JP2014512742A - 無線アクセス技術間のサービス再試行中にセッションコンテキストを保存するための方法および装置 - Google Patents

無線アクセス技術間のサービス再試行中にセッションコンテキストを保存するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

無線アクセス技術間のサービス再試行中のセッションコンテキスト情報の保存を容易にするための方法が提供される。ユーザ機器(UE)は、第1のネットワークとのワイヤレス通信セッションを介する第1のサービスに対するデータ通信を開始することができる。第1のサービスが失敗したことを第1のネットワークを介して確認すると、第2のサービスを求めるサービス要求を第1のネットワークに送ることによって、障害迂回手順が開始される。第2のサービスは、第1のサービスとは別個であり得、第1のネットワークとのワイヤレス通信セッションを一時停止する効果がある。次いで、UEは、第1のサービスに対するデータ送信を第2のネットワークを介して再送する。次いで、データ送信を第2のネットワークを介して再送した後、UEは、第1のネットワークを介するワイヤレス通信セッションの使用を再開する。この再開は、一時停止に先立って保存されたワイヤレス通信セッションに対するコンテキスト情報を使用することによって行われる。

Description

様々な特徴は、無線通信(wireless radio communication)システム間の切替えに関し、より詳細には、異なる無線アクセス技術においてサービスを再試行するときに現在のセッションコンテキストを保存する方法およびデバイスに関する。
マルチモードユーザ機器(UE)、たとえばモバイル通信デバイスは、パケット交換ネットワーク(たとえば、ロングタームエボリューション(LTE)エアインターフェース標準に準拠するネットワーク)および回路交換ネットワーク(たとえば、1xRTTコアCDMA2000ワイヤレスエアインターフェース標準)を介するなど、2つ以上の異なる無線アクセス技術に従って動作することが可能であり得る。動作中、UEは、パケット交換ネットワークに登録し、接続またはリンクをセットアップし、UEが様々なタイプのサービスに対して使用可能なIPマルチメディアサブシステム(IMS)を介して(LTE対応ネットワーク上で)データ通信セッションを確立することができる。たとえば、UEは、LTEパケット交換ネットワークを介して動作しながら、ショートメッセージサービス(SMS)サービスまたは音声通信などの他のアプリケーションを実施するように構成され得る。
概して、LTEパケット交換ネットワークは、多くのUE動作の集中制御を提供する。UEがLTEパケット交換ネットワーク内で動作中(すなわち、正常なIMS登録の後)、UEは、すべてのサービスまたはアプリケーションに対してLTEパケット交換ネットワーク上にとどまることが予想される。ユーザが、モバイル発信(mobile originated)(MO)サービス(たとえば、SMS)を送ろうとすると、UEは、サービスデータまたはメッセージをパケット交換ネットワークのIMSコアを介して配信することを試みる。サービスが利用できない場合、UEは、IMSコアから、IMSプレーンを介するサービス配信における何らかのエラーを示すエラーメッセージを受信することができる。
マルチモードUEは、回線交換(CS)ネットワーク/ドメイン(たとえば、1xRTT、GERAN、UTRAN)を介してサービス(たとえば、SMS)を直接実施するために、それのサービングまたはアクティブ無線アクセス技術を切り替えることができる。すなわち、UEは、サービスデータまたはメッセージを送ることを再試行するために、それのLTEインターフェースから、たとえば1xRTTインターフェースに切り替えることができる。しかしながら、LTEパケット交換ネットワークにおいて、LTEネットワークは、UEと確立された接続またはリンクを制御する。すなわち、LTEネットワークは、UEが、LTEパケット交換ネットワークを介して通信することを継続するという仮定の下で動作する。したがって、UEは、LTEパケット交換ネットワークとのそれの接続またはリンクを、LTEエアインターフェース上で到来するページを失うことなく、簡単に放棄することはできない。
したがって、LTEパケット交換ネットワーク上で、UEに対して透過的であり(「サイレントリダイヤル」)かつUEに対するデータ喪失またはコンテキスト喪失を生じない方式で、いくつかのサービスに対する無線アクセス技術(RAT)間の再試行を実行するための手順が必要とされている。
第1のネットワークからのページングまたはデータ喪失のリスクなしに、ユーザ機器(UE)の無線インターフェースを第1のネットワーク(たとえば、パケット交換ネットワーク)から第2のネットワーク(たとえば、回路交換ネットワーク)に動的に切り替えるためのシステム、装置および/または方法が提供される。
第1の態様によれば、送信障害迂回手順の間、セッションコンテキストを保存するための、マルチモーダルユーザ機器上で動作可能な方法が提供される。ユーザ機器は、第1のネットワークに登録するために登録プロセスを実行し、それによりユーザ機器と第1のネットワークとの間にワイヤレス接続を確立することができる。その後、ユーザ機器は、ワイヤレス接続を介してワイヤレス通信セッションを確立することができる。一例では、ワイヤレス接続は、ワイヤレス通信セッションよりも低い、ユーザ機器のプロトコルスタックのレイヤにおいて実装され得る。
データ送信は、第1のネットワークとのワイヤレス通信セッションを介して、第1のサービスに対して開始され得る。第1のサービスが失敗したことが第1のネットワークを介して確認された場合、ユーザ機器は、第1のサービスとは別個であり、第1のネットワークとのワイヤレス通信セッションを一時停止する効果がある第2のサービスを求めるサービス要求を、第1のネットワークに送る。第1のネットワークとのワイヤレス通信セッションを一時停止するステップは、ワイヤレス通信セッションに対するコンテキスト情報を保存するステップを含むことができる。次いで、ユーザ機器は、失敗した第1のサービスに対するデータ送信を第2のネットワークを介して再送する。第1のネットワークを介するワイヤレス通信セッションの使用は、第2のネットワークを介してデータ送信を再送した後で再開され得る。一例では、ワイヤレス通信セッションの使用を再開するステップは、(a)ユーザ機器と第1のネットワークとの間に新しいワイヤレス接続を確立するステップ、および/または(b)ワイヤレス通信セッションの一時停止に先立って保存されたワイヤレス通信セッションに対するコンテキスト情報を使用することによって、新しいワイヤレス接続を介してワイヤレス通信セッションを再確立するステップを含むことができる。
一例では、サービス要求は、ユーザ機器がボイス呼サービスを開始していることを示すために使用される、拡張されたサービス要求メッセージであってよい。ユーザ機器は、失敗した第1のサービスに対するデータ送信を第2のネットワークを介して再送する代わりに、第2のサービスに対する後続のステップを控えることができる。第2のサービスを求めるサービス要求を送るステップ、および失敗した第1のサービスに対するデータ送信を再送するステップは、自動であり得、ユーザ機器のオペレータに対して透過的であり得る。
第2のネットワークを介してデータ送信を再送するステップは、先行ステップである(a)ユーザ機器を第2のネットワークに登録するステップ、および/または(b)ユーザ機器と第2のネットワークとの間に第2のワイヤレス通信セッション確立するステップを伴うことができることに留意されたい。
様々な例では、第1のサービスが失敗したことを第1のネットワークを介して確認するステップは、(a)第1のサービスに対するデータ送信が失敗したことを示すサービス障害インジケータを第1のネットワークから受信するステップ、および/または(b)第1のサービスが第1のネットワークを介して利用できないことを単独で判断するステップを含むことができる。
一例では、第1のネットワークはパケット交換ネットワークであり、第2のネットワークは回路交換ネットワークである。たとえば、第1のネットワークは、ロングタームエボリューション(LTE)パケット交換ネットワークである。
したがって、ワイヤレス通信デバイスと処理デバイスとを備えるユーザ機器が、提供され得る。ワイヤレス通信デバイスは、少なくとも第1のネットワークと第2のネットワークとを介して通信するように適合され得る。処理デバイスは、ワイヤレス通信デバイスに結合され得、(a)第1のネットワークとのワイヤレス通信セッションを介する第1のサービスに対するデータ通信を開始するように、(b)第1のサービスが失敗したことを第1のネットワークを介して確認するように、(c)第1のサービスとは別個であり、第1のネットワークとのワイヤレス通信セッションを一時停止する効果がある第2のサービスを求めるサービス要求を第1のネットワークに送るように、(d)失敗した第1のサービスに対するデータ送信を第2のネットワークを介して再送するように、および/または(e)データ送信を第2のネットワークを介して再送した後で、第1のネットワークを介するワイヤレス通信セッションの使用を再開するように、構成され得る。第1のネットワークはパケット交換ネットワークでよく、第2のネットワークは回路交換ネットワークでよい。
第2の態様によれば、ユーザ機器の送信障害迂回手順の間、セッションコンテキストを保存するための、パケット交換ネットワークデバイス上で動作可能な方法が提供される。パケット交換ネットワークデバイスは、ユーザ機器から登録要求を受信し得、ユーザ機器と第1のネットワークとの間にワイヤレス通信セッションを確立する。ネットワークデバイスは、第1のサービスに対するデータ送信をユーザ機器とのワイヤレス通信セッションを介して受信することができる。応答して、パケット交換ネットワークデバイスは、第1のサービスに対するデータ送信が失敗したことを示すサービス障害インジケータをユーザ機器に送ることができる。次いで、パケット交換ネットワークデバイスは、第1のサービスとは別個であり、ユーザ機器とのワイヤレス通信セッションを一時停止する効果がある第2のサービスを求めるサービス要求を、ユーザ機器から受信することができる。第1のネットワークとのワイヤレス通信セッションを一時停止するステップは、ワイヤレス通信セッションに対するコンテキスト情報を保存するステップを含むことができる。一例では、第2のサービスを求めるサービス要求は、ユーザ機器がボイス呼サービスを開始していることを示すために使用される、拡張されたサービス要求であってよい。
第1のネットワークとのワイヤレス通信セッションを一時停止している間に、ユーザ機器は、第1のサービスに対するデータ送信を第2のネットワークを介して再送することができる。
ワイヤレス通信セッションが一時停止されている間、ネットワークデバイスは、ユーザ機器に対するページングメッセージをバッファリングすることができる。その後、ユーザ機器とのワイヤレス通信セッションを再開するためのインジケータが、ネットワークデバイスによって受信され得る。通信セッションが再開されると、ネットワークデバイスは、バッファリングされたページングメッセージをユーザ機器に送ることができる。したがって、ネットワークデバイスは、ユーザ機器とのワイヤレス通信セッションを介してアクティビティを再開することができる。ワイヤレス通信セッションの使用を再開するステップは、(a)ユーザ機器と第1のネットワークとの間に新しいワイヤレス接続を確立するステップ、および/または(b)ワイヤレス通信セッションの一時停止に先立って保存されたワイヤレス通信セッションに対するコンテキスト情報を使用することによって、新しいワイヤレス接続を介してワイヤレス通信セッションを再確立するステップを含むことができる。一例では、ワイヤレス通信セッションがしきい値時間よりも長い間一時停止された場合、通信セッションは終了されることに留意されたい。
一例では、第1のネットワークは、ロングタームエボリューション(LTE)パケット交換ネットワークなどのパケット交換ネットワークであってよい。第2のネットワークは、回路交換ネットワークであってよい。
したがって、ワイヤレス通信デバイスと処理デバイスとを備えるパケット交換ネットワークエンティティが、提供され得る。ワイヤレス通信デバイスは、1つまたは複数のユーザ機器およびコアネットワークとの通信に適合され得る。処理デバイスは、ワイヤレス通信デバイスに結合され得、(a)第1のサービスに対するデータ送信をユーザ機器とのワイヤレス通信セッションを介して受信するように、(b)第1のサービスに対するデータ送信が失敗したことを示すサービス障害インジケータをユーザ機器に送るように、(c)第1のサービスとは別個であり、ユーザ機器とのワイヤレス通信セッションを一時停止する効果がある第2のサービスを求めるサービス要求をユーザ機器から受信するように、(d)ワイヤレス通信セッションが一時停止している間、ユーザ機器に対するページングメッセージをバッファリングするように、(e)ユーザ機器とのワイヤレス通信セッションを再開するためのインジケータを受信するように、(f)バッファリングされたページングメッセージをユーザ機器に送るように、および/または(g)ユーザ機器とのワイヤレス通信セッションを介してアクティビティを再開するように構成され得る。第1のネットワークとのワイヤレス通信セッションを一時停止している間に、ユーザ機器は、第1のサービスに対するデータ送信を第2のネットワークを介して再送することができる。コアネットワークは、インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)を含むことができる。
本特徴の特徴、性質、および利点は、図面とともに行う下記の詳細な説明からより明らかになろう。図中、同様の参照符号は、全体を通じて同じ部分を表す。
ワイヤレスマルチモーダルユーザ機器が、パケット交換ネットワークおよび/または回路交換ネットワークを介して通信するように適合され得るワイヤレス通信システムを示すブロック図である。 障害迂回データ再送信を実装するための、ユーザ機器と、パケット交換ネットワークと、回路交換ネットワークとの間の動作を示すフロー図である。 障害迂回データ再送信を実装するための、ユーザ機器と、パケット交換ネットワークと、回路交換ネットワークとの間の動作を示すフロー図である。 パケット交換ネットワークとの全セッションコンテキストを失うことなくパケット交換ネットワークから回路交換ネットワークに障害迂回するように構成された例示的なマルチモーダルユーザ機器を示すブロック図である。 第1のネットワークとのワイヤレス通信セッションを失うことなく第1のネットワークから第2のネットワークへの障害迂回を実行するための、ユーザ機器内で動作可能な例示的な方法を示すフロー図である。 パケット交換ネットワークとの全セッションコンテキストを失うことなくパケット交換ネットワークから回路交換ネットワークへの障害迂回を実行するための、ユーザ機器上で動作可能な別の例示的な方法を示すフロー図である。 通信接続性を1つまたは複数のユーザ機器に提供するように構成された例示的なパケット交換ネットワークデバイスを示すブロック図である。 第1のネットワークとのワイヤレス通信セッションを失うことなく第1のネットワークから第2のネットワークへのユーザ機器の障害迂回を容易にする、第1のネットワークエンティティ内で動作可能な例示的な方法を示すフロー図である。 通信接続性を1つまたは複数のユーザ機器に提供するための、パケット交換ネットワークデバイスまたはエンティティ上で動作可能な別の例示的な方法を示すフロー図である。 通信接続性を1つまたは複数のユーザ機器に提供するための、パケット交換ネットワークデバイスまたはエンティティ上で動作可能な別の例示的な方法を示すフロー図である。 障害迂回データ再送信を実装するための、ユーザ機器と、LTEパケット交換ネットワークと、1xRTT回路交換ネットワークとの間の動作を示すフロー図である。 障害迂回データ再送信を実装するための、ユーザ機器と、LTEパケット交換ネットワークと、1xRTT回路交換ネットワークとの間の動作を示すフロー図である。 ユーザ機器および/またはLTEパケット交換ネットワークのeNB内に実装され得る、例示的なプロトコルスタックを示す図である。 ユーザ機器によって開始された障害迂回の間にセッション保存が発生し得る、例示的なパケット交換ネットワークを示すブロック図である。
以下の説明では、実施形態を完全に理解することができるように具体的な詳細を与える。ただし、実施形態はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることを当業者は理解されよう。たとえば、実施形態を不要な詳細で不明瞭にしないように回路をブロック図で示すことがある。他の場合には、実施形態を不明瞭にしないように、よく知られている回路、構造および技法を詳細に示さないことがある。
以下の説明では、特定の用語が、1つまたは複数の実施形態の特定の特徴を説明するために使用される。「アクセスノード」という用語は、基地局、ノードBデバイス、フェムトセル、ピコセルなどを含むことができる。「ユーザ機器」または「UE」という用語は、モバイル電話、ページャ、ワイヤレスモデム、携帯情報端末(PDA)、個人情報マネージャ(PIM)、パームトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ならびに/または少なくとも部分的に1つまたは複数のワイヤレス、セルラー、通信、および/もしくはデータのネットワークを介して通信する他のワイヤレスもしくはモバイルの通信/計算デバイスを指す。「ネットワークエンティティ」という用語は、ネットワークの一部であり、かつ/または1つまたは複数のネットワーク機能を実行する(たとえば、ユーザ機器を認証する、ユーザ機器との通信接続を確立する、など)1つまたは複数のデバイスを指すことができる。「接続」という用語は、サービングネットワークとユーザ機器との間で確立され、個別のユーザ機器に割り当てられ、かつ/または複数のユーザ機器によって共有される、1つまたは複数の物理チャネルおよび/または論理チャネル、無線ベアラ、スロットなどを含む、より低いレベルのプロトコルスタックにおいて生じ得るワイヤレス通信リンクを指すことができる。「セッション」および/または「通信セッション」という用語は、(より低いレベルのプロトコルスタックにおいて生じる接続と比較して)より高いレベルのプロトコルスタックにおける通信の確立を指す。「回路交換ネットワーク」という用語は、通信セッションまたは呼の間に専用のポイントツーポイント接続を使用するネットワークを指す。「パケット交換ネットワーク」という用語は、各パケットにおける宛先アドレスに基づいて個別の小さいブロック(たとえば、パケット)のデータを移動させるネットワークを指す。「障害迂回」という用語は、サービスまたは送信が第1のネットワークを介して失敗した場合に、サービスまたは送信が第2のネットワークを介して再試行される再試行手順を指す。
概観
一特徴は、第1のネットワークからのページングまたはデータ喪失のリスクなしに、ユーザ機器(UE)の無線インターフェースを第1のネットワーク(たとえば、パケット交換ネットワーク)から第2のネットワーク(たとえば、回路交換ネットワーク)に動的に切り替えるためのシステム、装置および方法を提供する。UEは、第1のネットワークとのアクティブセッションおよび/またはアクティブ接続を有することができる。1つまたは複数のサービスが、セッションの一部として接続を介してUEによって確立され得る。たとえば、UE上で動作しているアプリケーションは、様々なサービスに関連するデータを送信および/または受信するために、1つまたは複数のセッションおよび対応する接続を使用することができる。しかしながら、第1のサービスに関連するデータ送信が、(たとえば、ネットワークの問題によって)失敗することがある。マルチモーダルUEは、(たとえば、同じかまたは異なる周波数のチャネルまたは帯域上の)異なるタイプのネットワークを介して通信することができる可能性がある。したがって、そのようなUEは、データ送信が第1のネットワークを介して失敗した場合、第2のネットワークを介して第1のサービスに対するデータ送信を再試行することができる可能性がある。
しかしながら、いくつかの例では、第1のネットワークは、データを失う可能性またはリスクなしに、通信を円満に一時停止して第2のネットワークに切り替えるための機構を欠いている可能性がある。UEが、第1のネットワークとのそれのセッションを(終了するのではなく)一時停止して、ユーザ機器のオペレータに対して透過的な障害迂回を実行することを可能にする特定の要求またはコマンドがない場合に、UEは、第1のネットワークを介するセッションを一時的に一時停止する効果がある、異なる(拡張された)サービス要求を利用することができる。たとえば、第1のサービスが第1のネットワークを介して失敗した場合、UEは、第1のネットワークをだまして、第2のサービス(たとえば、第1のサービスと異なるサービス)がUEによって開始されているものと信じ込ませることによって、セッションの一時停止を開始することができる。セッションの一時停止は、セッションに対するコンテキストが維持されることを可能にし、同時に、第1のネットワークは、ページングメッセージをバッファリングすることができる。次いで、UEは、第1のサービスに対するデータを第2のネットワークを介して再送信することを試みることができる。その後、UEは、第1のネットワークとのそれのセッションを再開することができる。セッションを一時停止した結果として、UEと、第1のネットワークの1つまたは複数のエンティティの両方が、セッションに対するコンテキスト情報(たとえば、セッションベアラ、IPアドレス、パケットデータコンテキストなど)を保持することに留意されたい。セッションコンテキストが維持されているので、セッションは、その後、データを失うことなく再開され得る。たとえば、セッションが再開すると、第1のネットワークは、任意のバッファリングされたページングメッセージをUEに送ることができる。
一例では、LTEパケット交換ネットワーク上で動作しているユーザ機器(UE)は、第1のサービスに対するデータを、関連付けられたワイヤレス接続を有するセッションの一部を介して送信することを試みることができる。データ送信がLTEパケット交換ネットワークを介して失敗したというインジケータを受信すると、ユーザ機器は、障害迂回手順を開始することができる。ユーザ機器は、一般にボイス呼サービスを開始するために使用されるLTEパケット交換ネットワークに、拡張されたサービス要求(ESR)メッセージを送ることができ、それにより、LTEパケット交換ネットワークは、ユーザ機器とのパケット交換セッションを(終了ではなく)一時停止させられる。すなわち、ワイヤレスセッションに関連付けられた1つまたは複数のリソース(たとえば、セッションベアラ、IPアドレス、パケットデータコンテキストなど)が保存される。様々な例では、ボイス呼サービスが回路交換ネットワークを介して開始されることを第1のネットワークに示すために、ESRメッセージが使用され得る。次いで、ユーザ機器は、第1のサービスに対するデータを、回路交換ネットワークを介して再送信することができる。完了すると、ユーザ機器は、パケット交換セッションを介するサービスを、LTEパケット交換ネットワークとの接続を介して再開することができる。この障害迂回プロセスは、ユーザ機器のオペレータに完全に透過的であり得(すなわち、ユーザへの通知なしに、および/またはユーザの関与なしに)、サービス送信が失敗すると自動的に実行され得る。
例示的な動作ネットワーク環境
図1は、ワイヤレスマルチモーダルユーザ機器102が、パケット交換ネットワーク104(たとえば、LTE対応ネットワーク)および/または回路交換ネットワーク106を介して通信するように適合され得るワイヤレス通信システムを示すブロック図である。ユーザ機器102は、たとえば、アクセス端末、モバイル電話、モバイル/ワイヤレス通信デバイス、ラップトップコンピュータなどを含むことができる。ユーザ機器102は、それが、異なるタイプのネットワーク、異なる周波数帯域もしくはチャネルを利用するネットワーク、ならびに/または異なる通信規格および/もしくはプロトコルに従って動作するネットワークを介して通信することを可能にする通信機能を含むことができる。この例では、ユーザ機器102は、パケット交換ネットワーク104と回路交換ネットワーク106の両方の範囲内で動作していてよい。
パケット交換ネットワーク104は、データが(すなわち、コンテンツ、タイプ、および/または構造に関係なく)、共有された通信経路またはチャネルを介して適切なサイズのブロック(着呼パケット)で送信される、任意のデジタルネットワークであってよい。パケット交換ネットワーク104では、複数のユーザ機器(たとえば、通信デバイス)が、各パケットの指定受信者を識別するためにパケット内のヘッダを使用して、データ用の共有された通信経路またはチャネルを監視することができる。一例では、そのようなパケット交換ネットワーク104は、いくつかのユーザ機器が共有された通信チャネルを使用し得るので、帯域幅リソースを効率的に使用することができ、無駄なまたは未使用の帯域幅が低減される。パケット交換ネットワークの一例は、LTE対応ネットワーク(発展型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)としても知られている)を含む。
回路交換ネットワーク106は、通信に先立って、専用の通信経路またはチャネル(すなわち、接続)が、2つの通信デバイス間に確立されて、必ずしもパケットを必要とすることなく同期または非同期のデータ転送が提供される、任意のネットワークであってよい。専用の通信経路またはチャネルは、2つの通信デバイス間でより効率的な通信を可能にする一方で、他のデバイスが専用の通信経路またはチャネルの未使用の帯域幅を利用し得ないので、同様に帯域幅リソースを浪費している。回路交換ネットワークの一例は、公衆交換電話網(PSTN)またはGSM(登録商標)ネットワークを含む。
典型的な動作では、ユーザ機器102は、パケット交換ネットワーク104に登録し得、次いで、パケット交換ネットワーク104に対するサービングアクセスノードとの接続またはリンクを介して別のエンティティとのセッションをセットアップする。次いで、サービスがセッションおよび接続を介して確立され得、ユーザ機器102が、そのサービスに関連付けられたデータを送信および/または受信することが可能になる。本明細書で使用するように、セッションは、プロトコルスタックのより高いレベルにおいて確立および維持され得、接続またはリンクは、プロトコルスタックのより低いレベルにおいて確立および維持され得る。たとえば、セッションはユーザ機器102とモビリティマネージャ204との間で、またはモビリティマネージャを介してパケット交換ネットワークに結合されたネットワーク化デバイスと確立され得る。接続は、ユーザ機器102とパケット交換ネットワーク104に対するローカルアクセスノード202との間で確立され得る。
障害または割込みが、パケット交換ネットワーク104を介して発生し得、データ障害またはサービスのうちの1つまたは複数の割込みが生じる。したがって、ユーザ機器102は、パケット交換ネットワーク104を介して(特定のサービスに対する)データ障害を検出すると、ユーザ機器102が、回路交換ネットワーク106を介して(そのサービスに対する)データ送信を自動的に再試行し得る、障害迂回手順を用いて構成され得る。
しかしながら、いくつかのパケット交換ネットワークは、ネットワークがセッション、接続/リンク、および/または通信チャネルの確立および遮断(breakdown)を厳密に制御する、ネットワーク中心(network-centric)リソース制御を実装する。したがって、ユーザ機器が、パケット交換ネットワークを介してセッションを円満に一時停止し、パケット交換ネットワークから到来するページングメッセージまたはデータ送信を失う可能性なしに、回路交換ネットワークを介してデータ送信の再試行を開始することを可能にする機構は、存在し得ない。
たとえば、LTE対応パケット交換ネットワーク(たとえば、E-UTRANネットワーク)では、パケット交換ネットワークとのセッションを一時停止し(しかし終了または解体(teardown)はしない)、回路交換ネットワークを介することによって(たとえば、サービスに対する)データ送信を再試行するための機構は、現在存在しない。すなわち、LTE対応パケット交換ネットワークは、ユーザ機器がパケット交換ネットワーク上でそれのセッションおよび/または接続を終了することは、パケット交換ネットワークによって示されない限り、予想しない。ユーザ機器がパケット交換ネットワークから回路交換ネットワークに一方的に切り替えた場合でも、パケット交換ネットワークはユーザ機器がもはやパケット交換ネットワークとのそれのセッションおよび/または接続を監視していないことに気付かないので、ユーザ機器は、パケット交換ネットワークからのページングメッセージおよび/またはデータ送信を失う危険を冒す。加えて、パケット交換ネットワークとのセッションおよび接続を完全に終了することは、同様に、ユーザ機器に対するルーティング情報を失う結果を生じることがある。具体的には、セッションに対するコンテキスト情報が失われた場合、ユーザ機器がパケット交換ネットワークに切り替え復帰すると、セッションを再確立するためにかなり長い時間がかかる。
この問題に対処するために、1つの特徴は、ユーザ機器102が、パケット交換ネットワーク104との通信セッションを一時停止する(が完全に解体するのではない)ために、一般に異なる目的のために定義された、既存のネットワークプロトコルのコマンド、メッセージまたは要求を再使用することを可能にする。たとえば、LTE対応パケット交換ネットワーク104では、ユーザ機器102は、回路交換ネットワーク106を介してボイス呼を開始するためにしばしば使用される、拡張されたサービス要求(ESR)メッセージを送ることができる。ユーザ機器102は、回路交換ネットワークまたはパケット交換ネットワークのいずれかを介してボイス呼を開始するための追加のステップを実行しないので、ESRメッセージは、パケット交換ネットワーク104を介して以前に確立された通信セッションを、単に一時停止する。この一時停止は、ユーザ機器102が、以前に失敗した(たとえば、サービスに対する)データ送信を回路交換ネットワーク106を介して再試行することを可能にする。回路交換ネットワーク106を介してデータを再送信すると、ユーザ機器102は、以前に確立されたパケット交換ネットワーク104との通信セッションを介して通信を再開することができる。
例示的なパケット交換ネットワークから回路交換ネットワークへの障害迂回システム
図2(図2Aおよび図2Bを含む)は、障害迂回データ再送信を実装するための、ユーザ機器と、パケット交換ネットワークと、回路交換ネットワークとの間の動作を示すフロー図である。ここで、パケット交換ネットワーク104は、概して、アクセスノード202、モビリティマネージャ204、および/またはコアネットワーク206(たとえば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)を含み得る発展型パケットシステム(EPS)ネットワーク)を含むことができる。アクセスノード202およびモビリティマネージャ204は、コアネットワーク206へのアクセスを提供するLTEネットワークの一部であってよい。アクセスノード202は、ユーザ機器102とパケット交換ネットワーク104の他のエンティティとの間のワイヤレス(オーバージエア)接続性を提供することができる。モビリティマネージャ204は、ネットワークセル間のユーザ機器の移動を追跡し、セッションを確立および/または維持し、ページングメッセージを送る役目を果たすことができる。コアネットワーク206は、認証、登録を実行し、かつ/または通信セッションを確立/維持する構成要素を含むことができる。
ユーザ機器102は、(たとえば、コアネットワーク206を介して)パケット交換ネットワーク104と正常な登録208を実行することができる。そのような登録を用いて、ユーザ機器102は、パケット交換ネットワーク104を介する他のデバイスによって位置を特定され得る。ユーザ機器102は、パケット交換ネットワーク104を介してデータサービス送信を開始する210ことを望むことができる。したがって、セッションおよび接続が、パケット交換ネットワーク104を用いてセットアップされる212。たとえば、無線ベアラ接続212aが、アクセスノード202に対して確立され得、次いで、発展型パケットシステム(EPS)セッションベアラ212bがモビリティマネージャ204に対してまたは介して確立され得る。各セッションは、セッションを識別し、かつ/または他のデバイス/サーバと通信するために使用される個別のまたは固有のIPアドレスに関連付けられ得る(または固有のIPアドレスを取得する)。セッションは、より高いレベルのプロトコルスタック(非アクセス層レイヤなど)において確立され得る。セッション情報またはコンテキストは、1つまたは複数のセッションベアラ(EPSベアラとしても知られる)、セッションIPアドレス、パケットデータコンテキストなどを含むことができる。接続は、無線リンクをサービングアクセスノードとセットアップするために、より低いレベルのプロトコルスタックにおいて発生することができる。接続レベルにおいて、セッションベアラに対応する1つまたは複数の無線ベアラがセットアップされる。一例では、1つの無線ベアラが、1つのセッションベアラに対応することができる。
サービスは、セッションおよび接続212を介して確立され得る。たとえば、サービス要求214は、第1のサービスに対するデータを含んでよく、そのデータの一部であってよく、かつ/またはそのデータを送信する役目を果たしてよい。たとえば、そのようなサービス要求214は、ショートメッセージングサービス(SMS)メッセージ(図9AのSMSメッセージ922など)、ボイスオーバーIPサービスメッセージ、または任意の他のタイプのサービスおよび/もしくはメッセージであってよい。いくつかの例では、サービス障害216が、モビリティマネージャ204の制御を越えて、またはローカルなサービングネットワークをも越えて発生することがある。LTEネットワーク(たとえば、アクセスノード202およびモビリティマネージャ204)は、コアネットワーク206への導管として動作し得ることに留意されたい。したがって、LTEネットワークは、特定のサービスがコアネットワーク206(たとえば、IMSネットワーク)上で利用できるかできないかについて気付き得ない。実際、ユーザ機器102は、特定のサービスがコアネットワーク206上で利用できないことを、LTEネットワーク(たとえば、アクセスノード202およびモビリティマネージャ204)が、サービス障害が存在することを了解する前に確認することができる。
パケット交換コアネットワークを介するサービスの障害216が発生する(たとえば、サービスデータ送信が失敗する)場合、コアネットワーク206は、通信セッション障害メッセージ218をユーザ機器102に送る。たとえば、要求されたサービスが、セッション開始プロトコル(SIP)を介するSMSである場合、(図9Aの926におけるような)SIPエラー指示が、そのようなサービスの障害時に受信され得る。代替として、ユーザ機器102は、パケット交換ネットワーク104が所望のサービスを提供することができないことを単独で確認または判断することができる。たとえば、ユーザ機器102が、ローミングしており、ユーザ機器が特定の地理的領域内の訪問先LTEネットワーク(たとえば、アクセスノード202およびモビリティマネージャ204)上で動作しており、コアネットワーク206が遠くの地理的領域に位置することを知っている場合、ユーザ機器は、特定のサービスが可能性がないこと、実現不可能であることなどを確認し得ることがある。したがって、ユーザ機器102は、パケット交換ネットワークを介するサービス(たとえば、サービス要求214を送ること、および/またはサービス障害218を受信すること)を試みる前または後のいずれかに、障害迂回手順を開始することを一方的に決定するができる。
障害メッセージ218が受信されると(またはサービス障害が予想されると)、ユーザ機器102は、障害迂回手順を開始する219ことができる。障害迂回手順は、異なるネットワークを介して失敗したサービスを再試行(たとえば、1つまたは複数の失敗したメッセージまたはデータを再送信)することを試みることができる。たとえば、そのような障害迂回手順は、回路交換ネットワーク106を介して通信セッションを再確立(たとえば、サービスに対するデータを再送信)することを試みることができる。これを行うために、拡張されたサービス要求220が、ユーザ機器102によってパケット交換ネットワーク(すなわち、モビリティマネージャ204)に送られ得、パケット交換ネットワークはだまされて、そのような拡張されたサービスがユーザ機器102によって要求または開始されているものと信じ込む。拡張されたサービス要求220は、データ送信がパケット交換ネットワーク104を介して失敗した第1のサービスとは異なるサービス(たとえば、第2のサービス)または異なるタイプのサービスに対するものであってよいことに留意されたい。ユーザ機器102がパケット交換ネットワーク104とのセッションを具体的に一時停止する(が終了または解体はしない)ことを可能にする、指定された動作、コマンド、および/また要求がない場合、直接的または間接的にこれを達成するために、拡張されたサービス要求220が選択され得る。そのような拡張されたサービス要求220は、一般に、回路交換ネットワークを介して異なる動作またはサービス(たとえば、ボイス呼のような第2のサービス)を達成または開始するように指定され得、そのことが、ユーザ機器102とパケット交換ネットワーク104との間のセッションを同様に一時停止する(が終了または解体はしない)という、直接的もしくは間接的な効果または結果を有する。拡張されたサービス要求220に関連付けられたすべての動作を実行するのではなく、ユーザ機器102は、第2のサービスに関連付けられた後続の動作を無視するかまたは控えることができる。したがって、パケット交換ネットワーク104は、ユーザ機器102との通信セッションを一時停止し得るが、拡張されたサービス要求220に関連付けられた残りの動作は、ユーザ機器102によって実行されない。
拡張されたサービス要求220を処理することの一部として、セッション一時停止メッセージ222またはコマンドが、アクセスノード202に送られ得る。次いで、モビリティマネージャ204は、セッションが一時停止されている間、ユーザ機器102に向けられたページングメッセージをバッファリングまたは保留するように、セッションを一時停止する224ことができる。セッションを一時停止する224ことで、ユーザ機器102がパケット交換ネットワーク104とのセッション/接続を監視していないときに、不必要および/または無駄なページングメッセージがユーザ機器102に送られることが回避される。
ユーザ機器102は、セッションを一時停止し225、対応する接続を解放して226、回路交換ネットワーク106へのハンドオーバ手順を開始することができる。これを行うために、ユーザ機器102は、回線交換ネットワーク登録手順228を実行することができる。そのような登録228を正常に実行すると、ユーザ機器102は、回路交換ネットワーク106とのセッションおよび/または接続をセットアップする230ことができる。次いで、ユーザ機器102は、失敗したパケット交換データ通信セッション214(たとえば、第1のサービス)から回路交換ネットワーク106を介してサービスデータを再送信する231ことを試みることができる。そのような再送信が回路交換ネットワーク106を介して完了した後、ユーザ機器102は、パケット交換ネットワークを介して接続をセットアップして232セッションを再開する233ことができる。モビリティマネージャ204を更新するために、エリア追跡更新手順234が、ユーザ機器102とモビリティマネージャ204との間で実行され得る。このことは、接続が再確立されていることをパケット交換ネットワーク104に通知するのに十分であり得る。
例示的なユーザ機器および方法
図3は、パケット交換ネットワークとの全コンテキストを失うことなくパケット交換ネットワークから回路交換ネットワークに障害迂回するように構成された例示的なマルチモーダルユーザ機器を示すブロック図である。マルチモードユーザ機器(UE)302(たとえば、モバイル通信デバイス)は、パケット交換ネットワーク(たとえば、ロングタームエボリューション(LTE)エアインターフェース標準に準拠するネットワーク)および回路交換ネットワーク(たとえば、1xRTTコアCDMA2000無線エアインターフェース標準)を介するなど、2つ以上の異なる無線アクセス技術による動作が可能であり得る。
一例では、ユーザ機器302は、ワイヤレス通信デバイス306、1つまたは複数の入力デバイス308、および/または1つまたは複数の出力デバイス310に結合された処理デバイスまたは処理回路304を含むことができる。1つまたは複数の入力デバイス308は、ユーザがコンテンツ(たとえば、ボイス、データ、テキスト、マルチメディアなど)を入力することを可能にする他のデバイスの中でも、マイクロフォン、カメラ、キーパッド、タッチスクリーンを含むことができる。1つまたは複数の出力デバイス310は、コンテンツ(たとえば、ボイス、データ、テキスト、マルチメディアなど)を出力することを可能にするスピーカ、ディスプレイスクリーンなどを含むことができる。ワイヤレス通信デバイス306は、たとえば1つまたは複数の送信機/受信機チェーン320を含めて、無線送信機および/または無線受信機を含むことができる。ワイヤレス通信デバイス306は、ユーザ機器が第1のネットワーク(たとえば、パケット交換ネットワーク314)および/または第2のネットワーク(たとえば、回路交換ネットワーク318)へ/から通信することを可能にする1つまたは複数のアンテナ312および316に結合され得る。加えて、ユーザ機器302は、処理デバイス304に結合されたメモリデバイス324を含むことができる。メモリデバイス324は、プロトコルスタック326を実装する役目を果たすことができる。処理デバイス304は、パケット交換ネットワーク314を介するデータ送信またはサービスが失敗すると、回路交換ネットワーク318を介してデータ送信またはサービスを再試行するように適合された障害迂回モジュール322を含むことができる。パケット交換ネットワーク314を介する通信の再始動の遅延を回避するために、(パケット交換ネットワーク314から回路交換ネットワーク318への)障害迂回が、ユーザ機器302とパケット交換ネットワーク314との間のセッションを完全に閉鎖または終了することなく実行される。すなわち、パケット交換ネットワーク314とのセッションは、コアネットワークコンテキストが保存または維持されるように少なくとも部分的に維持され得る。たとえば、コアネットワークコンテキストは、ユーザ機器のセッションコンテキスト(たとえば、パケットデータコンテキスト、EPSベアラ、
およびインターネットプロトコル(IP)アドレス)を含む。メモリデバイス324は、セッションコンテキストを一時的に記憶する役目を果たし得る。いくつかの実装形態では、コアネットワークコンテキストは、無線レベルコンテキストならびに/または物理的ベアラおよび無線ベアラを除外することができる。
ユーザ機器がLTEネットワークを介して通信する一例では、障害迂回手順は、拡張されたサービス要求(ESR)メッセージを送るステップを伴うことができ、そのことがLTEに、ボイス通信が回路交換ネットワークを介してユーザ機器によって開始されているものと思わせる。その結果、LTEネットワークは、ユーザ機器とのセッションを一時停止する(が解体はしない)。
図4は、第1のネットワークとのワイヤレス通信セッションを失うことなく、第1ネットワーク(たとえば、パケット交換ネットワーク)から第2のネットワーク(たとえば、回路交換ネットワーク)への障害迂回を実行するための、ユーザ機器内で動作可能な例示的な方法を示すフロー図である。いくつかの例では、第1および第2のネットワークは、異なるタイプのネットワーク(たとえば、パケット交換ネットワーク対回路交換ネットワーク)であってよい。ワイヤレス通信セッションは、ユーザ機器と第1のネットワークとの間で確立される402。たとえば、セッションは、ユーザ機器のより高いプロトコルレイヤと第1のネットワーク(たとえば、第1のネットワークに結合されたデバイスまたはエンティティ)との間で確立され得る。セッションの確立は、ユーザ機器と第1のネットワーク(サービングアクセスノード)との間でより低いプロトコルレイヤにおいて接続またはリンクの確立をトリガすることができる。次いで、ユーザ機器は、第1のサービスに対するデータ送信をワイヤレス通信セッションを介して開始することができる404。たとえば、このことは、特定のサービス(たとえば、SMSサービス)に関連付けられたデータの送信を伴うことができる。ユーザ機器は、ワイヤレス通信セッションを介する第1のサービスが、第1のネットワークを介して失敗した(または失敗する)ことを確認することができる406。たとえば、ユーザ機器は、第1のサービスが失敗したことを示すサービス障害インジケータ(たとえば、図9AのSIPエラー表示926)を、第1のネットワークから受信することができる406。代替として、ユーザ機器は、第1のサービスが第1のネットワークを介して利用できないことを、(たとえば、第1のネットワークを介する前の通信から、または第1のネットワークを介して利用可能なサービスについて前に知られている他の情報から)単独で判断することができる。
障害インジケータの結果として(または第1のサービスが第1のネットワークを介して利用できないことをユーザ機器が単独で判断した結果として)、ユーザ機器は、障害迂回手順を開始することができる。ユーザ機器は、第1のサービスとは別個であり、第1のネットワークとのワイヤレス通信セッションを一時停止する効果がある第2のサービスを求める拡張されたサービス要求を、第1のネットワークに送ることができる408。すなわち、第2のサービスは、たとえばボイス呼要求であってよく、一方で、第1のデータサービスはたとえばショートメッセージングサービス(SMS)であってよい。第1のネットワークとのワイヤレス通信セッションを一時停止するステップは、ワイヤレス通信セッションに対するコンテキスト情報を保存するステップを含むことができる。次いで、ユーザ機器は、第2のサービスに対する後続のステップを完遂することを意図的に控えるかまたは失敗することができる。代わりに、ユーザ機器は、第1のサービスに対するデータ送信を第2のネットワークを介して再試行/再送する410。ユーザ機器は、データ送信を第2のネットワークを介して再送信すると、第1のネットワークを介するワイヤレス通信セッションを再開する412。そのような再開は、第1のネットワークとの接続を確立するステップと、ユーザ機器が、ワイヤレス通信セッションを再び使用していることを第1のネットワークに通知するステップとを含むことができる。たとえば、ワイヤレス通信セッションの使用を再開するステップは、(a)ユーザ機器と第1のネットワークとの間に新しいワイヤレス接続を確立するステップ、および/または(b)ワイヤレス通信セッションの一時停止に先立って保存されたワイヤレス通信セッションに対するコンテキスト情報を使用することによって、新しいワイヤレス接続を介してワイヤレス通信セッションを再確立するステップを含むことができる。
図5は、パケット交換ネットワークとの全セッションコンテキストを失うことなくパケット交換ネットワークから回路交換ネットワークへの障害迂回を実行するための、ユーザ機器内で動作可能な別の例示的な方法を示すフロー図である。最初に、ユーザ機器は、パケット交換ネットワークに登録する502。次いで、第1のワイヤレス通信接続が、ユーザ機器とパケット交換ネットワークとの間で確立される504。次いで、ユーザ機器は、第1のサービスに対するデータ送信を含む第1の通信セッションを、第1のワイヤレス通信接続を介して開始することができる506。接続は、セッションの確立に関連付けられ得、セッションの確立によってトリガされ得ることに留意されたい。次いで、ユーザ機器は、サービス障害メッセージがパケット交換ネットワークから受信されたかどうかを確認することができる508。たとえば、そのようなサービス障害メッセージの一例は、図9AのSIPエラーインジケータ926であってよい。障害メッセージまたはインジケータが受信されない場合、ユーザ機器は、第1の通信セッションを介してデータを送信することを継続することができる510(または少なくともそのようなデータ送信が正常であったものと仮定することができる)。
一方、障害メッセージまたはインジケータが受信された場合、次いで、ユーザ機器は、障害迂回手順を回路交換ネットワークを介して開始することができる。これを行うために、ユーザ機器は、サービス要求(たとえば、LTEネットワークにおける拡張されたサービス要求)をパケット交換ネットワークに送り、サービス要求は、パケット交換ネットワークとの第1のワイヤレス通信セッションを一時停止する(が終了または解体はしない)効果がある512。サービス要求は、第1のサービスとは異なるタイプのサービスのためであってよいことに留意されたい。次いで、ユーザ機器は、場合によっては、回路交換ネットワークに登録して514、ユーザ機器と回路交換ネットワークとの間で第2のワイヤレス通信セッション/接続を確立することができる516。次いで、ユーザ機器は、失敗したサービスに対するデータ送信を回路交換ネットワークとの第2のワイヤレス通信セッション/接続を介して再試行することができる518。次いで、ユーザ機器は、パケット交換ネットワークとの第1のワイヤレス通信セッションの使用を再開することができる520。
例示的なパケット交換ネットワークのシステムおよび方法
図6は、通信接続性を1つまたは複数のユーザ機器に提供するように構成された例示的なパケット交換ネットワークエンティティを示すブロック図である。この例では、パケット交換ネットワークエンティティ602は、処理デバイス604(たとえば、1つまたは複数の回路および/またはプロセッサ)、ワイヤレス通信デバイス606、および/またはネットワーク通信インターフェース608を含むことができる。ワイヤレス通信デバイス606は、パケット交換ネットワークエンティティ602が1つまたは複数のユーザ機器610へ/から通信することを可能にする送信機/受信機回路を含むことができる。ネットワーク通信インターフェース608は、パケット交換ネットワークエンティティ602が、1つまたは複数の他のパケット交換ネットワーク構成要素614または他の通信ネットワーク616と通信することを可能にする。メモリデバイス618は、処理デバイス604に結合され得、プロトコルスタック620を維持する役目を果たす。
一例では、パケット交換ネットワークエンティティ602は、ユーザ機器から通信を受信し、かつ/またはユーザ機器に通信を送信するための導管として動作するアクセスノード(たとえば、LTEネットワークに対するeNB)であってよい。
別の例では、パケット交換ネットワークエンティティ602は、複数のネットワークデバイスまたはそのようなデバイスの機能を含むことができる。たとえば、パケット交換ネットワークエンティティ602は、アクセスノードとモビリティマネージャエンティティとを含むことができる。処理デバイス604は、たとえば、モビリティマネージャ機能612を含む1つまたは複数のネットワーク機能を実行するために、複数の処理デバイスまたは回路を(同じまたは異なるネットワークデバイス上に)含むことができる。
図7は、第1のネットワークとのワイヤレス通信セッションを失うことなく、第1のネットワーク(たとえば、パケット交換ネットワーク)から第2のネットワーク(たとえば、回路交換ネットワーク)へのユーザ機器の障害迂回を容易にする、第1のネットワークデバイスまたはエンティティ(たとえば、2つ以上のネットワークデバイス)内で動作可能な例示的な方法を示すフロー図である。いくつかの例では、第1および第2のネットワークは、異なるタイプのネットワーク(たとえば、パケット交換ネットワーク対回路交換ネットワーク)であってよい。ワイヤレス通信セッションおよび/または接続は、第1のネットワークとユーザ機器との間に確立される702。第1のネットワークエンティティは、第1のサービスに対するデータ送信をワイヤレス通信セッションを介して受信することができる704。データ送信が失敗した場合、第1のネットワークエンティティは、第1のサービスに対するデータ送信が失敗したことを示すサービス障害インジケータをユーザ機器に送る706。たとえば、そのようなサービス障害メッセージの一例は、図9AのSIPエラーインジケータ926であってよい。代替として、ユーザ機器は、たとえ第1のネットワークエンティティによって送られた障害インジケータがなくとも、障害迂回を一方的に開始することができる。障害インジケータの結果として、第1のネットワークエンティティは、第1のサービスとは別個であり、ユーザ機器とのワイヤレス通信セッションを一時停止する効果がある第2のサービスを求める拡張されたサービス要求を、ユーザ機器から受信することができる708。しかしながら、第2のサービスを完遂するのではなく、ユーザ機器は、第2のネットワークに切り替える。第1のネットワークは、ワイヤレス通信セッションを一時停止状態に維持する。たとえば、ワイヤレス通信セッションが一時停止されている間、第1のネットワークは、ユーザ機器に対する任意のページングメッセージをバッファリングすることができる710。加えて、第1のネットワークデバイス(または第1のネットワーク)は、一時停止期間の間、ワイヤレス通信セッションに対するセッションコンテキスト情報を保存することができる。このようにして、第1のネットワークは、ユーザ機器が第1のネットワークとのそれのセッション/接続を監視してい
ない間、不要なページングメッセージをユーザ機器に送ることを回避する。その後、第1のネットワークエンティティは、ユーザ機器とのワイヤレス通信セッションを再開するためのインジケータを受信することができる712。新しい接続が、ユーザ機器と第1のネットワークエンティティとの間で確立され得る。新しい接続は、前に一時停止されたセッションを再確立または再開する役目を果たすことができる。したがって、新しい接続が確立され得る間、セッションコンテキストは維持される。次いで、第1のネットワークエンティティは、バッファリングされたページングメッセージをユーザ機器に送ることができる714。
図8(図8Aおよび図8Bを含む)は、通信接続性を1つまたは複数のユーザ機器に提供するための、パケット交換ネットワークデバイスまたはエンティティ上で動作可能な別の例示的な方法を示すフロー図である。この方法は、パケット交換ネットワークとのワイヤレス通信セッションを失うことなく、パケット交換ネットワークから回路交換ネットワークへのユーザ機器障害迂回を容易にすることができる。一例では、パケット交換ネットワークはLTEネットワークでよく、回路交換ネットワークは1xRTTネットワークでよい。登録要求が、パケット交換ネットワークデバイスによってユーザ機器から受信され得る802。ユーザ機器がパケット交換ネットワークに登録した後、パケット交換ネットワークデバイスは、ユーザ機器とのワイヤレス通信セッションおよび/または接続を確立することができる804。第1のサービスに関連付けられたデータ送信が、ワイヤレス通信接続を介してユーザ機器から受信され得る806。
第1のサービスに対するデータ送信がパケット交換ネットワークを介して失敗した場合808、パケット交換ネットワークデバイスは、第1のサービスに対するデータ送信が失敗したことのインジケータをユーザ機器に送ることができる810。その結果、パケット交換ネットワークデバイスは、ユーザ機器からサービス要求を受信し得、サービス要求は、ユーザ機器とのワイヤレス通信セッションを一時停止する(が終了または解体はしない)、直接的または間接的な効果を有する812。ユーザ機器とパケット交換ネットワークデバイスとの間の接続は、解体され得るかまたは失われ得ることに留意されたい。一例では、サービス要求は、ユーザ機器がボイス呼を回路交換ネットワークを介して開始していることを(パケット交換ネットワークに)示すためにユーザ機器によって一般に使用される、拡張されたサービス要求(ESR)メッセージであってよい。しかしながら、ボイス呼を回路交換ネットワークを介して実際に実行するのではなく、ユーザ機器は、失敗したデータ送信を再試行する。
次いで、パケット交換ネットワークデバイスは、ユーザ機器とのワイヤレス通信セッションを一時停止し814、かつ/またはワイヤレス通信接続が一時停止されている間、ユーザ機器に対するデータおよび/もしくはメッセージをバッファリングすることができる816。パケット交換ネットワークデバイスは、ワイヤレス通信セッションの一時停止に対してしきい値またはタイムアウトタイマーを適用することができる。しきい値時間を超えた場合818、パケット交換ネットワークデバイスは、ユーザ機器とのワイヤレス通信セッションを終了、解放、および/または終結することができる820。たとえば、このことは、ユーザ機器がパケット交換ネットワークの無線受信範囲の外に移動した状況に対処することができる。
そうでない場合、パケット交換ネットワークデバイスは、ユーザ機器からの再開のメッセージまたはインジケータの受信を監視することができる822。そのような再開のメッセージまたはインジケータを受信すると、パケット交換ネットワークデバイスは、ユーザ機器とのワイヤレス通信セッションを介して(および場合によっては新しい接続を確立して)アクティビティを再開することができる824。次いで、パケット交換ネットワークデバイスは、バッファリングされたデータまたはメッセージ(たとえば、不在呼、ページなど)をユーザ機器に送ることができる826。
例示的なLTEパケット交換ネットワークから回路交換ネットワークへの障害迂回システム
図9(図9Aおよび図9Bを含む)は、障害迂回データ再送信を実装するための、ユーザ機器と、LTEパケット交換ネットワーク904と、1xRTT回路交換ネットワーク907との間の動作を示すフロー図である。ここで、ユーザ機器902は、それが、LTEパケット交換ネットワーク904または1xRTT回路交換ネットワーク907のいずれかの上で動作することを可能にするマルチモーダルであってよい。いくつかの例では、ユーザ機器902は、常時、LTEパケット交換ネットワーク904または1xRTT回路交換ネットワーク907のいずれかを使用するように制限され得る(たとえば、ユーザ機器は、両ネットワークを介して同時にまたは並行して通信することはできない)。LTEパケット交換ネットワーク904は、1つまたは複数の拡張ノードB(eNB)912とモビリティマネージャエンティティ(MME)914とを含むことができる。MME 914は、ユーザ機器の、再送信を含む追跡およびページング手順を担当することができる。MME 914は、ベアラのアクティブ化/非アクティブ化に関与し得、同様に、ホーム加入者サーバと対話することによってユーザを認証する役目を果たす。LTEパケット交換ネットワーク904は、パケット交換IPマルチメディアサブシステム(IMS)を介して他のネットワークと通信することができる。1xRTT回路交換ネットワーク907は、たとえば、1xRTT基地局(BS)908および/または1xRTT移動交換センター(MSC)910を含むことができる。
LTEパケット交換ネットワークは複数の階層プロトコルレイヤで構造化され、下位プロトコルレイヤは上位レイヤにサービスを提供し、各レイヤは異なるタスクを受け持つ。たとえば、図10は、ユーザ機器および/またはLTEパケット交換ネットワークのeNB内に実装され得る、例示的なプロトコルスタックを示す。この例では、LTEプロトコルスタック1002は、物理(PHY)レイヤ1004と、媒体アクセス制御(MAC)レイヤ1006と、無線リンク制御(RLC)レイヤ1008と、無線リソース制御(RRC)レイヤ1012と、非アクセス層(NAS)レイヤ1014と、アプリケーション(APP)レイヤ1016とを含む。PHYレイヤ1004は、符号化および復号、変調および復調、ならびに/またはリソースマッピングを実行する役目を果たすことができる。MACレイヤ1006は、アップリンク/ダウンリンクスケジューリング、ハイブリッドARQ再送信、変調選択、および/またはリソース割当てを実行する役目を果たすことができる。RLCレイヤ1008は、分割/連結、再送信処理、および上位レイヤへの順序配信を実行する役目を果たすことができる。RLCレイヤ1008は、無線ベアラを定義する1つまたは複数の論理チャネル1010(たとえば、シグナリングおよび/またはデータの無線ベアラ)を含むことができる。RRCレイヤ1012は、セル専用チャネル(DCH)状態、セル順方向アクセスチャネル(FACH)状態、セルページングチャネル(PCH)状態、UTRAN(UMTS地上波無線アクセスネットワーク)登録エリアURAページングチャネル(URA_PCH)状態、およびアイドル状態を含めて、ユーザ機器に対する様々な監視モードを実装することができる。非アクセス層(NAS)レイヤ1014は、ユーザ機器のモビリティ管理コンテキスト、パケットデータコンテキストおよび/またはそれのIPアドレスを維持することができる。通信セッションを一時停止すると、コンテキストの一時停止および/または保存が、ユーザ機器のNASレイヤ1014において発生する。NASレイヤ1014および/または上位レイヤ(たとえば、アプリケーションレイヤ1016など)においてネットワークおよび/またはセッションコンテキスト情報が、一時停止および/または保存される。NASレイヤ1014以下(たとえば、RRCレイヤ1012、RLCレイヤ1008、MACレイヤ1006、およびPHYレイヤ1004)のネットワークおよび/またはセッションコンテキスト情報は、ネットワークによって破棄または削除され得る。プロトコルスタック1002中に(たとえば、図示のレイヤの上、下、および/または中間に)他のレイヤが存在し得ることに留意されたい。
図9を再び参照すると、ユーザ機器902は、パケット交換ネットワーク904およびIMS 906を介して正常なIMS登録916を実行することができる。次いで、ユーザ機器902は、ショートメッセージサービスを開始する918ことを望むことができる。これを行うために、ユーザ機器902は、EPSベアラおよび無線ベアラ(たとえば、データ無線ベアラDRBおよび/またはシグナリング無線ベアラSRB)を含めて、LTEパケット交換ネットワーク904を介してセッションおよび関連する接続をセットアップする920ことができる。無線接続をセットアップする920ことは、時間のかかる広範囲のタスクである。たとえば、このことは、無線リソース制御(RRC)セットアップと、セキュリティセットアップと、ユーザ機器コンテキストの転送とを含むことがある。
次いで、ユーザ機器902は、パケット交換IMS 906を介してセッション開始プロトコル(SIP)SMSメッセージ922を送ることによって通信セッションを確立することを試みることができる。いくつかの例では、パケット交換IMS 906またはそれの中のエンティティは、要求されたサービスをサポートし得ないか、または一時的に使用不能となり、障害924が発生する。したがって、パケット交換IMS 906は、SIPエラー表示926をユーザ機器902に送る。
このエラー表示926は、ユーザ機器が障害迂回手順を開始する928ことを可能にする。したがって、ユーザ機器902は、セッションコンテキストを保存する929ことができる。障害迂回手順はまた、LTEパケット交換ネットワーク904から切り替えるステップと、失敗したSMSメッセージを1xRTT回路交換ネットワーク907を介して再試行するステップとを伴うことができる。しかしながら、LTEパケット交換ネットワーク904から1xRTT回路交換ネットワーク907へのこの切替えは、一時的(たとえば、SMSメッセージを再試行するステップに対してだけ)であってよい。したがって、障害迂回の後、ユーザ機器902が、それの接続を完全に再確立する必要性によって遅延することなく速やかに、LTEパケット交換ネットワーク904を介してそれの通信を再開し得るならば、ユーザエクスペリエンスは向上され得る。このタスクは、LTEパケット交換ネットワーク904の場合は複雑である。というのは、ユーザ機器902が接続の一時停止を要求し、その後同じ接続の再開を要求することを可能にする具体的な命令、コマンド、またはプロトコルを、通信規格が提供していないからである。
障害迂回手順928の一実装形態によれば、ユーザ機器902は、ボイス呼サービスを開始するためにLTE対応ネットワークで一般に使用される、拡張されたサービス要求(ESR)メッセージ930を送ることができる。LTE対応パケット交換ネットワークでは、ESRメッセージは、一般に、ボイス呼をセットアップするためにデータセッションの一時停止を生じさせる(がデータセッションを解体はしない)。しかしながら、ユーザ機器902は、ボイス呼をセットアップすることを意図せずにESRメッセージ930を送り、パケット交換ネットワーク904に一時的にそれの接続を一時停止させるためだけにESRメッセージ930を使用することができる。ESR 930の結果として、モビリティマネージャ914は、セッションの一時停止を示すS1アプリケーションプロトコル(AP)メッセージ932をeNB 912に送る。次いで、モビリティマネージャ914は、ユーザ機器902とのセッションを一時停止する934ことができる(たとえば、同様にネットワーク側からのセッションコンテキストを保存する)。LTEネットワーク904およびIMS 906とのセッションのこの一時停止で、ユーザ機器902に対するセッションコンテキストが保存され、これらを再確立するための必要性または遅延なしに、後でセッションを再開することができる。たとえば、ユーザ機器902の中のモビリティ管理コンテキスト、パケットデータコンテキスト、EPSベアラ、および/またはIPアドレスが、保持または保存され得る。いくつかの場合に、セッションコンテキストが保存されている間、ユーザ機器902とパケット交換IMS 906との間で接続が失われることがあることに留意されたい。ページングがモビリティマネージャエンティティ914によって一時停止され得、ユーザ機器902へのダウンリンクデータメッセージが、パケット交換IPマルチメディアサブシステム(IMS)906によってバッファリングされ得る。
ユーザ機器902は、LTEパケット交換ネットワーク904との無線リソース制御(RRC)接続を解放し得936、1xRTT回路交換ネットワーク907を介してSMSメッセージを再送することを試みることができる。たとえば、ユーザ機器902は、1xRTT回路交換ネットワーク907との1xRTT登録手順938を実行することができる。そのような登録手順は、1xRTT回路交換ネットワーク907に対して、ユーザ(たとえば、加入者)および/またはユーザ機器902を認証および/または検証するステップを伴うことができる。次いで、ユーザ機器902は、1xRTT回路交換ネットワーク907とのセッションおよび/または接続をセットアップし得940、そのネットワークを介してユーザ機器はSMS配信942を再試行することができる。すなわち、LTEパケット交換ネットワーク904およびIMS 906を介して失敗したSMSメッセージ922が、1xRTT回路交換ネットワーク907を介して再送される。
次いで、ユーザ機器902は、新しい接続をセットアップする945ためにLTEチャネルに対して調整し、LTEセル選択を実行する944ことによって、LTEパケット交換ネットワーク904およびIMS 906に切り替え復帰することができる。次いで、前に一時停止されたセッションが、新しい接続を介して再開され得る947および948。ユーザ機器902もまた、追跡エリア更新946を実行することができる。
図11は、ユーザ機器によって開始された障害迂回の間、セッション保存が発生し得る例示的なパケット交換ネットワークを示すブロック図である。パケット交換ネットワークは、ユーザ機器1102と、パケット交換ネットワークアクセスノード1110と、ネットワークサービスサーバ1116とを含むことができる。ユーザ機器1102は、1つまたは複数のセッションレイヤ1106(たとえば、サーバとのデータ通信セッションをセットアップおよび/または維持するレイヤ)と、1つまたは複数の接続レイヤ1108(たとえば、ネットワークとの接続またはリンクをセットアップおよび/または維持するレイヤ)とを含み得るプロトコルスタック1104を実装または維持することができる。この例は、ユーザ機器1102とアクセスノード1110との間のワイヤレス接続1115が、プロトコルスタック1104の接続レイヤ1108とプロトコルスタック1112の接続レイヤ1114との間でセットアップまたは維持されることを示す。ユーザ機器1102とサービスサーバ1116との間のセッション1117が、接続1115を介してセットアップおよび/または維持され得る。セッション1117は、プロトコルスタック1104のセッションレイヤ1106とプロトコルスタック1118のセッションレイヤ1120との間で確立され得る。ユーザ機器1102によって開始された障害迂回手順の間、セッション1117に対するセッションコンテキストが、ユーザ機器1102およびサービスサーバ1116によって記憶または保存され得る。一方、ワイヤレス接続1115は、そのような障害迂回手順の間、解体され得る(たとえば、接続コンテキストは保存されない)。障害迂回手順は、たとえば、図2、図4、図5、図7、図8、および/または図9に示す障害迂回手順のうちの1つまたは複数であってよい。プロトコルスタック1104、1112、および/または1118は、たとえば、図10に示すプロトコルスタック1002および/またはスタックレイヤに類似することができる。
図面に示す構成要素、ステップ、特徴および/または機能のうちの1つまたは複数は、単一の構成要素、ステップ、特徴、または機能に再構成および/または結合されてよく、あるいは、いくつかの構成要素、ステップまたは機能に組み込まれてもよい。また、本明細書で開示する新規の特徴から逸脱することなく追加の要素、構成要素、ステップ、および/または機能が、同様に追加され得る。図に示す装置、デバイス、および/または構成要素は、別の図に記載した方法、特徴、またはステップのうちの1つまたは複数を実行するように構成され得る。本明細書で説明するアルゴリズムは、ソフトウェアでも効率的に実装され得、および/またはハードウェアにも組み込まれ得る。
また、実施形態は、フローチャート、フロー図、構造図またはブロック図として示されるプロセスとして説明され得ることに留意されたい。フローチャートは動作を逐次プロセスとして説明し得るが、動作の多くは並行してまたは同時に実行され得る。さらに、動作の順序は並び替えられ得る。プロセスは、それの動作が完了したときに終了する。プロセスは、方法、関数、手順、サブルーチン、サブプログラムなどに対応し得る。プロセスが関数に対応するとき、プロセスの終了は、関数呼出しまたはメイン関数に対する関数のリターンに対応する。
さらに、記憶媒体は、読出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体、光学記憶媒体、フラッシュメモリデバイスならびに/または他の機械可読媒体、プロセッサ可読媒体、および/もしくは情報を記憶するためのコンピュータ可読媒体を含む、データを記憶するための1つまたは複数のデバイスを表し得る。「機械可読媒体」、「コンピュータ可読媒体」、および/または「プロセッサ可読媒体」という用語は、ポータブルまたは固定ストレージデバイス、光ストレージデバイス、ならびに命令および/またはデータを記憶、含有または搬送することが可能な様々な他の媒体などの非一時的媒体を含むことができるが、これらに限定されない。したがって、本明細書で説明する様々な方法は、「機械可読媒体」、「コンピュータ可読媒体」および/または「プロセッサ可読媒体」に記憶され、1つまたは複数のプロセッサ、機械および/またはデバイスによって実行され得る命令および/またはデータによって、完全にまたは部分的に実装され得る。
さらに、実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、またはそれらの任意の組合せによって実装され得る。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアまたはマイクロコードで実装されるとき、必要なタスクを実行するプログラムコードまたはコードセグメントは、記憶媒体または他のストレージなどの機械可読媒体に記憶され得る。プロセッサは必要なタスクを実行し得る。コードセグメントは、手順、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、または命令、データ構造もしくはプログラムステートメントの任意の組合せを表し得る。コードセグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、またはメモリ内容をパスおよび/または受信することによって、別のコードセグメントまたはハードウェア回路に結合され得る。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージパッシング、トークンパッシング、ネットワーク送信などを含む、任意の好適な手段を介してパス、転送、または送信され得る。
本明細書で開示する例に関して説明する様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、要素、および/または構成要素は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理構成要素、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せで実装または実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティング構成要素の組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、いくつかのマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
本明細書で開示する例に関して説明する方法またはアルゴリズムは、ハードウェアで、プロセッサによって実行可能なソフトウェアモジュールで、または両方の組合せで、処理ユニット、プログラム命令、または他の指示の形態で直接実施され得、単一のデバイスに含まれるかまたは複数のデバイスにわたって分散され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。記憶媒体は、プロセッサがその記憶媒体から情報を読み取り、その記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合され得る。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。
さらに、本明細書で開示する実施形態に関して説明する様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。
本明細書で説明する本発明の様々な特徴は、本発明から逸脱することなく様々なシステムで実装され得る。上記の実施形態は例にすぎず、本発明を限定するものと解釈すべきではないことに留意されたい。実施形態の説明は、例示的なものであり、特許請求の範囲を限定するものではない。したがって、本教示は、他のタイプの装置、ならびに多くの代替形態、変更形態、および変形形態に容易に適用され得ることが当業者に明らかであろう。
102 ワイヤレスマルチモーダルユーザ機器
104 パケット交換ネットワーク
106 回路交換ネットワーク
202 アクセスノード
204 モビリティマネージャ
206 コアネットワーク
208 正常な登録
210 データサービス送信を開始する
212 セッションおよび接続がセットアップされる
212a 無線ベアラ接続
212b 発展型パケットシステム(EPS)セッションベアラ
214 サービス要求
216 サービス障害
218 通信セッション障害メッセージ
219 障害迂回手順を開始する
220 拡張されたサービス要求
222 セッション一時停止メッセージ
224 セッションを一時停止する
225 セッションを一時停止する
226 接続を解放する
228 登録手順
230 セッションおよび/または接続をセットアップする
231 サービスデータを再送信する
232 接続をセットアップする
233 セッションを再開する
234 エリア追跡更新手順
302 マルチモードユーザ機器
304 処理デバイスまたは処理回路
306 ワイヤレス通信デバイス
308 入力デバイス
310 出力デバイス
312 アンテナ
314 パケット交換ネットワーク
316 アンテナ
318 回路交換ネットワーク
320 送信機/受信機チェーン
322 障害迂回モジュール
324 メモリデバイス
326 プロトコルスタック
602 パケット交換ネットワークエンティティ
604 処理デバイス
606 ワイヤレス通信デバイス
608 ネットワーク通信インターフェース
610 ユーザ機器
612 モビリティマネージャ機能
614 他のパケット交換ネットワーク構成要素
616 他の通信ネットワーク
618 メモリデバイス
620 プロトコルスタック
902 ユーザ機器
904 LTEパケット交換ネットワーク
906 IMS
907 1xRTT回路交換ネットワーク
908 1xRTT基地局(BS)
910 1xRTT移動交換センター(MSC)
912 拡張ノードB(eNB)
914 モビリティマネージャエンティティ(MME)
916 正常なIMS登録
918 ショートメッセージサービスを開始する
920 セッションおよび関連する接続をセットアップする
922 セッション開始プロトコル(SIP)SMSメッセージ
924 障害
926 SIPエラー表示
928 障害迂回手順を開始する
929 セッションコンテキストを保存する
930 拡張されたサービス要求(ESR)メッセージ
932 S1アプリケーションプロトコル(AP)メッセージ
934 ユーザ機器902とのセッションを一時停止する
936 無線リソース制御(RRC)接続を解放する
938 1xRTT登録手順
940 セッションおよび/または接続をセットアップする
942 SMS配信
944 LTEチャネルに対して調整し、LTEセル選択を実行する
945 新しい接続をセットアップする
946 追跡エリア更新
947 セッションを再開する
948 セッションを再開する
1002 LTEプロトコルスタック
1004 物理(PHY)レイヤ
1006 媒体アクセス制御(MAC)レイヤ
1008 無線リンク制御(RLC)レイヤ
1010 無線ベアラを定義する1つまたは複数の論理チャネル
1012 無線リソース制御(RRC)レイヤ
1014 非アクセス層(NAS)レイヤ
1016 アプリケーション(APP)レイヤ
1102 ユーザ機器
1104 プロトコルスタック
1106 セッションレイヤ
1108 接続レイヤ
1110 パケット交換ネットワークアクセスノード
1112 プロトコルスタック
1114 接続レイヤ
1115 ワイヤレス接続
1116 サービスサーバ
1117 セッション
1118 プロトコルスタック
1120 セッションレイヤ

Claims (51)

  1. マルチモーダルユーザ機器上で動作可能な方法であって、
    第1のネットワークとのワイヤレス通信セッションを介する第1のサービスが失敗したことを確認するステップと、
    前記第1のサービスとは別個であり、前記第1のネットワークとの前記ワイヤレス通信セッションを一時停止する効果がある第2のサービスを求めるサービス要求を、前記第1のネットワークに送るステップと、
    前記失敗した第1のサービスに対するデータ送信を第2のネットワークを介して再送するステップと
    を含む、方法。
  2. 前記ユーザ機器を前記第1のネットワークに登録するステップと、
    前記ユーザ機器と前記第1のネットワークとの間にワイヤレス接続を確立するステップと、
    前記ワイヤレス通信セッションを前記ワイヤレス接続を介して確立するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ワイヤレス接続が、前記ワイヤレス通信セッションよりも低い、前記ユーザ機器のプロトコルスタックのレイヤにおいて実装される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のサービスに対するデータ送信を前記第1のネットワークとの前記ワイヤレス通信セッションを介して開始するステップと、
    前記第1のサービスに対する前記データ送信が失敗したことを示すサービス障害インジケータを前記第1のネットワークから受信するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1のサービスが失敗したことを前記第1のネットワークを介して確認するステップが、
    前記第1のサービスが前記第1のネットワークを介して利用できないことを単独で判断するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のネットワークとの前記ワイヤレス通信セッションを一時停止するステップが、前記ワイヤレス通信セッションに対するコンテキスト情報を保存するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記データ送信を前記第2のネットワークを介して再送した後、前記第1のネットワークを介する前記ワイヤレス通信セッションの使用を再開するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記ワイヤレス通信セッションの使用を再開するステップが、
    前記ユーザ機器と前記第1のネットワークとの間に新しいワイヤレス接続を確立するステップと、
    前記ワイヤレス通信セッションの前記一時停止に先立って保存された前記ワイヤレス通信セッションに対するコンテキスト情報を使用することによって、前記ワイヤレス通信セッションを前記新しいワイヤレス接続を介して再確立するステップと
    を含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1のネットワークがパケット交換ネットワークであり、前記第2のネットワークが回路交換ネットワークである、請求項1に記載の方法。
  10. 前記第1のネットワークが、ロングタームエボリューション(LTE)パケット交換ネットワークである、請求項9に記載の方法。
  11. 前記サービス要求が、前記ユーザ機器がボイス呼サービスを開始していることを示すために使用される、拡張されたサービス要求メッセージである、請求項1に記載の方法。
  12. さらに、前記失敗した第1のサービスに対する前記データ送信を前記第2のネットワークを介して再送する代わりに、前記第2のサービスに対する後続のステップを控えるステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  13. 前記ユーザ機器を前記第2のネットワークに登録するステップと、
    前記ユーザ機器と前記第2のネットワークとの間に第2のワイヤレス通信セッションを確立するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  14. 第2のサービスを求めるサービス要求を送るステップ、および前記失敗した第1のサービスに対する前記データ送信を再送するステップが自動であり、前記ユーザ機器のオペレータに対して透過的である、請求項1に記載の方法。
  15. 少なくとも第1のネットワークと第2のネットワークとを介して通信するためのワイヤレス通信デバイスと、
    前記ワイヤレス通信デバイスに結合され、
    第1のネットワークとのワイヤレス通信セッションを介する第1のサービスが失敗したことを確認し、
    前記第1のサービスとは別個であり、前記第1のネットワークとの前記ワイヤレス通信セッションを一時停止する効果がある第2のサービスを求めるサービス要求を、前記第1のネットワークに送り、
    前記失敗した第1のサービスに対するデータ送信を前記第2のネットワークを介して再送する
    ように構成された処理デバイスと
    を備える、ユーザ機器。
  16. 前記処理デバイスが、
    前記データ送信を前記第2のネットワークを介して再送した後、前記第1のネットワークを介する前記ワイヤレス通信セッションの使用を再開するようにさらに構成される、請求項15に記載のユーザ機器。
  17. 前記第1のネットワークがパケット交換ネットワークであり、前記第2のネットワークが回路交換ネットワークである、請求項15に記載のユーザ機器。
  18. 前記第1のネットワークとの前記ワイヤレス通信セッションを一時停止するステップが、前記ワイヤレス通信セッションに対するコンテキスト情報を保存するステップを含む、請求項15に記載のユーザ機器。
  19. 前記サービス要求が、前記ユーザ機器がボイス呼サービスを開始していることを示すために使用される、拡張されたサービス要求である、請求項15に記載のユーザ機器。
  20. 前記処理デバイスが、
    前記ユーザ機器と前記第1のネットワークとの間に新しいワイヤレス接続を確立し、
    前記ワイヤレス通信セッションの前記一時停止に先立って保存された前記ワイヤレス通信セッションに対するコンテキスト情報を使用することによって、前記ワイヤレス通信セッションを前記新しいワイヤレス接続を介して再確立する
    ようにさらに構成される、請求項15に記載のユーザ機器。
  21. 第1のネットワークとのワイヤレス通信セッションを介する第1のサービスに対するデータ送信を開始するための手段と、
    前記第1のサービスが失敗したことを前記第1のネットワークを介して確認するための手段と、
    前記第1のサービスとは別個であり、前記第1のネットワークとの前記ワイヤレス通信セッションを一時停止する効果がある第2のサービスを求めるサービス要求を、前記第1のネットワークに送るための手段と、
    前記失敗した第1のサービスに対する前記データ送信を第2のネットワークを介して再送するための手段と
    を備える、ユーザ機器。
  22. 前記第1のサービスに対する前記データ送信が失敗したことを示すサービス障害インジケータを前記第1のネットワークから受信するための手段をさらに備える、請求項21に記載のユーザ機器。
  23. 前記データ送信を前記第2のネットワークを介して再送した後、前記第1のネットワークを介する前記ワイヤレス通信セッションの使用を再開するための手段をさらに備える、請求項22に記載のユーザ機器。
  24. ユーザ機器上で動作可能な、失敗したサービスの透過的な再送信を容易にするための1つまたは複数の命令を記録するプロセッサ可読記録媒体であって、前記命令が、プロセッサによって実行されると前記プロセッサに、
    第1のネットワークとのワイヤレス通信セッションを介する第1のサービスに対するデータ送信を開始することと、
    前記第1のサービスが失敗したことを前記第1のネットワークを介して確認することと、
    前記第1のサービスとは別個であり、前記第1のネットワークとの前記ワイヤレス通信セッションを一時停止する効果がある第2のサービスを求めるサービス要求を、前記第1のネットワークに送ることと、
    前記失敗した第1のサービスに対する前記データ送信を第2のネットワークを介して再送することと
    を行わせる、プロセッサ可読記録媒体。
  25. 前記プロセッサによって実行されると前記プロセッサに、
    前記データ送信を前記第2のネットワークを介して再送した後、前記第1のネットワークを介する前記ワイヤレス通信セッションの使用を再開すること
    を行わせる、1つまたは複数の追加の命令を有する、請求項24に記載のプロセッサ可読記録媒体。
  26. 第1のネットワークに対するパケット交換ネットワークデバイス上で動作可能な方法であって、
    第1のサービスに対するデータ送信をユーザ機器とのワイヤレス通信セッションを介して受信するステップと、
    前記第1のサービスに対する前記データ送信が失敗したことを示すサービス障害インジケータを前記ユーザ機器に送るステップと、
    前記第1のサービスとは別個であり、前記ユーザ機器との前記ワイヤレス通信セッションを一時停止する効果がある第2のサービスを求めるサービス要求を、前記ユーザ機器から受信するステップと
    を含む、方法。
  27. 前記第1のネットワークとの前記ワイヤレス通信セッションを一時停止するステップが、前記ワイヤレス通信セッションに対するコンテキスト情報を保存するステップを含む、請求項26に記載の方法。
  28. 前記ワイヤレス通信セッションが一時停止されている間、前記ユーザ機器に対する1つまたは複数のページングメッセージをバッファリングするステップをさらに含む、請求項26に記載の方法。
  29. 前記ユーザ機器との前記ワイヤレス通信セッションを再開するためのインジケータを受信するステップをさらに含む、請求項28に記載の方法。
  30. 前記バッファリングされたページングメッセージを前記ユーザ機器に送るステップをさらに含む、請求項29に記載の方法。
  31. 前記ユーザ機器との前記ワイヤレス通信セッションを介してアクティビティを再開するステップをさらに含む、請求項29に記載の方法。
  32. 前記ワイヤレス通信セッションの使用を再開するステップが、
    前記ユーザ機器と前記第1のネットワークとの間に新しいワイヤレス接続を確立するステップと、
    前記ワイヤレス通信セッションの前記一時停止に先立って保存された前記ワイヤレス通信セッションに対するコンテキスト情報を使用することによって、前記新しいワイヤレス接続を介して前記ワイヤレス通信セッションを再確立するステップと
    を含む、請求項31に記載の方法。
  33. 前記ユーザ機器から登録要求を受信するステップと、
    前記ユーザ機器と前記第1のネットワークとの間に前記ワイヤレス通信セッションを確立するステップと
    をさらに含む、請求項26に記載の方法。
  34. 前記ワイヤレス通信セッションがしきい値時間よりも長い間一時停止された場合、前記ワイヤレス通信セッションを終了するステップをさらに含む、請求項26に記載の方法。
  35. 前記第1のネットワークがパケット交換ネットワークであり、第2のネットワークが回路交換ネットワークである、請求項26に記載の方法。
  36. 前記第1のネットワークが、ロングタームエボリューション(LTE)パケット交換ネットワークである、請求項35に記載の方法。
  37. 前記第1のネットワークとの前記ワイヤレス通信セッションを一時停止している間に、前記ユーザ機器が、第1のサービスに対する前記データ送信を第2のネットワークを介して再送する、請求項26に記載の方法。
  38. 前記第2のサービスを求める前記サービス要求が、前記ユーザ機器がボイス呼サービスを開始していることを示すために使用される、拡張されたサービス要求である、請求項26に記載の方法。
  39. 1つまたは複数のユーザ機器およびコアネットワークと通信するためのワイヤレス通信デバイスと、
    前記ワイヤレス通信デバイスに結合され、
    第1のサービスに対するデータ送信をユーザ機器とのワイヤレス通信セッションを介して受信し、
    前記第1のサービスに対する前記データ送信が失敗したことを示すサービス障害インジケータを前記ユーザ機器に送り、
    前記第1のサービスとは別個であり、前記ユーザ機器との前記ワイヤレス通信セッションを一時停止する効果がある第2のサービスを求めるサービス要求を、前記ユーザ機器から受信する
    ように構成された処理デバイスと
    を備える、パケット交換ネットワークエンティティ。
  40. 前記処理デバイスが、
    前記ワイヤレス通信セッションが一時停止されている間、前記ユーザ機器に対する1つまたは複数のページングメッセージをバッファリングする
    ようにさらに構成される、請求項39に記載のパケット交換ネットワークエンティティ。
  41. 前記処理デバイスが、
    前記ユーザ機器との前記ワイヤレス通信セッションを再開するためのインジケータを受信する
    ようにさらに構成される、請求項40に記載のパケット交換ネットワークエンティティ。
  42. 前記処理デバイスが、
    前記バッファリングされたページングメッセージを前記ユーザ機器に送る
    ようにさらに構成される、請求項41に記載のパケット交換ネットワークエンティティ。
  43. 前記処理デバイスが、
    前記ユーザ機器との前記ワイヤレス通信セッションを介してアクティビティを再開する
    ようにさらに構成される、請求項41に記載のパケット交換ネットワークエンティティ。
  44. 第1のネットワークとの前記ワイヤレス通信セッションを一時停止している間に、前記ユーザ機器が、第1のサービスに対する前記データ送信を第2のネットワークを介して再送する、請求項39に記載のパケット交換ネットワークエンティティ。
  45. 前記コアネットワークがインターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)を含む、請求項39に記載のパケット交換ネットワークエンティティ。
  46. 第1のネットワークに対するパケット交換ネットワークエンティティであって、
    第1のサービスに対するデータ送信をユーザ機器とのワイヤレス通信セッションを介して受信するための手段と、
    前記第1のサービスに対する前記データ送信が失敗したことを示すサービス障害インジケータを前記ユーザ機器に送るための手段と、
    前記第1のサービスとは別個であり、前記ユーザ機器との前記ワイヤレス通信セッションを一時停止する効果がある第2のサービスを求めるサービス要求を、前記ユーザ機器から受信するための手段と
    を備える、パケット交換ネットワークエンティティ。
  47. 前記ワイヤレス通信セッションが一時停止されている間、前記ユーザ機器に対するページングメッセージをバッファリングするための手段をさらに備える、請求項46に記載のパケット交換ネットワークエンティティ。
  48. 前記ユーザ機器との前記ワイヤレス通信セッションを再開するためのインジケータを受信するための手段をさらに備える、請求項46に記載のパケット交換ネットワークエンティティ。
  49. 前記ユーザ機器との前記ワイヤレス通信セッションを介してアクティビティを再開するための手段をさらに備える、請求項46に記載のパケット交換ネットワークエンティティ。
  50. パケット交換ネットワークエンティティ上で動作可能な、ユーザ機器による失敗したサービスの透過的な再送信を容易にするための1つまたは複数の命令を記録するプロセッサ可読記録媒体であって、前記命令が、プロセッサによって実行されると前記プロセッサに、
    第1のサービスに対するデータ送信をユーザ機器とのワイヤレス通信セッションを介して受信することと、
    前記第1のサービスに対する前記データ送信が失敗したことを示すサービス障害インジケータを前記ユーザ機器に送ることと、
    前記第1のサービスとは別個であり、前記ユーザ機器との前記ワイヤレス通信セッションを一時停止する効果がある第2のサービスを求めるサービス要求を、前記ユーザ機器から受信することと
    を行わせる、プロセッサ可読記録媒体。
  51. 前記プロセッサによって実行されると前記プロセッサに、
    前記データ送信を第2のネットワークを介して再送した後、第1のネットワークを介する前記ワイヤレス通信セッションの使用を再開すること
    を行わせる、1つまたは複数の追加の命令を有する、請求項50に記載のプロセッサ可読記録媒体。
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