JP2014510345A - プロセス制御または監視環境における無線通信のための方法および装置 - Google Patents

プロセス制御または監視環境における無線通信のための方法および装置 Download PDF

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Abstract

汎用無線通信プロトコルに従ってリモート装置と無線で通信するための通信スタックを実装する通信装置における方法であって、そのリモート装置がプロセス制御環境内で動作し、その方法は、そのリモート装置との無線通信リンクを確立するためにソフトウェアモジュールから要求を受信すること、ソフトウェアモジュールと通信スタックとの間に、仲介サービスのない、直接接続を確立すること、および産業オートメーションプロトコルに従い、無線通信リンクを通じて、ソフトウェアモジュールとリモート装置との間でプロセスデータを伝達することを含み、その無線通信リンクが汎用無線通信プロトコルを利用する。
【選択図】図4

Description

本発明は、一般にプロセス制御ネットワークに関し、より詳細には、携帯機器を介してフィールド装置を操作することに関する。
化学プロセスプラントまたは石油処理プラントで使用されるような、自動化プロセス制御システムを構成、監視、およびトラブルシューティングするオペレータは、フィールド内のシステムコンポーネントにアクセスするために、しばしば、携帯型またはそうでなければ可搬式のフィールドメンテナンス装置を使用する。通常、プロセスを制御および/または監視するためのシステムは、少なくとも1つのホストまたはオペレータワークステーション、ならびに、1つまたは複数の、例えば、フィールド装置などのプロセス制御および計装装置に、アナログ、デジタル、またはアナログ/デジタル結合バスを経由して通信的に結合された、1つもしくは複数の集中型または分散型のプロセスコントローラを含む。フィールド装置は、例えば、バルブ、バルブポジショナ、スイッチ、送信機、およびセンサー(例えば、温度、圧力、および流量センサー)であり得るが、プロセスプラント環境内に配置されて、バルブの開閉、プロセスパラメータの測定、流量の増減などの機能をプロセス内で実行する。周知のFOUNDATIONTM Fieldbus(以下「Fieldbus」)プロトコル(例えば、FOUNDATION Fieldbus Version 5.1)または、HART(登録商標)プロトコル(例えば、2010年4月に国際電気標準会議によってIEC 62591として承認されたバージョン)に適合するフィールド装置などのスマートフィールド装置は、制御計算、警報機能、および、プロセスコントローラ内で一般に実装されている他の制御機能も実行する。
プロセスコントローラは、通常、プロセスプラント環境内に配置されるが、フィールド装置によって作成されたか、またはフィールド装置に関連したプロセス測定値もしくはプロセス変数を示す信号および/またはフィールド装置に関する他の情報を受信して、コントローラアプリケーションを実行する。コントローラアプリケーションは、例えば、プロセス制御判断を行い、受信した情報に基づいて制御信号を生成し、HARTおよびFieldbusフィールド装置などのフィールド装置内で実行されている制御モジュールまたはブロックに合わせる、異なる制御モジュールを実装する。プロセスコントローラ内の制御モジュールは、通信回線または信号経路を通じて制御信号をフィールド装置に送信し、それによってプロセスの操作を制御する。
フィールド装置およびプロセスコントローラからの情報は、オペレータまたは保守要員が、例えば、プロセス制御ルーチンの設定の変更、プロセスコントローラまたはスマートフィールド装置内の制御モジュールの操作の修正、プロセスまたはプロセスプラント内の特定装置の現在の状態の表示、フィールド装置およびプロセスコントローラによって生成された警報の表示、人員の訓練またはプロセス制御ソフトウェアのテストのためのプロセス操作のシミュレーション、プロセスプラント内の問題またはハードウェア障害の診断などの、プロセスに関連した所望の機能を実行するために、通常、例えば、オペレータワークステーション、メンテナンスワークステーション、パーソナルコンピュータ、携帯端末、データヒストリアン(data historian)、レポートジェネレータ、集中型データベースなどの、1つまたは複数の他のハードウェア装置に提供される。
標準的なプロセスプラントは、1つまたは複数のプロセスコントローラに接続された、バルブ、送信機、センサーなどの、多数のプロセス制御および計装装置を有すると同時に、プロセス操作に必要な、またはプロセス操作に関連する多数の他のサポート装置が存在する。これらの追加の装置は、例えば、電力供給装置、発電および配電装置、タービン、モーターなどの回転装置などを含み、それらは、標準的なプラント内の多数の場所に配置される。この追加の装置は、必ずしもプロセス変数を作成または使用せず、多くの場合、制御されないか、またはプロセス操作に影響を及ぼすためにプロセスコントローラに結合さえされていないが、この装置は、それにもかかわらず、プロセスの適切な操作のために重要であり、最終的に必要である。
周知のように、プロセスプラント環境内、特に、多数のフィールド装置およびサポート装置を有するプロセスプラントでは、問題が頻繁に起こる。これらの問題は、故障したかまたは誤動作した装置、不適切なモードであるソフトウェアルーチンなどの論理要素、不適切に調整されているプロセス制御ループ、プロセスプラント内の装置間での通信における1つまたは複数の障害などの形をとり得る。これらおよび他の問題は、本質的に多数であるが、一般に、プロセスプラントの準最適な性能に通常関連する異常な状態(すなわち、異常な状況にあるプロセスプラント)で操作するプロセスという結果となる。
フィールド装置および他の装置は、例えば、Emerson 475 Communicatorなどの携帯型フィールドメンテナンス装置を使用するか、または、スマートフォンもしくは携帯情報端末(PDA)などの汎用携帯機器上で実行しているソフトウェアアプリケーションを使用して、フィールド内でローカルに分析され得る。例えば、Emerson Process ManagementからのValveLink Mobileソフトウェアは、携帯機器上で実行でき、セットアップ、較正、およびトラブルシューティング機能を提供する。いくつかの装置は有線および無線通信の両方をサポートしているが、一般に、オペレータは、無線通信がほとんどのアプリケーションに対して便利であることがわかる。
通常、携帯機器は、ある産業オートメーションプロトコル(HARTまたはFieldbusなど)に従い、仮想シリアル(「COM」)ポートを使用して、プロセス制御または診断情報をフィールド装置へ、およびフィールド装置から伝送するために、無線接続を確立する。さらに具体的に言うと、携帯機器は、Bluetooth(登録商標)などのある標準に従って無線通信をサポートする無線通信スタックを含む。エミュレーションソフトウェアは、携帯機器上で実行しているアプリケーションと通信スタックとの間のインタフェースとして働く仮想COMポート機能をサポートする。その結果、COM通信をサポートするソフトウェアアプリケーションは、エミュレーションソフトウェアを使用して仮想COMポートに接続し、通信スタックと直接やりとりすることなく、無線通信リンクを経由してデータを送受信する。
しかし、仮想COMポート経由の通信は、著しい設定努力を要する。例えば、HARTメッセージをBluetooth経由でフィールド装置と交換するために携帯機器上でアプリケーションを設定するには、ユーザーは、携帯機器のBluetooth無線をオンにし、その携帯機器を、フィールド装置に結合されたHARTモデムとペアにし、そのペアにしたフィールド装置に関連したアウトバウンド仮想COMポートを確立し、アプリケーションに、その仮想COMをペアにしたフィールド装置と関連付けるように指示する必要がある。その上、アプリケーションがペアにしたフィールド装置とのメッセージ交換を完了すると、ユーザーは忘れずにBluetooth無線をオフにしなければならない。
いくつかの実施形態では、ソフトウェアアプリケーションは、仮想COMポートをオープンすることなく、適切な通信スタックにアクセスすることにより、プロセス制御および/または監視データをリモート装置と交換するための無線通信リンクを確立する。ソフトウェアアプリケーションは、スマートフォン、PDAなどの携帯機器上で実行し得る。通信スタックにこのようにアクセスする(本明細書では、「直接アクセス」と呼ぶ)ため、アプリケーションは、通信スタックの直接操作のための1つまたはいくつかのアプリケーションプログラミングインタフェース関数(API)(以下、「通信API」)を呼び出し得る。実施形態に応じて、通信APIは、同期または非同期関数呼出しに対応する。例えば、通信APIは、呼び出された関数がアプリケーションの呼出しスタック内にあるように、アプリケーションが、通信スタックに関連した関数を直接呼び出せるようにし得る。あるいは、通信APIは、アプリケーションが、別個のタスク(例えば、プロセス、スレッド)として実装され、通信スタックをサービスする、サービスとやりとりできるようにする。
通信スタックは、例えば、BluetoothまたはInfrared Data Association(IrDA)などの通信標準に従って、短距離用無線通信を提供し得る。実施形態に応じて、通信スタックは、携帯機器のオペレーティングシステムのコンポーネントとして、またはBroadcom CorporationによるWIDCOMM BluetoothスタックまたはMicrosoft CorporationによるBluetoothスタックなどの別個に提供されたソフトウェアコンポーネントとして、提供される。通信スタックは、標準APIのセットによって提供され得る。
いくつかの実施形態では、ソフトウェアアプリケーションは、通信スタックに関連した関数を、直接に、またはそのアプリケーションのコードに組み込まれた通信APIを介して呼び出す。別の実施形態では、通信APIは、例えば、ダイナミックリンクライブラリ(DLL)などの別個にインストール可能なコンポーネントとして提供される。
いくつかの実施形態では、通信APIは、アプリケーションが、例えば、HARTなどの、プロセス制御および/または監視情報を伝達するために特別に定義されたコマンドおよび/または情報要素をサポートする通信プロトコルに従って動作するリモート装置と、無線通信リンクを確立できるようにする。
本開示の技術を実装する携帯型コミュニケータが使用できるプロセス制御システム例を示す。 図1のシステムで動作する携帯型コミュニケータ例のブロック図である。 アプリケーションが、プロセス制御または監視情報を無線通信リンク経由で伝達する、従来技術のソフトウェアシステムのブロック図である。 ユーザーが、それを介してセットアップおよび構成関数を呼び出し得る、携帯機器のインタフェース画面例である。 アプリケーションが、プロセス制御または監視情報を伝達するために無線通信スタックと直接やりとりするソフトウェアシステム例のブロック図である。 携帯機器上の無線通信スタックとの直接接続を確立するための方法例の流れ図である。 携帯機器上の無線通信スタックとの直接接続を構成するための方法例の流れ図である。
図1は、オペレータが、携帯型コミュニケータ12を使用して、制御および/または監視を行うことができる装置を含むプロセス制御システム10の例を示す。本明細書に記述する実施形態では、携帯型コミュニケータ12は、無線通信スタックによってサービスされる双方向の無線モジュールを備えている。携帯型コミュニケータ12は、専用の携帯型フィールドメンテナンス装置(Emerson 475 Communicatorなど)または、ソフトウェアアプリケーションが無線通信スタックに直接アクセスできるようにするソフトウェアコンポーネントを含むスマートフォンまたはPDAなどの汎用携帯機器であるため、アプリケーションは仮想COMポートに頼る必要がない。このように、オペレータは、装置に容易かつ迅速にアクセスできる。
プロセス制御システム10は、1つまたは複数のホストワークステーションまたはコンピュータ15(任意のタイプのパーソナルコンピュータまたはワークステーションであり得る)に接続され、かつ、入力/出力(I/O)装置20、22のバンクに接続され、次いで当該入力/出力装置20、22の各々が1つまたは複数のフィールド装置25に接続されている、1つまたは複数のプロセスコントローラ14を含む。コントローラ14は、ほんの一例として、Fisher−Rosemount Systems,Inc.,によって販売されているDeltaVTMコントローラであり得るが、例えば、イーサネット(登録商標)接続40または他の通信リンクを介して、ホストコンピュータ15に通信接続されている。同様に、コントローラ14は、例えば、標準的な4〜20ma装置および/または、FieldbusもしくはHARTプロトコルなどの任意のスマート通信プロトコルに関連した任意の所望のハードウェアおよびソフトウェアを使用して、フィールド装置25に通信接続される。周知のように、コントローラ14は、プロセスを任意の所望の方法で制御するために、その中に格納されているか、またはそれに関連したプロセス制御ルーチンを実装または監視(oversee)し、装置25〜36と通信する。
フィールド装置25は、センサー、バルブ、送信機、ポジショナなどの、任意のタイプの装置であり得るが、バンク20および22内の入出力カードは、HART、Fieldbus、Profibusなどの任意の所望の通信またはコントローラプロトコルに準拠した任意のタイプの入出力装置であり得る。図1に示す実施形態では、フィールド装置25a〜25cは、アナログ回線を通じて入出力カード22aと通信する標準的な4〜20ma装置である。フィールド装置25d〜25fは、HART互換の入出力カード20Aに接続されたHART装置として示されている。同様に、フィールド装置25j〜25lは、デジタルバス42または44を通じて、例えば、Fieldbusプロトコル通信を使用する入出力カード20Bまたは22Bと通信するFieldbusフィールド装置などのスマートデバイスである。言うまでもなく、フィールド装置25ならびに入出力カード20および22のバンクは、将来開発される任意の標準またはプロトコルを含む、4〜20ma、HART、またはFieldbusプロトコルに加えて、任意の他の所望の標準またはプロトコルに適合し得る。
一実施形態では、コントローラ14の各々は、一般に機能ブロックと呼ばれるものを使用して、制御方式を実装するように構成されており、各機能ブロックは、全体的な制御ルーチンの一部(例えば、サブルーチン)であり、プロセス制御システム10内でプロセス制御ループを実装するために、他の機能ブロックとともに(リンクと呼ばれる通信を介して)動作する。機能ブロックは通常、プロセス制御システム10内で何らかの物理的機能を実行するために、送信機、センサーまたは他のプロセスパラメータ測定装置に関連するような入力機能、PID、ファジー理論などの制御を実行する制御ルーチンに関連するような制御機能、またはバルブなどの何らかの装置の操作を制御する出力機能のうちの1つを実行する。言うまでもなく、ハイブリッドおよび他のタイプの機能ブロックも存在する。さらに、機能ブロックのグループはモジュールと呼ばれる。機能ブロックおよびモジュールは、コントローラ14内に格納され、コントローラ14によって実行され得るか(これは通常、これらの機能ブロックが標準的な4〜20ma装置およびいくつかのタイプのスマートフィールド装置に対して使用されるか、またはそれらに関連する場合である)、または、フィールド装置自体に格納され、フィールド装置自体によって実装され得る(これは、Fieldbus装置の場合であり得る)。制御システムの記述が本明細書では機能ブロック制御方式を使用して提供されているが、制御方式は、ラダーロジック、順次流れ図などの他の技法を使用し、かつ任意の所望の独自のまたは独自仕様でないプログラム言語を使用しても実装または設計され得る。
新しい装置を検査もしくはセットアップしている場合、またはフィールド装置を構成もしくはトラブルシューティングしている場合、オペレータは時々、作業中にシステムコンポーネントに物理的に近づいて、これらのコンポーネントを詳しく観察する必要がある(しばしばそうすることを好む)。前述の通り、オペレータは、システム10の1つまたはいくつかのコンポーネントとの短距離用無線接続を確立するために、携帯型コミュニケータ12を使用できる。この目的のため、システム10は、無線モデム60aおよび60bなどの無線アクセス用の1つまたはいくつかのアクセスポイントを含み得る。実施形態例では、無線モデム60aは、Bluetooth標準に従って動作する無線インタフェース、HART通信プロトコルのメッセージをBluetoothを通じて層(layer)状にするアダプタ、および対応する有線接続経由でHART装置25fとメッセージを交換するための有線インタフェースを含む。別の例として、無線モデム60bは、Bluetooth標準に従って動作する無線インタフェース、Fieldbus通信プロトコルのメッセージをBluetoothを通じて層状にするアダプタ、ならびにデジタルバス44経由でFieldbus装置25j、25k、および25lとメッセージを交換するための有線インタフェースを含む。
ここで図2を参照すると、携帯型コミュニケータ12は、一実施形態に従って、アンテナ72、双方向無線周波(RF)モジュール74(これは、デジタル信号処理(DSP)コンポーネント、エンコーダ、変調器などを含み得る)、データおよびコンピュータプログラムを格納するためのコンピュータ可読メモリ76、ならびにこれらの命令を実行するための処理装置78を含む。RFモジュール74は、Bluetooth(例えば、2005年に802.15.1プロトコルとして承認されたBluetoothバージョン1.2)、IrDA(例えば、IrDA Physical Layer Specification v1.4、IrDA Link Access Protocol v1.1、IrDA Link Management Protocol v1.1)、または別の通信プロトコルもしくは標準をサポートし得る。いくつかの実施形態では、RFモジュール74は、例えば、IEEE 802.11(例えば、IEEE 802.11−2007)または802.15標準の1つとして承認されたプロトコルに従って通信する。処理装置78は、ユーザー入力および出力をそれぞれ受信および提供するためにシステム80にも結合される。実施形態に応じて、システム80は、キーパッド、ポインティング装置、スクリーン、またはタッチスクリーンのうちの1つまたは複数を含む。さらに、携帯型コミュニケータ12は、例えば、交換可能バッテリーなど、ローカルの電力貯蔵モジュール82を含み得る。いくつかの実施形態では、携帯型コミュニケータ12は、例えば、油田掘削装置上または石油精製所内で安全に使用されるための固有の安全要件に従う。
以下でさらに詳細に説明するように、コンピュータ可読メモリ76上に格納されたプログラムは、携帯型コミュニケータ12が、HART、Fieldbus、またはProfibusなどの1つまたは複数の産業オートメーションプロトコルに従い、RFモジュール74によってサポートされる通信プロトコルを通じて、メッセージを送信できるようにするソフトウェアコンポーネントを含み得る。次に、アプリケーションが仮想COMポートを使用する無線通信リンクを介して通信する従来技術のソフトウェアシステムが、図3Aを参照して説明され、続いて、アプリケーションが、例えば、仮想COMポートを使用することなく、無線通信スタックに直接アクセスする図4の効率的なシステムが説明される。図3Aおよび図4に示すソフトウェアシステムは、携帯型コミュニケータ12などの装置内で実装され得る。
まず図3Aを参照すると、システム100は、Bluetoothなどの無線通信スタックをサービスする無線スタックサービス104、1つまたは複数の仮想COMポートをサービスする仮想COMポートサービス106、HARTなどの産業オートメーションプロトコルを使用するプロセス制御システムのコンポーネントを監視および/または制御するためのアプリケーション108、ならびにおそらく他のサービスおよびアプリケーションをサポートする、ソフトウェアフレームワーク102を含む。ソフトウェアフレームワーク102は、例えば、Windows(登録商標) Mobile、Symbian、またはAndroid(登録商標)などのオペレーティングシステムを含み得る。一般に、ソフトウェアフレームワーク102は、携帯型コミュニケータの物理リソースおよび論理リソースならびにファイルシステム操作などの基本サービスへのアクセス、ユーザー入力および出力装置へのアクセスなどを提供する。いくつかの実施形態では、無線スタックサービス104は、ソフトウェアフレーム102と一体である。対応するハードウェアコンポーネントとともに、ソフトウェアフレーム102は、携帯型コミュニケータのプラットフォームを定義する。
無線スタックサービス104によってサービスされる無線通信スタックを使用するため、アプリケーション108は、仮想COMポートサービス106がエミュレートする仮想COMポートとやりとりするため、1つまたは複数のCOMポートAPI 110を呼び出す。しかし、ユーザーは、無線スタックサービス104を起動し、仮想COMポートサービス106(および、いくつかの場合には、無線スタックサービス104)を構成し、対象とする装置との無線接続を確立し、アプリケーションに仮想COMポートをその対象とする装置と関連付けるように指示する必要がある。ユーザーがこれらの設定ステップを完了した後にのみ、アプリケーション102は、監視および/または制御情報を対象とする装置と交換できるようになる。
前述の通り、このセットアップおよび設定手順は、時間がかかり、かつ、間違いを起こしやすい。例えば、図3Bに示すタッチスクリーンのインタフェース画面例120を参照すると、ユーザーは、コントロール122を介して「Bluetoothを接続する」ユーティリティを起動し、対応するプラットフォーム上でBluetoothセットアップ手順に関連したステップに従い、そして、コントロール124を操作することにより仮想COMポートセットアップ手順を開始する必要がある。例えば、バルブストローク(valve stroke)検査を実施するために、ユーザーは次いで、コントロール126を操作して、適切なソフトウェアアプリケーションを呼び出し得る。アプリケーションは通常、ユーザーが、コントロール124および122をそれぞれ使用して構成された仮想COMポートおよびBluetoothリンクを介して無線接続を構成およびセットアップできるようにするダイアログを表示する。
その上、上で概説した設定問題はしばしば、異なるベンダーによる無線通信スタックの実装における相違、およびより詳細には、構成ユーティリティにおける相違によって悪化する。例えば、いくつかのベンダーは、ユーザーが、ポートを利用するアプリケーションを開始する前に仮想COMポートをセットアップすることを必要とするが、他のベンダーは、これらのステップが逆の順序で実行されることを必要とする。
一方、図4に示すシステム150は、APIのセット126を介して、無線スタックサービス124と直接やりとりするアプリケーション122を含み、それ故、仮想COMポートに関連した複雑な構成を必要としない。アプリケーション152は、無線スタックAPIのセット156を使用して、無線スタックサービス154と直接やりとりできる。さらに具体的に言うと、アプリケーション152は、HART、Fieldbus、Profibusなどの産業オートメーションプロトコルに従い、携帯型コミュニケータによってサポートされる無線通信スタックを通じて、メッセージを送信し得る。一実施形態では、アプリケーション152は、バルブのリモート制御、監視、および診断を提供する、Emerson Process Managementによって販売されるValveLink Mobileである。
再度、図2を参照すると、無線スタックサービス124は、Bluetooth無線、IrDA通信モジュールなどであり得るRFモジュール74を制御し得る。ソフトウェアコンポーネント152、154、156、および162は、メモリ76に格納可能とされ、CPU 78によって実行され得る。
いくつかの実施形態では、API 156は、無線スタックサービス154によって公開されている関数のセット、すなわち、データの送受信用に無線スタックサービス154の開発者によって提供されている関数である。他の実施形態では、API 156は、アプリケーションと無線通信スタックとの間にポーティング層を定義するため、無線スタックサービス154によって公開されているAPIの「ラッパー」を含む。一実施形態では、例えば、API 156は、複数のアプリケーションによって使用するためのダイナミックリンクライブラリ(DLL)など、別個のソフトウェアコンポーネントとして提供される。
システム例150では、アプリケーション152および無線スタックサービス154は、フレームワーク128によって提供されるプロセス間通信(IPC)機構を使用してやりとりする別個のタスク(例えば、プロセス、スレッド)である。例えば、フレームワーク128は、メッセージング、共有メモリ領域を介して情報を交換する機構などを提供し得る。その結果、アプリケーション152と無線スタックサービス154との間のやりとりは、非同期関数呼び出しを含み得る。しかし、他の実施形態では、無線通信スタック154の無線スタック関数162は、アプリケーション152の呼出しスタック上で実行され得る。言い換えれば、アプリケーション152は、関数162を直接(またはAPI 156を介して)同期した方法で呼び出し得る。これらの実施形態の少なくともいくつかでは、無線スタックサービス154は、別個のタスクとして実行されない。
他方、他の実施形態では、無線スタックAPI 156は、アプリケーション152と無線スタックサービス154との間のインタフェースとして機能する別のタスクとやりとりし得る。一般に、アプリケーション152と無線スタック関数162との間の直接のやりとりは、実装に従って(それは、結果として、フレームワーク160の要件に応じ得る)、同じ呼出しスタックまたは別個の呼出しスタック上の関数呼び出しを介し、かつ1つまたはいくつかのタスクを使用して、実装され得ることが理解されるであろう。
無線通信スタックへの直接アクセスを実装するため、アプリケーション152および/または無線スタックAPI 156は、アプリケーション152によって使用される産業オートメーションプロトコルのドライバの機能を提供し得る。例えば、アプリケーション152が、フィールド装置を監視または制御するためにHARTを使用する場合、無線スタックAPI 156は、HART接続のタイミング、ブロッキング、および他の属性をエミュレートするため、コマンドごとに定義され得る。従って、無線スタックAPI 156は、HART通信リンクをアプリケーション152に対して提示するために、受信したHARTコマンドを認識し、また、これら実施形態のいくつかでは、それを一部実行する(例えば、リターンコード、進捗表示、スケジューリング表示などを提供する)。さらに詳細な例として、無線スタックAPI 156のうちの1つは、受信HART装置に拡張装置タイプコード、リビジョンレベル、および装置識別番号で応答させる、HARTコマンド0(ゼロ)のフォーマットおよび伝送を実装し得る。APIは、コマンドをフォーマットし、そのフォーマットされたコマンドを無線通信スタックを通して転送させ、適切なタイミングおよびブロッキングなどを確実にし得る。一実施形態では、APIは、HARTコマンド0に対する応答の処理、エラーの確認などを行う状態機械も実装する。別の実施形態では、APIは、HARTコマンドを通信スタックを通して送信した直後に、制御を呼出しアプリケーション152に戻し、別のソフトウェアコンポーネント(例えば、スレッド)が、応答が受信されている無線スタックサービス154から通知を受信して処理する。次いで、応答(または通知)は、アプリケーション152に転送される。
一般に、無線スタックAPI 156(および、いくつかの実施形態では、無線スタックサービス154によってサービスされる無線通信スタックへのアプリケーション152の直接アクセスを容易にするために、フレームワーク160内で別個のタスクとして実行しているコンポーネント)は、携帯型コミュニケータの通信スタックによって通常は提供されない産業オートメーションプロトコル(例えば、マスター/スレーブ構成)に関連した通信機構を提供する。例えば、Bluetooth標準は、周知のように、マスター/スレーブ通信プロトコルを提供していない。
さらに、いくつかの実施形態では、アプリケーション152および/または無線スタックAPI 156は、他のサービスまたはアプリケーションが無線スタック機能を呼び出すことができるようにするために、無線スタック154を利用する。例えば、システム150がスマートフォン上で実装されていて、無線スタックサービス154がBluetooth標準に従って動作する場合、アプリケーション152は、無線スタックサービス154のリソースの一部のみを使用し、無線スタック154は、フィールド装置と通信している間に同時に、例えば、音声をユーザーのヘッドフォンに送信できる。
いくつかの実施形態では、無線スタックAPI 156は、例えば、ユーザーがアプリケーション152を起動した場合に、適切なコマンドを無線スタックサービス154に送信することにより、RFモジュール74(図2を参照)を自動的にオンにするなどの追加の機能を提供し得る。このように、構成がさらに単純化され、オペレータは、アプリケーションを使用する前に、無線リンクを忘れずにアクティブにする必要がない。
さらに、無線スタックAPI 156は、無線スタックサービス154のタイプ(例えば、製造業者、バージョン)を自動的に判断して、適切な構成オプションを自動的に選択し得る。例えば、ある無線スタックAPIは、Bluetooth通信スタックがMicrosoft(登録商標)スタックまたはWidcommスタックを判断するためにフレームワーク160に問合せを行うことができ、問合せの結果に応じて、アプリケーション152と無線スタックサービス154との間の接続を自動的に確立するための適切な順序を選択し得る。
一実施形態では、無線スタックAPI 156は、アプリケーション152が、HART、Fieldbus、またはアプリケーション152によって使用される別の産業オートメーションプロトコルをサポートする装置を自動的に発見できるようにする。例えば、アプリケーション152は、携帯型コミュニケータの範囲内で動作するHART Bluetoothモデムを自動的に発見し得る。ユーザーは次いで、ユーザーが接続したい装置を、アプリケーション152の起動時に自動的に生成されたリストから選択し得る。さらに、無線スタックAPI 156は、既知のフィールド装置との接続を自動的に確立しようとし得る。その上、所望であれば、無線スタックAPI 156は、アプリケーションが、失われた接続を自動的に再確立できるようにし得る。
さらに、いくつかの実施形態では、アプリケーション152および/または無線スタックAPI 156は、HART Bluetoothモデムではない全ての隣接したBluetooth装置を除去する。この目的のため、アプリケーション152は、例えば、無線スタックサービス154に、全てのBluetooth装置を発見させ、ピア装置がHART装置であるかどうかを判断するために、対応するBluetoothリンクを通じてコマンドを送信し、そのコマンドに対する応答が受信されない場合、または、受信された応答がその装置がHART装置ではないことを示している場合、無線スタックサービス154に、その装置を発見された装置のリストから削除させる。
一実施形態では、アプリケーション152および/または無線スタックAPI 156は、RFモジュール74が電力貯蔵82(図2を参照)を効率的に使用できるように、自動電力管理を実装する。例えば、アプリケーション152が、HART Bluetoothモデムに結合されたHARTセンサーから定期的に最新データを読み取る場合、アプリケーション152は、定期的な更新スケジュール(例えば、50ミリ秒期間に対して2秒に一度)に従って、Bluetooth RFモジュール74を(例えば、無線スタックサービス154を介して)オンにできる。
所望であれば、アプリケーション52は、いくつかの実施形態では、ユーザーがアプリケーション152を終了した後、携帯型コミュニケータ上で実行している他のサービスまたはアプリケーションが無線スタックサービス154を使用していなければ、無線スタックサービス154に、RFモジュール74をオフにさせる。従って、ユーザーは、無線リンクが使用されていない場合、RFモジュール74を忘れずにオフにする必要がない。
図5は、システム150または、無線通信スタックへの直接アクセスを提供する携帯型コミュニケータ上で実行している同様のソフトウェアシステムによって実装され得る方法例200の流れ図である。ブロック202で、プロセス制御および/または監視情報を交換するための、リモート装置への無線接続を確立する要求が受信される。例えば、ユーザーが、ValveLink Mobileなどのアプリケーションを起動すると、そのアプリケーションは自動的に要求を生じさせ得る。その要求は、実施形態に応じて、アプリケーションの呼出しスタック上または別個のタスク内で実行している無線スタックAPIの層によって処理され得る。次に、ブロック204で、無線リンクが、例えば、無線プロトコルスタックによって公開されているAPIを使用して直接セットアップされる。一実施形態では、アプリケーションは、タイミング、ブロッキング、およびHARTなどの産業通信プロトコルに関連し、Bluetoothなどの汎用無線リンクを介して確立された、接続の他のパラメータを制御する状態機械を起動する。次に、ブロック206で、プロセス制御および/または監視データが無線リンクを介して交換される。従って、アプリケーションは、BluetoothスタックAPIを使用してHART通信リンクをエミュレートし得る。
図6は、例えば、携帯型コミュニケータの構成をさらに単純にするために、アプリケーションが方法200の一部として実行できる方法例210の流れ図である。ブロック212で、無線通信スタックのタイプ(例えば、Bluetooth)が判断される。この目的のため、クエリーが無線スタックサービスに送信され得、対応する応答が処理され得る。クエリーは、例えば、無線スタックサービスのソフトウェアの製造業者およびバージョンを報告し得る。次に、ブロック214で、適切なAPIが自動的に選択され得る。例えば、無線スタックサービスがそれ自身をWidcommスタックとして識別する場合、Widcomm固有のAPI、状態機械、パラメータなどが使用され得る。
前述の本文は、本開示の多数の異なる実施形態の詳細な記述を説明しているが、本発明の範囲は、本特許の終わりに明記する請求項の文言によって定義されることが理解されるはずである。詳細な記述は例示としてのみ解釈され、また、全ての可能な実施形態の記述は、不可能ではないにしても、非実用的であるので、本発明の全ての可能な実施形態は記述しない。多数の代替実施形態は、現在の技術または本特許の出願日後に開発された技術のいずれかを使用して実装され得るが、それらは依然として本発明を定義する特許請求の範囲に含まれる。
従って、多数の修正および変形が、本開示の精神および範囲から逸脱することなく、本明細書に記述および例示されている技術および構造において行われ得る。その結果、本明細書に記述する方法および装置は例示のみであり、本発明の範囲を制限するものではないことが理解されるはずである。

Claims (24)

  1. 汎用無線通信プロトコルに従ってリモート装置と無線で通信するための通信スタックを実装する通信装置における方法であって、前記リモート装置がプロセス制御環境で動作し、前記方法が、
    前記リモート装置との無線通信リンクを確立するためにソフトウェアアプリケーションから要求を受信することと、
    前記ソフトウェアコンポーネントと前記通信スタックとの間に、仲介サービスのない、直接接続を確立することと、
    前記ソフトウェアコンポーネントと前記リモート装置との間で、産業オートメーションプロトコルに従い、前記無線通信リンクを通じて、プロセスデータを伝達することとを含み、
    前記無線通信リンクが前記汎用無線通信プロトコルを利用する、方法。
  2. 前記直接接続を確立することが、前記通信スタックと通信するために仮想シリアルポートをオープンしないことを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記汎用無線通信プロトコルがIEEE 802.11またはIEEE 802.15標準に準拠する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記汎用無線通信プロトコルがBluetooth(登録商標)である、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記産業オートメーションプロトコルが、プロセス制御環境内で制御データまたは診断データを交換するために特に定義された複数のコマンドをサポートする、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記産業オートメーションプロトコルが、HARTまたはFieldbusのうちの1つである、請求項1から5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記ソフトウェアコンポーネントからの前記要求の受信に応答して、前記通信スタックのタイプを自動的に識別することをさらに含み、
    前記ソフトウェアコンポーネントと前記通信スタックとの間に前記直接接続を確立することが、前記識別されたタイプに従って前記直接接続を確立することを含み、
    前記通信スタックのタイプが、前記通信スタックの少なくとも製造業者およびバージョンを識別する、請求項1から6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記通信スタックが無線通信モジュール上で動作し、
    前記方法が、
    前記ソフトウェアモジュールからの前記要求を受信した場合に、前記無線通信モジュールの電源をオンにすること、および
    前記ソフトウェアモジュールが前記無線通信リンクをもう使用していないことを検出した場合に、前記無線通信モジュールの電源をオフにすること
    のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項1から7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記直接接続が、前記ソフトウェアモジュールの呼出しスタック内のアプリケーションプログラミングインタフェース(API)によって確立される、請求項1から8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記プロセスデータを伝達することが、
    前記産業オートメーションプロトコルに関連した複数のコマンドのうちの1つを受信することと、
    前記産業オートメーションプロトコルに従って動作する物理リンクをエミュレートするために、前記受信した前記複数のコマンドのうちの1つを部分的に実行することとを含む、請求項1から9のいずれかに記載の方法。
  11. 通信装置内で使用するためのソフトウェアモジュールであって、前記通信装置がメモリおよびプロセッサを有し、
    前記通信装置が、
    汎用無線通信プロトコルに従ってプロセス制御環境内で動作するリモート装置と無線で通信するための通信スタックを実装し、前記ソフトウェアモジュールがコンピュータ実行可能命令として前記メモリ内に格納され、かつ、
    前記リモート装置との無線通信リンクを確立するために前記通信装置内で実行しているソフトウェアアプリケーションから要求を受信することと、
    前記ソフトウェアアプリケーションと前記通信スタックとの間に、仲介サービスのない、直接接続を確立することと、
    産業オートメーションプロトコルに従い、前記汎用無線通信プロトコルを利用する前記無線通信リンクを通じて、前記ソフトウェアアプリケーションと前記リモート装置との間でプロセスデータを伝達することとを行うために、前記プロセッサによって実行される、ソフトウェアモジュール。
  12. ダイナミックリンクライブラリ(DLL)として実装された、請求項11に記載のソフトウェアモジュール。
  13. 前記DLLが前記ソフトウェアアプリケーションの呼出しスタックで実行される、請求項11または12に記載のソフトウェアモジュール。
  14. 前記DLLが複数のAPI関数を実装し、各々が前記産業オートメーションプロトコルの複数のコマンドのそれぞれ1つに対応する、請求項11から13のいずれかに記載のソフトウェアモジュール。
  15. 前記ソフトウェアモジュールが、前記ソフトウェアアプリケーションとは別個のプロセスとして実行する専用サービスの呼出しスタックで実行される、請求項11から14のいずれかに記載のソフトウェアモジュール。
  16. 前記直接接続が、前記通信スタックに関連した仮想シリアルポートのない、請求項11から15のいずれかに記載のソフトウェアモジュール。
  17. 前記汎用無線通信プロトコルがIEEE 802.11またはIEEE 802.15に準拠し、かつ、
    前記産業オートメーションプロトコルがプロセス制御環境内で制御データまたは診断データを交換するために特に定義された複数のコマンドをサポートする、請求項11から16のいずれかに記載のソフトウェアモジュール。
  18. プロセッサと、
    通信装置とプロセス制御環境内で動作するリモート装置との間に無線通信リンクを確立するように構成された無線通信モジュールであって、前記無線通信リンクが、汎用無線通信プロトコルに従って動作する、無線通信モジュールと、
    コンピュータ実行可能命令を格納するためのメモリとを備え、
    前記メモリは、
    前記汎用無線通信プロトコルを実装する通信スタックと、
    前記プロセッサによって実行可能であり、(i)前記通信スタックと、ソフトウェアアプリケーションからの要求に応答して前記プロセッサによって実行される前記ソフトウェアアプリケーションとの間に、仲介サービスのない、直接接続を確立し、(ii)産業オートメーションプロトコルに従い、前記無線通信リンクを使用する前記無線リンクを通じて、前記ソフトウェアアプリケーションと前記リモート装置との間でプロセスデータを伝達するように構成された、ソフトウェアモジュールとを含む、通信装置。
  19. 前記ソフトウェアモジュールが、ダイナミックリンクライブラリ(DLL)として実装されている、請求項18に記載の通信装置。
  20. 前記DLLが複数のAPI関数を実装し、各々が前記産業オートメーションプロトコルの複数のコマンドのそれぞれ1つに対応する、請求項18または19に記載の通信装置。
  21. 前記ソフトウェアモジュールが、前記ソフトウェアアプリケーションがプロセスデータを送信しているか、または受信しているかに従って、前記無線通信モジュールの電源を選択的にオンにするようにさらに構成されている、請求項18から20のいずれかに記載の通信装置。
  22. 前記ソフトウェアアプリケーションが、診断データを前記リモート装置から受信するか、制御データを前記リモート装置に送信するか、または両方を行うように構成されている、請求項18から21のいずれかに記載の通信装置。
  23. 前記ソフトウェアモジュールが前記通信スタックのタイプを自動的に識別するようにさらに構成され、前記スタックのタイプが前記通信スタックの少なくとも製造業者およびバージョンを識別する、請求項18から22のいずれかに記載の通信装置。
  24. 前記ソフトウェアモジュールが、仮想シリアルポートの構成のない前記直接接続を確立するように構成されている、請求項18から23のいずれかに記載の通信装置。
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