JP2014508260A - 引き摺りを低減するための、クラッチパックストローク補償装置 - Google Patents

引き摺りを低減するための、クラッチパックストローク補償装置 Download PDF

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Abstract

変速機のためのクラッチ制御アセンブリは、第1の円周方向に整列され、かつ軸方向に延在する傾斜部を備える第1の側面と第2の側面とを有するピストンプレートを含む。アセンブリは、第1の傾斜部に接触する調整リングと、調整リングに固定された第1の端部を有する少なくとも一つの回転式ピストンを備える。半径方向に配置された第2の側面と少なくとも一つの回転式ピストンとに加えられた第1の力に応じて、少なくとも一つの回転式ピストンは、第1の傾斜部に沿う第1の円周方向で調整リングを動かすように移動可能であり、これにより調整リングはピストンプレートから離れる第1の軸方向に移動する。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、合衆国法典第35巻119条(e)に基づき、2011年3月17日に出願された米国仮出願番号61/453752号の利益を主張するものであり、この仮出願は参照によって本願に組み込まれる。
技術分野
本発明は、変速機におけるクラッチパックのためのクラッチ制御アセンブリに関する。特に、本発明は、クラッチパックにおける引き摺りを減らすとともに、クラッチパックを緊締するための応答時間を最適化するクラッチ制御アセンブリに関する。
背景
図12は、変速機におけるクラッチピストンプレートに関する圧力とストロークとを比較した従来の線図である。変速機における移動クラッチとして使用されるよく知られた湿式クラッチでは、ピストンの背後で加圧されたオイルによって、ピストンは、クラッチを閉じるように移動される。クラッチが加圧されていないとき、引き摺りを最小限にし、燃費を改善するために、クラッチのためのクラッチパックの構成要素は離間して保持されていなければならない。このことは、戻しばねによって達成され得る。典型的な解離距離は2mmである。この結果、摩擦面ごとの解離距離は、約0.2mmとなる。クラッチを閉じるため、クラッチパックと接触するようにピストンを移動するために、ピストンに力が加えられる。この力は、クラッチパックを緊締するために増大される。図12に示されるように、この例では、クラッチのためのピストンプレートは、クラッチパックと接触までに2.0mmストロークする。
湿式クラッチパックの設計では、引き摺りトルクと移動時間との間に相反がある。すなわち、解離距離が増大されると、引き摺りトルクは低下するが、移動時間は増大する。これは、ピストンが、より大きな解離距離を移動しなければならないからである。この移動は、大量のオイルを必要とし、これに伴いオイルを供給するための時間の増大を要する。実際に、クラッチを作動させるために必要とされるオイルの2/3は、単に、解離距離を埋めるために使用される。それゆえ、公知の湿式クラッチは、移動時間を最小にするために、所望の引き摺りよりも多くの引き摺りを持って設計される。さらに、ピストンがクラッチパックと接触する位置は、決定することが難しい。この位置は、クラッチパックにおける摩擦材が接触するか摩耗すると変化し、ピストンが最後に作動された後の時間の関数として変化する。この不確実性は、滑らかではない移動を回避するために、制御アルゴリズムにおける付加的な複雑性を要する。解離距離はとても重大なので、摩擦パックを製造するときに、公差を調整する方法が使用される。これらの方法は、組み立てられたパックを測定すること、選択可能な適合ワッシャーを組み込むこと、又はプレートを選別すること、及び基準スタックを提供するこれらの方法を組み合わせることを含み得る。両方の方法ともに、製造コストを増加させる。
概要
本明細書で示された態様によれば、変速機のためのクラッチ制御アセンブリが提供される。このアセンブリは、ピストンプレートを有する。ピストンプレートは、第1の傾斜部を有する第1の側面と、第2の側面とを有する。アセンブリは、第1の傾斜部と接触する調整リングと、この調整リングに固定された第1の端部を備える少なくとも一つの回転式ピストンとを有する。半径方向に配置された第2の側面と少なくとも一つの回転式ピストンとに加えられた第1の力に応じて、少なくとも一つの回転式ピストンは、第1の傾斜部に沿う第1の円周方向に調整リングを動かすように移動可能である。これにより、調整リングは、ピストンプレートから離れる第1の軸方向に移動する。
本明細書で示された態様によれば、変速機のためのクラッチ制御アセンブリが提供される。このアセンブリは、ピストンプレートと、ピストンプレートと接触する調整リングとを有する。ピストンプレートにおける第1の力に応じて、調整リングは、変速機のためのクラッチパックと接触するように第1の軸方向で移動可能である。その一方で、ピストンプレートは、軸方向の定位置にとどまる。ピストンプレートにおける、第1の流体力よりも大きな第2の力に応じて、ピストンプレートは、第1の軸方向に移動可能である。これにより、調整リングはクラッチパックを緊締する。
本明細書で示された態様によれば、変速機のためのクラッチ制御アセンブリが提供される。このアセンブリは、ピストンプレートを有する。ピストンプレートは、円周方向に整列され、かつ、軸方向に延在する複数の傾斜部を有する第1の側面と、第2の側面とを有する。アセンブリは、調整リング、複数の回転式ピストン、及び複数のばねを有する。調整リングは、複数の傾斜部と接触する。複数の回転式ピストンは、ピストンプレートにおける個々の開口部を貫通しており、調整リングに固定された個々の第1の端部を有する。複数のばねは、複数の回転式ピストンの個々の外周の周囲に配置されており、ピストンプレートの第2の側面及び複数の回転式ピストンと係合する。複数のばねは、複数の傾斜部に沿う第1の円周方向に調整プレートを動かす。これにより、調整プレートは、第1の軸方向に移動する。第2の側面と複数の回転式ピストンとに加えられた第1の力に応じて、複数の回転式ピストンは、複数の傾斜部に沿う、第1の円周方向とは反対の第2の円周方向に、調整リングを動かすように移動可能である。これにより、調整リングは、変速機のためのクラッチパックと接触するように、第1の軸方向とは反対の第2の軸方向に移動する。第2の側面に加えられた、第1の流体力よりも大きな第2の流体力に応じて、ピストンプレートは第2の軸方向に移動可能である。これにより、調整リングは、変速機のためのクラッチパックを緊締する。
本明細書における、上述の及びその他の対象及び利点は、本発明の以下の記載、添付の図面、及び請求項から容易に理解される。
様々な実施形態は、添付の概略図を参照して例示の目的のみで記載されている。この図面において、対応する参照符号は、対応する部分を示している。
本願で使用される空間的用語を表す円柱座標系の斜視図である。 本願で使用される空間的用語を表す、図1Aの円筒座標系における物体の斜視図である。 変速機のためのクラッチ制御アセンブリの、拡大した正面斜視図である。 図2に示したクラッチ制御アセンブリの、拡大した後面斜視図である。 格納された位置における調整リングを有する、図2に示したクラッチ制御アセンブリの正面図である。 図2に示したクラッチ制御アセンブリの、図4の5−5線に沿う断面図である。 突出した位置における調整リングを有する、図2に示したクラッチ制御アセンブリの正面図である。 図2に示したクラッチ制御アセンブリの、図6の7−7線に沿う断面図である。 変速機ハウジング内における、図2に示したクラッチ制御アセンブリの後面図である。 図8の9,10−9,10線に沿う図8に示したクラッチ制御アセンブリ及び変速機ハウジングと、変速機のためのクラッチパックとの断面図であり、格納された位置における調整リングを示している。 図8の9,10−9,10線に沿う図8に示したクラッチ制御アセンブリ及び変速機ハウジングと、変速機のためのクラッチパックとの断面図であり、突出した位置における調整リングを示している。 図9及び図10に示したクラッチのピストンプレートに関する圧力とストロークを比較した線図である。 変速機のクラッチピストンプレートに関する圧力とストロークを比較した従来の線図である。
発明の詳細な説明
最初に、異なる図面に示された同一の参照符号は、同一の、又は機能的に類似する本発明の構造的要素であると認識されるべきである。本発明の請求の範囲は、開示された態様に限定されないと理解されるべきである。
さらに、本発明は、記載された、特定の方法、特定の材料、及び特定の変更に限定されるものではなく、勿論、そのようなものとして変更してもよいものとして理解される。また、本明細書で使用される用語は、特定の態様のみを説明することを目的とするものであり、本発明の範囲を限定することを意図するものではないと理解される。
そうでないことが定義されない限り、本明細書で使用される技術的及び科学的な全ての用語は、本発明が属する技術分野における当業者に一般的に理解されるものと同じ意味を有する。本明細書で説明されるものと類似又は同等の、あらゆる方法、装置、又は材料を、本発明の実施又は試験において使用することができると理解されるべきである。
図1Aは、本願において使用される空間的用語を表す円柱座標系80の斜視図である。本発明は、円柱座標系に関連して少なくとも部分的に説明される。座標系80は軸線81を有しており、この軸線81は、以下では、方向及び空間の用語のための基準として用いられている。「軸線方向」、「半径方向」、及び「円周方向」という形容詞は、それぞれ、軸線81、半径82(軸線81に対して垂直である)、及び円周83に対して平行な方向を表している。また、「軸線方向」、「半径方向」、及び「円周方向」という形容詞は、個々の平面に対して平行な方向も表す。種々の平面の配置を明確にするため、物体84、85、及び86が用いられる。物体84の面87は、軸線方向平面を形成している。つまり、軸線81は、面87に沿う線を形成している。物体85の面88は、半径方向平面を形成する。つまり、半径82は、面88に沿う線を形成している。物体86の面89は、円周方向平面を形成している。つまり、円周83は、面89に沿う線を形成している。更なる例として、軸線方向移動又は配置は軸線81に対して平行であり、半径方向移動又は配置は半径82に対して平行であり、円周方向の移動又は配置は円周83に対して平行である。回転は、軸線81を中心にされる。
「軸線方向に」、「半径方向に」、及び「円周方向に」という副詞は、それぞれ、軸線81、半径82、又は円周83に対して平行な方向を表すものである。また、「軸線方向に」、「半径方向に」、及び「円周方向に」という副詞は、個々の平面に対して平行な方向も表す。
図1Bは、本願で使用される空間的用語を表す、図1Aの円筒座標系80における物体90の斜視図である。円筒形の物体90は、円筒座標系における円筒形の物体を表しており、あらゆる点で本発明を限定しようとするものではない。物体90は、軸線方向面91、半径方向面92、及び円周方向面93を有する。面91は軸線方向平面の一部であり、面92は半径方向平面の一部であり、面93は円周方向平面の一部である。
図2は、変速機のためのクラッチ制御アセンブリ100の、拡大した正面斜視図である。
図3は、図2に示したクラッチ制御アセンブリ100の、拡大した後面斜視図である。以下、図2及び図3の視点から考察されるべきである。クラッチ制御アセンブリ100は、ピストンプレート102と、調整リング104と、複数のピストン106と、ピストン106の周囲に配置された複数のばね108とを有している。例えば、個々のばねは、個々のピストンの外周110の周囲に配置されている。例示的な実施形態では、ピストンは、プラスチック製、鋼製、又はアルミニウム製のワイヤーから製造されている。ピストンプレートは、半径方向に配置された側面112、116を有する。側面112は、円周方向に整列又は配置され、かつ、軸方向に延在する複数の傾斜部114を有する。ピストン106は、調整リングに固定された個々の端部118を有する。例示的な実施形態において、調整リングは、円周方向に整列又は配置され、かつ、軸方向に延在する複数の傾斜部122を有する。傾斜部122は、傾斜部114、例えば傾斜部114の面124と接触する。
図4は、格納された位置における調整リングを有する、図2に示したクラッチ制御アセンブリ100の正面図である。
図5は、図2に示したクラッチ制御アセンブリ100の、図4の5−5線に沿う断面図である。以下、図2から図5の視点から考察されるべきである。例示的な実施形態において、回転式ピストンは、ピストンプレートに設けられた開口部126を貫通し、シール128によってピストンプレートに対してシールされている。ピストンの端部118は、調整リング、例えば軸方向の突出部130に堅く固定されている。ばね108は、ピストンプレートと接触する端部132と、反対側の端部134とを有する。ピストン106は、端部118の反対側に端部136を有する。端部134は、端部136に少なくとも間接的に係合されている。例示的な実施形態において、ピストンは、端部136に近接した突出部138を有している。端部134は、この突出部と係合する。例示的な実施形態において、この突出部は、ピストンに取り付けられたクリップである。
複数のばねは、回転式ピストンを方向PD1に動かす。この方向PD1は、端部118を開口部126に近づける方向に図示している。この動きが周方向CD1に調整プレートを動かすので、傾斜部122は、傾斜部114の下りに沿って前進する。これにより、調整プレートは、軸方向AD1、例えばピストンプレート方向に移動する。従って、調整リングの外側部140は、ピストンプレートにより近づいて図示されている。これが、図4及び図5に示された格納されたピストンである。
図6は、突出した位置における調整リングを有する、図2に示したクラッチ制御アセンブリの正面図である。
図7は、図2に示したクラッチ制御アセンブリ100の、図6の7−7線に沿う断面図である。以下、図2から図7の視点から考察されるべきである。アセンブリ100を作動させるため、流体、及びこの流体に伴う力が、ピストンプレートの側面116と、ピストンプレートの側面116に配置された回転式ピストンの部分、例えば端部134とに加えられる。第1の段階より低い力の間、回転式ピストンは、PD1とは反対の方向PD2に移動される。方向PD2は、端部136を開口部126の近くまで押す方向である。この動きが方向CD1とは反対の周方向CD2に調整プレートを動かすので、傾斜部122は、傾斜部114の上りに沿って前進する。これにより、調整プレートは、方向AD1とは反対の軸方向AD2に移動する。従って、調整リングの外側部140は、ピストンプレートから離される。これが、図6及び図7に示された突出した位置である。ピストンプレートは、軸方向の定位置にとどまる。さらに後述されるように、突出した位置において、調整リングは、変速機のためのクラッチパックと接触され得る。
ピストンプレートの側面116における流体力が第1の段階を越えて増大されると、ピストンプレートは、例えば調整リングと接触してクラッチパックを緊締するために、方向AD2に移動する。
例示的な実施形態において、ピストンプレートは、開口部126を含む鐘状区分142を有する。区分142は、ばねの端部132の支持及び方向付けを提供する部分144を有する。例示的な実施形態において、アセンブリは、クリップリング148と、シール150、152とを有する。リング148は、シール150を保持している。シール150は、ピストンプレートの外周を、ピストンプレートに対して、例えば後述するようなハウジングに対してシールする。リング148は、シール152を保持している。シール152は、後述するようなピストンプレートの内周を、ピストンプレートに対してシールする。軸方向突出部154は、シール128を保持しており、ピストンが貫通する開口部156を有している。
図8は、変速機ハウジング158内における、図2に示したクラッチ制御アセンブリ100の後面図である。
図9は、図8の9,10−9,10線に沿う図8に示したクラッチ制御アセンブリ100及び変速機ハウジング158と、変速機のためのクラッチパック160との断面図であり、格納された位置における調整リングを示している。
図10は、図8の9,10−9,10線に沿う図8に示したクラッチ制御アセンブリ100及び変速機ハウジング158と、変速機のためのクラッチパック160との断面図であり、突出した位置における調整リングを示している。以下、図2から図10の視点から考察されるべきである。クラッチパックとは、クラッチプレート、例えばクラッチプレート162と、摩擦材、例えば摩擦材164との組み合わせを意味している。典型的に、クラッチプレートは、独立して回転可能な2つの要素に交互に連結されている。例えば、プレート162Aは、ハウジング158の一部又はインナークラッチキャリア(図示せず)の一部に連結されており、プレート162Bは、ハウジングの別の部分又はインナーキャリアの別の部分に連結されている。例示的な実施形態において、ハウジング158は変速機ハウジングであり、クラッチパック160は変速機のブレーキ用である。例示的な実施形態において、ハウジング158はアウタークラッチハウジングであり、クラッチパック160は変速機のクラッチ用である。クラッチパックを緊締することで、クラッチプレートを介して、独立して回転可能な2つの要素の間、例えばハウジング158とインナーキャリアとの間でトルクを伝達することが可能になり、又はクラッチプレートを介して、回転する要素の回転を停止、例えば回転するインナーキャリアを定置の変速機ハウジングに連結することができる。上述のように、アセンブリ100を作動させるため、圧力が、ピストンプレートの側面116と、ピストンプレートの側面116に配置された回転式ピストンの部分、例えば端部134とに加えられる。図8から図10において、この力は、チャンバ168内の流体によって供給される。
図9におけるアセンブリ100の位置は、図5におけるアセンブリ100の位置に似ている。例えば、調整リングは、格納された位置にあり、クラッチパック160と接触していない。シール150は、ピストンプレートをハウジング158に対してシールし、シール152は、ピストンプレートを軸166に対してシールする。
図10におけるアセンブリ100の位置は、図7におけるアセンブリ100の位置に似ている。例えば、調整リングは、突出した位置にあり、クラッチパック160と接触している。一実施形態において、アセンブリ100は、保持要素170、例えばばねを有している。このばねは、ピストンプレートに方向AD1への力を加える。上述したように、ピストンプレート102の側面116における力が第1の段階より低い間、回転式ピストンは移動するが、ピストンプレートは定置のままである。図8から図10において、要素170は、チャンバ168からの力に対抗するとともにピストンプレートを適切な位置に保持するため、第1の段階に略等しい力を提供する。言い換えると、要素170は、第1の段階に略等しい力で予負荷されている。調整リングがクラッチパックと接触すると、回転式ピストン及び調整リングにおける力とクラッチパックのための圧縮力との間での平衡が達成される。ピストンプレートにおける力が上述の第1の段階を越えて増大、即ちチャンバ168内の流体からの力が要素170からの予負荷力よりも大きくなるように、チャンバ168内の流体圧力が増大されると、ピストンはクラッチプレートを緊締するために方向AD2に移動する。
図11は、図9及び図10に示したクラッチのピストンプレート102に関する圧力とストロークとを比較した線図である。上述したように、線172の始点において、調整リングは、クラッチパックと接触するために既に前進している。チャンバ168内の圧力が増大されると、ピストンプレートは、要素170における予負荷を克服し、クラッチパックを緊締し始める。線172は、クラッチパック160を緊締するための、ピストンプレート102のストローク又は軸方向移動距離を表している。線174は、例えば図12に示されたような、変速機のための従来のピストンプレートの軸方向移動距離を示している。従来のピストンプレートは、クラッチパックと接触するために2.0mm前進しなくてはならず、この位置において、従来のピストンプレートは、クラッチパックを緊締するために更に前進することができる。有利には、図11に示されるように、クラッチプレート102のストロークは、従来のクラッチプレートのストロークよりも著しく少ない(本実施例では、3.0mmに対して1.0mm)。
アセンブリ100は、少なくとも以下の利点を提供する。
1.ピストンプレートのストロークが著しく減少されるので、クラッチパックを緊締するために必要とされる全オイル量を著しく減らすことが出来る。例えば、図11において、オイルの量は50%以上減らされている。
2.クラッチパックを緊締するためにピストンプレートになされる全仕事は、25%減らされる。これは、比較的大きな解離距離を埋めるために、より大きな表面領域を有するピストンプレートが使用されないからである。その代わり、アセンブリとクラッチパックとの間の距離を埋めるため、著しく小さな表面領域を有するピストン106と、調整リングとが使用される。このことは、より小さな変速機用ポンプの使用を可能にし、更に燃費を改善する。
3.移動時間が減少されるのは、回転式ピストンが主ピストンよりも少ない時間で前進され得るからである。なぜなら、ピストンを前進するために、より小さな流体力しか必要とされないからである。また、例えばいつもの接触位置感覚などの制御アルゴリズムが必要とされないので、移動時間が減少される。
4.移動時間の減少によって、解離距離は増大され得る。解離距離の増大は、典型的には移動時間を増加する。しかし、解離距離による移動時間のこの増加は、上述した移動時間の減少によって補償されている。解離距離の増大により、引き摺りトルクが低くなり(例えば、典型的な3Nmから1Nm)、より良好な燃費をもたらす。
5.ギャップを埋める機構が、ギャップに関わらず予め規定された荷重に従うので、クラッチパックのための、公差を修正する測定器が必要とされることはない。つまり、ピストン106は、必要に応じて自動的に移動され、これにより調整リングがクラッチパックと接触する。これは、製造コスト、及び製造の複雑度を低減する。
クラッチ制御アセンブリ100は、構成要素の特定の形態を有して示されているが、
クラッチ制御アセンブリ100は上述の構成要素の特定の形態に限定されず、構成要素の他の形態が可能であると理解されるべきである。
上述の及び他の様々な特徴及び機能の少なくともいずれか一方が、多くの他の異なるシステム又は用途に所望に組み合わされ得ることが認識される。現在では予見できない又は予期できない様々な代替手段、変更、変形、又は改良は、当業者によって後でなされ、これらのことは、後述の特許請求の範囲によって包含されることを意図されている。
100 クラッチ制御アセンブリ
102 ピストンプレート
104 調整リング
106 ピストン
108 ばね
110 外周
112、116 側面
114、122 傾斜部
118、132、134、136 端部
124 面
126、156 開口部
128、150、152 シール
130、138、154 突出部
140 外側部
142 鐘状区分
144 部分
148 クリップリング
158 変速機ハウジング
160 クラッチパック
162、162A、162B クラッチプレート
164 摩擦材
166 軸
168 チャンバ
170 保持要素
172、174 線
AD1、AD2 軸方向
CD1、CD2 周方向
PD1、PD2 方向

Claims (15)

  1. 変速機のためのクラッチ制御アセンブリであって、
    円周方向に整列され、かつ、軸方向に延在する第1の傾斜部を備える第1の側面と、第2の側面と、を有するピストンプレートと、
    前記第1の傾斜部と接触する調整リングと、
    前記調整リングと係合する第1の端部を有する少なくとも一つの回転式ピストンと、を備え、
    前記第2の側面と前記少なくとも一つの回転式ピストンとに加えられた第1の力に応じて、前記回転式ピストンは、前記第1の傾斜部に沿う第1の円周方向に前記調整リングを動かすように移動可能であり、これにより前記調整リングは、前記ピストンプレートから離れる第1の軸方向に移動することを特徴とする、変速機のためのクラッチ制御アセンブリ。
  2. 前記調整リングは、円周方向に配置され、かつ、軸方向に延在する第2の傾斜部を有し、該第2の傾斜部は、前記円周方向に整列され、かつ、軸方向に延在する第1の傾斜部と接触する、請求項1記載のクラッチ制御アセンブリ。
  3. 前記調整リングは、前記変速機のためのクラッチパックと接触するように移動可能である、請求項1記載のクラッチ制御アセンブリ。
  4. 前記ピストンプレートは、所定の軸方向の位置にあり、
    前記第1の力に応じて、前記ピストンプレートは該軸方向の位置にとどまる、請求項1記載のクラッチ制御アセンブリ。
  5. 前記第2の側面に加えられる、前記第1の力よりも大きな第2の力に応じて、前記ピストンプレートは前記第1の軸方向に移動可能であり、これにより、前記調整リングは、前記変速機のためのクラッチパックを緊締する、請求項1記載のクラッチ制御アセンブリ。
  6. 前記少なくとも一つの回転式ピストンは、前記ピストンプレートに設けられた個々の開口部を貫通する、請求項1記載のクラッチ制御アセンブリ。
  7. 複数のばねをさらに備え、
    前記複数の回転式ピストンは、前記ピストンプレートに設けられた個々の開口部を貫通し、
    前記複数のばねの個々のばねは、前記複数の回転式ピストンの個々のピストンの外周の周囲に配置されており、
    前記複数のばねは、前記第1の円周方向とは反対の第2の円周方向に前記調整リングを動かし、これにより、前記調整プレートは、前記第1の軸方向とは反対の第2の軸方向に移動する、請求項1記載のクラッチ制御アセンブリ。
  8. 前記複数の回転式ピストンは個々の第2の端部を有し、該第2の端部は個々の突出部を有し、
    前記複数のばねは個々の第1の端部を有し、該第1の端部は前記ピストンプレートの前記第2の側面と係合し、
    前記複数のばねは、前記個々の第1の端部とは反対の個々の第2の端部を有し、該第2の端部は、前記個々の突出部と係合する、請求項7記載のクラッチ制御アセンブリ。
  9. 変速機のためのクラッチ制御アセンブリであって、
    ピストンプレートと、
    該ピストンプレートと接触する調整リングと、を備え、
    前記ピストンプレートにおける第1の力に応じて、前記調整リングは、前記変速機のためのクラッチパックと接触するように第1の軸方向に移動可能である一方で、前記ピストンプレートは軸方向の定位置にとどまり、
    前記ピストンプレートにおける、前記第1の力よりも大きな第2の力に応じて、前記ピストンプレートは前記第1の軸方向に移動可能であり、これにより、前記調整リングは前記クラッチパックを緊締することを特徴とする、変速機のためのクラッチ制御アセンブリ。
  10. 前記調整リングに固定された個々の第1の端部を有する複数の回転式ピストンを備え、
    前記ピストンプレートは、円周方向に整列され、かつ、軸方向に延在する複数の第1の傾斜部をもつ半径方向に配置された第1の側面と、第2の側面と、を有し、
    前記調整リングは、複数の前記第1の傾斜部と接触し、
    前記第1の力に応じて、前記複数の回転式ピストンは、前記複数の第1の傾斜部に沿う円周方向に前記調整リングを動かすように移動可能であり、これにより、前記調整リングは、前記第1の軸方向に移動する、請求項9記載のクラッチ制御アセンブリ。
  11. 前記調整リングは、円周方向に整列され、かつ、軸方向に延在する複数の第2の傾斜部を有し、該第2の傾斜部は、円周方向に整列され、かつ、軸方向に延在する複数の前記第1の傾斜部と接触する、請求項10記載のクラッチ制御アセンブリ。
  12. 前記複数の回転式ピストンは、前記ピストンプレートに設けられた個々の開口部を貫通する、請求項10記載のクラッチ制御アセンブリ。
  13. 前記調整リングに固定された個々の第1の端部を有する複数の回転式ピストンと、複数のばねとをさらに備え、
    前記複数の回転式ピストンは、前記ピストンプレートに設けられた個々の開口部を貫通し、
    前記複数のばねの個々のばねは、前記複数の回転式ピストンの個々の回転式ピストンの外周の周囲に配置されており、
    前記複数のばねは、前記調整プレートを円周方向に動かし、これにより、前記調整プレートは、前記第1の軸方向とは反対の第2の軸方向に移動する、請求項9記載のクラッチ制御アセンブリ。
  14. 前記複数の回転式ピストンは個々の第2の端部を有し、該第2の端部は個々の突出部を有し、
    前記複数のばねは、前記ピストンプレートの半径方向に配置された前記第2の側面と係合する個々の第1の端部と、前記個々の第1の端部とは反対の、前記個々の突出部と係合する個々の第2の端部とを有する、請求項13記載のクラッチ制御アセンブリ。
  15. 変速機のためのクラッチ制御アセンブリであって、
    円周方向に整列され、かつ、軸方向に延在する複数の傾斜部を備える第1の側面と、第2の側面と、を有するピストンプレートと、
    前記複数の傾斜部と接触する調整リングと、
    前記ピストンプレートに設けられた個々の開口部を貫通し、かつ、前記調整リングに固定された個々の第1の端部を備える複数の回転式ピストンと、
    前記複数の回転式ピストンの個々の外周の周囲に配置され、かつ、前記ピストンプレートの前記第2の側面と前記複数の回転式ピストンと係合する複数のばねと、を備え、
    前記複数のばねは、前記複数の傾斜部に沿う第1の円周方向に前記調整プレートを動かし、これにより、前記調整プレートは、前記ピストンプレートに向かう第1の軸方向に移動し、
    前記第2の側面と前記複数の回転式ピストンとに加えられた第1の力に応じて、前記複数の回転式ピストンは、前記複数の傾斜部に沿う、前記第1の円周方向とは反対の第2の円周方向に前記調整リングを動かすように移動可能であり、これにより、前記調整リングは、前記変速機のためのクラッチパックと接触するように、前記第1の軸方向とは反対の第2の軸方向に移動し、
    半径方向に配置された前記第2の面に加えられた、前記第1の流体力よりも大きな第2の流体力に応じて、前記ピストンプレートは前記第2の軸方向に移動可能であり、これにより、前記調整リングは前記変速のためのクラッチパックを緊締することを特徴とする、変速機のためのクラッチ制御アセンブリ。
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