JP2014513261A - 蒸気ドラムにおける疲労を低減するための方法及び構成 - Google Patents

蒸気ドラムにおける疲労を低減するための方法及び構成 Download PDF

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Abstract

排熱回収ボイラは、蒸発器から水及び蒸気の流れを受け取るための第1の蒸気ドラム118aを有する。第1の蒸気ドラムは、水及び蒸気の流れを第2の蒸気ドラムに提供するように適応されている。第2の蒸気ドラム118bは、第1の蒸気ドラムと流体接続しており、第1の蒸気ドラムから水及び蒸気の流れを受け取り、水及び蒸気の流れから蒸気を分離して、分離された蒸気を形成する。第2の蒸気ドラムに配置された蒸気流れ出口156が設けられており、該蒸気流れ出口は、第2の蒸気ドラムから、分離された蒸気を放出するように適応されている。

Description

発明の分野
ここに開示された内容は、概して、高圧蒸気ドラムを有する排熱回収ボイラに関する。特に、ここに開示された内容は、等しい圧力で作動させられる複数の蒸気ドラムを有するシステムに関する。
背景
排熱回収ボイラ(HRSG)は、ガスタービン又は同様の発生源からの排ガス流に含有された熱を回収し、水を蒸気に変換するために使用される。全体的なプラント効率を最適化するために、HRSGは、選択された圧力において作動する1つ以上の蒸気発生回路を有する。
自然循環及び補助循環ボイラは、高圧で作動する蒸気ドラムを利用し、この蒸気ドラムにおいて蒸気が水から分離される。蒸気ドラムは、流体密度及び作動条件の変化によるドラムにおける水レベルの変化を許容するように十分な体積を有するべきである。ドラムの長さはしばしば空間的制約により制限されているので、所要の体積はドラムの内径を増大することによって得られる。しかしながら、ドラム壁における許容可能な応力レベルを維持するために、内径が増大されると、ドラム壁の厚さが増大されなければならない。
より厚い壁を加熱するためにより長い時間がかかるので、増大されたドラム壁厚さは、ボイラ始動時の壁内温度勾配を増大する。壁内温度勾配のこの増大は、蒸気ドラム壁における熱応力を増大させ、これは、ひいては、き裂の形態の蒸気ドラム壁の摩耗を生じる。蒸気ドラム壁のき裂は、メンテナンス及び修理を要請し、これは、プラントの停止及び追加的な出費を生ずる。
ここに説明される構成及び作動方法は、現在のシステムにおいて見られる上述の欠点を軽減又は排除すると考えられる。
概要
ここに記載される態様によれば、蒸発器から水及び蒸気の流れを受け取るための第1の蒸気ドラムであって、水及び蒸気の流れを第2の蒸気ドラムへ提供するように適応された第1の蒸気ドラムと、第1の蒸気ドラムと流体接続された第2の蒸気ドラムであって、第1の蒸気ドラムから水及び蒸気の流れを受け取りかつ水及び蒸気の流れから蒸気を分離して、分離された蒸気を形成するための、第2の蒸気ドラムと、第2の蒸気ドラムに配置された、第2の蒸気ドラムから分離された蒸気を解放するように適応された蒸気流出口と、を備える排熱回収ボイラが提供される。
ここに記載される別の態様において、内径及び壁厚を有する第1の蒸気ドラムであって、蒸気の第1の流れを生じるように蒸発器から水及び蒸気の第1の流れを受け取るように適応された第1の蒸気ドラムと、内径及び壁厚を有する第2の蒸気ドラムであって、蒸気の第2の流れを生じるように蒸発器から水及び蒸気の第2の流れを受け取るように適応された第2の蒸気ドラムとを備え、第1の蒸気ドラム及び第2の蒸気ドラムは等しい圧力で作動させられる、排熱回収ボイラが提供される。
ここに記載された別の態様において、蒸発器から第1の蒸気ドラムへ水及び蒸気の第1の流れを提供し、第1の蒸気ドラムから第2の蒸気ドラムへ水及び蒸気の第2の流れを提供し、蒸気の流れを発生するために第2のドラムにおいて水及び蒸気の流れから蒸気を分離することを含み、第1の蒸気ドラムの第1の圧力は第2の蒸気ドラムの第2の圧力と等しい、排熱回収ボイラにおいて蒸気を発生する方法が提供される。
ここに記載された別の態様において、蒸発器から第1の蒸気ドラムへ水及び蒸気の第1の流れを提供して水及び蒸気の第1の流れから蒸気を分離することにより第1の蒸気流を発生し、蒸発器から第2の蒸気ドラムへ水及び蒸気の第2の流れを提供して水及び蒸気の第2の流れから蒸気を分離することにより第2の蒸気流を発生することを含み、第1の蒸気ドラムの第1の圧力は第2の蒸気ドラムの第2の圧力と等しい、排熱回収ボイラにおいて蒸気を発生する方法が提供される。
上述のシステム及び方法、並びにその他の特徴は、以下の図面及び詳細な説明によって例示される。
水平排熱回収ボイラの概略的な斜視図である。 鉛直に配列された複数の蒸気ドラムの断面図である。 水平に配列された複数の蒸気ドラムの断面図である。 水平に配列された複数の蒸気ドラムの断面図である。
詳細な説明
図1に示すように、参照符号100によって概して示された排熱回収ボイラ(HRSG)は水平型のものであるが、ここに記載されるシステム及び方法は、鉛直方向のガス流を用いるユニットにも等しく適用可能であってよい。
HRSG100は、ガスタービンによって発生された排ガスに含まれる熱を捕捉及び利用することによって蒸気を発生する。次いで、発生された蒸気は、蒸気タービンを備えた発電機を駆動するために使用されても、プロセス蒸気として使用されてもよい。
HRSG100は、拡大入口移行ダクト110を有し、この拡大入口移行ダクト110において、ガス流111は、入口ダクト112から、熱伝達面114を有するHRSGの最大断面積部113へ拡大させられる。熱伝達面114は、様々なチューブバンク116a〜116eを有し、これらのチューブバンクは、ガス流111から、チューブバンクに含まれた水などの媒体へ熱を伝達する。熱伝達面114の様々なチューブバンク116a〜116eは、例えば、低圧エコノマイザ、低圧蒸発器、高圧蒸発器、高圧過熱器、発生管、降下管を含んでよい。図1には、蒸気ドラム118及び煙突120も示されている。
ガス流111に存在する熱は、ガス流から熱伝達面114へ伝達される。熱の伝達は、高温の水及び蒸気の組合せを発生し、この組合せは、蒸気ドラム118へ提供され、蒸気ドラム118は水から蒸気を分離する。蒸気は、例えば発電などのさらなるプロセスにおいて使用されてよい。その間に、ガス流111は冷却され、冷却されたガス流121を形成し、この冷却されたガス流121は、煙突120を通じて環境へ放出される。図1には示されていないが、冷却されたガス流121は、煙突120を通じて環境へ放出される前に、さらなる処理、例えば汚染物除去を受けてもよい。
図1に示したように、HRSG100は、1つの蒸気ドラム118を有する。しかしながら、HRSG100が2つ以上の蒸気ドラム118を有し、各蒸気ドラム118が、蒸気を発生するために異なる圧力で作動することも考えられる。例えば、HRSG100は、高圧蒸気ドラム、中圧蒸気ドラム、低圧蒸気ドラム、又はそれらの組合せを有してよい。高圧ドラム、中圧ドラム及び低圧ドラムの作動圧力は、システムごとに異なり、システムにおいて実現されるパラメータに応じて異なる。
1つの実施の形態において、図2に示すように、HRSG100は、2つの蒸気ドラム、すなわち第1の蒸気ドラム118aと、第2の蒸気ドラム118bとを有する。第1の蒸気ドラム118a及び第2の蒸気ドラム118bは、等しい圧力で作動させられる。従って、蒸気ドラム118a,118bは、両方とも高圧蒸気ドラム、中圧蒸気ドラム、又は低圧蒸気ドラムである。1つの実施の形態において、第1の蒸気ドラム118a及び第2の蒸気ドラム118bは、高圧蒸気ドラムである。第1の蒸気ドラム118a及び第2の蒸気ドラム118bが作動させられる特定の圧力は、これらの蒸気ドラムが使用されているシステムに依存する。
第1の蒸気ドラム118aは、第1の蒸気ドラム118aを水供給源(図示せず)に流体接続する給水ノズル122を有する。水の流れ123は、給水ノズル122を通じて第1の蒸気ドラム118aへ提供され、蒸発器において蒸発させられる水を構成する。
水及び蒸気の付加的な流れ124は、少なくとも1つの流れ入口126を通じて第1の蒸気ドラム118aへ提供される。水及び蒸気の流れ124は、発生管のグループを通じて第1の蒸気ドラム118aに提供され、発生管のグループは、ガス流111(図1に示されている)と熱を交換することによって蒸気の発生を可能にする。発生管は、一まとめにされて、立上り管128によって第1の蒸気ドラム118aに接続されていてよい。
図2は、2つの流れ入口126を示すが、第1の蒸気ドラム118aは、図示したよりも多い又は少ない流れ入口を有してよいと考えられる。第1の蒸気ドラム118aにおける流れ入口126の数は、立上り管128の数によって決まり、これらの立上り管128は、第1の蒸気ドラムと流体接続しており、第1の蒸気ドラムを蒸発器129に接続している。
図2に示すように、流れ入口126は、第1の蒸気ドラム118aの底部130に配置されている。 水及び蒸気の流れ124は、第1の蒸気ドラム118aに進入し、給水ノズル122を通じて第1の蒸気ドラムに提供される水123と合流する。第1の蒸気ドラム118aは、水123を利用して、ドラムから出る蒸気に変換し、水及び蒸気の流れ132として第2の蒸気ドラム118bへ水及び蒸気を提供するように適応されている。
第1の蒸気ドラム118aにおける水は、水及び蒸気の流れ132よりも密度が高く、降下管138に接続された出口136を通じて水の流れ134として第1の蒸気ドラムから出る。
水及び蒸気の流れ132は、第1の蒸気ドラム118aの上部140まで上昇し、少なくとも1つの出口142を通じて第1の蒸気ドラムから出る。図2に示すように、第1の蒸気ドラム118aは、2つの出口142を有し、これらは、第2の蒸気ドラム118bとの第1の蒸気ドラム118aの流体接続を容易にする。2つの出口142が図2に示されているが、より多い又は少ない出口142が第1の蒸気ドラム118aにおいて使用されてよいと考えられる。
水及び蒸気の流れ132は、1つ以上の接続ライン144を通じて第2の蒸気ドラム118bへ提供される。図2に示すように、第1の蒸気ドラム118aを第2の蒸気ドラム118bに流体接続する2つの接続ライン144が設けられている。しかしながら、2つの蒸気ドラム118a,118bを接続するために、より多い又は少ない接続ライン144を使用することができると考えられる。
さらに図2を参照すると、第1の蒸気ドラム118a及び第2の蒸気ドラム118bは、鉛直軸線に沿って配置されており、第1の蒸気ドラムの上方に第2の蒸気ドラムが位置決めされている。図2に示すように、各蒸気ドラム118a及び118bの中心点CはY軸上に位置決めされている。鉛直の配列は、水及び蒸気の流れ124が、第1の蒸気ドラム118aの底部130に進入し、水及び蒸気の流れ132として少なくとも1つの出口142を通じて第1の蒸気ドラムから出ることを可能にする。水及び蒸気の流れ132は、第1の蒸気ドラム118aの上部140へ上昇し、少なくとも1つの接続ライン144を通じて第2の蒸気ドラム118bへ提供される。
蒸気ドラム118a及び118bは、Y軸に沿って鉛直に配列されて示されているが、蒸気ドラムは、水平配列、又は鉛直配列と水平配列との間のあらゆる配列を含む、あらゆる配列で配置されてよいと考えられる。
上昇して第1の蒸気ドラム118aから出た後、水及び蒸気の流れ132は第2の蒸気ドラム118bへ提供され、この第2の蒸気ドラム118bにおいて、蒸気は水から分離される。水及び蒸気の流れ132は、第2の蒸気ドラムの底部148に配置された少なくとも1つの流れ入口146を通じて第2の蒸気ドラム118bに進入する。
蒸気分離器150は、流れ入口146と流体接続している。図2に示すように、第2の蒸気ドラム118bは、2つの流れ入口146と、2つの蒸気分離器150とを有する。しかしながら、第2の蒸気ドラム118bは、より多い又は少ない流れ入口146及び蒸気分離器150を有してよく、その数は、第1の蒸気ドラム118aからの接続ライン144の数に応じて異なってよいと考えられる。
第2の蒸気ドラム118bにおいて、蒸気は、水及び蒸気の流れ132から分離され、分離された蒸気152を形成する。分離された蒸気152は、第2の蒸気ドラム118bの上部154まで上昇し、蒸気流れ出口156を通じて出る。図2に示すように、蒸気流れ出口156は、第2の蒸気ドラム118bの上部154に配置されており、流れ入口146の位置と反対側に設けられている。蒸気流れ出口の異なる配列及び位置決めが用いられてよいと考えられる。
同じ圧力で作動させられる2つ以上のドラムの使用により、使用者は、ただ1つの蒸気ドラムにおいて使用される圧力及び体積を維持しつつ、蒸気ドラムの壁158の厚さtを減じることができる。HRSG100において使用される蒸気ドラムの壁厚tを減じることによって、ボイラ始動時の壁158を通じた加熱の応力(「熱応力」と称される)が減じられる。壁158における熱応力の減少は、壁におけるき裂形成を減じる又は排除する。壁158におけるき裂形成の減少又は排除は、より多くの始動サイクルを許容し、蒸気ドラムを保守又は交換するために必要なプラント停止時間を短縮する。
図2に示すように、第1及び第2の蒸気ドラム118a,118bは、同じ内径D及び同じ壁厚tを有する。第1及び第2の蒸気ドラム118a,118bの内径D及び壁厚tの変化は、この実施の形態の範囲内である。しかしながら、第1の蒸気ドラム118aの内径D及び/又は壁厚tは、第2の蒸気ドラム118bの内径D及び/又は壁厚tより大きくても、小さくてもよいと考えられる。従って、1つの実施の形態において、第1の蒸気ドラム118aの内径Dは、第2の蒸気ドラム118bの内径Dと異なる一方で、別の実施の形態では、第1の蒸気ドラムの壁厚tは、第2の蒸気ドラムの壁厚tと異なる。
第1及び第2の蒸気ドラム118a,118bの内径Dは、第1及び第2の蒸気ドラム118a,118bの合計体積と同じ体積を有する1つのドラムを使用するシステムの内径よりも小さいと考えられる。同様に、第1及び第2の蒸気ドラム118a,118bの壁厚tは、第1及び第2の蒸気ドラム118a,118bの合計体積と同じ体積を有する1つのドラムを使用するシステムの壁厚よりも小さいと考えられる。
第1及び第2の蒸気ドラム118a,118bの内径D及び壁厚tは、システムごとに、またシステムにおいて使用されるパラメータ、例えば、圧力、体積に応じて異なる。標準的な1つの高圧蒸気ドラムは、約1700ミリメートル(mm)〜約2000mmの内径と、約80mm〜約125mmの範囲の壁厚とを有する。1つの実施例では、1つの蒸気ドラムの体積は、2つの蒸気ドラム、例えば、第1及び第2の蒸気ドラム118a,118bを使用し、直径及び壁厚を、1つのドラムの値の約半分(0.50)〜約4分の3(0.75)に減じることによって維持することができる。1つの実施の形態では、1つの蒸気ドラムの体積は、2つの蒸気ドラム、例えば、第1及び第2の蒸気ドラム118a,118bを使用し、直径及び壁厚を、1つのドラムについての値の0.707に減じることによって維持することができる。従って、2つの蒸気ドラムは、1つの蒸気ドラムを形成するために利用されるのとほぼ同じ量の材料を使用して形成することができる。
ここで図3を参照すると、HRSGにおいて使用される蒸気ドラムは、同じ圧力で作動させられる少なくとも2つの蒸気ドラムを含んでよい。図3は、2つの蒸気ドラム、すなわち第1の蒸気ドラム118aと、第2の蒸気ドラム118bとを示す。第1の蒸気ドラム118aは、第2の蒸気ドラム118bが作動させられる圧力と等しい圧力で作動させられる。従って、蒸気ドラム118a,118bは、両方とも高圧蒸気ドラム、中圧蒸気ドラム、又は低圧蒸気ドラムである。1つの実施の形態において、第1の蒸気ドラム118a及び第2の蒸気ドラム118bは、高圧蒸気ドラムである。
以下に詳細に説明するように、図3に示された蒸気ドラムは、それぞれ独立して蒸気を分離し、蒸気の別個の独立した流れを形成する。これにより、HRSG100は、より多くの蒸気を発生するために3つ以上の蒸気ドラム118を有するように適応させることができる。
さらに図3を参照すると、第1の蒸気ドラム118aは、蒸発器162から水及び蒸気の第1の流れ160を受け取るように適応させられている。水及び蒸気の第1の流れ160は、流れ入口126を通じて第1の蒸気ドラム118aに進入し、水ライン163を通じて提供される、第1の蒸気ドラムに存在する水122と合流させられる。図3に示すように、流れ入口126は、第1の蒸気ドラム118aの底部130に配置されている。第1の蒸気ドラム118aが2つ以上の流れ入口126を有することも考えられる。図2と同様に、蒸発器162からの水及び蒸気の第1の流れ160は、立上り管128を通じて第1の蒸気ドラム118aへ提供されてよい。
第1の蒸気ドラム118aは、水及び蒸気の流れから蒸気を分離し、蒸気の第1の流れ164を発生する。蒸気の第1の流れ164は、蒸気流れ出口166を通じて第1の蒸気ドラム118aから出る。図3に示すように、蒸気流れ出口166は、流れ入口126とは反対側に第1の蒸気ドラム118aの上部140に配置されている。
図3に示したように、HRSG100において使用される蒸気ドラムは、第2の蒸気ドラム118bも有する。第2の蒸気ドラム118bは、蒸発器162から水及び蒸気の第2の流れ168を受け取るように適応させられている。水及び蒸気の第2の流れ168は、流れ入口170を通じて第2の蒸気ドラム118bに進入し、水ライン171を通じて提供される水と合流させられる。図3に示すように、流れ入口170は、第2の蒸気ドラム118bの底部148に配置されている。
図3には示されていないが、第2の蒸気ドラム118bが2つ以上の流れ入口170を有することも考えられる。水及び蒸気の第2の流れ168は、立上り管128を通じて第2の蒸気ドラム118bへ提供される。
第2の蒸気ドラム118bは、水及び蒸気の流れ168から蒸気を分離し、蒸気の第2の流れ172を発生する。蒸気の第2の流れ172は、第2の蒸気流れ出口174を通じて第2の蒸気ドラム118bから出る。図3に示すように、第2の蒸気流れ出口174は、流れ入口170とは反対側に第2の蒸気ドラム118bの上部154に配置されている。
図3に示された構成における第1及び第2の蒸気ドラム118a,118bは、同じ内径D及び同じ壁厚tを有する。 第1及び第2の蒸気ドラム118a,118bの内径D及び壁厚tの変化は、この実施の形態の範囲内である。しかしながら、第1の蒸気ドラム118aの内径D及び/又は壁厚tは、第2の蒸気ドラム118bの内壁直径D及び/又は壁厚より大きくても、小さくてもよいと考えられる。従って、1つの実施の形態において、第1の蒸気ドラム118aの内径Dは、第2の蒸気ドラム118bの内径Dと異なる一方で、別の実施の形態では、第1の蒸気ドラムの壁厚tは、第2の蒸気ドラムの壁厚tと異なる。
図3に示された実施の形態において使用される蒸気ドラム、例えば、第1及び第2の蒸気ドラム118a,118b、及びあらゆる付加的な蒸気ドラムの内径Dは、第1及び第2の蒸気ドラム118a,118bの合計体積と同じ体積を有する1つのドラムを使用するシステムの内径よりも小さいと考えられる。同様に、図3に示された実施の形態において使用される蒸気ドラム、例えば、第1及び第2の蒸気ドラム118a,118b、及びあらゆる付加的な蒸気ドラムの壁厚tは、第1及び第2の蒸気ドラム118a,118bの合計体積と同じ体積を有する1つのドラムを使用するシステムの壁厚よりも小さいと考えられる。
第1及び第2の蒸気ドラム118a,118bの内径D及び壁厚tは、システムごとに、またシステムにおいて使用されるパラメータ、例えば、圧力、体積に応じて異なる。標準的な1つの高圧蒸気ドラムは、約1700ミリメートル(mm)〜約2000mmの内径と、約80mm〜約125mmの範囲の壁厚とを有する。1つの実施例では、1つの蒸気ドラムの体積は、2つの蒸気ドラム、例えば、第1及び第2の蒸気ドラム118a,118bを使用し、直径及び壁厚を、1つのドラムの値の約半分(0.50)〜約4分の3(0.75)に減じることによって維持することができる。1つの実施の形態では、1つの蒸気ドラムの体積は、2つの蒸気ドラム、例えば、第1及び第2の蒸気ドラム118a,118bを使用し、直径及び壁厚を、1つのドラムについての値の0.707に減じることによって維持することができる。従って、2つの蒸気ドラムは、1つの蒸気ドラムを形成するために利用されるのとほぼ同じ量の材料を使用して形成することができる。
図3に示された第1及び第2の蒸気ドラム118a,118bは、水平軸線Xに沿って配置されており、互いに別個にかつ独立して作動する。HRSG100に加えられた付加的な蒸気ドラムも、水平軸線Xに沿って配置される。
蒸気ドラム118a及び118bは、X軸に沿って水平に配列されて示されているが、蒸気ドラムは、鉛直配列、又は鉛直配列と水平配列との間のあらゆる配列を含む、あらゆる配列で配置されてよいと考えられる。
図3に示すように、蒸気の第2の流れ172は、蒸気の第1の流れ164と合流する。しかしながら、蒸気の第1及び第2の流れ164,172は合流させられなくてもよいと考えられる。蒸気の流れ164,172は、HRSG100における他のところで使用されてよい。
ここで図4を参照すると、1つの実施の形態では、第1の蒸気ドラム118aは、少なくとも1つの接続ライン178を通じて第2の蒸気ドラム118bと流体接続している。接続ライン178は、第1及び第2の蒸気ドラム118a,118bの間の水の流れを促進し、これにより、両ドラムにおける水の体積は互いに利用可能となり、各ドラムに水の同じレベルを維持する。第1又は第2の蒸気ドラム118a,118bのいずれかにおいて付加的な水が必要であるならば、水ライン163,171を通じて水を加えることができる。
第3の蒸気ドラム(図示せず)が接続ライン178を介して第2の蒸気ドラム118bに流体接続されていてよいと考えられる。付加的な蒸気ドラム、例えば、第4及び第5の蒸気ドラム等が、図4のHRSG100に加えられてよい。
様々な典型的な実施の形態を参照して発明を説明したが、発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更が加えられてよく、前記実施の形態の要素の代わりに均等物が代用されてよいことが理解されるであろう。加えて、発明の基本的な範囲から逸脱することなく、特定の状況又は材料を発明の開示に適応させるために、多くの変更がなされてよい。従って、本発明を実施するために考えられた最良の形態として開示された特定の実施の形態に発明は限定されないが、発明は、添付の請求の範囲に該当する全ての実施の形態を含むことが意図されている。

Claims (20)

  1. 排熱回収ボイラであって、
    蒸発器から水及び蒸気の流れを受け取るための第1の蒸気ドラムであって、水及び蒸気の流れを第2の蒸気ドラムへ提供するように適応された第1の蒸気ドラムと、
    前記第1の蒸気ドラムと流体接続された第2の蒸気ドラムであって、第1の蒸気ドラムから前記水及び蒸気の流れを受け取りかつ前記水及び蒸気の流れから蒸気を分離して、分離された蒸気を形成するための、第2の蒸気ドラムと、
    該第2の蒸気ドラムに配置された、該第2の蒸気ドラムから前記分離された蒸気を解放するように適応された蒸気流れ出口と、を備えることを特徴とする、排熱回収ボイラ。
  2. 前記第1の蒸気ドラム及び前記第2の蒸気ドラムは、等しい圧力で作動させられる、請求項1記載の排熱回収ボイラ。
  3. 前記第1の蒸気ドラム及び前記第2の蒸気ドラムは、鉛直軸線に沿って配置されており、前記第1の蒸気ドラムの上方に前記第2の蒸気ドラムが位置決めされている、請求項1記載の排熱回収ボイラ。
  4. 前記第2の蒸気ドラムの底部における少なくとも1つの流れ入口をさらに備え、該流れ入口は、前記第1の蒸気ドラムから前記水及び蒸気の流れを受け取るように適応されている、請求項1記載の排熱回収ボイラ。
  5. 前記第2の蒸気ドラムにおける少なくとも1つの流れ入口と流体接続した少なくとも1つの蒸気分離器をさらに備える、請求項4記載の排熱回収ボイラ。
  6. 前記蒸気流れ出口は、前記第2の蒸気ドラムの上部に配置されている、請求項4記載の排熱回収ボイラ。
  7. 前記第1の蒸気ドラムは、内径及び壁厚を有する、請求項1記載の排熱回収ボイラ。
  8. 前記第2の蒸気ドラムの内径は、前記第1の蒸気ドラムの内径と等しい、請求項7記載の排熱回収ボイラ。
  9. 前記第2の蒸気ドラムの壁厚は、前記第1の蒸気ドラムの壁厚と等しい、請求項7記載の排熱回収ボイラ。
  10. 排熱回収ボイラであって、
    内径及び壁厚を有する第1の蒸気ドラムであって、蒸気の第1の流れを生じるように蒸発器から水及び蒸気の第1の流れを受け取るように適応された第1の蒸気ドラムと、
    内径及び壁厚を有する第2の蒸気ドラムであって、蒸気の第2の流れを生じるように蒸発器から水及び蒸気の第2の流れを受け取るように適応された第2の蒸気ドラムとを備え、
    前記第1の蒸気ドラム及び前記第2の蒸気ドラムは等しい圧力で作動させられることを特徴とする、排熱回収ボイラ。
  11. 前記第1の蒸気ドラムの内径は、前記第2の蒸気ドラムの内径と等しい、請求項10記載の排熱回収ボイラ。
  12. 前記第1の蒸気ドラム及び前記第2の蒸気ドラムは、水平軸線上に配置されている、請求項10記載の排熱回収ボイラ。
  13. 前記第1の蒸気ドラムは、前記第2の蒸気ドラムと流体接続している、請求項12記載の排熱回収ボイラ。
  14. 前記第1の蒸気ドラムは、第1の蒸気流れ出口を有し、前記第2の蒸気ドラムは、第2の蒸気流れ出口を有する、請求項10記載の排熱回収ボイラ。
  15. 排熱回収ボイラにおいて蒸気を発生する方法であって、
    蒸発器から第1の蒸気ドラムへ水及び蒸気の第1の流れを提供し、
    前記第1の蒸気ドラムから第2の蒸気ドラムへ水及び蒸気の第2の流れを提供し、
    前記第2の蒸気ドラムにおいて水及び蒸気の流れから蒸気を分離して蒸気の流れを発生することを含み、前記第1の蒸気ドラムの第1の圧力は前記第2の蒸気ドラムの第2の圧力と等しいことを特徴とする、排熱回収ボイラにおいて蒸気を発生する方法。
  16. 前記第1の蒸気ドラムは、内径及び壁厚を有し、前記第2の蒸気ドラムは、内径及び壁厚を有する、請求項15記載の方法。
  17. 前記第1の蒸気ドラムの内径は、前記第2の蒸気ドラムの内径と等しく、前記第1の蒸気ドラムの壁厚は、前記第2の蒸気ドラムの壁厚と等しい、請求項16記載の方法。
  18. 排熱回収ボイラにおいて蒸気を発生する方法であって、
    蒸発器から第1の蒸気ドラムへ水及び蒸気の第1の流れを提供して前記水及び蒸気の第1の流れから蒸気を分離することにより第1の蒸気流を発生し、
    蒸発器から第2の蒸気ドラムへ水及び蒸気の第2の流れを提供して水及び蒸気の第2の流れから蒸気を分離することにより第2の蒸気流を発生することを含み、
    前記第1の蒸気ドラムの第1の圧力は前記第2の蒸気ドラムの第2の圧力と等しいことを特徴とする、排熱回収ボイラにおいて蒸気を発生する方法。
  19. 前記第1の蒸気ドラムを前記第2の蒸気ドラムに接続ラインを用いて接続することをさらに含み、該接続ラインは、第1及び第2の蒸気ドラムのそれぞれにおける水の量を平衡させる、請求項18記載の方法。
  20. 前記第1の蒸気ドラムは、内径及び第1の壁厚を有し、前記第2の蒸気ドラムは、内径及び壁厚を有し、前記第1の蒸気ドラムの内径は、前記第2の蒸気ドラムの内径と等しく、前記第1の蒸気ドラムの壁厚は、前記第2の蒸気ドラムの壁厚と等しい、請求項18記載の方法。
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