JP2014511450A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. １つまたは複数のシリンダ・ボアを有するシリンダ・ブロックと、
   １つまたは複数のピストン・アッセンブリとを包含し、
   それにおいてピストン・アッセンブリの数とシリンダ・ボアの数は一致しており、
   ピストン・アッセンブリのそれぞれは、前記シリンダ・ボアのそれぞれの中に配置されて往復運動するピストンを有し、
   各ピストンには、漏れを低減し、対応するシリンダ・ボア内において前記ピストンを同心に維持するための金属螺旋コイル状シール・リングが嵌着され、
   前記金属螺旋コイル状シール・リングは、部分リングを含み、各前記部分リングの２つの終端は、オスおよびメスのダブテールを有し、
   前記部分リングは、螺旋ばねの管を形成するために前記オスおよびメスのダブテールによって漸加的に結合され、
   前記螺旋ばねの管は、シール・アッセンブリを形成するための前記螺旋ばねの管の内側の２つの直径の円および外側の２つの直径の円を使って、４つの異なる直径の円を作成するために、前記螺旋ばねの管の内径および外径がさらに研磨される、
   アキシャル・ピストン・ポンプ。
2. さらに斜板を包含し、前記斜板は、前記ピストン・アッセンブリに接続され、前記ピストンに前記斜板の表面の追随を強制し、前記シリンダ・ブロックの回転軸に対して所定角度で回転し、かつ前記ピストンに軸方向の往復運動を生じさせる、請求項１に記載のアキシャル・ピストン・ポンプ。
3. 前記部分リングは、Ｃ字型をなしている、請求項１に記載のアキシャル・ピストン・ポンプ。
4. 前記部分リングは、実質的に平行な２つの表面を有する、請求項１に記載のアキシャル・ピストン・ポンプ。
5. 前記部分リングは、プレスによって打ち抜かれるか、または、輪郭カッティング・プロセスによって製作される、請求項１に記載のアキシャル・ピストン・ポンプ。
6. 前記輪郭カッティング・プロセスは、シート材料からのレーザ・カッティングまたはワイヤ・カッティングである、請求項５に記載のアキシャル・ピストン・ポンプ。
7. 前記部分リングは、薄い金属シートまたは金属ストラップである、請求項１に記載のアキシャル・ピストン・ポンプ。
8. 前記４つの異なる直径の円は、前記シール・アッセンブリにおける３つの異なる機能層としてのハウジング・シール層、シャフト・シール層および変位吸収層を形成している、請求項１に記載のアキシャル・ピストン・ポンプ。
9. 前記ハウジング・シール層は、ハウジング・シール・リングの積層、シャフト・シール・リングの積層を含むシャフト・シール層、および、懸垂リングの積層を含む変位吸収層を含む、請求項８に記載のアキシャル・ピストン・ポンプ。
10. 前記ハウジング・シール層は、それに対応するシリンダ・ボアの内壁とシール・アッセンブリとの間における漏れをブロックするためのものであり、前記シャフト・シール層は、前記ピストンの外径と前記シール・アッセンブリとの間とにおける漏れをブロックするためのものであり、前記変位吸収層は、使用に伴う摩損による前記シール・アッセンブリの任意の寸法の変化を吸収するためのものである、請求項９に記載のアキシャル・ピストン・ポンプ。
11. ハウジング・シール層の外径は、それに対応するシリンダ・ボアの内壁の径より０．５％大きい、請求項１０に記載のアキシャル・ピストン・ポンプ。