JP2014239662A - 汚物処理器具 - Google Patents

Abstract

【課題】汚物が地面に落ちる前、落ちた後も1個の器具で簡単に処理でき、手や器具が汚物に触れることなく衛生的に処理できる汚物処理器具の提供。【解決手段】硬質で軽量な部材で、器具本体中央部の大半を空洞化したフレーム状の一体の物で構成され、組み立てた汚物処理器具２をビニール袋３の内側に装着し、取り込まれた汚物の重さでビニール袋が沈み込み、回収後、汚物処理器具２を折りたたみ、ビニール袋を裏返しすることで、汚物が器具や手に触れることなく衛生的に行えるよう装備した。【選択図】図２

Description

本発明は、人間及び動物の汚物処理に関する。

従来から、人間及び動物の汚物処理器具は、提供されている。
（特許文献１〜３）

特開 ２０１１−０３６１７５ 特開 ２００４−２４２９７５ 登録実用新案第３０２８６３８号

従来、提供されている汚物処理器具は数種類あるが、その多くは、汚物を取り込むのに
付属する器具を使用して用いる場合が多く、また、１つの回収方法しかなく利便性に欠け
ていた。付属品を用いることなく簡単な構造で、衛生的に使用できる器具を提供することを
、本発明の目的とした。

次に、上記課題を解決するために、その手段を説明する。

本発明の請求項１は、軽量で硬質な部材で、器具本体中央部の大半を空洞化したフレーム状
の一体の物で構成され、器具本体の中央部に折り曲げ線加工を施し、器具本体中央部で折りたた みできる構造で形成された汚物処理器具で、使用時は組み立てた汚物処理器具を、ビニール袋の 内側に装着し、取り込んだ汚物の重さでビニール袋が沈み込むことで、汚物の漏れを防ぎ、
使用後は汚物の入ったビニール袋を回収し易くするため、本体器具を折り曲げ、ビニール袋
の下端部を持ち、反転させることで回収できることを特徴とする汚物処理器具。

本発明は以上述べたように構成されているので以下に記載されるような効果を奏す。

汚物に直接、手や器具が触れない為、衛生的に処理できる。

汚物が地面に落ちる前、落ちた後の二つの回収方法が可能であり利便性が高い。

片手で簡単に処理でき、軽量のため、持ち運びも苦にならない。

汚物処理器具の組み立て前の図と、組み立てた図。 汚物処理器具にビニール袋を装着した図。 汚物処理器具に汚物を取り込んだ図。 地面に落ちた汚物を汚物処理器具で掴み取っ手いる図。 汚物処理器具に取り込んだ汚物を回収している図。

次は、この発明の実施の形態について説明する。

図１の汚物処理器具の構成を説明する。硬質で軽量な部材で、汚物処理器具中央部の
大半を空洞化dしたフレーム状１の一体の物で構成され、折り曲げ線a7,a8,a3,a4,a5
,a6それぞれを折り曲げ、差し込み口b1,b2,b3,b4にc1,c2,c3,c4の部分を差し込み、図１
の２で示したものが組み立てた汚物処理器具である。

図２の汚物処理器具２を使用する際は、ビニール袋３の内側に汚物処理器具２を装着し、
使用する。

図３は、汚物処理器具２に汚物５が取り込まれた状態で、汚物５の重さによってビニール
袋３が沈み込み、一旦取り込んだ汚物５がこぼれ落ちない構造である。

図４は、地面に落ちた汚物５を汚物処理器具２を使って、掴み取っているところである。

図５は、汚物５を汚物処理器具２に取り込み、汚物処理器具２の中央部a1,a2で折り曲げ、
ビニール袋３の下端部を持ち、ビニール袋を裏返し回収している所である。

１ 組み立て前汚物処理器具
２ 組み立てた状態の汚物処理器具
３ ビニール袋
４ ビニール袋開口部
５ 汚物
a1 折り曲げ線
a2 折り曲げ線
a3 折り曲げ線
a4 折り曲げ線
a5 折り曲げ線
a6 折り曲げ線
a7 折り曲げ線
a8 折り曲げ線
b1 差し込み口
b2 差し込み口
b3 差し込み口
b4 差し込み口
c1 差し込み凸部
c2 差し込み凸部
c3 差し込み凸部
c4 差し込み凸部
d 空洞部

Claims (1)

1. 人間や動物に用いる汚物処理器具で、軽量で硬質な部材で、器具本体中央部の大半を
   空洞化したフレーム状の一体の物で構成され、器具本体の中央部に折り曲げ線加工を
   施し、器具本体中央部で折りたたみできる構造で形成させ、使用時には器具本体を、
   ビニール袋の内側に装着し、取り込んだ汚物の重さでビニール袋が沈み込むことで、
   汚物の漏れを防ぎ、使用後は汚物の入ったビニール袋が回収しやすくするため、器具
   本体を折り曲げ、ビニール袋の開口部下端部を持ち、裏返しさせることで回収できる
   ことを特徴とする汚物処理器具。