JP2014239638A - 無線電力送信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力抵抗による電源損失を最小化し、ソース共振器のエネルギー充電時間を短縮することのできる無線電力送信装置を提供する。
【解決手段】高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置において、ターゲット共振器との共振を介して電力を送信するソース共振器と、前記ソース共振器に電力を供給する電源供給部と、前記ソース共振器と前記電源供給部との接続をオン/オフする第1スイッチング部と、前記ソース共振器に流入する電流の量に応じて前記第1スイッチング部を制御する制御部とを備える。
【選択図】 図4A

Description

本発明は、高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置に関し、より具体的には、エネルギー及びデータ同時送信システムにおける高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置に関する。
無線電力送信に対する研究は、携帯用端末を含む様々な電子機器の爆発的な増加による有線電力供給の不便性の増加及び既存のバッテリ容量の限界などを克服するために始まった。
その中でも近距離無線電力送信に対する研究が集中している。近距離無線電力送信とは、動作周波数で波長の長さに比べて送受信コイル間の距離が十分小さい場合を意味する。
このような近距離無線電力送信には孤立共振システムが用いられる。
共振特性を用いる孤立共振システムは、電力を供給するソースと電力を供給されるターゲットを含んでもよい。
上記のような近距離無線電力送信においては、近年、電力をより効率的に送信するという技術課題の向上が急務となっている。
本発明は上記従来の無線電力送信装置における課題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、入力抵抗による電源損失を最小化し、ソース共振器のエネルギー充電時間を短縮することのできる無線電力送信装置を提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本発明による無線電力送信装置は、高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置において、ターゲット共振器との共振を介して電力を送信するソース共振器と、前記ソース共振器に電力を供給する電源供給部と、前記ソース共振器と前記電源供給部との接続をオン/オフする第1スイッチング部と、前記ソース共振器に流入する電流の量に応じて前記第1スイッチング部を制御する制御部とを備えることを特徴とする。
前記制御部は、前記ソース共振器に流入する電流の量を検知する電流センシング部をさらに備えることが好ましい。
前記制御部は、前記検知された電流の量が予め決定された目標電流の量よりも大きいか同一である場合、前記第1スイッチング部をオフさせることが好ましい。
前記制御部は、前記検知された電流の量が予め決定された第1閾値電流量よりも小さいか同一である場合、前記第1スイッチング部をオンさせ、前記検知された電流の量が予め決定された第2閾値電流量よりも大きいか同一である場合、第1スイッチング部をオフさせることが好ましい。
前記電源供給部は、入力抵抗を含み、前記電流センシング部は、前記入力抵抗に印加される電圧により前記ソース共振器に流入する電流の量を検知することが好ましい。
前記電流センシング部は、前記入力抵抗に印加される電圧と前記予め決定された目標電流の量に対応する予め決定された基準電圧とを比較する比較器をさらに備え、前記制御部は、前記比較器の比較結果に応じて前記第1スイッチング部のオン/オフを制御することが好ましい。
前記電流センシング部は、前記ソース共振器に流入する電流のミラーされた電流の流れを制御する第2スイッチング部と、前記ミラーされた電流に対応する電圧と前記予め決定された目標電流の量に対応する予め決定された基準電圧とを比較する比較器をさらに備え、前記制御部は、前記比較器の比較結果に応じて前記第1スイッチング部のオン/オフを制御することが好ましい。
前記第1スイッチング部は、前記電源供給部と前記ソース共振器との間に位置するトランジスタと、前記トランジスタと直列に接続されたダイオードとを含むことが好ましい。
前記第2スイッチング部は、前記第1スイッチング部に含まれる前記トランジスタよりもサイズが小さいミラートランジスタを含むことが好ましい。
また、上記目的を達成するためになされた本発明による無線電力送信装置は、高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置において、ターゲット共振器との共振を介して電力を送信するソース共振器と、入力抵抗を含み、前記ソース共振器に電力を供給する電源供給部と、前記ソース共振器と前記電源供給部との接続をオン/オフするスイッチング部と、前記入力抵抗に印加される電圧を制御する電圧制御部とを備えることを特徴とする。
前記電圧制御部は、DC−DCコンバータを含むことが好ましい。
前記ソース共振器に流入する電流の量と予め決定された目標電流の量とを比較した結果に応じて前記スイッチング部を制御する制御部をさらに備えることが好ましい。
前記制御部は、前記ソース共振器に流入する電流の量が前記予め決定された目標電流の量よりも大きいか同一である場合、前記スイッチング部をオフさせることが好ましい。
また、上記目的を達成するためになされた本発明による無線電力送信装置は、高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置において、ターゲット共振器との共振を介して電力を送信するソース共振器と、前記ソース共振器に電力を供給する電源供給部と、前記ソース共振器と前記電源供給部との接続をオン/オフするスイッチング部と、前記スイッチング部の動作により前記ソース共振器に流入する電流を制御する電流制御部とを備えることを特徴とする。
前記電流制御部は、前記電源供給部と前記スイッチング部との間に配置されるインダクターと、前記インダクターと並列に接続されるダイオードとを含むことが好ましい。
前記電流制御部は、前記スイッチング部がオフ状態の間、前記インダクターと前記ダイオードとの間に形成される閉ループに前記スイッチング部がオフ状態になった時点における前記ソース共振器に流入した電流を還流させ、前記スイッチング部がオン状態の間、前記ソース共振器に前記還流された電流を供給することが好ましい。
前記ソース共振器に流入する電流の量と予め決定された目標電流の量とを比較した結果に応じて前記スイッチング部を制御する制御部をさらに備えることが好ましい。
前記制御部は、前記ソース共振器に流入する電流の量が前記予め決定された目標電流の量よりも大きいか同一である場合、前記スイッチング部をオフさせることが好ましい。
また、上記目的を達成するためになされた本発明による無線電力送信装置は、高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置において、ターゲット共振器との共振を介して電力を送信するソース共振器と、入力抵抗を含み、前記ソース共振器に電力を供給する電源供給部と、前記ソース共振器と前記電源供給部との接続をオン/オフするスイッチング部と、前記ソース共振器に流入する電流の量に応じて前記スイッチング部を制御する制御部と、前記入力抵抗に印加される電圧を制御する電圧制御部と、前記スイッチング部の動作により前記ソース共振器に流入する電流を制御する電流制御部とを備えることを特徴とする。
前記制御部は、前記入力抵抗に印加される電圧が予め決定された電圧よりも大きいか同一である場合、前記ソース共振器と前記電源供給部との接続を遮断するために前記スイッチング部をオフさせることが好ましい。
本発明に係る無線電力送信装置によれば、入力抵抗による電源損失を最小化し、ソース共振器のエネルギー充電時間を短縮することができるという効果がある。
本発明の一実施形態に係る無線電力送信システムの等価回路を示す回路図である。 本発明の他の実施形態に係る無線電力送信システムの等価回路を示す回路図である。 本発明の一実施形態に係る無線電力送信装置でのスイッチの動作による充電効率を説明するためのグラフである。 本発明の第1の実施形態に係る高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置の概略構成を示すブロック図である。 図4Aの無線電力送信装置の具体的一例を示す概略回路図である。 図4Bの無線電力送信装置の制御部を具体的に示す回路図である。 図4Aの無線電力送信装置の制御部を具体的に示す回路図である。 本発明の第2の実施形態に係る高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置の概略構成を示すブロック図である。 図5Aに示す無線電力送信装置の具体的一例を示す概略回路図である。 本発明の第3の実施形態に係る高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置の概略構成を示すブロック図ある。 図6Aに示す無線電力送信装置の具体的一例を示す概略回路図である。 本発明の第4の実施形態に係る高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置を示すブロック図である。
次に、本発明に係る無線電力送信装置を実施するための形態の具体例を図面を参照しながら説明する。
本発明が実施形態によって制限されたり限定されることはない。また、各図面に提示された同一の参照符号は同一の部材を示す。
無線電力送信システムは、無線で電力を必要とする様々なシステムに応用される。
無線電力送信システムは、モバイルデバイス又はワイヤレスTV(wireless TV)など、無線電力の使用可能なシステムに用いられ得る。
また、バイオヘルスケア(bio health care)分野にも応用可能であり、人体に挿入されたデバイスに遠隔で電力を送信したり、心拍数を測定するための包帯形のデバイスに無線電力を送信するために応用される。
無線電力送信システムは、少ない電力で動作し、少ない電力の消費が要求される低電力センサなどのデバイスに応用してもよい。
また、無線電力送信システムは、電源ソースがない情報記憶装置の遠隔制御に応用してもよい。無線電力送信システムは、情報記憶装置に遠隔で装置を駆動することのできる電力を供給すると同時に、無線で情報記憶装置に格納された情報を呼び起こすシステムに応用してもよい。
無線電力送信システムは、信号の発生のために電源供給装置からエネルギーが供給されてソース共振器に格納し、電源供給装置とソース共振器を電気的に接続するスイッチをオフさせることで、ソース共振器の自体の共振を誘導する。
自己共振するソース共振器と相互共振するほど十分近い距離にソース共振器の共振周波数と同一の共振周波数を有するターゲット共振器が存在する場合、ソース共振器とターゲット共振器との間に相互共振現象が発生する。
ソース共振器は、電源供給装置からエネルギーが供給される共振器を意味し、ターゲット共振器は、相互共振現象によってソース共振器からエネルギーが伝達される共振器を意味する。
無線電力送信システムは、孤立共振(Resonator Isolation:RI)システムであると定義してもよい。
図1は、本発明の一実施形態に係る無線電力送信システムの等価回路を示す回路図である。
図1は、孤立共振システムの例として、CC(Capacitive Charging)方式を示す。
図1を参照すると、無線電力送信システムは、ソースとターゲットで構成されるソース−ターゲット構造である。
無線電力送信システムは、ソースに該当する無線電力送信装置とターゲットに該当する無線電力受信装置を含む。
無線電力送信装置は、電力入力部110、電力送信部120、及びスイッチング部130を備える。
電力入力部110は、電源供給装置を用いてキャパシタにエネルギーを格納する。
スイッチング部130は、キャパシタにエネルギーを格納する間は電力入力部110にキャパシタを接続し、キャパシタに格納されたエネルギーを放電する間はキャパシタを電力送信部120に接続する。すなわち、スイッチング部130は、キャパシタが同時に電力入力部110及び電力送信部120に接続されないようにする。
電力送信部120は、電磁気エネルギーを無線電力受信装置の受信部140に伝達する。
より具体的に、電力送信部120は、電力送信部120のソース共振器と受信部140のターゲット共振器との間の相互共振を介して電力を伝達する。
ここで、ソース共振器はキャパシタC及び送信コイルLを含み、ターゲット共振器はキャパシタC及び受信コイルLを含む。
ソース共振器とターゲット共振器との間に発生する相互共振の程度は相互インダクタンスMの影響を受ける。
電力入力部110は、入力電圧VDC、内部抵抗Rin及びキャパシタCに、電力送信部120は基礎回路素子R、L、Cに、スイッチング部130は少なくとも1つのスイッチにモデリングされる。
キャパシタCは、スイッチング部130の動作により電力入力部110に属してもよく、電力送信部120に属してもよい。
スイッチは、オン/オフ機能を実行できる能動素子が用いられてもよい。Rは抵抗成分、Lはインダクター成分、Cはキャパシタ成分を意味する。入力電圧VDCのうちキャパシタCにかかる電圧はVinのように表示される。
無線電力受信装置は、受信部140、電力出力部150、及びスイッチング部160を備える。
受信部140は、無線電力送信装置の電力送信部120から電磁気(electromagnetic)エネルギーを受信する。
受信部140は、受信した電磁気エネルギーを接続するキャパシタに格納する。
スイッチング部160は、キャパシタにエネルギーを格納する間は受信部140にキャパシタを接続し、キャパシタに格納されたエネルギーを放電する間はキャパシタを電力出力部150に接続してキャパシタに格納されたエネルギーをバッテリ(又は負荷)に伝達する。
すなわち、スイッチング部160は、キャパシタが同時に受信部140及び電力出力部150に接続されないようにする。
より具体的には、受信部140の受信コイルLは、電力送信部120の送信コイルLとの相互共振を介して電力を受信する。受信された電力を介して受信コイルLと接続されたキャパシタが充電される。
電力出力部150は、キャパシタに充電された電力をバッテリに伝達する。
電力出力部150はバッテリの代わりに、負荷又はターゲット装置に電力を伝達してもよい。
受信部140は、基礎回路素子R、L、Cに、電力出力部150は接続されるキャパシタC及びバッテリに、スイッチング部160は少なくとも1つのスイッチにモデリングされる。
キャパシタCはスイッチング部160の動作により受信部140に属してもよく、電力出力部150に属してもよい。受信コイルLで受信されるエネルギーのうち、キャパシタCにかかる電圧はVoutのように表示される。
前述したように電力入力部110と電力送信部120を物理的に分離し、受信部140と電力出力部150を物理的に分離して電力を送信するRI(Resonator Isolation)システムは、インピーダンスマッチングを用いる従来の電力送信方式に比べていくつかの相違がある。
第1に、DC電源からソース共振器へ直接に電力供給が可能であるため、電力増幅器を使用しなくてもよい。
第2に、バッテリの充電のために受信端のキャパシタに充電された電力でエネルギーをキャプチャー(capture)するため、整流器を通した整流作業を必要としない。
第3に、インピーダンスマッチングする必要がないため、送信効率が送信端と受信端との間の距離変化に敏感でない。また、複数の送信端及び複数の受信端を含む無線エネルギー送信システムにおける拡張が容易である。
図2は、本発明の他の実施形態に係る無線電力送信システムの等価回路を示す回路図である。
図2は、孤立共振システムの異なる例として、インダクティブチャージング(Inductive Charging:IC)方式を示す。
図2を参照すると、無線電力送信システムは、ソースとターゲットで構成されるソース−ターゲット構造である。無線電力送信システムは、ソースに該当する無線電力送信装置とターゲットに該当する無線電力受信装置を含む。
無線電力送信装置は、電力充電部210、制御部220及び送信部230を備える。
電力充電部210は、電源供給装置Vinと抵抗Rinで構成される。
ソース共振器は、キャパシタCとインダクターLで構成される。
送信部230は、ソース共振器とターゲット共振器との間の相互共振を介してソース共振器に格納されたエネルギーを送信する。
制御部220は、スイッチを含み、電力充電部210からソース共振器に電力を供給するためにスイッチをオン(on)する。
電源供給装置VinからキャパシタCに電圧が印加され、インダクターLに電流が印加される。
ソース共振器が正常状態に達すると、キャパシタCに印加される電圧は0になり、インダクターLに流れる電流はVin/Rinの値を有する。
正常状態ではインダクターLに印加される電流を介してインダクターLに電力が充電される。
制御部220は、正常状態でソース共振器に充電された電力が所定値に達すると、スイッチをオフ(off)する。
所定値に関する情報は、制御部220に予め設定していてもよい。他の実施形態として、送信部230に流入する電流が予め決定された目標電流と同一になる場合、制御部220はスイッチをオフしてもよい。
電力充電部210と送信部230は、スイッチ動作によって分離される。スイッチがオフされると、ソース共振器はキャパシタCとインダクターLとの間に自己共振を開始する。
また、相互インダクタンス(M)270の影響を受けるソース共振器とターゲット共振器との間の相互共振を介して、ソース共振器に格納されたエネルギーはターゲット共振器に伝達される。ここで、ソース共振器の共振周波数fとターゲット共振器の共振周波数fは同一である。
ソース共振器の共振周波数fとターゲット共振器の共振周波数fは以下の数式(1)によって算出される。
Figure 2014239638
無線電力受信装置は、充電部240、制御部250及び電力出力部260を含む。
ターゲット共振器は、キャパシタCとインダクターLで構成される。
ソース共振器とターゲット共振器との間に相互共振をするときソース共振器は電源供給装置Vinと分離し、ターゲット共振器は負荷(ロード:LOAD)及びキャパシタCと分離している。
ターゲット共振器のキャパシタCとインダクターLは相互共振を介して電力を充電する。
制御部250は、スイッチを含み、ターゲット共振器に電力を充電するためスイッチをオフする。
スイッチがオフの間に、ターゲット共振器の共振周波数とソース共振器の共振周波数とは一致し、相互共振が発生する。
制御部250は、ターゲット共振器に充電された電力が所定値に達すると、スイッチをオンする。所定値に関する情報は、制御部250に予め設定していてもよい。
スイッチがオンされると、キャパシタCが接続され、ターゲット共振器の共振周波数が以下の数式(2)のように変更される。
Figure 2014239638
したがって、ソース共振器とターゲット共振器との間の共振周波数が一致せず、ソース共振器とターゲット共振器との間に相互共振が終了する。
より詳しくは、ターゲット共振器のQを考慮して、f’がfよりも十分小さければ、相互共振チャネルが消滅する。
また、電力出力部260は、キャパシタCとインダクターLに充電された電力を負荷(ロード)に伝達する。
電力出力部260は、負荷の必要に適する方式で電力を伝達する。例えば、電力出力部260は、負荷で要求する定格電圧に電圧をレギュレーション(regulation)して電力を伝達してもよい。
制御部250は、ターゲット共振器に充電された電力が所定値未満の値を有すれば、スイッチをオフする。
オフによってソース共振器とターゲット共振器の共振周波数が再び一致すると、充電部240は、ソース共振器とターゲット共振器との間の相互共振を介して再びターゲット共振器に電力を充電する。
ソース共振器とターゲット共振器との間に相互共振が発生するときスイッチが接続されない。
したがって、スイッチの接続による送信効率の減少は予防され得る。
図1に示すCC方式に比べて、図2に示すIC方式はターゲット共振器に格納されたエネルギーのキャプチャー時点を制御することが容易である。
図1に示すCC方式では、無線電力受信装置がキャパシタに充電されたエネルギーをキャプチャーできるが、図2に示すIC方式はターゲット共振器のインダクター及びキャパシタに格納されたエネルギーをキャプチャーするため、エネルギーのキャプチャー時点に対する自由度が向上する。
孤立共振システムの送信端は、電力又はデータ送信のため、スイッチの接続によってソース共振器にエネルギーの充電と放電を繰り返し行う。
このような1回のエネルギーの充電と放電工程は1つのシンボルに定義される。
受信端は送信端からエネルギー又はデータを受信するため、送信端の充電及び放電を繰り返すスイッチの動作周期に合わせて受信端のスイッチを制御する。
受信端は送信端からエラーなしで電力又はデータを受信するため、送信端のスイッチがいつオフしていつオンするか、そして、いつ相互共振を開始していつターゲット共振器に格納されたエネルギーがピーク値を有するかを把握する必要がある。
送信端スイッチのオン/オフタイムに関する情報を把握し、受信端のオン/オフタイムを送信端スイッチのオン/オフタイムに関する情報に合わせて調整する工程を時間同期化工程と定義する。
孤立共振システムは、情報を伝達するためにソース共振器とターゲット共振器との間の相互共振現象を用いる。
より具体的には、送信端は、予め決定された時間区間の間、電源からソース共振器にエネルギーを注入したり、又はエネルギーを注入しない動作によって当該の時間区間の間相互共振を発生させる状態と相互共振を発生させない状態とをスイッチングする。
より詳しくは、ソース共振器と電源の接続をスイッチングして相互共振現象をスイッチングしてもよい。
相互共振が発生する状態及び相互共振が発生しない状態それぞれに情報を割当ててもよい。例えば、送信端は、相互共振が発生する状態にビット1を、相互共振が発生しない状態にビット0を割り当ててもよい。ここで、予め決定された時間区間は、例えば、1つのシンボルに定義される。
受信端は、上記時間区間の間にターゲット共振器の共振周波数をソース共振器の共振周波数と合わせたり(tune)又は合わせない(de−tune)動作で相互共振が発生するか発生しないかの状態をスイッチングしてもよい。
ここで、受信端は、それぞれの状態を情報に割当ててもよい。例えば、受信端は、相互共振が発生する状態にビット1を、相互共振が発生しない状態にビット0を割り当ててもよい。
シンボル単位で情報を伝達する方法において、シンボルの同期を合わせる作業が先行しなければならない。
シンボルの同期を合わせるために受信端又は送信端で同期の整合作業を実行する。
同期の整合作業が行われると、予め決定されたプロトコルによって送信端と受信端との間に双方向データ送信が行われる。
図3は、本発明の一実施形態に係る無線電力送信装置におけるスイッチの動作による充電効率を説明するためのグラフである。
図3は、インダクティブチャージング(IC)方式による孤立共振システムを考慮する。
図3を参照すると、符号310のグラフは、無線電力送信装置におけるスイッチオン/オフ動作によるエネルギー充電区間を示す。
無線電力送信装置は、充電(charging)と放電(discharging)工程を繰り返すことによって無線電力受信装置にエネルギーを送信する。
1回のエネルギーの充電と放電工程は1つのシンボルに定義される。無線電力送信装置のスイッチがオン状態のときソース共振器はエネルギーが充電され、無線電力送信装置のスイッチがオフ状態のときソース共振器のエネルギーは放電される。
符号320のグラフは、符号310のグラフのエネルギー充電区間内での時間による電流及び電圧の量を示す。
充電が開始すると、無線電力送信装置のソース共振器で電圧は急激に減少し、ソース共振器が正常状態に達すると、ソース共振器のキャパシタに印加される電圧は0となる。
充電が開始すると、無線電力送信装置のソース共振器で電流は急激に増加し、ソース共振器が正常状態に達すると、ソース共振器のインダクターに流れる電流は一定の値(例えば、I=Vin/Rin)に達する。正常状態では、インダクターに印加される電流によって、LI /2のエネルギーが充電される。ここで、Lはソース共振器インダクターのインダクタンス値である。
符号330のグラフは、エネルギー充電区間内での入力抵抗Rinによるエネルギー充電効率を示す。
エネルギー充電が開始するとき、入力抵抗Rinによるエネルギー充電効率は上昇する。時間の流れによりソース共振器が正常状態に達すると、ソース共振器に充電されるエネルギー量は増加しない。
正常状態であるとき、入力抵抗Rinには電流が続けて流れることで電力損失が発生する。入力抵抗Rinによるエネルギー充電効率は最高点に達した後、次第に減少する。
上記のような符号310〜330のグラフから、入力抵抗Rinを減少させたり、エネルギー充電区間の時間を短縮させたり、無線電力送信装置のスイッチを精密に制御するときエネルギー充電効率は向上することが分かる。
<電流センシングを用いた無線電力送信装置>
図4A〜図4Dは、本発明の第1の実施形態に係る高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置を説明するための図であり、図4Aは無線電力送信装置の概略構成を示すブロック図であり、図4Bは図4Aの無線電力送信装置の具体的一例を示す概略回路図であり、図4Cは図4Bの無線電力送信装置の制御部を具体的に示す回路図であり、図4Dは図4Aの無線電力送信装置の制御部を具体的に示す回路図である。
図4A〜図4Dは、電流センシングを用いた無線電力送信装置を示す。
図4Aを参照すると、本発明の第1の実施形態に係る高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置は、電源供給部410、第1スイッチング部420、ソース共振器430、及び制御部440を備える。
電源供給部410は、ソース共振器430に電力を供給する。
電源供給部410は、直流電圧源又は直流電流源のいずれか1つであってもよい。電源供給部410は、第1スイッチング部420によってソース共振器430と接続される場合に電力を供給する。電源供給部410は入力電源及び入力抵抗を含み得る。
第1スイッチング部420は、電源供給部410とソース共振器430を接続する。
第1スイッチング部420は、制御部440の制御によりオン(on)又はオフ(off)動作を行う。オン状態で電源供給部410とソース共振器430は接続し、オフ状態で電源供給部410とソース共振器430の接続は切れる。
ソース共振器430は、ターゲット共振器(図示せず)との相互共振を介して電力を送信する。
第1スイッチング部420は、電源供給部410とソース共振器430との間に位置するトランジスタ、及びトランジスタと直列に接続されたダイオードを含んでもよい。
ダイオードは、トランジスタの前端又は後端どこでも位置してもよい。トランジスタは、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)、NMOS(N−channel Metal Oxide Semiconductor)、及びPMOS(P−channel Metal Oxide Semiconductor)のいずれか1つであってもよい。
第1スイッチング部420のトランジスタは、制御部440から送信される制御信号の値と基準値とを比較した結果に基づいて、電源供給部410とソース共振器430の接続をオン又はオフする。
トランジスタの種類によって、制御信号の値が基準値よりも小さい場合にオン動作を行ってもよく、制御信号の値が基準値よりも大きいか同一である場合にオン動作を行ってもよい。また、トランジスタの種類によって、制御信号の値が基準値よりも大きいか同一である場合にオフ動作を行ってもよく、制御信号の値が基準値よりも小さい場合はオフ動作を行ってもよい。
ダイオードは、トランジスタと直列に接続される。
トランジスタ及びダイオードは、オン状態で電源供給部410の直流信号を通過させ、オフ状態でソース共振器430から交流信号の流入を遮断する。
制御部440は、ソース共振器430に流入する電流の量に応じて第1スイッチング部420を制御する。
制御部440は、ソース共振器430に流入する電流の量をセンシングする電流センシング部441を含む。
入力抵抗を小さく設定する場合、入力抵抗で消費される電力は減少してエネルギー充電効率は向上し得る。
入力抵抗が閾値よりも小さい場合、ソース共振器430に流入する閾値電流の量よりも多い電流がソース共振器430に印加される。これによって、ソース共振器430は正常な動作を実行できない場合がある。
無線電力送信装置は、エネルギー送信効率のために入力抵抗を閾値よりも小さく設定してソース共振器430に多くの電流をソース共振器430に流入させる。
ここで、電流センシング部441は、ソース共振器430に流入する電流の量を検知し、ソース共振器430に予め決定された目標電流のような量の電流を検出した場合、制御部440は第1スイッチング部420をオフさせる。
予め決定された目標電流の量よりも小さいか同じ電流のみがソース共振器430に流入するため、無線電力送信装置はソース共振器430を正常に動作させながら、エネルギー充電効率を向上させ得る。
具体的には、電流センシング部441は、入力抵抗に印加される電圧を用いてソース共振器430に流入する電流の量を検知する。
また、電流センシング部441は、第1スイッチング部420に流れる電流のミラーされた電流を用いてソース共振器430に流入する電流の量を検知してもよい。これについては、図4B及び図4Cを参照して後述する。
制御部440は、制御信号を生成し、制御信号の振幅及び周期を制御する。
制御部440は、第1スイッチング部420のトランジスタのオン又はオフ動作に必要な大きさに制御信号の振幅を制御してもよい。
例えば、第1スイッチ部420のトランジスタがMOS(Metal Oxide Semiconductor)タイプの場合、制御部440はMOSのゲート(Gate)に印加する電圧の振幅を調整することで、電源供給部410からソース共振器430に伝達する電力の量を調整する。
制御部440は、電流センシング部441で検知したソース共振器430に流入する電流の量に応じて第1スイッチ部の動作を制御する。
制御部440は、第1スイッチ部420にオン(on)信号を送信することによって第1スイッチ部420をオンさせる。この場合、制御部440は外部からデジタル信号を受信してもよく、これに応答して第1スイッチ部420にオン信号を送信してもよい。
検知された電流の量が予め決定された目標電流の量よりも大きいか同一である場合、制御部440は第1スイッチング部420をオフさせる。
例えば、第1スイッチング部420のトランジスタがPMOSである場合、電流センシング部441で検知された電流の量が予め決定された目標電流の量よりも大きいか同一である場合、制御部440はPMOSのソースに印加される電圧とPMOSの閾値電圧の差よりも大きい制御信号を第1スイッチング部420のトランジスタに印加する。これによって、第1スイッチング部420は、電源供給部410とソース共振器430の接続をオフさせる。
また、他の実施形態において、制御部440は、検知された電流の量が予め決定された第1閾値電流量よりも小さいか同一である場合、第1スイッチング部420をオンさせ、
検知された電流の量が予め決定された第2閾値電流量よりも大きいか同一である場合、制御部440は第1スイッチング部をオフさせてもよい。
ここで、予め決定された第2閾値電流量は予め決定された目標電流の量と同一であってもよい。例えば、予め決定された第1閾値電流量が0.1Aに設定され、予め決定された第2閾値電流量が1Aに設定される場合、検知された電流の量が0.01Aである場合に制御部440は第1スイッチング部420をオンさせる。
その後、検知された電流の量が1Aである場合に制御部440は第1スイッチング部420をオフさせる。
図4Bに示す符号450は、図4Aに示した高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置の具体的一例を示す概略回路図である。
図4Bを参照すると、符号450の無線電力送信装置で、電流センシング部は、入力抵抗452に印加される電圧を用いてソース共振器に流入する電流の量を検知する。
符号450の無線電力送信装置は、電源供給部451、第1スイッチング部453、ソース共振器454、及び制御部460を備える。
電源供給部451は入力抵抗452を含む。この場合、入力抵抗452は、予め決定された目標電流よりも多い電流が流れるほど抵抗値が小さくなる。
第1スイッチング部453は、電源供給部451とソース共振器454との間に位置するトランジスタSW1及びトランジスタと直列に接続するダイオードDを含む。
ダイオードはトランジスタの前端又は後端のいずれにも位置してもよい。
トランジスタは、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)、NMOS(N−channel Metal Oxide Semiconductor)及びPMOS(P−channel Metal Oxide Semiconductor)のいずれか1つであってもよい。
制御部460は、電流センシング部461を含む。
制御部460は、入力抵抗452の両端と第1スイッチング部453に接続される。
これによって、電流センシング部461は入力抵抗に印加される電圧を用いてソース共振器454に印加される電流を検知し、制御部460は検知された電流の量に応じて第1スイッチング部453のオン/オフ動作を制御する。
図4Cは、図4Bに示す無線電力送信装置における制御部460をより具体的に示す回路図である。
図4Cを参照すると、制御部460は、比較器481及びゲートドライバ482を含む。
比較器481は、電流センシング部461に対応する。
比較器481は、入力抵抗の両端に配置される。これによって、比較器481は入力抵抗に印加される電圧を識別する。
比較器481は、予め決定された基準電圧と入力抵抗に印加される電圧を比較する。ここで、予め決定された基準電圧は、予め決定された目標電流の量に対応する。
制御部460は、比較器481の比較結果に応じて第1スイッチング部のオン/オフ動作を制御する。
本実施形態において、第1スイッチング部のトランジスタ(SW1)がPMOSである場合、制御部460が外部からデジタル信号を受信するとき、制御部460はゲートドライバ482を介してPMOSのソースに印加される電圧とPMOSの閾値電圧の差よりも小さいか同一の制御信号を第1スイッチング部のトランジスタ(SW1)に印加する。これによって、第1スイッチング部はオン動作を行う。
比較器481の比較結果で、入力抵抗に印加される電圧が予め決定された基準電圧よりも大きいか同一の場合、制御部460は、PMOSのソースに印加される電圧とPMOSの閾値電圧の差よりも大きい制御信号を第1スイッチング部のトランジスタ(SW1)に印加する。これによって、第1スイッチング部はオフ動作を行う。
図4Dは、図4Aに示す無線電力送信装置における制御部440をより具体的に示す回路図である。
図4Dを参照すると、制御部440は、第2スイッチング部491、増幅器及びトランジスタ部492、可変抵抗493、比較器494、及びゲートドライバ495を備える。
電流センシング部は、第2スイッチング部491、増幅器及びトランジスタ部492、可変抵抗493、比較器494に対応する。
第2スイッチング部491は、トランジスタから構成され得る。
第2スイッチング部491のトランジスタ(SW2)は、第1スイッチング部のトランジスタ(SW1)よりもサイズが小さいのが好ましい。
また、第2スイッチング部491のトランジスタ(SW2)のゲート−ソース電圧Vgs及びドレイン−ソース電圧Vdsは第1スイッチング部のトランジスタ(SW1)のゲート−ソース電圧及びドレインソース電圧と同一量が印加される。
これにより、第2スイッチング部に流れる電流は第1スイッチング部に流れる電流のミラーされた電流として、第2スイッチング部に流れる電流の量は第1スイッチング部に流れる電流の量の1/N倍であり得る。
例えば、第2スイッチング部491のトランジスタ(SW2)は、第1スイッチング部のトランジスタ(SW1)の縮小型ミラー(mirror)トランジスタであり得る。
第2スイッチング部491は、ソース共振器に流入される電流のミラーされた電流の流れを制御する。
第2スイッチング部491を介して流れるミラーされた電流は増幅器及びトランジスタ部492に流入して、増幅器及びトランジスタ部492はミラーされた電流に対応する電圧を可変抵抗493に印加する。
比較器494は、ミラーされた電流に対応する電圧と予め決定された基準電圧とを比較する。ここで、予め決定された基準電圧は予め決定された目標電流の量に対応する。
制御部440は、比較器494の比較結果に応じて第1スイッチング部のオン/オフ動作を制御する。
本実施形態において、第1スイッチング部のトランジスタ(SW1)がPMOSである場合、制御部440が外部からデジタル信号を受信するときに制御部440はゲートドライバ495を介してPMOSのソースに印加される電圧とPMOSの閾値電圧の差よりも小さいか同じ制御信号を第1スイッチング部のトランジスタ(SW1)に印加する。これによって、第1スイッチング部はオン動作を行う。
比較器494の比較結果で、入力抵抗に印加される電圧が予め決定された基準電圧よりも大きいか同一の場合、制御部440は、PMOSのソースに印加される電圧とPMOSの閾値電圧の差よりも大きい制御信号を第1スイッチング部のトランジスタ(SW1)に印加する。これによって、第1スイッチング部はオフ動作を行う。
本実施形態において、制御部440は、比較器494の比較結果に応じて第2スイッチング部のオン/オフ動作も制御する。
<入力電源調整を用いた無線電力送信装置>
図5A及び図5Bは、本発明の第2の実施形態に係る高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置を説明するための図であり、図5Aは、本発明の第2の実施形態に係る高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置の概略構成を示すブロック図であり、図5Bは、図5Aに示す無線電力送信装置の具体的一例を示す概略回路図である。
図5Aを参照すると、本発明の第2の実施形態に係る高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置は、電源供給部510、電圧制御部520、スイッチング部530、及びソース共振器540を備える。
電源供給部510は、ソース共振器540に電力を供給する。
電源供給部510は、直流電圧源又は直流電流源のいずれか1つであってもよい。電源供給部510は、スイッチング部530を介してソース共振器540と接続される場合に電力を供給する。電源供給部510は、入力電源及び入力抵抗を含み得る。
ソース共振器540は、ターゲット共振器(図示せず)との相互共振によって電力を送信する。
スイッチング部530は、ソース共振器540と電源供給部510の接続をオン/オフする。
スイッチング部530は、電源供給部510とソース共振器540との間に配置されるトランジスタ及びトランジスタと直列に接続するダイオードを含み得る。
制御部(図示せず)は、ソース共振器540に流入する電流の量と予め決定された目標電流の量とを比較し、ソース共振器540に流入する電流の量と予め決定された目標電流の量とを比較した結果に応じてスイッチング部530を制御する。
電源供給部510に含まれた入力抵抗には入力電源を原因として電圧が印加され、ソース共振器540に流入する電流が流れる。
これによって、入力抵抗で消費電力が発生することでエネルギー充電効率は減少することがある。
電圧制御部520は、入力前項に印加される電圧を制御する。
具体的には、電圧制御部520は入力電源の後部分に配置される。
また、電圧制御部520は、DC−DCコンバータを含んでもよい。
電圧制御部520は、入力電源で供給する電圧ないし電流に基づいて入力抵抗に印加される電圧を調整する。これによって、入力抵抗で発生する消費電力を減少させることができ、充電効率が向上し得る。
図5Bは、図5Aに示す本発明の第2の実施形態に係る高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置の具体的一例を示す概略回路図である。
図5Bを参照すると、無線電力送信装置は、入力電源561、DC−DCコンバータ562、入力抵抗563、スイッチング部564、ソース共振器565、及び制御部566を備える。
入力電源561は、入力抵抗563を介してソース共振器565に電源を供給する。
入力抵抗563にソース共振器565に流入する電流が流れるとき、入力抵抗563では電力が消費される。
DC−DCコンバータ562は、入力電源561の電圧を調整する。また、DC−DCコンバータ562は図5Aに示す電圧制御部520に対応する。
DC−DCコンバータ562は、入力電源561の後に配置される。
図5Bは、DC−DCコンバータ562を入力電源561と入力抵抗563との間に位置するものと示したが、DC−DCコンバータ562は入力抵抗563の後に配置してもよく、入力抵抗563と並列的に配置してもよい。
DC−DCコンバータ562は、入力抵抗563に印加される電圧を調整してソース共振器565に流入する電流の量を調整する。これによって、ソース共振器565には、DC−DCコンバータ562によって調整された電流が流入する。
また、DC−DCコンバータ562は、入力抵抗563で消費される電力の量を調整する。これによって、DC−DCコンバータ562は、エネルギー充電効率を向上させる電圧を入力抵抗563に印加する。
例えば、DC−DCコンバータ562は、入力抵抗563に目標電流が流れるように入力抵抗に印加される電圧を調整し、これにより短い時間内にソース共振器565に目標電流が流入され得るため、エネルギー充電効率が向上する。
異なる例として、DC−DCコンバータ562は、入力抵抗563に入力電源561から供給される電圧よりも低い電圧を印加し、入力抵抗563で消費される電力の量を減少させることでエネルギー充電効率を向上させ得る。
制御部566は、ソース共振器565に流入する電流の量と予め決定された目標電流の量とを比較した結果に応じてスイッチング部564を制御する。
例えば、制御部566は、ソース共振器565に流入する電流の量が予め決定された目標電流の量よりも大きいか同一である場合、スイッチング部564をオフさせる。
また、制御部566は外部からデジタル信号を受信するとき、スイッチング部530にオン信号を送信することによってスイッチング部530をオンさせてもよい。
<充電時間制御を用いた無線電力送信装置>
図6A及び図6Bは、本発明の第3の実施形態に係る高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置を説明するための図であり、図6Aは本発明の第3の実施形態に係る高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置の概略構成を示すブロック図であり、図6Bは図6Aに示す無線電力送信装置の具体的一例を示す概略回路図である。
図6Aを参照すると、本発明の第3の実施形態に係る高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置は、電源供給部610、電流制御部620、スイッチング部630、及びソース共振器640を備える。
電源供給部610は、ソース共振器640に電力を供給する。
電源供給部610は、直流電圧源又は直流電流源のいずれか1つであってもよい。
電源供給部610は、スイッチング部630を介してソース共振器640と接続される場合、電力を供給する。電源供給部610は、入力電源及び入力抵抗を含み得る。
ソース共振器640は、ターゲット共振器(図示せず)との相互共振により電力を送信してもよい。
スイッチング部630は、ソース共振器640と電源供給部610の接続をオン/オフする。
スイッチング部630は、電源供給部610とソース共振器640との間に配置されるトランジスタ及びトランジスタと直列に接続したダイオードを含み得る。
制御部(図示せず)は、ソース共振器640に流入する電流の量と予め決定された目標電流の量とを比較し、ソース共振器640に流入する電流の量と予め決定された目標電流の量とを比較した結果に応じてスイッチング部630を制御する。
スイッチング部630は、制御部によってソース共振器640に流入する電流の量が予め決定された目標電流の量と同一になるまで、ソース共振器640と電源供給部610を接続させる。
これによって、ソース共振器640に流入する電流の量が予め決定された目標電流の量と同一になるまで、入力抵抗に電流が流れることに応じて入力抵抗による電力消費が発生する。ソース共振器640に流入する電流が予め決定された目標電流まで達する時間が短縮されると、スイッチ部630がオン状態の間に入力抵抗で消費される電力は減少する。
そのために、電流制御部620は、スイッチング部のオン/オフ動作に応じてソース共振器に流入する電流を制御する。
具体的には、電流制御部620は、電源供給部610とスイッチング部630との間に配置されるインダクター及びインダクターと並列に接続されたダイオードを含み得る。
スイッチング部630がオフ状態の間、インダクターとダイオードとの間の閉ループ(closed loop)でスイッチング部がオフ状態にされた時点におけるソース共振器640に流入した電流を還流(freewheeling)させる。
また、電流制御部620は、スイッチング部630がオン状態の間にソース共振器640に還流された電流を供給する。
これにより、スイッチング部630がオン状態になると、インダクターに流れていた還流された電流によってソース共振器のインダクターに速い速度で電流充電することができ、充電時間が短縮されることで電源供給部610の入力抵抗での消費される電力が減少する。
図6Bは、図6Aに示す第3の実施形態に係る高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置の具体的一例を示す概略回路図である。
図6Bを参照すると、無線電力送信装置は、電源供給部661、電流制御部650、スイッチング部662、ソース共振器663、及び制御部664を備える。
電源供給部661は、スイッチング部662を介してソース共振器663に電源を供給する。
制御部664は、ソース共振器663に流入する電流の量と予め決定された目標電流の量とを比較した結果に応じてスイッチング部662を制御する。
例えば、制御部664は、ソース共振器663に流入する電流の量が予め決定された目標電流の量よりも大きいか同一である場合、スイッチング部662をオフさせる。
また、制御部664は、制御部664が外部からデジタル信号を受信するとき、スイッチング部662にオン信号を送信することでスイッチング部662をオンさせてもよい。
電流制御部650は、電源供給部661とスイッチ部662との間に配置されるインダクター651及びインダクター651と並列に接続されたダイオード652を含む。
電源供給部661がソース共振器663に電力を供給し、ソース共振器664に流入する電流の量が予め決定された目標電流の量と同一になる場合、制御部664はスイッチング部662をオフ状態に制御する。
スイッチング部662がオフ状態になる瞬間、電流制御部650のインダクター651には予め決定された目標電流の量と同じ量の電流が流れる。
この場合、インダクター651に流れる電流は、インダクター651と並列に接続されたダイオード652に流れることで、インダクター651とダイオード652との間の閉ループで還流することになる。
スイッチング部662がオン状態になると、電流制御部650は、インダクター651に流れた還流された電流をソース共振器663に供給する。
これによって、ソース共振器663は速い速度で充電され、スイッチ部662が速い速度でオフ状態に転換されることで消費電力は減少し、エネルギーの充電効率は向上し得る。
<ハイブリッド方式による無線電力送信装置>
図7は、本発明の第4の実施形態に係る高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置を示すブロック図である。
図4A〜図4Cを参照して説明した第1の実施形態に係る高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置(以下、第1無線電力送信装置)、図5A及び図5Bを参照して説明した第2の実施形態に係る高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置(以下、第2無線電力送信装置)、及び図6A及び図6Bを参照して説明した第3の実施形態に係る高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置(以下、第3無線電力送信装置)は独立的に構成してもよく、組み合わせて構成してもよい。
例えば、第1無線電力送信装置と第2無線電力送信装置を互いに組み合わせてもよく、第2無線電力送信装置と第3無線電力送信装置を互いに組み合わせてもよい。
また、第1無線電力送信装置と第3無線電力送信装置を互いに組み合わせてもよく、第1無線電力送信装置、第2無線電力送信装置、及び第3無線電力送信装置を1つの無線電力送信装置に組み合わせてもよい。
図7を参照すると、無線電力送信装置は、電源供給部710、電圧制御部720、電流制御部730、スイッチング部740、ソース共振器750、及び制御部760を備える。
電源供給部710はソース共振器750に電力を供給し、入力抵抗を含み得る。
電圧制御部720は、入力抵抗に印加される電圧を制御する。
電流制御部730は、スイッチング部740の動作によりソース共振器750に流入する電流を制御する。
スイッチング部740は、ソース共振器750と電源供給部710の接続をオン/オフする。
ソース共振器750は、ターゲット共振器との共振を介して電力を送信する。
制御部760は、ソース共振器750に流入する電流の量に応じてスイッチング部740を制御する。
図7に示した第4の実施形態に係る高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置は、図1〜図6Bを参照して説明した内容がそのまま適用され得るため、より詳細な内容は省略する。
上記実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段を介して様々な処理を実行することができるプログラム命令の形態で実現され、コンピュータ読取可能記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読取可能記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などのうち1つ又はその組み合せを含んでもよい。記録媒体に記録されるプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計されて構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり、使用可能なものであってもよい。
コンピュータ読取可能記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、光ディスクのような光磁気媒体、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれてもよい。
プログラム命令の例には、コンパイラによって作られるような機械語コードだけでなく、インタープリタなどを用いてコンピュータによって実行できる高級言語コードが含まれる。前記したハードウェア装置は、本発明の動作を行うために1つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成されてもよく、その逆も同様である。
尚、本発明は、上述の実施形態に限られるものではない。本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で多様に変更実施することが可能である。
110 電力入力部
120 電力送信部
130、160、530、564、630、662、740 スイッチング部
140 受信部
150 電力出力部
210 電力充電部
220、250 制御部
230 送信部
240 充電部
260 電力出力部
270 相互インダクタンス
410、451、510、610、661、710 電源供給部
420、453 第1スイッチング部
430、454、540、565、640、663、750 ソース共振器
440、460、566、664、760 制御部
441、461 電流センシング部
450 無線電力送信装置
452、563 入力抵抗
481、494 比較器
482、495 ゲートドライバ
491 第2スイッチング部
492 増幅器及びトランジスタ部
493 可変抵抗
520、720 電圧制御部
561 入力電源
562 DC−DCコンバータ
620、650、730 電流制御部

Claims (18)

  1. 高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置において、
    ターゲット共振器との共振を介して電力を送信するソース共振器と、
    前記ソース共振器に電力を供給する電源供給部と、
    前記ソース共振器と前記電源供給部との接続をオン/オフする第1スイッチング部と、
    前記ソース共振器に流入する電流の量に応じて前記第1スイッチング部を制御する制御部とを備えることを特徴とする無線電力送信装置。
  2. 前記制御部は、前記ソース共振器に流入する電流の量を検知する電流センシング部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の無線電力送信装置。
  3. 前記制御部は、前記検知された電流の量が予め決定された目標電流の量よりも大きいか同一である場合、前記第1スイッチング部をオフさせることを特徴とする請求項2に記載の無線電力送信装置。
  4. 前記制御部は、前記検知された電流の量が予め決定された第1閾値電流量よりも小さいか同一である場合、前記第1スイッチング部をオンさせ、
    前記検知された電流の量が予め決定された第2閾値電流量よりも大きいか同一である場合、第1スイッチング部をオフさせることを特徴とする請求項2に記載の無線電力送信装置。
  5. 前記電源供給部は、入力抵抗を含み、
    前記電流センシング部は、前記入力抵抗に印加される電圧により前記ソース共振器に流入する電流の量を検知することを特徴とする請求項2に記載の無線電力送信装置。
  6. 前記電流センシング部は、前記入力抵抗に印加される電圧と前記予め決定された目標電流の量に対応する予め決定された基準電圧とを比較する比較器をさらに備え、
    前記制御部は、前記比較器の比較結果に応じて前記第1スイッチング部のオン/オフを制御することを特徴とする請求項3又は5に記載の無線電力送信装置。
  7. 前記電流センシング部は、前記ソース共振器に流入する電流のミラーされた電流の流れを制御する第2スイッチング部と、
    前記ミラーされた電流に対応する電圧と前記予め決定された目標電流の量に対応する予め決定された基準電圧とを比較する比較器をさらに備え、
    前記制御部は、前記比較器の比較結果に応じて前記第1スイッチング部のオン/オフを制御することを特徴とする請求項3に記載の無線電力送信装置。
  8. 前記第1スイッチング部は、前記電源供給部と前記ソース共振器との間に位置するトランジスタと、
    前記トランジスタと直列に接続されたダイオードとを含むことを特徴とする請求項1に記載の無線電力送信装置。
  9. 前記第2スイッチング部は、前記第1スイッチング部に含まれる前記トランジスタよりもサイズが小さいミラートランジスタを含むことを特徴とする請求項7又は8に記載の無線電力送信装置。
  10. 高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置において、
    ターゲット共振器との共振を介して電力を送信するソース共振器と、
    入力抵抗を含み、前記ソース共振器に電力を供給する電源供給部と、
    前記ソース共振器と前記電源供給部との接続をオン/オフするスイッチング部と、
    前記入力抵抗に印加される電圧を制御する電圧制御部とを備えることを特徴とする無線電力送信装置。
  11. 前記電圧制御部は、DC−DCコンバータを含むことを特徴とする請求項10に記載の無線電力送信装置。
  12. 高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置において、
    ターゲット共振器との共振を介して電力を送信するソース共振器と、
    前記ソース共振器に電力を供給する電源供給部と、
    前記ソース共振器と前記電源供給部との接続をオン/オフするスイッチング部と、
    前記スイッチング部の動作により前記ソース共振器に流入する電流を制御する電流制御部とを備えることを特徴とする無線電力送信装置。
  13. 前記電流制御部は、前記電源供給部と前記スイッチング部との間に配置されるインダクターと、前記インダクターと並列に接続されるダイオードとを含むことを特徴とする請求項12に記載の無線電力送信装置。
  14. 前記電流制御部は、前記スイッチング部がオフ状態の間、前記インダクターと前記ダイオードとの間に形成される閉ループに前記スイッチング部がオフ状態になった時点における前記ソース共振器に流入した電流を還流させ、
    前記スイッチング部がオン状態の間、前記ソース共振器に前記還流された電流を供給することを特徴とする請求項13に記載の無線電力送信装置。
  15. 前記ソース共振器に流入する電流の量と予め決定された目標電流の量とを比較した結果に応じて前記スイッチング部を制御する制御部をさらに備えることを特徴とする請求項10又は12に記載の無線電力送信装置。
  16. 前記制御部は、前記ソース共振器に流入する電流の量が前記予め決定された目標電流の量よりも大きいか同一である場合、前記スイッチング部をオフさせることを特徴とする請求項15に記載の無線電力送信装置。
  17. 高効率エネルギー注入のための無線電力送信装置において、
    ターゲット共振器との共振を介して電力を送信するソース共振器と、
    入力抵抗を含み、前記ソース共振器に電力を供給する電源供給部と、
    前記ソース共振器と前記電源供給部との接続をオン/オフするスイッチング部と、
    前記ソース共振器に流入する電流の量に応じて前記スイッチング部を制御する制御部と、
    前記入力抵抗に印加される電圧を制御する電圧制御部と、
    前記スイッチング部の動作により前記ソース共振器に流入する電流を制御する電流制御部とを備えることを特徴とする無線電力送信装置。
  18. 前記制御部は、前記入力抵抗に印加される電圧が予め決定された電圧よりも大きいか同一である場合、前記ソース共振器と前記電源供給部との接続を遮断するために前記スイッチング部をオフさせることを特徴とする請求項17に記載の無線電力送信装置。
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