JP2014502553A - バケツ装置、処理ステーション、シンク装置、及び据え付け方法 - Google Patents

バケツ装置、処理ステーション、シンク装置、及び据え付け方法 Download PDF

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Abstract

バケツ装置は、表面を清掃するのに使用するためのある量の液体を収容するように構成されたバケツと、処理ステーションと、ある量の液体から処理ステーションへの液体用流路と、処理ステーションによる処理後に液体をある量の液体に戻すための、処理ステーションからの液体用流路とを備え、処理ステーションは、処理ステーション内の液体を紫外線に曝露させて液体を処理するように構成された紫外線照射源、及び/又は、処理ステーション内の液体を銀に曝露させて液体を処理するように構成された銀系抗菌装置を備える。

Description

本発明は、バケツ装置、処理ステーション、シンク装置、及び据え付け方法に関する。バケツ装置の実施の形態は、表面を清掃するのに用いられる、ある量の液体を保持するように構成されたバケツを含む。
排他的ではないがより詳細には、バケツ装置のバケツは、床を清掃するためのある量の液体を保持するモップ用のバケツである。
いずれの場合にも、バケツからの液体は使用時に、例えば布又はモップに浸透して、清掃される表面へ移され、布/モップはすすぎのためにバケツに戻される。このように、バケツ内の液体は徐々に汚れていき、ある量の液体中の細菌レベルは、液体が清潔な液体と交換されるまで上昇する。
通常は少なくとも大部分が水である液体に、1つ又は複数の化学添加剤を添加するのが慣例である。この1つ又は複数の添加剤は、液体中のほこり粒子を凝集する、すなわち凝結するように作用することができ、このほこり粒子は次いで、液体が提供されるバケツの汚水溜め内に沈下して集まることができ、その1つ又は複数の添加剤が、細菌を化学的に死滅させることができる。したがって、そのような添加剤の添加によって、液体の取り替えが必要になるまでのその液体を使用することができる時間が延びる。
しかしながら、化学物質を含有する大量の汚れた液体の環境への、例えば排水管への排出は、環境的に望ましくない。
紫外線(UV)照射が細菌を死滅させることが知られている。多くの用途において細菌を死滅させるのにUV照射を用いることが提案されている。
抗菌目的のために清掃用製品に銀を、例えば布に銀ストリップを提供することが知られている。下水を処理する目的で下水を銀イオンに晒す構成を提供することも知られている(英国特許第622691号明細書を参照)。
本発明の実施の形態は、従来技術に関連付けられる1つ又は複数の問題を改善することを目的とする。
本発明の1つの側面によれば、表面を清掃するのに使用するためのある量の液体を収容するように構成されたバケツと、処理ステーションと、ある量の液体から処理ステーションへの液体用流路と、処理ステーションによる処理後に液体をある量の液体に戻すための、処理ステーションからの液体用流路とを備え、処理ステーションは、処理ステーション内の液体を紫外線に曝露させて液体を処理するように構成された紫外線照射源、及び/又は、処理ステーション内の液体を銀に曝露させて液体を処理するように構成された銀系抗菌装置を備えるバケツ装置を提供する。
処理ステーションは、紫外線照射源及び/又は銀系抗菌装置が内部に配置された閉鎖チャンバーを備えてもよい。
処理ステーションは、液体が処理ステーションを通って流れる際に液体を紫外線に曝露させるように構成された紫外線照射源を備えてもよい。
処理ステーションは、液体が前記処理ステーションを通って流れる際に液体を銀に曝露させるように構成された銀系抗菌装置を備えてもよい。ポンプを更に備え、液体は、ポンプによって処理ステーションに、及び/又は、処理ステーションから圧送されてもよい。ポンプ及び処理ステーションは、共通のハウジング内に収容されてもよい。処理ステーションは、バケツ内のある量の液体中に沈んでいるように構成されてもよい。処理ステーションは、ある量の液体の外部にあるように構成されてもよい。処理ステーションは、ある量の液体への液体用流路及びある量の液体からの液体用流路がバケツのバケツ壁を貫通してバケツの外側にあってもよい。処理ステーションはバケツ内に位置してもよい。バケツに取り付けられた絞り機構を更に備え、処理ステーションは絞り機構によって支持されてもよい。銀系抗菌装置は、銀を含有するメッシュを備えてもよい。銀系抗菌装置は、処理ステーション内の液体を、銀イオンの形態の銀に曝露させて液体を処理するように構成されてもよい。銀系抗菌装置は、銀を含有する少なくとも1つの電極を備えてもよい。バッテリをさらに備え、処理ステーションのための電力がバッテリによって提供されてもよい。バッテリは充電式バッテリであってもよい。バッテリは、処理ステーションとともに共通のハウジング内に収容されてもよい。バッテリは、バケツの外部にあるバッテリ区画内に収容されてもよい。バッテリはバケツから取り外し可能であってもよい。主電源への接続のために構成される主電源アダプターを更に備えてもよい。バケツに取り付けられた車輪、又はバケツに取り付け可能な車輪付き台車を更に備えてもよい。バケツは、実質的に平坦なベースを含み、実質的に平坦な地面又はワークトップ上にバケツを直接支持することができるようになっていてもよい。バケツは、実質的に平坦なベースを含む支持構造体に係合するように構成され、支持構造体によって実質的に平坦な地面又はワークトップ上にバケツを支持することができるようになっていてもよい。
別の側面は、表面を清掃する際に用いるためのある量の液体を処理する処理ステーションを提供し、処理ステーションは、処理ステーション内の液体を曝露させて液体を処理する紫外線照射源、及び/又は、処理ステーション内の液体を銀イオンに曝露させて液体を処理するように構成された銀系抗菌装置と、ある量の液体から紫外線照射源及び/又は銀系抗菌装置への液体用流路を提供する流入導管と、処理ステーションによる処理後に液体をある量の液体に戻すための、紫外線照射源及び/又は銀系抗菌装置からの液体用流路を提供する流出導管であって、使用時に、ある量の液体からの液体が、処理のために紫外線照射源及び/又は銀系抗菌装置への流入導管を通して処理ステーション内に引き込まれ、次いで処理ステーションから放出されるように構成される流出導管とを備える。
別の態様は、シンクと、液体をシンクに供給するように構成された1つ又は複数の液体供給源と、上記のような処理ステーションとを備えるシンク装置を提供し、前記ある量の液体は、シンク内に収容されるある量の液体である。
別の側面は、バケツ装置に処理ステーションを据え付ける方法を提供し、この方法は、バケツを準備することと、バケツ内の液体を処理するように構成された上記のような処理ステーションを準備することとを含む。
処理ステーションを準備することは、処理ステーションをバケツ内に配置することを更に含んでもよい。
幾つかの実施の形態によれば、細菌を死滅させる化学添加物の使用を少なくとも最小限に抑えるか又は完全に回避することができ、したがって、汚れた液体が排出されるときに、液体による環境への有害な影響が少なくなるであろう。
処理ステーション30は、ユーザーがUV線を見るというあらゆるリスクを低減するために、閉鎖チャンバーを備えてもよい。液体は、処理ステーションを通って流れる際にUV線に曝露されてもよい。
液体は、ポンプによって処理ステーションへ及び/又は処理ステーションから圧送してもよい。
1つの例では、処理ステーションは、バケツ内のある量の液体に浸没されており、この場合、ポンプは、水中用の自吸式ポンプとしてもよい。しかしながら、処理ステーションは、ある量の液体中に沈んでいる必要はなく、ある量の液体の外部にあってもよい(例えば、ある量の液体への及びある量の液体からの液体用流路がバケツ壁を貫通してバケツの外側にあるか、又はバケツ内部にあるがバケツ内のある量の液体の水位よりも上にある)。処理ステーションをバケツの壁によって支持してもよく、バケツがバケツに取り付けられた絞り機構を有する場合、処理ステーションは、その絞り機構によって支持してもよい。
ポンプ及び処理ステーションは、必要に応じて別体としてもよいが、共通のハウジング内に収容してもよい。例えば、ポンプは、容器内の液体中に沈んでいてもよく、処理ステーションは、バケツの外部にあってもよい。種々の配置換えが可能である。
処理ステーションは、その運転のために電力を必要とする。電力は、充電式の種類とすることができるバッテリによって提供してもよい。バッテリは、処理ステーションとともに共通のハウジング内に、又は(例えば、ポンプが処理ステーションとは別体である場合には)ポンプのハウジング内に、又は別体のハウジング内に、又はバケツの外部にあるバケツのバッテリ区画内に収容してもよい。
バッテリが充電式である場合、バッテリは充電するためにバケツから取り外し可能としてもよいが、別の例では、電気接続を行うことができる一体化されたバッテリ充電ポイント(例えば、コネクター)を設けてもよい。
ポンプはバッテリから給電することができるが、ポンプ用に別体のバッテリを必要に応じて設けてもよく、別体のバッテリは、処理ステーションに給電するバッテリとともに又は別々に収容してもよい。
バケツは、車輪付きとしてもよく、又は少なくとも使用時に、車輪付き台車上に担持してもよく、そのため、1つ又は複数のバッテリの余分な重量がユーザーにとって問題ではなくなるか、又は少なくとも、ユーザーに対する余分な重量の影響が低減される。
本発明の実施形態が、添付の図面を単に参照し例として記載される。
一つの実施形態による第1のバケツの概略的な側面図である。 図1と同様であるが別の実施形態の態様を示す図である。 一つの実施形態の処理ステーションの概略図である。 一つの実施形態の処理ステーションの一部の概略図である。 一つの実施形態のフィルター部材の図である。 一つの実施形態のカートリッジの図である。 一つの実施形態のフィルター部材のメッシュの一部の拡大図である。
図1を参照すると、バケツ装置1は、バケツ壁11を有するバケツ10を備え、バケツ壁11は、ベース12と、この例及び他の例では湾曲した側部13とを備え、使用時にある量の液体15を収容することのできる容器を画定している。通常、液体は少なくとも大部分が、凝結剤を含有し得る水であるため、以下に記載される液体15に移されたほこり粒子は、格子16を通ってバケツ10の底部の汚水溜め17内に凝結及び沈下する。
バケツ装置1のバケツ10には、開示されている例のうちの幾つかにおいて、2対の車輪20が設けられて、バケツ装置1をある場所から別の場所へ運ぶことができるようになっているが、他の例では、バケツ装置1は、バケツ10を取り付けて運ぶことのできる別個の車輪付きプラットフォームを備えている。
図示された例及び他の例では、バケツ10は、モップ25を用いて床を清掃するためにある量の液体15を保持するように構成され、バケツ装置1は、バケツ10に取り付けられるとともに支持される種類の絞り機構22を、バケツ10の最も上にある縁23上及び/又は部分的にバケツ10の内部に備えることができる。これらの例における絞り機構22は、絞りレバー27を操作すると、液体をモップ材料26から絞るようにモップ25のモップ材料26に対して作用するように構成される1つの又は一対のジョーを有している。
他の例では、絞り機構22は、モップ材料26が押し込まれて効果的に絞られる、孔のあいたバスケット等としてもよい。従って、孔のあいたバスケットは、これらの例では、モップ材料26を収納するように構成され、またモップ材料26から絞られた液体を通過させるように構成されている。
いずれの場合にも、絞り機構22が設けられているか否かにかかわらず、使用時に、バケツ10内のある量の液体からの液体を、清掃される床のような表面にモップ25を用いて移してもよく、他の表面を清掃するためにある量の液体を保持するバケツの場合には、布等を用いてもよい。モップ25/布等がバケツ装置1に戻されると、ほこりがバケツ10内のある量の液体15中に移される。
複数の実施形態によれば、バケツ装置は処理ステーション30を備えている。処理ステーション30は、ある量の液体15中の細菌を死滅させるように、したがって、清掃用液体の交換が必要になるほどに汚れるまで液体15を使用することができる期間を延ばすように、液体15の液体を処理するためのものである。処理ステーション30は、紫外線照射源及び/又は1つ又は複数の銀系抗菌装置を備えてもよい。
図1において、複数の実施形態の処理ステーション30は、バケツ10のバケツ壁11によって画定される容器の、ベース12上又は少なくともベース12付近に配置されて、使用時に、バケツ10内のある量の液体中に沈んでいることを見ることができる。
図示された例及び他の例における処理ステーション30は、共通のハウジング31内でポンプ32と一体化されており、ポンプ32は、液体をバケツ10内のある量の液体15から、処理ステーション30への入口34内へ、処理ステーション30を通って出口35へ圧送するように動作して、処理された液体がある量の液体15に戻る。複数の実施形態によれば、ある量の液体15からの液体を処理ステーション30へ及び/又は処理ステーション30から搬送するために、ポンプ32の他の構成を提供することができる。ポンプ32を、処理ステーション30と同じハウジング31に設ける必要はなく、1つ又は複数の導管によって処理ステーション30に結合してもよい。ポンプ32及び処理ステーション30を、図示された実施形態とは異なる実施形態の共通のハウジング31内に設けてもよいことが理解されるであろう。
ポンプ32は自吸式であってもよい。
処理ステーション30は、図示された例及び他の例では、そのハウジング31内において絞り機構22の下方であるが汚水溜め17の格子16の上方に配置されている。したがって、ハウジング31内の処理ステーション30は、モップ材料26がすすぎのためにバケツ10内に配置されるときに、モップ25を大きく妨げない。
処理ステーション30が紫外線照射源を備える複数の実施形態では、この紫外線照射源は、紫外線照射源としてのUVランプを含んでいる。UVランプによってUV線を処理ステーション30内で発生させる。このUVランプは、(例えば、UV線に対して透過性であるパネルによって)処理ステーション30内の液体から隔離させてもよいが、望ましくは液体が処理ステーション30を通って流れる際に、液体がUV線に曝露されるようになっている。
複数の実施形態では、UVランプは、バッテリパック40又は主電源(以下参照)から電力を受け取るように構成されている。UVランプは、1つ又は複数の発光ダイオード(LED)、電球、又は蛍光灯を含んでもよい。UVランプは、複数の実施形態では、200nm〜280nmの波長を有するUV線を出力するように構成されている。UVランプは、複数の実施形態では、240nm〜280nmの波長を有するUV線を出力するように構成されている。複数の実施形態によれば、UVランプは、200nm〜280nm又は240nm〜280nmの実質的に全範囲にわたる波長のUV線を出力するように構成されている。
複数の実施形態では、処理ステーション30は、銀系抗菌装置70(その一部としてバッテリパック40を備えていても備えていなくてもよい)を備えている。銀系抗菌装置70は、銀を含有する少なくとも1つの第1の電極71と第2の電極72とを備えている。銀系抗菌装置70は、電力を第1の電極71及び第2の電極72に送達するように構成されたコントローラー60も備えてもよい。すなわち、コントローラー60は、(例えば、バッテリパック40から)第1の電極71及び第2の電極72間の電位差を印加する。第1の電極71及び第2の電極72は、第1の電極71からの銀が、使用時に、処理ステーション30を通過する液体中に銀イオン74を生成するように構成されている(銀系抗菌装置70を通過する液体の方向は、図4の矢印76によって示されているが、逆方向でもよい)。したがって、処理ステーション30を通過する液体は電解液として作用し、第1の電極71は陽極として作用する。第2の電極72は陰極として作用する。
第1の電極71から液体中へ放出された銀イオン74は、第1の電極71から液体を通って第2の電極72に通過する(図4の仮想矢印73によって示されている)。
銀イオン74は、液体中にある間、抗菌作用を有し、液体中の細菌レベルを減少させるのを助ける。
銀は、第2の電極72において改質して、第2の電極72を銀めっきする。
複数の実施形態では、第2の電極72(陰極)も、銀を含有する電極である。したがって、コントローラー60は、第2の電極72が陽極になりかつ第1の電極71が陰極になるように、第1の電極71及び第2の電極72間の電位差の極性を逆にして構成してもよい。したがって、この動作モードでは、銀イオン74は、第2の電極72から放出され、第1の電極71へと通過し、第1の電極71を銀めっきする。
したがって、そのような実施形態では、第1の動作モードにおいて、第1の電極71の銀が減り、第2の電極72の銀が蓄積されることが理解されるであろう。これらの実施形態におけるコントローラー60は、第2の動作モードでは、第1の電極71の銀がこの場合蓄積され、第2の電極72の銀が減るように、第1の電極71及び第2の電極72間の電位差の極性を逆にして構成される。したがって、両動作モード間の切替えによって、銀系抗菌装置70が第1の動作モードにおいてのみ動作する場合よりも、第1の電極71及び第2の電極72のいずれかが、実現すべき抗菌作用のために十分な銀イオン74を液体に送達できないほど多く減ってしまうのに、より時間がかかる(銀イオン74のいくらかの漏れは避けられない)。
コントローラー60は、処理ステーション30の運転の間を通して、定期的に第1の動作モードと第2の動作モードとの間で切り替えるように構成してもよい。
動作モードの切替えは、1分〜30分の運転ごとに1回行ってもよい。複数の実施形態では、動作モードの切替えは、1分の運転ごとに1回よりも多く行ってもよい。動作モードの切替えは、毎秒の運転ごとに2回〜60回行ってもよい。
第1の電極71及び/又は第2の電極72は、メッシュを含んでもよく、液体が運転中にこのメッシュを通過することができる。このメッシュは、銀によってコーティング又は含浸してもよい。
一つの実施形態では、第1の電極71及び第2の電極72は同軸にあり、すなわち、一方の電極は棒材であり、他方の電極はその棒材を少なくとも部分的に包囲する管である。液体は、第1の電極71及び第2の電極72間を通過して、それらの電極に対して軸方向に流れることができる。
複数の実施形態では、第1の電極71及び/又は第2の電極72は、1つ又は複数の副電極を含む。
第1の電極71と第2の電極72との間の電位差は、1V〜24V又は1V〜12Vであってもよい。
銀系抗菌装置70及び紫外線照射源80の双方を含む複数の実施形態では、液体が第1の電極71及び第2の電極72間に存在する間、第1の電極71と第2の電極72との間の液体が照射されるように、紫外線照射源80を設けてもよい。他のそのような複数の実施形態では、紫外線照射源80並びに第1の電極71及び第2の電極72は、液体が第1の電極71及び第2の電極72間を通過してから紫外線によって照射されるか、またはこの逆である(包括的に、処理ステーション30を通る液体の流れを表す矢印によって、図3に概略的に示されている)ように、処理ステーション30の別個のチャンバー75、85内に設けられている。
上記で論じたように、複数の例では、ポンプ32及び処理ステーション30は、図示された共通のハウジング31内で一体化する必要はないが、処理ステーション30及びポンプ32はそれぞれ、それら自体のハウジング内に設けてもよく、それらのハウジングは、必要に応じて、ともに又は別個に配置してもよい。
図1において、処理ステーション30及びポンプ32に関する代替的な配置が点線で、すなわち、絞り機構22の下方に支持されて示されている。ポンプ32がこのように処理ステーション30とともに配置されている(例えば、ある量の液体15中に沈んでいない)実施形態では、液体をある量の液体15から入口導管34aを通して引き揚げることができる種類のポンプ32が必要とされる。処理された液体は、処理ステーション30から戻り導管35aを介して、ある量の液体15に戻るように流れる。
別の例(図示されない)では、ポンプ32は、ある量の液体15中に沈んでいてもよく、処理ステーション30は、絞り機構22の下方に(又は絞り機構22の側面に)配置及び支持されてもよく、別の方法である量の液体の上方に配置及び支持されてもよい(例えば、バケツ壁11によって支持される)。
複数の実施形態では、ポンプ32及び処理ステーション30のための電源が必要とされる。図1の実施形態及び幾つかの他の実施形態では、電源は、バケツ10の外部に配置されるとともにバケツ10に取り付けられるキャリアー41内に担持されるバッテリパック40によって提供される。キャリアーを、図示されたバケツ10の縁23に「引っ掛け」てもよく、バケツ壁11に、キャリアー41のための特定の支持部を設けてもよい(例えば、バケツ壁11と一体成形される)。他の実施形態では、バッテリパック40は、バケツ10の下方に配置される、すなわち、車輪20(設けられる場合)に隣接して、かつ、使用時に、バケツ装置1を支持する地面に隣接して配置されるような位置に配置されるように、バケツ10に取り付けられたキャリアー内に担持してもよい。複数の実施形態では、バッテリパック40は、別個の車輪付きプラットフォーム(設けられる場合)によって担持される。そのような低い位置に配置されるバッテリパック40は、バケツ装置1に対して低い重心を提供するのを助け、これは、バケツ装置1が、特にバケツ10がある量の液体15を保持していない場合にひっくり返るリスクを低減するのに有用である。
バッテリパック40を、バケツ10の外面又はバケツ装置1の他の部分に取り外し可能に取り付けられるパネルの背後に配置してもよい。
バッテリパック40は、バケツ装置1に関する複数の場所にわたって分配される複数のバッテリセルを含んでもよい。例えば、1つ又は複数のセルをバケツ1の下方に配置してもよく、1つ又は複数のセルをバケツ1の最も上にある縁23に隣接して配置してもよい。そのような実施形態において、分配されたセルをともに電気的に接続する複数の電気伝導体が設けられる。
バッテリパック40からの電気リード線43(又は他の電気伝導体)が、処理ステーション30及びポンプ32まで、例にあるようにバケツ10の縁23の上方に、又は1つ又は複数の開口部を通って延びてもよく、これらの開口部はバケツ壁11を貫通して設けることができる。そのような開口部を封止する必要性を回避するように、任意のそのような1つ又は複数の開口部は、複数の実施形態では、バケツ10内のある量の液体15に関する最大の液水位よりも上方に設けられる。複数の実施形態では、電気リード線43(又は他の電気伝導体)は、実質的に封止された管を通って処理ステーション30及びポンプ32まで延びる。
複数の実施形態では、電気伝導体は内側のバケツと外側のバケツとの間に挟まれており、すなわち、外側のバケツが内側のバケツを収納してバケツ1を形成するように構成されている。そのような実施形態では、処理ステーション30及び/又はポンプ32を、内側のバケツと外側のバケツとの間に設けてもよい。そのような構成の内側のバケツは、ある量の液体15を収納する容器を形成してもよいことが理解されるであろう。内側のバケツの壁を貫通する一対の開口を設けてもよい。入口導管34及び出口導管35を、一対の開口のそれぞれに結合してもよい。外側のバケツは、これらの実施形態では、キャビティが内側のバケツと外側のバケツとの間に画定されるように、内側のバケツを収納するように構成される。キャビティは、処理ステーション30及び/又はポンプ32を収容してもよい。内側のバケツ及び外側のバケツは、そのような実施形態では、例えば1つ又は複数のクリップによってともに取り外し可能に結合してもよく、実質的に永久的にともに結合してもよい(そのため、内側のバケツ及び外側のバケツの結合解除は、内側のバケツ及び外側のバケツのうちの一方又は双方に対して損傷を与えざるを得ない)。したがって、理解されるように、そのような実施形態では、内側のバケツは、入口導管34を通ることを除いて(すなわち、意図された様式を除いて)、ある量の液体15から処理ステーション30及び/又はポンプ32内へ液体が侵入することを防ぐのを助けることができる。外側のバケツは、内側のバケツと外側のバケツとの間のキャビティ内への望ましくない液体の浸入がある場合に漏れが生じるリスクを低減するのを助け、ひいては、キャビティが浸水する場合であっても、また、処理ステーション30及び/又はポンプ32がそのような浸水の結果故障する場合であっても、バケツ1の継続的な使用を可能にすることができる。
入口導管34及び出口導管35は別個の導管、すなわち、別個の液体用流路とすることができる。
複数の例では、排他的ではないが詳細には、バケツ10が、それ自体の車輪20を有するバケツではなく、車輪付きプラットフォーム上に担持される場合、バッテリパック40を、車輪付きプラットフォーム上に担持してもよい。
複数の実施形態によれば、非充電式バッテリパック40を使用することができる。複数の実施形態では、バッテリパック40は、充電のためにそのキャリアー41とともに又はそのキャリアー41とは別個に、バケツ10から取り外し可能である。別の例では、充電器を設けることができ、バッテリパック40を充電することが望まれる場合、この充電器に対して主電源のリード線を接続してもよく、そうでなければ、バッテリパック40をそのままの位置で充電用リード線から充電してもよい。
複数の実施形態では、バケツ装置1は、主電源に結合するように構成された変換器及び整流器を備えてもよい。変換器及び整流器は、主電源の電圧を低下させるように、また、処理ステーション30及び/又はポンプ32に給電するために交流(AC)主電源を直流(DC)主電源に変換するように構成される。変換器及び整流器は、バケツ1、又は、例えば別個の車輪付きプラットフォーム(設けられる場合)によって担持してもよい。変換器及び整流器は、バケツ1とは別個としてもよく、電気リード線(又は他の電気伝導体)によってバケツ1に接続可能としてもよい。
図2を参照すると、同様の部分は同じ符号によって示されている。
図2では、バケツ10は、関連する絞り機構22を有していない。バケツ10は、汚水溜め17を有する必要はない(ただし、この汚水溜めは点線で示されている)。
図2に示される実施形態及び幾つかの他の実施形態では、処理ステーション30は、バケツ10内に(少なくとも)配置されるのではなく、この例では、バケツ壁11によって依然として支持されているが、バケツの外部に配置されている。
このため、バケツ壁11には、一体形成された(成形された)凹部50が設けられており、この凹部は、この例では、処理ステーション30と、(例示のために、処理ステーション30とともに一体のハウジング内に配置されて示されている)ポンプ32とを収納し、この凹部は、バッテリパック40のためのバッテリ区画を提供する。このように、処理ステーション30への入口導管34a及び処理ステーション30からの出口導管35aは、(凹部50が、バケツ10内のある量の液体15の通常の水位よりも下に設けられる場合)バケツ10内のある量の液体15からバケツ壁11を貫通し、したがってバケツ壁11に対して封止される。
別の例では、凹部50をバケツ10内のある量の液体15の通常の水位よりも上に配置してもよい。
複数の実施形態では、ある量の液体15の最大及び/又は通常の水位の表示をユーザーに提供するマーカーが、バケツ10内に設けられている。
バッテリパック40は、充電のために凹部50から取り外し可能としてもよく、バッテリパック40は、外部のリード線を充電ポイント55に接続することによってそのままの位置で充電することができる。
図2に示された実施形態に対する変更形態では、バッテリパック40は、バケツ10の外部にある凹部50内に配置されるが、(組み合わせた又は別個の)ポンプ32及び処理ステーション30は、バケツ10内に配置してもよい(例えば、使用時に、バケツ10内の液体中に沈んでいる)。
バッテリパック40とポンプ32/処理ステーション30との間の電気接続部は、複数の実施形態では、バケツ壁11を貫通し、バケツ壁11に対して封止される。複数の実施形態では、その電気接続部は、バケツの縁23の上方を通過する。代替的には、適した電気接続部を、バケツ壁11と一体成形してもよい。
図2に示された実施形態では、必要に応じて、絞り機構22を設けてもよい。
処理ステーション30は、処理ステーション30内で生じるUV曝露からバケツ10のユーザーを保護するために、UV線がチャンバー75の外部からは見えることがないように、閉鎖チャンバー75を備えてもよい。
既に述べた実施形態に加えて種々の変更形態を、本発明の範囲から逸脱することなく行うことができる。
例えば、記載されたバケツ10は、成型されたプラスチックのバケツであるが、別の方法で、また異なる材料で製造することができる。図2の実施形態における外部にある凹部50を他の箇所に設けてもよい。そうでなければ、外部にある処理ステーション30及び/又はポンプ32を、例えば、ある量の液体15から最も遠いキャリアーに設けてもよい。
バケツ10は、車輪20上に担持する必要はないが、ハンドルによって運搬してもよい。いずれの場合にも、バケツ10は、複数の場所間で(例えば、水及び/又は電源が利用可能である第1の場所と、第2の場所との間で)持ち運び可能である。
処理ステーション30(及びポンプ32)は、ユーザーがスイッチを切り替えることによって運転できることが想定される。ポンプ32及び処理ステーション30はこの場合、スイッチがオフに切り替えられるまで継続して運転することができるが、所望の場合、処理ステーション30は、ある量の液体15中の細菌レベルを感知するセンサーを有し、感知された細菌レベルが閾値に達すると、処理ステーション30内のUV照射(及び未だにオンでない場合にポンプ32)を自動的にオンに切り替えることができる。細菌レベルが、液体の取替えを必要とするようなレベルである場合、ユーザーに表示するディスプレイ及び/又は可聴警告装置のような警告装置が存在してもよい。
別の例では、液体は、流れながら処理ステーション30内でUV照射及び/又は銀イオンに曝露されるのではなく、ポンプ32により、ある量の液体15の一部を処理ステーション30に圧送してもよく、液体は、UV照射及び/又は銀イオンに曝露されている期間は、処理ステーション30内に存在する。この場合、処理ステーション30は、残留液用リザーバーを備えてもよい。
処理ステーション30は、自立型ユニットとして、すなわちバケツ装置1とは別個に設けられることが理解されるであろう。そのような実施形態では、処理ステーション30は、栓(すなわち蛇口)のような液体の供給源を備えることのできるシンク又は槽に隣接して位置するように構成される。処理ステーション30には、これらの実施形態では、流入導管及び流出導管が設けられており、これらは、シンク内の液体が、流入導管を通して処理ステーション30に引き込まれ、処理ステーションによって処理され、流出導管を通してシンク内に戻るように放出されることができるようにシンクに対して位置することができる。理解されるように、そのような実施形態では、処理ステーション30は、一体のポンプ32を備えてもよい。
本明細書に開示されているような処理ステーション30を既存のバケツ又はシンクに据え付けることができることも理解されるであろう。これは、処理ステーション30をバケツ10内に配置するか、処理ステーション30をバケツ10に取り付けるか、又は、バケツ10からの液体を処理ステーション30によって処理することができるように処理ステーション30を配置することを含んでもよい。
処理ステーションの複数の実施形態は、モップではなくて清掃用布に対する使用に意図されている絞り機構に関連付けてもよいことが理解されるであろう。
バッテリパック40は、1V〜24V又は1V〜12Vの電力を供給することができる。
複数の実施形態では、直列に又は並列に結合された複数の処理ステーション30が存在する。そのような実施形態では、処理ステーション30は、共通の入口導管及び出口導管、共通のポンプ、及び/又は共通のコントローラーのようなある特定の構成要件を共有してもよい。
複数の実施形態では、バッテリパック40及び/又はポンプ32は、処理ステーション30の一部としてもよく、共通のハウジング31内に収容してもよいことが理解されるであろう。
本明細書において用いられる場合、「バッテリパック」への言及は、1つ又は複数のバッテリセルへの言及であり、そうでない場合には、より一般的に「バッテリ」と称される。
複数の実施形態によれば、処理ステーション30は、1つ又は複数の銀系抗菌装置を備え、これらの装置のうちの少なくとも1つは、バッテリパック40又は他の電力源に電気的に接続されていない、銀を含有するフィルター部材を含み、すなわちフィルター部材を適所に又は第1の電極71及び第2の電極72に加えて設けてもよい。フィルター部材90は、液体を処理するために液体が通過することのできるメッシュ91を備えてもよい(図5を参照のこと)。フィルター部材は、液体を処理するために液体が通過することのできる織布材料又は不織布材料を含んでもよい。織布材料又は不織布材料は、1つ又は複数の銀糸を含んでもよい。幾つかの実施形態では、フィルター部材は、液体を処理するために液体が棒材の表面上を通過することができるように構成された材料からなる、銀を含有する棒材を含む。幾つかの実施形態では、フィルター部材は、長手方向軸を有する、銀を含有する棒材を含み、この長手方向軸は、棒材に隣接する液体の通常の流れ方向に対して垂直であるか又は平行である。幾つかの実施形態では、フィルター部材は、実質的に本明細書に記載されている、銀を含有する棒材の配列を含む。
銀を含有するフィルター部材は、銀部材としてもよい。フィルター部材は、フィルター部材を支持するように構成されたフレームを含んでもよい(例えば、図5のフレーム92を参照のこと)。フレームは、成型プラスチック又は別の金属から形成してもよい。複数の実施形態では、銀を含有するフィルター部材は、ポリマー材料(例えば、成型プラスチック)のメッシュ91を備えてもよく、このメッシュにおいて、1つ又は複数の銀糸99又は銀の物体が少なくとも部分的に埋め込まれて、水を処理する銀糸又は銀の物体の露出した部分上を液体が通過できる。例えば図7を参照すると、銀糸99は、銀糸99の、メッシュ材料に埋め込まれている部分を表す部分において仮想線で示されており、銀糸99の露出した部分は実線で示されている。
複数の実施形態では、2つ以上のそのようなフィルター部材を、処理ステーション30を通る液体の流れに対して直列に又は並列に設けてもよい。複数の実施形態では、1つ又は複数のフィルター部材が、液体の流れに関して紫外線照射源の両側に設けられて、液は、紫外線照射源による処理前に、あるフィルター部材を、また紫外線照射源による処理後に別のフィルター部材を通過する。幾つかの実施形態では、液体の流れは、液体が処理ステーション30の運転中に同じフィルター部材の異なる部分を通過するような流れである。幾つかの実施形態では、液体は、同じフィルター部材を通過し、実際には、処理ステーション30の運転中に、同じフィルター部材の同じ部分を実質的に逆方向に通過する場合さえもある。例えば、液体を、フィルター部材を通して処理ステーション30のチャンバーに引き込み、その後でチャンバーから同じフィルター部材を通して放出してもよい。当然ながら、液体は、チャンバー内に存在する間に、例えばUV線への曝露によって更に処理してもよい。
複数の実施形態では、上記各フィルター部材は、フィルター部材の清掃及び/又は交換を可能にするように、処理ステーション30から取り外し可能である。複数の実施形態では、上記各フィルター部材は、処理ステーション30の残りの部分から取り外し不可能であり、そのため、取外しは、処理ステーション30の残りの部分のうちの少なくとも一部を破損又は損壊させることでしか可能ではない。
幾つかの実施形態では、上記各フィルター部材90は、カートリッジ95(例えば図6を参照のこと)を含み、カートリッジ95は、銀を含有する部材96又は複数のそのような部材を含む成型プラスチック材料から形成してもよい。カートリッジは、上記各銀を含有する部材による処理のために液体がカートリッジを内外へ通過することを可能にする、1つ又は複数の開口97を含んでもよい。上記各銀を含有する部材は、メッシュ、織布材料若しくは不織布材料の生地、棒材、又は他の物体の形態であってもよい。カートリッジは、チャンバーの壁のうちの1つ又は複数が、チャンバーの内外への液体の通過を可能にするように孔があけられた、上記各銀を含有する部材を収容するチャンバーを画定することができる。カートリッジは、銀を含有する部材又はその銀を含有する部材の内部に含まれている部材の破損又は盗難に対する何らかの保護を提供することができる。カートリッジの1つ又は複数の壁(例えば、孔があけられた壁のうちの1つ又は複数)は、液体中の懸濁粒子のためのフィルターとしての機能を果たし、粒子が銀を含有する部材(特に、メッシュ等を含む銀を含有する部材の場合)を塞ぐ(これは、フィルター部材の作用を妨げる)可能性を減らすのを助けることができる。カートリッジの1つ又は複数の壁は、収集された粒子を除去するその容易な清掃を可能にするように構成してもよい。複数の実施形態では、カートリッジの1つ又は複数の壁は、その壁へのそれぞれの粒子フィルターの取り外し可能な取り付けを可能にする取り付け装置を含み、そのため、カートリッジを通過する液体は最初に粒子フィルターを通過しなければならない。
複数の実施形態では、車輪又は車輪付きプラットフォームは設けられない。その代わりに、バケツ10を、地面又はワークトップ上に直接配置し、表面又はワークトップによって支持することができる。複数の実施形態では、バケツ10は、支持構造体上に取り付け可能としてもよく、及び/又は支持構造体と別の方法で係合してもよく、また、支持構造体は、バケツ10を地面又はワークトップに対して支持するように構成され、支持構造体は、地面又はワークトップに直接係合するように構成してもよく、及び/又は支持構造体は、地面又はワークトップに当接する平坦な表面を含んでもよい。
本明細書及び特許請求の範囲において用いられる場合、用語「備える」及びその変形は、特定の特徴、ステップ、又は完全なものが含まれることを意味する。これらの用語は、他の特徴、ステップ、又は構成要素の存在を排除するように意図されるものではない。
特定の形態で、すなわち開示されている機能を実行する手段又は開示されている結果を達成するための方法若しくはプロセスに関して適宜表されている、前述の記載、添付の特許請求の範囲、又は添付の図面に開示されている特徴は、別個に又はそのような特徴の任意の組み合わせで、本発明をその多様な形態で実現するのに利用することができる。

Claims (30)

  1. 表面を清掃するのに使用するためのある量の液体を収容するように構成されたバケツと、
    処理ステーションと、
    前記ある量の液体から前記処理ステーションへの液体用流路と、
    前記処理ステーションによる処理後に前記液体を前記ある量の液体に戻すための、前記処理ステーションからの液体用流路と
    を備え、
    前記処理ステーションは、
    該処理ステーション内の前記液体を紫外線に曝露させて該液体を処理するように構成された紫外線照射源、及び/又は、
    前記処理ステーション内の前記液体を銀に曝露させて該液体を処理するように構成された銀系抗菌装置
    を備えるバケツ装置。
  2. 前記処理ステーションは、前記紫外線照射源及び/又は前記銀系抗菌装置が内部に配置された閉鎖チャンバーを備える、請求項1に記載のバケツ装置。
  3. 前記処理ステーションは、前記液体が前記処理ステーションを通って流れる際に前記液体を前記紫外線に曝露させるように構成された前記紫外線照射源を備える、請求項1または2に記載のバケツ装置。
  4. 前記処理ステーションは、前記液体が前記処理ステーションを通って流れる際に前記液体を銀に曝露させるように構成された前記銀系抗菌装置を備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載のバケツ装置。
  5. ポンプを更に備え、
    前記液体は、前記ポンプによって前記処理ステーションに、及び/又は、前記処理ステーションから圧送される、請求項1〜4のいずれか一項に記載のバケツ装置。
  6. 前記ポンプ及び前記処理ステーションは、共通のハウジング内に収容される、請求項5に記載のバケツ装置。
  7. 前記処理ステーションは、前記バケツ内の前記ある量の液体中に沈んでいるように構成される、請求項1〜6のいずれか一項に記載のバケツ装置。
  8. 前記処理ステーションは、前記ある量の液体の外部にあるように構成される、請求項1〜6のいずれか一項に記載のバケツ装置。
  9. 前記処理ステーションは、前記ある量の液体への前記液体用流路及び前記ある量の液体からの前記液体用流路が前記バケツのバケツ壁を貫通して前記バケツの外側にある、請求項8に記載のバケツ装置。
  10. 前記処理ステーションは前記バケツ内に位置する、請求項1〜8のいずれか一項に記載のバケツ装置。
  11. 前記バケツに取り付けられた絞り機構を更に備え、前記処理ステーションは前記絞り機構によって支持される、請求項1〜10のいずれか一項に記載のバケツ装置。
  12. 前記銀系抗菌装置は、銀を含有するメッシュを備える、請求項1〜11のいずれか一項に記載のバケツ装置。
  13. 前記銀系抗菌装置は、前記処理ステーション内の前記液体を、銀イオンの形態の銀に曝露させて前記液体を処理するように構成される、請求項1〜12のいずれか一項に記載のバケツ装置。
  14. 前記銀系抗菌装置は、銀を含有する少なくとも1つの電極を備える、請求項1〜13のいずれか一項に記載のバケツ装置。
  15. バッテリをさらに備え、
    前記処理ステーションのための電力が前記バッテリによって提供される、請求項1〜14のいずれか一項に記載のバケツ装置。
  16. 前記バッテリは充電式バッテリである、請求項15に記載のバケツ装置。
  17. 前記バッテリは、前記処理ステーションとともに共通のハウジング内に収容される、請求項15又は16に記載のバケツ装置。
  18. 前記バッテリは、前記バケツの外部にあるバッテリ区画内に収容される、請求項15〜17のいずれか一項に記載のバケツ装置。
  19. 前記バッテリは前記バケツから取り外し可能である、請求項15〜18のいずれか一項に記載のバケツ装置。
  20. 主電源への接続のために構成される主電源アダプターを更に備える、請求項1〜19のいずれか一項に記載のバケツ装置。
  21. 前記バケツに取り付けられた車輪、又は前記バケツに取り付け可能な車輪付き台車を更に備える、請求項1〜20のいずれか一項に記載のバケツ装置。
  22. 前記バケツは、実質的に平坦なベースを含み、実質的に平坦な地面又はワークトップ上に前記バケツを直接支持することができるようになっている、請求項1〜21のいずれか一項に記載のバケツ装置。
  23. 前記バケツは、実質的に平坦なベースを含む支持構造体に係合するように構成され、該支持構造体によって実質的に平坦な地面又はワークトップ上に前記バケツを支持することができるようになっている、請求項1〜21のいずれか一項に記載のバケツ装置。
  24. 表面を清掃する際に用いるためのある量の液体を処理する処理ステーションであって、
    該処理ステーションは、
    該処理ステーション内の液体を曝露させて該液体を処理する紫外線照射源、及び/又は、前記処理ステーション内の液体を銀に曝露させて該液体を処理するように構成された銀系抗菌装置と、
    ある量の液体から前記紫外線照射源及び/又は前記銀系抗菌装置への液体用流路を提供する流入導管と、
    前記処理ステーションによる処理後に前記液体を前記ある量の液体に戻すための、前記紫外線照射源及び/又は前記銀系抗菌装置からの液体用流路を提供する流出導管であって、使用時に、前記ある量の液体からの液体が、処理のために前記紫外線照射源及び/又は前記銀系抗菌装置への前記流入導管を通して前記処理ステーション内に引き込まれ、次いで前記処理ステーションから放出されるように構成される流出導管と
    を備える処理ステーション。
  25. バケツ装置に処理ステーションを据え付ける方法であって、
    該方法は、
    バケツを準備することと、
    該バケツ内の液体を処理するように構成された、請求項24に記載の処理ステーションを準備することと
    を含む方法。
  26. 前記処理ステーションを準備することは、該処理ステーションを前記バケツ内に配置することを更に含む、請求項25に記載の方法。
  27. 添付の図面を参照して実質的に本明細書に記載される及び/又は添付の図面に示されるバケツ装置。
  28. 添付の図面を参照して実質的に本明細書に記載される及び/又は添付の図面に示される処理ステーション。
  29. 添付の図面を参照して実質的に本明細書に記載される及び/又は添付の図面に示されるシンク装置。
  30. 添付の図面を参照して実質的に本明細書に記載される及び/又は添付の図面に示される、バケツ装置に処理ステーションを据え付ける方法。
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