JP2014513581A - 癒合ケージ及び固定プレートを備えた脊椎インプラント装置ならびに移植方法 - Google Patents

癒合ケージ及び固定プレートを備えた脊椎インプラント装置ならびに移植方法 Download PDF

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Abstract

互いに隣接する棘突起の間において、互いに対向する一対の椎間関節に隣接して配置される脊椎インプラント装置が提供される。脊椎インプラント装置は、癒合ケージと、第1固定プレート及び第2固定プレートと、ケージをプレートに連結するコネクタとを備えている。癒合ケージは、表在面と、深在面と、上サドル部及び下サドル部と、互いに対向するケージ端部とを備えている。各ケージ端部は椎間関節癒合面を画定し、椎間関節癒合面は、互いに対向する椎間関節にそれぞれ接触するように寸法を定められかつ構成されている。第1固定プレート及び第2固定プレートは、隣接する棘突起に沿ってかつ接触するように延びるように寸法を定められかつ構成されている。本装置を移植する方法が提供される。別の実施形態では、装置は癒合ケージを備えている。

Description

本発明は、一般に脊椎インプラント装置に関する。より詳細には、本発明は、癒合(固定)(fusion)ケージ及び固定プレートを備えた脊椎インプラント装置、およびその脊椎インプラント装置を移植する方法に関する。
様々なレベルの腰椎の癒合に関して脊椎を取り扱う無数の脊椎インプラント装置及び技法が提案されている。更に、無数の固定装置及び技法が実施されてきた。こうした固定技法には、連結ロッドが取り付けられた椎弓根スクリュ又は椎間関節スクリュの使用から、棘突起と相互に作用する棘間装置(スクリュ又はバンドによって棘突起に取り付けられるスペーサ等)にまで及ぶ。移植技法は、本質的に後方の処置や側方処置などの複数の処置を必要とする可能性がある。更に、多くの装置は専用の外科器具を必要とする。これらの装置及び処置に対して、低侵襲であり、必要な処置の数が最小限であり、かつ回復時間を短縮するように改善する試みがなされてきた。こうした試みは、様々な度合いで成功してきた。
上記に鑑みて、本技術分野において改善された脊椎インプラント装置、およびその脊椎インプラント装置を移植する方法が必要とされている。
一実施形態によれば、互いに隣接する棘突起の間において硬膜嚢に隣接して配置される脊椎インプラント装置が提供される。棘突起は、上棘突起椎弓板接合部まで延びる上棘突起と、下棘突起椎弓板接合部まで延びる下棘突起とを含む。棘突起は、互いに対向する一対の椎間関節の周囲に配置されている。脊椎インプラント装置は、癒合ケージ、第1固定プレート、第2固定プレート、およびコネクタを備えている。癒合ケージは、棘間面を画定する表在面と、硬膜嚢に隣接して配置可能な硬膜嚢面を画定する深在面とを有している。癒合ケージは、表在面と深在面との間に配置された上椎弓板間癒合面を画定する上サドル部を更に備えている。上サドル部は、上棘突起椎弓板接合部を受け入れるように、その寸法を定められかつ構成されている。癒合ケージは、表在面と深在面との間に配置された下椎弓板間癒合面を画定する下サドル部を更に備えている。下サドル部は、下棘突起椎弓板接合部を受け入れるように、その寸法を定められかつ構成されている。癒合ケージは、互いに対向するケージ端部を更に備えている。各ケージ端部は、上椎弓板間癒合面と下椎弓板間癒合面との間に配置された椎間関節癒合面を画定している。椎間関節癒合面は、互いに対向する椎間関節にそれぞれ接触するように、その寸法を定められかつ構成されている。第1固定プレート及び第2固定プレートの各々は、上端及び下端を有している。第1固定プレート及び第2固定プレートの各々は、互いに隣接する棘突起に沿って延びており、上端が上棘突起の周囲において上棘突起に接触して配置され、かつ下端が下棘突起の周囲において下棘突起に接触して配置されるように、その寸法を定められかつ構成されている。コネクタは、表在面から延び、第1固定プレート及び第2固定プレートに連結されている。
脊椎インプラント装置は、同時の後方低侵襲神経の除圧及び癒合を可能にし、S1まで延びている腰椎のすべてのレベルにおける器具の使用(Instrumentation)を可能にする。有利には、脊椎インプラント装置は、単一の装置に後方棘間癒合の概念及び椎間関節癒合の概念を組み込む。更に、固定プレートの使用により、単一装置での癒合ケージの固定が容易になる。脊椎インプラント装置を、単一レベル構造又は多レベル構造で利用することができ、脊椎のL1領域からS1領域における3つのレベルまで拡張することができる。本発明の態様により、棘間、かつ椎弓板間の一つの空間により、単一の手術窓(surgical window)を通して単一の装置を用い、互いに隣接する棘突起椎弓板接合部(spinolaminar junction)及び椎間関節の骨癒合が可能になる。
脊椎インプラント装置を最小限の破壊的外科手術を介して移植することができる。これに関して、横突起及び椎間関節に付着している筋肉及び靭帯に対して、直接又は実質的に阻害せずにすむ。脊椎インプラント装置を、正中線露出(midline exposure)低侵襲開創器に基づくシステム、又は標準的な最小限の観血的方法で配置することができる。椎弓板間露出は、神経除圧用の手術窓を提供し、内側部分両側脊柱関節突起切除術(medial partial bilateral facetectomy)と組み合わされた棘突起椎弓板剥皮術は、癒合に必要な表面領域を提供する。
本発明の態様では、脊椎インプラント装置が、棘間癒合装置又は椎間関節癒合装置の可能性を単独で又は組合せで上回る相乗作用的かつ最適な棘間癒合結果を容易にする。脊椎インプラント装置は、単独であっても互いに組み合わせても他の従来の装置及び処置に比較して、実質的に、手術時間を短縮し、周術期罹患率を低減し、術後の患者の回復時間を短縮する。更に、この設計法によれば、運動分節の医原性不安定化をもたらす可能性がある椎弓根スクリュ又は椎間関節スクリュを必要とすることなく棘間癒合及び椎間関節癒合が可能になる。更に、この設計法は、非常に侵襲性が高い横突起癒合を回避する。
様々な実施形態によれば、癒合ケージはケージ凹部を有することができる。上椎弓板間癒合面は、ケージ凹部まで延びる上開口部を有することができ、下椎弓板間癒合面は、ケージ凹部まで延びる下開口部を有することができる。更に、椎間関節癒合面の各々は、ケージ凹部まで延びる椎間関節開口部を有することができる。更に、棘間面は、その内部に、ケージ凹部まで延びる棘間開口部を有し得る。一実施形態では、上椎弓板間癒合面及び下椎弓板間癒合面が凹状であり、椎間関節癒合面が凸状であり、棘間面は略平面であり、硬膜嚢面は凹状である。硬膜嚢面は、連続的に平滑な面であり得る。
コネクタが第1固定プレートと第2固定プレートとの間に配置されるように、コネクタを、第1固定プレート及び第2固定プレートに連結することができる。コネクタを、ピンの使用等により、第1固定プレート及び第2固定プレートに枢動可能に連結することができる。固定プレートを、コネクタとともに枢動するように構成することができる。第1固定プレート及び第2固定プレートの各々は、棘突起にそれぞれ係合する歯を備え得る。コネクタを、第1固定プレート及び第2固定プレートを棘突起に押し付けるように寸法が定められかつ構成されている締結具により、コネクタは第1固定プレート及び第2固定プレートに連結される。第1固定プレート及び第2固定プレートの各々は、上端及び下端を有している。固定プレートの各々は、隣接する棘突起に沿って延びており、上端が上棘突起の周囲において上棘突起に接触して配置され、かつ下端が下棘突起の周囲において下棘突起に接触して配置されるように、その寸法を定められかつ構成される。上端及び下端の各々は、ねじ孔を有することができる。脊椎インプラント装置は、上端のねじ孔を通って、上端が上棘突起の周囲に配置されるように延びるように、寸法が定められかつ構成された第1スクリュを更に備えることができる。脊椎インプラント装置は、下端のねじ孔を通って、下端が下棘突起の周囲に配置されて延びるように、寸法が定められかつ構成された第2スクリュを更に備えることができる。第1スクリュ及び第2スクリュはラグスクリュであり得る。これに関して、第1固定プレートの上端のねじ孔は、ねじ部を有し、第1スクリュにねじ式で係合するように、その寸法を定められかつ構成される。第1固定プレートの下端のねじ孔は、ねじ部を有し、第2スクリュにねじ式で係合するように、その寸法を定められかつ構成される。
別の実施形態では、コネクタは表在面に強固に連結されている。コネクタ及び癒合ケージは、材料連続性を有する共通の材料から一体に形成することができる。別の実施形態では、コネクタは、長手方向軸線を画定し、コネクタは、長手方向軸線を中心として回転可能にケージに連結されている。更に、コネクタを、長手方向軸線以外の軸線を中心として枢動可能にケージに連結することができる。
別の実施形態によれば、隣接した棘突起の間において硬膜嚢に隣接して配置するように脊椎インプラント装置を移植する方法が提供される。棘突起は、上棘突起椎弓板接合部まで延びる上棘突起と、下棘突起椎弓板接合部まで延びる下棘突起とを含む。棘突起は、一対の対向する椎間関節の周囲に配置されている。本方法は、上棘突起椎弓板接合部の一部を除去するステップを含む。本方法は、各椎間関節の一部を除去するステップを更に含む。本方法は、癒合ケージと、第1固定プレート及び第2固定プレートと、癒合ケージと第1固定プレート及び第2固定プレートとの間に延びるコネクタとを備える脊椎インプラント装置を提供するステップを更に含む。癒合ケージは、上サドル部、下サドル部及び互いに対向するケージ端部を有する。本方法は、上サドル部が、上棘突起椎弓板接合部の一部が除去された位置において上棘突起椎弓板接合部を受け入れ、かつ下サドル部が、前記下棘突起椎弓板接合部を受け入れるように、癒合ケージを棘突起の間に位置決めするステップを更に含む。互いに対向するケージ端部は、椎間関節の各々の一部が除去された位置において、互いに対向する椎間関節にそれぞれ接触している。本方法は、第1固定プレート及び第2固定プレートを隣接する棘突起に、棘突起が固定プレートの間に配置されるように取り付けるステップを更に含む。本方法は、寸法の異なる癒合ケージをそれぞれ有する数々の脊椎インプラント装置から、脊椎インプラント装置を選択するステップを更に含み得る。
ケージはケージ凹部を有することができる。本方法は、ケージ凹部を上棘突起椎弓板接合部に露出させるステップを更に含むことができる。本方法は、ケージ凹部を下棘突起椎弓板接合部に露出させるステップを更に含むことができる。ケージ凹部内に、骨融合塊(boney fusion mass)を配置することができる。本方法は、骨癒合塊を上棘突起椎弓板接合部に露出させるステップを更に含むことができる。本方法は、骨癒合塊を下棘突起椎弓板接合部に露出させるステップを更に含むことができる。本方法は、上棘突起の一部を除去するステップを更に含むことができる。本方法は、下棘突起椎弓板接合部の一部を除去するステップを更に含むことができる。上棘突起椎弓板接合部は、椎弓板まで延び、癒合ケージは、棘間面を画定する表在面と硬膜嚢面を画定する深在面とを有する。本方法は、棘間面が概して椎弓板に整合するとともに、硬膜嚢面が硬膜嚢に整合するように、癒合ケージを位置決めするステップを更に含むことができる。更に、上棘突起椎弓板接合部は、上椎弓板まで延び、下棘突起椎弓板接合部は、下椎弓板まで延びる。本方法は、癒合ケージを横切ってかつ癒合ケージに接触するとともに、上椎弓板及び下椎弓板に接触するように骨癒合塊を配置するステップを更に含むことができる。癒合ケージは、棘間面を画定する表在面と、該表在面に対向する深在面とを有することができる。棘間面は、内部にケージ凹部まで延びる棘間開口部を有することができ、棘間開口部は、骨癒合塊に露出する。本方法は、癒合ケージ内の骨癒合塊を横切りかつ骨癒合塊に接触するとともに、上椎弓板及び下椎弓板に接触するように骨癒合塊を配置するステップを更に含むことができる。
本方法は、棘突起が固定プレートの間に配置された状態で、締結具を使用して、第1固定プレート及び第2固定プレートを隣接する棘突起に押し付けるステップを含むことができる。締結具を、棘突起の間に配置することができる。第1固定プレート及び第2固定プレートは歯を備えることができ、本方法は、それぞれ棘突起に接触するように歯を位置決めするステップを更に含むことができる。本方法は、スクリュを用いて固定プレートを棘突起に取り付けるステップを更に含むことができる。本方法は、スクリュを、第1固定プレートを通して、棘突起を通して、前記第2固定プレートを通して挿入するステップを更に含むことができる。本方法は、ラグスクリュを、第1固定プレートを通して、かつ上棘突起を通して挿入するステップと、スクリュを前記第2固定プレート内にねじ込むステップとを更に含むことができる。本方法は、上棘突起を通して孔をドリル加工するステップを更に含むことができる。本方法は、第1固定プレートに係合するドリルガイドを提供するステップと、ドリルビットを、ドリルガイドを介して第1固定プレートを通して、上棘突起内に挿入するステップとを含むことができる。
別の実施形態によれば、隣接した棘突起の間において硬膜嚢に隣接して配置される脊椎インプラント装置が提供される。棘突起は、上棘突起椎弓板接合部まで延びる上棘突起と下棘突起椎弓板接合部まで延びる下棘突起とを含む。棘突起は、一対の対向する椎間関節の周囲に配置されている。脊椎インプラント装置は、癒合ケージを備えている。癒合ケージは、棘間面を画定する表在面と、硬膜嚢に隣接して配置可能な硬膜嚢面を画定する深在面とを備えている。癒合ケージは、表在面と深在面との間に配置された上椎弓板間癒合面を画定する上サドル部を更に備えている。上サドル部は、上棘突起椎弓板接合部を受け入れるように、その寸法を定められかつ構成されている。癒合ケージは、表在面と深在面との間に配置された下椎弓板間癒合面を画定する下サドル部を更に備えている。下サドル部は、下棘突起椎弓板接合部を受け入れるように、その寸法を定められかつ構成されている。癒合ケージは、互いに対向するケージ端部を更に備えている。各ケージ端部は、上椎弓板間癒合面と下椎弓板間癒合面との間に配置された椎間関節癒合面を画定している。椎間関節癒合面は、それぞれ対向する椎間関節に接触するように、その寸法を定められかつ構成されている。第1固定プレート及び第2固定プレートの各々は、上面及び下面を有している。
本発明は、図面と併せて以下の詳細な説明を参照することによってよく理解される。
本明細書に開示する様々な実施形態のこれらの特徴及び利点ならびに他の特徴及び利点は、以下の説明及び図面に関してよく理解される。
本発明の一実施形態による脊椎インプラント装置の斜視図である。 図1の脊椎インプラント装置の側面図である。 図1の脊椎インプラント装置の端面図である。 図1の脊椎インプラント装置の上面図である。 図1の脊椎インプラント装置の底面図である。 矢状面に沿って脊椎の腰領域を示す背面図である。 脊椎インプラント装置を受け入れるのに備えて一部が取り除かれた状態において、図6aの脊椎の腰領域の2つの椎骨L4及びL5を示す背面図である。 脊椎インプラント装置が設置されており、脊椎インプラント装置が癒合ケージ内部に骨塊(boney mass)を含んでいる状態において、図6bの脊椎の腰領域の2つの椎骨L4及びL5を示す背面図である。 骨塊が癒合ケージ及び隣接する椎骨の椎弓板を覆って配置されている状態において、図6bの脊椎の腰領域を示す背面図である。 図6aのL4及びL5の椎骨を示す側面図である。 脊椎インプラント装置を受け入れるのに備えて脊椎の一部が取り除かれた状態において、図8aのL4及びL5の椎骨を示す側面図である。 脊椎インプラント装置が設置されている(その一部を鎖線で示す)状態において、図8bのL4及びL5の椎骨を示す側面図である。 脊椎インプラント装置が設置され、骨塊が癒合ケージ及び隣接する椎骨の椎弓板を覆って配置されている(その一部を鎖線で示す)状態において、図9aのL4及びL5の椎骨を示す側面図である。 別の実施形態に従って、癒合ケージと玉継手を備えたコネクタとを有する脊椎インプラント装置の一部の組立分解斜視図である。 図10aの脊椎インプラント装置の部分の組立図である。 別の実施形態による、コネクタと、第1固定プレート及び第2固定プレートと、コネクタ及びプレートを連結する締結具とを有する脊椎インプラント装置の一部の組立分解斜視図である。 別の実施形態による締結具の組立分解図である。 別の実施形態による脊椎インプラント装置の側面図である。 図13aの脊椎インプラント装置の反対側の側面図である。 14−14線に沿って示されるようにラグスクリュを備えた図13aの脊椎インプラント装置の組立分解端面図である。 癒合ケージを備える本発明の別の実施形態による脊椎インプラント装置の斜視図である。
図面及び詳細な説明を通して同じ要素を示すために共通の参照符号が用いられる。
図面に関連して以下に示す詳細な説明は、本発明のいくつかの実施形態を説明するためのものであり、開発するか又は利用することができる全ての形態を表してはいない。該説明は、図示する実施形態に関連して様々な機能を示すが、同一又は等価の機能を、同様に本願の権利範囲内に包含されるように意図されている異なる実施形態によって達成することができることが理解されるべきである。また、上部及び底部、第1及び第2等、関係を示す用語の使用は、単に、1つの対象物を別の対象物から、こうした対象物の間のいかなる実際のこうした関係又は順序も必ずしも必要とするか又は意味することなく、対象物を識別するためにのみ使用される。
ここで図1には、本発明の一実施形態による脊椎インプラント装置10の斜視図が示されている。図2は、脊椎インプラント装置10の側面図であり、図3は、脊椎インプラント装置10の端面図であり、図4は、脊椎インプラント装置10の上面図であり、図5は、脊椎インプラント装置10の底面図である。
図6aは、矢状面に沿って脊椎の腰領域を示す背面図である。腰椎は、積層された一続きの椎骨(L1〜L5)を含む。各椎骨は、棘突起(SP1〜SP5)、椎弓板(LA1a〜LA5a、LA1b〜LA5b)及び一対の椎間関節(FJ1a〜FJ5a、FJ1b〜FJ5b)を含む。椎間関節(椎間関節(zygapophysial joint)又は関節突起間(zygapophyseal)関節とも呼ばれる)は、1つの椎骨の上関節突起(SAP1a〜SAP5a、SAP1b〜SAP5b)とそのすぐ上の椎骨の下関節突起(IAP1a〜IAP5a、IAP1b〜IAP5b)との間の滑膜関節である。椎弓板(LA1a〜LA5a、LA1b〜LA5b)は、椎弓の平坦化した後方部分であり、そこから棘突起(SP1〜SP5)が延びている。椎弓板(LA1a〜LA5a、LA1b〜LA5b)と棘突起(SP1〜SP5)との間に、棘突起椎弓板接合部がある。
脊椎インプラント装置10は、脊椎内に設置されて使用される。これに関して、図6aには、矢状面に沿って脊椎の腰領域を示す背面図が提供されている。図6bは、図6aの脊椎の腰領域においてもっとも下方にある2つの椎骨L4及びL5を示す背面図である。脊椎インプラント装置10を受け入れるのに備えて一部が取り除かれている。図7aは、脊椎インプラント装置10が設置された状態において、図6bの2つの椎骨(L4、L5)を示す背面図である。更に、図8aは、図6aの椎骨(L4、L5)を示す側面図である。図8bは、図8aの椎骨(L4、L5)を示す側面図であって、脊椎インプラント装置10を受け入れるのに備えて、一部が取り除かれている。図9aは、脊椎インプラント装置10が設置されている(その一部を鎖線で示す)状態において、図8bの椎骨(L4、L5)を示す側面図である。
一実施形態によれば、脊椎インプラント装置10は、隣接した棘突起の間において硬膜嚢(thecal sac)に隣接して配置されるように提供される。例えば、脊椎インプラント装置10を、2つの椎骨(L4及びL5等)の間に設置することができる。本明細書において2つの椎骨(L4及びL5等)の間の脊椎インプラント装置10の設置に関して用いられる上(superior)という用語は、解剖学的に相対的に上方に配置された骨格構造を示し、下(inferior)という用語は、解剖学的に下方に配置された骨格構造を示す。これに関して、例えば、脊椎インプラント装置10を椎骨(L4、L5)の間に設置することができる。隣接する棘突起はSP4及びSP5であり、棘突起(SP4)を上棘突起と呼び、棘突起(SP5)を下棘突起と呼ぶ。
従って、設置の実施例では、棘突起は、上棘突起SP4及び下棘突起SP5を含む。図6b及び図7aにおいてよく示されているように、上棘突起(SP4)は上棘突起椎弓板接合部(SSJ)まで延びており、下棘突起(SP5)は下棘突起椎弓板接合部(IAJ)まで延びている。棘突起(SP4、SP5)は、一対の対向する椎間関節(FJ5a、FJ5b)の周辺に配置されている。脊椎インプラント装置10は、癒合ケージ12、第1固定プレート14及び第2固定プレート16ならびにコネクタ18を備えている。癒合ケージ12は、棘間面22を画定する表在面20と、硬膜嚢(TS)に隣接して配置可能な硬膜嚢面26を画定する深在面24とを有している。癒合ケージ12は、表在面20と深在面24との間に配置された上椎弓板間癒合面30を画定する上サドル部28を更に備えている。上サドル部28は、上棘突起椎弓板接合部(SSJ)を受け入れるように、その寸法を定められかつ構成されている。癒合ケージ12は、表在面20と深在面24との間に配置された下椎弓板間癒合面34を画定する下サドル部32を更に備えている。下サドル部32は、下棘突起椎弓板接合部(ISJ)を受け入れるように、その寸法を定められかつ構成されている。癒合ケージ12は、互いに対向するケージ端部36a及び36bを更に備えている。ケージ端部36a及び36bは、上椎弓板間癒合面30と下椎弓板間癒合面34との間に配置された椎間関節癒合面38a及び38bをそれぞれ画定している。椎間関節癒合面38a及び38bは、対向する椎間関節(FJ5a及びFJ5b)にそれぞれ接触するように、その寸法を定められかつ構成されている。第1固定プレート14及び第2固定プレート16は、上端50、54及び下端52、56をそれぞれ有している。第1固定プレート14及び第2固定プレート16の各々は、隣接する棘突起(SP4、SP5)に沿って延び、上端50、52が上棘突起(SP4)の周囲において上棘突起(SP4)に接触して配置され、下端52、56が下棘突起(SP5)の周囲において下棘突起(SP5)に接触して配置されるように、その寸法を定められかつ構成されている。コネクタ18は、表在面20から延び、第1固定プレート14及び第2固定プレート16に連結されている。
脊椎インプラント装置10は、同時の後方低侵襲神経除圧及び癒合を可能にし、S1まで延びている腰椎のすべてのレベルにおける器具の使用を可能にする。有利には、脊椎インプラント装置10は、単一の装置に後方棘間癒合の概念及び椎間関節癒合の概念を組み込む。更に、固定プレート14、16の使用により、単一装置での癒合ケージ12の固定が容易になる。脊椎インプラント装置10を、単一レベル構造又は多レベル構造で利用することができ、脊椎のL1領域からS1領域における3つのレベルまで拡張することができる。本発明の態様により、棘間、かつ椎弓板間の一つの空間により、単一の手術窓を通して単一装置を用い、隣接する棘突起椎弓板接合部及び椎間関節の骨癒合が可能になることが認められる。
脊椎インプラント装置10を最小限の破壊的外科手術を介して移植することができる。これに関して、横突起及び椎間関節(FJ1a〜FJ5a、FJ1b〜FJ5b)に付着している筋肉及び靭帯に対して、直接又は実質的に阻害せずにすむ。脊椎インプラント装置を、正中線露出低侵襲開創器に基づくシステムと、又は標準的な最小限の観血的方法で配置することができる。椎弓板間露出は、神経除圧用の手術窓を提供し、内側部分両側脊柱関節突起切除術と組み合わされた棘突起椎弓板剥皮術は、癒合に必要な表面領域を提供する。
本発明の態様では、脊椎インプラント装置10が、棘間癒合装置又は椎間関節癒合装置の可能性を単独で又は組合せではるかに超える相乗作用的かつ最適な棘間癒合結果を促進する。脊椎インプラント装置10は、単独であっても互いに組み合わせても他の従来の装置及び処置に比較して、実質的に、手術時間を短縮し、周術期罹患率を低減し、術後の患者の回復時間を短縮する。更に、この設計法により、運動分節の医原性不安定化をもたらす可能性がある椎弓根スクリュ又は椎間関節スクリュを必要とすることなく棘間癒合及び椎間関節癒合が可能になる。更に、この設計法は、非常に侵襲性が高い横突起癒合を回避する。
様々な実施形態によれば、癒合ケージ12はケージ凹部40を有することができる。図1〜図5に示す実施形態では、ケージ凹部40は、まとめて、3つの別個の凹部の形態をとっている。ケージ凹部40は、単一の凹部又は多数の凹部等、3つの凹部以外の形態であり得る。上椎弓板間癒合面30は、ケージ凹部40まで延びている上開口部42bを有することができる。下椎弓板間癒合面は、それぞれ、ケージ凹部40まで延びている下開口部44a、44bを有することができる。更に、椎間関節癒合面38a、38bの各々は、ケージ凹部40まで延びている椎間関節開口部46a、46bを有することができる。更に後述するように、ケージ凹部40に、(実際の及び/又は人工の)骨癒合塊(boney fusion mass)を詰めて、癒合ケージ12と隣接する椎骨(L4、L5)との間の癒合を促進することができる。様々な開口部(上開口部42b、下開口部44bならびに椎間関節開口部46a及び46bならびに棘間開口部48a及び48b)により、こうした露出位置における癒合のために隣接する椎骨(L4、L5)への直接アクセスが容易になる。更に、棘間面22は、内部に、ケージ凹部40まで延びる棘間開口部48a及び48bを有することができる。更に後述するように、(実際の及び/又は人工の)骨癒合塊を、癒合を促進するために棘間面22にわたって設けることができる。癒合ケージ12は、本実施形態で示すより多いか又は少ない開口部を有することができる。これに関して、癒合ケージ12は、癒合を促進するためにハニカム材料又は他の穿孔から形成される部分を含むことができる。
一実施形態では、上椎弓板間癒合面30及び下椎弓板間癒合面34を凹状にすることができる。こうした形状は、上サドル部28が上棘突起椎弓板接合部(SSJ)を受け入れ、下サドル部32が下棘突起椎弓板接合部(ISJ)を受け入れるのを容易にする。下椎弓板間癒合面34を、下棘突起椎弓板接合部(ISJ)の相対的に大きい構造を収容するように、上椎弓板間癒合面30の弧半径より大きい弧半径によって画定することができる。
更に、椎間関節癒合面38a、38bを凸状であり得る。これに関して、癒合ケージの図示する実施形態は、概して豆形状であるか、又は二重楕円形状である。癒合ケージ12の他の形状であってもよいが、この特定の形態は、移植処置に関して癒合可能性と侵襲性とのバランスに影響を与えるため望ましい可能性がある。
更に、棘間面22は概して平面であり得るが、他の形状であってもよい。硬膜嚢面26は、(図3の端面図においてよく示されるように)凹状であり得る。これに関して硬膜嚢面26を、そこでは、脊椎インプラント装置の設置処置中に一部が取り除かれる、脊柱管の屋根を再生成するように形成することができる。更に、硬膜嚢面26は連続的に平滑な面であり得る。これに関して硬膜嚢(TS)との癒合を軽減することができる。
コネクタ18が第1固定プレート14と第2固定プレート16との間に配置されるように、コネクタ18を、第1固定プレート14及び第2固定プレート16に連結することができる。コネクタ18を、第1固定プレート14及び第2固定プレート16に枢動可能に連結することができる。これに関して、コネクタ18を、ピン60を用いて第1固定プレート及び第2固定プレートに連結することができる。図示する実施形態では、ピン60は、丸い断面形状を有している。第1固定プレート14及び第2固定プレート16の各々は、ピン60を中心に独立して回転することができる。更に、ピン60は、コネクタ18に対して回転することができる。ピン60の長さにより、上棘突起(SP4)及び下棘突起(SP5)に対する第1固定プレート14及び第2固定プレート16の取付及び位置決めの容易さを促進することができる。この実施形態では、ピン60は、端部キャップ62a、62bを有することができる。端部キャップ62a、62bをピン60に圧入することができ、又はピン60の材料を、ピン60を、そのピン60上のコネクタ18ならびに第1固定プレート14及び第2固定プレート16とともに設置した後に、端部キャップ62a及び62bを形成するように変形させることができる。当業者には周知であるもののうちのあらゆるものと同様に、後述するようにピン60の代りに締結具の使用等、第1固定プレート14及び第2固定プレート16を取り付ける他の構成を採用することができる。更に、構成部品を固定プレート14、16の一方又は両方と一体に連結することができる。これに関して、ピン60の端を、第1固定プレート14及び第2固定プレート16の一方と一体に連結するように変更することができる。
第1固定プレート及び第2固定プレートの各々は、棘突起(SP4、SP5)にそれぞれ係合する歯58を備えることができる。歯58自体の材料選択と、第1固定プレート14及び第2固定プレート16を取り付ける他の何らかの手段(第1固定プレート14及び第2固定プレート16の圧縮力を棘突起(SP4、SP5)に与える締結具等)が利用されるか否かに応じて、歯58の形状、数及び寸法を変更することができる。上述したように、第1固定プレート14及び第2固定プレート16の各々は、互いに隣接する棘突起(SP4、SP5)に沿って延び、上端50、52が上棘突起(SP4)の周囲において上棘突起(SP4)に接触して配置され、下端52、56が下棘突起(SP5)の周囲において下棘突起(SP5)に接触して配置されるように、その寸法を定められかつ構成されている。これに関して、上端50、52及び下端52、56の各々において、第1固定プレート14及び第2固定プレート16が棘突起(SP4、SP5)に接触するように意図されている位置に歯58を配置することができる。
第1固定プレート14及び第2固定プレート16は、位置合せ構造物(indexing feature)64を有することができる。位置合せ構造物64は、実施形態に示すような単純なえくぼ状の窪みの形態をとることができる。位置合せ構造物64を、脊椎インプラント装置10の設置処置中に鉗子で使用されるような把持位置として使用することができる。更に、こうした把持は、歯58を棘突起(SP4、SP5)内にかませるように、第1固定プレート14及び第2固定プレート16に対して圧縮力を加える場合に特に有用であり得る。利用される特定の外科器具の使用の必要に応じて、位置合せ構造物64の数、寸法及び形状の設計を調整することができる。
第1固定プレート14及び第2固定プレート16は、先細に形成されている上端50、54及び下端52、56を有している。こうした先細形状によって、同様に構成された複数の脊椎インプラント装置10が、共通の棘突起を共有するように配置される場合(即ち隣接するレベルでの設置)、第1固定プレート14及び第2固定プレート16を互いの周囲に配置することができる。
コネクタ18を、表在面20に強固に連結することができる。図示する実施形態では、ピン挿入具68を、固定ケージ12内に配置することができる。図示しないが、ピン挿入具68は、コネクタ18を固定ケージ12に、ひいてはそれが延在している表在面20に強固に固定するために、コネクタ18の下端に係合する。ピン挿入具68を、癒合ケージ12の製造プロセス中に又はその後に設けることができる。コネクタ18及び癒合ケージ12は、材料連造成を有する共通の材料から、一体に形成することができる。
脊椎インプラント装置10に対して好適なインプラント材料を、当業者には周知である材料から選択することができる。いくつかの実施形態では、脊椎インプラント装置10のすべての構成部品は、同じ材料か又は異なる材料の組合せであり得る。チタン、ステンレス鋼、コバルトクロム及びそれらの合金等、医療用金属を利用することができる。これに関して、他の好適な材料としては、いくつかの医療用ポリマーが挙げられる。生体適合性ポリマー群は、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)及びポリエーテルケトンケトン(PEKK)を含むいくつかの要素を有するポリアリルエーテルケトンである。一実施形態では、癒合ケージ12をPEEKから形成することができ、コネクタ18及び固定プレート14、16をチタンから形成することができる。チタンの使用は、歯58の形成に対する強度特性のために、固定プレート14、16に対して特に望ましい可能性がある。一方で、PEEKは、隣接する骨構造を圧縮し変形させる可能性がある金属のような相対的に堅い材料とは対照的に、癒合ケージ12に対する望ましい材料の選択であり得る。別の実施形態では、癒合ケージ12、コネクタ18及び固定プレート14、16をすべてPEEKから形成することができる。これは、全非金属選択であるため望ましい可能性がある。
別の実施形態によれば、互いに隣接する棘突起の間(SP4とSP5との間等)において硬膜嚢(TS)に隣接して配置するように脊椎インプラント装置10を移植する方法が提供される。ここで図6bを参照すると、図6aの脊椎の腰領域の2つの椎骨L4及びL5を示す背面図が示されており、脊椎インプラント装置10を受け入れるのに備えて一部が取り除かれている。図8bは、図8aのL4及びL5の椎骨を示す側面図であり、脊椎インプラント装置10を受け入れるのに備えて脊椎の一部が取り除かれている。本方法は、上棘突起椎弓板接合部(SSJ)の一部を除去するステップを含む。本方法は、椎間関節(FJ5a及びFJ5b)の各々の一部を除去するステップを更に含む。最小手術窓を作成すると、本方法は、上述したもののような脊椎インプラント装置10を以下の更なる実施形態において提供するステップを更に含む。
ここで図7aを参照すると、脊椎インプラント装置10が設置された状態において、図6bの脊椎の腰領域の2つの椎骨L4及びL5を示す背面図が示されている。図9aは、脊椎インプラント装置10が設置されている、図8bのL4及びL5の椎骨を示す側面図である。本方法は、上サドル部28が、上棘突起椎弓板接合部(SSJ)の一部が取り除かれた位置において上棘突起椎弓板接合部(SSJ)を受け入れ、かつ下サドル部32が下棘突起椎弓板接合部(ISJ)を受け入れるように、棘突起(SP4、SP5)の間に癒合ケージ12を配置するステップを更に含む。互いに対向するケージ端部36a及び36bは、椎間関節(FJ5a、FJ5b)の各々の一部が取り除かれた位置において、互いに対向する椎間関節(FJ5a、FJ5b)にそれぞれ接触している。
本方法は、棘突起(SP4、SP5)が第1固定プレート14と第2固定プレート16との間に配置されるように、第1固定プレート14及び第2固定プレート16を、互いに隣接する棘突起(SP4、SP5)に取り付けるステップを更に含む。これに関して、本方法は、棘突起(SP4、SP5)に接触するように歯58をそれぞれ配置するステップを更に含むことができる。
更に詳細に、本発明の方法のいくつかの実施形態によれば、脊椎インプラント装置10の設置に備えて手術窓を作成する際、本発明は、後方棘間靭帯及び脊柱管内部の黄色靭帯の除去を含むことができる。本方法は、図6b及び図8bに示すように上棘突起(SP4)の一部を除去するステップを更に含むことができる。更に、本方法は、図8bに示すように、下棘突起椎弓板接合部(ISJ)の一部を除去するステップを更に含むことができる。
外科医に、サイズの異なる構成部品を有する数々の脊椎インプラント装置10が提供される。特に、異なる寸法の癒合ケージ12をそれぞれ有する様々な脊椎インプラント装置10を提供することができる。例えば、ケージ端部36a、36bの間(ピーク間)で測定される癒合ケージ12の長さを、4cm、6cm及び8cm(小、中及び大)等、複数のサイズで提供することができる。外科医は、椎間関節(FJ5a、FJ5b)において骨の除去の量に必要な適切なサイズを大幅に制御することができる。上サドル部28と下サドル部32との間(トラフ間)で測定される癒合ケージ12の幅を、1mm増分で8mm〜20mm等、多数のサイズで提供することができる。こうした寸法を、広く解剖学的に制御することができる。
本方法は、棘間面22が椎弓板(LA4a及びLA4bならびにLA5a及びLA5b)に概して整合し、硬膜嚢面26が硬膜嚢(TS)に整合するように、癒合ケージ12を位置決めするステップを更に含むことができる。この位置決めにより、上開口部42a〜42cを隣接する椎骨(L4)、特に上棘突起椎弓板接合部(SSJ)及び椎弓板(LA4a及びLA4b)に露出させることができる。更には、下開口部44a〜44cは隣接する椎骨(L5)、特に下棘突起椎弓板接合部(ISJ)及び椎弓板(LA4a及びLA4b)に露出させることができる。更に、椎間関節開口部42a、42bを、互いに隣接する椎間関節(FJ5a及びFJ5b)に露出させることができる。
上述したように、癒合ケージ12はケージ凹部40を有することができる。ケージ凹部40に、(実際の及び/又は人工の)骨癒合塊(BFM)を詰めて、癒合ケージ12と互いに隣接する椎骨(L4、L5)との間の癒合を促進することができる。上開口部42a〜42c、下開口部44a〜44cならびに椎間関節開口部42a及び42bのすべては、詰められた骨癒合塊を露出させて、こうした露出位置における癒合のために、互いに隣接する椎骨(L4、L5)に接触するように構成できる。
ここで図7bを参照すると、骨癒合塊(BFMb及びBFMc)が癒合ケージ12及び互いに隣接する椎骨(SP4、SP5)の椎弓板(LA4a及びLA4bならびにLA5a及びLA5b)を覆って配置されている状態において、図6bの脊椎の腰領域を示す背面図が示されている。骨癒合塊(BFMb)は、図9bにも示されている(鎖線で示す)。棘間面22は、内部にケージ凹部40まで延びる棘間開口部48a及び48bを有し、内部には骨癒合塊が詰められている。棘間開口部48a及び48bにより、骨癒合塊(BFMa)及び骨癒合塊(BFMb及びBFMc)への接触及び癒合が可能になる。これに関して、本方法は、癒合ケージ12内の骨癒合塊(BFMa)を横切ってかつ骨癒合塊(BFMa)に接触するとともに、上椎弓板(LA4a及びLA4b)及び下椎弓板(LA5a及びLA5b)に接触するように骨癒合塊(BFMb及びBFMc)を配置するステップを更に含むことができる。
本方法は、棘突起(SP4、SP5)を固定プレート14、16の間に配置した状態において、締結具82、90等の締結具を使用して、第1固定プレート14及び第2固定プレート16を、互いに隣接する棘突起(SP4、SP5)に押し付けるステップを含むことができる。本方法は、スクリュを用いて棘突起(SP4、SP5)に固定プレート14、16を取り付けるステップを更に含むことができる。こうした実施形態については後述する。
ここで図10aを参照すると、脊椎インプラント装置10に類似する別の実施形態による脊椎インプラント装置の一部の組立分解斜視図が示されている。同様の参照符号は同様の構造を示す。従って、同様の参照構造は、上述したようなものであるが、それらの相違点について説明する。この実施形態では、(上述したような)癒合ケージ12に連結できるコネクタ66が提供される。図10bは、図10aの脊椎インプラント装置の一部の組立図である。コネクタ66は、シャフト68及び基部70を有している。基部70は玉継手72を更に有している。シャフト68は、玉継手72を受け入れるように寸法が定められかつ構成された凹部(図示せず)を有している。コネクタ66は、長手方向軸線(Lon軸線)を画定する。コネクタ66が組み立てられると、コネクタ66は、長手方向軸線(Lon軸線)を中心として回転可能に癒合ケージ12に連結される。更に、長手方向軸線(Lon軸線)及び互いに対して直交して配置される横軸線(Lat軸線)及び表在/深在軸線(SD軸線)のあらゆる組合せに対する枢動が可能であり、長手方向軸線(Lon軸線)以外の軸線を中心として枢動可能に、コネクタ66を癒合ケージ12に連結することができる。例えば、コネクタ66を、Lon軸線を中心に回転し、Lat軸線を中心に枢動のみするように制約することができる。コネクタ66に付与される自由度の程度又は数を制限する他の構成を、当業者には周知である構成から選択することができる。
ここで図11を参照すると、第1固定プレート74及び第2固定プレート76と、第1固定プレート74及び第2固定プレート76をコネクタ18に連結するために使用される締結具82とを有する別の実施形態による脊椎インプラント装置の一部の組立分解斜視図が示されている。コネクタ18は上述したものであり、同様に上述したように癒合ケージ12に取り付けられる。同様の参照符号は同様の構造を示す。従って、同様の参照構造は上述したようなものであるが、それらの相違点について説明する。
第1固定プレート74及び第2固定プレート76は、上述した第1固定プレート14及び第2固定プレート16に類似している。しかしながら、この実施形態では、第1固定プレート74は締結具孔78を有し、第2固定プレート76は締結具孔80を有している。頭部84、シャフト86及びねじ部付き端部88を含む締結具82が提供される。締結具シャフト86は、締結具孔78、コネクタ18及び締結具孔80を通って延びる。頭部84は非円形断面を有し、この実施形態では、頭部84は正方形断面を有している。頭部84は、締結具孔78に係合した時に頭部84の回転を防止するように締結具孔78に係合するように、その寸法を定められかつ構成されている。シャフト86もまた非円形断面を有し、この実施形態では、シャフト86は正方形断面を有している。シャフト86は、締結具孔80に係合した時にシャフト86の回転を防止するように構成されている。この実施形態では、第1固定プレート74及び第2固定プレート76は、コネクタ18とともに枢動するように構成されている。これに関して、締結具頭部84及びシャフト86の断面の特定の非円形特徴により、第1固定プレート74及び第2固定プレート76とのそれらの相対移動を係止するような係合が容易になる。またこの実施形態では、締結具82のねじ部付き端部88は、ナット90にねじ式で係合するように、その寸法を定められかつ構成されている。これに関して、コネクタ18を第1固定プレート74及び第2固定プレート76に連結することができ、締結具82は、棘突起(SP4、SP5)に対して第1固定プレート74及び第2固定プレート76を押し付けるように、その寸法を定められかつ構成されている。
図12は、別の実施形態による締結具92の斜視図である。締結具92を、上述した締結具82の代りに使用することができる。この実施形態では、ナット90を使用するのではなく、リブ付き端部を含む締結具92に係合するように寸法が定められかつ構成されたロックワッシャ94が設けられている。当業者は理解するように、締結具82に対する締結具92の選択は、締結具用途のトルク強度要件によって決まる。
ここで図13a及び13bならびに図14を参照すると、別の実施形態による脊椎インプラント装置96が示されている。図13aは、脊椎インプラント装置96の側面図であり、図13bは、脊椎インプラント装置96の反対側の側面図である。図14は、A−A線に沿って見た図13aの脊椎インプラント装置96の組立分解端面図であり、第1固定プレート98及び第2固定プレート100はラグスクリュ102、106に係合するように構成されている。同様の参照符号は同様の構造を示す。従って、同様の参照される構造は上述したようなものであるが、それらの相違点について説明する。脊椎インプラント装置96は、上述した第1固定プレート14及び第2固定プレート16と同様の第1固定プレート98及び第2固定プレート100を備えている。しかしながら、この実施形態では、第1固定プレート98及び第2固定プレート100は、第1固定プレート98及び第2固定プレート100を通して斜めの角度で配置されるねじ孔110、112、114、116をそれぞれ有している。こうした傾斜により、(追加の解剖学的構造及び物体が妨げられる可能性がある横方向の挿入とは対照的に)外科医がスクリュを挿入するのを容易にすることができる。
ラグスクリュ102はねじ部付き端部104を有しており、ラグスクリュ106はねじ部付き端部106を有している。ねじ孔112、116は、ねじ部を有し、ラグスクリュ102、106のねじ部付き端部104、108にそれぞれねじ式で係合するように協働して、その寸法を定められかつ構成されている。ねじ孔110は、ラグスクリュ102を受け入れるように構成されており、ねじ孔114は、ラグスクリュ104を受け入れるように構成されている。
従って、設置に際して、ラグスクリュ102を、ねじ孔110を通し、かつ棘突起(SP5など)を通して、ねじ孔116内に挿入することができる。同様に、ラグスクリュ104を、ねじ孔114を通し、かつ棘突起(SP4等)を通して、ねじ孔112内に挿入することができる。ラグスクリュ102、106をそれぞれねじ孔116、112にねじ込むことにより、第1固定プレート98及び第2固定プレート100が互いに向かって引っ張られる。更に、従って、第1固定プレート98及び第2固定プレート100を適所で係止し連結された癒合ケージ12に対して固定するように、棘突起(SP4、SP5)に対して圧縮力を加えるように第1固定プレート98及び第2固定プレート100を構成することができる。この実施形態では、端部キャップ120及びねじ部付き端部122が設けられたピン118が提供されている。ねじ部付き端部122は、ナット124に係合するように、その寸法を定められかつ構成されている。第1固定プレート98及び第2固定プレート100は、位置決め構造物126を更に有している。位置決め構造物126は、上述した実施形態の位置合せ構造物64に類似している。
第1固定プレート98と第2固定プレート100との間の相対的な間隔は、ねじ孔110、112、114、116が第1固定プレート98及び第2固定プレート100に対してそれぞれ形成する角度及び配置によって、実質的に決まる。従って、外科医は、第1固定プレート98と第2固定プレート100との間の間隔が異なるように(ねじ孔110、112、114、116の傾斜及び配置の少なくとも一方に対応して異なるように)、同様に構成された数々の脊椎インプラント装置96を有する。従って、外科医が上述した必要な手術窓を作成した後、棘突起(SP4、SP5)に関連する幅要件に関連して、特定の脊椎インプラント装置96を選択することができる。
更に、脊椎インプラント装置96を設置する方法は、固定プレート98、100を棘突起(SP4、SP5)にラグスクリュ104、106によって取り付けるステップを含むことができる。本方法は、第1固定プレート98及び第2固定プレート100を、棘突起(SP4、SP5)に対してそれらの所望の位置で位置決めするステップを含む。そして、ピン118が、第1固定プレート98を通し、コネクタ18を通し、かつ第2固定プレート100を通して挿入される。そして、ナット124がピン118のねじ部付き端部122に係合する。
本方法は、ラグスクリュ102、104を挿入するステップを更に含むことができる。こうした挿入の前に、本方法は、棘突起(SP4、SP5)の各々を通して孔をドリル加工するステップを更に含むことができる。こうしたドリル加工を容易にするために、ねじ孔110において第1固定プレートに係合するドリルガイド(図示せず)を設けることができる。ドリルガイドは、ドリルビットをねじ孔110、116に整合させるように、所望の角度でドリルビットを維持することを容易にする。従って、本方法は、ドリルビットを、ドリルガイドを介して、第1固定プレートを通して、棘突起(SP5)内にかつそれを通して、ねじ孔116内に挿入するステップを含む。そして、ラグスクリュ102を、第1固定プレート98を通し、棘突起(SP5)を通し、かつ第2固定プレート100を通して挿入することができる。そして、ラグスクリュ102は、第2固定プレート100内に、ねじ部付き端部104がねじ孔116に係合した状態でねじ込まれる。ラグスクリュ106、ねじ孔114、112及び棘突起(SP4)に関して同様のプロセスが行われる。
ここで図15を参照すると、本発明の別の実施形態による脊椎インプラント装置128の斜視図が示されている。この実施形態では、脊椎インプラント装置128は、脊椎インプラント装置10の癒合ケージ12と同様の癒合ケージの形態をとる。しかしながら、この実施形態では、脊椎インプラント装置128は、脊椎インプラント装置10の固定構造物(即ちコネクタ及び固定プレート)が不要である。同様の参照符号は同様の構造を示す。従って、同様の参照構造は上述したようなものであるが、それらの相違点について説明する。脊椎インプラント装置128は、棘間面132を画定する表在面130を有している。脊椎インプラント装置128は、上述した脊椎インプラント装置10の癒合性能と同様の癒合性能を提供する。しかしながら、この実施形態では、脊椎インプラント装置128は、当業者には周知であるものから選択することができる固定技法を採用することを可能にする。
本明細書に示す詳細な説明は、単に例示的なものであり、本発明の様々な実施形態の原理及び概念的態様のうちもっとも有用かつ容易に理解されると考えられる態様を説明するものである。これに関して、様々な実施形態の異なる特徴を基本的に理解するために必要な説明よりも詳細には示しておらず、図面とともにこの説明を参照することによって、当業者は、これらを実際にどのように実施できるかを理解できる。

Claims (56)

  1. 互いに隣接する棘突起の間において、硬膜嚢に隣接して配置される脊椎インプラント装置であって、前記棘突起は、上棘突起椎弓板接合部まで延びる上棘突起と、下棘突起椎弓板接合部まで延びる下棘突起とを含み、前記棘突起は互いに対向する一対の椎間関節の周囲に配置され、脊椎インプラント装置は、
    癒合ケージであって、
    棘間面を画定する表在面と、
    前記硬膜嚢に隣接して配置可能な硬膜嚢面を画定する深在面と、
    前記表在面および前記深在面の間に配置された上椎弓板間癒合面を画定する上サドル部であって、前記上棘突起椎弓板接合部を受け入れるように、寸法を定められかつ構成されている前記上サドル部と、
    前記表在面および前記深在面の間に配置された下椎弓板間癒合面を画定する下サドル部であって、前記下棘突起椎弓板接合部を受け入れるように、寸法を定められかつ構成されている前記下サドル部と、
    互いに対向するケージ端部であって、各ケージ端部は前記上椎弓板間癒合面および前記下椎弓板間癒合面の間に配置された椎間関節癒合面を画定し、前記椎間関節癒合面は前記互いに対向する椎間関節にそれぞれ接触するように、寸法を定められかつ構成されている前記ケージ端部とを備える前記癒合ケージと、
    上端及び下端を各々が有する第1固定プレート及び第2固定プレートであって、前記第1固定プレート及び前記第2固定プレートの各々は、前記互いに隣接する棘突起に沿って延び、前記上端が前記上棘突起の周囲において前記上棘突起に接触して配置され、かつ前記下端が前記下棘突起の周囲において前記下棘突起に接触して配置されるように、寸法を定められかつ構成されている前記第1固定プレート及び前記第2固定プレートと、
    前記表在面から延び、かつ前記第1固定プレート及び前記第2固定プレートに連結されるコネクタとを備える脊椎インプラント装置。
  2. 前記癒合ケージはケージ凹部を有する請求項1に記載の脊椎インプラント装置。
  3. 前記上椎弓板間癒合面は、前記ケージ凹部まで延びる上開口部を有し、前記下椎弓板間癒合面は、前記ケージ凹部まで延びる下開口部を有する請求項2に記載の脊椎インプラント装置。
  4. 前記椎間関節癒合面の各々は、前記ケージ凹部まで延びる椎間関節開口部を有する請求項2に記載の脊椎インプラント装置。
  5. 前記棘間面は、その内部に、前記ケージ凹部まで延びる棘間開口部を有する請求項2に記載の脊椎インプラント装置。
  6. 前記上椎弓板間癒合面及び前記下椎弓板間癒合面は凹状である請求項1に記載の脊椎インプラント装置。
  7. 前記椎間関節癒合面は凸状である請求項1に記載の脊椎インプラント装置。
  8. 前記棘間面は略平面である請求項1に記載の脊椎インプラント装置。
  9. 前記硬膜嚢面は凹状である請求項1に記載の脊椎インプラント装置。
  10. 前記硬膜嚢面は、連続的に平滑な面を画定している請求項1に記載の脊椎インプラント装置。
  11. 前記コネクタが前記第1固定プレートと前記第2固定プレートとの間に配置されるように、前記コネクタは、前記第1固定プレート及び前記第2固定プレートに連結される請求項1に記載の脊椎インプラント装置。
  12. 前記コネクタは、前記第1固定プレート及び前記第2固定プレートに枢動可能に連結される請求項1に記載の脊椎インプラント装置。
  13. 前記コネクタは、前記第1固定プレート及び前記第2固定プレートにピンによって連結される請求項12に記載の脊椎インプラント装置。
  14. 前記固定プレートは、前記コネクタとともに枢動するように構成されている請求項12に記載の脊椎インプラント装置。
  15. 前記第1固定プレート及び前記第2固定プレートの各々は、前記棘突起に係合する歯を備える請求項1に記載の脊椎インプラント装置。
  16. 前記棘突起に対して前記第1固定プレート及び前記第2固定プレートを押し付けるように、寸法が定められかつ構成されている締結具により、前記コネクタは前記第1固定プレート及び前記第2固定プレートに連結される請求項1に記載の脊椎インプラント装置。
  17. 前記第1固定プレート及び前記第2固定プレートの各々は上端及び下端を有し、前記第1固定プレート及び前記第2固定プレートの各々は、前記互いに隣接する棘突起に沿って延びるとともに、前記上端が前記上棘突起の周囲において前記上棘突起に接触して配置され、かつ前記下端が前記下棘突起の周囲において前記下棘突起に接触して配置されるように、寸法を定められかつ構成されている請求項1に記載の脊椎インプラント装置。
  18. 前記上端及び前記下端の各々は、ねじ孔を有し、前記脊椎インプラント装置は、前記上端の前記ねじ孔を通って、前記上端が前記上棘突起の周囲に配置されるように延びるように寸法が定められかつ構成された第1スクリュを更に備え、前記脊椎インプラント装置は、前記下端の前記ねじ孔を通って、前記下端が前記下棘突起の周囲に配置されて延びるように寸法が定められかつ構成された第2スクリュを更に備える請求項17に記載の脊椎インプラント装置。
  19. 前記第1スクリュ及び前記第2スクリュがラグスクリュからなる請求項18に記載の脊椎インプラント装置。
  20. 前記第1固定プレートの前記上端の前記ねじ孔は、ねじ部を有し、前記第1スクリュにねじ式で係合するように、寸法を定められかつ構成されている請求項19に記載の脊椎インプラント装置。
  21. 前記第1固定プレートの前記下端の前記ねじ孔は、ねじ部を有し、前記第2スクリュにねじ式で係合するように、寸法を定められかつ構成されている請求項20に記載の脊椎インプラント装置。
  22. 前記コネクタは前記表在面に強固に連結される請求項1に記載の脊椎インプラント装置。
  23. 前記コネクタ及び前記癒合ケージは、材料連続性を有する共通の材料から、一体に形成される請求項1に記載の脊椎インプラント装置。
  24. 前記コネクタは長手方向軸線を画定し、前記コネクタは、前記長手方向軸線を中心として回転可能に前記ケージに連結される請求項1に記載の脊椎インプラント装置。
  25. 前記コネクタは長手方向軸線を画定し、前記コネクタは、前記長手方向軸線以外の軸線を中心として枢動可能に前記ケージに連結される請求項1に記載の脊椎インプラント装置。
  26. 互いに隣接する棘突起の間において、硬膜嚢に隣接して配置するように脊椎インプラント装置を移植する方法であって、前記棘突起は、上棘突起椎弓板接合部まで延びる上棘突起と、下棘突起椎弓板接合部まで延びる下棘突起とを含み、前記棘突起は互いに対向する一対の椎間関節の周囲に配置され、前記方法は、
    前記上棘突起椎弓板接合部の一部を除去するステップaと、
    前記各椎間関節の一部を除去するステップbと、
    前記脊椎インプラント装置を提供するステップcであって、前記脊椎インプラント装置は、癒合ケージと、第1固定プレート及び第2固定プレートと、前記癒合ケージ、第1癒合プレート及び第2癒合プレートの間に延びるコネクタとを備え、前記癒合ケージは、上サドル部、下サドル部及び互いに対向するケージ端部を有する前記ステップcと、
    前記上サドル部が、前記上棘突起椎弓板接合部の一部が除去された位置において、前記上棘突起椎弓板接合部を受け入れ、前記下サドル部が、前記下棘突起椎弓板接合部を受け入れ、前記各椎間関節の一部が除去された位置において、前記互いに対向するケージ端部が前記互いに対向する椎間関節にそれぞれ接触するように、前記癒合ケージを前記棘突起の間に位置決めするステップdと、
    前記棘突起が前記第1固定プレート及び前記第2固定プレートの間に配置されるように、前記第1固定プレート及び前記第2固定プレートを前記互いに隣接する棘突起に取り付けるステップeとを含む方法。
  27. 前記ステップcは、異なる寸法の癒合ケージをそれぞれ有する数々の脊椎インプラント装置から、前記脊椎インプラント装置を選択するステップを更に含む請求項26に記載の方法。
  28. 前記ケージはケージ凹部を有し、
    前記ステップdは、前記ケージ凹部を前記上棘突起椎弓板接合部に露出させるステップを更に含む請求項26に記載の方法。
  29. 前記ケージはケージ凹部を有し、
    前記ステップdは、前記ケージ凹部を前記下棘突起椎弓板接合部に露出させるステップを更に含む請求項26に記載の方法。
  30. 前記ケージはケージ凹部を有し、前記ケージ凹部内に骨癒合塊が配置される請求項26に記載の方法。
  31. 前記ステップdは、前記骨癒合塊を前記上棘突起椎弓板接合部に露出させるステップを更に含む請求項30に記載の方法。
  32. 前記ステップdは、前記骨癒合塊を前記下棘突起椎弓板接合部に露出させるステップを更に含む請求項30に記載の方法。
  33. 前記ステップaは、前記上棘突起の一部を除去するステップを更に含む請求項26に記載の方法。
  34. 前記ステップaは、前記下棘突起椎弓板接合部の一部を除去するステップを更に含む請求項26に記載の方法。
  35. 前記上棘突起椎弓板接合部は椎弓板まで延び、前記癒合ケージは、棘間面を画定する表在面と硬膜嚢面を画定する深在面とを有し、前記ステップdは、前記棘間面が概して前記椎弓板に整合するとともに、前記硬膜嚢面が前記硬膜嚢に整合するように、前記癒合ケージを位置決めするステップを更に含む請求項26に記載の方法。
  36. 前記上棘突起椎弓板接合部は上椎弓板まで延び、前記下棘突起椎弓板接合部は下椎弓板まで延び、
    前記癒合ケージを横切りかつ前記癒合ケージに接触するとともに、前記上椎弓板及び前記下椎弓板に接触するように骨癒合塊を配置するステップを更に含む請求項26に記載の方法。
  37. 前記癒合ケージは、棘間面を画定する表在面と、該表在面に対向する深在面とを有し、前記棘間面は、内部にケージ凹部まで延びる棘間開口部を有し、前記棘間開口部は前記骨癒合塊に露出する請求項36に記載の方法。
  38. 前記癒合ケージは、棘間面を画定する表在面と、該表在面に対向する深在面とを有し、前記棘間面は、内部にケージ凹部まで延びる棘間開口部を有し、骨癒合塊は前記ケージ凹部内に配置され、前記上棘突起椎弓板接合部は上椎弓板まで延び、前記下棘突起椎弓板接合部は下椎弓板まで延び、
    前記癒合ケージ内の前記骨癒合塊を横切りかつ前記骨癒合塊に接触するとともに、前記上椎弓板及び前記下椎弓板に接触するように骨癒合塊を配置するステップを更に含む請求項26に記載の方法。
  39. 前記ステップeは、前記棘突起が前記第1固定プレート及び前記第2固定プレートの間に配置された状態で締結具を使用して、前記第1固定プレート及び前記第2固定プレートを前記互いに隣接する棘突起に押し付けるステップを更に含む請求項26に記載の方法。
  40. 締結具は前記棘突起の間に配置される請求項26に記載の方法。
  41. 前記第1固定プレート及び前記第2固定プレートは歯を備え、前記ステップeは、前記棘突起に接触するように前記歯をそれぞれ位置決めするステップを更に含む請求項26に記載の方法。
  42. 前記ステップeは、スクリュを用いて前記第1固定プレート及び前記第2固定プレートを、前記棘突起に取り付けるステップを更に含む請求項26に記載の方法。
  43. 前記ステップeは、前記第1固定プレートを通し、前記棘突起を通し、かつ前記第2固定プレートを通して、スクリュを挿入するステップを更に含む請求項26に記載の方法。
  44. 前記ステップeは、
    前記第1固定プレートを通し、かつ前記上棘突起を通してラグスクリュを挿入するステップと、
    前記ラグスクリュを前記第2固定プレート内にねじ込むステップとを更に含む請求項26に記載の方法。
  45. 前記ステップeは、前記上棘突起を通して孔をドリル加工するステップを更に含む請求項44に記載の方法。
  46. 前記ステップeは、前記第1固定プレートに係合するドリルガイドを提供するステップと、前記ドリルガイドを介して前記第1固定プレートを通して、ドリルビットを前記上棘突起内に挿入するステップとを更に含む請求項45に記載の方法。
  47. 互いに隣接する棘突起の間において、硬膜嚢に隣接して配置される脊椎インプラント装置であって、前記棘突起は、上棘突起椎弓板接合部まで延びる上棘突起と、下棘突起椎弓板接合部まで延びる下棘突起とを含み、前記棘突起は互いに対向する一対の椎間関節の周囲に配置され、脊椎インプラント装置は、癒合ケージを備え、該癒合ケージは、
    棘間面を画定する表在面と、
    前記硬膜嚢に隣接して配置可能な硬膜嚢面を画定する深在面と、
    前記表在面および前記深在面の間に配置された上椎弓板間癒合面を画定する上サドル部であって、前記上棘突起椎弓板接合部を受け入れるように寸法が定められかつ構成されている前記上サドル部と、
    前記表在面および前記深在面の間に配置された下椎弓板間癒合面を画定する下サドル部であって、前記下棘突起椎弓板接合部を受け入れるように、寸法を定められかつ構成されている前記下サドル部と、
    互いに対向するケージ端部であって、各ケージ端部は前記上椎弓板間癒合面および前記下椎弓板間癒合面の間に配置された椎間関節癒合面を画定し、前記椎間関節癒合面は前記互いに対向する椎間関節にそれぞれ接触するように、寸法を定められかつ構成されている前記ケージ端部とを備える脊椎インプラント装置。
  48. 前記ケージはケージ凹部を有する請求項47に記載の脊椎インプラント装置。
  49. 前記上椎弓板間癒合面は、前記ケージ凹部まで延びる上開口部を有し、前記下椎弓板間癒合面は、前記ケージ凹部まで延びる下開口部を有する請求項48に記載の脊椎インプラント装置。
  50. 前記椎間関節癒合面の各々は、前記ケージ凹部まで延びる椎間関節開口部を有する請求項48に記載の脊椎インプラント装置。
  51. 前記棘間面は、その内部に、前記ケージ凹部まで延びる棘間開口部を有する請求項48に記載の脊椎インプラント装置。
  52. 前記上椎弓板間癒合面及び前記下椎弓板間癒合面は凹状である請求項47に記載の脊椎インプラント装置。
  53. 前記椎間関節癒合面は凸状である請求項47に記載の脊椎インプラント装置。
  54. 前記棘間面は略平面である請求項47に記載の脊椎インプラント装置。
  55. 前記硬膜嚢面は凹状である請求項47に記載の脊椎インプラント装置。
  56. 前記硬膜嚢面は、連続的に平滑な面を画定している請求項47に記載の脊椎インプラント装置。
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