との間の距離は、従って、非常に狭く、互いに近接して配置されており、そのような狭小な構造の故に据付空間を小さくすることができる。
図1は、本発明で権利要求されているように開発された切削装置の斜視図を示す。 図2は、本発明で権利要求されているように開発された切削装置の正面図を示す。 図3は、本発明で権利要求されているように開発された切削装置の側面図を示す。 図4は、図3のX部を拡大した詳細図を示す。 図5は、図2のB-B線に沿った断面図を示す。 図6は、図2のC-C線に沿った断面図を示す。 図7は、切削インサートを備えた切削装置の前側領域の側面図を示す。 図8は、図7のD-D線に沿った断面図を示す。 図9は、切削装置の長手方向における断面図を示す。 図10は、図9のA-A線に沿った断面図を示す。 図11は、図9のE-E線に沿った断面図を示す。
図1〜図11において同一又は同等の構成要素又は部分には、同一の参照符号が付与されている。
図1の斜視図で示した、本発明で権利要求されているように開発された切削装置は、まず初めに保持部12を有する。この保持部12は、長手方向Lに延びるビーム部14を有し、該ビーム部14は、平坦な上面16によって上部が画定されると共に、底面18によって底部が画定されている。底面18は、上面16に対して平行に配置されると共に、使用時の位置において下方を向いている。ビーム部14は、矩形で平らな後面20によって後部が画定されている。
保持部12は、また、右側長手側面24及び左側長手側面22を有し、該左側長手側面22は、前記右側長手側面に平行に距離をおいて配置されている。ビーム部14の前側領域に配置されたクランプヘッド26は、上面16のレベルの上に、ブロック状の中実な突出部28として突出している。
平坦な三角柱形状で、左側長手側面22に配置された上側フィンガー30が、突出部28の前端面33から突き出しており、前端面33は、長手方向Lを横切って延びると共に、加工されるワーク(図示せず)に面している。下側フィンガー32は、上側フィンガー30に対向している。ワークは、例えば、回転するワーク(回転部)である。
上側フィンガー30及び下側フィンガー32は、それらの間に、図7に示す切削インサート36を受け入れる受入れポケット34を形成している。切削インサート36の鋭い端部が、装着状態において、円筒状の内壁40によって後部で画定された先端受入れ手段38の中に突出している。長手方向Lにおいて後端43まで延びるクランプギャップ44が、受入れポケット34の中に開口している。
クランプギャップ44によって、ビーム部14の長手側面22、24に平行に配置された平面内での、上側フィンガー30の弾性的な旋回動作が可能となり、この旋回動作は、長手方向Lを横切ってビーム部14を通って延びる幾何学的な軸の周りで、おおよそクランプギャップ44の後端43の領域で可能である。
雌ネジと噛み合うクランプネジ46を締め付けることによって、上側フィンガー30が作動されて、下側フィンガー32に向かう下向きのクランプ力が作用する。その結果、フィンガー30、32間の受入れポケット34内に切削インサート36が堅固にクランプされる。
クランプネジ46を緩めることによって、上側フィンガー30が、その特有な弾性に起因して、その静止位置(外力の影響がないときに上側フィンガー30が取る位置)の方向に動かされる。その結果、受入れポケット34が幾らか開き、交換のために切削インサート36が解放される。言い換えると、受入れポケット34内に切削インサート36をクランプするクランプ力は、クランプネジ46を緩めることによって除去することができる。クランプヘッド26には、ピン49の形状の対抗支持体が部分的に挿通されている。切削インサート36が固定されるときにクランプネジ46が締め付けられると、クランプギャップ44の上壁面が対抗支持体によって支持される。
本実施形態においてウェブ48として実現されている延長部分48は、突出部28の後端面31から後方を向いており、かつ突出部28の前端面30の反対側に位置している、突出部28の後端面31から突き出している。ウェブ48は、保持部12の右側長手側面に配置されている。ウェブ48の厚さdは、長手方向Lを横切って延びる横方向のウェブ48の延び量として規定され、ビーム部14の幅Bに比して小さい。
例えば、ビーム部14の幅B(長手側面22、24間の距離として規定される)は、ウェブ48の厚さdの数倍である。ウェブ48故に、制限するクランプギャップ44をバイパスすることが可能となり、そのため、冷却剤案内流路は、ビーム部14からウェブ48を介して突出部28内に延びることができる。従って、ウェブ48は、道をふさぐクランプギャップ44の上記問題点に対する解決策を提供する。
上方を向いたウェブ50の上面51は、突出部28の上面52と同一面内で閉じている。
保持部12と一体に実現されたウェブ48は、ビーム部14の上面16又は底面18に平行な平面内に投影してみたとき、突出部28の後端面31からクランプギャップ44の後端部43を超えて長手方向Lに延びている。
不要な出口開口54は、プラグ56によって、しっかりと密封されており、該開口は突起部28の前面外側に開口し、該開口内にて冷却剤案内通路の貫通通路62(後ほど、より詳しく説明する)が終端する。
冷却剤案内通路の全てのラインは、孔として中実の保持部12に入ることができ、各場合において不要な開口は、プラグ56によって密封されている。
出口開口58は、長手方向Lに対して傾斜して配置された上側フィンガー30の前面59にて、空間内に開口している。後ほど、より詳しく説明する、冷却剤案内流路の端部通路64が、出口開口58で終端している。作動時において、作動領域に向けられる冷却剤及び/又は潤滑剤の噴流(図示せず)は、出口開口58から放出される。
図2は、本発明で本発明で権利要求されているように開発された切削装置10の正面図を示している。クランプギャップ44は、ビーム部14をその全幅Bにわたって貫通している。受入れポケット34の内側の幅は、2つのフィンガー30、32間の距離によって規定されている。出口開口58は、上側フィンガー30の前面59の下縁領域に配置されている。
出口開口54は、突出部28の上部右側隅部領域に配置されている。
図3は、本発明で権利要求されているように開発された切削装置10の側面図を示している。上側フィンガー30及び下側フィンガー32は、各場合において、左側長手側面22に対して平行に、切削装置10の左側長手側面22上を長手方向Lに延びており、一方、ウェブ48は、ビーム部14の反対側の右側長手側面24上に配置されている。
図4は、図3のX部を拡大した詳細図である。ビーム部14の左側長手側面22上で、受入れ手段38の内壁40とクランプギャップ44との間にはスペースが必要であり、これにより、隣り合う凹部が過度に接近する結果、前記領域内のビーム部14の構造が過度に弱体化することがない。これは、理論的に内壁40とクランプギャップ44との間の領域を貫通して延びる冷却剤案内流路が、断面流が小さ過ぎて十分な冷却剤流量を達成できない程に小さな直径を有さなければならないことを示唆する。
図5は、図2のB-B線に沿った断面を示している。ウェブ48は、矩形断面を有している。出口開口58で終端する冷却剤案内流路の端部通路64は、上側フィンガー30の前面59から後方に向けて上向き傾向で延びており、その後端において、冷却剤案内流路の上側交差通路72内に開口している。
上側フィンガー30は上側案内縁68を有しており、一方、下側フィンガー32は下側案内縁70を有している。2つの案内縁68、70は、各場合において、切削インサート36上に設けられかつ案内縁68、70が係合する、対応する溝と共に、切削インサート36のための直線状ガイドを形成している。
図6は、図2のC-C線に沿った断面を示している。プラグ56によって密封されかつ出口開口54で終端する、冷却剤案内流路の貫通通路62は、長手方向Lに対して、角度αで傾斜してウェブ48を通って延びている。角度αは、例えば20°である。長手方向Lを横切って延びる冷却剤案内流路の上側交差通路72は、口部74において貫通通路62内に垂直に開口している。
クランプギャップ44及び貫通通路62のウェブの幾何学的寸法は、本発明で権利要求されているように選択され、クランプギャップ44と貫通通路62との間で最小スペースが維持され、ビーム部14が前記領域において十分な構造強度を有している。
図7は、切削インサート36が挿入された切削装置10の前側領域の側面図を示している。切削インサート36は、上述したクランプ機構によって、2つのフィンガー30、32の間に固定してクランプされる。
図8は、図7のD-D線に沿った断面を示している。一方では冷却剤案内流路の端部通路64が、他方では冷却剤案内流路の貫通通路62が、各場合において、冷却剤案内流路の上側交差通路72内に垂直に開口しており、上側交差通路72は、突出部28の上部右側隅部領域から突出部28の下部左側隅部領域内に延びている。
図9は、長手方向Lにおける切削装置10の断面を示している。上側フィンガー32の前面59のクランプネジ46及び出口開口58をはっきりと見ることができる。
図11に示すように、長手方向Lを横切って延びる冷却剤案内流路の下側交差通路76は、貫通通路62を冷却剤案内流路の最初の通路78に接続している。
図10は、図9のA-A線に沿った断面を示している。上側フィンガー30と下側フィンガー32との間に形成された受入れポケットは、クランプギャップ44内に開口している。クランプネジ64のネジ軸82は、長手方向Lに対して垂直に延びている。
図11は、図9のE-E線に沿った断面を示している。最初の通路78は入口開口80で終端しており、該入口開口80は、ビーム部14の底面18で外側に開口しており、冷却剤源(図示せず)に接続され得る。
要約すると、本発明は、冷却剤及び/又は潤滑剤案内流路を如何にして保持部12内に組み込むことができるかの可能性を提供する。本発明の概念から逸脱することなく、本発明を様々な方法で変形できることは明らかである。したがって、例えば、保持部12の内側の冷却剤案内流路の幾何学的展開を異なる方法で形成することができる。延長部分48を、ウェブ形状以外の形状とすることができる。更に、延長部分48は、例えば、ビーム部14の幅Bの大部分にわたって、又は全幅Bにわたって延びることができる。

Claims (10)

  1. 切削インサート(36)及び保持部(12)を備えた切削装置(10)であって、前記保持部(12)は、長手方向(L)に延びるビーム部(14)及び突出部(28)として前記保持部(12)の上面(16)の上に突出するクランプヘッド(26)を有し、
    前記突出部(28)は、2つのクランプフィンガー(30,32)のうちの第1のクランプフィンガーに接続されており、前記2つのクランプフィンガーは、それらの間に、前記切削インサート(36)を受け入れるための受入れポケット(34)を形成し、前記突出部(28)の下に、前記第1のクランプフィンガー(30)を弾性的に移動可能にするクランプギャップ(44)が設けられており、
    前記クランプギャップ(44)は、前記受入れポケット(34)の中に開口しており、前記クランプギャップ(44)は、前記長手方向(L)に、加工されるワークに面する前記保持部(12)の端面から、前記クランプギャップ(48)の後端(43)まで延びており、
    前記クランプギャップ(44)の前記後端(43)は、前記クランプヘッド(26)と前記ビーム部(14)との間の遷移領域に配置されており、冷却剤及び/又は潤滑剤案内流路(62,64,72,76,78)が、前記突出部(28)に配置された冷却剤及び/又は潤滑剤出口(58)に冷却剤及び/又は潤滑剤を供給するために前記保持部(12)内に延びている、切削装置(10)において、
    前記突出部(28)が、前記長手方向(L)に、前記クランプギャップ(44)の前記後端(43)を超えて、延長部分(48)として延びていること、及び、前記冷却剤及び/又は潤滑剤案内流路(62)が、前記延長部分(48)を通って延びていること、を特徴とする切削装置。
  2. 前記フィンガー(30,32)は、前記保持部(12)の長手側面(22,24)の一方に配置されており、前記延長部分(48)は、前記保持部(12)の反対側の長手側面(22,24)に配置されている、請求項1に記載の切削装置。
  3. 前記ビーム部(14)の幅(B)は、前記延長部分(48)の厚さ(d)の数倍である、請求項1又は2に記載の切削装置。
  4. 前記冷却剤及び/又は潤滑剤の出口(58)は、前記長手方向(L)を横切って延びる上側フィンガー(30)の前面(59)に配置されている、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の切削装置。
  5. 前記延長部分(48)は、ウェブのような方法で実現されている、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の切削装置。
  6. 前記延長部分(48)は、前記保持部(12)と同じ材料で構成されている、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の切削装置。
  7. 前記延長部分(48)は、前記保持部(12)と一体に実現されている、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の切削装置。
  8. 前記長手方向(L)に関して、ある角度で傾けられた、冷却剤及び/又は潤滑剤案内流路の直線状貫通通路(62)が、前記ビーム部(14)から前記延長部分(48)を介して前記突出部(28)内に延びている、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の切削装置。
  9. 前記貫通通路(62)は、前記クランプギャップの前記後端(43)を、前記後端の近くで通過して案内されている、請求項8に記載の切削装置。
  10. 切削インサート(36)を備えた切削装置(10)のための保持具(12)であって、前記保持具(12)は、長手方向(L)に延びるビーム部(14)及び突出部(28)として前記保持具(12)の上面(16)の上に突出するクランプヘッド(26)を有し、
    前記突出部(28)は、2つのクランプフィンガー(30,32)のうちの第1のクランプフィンガーに接続されており、前記2つのクランプフィンガーは、それらの間に、前記切削インサート(36)を受け入れるための受入れポケット(34)を形成し、前記突出部(28)の下に、前記第1のクランプフィンガー(30)を弾性的に移動可能にするためにクランプギャップ(44)が設けられており、前記クランプギャップ(44)は、前記受入れポケット(34)の中に開口しており、前記クランプギャップ(44)は、前記長手方向(L)に、加工されるワークに面する前記保持具(12)の端面から、前記クランプギャップ(48)の後端(43)まで延びており、前記クランプギャップ(44)の前記後端(43)は、前記クランプヘッド(26)と前記ビーム部(14)との間の遷移領域に配置されており、冷却剤及び/又は潤滑剤案内流路(62,64,72,76,78)が、前記突出部(28)に配置された冷却剤及び/又は潤滑剤出口(58)に冷却剤及び/又は潤滑剤を供給するために前記保持具(12)内に延びている、切削装置(10)において、
    前記突出部(28)が、前記長手方向(L)に、前記クランプギャップ(44)の前記後端(43)を超えて、延長部分(48)として延びていること、及び、前記冷却剤及び/又は潤滑剤案内流路(62)が、前記延長部分(48)を通って延びていること、を特徴とする保持具。
JP2014515181A 2011-06-14 2012-06-13 切削装置の保持具 Active JP5851598B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE202011101852U DE202011101852U1 (de) 2011-06-14 2011-06-14 Schneidvorrichtung
DE202011101852.4 2011-06-14
PCT/EP2012/061236 WO2012171976A1 (de) 2011-06-14 2012-06-13 Halter für eine schneidvorrichtung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014516815A true JP2014516815A (ja) 2014-07-17
JP5851598B2 JP5851598B2 (ja) 2016-02-03

Family

ID=46319728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014515181A Active JP5851598B2 (ja) 2011-06-14 2012-06-13 切削装置の保持具

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9468976B2 (ja)
EP (1) EP2720819B1 (ja)
JP (1) JP5851598B2 (ja)
CN (1) CN103732338B (ja)
DE (1) DE202011101852U1 (ja)
WO (1) WO2012171976A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018089711A (ja) * 2016-11-30 2018-06-14 京セラ株式会社 切削工具用ホルダ、切削工具及び切削加工物の製造方法

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BR112014032564A2 (pt) * 2012-06-28 2017-06-27 Ceram Gmbh ferramenta para usinagem com levantamento de aparas
US9656326B2 (en) * 2013-04-24 2017-05-23 Iscar, Ltd. Tool holder having a clamping member with a non-circular cross-section and method for clamping a cutting insert therein
US9387537B2 (en) 2014-03-28 2016-07-12 Kennametal Inc. Wedge clamp with fluid port
DE102014116915A1 (de) * 2014-11-19 2016-05-19 Kennametal Inc. Werkzeughalter für einen Schneideinsatz
DE102014119295B4 (de) 2014-12-19 2023-08-10 Kennametal Inc. Werkzeughalter für einen Schneideinsatz sowie Verfahren zur Herstellung des Werkzeughalters
EP3231542B1 (en) * 2016-04-14 2021-10-06 Sandvik Intellectual Property AB A metal cutting grooving insert for face grooving
DE102016109327A1 (de) * 2016-05-20 2017-11-23 Hartmetall-Werkzeugfabrik Paul Horn Gmbh Halter für ein Werkzeug zur spanenden Bearbeitung, insbesondere für ein Langdrehwerkzeug
US10300532B2 (en) * 2017-06-26 2019-05-28 Kennametal Inc. Clamp for tool holder
US11904393B1 (en) * 2022-08-18 2024-02-20 Iscar, Ltd. External grooving insert holder having upper and lower jaws connected by angled hinge portion with cooling channel extending through hinge portion, and cutting tool
US20240227032A9 (en) * 2022-10-25 2024-07-11 Taegutec Ltd. Cutting tool assembly

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07227702A (ja) * 1994-02-22 1995-08-29 Mitsubishi Materials Corp 溝入れ用工具
US20090285645A1 (en) * 2008-05-18 2009-11-19 Iscar Ltd. Cutting Tool and Cutting Insert Therefor
US20100061814A1 (en) * 2008-09-11 2010-03-11 Iscar, Ltd. Cutting Tool and Cutting Insert Therefor
JP2010510896A (ja) * 2006-11-28 2010-04-08 サンドビック インテレクチュアル プロパティー アクティエボラーグ 切屑除去加工のための工具およびそのための基礎本体
JP2010510897A (ja) * 2006-11-28 2010-04-08 サンドビック インテレクチュアル プロパティー アクティエボラーグ 切屑除去加工のための工具およびそのための基礎本体

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3795454A (en) * 1971-10-01 1974-03-05 S Elchyshyn Adjustable boring bar with lubricant passages
US4072438A (en) * 1976-07-26 1978-02-07 Trw Inc. Insert type drill and insert therefor
US4778315A (en) * 1986-09-26 1988-10-18 The Boeing Company Chip removal and tool lubricating device and method
DE4435857A1 (de) * 1994-10-07 1996-04-11 Kennametal Hertel Ag Bohrer mit einem Bohrspitzenteil
IL111370A (en) * 1994-10-23 1998-08-16 Iscar Ltd Cutting tool system with replaceable adapter
SE505399C2 (sv) * 1995-11-09 1997-08-18 Sandvik Ab Fastspänningsförfarande och fastspänningsanordning för skär
US6045300A (en) * 1997-06-05 2000-04-04 Antoun; Gregory S. Tool holder with integral coolant passage and replaceable nozzle
DE19807498A1 (de) 1998-02-21 1999-09-02 Horn P Hartmetall Werkzeugfab Halter für spanabhebende Werkzeug-Einsätze
DE19834635C2 (de) 1998-07-31 2001-07-26 Guehring Joerg Bohrwerkzeug mit einem gegen Lösen gesicherten, austauschbaren Schneideinsatz
SE514938C2 (sv) * 1999-09-02 2001-05-21 Sandvik Ab Skärverktyg
DE10346726A1 (de) * 2003-10-08 2005-05-19 Karl-Heinz Arnold Gmbh Vorrichtung zum Zuführen eines Kühlschmierstoffstroms beim spanabhebenden Bearbeiten von Werkstücken
DE102008023767A1 (de) 2008-05-09 2009-11-12 Hartmetall-Werkzeugfabrik Paul Horn Gmbh Halter für einen spanabhebenden Werkzeugeinsatz

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07227702A (ja) * 1994-02-22 1995-08-29 Mitsubishi Materials Corp 溝入れ用工具
JP2010510896A (ja) * 2006-11-28 2010-04-08 サンドビック インテレクチュアル プロパティー アクティエボラーグ 切屑除去加工のための工具およびそのための基礎本体
JP2010510897A (ja) * 2006-11-28 2010-04-08 サンドビック インテレクチュアル プロパティー アクティエボラーグ 切屑除去加工のための工具およびそのための基礎本体
US20090285645A1 (en) * 2008-05-18 2009-11-19 Iscar Ltd. Cutting Tool and Cutting Insert Therefor
US20100061814A1 (en) * 2008-09-11 2010-03-11 Iscar, Ltd. Cutting Tool and Cutting Insert Therefor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018089711A (ja) * 2016-11-30 2018-06-14 京セラ株式会社 切削工具用ホルダ、切削工具及び切削加工物の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20140099168A1 (en) 2014-04-10
CN103732338B (zh) 2016-09-07
EP2720819B1 (de) 2017-08-02
WO2012171976A1 (de) 2012-12-20
EP2720819A1 (de) 2014-04-23
JP5851598B2 (ja) 2016-02-03
DE202011101852U1 (de) 2012-09-19
CN103732338A (zh) 2014-04-16
US9468976B2 (en) 2016-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5851598B2 (ja) 切削装置の保持具
US8946588B2 (en) Method and apparatus for improving reliability of a machining process
KR101950537B1 (ko) 금속분말 가공장치
WO2018092879A1 (ja) チャック
JP5369215B2 (ja) ワイヤ放電加工機に使用される複数枚の板状ワークの保持具
JP5662872B2 (ja) 位置決めクランプ装置
KR20200020867A (ko) 절삭 공구용 홀더
NZ599999A (en) Wear part device for a work tool
ITBO20070623A1 (it) Apparecchiatura per il controllo di parti meccaniche con dispositivi ottici, e relativi dispositivo e metodo di protezione
JP2009125821A (ja) クランプ装置
JP2014161926A (ja) 可動カバーに堆積した切粉を除去するワイパーをテーブルに備えた工作機械
US20170165761A1 (en) Main shaft device and machine tool provided with same
JP5734386B2 (ja) カバーを持つ工具交換装置
ATE359142T1 (de) Auswerfeinheit für werkzeugmaschine
US10245694B2 (en) Dry machining apparatus
JP6011747B1 (ja) 切削工具
JP3195668U (ja) レーザー加工用集塵ノズル
JP2007268695A (ja) 切削工具およびホルダ
WO2017098914A1 (ja) 切削工具
KR20160131804A (ko) 레이저 가공장치 헤드
JP3198538U (ja) 刃工具把持装置
KR20140103383A (ko) 플러싱 장치를 구비한 공작 기계
JP2021028111A (ja) 工作機械用ハンド
MY193805A (en) Laser machining apparatus
JP6091260B2 (ja) レーザ加工方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140218

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140604

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150317

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150610

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5851598

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250