JP2014239024A - 面状ライトユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】 導光板を用いない中空構造を採用しつつ明るさムラの改善や輝度の向上を図ることができる面状ライトユニットを提供すること。【解決手段】 バックケース2と、反射シート3と、シート支持部材4と、シート支持部材に固定され導光空間の上方に配された上側拡散シート5と、反射シート3の少なくとも一辺側に並んで配置された複数の光源Lと、複数の光源の光出射面側に設置されているコリメートレンズ8とを備え、コリメートレンズ8は、光源から出射される光を集光し、光軸Lcが前方斜め下方に向くようにしている。コリメートレンズ8を出射した光は、反射シート3で反射し上側拡散シート5を通り外部に出射する。【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示パネルのバックライトなどの照明に用いる面状ライトユニットに関する。
ノートPC(パーソナルコンピュータ)、カーナビゲーション装置、モバイルタイプPC、携帯電話機、PDA、ATM(現金自動預け払い機)等のディスプレイには、画像表示のための液晶表示装置が広く採用されている。この液晶表示装置には、液晶表示パネルの裏面側から光を照射して表示画面の輝度を高めるバックライトユニットが用いられている。
このバックライトユニットには、蛍光管やLED等の光源からの光を導光して主面全体から液晶表示パネルに向けて出射させる導光板を用いたタイプが知られているが、その他に、導光板を用いずに反射面部材と発光面部材との間の空間に光を出射させて、反射および拡散させる中空式面照明装置が提案されている。
例えば、特許文献1から3には、中空のユニットケースの底面側に光反射部材を配置し、ユニットケースの反射面部材と対向する表側に発光面部材を配置し、ユニットケースにおける反射面部材と発光面部材とで挟まれる空間を中空導光領域とし、配線基板に多数個のLEDを列設実装して成るLED光源を中空導光領域に隣接して、中空導光領域に出射するように配置した中空式照明装置が提案されている。この中空式照明装置では、LED光源からの光を集光するLEDコリメータをLED光源の出射部に配置している。また、特許文献4には、HIDランプの光を反射手段で中空領域に向けて反射し、HIDランプに近い位置に設置した高反射性フィルムと遠い位置に設置した拡散反射シートとで上方に出光させる中空式のバックライトが提案されている。
特開2008−60061号公報 特開2008−300194号公報 特開2009−99271号公報 特開2005−216693号公報
しかしながら、上記従来の技術には、以下の課題が残されている。
上記特許文献1から3に記載の中空式照明装置では、コリメートレンズを用いてLEDから出射される光を発光面部材と略平行となるように集光して中空導光領域に向けて出射させ、反射面部材によって上方に反射して出射しているが、発光エリアにおける明るさムラが生じ易いという不都合があった。すなわち、光源から遠いほど、中空導光領域の上方に配置された拡散シート等のシート類に対する光の入射角度が大きくなり、シート類を透過できる光が少なくなってしまう不都合があった。このため、光源から遠いほど暗くなり易いと共に光源側が明るくなり易く、効率も低下してしまっていた。
また、上記特許文献4に記載の中空式のバックライトでは、コリメートレンズではなく反射手段によって中空領域に光を出射し、HIDランプから遠い位置に拡散反射シートを設置して上方への出光量を増やしているが、それでもまだ光源のHIDランプ近傍が遠い領域よりも明るくなってしまう不都合がある。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、導光板を用いない中空構造を採用しつつ明るさムラの改善や輝度の向上を図ることができる面状ライトユニットを提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、第1の発明に係る面状ライトユニットは、内側に導光空間が形成され上部が開口した箱状のバックケースと、前記バックケースの底面に設置された反射シートと、前記導光空間の上方に配された上側拡散シートと、前記反射シートの少なくとも一辺側に並んで配置された複数の光源と、複数の前記光源の光出射面側に設置されているコリメートレンズとを備え、前記コリメートレンズが、前記光源から出射される光を集光して平行光としその光軸を前方斜め下方に向けて出射することを特徴とする。
この面状ライトユニットでは、コリメートレンズが、光源から出射される光を集光してその光軸を前方斜め下方に向けて出射するので、コリメートレンズからの直接光が上側拡散シートに入射し難く、発光エリアにおける明るさムラを主に反射シートの反射光により抑制することができる。つまり、コリメートレンズからの屈折光をほとんど下面側の反射又は拡散によって上方に出射させ、間接照明的な効果によって光源近傍の輝線・輝点など極所的な高輝度部を抑えることができると共に光源から遠い位置の明るさを向上させることができる。
第2の発明に係る面状ライトユニットは、第1の発明において、前記コリメートレンズが、上部及び下部に前記光源の並ぶ方向に延在した突条部を有しており、前記突条部が、前記光源から出射され前記コリメートレンズ内に入射された光の一部を内部で前方に反射する基端側の第1面と、前記第1面で反射した光を屈折させ前記光軸の方向に向けて外部に出射する先端側の第2面とを有していることを特徴とする。
すなわち、この面状ライトユニットでは、突条部が、光源から出射されコリメートレンズ内に入射された光の一部を内部で前方に反射する基端側の第1面と、第1面で反射した光を屈折させ光軸の方向に向けて外部に出射する先端側の第2面とを有しているので、基端から先端までの長さを短くしたレンズ形状でも、突条部が上方又は下方に向かう光を屈折させて平行光とすることができる。したがって、突条部が無い単にドーム状又はロケット状のレンズ形状に比べて基端から先端までの長さを短くでき、発光エリア外側の縁幅が狭くなって、全体の小型化を図ることができる。
第3の発明に係る面状ライトユニットは、第1又は第2の発明において、前記反射シートの対向する二辺側に、それぞれ前記光源及び前記コリメートレンズが配置され、前記コリメートレンズの光軸が、前記対向する二辺間の中央に向けて設定されていることを特徴とする。
すなわち、この面状ライトユニットでは、反射シートの対向する二辺側に、それぞれ光源及びコリメートレンズが配置され、コリメートレンズの光軸が、前記対向する二辺間の中央に向けて設定されているので、両側の光源によって対向する光源間方向に対する発光の指向性が等方的になると共に、コリメートレンズによって最も強度の高い中心光が前記二辺間の中央に向かうことで、中央部の輝度を向上させ偏りの少ない自然な輝度分布を得ることができる。
第4の発明に係る面状ライトユニットは、第1から第3の発明のいずれかにおいて、前記反射シート上の少なくとも前記光源から最も遠い領域に、下側拡散シートが設置されていることを特徴とする。
すなわち、この面状ライトユニットでは、反射シート上の少なくとも光源から最も遠い領域に、下側拡散シートが設置されているので、光源から最も遠い領域における反射光を拡散させ上側に向かう成分を増やすことにより輝度を向上させることができる。
第5の発明に係る面状ライトユニットは、第1から第3の発明のいずれかにおいて、前記反射シートの少なくとも前記光源から最も遠い領域が、光を拡散して反射する拡散面とされていることを特徴とする。
すなわち、この面状ライトユニットでは、反射シートの少なくとも光源から最も遠い領域が、光を拡散して反射する拡散面とされているので、第4の発明と同様に光源から最も遠い領域における光の拡散度を高めて輝度を向上させることができる。
第6の発明に係る面状ライトユニットは、第1から第5の発明のいずれかにおいて、前記コリメートレンズの先端上方に、前記コリメートレンズの延在方向に光を分岐又は分散させるレンズ用異方向性拡散部材が設置されていることを特徴とする。
コリメートレンズは光源からの光をほとんど光軸方向に出射するが、コリメートされない一次屈折光や多重反射光等がコリメートレンズの上方にも出射される。すなわち、この面状ライトユニットでは、コリメートレンズの先端上方に、コリメートレンズの延在方向に光を分岐又は分散させるレンズ用異方向性拡散部材が設置されているので、光源からコリメートレンズを経て上方に放射される光によって局所的に発生する目玉状の高輝度部をレンズ用異方向性拡散部材によって分割又は分散させて目立たなくすることができる。これによって、コリメートに有効な光を無駄にすることなく、高輝度部を隠す効果を得ることができる。
第7の発明に係る面状ライトユニットは、第4の発明において、前記下側拡散シートが、前記光源から遠い領域ほど高いヘイズ値に設定されていることを特徴とする。
すなわち、この面状ライトユニットでは、下側拡散シートが、光源から遠い領域ほど高いヘイズ値に設定されているので、光源から遠い領域ほど強く光が拡散され、より輝度均一性を向上させることができる。
第8の発明に係る面状ライトユニットは、第5の発明において、前記拡散面の光の拡散度が、前記光源から遠い領域ほど高く設定されていることを特徴とする。
すなわち、この面状ライトユニットでは、拡散面の光の拡散度が光源から遠い領域ほど高く設定されているので、下面からの反射光が光源から遠い領域ほど強く拡散され、出射面方向の成分が増加することにより、いっそう輝度均一性を向上させることができる。
第9の発明に係る面状ライトユニットは、第1から第8の発明において、前記コリメートレンズが、前記光源から出射された光の入射面から前方に向けて上下に互いに間隔を広げて傾斜し内部に入射された光を前方へ反射する一対の後部傾斜面を有していることを特徴とする。
すなわち、この面状ライトユニットでは、コリメートレンズが、内部に入射された光を前方へ反射する一対の後部傾斜面を有しているので、コリメートレンズの後部で上下方向に向かい、一対の後部傾斜面がない場合に上下方向に反射を繰り返す光を一対の後部傾斜面が前方に反射し、発光効率を向上させることができる。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、本発明に係る面状ライトユニットによれば、コリメートレンズが、光源から出射される光を集光してその光軸を前方斜め下方に向けて出射するので、極所的に発生する高輝度部を間接照明的な効果によって抑えることができると共に光源から遠い位置の明るさを向上させることができる。
したがって、この面状ライトユニットは、明るさムラが少ないと共に高い輝度が得られ、簡易な構成で安価な装置とすることができる。
本発明に係る面状ライトユニットの第1実施形態を示す概略的な断面図である。 第1実施形態において、シート支持部材及び上部の各光学シートを外した状態の面状ライトユニットを示す簡略的な斜視図である。 第1実施形態において、コリメートレンズの例1及び例2の断面形状を示す図である。 第1実施形態において、コリメートレンズの例3及び例4の断面形状を示す図である。 第1実施形態において、後部傾斜面を有するコリメートレンズにおける断面形状を示す図である。 第1実施形態において、後部傾斜面を有するコリメートレンズを示す斜視図である。 本発明に係る面状ライトユニットの第2実施形態において、反射シート及び下側拡散シートを示す平面図である。 本発明に係る面状ライトユニットの第3実施形態において、シート支持部材及び上部の各光学シートを外した状態の面状ライトユニットを示す簡略的な斜視図である。 本発明に係る面状ライトユニットの従来例及び実施例において、ゴニオメータ指向性観測によるレンズ性能(観測角に対する光強度)を示すグラフである。 本発明に係る面状ライトユニットの実施例において、シート支持部材及び上部の各光学シートを外した状態の面状ライトユニットを示す簡略的な斜視図である。 本発明に係る面状ライトユニットの従来例及び実施例において、輝度分布を示す画像である。 本発明に係る面状ライトユニットの実施例において、白ドット印刷シートを置いた状態を示す画像である。 本発明に係る面状ライトユニットの実施例において、白ドット印刷シートを置いた状態での輝度分布を示す画像である。 本発明に係る面状ライトユニットの実施例において、サンドブラスター処理した反射シートを置いた状態を示す画像である。 本発明に係る面状ライトユニットの実施例において、サンドブラスター処理した反射シートを置いた状態での輝度分布を示す画像である。 本発明に係る面状ライトユニットの実施例において、レンズ用プリズムシートが無い場合(a)と有る場合(b)とで発光させた光源及びコリメートレンズを示す画像である。
以下、本発明に係る面状ライトユニットの第1実施形態を、図1から図6に基づいて説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能又は認識容易な大きさとするために必要に応じて縮尺を適宜変更している。さらに特許請求の範囲に記載した発明特定事項との関係をカッコ内に記載している。
本実施形態における面状ライトユニット1は、例えば液晶表示パネルのバックライトユニットに用いられるものであって、図1及び図2に示すように、内側に導光空間が形成され上部が開口した箱状のアルミニウム板等で形成されたバックケース2と、バックケース2の底面に設置された反射シート3と、バックケース2上に設置されたシート支持部材4と、シート支持部材4に固定され導光空間の上方に配された上側拡散シート5と、上側拡散シート5上に設置された第1プリズムシート6Aおよび第2プリズムシート6Bと、これらプリズムシート6A,6B上に設置された偏光シート7と、反射シート3の二辺に沿って並んで配置された複数の光源Lと、複数の光源Lの光出射面側に設置されている一対のコリメートレンズ8とを備えている。
なお、本実施形態では、シート支持部材4の光出射面側を表面側又は上面側として記載している。
上記シート支持部材4は、上側拡散シート5の外周部(4辺)に沿って延在していると共に中空空間となる導光空間を囲んだ四角枠状の支持部材である。このシート支持部材4は、アルミニウム板等で成形されている。
また、シート支持部材4は、上側拡散シート5をその外周部全体にわたって固定している。すなわち、上側拡散シート5、第1プリズムシート6A、第2プリズムシート6B及び偏光シート7は、シート支持部材4に外周部全体(4辺全部)にわたって両面テープ(図示略)等によって接着され固定されている。
なお、シート支持部材4の中空空間側の表面は、光を無駄に消費しないように鏡面性をもつ金属等が好ましいが、光吸収の少ない白色材料で形成されていても構わない。
上記コリメートレンズ8は、光源Lから出射される光を集光して平行光としその光軸Lcを前方斜め下方に向けて出射するように設定されている。
このコリメートレンズ8は、光源Lの並び方向に沿って延在している集光レンズである。このコリメートレンズ8は、例1及び例2として図3の(a)(b)に示すように、複数の光源Lを収納可能な断面矩形状の溝部を延在方向に沿って有していると共に、光源Lの光出射方向に突出した断面略円弧状の先端形状を有した棒状の凸レンズである。
また、図3(a)(b)に示すコリメートレンズ8(例1,2)は、上部及び下部に光源Lの並ぶ方向に延在した突条部9を有しており、突条部9が、光源Lから出射されコリメートレンズ8内に入射された光の一部を内部で前方に反射する基端側の第1面9aと、第1面9aで反射した光を屈折させ光軸Lcの方向に向けて外部に出射する先端側の第2面9bとを有している。すなわち、この突条部9は、先端側に傾いて突出した断面形状が鋭角なV字状又は逆V字状となっている。
これらのコリメートレンズ(例1,2)は、光軸Lc(図1参照)を図の下側に向けるため、上側の突条部9が下側の突条部9よりも大きい。また上下の中央にある曲面も非対称であり、その先端は中心線(光源Lをとりつけたときの光源Lの中心を通る線)よりも下側にある。つまり光源Lの中心を発し、曲面の最先端部を通る半直線が光軸Lcとなる。
なお、図3の(a)に示すコリメートレンズ8(例1)と、図3の(b)に示すコリメートレンズ8(例2)とは、互いに光軸Lcと上側拡散シート5との角度である照射角の設定を変えて設計した例である。また、図3の(a)(b)に示すコリメートレンズ8(例1,2)は、平行光の広がり角が0°となるように設計されているが、本実施形態における平行光は、広がり角が少なくとも±3°程度までのものを含むものとする。すなわち、一次屈折光が完全平行光になる機能に加えて、必要に応じて一定角度の絞り又は広がりを持たせたレンズ形状でも構わない。
また、図4の(a)(b)に示すように、コリメートレンズの他の例(例3,4)として、突条部9が形成されていないロケット形状のコリメートレンズ8Bを採用しても構わない。なお、この場合コリメートレンズ8B(例3,4)は、図3の(a)(b)のコリメートレンズ8(例1,2)と比較するとわかるように、同一の照射角で設計すると基端から先端までの長さが若干長くなる。
これらコリメートレンズのように、レンズ付近の多重反射や屈折による光損失を考慮すると上述したようなロケット形状のレンズが好ましい。
さらに、図5及び図6に示すように、後部の断面形状が絞られた形状のコリメートレンズ28を採用しても構わない。すなわち、このコリメートレンズ28は、光源Lから出射された光の入射面28aから前方に向けて上下に互いに間隔を広げて傾斜し内部に入射された光を前方へ反射する一対の後部傾斜面28bを有している。なお、コリメートレンズ28の両端には、光源Lに固定するための枠部28cが設けられている。この枠部28cは、光源Lの外形に対応した矩形状凹部を有しており、この矩形状凹部を光源Lの両端に嵌め込んで、コリメートレンズ28への固定を行う。
上記断面形状がロケット形状のコリメートレンズ8Bでは、入射された光が後部において平行する上下面で繰り返し反射されて一部が前方に出射されないために発光効率が低下してしまう。これに対して、コリメートレンズ28では、内部に入射された光を前方へ反射する一対の後部傾斜面28bを有しているので、コリメートレンズ28の後部で上下方向に反射しようとする光を一対の後部傾斜面28bが前方に反射して発光効率を向上させることができる。
例えば、上記コリメートレンズ8Bを採用した場合、発光面出射全光束量が108lm、9点平均輝度が7150cd/mであったのに対し、このコリメートレンズ28を採用した場合、発光面出射全光束量が137lm、9点平均輝度が8110cd/mとなって向上した。
なお、コリメートレンズ9とコリメートレンズ28との構成を組み合わせたコリメートレンズ、すなわち突条部9と後部傾斜面28bとを有したコリメートレンズを採用しても構わない。
上述したように、反射シート3の対向する二辺側に、それぞれ光源L及びコリメートレンズ8が配置されており、コリメートレンズ8の光軸Lcが、前記対向する二辺間の中央に向けて設定されている。
上記反射シート3上の少なくとも光源Lから最も遠い領域には、下側拡散シート10が設置されている。すなわち、本実施形態では、光源Lが配された対向する二辺の中間部分に帯状の下側拡散シート10が設置されている。
また、本実施形態では、コリメートレンズ8の先端上方に、コリメートレンズ8の延在方向に光を分岐又は分散させるレンズ用プリズムシート12(レンズ用異方性拡散部材)が設置されている。このレンズ用プリズムシート12は、複数種の形状及び角度のプリズムが混在したものが好ましい。このレンズ用プリズムシート12は、例えば住友スリーエム株式会社製のBEF(Brightness Enhancement Film:商品名)シートが採用可能である。
レンズ用プリズムシート5では、複数のプリズムの稜線が光源Lの配列方向(コリメートレンズの延在方向)と直交している。各プリズムが同一形状で有るとき光が分岐するようになり、プリズム形状が複数種あるとき、さらに拡散作用が加わる。また、レンズ用プリズムシート5の代わりにレンズ用異方性拡散シートを使っても良い。異方性拡散シートには優先的に拡散する方向(拡散度が強い方向)があり、レンズ用異方性拡散シートではこの方向が光源Lの配列方向と一致する。
さらに、コリメートレンズ8の直上に、レンズ用反射シート11が設置されている。このレンズ用反射シート11は、コリメートレンズ8側の下面が白色面とされていると共に、上面が黒色面とされている。このレンズ用反射シート11は、コリメートレンズ8の一次屈折光のうちコリメート光に関与しない分をレンズ側に反射すると共に上方へ出射されることを防ぐ遮光マスクとして機能する。これにより、コリメートに関わらない広角光を効率的に利用することができる。このレンズ用反射シート11としては、例えば白黒リムシートが採用可能である。
これらレンズ用プリズムシート12及びレンズ用反射シート11は、コリメートレンズ8に沿って帯状に延在しており、レンズ用プリズムシート12は、導光空間側に突き出した状態でレンズ用反射シート11上に配されている。
上記光源Lとしては、LED素子が採用されている。また、複数の光源Lは、フレキシブルプリント基板(図示略)上に実装されている。
なお、本実施形態では、白色LEDのLED素子が採用されている。この白色LEDは、例えば基板上に実装されたベアチップ状態の半導体発光素子を蛍光樹脂材で封止したものである。上記半導体発光素子として、例えば青色(波長λ:470〜490nm)LED素子又は紫外光(波長λ:470nm未満)LED素子が採用され、上記蛍光樹脂材としては、シリコーン樹脂を主剤とし、例えばYAG蛍光体が添加されたものが採用される。なお、白色LEDとしては、上記以外でも種々のものが採用可能である。
これら複数の光源Lを実装したフレキシブルプリント基板は、バックケース2の内壁面の一つに伝熱テープ(図示略)を介して接着されている。この伝熱テープは、フレキシブルプリント基板の保持と光源Lの放熱のために用いられている。
上記反射シート3は、光反射機能を有する金属板、フィルム、箔等、銀蒸着膜を設けたフィルムや、アルミ金属蒸着膜を設けたフィルム、白色シート、などが採用可能である。この反射シート3にポリエステル系樹脂を用いた多層膜フィルムを使うと、多層膜フィルムでは屈折率の異なる多層膜間境界での屈折、反射、干渉により光が戻ってくるため、金属表面で光の吸収や熱変換が発生する金属蒸着膜タイプの反射シートに比べ反射効率が上がる。前述のコリメートレンズ28(図5参照)について得られた結果は銀蒸着フィルム反射シートを採用した場合である。このとき発光面出射全光束量が1371m、9点平均輝度が8110cd/mであった。これに対し、さらに反射シート3にこのポリエステル系多層膜反射シートを採用した場合、発光面出射全光束量が149lm、9点平均輝度が8850cd/mとなり、光を出射する効率が向上した。
上記反射シート3上に配置された下側拡散シート10は、透明フィルムとその上に形成されている光を拡散して反射する拡散層とを備えている。透明フィルム層はフィルムエッジ部より光を取り入れ導光するので、下側拡散シートのエッジ部分に当った光が導光されながら散乱光となる場合がある。この機能を利用することにより本実施形態の下側拡散シート10は、単純に拡散させるだけの場合よりも発光効率を上げられる場合がある。また、下側拡散シート10の拡散層形成面と反対側の面には、下側拡散シート10と反射シート3同士の密着防止の目的でマイクロビーズ等が塗られている場合もある。
上記第1プリズムシート6Aは、上側拡散シート5上に配され、上記第2プリズムシート6Bは、第1プリズムシート6A上に配されている。第1プリズムシート6A及び第2プリズムシート6Bは、上側拡散シート5からの光を上面側に集光するための透明シート状の部材であり、平行な複数の稜線を有するプリズム部を上面側に有している。また、第1プリズムシート6Aは、光源Lの光軸に対して、プリズム部の稜線がねじれの位置に設定され、特に、上方への高い指向性が得られる方向として、光源Lの光軸に直交する方向と平行に設定される。
なお、本実施形態では、光源Lの光軸が上側拡散シート5と平行に設定されているが、コリメートレンズ8で集光された光の光軸Lcは上側拡散シート5に対して傾斜しており、光源Lの光軸方向と、コリメートレンズ8で集光された光の光軸Lcの方向とが異なっている。
また、第2プリズムシート6Bは、光源Lの光軸に対して、プリズム部の稜線が平行に設定されている。すなわち、第1プリズムシート6Aと第2プリズムシート6Bとは、互いのプリズム部の稜線がねじれの位置に配され、平面視で互いに稜線が直交している。このような第1プリズムシート6Aおよび第2プリズムシート6Bとしては、例えば住友スリーエム株式会社製のBEF(Brightness Enhancement Film:商品名)シートが採用可能である。なお、用途に応じて第1プリズムシート6A又は第2プリズムシート6Bの何れか一枚を省略しても構わない。
上記偏光シート7は、光のS成分とP成分の内、一方の成分のみを透過し、他方を反射する反射型偏光フィルムである。反射された成分の光は、反射シート3側に戻り、再度、反射型偏光フィルムに入射するまでの間に、反射型偏光フィルムを透過する成分の光に変換される。このような反射型偏光フィルムは、例えば住友スリーエム株式会社製のD−BEF(商品名)シートが採用可能である。なお、偏光シート7として、吸収型偏光シートを採用しても構わない。また、用途に応じて偏光シート7を省略しても構わない。
このように本実施形態の面状ライトユニット1では、コリメートレンズ8が、光源Lから出射される光を集光してその光軸Lcを前方斜め下方に向けて出射するので、コリメートレンズ8からの直接光が上側拡散シート5に入射し難く、発光エリアにおける明るさムラを抑制することができる。したがって、コリメートレンズ8からの屈折光をほとんど下面側からの反射又は拡散によって上方に出射させ、間接照明的な効果によって光源Lの形等が映ってしまうことを抑えることができると共に光源から遠い位置の明るさを向上させることができる。
特に、反射シート3の対向する二辺側に、それぞれ光源L及びコリメートレンズ8が配置され、コリメートレンズ8の光軸Lcが、前記対向する二辺間の中央に向けて設定されているので、両側の光源Lによって対向する光源間方向に対する発光の指向性が等方的になると共に、コリメートレンズ8によって最も強度の高い中心光が前記二辺間の中央に向かうことで、中央部の輝度を向上させ、自然な輝度分布と高い輝度均一性を得ることができる。
また、突条部9が、光源Lから出射されコリメートレンズ8内に入射された光の一部を内部で前方に反射する基端側の第1面9aと、第1面9aで反射した光を屈折させ光軸Lc方向に向けて外部に出射する先端側の第2面9bとを有しているので、基端から先端までの長さを短くしたレンズ形状でも、突条部9が上方又は下方に向かう光を屈折させて平行光とすることができる。したがって、コリメートレンズ8は、突条部9が無い単にドーム状又はロケット状のレンズ形状に比べて基端から先端までの長さを短くでき、発光エリア外側の縁幅が狭くなって、全体の小型化を図ることができる。
また、反射シート3上の少なくとも光源Lから最も遠い領域に、下側拡散シート10が設置されているので、光源Lから最も遠い領域における光の拡散度を高めて輝度を向上させることができる。
さらに、コリメートレンズ8の先端上方に、コリメートレンズ8の延在方向に光を分岐又は分散させるレンズ用プリズムシート12が設置されているので、光源Lによって局所的に発生する目玉状の高輝度部をレンズ用プリズムシート12によって分割又は分散させて目立たなくすることができる。これによって、コリメートに有効な光を無駄にすることなく、高輝度部を隠す効果を得ることができる。
次に、本発明に係る面状ライトユニットの第2及び第3実施形態について、図7及び図8を参照して以下に説明する。なお、上記実施形態において説明した同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は省略する。
第2実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、下側拡散シート10を一枚設置しているのに対し、第2実施形態の面状ライトユニットでは、図7に示すように、反射シート3上に複数種類の下側拡散シート10A〜10Cが並べて設置されている点である。すなわち、第2実施形態の面状ライトユニットでは、反射シート3の中央部に設置された下側拡散シート10Aと、下側拡散シート10Aの両側に設置された一対の下側拡散シート10Bと、一対の下側拡散シート10Bの外側に設置された一対の下側拡散シート10Cとを備えている。
また、これら下側拡散シート10A〜10Cは、光源Lから遠い領域ほど高いヘイズ値に設定されている。例えば、それぞれヘイズ値は、下側拡散シート10Aが76%、下側拡散シート10Bが50%、下側拡散シート10Cが35%とされる。
このように第2実施形態の面状ライトユニットでは、下側拡散シート10A〜10Cが、光源Lから遠い領域ほど高いヘイズ値に設定されているので、光源Lから遠い領域ほど光の高い拡散度が得られ、より輝度均一性を向上させることができる。
次に、第3実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、反射シート3上に下側拡散シート10を設置しているのに対し、第3実施形態の面状ライトユニットは、図8に示すように、反射シート3の少なくとも光源Lから最も遠い領域が、光を拡散して反射する拡散面3aとされている点である。すなわち、第3実施形態では、反射シート3の中央部(光源Lが配された二辺間の中間)に拡散面3aが帯状に形成されている。なお、この拡散面3aでは、光の拡散度が光源Lから遠い領域ほど高く設定されていることが好ましい。
上記拡散面3aとしては、例えば適度に大きさを連続変化させた白ドットを反射シート3上の所定領域に印刷したもの、マット調見栄えのインクを適度に拡散度を連続変化させて反射シート3上の所定領域に印刷したもの、反射シート3の表面を微細エンボス加工等を施し、形状変化により適度に拡散度を連続変化させたもの、反射シート3の表面をビーズ散布と固着とにより、適度に拡散度を連続変化させたもの、反射シート3の表面をサンドブラスター処理により、適度に拡散度を連続変化させたもの等が採用可能である。なお、適度な拡散度の連続変化は、輝度分布を考慮して調整される。
このように第3実施形態の面状ライトユニットでは、反射シート3の少なくとも光源Lから最も遠い領域が、光を拡散して反射する拡散面3aとされているので、光源Lから最も遠い領域における光の拡散度を高めて輝度を向上させることができる。特に、拡散面3aの光の拡散度が、光源Lから遠い領域ほど高く設定されることで、光源Lから遠い領域ほど強く光が拡散され、より輝度均一性を向上させることができる。
まず、本発明の実施例として上記第1実施形態の面状ライトユニットについて、ゴニオメータ指向性観測によるレンズ性能を評価した結果を、図9の(b)に示す。なお、本発明の実施例では、コリメートレンズの照射角を3.3度下方に向けて設定して評価した。また、比較例として、水平方向(上側拡散シートと平行方向)に光軸を有する従来のコリメートレンズを用いて評価した結果を、図9の(a)に示す。これらの結果から、本発明の実施例では、比較例に比べて高い光強度が得られている。
次に、図10に示すように、反射シート3の一方の一辺側のみに光源Lとコリメートレンズ8とを設置した実施例を作製し、照明領域内の9点の輝度平均、該9点の輝度均一性、レンズ側近傍の輝度、中側の輝度、奥側の輝度について評価した結果を、表1に示す。なお、この実施例では、反射シート3上には下側拡散シート10を設置していない。また、比較例として、水平方向(上側拡散シートと平行方向)に光軸を有する従来のコリメートレンズを用いて評価した結果も表1に示す(なお、表1中、本発明の実施例は「今回レンズ」と表示し、比較例は「従来レンズ」と表示している。)。
この結果からも、本発明の実施例では、比較例に比べて全体的に輝度が高くなっていると共に輝度均一性も向上していることがわかる。
また、第1実施形態の面状ライトユニットの実施例を用いて照明領域の輝度分布を評価した結果を、図11の(b)に示す。なお、図11は、元の画像がカラー画像であるが、白黒のグレースケール化したものを表示している。また、比較例として、水平方向(上側拡散シートと平行方向)に光軸を有する従来のコリメートレンズを用いて評価した結果を、図11の(a)に示す。
この結果から、比較例では中心部の輝度が落ち込んでいるのに対し、本発明の実施例では、二辺間の中央部に下側拡散シートがあるため、二辺間の中央部の輝度が向上している。
次に、図12に示すように、反射シート上の中央部左半分側に、透明シートに白ドットを印刷したシートを載置し、便宜的に中央部左半分だけに拡散面を形成した実施例について、照明領域の輝度分布を評価した結果を、図13に示す。この結果からわかるように、白ドットが印刷されたシートにより拡散面が形成された左半分は、拡散面を形成していない右半分に比べて二辺間の中央部の輝度が向上していることがわかる。
次に、図14に示すように、反射シート上の中央部左半分側に、鏡面シートにサンドブラスター処理を施したシートを載置し、便宜的に中央部左半分だけに拡散面を形成した実施例について、照明領域の輝度分布を評価した結果を、図15に示す。なお、サンドブラスター処理を施したシートは、中心側ほど表面粗さを高く設定している。この結果からわかるように、サンドブラスター処理を施したシートにより拡散面が形成された左半分は、拡散面を形成していない右半分に比べて二辺間の中央部の輝度が向上していることがわかる。
次に、レンズ用プリズムシートを設置していない実施例と、設置した実施例とで、光源を点灯させた際の画像を、図16の(a)(b)に示す。この画像からわかるように、レンズ用プリズムシートを設置していない実施例では、図16の(a)に示すように、光源の上方に目玉状に高輝度部が発生してしまっているのに対し、レンズ用プリズムシートを設置した実施例では、図16の(b)に示すように、光源の上方の高輝度部が横に拡がって分割又は分散されている。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
例えば、上記各実施形態の面状ライトユニットでは、液晶表示装置のバックライト用としているが、面状光源として他の照明用途に用いても構わない。なお、単に照明用として採用する場合は、プリズムシート等の光学シートは無くても構わない。
また、2枚のプリズムシートを用いているが、1枚のプリズムシートを採用したライトユニットとしても構わない。さらに、拡散シートを複数枚重ねて設置しても構わない。
また、上記実施形態では、拡散シートの二辺側にそれぞれ光源と集光レンズとを配置しているが、図10に示すように、一方の一辺側のみに光源とコリメートレンズとを設置しても構わない。この場合、二辺側にそれぞれ設置した場合に比べて輝度均一性は劣るが、部品点数の削減を図ることができる。
1…面状ライトユニット、2…バックケース、3…反射シート、4…シート支持部材、5…上側拡散シート、8,8B,28…コリメートレンズ、9…突条部、9a…第1面、9b…第2面、12…レンズ用プリズムシート(レンズ用異方性拡散部材)、L…光源、Lc…コリメートレンズの光軸

Claims (9)

  1. 内側に導光空間が形成され上部が開口した箱状のバックケースと、
    前記バックケースの底面に設置された反射シートと、
    前記導光空間の上方に配された上側拡散シートと、
    前記反射シートの少なくとも一辺側に並んで配置された複数の光源と、
    複数の前記光源の光出射面側に設置されているコリメートレンズとを備え、
    前記コリメートレンズが、前記光源から出射される光を集光して光軸を前方斜め下方に向けて出射することを特徴とする面状ライトユニット。
  2. 請求項1に記載の面状ライトユニットにおいて、
    前記コリメートレンズが、上部及び下部に前記光源の並ぶ方向に延在した突条部を有しており、
    前記突条部が、前記光源から出射され前記コリメートレンズ内に入射された光の一部を内部で前方に反射する基端側の第1面と、前記第1面で反射した光を屈折させ前記光軸の方向に向けて外部に出射する先端側の第2面とを有していることを特徴とする面状ライトユニット。
  3. 請求項1又は2に記載の面状ライトユニットにおいて、
    前記反射シートの対向する二辺側に、それぞれ前記光源及び前記コリメートレンズが配置され、
    前記コリメートレンズの光軸が、前記対向する二辺間の中央に向けて設定されていることを特徴とする面状ライトユニット。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の面状ライトユニットにおいて、
    前記反射シート上の少なくとも前記光源から最も遠い領域に、下側拡散シートが設置されていることを特徴とする面状ライトユニット。
  5. 請求項1から3のいずれか一項に記載の面状ライトユニットにおいて、
    前記反射シートの少なくとも前記光源から最も遠い領域が、光を拡散して反射する拡散面とされていることを特徴とする面状ライトユニット。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の面状ライトユニットにおいて、
    前記コリメートレンズの先端上方に、前記コリメートレンズの延在方向に光を分岐又は分散させるレンズ用異方性拡散部材が設置されていることを特徴とする面状ライトユニット。
  7. 請求項4に記載の面状ライトユニットにおいて、
    前記下側拡散シートが、前記光源から遠い領域ほど高いヘイズ値に設定されていることを特徴とする面状ライトユニット。
  8. 請求項5に記載の面状ライトユニットにおいて、
    前記拡散面の光の拡散度が、前記光源から遠い領域ほど高く設定されていることを特徴とする面状ライトユニット。
  9. 請求項1から8のいずか一項に記載の面状ライトユニットにおいて、
    前記コリメートレンズが、前記光源から出射された光の入射面から前方に向けて上下に互いに間隔を広げて傾斜し内部に入射された光を前方へ反射する一対の後部傾斜面を有していることを特徴とする面状ライトユニット。
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