JP2014241479A - 通信装置、通信システム及び通信方法 - Google Patents

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義彦 海沼
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Abstract

【課題】通信効率を向上させること。【解決手段】自装置と中継装置との間で行われる通信における通信品質を、複数の中継装置について取得する取得部と、取得された通信品質に基づいて、通信を行う中継装置を選択する選択部と、を備える通信装置。【選択図】図1

Description

本発明は、通信効率を向上させる技術に関する。
近年、コンピュータ以外にも無線LAN(Local Area Network)を利用する端末装置(例えば、スマートフォンやノートPC(Personal Computer)など)が普及し、快適な無線接続及び通信に対する要求が高まっている。このような要求を受けて、無線通信を用いて構成されるネットワークにおける通信品質を向上させる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、快適な無線接続及び通信に対する要求に応えるために、端末装置とネットワークへの接続を提供する通信装置(例えば、アクセスポイント)との間において複数の通信チャネルを用いて通信を行うMIMO技術などを適用して、通信速度を向上させることが行われている。
特開2010−288280号公報
ところで、広い宅内においては、1台のアクセスポイントでは十分に範囲をカバーできないため、複数のアクセスポイントを宅内に設置する場合がある。このような場合、アクセスポイントが設置されていない部屋では、アクセスポイントが設置されている部屋から届いた電波を用いて通信を行う必要がある。しかし、異なる部屋のアクセスポイントから届く電波は、壁などの障害物の影響により減衰してしまう。したがって、アクセスポイントが設置されていない部屋では、微弱な電波を用いて通信を行わなければならない。その結果、MIMOによるストリーム多重通信を用いても十分な利得を得ることが出来なくなってしまう。そのため、端末装置と通信装置との間の通信効率が低下してしまうという問題があった。
上記事情に鑑み、本発明は、通信効率を向上させる技術の提供を目的としている。
本発明の一態様は、自装置と中継装置との間で行われる通信における通信品質を、複数の中継装置について取得する取得部と、取得された前記通信品質に基づいて、通信を行う中継装置を選択する選択部と、を備える通信装置である。
本発明の一態様は、上記の通信装置であって、前記選択部は、単体の中継装置との間で行われる通信における通信品質が複数の中継装置との間で行われる通信における通信品質より低い場合には、前記複数の中継装置を通信を行う中継装置に選択し、単体の中継装置との通信における通信品質が複数の中継装置との通信における通信品質より高い場合には、前記単体の中継装置を通信を行う中継装置に選択する。
本発明の一態様は、上記の通信装置であって、前記選択部によって選択された前記中継装置に送信する送信データを生成する生成部を更に備え、前記生成部は、前記送信データを生成する際に、前記送信データの順番を表す送信番号を付与する。
本発明の一態様は、複数の通信装置と、前記通信装置との間で通信の中継を行う中継装置とを備える通信システムであって、前記通信装置は、自装置と前記中継装置との間で行われる通信における通信品質を、複数の中継装置について取得する取得部と、取得された前記通信品質に基づいて、通信を行う中継装置を選択する選択部と、を備え、前記中継装置は、前記通信装置から前記送信データを受信し、他の通信装置に転送する通信部と、を備える通信システムである。
本発明の一態様は、自装置と中継装置との間で行われる通信における通信品質を、複数の中継装置について取得する取得ステップと、取得された前記通信品質に基づいて、通信を行う中継装置を選択する選択ステップと、を有する通信方法である。
本発明により、通信効率を向上させることが可能となる。
本実施形態における無線通信システムのシステム構成を示すブロック図である。 AP情報データベースの具体例を示す図である。 テスト結果テーブルの構成図を示す図である。 本発明におけるフレームの構成図である。 本実施形態におけるAP20の選択処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態におけるHGW30の処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態における無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本実施形態における無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本実施形態における無線通信システムを適用した具体例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態における無線通信システムのシステム構成を示すブロック図である。本発明の無線通信システムは、端末装置10、単数又は複数のAP20(20−1〜20−N:Nは1以上の整数)、HGW(Home GateWay)30を備える。また、図1では、無線通信システムが1台の端末装置10を備える構成を示しているが、無線通信システムは2台以上の端末装置10を備えるように構成されてもよい。
端末装置10は、例えばスマートフォン、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯ゲーム装置、タブレット装置、ノート型パーソナルコンピュータ等の情報処理装置を用いて構成される。端末装置10は、AP20を介してHGW30との間で通信を行う。また、端末装置10は、同時に複数のチャネルを利用して複数のAP20と通信可能である。
AP20は、無線LANのアクセスポイントであり、自装置(AP20)に帰属する端末装置10との間で通信を行う。また、AP20は、HGW30との間で通信を行う。
HGW30は、無線LANのアクセスポイントであり、端末装置10に対してネットワーク(不図示)への接続、例えばネットワークを介したサーバ装置(不図示)へのアクセスなどを提供する。また、HGW30は、同時に複数のチャネルを利用して複数のAP20と通信可能である。
以下、端末装置10及びHGW30の具体的な構成について説明する。まず、端末装置10の機能構成を説明する。端末装置10は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、無線通信プログラムを実行する。無線通信プログラムの実行によって、端末装置10は、通信部101、ビーコン制御部102、AP情報記憶部103、通信品質取得部104、通信品質記憶部105、選択部106、フレーム生成部107、フレーム整列部108を備える装置として機能する。なお、端末装置10の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、無線通信プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、無線通信プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
通信部101は、AP20との間で通信を行う。通信部101は、例えばフレームを単数または複数のAP20に送信する。また、通信部101は、例えばフレームを単数または複数のAP20から受信する。また、通信部101は、例えばAP20から周期的に送信されるビーコン信号(以下、「ビーコン」という。)を受信する。
ビーコン制御部102は、受信されたビーコンからAP情報を取得する。AP情報は、各AP20に関する情報を表す。AP情報は、例えばAP20のMACアドレス、RSSI(Received Signal Strength Indication)、パケットロス率などの情報である。ビーコン制御部102は、取得したAP情報をAP情報記憶部103に記録する。
AP情報記憶部103は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。AP情報記憶部103は、AP情報データベースを記憶している。
通信品質取得部104は、通信部101がAP20との間で通信を行っている際の通信品質を取得する。通信品質取得部104は、例えば通信部101が単数のAP20との間で通信を行っている際の通信品質を取得する。また、通信品質取得部104は、例えば通信部101が同時に複数のチャネルを利用して複数のAP20との間で通信を行っている際の通信品質を取得する。通信品質取得部104は、取得した通信品質を通信品質記憶部105に記録する。通信品質を示す指標としては、例えば、スループットやエラー発生率などが用いられる。通信品質取得部104は、AP20との間で通信が行われている間におけるスループットやエラー発生率などを算出することにより、通信品質を取得する。
通信品質記憶部105は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。通信品質記憶部105は、テスト結果テーブルを記憶している。
選択部106は、通信品質記憶部105に記憶されている通信品質に基づいて、通信を行うAP20を選択する。選択部106は、例えばスループットの値が最も高いAP20を、自装置(端末装置10)が通信を行うAP20に選択する。
フレーム生成部107は、選択部106によって選択されたAP20に送信するフレームを生成する。フレーム生成部107は、フレームを生成する際に当該フレームのペイロードに自装置(端末装置10)のIPアドレスとシーケンス番号(送信番号)とを対応付けて付与する。また、フレーム生成部107は、フレームを生成する際に当該フレームのペイロードに自装置(端末装置10)のMACアドレスとシーケンス番号とを対応付けて付与してもよい。
フレーム整列部108は、通信部101によって受信されたフレームを、当該フレームに格納されているシーケンス番号に基づいて整列する。
次にHGW30の機能構成を説明する。HGW30は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、中継プログラムを実行する。中継プログラムの実行によって、HGW30は、通信部301、フレーム整列部302、フレーム読込部303、端末情報記憶部304、フレーム生成部305を備える装置として機能する。なお、HGW30の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、中継プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、中継プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
通信部301は、AP20との間で通信を行う。通信部301は、例えばAP20から送信されたフレームを受信する。また、通信部301は、フレームを単数又は複数のAP20に送信する。
フレーム整列部302は、通信部301によって受信されたフレームに格納されているデータを、当該フレームに格納されているシーケンス番号に基づいて整列する。
フレーム読込部303は、通信部301によってAP20から受信されたフレームを読み込む。具体的には、フレーム読込部303は、フレームに格納されている端末装置10のIPアドレス、及び、当該端末装置10が通信を行っているAP20のMACアドレス(以下、「通信AP_MAC」という。)を取得する。フレーム読込部303は、取得した端末装置10のIPアドレス及び通信AP_MACの各値を端末情報記憶部304に記録する。
端末情報記憶部304は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。端末情報記憶部304は、端末情報データベースを記憶している。
フレーム生成部305は、端末情報記憶部304を参照し、フレームを生成する。フレームを生成する際に当該フレームのペイロードにシーケンス番号を付与する。
図2は、AP情報データベースの具体例を示す図である。
図2(A)は、端末装置10のAP情報記憶部103に記憶されているAP情報データベースの構成図である。図2(A)に示されるAP情報データベースは、APに関する情報を表すレコード40を複数有する。レコード40は、MACアドレス、RSSI、パケロス率の各値を有する。MACアドレスの値は、レコード40によって表されるAP20のMACアドレスを表す。RSSIの値は、レコード40によって表されるAP20から送信されたビーコンが通信部101によって受信された際の電波の強さを表す。図2(A)の具体例では、RSSIの単位として“dbm”が設定されている。パケロス率の値は、レコード40によって表されるAP20のパケットロスの割合を表す。図2(A)の具体例では、パケロス率の単位として“%”が設定されている。
図2(A)に示す例では、AP情報データベースには3つのMACアドレスが存在する。これら3つのMACアドレスは、“aa:aa:aa:aa:aa:aa”、“bb:bb:bb:bb:bb:bb”、“cc:cc:cc:cc:cc:cc”である。図2(A)において、AP情報データベースの最上段の行は、MACアドレスの値が“aa:aa:aa:aa:aa:aa”、RSSIの値が“−40”、パケロス率の値が“1”である。すなわち、MACアドレス“aa:aa:aa:aa:aa:aa”で識別されるAP20から送信されたビーコンが通信部101によって受信された際の電波の強さが“−40dbm”であり、当該AP20のパケットロスの割合が“1%”であることが表されている。
図2(B)は、HGW30の端末情報記憶部304に記憶されている端末情報データベースの構成図である。図2(B)に示される端末情報データベースは、端末装置10に関する情報を表すレコード50を複数有する。レコード50は、IPアドレス、通信AP_MACの各値を有する。IPアドレスの値は、レコード50によって表される端末装置10のIPアドレスを表す。通信AP_MACの値は、レコード50によって表される端末装置10が通信を行っているAP20のMACアドレスを表す。
図2(B)に示す例では、端末情報データベースには2つのIPアドレスが存在する。これら2つのIPアドレスは、“x.x.x.x”、“y.y.y.y”である。図2(B)において、端末情報データベースの最上段の行は、IPアドレスの値が“x.x.x.x”、通信AP_MACの値が“aa:aa:aa:aa:aa:aa”である。すなわち、IPアドレス“x.x.x.x”で識別される端末装置10が通信を行っているAP20のMACアドレスが“aa:aa:aa:aa:aa:aa”であることが表されている。
図3は、通信品質記憶部105に記憶されているテスト結果テーブルの構成図を示す図である。図3に示されるテスト結果テーブルには、測定結果と選択結果とが対応付けて記録されている。測定結果の値は、通信品質取得部104が取得した通信品質の値を表す。測定結果の具体例として、AP1測定結果、AP2測定結果、・・・、複数AP測定結果がある。AP1測定結果の値は、通信品質取得部104が、通信部101がAP1との間で通信を行っている際に取得したAP1の通信品質を表す。AP2測定結果の値は、通信品質取得部104が、通信部101がAP2との間で通信を行っている際に取得したAP2の通信品質を表す。複数AP測定結果の値は、通信品質取得部104が、通信部101が複数のAPとの間で同時に複数のチャネルを利用して通信を行っている際に取得した複数のAPの通信品質を表す。選択結果の値は、選択部106が、各AP20(AP1、AP2、複数AP)から取得された通信品質の測定結果に基づいて端末装置10と通信を行うAP20を選択した結果を表す。
以下、図3を用いて選択部106のAP選択処理について具体的に説明する。AP選択処理とは、選択部106が、端末装置10と通信を行うAP20を選択する処理である。なお、テスト結果テーブルには、2台のAP(例えば、AP1及びAP2)に関する測定結果が記録されているとして説明する。すなわち、テスト結果テーブルには、AP1測定結果、AP2測定結果及び複数AP測定結果(AP1及びAP2)の3つの通信品質の値が記録されている。また、通信品質の具体例として、端末装置10と各AP20との通信におけるスループットを例に説明する。
まず、選択部106は、テスト結果テーブルを参照し、各AP20の測定結果を比較する。比較した結果、AP1測定結果の示す通信品質の値が他の測定結果の示す通信品質の値以上の場合(例えば、AP1>AP2>AP1及びAP2、あるいは、AP1>AP1及びAP2>AP2)、選択部106はAP1を自装置(端末装置10)が通信を行うAP20に選択する。
また、AP2測定結果の示す通信品質の値が他の測定結果の示す通信品質の値以上の場合(AP2>AP1>AP1及びAP2、あるいは、AP2>AP1及びAP2>AP1)、選択部106はAP2を自装置(端末装置10)が通信を行うAP20に選択する。
また、複数AP測定結果の示す通信品質の値が他の測定結果の示す通信品質の値以上の場合(例えば、AP1及びAP2>AP1>AP2、あるいは、AP1及びAP2>AP1>AP2)、選択部106は複数AP(AP1及びAP2)を自装置(端末装置10)が通信を行うAP20に選択する。
以上で、選択部106のAP選択処理についての具体的な説明を終了する。
なお、各AP20の測定結果の中で通信品質(例えば、スループット)が高い測定結果が2つ以上存在する場合、選択部106は以下のように自装置が通信を行うAP20を選択してもよい。例えば、選択部106は、RSSIの値が高いAP20を自装置が通信を行うAP20に選択してもよいし、その他の方法で自装置が通信を行うAP20に選択してもよい。
図4は、本発明におけるフレームの構成図である。
本発明におけるフレームには、ペイロードのフィールドにデータの順番を表すシーケンス番号が付与される。図4に示されるフレームは、端末装置10及びHGW30で生成される。例えば、端末装置10がフレームを生成する際に、どの端末装置10から送信されたデータであるのかを識別するために、端末装置10のフレーム生成部107はシーケンス番号にフレームの送信元である端末装置10のIPアドレスを付与する。そして、端末装置10は、AP20を介して、生成したフレームをHGW30に送信する。HGW30側では、端末装置10から送信されたフレームを受信し、端末装置10毎にシーケンス番号に基づいて整列を行う。なお、フレーム生成部107は、シーケンス番号にフレームの送信元である端末装置10のMACアドレスを付与してもよい。
また、HGW30は、シーケンス番号に基づいてデータの整列を行った際に、足りないシーケンス番号が存在する場合には端末装置10に当該シーケンス番号に対応するデータの再送を要求する。以下、具体的な処理の流れについて詳細に説明する。まず、端末装置10は、シーケンス番号を付与したフレームを生成する。その後、端末装置10は、生成したフレームをAP20に送信する。AP20は、端末装置10からフレームを受信すると、当該フレームの宛先MACアドレス及び送信元MACアドレスの値を書き換え、HGW30にフレームを転送する。
HGW30の通信部301は、AP20から転送されたフレームを受信すると、データを受信したことを示す受信確認信号(ACK信号)を生成し、AP20に受信確認信号を送信する。AP20は、受信確認信号をHGW30から受信すると、受信確認信号を生成し、端末装置10に受信確認信号を送信する。そして、端末装置10は、AP20から受信確認信号を受信することによって、フレームがHGW30に受信されたことを確認することができる。その後、端末装置10は、送信したフレームの次のフレームをAP20に送信する。
HGW30のフレーム整列部302は、受信されたフレームに格納されているデータをシーケンス番号に基づいて整列する。この際、足りないシーケンス番号が存在する場合には、通信部301はAP20に対して受信確認信号を送信しない。そのため、AP20から端末装置10に対して受信確認信号が送信されない。具体的には、AP20は、HGW30の通信部301から受信確認信号を受信した際に、端末装置10に対して受信確認信号を送信する。すなわち、AP20が端末装置10からフレームを受信した場合であっても、HGW30が当該フレームを受信していない場合には端末装置10に受信確認信号は送信されない。この場合、端末装置10は、受信確認信号を受信しなかったフレームを再送する。このように構成されることで、シーケンス番号に漏れがある場合、フレームの再送を促すことができる。そのため、パケットロスを防ぐことが可能になる。
また、HGW30がフレームを生成する際には、HGW30のフレーム生成部305がシーケンス番号を付与する。そして、HGW30は、AP20を介して、生成したフレームを端末装置10に送信する。端末装置10側では、HGW30から送信されたフレームを受信し、シーケンス番号に基づいて整列を行う。
また、端末装置10及びHGW30がシーケンス番号に基づいて整列を行った場合に、
図5は、本実施形態におけるAP20の選択処理の流れを示すフローチャートである。
端末装置10の通信部101は、AP20から周期的に送信されるビーコンを受信する(ステップS101)。ビーコン制御部102は、AP情報記憶部103に記憶されているAP情報データベースを更新する(ステップS102)。具体的には、ビーコン制御部102は、受信されたビーコンに格納されているAP20のMACアドレスを取得する。また、ビーコン制御部102は、ビーコンが受信された際のRSSIの値を取得する。その後、ビーコン制御部102は、AP情報データベースに記憶されているAP20のMACアドレス、RSSI及びAP20のパケロス率を、取得したAP20のMACアドレス、RSSI及びAP20のパケロス率で上書きすることによって更新する。
次に、通信品質取得部104は、通信部101が単数または複数のAP20と通信を行っている際の通信品質を取得する(ステップS103)。通信品質取得部104は、取得した通信品質の値で、通信品質記憶部105に記録されているテスト結果テーブルの値を上書きすることによって更新する(ステップS104)。選択部106は、通信品質記憶部105に記憶されているテスト結果テーブルを参照し、通信を行うAP20を選択する(ステップS105)。
フレーム生成部107は、選択部106の選択結果に基づいてフレームを生成する(ステップS106)。具体的には、フレーム生成部107は、ヘッダに端末装置10のMACアドレスを送信元MACアドレスとし、AP20のMACアドレスを宛先MACアドレスとして格納し、ペイロードに格納されているデータに端末装置10のIPアドレスとデータのシーケンス番号とを対応付けて格納することによってフレームを生成する。
通信部101は、生成されたフレームをAP20に送信する(ステップS107)。通信部101は、AP20からフレームを受信する(ステップS108)。また、通信部101は、受信したフレームに格納されているデータをシーケンス番号とともにフレーム整列部108に出力する。
すべてのフレームが受信されると、フレーム整列部108は出力されたデータをシーケンス番号に基づいて整列する(ステップS109)。
その後、通信品質取得部104は、一定時間経過したか否かを判定する(ステップS110)。一定時間経過した場合(ステップS110−YES)、ステップS103以降の処理を実行する。一方、一定時間経過していない場合(ステップS110−NO)、ステップS110の処理に戻る。
図6は、本実施形態におけるHGW30の処理の流れを示すフローチャートである。
HGW30の通信部301は、AP20からフレームを受信する(ステップS201)。通信部301は、受信したフレームに格納されている送信データをシーケンス番号とともにフレーム整列部302に出力する。フレーム読込部303は、受信されたフレームから送信元MACアドレス(AP20のMACアドレス)の値と、送信元IPアドレス(端末装置10のIPアドレス)とを取得する。その後、フレーム読込部303は、取得した端末装置10のIPアドレスと、AP20のMACアドレスとを対応付けて端末情報記憶部304に記録する(ステップS202)。
通信部301は、全てのフレームを受信したか否かを判定する(ステップS203)。全てのフレームを受信していない場合(ステップS203−NO)、ステップS201の処理に戻る。一方、全てのフレームを受信した場合(ステップS203−YES)、フレーム整列部302は出力されたデータをシーケンス番号に基づいて整列する(ステップS204)。その後、通信部301は、取得したデータを、ネットワークを介して不図示のサーバ装置に送信する。
その後、通信部301がサーバ装置から端末装置10宛てのデータを受信すると、フレーム生成部305はフレームを生成する(ステップS205)。具体的には、まず、フレーム生成部305は、端末情報記憶部304に記憶されている端末情報データベースを読み出す。次に、フレーム生成部305は、読み出した端末情報データベースのIPアドレスの項目を参照し、通信部301が受信したデータの宛先IPアドレスに対応するレコード50を選択する。そして、フレーム生成部305は、選択したレコード50から端末装置10のIPアドレス、通信AP_MACの各値を取得する。その後、フレーム生成部305は、ヘッダにHGW30のMACアドレスを送信元MACアドレスとして、取得した通信AP_MACの値を宛先MACアドレスとして格納し、ペイロードに取得した端末装置10のIPアドレスの値とデータのシーケンス番号とを格納することによってフレームを生成する。通信部301は、生成されたフレームをAP20に送信する(ステップS206)。その後、処理を終了する。
図7及び図8は、本実施形態における無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。なお、以下の説明における無線通信システムでは、端末装置の台数は1台、APの台数は2台(AP1及びAP2)、HGW30の台数は1台である。
AP1は、周期的にビーコンを送信する(ステップS301)。端末装置10の通信部101は、AP1から送信されたビーコンを受信する。ビーコン制御部102は受信されたビーコンに格納されているAP1のMACアドレスを取得する。また、ビーコン制御部102は、ビーコンが受信された際のRSSIの値を取得する。その後、ビーコン制御部102は、取得したAP1のMACアドレス、RSSI及びAP1のパケロス率を対応付けてAP情報記憶部103に記録する(ステップS302)。
AP2は、周期的にビーコンを送信する(ステップS303)。端末装置10の通信部101は、AP2から送信されたビーコンを受信する。ビーコン制御部102は受信されたビーコンに格納されているAP2のMACアドレスを取得する。また、ビーコン制御部102は、ビーコンが受信された際のRSSIの値を取得する。その後、ビーコン制御部102は、取得したAP2のMACアドレス、RSSI及びAP2のパケロス率を対応付けてAP情報記憶部103に記録する(ステップS304)。
次に、通信品質取得部104は、通信部101がAP1と通信を行っている際の通信品質を算出する(ステップS305)。通信品質取得部104は、例えば以下のようにして通信品質を算出する。通信部101が、AP1に対して所定のデータを送信することを要求し、AP1から受信した当該データを通信品質取得部104に出力する。通信品質取得部104は、単位時間あたりに受信したデータ量からスループットを算出したり、当該データにおけるエラー発生率を算出したりすることにより、通信品質を取得する。なお、通信品質取得部104は、端末装置10からAP1へのアップリンクだけでなく、AP1から端末装置10へのダウンリンクの通信品質を取得してもよい。
通信品質取得部104は、ステップS305の処理において取得した通信品質をAP1測定結果として通信品質記憶部105のテスト結果テーブルに記録する(ステップS306)。
次に、通信品質取得部104は、通信部101がAP2と通信を行っている際の通信品質をステップS305の処理と同様に算出することによって取得する(ステップS307)。通信品質取得部104は、ステップS307の処理において取得した通信品質をAP2測定結果として通信品質記憶部105のテスト結果テーブルに記録する(ステップS308)。
また、通信品質取得部104は、通信部101が同時に複数のチャネルを利用してAP1及びAP2と通信を行っている際の通信品質をステップS305の処理と同様に算出することによって取得する(ステップS309)。通信品質取得部104は、ステップS309の処理において取得した通信品質を複数AP(図7では、AP1及びAP2)測定結果として通信品質記憶部105のテスト結果テーブルに記録する(ステップS310)。
選択部106は、通信品質記憶部105に記憶されているテスト結果テーブルを参照し、通信を行うAP20を選択する(ステップS311)。具体的には、まず、選択部106は、通信品質記憶部105に記憶されているテスト結果テーブルを読み出す。次に、選択部106は、読み出したテスト結果テーブルに記録されている各測定結果(AP1測定結果、AP2測定結果、複数AP測定結果)を比較する。そして、選択部106は、各測定結果の中から通信品質(例えば、スループット)の値が最も高い測定結果のAP20を通信部101が通信を行うAP20に選択する。なお、以下の説明では、複数AP(AP1及びAP2)の通信品質の値が最も高い場合について説明する。
端末装置10のフレーム生成部107は、選択部106の選択結果に基づいてフレームを生成する(ステップS312)。具体的には、フレーム生成部107は、ヘッダに端末装置10のMACアドレスを送信元MACアドレスとし、AP1のMACアドレスを宛先MACアドレスとして格納し、ペイロードに格納されているデータに端末装置10のIPアドレスとデータのシーケンス番号(例えば、シーケンス番号1)とを対応付けて格納することによってフレームを生成する。
通信部101は、生成されたフレームをAP1に送信する(ステップS313)。
AP1は、端末装置10からフレームを受信し、HGW30に転送する(ステップS314)。この際、AP1は、受信したフレームのヘッダに格納されている送信元MACアドレスの値を自装置(AP1)のMACアドレスに書き換え、宛先MACアドレスの値をHGW30のMACアドレスに書き換える。
HGW30の通信部301は、AP1からフレームを受信する。通信部301は、受信したフレームに格納されているデータをシーケンス番号とともにフレーム整列部302に出力する。フレーム読込部303は、受信されたフレームから送信元MACアドレスの値と、送信元IPアドレス(端末装置10のIPアドレス)とを取得し、対応付けて端末情報記憶部304に記録する(ステップS315)。
次に、端末装置10のフレーム生成部107はフレームを生成する(ステップS316)。具体的には、フレーム生成部107は、ヘッダに端末装置10のMACアドレスを送信元MACアドレスとし、AP2のMACアドレスを宛先MACアドレスとして格納し、ペイロードに格納されているデータに端末装置10のIPアドレスとデータのシーケンス番号(例えば、シーケンス番号2)とを対応付けて格納することによってフレームを生成する。
通信部101は、生成されたフレームをAP2に送信する(ステップS317)。
AP2は、端末装置10からフレームを受信し、HGW30に転送する(ステップS318)。この際、AP2は、受信したフレームのヘッダに格納されている送信元MACアドレスの値を自装置(AP2)のMACアドレスに書き換え、宛先MACアドレスの値をHGW30のMACアドレスに書き換える。
HGW30の通信部301は、AP2からフレームを受信する。通信部301は、受信したフレームに格納されているデータをシーケンス番号とともにフレーム整列部302に出力する。フレーム読込部303は、受信されたフレームから送信元MACアドレスの値と、送信元IPアドレス(端末装置10のIPアドレス)とを取得し、対応付けて端末情報記憶部304に記録する(ステップS319)。
フレーム整列部302は、出力されたデータをシーケンス番号に基づいて整列する(ステップS320)。その後、通信部301は、取得したデータを、ネットワークを介して不図示のサーバ装置に送信する。
通信部301がサーバ装置から端末装置10宛てのデータを受信すると、フレーム生成部305はフレームを生成する(ステップS321)。具体的には、まず、フレーム生成部305は、端末情報記憶部304に記憶されている端末情報データベースを読み出す。次に、フレーム生成部305は、読み出した端末情報データベースのIPアドレスの項目を参照し、通信部301が受信したデータの宛先IPアドレスに対応するレコード50を選択する。そして、フレーム生成部305は、選択したレコード50から端末装置10のIPアドレス、通信AP_MAC(例えば、AP1のMACアドレス)の各値を取得する。その後、フレーム生成部305は、ヘッダにHGW30のMACアドレスを送信元MACアドレスとして、取得したAP1のMACアドレスを宛先MACアドレスとして格納し、ペイロードに取得した端末装置10のIPアドレスとデータのシーケンス番号(例えば、シーケンス番号1)とを格納することによってフレームを生成する。
通信部301は、生成されたフレームをAP1に送信する(ステップS322)。
AP1は、HGW30からフレームを受信し、端末装置10に転送する(ステップS323)。この際、AP1は、受信したフレームのヘッダに格納されている送信元MACアドレスの値を自装置(AP1)のMACアドレスに書き換え、宛先MACアドレスの値を端末装置10のMACアドレスに書き換える。
端末装置10の通信部101は、AP1からフレームを受信する。通信部101は、受信したフレームに格納されているデータをシーケンス番号とともにフレーム整列部108に出力する。
次に、HGW30のフレーム生成部305はフレームを生成する(ステップS321)。具体的には、まず、フレーム生成部305は、端末情報記憶部304に記憶されている端末情報データベースを読み出す。次に、フレーム生成部305は、読み出した端末情報データベースのIPアドレスの項目を参照し、通信部301が受信したデータの宛先IPアドレスに対応するレコード50を選択する。そして、フレーム生成部305は、選択したレコード50から端末装置10のIPアドレス、通信AP_MAC(例えば、AP2のMACアドレス)の各値を取得する。その後、フレーム生成部305は、ヘッダにHGW30のMACアドレスを送信元MACアドレスとして、取得したAP2のMACアドレスを宛先MACアドレスとして格納し、ペイロードに取得した端末装置10のIPアドレスとデータのシーケンス番号(例えば、シーケンス番号2)とを格納することによってフレームを生成する(ステップS324)。
通信部301は、生成されたフレームをAP2に送信する(ステップS325)。
AP2は、HGW30からフレームを受信し、端末装置10に転送する(ステップS326)。この際、AP2は、受信したフレームのヘッダに格納されている送信元MACアドレスの値を自装置(AP2)のMACアドレスに書き換え、宛先MACアドレスの値を端末装置10のMACアドレスに書き換える。
端末装置10の通信部101は、AP2からフレームを受信する。通信部101は、受信したフレームに格納されているデータをシーケンス番号とともにフレーム整列部108に出力する。(ステップS326)。その後、フレーム整列部108は、出力されたデータをシーケンス番号に基づいて整列する(ステップS327)。一定時間経過後、ステップS305以降の処理が繰り返し実行される。
図9は、本実施形態における無線通信システムを適用した具体例を示す図である。図9に示すように、本実施形態における無線通信システムは、部屋R1に位置する端末装置10とAP20−1、部屋R2に位置するAP20−2、部屋R3に位置するAP20−3及び各AP20(20−1、20−2、20−3)と接続されているHGW30とを備えている。
また、端末装置10は、1台のAP20−1との間で通信を行っている。ここで、端末装置10を使用するユーザが部屋R4に移動した場合、部屋R4にはAP20が存在しない。そこで、端末装置10は、他の部屋R1〜R3に存在する各AP20から送信される微弱な電波により通信を行う。しかし、微弱な電波を用いる場合、MIMOによるストリーム多重通信が行えない。そのため、通信効率のよい通信が行えなくなってしまう。
図9に示す具体例においても、端末装置10が、AP選択処理を実行することにより、まず、AP20−1、AP20−2、AP20−3それぞれとの間の通信における通信品質と、複数のチャネル(例えば、1ch、6ch、11ch)を同時に利用して複数AP(AP20−1、AP20−2、AP20−3)との間で通信を行っている際の通信品質とを取得する。次に、端末装置10は、取得した通信品質の値に基づいて通信を行うAP20を選択する。そして、端末装置10は、選択したAP20と通信を行うことにより、微弱な電波しか取得できない場合であっても、通信効率を向上させることができる。
以上のように構成された無線通信システムによれば、通信品質に基づいて端末装置10と通信を行うAP20が選択される。具体的には、端末装置10と単体のAP20とにおける通信品質の値が、端末装置10と複数のAP20とにおける通信品質の値より高い場合には端末装置10と通信を行うAP20として単体のAP20が選択される。一方、端末装置10と単体のAP20とにおける通信品質の値が、端末装置10と複数のAP20とにおける通信品質の値より低い場合には端末装置10と通信を行うAP20として複数のAP20が選択される。したがって、微弱な電波しか受信できない場合であっても、状況に応じて通信効率のよいAP20が選択される。そのため、通信における通信効率を向上させることが可能となる。
<変形例>
図5のステップS110の処理は、一定時間経過後ではなく、AP20のパケットロスの割合が閾値以上になった場合に実行されてもよい。
シーケンス番号の値は、フレームのヘッダに格納されてもよい。
また、本実施例では、AP選択処理は、通信品質(例えば、スループット)が高いAP20、又は、通信品質(例えば、エラー発生率)が低いAP20を端末装置10が通信を行うAP20に選択する構成を示したが、これに限定される必要が無い。例えば、選択部106は、各AP20から取得した通信品質に基づいて優先度を設定するように構成されてもよい。具体的には、選択部106は、各AP20から取得した通信品質(例えば、スループット)が高い順に優先度を設定する。次に、選択部106は、優先度の値が最も高いAP20を端末装置10が通信を行うAP20に選択する。その後、選択されたAP20に障害(例えば、通信断)などが発生した場合、選択部106は優先度の値が2番目に高いAP20を端末装置10が通信を行うAP20に選択する。このように構成されることによって、通信を行っているAP20に障害が発生した場合であっても、すぐに通信を開始することができる。そのため、通信効率の低下を軽減することが可能になる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
10…端末装置(通信装置), 20…AP, 30…HGW(通信装置), 101…通信部, 102…ビーコン制御部, 103…AP情報記憶部, 104…通信品質取得部(取得部), 105…通信品質記憶部, 106…選択部, 107…フレーム生成部, 108…フレーム整列部, 301…通信部, 302…フレーム整列部, 303…フレーム読込部, 304…端末情報記憶部, 305…フレーム生成部

Claims (5)

  1. 自装置と中継装置との間で行われる通信における通信品質を、複数の中継装置について取得する取得部と、
    取得された前記通信品質に基づいて、通信を行う中継装置を選択する選択部と、
    を備える通信装置。
  2. 前記選択部は、単体の中継装置との間で行われる通信における通信品質が複数の中継装置との間で行われる通信における通信品質より低い場合には、前記複数の中継装置を通信を行う中継装置に選択し、単体の中継装置との通信における通信品質が複数の中継装置との通信における通信品質より高い場合には、前記単体の中継装置を通信を行う中継装置に選択する請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記選択部によって選択された前記中継装置に送信する送信データを生成する生成部を更に備え、
    前記生成部は、前記送信データを生成する際に、前記送信データの順番を表す送信番号を付与する請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 複数の通信装置と、前記通信装置との間で通信の中継を行う中継装置とを備える通信システムであって、
    前記通信装置は、
    自装置と前記中継装置との間で行われる通信における通信品質を、複数の中継装置について取得する取得部と、
    取得された前記通信品質に基づいて、通信を行う中継装置を選択する選択部と、
    を備え、
    前記中継装置は、
    前記通信装置から前記送信データを受信し、他の通信装置に転送する通信部と、
    を備える通信システム。
  5. 自装置と中継装置との間で行われる通信における通信品質を、複数の中継装置について取得する取得ステップと、
    取得された前記通信品質に基づいて、通信を行う中継装置を選択する選択ステップと、
    を有する通信方法。
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