JP2014512913A

JP2014512913A - シワ除去用充填体

Info

Publication number: JP2014512913A
Application number: JP2014508295A
Authority: JP
Inventors: フンボムイ，
Original assignee: エイチビーメディカルスカンパニーリミテッド
Priority date: 2011-04-28
Filing date: 2012-04-27
Publication date: 2014-05-29
Also published as: US20140052273A1; US20170042653A1; KR20120122083A; EP2702959A4; CN103648436A; EP2702959A2; BR112013027629A2; US10357349B2; WO2012148216A3; KR101256908B1; SG194644A1; CN103648436B; ES2693131T3; RU2013151654A; WO2012148216A2; CA2834177A1; EP2702959B1

Abstract

本発明は、皮下層を貫通して施術され得る細長い管形状の本体と；そして、前記本体の周辺組織の細胞が本体内部へ移動して線維組織を形成し得るように提供されるものであって、前記本体の外周面から前記本体内部に長さ方向に形成された中空部に連通するように形成される通孔とを含むシワ除去用充填体を提供するものである。本発明に係るシワ除去用充填体は、皮下層への挿入後、皮膚の圧力や外部からの力によって変形が起きたり動いたりせず、太いシワを含む多様なシワ部位に施術することができるだけでなく、効果が（半）永久的に持続され得る。
【選択図】
図１

Description

本発明は、シワ除去用充填体に関し、より詳細には、成形施術によってシワ部位の皮下層に挿入されて、新たな線維組織の形成を誘導することにより、シワを除去する充填体に関する。

人は、年を取るほど顔や身体の皮膚表面にシワができるようになるが、シワが作られる原理は、筋肉が収縮するためである。シワは、筋肉の収縮方向に垂直に作成され、年を取るほど深くなる。

シワを除去する方法の一つとして、シワの原因を提供する筋肉をボトックスにより麻痺させる方法が多く使用されているが、不自然な表情が作成され、また、目の下や下唇、ほうれい線などに使用することが難しく、太いシワや深いシワには限界があり、また効果が３〜６ヶ月しか持たないという問題がある。

他の方法として、入り込んだ部位を盛り上がらせるフィラーを使用する方法があるが、液体のフィラーは、注入は簡便であるものの、皮膚への注入後、筋肉が動くたびに筋肉が収縮する方向への移動が起こるため、入り込んだ部分が相対的により入り込んで見える現象をもたらすことになり、また、一定期間（最大１〜２年程度）経過すると分解吸収されるという問題がある。

他の方法として、非常に細い金糸を皮下層に挿入する方法があるが、金糸は、異物反応を起こして新たな組織が金糸の周囲に作られる効果をもたらすものの、太いシワへの使用に制限的であり、挿入された金糸が外部からの力によって曲がったり、または皮膚の外に突出したりする危険があり、また、永久的に残るため、Ｘ線、ＣＴ、ＭＲＩなどの撮影の際に干渉現象を引き起こすこととなって、診断に問題をもたらすことがあり得る。

本発明は、シワの除去にあたって上述した問題点を解決するためのものであって、本発明の目的は、皮膚切開施術といった方法によらずに、皮下層に挿入後、筋肉の収縮に関わらず移動しないシワ除去用充填体を提供することである。

また、本発明の他の目的は、皮下層に挿入後、施術部位に新たなコラーゲン線維を含む線維組織が形成されるよう誘導して、時間の経過につれて充填体自体が分解吸収されたとしても、新たに形成された線維組織が維持されるようにして、効果が（半）永久的に持続されるシワ除去用充填体を提供することである。

また、本発明のまた他の目的は、太いシワなど、多様なシワ部位に使用されることができ、外部の力に対して反動力（ｒｅｃｏｉｌｉｎｇｆｏｒｃｅ）を有するシワ除去用充填体を提供することである。

本発明の一実施形態において、本発明は、皮下層を貫通して施術され得る細長い管形状の本体と；そして、前記本体の周辺組織の細胞が本体内部へ移動して線維組織を形成し得るように提供されるものであって、前記本体の外周面から前記本体内部に長さ方向に形成された中空部に連通するように形成される通孔とを含むシワ除去用充填体を提供する。

本発明の具体的な実施形態において、前記シワ除去用充填体は、前記本体の横断面が円形であることを特徴とする。

ここで、前記本体の外径は、０．６〜１．０ｍｍであり、前記中空部の直径（本体の内径）は、０．５〜０．７ｍｍであり、そして、前記通孔の直径は、４０〜５００μｍの範囲を有することが好ましい。

本発明の具体的な実施形態において、前記シワ除去用充填体は、前記本体が弾性材料で作られることを特徴とする。

一方、本発明の他の具体的な実施形態において、前記シワ除去用充填体は、前記本体がヒアルロン酸（ｈｙａｌｕｒｏｎｉｃａｃｉｄ：ＨＡ）、ポリ乳酸（ｐｏｌｙｌａｃｔｉｃａｃｉｄ：ＰＬＡ）、ポリグリコール酸‐乳酸共重合体（ｐｏｌｙ（ｇｌｙｃｏｌｉｃ−ｌａｃｔｉｃａｃｉｄ：ＰＧＬＡ）、およびポリジオキサノン（ｐｏｌｙｄｉｏｘａｎｏｎｅ：ＰＤＳ）により構成された群から選択された生分解性高分子で作られることを特徴とする。

これと異なり、本発明の他の具体的な実施形態において、前記シワ除去用充填体は、前記本体がナイロン、シリコンおよびテフロン（登録商標）（ｔｅｆｌｏｎ）により構成された群から選択された非生分解性ポリマーで作られることを特徴とする。

また、本発明の他の具体的な実施形態において、前記本体は、内皮と外皮が物性の互いに異なる物質により構成された二重層構造であってよい。

さらに、本発明の他の実施形態において、前記シワ除去用充填体を構成する前記本体内部の前記中空部には、複数の隔壁がさらに提供されてよい。

これと異なり、本発明の他の具体的な実施形態において、前記シワ除去用充填体を構成する前記本体内部の前記中空部には、螺旋形弾性支持体がさらに提供されてよい。

一方、本発明の他の具体的な実施形態において、前記シワ除去用充填体を構成する前記本体の外部には、螺旋形弾性支持体が前記本体の外周面を覆い包む形態で提供されてもよい。

本発明に係るシワ除去用充填体は、反動力（ｒｅｃｏｉｌｉｎｇｆｏｒｃｅ）を有するため、皮下層への挿入後、皮膚の圧力や外部からの力によって変形が起きたり動いたりせずに、本体の外周面に提供される通孔を介して本体内部の中空部に多量の新たなコラーゲン線維を含む線維組織が形成され得るので、シワの大きさおよび種類に応じてシワ除去用充填体を形成する本体の直径や中空部の直径、通孔の直径を調節して、太いシワを含む多様なシワ部位に施術することができるだけでなく、新たに形成された線維組織が維持されるので、シワ除去の効果が（半）永久的に持続され得る。

本発明の一実施例に係るシワ除去用充填体の斜視図である。本発明の他の実施例に係るシワ除去用充填体の斜視図である。隔壁が形成された、本発明のさらなる実施例に係るシワ除去用充填体の縦断面図である。螺旋形弾性支持体が具備された、本発明のさらなる実施例に係るシワ除去用充填体の縦断面図である。皮下層に挿入された本発明に係るシワ除去用充填体の中空部に線維組織が形成された状態を示した図である。本発明のさらなる実施例であって、曲線部位の貫通施術がより容易となるよう改善された実施例を示した図である。図６に示された実施例に係るシワ除去用充填体を曲線部位で施術した状態を示した図ある。本発明の他のさらなる実施例であって、シワ除去用充填体の本体表面に一方向に偏向した弾性突起を提供した実施例を示した図である。図８に示された実施例に係るシワ除去用充填体を皮下層に挿入する途中の状態を示した図である。図８に示された実施例に係るシワ除去用充填体を皮下層に挿入する施術が完了した状態を示した図である。

以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施例を詳細に説明する。

図１は、本発明の一実施例（実施例１）に係るシワ除去用充填体の斜視図である。図１に示されたように、本発明に係るシワ除去用充填体１０は、皮下層を貫通して施術され得る細長い一体型の管形状の本体１２と；そして、前記本体１２の周辺組織の細胞が本体１２内部へ移動して線維組織を形成することができるように提供されるものであって、前記本体１２の外周面から前記本体１２内部に長さ方向に形成された中空部１２ｃに連通するように形成される通孔１４とを含む。

一方、図２に示される、本発明の他の具体的な一実施例（実施例２）によると、前記シワ除去用充填体１０は、たとえば、円形断面（これと異なり、六角形断面を有してもよい）を有し、所望する中空部１２ｃの直径を有する長さの長い芯材２０の表面に沿ってシワ除去用充填体１０の本体１２を形成する材料からなる設定幅ｂを有する２以上の帯状の複数列の分体１２ａ，１２ｂを相互絡ませて交差させる方法（竹の幹で抱き籠を形成する方法と同様の方法）で螺旋形に巻いて細長い管形状の本体１２を形成した後に、前記芯材２０を除去して前記分体１２ａ，１２ｂの内部に長さ方向に前記中空部１２ｃが形成されるようにし、さらに、前記複数列の分体１２ａ，１２ｂ間の隙間（分体の列が交差する地点等に形成される隙間を含む）が通孔１４を形成するようにしてよい。もちろん、上述したものとは異なり、別途芯材を使用せずに複数列の分体１２ａ，１２ｂを相互絡ませて交差する方式で螺旋形に巻いてから細長い管形状の本体１２を形成する等、多様な方法が使用されてもよい。また、図２に示されたところによると、２列の分体１２ａ，１２ｂ、すなわち、第１分体１２ａと第２分体１２ｂを使用して、本発明に係るシワ除去用充填体１０を形成する方法が例示されているが、これに限らず、帯形状の複数列の分体を相互絡ませて交差するように螺旋形に巻いてから細長い管形状の本体１２を形成することができることは、当業者にとって当然のことであろう。

先に説明した第１実施例と第２実施例を含む本発明の実施例において、前記本体１２の断面は、円形または多角形（たとえば、四角形、六角形、八角形等）であってよく、針（例：整形施術用針）に通して皮下層を貫通する針に続いて皮下層に挿入されやすいように円形であることがより好ましい。前記本体１２の直径は、皮下層に挿入施術されやすく、そして挿入施術される際に皮下脂肪層と真皮層との間または脂肪層に位置されるように、０．６〜１．０ｍｍであることが好ましい。一方、前記本体１２の長さは、施術範囲に応じて十分な長さとなれば差し支えない。

そして、前記本体１２内部に長さ方向に形成された中空部１２ｃは、周辺組織の線維芽細胞等が前記通孔１４を介して流入して、弾性線維組織およびコラーゲン組織といった線維組織が新たに形成され得る空間を提供する。したがって、前記中空部１２ｃの直径が大きくなれば新たに形成される線維組織の量が多くなり、前記中空部１２ｃの直径が小さくなれば新たに形成される線維組織の量が少なくなるため、シワの深さ、位置等に応じて前記中空部１２ｃの直径を適切に調整してよく、通常、０．５〜０．７ｍｍであることが好ましい。

また、前記通孔１４は、前記中空部１２ｃに線維芽細胞等が入り込み得る通路を提供するものであって、その形状は、円形、三角形、四角形、八角形、台形、ひし形等、いかなる形態も可能であり、複数の通孔１４が、前記本体１２の外周面に定期的にまたは不規則的に配列されてよい。また、前記通孔１４は、その形状が円形の場合には直径が、そして他の形状の場合には同一断面積の円形換算直径が４０〜５００μｍの範囲を有するように形成することが好ましく、その直径が大き過ぎる場合には、周辺組織に対する支持力を喪失するため好ましくない。

前記本体１２は、弾性素材で作られることが好ましく、ヒアルロン酸（ｈｙａｌｕｒｏｎｉｃａｃｉｄ：ＨＡ）、ポリ乳酸（ｐｏｌｙｌａｃｔｉｃａｃｉｄ：ＰＬＡ）、ポリグリコール酸‐乳酸共重合体（ｐｏｌｙ（ｇｌｙｃｏｌｉｃ−ｌａｃｔｉｃａｃｉｄ：ＰＧＬＡ）およびポリジオキサノン（ｐｏｌｙｄｉｏｘａｎｏｎｅ：ＰＤＳ）といった生分解性高分子、または、ナイロン、シリコンおよびテフロン（登録商標）（ｔｅｆｌｏｎ）といった非生分解性高分子で作られてよい。生分解性高分子を使用する場合には、線維組織の形成後、シワ除去用充填体が徐々に分解吸収され、非生分解性高分子を使用する場合には、シワ除去用充填体が皮下層に永久に残ることになる。

前記本体１２は、内皮と外皮が物性の互いに異なる物質で構成された二重層構造で形成されてもよい。たとえば、内皮は硬性材質で、外皮は軟性材料で形成されてよい。代案的に、内皮は吸収性材料で、外皮は非吸収性材料で形成されてもよく、または、内皮と外皮が互いに異なる吸収速度を有する吸収性材料で形成されてもよい。

本発明によるシワ除去用充填体は、皮下層への挿入後、皮膚の圧力または外部の圧力によって崩壊（ｃｏｌｌａｐｓｅ）されずに維持され得る反動力（ｒｅｃｏｉｌｉｎｇｆｏｒｃｅ）を有し、これを補強するために、さらなる実施例として、図３に示されたように、前記中空部１２ｃ内に複数の隔壁１６を形成させてよい。

前記隔壁１６は、前記本体の中空部１２ｃを完全に分割してもよく、または、中空部１２ｃの一部断面のみ満たされるように形成してもよい。前記隔壁１６は、前記本体１２と同一の素材からなってよい。

他の実施例として、図４に示されたように、前記中空部１２ｃ内に螺旋形弾性支持体１７を形成させて、反動力（ｒｅｃｏｉｌｉｎｇｆｏｒｃｅ）を補強してもよい。他の一方で、前記螺旋形弾性支持体１７は、前記本体１２の外側に前記本体１２の外周面を覆い包む形態で形成されてもよい。前記螺旋形弾性支持体１７は、前記本体１２と同一の素材からなってよい。前記螺旋形弾性支持体１７は、反動力を補強する役割の他、本発明に係るシワ除去用充填体が皮下層に曲線形態で挿入される場合に、らせん構造が曲率に応じて縮んだり伸びたりすることができるため、曲線部位への適用が容易となるようにする。

本発明のさらなる実施例として、図６に示されたようなシワ除去用充填体１０が提供されてよいが、かかるシワ除去用充填体１０においては、複数個の前記本体１２が各々の中空部１２ｃが隣接するように一列に配置され、そして、複数個の前記本体１２が一連のシワ除去用充填体として使用されるように、前記本体１２内部に長さ方向に形成された中空部１２ｃを貫通する連結体１２ｄがさらに提供され、これによれば、図７に示されたように、シワ除去用充填体１０が皮下層に曲線形態で挿入される場合に、その挿入がより容易となるようにする。

他の本発明のさらなる実施例として、図８に示されたように、本体の外周面に、その一部表面を切開加工して形成した弾性突起１２ｅを具備したシワ除去用充填体１０が提供されてよいが、かかるシワ除去用充填体１０においては、前記本体１２の外周面には本体の長さ方向に沿って一方向に偏向された複数の弾性突起１２ｅがさらに形成される構造的な特徴が提供され、また、これによれば、図９に示されたように、前記弾性突起１２ｅは、シワ除去用充填体１０を皮下層に挿入する途中では、皮下層内において畳まれた状態（弾性突起を加工するように外周部の一部表面が彫られて形成される加工溝に弾性突起が収納された状態）を維持し、そして、図１０に示されたように、シワ除去用充填体１０を皮下層に挿入する施術が完了された状態では、前記弾性突起１２ｅがその弾性により本体１２から一方向に偏向されて突出した元来の状態（図８参照）に復帰することになるが、このように元来の位置に復帰した弾性突起１２ｅが組織に引っ掛かって、シワ除去用充填体１０を皮下層内において後方へ後退することを防止して、皮下層の固定力を高めるようにする役割をすることになる。

本発明に係るシワ除去用充填体は、線維組織の形成を促進するための成長因子が前記本体１２の外周面または内周面にコーティングされてもよく、または、前記本体１２に内包されてもよい。前記成長因子としては、血管形成因子（ａｎｇｉｏｇｅｎｅｓｉｓｆａｃｔｏｒ）、ＰＤＧＦ（ｐｌａｔｅｌｅｔ‐ｄｅｒｉｖｅｄｇｒｏｗｔｈｆａｃｔｏｒ）、ＦＧＦ（ｆｉｂｒｏｂｌａｓｔｇｒｏｗｔｈｆａｃｔｏｒ）、ＴＧＦ‐α（ｔｒａｎｓｆｏｒｍｉｎｇｇｒｏｗｔｈｆａｃｔｏｒ‐α）、ＴＧＦ‐β（ｔｒａｎｓｆｏｒｍｉｎｇｇｒｏｗｔｈｆａｃｔｏｒ‐β）、ＥＧＦ（ｅｐｉｄｅｒｍａｌｇｒｏｗｔｈｆａｃｔｏｒ）、ＣＴＧＦ（ｃｏｎｎｅｃｔｉｖｅｔｉｓｓｕｅｇｒｏｗｔｈｆａｃｔｏｒ）、ＶＥＧＦ（ｖａｓｃｕｌａｒｅｎｄｏｔｈｅｌｉａｌｇｒｏｗｔｈｆａｃｔｏｒ）等が使用されてよいが、これらに限定されるものではない。

本発明に係るシワ除去用充填体は、一側の末端を成形施術用針に通したり、針先に通常の方法で連結したりして、簡単に施術することができる。以下、図５を参照しつつ、本発明に係るシワ除去用充填体を使用してシワを除去する方法について詳細に説明する。

治療しようとするシワ部位をマークし、麻酔軟膏を塗ってから、針をマーキングした部位の一側の端から皮下層、特に皮下脂肪層と真皮層との間または脂肪層に挿入し、他側の端へと通して抜き出し、シワ除去用充填体がマーキングした部位に掛かるようにした後、皮膚Ｓ外に出てきた部位を切る。そうすると、皮下層に挿入されたシワ除去用充填体１０の中空部１２ｃに血液、赤血球、白血球、血小板、線維芽細胞、筋線維芽細胞等が満たされるが、線維芽細胞は施術後３〜５日で、筋線維芽細胞は５〜１５日で最大量となる。その後、線維芽細胞においてコラーゲンが形成され、線維組織Ｔとして残るようになり、かかる線維組織Ｔが、シワにより入り込んだ部位や窪んだ部位を盛り上げるようにする効果を示すことになる。

前述した実施例は、ただ単に本発明の理解を助けるための例示の目的で提示されたものであって、本発明はこれに局限されず、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者であれば、添付された特許請求の範囲に記載された技術思想の範疇内において多様な変更および実施が可能であろう。

Claims

皮下層を貫通して施術され得るように提供されるものであって、細長い管形状の本体１２と；そして、
前記本体１２の周辺組織の細胞が本体１２内部へ移動して線維組織を形成することができるように提供されるものであって、前記本体１２の外周面から前記本体１２内部に長さ方向に形成された中空部１２ｃに連通するように形成される通孔１４
を含むシワ除去用充填体。
前記本体１２は、一体型に形成され、横断面が円形であることを特徴とする、請求項１に記載のシワ除去用充填体。
前記本体１２の直径が０．６〜１．０ｍｍであり、そして、前記中空部１２ｃの直径が０．５〜０．７ｍｍであることを特徴とする、請求項２に記載のシワ除去用充填体。
前記通孔１４の直径または円換算直径が４０〜５００μｍであることを特徴とする、請求項２に記載のシワ除去用充填体。
前記本体１２は、２以上の複数列の帯状の分体１２ａ，１２ｂを相互絡ませて交差する方式で螺旋形に巻いて形成することにより、前記分体１２ａ，１２ｂの内部に長さ方向に前記中空部１２ｃが提供されるようにし、そして、前記分体１２ａ，１２ｂ間に形成される隙間により、前記本体１２の外周面から前記中空部１２ｃへ連通する前記通孔１４が提供されるようにすることを特徴とする、請求項１に記載のシワ除去用充填体。
前記本体１２が弾性素材で作られることを特徴とする、請求項１〜５のいずれか一項に記載のシワ除去用充填体。
前記本体１２が、ヒアルロン酸（ｈｙａｌｕｒｏｎｉｃａｃｉｄ：ＨＡ）、ポリ乳酸（ｐｏｌｙｌａｃｔｉｃａｃｉｄ：ＰＬＡ）、ポリグリコール酸‐乳酸共重合体（ｐｏｌｙ（ｇｌｙｃｏｌｉｃ−ｌａｃｔｉｃａｃｉｄ：ＰＧＬＡ）およびポリジオキサノン（ｐｏｌｙｄｉｏｘａｎｏｎｅ：ＰＤＳ）により構成された群から選択された生分解性高分子で作られることを特徴とする、請求項１〜５のいずれか一項に記載のシワ除去用充填体。
前記本体１２が、ナイロン、シリコンおよびテフロン（登録商標）（ｔｅｆｌｏｎ）により構成された群から選択された非生分解性高分子で作られることを特徴とする、請求項１〜５のいずれか一項に記載のシワ除去用充填体。
前記本体１２が、内皮と外皮が物性の互いに異なる物質により構成された二重層構造であることを特徴とする、請求項１〜５のいずれか一項に記載のシワ除去用充填体。
前記中空部１２ｃには、複数の隔壁１６がさらに形成されていることを特徴とする、請求項１〜５のいずれか一項に記載のシワ除去用充填体。
前記中空部１２ｃには、螺旋形弾性支持体１７がさらに提供されていることを特徴とする、請求項１〜５のいずれか一項に記載のシワ除去用充填体。
前記本体１２の外部には、螺旋形弾性支持体１７が前記本体１２の外周面を覆い包む形態でさらに提供されていることを特徴とする、請求項１〜５のいずれか一項に記載のシワ除去用充填体。
複数個の前記本体１２が、各々の中空部１２ｃが隣接するように一列に配置され、そして、複数個の前記本体１２が一連のシワ除去用充填体として使用されるように、前記本体１２内部に長さ方向に形成された中空部１２ｃを貫通する連結体１２ｄがさらに提供されることを特徴とする、請求項１〜５のいずれか一項に記載のシワ除去用充填体。
前記本体１２の外周面には、本体の長さ方向に沿って一方向に偏向された複数の弾性突起１２ｅがさらに形成されていることを特徴とする、請求項１〜５のいずれか一項に記載のシワ除去用充填体。
線維組織の形成を促進するための成長因子が、前記本体１２の外周面もしくは内周面にコーティングされるか、または、前記本体１２に内包されることを特徴とする、請求項１〜５のいずれか一項に記載のシワ除去用充填体。