JP2014506157A5

JP2014506157A5 -

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Publication number: JP2014506157A5
Application number: JP2013545104A
Authority: JP
Filing date: 2011-12-20
Publication date: 2015-02-12
Anticipated expiration: 2031-12-20

Claims

チャンバー壁で区画された少なくとも１つの空間と、該空間に連通される少なくとも１つの血液用導入口（１０，１１）及び少なくとも１つの別流体用導入口（２０，２１）とを備えた血液処理システム用チャンバーであって、
前記チャンバーの前記空間内に突出する複数の管部（３０，４０）が設けられ、
前記少なくとも１つの血液用導入口（１０，１１）及び前記少なくとも１つの別流体用導入口（２０，２１）は、前記管部（３０，４０）に形成されており、
前記チャンバーの使用状態において、前記チャンバーの前記空間が、血液、又は、血液と前記別流体若しくは他の流体との混合物によって、少なくとも部分的に満たされており、
前記複数の管部（３０，４０）の少なくとも１つは、前記血液用導入口（１０，１１）及び／又は前記別流体用導入口（２０，２１）が前記チャンバー内において前記血液又は流体の液面レベル（５０）よりも下側に位置するような長さを有することを特徴とする血液処理システム用チャンバー。
請求項１に記載の血液処理システム用チャンバーにおいて、
前記複数の管部（３０，４０）は、互いに異なる長さ又は同じ長さを有することを特徴とする血液処理システム用チャンバー。
請求項１又は２に記載の血液処理システム用チャンバーにおいて、
前記血液用導入口（１０，１１）及び／又は前記別流体用導入口（２０，２１）が、前記チャンバー内に突出する前記管部（３０，４０）の先端部に配置されていることを特徴とする血液処理システム用チャンバー。
請求項１〜３のいずれか１つに記載の血液処理システム用チャンバーにおいて、
前記複数の管部（３０，４０）の少なくとも１つは、前記チャンバーの前記空間内に突出する外殻表面（３１，４１）及び先端部表面（３２，４２）を含み、
前記少なくとも１つの血液用導入口（１０，１１）及び／又は前記少なくとも１つの別流体用導入口（２０，２１）は、該導入口の少なくとも一部分が前記外殻表面（３１，４１）に位置するように配置されていることを特徴とする血液処理システム用チャンバー。
請求項１〜４のいずれか１つに記載の血液処理システム用チャンバーにおいて、
前記血液及び／又は前記別流体が、前記管部（３０，４０）の長手軸（Ｌ）に対して角度をもって前記管部（３０，４０）から流出するように、前記血液用導入口（１０，１１）及び／又は前記別流体用導入口（２０，２１）が前記管部（３０，４０）に形成されていることを特徴とする血液処理システム用チャンバー。
請求項５に記載の血液処理システム用チャンバーにおいて、
前記角度は、３０°〜１５０°の範囲内にあることを特徴とする血液処理システム用チャンバー。
請求項１〜６のいずれか１つに記載の血液処理システム用チャンバーにおいて、
前記複数の管部（３０，４０）の少なくとも１つは、複数の血液用導入口（１０，１１）又は複数の別流体用導入口（２０，２１）を含み、
前記複数の導入口（１０，１１；２０，２１）が、対応する管部（３０，４０）において互いに対向する側部に配置されること、
前記複数の導入口（１０，１１；２０，２１）が、対応する管部（３０，４０）において同じ高さ位置に配置されること、及び、
前記複数の導入口（１０，１１；２０，２１）が、同じサイズ又は異なるサイズを有することの少なくとも１つを満たすことを特徴とする血液処理システム用チャンバー。
請求項１〜７のいずれか１つに記載の血液処理システム用チャンバーにおいて、
前記複数の管部（３０，４０）の少なくとも１つは、前記チャンバーの前記空間内に突出する先端部に、壁（３２，４２）を有しており、
前記少なくとも１つの導入口（１０，１１；２０，２１）が、前記壁（３２，４２）に隣接して配置されていることを特徴とする血液処理システム用チャンバー。
請求項１〜８のいずれか１つに記載の血液処理システム用チャンバーにおいて、
前記チャンバーは、ベース本体と、該ベース本体を閉じるための蓋部又はヘッド部（６０）とを含み、
前記複数の管部（３０，４０）は、前記蓋部又はヘッド部（６０）に配置されていることを特徴とする血液処理システム用チャンバー。
請求項１〜９のいずれか１つに記載の血液処理システム用チャンバーを、血液処理システムにおいて使用することを特徴とする血液処理システム用チャンバーの使用方法。
請求項１０に記載の血液処理システム用チャンバーの使用方法において、
前記血液及び／又は前記別流体が、前記管部（３０，４０）の長手軸（Ｌ）に対して角度をもって前記管部（３０，４０）から流出するように、前記血液用及び／又は前記別流体用の１つ以上の導入口（１０，１１；２０，２１）が前記管部（３０，４０）に形成されていることを特徴とする血液処理システム用チャンバーの使用方法。
請求項１１に記載の血液処理システム用チャンバーの使用方法において、
前記角度は、３０°〜１５０°の範囲内にあることを特徴とする血液処理システム用チャンバーの使用方法。
請求項１０〜１２のいずれか１つに記載の血液処理システム用チャンバーの使用方法において、
前記複数の管部（３０，４０）の少なくとも１つは、複数の導入口（１０，１１；２０，２１）を含み、
前記複数の導入口（１０，１１；２０，２１）は、前記血液及び／又は前記別流体が、対応する管部（３０，４０）から少なくとも２つの異なる方向へ流出するように該管部（３０，４０）に配置されていることを特徴とする血液処理システム用チャンバーの使用方法。
請求項１０〜１３のいずれか１つに記載の血液処理システム用チャンバーの使用方法において、
前記別流体は、輸液であることを特徴とする血液処理システム用チャンバーの使用方法。
請求項１〜９のいずれか１つに記載の血液処理システム用チャンバーを少なくとも１つ備えることを特徴とする血液チューブシステム。
請求項１５に記載の血液チューブシステムにおいて、
前記血液チューブシステムは、前希釈用ポート及び／又は後希釈用ポートを備え、
前記前希釈用及び後希釈用ポートの一方又は両方が、前記別流体用の管部（４０）と流体接続されているか、又は、流体接続可能な状態にあることを特徴とする血液チューブシステム。
請求項１〜９のいずれか１つに記載の血液処理システム用チャンバーを少なくとも１つ備えるか、又は、請求項１５又は請求項１６に記載の血液チューブシステムを少なくとも１つ備えることを特徴とする血液処理システム。