JP2014240718A - 換気システム - Google Patents

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Abstract

【課題】省エネルギーである熱源ユニットを使用し、暖気システムと冷気システムを個別に設置することなく、1台で冷気システム機能および暖気システム機能を兼ね備えた換気システムを提供する。【解決手段】外気の温度を加温して室内に加温空気を送風するための熱交換器1と、熱交換器1からの循環水を一時的に貯留するサージタンク4と、サージタンク4の循環水を循環させるために介装した循環ポンプ5と、熱交換器1に循環水を供給して、循環水を排出するように循環させる第1配管系(2a〜2g)および第2配管系(3a〜3g)と、配管系に配設された循環水を第1配管系(2a〜2g)または第2配管系(3a〜3g)に切り換える複数のバルブと、循環水を加熱する第1の熱源ユニット7と、循環水を冷却する第2の熱源ユニット8と、第1または第2の熱源ユニットとバルブの切り換えを行う制御装置9とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、換気システムに関するものであり、詳細には、園芸施設や工場等において、外気を加温、冷却して、室内に加温、冷却した空気を送風するための熱交換器に効率的に熱エネルギーを供給する循環配管系を備えた空調設備に関する。
従来から、この種の循環配管系を備えた換気システムは開発され夫々の空調機として役に立っているが、近年、特に大震災以後、省エネルギーに対する要望が増している。
例えば、特許文献1には、ボイラーを利用した暖房装置として、ボイラーにて加熱した温水を熱輻射床パネルなどの放熱機器に循環させて暖房を行うボイラー付き暖房システムが開示されている。この温水を利用したボイラー付き暖房システムは、例えばヒートポンプなどの熱交換器を利用した他の暖房システムと比べて、特に低ランニングコストでの運用が可能であり、快適性に優れている。
しかしながら、上述したボイラー付き暖房システムは暖房にのみしか利用できないため、該ボイラー付き暖房システムを導入した住宅の多くは、暖冷房が可能なエアコンなどの空調システムを前記ボイラー付き暖房システムとは別に設置している。このため、快適な環境を得るための冷暖房システムとして二重に設備投資しており、コスト高を招いている。
また、特に省エネルギーに関する対策が施されていないものも多くあり、重油や灯油等の化石燃料を用いて加熱する従来設備では、化石燃料の運び込みや大きな収納設備を必要としており、多大な労力や施設を必要とするものであった。
特開2002−213757号公報
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、省エネルギーである熱源ユニットを使用し、暖気システムと冷気システムを個別に設置することなく、1台で冷気システム機能および暖気システム機能を兼ね備えた換気システムを提供することにある。
本発明は、以下の構成によって把握される。
(1)本発明の換気システムは、外気の温度を加温して室内に加温空気を送風するための熱交換器と、前記熱交換器からの循環水を一時的に貯留するサージタンクと、前記サージタンクの循環水を循環させるために介装した循環ポンプと、前記熱交換器に前記循環水を供給して、前記循環水を排出するように循環させる第1配管系および第2配管系と、前記配管系に配設された前記循環水を第1配管系または第2配管系に切り換える複数のバルブと、前記循環水を加熱する第1の熱源ユニットと、前記循環水を冷却する第2の熱源ユニットと、前記第1または第2の熱源ユニットと前記バルブの切り換えを行う制御装置とを備えたことを特徴とする。
(2)本発明の換気システムは、(1)の構成において、前記第1の熱源ユニットは、高周波誘導炉とする。
(3)本発明の換気システムは、(1)の構成において、前記高周波誘導炉の発振周波数は20〜40KHzであることを特徴とする。
本発明によれば、省エネルギーである熱源ユニットを使用し、暖気システムと冷気システムを個別に設置することなく、1台で冷気システム機能および暖気システム機能を兼ね備えた換気システムを提供することができる。
本発明の換気システムの実施形態を示すフローシートである。 本発明の第2の熱源ユニットの構成を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態と称する)について、詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
(実施形態)
図1は、本発明の換気システムの実施形態を示すフローシートである。熱交換器1と循環配管系2(以下2a〜2gよりなる)、3(以下3a〜3gよりなる)と、サージタンク4と、循環ポンプ5と、バルブ6(以下6a〜6cよりなる)と、高周波誘導炉7と、チラー8と、制御装置9と、発振器10と、ファン11とから構成されている。
図1において、熱交換器1は、例えば暖房時には外気Aを10℃から30℃に加温して加温空気Bとして室内に送風するものである。即ち加温空気Bをファン11により室内に送風することにより、外気Aを熱交換により加熱する。
第1配管系2にはサージタンク4と、循環ポンプ5と、バルブ6と、高周波誘導炉7と、発振器10が配設され、第1配管系2の管内には循環水が流れており、この循環水を熱交換器1に供給し、更にこの熱交換器1を通して排出し、循環水を循環させるための配管である。
サージタンク4は、第1配管系2に設けているもので、熱交換器1で熱交換を終えた循環水を一時的に貯留させるものであり、また、循環前の初期状態において、循環させるための冷水をサージタンク4内に予め貯留する。そして、内部に設けてある高周波誘導炉7により、循環状態の温度まで加熱する。この循環水の温度は略80℃である。
循環ポンプ5は、サージタンク4の循環水を第1配管系2に循環させるために
第2のバルブ6bと第3のバルブ6cの間に設けられる。これにより循環水は、暖房の場合は、高周波誘導炉7、及び、熱交換器1、サージタンク4内を循環させる。
バルブ6は、例えば三方弁であり、暖房時に使用する第1配管系2と冷房時に使用する第2配管系3を切換えるものである。本実施形態では、図1に示すように3つ(6a〜6c)のバルブを持っている。それぞれ3つのポート(弁)からなる。暖房時には、表1に示すとおり、バルブ6aから2a、2b方向の第1ポートと第2ポートを開とし、3b方向の第3ポートを閉とし、バルブ6bから2b、2c方向の第1ポートと第2ポートを開とし、3c方向の第3ポートを閉とし、バルブ6cから2e、2f方向の第1ポートと第2ポートを開とし、3f方向の第3ポートを閉とする。これにより第1配管系2が形成される。
Figure 2014240718
高周波誘導炉7は、循環ポンプ5で循環させる低温循環水を高温循環水に加熱するものであり、その発振周波数は20〜40KHzが好適である。また、加熱効率を上げるため、循環ポンプ5で循環される循環水は、サビの発生を防止するため純水に不凍液を使用するのが好適である。
制御装置9は、温度センサ(図示せず)により外気の温度を監視し、外気の温度が低い場合において、暖気運転指示を行う。また、外気の温度が高い場合に冷気運転を指示するとともに、前記バルブ6の切替えを行う。
ここで、暖房時における循環水の流れを説明する。
先ず、循環ポンプ5から出た循環水は流路2eを流れ、三方弁6cにより分岐され、流路2fを流れる。続いて、高周波誘導炉7で加熱され、流路2gを流れて、熱交換器1に供給される。
ここで、外気Aは、ファン11により熱交換器1に吸い込まれ通過する。その際、外気Aと循環水が熱交換され、加温空気Bが室内に排出される。
一方、熱交換器1から排出された循環水は、流路2aを流れ、三方弁6a並びに6bにより分岐されサージタンク4に供給される。サージタンク4から排出された循環水は、流路2dから循環ポンプに戻る。なお、循環水は、サージタンク4を通過する際、加熱誘導器により略80℃に保たれる。
このようにして、外気Aは熱交換器1で熱交換され、加温空気Bとなって室内に排出される。
第1配管系2を循環する循環水は75℃以上〜95℃以下であり、実施例では、0℃の外気を加温して30℃の加温空気を室内に送風するように設定し、循環ポンプ5を駆動させ第1配管系2を循環させる循環水は略80℃であり、高周波誘導炉7で加熱した後の循環水は略90℃程度のものが好適である。
続いて図1、図2に示されるように冷房時の構成について説明する。
熱交換器1は、例えば、外気Aを30℃から10℃に加温して加温空気Bとして室内に送風するものある。即ち加温空気Bをファン11により室内に送風することにより、外気Aを熱交換により冷却する。
第2配管系3には循環ポンプ5と、バルブ6と、チラー8から配設され、第2配管系3の管内には循環水が流れており、循環水を熱交換器1に供給し、更にこの熱交換器1を通して排出するための配管である。
図2は、本発明の第2の熱源ユニット8(チラーと称する)の構成を示すブロック図である。チラー8は、少なくとも、冷凍装置12と、温度コントローラ13と、サージタンク14を有している。
冷凍装置12は、循環水を冷却するためのものであり、温度コントローラ13は、温度センサ(図示せず)の出力される情報を管理し、冷凍装置12に供給すべき温度を制御する。サージタンク14は、熱交換器1で熱交換を終えた循環水を一時的に貯留させるものである。
循環ポンプ5は、チラー8に内蔵されているサージタンク14の循環水を第2配管系3に循環させるために、第2のバルブ6bと第3のバルブ6cの間に設けられる。
バルブ6は、例えば三方弁であり、暖房時に使用する第1配管系2と冷房時に使用する第2配管系3に切換えるものである。この切り替えは制御装置9により行う。本実施形態では、図1に示すように3つ(6a〜6c)のバルブを持っている。それぞれ3つのポート(弁)からなる。
冷房時には、表2に示すとおり、バルブ6aから3a、3b方向の第1ポートと第3ポートを開とし、2b方向の第2ポートを閉とし、バルブ6bから3c、3d方向の第2ポートと第3ポートを開とし、2b方向の第1ポートを閉とし、バルブ6cから3f、3g方向の第1ポートと第3ポートを開とし、2f方向の第2ポートを閉とする。これにより第2配管系3が形成される。
Figure 2014240718
次に、冷房時における循環水の流れを説明する。
先ず、循環ポンプ5から出た循環水は流路3eを流れ、三方弁6cにより分岐され、流路3fを流れて、熱交換器1に供給される。ここで外気Aは、ファン11により熱交換器1に吸い込まれ通過する。その際、外気Aと循環水が熱交換され、加温空気Bが室内に排出される。一方、熱交換器1から排出された循環水は、流路3aを流れ、三方弁6aにより分岐され、チラー8内部にあるサージタンク14に供給される。サージタンク14から排出された循環水は、冷凍装置12で冷却され流路3cより三方弁6bにより分岐され、流路3dから循環ポンプに戻る。
このようにして、外気Aは熱交換器1で熱交換され、加温空気Bとなって室内に排出される。
冬季、または寒冷地においては、循環水に不凍液を含有させてもよく、不凍液はブライン(エチレングリコール、プロピレングリコール、塩化カルシウム水溶液等)が好適である。
以上説明したように本発明によれば、省エネルギーである熱源ユニットを使用し、暖房装置と冷房装置を個別に設置することなく、1台で冷暖房機能を兼ね備えた換気システムを提供することができる。
暖気運転または冷気運転を切替える場合に、温度センサで外気を検知するほかに、タイマー等の制御機能を制御装置に設け、広域的な暖気または冷気の流れを確保し、園芸施設または工場の運転等において均等に前記暖気または冷気が拡充する効果を生じる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
A 外気
B 加温空気
1 熱交換器
2:2a、2b、2c、2d、2e、2f、2g 第1配管系
3:3a、3b、3c、3d、3e、3f、 第2配管系
4、14 サージタンク
5 循環ポンプ
6a 第1のバルブ
6b 第2のバルブ
6c 第3のバルブ
7 高周波誘導炉(第1の熱源ユニット)
8 チラー(第2の熱源ユニット)
9 制御装置
10 発振器
11 ファン
12 冷凍装置
13 温度コントローラ

Claims (3)

  1. 外気の温度を加温して室内に加温空気を送風するための熱交換器と、
    前記熱交換器からの循環水を一時的に貯留するサージタンクと、
    前記サージタンクの循環水を循環させるために介装した循環ポンプと、
    前記熱交換器に前記循環水を供給して、前記循環水を排出するように循環させる第1配管系および第2配管系と、
    前記配管系に配設された前記循環水を第1配管系または第2配管系に切り換える複数のバルブと、
    前記循環水を加熱する第1の熱源ユニットと、
    前記循環水を冷却する第2の熱源ユニットと、
    前記第1または第2の熱源ユニットと前記バルブの切り換えを行う制御装置とを備えたことを特徴とする換気システム。
  2. 前記第1の熱源ユニットは、高周波誘導炉とする請求項1記載の換気システム。
  3. 前記高周波誘導炉の発信周波数は20〜40KHzであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の換気システム。
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