JP2014240091A - 曲げ加工システム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構造で設置スペースを小さくすることができ、かつ、被加工物の加工時間を短くすることができる曲げ加工システムを提供する。
【解決手段】曲げ加工システム1は、第1把持手段40、第1曲げ手段50及び第1移動手段を有する第1曲げ加工装置10と、第2把持手段及び第2曲げ加工手段を有する第2曲げ加工装置60と、制御手段と、を備える。曲げ加工システムは、制御手段により、第1曲げ加工工程と、第1移動工程と、第2曲げ加工工程と、第2移動工程と、を所定の回数繰り返すことにより、被加工物の曲げ加工を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、長尺状の被加工物(例えばパイプ、棒状材等)を所定の方向に曲げ加工する曲げ加工システムに関する。
従来、被加工物を複数箇所で曲げ加工する曲げ加工装置が知られている(例えば特許文献1参照)。この曲げ加工装置では、被加工物の軸方向と平行な軸の廻りで回動する関節を3組有する関節型ロボットの先端に曲げ機構が取り付けられる。被加工物はチャック機構により把持される。各関節が回動することにより曲げ機構が所定の位置に移動する。また、移動機構により、チャック機構が被加工物の軸方向に移動する。
特開2001−212624号公報
ところが、上記曲げ加工装置では、移動機構によりチャック機構を移動させることで被加工物を軸方向に移動させるように構成されている。この場合、被加工物を把持したチャック機構が移動できるようにするスペースが必要となる。このため、装置全体が大型化し得る。例えば、設置スペースが大きくなる。そこで、関節型ロボットにチャック機構を取り付け、曲げ機構を固定台に取り付けて曲げ加工することが考えられる。
しかし、関節型ロボットにチャック機構を取り付けると、構造が複雑となり得る。また、曲げ加工自体は固定台に取り付けられた曲げ機構でのみ行われるため、被加工物の加工時間を短くできないという問題が生じ得る。
簡易な構造で設置スペースを小さくすることができ、かつ、被加工物の加工時間を短くすることができる曲げ加工システムが望まれる。
この欄においては、本発明の理解を容易にするため、必要に応じて「発明を実施するための形態」の欄において用いた符号を付す。もちろん、この符号は、本発明の範囲を限定することを意味するものではない。
本発明は、第1曲げ加工装置(10)、第2曲げ加工装置(60)及び制御手段を備えた曲げ加工システム(1)である。
第1曲げ加工装置(10)は、第1把持手段(40)、第1曲げ手段(50)及び第1移動手段を有している。
第1把持手段(40)は、長尺状の被加工物(5)を把持する。第1曲げ手段(50)は、被加工物(5)が第1把持手段(40)により把持された状態で、その被加工物(5)を曲げる。第1移動手段は、被加工物(5)が第1把持手段(40)により把持された状態で、その第1把持手段(40)を移動させることにより被加工物(5)を軸方向に移動させる。
第2曲げ加工装置(60)は、第2把持手段(62,70)及び第2曲げ加工手段(62,70,72)を有している。
第2把持手段(62,70)は、長尺状の被加工物(5)を把持する。第2曲げ加工手段(62,70,72)は、被加工物(5)が第2把持手段(62,70)により把持された状態で、その被加工物(5)を曲げる。
制御手段は、第1曲げ加工装置(10)及び第2曲げ加工装置(60)を制御する。制御手段は、第1曲げ加工工程、第1移動工程、第2曲げ加工工程及び第2移動工程を所定の回数繰り返すことにより被加工物(5)の曲げ加工を行う。
第1曲げ加工工程では、第1把持手段(40)で長尺状の被加工物(5)を把持した状態で、第1曲げ手段(50)で長尺状の被加工物(5)を曲げ加工する。第1移動工程では、第1曲げ加工工程を行いつつ、第1移動手段で被加工物(5)を軸方向に移動させる。
第2曲げ加工工程では、第1移動工程の後、第2把持手段(62,70)で被加工物(5)を把持した後、第1把持手段(40)における被加工物(5)の把持状態を解除させ、第2曲げ加工手段(62,70,72)で被加工物(5)を曲げ加工する。
第2移動工程では、第2曲げ加工工程を行いつつ、第1把持手段(40)を次の曲げ加工位置に移動させる。
このような曲げ加工システム(1)によれば、簡易な構造で設置スペースを小さくすることができ、かつ、被加工物の加工時間を短くすることができる。以下その理由を説明する。
第1曲げ加工装置(10)において、第1把持手段(40)で被加工物(5)を把持した状態で被加工物(5)を曲げ加工するとともに、被加工物(5)を軸方向に移動させる(このとき、第2把持手段(62,70)は、把持状態を解除している)。したがって、被加工物(5)を軸方向に移動させながら曲げ加工を行うことができる。
軸方向への移動(被加工物(5)の移動)が完了したら、第2把持手段(62,70)で被加工物(5)を把持し、第1把持手段(40)における被加工物(5)の把持状態を解除させる。そして、第2曲げ加工装置(60)において、被加工物(5)を曲げ加工する。この際、第1把持手段(40)を次の被加工物(5)の曲げ加工位置に移動させる。
つまり、第2曲げ加工装置(60)で被加工物(5)の曲げ加工を行いつつ、第1把持手段(40)を、次の曲げ加工位置に移動させる。
このように、第1曲げ加工装置(10)と第2曲げ加工装置(60)との間で、被加工物(5)の曲げ加工と移動とを連動して行うことにより、加工時間のロスを最小限にすることができる。つまり、被加工物(5)の曲げ加工時間を短くすることができる。
さらに、第1曲げ加工装置(10)において被加工物(5)の曲げ加工をするとともにその被加工物(5)を移動させている。この場合、被加工物(5)の長さは、曲げ加工が終了した部分に応じて短くなっていくので、第1曲げ加工装置(10)と第2曲げ加工装置(60)との設置間隔を、被加工物(5)の長さの範囲内にすることができる。このため、曲げ加工システム(1)の設置スペースを小さくすることができる。
さらに、従来の曲げ機構と異なり、第1把持手段(40)及び第2把持手段(62,70)を備えることでチャック装置が不要となり得る。このため、曲げ加工システム(1)をコンパクトにすることができる。
ところで、第1曲げ加工装置(10)の構造としては種々の構造が考えられる。
例えば、第1曲げ加工装置(10)は、設置のための第1基部(22)と、第1基部(22)の軸周りに回動するように、第1基部(22)に設置された第A1関節(18)と、第A1関節(18)に設置され、第1基部(22)の回転軸に直交する軸の周りに回動する第A2関節(12)と、第A2関節(12)の回転軸に直交する方向に設置された第1中間腕部(26)と、第1中間腕部(26)の先端に設置され、第A2関節(12)の回転軸に平行な軸周りに回動する第A3関節(14)と、第A3関節(14)の回転軸に直交する方向に設置され、第A3関節(14)の回転軸に直交する軸周りに回動する第A4関節(20)と、第A4関節(20)の回転軸方向に設置された第2中間腕部(28)と、第2中間腕部(28)の先端に設置され、第A4関節(20)の回転軸と直交する軸周りに回動する第A5関節(21)と、第A5関節(21)の回転軸に直交する方向に設置され、第A5関節(21)の回転軸に直交する軸周りに回転する第A6関節(16)と、第A6関節(16)の回転軸に直交する方向に設置された先端腕部(32)と、を備えてもよい。そして、第1把持手段(40)及び第1曲げ加工手段(50)が、先端腕部(32)に装着されてもよい。
つまり、第1曲げ加工装置(10)は、第A1〜A6関節の6軸と、第1曲げ加工手段(50)の1軸とを含めた7軸を有して構成されても良い。
このようにすると、複数の関節を有するいわゆる関節型ロボットを用いて第1曲げ加工装置(10)を構成することができるため、簡易かつ低コストで曲げ加工システム(1)を構成することができる。
さらに、第2曲げ加工装置(60)は、設置のための第11基部(122)と、第11基部(122)の軸周りに回動するように、第11基部(122)に設置された第B1関節(118)と、第B1関節(118)に設置され、第11基部(122)の回転軸に直交する軸の周りに回動する第B2関節(112)と、第B2関節(112)の回転軸に直交する方向に設置された第11中間腕部(126)と、第11中間腕部(126)の先端に設置され、第B2関節(112)の回転軸に平行な軸周りに回動する第B3関節(114)と、第B3関節(114)の回転軸に直交する方向に設置され、第B3関節(114)の回転軸に直交する軸周りに回動する第B4関節(120)と、第B4関節(120)の回転軸方向に設置された第12中間腕部(128)と、第12中間腕部(128)の先端に設置され、第B4関節(120)の回転軸と直交する軸周りに回動する第B5関節(121)と、第B5関節(121)の回転軸に直交する方向に設置され、第B5関節(121)の回転軸に直交する軸周りに回転する第B6関節(116)と、第B6関節(116)の回転軸に直交する方向に設置された先端腕部(132)と、を備えてもよい。そして、第2把持手段(62,70)及び第2曲げ加工手段(62,70,72)が、先端腕部(132)に装着されてもよい。
つまり、第2曲げ加工装置(60)は、第B1〜B6関節の6軸と、第2曲げ加工手段(62,70,72)の1軸とを含めた7軸を有して構成されても良い。
このようにすると、第1曲げ加工装置(10)と同様に、いわゆる関節型ロボットを用いて第2曲げ加工装置(60)を構成することができるため、簡易かつ低コストで曲げ加工システム(1)を構成することができる。
また、第2曲げ加工装置(60)は、被加工物(5)を曲げる際に被加工物(5)の軸方向に対して任意の角度に傾けることができるように構成されている傾斜機構(170)を備えてもよい。
第2曲げ加工装置(60)は、例えば、被加工物(5)の直径に応じた溝を外周に有し、曲げ半径に応じて形成された曲げ型と、曲げ型に対向する位置に設けられた曲げアームと、を備えてもよく、それらによる曲げ方向が被加工物(5)の軸に対して任意の角度に傾けることができるように構成されてもよい。
第1曲げ加工装置(10)を作動させるとともに、第2曲げ加工装置(60)を作動させれば(例えば、曲げアームを、曲げモータ又は手動によって回転駆動させれば)、被加工物(5)を、任意の角度の傾きを持たせて曲げ加工することができる。
また、第1曲げ加工装置(10)及び第2曲げ加工装置(60)のうち少なくとも何れか1方は、第1曲げ加工装置(10)の設置位置と第2曲げ加工装置(60)の設置位置とを結んだX軸、第2曲げ加工装置(60)の設置面に水平かつX軸に垂直なY軸、並びに、X軸及びY軸に垂直なZ軸のうち、少なくとも何れか1軸方向に移動可能に構成されてもよい。
このようにすると、第1曲げ加工装置(10)及び第2曲げ加工装置(60)の何れか一方又は両方を、X軸、Y軸、Z軸のうち少なくとも1方向に移動させることができる。これにより、可動軸が増え、より複雑な曲げ加工を行うことができる。
曲げ加工システムの構造を示す図である。 固定曲げ加工装置の構造を示す図である。 制御処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態における固定曲げ加工装置の構成を示す図である。 第2曲げ加工装置として、複数の関節を有する関節型ロボットを用いた場合の曲げ加工装置の構造を示す図である。 固定曲げ加工装置の拡大図である。 曲げ加工システム1の作用を示す図である。 第4実施形態の曲げ加工システムの概略図である。 他の実施形態の曲げ加工システムの概略図である。
以下、本発明が適用された実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[第1実施形態]
図1に示すように、曲げ加工システム1は、関節型ロボット10と、固定曲げ加工装置60と、を備えている。また、図示しない制御部を備えている。関節型ロボット10及び固定曲げ加工装置60は、図1に示すように、平坦な設置面7に載置されている。
関節型ロボット10は、図1に示すように、第A1固定部22、第A1関節18、第A2関節12、第A3関節14、第A4関節20、第A5関節21、第A6関節16、第A1アーム26、第A2アーム28及び先端アーム32を備えている。即ち、関節型ロボット10は、第A1〜A6関節の6軸を有する。加えて、後述する曲げ加工機構50に基づく1軸を有する。
第A1固定部22は、関節型ロボット10自体を設置面7に設置するための基礎となる部分である。
第A1関節18は、第A1固定部22の軸周りに回動するように、第A1固定部22に固定されており、鉛直な軸(第A1固定部22の回転軸)CV1の廻りで第1旋回台24を所定角度で回動駆動する周知の機構を有する。
第A2関節12は、第1旋回台24を介して、第A1関節18に設置され、第A1固定部22の回転軸に直交する軸の周りに回動する関節である。
第A2関節12の回転軸に直交する方向において、その第A2関節12には、略円柱状の第A1アーム26の一端が取り付けられている。第A2関節12は、水平な軸CH1の廻りで第A1アーム26を所定角度で回動駆動する周知の機構が設けられている。
第A2関節12の水平な軸CH1と第A1関節18の鉛直な軸CV1とは直交している。
第A3関節14は、第A1アーム26の先端(第A2関節12に取り付けられている端部の反対端)に取り付けられており、第A2関節12の水平な軸CH1に対して平行な軸CH2の廻りで、後述する第A2アーム28を所定角度で回動駆動する周知の機構を有する。
第A4関節20は、第A3関節14の回転軸に直交する方向において、第A3関節14に取り付けられている。第A4関節20は、第A3関節14の回転軸に直交する軸周りに回動する関節である。
第A4関節20の回転軸方向の同心軸上に第2旋回台30が取り付けられ、第2旋回台30の回転軸方向(第A4関節20の回転軸方向)略円柱状の第A2アーム28の一端が取り付けられている。
第A4関節20は、第A2関節12の水平な軸CH1及び第A3関節14の水平な軸CH2と直交する軸CV2(第A4関節20の回転軸)の廻りで第2旋回台30を所定角度で回動駆動する周知の機構を有する。
第A5関節21は、第A2アーム28の先端に取り付けられ、第A4関節20の回転軸と直交する軸CV3周りに回動する周知の機構を有する。
第A6関節16は、第A5関節21の回転軸に直交する方向に取り付けられ、第A5関節21の回転軸に直交する軸周りに回転する関節である。
第A6関節16の回転軸に直交する方向には、先端アーム32が取り付けられている。先端アーム32は、第A6関節16により、第A2関節12の水平な軸CH1及び第A3関節14の水平な軸CH2と平行な軸CH3の廻りに回動する。
関節型ロボット10の先端アーム32の先端には、クランプ機構40が取り付けられている。クランプ機構40は、図示しない爪部とシリンダとを備えている。
爪部は、固定爪部と、それに対向して設けられた可動爪部とを有する。シリンダによって可動爪部を作動させることで、固定爪部と可動爪部との間に、パイプ等の長尺状のワーク5を把持できる。
先端アーム32には、曲げ加工機構50が取り付けられている。曲げ加工機構50は、図1に示すように、ワーク5の曲げ半径に応じて形成された曲げ型52を備えている。曲げ型52の外周には、ワーク5の直径に応じた溝(図示せず)が形成されている。
先端アーム32において、曲げ型52に対向する位置には、曲げアーム54が備えられている。曲げアーム54は、曲げモータ56によって回転駆動されるように先端アーム32に取り付けられている。
このようなクランプ機構40の固定爪部と可動爪部とでワーク5を把持し、曲げ加工機構50において、曲げアーム54でワーク5を曲げ型52の溝の周りに圧着することでワーク5の曲げ加工を行う。
固定曲げ加工装置60は、図2に示すように、パイプ等の長尺状のワーク5の曲げ半径に応じて形成された曲げ型62を備える。曲げ型62の外周には、ワーク5の直径に応じた溝64が形成されている。
曲げ型62は、曲げアーム66とともに、支柱61及び支持板63を介して固定台68に回転可能に支持されている。曲げアーム66は、曲げモータ67により回転駆動されるように設けられている。
曲げ型62としては、図2では複数の溝64が積層された曲げ型が示されている。溝64は、ワーク5の曲げ半径に応じて複数設けられてもよい。一方、曲げ型62としては1個の溝64が形成された曲げ型が用いられてもよい。
曲げ型62に対向して、曲げアーム66上に締め型70が移動可能に支持されている。締め型70は、第1シリンダ69により駆動され、曲げ型62とともにワーク5を把持できるように構成されている。
つまり、曲げ型62と締め型70とでワーク5を把持することができ、曲げ型62及び締め型70は、チャック機構の機能を実現する。
図6は、固定曲げ加工装置60の拡大図である。図6において、図2と同じ構成については同じ符号を付している。
図6に示されるように、ワーク5は、曲げ型62の溝64と、締め型70のチャック70aにおける溝70bとで挟持される。なお、チャック70aのそれぞれは、溝64の曲率半径に応じて大きさ(長さ)が異なっている。
曲げ型62及び締め型70は、ワーク5の送り制御に連動して動作する。具体的には、ワーク5が所望の位置まで送り出されると、締め型70が曲げ型62側に移動し、ワーク5が挟持される。
このような本実施形態によれば、固定曲げ加工装置60の曲げ型62と締め型70とでワーク5を適切に挟持することができ、従来の曲げ加工装置が有するチャック機構を省略することができる。換言すれば、チャック機構を別途設けなくてもよい。
また、本実施形態においては、ワーク5の太さ(直径)に応じて、曲げ型62と締め型70とによるクランプの力(クランプ力)が一定となるように制御している。このような制御により、挟持されたワーク5が曲げ型62と締め型70との間で滑ってしまうことを防止し得ることに加え、ワーク5に不要に傷がついてしまうことを防止し得る。
このような本実施形態によれば、より高い品質の製品を製造することができる。
締め型70と並んで圧力型72が設けられている。圧力型72は、第2シリンダ74により駆動する。圧力型72は、ワーク5に当てられ、曲げ加工時の反力を受けることができるように構成されている。
制御部は、図示しないCPU、ROM、RAM、I/O、表示画面及び設定部を備えており、ROMに格納されているプログラム及び設定部で設定される曲げ加工条件等に基づいて、関節型ロボット10及び固定曲げ加工装置60を制御する。
設定部は、いわゆるタッチスクリーンであり、表示画面に表示された設定項目を、設定者が指などで押下することにより、曲げ加工条件等を設定できるように構成されている。
(制御処理の説明)
次に、図3に示すフローチャートに基づいて、制御部で実行される制御処理について説明する。
以下の説明において、関節型ロボット10の第A2関節12、第A3関節14、第A6関節16、第A1関節18、第A4関節20、第A5関節21、第A1固定部22、第1旋回台24、第A1アーム26、第A2アーム28、第2旋回台30、先端アーム32を作動させることを、単に、アームを作動させる、と称する場合がある。
制御処理では、CPUは、S100において、関節型ロボット10のアームを作動させ、クランプ機構40及び曲げ加工機構50をワーク5が置いてある位置へ移動させる。続くS105において、関節型ロボットのクランプ機構40で、ワーク5の最初に曲げる位置を把持させる。
続くS110では、S105において把持したワーク5を曲げ加工機構50により曲げ加工しつつ、アームを作動させて、固定曲げ加工装置60における曲げ加工位置にワーク5を移動させる。
続くS115では、固定曲げ加工装置60の曲げ型62と締め型70によってワーク5を把持させる。続くS120において、関節型ロボット10のクランプ機構40でのワーク5の把持を解除させる。これにより、ワーク5は、固定曲げ加工装置60において把持されることになる。
続くS125では、固定曲げ加工装置50でワーク5を曲げ加工させつつ、関節型ロボット10のアームを作動させ、クランプ機構40及び曲げ加工機構50を次の曲げ加工位置へ移動させる。
例えば、アーム(クランプ機構40及び曲げ加工機構50)は、曲げ加工されるワーク5の曲げ形状に基づき、数値制御(NC制御)される。
続くS130では、曲げ加工が終了したか否かを判定する。つまり、関節型ロボット10及び固定曲げ加工装置60において所定回数の曲げ加工が終了したか否かを判定する。
曲げ加工が終了したと判定した場合(S130:Yes)、S150へ移行する。一方、曲げ加工が終了していないと判定した場合(S130:No)、S135へ移行する。
S135では、関節型ロボット10のクランプ機構40でワーク5を把持させる。続くS140において、固定曲げ加工装置60の曲げ型62と締め型70におけるワークの把持を解除させる。
続くS145では、関節型ロボット10でワーク5を曲げ加工させつつ、関節型ロボット10のアームを作動させて、固定曲げ加工装置60における曲げ加工位置にワーク5を移動させた後、処理をS115へ戻し、曲げ加工を繰り返す。
S150では、関節型ロボット10のクランプ機構40でワーク5を把持する。続くS155において、固定曲げ加工装置60の曲げ型62と締め型70におけるワーク5の把持状態を解除する。
続くS160において、関節型ロボット10のアームを作動させ、クランプ機構40及び曲げ加工機構50をワーク5の排出位置へ移動させる。続くS165において、関節型ロボット10のクランプ機構40におけるワーク5の把持状態を解除し、ワーク5を排出した後、制御処理を終了する。
(曲げ加工システム1の作用)
以下、曲げ加工システム1の作用について説明する。
図7は、曲げ加工システム1の作用の一例を示す図である。
図7において、T1及びT2は、関節型ロボット10による、ワーク5の曲げ位置を示す。特に、T1は1回目(最初)の曲げ位置であり、T2は2回目の曲げ位置である。B1及びB2は、固定曲げ加工装置60による、ワーク5の曲げ位置を示す。特に、B1は1回目(最初)の曲げ位置であり、B2は2回目の曲げ位置である。
なお、図7においては、関節型ロボット10による曲げをロボット曲げと記載し、固定曲げ加工装置60による曲げをB軸曲げと記載している。
図7の例では、まず、関節型ロボット10(具体的には、先端アーム32に取付けられたクランプ機構40及び曲げ加工機構50)が曲げ位置T1に移動し、曲げ位置T1にて関節型ロボット10によってワーク5の曲げ加工を行う(S200)。具体的には、曲げ加工機構50が回転し、曲げ加工が行われる。
その後、曲げ加工機構50が初期位置に戻る(S210)。
この際、固定曲げ加工装置60によってワーク5が把持し直され、固定曲げ加工装置60によって、曲げ位置B1にて曲げ加工が行われる(S230)。具体的には、固定曲げ加工装置60の締め型70が回動し、曲げ加工が行われる。その後、締め型70が初期位置に戻る(S230)。
この場合、曲げ位置T1と曲げ位置B1とは関連していても良い。具体的には、関節型ロボット10が曲げ位置T1に移動した際、固定曲げ加工装置60は、ワーク5に対し、曲げ位置B1に位置するように構成されていても良い。
その後、固定曲げ加工装置60による曲げに追従して、関節型ロボット10が、次の曲げ位置T2に移動する(S220)。ここでは、関節型ロボット10のアームの送り及び捻りが同時に行われる。
そして、曲げ位置T2にて、ワーク5が関節型ロボット10によって把持し直され、関節型ロボット10によって曲げ加工が行われる(S240)。この際、関節型ロボット10は、ワーク5を把持して曲げを行いながら、固定曲げ加工装置60による曲げ位置がB1からB2に遷移するように、移動する(S250)。換言すれば、ワーク5に対する固定曲げ加工装置60の位置が、曲げ位置B1から曲げ位置B2に遷移するように、関節型ロボット10が移動する。この場合、関節型ロボット10の移動が完了した際(S250)、固定曲げ加工装置60とワーク5との相対位置が変化し、固定曲げ加工装置60によって、曲げ位置B2にて曲げ加工が行われ得るようになる。
そして、曲げ位置B2にて、ワーク5が固定曲げ加工装置60によって把持し直され、曲げ加工が行われる(S270)。
(曲げ加工システム1の特徴)
以上のような曲げ加工システム1では、関節型ロボット10において、クランプ機構40でワーク5を把持した状態でワーク5を曲げ加工するとともに、ワーク5を軸方向に移動させる(このとき、固定曲げ加工装置60では、ワーク5の把持状態を解除している)。したがって、関節型ロボット10において、ワーク5を軸方向に移動させながら曲げ加工を行うことができる。
そして、軸方向への移動が完了したら、固定曲げ加工装置60において、ワーク5を把持する。一方、関節型ロボット10のクランプ機構40におけるワーク5の把持状態を解除させる。そして、固定曲げ加工装置60においてワーク5を曲げ加工しつつ、クランプ機構40及び曲げ加工機構50を次のワーク5の曲げ加工位置に移動させる。
このように、関節型ロボット10と固定曲げ加工装置60とが、連動しつつも独立して動作し、ワーク5の曲げ加工と、ワーク5及び各機構の移動が連続的に行われる。これにより、ワーク5の曲げ加工時間のロスを最小限にすることができる。つまり、ワーク5の曲げ加工時間を短縮することができる。
さらに、関節型ロボット10において、ワーク5の曲げ加工をするとともにワーク5を移動させている。したがって、ワーク5の長さは、曲げ加工が終了した部分に応じて短くなっていくので、関節型ロボット10と固定曲げ加工装置60との設置距離を短くすることができる。このため、曲げ加工システム1をコンパクトにすることができる。
また、複数の関節を有するいわゆる関節型ロボット10を用いているため、簡易かつ低コストで曲げ加工システム1を構成することができる。
[第2実施形態]
次に、図4に基づいて、第1実施形態における固定曲げ加工装置60の曲げ方向を変更できるようにした第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態における曲げ加工システム1では、関節型ロボット10の構成は同じであり、固定曲げ加工装置60の構成が多少異なるだけあるため、その異なる部分のみを説明する。
本第2実施形態では、曲げ加工システム1は、関節型ロボット10に取り付けられている曲げ加工機構50によってワーク5を曲げながら、固定曲げ加工装置60内のワーク5をひねるように構成されている。
第2実施形態における固定曲げ加工装置160は、図4に示すように、第1実施形態における曲げ加工装置60の支柱61に対して支持板63が回転できるようした傾斜機構170が設けられている。
傾斜機構170は、支柱61、支持板63、モータ172及びモータ180を備えている。
支持板63に取り付けられた機構(曲げ型62、曲げアーム66等)は、支持板63の上端部に取り付けられたモータ172によって水平軸CH4を中心に回転し得る。
支持板63は、支柱基部174内部において支持板63の下端部の位置に取り付けられたモータ180によって、回転できるように構成されている。
支柱61は、円筒状の支柱基部174と、支柱基部174に内挿された支柱延伸部176とから構成されている。そして、支柱基部174には、延伸用モータ178及び図示しないボールスクリューが内蔵されている。延伸用モータ178及びボールスクリューによって、支柱延伸部176は、支柱基部174に対して(図4中のZ軸方向に)伸縮し得る。
曲げ加工装置160では、支柱基部174の下部に、移動機構190が設けられている。
移動機構190は、支柱基部174を、図4中のX軸方向及びY方向に移動させるための機構である。X軸方向への移動は、移動用モータ192及びボールスクリュー194により達成される。具体的には、移動用モータ192の回転をボールスクリュー194によりX軸方向の移動運動に変換することにより、支柱基部174をX軸方向へ移動させる。
Y軸方向における支柱基部174の移動は、移動用モータ196及びボールスクリュー198により達成される。
このような傾斜機構170及び移動機構190を備えた固定曲げ加工装置160によれば、モータ172によって、支持板63に取り付けられた機構を任意の角度に回転させることができるので、ワーク5を設置面に対して水平方向のみならずワーク5の軸方向に対して任意の角度を持たせて曲げ加工することができる。
支持板63をモータ172によって回転させると、支持板63に取り付けられた機構である曲げ型62及び曲げアーム66の位置が変化する。このため、支柱延伸部176を、延伸用モータ178によって図4中のZ軸方向に伸縮させるとともに、モータ180によって支持板63を回転させたり、移動機構190によって曲げ加工装置160自体の位置を図4中のX軸やY軸方向に移動させることにより、それらの位置を第1実施形態の固定曲げ加工装置60におけるそれらの位置と同じにする。
具体的には、曲げ型62及び曲げアーム66の初期位置は、支持板63をモータ172によって回転させると変化する。より具体的には、曲げ型62及び曲げアーム66の位置を示すX座標値、Y座標値及びZ座標値が変化する。
X座標値の変化分は、移動機構190(移動用モータ192及びボールスクリュー194)によるX軸方向の移動によって補正することができる。
Y座標値の変化分は、移動機構190(移動用モータ196及びボールスクリュー198)によるY軸方向の移動によって補正することができる。
Z座標値の変化分は、支柱延伸部176の伸縮によって補正することができる。
このような補正により、曲げ型62及び曲げアーム66の位置を初期位置に保持することが可能である。
そして、関節型ロボット10を第1実施形態と同じように作動させるとともに、固定曲げ加工装置160の支持板63及び支持板63に取り付けられた機構の角度を0°とすれば、第1実施形態の曲げ加工装置60と同様にワーク5を水平方向に曲げ加工することができる。
また、支持板63に取り付けられた機構の角度を任意の角度にして作動させれば、ワーク5をその軸方向に任意の角度の傾きを付けて曲げ加工することができる。例えば、支持板63に取り付けられた機構の角度を90°にすると、ワーク5を垂直方向に曲げ加工することができる。
また、傾斜機構170とは別に、移動機構190で曲げ加工装置160自体の位置を図4中のX軸あるいはY軸方向に移動させるようにしてもよい。
[第3実施形態]
次に、図5に基づき、第1実施形態における固定曲げ加工装置60に代えて複数の関節を有する関節型ロボット100を用いた第3実施形態について説明する。関節型ロボット100は、第1実施形態における関節型ロボット10とほぼ同じ構造を有し、同じ構成部分には第1実施形態における符号と同じ符号を付して、その説明を省略する。
関節型ロボット100は、図5に示すように、第1実施形態の関節型ロボット10と同様に、第B1固定部122、第B2関節112、第B3関節114、第B4関節120、第B5関節121、第B6関節116、第B1アーム126、第B2アーム128及び先端アーム132を備えている。
第B1固定部122は、関節型ロボット100を設置面7に設置するための基礎となる部分である。第B1関節118は、第B1固定部122の軸周りに回動するように、第B1固定部122に取り付けられた関節機構である。
第B2関節112は、第B1関節118に取り付けられ、第B1固定部122の回転軸に直交する軸の周りに回動する周知の関節機構である。第B3関節114は、第B1アーム126の先端に取り付けられ、第B2関節112の回転軸に平行な軸周りに回動する周知の関節機構である。
第B4関節120は、第B3関節114の回転軸に直交する方向に取り付けられ、第B3関節114の回転軸に直交する軸周りに回動する周知の関節機構である。第B5関節121は、第B2アーム128の先端に取り付けられ、第B4関節120の回転軸と直交する軸周りに回動する周知の関節機構である。
第B6関節116は、第B5関節121の回転軸に直交する方向に取り付けられ、第B5関節121の回転軸に直交する軸周りに回転する周知の関節機構である。
第B1アーム126は、第B2関節112の回転軸に直交する方向に取り付けられた略円柱状のアームである。第B2アーム128は、第B4関節120の回転軸方向に取り付けられた略円柱状のアームであり、先端アーム132は、第B6関節116の回転軸に直交する方向に取り付けられたアームであり、第1実施形態の先端アームと同じアームである。
先端アーム132には、第1実施形態と同様に、クランプ機構62等が取り付けられている。
このような曲げ加工システム1によれば、第2曲げ加工装置として、第1曲げ加工装置と同様に、いわゆる関節型ロボットを用いることができるため、簡易かつ低コストで曲げ加工システム1を構成することができる。
[第4実施形態]
次に、図8に基づき、第4実施形態の曲げ加工システム1について説明する。
第4実施形態の曲げ加工システム1において、第3実施形態の曲げ加工システム1と同じ構成については同じ符号を付している。
第4実施形態の曲げ加工システム1は、第3実施形態の曲げ加工システム1と異なり、関節型ロボット10と関節型ロボット100との間に配置されるセンターチャック200を備えている。
センターチャック200は、ワーク5を把持できるように構成されている。
このような構成により、第4実施形態の曲げ加工システム1では、センターチャック200の両側から、関節型ロボット10,100により、同時に曲げ加工を行うことができる。具体的には、関節型ロボット10と関節型ロボット100との間で相互にワーク5を把持し直す必要がなく、曲げ加工を連続的に行うことができる。これにより、加工時間をより短縮できるようになる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、本実施形態に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
例えば、図9に示されるとおり、曲げ加工システム1としては、複数台の関節型ロボットを並べ、かつ、関節型ロボットが自走するように構成しても良い。図9の例では、4台の関節型ロボットが、同軸上を自走可能なように並べられている。
そして、図9の例では、4台の関節型ロボットを2分割して、曲げ加工システムLと曲げ加工システムRとを構築しても良い。これによれば、図5又は図8に示すような曲げ加工システム1を2つ構築し得る。
例えば、上記第2実施形態では、モータ172を用いて支持板を回転させ、延伸用モータ178を用いて支柱延伸部176を伸縮させていたが、モータ172や延伸用モータ178を用いず、手動で回転や伸縮ができるような構造にしてもよい。
1… 曲げ加工システム 5… ワーク 7… 設置面 10… 関節型ロボット 12… 第A2関節 14… 第A3関節 16… 第A6関節 18… 第A1関節 20… 第A4関節 21… 第A5関節 22… 第A1固定部 24… 第1旋回台 26… 第A1アーム 28… 第A2アーム 30… 第2旋回台 32… 先端アーム 40… クランプ機構 50… 曲げ加工機構 52… 曲げ型 54… 曲げアーム 56… 曲げモータ 60… 固定曲げ加工装置 61… 支柱 62… 曲げ型 63… 支持板 64… 溝 66… 曲げアーム 67… 曲げモータ 68… 固定台 69… 第1シリンダ 70… 締め型 72… 圧力型 74… 第2シリンダ 100… 関節型ロボット 112… 第B2関節 114… 第B3関節 116… 第B6関節 118… 第B1関節 120… 第B4関節 121… 第B5関節 122… 第B1固定部 126… 第B1アーム 128… 第B2アーム 132… 先端アーム 160… 曲げ加工装置 170… 傾斜機構 172… モータ 174… 支柱基部 176… 支柱延伸部 178… 延伸用モータ 180… モータ 190… 移動機構 192… 移動用モータ 194… ボールスクリュー 195… 移動台 196… 移動用モータ 198… ボールスクリュー。

Claims (5)

  1. 長尺状の被加工物を把持する第1把持手段、前記第1把持手段により把持した状態で、前記被加工物を曲げる第1曲げ手段及び前記第1把持手段で前記被加工物を把持した状態で前記第1把持手段を移動させることにより、前記被加工物を軸方向に移動させる第1移動手段を有する第1曲げ加工装置と、
    前記長尺状の被加工物を把持する第2把持手段及び前記第2把持手段により把持した状態で、前記被加工物を曲げる第2曲げ加工手段を有する第2曲げ加工装置と、
    前記第1曲げ加工装置及び前記第2曲げ加工装置を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記第1把持手段で長尺状の被加工物を把持した状態で、前記第1曲げ手段で前記長尺状の被加工物を曲げ加工する第1曲げ加工工程と、
    前記第1曲げ加工工程を行いつつ、前記第1移動手段で前記被加工物を軸方向に移動させる第1移動工程と、
    前記第1移動工程の後、前記第2把持手段で前記被加工物を把持させた後、前記第1把持手段における前記被加工物の把持状態を解除させ、前記第2曲げ加工手段で前記被加工物を曲げ加工する第2曲げ加工工程と、
    前記第2曲げ加工工程を行いつつ、前記第1把持手段を次の曲げ加工位置に移動させる第2移動工程と、
    を所定の回数繰り返すことにより前記被加工物の曲げ加工を行うことを特徴とする曲げ加工システム。
  2. 請求項1に記載の曲げ加工システムにおいて、
    前記第1曲げ加工装置は、
    設置するための第1基部と、
    前記第1基部の軸周りに回動するように、前記第1基部に設置された第A1関節と、
    前記第A1関節に設置され、前記第1基部の回転軸に直交する軸の周りに回動する第A2関節と、
    前記第A2関節の回転軸に直交する方向に設置された第1中間腕部と、
    前記第1中間腕部の先端に設置され、前記第A2関節の回転軸に平行な軸周りに回動する第A3関節と、
    前記第A3関節の回転軸に直交する方向に設置され、前記第A3関節の回転軸に直交する軸周りに回動する第A4関節と、
    前記第A4関節の回転軸方向に設置された第2中間腕部と、
    前記第2中間腕部の先端に設置され、前記第A4関節の回転軸と直交する軸周りに回動する第A5関節と、
    前記第A5関節の回転軸に直交する方向に設置され、前記第A5関節の回転軸に直交する軸周りに回転する第A6関節と、
    前記第A6関節の回転軸に直交する方向に設置された先端腕部と、
    を備え、
    前記第1把持手段及び前記第1曲げ加工手段は、前記先端腕部に装着されていることを特徴とする曲げ加工システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の曲げ加工システムにおいて、
    前記第2曲げ加工装置は、
    設置するための第11基部と、
    前記第11基部の軸周りに回動するように、前記第11基部に設置された第B1関節と、
    前記第B1関節に設置され、前記第11基部の回転軸に直交する軸の周りに回動する第
    B2関節と、
    前記第B2関節の回転軸に直交する方向に設置された第11中間腕部と、
    前記第11中間腕部の先端に設置され、前記第B2関節の回転軸に平行な軸周りに回動する第B3関節と、
    前記第B3関節の回転軸に直交する方向に設置され、前記第B3関節の回転軸に直交する軸周りに回動する第B4関節と、
    前記第B4関節の回転軸方向に設置された第12中間腕部と、
    前記第12中間腕部の先端に設置され、前記第B4関節の回転軸と直交する軸周りに回動する第B5関節と、
    前記第B5関節の回転軸に直交する方向に設置され、前記第B5関節の回転軸に直交する軸周りに回転する第B6関節と、
    前記第B6関節の回転軸に直交する方向に設置された先端腕部と、
    を備え、
    前記第2把持手段及び前記第2曲げ加工手段は、前記先端腕部に装着されていることを特徴とする曲げ加工システム。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の曲げ加工システムにおいて、
    前記第2曲げ加工装置は、
    前記被加工物を曲げる際、前記被加工物の軸方向に対して、任意の角度に傾けることが可能に構成されている傾斜機構を備えていることを特徴とする曲げ加工システム。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の曲げ加工システムにおいて、
    前記第1曲げ加工装置又は前記第2曲げ加工装置のうち少なくとも何れか1方は、
    前記第1曲げ加工装置と前記第2曲げ加工装置の設置位置とを結んだX軸、前記第2曲げ加工装置の設置面に水平かつ前記X軸に垂直なY軸、又は、前記X軸及び前記Y軸に垂直なZ軸のうち、少なくとも何れか1軸方向に移動可能に構成されていることを特徴とする曲げ加工システム。
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