JP2014241119A - 情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014241119A
JP2014241119A JP2013124179A JP2013124179A JP2014241119A JP 2014241119 A JP2014241119 A JP 2014241119A JP 2013124179 A JP2013124179 A JP 2013124179A JP 2013124179 A JP2013124179 A JP 2013124179A JP 2014241119 A JP2014241119 A JP 2014241119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information processing
switching
client terminal
information
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013124179A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5832481B2 (ja
Inventor
靖展 亘理
Yasuhiro Watari
靖展 亘理
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Interactive Entertainment Inc
Original Assignee
Sony Computer Entertainment Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Computer Entertainment Inc filed Critical Sony Computer Entertainment Inc
Priority to JP2013124179A priority Critical patent/JP5832481B2/ja
Publication of JP2014241119A publication Critical patent/JP2014241119A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5832481B2 publication Critical patent/JP5832481B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】状況の変化に対応できる情報処理サービスを実現する。
【解決手段】クライアント端末10はユーザ操作に従い、情報処理部14または処理実行サーバ30aが生成した出力データを出力する。切り替え処理部18は情報処理部14における処理の進行を加味しながら、実行主体をクライアント端末10/処理実行サーバ30a間で切り替える処理を行う。管理サーバ70の切り替え処理部72は、外的状況の変化に応じて実行主体の切り替えの要、不要を判定する。処理実行サーバ30aの情報処理部34は、クライアント端末10におけるユーザ操作の情報を取得し、管理サーバ70から割り当てられた情報処理を実施して出力データをクライアント端末10へ送信する。切り替え処理部36は情報処理部34における処理の進行を加味しながら、実行主体をクライアント端末10/処理実行サーバ30a間または処理実行サーバ間で切り替える処理を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、ネットワークを利用して情報処理のサービスを提供する技術に関する。
近年の情報処理技術の発展、ネットワークの充実化などにより、パーソナルコンピュータ、携帯端末などユーザが操作する装置の性能や使用環境によらず、様々な情報処理をサーバとの連携により実現させることが可能となっている。例えばユーザが操作する端末と、それに応じた情報処理を実施する情報処理装置とを分離することにより、簡素な構成の携帯端末などでも高度な情報を出力できるような技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。クラウドコンピューティングのように、サーバが提供する様々なサービスをネットワークを介して利用することにより、高度な情報処理や膨大なデータ管理を、ユーザが置かれた環境によらず実現できるようにする技術的傾向は益々強くなっている。
特開2010−20159号公報
上記のようにユーザのための処理をサーバが集約的に行う技術は、ユーザが操作する端末の処理負荷を軽減できる利点に加え、複数の端末やユーザ間で情報処理の結果や管理データを共有できるという効果をもたらす。一方、サーバやネットワークなど処理を媒介する機構が増えることにより、それを利用するユーザの数や通信帯域など流動的な要素が増え、場合によっては却って非効率な状況が発生し得る。またユーザ自身が処理の途中で状況を変化させたい場合もある。システムのリソースを十分に活用しながら、そのような状況変化に応じて臨機応変に好適な環境を提供できる技術が望まれている。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、状況の変化に対応して情報処理の形態を変化させることのできる技術を提供することにある。
本発明のある態様は情報処理装置に関する。この情報処理装置は、ユーザ操作に係る入力情報を受け付ける入力部と、入力情報に基づき情報処理を実行する情報処理部と、情報処理部が実行した情報処理の結果、生成されたデータを順次出力する出力部と、情報処理の実行中、所定の契機により、ネットワークを介して接続した外部の装置へ当該情報処理の実行主体を切り替えるための処理を行う切り替え処理部と、を備え、切り替え処理部は、情報処理部における情報処理の進行状況に基づき、切り替え処理を開始するタイミングを調整することを特徴とする。
本発明の別の態様は情報処理システムに関する。この情報処理システムは、ユーザが操作するクライアント端末と、当該クライアント端末とネットワークを介して接続し、クライアント端末におけるユーザ操作に応じて生成した出力データを当該クライアント端末に送信する処理実行サーバと、を含み、クライアント端末は、ユーザ操作に基づき情報処理を実行する情報処理部と、情報処理の実行中、所定の契機により、処理実行サーバへ当該情報処理の実行主体を切り替えるための処理を行う切り替え処理部と、情報処理部が情報処理の結果、生成した出力データ、または処理実行サーバによる情報処理の結果、生成され送信された出力データを順次出力する出力部と、を備え、処理実行サーバは、クライアント端末からユーザ操作に係る入力情報を受信し情報処理を実行する情報処理部と、情報処理部が情報処理の結果、生成した出力データをクライアント端末へ順次出力する出力部と、情報処理の実行中、所定の契機により、クライアント端末へ当該情報処理の実行主体を切り替えるための処理を行う切り替え処理部と、を備え、クライアント端末および処理実行サーバの切り替え処理部はいずれも、内部の情報処理部における情報処理の進行状況に基づき、切り替え処理を開始するタイミングを調整することを特徴とする。
本発明のさらに別の態様は情報処理方法に関する。この情報処理方法は、情報処理装置が行う情報処理方法であって、ユーザ操作に係る入力情報を入力装置またはネットワークを介して受け付けるステップと、入力情報に基づき情報処理を実行するステップと、実行した情報処理の結果、生成されたデータを順次、出力装置またはネットワークへ出力するステップと、情報処理の実行中、所定の契機により、ネットワークを介して接続した外部の装置へ当該情報処理の実行主体を切り替えるための処理を行うステップと、を含み、切り替えるための処理を行うステップは、情報処理の進行状況に基づき、切り替え処理を開始するタイミングを調整することを特徴とする。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によると、状況変化に応じた好適な情報処理の形態を常時提供できる。
本実施の形態における情報処理システムの構成を示す図である。 本実施の形態におけるクライアント端末、処理実行サーバ、管理サーバの構成をより詳細に示す図である。 本実施の形態の情報処理システムにおいて実行主体を切り替える処理手順例を示すシーケンス図である。 本実施の形態の情報処理システムにおいて実行主体を切り替える処理手順の別の例を示すシーケンス図である。 本実施の形態の情報処理システムにおいて実行主体を切り替える処理手順のさらに別の例を示すシーケンス図である。
図1は本実施の形態における情報処理システムの構成を示す。情報処理システム1はクライアント端末10a、10b、10c、・・・(以下、それらを総称してクライアント端末10とも呼ぶ)、処理実行サーバ30a、30b、・・・(以下、それらを総称して処理実行サーバ30とも呼ぶ)、管理サーバ70を含み、それぞれネットワーク3を介して相互に接続可能に構成する。
クライアント端末10はそれぞれのユーザが操作する装置であり、クライアント端末10自身で情報処理を実施するほか、処理実行サーバ30または他のクライアント端末10が行った処理の結果を出力する端末としても機能する。後者の場合、クライアント端末10はユーザが行った操作内容を、通信先の処理実行サーバ30または他のクライアント端末10へ入力情報として送信し、それに応じた処理を実施させて出力データを得る、という処理の流れをリアルタイムで実現する。クライアント端末10はタブレット、携帯電話、携帯端末、パーソナルコンピュータなど、一般的な装置や端末のいずれでもよい。
管理サーバ70は、クライアント端末10が要求する情報処理を処理実行サーバ30a、30b、・・・のいずれかに割り当てる。処理実行サーバ30は割り当てられた情報処理を実施し、その結果生成した出力データを要求元のクライアント端末10に送信する。クライアント端末10、処理実行サーバ30、管理サーバ70は、ネットワーク3へ有線または無線で接続する。ネットワークへの接続手法やデータ送受信に係る手続きには一般的な技術を適用することができる。なお情報処理システム1を構成するクライアント端末10、処理実行サーバ30、管理サーバ70の数は限定されない。
本実施の形態においてクライアント端末10または処理実行サーバ30が実施する情報処理は特に限定されないが、以下の説明では主にゲームを実現する態様について述べる。処理実行サーバ30が処理を実行する場合、管理サーバ70から処理を割り当てられた処理実行サーバ30は、処理要求元のクライアント端末10においてユーザが指定したゲームを起動し、当該クライアント端末10におけるユーザの操作に従いゲームを進捗させる。そしてその結果として生成したゲームの画像や音声などの出力データをクライアント端末10にストリーム転送するなどして逐次送信する。
クライアント端末10では、処理実行サーバ30から送信された出力データを順次、復号するなどして出力可能な形態に変換し、画像や音声として出力する。あるいは自らがゲームを処理した結果、生成した出力データを画像や音声として出力する。これにより、いずれのケースであっても、ユーザの操作に応じたゲーム画像、音声がクライアント端末10から出力される。ただしクライアント端末10および処理実行サーバ30で実施する情報処理はゲームのほか、文書作成、画像描画、電子掲示板などのコミュニケーションツールなど、一般的な情報処理のいずれでもよい。また出力データは、画像データのみ、音声データのみ、画像データと音声データの双方のいずれでもよく、実施する情報処理の内容などによって適宜決定する。
処理実行サーバ30はさらに、複数のクライアント端末10に同じ出力データを送信することにより、複数のユーザが当該出力データを共有できるようにしてもよい。例えば実施する情報処理を、複数のユーザが参加可能なネットワークゲームとした場合、処理実行サーバ30は複数のクライアント端末10からそれぞれのユーザの操作に係る情報を逐次受信し、ゲームの進捗に反映させる。そして生成したゲームの出力データを全てのクライアント端末10に送信することにより対戦型のゲームを実現できる。
本実施の形態では、ゲームの実行中、必要に応じて当該ゲームを実行している主体(以下、「実行主体」と呼ぶ)を、処理実行サーバ30a/処理実行サーバ30b間、あるいは処理実行サーバ30/クライアント端末10間で切り替える。切り替えは、ユーザ操作に応じる場合のほか、外的な状況の変化によっても行う。前者の例として、処理実行サーバ30でトライアルとして実施していたゲームを途中でユーザが購入した場合が考えられる。この場合、ゲームのソフトウェアがクライアント端末10へダウンロードされた時点で、実行主体を処理実行サーバ30から当該クライアント端末10へ切り替える。
あるいはクライアント端末10でゲームを実行中、ユーザが処理実行サーバ30でのみ実行可能な機能を選択した時点で、実行主体をクライアント端末10から処理実行サーバ30へ切り替える。逆に、処理実行サーバ30でゲームを実行中、クライアント端末10でも実行可能な機能をユーザが選択した時点で、実行主体を処理実行サーバ30からクライアント端末10へ切り替える。また、処理実行サーバ30ごとに提供できる機能が異なる場合に、ある処理実行サーバ30aで実行可能な機能から、別の処理実行サーバ30bで実行可能な機能へ移行する操作をユーザが行ったとき、処理実行サーバ30a/処理実行サーバ30b間で実行主体を切り替える。好適な品質の出力データを得たり、レイテンシを抑えたりする目的で、ユーザ自らが直接切り替えを要求することも考えられる。
外的な状況の変化としては、ゲームの参加人数の増減や参加者の位置関係の変化などがある。例えばゲーム参加者が増加した場合、実行主体である処理実行サーバ30aの負荷が増大し処理速度が低下するのを防ぐため、実行主体を複数の処理実行サーバ30a、30b、・・・に分散させる。また実行主体を分散させた結果、パブリッククラウドサーバなど外部の有料サーバを利用することになった場合は、参加者の減少に応じて、ゲームベンダーなど自社の処理実行サーバ30へ実行主体を集約させることによりコストを削減できる。
また広域からの参加がある場合、実行主体である処理実行サーバ30と各クライアント端末10a、10b、・・・との距離に偏りが生じると、ネットワーク環境によっては距離に応じて応答性にばらつきが生じ、ゲームの進行に公平性が保たれなくなることが考えられる。そこで、参加者の増減などによってその位置関係が変化しても、クライアント端末10からの距離ができるだけ等しくなる位置にある処理実行サーバ30を選択することにより、実行主体を随時切り替える。本実施の形態では、上記のように臨機応変に実行主体を切り替えることにより、様々な状況変化に対し最適な環境を提供できるシステムを実現する。
図2はクライアント端末10、処理実行サーバ30a、管理サーバ70の構成をより詳細に示している。図2において、さまざまな処理を行う機能ブロックとして記載される各要素は、ハードウェア的には、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、その他のLSIで構成することができ、ソフトウェア的には、記録媒体や記憶装置に格納されメモリにロードされたプログラムなどによって実現される。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。
なお同図では、処理実行サーバ30として処理実行サーバ30aのみを代表して図示しているが、その他の処理実行サーバ30b、・・・なども同様の構成を有してよい。また必要に応じて複数の処理実行サーバ30a、30b、・・・間でも通信が確立され、データの送受信が行われるものとする。クライアント端末10も同様に、複数のクライアント端末10a、10b、・・・間でデータの送受信を可能としてもよい。
クライアント端末10は、ユーザ操作を受け付ける入力部12、ユーザ操作に従いゲームなどの情報処理を実施する情報処理部14、実行主体の切り替えに係る処理を行う切り替え処理部18、ゲーム画像や音声などの出力データを出力する出力部16、処理実行サーバ30aや管理サーバ70と通信を確立して必要なデータを送受信する通信部20を含む。
管理サーバ70は、実行主体の切り替えに係る処理を行う切り替え処理部72、クライアント端末10から要求された情報処理をいずれかの処理実行サーバ30に割り当てる割り当て部74、および、クライアント端末10や処理実行サーバ30と通信を確立して必要なデータを送受信する通信部76を含む。処理実行サーバ30aは、クライアント端末10や管理サーバ70と通信を確立して必要なデータを送受信する通信部32、管理サーバ70から割り当てられた情報処理を実施する情報処理部34、実行主体の切り替えに係る処理を行う切り替え処理部36を含む。
クライアント端末10の入力部12は、ユーザが、ゲームを指定したり、当該ゲームに対する操作を行ったりコマンドを入力したりするための入力手段であり、ボタン、タッチパネル、キーボード、マウス、ジョイスティックなど一般的な入力装置のいずれかによって実現する。情報処理部14は、実行主体がクライアント端末10自身にあるとき、入力部12が受け付けたユーザ操作に応じてゲームを起動させたり進捗させたりして画像や音声のデータを生成する。
切り替え処理部18は、入力部12が受け付けたユーザ操作などによって実行主体を切り替える必要が生じたか否かを判断し、切り替える場合、その旨を管理サーバ70または処理実行サーバ30aへ通知する。また実行主体をゲームの途中で処理実行サーバ30aへ切り替える際、当該処理実行サーバ30aが処理を引き継ぐために必要な情報を情報処理部14に生成させる。さらに、処理実行サーバ30aからクライアント端末10へ実行主体を切り替えるとき、情報処理部14が処理を引き継ぐために必要な情報を取得し、情報処理部14へ供給する。以後、このように他の装置へ実行主体を切り替える際、切り替え先の装置が処理を引き継ぐために切り替え元の装置が生成する情報を「引き継ぎ情報」と呼ぶ。
切り替え処理部18はさらに、切り替え処理中にその旨をユーザに知らせる画像や音声(以下、「切り替え通知」と呼ぶ)のデータを内部で保持し、切り替え処理の期間に出力部16に出力させるようにしてもよい。通信部20は、実行主体を処理実行サーバ30aとした場合に、管理サーバ70や処理実行サーバ30aと一般的な手法により通信を確立し、処理開始要求やゲームに対するユーザの操作内容を入力情報として送信する。そして処理実行サーバ30aから処理結果として送信された出力データを受信する。またクライアント端末10/処理実行サーバ30a間で実行主体を切り替える際、引き継ぎ情報を送受信する。
出力部16は、情報処理部14がゲームを実行した結果として生成した出力データを画像や音声として出力する。また、実行主体である処理実行サーバ30aから送信された出力データを適宜復号して画像や音声として出力する。さらに切り替え処理中、切り替え通知のデータを切り替え処理部18から受け取り、必要に応じて出力する。出力部16はビデオデコーダ、オーディオデコーダ、画像を表示する液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイなどの一般的なディスプレイ、音声信号を音響として出力するスピーカ、イヤフォン、ヘッドフォンなどの音声出力機器、およびそれらの装置を制御するコントローラによって実現する。
管理サーバ70の切り替え処理部72は、外的な状況変化などによって実行主体を切り替える必要が生じたか否かを判断する。外的な状況とは上述の通り、ゲームの参加人数や参加者の位置などである。切り替え処理部72はそのため、各処理実行サーバ30の処理の負荷や通信帯域、接続しているクライアント端末10の数、各クライアント端末10との距離などのパラメータを監視する。そしてそれらのいずれかが実行主体を切り替えるべき条件を満たしたとき、実行主体の切り替えが必要と判定する。
割り当て部74は、クライアント端末10から処理開始要求がなされたとき、所定の基準によって実行主体とする処理実行サーバ30を選択する。例えばクライアント端末10の位置、処理実行サーバ30のリソースの空き状況、クライアント端末10と処理実行サーバ30間の通信帯域の空き状況、処理実行サーバ30が提供できる機能などの少なくともいずれかを選択基準とする。また切り替え処理部72が、実行主体を新たな処理実行サーバ30へ切り替える必要があると判定した場合、あるいはクライアント端末10または処理実行サーバ30から切り替え要求があった場合も、同様の選択基準で切り替え後の処理実行サーバ30を選択する。
通信部76は、クライアント端末10から処理開始要求に係る信号を受信する。また、割り当て部74が選択した処理実行サーバ30aへ、処理の開始や引き継ぎを要求する信号を送信する。さらに実行主体を切り替える場合は、元の実行主体であるクライアント端末10や処理実行サーバ30bに、切り替え先の処理実行サーバ30aの識別情報、例えばIPアドレスやURL(Uniform Resource Locator)などの情報を送信する。これにより、切り替え元のクライアント端末10や処理実行サーバ30bが引き継ぎ情報を送信できるようにする。
処理実行サーバ30aの情報処理部34は、管理サーバ70からの要求に従いゲームを起動させ、ゲームに対するユーザ操作を示す入力情報を処理要求元のクライアント端末10から取得して適宜ゲームを進捗させる。そしてゲームの画像や音声のデータを生成する。切り替え処理部36は、クライアント端末10や他の処理実行サーバ30bへ実行主体を切り替える際、情報処理部34に、それまで行っていた処理に基づき引き継ぎ情報を生成させる。また、実行主体が他の処理実行サーバ30bやクライアント端末10から自サーバへ切り替えられたとき、送信された引き継ぎ情報を取得し、情報処理部34へ供給する。
通信部32は、処理要求元のクライアント端末10から、ゲームに対するユーザ操作を示す入力情報を逐次受信し、情報処理部34に供給するとともに、処理の結果生成された出力データを適宜圧縮符号化するなどしてクライアント端末10へ送信する。通信部32はまた、実行主体を切り替える際、元の実行主体であるクライアント端末10や他の処理実行サーバ30bから送信された引き継ぎ情報を受信したり、自装置内で生成した引き継ぎ情報を新たな実行主体へ送信したりする。さらに管理サーバ70から、処理開始要求や、新たな実行主体である処理実行サーバ30bの識別情報を受信する。
クライアント端末10を一般的なコンピュータとした場合、情報処理部14をゲームのソフトウェアの処理機構、その他の機能ブロックをプラットフォームとして実現できる。処理実行サーバ30aも同様に、情報処理部34をゲームのソフトウェアの処理機構、その他の機能ブロックをプラットフォームとして実現できる。これまで述べたようにゲームの途中で実行主体を切り替えるようにすると、場合によってはゲーム画像が唐突に途切れたりゲームの重要な局面で待機時間が発生したりして、却ってユーザにとって好ましくない状況が発生し得る。
そこで本実施の形態では、ゲームの進捗を担当するアプリケーションソフトウェアの処理機構と、実行主体の切り替えを担当するプラットフォームとの連携によって切り替えのタイミングを調整することにより、上記のような不都合の発生を抑える。具体的には、ゲームの進行上、実行主体の切り替え処理が挿入されても問題ないタイミングが到来した時点で、実行主体における情報処理部14または34が、切り替え処理部18または36にその旨を通知する。そしてそのタイミングでのみ切り替え処理部18または36が切り替え処理を実行する。情報処理部14または34がゲーム等のアプリケーションプログラムを実行しているとすると、この処理は実際には、アプリケーションレイヤからシステムAPIを介してOSレイヤに対し切り替えが可能なタイミングを通知することで実現される。以後の説明においても、情報処理部14および34と、切り替え処理部18および36はそれぞれ、アプリケーションレイヤとOSレイヤに置き換えることができる。
例えばロールプレイングゲームにおいて舞台や場面が切り替わったときや、データのセーブやロード、機能選択などで元から待機時間を要するときなどが当該タイミングと考えられる。なお切り替えが必要になった段階で、実行主体における切り替え処理部18または36から情報処理部14または34へ、切り替え処理の実行可否を問い合わせるようにしてもよい。また管理サーバ70の切り替え処理部72が、実行主体の切り替えが必要と判断した際、その時点での実行主体のクライアント端末10または処理実行サーバ30aに問いあわせを行い、さらに当該実行主体の切り替え処理部18または36が、情報処理部14または34に問いあわせを行うなどでもよい。
また上述のように切り替え処理期間において、クライアント端末10の出力部16が切り替え通知を出力するようにすると、切り替え処理による待機時間が発生してもユーザから理解が得られやすい。切り替え通知は、その旨を文字情報や音声として出力してもよいし、所定の図形を表示させてもよい。砂時計のマークや、処理完了までの残り時間を表すゲージなど、バックグラウンドで処理中であることを表す一般的な図柄でもよい。このように切り替え通知を画像として出力する場合、元の出力データであるゲーム画像上に重ねて表示してもよいし、所定の背景上に当該画像のみを表示してもよい。
次にこれまで述べた構成によって実現できる情報処理システムの動作について説明する。図3は情報処理システム1において実行主体を切り替える処理手順例を示すシーケンス図である。この例は初期状態として、実行主体が処理実行サーバ30aであり、クライアント端末10が当該処理実行サーバ30aから受信した出力データを出力しているとする(S8)。そして管理サーバ70が上記外的状況変化などにより切り替えを決定し、別の処理実行サーバ30bへ実行主体を切り替える処理手順を示している。
なおS8のデータ出力期間においては、クライアント端末10におけるユーザ操作に係る情報が随時処理実行サーバ30aに送信され、処理実行サーバ30aからはそれに応じた出力データがストリーム転送などの形式で送信されているものとする。以後の説明におけるデータ出力期間も同様である。
まず切り替え前の実行主体である処理実行サーバ30aの情報処理部34は、ゲームの進行上、切り替え処理が望ましくない期間においては、切り替え不許可の信号を切り替え処理部36に送信する(S10)。この期間に、管理サーバ70が実行主体の切り替え可否を処理実行サーバ30aに確認すると(S12)、処理実行サーバ30aからは切り替えを不許可とする返信がなされるため(S14)、切り替え処理は実行されない。
処理実行サーバ30aにおいて切り替え処理が可能なタイミングが到来したら、情報処理部34は切り替え許可の信号を切り替え処理部36に送信する(S16)。なおS10やS16の処理は、情報処理部34が所定の時間間隔で実施してよい。あるいは情報処理部34は、切り替え処理部36が記憶するフラグを、不許可から許可、許可から不許可に転じるタイミングで更新するようにしてもよい。切り替えが許可されている期間に、管理サーバ70が、実行主体の切り替え可否を処理実行サーバ30aに確認すると(S18)、処理実行サーバ30aからは切り替えを許可する返信がなされるため(S20)、管理サーバ70によって切り替え処理が開始される。
まず管理サーバ70は、実行主体である処理実行サーバ30aに対し、切り替え要求信号を発行する(S22)。この切り替え要求信号には、割り当て部74が新たな実行主体として選択した処理実行サーバ30bの識別情報を含ませる。切り替え要求信号を受信した処理実行サーバ30aの切り替え処理部36は、情報処理部34に引き継ぎ情報を生成させる(S24)。情報処理部34は例えば、実行中のゲームシーンの全情報をシリアライズするなどして引き継ぎ情報を生成し、切り替え処理部36に供給する(S26)。この場合の引き継ぎ情報には、その時点での得点やキャラクタの位置などのほか、そこに至るまでの経過や経路など、ゲームシーンにおける過去の進捗状況に係る情報も含める。
ただしゲームの内容や実施形態によって、処理を引き継ぐのに必要な情報は様々考えられるため、引き継ぎ情報の内容は適宜設定しておく。情報処理部34がエミュレータによりゲームを実行している場合は、エミュレータが有するスナップショットの機能を利用し、スナップショットデータを引き継ぎ情報としてもよい。そのほか、ゲームのプログラムにおいて、ゲームの引き継ぎに必要な情報を生成する処理、当該情報を用いてゲームを再開する処理、を記述しておき、実行主体によらずゲーム内で共通の手続きにより処理を引き継ぐようにしてもよい。
また処理実行サーバ30aは、切り替え処理が開始された旨をクライアント端末10に通知する(S28)。クライアント端末10ではこの通知を受け、出力部16において切り替え通知の出力を開始する(S30)。一方、処理実行サーバ30aは、切り替え後の処理実行サーバ30bに対し引き継ぎ情報を送信する(S32)。処理実行サーバ30bの識別情報は、S22において管理サーバ70から送信されている。引き継ぎ情報を受信した処理実行サーバ30bの切り替え処理部36は、それを情報処理部34に供給することによりゲームの再開を要求する(S34)。処理実行サーバ30bの情報処理部34は、引き継ぎ情報を用いてゲームを再開する(S36)。それにより作成された出力データは通信部32からクライアント端末10へ送信される(S38)。
クライアント端末10は、新たな実行主体である処理実行サーバ30bからの出力データを受信すると、それまで出力していた切り替え通知から、当該出力データへ出力を切り替える(S40)。これにより、クライアント端末10では再開後のゲーム画像や音声が出力されることになる。一方、元の実行主体であった処理実行サーバ30aは、S32で引き継ぎ情報を送信した時点で、少なくとも同図のクライアント端末10が要求するゲームの実行主体ではなくなる。したがってその旨を管理サーバ70に通知することにより、管理サーバ70側では処理実行サーバ30aを割り当てから解放するように処理実行サーバの管理情報を更新する(S42)。当該管理情報は、割り当て部74が次に処理を割り当てる際などに参照される。
図4は情報処理システム1において実行主体を切り替える処理手順の別の例を示すシーケンス図である。この例はユーザがネットワークを介してゲームのソフトウェアを購入し、そのダウンロードの期間、処理実行サーバ30aで先行してゲームを実行する場合の処理手順である。ここでソフトウェアの購入受け付けやダウンロード処理は、処理実行サーバ30aと異なる処理実行サーバ30cが担うものとする。
まずユーザが、クライアント端末10にゲーム選択画面を表示させるなどして購入するゲームの選択操作を行うことにより、処理実行サーバ30cからゲームソフトウェアのダウンロードが開始される(S50、S52)。この処理には、ネットワークを介したソフトウェア購入に係る一般的な技術を適用できる。ダウンロードが完了するまでの期間、当該ゲームを処理実行サーバ30aで先行して実行することにより、ユーザがより早く実体験できるようにする。そのためクライアント端末10は、当該ゲームの処理開始要求信号を管理サーバ70に発行する(S54)。
すると管理サーバ70の割り当て部74は、上述したような基準により処理を割り当てる処理実行サーバ30aを選択し、当該処理実行サーバ30aに、ゲームやクライアント端末10の識別情報などとともに処理要求を発行する(S56)。すると処理実行サーバ30aの切り替え処理部36は、情報処理部34に対し当該ゲームの開始を要求する(S58)。これに応じて情報処理部34は、ゲームを起動し処理を開始する(S60)。それにより作成された出力データは通信部32からクライアント端末10へ送信される(S62)。
出力データを受信したクライアント端末10が、それを復号するなどして出力部16から出力することにより、ゲーム画像や音声が出力されることになる。(S64)。この期間において、S50で購入したソフトウェアのダウンロードが完了すると、クライアント端末10の切り替え処理部18はそれを検知し、その時点での実行主体である処理実行サーバ30aへ、自らのクライアント端末10へ実行主体を切り替えるように要求信号を発行する(S66)。すると処理実行サーバ30aの切り替え処理部36は、情報処理部34に引き継ぎ情報を生成させる(S68)。この際、切り替え処理部36は上述のように、ゲームの進行上、切り替え処理が可能なタイミングか否かを情報処理部34に問いあわせることにより、切り替え処理開始のタイミングを調整するが、ここでは図示を省略している。
処理実行サーバ30aはこれと同時に、切り替え処理が開始された旨をクライアント端末10に対し通知する(S70)。この通知を受けクライアント端末10では、出力部16において切り替え通知の出力を開始する(S72)。一方、処理実行サーバ30aの情報処理部34は引き継ぎ情報を生成し、切り替え処理部36に供給する(S74)。当該引き継ぎ情報は、処理実行サーバ30aからクライアント端末10へ送信される(S76)。クライアント端末10はダウンロードが完了したソフトウェアを起動させ、送信された引き継ぎ情報を用いてゲームを再開する(S78)。詳細には、クライアント端末10の切り替え処理部18が情報処理部14に引き継ぎ情報を供給してゲーム再開の要求をすることにより、情報処理部14でゲームが再開される。
情報処理部14が再開したゲームの出力データを作成したら、それまで出力していた切り替え通知から、当該出力データへ出力を切り替える(S80)。これにより、クライアント端末10では自装置内で処理したゲームの画像や音声が出力されることになる。一方、元の実行主体であった処理実行サーバ30aが、実行主体でなくなった時点で管理サーバ70にその旨を通知することにより、管理サーバ70は割り当てを解放する(S82)。
なお同図の例はゲーム購入と同時に、処理実行サーバ30aによってゲームが開始されていたが、まず処理実行サーバ30aでゲームを実行し、その途中でユーザがゲームの購入を決めた場合でも、その後の処理は同様となる。この場合、購入前に処理実行サーバ30aが実行するゲームはトライアル版など内容が制限されたものでもよい。
図5は情報処理システム1において実行主体を切り替える処理手順のさらに別の例を示すシーケンス図である。この例は初期状態として、実行主体がクライアント端末10であり、クライアント端末10内で処理されたゲームの結果が出力部16から出力されているとする(S90)。そして当該ゲーム内で、クライアント端末10では実行できない機能をユーザが選択した場合に、実行主体を処理実行サーバ30aへ切り替える処理手順を示している。このような機能として、例えばあるゲーム内でさらに副次的なゲームを行ったり、元のゲーム世界と異なる世界へ一時的に移動したりする場合が考えられる。他のユーザとのコミュニケーションが図れる機能などでもよい。
ユーザが当該機能を選択すると(S92)、クライアント端末10の切り替え処理部18は、管理サーバ70に対し、当該機能を実行可能な処理実行サーバ30について問いあわせを行う(S94)。それに応じて管理サーバ70の割り当て部74は、実行主体となり得る処理実行サーバ30aを選択し処理を割り当てる(S96)。そして当該処理実行サーバ30aのIPアドレスやURLなどの識別情報をクライアント端末10に返信する(S98)。なおリソース不足などに起因して適当な割り当て先が見つからない場合は、クライアント端末10へその旨を通知してもよい。この場合、クライアント端末10では、S92で選択された機能の実行が困難である旨をユーザに通知し、他の機能を選択させたり待機させたりしてもよい。
実行主体となるべき処理実行サーバ30aの識別情報を受信したら、クライアント端末10の出力部16は、切り替え通知の出力を開始する(S100)。さらに切り替え処理部18は、情報処理部14に引き継ぎ情報を生成させる(S102)。この場合の引き継ぎ情報は、実行中のシーンに含まれる全ての情報でなくてよく、例えばその時点での得点や状態など、選択された機能に用いる情報のみでよい。また同図に示すように、ユーザが機能を選択することをきっかけとして実行主体を切り替えるような場合は、ゲーム進行上の区切りであることが明らかなため、切り替え処理の開始タイミングを調整しなくてもよい。
クライアント端末10は、情報処理部14が生成した引き継ぎ情報を、実行主体として割り当てられた処理実行サーバ30aに送信する(S104)。引き継ぎ情報を受信した処理実行サーバ30aの切り替え処理部36は、それを情報処理部34に供給することにより処理の開始を要求する(S106)。情報処理部34は当該引き継ぎ情報を用いて、要求された機能を処理する(S108)。それにより作成された出力データは通信部32からクライアント端末10へ送信される(S110)。
クライアント端末10は、処理実行サーバ30aからの出力データを受信すると、それまで出力していた切り替え通知から、当該出力データへ出力を切り替える(S112)。これによりクライアント端末10では、ユーザが選択した機能に対応する画像や音声が出力されることになる。ユーザは当該機能に対し適宜入力を行い、処理実行サーバ30aがそれに応じた出力データを作成、送信する。そして当該機能がユーザ操作などにより終了すると(S114)、クライアント端末10は、実行主体をクライアント端末10自身に戻すための切り替え要求信号を処理実行サーバ30aへ発行する(S116)。同時にクライアント端末10の出力部16は、切り替え通知の出力を開始する(S118)。
一方、切り替え要求を受けた処理実行サーバ30aの切り替え処理部36は、情報処理部34に引き継ぎ情報を生成させる(S120)。この場合も、ゲーム進行上の区切りであることが明らかなため、切り替え処理の開始タイミングを調整しなくてもよい。また引き継ぎ情報は、機能終了に応じて元のゲームを再開させるのに必要な情報のみでよい。例えば、実施した機能が副次的なゲームであった場合、その勝敗や対戦成績など、元のゲームに反映させるべき情報のみでよい。情報処理部34は引き継ぎ情報を生成し、切り替え処理部36に供給する(S122)。当該引き継ぎ情報は処理実行サーバ30aからクライアント端末10へ送信される(S124)。
クライアント端末10は、送信された引き継ぎ情報を用いて元のゲームを再開する(S126)。詳細には、クライアント端末10の切り替え処理部18が情報処理部14に引き継ぎ情報を供給してゲーム再開の要求をすることにより、情報処理部14でゲームが再開される。情報処理部14が再開したゲームの出力データを作成したら、それまで出力していた切り替え通知から、当該出力データへ出力を切り替える(S128)。これにより、クライアント端末10では再開後のゲーム画像や音声が出力されることになる。
一方、処理実行サーバ30aが、実行主体でなくなった時点で管理サーバ70にその旨を通知することにより、管理サーバ70がその割り当てを解放する(S130)。このような処理手順により、機能の選択や終了というユーザ操作をきっかけとして実行主体を切り替えることができる。なお機能の選択のほか、ユーザがそれまでのゲームデータをセーブしたことを契機として実行主体を切り替える場合も同様の処理手順となる。この場合、引き継ぎ情報はセーブされたゲームデータとしてもよい。また、図5のシーケンスにおいて機能が選択された時点でユーザにデータのセーブを行わせ、それを引き継ぎ情報としてもよい。
ここまで、情報処理システム1が行える実行主体切り替え処理手順の例をいくつか示したが、類似の処理手順で様々な態様が実現できる。実行主体を切り替えるきっかけとしては上述のようにユーザ操作によるものと、外的な状況変化によるものが考えられる。切り替え処理の要求元は、クライアント端末10、管理サーバ70、処理実行サーバ30が考えられる。また切り替え先として、クライアント端末10から処理実行サーバ30への切り替え、処理実行サーバ30からクライアント端末10への切り替え、処理実行サーバ30間での切り替えが考えられる。場合によっては、他のクライアント端末10を処理実行サーバ30と同様に利用することにより、クライアント端末10間で実行主体を切り替えることも考えられる。
切り替え処理においては、図示したように管理サーバ70が処理実行サーバ30の割り当てのみを行う場合のほか、管理サーバ70が切り替え要求や引き継ぎ情報など切り替え処理に必要な情報を媒介する場合が考えられる。これらの要素を適宜組み合わせることにより多様な処理手順を実現できる。したがって、各装置の処理能力、通信帯域など与えられた環境や、ゲームの内容や機能などに応じて最適な組み合わせを選択すればよい。
なお図3から図5では、実行主体切り替え処理の開始から終了までの全期間において、クライアント端末10で切り替え通知を出力していたが、切り替え処理が開始しても、切り替え前の実行主体が並行して処理を継続させ、出力データを生成し続けてもよい。この場合、切り替え通知は、切り替え後の実行主体が生成した出力データの出力を開始する直前のごく短時間のみ出力してもよいし、場合によっては出力しなくてもよい。
また切り替え通知のデータはクライアント端末10内部で保持、描画する場合のほか、切り替え前の実行主体であった処理実行サーバ30が引き継ぎ情報の生成期間に切り替え通知のデータを継続して送信することによってクライアント端末10で表示できるようにしてもよい。あるいは切り替え後の実行主体となるべき処理実行サーバ30が、本来の出力データの送信前に切り替え通知のデータを送信することによってクライアント端末10に表示させてもよい。後者の場合、切り替え後の処理実行サーバ30として割り当てられた時点で、当該処理実行サーバ30は、管理サーバ70または切り替え前の実行主体からその旨の通知を受け、引き継ぎ情報の取得を待たずに切り替え通知のデータ送信を開始する。あるいは切り替え通知のデータ送信元自体を好適なタイミングで切り替えてもよい。
いずれにしろ、切り替えのタイミングを適切に選ぶことにより、切り替え前後で画像や音声が厳密に連続していなくてもゲームの進行や見栄えに影響しないようにすることができる。例えばユーザ操作と関係なく動画が進捗するムービーシーンの出力期間に切り替え処理を行ってもよい。この場合、切り替え前の実行主体である処理実行サーバ30によって動画のストリーム転送がなされている間に切り替え処理を完了させ、ムービーシーン終了のタイミングで切り替え後の実行主体が生成した出力データを出力するようにすると、切り替え処理の実施そのものを隠蔽できる。
また外的な状況変化によりユーザの意思と関わりなく実行主体を切り替える場合に、切り替えが短期間に集中すると、ユーザのゲームプレイを阻害することがあり得る。そこで管理サーバ70は、クライアント端末10ごとに、その出力データを生成する実行主体の切り替え履歴を記録していき、直前の切り替え処理から所定時間内に次の切り替えがなされないように管理してもよい。この場合、必要に応じて別のクライアント端末10の実行主体を切り替え対象として選択していくことにより、切り替え処理の対象となるクライアント端末10を分散させることができる。
以上述べた本実施の形態によれば、ユーザが要求するゲームなどの情報処理を、ユーザが操作するクライアント端末以外に、ネットワークを介して接続した処理実行サーバでも実行できるようにする。そして、機能選択などユーザ操作による状況変化や、ゲームの参加人数、位置関係、リソースの空き具合など外的な状況変化に応じて、情報処理の途中で実行主体を切り替える。これにより、ユーザにとって常時好適な環境が提供できるとともに、実行可能な処理を多様化できる。
切り替えは、情報処理のためのソフトウェアを実施する機構との連携により、ゲームシーンの区切れなど情報処理の進行状況に基づく好適なタイミングで行う。これにより、ゲームプレイが阻害されたり唐突に待機時間が発生するなど、実行主体を処理の途中で切り替えることによる弊害をできるだけ回避することができる。結果として、ゲームの進行、環境の変化、ユーザのニーズのいずれにも対応して臨機応変に形態を変化させる情報処理システムを実現することができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。上記実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
例えば本実施の形態の情報処理システムは、処理実行サーバ間での実行主体の切り替えと、クライアント端末/処理実行サーバ間での実行主体の切り替えの双方を実現できる構成を有していたが、クライアント端末を簡素な構成とし、実行主体を処理実行サーバ間に限ってもよい。この場合、クライアント端末はユーザの操作を受け付け処理実行サーバへ送信し、返信された出力データを出力するのみの構成でよい。あるいは、クライアント端末と処理実行サーバを1対1に対応させ、実行主体の切り替えをクライアント端末/処理実行サーバ間に限定する構成としてもよい。
1 情報処理システム、 10 クライアント端末、 12 入力部、 14 情報処理部、 16 出力部、 18 切り替え処理部、 20 通信部、 30 処理実行サーバ、 32 通信部、 34 情報処理部、 36 切り替え処理部、 70 管理サーバ、 74 割り当て部、 76 通信部。

Claims (10)

  1. ユーザ操作に係る入力情報を受け付ける入力部と、
    前記入力情報に基づき情報処理を実行する情報処理部と、
    前記情報処理部が実行した情報処理の結果、生成されたデータを順次出力する出力部と、
    前記情報処理の実行中、所定の契機により、ネットワークを介して接続した外部の装置へ当該情報処理の実行主体を切り替えるための処理を行う切り替え処理部と、を備え、
    前記切り替え処理部は、前記情報処理部における情報処理の進行状況に基づき、切り替え処理を開始するタイミングを調整することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置はユーザが直接操作するクライアント端末であり、
    前記出力部は、前記情報処理部が情報処理の結果、生成した動画のデータと、前記外部の装置による情報処理の結果、生成され送信された動画のデータと、を実行主体の切り替え前後の期間にそれぞれ出力することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置はユーザが直接操作するクライアント端末とネットワークを介して接続した処理実行サーバであり、
    前記入力部は、前記クライアント端末からユーザ操作に係る入力情報を逐次受信し、
    前記出力部は、前記入力情報に応じて前記情報処理部が行った情報処理の結果、生成した動画のデータを、前記クライアント端末にストリーム転送することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理部は、複数のクライアント端末から送信された入力情報に応じて情報処理を実行し、
    前記切り替え処理部は、各クライアント端末との位置関係が所定の条件を満たしたことを契機に、他の処理実行サーバへ実行主体を切り替えるための処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記切り替え処理部は、前記クライアント端末において情報処理を実行するためのソフトウェアがダウンロードされたことを契機に、当該クライアント端末へ実行主体を切り替えるための処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 前記切り替え処理部は、ユーザが、前記情報処理部において処理できない機能を選択したことを契機に、当該機能を処理可能な外部の装置へ実行主体を切り替えるための処理を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. ユーザが操作するクライアント端末と、当該クライアント端末とネットワークを介して接続し、クライアント端末におけるユーザ操作に応じて生成した出力データを当該クライアント端末に送信する処理実行サーバと、を含み、
    前記クライアント端末は、
    ユーザ操作に基づき情報処理を実行する情報処理部と、
    前記情報処理の実行中、所定の契機により、前記処理実行サーバへ当該情報処理の実行主体を切り替えるための処理を行う切り替え処理部と、
    前記情報処理部が情報処理の結果、生成した出力データ、または前記処理実行サーバによる情報処理の結果、生成され送信された出力データを順次出力する出力部と、を備え、
    前記処理実行サーバは、
    前記クライアント端末からユーザ操作に係る入力情報を受信し情報処理を実行する情報処理部と、
    前記情報処理部が情報処理の結果、生成した出力データをクライアント端末へ順次出力する出力部と、
    前記情報処理の実行中、所定の契機により、前記クライアント端末へ当該情報処理の実行主体を切り替えるための処理を行う切り替え処理部と、を備え、
    前記クライアント端末および前記処理実行サーバの前記切り替え処理部はいずれも、内部の情報処理部における情報処理の進行状況に基づき、切り替え処理を開始するタイミングを調整することを特徴とする情報処理システム。
  8. 情報処理装置が行う情報処理方法であって、
    ユーザ操作に係る入力情報を入力装置またはネットワークを介して受け付けるステップと、
    前記入力情報に基づき情報処理を実行するステップと、
    実行した情報処理の結果、生成されたデータを順次、出力装置またはネットワークへ出力するステップと、
    前記情報処理の実行中、所定の契機により、ネットワークを介して接続した外部の装置へ当該情報処理の実行主体を切り替えるための処理を行うステップと、を含み、
    前記切り替えるための処理を行うステップは、前記情報処理の進行状況に基づき、切り替え処理を開始するタイミングを調整することを特徴とする情報処理方法。
  9. ユーザ操作に係る入力情報を入力装置またはネットワークを介して受け付ける機能と、
    前記入力情報に基づき情報処理を実行する機能と、
    実行した情報処理の結果、生成されたデータを順次、出力装置またはネットワークへ出力する機能と、
    前記情報処理の実行中、所定の契機により、ネットワークを介して接続した外部の装置へ当該情報処理の実行主体を切り替えるための処理を行う機能と、をコンピュータに実現させるコンピュータプログラムであって、
    前記切り替えるための処理を行う機能は、前記情報処理の進行状況に基づき、切り替え処理を開始するタイミングを調整することを特徴とするコンピュータプログラム。
  10. ユーザ操作に係る入力情報を入力装置またはネットワークを介して受け付ける機能と、
    前記入力情報に基づき情報処理を実行する機能と、
    実行した情報処理の結果、生成されたデータを順次、出力装置またはネットワークへ出力する機能と、
    前記情報処理の実行中、所定の契機により、ネットワークを介して接続した外部の装置へ当該情報処理の実行主体を切り替えるための処理を行う機能と、をコンピュータに実現させるコンピュータプログラムであって、
    前記切り替えるための処理を行う機能は、前記情報処理の進行状況に基づき、切り替え処理を開始するタイミングを調整するコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータにて読み取り可能な記録媒体。
JP2013124179A 2013-06-12 2013-06-12 情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法 Active JP5832481B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013124179A JP5832481B2 (ja) 2013-06-12 2013-06-12 情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013124179A JP5832481B2 (ja) 2013-06-12 2013-06-12 情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014241119A true JP2014241119A (ja) 2014-12-25
JP5832481B2 JP5832481B2 (ja) 2015-12-16

Family

ID=52140321

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013124179A Active JP5832481B2 (ja) 2013-06-12 2013-06-12 情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5832481B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6124096B1 (ja) * 2016-07-01 2017-05-10 株式会社セガゲームス 情報処理装置及びプログラム
JPWO2017002729A1 (ja) * 2015-06-29 2018-03-01 株式会社Nttドコモ 制御方法及び制御装置
JP2019528503A (ja) * 2016-06-23 2019-10-10 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 安全イベント検出のための解析ストリーム処理を伴う個人用保護具(ppe)
US10542332B2 (en) 2016-06-23 2020-01-21 3M Innovative Properties Company Personal protective equipment (PPE) with analytical stream processing for safety event detection
US10575579B2 (en) 2016-06-23 2020-03-03 3M Innovative Properties Company Personal protective equipment system with sensor module for a protective head top
US10610708B2 (en) 2016-06-23 2020-04-07 3M Innovative Properties Company Indicating hazardous exposure in a supplied air respirator system
WO2020240954A1 (ja) * 2019-05-28 2020-12-03 株式会社日立製作所 情報処理システム、及び情報処理システムの制御方法
JP2020198068A (ja) * 2019-05-28 2020-12-10 株式会社日立製作所 情報処理システム、及び情報処理システムの制御方法
US10904324B2 (en) * 2017-10-30 2021-01-26 Hitachi, Ltd. Computer system and method of controlling data processing
US11023818B2 (en) 2016-06-23 2021-06-01 3M Innovative Properties Company Personal protective equipment system having analytics engine with integrated monitoring, alerting, and predictive safety event avoidance

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003010546A (ja) * 2001-06-27 2003-01-14 Konami Co Ltd ゲーム進行制御プログラム、ゲーム進行制御方法及び装置
JP2004164288A (ja) * 2002-11-13 2004-06-10 Denso Corp 情報処理装置、情報処理支援装置、ユーザ情報管理装置および情報処理支援システム
JP2007117341A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Konami Digital Entertainment:Kk ネットワークゲームシステム、ゲーム装置、ゲーム装置の制御方法及びプログラム
JP2010199708A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Nec Corp 移動端末、サービス連携システム、方法、及びプログラム
JP2012178733A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Nintendo Co Ltd 情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理システム
JP2012245054A (ja) * 2011-05-25 2012-12-13 Taito Corp ゲームサーバ処理システム
JP2013016045A (ja) * 2011-07-04 2013-01-24 Sony Computer Entertainment Inc 画像表示システム、情報処理装置、サーバ、および画像処理方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003010546A (ja) * 2001-06-27 2003-01-14 Konami Co Ltd ゲーム進行制御プログラム、ゲーム進行制御方法及び装置
JP2004164288A (ja) * 2002-11-13 2004-06-10 Denso Corp 情報処理装置、情報処理支援装置、ユーザ情報管理装置および情報処理支援システム
JP2007117341A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Konami Digital Entertainment:Kk ネットワークゲームシステム、ゲーム装置、ゲーム装置の制御方法及びプログラム
JP2010199708A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Nec Corp 移動端末、サービス連携システム、方法、及びプログラム
JP2012178733A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Nintendo Co Ltd 情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理システム
JP2012245054A (ja) * 2011-05-25 2012-12-13 Taito Corp ゲームサーバ処理システム
JP2013016045A (ja) * 2011-07-04 2013-01-24 Sony Computer Entertainment Inc 画像表示システム、情報処理装置、サーバ、および画像処理方法

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2017002729A1 (ja) * 2015-06-29 2018-03-01 株式会社Nttドコモ 制御方法及び制御装置
US11039652B2 (en) 2016-06-23 2021-06-22 3M Innovative Properties Company Sensor module for a protective head top
US10575579B2 (en) 2016-06-23 2020-03-03 3M Innovative Properties Company Personal protective equipment system with sensor module for a protective head top
US11979696B2 (en) 2016-06-23 2024-05-07 3M Innovative Properties Company Personal protective equipment (PPE) with analytical stream processing for safety event detection
US10542332B2 (en) 2016-06-23 2020-01-21 3M Innovative Properties Company Personal protective equipment (PPE) with analytical stream processing for safety event detection
US11689833B2 (en) 2016-06-23 2023-06-27 3M Innovative Properties Company Personal protective equipment (PPE) with analytical stream processing for safety event detection
US10610708B2 (en) 2016-06-23 2020-04-07 3M Innovative Properties Company Indicating hazardous exposure in a supplied air respirator system
US11343598B2 (en) 2016-06-23 2022-05-24 3M Innovative Properties Company Personal protective equipment (PPE) with analytical stream processing for safety event detection
US11023818B2 (en) 2016-06-23 2021-06-01 3M Innovative Properties Company Personal protective equipment system having analytics engine with integrated monitoring, alerting, and predictive safety event avoidance
JP2019528503A (ja) * 2016-06-23 2019-10-10 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 安全イベント検出のための解析ストリーム処理を伴う個人用保護具(ppe)
JP2018005560A (ja) * 2016-07-01 2018-01-11 株式会社セガゲームス 情報処理装置及びプログラム
JP6124096B1 (ja) * 2016-07-01 2017-05-10 株式会社セガゲームス 情報処理装置及びプログラム
US10904324B2 (en) * 2017-10-30 2021-01-26 Hitachi, Ltd. Computer system and method of controlling data processing
JP2020198068A (ja) * 2019-05-28 2020-12-10 株式会社日立製作所 情報処理システム、及び情報処理システムの制御方法
WO2020240954A1 (ja) * 2019-05-28 2020-12-03 株式会社日立製作所 情報処理システム、及び情報処理システムの制御方法
JP7189104B2 (ja) 2019-05-28 2022-12-13 株式会社日立製作所 情報処理システム、及び情報処理システムの制御方法
US11539788B2 (en) 2019-05-28 2022-12-27 Hitachi, Ltd. Information processing system and method of controlling information processing system
CN112673353A (zh) * 2019-05-28 2021-04-16 株式会社日立制作所 信息处理系统及信息处理系统的控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5832481B2 (ja) 2015-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5832481B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法
US20220184494A1 (en) Cloud Gaming Device Handover
JP5624224B2 (ja) データ提供システム、提供装置、実行装置、制御方法、プログラム、及び記録媒体
JP2019508084A (ja) ゲーム内の役割の移動制御方法、サーバ及びクライアント
US11665386B2 (en) Method for co-hosting, and electronic device
US20070087830A1 (en) Multi-component gaming system
KR20150027771A (ko) 이동 장치 및 애플리케이션의 클러스터링을 위한 시스템 및 방법
CN109194972B (zh) 直播流获取方法、装置、计算机设备及存储介质
CN110210007B (zh) 一种文档的处理方法、终端以及计算机设备
US11962853B2 (en) Computing device upgrading system over a wireless network
CN112023397A (zh) 云控制台服务器的动态网络存储
US20240089538A1 (en) Port-connected television upgrader device
CN112245904A (zh) 支持跨服游戏的方法、系统、存储介质及计算机设备
JP2022545981A (ja) ヒューマンマシン対話処理方法
WO2018161788A1 (zh) 多媒体数据共享方法及装置
US20220030326A1 (en) Port-connected television upgrader device
WO2022105426A1 (zh) 设备加入方法、装置、电子设备及计算机可读介质
US9172986B2 (en) Network system, communication method, and communication terminal
US20230388440A1 (en) Video call method and apparatus, and electronic device and storage medium
WO2018149365A1 (zh) 一种数据获取方法、移动终端及服务器
US20130014022A1 (en) Network system, communication method, and communication terminal
CN107273125B (zh) 一种远程切换屏幕模式的方法及系统
JP5687255B2 (ja) 端末装置、方法、プログラム及び無線通信システム
CN116962606A (zh) 音频播放方法、装置、计算机可读存储介质及计算机设备
JP2012008804A (ja) サービス提供装置、サービス提供方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150930

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151013

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151027

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5832481

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250