JP2014239336A - プロジェクタおよびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プロジェクタの投射画像の状況に応じて投射光量を調節するようにして、無駄な消費電力を抑えた利便性の高いプロジェクタおよびその制御方法を提供する。
【解決手段】ランプ24と、入力画像情報に基づいて光を変調し光画像を生成および更新する画像デバイス12と、ランプ24からの光によって光画像を含む投射光を外部のスクリーン200に投射する画像投射部10と、スクリーン200の配置環境の明るさを測定する照度センサ17とを備えたプロジェクタであって、画像デバイス12での光画像の更新が実質的に停止されるとともにその更新の停止前に比べてスクリーン配置環境の明るさが増した特定状態が検出されたとき、その特定状態下におけるランプ24からの光量を制限する制御処理部21を設けている。
【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクタおよびその制御方法に関し、特に、入力画像情報に基づいた画像を外部に拡大投影するプロジェクタおよびその制御方法に関する。
プレゼンテーションや映像の映写等の分野では、画像データに基づいた光画像を外部のスクリーン等の被投射領域に拡大投影するプロジェクタ(画像投影装置)が用いられている。また、液晶パネルやDMD(デジタルミラーデバイス)等の画像デバイス上に入力画像データに基づいた光変調領域を形成し、画像デバイス上の画像を内部の光源からの光により外部へ投射するプロジェクタが広く普及してきている。
この種のプロジェクタにおいては、ユーザによる画質調整の操作負担を軽減すべく、プロジェクタ周囲の明るさを検出し、周囲が明るい場合はプロジェクタの投射光量を自動的に上げる一方、周囲が暗い場合はプロジェクタの投射光量を自動的に下げる技術が既に知られている。例えば、特許文献1に記載のように、プロジェクタの画質調整を自動化する目的で、照度センサの検出結果に応じて画質モードを決定し、プロジェクタのランプ光量を調整するものがある。
しかしながら、前述の従来のプロジェクタおよびその制御方法では、単に照度センサの検出結果に応じてプロジェクタのランプ光量を調整する構成であったため、次のような問題があった。
すなわち、プロジェクタによる画像投影の終了後には、部屋の明かりを明るくことが多いが、その場合、プロジェクタの周囲の明るさが大きく変化する。
しかし、従来のプロジェクタおよびその制御方法では、そのように画像鑑賞のための投射光量調整が不必要な使用環境下であっても、プロジェクタの周囲の明るさが増すと、その環境変化に応じて投射光量が無駄に上げられていた。
そのため、従来のプロジェクタおよびその制御方法にあっては、プロジェクタの消費電力が増加してしまい、利便性が低下してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、プロジェクタの投射画像の状況に応じて投射光量を調節するようにして、無駄な消費電力を抑えた利便性の高いプロジェクタおよびその制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係るプロジェクタは、上記目的達成のため、光源と、入力画像情報に基づいて光を変調し光画像を生成および更新する光画像形成部と、前記光源からの光によって前記光画像を含む投射光を外部の被投射領域に投射する画像投射部と、前記被投射領域の配置環境の明るさを測定する明るさ測定部と、を備えたプロジェクタであって、前記光画像形成部での前記光画像の更新が停止されるとともに該光画像の更新の停止前に比べて前記配置環境の明るさが増した特定状態が検出されたとき、該特定状態下における前記光源からの光量を制限する投射光量制限部を設けているものである。
この発明のプロジェクタでは、光画像の更新が実質的に停止されるとともにその更新停止前に比べて配置環境の明るさが増した特定状態下で、画像投射部からの投射光量が投射光量制限部によって制限される。
したがって、プロジェクタの投影画像の終了時のような投射画像の状況変化に応じて投射光量を調節して、無駄な消費電力を抑えることができる。その結果、低消費電力で利便性の高いプロジェクタを提供することができる。
なお、ここにいう光画像の更新が停止されるとは、画像情報入力に基づく画像の変化が終了した状態に相当するが、バックグランドやそれ付随するカーソル等の表示要素のみが変化しているような状態であってもよい。
本発明のプロジェクタにおいては、前記特定状態を検出したとき、前記投射光量制限部が、少なくとも前記光源の作動を停止させてもよい。この構成により、無駄な投射による消費電力の増加を抑えることができる。
本発明のプロジェクタは、前記明るさ測定部の測定情報に基づいて前記画像投射部から投射される前記光画像の画質を調整する画質調整部をさらに有していてもよく、その場合、前記投射光量制限部は、前記特定状態を検出したとき、前記画質調整部による画質調整を制限するとよい。
この構成により、特定状態でない通常動作時において、周囲の明るさに応じた画質での投影画像が鑑賞でき、一方、特定状態では無駄な光量増加による消費電力の増加を抑えることができる。
本発明のプロジェクタにおいては、前記画質調整部は、前記画像投射部からの投射光量を前記明るさ測定部の測定値に応じて自動調整する光量調整機能を有するものであってもよい。
この場合、特定状態でない通常動作時において、周囲の明るさに応じた画質での投影画像が鑑賞できるだけでなく消費電力を有効に抑制でき、一方、特定状態では無駄な光量増加による消費電力の増加を抑えることができる。
本発明のプロジェクタにおいては、前記画像投射部は、予め設定した複数の投射光量レベルのうち任意の投射光量レベルに選択設定可能であり、前記画質調整部は、前記画像投射部からの投射光量を前記複数の投射光量レベルのうち任意の投射光量レベルに選択設定する構成としてもよい。
この構成により、投射光量レベルを視覚的に効果的に多段切替えして投影画面の見易さと消費電力の低減効果を両立させることができる。
本発明のプロジェクタにおいては、前記投射光量制限部が前記光源の作動を停止させることを許容する停止許容モードと、前記投射光量制限部が前記光源の作動を停止させることを禁止する停止禁止モードとを、切替え可能に設定する停止モード切替え部が設けられていてもよい。
この構成により、停止許容モードと停止禁止モードを切り替えることができ、ユーザによるプロジェクタの使い勝手がよくなる。
本発明のプロジェクタにおいては、前記画質調整部が前記光画像の画質を調整することを許容する画質調整許容モードと、前記画質調整部が前記光画像の画質を調整することを禁止する画質調整禁止モードとを、切替え可能に設定する画像調整モード切替え部が設けられていてもよい。
この構成により、画質調整許容モードと画質調整禁止モードを切り替えることができ、ユーザによるプロジェクタの使い勝手がよくなる。
本発明に係るプロジェクタの制御方法は、上記目的達成のため、入力画像情報に基づいて光を変調し光画像を生成および更新するとともに、光源からの光によって前記光画像を含む投射光を外部の被投射領域に投射するプロジェクタを制御するプロジェクタの制御方法であって、前記光画像の更新を停止する際に、該光画像の更新の停止前に比べて前記被投射領域の配置環境の明るさが増した特定状態を検出し、該特定状態下における前記投射光の光量を制限するものである。
この方法では、光画像の更新が停止される際に、その更新停止前に比べて配置環境の明るさが増した特定状態が検出されると、光画像を含む投射光の光量が投射光量制限部によって制限される。
したがって、プロジェクタの投影画像の終了時のような投射画像の状況変化に応じて投射光量を調節して、無駄な消費電力を抑えることができる。その結果、低消費電力で利便性の高いプロジェクタを提供することができる。
本発明のプロジェクタの制御方法においては、前記特定状態を検出するまでは、前記被投射領域の配置環境の明るさに応じて前記光画像の画質を調整し、前記特定状態を検出したときには、前記光画像の画質調整を制限するようにしてもよい。
この場合、特定状態でないプロジェクタの通常動作時に、周囲の明るさに応じた画質での投影画像が鑑賞でき、一方、特定状態下では無駄な光量増加による消費電力の増加を抑えることができる。
本発明によれば、プロジェクタの投射画像の状況に応じて、投射光量を調節するので、無駄な消費電力を削減することができる。
本発明の一実施形態に係るプロジェクタの概略ブロック構成図である。 本発明の一実施形態に係るプロジェクタで実行される自動調光モードの設定手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るプロジェクタで実行される投影終了後のランプオフ設定の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るプロジェクタで実行される投影終了自動判定設定の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るプロジェクタで実行される投射光量の自動調整処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るプロジェクタで実行される投射光自動オフ処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るプロジェクタの制御方法の作用を説明する投射光量制御の一例のタイミングチャートである。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
(一実施形態)
図1から図7に、本発明の一実施形態に係るプロジェクタの構成とその制御に使用されるプログラムの概略の流れを示している。
まず、そのプロジェクタの概略構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態のプロジェクタ1は、光変調可能な画像デバイス12を介して、光源であるランプ24からの光により光画像を形成し、その光画像を含む投射光を外部のスクリーン200に投射するようになっている。
カラー画像を投影(投射)する方式として、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色用の画像デバイスをそれぞれに備え、各色の画像を合成して投射する3板式と、単一の画像デバイスを備える単板式とがあるが、本実施形態では、後者を採用している。
単板方式は、回転軸回りにR、G、Bの各色のフィルタ領域を分割配置した円盤状のカラーホイールを光源と単一の画像デバイスの間に設け、R、G、Bの各色の画像を時分割で投射することによってカラー画像を投影するものである。この単板式のプロジェクタは、複数の画像デバイスを備える3板式のプロジェクタに比べ、コストが低く、また小型化が容易であるというメリットがある。
すなわち、単板式のプロジェクタは、カラーホイールに光源からの光を通過させ、カラーホイールを通過した光を画像デバイスに照射し、画像デバイス上で入力画像データに基づいて変調された反射光を、光画像として外部のスクリーン等に投影することができる。
この場合、画像デバイスは、カラーホイールの回転に同期して各色用の光画像を形成し、各色の光画像が時分割で投影される。なお、R、G、Bの各色のフィルタ以外に白色光を透過させるWのフィルタをさらに加えたカラーホイールを用いることにより、投射画像をより明るくするものも用いられ得る。
プロジェクタからの投影画像を目視する利用者は、時分割で投影された各色の画像を合わせてカラー画像であると認識する。
以下、本実施形態のプロジェクタ1の内部構成について、より具体的に説明する。
なお、ここでは、光画像形成部である画像デバイス12としてDMD(デジタルミラーデバイス)を用いるものとするが、本発明は、DMDを用いたプロジェクタに限定されるものではなく、液晶パネルその他の画像デバイスを用いたプロジェクタであってもよい。また、本実施形態では、平坦な被投射面であるスクリーン200を用いているが、本発明にいう被投射領域は3次元であってもよい。
図1中において、白矢印(白抜きの矢印)は、光とその伝播方向を示す。また、図1では、プロジェクタ1内部の各負荷に電力を供給する電力線の記載は省略している。
この図1に示すように、プロジェクタ1は、商用電源100に接続(配線接続)可能な直流電源2と、この直流電源2に接続された制御処理部21とを備えている。
また、プロジェクタ1は、制御処理部21に接続された給電装置3、ファン制御部5、カラーホイール制御部6、デバイス制御部14、受信部15、操作部16および照度センサ17を備えている。さらに、制御処理部21には、画像保持用のメモリ20が装着されている。
直流電源2は、商用電源100に接続されたとき、制御処理部21や操作部16等に電力を供給することができる。そして、操作部16から電源ONを指示する操作入力があると、制御処理部21は、直流電源2を制御して、各負荷に電力を供給させる。
給電装置3は、直流電源2から電力が供給されるとき、制御処理部21の指示に従って、ランプ24からの発光(光量)に必要な電力をランプ24に供給することができる。
ランプ24は、給電装置3から供給される電力に応じた光量の光を放射するようになっており、ランプ24から出た光は、カラーホイール23に含まれるいずれかのフィルタを通過する。
カラーホイール23は、白色光の中からそれぞれ固有の色の光を通過させるR(赤)、G(緑)、B(青)の3色のフィルタ領域を有しており、3色のフィルタ領域を順次投射光の経路上に位置させるよう高速回転可能になっている。
すなわち、カラーホイール23は、3色のフィルタ領域(あるいはW(白)のフィルタを含む4色のフィルタ領域)を回転軸回りに所定の順序で配置して構成されている。
カラーホイール制御部6は、制御処理部21からの回転制御信号に従って、カラーホイール23を回転させる回転駆動機能と、その回転速度を一定速度に制御する速度制御機能とを有している。
カラーホイール23が光源であるランプ24と画像デバイス12の間で高速回転するとき、カラーホイール23におけるフィルタ領域の数に対応する複数色の光が、順次単色で明滅しながら、繰り返し画像デバイス12に照射される。
そして、画像デバイス12への照射光が画像デバイス12上で反射されるとともにその反射状態に応じて変調されるとき、画像デバイス12上に光画像が形成され、その光画像が投射用の光学系13を通して外部のスクリーン200上に投影される。
画像デバイス12は、DMDを用いて構成されており、R、G、Bの各色の光画像を時分割で形成することができるようになっている。また、画像デバイス12には、必要な光画像を形成させる処理を行うデバイス制御部14が接続されている。
投射用の光学系13は、投射レンズや、その投射レンズの位置を調整するギア等を含んで構成されている。
画像デバイス12および光学系13は、ランプ24およびカラーホイール23と共に、ランプ24からの光を用いて光画像を外部に投射する画像投射部10を構成している。
ファン制御部5には、ファン4が接続されている。このファン4は、ランプ24の点灯中に発熱するランプ24を冷却する冷却ファンである。
ファン制御部5は、制御処理部21の指示に従って、ファン4を回転させたり停止させたりするようになっている。
例えば、ファン制御部5は、ランプ24の点灯に伴って制御処理部21からファン駆動指示が出されたとき、ファン4によるランプ24の冷却を実行させる。
また、ファン制御部5は、ランプ24の点灯状態がオフ(消灯)となった後に所定時間が経過して、制御処理部21からファン駆動停止指示が出されたとき、この指示入力に従ってファン4によるランプ24の冷却を停止させる。
一方、カラーホイール制御部6には、カラーホイール23のいずれのフィルタ領域(それに対応する回転(角度)位置)を光が通過しているかを検出する手段が設けられており、その回転位置検出信号を制御処理部21に出力するようになっている。
デバイス制御部14は、制御処理部21で画像処理されたRGB画像データを基に画像デバイス12の個々の画素に対応するマイクロミラーの動作状態を高速にON/OFF制御することができる制御回路である。
このデバイス制御部14は、画像デバイス12によりそのマイクロミラーのON/OFFに応じて個々の画素に対応する光の反射状態を変化させ、画像デバイス12への画素毎の入射光を変調させて、映像信号に基づくカラーの光画像を形成させる。
受信部15は、パーソナルコンピュータ(PC)又は映像再生装置等の外部装置から送信される多値のデジタル画像データやアナログの画像データを受信入力し、その入力データを所定のデジタル画像データに変換して、制御処理部21に取り込ませる。
操作部16は、ユーザからの操作入力を受け付けるためのキーと、ユーザに機器の状態を通知する表示部(LEDなど)とを有しており、制御処理部21に配線接続されている。
照度センサ17は、スクリーン200が配置されるプロジェクタ1の周囲(使用環境)明るさを測定し、明るさに応じた測定値を制御処理部21に出力するように、制御処理部21に配線接続されている。
制御処理部21は、演算を行うプロセッサ、演算に必要なプログラム等の情報を記憶するROM、および一時的に発生した情報を記憶するRAM等を備えている。
メモリ20は、受信部15から入力されて画像デバイス12を制御するためのRGBデータとして処理された画像データ(入力画像情報)を保持することができる。
より具体的には、制御処理部21は、操作部16のキー操作信号に従って、RGB操作画面データを生成し、外部入力RGB画像データと合成して、画像デバイス12を制御するためのRGB画像データをメモリ20に保持させる。
また、制御処理部21は、受信部15から入力されたRGB画像データに操作画面等のRGB画像データを合成して保持するようになっている。
この制御処理部21は、受信部15から取り込まれるRGB信号に対してスケーリング処理を行って、1画面分の画素数を画像デバイス12のマイクロミラー数に合わせたRGB信号を生成する。
制御処理部21は、さらに、生成したRGB信号に対してブライトネス、コントラスト、黒バランスおよび白バランスの調整、ガンマ補正、ディザ処理等を施して、外部入力RGB画像データを得ることができるようになっている。
また、制御処理部21は、カラーホイール制御部6を制御してカラーホイール23を適切に駆動させ、給電装置3の動作を制御してランプ24を適切に点灯させ、デバイス制御部14の動作を制御して画像デバイス12に適切な画像形成動作を実行させる。
さらに、制御処理部21は、カラーホイール駆動部22からの回転位置検出信号に従って、各時点でいずれの色のフィルタ領域を光が通過しているかを検知し、カラーホイール23の回転位置に合わせてデバイス制御部14の動作を制御する。これにより、画像デバイス12は、画像データに基づいた各色用の画像が時分割で表示出力できる。
制御処理部21は、このような画像データ処理、カラーホイール23やランプ24の制御およびデバイス制御部14の制御等を通じて、プロジェクタ1全体の制御を司るようになっている。
スクリーン200は、画像デバイス12のマイクロミラー群で選択的に反射される光により各色用の画像が光学系13を通して時分割で外部に投射されるとき、投射された画像を拡大画像として映し出すことができる。そして、スクリーン200上に時分割で順次投影される各色用の画像が、人間の目には混色されたカラー画像として視認される。
次に、プロジェクタ1の省エネを考慮した、周囲環境の明るさと見易い投影画像となるランプ24の設定光量との組合せについて説明する。
次の表1は、その組合せの一例を示している。
Figure 2014239336
この表1中の明るさレベル1は、例えばプロジェクタ1が設置されている周囲の明るさが140lx(ルクス)以上の場合である。
この場合、制御処理部21は、ランプ24の光量が3000lm(ルーメン)になるよう給電装置3を制御して、所定の電力をランプ24へ供給する。このときのプロジェクタ1の消費電力は、例えば350Wである。
この表1中の明るさレベル2は、プロジェクタ1が設置されている周囲の明るさが例えば56〜139lxの場合である。
この場合、制御処理部21は、ランプ24の光量が2100lmになるよう給電装置3を制御して、所定の電力をランプ24へ供給する。このときのプロジェクタ1の消費電力は、例えば260Wである。
この表1中の明るさレベル3は、例えばプロジェクタ1が設置されている周囲の明るさが55lx以下の場合である。
この場合、制御処理部21は、ランプ24の光量が1600lmになるよう給電装置3を制御して、所定の電力をランプ24へ供給する。このときのプロジェクタ1の消費電力は、例えば180Wである。
明るさレベル4は、プロジェクタ1が設置されている周囲の明るさに関係なく、ランプ24がオフした場合であり、このときのプロジェクタ1の消費電力は、例えば0.5Wである。
本実施形態では、このように場合分けしてランプ24の光量を制御することにより、プロジェクタ1の見易さと省エネと使い易さを両立させるようになっている。
このような場合分けの制御を可能にするために、制御処理部21は、次に述べるような複数の機能を発揮する複数の制御プログラムを内蔵するとともに、その制御プログラムで使用される作業メモリ領域や予めの設定情報を有している。
すなわち、制御処理部21は、その内部での光画像の更新を停止し、かつ、その更新停止前に比べて配置環境の明るさが増した特定状態を検出すると、投射光量を制限する投射光量制限部として機能するようになっている。
具体的には、投射光量制限部としての制御処理部21は、特定状態を検出したとき、少なくともランプ24の作動(発光)を停止させる。
また、制御処理部21は、照度センサ17の測定情報に基づいてランプ24の発光光量を調整する光量調整機能を有するとともに、スクリーン200に投影される光画像の画質を調整する画質調整部の機能を併有している。
この場合、投射光量制限部としての制御処理部21は、特定状態を検出したときにランプ24の作動を停止させるので、その画質調整部としての機能による画質調整動作を制限することになる。
また、画像投射部10は、前述の明るさレベル1−4に対応する複数の投射光量レベルのうち任意の投射光量レベルに選択設定可能である。そして、制御処理部21は、画像投射部10からの投射光量を複数の投射光量レベルのうち任意の投射光量レベルに選択設定する機能を有している。
制御処理部21および操作部16は、制御処理部21がランプの作動を停止させることを許容する停止許容モードと、制御処理部21がランプの作動を停止させることを禁止する停止禁止モードとを切替え可能に設定する停止モード切替え部の機能を有している。
また、制御処理部21および操作部16は、制御処理部21による光画像の画質調整を許容する画質調整許容モードと、制御処理部21による光画像の画質調整を禁止する画質調整禁止モードとを切替え可能に設定する画像調整モード切替え部の機能を有している。
次に、本実施形態の動作について説明する。
図2から図4は、本実施形態のプロジェクタ1の制御処理部21において実行される複数種のモード設定処理を示している。
まず、図2は、照度センサ17の値に応じて、プロジェクタ1の投射光を見易い明るさに調整する自動調光モードの設定フローである。
この自動調光モードの設定フローでは、まず、操作部16の操作キー等への入力に基づく自動調光モードの設定要求の有無が判別され(ステップS201)、その設定要求が有る場合(YESの場合)、自動調光モードがONに設定される(ステップS202)。
一方、操作部16からの自動調光モードの設定要求が無い場合(ステップS201でNOの場合)、自動調光モードがOFFに設定される(ステップS203)。
図3は、プロジェクタ1の投影終了後にランプ24を自動的にオフ(消灯)する投影終了後ランプオフモード(以下、ランプ自動オフモードという)の設定フローである。
この設定フローでは、まず、操作部16への操作入力に基づくランプ自動オフモードの設定要求の有無が判別され(ステップS301)、その設定要求が有る場合(YESの場合)、ランプ自動オフモードがONに設定される(ステップS202)。
一方、操作部16からのランプ自動オフモードの設定要求が無い場合(ステップS301でNOの場合)、自動調光モードがOFFに設定される(ステップS303)。
図4は、プロジェクタ1の投影終了を自動的に判定するモード(以下、投影終了自動判定モードという)の設定フローである。
この設定フローでは、まず、操作部16への操作入力に基づく投影終了自動判定モードの設定要求の有無が判別され(ステップS401)、その設定要求が有る場合(YESの場合)、投影終了自動判定モードがONに設定される(ステップS402)。一方、操作部16からの投影終了自動判定モードの設定要求が無い場合(ステップS401でNOの場合)は、投影終了自動判定モードがOFFに設定される(ステップS403)。
図5は、プロジェクタ1の投射光量を自動調整する処理の手順を示している。
この投射光量の自動調整処理においては、プロジェクタ1の周囲の明るさ、例えば照度(単位は、ルクス(ルーメン毎平方メートル))を照度センサ17で検出し、その検出結果に応じてランプ24から出る光量を調整する。
まず、自動調光モードが設定されているか否かが確認される(ステップS501)。このとき、自動調光モードの設定がOFFとなっていれば(NOの場合)、今回の投射光量の自動調整処理を終了し、ランプ24の自動調光は行わない。
一方、自動調光モードの設定がONとなっていれば(ステップS501でYESの場合)、照度センサ17で検出されるプロジェクタ1の周囲の明るさが制御処理部21に取り込まれ、周囲の明るさが有意の変化を生じたか否かが判別される(ステップS502)。
なお、ここでの周囲の明るさが有意の変化を生じたか否かの判別は、例えば照度センサ17の検出値が表1のどの明るさレベルに属するかを判定し、前回算出した明るさレベルと比較することで、可能になる。
周囲の明るさのレベルが変化していない場合(ステップS502でNOの場合)、ランプ24の光量調整を行うことなく、今回の処理を終了する。
周囲の明るさのレベルが前回処理時の明るさから変化している場合(ステップS502でYESの場合)、次いで、投影終了自動判定モードの設定がONであるか否かが確認される(ステップS503)。
このとき、投影終了自動判定モードが設定ONであれば(ステップS503でYESの場合)、次いで、入力画像データに基づくプロジェクタ1の一連の画像投影が終了したかが判定される(ステップS504)。そして、画像投影が終了していれば(ステップS504でYESの場合)、ランプ24の光量の調整を行うことなく、今回の処理を終了する。
一方、投影終了自動判定モードが設定OFFであれば(ステップS503でNOの場合)、あるいは、画像投影が終了していれば(ステップS504でNOの場合)、照度センサ17の検出値と表1の条件に従って、ランプ24の光量調整が実行される(ステップS505)。これにより、プロジェクタ1の投影画像の画質が自動調整される。
ここで、プロジェクタ1の投影が終了したと判断できる状態としては、次のような状態J1−J3が考えられる。
(J1)受信部15に入力される信号が無くなった状態が所定時間保持されている。
(J2)プロジェクタ1の投影画像が変化していた状態から、投影画像が変化しない状態になり、その状態が保持されている。
(J3)プロジェクタ1の投影画像が変化していた状態から、投影画像の変化量が少ない状態に変化し、その投影画像の変化量が少なくなった状態が保持されている。
ここで、投影画像の変化量が少ない状態というのは、例えば、PC画像(コンピュータの画面の画像)を投影しているとき、その画像中に表示されているカーソルが点滅しているような状態を指す。
あるいは、入力画像データに基づく投影画像の変化が無く、背景画像のみが所定の条件で変化しているような状態であってもよい。
この図5に示す一連の投射光量自動調整の処理の流れに従えば、プロジェクタ1の投影終了後は、周囲環境の明るさの如何にかかわらず、ランプ24の光量調整が実行を行うことが無い。したがって、プロジェクタ1の周囲環境が明るくなっても、無駄にプロジェクタ1の消費電力が増加してしまうことがない。
図6は、投影の終了(光画像の更新の停止)前に比べてプロジェクタ1の配置環境の明るさが増した特定状態を判定し、その特定状態においてランプ24をオフ(消灯)させる投射光自動オフ処理の流れを示している。
この投射光自動オフ処理では、まず、ランプ自動オフモードの設定がONであるか否かが確認される(ステップS601)。
このとき、ランプ自動オフモードの設定がOFFであれば(NOの場合)、今回の投射光自動オフ処理を終了する。
一方、このとき、ランプ自動オフモードの設定がONであれば(ステップS601でYESの場合)、照度センサ17で検出される周囲の明るさが制御処理部21に取り込まれ、周囲の明るさが有意の変化を生じたか否かが判別される(ステップS602)。
周囲の明るさのレベルが変化していない場合(ステップS602でNOの場合)、ランプ24を消灯させることなく、今回の投射光自動オフ処理を終了する。
周囲の明るさのレベルが前回処理時の明るさから変化している場合(ステップS602でYESの場合)、次いで、投影終了自動判定モードの設定がONであるか否かが確認される(ステップS603)。
このとき、投影終了自動判定モードが設定ONであれば(ステップS603でYESの場合)、次いで、入力画像データに基づくプロジェクタ1の一連の画像投影が終了したかが判定される(ステップS604)。そして、画像投影が終了していなければ(ステップS604でNOの場合)、ランプ24の光量の調整を行うことなく、今回の処理を終了する。
一方、画像投影が終了していれば(ステップS604でYESの場合)には、投影終了前に比べてプロジェクタ1の配置環境の明るさが増した特定状態になっていることになる。この場合、次いで、照度センサ17の検出値と表1の組合せ条件に従って、ランプ24の光量調整が実行される(ステップS605)。これにより、プロジェクタ1の消費電量が抑えられる。
このように、図6に示す投射光自動オフ処理では、ランプ自動オフモードの設定がONであっても、特定状態にならなければ(ステップS602、S603又はS604でNOの場合)、ランプ24をOFF状態とするランプ自動オフの動作を実行されない。ランプ自動オフモードの設定がOFFである場合に、ランプ自動オフの動作が実行されないことはいうまでもない。
この投射光自動オフ処理のフローに従えば、プロジェクタ1の投影終了後、カーテンやブラインドが開けられたり部屋の照明が点灯されて周囲環境の明るさが有意に変化するとき、ランプ24を自動的にオフすることができる。
したがって、周囲の明るさに応じた自動調光モードが設定されていたとしても、周囲環境が明るくなって投射光量が増加することがない。しかも、ランプ24を自動的にオフするので、自動調光モードの設定の有無に関係なく、特定状態下におけるプロジェクタ1の無駄な消費電力を確実に削減することができる。
次に、この図7を用いて、一般的なオフィスで想定されるプロジェクタ1の使われ方の一例を説明する。なお、図7は、一例のオフィスでの周囲環境の明るさ、プロジェクタ1の投射光量の変化および外部入力の有無の関係をタイミングチャートで示している。
まず、プロジェクタ1は、予め、自動調光モードON、投影終了自動判定モードON、ランプ自動オフモードONに設定されているものとする。
図7において、まず、最初に、例えばユーザがプロジェクタ1が設置されている会議室に入り、会議室の照明を点灯させるスイッチ操作を行うと(時間t1)、会議室の照明が全て点灯する(時間t2)。
次いで、ユーザがプロジェクタ1の電源をオンに操作すると(時間t3)、ランプ24が点灯して、周囲の明るさレベルが1まで上昇するよう、ランプ24が最大光量の3000lmで発光し始める(時間t4)。このとき、プロジェクタ1の消費電力は、例えば350Wになる。
次いで、プロジェクタ1に画像データを供給可能な外部入力装置であるパーソナルコンピュータ(以下、PCという)がプロジェクタ1に接続され(t5)、PCからプロジェクタ1に投影画像である入力画像データの供給が開始される(時間t6)。
このとき、ユーザがオフィスの消費電力とプロジェクタ1の投影画像の見易さを考慮して、スクリーン200の配置環境である会議室の照明を落とすか減らす操作を行う(時間t7)。
これにより、会議室の照明の少なくとも一部が消灯し、会議室内の明るさレベルが2に変化する(時間t8)。そして、これを照度センサ17が検出し、その検出値に応じた投射光量の自動調整によってランプ24の光量が2100lmに調整される(時間t9)。
このとき、プロジェクタ1の消費電力は、例えば、260Wになる。
このようにして会議室内の明るさレベルが2に変化した状態下でPCから供給される一連の画像投影が終了すると、ユーザは、例えばPCとプロジェクタ1を接続していたケーブルをプロジェクタ1から外す(時間t10)。
また、会議資料その他を整理するために、時間t7で落とした照明を再度点灯させる操作を行う(時間t11)。
これにより、会議室内の照明が全点灯し、会議室内の明るさレベルが1に変化し(時間t12)、これを照度センサ17が検出する。
このとき、制御処理部21は、ランプ24のオフ制御を開始し、プロジェクタ1の状態をもっとも低い消費電力レベル(例えば0.5W)にする(時間t13)。
次いで、ユーザ(会議者)は、プロジェクタ1以外のPCなどの後片付けを行い、会議室の照明をオフし(時間t14)、会議室から退出する。
次に、本実施形態のプロジェクタ1を用いる本発明のプロジェクタの制御方法の一実施形態とその作用について説明する。
本実施形態では、制御処理部21によりPCからの入力画像情報に基づいて画像デバイス12により光を変調させて光画像を順次生成させ更新させ、ランプ24からの光により画像デバイス12を介して光画像を含む投射光を外部のスクリーン200に投射させる。
そして、制御処理部21内での光画像の更新処理を停止する際に、その光画像の更新の停止前に比べてスクリーン200の配置環境、例えば前述例の会議室内の明るさが増した特定状態を検出し、その特定状態下における投射光の光量を制限する。
さらに、プロジェクタ1の電源投入後に特定状態を検出するまでは、スクリーン200の配置環境の明るさに応じてランプ24の光量を自動調整することによって光画像の画質を自動調整し、特定状態を検出したときには、光画像の画質調整を制限する。
本実施形態の制御方法では、制御処理部21内での光画像の更新を停止する際に、その更新停止前に比べてスクリーン200の配置環境の明るさが増した特定状態を検出すると、例えばランプ24を消灯させて光画像を含む投射光の光量を制限する。
したがって、プロジェクタ1の投影画像の終了時のような投射画像の状況変化に応じて投射光量を調節して、無駄な消費電力を抑えることができる。
また、本実施形態の制御方法では、特定状態を検出するまでは、スクリーン200の配置環境の明るさに応じて光画像の画質を調整できるので、プロジェクタ1の通常動作時に、周囲の明るさに応じた画質での投影画像が鑑賞できる。
また、本実施形態のプロジェクタ1では、特定状態下で、画像投射部10からの投射光量が制限されるので、投影画像の終了時のような投射画像の状況変化に応じて投射光量を調節し、無駄な消費電力を抑えることができる。その結果、低消費電力で利便性の高いプロジェクタ1を提供することができる。
本実施形態で、特定状態を検出したとき、ランプ24の作動を停止させるので、無駄な投射による消費電力の増加を確実に抑制でき、しかも、特定状態でない通常動作時に、周囲の明るさに適した画質での投影画像鑑賞と消費電力の低減が可能になる。また、投射光量レベルを視覚的に効果的に多段切替えできるので、投影画面の見易さと消費電力の低減効果を両立させることができる。
さらに、本実施形態では、停止モード切替え部としての操作部16によって停止許容モードと停止禁止モードを切り替えたり、画質調整許容モードと画質調整禁止モードを切り替えたりすることができるので、ユーザによるプロジェクタ1の使い勝手がよくなる。
このように、本実施形態によれば、プロジェクタ1の投射画像の状況に応じて、投射光量を調節するので、無駄な消費電力を削減することができる。また、自動調光モード下においても、無駄な消費電力を抑えることのできる省エネ性と利便性に優れたプロジェクタおよびその制御方法を提供することができる。
なお、上述の一実施形態においては、画像デバイス12として画素毎の光の反射状態を変化させて変調するDMDを用いるものとしたが、画素毎の光を高速に制御可能な液晶パネルその他の光バルブ要素を用いることができる。すなわち、画像デバイス12は、特定の画像デバイスに限定されるものではない。また、ランプ24のような光源や光学系13のような投射光学系も特に特定の方式のものに限定されないことは勿論である。さらに、単板式でなく3板式の画像デバイスとしたり、3色の高速点滅が可能なLED光源等を用いてカラーホイールを用いない画像投射部を構成することも考えられる。
このように、本実施形態では、プロジェクタの投射画像の状況に応じて投射光量を調節するので、無駄な消費電力を削減できるという効果を奏するものであり、入力画像情報に基づいた画像を外部に拡大投影するプロジェクタおよびその制御方法全般に有用である。
1 プロジェクタ(画像投影装置)
2 直流電源
3 給電装置
4 ファン
5 ファン制御部
6 カラーホイール制御部
10 画像投射部
12 画像デバイス(光画像形成部)
13 光学系(投射用の光学系)
14 デバイス制御部
15 受信部
16 操作部(停止モード切替え部、画像調整モード切替え部)
17 照度センサ(明るさ測定部)
20 メモリ
21 制御処理部(投射光量制限部、画質調整部、停止モード切替え部、画像調整モード切替え部)
22 カラーホイール駆動部
23 カラーホイール
24 ランプ(光源)
100 商用電源
200 スクリーン(被投射領域)
特開2010−243870号公報

Claims (9)

  1. 光源と、入力画像情報に基づいて光を変調し光画像を生成および更新する光画像形成部と、前記光源からの光によって前記光画像を含む投射光を外部の被投射領域に投射する画像投射部と、前記被投射領域の配置環境の明るさを測定する明るさ測定部と、を備えたプロジェクタであって、
    前記光画像形成部での前記光画像の更新が停止されるとともに該光画像の更新の停止前に比べて前記配置環境の明るさが増した特定状態が検出されたとき、該特定状態下における前記光源からの光量を制限する投射光量制限部を設けていることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 前記特定状態を検出したとき、前記投射光量制限部が、前記光源の作動を停止させることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 前記明るさ測定部の測定情報に基づいて前記画像投射部から投射される前記光画像の画質を調整する画質調整部をさらに有し、
    前記投射光量制限部は、前記特定状態を検出したとき、前記画質調整部による画質調整を制限することを特徴とする請求項1又は2に記載のプロジェクタ。
  4. 前記画質調整部は、前記画像投射部からの投射光量を前記明るさ測定部の測定値に応じて自動調整する光量調整機能を有することを特徴とする請求項3に記載のプロジェクタ。
  5. 前記画像投射部は、予め設定した複数の投射光量レベルのうち任意の投射光量レベルに選択設定可能であり、
    前記画質調整部は、前記画像投射部からの投射光量を前記複数の投射光量レベルのうち任意の投射光量レベルに選択設定することを特徴とする請求項3又は4に記載のプロジェクタ。
  6. 前記投射光量制限部が前記光源の作動を停止させることを許容する停止許容モードと、前記投射光量制限部が前記光源の作動を停止させることを禁止する停止禁止モードとを、切替え可能に設定する停止モード切替え部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のプロジェクタ。
  7. 前記画質調整部が前記光画像の画質を調整することを許容する画質調整許容モードと、前記画質調整部が前記光画像の画質を調整することを禁止する画質調整禁止モードとを、切替え可能に設定する画像調整モード切替え部が設けられていることを特徴とする請求項3ないし請求項5のうちいずれか1の請求項に記載のプロジェクタ。
  8. 入力画像情報に基づいて光を変調し光画像を生成および更新するとともに、光源からの光によって前記光画像を含む投射光を外部の被投射領域に投射するプロジェクタを制御するプロジェクタの制御方法であって、
    前記光画像の更新を停止する際に、該光画像の更新の停止前に比べて前記被投射領域の配置環境の明るさが増した特定状態を検出し、該特定状態下における前記投射光の光量を制限することを特徴とするプロジェクタの制御方法。
  9. 前記特定状態を検出するまでは、前記被投射領域の配置環境の明るさに応じて前記光画像の画質を調整し、前記特定状態を検出したときには、前記光画像の画質調整を制限することを特徴とする請求項8に記載のプロジェクタの制御方法。
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