JP2014506159A - 自動注射器 - Google Patents

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Abstract

本発明は、液体薬剤の用量を投与するための、自動注射器(A)の前部デバイス(1)に関し、この前部デバイス(1)は、− 第1のねじ山(1.2.1)が、自動注射器(A)の後部デバイス(3)のハウジング(2.1)に係合して、前部デバイス(1)を後部デバイス(3)に取り付けるように構成された、支持スリーブ(1.2)と、− 第2のねじ山(1.2.3)により前部デバイス(1)の支持スリーブ(1.2)上に取り付けられた外側スリーブ(1.1)とを備え、前部デバイス(1)は、注射針(2.2)および薬剤の用量を含む外筒(2.3)を備えるシリンジ(2)を受けるように構成され、第1のねじ山(1.2.1)の回転方向は、第2のねじ山(1.2.3)の回転方向とは逆である。
【選択図】 図1A

Description

本発明は、液体薬剤の用量を投与するための自動注射器の前部デバイスに関し、この前部デバイスは、前部デバイスを後部デバイスに取り付けるために自動注射器の後部デバイスのハウジングに係合するように構成され、注射針および薬剤の用量を含む外筒を備えたシリンジを受けるように構成される。
注射を施すことは、使用者および医療従事者にとって、精神的にも身体的にもいくつかのリスクおよび課題のあるプロセスである。
注射具(すなわち、医薬品容器から薬剤を送達可能なデバイス)は、通常、手動デバイスおよび自動注射器の2つのカテゴリーに分類される。
手動デバイスでは、針を通して流体を動かすために、使用者が機械的エネルギーを供給しなければならない。これは、通常、注射中に使用者が押し続けなければならない何らかの形態のボタン/プランジャにより行われる。この手法には、使用者に不利な点が多くある。使用者がボタン/プランジャを押すのを止めると、注射も止まる。これは、デバイスが適切に使用されない(すなわち、プランジャがその端部位置まで完全に押されない)場合、使用者が過少量を送達するおそれがあることを意味する。特に患者が高齢であるか不器用である場合には、注入力が使用者にとって強すぎることがあり得る。
ボタン/プランジャの延長が大きすぎることがある。したがって、完全に延びたボタンに使用者が手を伸ばすことが不便となり得る。注入力とボタンの延長とを組み合わせると手の震えが生じることがあり、ひいては、挿入された針が動くと不快感が増す。
自動注射器デバイスは、患者にとってより容易な注射療法の自己投与を行うことを目的とする。現在、自己投与注射により行われている療法は、糖尿病の薬物(インスリン、およびより新しいGLP−1クラスの薬物)、片頭痛、ホルモン療法、抗凝血剤等の薬物を含む。
自動注射器は、標準的なシリンジからの非経口薬物送達に伴う作業に完全にまたは部分的に置き換わるデバイスである。このような作業には、保護シリンジ・キャップの取外し、患者の皮膚への針の挿入、薬剤注射、針の抜取り、針の遮蔽、およびデバイスの再使用の防止を含み得る。これは、手動デバイスの不利点の多くを克服する。注入力/ボタン延長、手の震え、および不十分な用量を送達する可能性が減少する。多くの手段、例えば、トリガ・ボタンまたは針が注射深度に到達する動作により、起動を行うことができる。一部のデバイスでは、流体を送達するエネルギーは、ばねにより与えられる。
特許文献1は、張力ばねが解除されるときに、予め測定された量の流体医薬品を自動的に注射する自動注射具を開示する。張力ばねは、解除されると、アンプルおよび注射針を格納位置から展開位置へ移動させる。その後、張力ばねがピストンを前方へ向けてアンプル内に押し込むことにより、アンプルの内容物が放出される。流体医薬品が注射された後、張力ばねに蓄えられたねじれが解除されて、注射針が自動的に元の格納位置へ後退する。
米国特許出願公開第2002/0095120A1号
本発明の目的は、液体薬剤の用量を投与するための、自動注射器の改良された前部デバイスを提供することであり、この前部デバイスは、前部デバイスを後部デバイスに取り付けるために自動注射器の後部デバイスのハウジングに係合するように構成され、注射針および薬剤の用量を含む外筒を備えたシリンジを受けるように構成される。
この目的は、請求項1に記載の前部デバイスにより達成される。
本発明の好ましい実施形態は、従属請求項に示される。
本明細書の文脈において、近位という用語は、注射中に患者側に向かう方向を示し、遠位という用語は、患者から離れる反対方向を示す。本明細書の文脈における「時計方向」および「反時計方向」という用語は、自動注射器がその遠位端を観察者側に向けた状態での回転方向を示す。
本発明によれば、液体薬剤の用量を投与するための、自動注射器の再使用可能な前部デバイスは、
− 第1のねじ山が、自動注射器の後部デバイスのハウジングに係合して、前部デバイスを後部デバイスに取り付けるように構成された、支持スリーブと、
− 第2のねじ山により前部デバイスの支持スリーブ上に取り付けられた外側スリーブと
を備える。前部デバイスは、注射針および薬剤の用量を含む外筒を備えるシリンジを受けるように構成される。第1のねじ山の回転方向は、第2のねじ山の回転方向とは逆である。
注射が行われる前に、充填済みシリンジが前部デバイスに装填される。次に、前部デバイスが第1のねじ山を介して後部デバイスに取り付けられる。続いて、保護用外側スリーブが支持スリーブから取り外される。外側スリーブを取り付ける第1および第2のねじ山は、使用者が前部デバイスの外側スリーブを把持して、前部デバイスを後部デバイスに対して一方向に連続回転させることにより、後部デバイスを前部デバイスに取り付けることができるように配置される。支持スリーブが奥まで螺着され、第1のねじ山が最も低くなると、使用者は、前部デバイスを後部デバイスに対して同一方向に引き続き回転させて、外側スリーブを支持スリーブから取り外すことにより、外側スリーブが支持スリーブの第2のねじ山を係合解除する。これにより、自動注射器は、注射を行う前に、特に簡単かつ直感的に組み立てられる。
自動注射器の後部デバイスおよび前部デバイスは、複数回の注射に使用されるように設計される。使い切りの要素は、自動注射器の組立て前に前部デバイスに挿入される充填済みシリンジのみである。このため、製造コストが減少し、無駄が最小限になる。
本発明の考えられる実施形態によれば、充填済みシリンジを受けるように構成されたシリンジ保持具が、支持スリーブに対して摺動可能に配置され、針が支持スリーブ内で覆われた第1の位置と、針が注射のために露出された第2の位置との間で軸方向並進運動することができる。アセンブリ・ロックは、外側スリーブが支持スリーブ上に取り付けられたときに、シリンジ保持具の第1のフランジに掛止して、第1の位置(I)にあるシリンジ保持具が第2の位置(II)へ向かって軸方向並進運動することを防止するように配置された第2の内側突起部を備える。外側スリーブは、アセンブリ・ロックに半径方向に当接してアセンブリ・ロックを半径方向内側に並進運動させるように配置されるため、第2の突起部が第1のフランジに係合してシリンジ保持具を軸方向に固定する。これにより、外側スリーブが支持スリーブ上に取り付けられている間に、充填済みシリンジを前部デバイス内に都合よく挿入することができる。外側スリーブを支持体から取り外すと、軸方向の拘束が解除されるため、充填済みシリンジが取り付けられたシリンジ保持具が、支持スリーブに対して第1の位置から第2の位置へ軸方向並進運動できるようになり、注射針を露出させる。
好ましくは、環状リブが支持スリーブに形成されて、シリンジ保持具が第2の位置に保持されるときに、シリンジ保持具の近位方向への軸方向並進運動を制限する。第2の位置では、注射針が前部デバイスの近位端から突出する。環状リブは、注射針が前部デバイスから突出する長さ、したがって注射針の最大穿刺深度を制限するように配置される。好ましくは、穿刺深度を皮下または筋肉内注射に適合させることができる。
あるいは、注射針の穿刺深度を、自動注射器の再使用可能な後部デバイスにより制御することができる。
本発明の別の考えられる実施形態によれば、支持カラーが第1のねじ山を第2のねじ山から切り離す。外側スリーブに形成されたラッチが、支持スリーブの支持カラーに掛止して、外側スリーブと支持スリーブとの間の相対回転を最初に防止する。このため、外側スリーブを後部デバイスのハウジングに対して回転させることにより前部デバイスが後部デバイスに螺着されるときに、外側スリーブが第2のねじ山を係合解除することが防止される。
好ましくは、駆動ドッグが支持カラーに摺動可能に取り付けられる。駆動ドッグは、ラッチに当接するように配置され、第1のねじ山を介して支持スリーブに取り付けられた後部デバイスのハウジングが係合するように配置される。ラッチは、ハウジングが駆動ドッグに係合することにより並進運動するように構成されるため、ラッチは支持カラーから係合解除される。支持スリーブがハウジングに螺着されると、ハウジングが駆動ドッグに当接して、駆動ドッグを近位方向に並進運動させ、これにより、外側スリーブを支持スリーブに回転固定するラッチが解除される。したがって、前部デバイスが後部デバイスにしっかりと取り付けられるまで、外側スリーブの取外しが防止される。
本発明のさらに別の考えられる実施形態によれば、外側スリーブは、注射針を覆う針キャップを締め付けるように構成された少なくとも1本のクランプ・アームに連結される。自動注射器が注射の準備ができると、注射針が保護用針キャップで覆われた状態で、充填済みシリンジが前部デバイスに挿入される。クランプ・アームは、針キャップを締め付け、外側スリーブを支持スリーブから引き離すことにより、針キャップを取り外すことができるようにする。したがって、シリンジを前部デバイスに装填して自動注射器を組み立てるときに、使用者が針刺し損傷事故に遭う危険性が最小限になる。
クランプ・アームをクランプばねにより半径方向内側に付勢して、外側スリーブが支持スリーブから取り外されたときに、針キャップを外側スリーブ内に保持することができる。針キャップは、針キャップのシリンジに対する再取付けを容易にするように、外側スリーブ内に保持される。注射の終了後、外側スリーブが支持スリーブに再び取り付けられ、これにより、針キャップがシリンジに再び係合して、使用済みの注射針を覆う。したがって、注射後にシリンジの注射針が覆われ、空になったシリンジを安全に前部デバイスから取り外すことができる。
本発明のさらに別の考えられる実施形態によれば、患者の皮膚に載置されるように構成された針シュラウドが、支持スリーブに対して摺動可能に配置される。特に、針シュラウドを、皮膚に押し付けることによって後退位置に軸方向並進運動させるように配置することができる。針シュラウドは延長アームを備え、延長アームは、針シュラウドの軸方向変位を自動注射器の後部デバイスに伝えることにより、自動注射器が患者の皮膚に適切に配置されているか否かを後部デバイスに示すように構成される。後部デバイスは、針シールドが後退位置にないため患者の皮膚に接触していない場合に、注射機構の作動を防止する手段を有することができる。したがって、薬剤を無駄にし、かつ/または安全性を損なう注射機構の早すぎる作動または不注意による作動が避けられる。
本発明によれば、液体薬剤の用量を投与するための自動注射器は、
− 本明細書に前述した実質的に管状の再使用可能な前部デバイスと、
− ハウジング、
− 外筒の遠位端に対して液密封止を与えるストッパに係合するように連結または構成されたプランジャ、
− プランジャを変位させるためのモータ
を備えた再使用可能な後部デバイスと、
を備える。前部デバイスは、第1のねじ山を介してハウジングに取り付けられ、外側スリーブは、第2のねじ山により支持スリーブ上に取り付けられる。第1のねじ山の回転方向は、第2のねじ山の回転方向とは逆である。自動注射器は、再使用可能な前部デバイスの前述した利点と、再使用可能な後部デバイスを前部デバイスに解除可能に取り付けることの利点とを組み合わせる。
本発明の考えられる実施形態によれば、外側スリーブは、外側スリーブを支持スリーブから取り外す時にアセンブリ・ロックを解除するように配置される。解除すると、アセンブリ・ロックは、支持スリーブとハウジングとの間の相対回転を防止するように、支持スリーブをハウジングにロックすることができる。このため、注射が行われている間に、前部デバイスが後部デバイスから外れることを防止する。アセンブリ・ロックは、外側スリーブを支持体に再び取り付けることによりロック解除されるため、注射終了後に自動注射器を分解することができる。
好ましくは、アセンブリ・ロックが第1のロック用ピンと第2のロック用ピンとを備える。第1のロック用ピンは、支持スリーブに形成された第1のオリフィス内に突出し、第2のロック用ピンは、支持スリーブに形成された第2のオリフィスを通って、ハウジングに形成された第3のオリフィス内に突出することにより、支持スリーブとハウジングとの相対回転を防止する。外側スリーブは、第1のロック用ピンに半径方向に当接して、第2のピンが第3のオリフィス内に突出しないことによって後部デバイスに対する前部デバイスの取外しまたは取付けを可能にする位置で、アセンブリ・ロックを保持するように配置される。具体的には、使用者は、自動注射器を分解してから空のシリンジを前部デバイスから取り外すことができるようになる前に、外側スリーブを支持スリーブに再び取り付けなければならない。外側スリーブの再取付けにより注射針を覆うため、針刺し損傷事故から保護される。
本発明のさらに別の考えられる実施形態によれば、支持スリーブに対して摺動可能に配置され、注射を受ける患者の皮膚に載置されるように構成された針シュラウドの軸方向変位を検出可能な連動スイッチを、後部デバイス内に配置することができる。このため、連動スイッチは、針シュラウドが患者の皮膚に接触しているか否かを検出し、好ましくは、後部デバイスのモータの作動を防止する機構の一部である。後部デバイスのモータは、電動モータ、ばね駆動モータ、空気圧モータ、または別の駆動手段とすることができる。
本発明のさらに別の考えられる実施形態によれば、後部デバイスが、注射の実パラメータを検出するためのセンサ・ユニットと、使用者関連データおよび/または仕様パラメータを記憶するためのメモリ・ユニットと、自動注射器の使用者に対して視覚、聴覚および/または触覚フィードバックを与える手段とをさらに備える。記憶された使用者関連データを遵守監視用に使用することができるため、これを使用して、患者が行う注射の頻度を監視することができる。特に、患者が投薬中であれば、適切な用量および/または投与の頻度を管理することができる。
センサ・ユニットは、特に無線自動識別(RFID)またはバーコード読込みにより、充填済みシリンジに含まれる薬剤または薬物のタイプ等の実パラメータを検出することができる。これにより、特に、薬剤特性に対する自動注射器の自動構成が可能になる。例えば、注射針の穿刺深度を、薬剤が必要とする深さに自動的に合わせることができる。さらに、デバイス仕様パラメータのセットをメモリ・ユニットに記憶させることができる。メモリ・ユニットに記憶された仕様パラメータを、自動注射器の使用中にセンサ・ユニットにより判定された実パラメータと比較することができる。例えば、針挿入プロセス中に測定される電流は、注射針を皮膚に挿入するために必要な力によって特徴付けられる。測定された電流が規格外であれば、後部デバイスは自動注射器の誤使用を検出して、注射を中止する。別の考えられる適用は、注射の開始時に、ストッパの初期位置を対応する仕様パラメータと比較することを含む。ストッパの位置が規格外であれば、後部デバイスは、使用済みの空のシリンジが前部デバイスに装填されることを検出し、注射機構を無効にして損傷を防ぐ。自動注射器は、シリンジがシリンジ保持具内に挿入されていないときには、動作することができない。
後部デバイスの視覚的手段は、特に、注射の進捗、注射の完了、履歴使用者・データおよび/または使用期限等の薬物特性を示すディスプレイ、好ましくは液晶ディスプレイ(LCD)を含むことができる。ディスプレイは、患者に薬剤投与を思い出させるメッセージ、仕様パラメータ、動作モード、および/または充填済みシリンジに含まれる薬剤のタイプを表示することができる。加えて、またはあるいは、後部デバイスは、聴覚および/または触覚フィードバックを患者および/または自動注射器の使用者に与える適切な手段を備えることができる。
本発明のさらに別の考えられる実施形態によれば、後部デバイスが、プランジャの位置を判定可能なエンコーダ・センサをさらに備える。プランジャ位置の検出を使用して、プランジャの並進運動速度を制御することができる。特に、プランジャの並進運動速度を、針挿入段階、薬剤放出、および針後退段階を含む薬物送達の様々な段階に合わせることができる。特に、エンコーダ・センサを、プランジャの位置を検出して、検出された位置を対応するデジタルまたはアナログ信号に変換することのできる回転または線形エンコーダとして配置することができる。
自動注射器を、好ましくは、特に鎮痛剤、抗凝血剤、インスリン、インスリン誘導体、ヘパリン、ロベノックス、ワクチン、成長ホルモン、ペプチド・ホルモン、たんぱく質、抗体、および複合糖質のうちの1つを送達するための皮下または筋肉内注射に使用することができる。
本発明の更なる適用範囲が、以下で述べる詳細な説明から明らかになろう。しかし、本発明の好ましい実施形態を示す詳細な説明および特定の例は、例示的なものに過ぎない。それは、本発明の精神および範囲内の種々の変更形態および修正形態が、この詳細な説明から当業者に明らかになるからである。
本発明は、以下で述べる詳細な説明、および例としてのみ示され本発明を限定するものではない添付図面からより完全に理解されるだろう。
充填済みシリンジが前部デバイス内に装填される前の、本発明の第1の実施形態による自動注射器の再使用可能な前部デバイスの断面図である。 充填済みシリンジが前部デバイス内に装填される前の、本発明の第1の実施形態による自動注射器の再使用可能な前部デバイスの断面図である。 シリンジが前部デバイスに挿入された、本発明の第1の実施形態による自動注射器の再使用可能な前部デバイスの断面図である。 シリンジが前部デバイスに挿入された、本発明の第1の実施形態による自動注射器の再使用可能な前部デバイスの断面図である。 外側スリーブが支持スリーブから取り外された、第1の実施形態による前部デバイスの斜視図である。 第1の実施形態による前部デバイスの支持スリーブの詳細を示す斜視図である。 第1の実施形態による前部デバイスの支持スリーブの詳細を示す斜視図である。 自動注射器の再使用可能な後部デバイスに接続された第1の実施形態による前部デバイスの断面図である。 自動注射器の再使用可能な後部デバイスに接続された第1の実施形態による前部デバイスの断面図である。 外側スリーブが取り外された、第1の実施形態による前部デバイスの断面図である。 第1の実施形態による前部デバイスと後部デバイスとを備えた自動注射器の、注射中の近位部を示す図である。 第1の実施形態による前部デバイスと後部デバイスとを備えた自動注射器の、薬剤注射後の近位部を示す図である。 本発明の第1の実施形態による自動注射器の断面図である。 本発明の第1の実施形態による自動注射器の断面図である。
すべての図面において、対応する部分を同一の参照符号で示す。
図1Aおよび図1Bは、シリンジ2を受けるように構成された自動注射器Aの再使用可能な前部デバイス1の断面図である。図1Aおよび図1Bに示す前部デバイス1は空であるが、前部デバイス1の遠位端を通した注射の前に、薬剤の用量が充填済みシリンジ2を前部デバイス1に挿入することができる。
実質的に管状の前部デバイス1を、図9Aおよび図9Bにより詳細に示す再使用可能な後部デバイス3の近位端に取り付けることができる。後部デバイス3は、特に、自動注射器Aの電動モータ3.5等の駆動手段を備える。
前部デバイス1は、実質的に閉鎖された近位端を有する管状の外側スリーブ1.1、外側スリーブ1.1内に受けられる管状の支持スリーブ1.2、および支持スリーブ1.2内に保持される管状のシリンジ保持具1.3を備える。図2Aおよび図2Bに示すように、シリンジ保持具1.3は、充填済みシリンジ2を受けて取り付けるように構成される。
支持スリーブ1.2の遠位端に配置された第1のねじ山1.2.1は、前部デバイス1を後部デバイス3に取り付けるための手段を提供する。第1のねじ山1.2.1を右側ねじ山として配置して、後部デバイス3の遠位端から見て時計方向の回転により、後部デバイス3を前部デバイス1に取り付けることができるようにする。
実質的に円筒形の針シュラウド1.4が、シリンジ保持具1.3に対して摺動可能に配置され、後退位置PRでシリンジ保持具1.3の近位部を囲む。予め張力をかけた伝達ばね1.5が、支持スリーブ1.2の内面に形成された環状リブ1.2.2に遠位方向Dに当たり、かつ針シュラウド1.4の近位端に形成された肩部1.4.1に当接して、針シュラウド1.4を支持スリーブ1.2に対して近位方向Pに付勢させる。
針シュラウド1.4は、近位方向Pに互いに対向して配置された2本のクランプ・アーム1.6.1に当接し、針シュラウド1.4が、伝達ばね1.5により与えられる付勢力に対抗して後退位置PRに保持されるようになっている。クランプ・アーム1.6.1が、外側スリーブ1.1の閉鎖近位端に堅く接続されたロック用スリーブ1.6に挿入される。図1Aに最もよく見られるように、2本のクランプ・アーム1.6.1は、半径方向外側に広がり、充填済みシリンジ2の近位先端に取り付けられた保護針キャップ2.1を、2本のクランプ・アーム1.6.1間の中間領域に容易に挿入できるようになっている。
第1の斜面1.6.2が、クランプ・アーム1.6.1上の、対応して形成された外側リブ1.6.3に当接するロック用スリーブ1.6の内面に形成され、ロック用スリーブ1.6が実質的に円筒形の前部デバイス1の軸Xに平行に近位方向に並進運動するときに、クランプ・アーム1.6.1が半径方向内側に撓むようになっている。ロック用スリーブ1.6とクランプ・アーム1.6.1との間に配置されたクランプばね1.7が、ロック用スリーブ1.6とクランプ・アーム1.6.1とを軸Xに沿って互いに離れるように付勢させる。第1の斜面1.6.2と外側リブ1.6.3との相互作用により、クランプばね1.7により与えられる付勢力を半径方向内側に向け直す。したがって、クランプ・アーム1.6.1は半径方向内側に付勢される。クランプ・アーム1.6.1の内側への移動は、クランプばね17に許可された軸方向の移動距離により制限される。
針キャップ2.1をクランプ・アーム1.6.1で把持し、充填済みシリンジ2をシリンジ保持具1.3に挿入して外側スリーブ1.1を前部デバイス1の支持スリーブ1.2から取り外すことにより、充填済みシリンジ2の近位先端から針キャップ2.1を引き離すことができる。
外側スリーブ1.1が第2のねじ山1.2.3により支持スリーブ1.2に接続される。第2のねじ山1.2.3は、第1のねじ山1.2.1の1つとは反対の回転方向を有する。第1のねじ山1.2.1は右側ねじ山として設計され、第2のねじ山1.2.3は左側ねじ山として配置される。
あるいは、第1のねじ山1.2.1を左側ねじ山として配置し、第2のねじ山1.2.3を右側ねじ山として配置してもよい。この代替実施形態では、後部デバイス3を、反時計方向回転により前部デバイス1に取り付けることができる。
半径方向に突出する支持カラー1.2.6が、第1のねじ山1.2.1と第2のねじ山1.2.3との間の支持スリーブ1.2の外面に形成される。支持カラー1.2.6は、第1および第2のねじ山1.2.1、1.2.3の当接表面として作用する。したがって、後部デバイス3が前部デバイス1に取り付けられると、後部デバイス3の近位端は、支持カラー1.2.6に近位方向Pに当たる。または、外側スリーブ1.1が奥まで螺着されると、外側スリーブ1.1は支持カラー1.2.6に遠位方向Dに当たる。
戻りばね1.8が、支持スリーブ1.2の環状リブ1.2.2に当たり、かつシリンジ保持具1.3の遠位端に形成された第1のフランジに当たる。シリンジ保持具1.3が図1Aおよび図1Bに示す第1の位置にあるとき、戻りばね1.8は、緩んだ状態またはわずかに圧縮された状態にある。支持スリーブ1.2に対してシリンジ保持具1.3が近位方向Pに軸方向並進運動することにより、戻りばね1.8が圧縮され、シリンジ保持具1.3が付勢されて第1の位置Iに戻る。支持スリーブ1.2に対してシリンジ保持具1.3が近位方向Pに軸方向並進運動するには、外側スリーブ1.1を予め取り外しておく必要がある。
図1Bは、第2の内側突起1.9.1を有する支持スリーブ1.2の遠位端に配置されたアセンブリ・ロック1.9を示す。アセンブリ・ロック1.9は、基本的にU字形の横断面と、支持スリーブ1.2内に形成された第1および第2のオリフィス1.2.4、1.2.5のそれぞれに突出する第1および第2のロック用ピン1.9.2、1.9.3とを備える。アセンブリ・ロック1.9は、付勢手段(図示せず)により半径方向外側に付勢される。支持スリーブ1.2に螺着された外側スリーブ1.1は、第1のロック用ピン1.9.2に当接して、アセンブリ・ロック1.9を半径方向内側に押し、第2の内側突起1.9.1が第1のフランジ1.3.1に掛止して、支持スリーブ1.2に対するシリンジ保持具1.3の近位変位を防ぐようにする。シリンジ保持具1.3を、第1の位置Iから遠位方向Dに移動しないように構成することができる。このために、第2の内側突起1.9.1は、第1のフランジ1.3.1の凹部(図示せず)に係合することができ、または第2の内側突起1.9.1を第1のフランジ1.3.1に重なるように配置して、前部デバイス1および後部デバイス3が共に組み立てられるまでシリンジ保持具1.3を両方向に保持することができるようにする。アセンブリ・ロック1.9を半径方向外側に付勢させるために、例えばクリップ状のばねを設けることができる。
図2Aおよび図2Bは、充填済みシリンジ2がシリンジ保持具1.3に挿入された、前部デバイス1の断面図である。針キャップ2.1が、充填済みシリンジ2の近位端に取り付けられた注射針2.2を覆う。充填済みシリンジ2は、薬物または薬剤の用量を含む外筒2.3を備える。外筒カラー2.3.1は、外筒2.3の遠位端に形成されて、シリンジ保持具1.3の第1のフランジ1.3.1に近位方向に当接する。
充填済みシリンジ2をシリンジ保持具1.3に挿入することにより、前部デバイス1を装填することができる。これは、必ずではないが、前部デバイス1を垂直方向に向けることにより最も容易に達成され得る。充填済みシリンジ2が前部デバイス1に挿入される前に針キャップ2.1を取り外す必要がないため、針刺し損傷事故の防止が強化される。クランプ・アーム1.6.1の初期の半径方向間隔は、針キャップ2.1がクランプ・アーム1.6.1間を十分に通過できるようなものになっている。第1の内側突起1.2.8は、クランプ・アーム1.6.1に当接する支持スリーブ1.2の内面に形成される。外側スリーブ1.1は、支持スリーブ1.2から取り外されるときに、支持スリーブとともにロック用スリーブ1.6およびクランプ・アーム1.6.1を引く。第1の内側突起1.2.8はクランプ・アーム1.6.1を半径方向内側に向けるため、針キャップ2.1はクランプ・アーム1.6.1により堅く把持され、外側スリーブ1.1を支持スリーブ1.2から取り外すことにより、充填済みシリンジ2の近位先端から針キャップ2.1を取り外すことができる。
図3は、外側スリーブ1.1が支持スリーブ1.2から取り外された、第1の実施形態による前部デバイス1の斜視図である。針シュラウド1.4は、前進位置PAにあり、支持スリーブ1.2から近位方向Pに突出する。アセンブリ・ロック1.9の第1のロック用ピン1.9.2は、支持スリーブ1.2の第1のオリフィス1.2.4を通って突出し、外側スリーブ1.1が支持スリーブ1.2に螺着されると内側に押され得る。または、第2のロック用ピン1.9.3は、第2のオリフィス1.2.5を通って突出し、後部デバイス3に係合することができる。
図4Aおよび図4Bは、前部デバイス1の支持スリーブ1.2の詳細を示す2つの斜視図である。外側スリーブ1.1は支持スリーブ1.2に螺着され、その近位部を覆う。駆動ドッグ1.10が、支持スリーブ1.2に対して摺動可能に配置される。駆動ドッグ1.10.1を遠位方向Dに付勢する2本のばねアーム1.10.1が、駆動ドッグ1.10に形成される。駆動ドッグ1.10は、外側スリーブ1.1が係合する第1のねじ山1.2.1と第2のねじ山1.2.3とを切り離す支持カラー1.2.6に摺動可能に取り付けられる。
図4Aは、後部デバイス3から取り外された前部デバイスを示す。駆動ドッグ1.10は、支持カラー1.2.6から遠位方向Dに突出して、後部デバイス3が第1のねじ接続1.2.1を介して前部デバイス1に取り付けられるときに、駆動ドッグ1.10が近位方向Pに軸方向並進運動することができるようになっている。駆動ドッグ1.10は、外側スリーブ1.1の遠位端に形成されたラッチ1.2.7に当たる。前部デバイス1が後部デバイスから取り外されると、ラッチ1.2.7は、支持スリーブ1.2の支持カラー1.2.6に掛止して、支持スリーブ1.2に対して外側スリーブ1.1を回転固定する。
図4Bは、ハウジング3.1を有する後部デバイス3に取り付けられた、第1の実施形態による前部デバイス1を示す。前部デバイス1は奥まで螺着されるため、後部デバイス3のハウジング3の近位端が、ラッチ1.2.7に当接する駆動ドッグ1.10を近位方向Pに押す。ラッチ1.2.7は支持カラー1.2.6を係合解除して、外側スリーブ1.1に対する支持スリーブ1.2の回転取付けを解除する。
図5Aおよび図5Bは、第1のねじ山1.2.1を介して後部デバイス3に接続された、本発明の第1の実施形態による前部デバイス1の断面図である。
後部デバイス3のプランジャ3.2が、充填済みシリンジ2の外筒2.3の遠位端に挿入されたストッパ3.3に接続される。ストッパ3.3は、外筒3.2の遠位端を液密封止する。プランジャ3.2およびストッパ3.3を近位方向Pに軸方向変位させて、充填済みシリンジ2に含まれる薬剤の用量を、注射中に注射針2.2を通して放出することができる。
外側スリーブ1.1のねじを外して支持スリーブ1.2から引き離す。支持スリーブ1.2に対する外側スリーブ1.1の軸方向並進運動により、クランプ・アーム1.6.1が半径方向内側に収縮され、針キャップ2.1を締め付ける。
好ましくは、針キャップ2.1が少なくとも部分的に、比較的柔軟なプラスチック材料から形成され、内側に撓んだクランプ・アーム1.6.1により、針キャップ2.1を容易に把持できるようにする。針キャップ2.1を、ゴム製の針シールドまたは剛性の針シールドとして配置することができる。剛性の針シールドは、外側剛性部分に2つの開口を有し、この開口にクランプ・アーム1.6.1上の返し部が入ることができるため、針キャップ2.1をしっかりと把持する。
図5Bに示すように、支持スリーブ1.2内のシリンジ保持具1.3の近位移動を防止するアセンブリ・ロック1.9が、外側スリーブ1.1の近位変位によって解除される。外側スリーブ1.1は、アセンブリ・ロック1.9の第1のロック用ピン1.9.2が第1のオリフィス1.2.4を通って突出するための道を作る。アセンブリ・ロック1.9は半径方向外側に移動するため、第2の内側突起1.9.1が第1のフランジ1.3.1を係合解除して、シリンジ保持具1.3をロック解除する。シリンジ保持具1.3は、支持スリーブ1.2に対して近位方向Pに移動できるようになる。
アセンブリ・ロック1.9の第2のロック用ピン1.9.3は、支持スリーブ1.2の第2のオリフィス1.2.5を通って突出し、ハウジング3.1の近位端部分に形成された第3のオリフィス3.4に入る。アセンブリ・ロック1.9は、これらの部分1.1、3の相対回転を防止するように、支持スリーブ1.2を後部デバイス3のハウジング3.1にロックする。したがって、支持スリーブ1.2は、外側スリーブ1.1が支持スリーブ1.2に再び取り付けられるまで、後部デバイス3からねじを外すことができない。
充填済みシリンジ2、前部デバイス1、および後部デバイス3を備えた自動注射器Aは、特定の簡単な方法で注射前に組み立てられる。外側スリーブ1.1が取り付けられた状態で、前部デバイス1のシリンジ保持具1.3に充填済みシリンジ2が挿入された後、外側スリーブ1.1を使用者が把持することができ、後部デバイス3が時計方向回転により右側の第1のねじ山1.2.1に螺着される。第1のねじ山1.2.1が最も低くなると、駆動ドッグ1.10が近位方向Pに軸方向並進運動して、ラッチ1.2.7を解除する。後部デバイス3の連続した時計方向回転により、外側スリーブ1.1が支持スリーブ1.2に対して回転し、これにより左側の第2のねじ山1.2.3が解放される。
あるいは、後部デバイス3を前部デバイス1に取り付けることができ、後部デバイス3を外側スリーブ1.1に対して反時計方向に連続回転することにより、外側スリーブ1.1を支持スリーブ1.2から取り外すことができる。本発明の代替実施形態では、第1のねじ山1.2.1が左側ねじ接続として配置され、第2のねじ山1.2.3が右側ねじ接続として配置される。
図6は、後部デバイス3に取り付けられ、外側スリーブ1.1から取り外された前部デバイス1の断面図である。針キャップ2.1は、ロック用スリーブ1.6を介して外側スリーブ1.1に接続されるクランプ・アーム1.6.1によって把持される。第1の内側突起1.2.8は、クランプ・アーム1.6.1を半径方向内側に向けることにより、クランプ・アーム1.6.1を支持して針キャップ2.1に締め付ける。外側スリーブ1.1が支持スリーブ1.2から引き離されると、針キャップ2.1が充填済みシリンジ2.1の近位先端から取り外されて、注射針2.2が露出される。クランプばね1.7は、クランプ・アーム1.6.1にかかる半径方向内向きの力を維持して、針キャップ2.1が、取り外された外側スリーブ1.1内に保持されるようになっている。
外側スリーブ1.1が取り外されると、伝達ばね1.5が緩んで針シュラウド1.4を前進位置PAに移動させる。前進位置PAでは、針シュラウド1.4は、支持スリーブ1.2から近位方向Pに突出する。針シュラウド1.4の近位端は、注射中に患者の皮膚に向けて押される。
針シュラウド1.4は、針シュラウド1.4の軸方向変位を後部デバイス3に伝えるように構成された延長アーム1.4.2を備える。図9Aおよび図9Bにさらに詳細に示すように、皮膚連動シュラウド1.4.2.1を、連動スイッチ3.10と相互作用する延長アーム1.4.2の遠位端に形成することができる。連動スイッチ3.10は、針シュラウド3.10の変位を検出して、針シュラウド1.4が患者の皮膚に接触しているか否かを判定する。後部デバイス3は、針シュラウド1.4の皮膚への接触が検出された場合にのみモータ3.5の作動を可能にする機構を備えることができる。
図7は、前部デバイス1および後部デバイス3を備えた自動注射器Aの、注射中の近位部を示す。針シュラウド1.4が患者の皮膚に押し付けられ、後部デバイスの再使用可能なモータ3.5が作動されて、シリンジ保持具1.3と、シリンジ保持具1.3内に保持された充填済みシリンジ2とを近位方向Pに第2の位置IIまで駆動することにより、戻りばね1.8が圧縮される。注射針2.2は針シュラウド1.4から第2の位置IIへ近位方向に突出し、患者の皮膚を穿刺する。注射針2.2の最大穿刺深度は、支持スリーブ1.2に対して充填済みシリンジ2を保持するシリンジ保持具1.3の近位変位を制限する環状リブ1.2.2により制限される。
プランジャ3.2に接続されたストッパ3.3は、後部デバイス3のモータ3.5により近位方向Pに駆動され、充填済みシリンジ2の外筒2.3内に押し下げられることにより、薬剤の用量が注射針2.2を通って放出されて患者の皮膚の下に配置される。
図8は、前部デバイス1および後部デバイス3を備えた、第1の実施形態による自動注射器Aの、薬剤注射後の近位部を示す。プランジャ3.2を解除し、または積極的に引き抜くことにより、シリンジ2を後退させることができる。圧縮された戻りばね1.8が緩み、シリンジ保持具1.3を第1の位置Iに戻すように駆動することによって、シリンジ2の注射針2.2が患者の皮膚から引き抜かれる。
あるいは、または加えて、モータ3.5のモータ方向を逆にして、シリンジ2およびシリンジ保持具1.3を第1の位置Iに後退させる。
その後、自動注射器Aが注射部位から取り外される。アセンブリ・ロック1.9がロックされ、前部デバイス1の支持スリーブ1.2と後部デバイス3のハウジング3.1との相対回転を防止する。したがって、外側スリーブ1.1を支持スリーブ1.2上に戻して螺着してアセンブリ・ロック1.9をロック解除するまで、自動注射器Aを分解することができない。この機構により、注射を行う使用者が、外側スリーブ1.1内に保持された針キャップ2.1を、注射後にシリンジ2の近位端に再び取り付けるため、シリンジ2を前部デバイス1のシリンジ保持具1.3から取り外したときに注射針2.2が覆われる。
図5Aおよび図5Bに示すように、外側スリーブ1.1が支持スリーブ1.2に再び取り付けられる。外側スリーブ1.1が支持スリーブ1.2上に螺着されると、外側スリーブ1.1の内面が、第1のオリフィス1.2.4を通って半径方向外側に突出する第1のロック用ピン1.9.2に係合し、アセンブリ・ロック1.9を半径方向内側に押す。第2のロック用ピン1.9.3は、後部デバイス3のハウジング3に形成された第3のオリフィス3.4を係合解除するため、後部デバイス3が支持スリーブ1.2に対して回転できるようになり、前部デバイス1から分解可能となる。
ロック用スリーブ1.6を介して外側スリーブ1.1に接続されたクランプ・アーム1.6.1は、針シュラウド1.4に遠位方向Dに当たって、針シュラウド1.4を後退位置PRに戻すように押す。針キャップ2.1は、シリンジ2の近位先端に戻るように摺動して、注射後に注射針2.2を再び覆う。
図2Aおよび図2Bに見られるように、第2のねじ山1.2.3に係合する外側スリーブ1.1が奥まで螺着されると、前部デバイス1が後部デバイス3から取り外される。後退位置PRの針シュラウド1.4がクランプ・アーム1.6.1に近位方向Pに当たって、クランプ・アーム1.6.1を半径方向外側に広げる。クランプ・アーム1.6.1は、シリンジ2の近位先端に摩擦係合する針キャップ2.1を係合解除して、使用済み注射針2.2を覆う。空のシリンジ2を、再使用可能な前部デバイス1のシリンジ保持具1.3から安全に取り外して配置することができるようになる。クランプ・アーム1.6.1を半径方向外側位置に一体成形することができるため、クランプ・アーム1.6.1を離すように広げる必要はなく、単に半径方向外側位置に向かって緩ませることができる。クランプ・アーム1.6.1も同様にばね鋼から形成することができ、または追加のばねを設けてクランプ・アーム1.6.1を離すように広げてもよい。
図9Aおよび図9Bは、同様の前部デバイス1、シリンジ2、および後部デバイス3を備えた、組み立てられた自動注射器Aの断面図である。図9Aに示す横断面は、図9Bに示す横断面に対して垂直に伸びる。後部デバイス3のハウジング3.1は、大きさの異なる実質的に楕円形の横断面を有する。
自動注射器Aの再使用可能な後部デバイス3は、プランジャ3.2を軸方向に並進運動させる電動モータ3.5を作動および停止させることにより注射針2.2を挿入および/または後退させて薬剤の用量を注射する等、自動注射器Aの種々の機能を作動させ制御するために使用される複数の制御要素3.6を備える。さらに、針挿入速度または注射針2.2の穿刺深度を制御することができ、かつ/または使用者により時間遅延を導入することができる。後部デバイス3は、モータにより与えられるトルクを制御して針挿入プロセスを容易にし、かつ/または注射速度を修正する種々の使用者選択可能な速度プロファイルを備えることができる。種々のパラメータを修正して、使用者および/または薬剤の粘度等の薬物要件に適合させることができる。
後部デバイス3は、遵守監視のための使用者関連データを記憶するために使用可能なメモリ・ユニット(図示せず)を備えることができる。患者が投薬中であれば、後部デバイス3を使用して、薬剤の用量が正しい一定の間隔で投与されていることを監視することができる。さらに、デバイス仕様パラメータのセットをメモリ・ユニットに記憶させることができる。仕様パラメータを、自動注射器Aの使用中に決定される実パラメータと比較することができる。例えば、注射針2.2を皮膚に挿入するために必要な力は、針挿入プロセス中に測定される電流によって特徴付けられる。測定された電流が規格外であれば、後部デバイス3が自動注射器Aの誤使用を検出して、注射を中止することができる。考えられる別の適用は、注射の開始時に、ストッパ3.3の初期位置を対応する仕様パラメータと比較することを含む。ストッパ2.5の位置が規格外であれば、後部デバイス3は、使用済みの空のシリンジ2が前部デバイス1に装填されることを検出し、注射機構を無効にして損傷を防ぐことができる。自動注射器Aは、シリンジ2がシリンジ保持具1.3内に挿入されていないときには、動作することができない。
後部デバイス3は、注射の進捗、注射の完了、履歴使用者データおよび/または使用期限等の薬物特性を視覚的に表示可能なディスプレイ3.7、好ましくは液晶ディスプレイ(LCD)を有することができる。ディスプレイ3.7は、患者に薬剤投与を思い出させるメッセージ、仕様パラメータ、動作モード、および/または充填済みシリンジ2に含まれる薬剤のタイプを表示することができる。加えて、またはあるいは、後部デバイス3は、聴覚および/または触覚フィードバックを患者および/または自動注射器Aの使用者に与える適切な手段を備えることができる。
後部デバイス3は、特に無線自動識別(RFID)またはバーコード読込みにより充填済みシリンジ2に含まれる薬剤または薬物のタイプ等の実パラメータを検出可能なセンサ・ユニット(図示せず)を備えることができる。これにより、薬物特性に対する自動注射器Aの自動構成が可能になる。例えば、注射針2.2の穿刺深度を、薬剤が必要とする深さに自動的に合わせることができる。自動注射器Aを特に、皮内、経皮、または筋肉内注射に必要となり得る種々の薬物の投与に使用するよう適合させる。
さらなるセンサ・ユニット(図示せず)を、特に、自動注射器Aの正確な組立ておよび/または前部デバイス1の後部デバイス3に対する正確な取付けを検出するマイクロスイッチとして配置することができる。センサ・ユニットを、エンコーダ、光ゲート、および/または電流監視システムとして配置することもできる。
充電式または使い捨てのバッテリのセットにより行うことのできるエネルギー供給3.8によって、自動注射器Aのモータ3.5に電源が投入される。モータ3.5により与えられるトルクを、複数の歯車3.9.1およびウォーム・ギア3.9.2を通常含むギアボックス3.9により、プランジャ3.2に伝えることができる。歯車3.9.1の1つが係合する複数のギア歯3.2.1をプランジャ3.2に形成して、ラック・アンド・ピニオン・ギア対のように回転運動をプランジャ3.2の直線運動に変換することができる。ギアボックス3.9は、特に、プランジャ3.2に伝えられる出力トルクを増加させて、必要なプランジャの運動および力を送達する。
代替後部デバイス3をギアボックスなしで配置することができる。他の形のギアボックス、例えば、モータにより直接または間接的に駆動される親ねじも同様に適用可能である。ギアボックスが内蔵された他のモータまたは線形モータを使用してもよい。
針シュラウド1.4に接続された連動シュラウド1.4.2.1の遠位変位を連動スイッチ3.10により検出することができる。針シュラウド1.4の検出された遠位位置PA、PRは、自動注射器Aが、薬剤の用量を注射可能なように患者の皮膚に正しく配置されているか否かを示す。針シュラウド1.4が患者の皮膚に接触している場合にのみモータ3.5を作動させることができるように、後部デバイス3をプログラムすることができる。さらに、自動注射器Aを注射のいずれかの時点で注射部位から取り外して、薬剤の用量の部分的な送達を可能にするときに、モータ3.5の方向を直ちに逆転させることができる。自動注射器Aを注射部位から取り外すときに、注射針2.2が後退することにより針刺し事故のリスクを減らす。注射部位からの取外しは、針シュラウド1.4が前進位置PAに戻ることにより検出可能である。
電子制御ユニット3.11を、後部デバイス3、および特にモータ3.5の種々の機能を制御するハウジング3.1内に配置することができる。電子制御ユニット3.11は、プリント回路基板(PCB)を備えることができる。モータ3.5の速度を制御する閉ループ運動制御装置を電子制御ユニット3.11に埋め込んで、再使用可能な自動注射器Aおよび/またはシリンジ2にかかる衝撃負荷を減らすことにより、シリンジ2の破損のリスクを減らすことができる。
電子制御ユニット3.11は、薬剤の用量を患者に送達する注射ストロークの終わりに、モータ3.5の失速を検出することができる。これは、シリンジ2が完全に空であり、自動注射器Aの針後退機構を起動させることができることを示す。
プランジャ3.2の位置を判定可能なエンコーダ・センサ3.12が、ギアボックス3.9に接続される。プランジャ3.2の位置の検出を使用して、注射中にプランジャの段階的な運動を達成する。これにより、プランジャ3.2の並進運動速度を、針挿入段階、薬剤放出、および針後退段階を含む薬物送達の様々な段階に合わせることができる。針挿入は、迅速に行うと患者に対する痛みが少ないと考えられるが、注射は、むしろゆっくりと行うと痛みが少ないと考えられる。
前部デバイス1の前述した実施形態における後部デバイス3はモータ駆動であるが、前部デバイス1を、同様に圧縮ばね、ねじりばね、ガスばねまたは燃焼エンジン等の異なる推進手段を有する後部デバイスと組み合わせることができる。
前述した後部デバイス3を、同様に、使用後に完全に廃棄される使い捨ての前部デバイスと組み合わせることができる。再使用可能な前部デバイス1は必要な資源がより少なく、廃棄物がより少ないが、使い捨ての前部デバイスは、複数の患者に接触する部品がないため相互汚染のリスクが避けられる。
前述した、ロック用スリーブ1.6、クランプ・アーム1.6.1、第1の内側突起1.2.8、およびクランプばね1.7を備えた構成は、本実施形態での使用に限定されない。この構成を同様に使用して、針キャップ2.1または他の再使用可能な、または使い捨ての前部デバイスの保護用ニードル・シース、再使用可能な、または使い捨ての自動注射器、あるいは手動注射具を取り外し、交換することができる。ロック用スリーブ1.6を外側スリーブ1.1またはデバイス・キャップに取り付けて、共に並進運動させることができる。ロック用スリーブ1.6と外側スリーブ1.1との接続を、相対回転を可能にするように配置して、外側スリーブ1.1が回転する取外し中に、針キャップ2.1の回転を避けるようにすることができる。ロック用スリーブ1.6を同様にデバイスから突出するように配置して、使用者がロック用スリーブ1.6を把持して取外しまたは交換できるようにする。この場合、外側スリーブ1.1またはデバイス・キャップは必要ない。
1 前部デバイス
1.1 外側スリーブ
1.2 支持スリーブ
1.2.1 第1のねじ山
1.2.2 環状リブ
1.2.3 第2のねじ山
1.2.4 第1のオリフィス
1.2.5 第2のオリフィス
1.2.6 支持カラー
1.2.7 ラッチ
1.2.8 第1の内側突起
1.3 シリンジ保持具
1.3.1 第1のフランジ
1.4 針シュラウド
1.4.1 肩部
1.4.2 延長アーム
1.4.2.1 連動シュラウド
1.5 伝達ばね
1.6 ロック用スリーブ
1.6.1 クランプ・アーム
1.6.2 第1の斜面
1.6.3 リブ
1.7 クランプばね
1.8 戻りばね
1.9 アセンブリ・ロック
1.9.1 第2の内側突起
1.9.2 第1のロック用ピン
1.9.3 第2のロック用ピン
1.10 駆動ドッグ
1.10.1 ばねアーム
2 シリンジ
2.1 針キャップ
2.2 注射針
2.3 外筒
2.3.1 外筒カラー
3 後部デバイス
3.1 ハウジング
3.2 プランジャ
3.2.1 ギア歯
3.3 ストッパ
3.4 第3のオリフィス
3.5 モータ
3.6 制御要素
3.7 ディスプレイ
3.8 エネルギー供給
3.9 電子部品
3.9.1 歯車
3.9.2 ウォーム・ギア
3.10 連動スイッチ
3.11 電子制御ユニット
3.12 エンコーダ・センサ
A 自動注射器
X 軸
PR 後退位置
PA 前進位置
I 第1の位置
II 第2の位置
P 近位方向
D 遠位方向

Claims (14)

  1. 液体薬剤の用量を投与するための、自動注射器(A)の前部デバイス(1)であって、
    第1のねじ山(1.2.1)が、自動注射器(A)の後部デバイス(3)のハウジング(2.1)に係合して、前部デバイス(1)を後部デバイス(3)に取り付けるように構成された、支持スリーブ(1.2)と、
    第2のねじ山(1.2.3)により前部デバイス(1)の支持スリーブ(1.2)上に取り付けられた外側スリーブ(1.1)とを備え、
    前部デバイス(1)が、注射針(2.2)および薬剤の用量を含む外筒(2.3)を備えるシリンジ(2)を受けるように構成され、第1のねじ山(1.2.1)の回転方向が、第2のねじ山(1.2.3)の回転方向とは逆である、
    上記前部デバイス(1)。
  2. 充填済みシリンジ(2)を受けるように構成されたシリンジ保持具(1.3)が、針(2.2)が支持スリーブ(1.2)内に覆われた第1の位置(I)と、針(2.2)が注射のために露出された第2の位置(II)との間で支持スリーブ(1.2)に対して摺動可能に配置され、外側スリーブ(1.1)がアセンブリ・ロック(1.9)に当接するように配置され、アセンブリ・ロック(1.9)が、シリンジ保持具(1.3)の第1のフランジ(1.3.1)に掛止して、第1の位置(I)にあるシリンジ保持具(1.3)が第2の位置(II)へ向かって軸方向並進運動することを防止するように配置された第2の内側突起部(1.9.1)を備えることを特徴とする、
    請求項1に記載の前部デバイス(1)。
  3. 環状リブ(1.2.2)が支持スリーブ(1.2)に形成されて、注射針(2.2)の最大穿刺深度を制限するように、シリンジ保持具(1.3)の近位方向(P)への軸方向並進運動を制限することを特徴とする、
    請求項2に記載の前部デバイス(1)。
  4. 支持カラー(1.2.6)が第1のねじ山(1.2.1)を第2のねじ山(1.2.3)から切り離し、外側スリーブ(1.1)に形成されたラッチ(1.2.7)が、支持スリーブ(1.2)の支持カラー(1.2.6)に掛止して、外側スリーブ(1.1)と支持スリーブ(1.2)との間の相対回転を最初に防止するように配置されることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の前部デバイス(1)。
  5. 駆動ドッグ(1.10)が支持カラー(1.2.6)に摺動可能に取り付けられ、ラッチ(1.2.7)に当接するように配置され、駆動ドッグ(1.10)が、第1のねじ山(1.2.1)を介して支持スリーブ(1.2)に取り付けられたときに、後部デバイス(3)のハウジング(3.1)によって係合されるように配置され、ラッチ(1.2.7)が、ハウジング(3.1)によって係合される駆動ドッグ(1.10)によって並進移動するように構成されて、支持カラー(1.2.6)から係合解除されることを特徴とする、
    請求項4に記載の前部デバイス(1)。
  6. 外側スリーブ(1.1)が、注射針(2.2)を覆う針キャップ(2.1)を締め付けるように構成された少なくとも1本のクランプ・アーム(1.6.1)に連結されることを特徴とする、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の前部デバイス(1)。
  7. クランプ・アーム(1.6.1)がクランプばね(1.7)により半径方向内側に付勢されて、外側スリーブ(1.1)が支持スリーブ(1.2)から取り外されたときに、針キャップ(2.2)を外側スリーブ(1.1)内に保持することを特徴とする、
    請求項6に記載の前部デバイス(1)。
  8. 患者の皮膚に載置されるように構成された針シュラウド(1.4)が、支持スリーブ(1.2)に対して摺動可能に配置され、針シュラウド(1.4)が、針シュラウド(1.4)の軸方向変位を自動注射器(A)の後部デバイス(3)に伝えるように構成された延長アーム(1.4.2)を備えることを特徴とする、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の前部デバイス(1)。
  9. 液体薬剤の用量を投与するための自動注射器(A)であって、
    −請求項1〜8のいずれか1項に記載の、実質的に管状の再使用可能な前部デバイス(1)と、
    −ハウジング(3.1)、
    −外筒(2.3)の遠位端に対して液密封止を与えるストッパ(3.3)に係合するように連結または構成されたプランジャ(3.2)、
    −プランジャ(3.2)を変位させるためのモータ(3.5)
    を備えた再使用可能な後部デバイス(3)、
    とを備え、
    前部デバイス(1)が、第1のねじ山(1.2.1)を介してハウジング(3.1)に取り付けられ、外側スリーブ(1.1)が、第2のねじ山(1.2.3)により前部デバイス(1)の支持スリーブ(1.2)上に取り付けられ、第1のねじ山(1.2.1)の回転方向が、第2のねじ山(1.2.3)の回転方向とは逆である、
    上記自動注射器(A)。
  10. 外側スリーブ(1.1)を支持スリーブ(1.2)から取り外す際、外側スリーブ(1.1)が、アセンブリ・ロック(1.9)を解除するように配置され、解除時に、アセンブリ・ロック(1.9)が、支持スリーブ(1.2)とハウジング(3.1)との間の相対回転を防止するように、支持スリーブ(1.2)をハウジング(3.1)にロック可能であることを特徴とする、
    請求項9に記載の自動注射器(A)。
  11. アセンブリ・ロック(1.9)が第1のロック用ピン(1.9.2)と第2のロック用ピン(1.9.3)とを備え、第1のロック用ピン(1.9.2)が、支持スリーブ(1.2)に形成された第1のオリフィス(1.2.4)内に突出し、第2のロック用ピン(1.9.3)が、支持スリーブ(1.2)に形成された第2のオリフィス(1.2.5)を通って、ハウジング(3.1)に形成された第3のオリフィス(3.4)内に突出して、支持スリーブ(1.2)とハウジング(3.1)との相対回転を防止することを特徴とする、
    請求項9または10に記載の自動注射器(A)。
  12. 連動スイッチ(3.10)が、針シュラウドの軸方向変位を検出可能な後部デバイス(3)内に配置されることを特徴とする、
    請求項9〜11のいずれか1項に記載の自動注射器(A)。
  13. 後部デバイス(3)が、注射の実パラメータを検出するためのセンサ・ユニットと、使用者関連データおよび/または仕様パラメータを記憶するためのメモリ・ユニットと、自動注射器(A)の使用者に対して視覚、聴覚および/または触覚フィードバックを与える手段とを備えることを特徴とする、
    請求項9〜12のいずれか1項に記載の自動注射器(A)。
  14. 後部デバイス(3)が、プランジャ(3.2)の位置を判定可能なエンコーダ・センサ(3.12)をさらに備えることを特徴とする、請求項9〜13のいずれか1項に記載の自動注射器(A)。
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