JP2014500096A - 光干渉断層法を用いたスキャン及び処理 - Google Patents

光干渉断層法を用いたスキャン及び処理 Download PDF

Info

Publication number
JP2014500096A
JP2014500096A JP2013542232A JP2013542232A JP2014500096A JP 2014500096 A JP2014500096 A JP 2014500096A JP 2013542232 A JP2013542232 A JP 2013542232A JP 2013542232 A JP2013542232 A JP 2013542232A JP 2014500096 A JP2014500096 A JP 2014500096A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scan
corneal
oct
measurement
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013542232A
Other languages
English (en)
Inventor
ウェイ,ジェイ
ヒー,マイケル
ファン,デヴィット
チョウ,チェンヤン
ツァオ,ヨンファ
ジャン,ベン
Original Assignee
オプトビュー,インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オプトビュー,インコーポレーテッド filed Critical オプトビュー,インコーポレーテッド
Publication of JP2014500096A publication Critical patent/JP2014500096A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/102Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for optical coherence tomography [OCT]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/0016Operational features thereof
    • A61B3/0025Operational features thereof characterised by electronic signal processing, e.g. eye models
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/107Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for determining the shape or measuring the curvature of the cornea
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/14Arrangements specially adapted for eye photography
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/12Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for looking at the eye fundus, e.g. ophthalmoscopes
    • A61B3/1225Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for looking at the eye fundus, e.g. ophthalmoscopes using coherent radiation

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Abstract

幾つかの実施形態に基づく眼の検査方法は、眼角膜に中心を合わせられ、r回繰り返されるn個の放射状スキャンと、r回繰り返されるc個の円形スキャンと、n個のラスタスキャンとを含むスキャンパターンであって、スキャンパターンがm回繰り返され、各スキャンがA−スキャンを含み、nが0以上の整数であり、rが1以上の整数であり、cが0以上の整数であり、nが0以上の整数であり、mが1以上の整数であり、aが1以上の整数であり、n、r、c、n及びmの値がターゲット測定のためのOCTデータを提供するように選択されるスキャンパターンによってOCTデータを取得するステップと、OCTデータを処理して、ターゲット測定を取得するステップとを有する。
【選択図】図1

Description

本出願は、2010年12月3日に出願された米国仮出願番号第61/419,800号及び2011年12月3日に出願された米国非仮出願番号第13/310,626号の優先権を主張し、これらは、引用によって全体が本願に援用される。
本発明は、眼科において、病気又は他の何らかの生理的状態の診断及び治療のために画像を収集及び処理する方法及びシステムに関する。
光干渉断層法(Optical Coherence Tomography:OCT)は、マイクロメートル単位の分解能で3次元(3D)データセットを捕捉する光信号イメージング及び処理技術である。このOCTイメージング方式は、過去15年間に亘り、関心の対象、例えば、人間の眼の網膜等の非侵襲的イメージングのために一般的に使用されてきた。眼科の分野において、ユーザ及び臨床医は、OCTスキャンの結果として得られる網膜の断面画像によって、様々な種類の眼の病理を評価することができる。しかしながら、時間領域技術(time-domain technology:TD−OCT)に基づくイメージングデバイスのスキャン速度の制約のため、網膜全体の評価及び検査のために取得できる断面画像の数は非常に限られている。新世代のOCT技術であるフーリエ領域又はスペクトル領域光干渉断層法(Fourier-Domain or Spectral Domain Optical Coherence Tomography :FD/SD−OCT)は、TD−OCTから著しく進歩し、例えば、データスキャン速度及び分解能等のOCTにおける多くの制約を克服している。現在では、約17,000〜40,000A−スキャン毎秒の典型的なスキャン速度を有するFD−OCTによって、高密度ラスタスキャン又は繰返し断面スキャンによる3Dデータセットが実現されている。FD−OCT技術の更に新しい世代では、スキャン速度は、70,000〜100,000A−スキャン毎秒に高められることが予想される。
したがって、OCTデータを収集及び解析するための、より優れた、より系統的なシステムが求められている。
幾つかの実施形態に基づく眼の検査の方法は、眼角膜に中心を合わせられ、r回繰り返されるn個の放射状スキャンと、r回繰り返されるc個の円形スキャンと、n個のラスタスキャンとを含むスキャンパターンであって、スキャンパターンがm回繰り返され、各スキャンがA−スキャンを含み、nが0以上の整数であり、rが1以上の整数であり、cが0以上の整数であり、nが0以上の整数であり、mが1以上の整数であり、aが1以上の整数であり、n、r、c、n及びmの値がターゲット測定のためのOCTデータを提供するように選択されるスキャンパターンによってOCTデータを取得するステップと、OCTデータを処理して、ターゲット測定を取得するステップとを有する。
幾つかの実施形態では、OCTイメージングシステムは、眼角膜に中心を合わせられ、r回繰り返されるn個の放射状スキャンと、r回繰り返されるc個の円形スキャンと、n個のラスタスキャンとを含むスキャンパターンであって、スキャンパターンがm回繰り返され、各スキャンがA−スキャンを含み、nが0以上の整数であり、rが1以上の整数であり、cが0以上の整数であり、nが0以上の整数であり、mが1以上の整数であり、aが1以上の整数であり、n、r、c、n及びmの値がターゲット測定のためのOCTデータを提供するように選択されるスキャンパターンによってOCTデータを取得するOCTイメージャと、OCTデータを処理して、ターゲット測定を取得するコンピュータとを備える。
角膜厚測定及びトポグラフィに適する例示的なスキャン構成を示す図である。 角膜屈折力の測定に適する例示的なスキャン構成を示す図である。 本発明の幾つかの実施形態に基づく角膜厚画像の取得を説明するフローチャートである。 図3aに示すステップによって取得された角膜厚マップの具体例を示す図である。 角膜画像の横断面の具体例を示す図である。 本発明の幾つかの実施形態に基づく正味角膜屈折力の取得を説明するフローチャートである。 OCTイメージャの具体例を示す図である。 OCTイメージャと他の光学イメージング方式との組合せを示す図である。 幾つかの実施形態に基づく角膜トポグラフィイメージングによる画像の具体例を示す図である。 a、b及びcは、眼軸長スキャンパターンのために同時に取得された例示的な角膜及び網膜画像を示す図である。 a及びbは、網膜RPEの位置を特定する具体例を示す図である。 a及びbは、重度白内障患者のために網膜RPEの位置を特定する具体例を示す図である。 ボルメトリック眼軸長スキャンパターンの例示的な画像を示す図である。 本発明の幾つかの実施形態におけるデータ位置合わせ及び動き補正のための解剖学的な目印としての瞳孔中心及び角膜輪部の画像を示す図である。 本発明の幾つかの実施形態に基づく後方及び総合的角膜屈折力マップの取得を説明するフローチャートである。 隅角間スキャンパターンから算出された測定、ACD及びACWの具体例を示す図である。 隅角間スキャンパターンから算出された測定、AOD500、AOD750、TISA500及びTISA750の他の具体例を示す図である。 レンズスキャンパターンから算出されたレンズ厚測定の具体例を示す図である。 角膜頂の検出の具体例を示す図である。 図16からのレンズ厚強度プロフィルを加えた強度プロフィルにおける眼軸長測定を表す具体例を示す図である。 緑内障及び網膜に適する例示的なスキャン構成を示す図である。
光干渉断層法(Optical Coherence Tomography:OCT)技術は、3次元(3D)データセットにおいて情報が豊富なコンテンツを得るために医療分野で一般的に使用されている。OCTは、外科的処置の間に、カテーテルプローブのための画像を提供するために使用することができる。歯科分野では、OCTは、歯科処置を誘導するために使用されている。眼科の分野では、OCTは、正確で高分解能の3次元データセットを生成することができ、これを用いて、角膜及び網膜における異なる眼疾患を検出及び監視することができる。異なる分野及び異なる臨床用途のために異なるスキャン構成が開発されている。例えば、神経節細胞複合体(ganglion cell complex:GCC)における情報を取得するためのスキャン構成が設計されている(米国特許公開番号第2008/0309881号参照)。GCCは、緑内障の臨床診断に有用な正確な情報を提供することが証明されている(「Tan O. et al., [Ophthalmology, 116:2305-2314 (2009)]」参照)。また、他の有用なスキャン構成及び方法も開示されている(例えば,米国特許第7,744,221号参照)。
特定のスキャン構成は、特定の臨床用途に利用できる。以下では、異なるスキャン構成の幾つかの実施形態についても開示する。これらのスキャン構成は、OCT技術の用途を異なる臨床用途に更に拡大し、OCT技術によって得られる3Dデータセットの品質を向上させ及び情報を充実させる。
データ収集システムにおける技術的進歩によって、大規模な量のデータを生成することができるようになり、この増加率は、伸び続けている。これらの進歩の結果、多数のスキャンパターンを用いて、異なる方向及び向きで異なる関心領域を捕捉することができるようになった。3次元データセットをより系統的に捕捉し、異なる臨床的要求に対して、標準化された一貫性があるスキャンパターンのを設定することが期待されるスキャンパターン設計のためのシステムを開示する。幾つかの実施形態では、スキャンパターンは、角膜領域を実質的に覆う。幾つかの実施形態では、スキャンパターンは、複数の放射状ラインと、少なくとも1つの円とを含み、放射状ラインは、この円の中心で交差する。また、本発明は、これらの3次元データセットを処理するシステム及び方法も開示する。幾つかの実施形態では、OCT画像を処理し、角膜領域の少なくとも1つの特徴を判定する。
図6aは、本発明の幾つかの実施形態に基づいてOCTデータセットを拡張する際に使用できるOCTイメージャ600の具体例を示している。OCTイメージャ600は、光源601を含み、光源601は、カプラ603に光を供給し、カプラ603は、サンプリングアームを介してXYスキャン604に光を方向付け、参照アームを介して光遅延605に光を方向付ける。XYスキャン604は、眼609を横切るように光をスキャンし、眼609からの反射光を回収する。眼609から反射する光は、XYスキャン604によって捕捉され、カプラ603において、光遅延605から反射した光と結合されて、干渉信号が生成される。干渉信号は、検出器602に供給される。OCTイメージャ600は、時間領域OCTイメージャであってもよく、この場合、光遅延605をスキャンすることによって深度(又はA−スキャン)が得られ、又はフーリエ領域イメージャであってもよく、この場合、検出器602は、波長の関数として干渉信号を捕捉する分光光度計である。何れの場合も、OCT A−スキャンは、コンピュータ608によって捕捉される。コンピュータ608は、XYパターンに沿った一連のA−スキャンを用いて、3D OCTデータセットを生成する。また、本発明の幾つかの実施形態に基づき、コンピュータ608を用いて、3D OCTデータセットを2D画像に処理することもできる。コンピュータ608は、データを処理できる如何なるデバイスであってもよく、関連するデータストレージ、例えば、メモリ又は固定ストレージ媒体、及びサポート回路と共に幾つのプロセッサ又はマイクロコントローラを含んでいてもよい。
図6bは、OCTイメージャ600が他の光学イメージャ622に接続されたシステムを示している。光学イメージャ622は、例えば、角膜トポグラフィイメージャ、ビデオイメージャ、網膜アダプタ又は他の光デバイスであってもよい。光学イメージャ622からの光ビーム及びOCT600からの光ビームは、例えば、ビームスプリッタ620によって結合し、オブジェクト609に方向付けてもよい。光学イメージャ622及びOCT600の両方は、コンピュータ608によって制御でき、これらからの画像は、コンピュータ608が取得し、処理する。コンピュータ608は、標準的な如何なるコンピュータであってもよく、ユーザインタフェース、例えば、キーボード、タッチスクリーン、ポインタデバイス、ビデオスクリーン及びオーディオデバイス等を含むことができる。コンピュータ608は、画像を保存及び処理し、並びにデータ解析及びイメージャ制御のためのプログラムを保存及び実行するためのメモリ及び固定データストレージデバイスを含むことができる。
パートA.スキャンパターンの設計
図1は、図6に示すOCTイメージャ600において利用できる本発明の実施形態に基づく例示的なスキャン構成100を示している。スキャン構成100は、角膜及び前眼部の測定、例えば、角膜厚測定やトポグラフィ測定等の異なる測定及び用途のためのOCTデータセットの取得に適する系統的なスキャンパターン設計スキームに従う。
図1に示すように、スキャン構成100は、放射状B−スキャン(放射状スキャン101〜112を示している。)と、円形B−スキャン(スキャン114〜116を示している。)と、水平ラスタB−スキャン(スキャン120〜134を示している。)とを含む。包括的に言えば、スキャン構成100は、幾つの放射状スキャン、幾つの円形スキャン及び幾つの水平スキャンを含んでいてもよい。スキャン構成100に沿って、A−スキャンデータが取得される。また、更なるスキャン方向(例えば、垂直スキャン)を含ませてもよい。包括的に言えば、図1に示す一般化されたスキャンパターンを利用して、スキャンパターンを特定のタイプの解析のために適応化することができる。
スキャンパターン100は、以下のパラメータによって特徴付けることができる。
・aは、B−スキャン毎のA−スキャンの数を表す
・rは、繰り返される放射状(経線)スキャン101〜112の数を表す。ここで、r=1,2,3,…,Rである。
・nは、放射状(経線)スキャン101〜112の数を表す。ここで、n=0,1,2,3,…,Nである。
・nは、ラスタ(水平)スキャン120〜134の数を表す。ここで、n=0,1,2,3,…,Nである。
・cは、円形スキャン114〜116の数を表す。ここで、c=0,1,2,3,…,Cである。
・mは、繰り返されるスキャンパターン100の数を表す。ここで、m=1,2,3,…,Mである。
・tは、総スキャン時間を表す。
望まれている用途及び情報データに応じてこれらのパラメータを調整して、最適のスキャニング特性を得ることができる。例えば、B−スキャン毎のA−スキャンの数を増やすことによって、通常、画像の品質が高くなるが、A−スキャンの数の増加のために、スキャンの時間tがより長くなる。各スキャンパターン内で繰り返される経線スキャンの数rを増加させると、所望のデータをスキャンするための時間が長くなる可能性はあるが、rの増加によって、繰り返される放射状スキャンの間に瞬時に生じる眼球運動を検出するための重要な情報を捕捉することができる。同様に、繰り返される放射状スキャンによって得られる追加的データは、繰り返されたデータについてスキャン平均化を行うことによって、スキャンの品質及び信頼性を更に向上させることができる。スキャンパターン100は、放射状スキャン及び円形スキャンの両方を含むので、OCTデータは、スキャンパターンの中心の付近において、より密度が高く、周辺部において、密度が低くなる。放射状スキャンn及び/又は円形スキャンcの数を増加させることによって、周辺部におけるスキャン密度を高め、これによって、より粗いスキャン構成の場合に生じるような関連する特徴の検出漏れを防ぐことができる。スキャン114等の円形スキャンは、好ましくは、放射状スキャン(スキャン101〜112)の中心と同軸であり、この種のスキャンを用いて、角膜の傾斜検出等のスキャン位置合わせ及び/又はデータ傾斜検出を行うことができる。放射状スキャン101〜112の長さ及び円形スキャン114の直径は、特定の必要性に応じて設計することができる。光干渉断層法(OCT)に加えて、超音波技術等の他のイメージング方式に上述のスキャンパターン設計を適用することもできる。
総スキャン時間tは、スキャンパターンの設計において注目される主要なパラメータである。眼科の分野では、人間の眼は、1秒あたり数十回のマイクロサッカード運動(microsaccadic motions)を行い、総スキャン時間を長くすると、多くの場合、動きアーチファクトが観察される。完全なスキャンパターンのための総スキャン時間tは、上述したパラメータ[a,r,(n+c),m]によって定まり、以下の式に基づいて算出される。
t=(a×r×(n+c)×m)/S
ここで、Sは、使用されるイメージングシステムのスキャン速度である。ラスタスキャンのみの場合、総スキャン時間は、以下のようになる。
t=(a×r×n×m)/S
なお、スキャンセグメントのスキャン方向及びスキャン順序(放射状スキャン及び円形スキャン)は、一方のスキャンセグメントの終了点と、他方のスキャンセグメントの開始点との間の移動距離を最小化するように設定することができる。それぞれが放射状セグメント及び円形セグメントの組を含む複数のスキャンパターンをm回繰返すことによって、更なるデータ処理のスキャン品質及び信頼性を向上させる有益な情報を提供できる。n回の放射状スキャンの組において、患者の眼609の瞳孔のx−y位置に関する情報及びオブジェクトである眼609の角膜の3次元的方向(x−z平面及びy−z平面における傾斜角)を取得することができる。これらを後続するOCTスキャンの組の瞳孔位置及び角膜の傾斜と比較することによって、角膜屈折力の測定、角膜厚マップ(pachymetry map)及びトポグラフィマップ(topography map)生成等の更なるデータ処理及び測定評価において、眼の動きを検出及び補償できる。
特定のスキャンパターンを特定する簡単な表記法として各スキャンパターンを[a,r,(n+c+n),m]のように指定することができる。放射状スキャン及び円形スキャンのみを含む特定のスキャンパターンは、[a,r,(n+c),m]のように指定することができる。この表記における放射状スキャンは、特に指定がない場合、等角的な間隔で配置される。円形スキャンは、放射状スキャンの交線を中心とする同心円である。水平スキャンは、スキャン毎に等間隔に配置され、水平スキャンで覆われるブロックの中心は、放射状スキャンの交線及び円形スキャンの中心に重なる。更に、スキャンパターンを実行する順序を調整して、全体のタイミングを最適化することができる。例えば、図1の放射状スキャン101〜112は、それぞれの放射状スキャンの方向を矢印で示しており、これらは、異なるスキャン間のOCTビームの位置変更が最小となるように配置されており、これによって、OCT600がスキャンパターン100内の個々のスキャンのためのセットアップに要する時間を短縮している。
幾つかの異なるスキャンパターンを以下に示す。これらのスキャンパターンは、特定のデータ解析に固有のものであり、眼のパラメータの高品質測定を得るための具体例として示す。オブジェクト609が眼でない場合、本発明の側面に基づく他のスキャンパターンを用いてもよい。何れの場合も、以下に示すスキャンパターン100は、探索される特定のパラメータを高い信頼度で正確に測定するために十分な密度のOCTデータを提供する。
A1.角膜厚スキャンパターン[1024,2,(12+1),3]
図1のスキャン構成100は、上述したような設計スキームを採用している。[1024,2,(12+1),3]スキャンパターンは、角膜厚スキャン(Pacymetry scans)のために特に有用である場合がある。このスキャン構成は、各スキャンセット毎に2回繰り返される(r=2)12個の放射状スキャン101〜112(n=12)及び1つの円形スキャン114(c=1)を含み、このようなスキャンセットを3回繰り返して(m=3)、このスキャンパターンを生成する。幾つかの実施形態では、放射状セグメント101〜112の長さは約11mmとしてもよく、円形セグメント114の直径は、約3mmとしてもよい。スキャン構成100は、角膜厚測定(corneal pachymetry)及び直径約11mmの関心領域をカバーするトポグラフィマップを取得するのに適している。各放射状スキャン101〜112の長さは、包括的に、約9〜約12mmの範囲にある。円形スキャンの直径は、関心領域によって異なっていてもよい。a=1024であるスキャンパターン100の概算的総スキャン時間tは、スキャン速度を70,000A−スキャン毎秒と仮定すると、t=(1024×2×(13)×3)/70,000=1.14秒である。総スキャン時間tは、OCTスキャナのスキャン速度によって異なる。
スキャン構成100の放射状セグメント101〜112のそれぞれにおいて、各セグメントは、スキャン構成100内の各セグメントの矢印の向きに、複数回、例えば、2回繰り返してもよい。図1に示すように、スキャン構成は、スキャンセグメント101から矢印の向きで開始され、そして、スキャンセグメント101の終了点から開始される矢印102の向きでスキャンセグメント102がスキャンされる。このようなスキャン配置を用いることによって、連続するスキャンセグメント間での移動距離が最小化され、総スキャン時間tが短縮される。このスキャン配置は、スキャンセグメント112が終了するまで続けられ、続いて、円形スキャンセグメント114を取得することができる。これによってスキャン構成100の1セットが完了し、そして、これと同じスキャン構成セットを例えば、3回繰り返すことができる。当業者は、本発明の範囲内でスキャン順序の異なる配置を想到することができる。例えば、円形スキャン114を最初のスキャンセグメントとし、これに放射状スキャン101を続けてもよい。他の具体例では、放射状スキャンを2回より少なく又は多く繰り返してもよく、図1に示す方向に従うことに代えて、互いに逆方向にスキャンを行って、移動時間を最小化してもよい。
A2.角膜屈折力スキャンパターン[1024,2,(8+1),3]
図2に示すスキャン構成200は、上述した系統的設計手法を用いるスキャンパターン構成100の他の具体例である。スキャンパターン200は、[1024,2,(8+1),3]と指定することができる。スキャンパターン200は、各スキャンセット毎に2回繰り返される(r=2)8個の放射状スキャン201〜208及び1個の円形スキャン210を含んでいる。このスキャンセットを3回繰り返して(m=3)、このスキャンパターン200を生成する。幾つかの実施形態では、放射状セグメント201〜208の長さは約6mmであり、円形セグメント210の直径は、約3mmである。スキャン構成200は、直径が最大で約6mmの関心領域について、角膜屈折力測定値を取得するのに適している。a=1024であるスキャンパターン200の概算的総スキャン時間tは、スキャン速度を70,000A−スキャン毎秒と仮定すると、t=(1024×2×(9)×3)/70,000=0.79秒である。図2に示すこのスキャン設計には、他の変形及び配置を容易に適用できる。
スキャンパターン200においても、必要であれば、異なる数の放射状スキャン及び円形スキャンを用いることができる。例えば、16個の放射状スキャンを用いて、スキャンパターン200の周辺部でのスキャン密度を更に高め、より粗いスキャンで生じる小さい角膜の特徴の見逃しを減らすことができる。約18mmの長さで、より長い放射状スキャンを用いることによって、スキャンパターン200は、眼の角膜及び前眼部の強膜表面をカバーすることができる。このようにスキャン面積を広くすることによって、例えば、コンタクトレンズのフィッティング及び設計を補助するための有用な情報を得ることができる。
A3.角膜トポグラフィイメージングによる角膜厚スキャンパターン[2048,4,(16+2),1]
診療で用いられる角膜トポグラフィ器具は、多くの場合、プラチド(Placido)ベースの反射画像分析に基づいている。図6bに示す光学イメージャ622は、角膜トポグラフィ器具であってもよい。図7に示すように、角膜トポグラフィイメージングは、角膜の前面に投写された複数の同心のリング710の反射像の解析を用いる。反射像は、電荷結合素子(charge-coupled device:CCD)カメラで捕捉される。そして、コンピュータ608のコンピュータソフトウェアがデータを解析し、結果、例えば、軸方向湾曲マップ(axial curvature map)、接曲率マップ(tangential curvature map)、隆起マップ(elevation map)、屈折力マップ(refractive power map)及び高次収差マップ(high-order aberrations map)を表示する。
角膜トポグラフィイメージングを用いる利点の1つは、データが略々同時に取得され、したがって、動きアーチファクトを最小化することができるという点である。他の利点は、2Dx−y平面で取得されるデータの数(解像度)がOCTイメージングより多い(細かい)点である。一方、角膜の後面をイメージングできないという制約が主な欠点である。後面に関連する全てのマップ及び測定値は、ある種の数学的モデルによって推定され、このため、最適な結果が得られないことがある。そこで、本発明の幾つかの実施形態では、図6bに示すように、角膜トポグラフィイメージング及びOCTイメージングを統合して、より信頼性が高い測定値及び結果を得る。
幾つかの実施形態では、各スキャンセット100毎に4回繰り返される(r=4)16個の放射状スキャン(n=16)及び2個の円形スキャン(c=2)を含み、繰返しなし(m=1)の[2048,4,(16+2),1]スキャン構成を用いて、角膜厚測定のためのこのスキャンパターンを生成することができる。
放射状セグメント及び円形セグメントの長さは、所望の臨床用途に基づいて決定することができる。幾つかの実施形態では、放射状セグメントの長さを約11mmとし、円形セグメントの直径をそれぞれ約3mm、5mmとしてもよい。このスキャン構成は、直径約11mmの関心領域をカバーする角膜厚マップの取得及び角膜トポグラフィイメージングに適する。各放射状スキャンの長さは、通常、約9〜約11mmの範囲にあり、円形スキャンの直径は、関心領域に応じて異なっていてもよい。a=1024であるスキャンパターン100の概算的総スキャン時間tは、スキャン速度を70,000A−スキャン毎秒と仮定すると、t=(2048×4×(18)×1)/70,000=2.11秒である。総スキャン時間tは、OCTスキャナのスキャン速度によって異なる。
スキャン順序の詳細は、セクションA1で上述したものと同様である。当業者は、本発明の範囲内でスキャンパラメータが異なる変形例を想到することができる。例えば、スキャンパターンを[2048,1,(16+2),4]として指定することができ、この場合、放射状スキャンは、繰り返されないが、各スキャンセットは、4回繰り返される(m=4)。
より多くのデータを取得する目的の1つは、OCTデータを角膜トポグラフィイメージングの結果によりよく統合することである。スキャン時間は、角膜トポグラフィイメージングを用いないスキャンパターン(セクションA1)より長いが、OCT前面/後面データを角膜トポグラフィデータに置換して後処理することによって、誘発された動きアーチファクトを軽減できる。本発明では、動き補正や画像位置合わせ等の後処理法(post-processing methods)を用いることができる。
A4.隅角間(Angle-to-Angle:ATA)スキャンパターン[2048,4,(16+2),1]
幾つかの実施形態では、各スキャンセット毎に4回繰り返される(r=4)16個の放射状スキャン及び2個の円形スキャンを含み、繰返しなし(m=1)(スキャンパターン指示[2048,4,(16+2),1])のスキャン構成を用いて、隅角間測定(angle-to-angle measurement)のためのスキャンパターンを生成することができる。放射状セグメント及び円形セグメントの長さは、所望の臨床用途に基づいて決定することができる。幾つかの実施形態では、放射状セグメントの長さを約16mmとし、円形セグメントの直径を約3mm、5mmとしてもよい。図14に示すように、スキャン構成は、前房幅(Anterior Chamber Width:ACW)、前房深度(Anterior Chamber Depth:ACD)の取得、並びに様々な角度測定、例えば、隅角開放距離(Angle Opening Distance:AOD)及び小柱虹彩空間面積(Trabecular Iris Space Area:TISA)の測定に適する。各放射状スキャンの長さは、通常、約11〜約16mmの範囲にあり、円形スキャンの直径は、関心領域に応じて異なっていてもよい。スキャンパターンの概算的総スキャン時間tは、スキャン速度を70,000A−スキャン毎秒と仮定すると、t=(2048×4×(18)×1)/70,000=2.11秒である。総スキャン時間tは、OCTスキャナのスキャン速度によって異なる。
スキャン順序の詳細は、セクションA1で上述したものと同様である。当業者は、本発明の範囲内でスキャンパラメータが異なる変形例を想到することができる。例えば、スキャンパターンを[2048,1,(16+2),4]として指定することができ、この場合、放射状スキャンは、繰り返されないが、各スキャンセットは、4回繰り返される(m=4)。このスキャンパターンによって、より多くのデータを収集でき、様々な半径方向における様々な測定値をよりよく評価でき、及び3D表現のためのデータをよりよく集めることができる。
A5.水晶体スキャンパターン[2048,4,(0+4),1]
幾つかの実施形態では、各スキャンセット毎に4回繰り返される(r=4)4個の放射状スキャンを含み、このようなスキャンセットの繰返しなし(m=1)の構成を用いて、水晶体測定のためのスキャンパターンを生成する。放射状セグメントの長さは、所望の臨床用途に基づいて決定することができる。幾つかの実施形態では、放射状セグメントの長さを11mmとする。このスキャン構成は、様々な半径方向における水晶体厚の取得に適する。各放射状スキャンの長さは、通常、約9〜約11mmの範囲にあり、関心領域に応じて異なっていてもよい。スキャンパターンの概算的総スキャン時間tは、スキャン速度を70,000A−スキャン毎秒と仮定すると、t=(2048×4×4×1)/70,000=0.46秒である。総スキャン時間tは、OCTスキャナのスキャン速度によって異なる。
スキャン順序の詳細は、セクションA1で上述したものと同様である。当業者は、本発明の範囲内でスキャンパラメータが異なる変形例を想到することができる。例えば、スキャンパターンを[2048,1,(0+4),4]として指定することができ、この場合、放射状スキャンは、繰り返されないが、各スキャンセットは、4回繰り返される(m=4)。複数回の繰返しのデータを取得する1つの目的は、水晶体の上面及び底面を自動的に高い信頼度で検出できるようにスキャン平均化を実行することである。
A6.眼軸長スキャンパターン[512,1,1,5]
本発明の幾つかの実施形態では、[512,1,1,5]眼軸長スキャンパターンによって、角膜及び網膜のB−スキャン画像を同時に取得でき、ここで、1は、単一の水平スキャン120を示す。この手法は、一般的に使用されている前眼部OCTスキャナ(anterior segment OCT scanner)に網膜アダプタを取り付けることによって実現することができる。図6bに示す光学イメージャ622は、網膜アダプタであってもよい。そして、ユーザは、スキャンパターンの中心を、図8aの画像に示す角膜頂810、及び図8bのOCT B−スキャン画像に示す前眼部角膜表面の所定の小さい矩形領域820で囲われている最も明るい反射スポットに合わせる。後眼部(網膜)について、自動化された方法を呼び出して、自動Z(Z方向における自動アラインメント)機能を実行し、図8cに示すように、表示ウィンドウに網膜の信号が存在することを確実にすることができる。
幾つかの実施形態では、各スキャンセット毎に繰返しなし(r=1)の1つの水平ラスタスキャンを含み、このようなスキャンセットを5回繰り返す(m=5)スキャン構成を用いて、眼軸長測定のためのこのスキャンパターンを生成することができる。ラスタセグメントの長さは、所望の臨床用途に基づいて決定することができる。幾つかの実施形態では、ラスタセグメントの長さは網膜において約1mm、角膜において約2mmである。このスキャン構成は、眼軸長測定値を取得するのに適する。図9aに示すように、網膜RPE(retinal pigment epithelium:網膜色素上皮)は、1ミリメートル範囲内では比較的平坦であり、したがって、図9bに示すように、x(垂直)方向における強度値を合計することによって得られる強度プロフィルのピークは、z(水平)方向における網膜RPE位置zrを表す。ラスタスキャンの長さは、通常、網膜において約0.5mmから約2.0mmの範囲であり、角膜において、約1.0mmから約4.0mmの範囲であり、関心領域に応じて変化させることができる。スキャンパターンの概算的総スキャン時間tは、スキャン速度を70,000A−スキャン毎秒と仮定すると、t=(512×1×1×5)/70,000=0.04秒である。総スキャン時間tは、OCTスキャナのスキャン速度によって異なる。
他の既存の手法(例えば、IOLマスタ(IOL Master))に対して、このスキャンパターンを用いる1つの利点は、単に1回だけのA−スキャンではなく、より正確な測定のために複数のA−スキャンからデータを取得する点である。ここに開示するスキャンパターンの実施形態は、重度白内障患者に対して、図10a(網膜断面B−スキャン)及び図10b(断面強度プロフィル)に示すように、網膜RPEの位置をより正確に特定することができる。
A7.ボルメトリック眼軸長スキャンパターン[512,1,9,5]
[512,1,9,5]として示されるスキャンパターンを用いて、上述した(1つのy位置でスキャンされる)1回の水平ラスタスキャンパターンを(複数のy位置でスキャンされる)複数の水平ラスタスキャンに拡張して、512×9グリッドのA−スキャン(合計4608個のA−スキャン)を行うことによって、1×1mmの網膜中心領域をカバーすることができる(すなわち、それぞれが512画素幅の9回のB−スキャン)。このようなパターンを図11の画像に示す。
各スキャンセットにおいて繰返しなし(r=1)の9回の水平ラスタスキャン1110を含み、このようなスキャンセットを5回繰り返す(m=5)[512,1,9,5]スキャン構成によって、このスキャンパターンを生成することができる。ラスタセグメントの長さは、所望の臨床用途に応じて決定でき、ラスタセグメントの長さは、好ましくは、網膜において約1mm及び角膜において約2mmである。図11に示すように、このスキャン構成は、眼軸長測定値を取得するのに適する。網膜RPEは、1ミリメートル範囲において比較的平坦であり、したがって、図9bに示す場合と同様に、x(垂直)方向の強度値を合計することによって得られる強度プロフィルのピークは、z(水平)方向における網膜RPEの位置を表す。ラスタスキャンの長さは、網膜において約0.5mmから約2.0mmの範囲であり、角膜において、約1.0mmから約4.0mmの範囲であり、関心領域に応じて変化させることができる。×××スキャンパターンの概算的総スキャン時間tは、スキャン速度を70,000A−スキャン毎秒と仮定すると、t=(512×1×9×5)/70,000=0.36秒である。総スキャン時間tは、OCTスキャナのスキャン速度によって異なる。
他の既存の手法(例えば、IOLマスタ(IOL Master))及び図8について説明したスキャンパターンに対して、このスキャンパターンを用いる1つの利点は、2D(x−y)グリッドにおいてA−スキャンデータを取得する点である。重度白内障患者に対して、ボルメトリックスキャンパターンは、網膜RPEの位置をより正確に特定することができる。
A8.緑内障及び網膜スキャンパターン
図19は、図6aを用いて説明したOCTデバイスにおいて実現することができる包括的なスキャン構成の具体例である。このスキャン構成は、単一スキャン構成のユーティリティ及び機能を拡張する設計手法を用いる。一般的に実践されている手法では、通常、特定の病理の単一の関心領域を評価するように単一スキャン構成を調整する。本発明の幾つかの実施形態では、スキャン構成1900は、単一スキャンのみによって、少なくとも2つの病理、特に、網膜及び緑内障を評価できるように設計される。図19の例示的なスキャン構成は、中心窩1920を通過する1個の水平スキャンライン1910と、均等に離間して配置された17個の垂直スキャンライン1930と、中心窩1920又はその近傍を中心として、複数回を平均化した7個の水平スキャンライン1940と、中心窩1920を中心として、複数回を平均化した1個の垂直スキャンライン1950とを含む。幾つかの実施形態では、垂直スキャンライン1930は、それぞれ500μm離間して、全体で8×7mmの領域をカバーし、水平スキャンライン1940及び垂直スキャンライン1950は、画像品質を向上させるために、5回を平均化している。この例示的なスキャン構成は、合計58個のスキャンラインからなり、図6に関連して説明したものと同様のデバイスによって、約26,000A−スキャン毎秒のスキャン速度を用いた場合、完成に約2.3秒かかり、70,000A−スキャン毎秒のスキャン速度を用いれば、より高速なスキャンを達成できる。通常、関心領域にスキャン構成を位置決めするために患者の視線の方向を誘導する固定パターンが必要である。スキャン構成1900においては、固定パターンは、好ましくは、特定の関心領域について、一時的に、中心から僅かにずれた位置に配置される。
このスキャン設計によって、ユーザは、一回の単一スキャンによって少なくとも2個の関心領域における重要なデータを得ることができる。このスキャン構成1900を用いて網膜の健康状態を評価するために、網膜関心領域1960に重なるスキャンラインを用いて、解析のためのデータ及び画像表現を生成することができる。スキャン構成700を用いて緑内障を診断するためには、神経節細胞複合体(ganglion cell complex:GCC)関心領域1970に重なるスキャンラインを用いて、解析のためのデータ及び画像表現を生成することができる。
セクションA1〜A8において説明したスキャン構成は、関心オブジェクトの一層の理解のために有用な高分解能OCTデータを提供できる。以下では、関心オブジェクトの有用な画像表現及び量的評価を生成するために用いることできるこれらのOCTデータの様々な処理方法を説明する。
パートB.OCTデータ処理
B1.角膜厚マップ
図3aは、角膜厚解析を可能にするOCTデータの2D表現を生成するために用いることができる例示的なフローチャートを示している。図3aのフローチャートは、コンピュータ608上で実行することができる。角膜厚測定用途のためのこの2D表現は、眼科の分野において、通常、角膜厚マップ(パキメトリマップ:pachymetry map)と呼ばれている。図1に示すスキャン構成を用いる図6に示すOCTシステム600は、非触方式であり、これを用いて、角膜の角膜厚情報を生成することができる。図1に示すスキャンパターン100を用いる角膜厚マップは、角膜の重要な特徴、例えば、厚さ、面曲率及び連続性等を提供できる。このような情報を用いて、患者の眼の角膜の健康状態及び緑内障等の他の眼疾患を評価することができる。また、角膜厚測定は、特に、レーシック(LASIK)処置の前に、十分な角膜厚を確認して、角膜からの異常な膨らみを防ぐためにも不可欠である。
図3aに示すように、角膜厚マップを生成する第1のステップであるステップ310では、スキャン構成からのOCTデータを用いて、角膜表面の前方の境界を検出する。ステップ310で使用されるスキャンパターン100は、例えば、セクションA1において説明した[1024,2,(12+1),3]スキャンパターンであってもよい。OCTデータでは、通常、異なる層及び関心領域を評価するために表面及び層セグメント化を実行する。層セグメント化には、異なるアルゴリズム、例えば、ソーベル(Sobel)演算子又はカニー(Canny)演算子によるエッジ検出を用いることができる。ステップ310において前方の境界を検出した後、次のステップであるステップ320において、画像の歪み補正(de-warp)を行う。未処理のOCT画像は、空気媒質、角膜媒質及び水媒質における光の速度の差に起因する空気−角膜界面及び角膜−水界面における屈折によって歪んでいる。異なる媒質の屈折率の差は、媒質を通過する光の速度に影響を与える。これらの媒質の屈折率は、高い精度で既知であるため、精度の高い画像処理を行って、異なる媒質の屈折率の差に起因する歪みを除去することができる。ステップ320において歪みを取り除いた後に、ステップ330において、後方の境界を検出できる。ステップ330では、ステップ310において層セグメント化を実行するために用いられアルゴリズムと同様のアルゴリズムを用いて、後方の境界を検出することができる。一旦、これらの2つの重要な角膜の関心層が検出されると、角膜の異なる特性を取得することができる。
一般的に関心が持たれる測定値は、角膜厚である。ステップ340では、角膜厚を算出できる。角膜厚は、前方の境界と後方の境界との間の距離として定義することができる。角膜厚マップを生成する最後のステップであるステップ350では、補間を実行する。各放射状スキャン101〜112毎に2つの境界の間の距離を算出する。そして、補間を実行して、放射状スキャンでは捕捉されなかった厚さの値を推定することができる。このような補間は、例えば、当分野で周知の双一次補間、双三次補間又はスプライン補間等の補間法によって、一次補間又は多次補間を用いて実行できる。補間されたデータにグレイスケール又は色マップを適用して、角膜厚マップを生成することができる。図3bは、隣接するカラーバー370によって示される値に対応する厚さ値360を有する角膜厚マップの具体例である。より明るいカラーを有する画素は、厚さ値がより大きい位置を表し、より暗い画素は、厚さ値がより小さい位置を表す。
B2.角膜屈折力の算出
図4は、角膜の断面画像の具体例を示している。角膜屈折力とは、光を屈折させ、オブジェクトを網膜にフォーカスする角膜の能力である。角膜屈折力は、異なる媒質で屈折率が異なるために、前面410及び後面420で異なる。図4の具体例に示すように、オブジェクトの光線が眼に入射すると、光は、屈折率n=1の空気媒質430を通過し、次に、屈折率n=1.376の角膜媒質440を通過し、そして、屈折率n=1.336の水媒質450を通過して網膜に達する。ここで、他のパラメータを用いてもよい(例えば、水媒質450は、異なる屈折率を有していてもよい)。
コンピュータ608上で実行して正味角膜屈折力(net corneal power)を算出するための例示的なフローチャートを図5に示す。OCTデータは、例えば、セクションA2で上述したスキャンパターン[1024,2,(8+1),3]を用いて取得することができる。第1のステップ510では、経線毎に前方及び後方の境界検出を実行する。経線は、図2における各スキャンライン201〜208から取得されるOCTデータである。このステップでは、図3における角膜厚マップの生成で説明した境界検出法と同様の境界検出法を用いることができる。上述のように、角膜の角膜頂460を中心とする3mmの領域を選択して、中心領域の角膜屈折力を判定することができる。図4において、3mmの中心領域は、角膜頂460から1.5mmの等距離の縦の破線462によって画定されている。次のステップ520では、3mmの領域内で最適当てはめ(best fit)を用いて、各経線について、前方及び後方の曲率を判定する。前方の曲率及び後方の曲率の具体例は、それぞれ曲線415、425として強調表示されている。次のステップであるステップ530では、各経線について、前方及び後方の屈折力を判定する。前方の屈折力は、以下の式を用いて計算できる。
K=(nafter−nbefore)/R
ここで、Kは、表面の屈折力であり、nafterは、表面の後の媒質の屈折率であり、nbeforeは、表面の前の媒質の屈折率であり、Rは、表面の曲率半径である。図4に示すように、前方の屈折力Kは、nafter=n1、nbefore=n0、及びR=R、並びに前面の曲率半径によって示される。同様に後方の屈折力Kは、nafter=n2、nbefore=n及びR=R、並びに後面の曲率半径によって示される。
ステップ540では、図2のスキャン201〜208からの各経線のK及びKを算出し、これらを平均化して、各スキャンについて、前方及び後方の屈折力を得る。各スキャンの前方及び後方の屈折力を判定した後に、ステップ550において、厚いレンズの式(thick lens formula)を用いて、各スキャンについての角膜屈折力を算出できる。
Figure 2014500096
そして、所望の繰り返しスキャンのそれぞれについてステップ510からステップ550を繰り返して、屈折力演算の信頼度及び精度を向上させることができる。正味角膜屈折力を推定する最後のステップ560では、3回繰り返されたスキャンから相互の差分が最小の角膜屈折力のメジアンを得る。
B3.処理済みデータと他のイメージング方式との整列
処理されたOCTデータ、例えば、上述した角膜厚マップは、臨床用途のための有用な情報を提供できる。取得されたOCTデータは、他のイメージング方式と組み合わせることによって、更に有用なものとなる。本発明の幾つかの実施形態では、OCTデータと、角膜トポグラフィシステムが取得した画像とを整列させ、臨床的機能を高めるために同時に並べられたトポグラフィ情報とトモグラフィ情報とを提供することができる。
OCTデータは、目印の識別によって、他のイメージング方式による画像と整列させることができる。角膜は、x−y平面において、角膜の中心又はその近傍に頂点を有する凸面である。角膜頂は、図1のスキャン構成を用いて取得されたOCTデータから、各OCT放射状スキャンにおいて、反射強度が最高の画素の座標を発見することによって検出でき、これを整列のための有用な目印として用いることができる。強度プロファイリングヒストグラムを用いて、OCTデータ内の角膜頂を高い信頼度で検出することができる。例えば、角膜頂のx位置及びy位置は、それぞれ水平OCT(x−z)スキャンのx−位置及び垂直OCT(y−z)スキャンのy−位置によって判定できる。角膜頂は、角膜の中心の正確な推定位置を提供し、これは、OCTデータを他のイメージング方式、例えば、プラチド(Placido)ベースのトポグラフィシステム等によって生成された角膜トポグラフィマップに整列させることに役立つ。
幾つかの状況では、異なる角膜構造のために、角膜の中心位置を特定する目印として、角膜頂を用いることに代えて、虹彩中心又は瞳孔中心を用いて、OCTデータを他の方式と結合してもよい。幾つかの実施形態では、図1に示すOCTの放射状スキャン及び円形スキャンと同期させて、虹彩ビデオ画像のシーケンスを捕捉することができる。上述のように、動的閾値処理及び境界検出に基づく画像処理技術を用いて、虹彩ビデオ画像における瞳孔中心の位置を特定することができる。そして、画像位置合わせを用いて、瞳孔中心に対するOCTデータのx位置及びy位置を発見する。
幾つかの実施形態では、図12に示すように、データ整列及び位置合わせのための解剖学的な目印として、角膜と強膜(白眼)の境界における角膜輪部1210を用いることができる。本発明の幾つかの実施形態では、OCT角膜厚マップから導出された前方の角膜表面の隆起マップを、角膜トポグラフィイメージングから導出された隆起マップに対して位置合わせする。
B4.角膜屈折力マップ
図13は、角膜トポグラフィイメージング1310及びOCT角膜厚スキャン1330を統合することによって総合的角膜屈折力マップを生成するための例示的なフローチャートである。上述したトポグラフィイメージングから、少なくとも5つの角膜前方屈折力マップ(corneal anterior power map)1320、すなわち軸方向湾曲マップ(axial curvature map)、接曲率マップ(tangential curvature map)、隆起マップ(elevation map)、屈折力マップ(refractive power map)及び高次収差マップ(high-order aberrations map)を生成することができる。OCT角膜厚スキャンに関しては、OCT角膜厚スキャンから少なくとも1つの角膜厚マップ1340を生成することができる。OCT角膜厚マップ生成のための演算方法については、先にセクションB1で説明した通りである。マップ位置合わせステップ1350では、OCTスキャンステップ1330の間に取得されたビデオ画像のシーケンス又は角膜トポグラフィイメージングステップ1310において取得されたデータから生成された隆起マップに対して、角膜厚マップを位置合わせする。マップ位置合わせの後、角膜後面S(x,y)は、以下の式から容易に算出することができる(ステップ1360)。
(x,y)=S(x,y)+T(x,y)
ここで、S(x,y)及びT(x,y)は、それぞれ空間位置(x,y)における前面(z値)及び角膜厚値を表す。後面Sp(x,y)が判定され、これに関連するパワーマップK(x,y)が算出されると、以下の式から、総合的角膜屈折力マップK(x,y)を容易に生成することができる(ステップ1370)。
K(x,y)=K(x,y)+K(x,y)
ここで、前方のパワーマップK(x,y)は,角膜トポグラフィデータの画像分析によって算出される。
B5.隅角間(Angle-to-Angle:ATA)測定
図14に示すように、前房深度(Anterior Chamber Depth:ACD)は、角膜の後方の頂点(点A)及び水晶体の前方の頂点(点B)の間の距離として解釈される。前房幅(Anterior Chamber Width:ACW)は、2つの隅角点C及びDの間の水平径である。隅角点は、外挿された後方の角膜の曲線及び前方の虹彩曲線の交点によって判定される。また、幾つかの文献では、ACWは、虹彩根の水平径として定義されている。
図15に示すように、強膜岬(ポイントE)から約500μm(セグメントCD)前方における隅角開放距離(Angle Opening Distance:AOD)(AOD500)及び強膜岬(ポイントE)から約750μm(セグメントAB)前方におけるAOD(AOD750)は、角膜内皮と、強膜岬(ポイントE)から約500μm又は750μmにおいて、小柱網に沿って引かれた線に直交する前方虹彩までの距離として定義される。強膜岬から約500μm又は750μmにおける小柱虹彩空間面積(Trabecular Iris Space Area:TISA)であるTISA500(領域CDFE)又はTISA750(領域ABFE)は、角膜内皮、小柱網及び強膜岬(ポイントE)から約500μm又は750μmの距離だけ離れた前方の虹彩表面によって画定された面積として定義される。
これらの測定値は、開放隅角緑内障(open angle glaucoma)及び閉塞隅角緑内障(closed angle glaucoma)等の様々な眼の病理の診断のために、臨床的に有用であることがある。本発明の好ましい実施形態では、これらのパラメータは、自動的に算出される。更に、角膜弁厚ツール(corneal flap thickness tool)、隅角AODツール、隅角TISAツール、ACW/ACDツール、フェイキック(Phakic)IOLツールを含む多くのコンピュータ補助ユーザインタフェースツールによって手動キャリパを補助することができる。
B6.水晶体測定
水晶体厚は、IOL屈折率算定において重要である。この測定によって、独立した水浸式超音波処置(immersion ultrasound procedure)の必要性をなくし、検査処理を能率化することによって貴重な時間を節約することができる。図16に示すように、水晶体厚は、水晶体の頂部(点A)から底部(点B)にかけて測定される。これに加えて、水晶体の不透明度を評価してもよい。本発明の好ましい実施形態では、これらのパラメータは、自動的に算出される。水晶体厚ツール及び水晶体不透明度ツールを含む多くのコンピュータ補助ユーザインタフェースツールによって手動キャリパを補助することができる。
B7.眼軸長(Axial Length:AL)測定
眼軸長は、視線の方向に沿った角膜頂から網膜RPEまでの距離である。図8aに示すように、複数のA−スキャン(又はB−スキャン)830を用いて、角膜の画像及び網膜画像が同時に取得される。図17に示すように、A−スキャン(組織内)方向における角膜頂のz位置をz とし、視線に沿った位置をxとして、角膜頂の位置は、最も明るいスポットの位置(z ,x)を特定することによって検出される。また、図9bに示すように、x(垂直)方向における全ての強度値を合計又は平均した強度プロフィルのピークの位置を特定することによって、網膜RPEのzr位置を検出できる。重度白内障患者については、網膜の信号の一部をブロック(1010:図10aの矢印)することがある。このような場合であっても、図10bに示すように、強度プロフィルのピークの位置を特定することによって、網膜RPEのzr位置を検出できる。
ボルメトリック眼軸長スキャンパターンに基づく測定では、y方向(すなわち、図8b及び図8cの紙面と直交する方向)の複数のB−スキャンを以外は、角膜頂検出及び網膜の位置判定を同様に実行できる。角膜頂の位置は、A−スキャン(組織内)方向における角膜頂のz位置をz とし、視線に沿った位置を(x,y)として、最も明るいスポットの位置(z ,x,y)を特定することによって検出される。網膜RPEのzr位置は、x(垂直)及びy(図9又は図10の紙面と直交する)方向における全ての強度値を合計又は平均した強度プロフィルのピークの位置を特定することによって検出できる。
AL測定を超音波測定又は網膜ILMの位置に一致させるために調整係数を加えてもよい。AL測定を網膜IS/OS層の位置に一致させるために他の調整係数を加えてもよい。
本発明の幾つかの実施形態では、図18に示すように、眼軸長測定は、水晶体厚が加えられた強度プロフィルによって表される。
なお、本発明の範囲内で当業者に明らかな代替及び変更を適用することができる。例えば、OCTスキャン速度、スキャン長、スキャン構成設計パラメータの異なる値繰り返される経線及びスキャンの向き及び数は、ここに開示した特定の実施形態から変更することができる。

Claims (34)

  1. 眼の検査の方法において、
    眼角膜に中心を合わせられ、r回繰り返されるn個の放射状スキャンと、r回繰り返されるc個の円形スキャンと、n個のラスタスキャンとを含むスキャンパターンであって、前記スキャンパターンがm回繰り返され、各スキャンがA−スキャンを含み、nが0以上の整数であり、rが1以上の整数であり、cが0以上の整数であり、nが0以上の整数であり、mが1以上の整数であり、aが1以上の整数であり、n、r、c、n及びmの値がターゲット測定のためのOCTデータを提供するように選択されるスキャンパターンによってOCTデータを取得するステップと、
    前記OCTデータを処理して、前記ターゲット測定を取得するステップとを有する方法。
  2. 前記ターゲット測定は、角膜厚マップであり、前記スキャンパターンは、a=1024、r=2、n=12、c=1、n=0、m=1によって定義される請求項1記載の方法。
  3. 角膜トポグラフィ画像を取得するステップを更に有する請求項2記載の方法。
  4. 前記ターゲット測定は、角膜屈折力スキャンでありa=1024、r=2、n=8、c=1、n=0、m=3である請求項1記載の方法。
  5. 前記ターゲット測定は、角膜厚スキャンであり、a=2048、r=4、n=16、c=2、n=0、m=1であり、角膜トポグラフィ画像を取得するステップを更に有する請求項1記載の方法。
  6. 前記ターゲット測定は、隅角間測定であり、a=2048、r=4、n=16、c=2、n=0、m=1である請求項1記載の方法。
  7. 前記ターゲット測定は、隅角間測定であり、a=2048、r=1、n=16、c=2、n=0、m=4である請求項1記載の方法。
  8. 前記ターゲット測定は、水晶体スキャンパターン測定であり、a=2048、r=4、n=0、c=4、n=0、m=1である請求項1記載の方法。
  9. 前記ターゲット測定は、眼軸長測定であり、a=512、r=4、n=0、c=0、n=1、m=5である請求項1記載の方法。
  10. 前記ターゲット測定は、ボルメトリック眼軸長測定であり、a=512、r=1、n=0、c=0、n=9、m=5である請求項1記載の方法。
  11. 前記ターゲット測定は、角膜厚スキャンであり、前記OCTデータを処理するステップは、
    前方の境界を検出するステップと、
    前記OCTデータからOCT画像を歪み補正するステップと、
    後部の境界を検出するステップと、
    角膜厚を算出するステップと、
    マップを構築するステップとを含む請求項1記載の方法。
  12. 前記ターゲット測定は、角膜屈折力測定であり、前記OCTデータを処理するステップは、
    各放射状スキャンについて前方及び後方の境界を判定するステップと、
    各放射状スキャンについて前方及び後方の曲率を判定するステップと、
    各放射状スキャンについて前方及び後方の屈折力を判定するステップと、
    各スキャンについて前方及び後方の屈折力を判定するステップと、
    各スキャンについて角膜の屈折力を判定するステップと、
    正味角膜屈折力を判定するステップとを含む請求項1記載の方法。
  13. 前記OCTデータを処理するステップは、前記OCTデータを、他のイメージング方式からのデータと整列させるステップを含む請求項1記載の方法。
  14. 角膜トポグラフィ画像を取得するステップを更に有し、前記OCTデータを処理するステップは、
    前記OCTデータから角膜厚マップを取得するステップと、
    角膜トポグラフィ画像から角膜前方屈折力マップを取得するステップと、
    前記角膜厚マップと前記角膜トポグラフィ屈折力マップとを位置合わせするステップと、
    角膜後面を生成するステップと、
    総合的角膜屈折力マップを生成するステップとを含む請求項1記載の方法。
  15. 前記OCTデータを処理するステップは、隅角間測定値を取得するステップを含む請求項1記載の方法。
  16. 前記OCTデータを処理するステップは、水晶体測定値を取得するステップを含む請求項1記載の方法。
  17. 前記OCTデータを処理するステップは、眼軸長測定値を取得するステップを含む請求項1記載の方法。
  18. 眼角膜に中心を合わせられ、r回繰り返されるn個の放射状スキャンと、r回繰り返されるc個の円形スキャンと、n個のラスタスキャンとを含むスキャンパターンであって、前記スキャンパターンがm回繰り返され、各スキャンがA−スキャンを含み、nが0以上の整数であり、rが1以上の整数であり、cが0以上の整数であり、nが0以上の整数であり、mが1以上の整数であり、aが1以上の整数であり、n、r、c、n及びmの値がターゲット測定のためのOCTデータを提供するように選択されるスキャンパターンによってOCTデータを取得するOCTイメージャと、
    前記OCTデータを処理して、ターゲット測定を取得するコンピュータとを備えるOCTイメージングシステム。
  19. 前記ターゲット測定は、角膜厚マップであり、前記スキャンパターンは、a=1024、r=2、n=12、c=1、n=0、m=1によって定義される請求項18記載のシステム。
  20. 前記OCTイメージャに接続された角膜トポグラフィイメージャを更に備える請求項19記載のシステム。
  21. 前記ターゲット測定は、角膜屈折力スキャンでありa=1024、r=2、n=8、c=1、n=0、m=3である請求項18記載のシステム。
  22. 前記ターゲット測定は、角膜厚スキャンであり、a=2048、r=4、n=16、c=2、n=0、m=1であり、更に角膜トポグラフィ画像を取得する請求項18記載のシステム。
  23. 前記ターゲット測定は、隅角間測定であり、a=2048、r=4、n=16、c=2、n=0、m=1である請求項18記載のシステム。
  24. 前記ターゲット測定は、隅角間測定であり、a=2048、r=1、n=16、c=2、n=0、m=4である請求項18記載のシステム。
  25. 前記ターゲット測定は、水晶体スキャンパターン測定であり、a=2048、r=4、n=0、c=4、n=0、m=1である請求項18記載のシステム。
  26. 前記ターゲット測定は、眼軸長測定であり、a=512、r=4、n=0、c=0、n=1、m=5である請求項18記載のシステム。
  27. 前記ターゲット測定は、ボルメトリック眼軸長測定であり、a=512、r=1、n=0、c=0、n=9、m=5である請求項18記載のシステム。
  28. 前記ターゲット測定は、角膜厚スキャンであり、前記コンピュータは、
    前方の境界を検出し、
    前記OCTデータからOCT画像を歪み補正し、
    後部の境界を検出し、
    角膜厚を算出し、
    マップを構築することによって前記OCDデータを処理する請求項18記載のシステム。
  29. 前記ターゲット測定は、角膜屈折力測定であり、前記コンピュータは、
    各放射状スキャンについて前方及び後方の境界を判定し、
    各放射状スキャンについて前方及び後方の曲率を判定し、
    各放射状スキャンについて前方及び後方の屈折力を判定し、
    各スキャンについて前方及び後方の屈折力を判定し、
    各スキャンについて角膜の屈折力を判定し、
    正味角膜屈折力を判定することによって前記OCDデータを処理する請求項18記載のシステム。
  30. 前記コンピュータは、前記OCTデータを、他のイメージング方式からのデータと整列させることによって前記OCDデータを処理する請求項18記載のシステム。
  31. 角膜トポグラフィ画像を取得し、前記コンピュータは、
    前記OCTデータから角膜厚マップを取得し、
    角膜トポグラフィ画像から角膜前方屈折力マップを取得し、
    前記角膜厚マップと前記角膜トポグラフィ屈折力マップとを位置合わせし、
    角膜後面を生成し、
    総合的角膜屈折力マップを生成することによって前記OCDデータを処理する請求項18記載のシステム。
  32. 前記コンピュータは、隅角間測定値を取得することによって前記OCDデータを処理する請求項18記載のシステム。
  33. 前記コンピュータは、水晶体測定値を取得することによって前記OCDデータを処理する請求項18記載のシステム。
  34. 前記コンピュータは、眼軸長測定値を取得することによって前記OCDデータを処理する請求項18記載のシステム。
JP2013542232A 2010-12-03 2011-12-02 光干渉断層法を用いたスキャン及び処理 Pending JP2014500096A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US41980010P 2010-12-03 2010-12-03
US61/419,800 2010-12-03
PCT/US2011/063185 WO2012075467A1 (en) 2010-12-03 2011-12-02 Scanning and processing using optical coherence tomography
US13/310,626 2011-12-02
US13/310,626 US8770753B2 (en) 2010-12-03 2011-12-02 Scanning and processing using optical coherence tomography

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014500096A true JP2014500096A (ja) 2014-01-09

Family

ID=46161938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013542232A Pending JP2014500096A (ja) 2010-12-03 2011-12-02 光干渉断層法を用いたスキャン及び処理

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8770753B2 (ja)
EP (1) EP2646768B1 (ja)
JP (1) JP2014500096A (ja)
CN (1) CN103314270B (ja)
CA (1) CA2818252A1 (ja)
WO (1) WO2012075467A1 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015043814A (ja) * 2013-08-27 2015-03-12 株式会社トーメーコーポレーション 前眼部断面画像解析装置及び前眼部断面画像解析方法
JP2016140369A (ja) * 2015-01-29 2016-08-08 株式会社トーメーコーポレーション 眼科装置
EP3459434A1 (en) 2017-09-20 2019-03-27 Topcon Corporation Ophthalmologic apparatus and method of controlling the same
JP2020506743A (ja) * 2017-01-11 2020-03-05 ユニバーシティー オブ マイアミUniversity Of Miami 角膜微小層の三次元厚さマッピングおよび角膜診断のための方法およびシステム
JP2020535864A (ja) * 2017-10-02 2020-12-10 アルコン インコーポレイティド 前区における光学収差を測定するための位相感応光コヒーレンストモグラフィ
JP2022519050A (ja) * 2019-03-21 2022-03-18 ライカ マイクロシステムズ インコーポレイテッド サンプルの表面のオフアクシスイメージングのためのシステムおよび関連する方法およびコンピュータプログラム製品
JP2022103205A (ja) * 2016-04-06 2022-07-07 ケアストリーム・デンタル・テクノロジー・トプコ・リミテッド 圧縮センシングによる口腔内oct
JP2022110602A (ja) * 2021-01-19 2022-07-29 株式会社トプコン 眼科装置、眼科装置の制御方法、及びプログラム
WO2023008385A1 (ja) * 2021-07-26 2023-02-02 株式会社トプコン 前眼部解析装置、前眼部解析方法、およびプログラム
JP2023025820A (ja) * 2021-08-11 2023-02-24 株式会社トプコン 顕微鏡
JP2023086533A (ja) * 2021-12-10 2023-06-22 国立大学法人 筑波大学 情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラム
US12288329B2 (en) 2020-03-05 2025-04-29 Topcon Corporation Ophthalmic apparatus, method of controlling the same, and recording medium

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9016862B2 (en) * 2012-05-10 2015-04-28 Sonomed Ip Holdings, Inc. Multimodality correlation of optical coherence tomography using secondary reference images
US9579016B2 (en) 2012-06-15 2017-02-28 Oregon Health & Science University Non-invasive 3D imaging and measuring of anterior chamber angle of the eye
US9179837B2 (en) * 2012-08-15 2015-11-10 Optovue, Inc. Corneal stromal mapping
DE102012019474A1 (de) 2012-09-28 2014-04-03 Carl Zeiss Meditec Ag Vorrichtung zur verlässlichen Bestimmung biometrischer Messgrößen des gesamten Auges
DE102013002828A1 (de) 2013-02-15 2014-08-21 Carl Zeiss Meditec Ag Verfahren zur Bestimmung der Gesamtbrechkraft der Hornhaut eines Auges
US9622659B2 (en) 2012-11-08 2017-04-18 Carl Zeiss Meditec Ag Method for determining the total refractive power of the cornea of an eye
US8967810B1 (en) * 2013-04-30 2015-03-03 Thomas C. Prager Methodology to identify the scleral spur
AU2013391079B2 (en) * 2013-05-29 2016-11-17 Alcon Inc. Apparatus for optical coherence tomography of an eye and method for optical coherence tomography of an eye
JP6217185B2 (ja) * 2013-07-02 2017-10-25 株式会社ニデック 眼科撮影装置及び眼科画像処理プログラム
JP6214962B2 (ja) * 2013-08-12 2017-10-18 株式会社トーメーコーポレーション 前眼部断面画像解析装置
JP6301621B2 (ja) * 2013-09-27 2018-03-28 株式会社トーメーコーポレーション 2次元断層画像処理装置、プログラムおよび2次元断層画像処理方法
DE102013219810A1 (de) * 2013-09-30 2015-04-02 Carl Zeiss Meditec Ag Verfahren zur Bestimmung des Hornhaut-Astigmatismus mittels Optischer Kohärenztomographie
ES2865137T3 (es) * 2013-12-23 2021-10-15 Alcon Inc Sistema de visualización de TCO quirúrgica de amplio campo de visión
CN103654721B (zh) * 2013-12-27 2016-06-08 深圳市斯尔顿科技有限公司 一种角膜顶点精确对准的方法
US9724239B2 (en) 2014-07-14 2017-08-08 Novartis Ag Movable wide-angle ophthalmic surgical system
US11357474B2 (en) 2014-09-15 2022-06-14 Peter Fedor Method of quantitative analysis and imaging of the anterior segment of the eye
EP3021071B1 (de) * 2014-11-12 2020-09-23 Haag-Streit Ag Vermessungsverfahren in der Ophthalmologie
WO2016093750A1 (en) * 2014-12-10 2016-06-16 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Device for and method of corneal imaging
DE102015009642A1 (de) 2015-07-24 2017-01-26 Carl Zeiss Meditec Ag Verfahren zur Bestimmung der Topografie der Kornea eines Auges
US10426346B2 (en) * 2015-11-26 2019-10-01 National Yang-Ming University Optical tomography digital impression imaging system and method for use thereof
US10123691B1 (en) * 2016-03-15 2018-11-13 Carl Zeiss Meditec, Inc. Methods and systems for automatically identifying the Schwalbe's line
US20180000342A1 (en) * 2016-06-30 2018-01-04 Oregon Health And Science University Diagnostic classification of corneal shape abnormalities
US20180360655A1 (en) * 2017-06-16 2018-12-20 Michael S. Berlin Methods and systems for oct guided glaucoma surgery
CN108814544B (zh) * 2018-04-25 2020-10-16 天津市索维电子技术有限公司 一种眼前节形态分析方法
JP6699956B1 (ja) * 2019-01-16 2020-05-27 株式会社トプコン 眼科装置
CN111260610B (zh) * 2020-01-08 2023-08-01 上海美沃精密仪器股份有限公司 一种基于房角开放距离曲线的眼前节状态表征方法及系统
JP2023111652A (ja) * 2022-01-31 2023-08-10 株式会社トーメーコーポレーション 断層画像処理装置及びプログラム

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07124113A (ja) * 1993-10-29 1995-05-16 Nidek Co Ltd 眼科装置
JPH08266469A (ja) * 1995-03-31 1996-10-15 Topcon Corp 眼科装置
JP2005516641A (ja) * 2001-09-10 2005-06-09 ボシュ・アンド・ロム・インコーポレイテッド 眼内レンズ誘導システム
US20080181477A1 (en) * 2007-01-19 2008-07-31 Bioptigen, Inc. Methods, systems and computer program products for processing images generated using fourier domain optical coherence tomography (FDOCT)
JP2009518088A (ja) * 2005-12-06 2009-05-07 カール ツァイス メディテック アクチエンゲゼルシャフト 干渉測定法による試料測定
JP2009142313A (ja) * 2007-12-11 2009-07-02 Tomey Corporation 前眼部光干渉断層撮影装置及び前眼部光干渉断層撮影方法
WO2009080331A1 (en) * 2007-12-26 2009-07-02 Carl Zeiss Meditec Ag Refractive prescription using optical coherence tomography
WO2010129544A1 (en) * 2009-05-04 2010-11-11 Duke University Methods and computer program products for quantitative three-dimensional image correction and clinical parameter computation in optical coherence tomography

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8394084B2 (en) * 2005-01-10 2013-03-12 Optimedica Corporation Apparatus for patterned plasma-mediated laser trephination of the lens capsule and three dimensional phaco-segmentation
ATE525012T1 (de) * 2006-01-19 2011-10-15 Optovue Inc Augenuntersuchungsverfahren mittels optischer kohärenztomografie
JP4971872B2 (ja) * 2007-05-23 2012-07-11 株式会社トプコン 眼底観察装置及びそれを制御するプログラム
US8474978B2 (en) 2007-06-15 2013-07-02 University Of Southern California Pattern analysis of retinal maps for the diagnosis of optic nerve diseases by optical coherence tomography
CN100539970C (zh) * 2007-11-13 2009-09-16 肖真 可固定眼球的开睑器及其应用
EP3272395B1 (en) * 2007-12-23 2019-07-17 Carl Zeiss Meditec, Inc. Devices for detecting, controlling, and predicting radiation delivery

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07124113A (ja) * 1993-10-29 1995-05-16 Nidek Co Ltd 眼科装置
JPH08266469A (ja) * 1995-03-31 1996-10-15 Topcon Corp 眼科装置
JP2005516641A (ja) * 2001-09-10 2005-06-09 ボシュ・アンド・ロム・インコーポレイテッド 眼内レンズ誘導システム
JP2009518088A (ja) * 2005-12-06 2009-05-07 カール ツァイス メディテック アクチエンゲゼルシャフト 干渉測定法による試料測定
US20080181477A1 (en) * 2007-01-19 2008-07-31 Bioptigen, Inc. Methods, systems and computer program products for processing images generated using fourier domain optical coherence tomography (FDOCT)
JP2009142313A (ja) * 2007-12-11 2009-07-02 Tomey Corporation 前眼部光干渉断層撮影装置及び前眼部光干渉断層撮影方法
WO2009080331A1 (en) * 2007-12-26 2009-07-02 Carl Zeiss Meditec Ag Refractive prescription using optical coherence tomography
WO2010129544A1 (en) * 2009-05-04 2010-11-11 Duke University Methods and computer program products for quantitative three-dimensional image correction and clinical parameter computation in optical coherence tomography

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015043814A (ja) * 2013-08-27 2015-03-12 株式会社トーメーコーポレーション 前眼部断面画像解析装置及び前眼部断面画像解析方法
JP2016140369A (ja) * 2015-01-29 2016-08-08 株式会社トーメーコーポレーション 眼科装置
JP7345009B2 (ja) 2016-04-06 2023-09-14 ケアストリーム デンタル エルエルシー 圧縮センシングによる口腔内oct
JP2022103205A (ja) * 2016-04-06 2022-07-07 ケアストリーム・デンタル・テクノロジー・トプコ・リミテッド 圧縮センシングによる口腔内oct
JP2020506743A (ja) * 2017-01-11 2020-03-05 ユニバーシティー オブ マイアミUniversity Of Miami 角膜微小層の三次元厚さマッピングおよび角膜診断のための方法およびシステム
JP7159534B2 (ja) 2017-01-11 2022-10-25 ユニバーシティー オブ マイアミ 角膜微小層の三次元厚さマッピングおよび角膜診断のための方法およびシステム
EP3459434A1 (en) 2017-09-20 2019-03-27 Topcon Corporation Ophthalmologic apparatus and method of controlling the same
US11089956B2 (en) 2017-09-20 2021-08-17 Topcon Corporation Ophthalmologic apparatus and method of controlling the same
JP2020535864A (ja) * 2017-10-02 2020-12-10 アルコン インコーポレイティド 前区における光学収差を測定するための位相感応光コヒーレンストモグラフィ
JP7194177B2 (ja) 2017-10-02 2022-12-21 アルコン インコーポレイティド 前区における光学収差を測定するための位相感応光コヒーレンストモグラフィ
JP2022519050A (ja) * 2019-03-21 2022-03-18 ライカ マイクロシステムズ インコーポレイテッド サンプルの表面のオフアクシスイメージングのためのシステムおよび関連する方法およびコンピュータプログラム製品
US12288329B2 (en) 2020-03-05 2025-04-29 Topcon Corporation Ophthalmic apparatus, method of controlling the same, and recording medium
JP2022110602A (ja) * 2021-01-19 2022-07-29 株式会社トプコン 眼科装置、眼科装置の制御方法、及びプログラム
JP7601643B2 (ja) 2021-01-19 2024-12-17 株式会社トプコン 眼科装置、眼科装置の制御方法、及びプログラム
JP2023017402A (ja) * 2021-07-26 2023-02-07 株式会社トプコン 前眼部解析装置、前眼部解析方法、およびプログラム
WO2023008385A1 (ja) * 2021-07-26 2023-02-02 株式会社トプコン 前眼部解析装置、前眼部解析方法、およびプログラム
JP7690343B2 (ja) 2021-07-26 2025-06-10 株式会社トプコン 前眼部解析装置、前眼部解析方法、およびプログラム
JP2023025820A (ja) * 2021-08-11 2023-02-24 株式会社トプコン 顕微鏡
JP2023086533A (ja) * 2021-12-10 2023-06-22 国立大学法人 筑波大学 情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
CN103314270A (zh) 2013-09-18
EP2646768A4 (en) 2016-06-08
EP2646768A1 (en) 2013-10-09
WO2012075467A1 (en) 2012-06-07
CA2818252A1 (en) 2012-06-07
US20120140174A1 (en) 2012-06-07
US8770753B2 (en) 2014-07-08
CN103314270B (zh) 2016-03-23
EP2646768B1 (en) 2020-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2646768B1 (en) Method and imaging system of generating a total corneal power map
EP1976424B1 (en) A method of eye examination by optical coherence tomography
US9364144B2 (en) Method and device for recording and displaying an OCT whole-eye scan
JP6227560B2 (ja) 角膜のoct撮像における精度向上のための方法
CN103491857B (zh) 用于改善眼科成像的系统和方法
US9545199B2 (en) Apparatus and methods for detecting optical components and their misalignment in optical coherence tomographic systems
US11653828B2 (en) Systems and methods for improved anterior segment OCT imaging
JP5728302B2 (ja) 眼科装置、眼科システム、眼科装置の制御方法、及び該制御方法のプログラム
JP2004502483A (ja) 眼疾患を診断および監視する装置
JP2014144178A (ja) 眼科用光断層画像表示装置
JP2018038689A (ja) 眼科撮影装置及び眼科画像処理装置
JP7286422B2 (ja) 眼科情報処理装置、眼科装置、眼科情報処理方法、及びプログラム
JP2020116315A (ja) 眼科情報処理装置、眼科装置、眼科情報処理方法、及びプログラム
JP7529864B2 (ja) 眼科情報処理装置、眼科装置、眼科情報処理方法、及びプログラム
US20250045917A1 (en) System and Method for Improving Scleral Spur Visibility in Anterior Segment OCT Images

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160810

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170124