JP2014500090A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 第１の要素を駆動するよう構成された第１の駆動部材と、
   第２の要素を駆動するよう構成された第２の駆動部材と、
   前記第１の駆動部材および前記第２の駆動部材の一連の解放を制御するよう構成された解放メカニズムとを備え、
   前記解放メカニズムは、少なくとも部分的に前記第１または第２の駆動部材内に配置される、自己注射器用送達メカニズム。
2. 前記解放メカニズムは、少なくとも部分的に前記第１および前記第２の駆動部材の両方の内に配置される、請求項１に記載の送達メカニズム。
3. 前記第２の駆動部材は、少なくとも部分的に前記第１の駆動部材内に配置される、請求項１又は請求項２に記載の送達メカニズム。
4. 使用の際、前記第１および第２の駆動部材の一方が針を対象に挿入する力を与える主因となり、前記第１および第２の駆動部材の他方が前記針から薬物を放出する力を与える主因となる、請求項１から請求項３までのいずれか１項に記載の送達メカニズム。
5. 前記第１の駆動部材は、本体と前記第１の要素との間に配置され、前記第２の駆動部材は、前記第１の要素と前記第２の要素との間に配置される、請求項１から請求項４までのいずれか１項に記載の送達メカニズム。
6. 前記解放メカニズムは、
   前記本体に固定された、または前記本体の一部であるロック面と、
   前記ロック面が内維持要素に対して所定距離移動するまで前記第２の駆動部材を維持し、その後前記第２の駆動部材が解放されるよう構成された内維持要素とを含み、
   前記第１の駆動部材の解放により、前記内維持要素が前記第２の駆動部材を解放するために前記ロック面に対して移動する、請求項５に記載の送達メカニズム。
7. 前記内維持要素は、前記第１の要素の支持面と係合するラッチを含む、請求項６に記載のメカニズム。
8. 前記ロック面は、前記第１の駆動部材が解放される前、前記ラッチを前記支持面との係合位置で維持する、請求項７に記載のメカニズム。
9. 使用の際、前記第１の駆動部材は解放される前の初期位置から解放後の最終位置へ移動し、前記第２の駆動部材は解放される前の初期位置から解放後の最終位置へ移動し、
   さらに、前記第１および第２の駆動部材が最終位置に移動したときに音が発生するよう構成された音発生メカニズムを備え、
   前記音発生メカニズムは、少なくとも部分的に前記第１および第２の駆動部材の両方の内に配置される、請求項１から請求項８までのいずれか１項に記載のメカニズム。
10. 前記音発生メカニズムは２以上の面を有し、前記第２の駆動部材がその最終位置に実質的に到達したときに、これらの面の一方を他方にぶつけて音が発生し、
    前記面の１つは、前記第２の要素に固定されている、または前記第２の要素の一部であり、
    前記面の１つは、前記第１の要素に固定されている、または前記第１の要素の一部である、
    請求項９に記載のメカニズム。
11. 請求項１から請求項１０までのいずれか１項にかかるメカニズムを備える、自己注射器。
12. 筐体と、
    針に連結された前端を有する薬物容器と、
    前記薬物容器の後端に連結された解放可能な駆動メカニズムであって、使用の際、前記針を対象に挿入するために、初期構成から最終構成へ変化して前記薬物容器および前記針を前記筐体に対して移動させる駆動メカニズムと、
    前記駆動メカニズムを前記初期構成に維持する解放可能なロックメカニズムであって、前記筐体に固定されて前記薬物容器の前端に係合するロックメカニズムとを備える、自己注射器。
13. 前記ロックメカニズムは、前記筐体に相対的に固定された弾性アームを含む、請求項１２に記載の自己注射器。
14. 前記解放可能なロックメカニズムは、患者の皮膚表面を検知するよう構成された皮膚センサに連結されており、
    前記皮膚センサは、皮膚表面に押し付けられると前記筐体に対して移動する可動要素を含み、前記可動要素の移動により前記ロックメカニズムが前記薬物容器の前端との係合状態から解放される、
    請求項１２又は請求項１３に記載の自己注射器。
15. 使用の際、初期構成から最終構成へ変化して自己注射器から薬物を放出する解放可能な駆動メカニズムと、
    前記駆動メカニズムに連結されて、駆動メカニズムが前記最終構成に変化すると音が発生するよう構成された音発生手段とを備え、
    前記音発生手段は、使用の際、完全に前記駆動メカニズム内に配置される、自己注射器用送達メカニズム。