JP2014239270A - エア同期方法および基地局同期システム - Google Patents

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Abstract

【課題】GPS衛星との通信に支障が生じた場合であっても、エア同期によるフレームクロックの精度を維持し、通信障害を防ぐことが可能なエア同期方法および基地局同期システムを提供することを目的とする。【解決手段】本発明にかかるエア同期方法の代表的な構成は、同期元基地局(基地局110b)が送信する制御信号を同期基地局(基地局110a)が受信してエア同期を行うエア同期方法であって、同期元基地局は制御信号を送信し、同期基地局は前記制御信号を受信し、同期元基地局は、送信した制御信号とその次に送信した制御信号との送信時間差を無線または有線で同期基地局に送信し、同期基地局は、受信した送信時間差を用いて、同期元基地局から制御信号を受信した受信タイミングを補正することを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、同期元基地局が送信する制御信号を同期基地局が受信してエア同期を行うエア同期方法および基地局同期システムに関する。
PHS(Personal Handy phone System)では、基地局は、DSU(Digital Service Unit)、ONU(Optical Network Unit)等のネットワーク回線や、GPSからクロックを受信することにより同期を行っている。詳細には、同期絶対基準となる基地局や、ネットワーク回線において同期クロック情報が存在しないイーサネット(登録商標)等のインタフェースを有する基地局にはGPSユニットが搭載されており、GPSユニットが搭載された基地局は、GPS衛星から受信したクロックである1PPS(Pulse Per Second)信号の位相を絶対基準として送受信タイミングの同期(GPS同期)を行っている(例えば特許文献1)。
上記のようにGPSからのクロックによって同期を行っている基地局においてGPSが不可視になった場合、1PPS信号を受信できなくなるため、フレームクロックの精度を維持することが困難となる。フレームクロックが劣化すると、同期が保てなくなり、自基地局と通信している無線端末の通信品質の劣化や、他基地局と通信している無線端末への干渉を起こすおそれがある。このような不具合を防ぐために、基地局には、GPS衛星からの1PPS信号を喪失したときに擬似1PPS信号を生成するホールドオーバ回路が設けられている。
しかしながら、擬似1PPS信号を参照して生成されたフレームクロックは、1PPS信号を参照して生成されたフレームクロックよりも同期周波数精度が低い。このため、周辺基地局のフレームとの間で位相に徐々にずれが生じ、周辺基地局との同期精度が低下してしまう。このため、GPSが不可視になった後、ホールドオーバ回路によるクロックの維持(ホールドオーバ状態)が所定時間経過したら、周辺の基地局が送信した制御信号(CCH:Control CHannel)を受信し、その既知パターンからタイミング修正量を算出することによって自局基準クロックの補正を行なう基地局間同期(以下、エア同期と称する)を行うことにより、送受信タイミングの同期を行っている(例えば特許文献2)。
特開2001−339373号公報 特開2010−118726号公報
上述したエア同期では、フェージングや障害物などの影響により、制御信号の受信特性に劣化が生じる(受信環境が劣化する)ことがあり、このような場合、既知パターンの相関値の精度が低下し、その低下した既知パターンを参照して基準クロックを制御するため周波数精度が劣化してしまう。その結果、フレームクロックの精度を維持することが困難となって同期が保てなくなり、自基地局と通信している無線端末の通信品質の劣化や、周辺の他基地局との干渉を起こすおそれがある。
本発明は、このような課題に鑑み、GPS衛星との通信に支障が生じた場合であっても、エア同期によるフレームクロックの精度を維持し、通信障害を防ぐことが可能なエア同期方法および基地局同期システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかるエア同期方法の代表的な構成は、同期元基地局が送信する制御信号を同期基地局が受信してエア同期を行うエア同期方法であって、同期元基地局は制御信号を送信し、同期基地局は制御信号を受信し、同期元基地局は、送信した制御信号とその次に送信した制御信号との送信時間差を無線または有線で同期基地局に送信し、同期基地局は、受信した送信時間差を用いて、同期元基地局から制御信号を受信した受信タイミングを補正することを特徴とする。
上記同期基地局は、複数回受信した制御信号の受信タイミングのサンプルを選び、送信時間差を用いて、受信タイミングのサンプルと対応する送信側タイミングのサンプルを決め、受信タイミングのサンプルと送信側タイミングのサンプルとの相関を取ることにより受信タイミングを補正するとよい。
上記課題を解決するために、本発明にかかる基地局同期システムの代表的な構成は、制御信号を受信することによって基地局間のエア同期を行う基地局同期システムであって、制御信号を送信する同期元基地局と、制御信号を受信することによって同期元基地局と、を含み、同期元基地局は、送信した制御信号とその次に送信した制御信号との送信時間差を無線または有線で前記同期基地局に送信し、同期基地局は、受信した送信時間差を用いて、同期元基地局から制御信号を受信した受信タイミングを補正することを特徴とする。
本発明によれば、GPS衛星との通信に支障が生じた場合であっても、エア同期によるフレームクロックの精度を維持し、通信障害を防ぐことが可能なエア同期方法および基地局同期システムを提供することができる。
本実施形態にかかる基地局同期システムを説明する図である。 図1に示す基地局の構成を例示する機能ブロック図である。 本実施形態にかかるエア同期方法を説明するフローチャートである。 同期元基地局である基地局の動作を示すフローチャートである。 制御信号の送信時間差について説明する図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本実施形態にかかる基地局同期システム(以下、単に同期システム100と称する)を説明する図である。図2は、図1に示す基地局110の構成を例示する機能ブロック図である。以下、図1に示す同期システム100について説明しながら本実施形態にかかるエア同期方法について説明する。
図1に示すように、同期システム100では、エリア100a内に複数の基地局110a・110b・110cが設置されている。基地局110a〜110cは、無線端末104(図2参照)との無線通信を行う。これらの基地局110a〜110cはネットワーク106によって接続されている。通常時、すなわちGPS衛星102の可視時は、基地局110a〜110cは、GPS衛星102(図2参照)からのGPS信号に含まれる1PPS信号によってフレームクロックを生成している。なお、基地局110a〜110cは、全て同一の構成を有するため、特にことわらない限り、以下の説明では基地局110a〜110cを基地局110と称する。
図2に示すように、基地局110は制御部112を備える。制御部112は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により基地局110全体を管理および制御する。また後述するように、本実施形態では制御部112はクロック制御部114としても機能する。
GPS信号受信部122は、GPSアンテナ122aを介してGPS衛星102からのGPS信号を受信し、それに含まれる1PPS信号を出力する。このGPS信号に含まれる1PPS信号は、ホールドオーバ回路124を経由してクロック制御部114に伝達される。ホールドオーバ回路124は、GPS衛星102が不可視になり、かかるGPS衛星102からの1PPS信号(GPS信号)の受信が行われなくなった際、すなわち1PPS信号を喪失したときに、本実施形態にかかる発振器である高精度発振器124aをクロック源とし、高精度発振器124aから供給されるクロックによって擬似1PPS信号(HO_1PPS信号)を生成し、クロック制御部114に出力する。
クロック制御部114は、伝達された1PPS信号を参照し、基本クロックを生成する電圧制御発振器126(VCTCXO)に印加する制御電圧を調節する。これにより、電圧制御発振器126のクロックスピードが制御され、当該基地局110のクロック同期が行われる。電圧制御発振器126において生成された基本クロックは、フレームクロック生成部128に伝達される。フレームクロック生成部128は、その基本クロックを参照してフレームクロックを生成する。フレームクロック生成部128において生成されたフレームクロックは、ベースバンド部130に伝達される。
ベースバンド部130は、ベースバンド信号をアナログ/デジタル変換し、フレーム同期やチャネルデコード等の処理を行う。無線通信部132は、通信アンテナ132aを介して、PHS端末等の無線端末104との無線通信、および周囲に存在する他の基地局110(図2では基地局110bを例示)とのエア同期(フレーム同期)を行う。また無線通信部132による通信によって取得された他の基地局110bの制御信号は、ベースバンド部130を経由して制御部112に伝達される。
ここで、本実施形態のようにGPS衛星102からの1PPS信号によってフレームクロックを生成している基地局110は、GPS衛星が不可視になり1PPS信号を受信できなくなると、基本クロックひいてはフレームクロックの精度を維持することが困難となり、無線端末104の通信品質の劣化等、様々な不具合が生じるおそれがある。このため、基地局110には、上述したように1PPS信号を喪失したときに擬似1PPS信号を生成するホールドオーバ回路124が設けられている。これにより、基地局110は、擬似1PPS信号を参照してフレームクロックを生成することができる(ホールドオーバ状態)。しかしながら、擬似1PPS信号を参照して生成されたフレームクロックは、1PPS信号を参照して生成されたフレームクロックよりも同期周波数精度が低い。このため、周辺基地局のフレームとの間で位相に徐々にずれが生じ、周辺基地局との同期精度が低下してしまう。
そこで、GPS衛星102が不可視となり、ホールドオーバ状態での同期精度が低下したら、基地局110を、その周辺の他の基地局110とエア同期させることが考えられる。しかしながら、エア同期では、フェージングや障害物などの影響により制御信号の受信特性に劣化が生じると、それを参照して基準クロックが制御されるため周波数精度が劣化してしまう。すると、ホールドオーバ時と同様にフレームクロックの精度を維持することが困難となり、無線端末104との通信品質の劣化や周辺基地局との干渉が生じてしまう。これを防ぐべく、本実施形態では、GPS衛星102との通信に支障が生じた場合であっても、エア同期によるフレームクロックの精度を維持し、通信障害を防ぐことが可能なエア同期方法および基地局同期システム100を提供する。
図3は、本実施形態にかかるエア同期方法を説明するフローチャートであり、特に同期基地局である基地局110aの動作を示している。以下の説明では、GPS衛星102が不可視になった基地局、すなわち他の基地局に同期する同期基地局として基地局110aを例示し、かかる基地局110aの同期元となる同期元基地局として基地局110bを例示する。なお、図3のフローチャートは、同期基地局である基地局110aの動作を示すフローチャートである。
図3に示すように、まず基地局110aでは、制御部112は、GPS信号受信部122によってGPS信号すなわち1PPS信号が受信できているか否かを判断する(ステップS202)。ステップS202においてGPS信号が受信できていた場合(ステップS202のYES)、当該基地局110aはGPS同期を行う(ステップS204)。
一方、GPS信号が受信できていなかった場合、すなわちGPS衛星102が不可視になった場合(ステップS202のNO)、制御部112は、当該基地局110aをホールドオーバに移行させる(ステップS206)。具体的には、上述したようにホールドオーバ回路124は、高精度発振器124aをクロック源として擬似1PPS信号(HO_1PPS信号)を生成する。そして、クロック制御部114が、1PPS信号を参照して基本クロックを生成する電圧制御発振器126(VCTCXO)に印加する制御電圧を調節することにより、電圧制御発振器126のクロックスピードが制御され、当該基地局110のクロック同期が行われる(ホールドオーバ状態)。
制御部112は、ホールドオーバ状態が所定時間内である間は(ステップS208のNO)、再度GPS信号の受信を行う(ステップS210)。ここで、GPS信号を受信できたら(ステップS210のYES)、基地局110aはGPS同期を行う(ステップS204)。GPS信号を受信できなかった場合、制御部112は引き続きホールドオーバ状態が所定時間内であるかを監視し、ホールドオーバ状態が所定時間経過したら(ステップS208のYES)、制御部112は、当該基地局110aをエア同期に移行させる(ステップS212)。
エア同期に移行したら、制御部112は、無線通信部132によって周辺に存在する他の基地局から送信される制御信号を受信する(ステップS214)。制御信号を受信できなかった場合(ステップS214のNO)、制御部112は、当該基地局110aの運用を停止する(ステップS216)。このように、制御信号を受信できなかった際には基地局110aの運用を停止することで、基本クロックひいてはフレームクロックのずれによる他の基地局との干渉を防ぎ、通信障害の発生を未然に防止することが可能となる。
一方、他の基地局110の制御信号が受信できたら、最も強度が高い制御信号を送信した基地局(本実施形態では基地局110b)を同期元基地局に決定し(ステップS218)、その基地局110bに制御信号の送信時間差を要求する要求通知を送信する(ステップS220)。その後、基地局110bが送信した制御信号を所定回数受信するまでは(ステップS226のNO)、制御部112は、制御信号の受信(ステップS222)、および送信時間差の受信(ステップ224)を繰り返す。
本実施形態にかかるエア同期方法の特徴として、制御信号および送信時間差を所定回数受信するまでは(ステップS226のYES)、基地局110aのエア同期(フレームタイミングの補正)は行われない。
図4は、同期元基地局である基地局110bの動作を示すフローチャートである。図5は、制御信号の送信時間差について説明する図である。なお、図5では、所定回数を5回とした場合を例示している。図4に示すように、同期元基地局である基地局110bは、制御信号を送信する(ステップS302)。そして基地局110bは、先に送信した制御信号と、その次に送信した制御信号との送信時間差をネットワーク106を介して基地局110aに送信し(ステップS304)、その後、制御信号の送信(ステップS302)、および送信時間差の送信(ステップS304)を所定時間ごとに間欠的に繰り返す。
具体的には、図5に示すように、基地局110bは、1回目の制御信号(CCH1)を送信し、2回目の制御信号(CCH2)を送信したら、それらの送信間隔である送信時間差(時間差1)をネットワーク106を介して基地局110aに送信する。同様に、基地局110bは、3回目の制御信号(CCH3)を送信したら、CCH2とCCH3の送信時間差(時間差2)を、4回目(CCH4)の制御信号を送信したら、CCH3とCCH4との送信時間差(時間差3)を、5回目の制御信号(CCH5)を送信したら、CCH4との送信時間差(時間差4)をネットワーク106を介して基地局110aに送信する。
一方、基地局110aでは、同期元基地局である基地局110bから送信される制御信号および送信時間差を所定回数受信したら(ステップS226のYES)かかる送信時間差を用いて、基地局110bから受信した制御信号の受信タイミングを補正する(ステップS228)。
本実施形態では特に、ステップS228の受信タイミングの補正において、まず基地局110aは、ステップS222において複数回受信した制御信号の受信タイミングのサンプル、例えばCCH1〜CCH5の受信タイミングをサンプルとする。続いて、基地局110aは、ステップS224において複数回受信した送信時間差を用いて、受信タイミングのサンプルと対応する送信側タイミングのサンプルを決める。そして、基地局110aは、受信タイミングのサンプルと送信側タイミングのサンプルとの相関を取ることにより受信タイミングを補正する。
すなわち本発明は、基地局110aが受信した制御信号の受信タイミング(物理的な電波の受信タイミング)を、基地局110bから受信した送信時間差のデータ(数値)を用いて補正するものである。なお送信時間差のデータを受信することについては、遅延は問題にならない。また、送信時間差についてはデータ(数値)を受け取れば良いだけであるから、無線でも有線でもよく、次回以降の制御信号自体に含ませてもよい。
基地局110aが受信した制御信号の受信タイミング(物理的な電波の受信タイミング)のサンプルは、干渉やフェージングなどの影響によって個々のポイントが時間軸方向に不安定である。一方、送信側タイミングのサンプルは、送信タイミング同士の間隔は正確であるが、絶対的な時刻を参照することができない(基地局110aで基地局110bの時刻を再現することができないから)。理想的には受信タイミングのサンプルの1つと、これに対応する送信タイミングのサンプルのタイミングを一致させれば、他の全ての受信タイミングと送信タイミングが対応するはずである。しかし、受信タイミングがばらつきを有しているため、完全には一致しない。そこで、相関を取ることにより、基地局110aのクロックの時間軸上において、送信タイミングのサンプルの最も確からしい位置を決定することができる。
上記のようにして、基地局110aの時間軸上における基地局110bのフレームタイミングを決定することができるため、基地局110aはこれに自局のフレームタイミングを同期(フレーム同期)させる(ステップS230)。
フレーム同期を行ったあと、基地局110aは再度GPS信号の受信を試み(ステップS232)、GPS信号が受信できたら(ステップS232のYES)、送信時間差の要求通知の取消をネットワーク106に送信し(ステップS234)、GPS同期を行う(ステップS204)。一方、GPS信号が受信できなかった場合(ステップS232のNO)、基地局110aは、基地局110bの制御信号および送信時間差を受信し(ステップS222、S224)、ステップS232までを繰り返す。このとき、受信タイミングをサンプルは、CCH1〜CCH5からCCH2〜CCH6などにスライドして変更することもできる。
上記説明したように、本実施形態にかかるエア同期方法および基地局同期システムによれば、同期元基地局である基地局110bからの送信時間差によって、同期基地局である基地局110aにおける制御信号の受信タイミングを補正することができる。したがって、GPS衛星102との通信に支障が生じ、且つエア同期において制御信号の受信特性に劣化が発生した場合であっても、制御信号の受信タイミングひいてはフレームクロックの精度を維持し、それに纏わるエア同期時の通信障害を防ぐことが可能である。
なお、本実施形態では、上述した同期基地局(基地局110a)と同期元基地局(基地局110b)における要求通知および送信時間差の送受信を、図1に示すネットワーク106を介して、すなわち有線によって送受信を行っているが、これに限定するものではない。送信時間差の要求通知およびその送受信は、基地局110aと基地局110bとの間で直接送受信する、すなわち無線によって送受信を行う構成とすることも可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、同期元基地局が送信する制御信号を同期基地局が受信してエア同期を行うエア同期方法および基地局同期システムとして利用可能である。
100…同期システム、102…GPS衛星、104…無線端末、106…ネットワーク、110…基地局、110a…基地局、110b…基地局、110c…基地局、112…制御部、114…クロック制御部、122…GPS信号受信部、122a…GPSアンテナ、124…ホールドオーバ回路、124a…高精度発振器、126…電圧制御発振器、128…フレームクロック生成部、130…ベースバンド部、132…無線通信部、132a…通信アンテナ

Claims (3)

  1. 同期元基地局が送信する制御信号を同期基地局が受信してエア同期を行うエア同期方法であって、
    前記同期元基地局は制御信号を送信し、
    前記同期基地局は前記制御信号を受信し、
    前記同期元基地局は、前記送信した制御信号とその次に送信した制御信号との送信時間差を無線または有線で前記同期基地局に送信し、
    前記同期基地局は、受信した前記送信時間差を用いて、前記同期元基地局から制御信号を受信した受信タイミングを補正することを特徴とするエア同期方法。
  2. 前記同期基地局は、
    複数回受信した制御信号の受信タイミングのサンプルを選び、
    前記送信時間差を用いて、前記受信タイミングのサンプルと対応する送信側タイミングのサンプルを決め、
    前記受信タイミングのサンプルと送信側タイミングのサンプルとの相関を取ることにより受信タイミングを補正することを特徴とする請求項1に記載のエア同期方法。
  3. 制御信号を受信することによって基地局間のエア同期を行う基地局同期システムであって、
    制御信号を送信する同期元基地局と、
    前記制御信号を受信することによって前記同期元基地局と、
    を含み、
    前記同期元基地局は、前記送信した制御信号とその次に送信した制御信号との送信時間差を無線または有線で前記同期基地局に送信し、
    前記同期基地局は、受信した前記送信時間差を用いて、前記同期元基地局から制御信号を受信した受信タイミングを補正することを特徴とする基地局同期システム。
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