JP2014238624A - 画像評価方法および画像形成装置 - Google Patents

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秀幸 木原
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Abstract

【課題】画像品質の評価精度を向上させた画像評価方法および画像形成装置を提供する。【解決手段】入力された画像情報を輝度情報などの物理特性量に変換した後に、周期的なバンディング量と非周期的なバンディング量をそれぞれ取得し、それらを重み付けした上で加算している。そのため、周期的なバンディングと非周期的なバンディングの両者を組み合わせることで検出精度を向上させることができる。【選択図】図2

Description

本発明は、画像品質に関する評価を行う画像評価方法および、その画像評価方法を用いて形成した画像の評価を行うことができる画像形成装置に関する。
複写機等の画像形成装置では、バンディングというスジ状のノイズが形成されることが画像品質上の問題となっている。そこで、特許文献1、2に記載されているように、バンディングを周期的な成分を用いて評価する方法が既に知られている。
特許文献1は、バンディング知覚予測装置が、バンディング知覚値算出手段4で、予め設定されている物理特性量とこの物理特性量に対応する空間周波数感度特性を表す関数の関係から得られた関数を、空間周波数に関して積分することにより複数の空間周波数成分を含む場合のバンディング知覚予測値を算出することが記載されている。
特許文献2は、画像入力手段1により入力された、画像の明度分布等の物理特性量分布をスペクトル変換手段2により空間周波数空間内のパワースペクトラムに変換する。そして、空間周波数補正手段3において、実験等により予め求められている平均明度及び空間周波数を変数とする関数で表わされる人間の空間周波数に対する閾値の特性関数を用いて重みづけが行われる。そして、画像評価演算手段4において、空間周波数についての積分が行われ、バンディングの知覚予測値を算出することが記載されている。
しかしながら、上述した特許文献では、周期的に発生するバンディングに対しては検知可能であるが、周期性を持たないランダムに発生するバンディングを含む場合に検出感度が悪くなるという問題があった。例えば、実際の印刷物においては周期的なバンディングと非周期的なバンディングのどちらも多く含むため、そのような場合には、評価の精度が低下してしまうという問題があった。
本発明はかかる問題を解決することを目的としている。
すなわち、本発明は、画像品質の評価精度を向上させた画像評価方法および画像形成装置を提供することを目的としている。
上記に記載された課題を解決するために請求項1に記載された発明は、入力された画像情報の評価を行う画像評価装置で実行される画像評価方法において、前記入力された画像情報を物理量に変換する物理量変換工程と、前記物理量変換工程で変換された前記物理量を空間周波数情報に変換する空間周波数変換工程と、前記空間周波数変換工程で変換された前記空間周波数情報に予め定めた視覚特性関数を乗算する視覚特性乗算工程と、前記視覚特性乗算工程で得られた結果からバンディング成分を抽出し定量化する第1定量化工程と、前記物理量変換工程で変換された前記物理量に平滑化フィルタ処理を施すフィルタリング工程と、前記フィルタリング工程で得られた結果からバンディング成分を抽出し定量化する第2定量化工程と、前記第1定量化工程で得られたバンディング成分および前記第2定量化工程で得られたバンディング成分に対してそれぞれ重み付けを行い、所定の評価式にて評価量を算出する評価量算出工程と、を含むことを特徴とする画像評価方法である。
請求項1に記載の発明によれば、空間周波数変換工程、視覚特性乗算工程、第1定量化工程で周期的なバンディングを検出し、フィルタリング工程、第2定量化工程で非周期的なバンディングを検出することができる。そのため、周期的なバンディング以外のバンディングも検知して、評価量算出工程により入力された画像の品質評価を精度良く行うことができる。
本発明の第1の実施形態にかかる画像評価方法を実行する画像評価装置の機能ブロック図である。 図1に示された画像評価装置における画像評価方法のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態にかかる画像形成装置の概略構成図である。 図3に示された画像形成装置の画像形成部の要部構成図である。 図3に示された画像形成装置の画像評価動作のフローチャートである。 本発明の第3の実施形態にかかる画像形成装置の概略構成図である。 図6に示された画像形成装置の画像評価動作のフローチャートである。 本発明の第4の実施形態にかかる画像形成装置の概略構成図である。 図8に示された画像形成装置の画像評価動作のフローチャートである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態を、図1および図2を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態にかかる画像評価方法を実行する画像評価装置の機能ブロック図である。図2は、本発明の第1の実施形態にかかる画像評価方法のフローチャートである。
本発明の第1の実施形態にかかる画像評価装置は、入力手段101と、物理量変換手段102と、空間周波数変換手段103と、視覚特性乗算手段104と、第1定量化手段105と、有している。また、画像評価装置は、フィルタリング手段106と、第2定量化手段107と、評価量算出手段108と、を有している。
入力手段101は、例えば、微小濃度計、CCD(Charge Coupled Device)カメラ、スキャナ等で構成され、用紙等の記録媒体に記録された画像を読み取ることによりRGB等の画像情報に変換する。物理量変換手段102は、入力手段101で変換されたRGB等の画像情報をLab等に変換した上で、例えば、1次元の輝度情報による物理特性量分布などの物理量(物理特性量)に変換する。
空間周波数変換手段103は、物理量変換手段102により変換された物理特性量をフーリエ変換する。視覚特性乗算手段104は、空間周波数変換手段103でフーリエ変換された結果に実験等により予め求められている物理特性量とこの物理特性量に対応する視覚特性を表す関数を乗算する。第1定量化手段105は、視覚特性乗算手段の結果に平滑化フィルタ処理を施し、平滑化フィルタ処理前の分布との差分を取る。
フィルタリング手段106は、物理量変換手段102により変換された物理特性量にサイズ(フィルタの幅)の異なる複数の平滑化フィルタ処理を施す。第2定量化手段107は、フィルタリング手段106の結果得られた差分のうち予め定めた閾値を超えた部分のみを人間が知覚する部分として抽出・積分する。
次に、本発明の第1の実施形態にかかる画像評価方法を図2に示したフローチャートを参照して説明する。
まず、画像評価方法を実行する画像評価装置に画像情報が入力される(ステップS1)。画像情報は、入力手段101により用紙等の記録媒体に記録された画像を例えば画像形成時の記録媒体の搬送方向に沿って読み取ることにより入力される。そして、入力された画像情報を、物理量変換手段102により、1次元の輝度情報による物理特性量分布などの物理特性量に変換する(ステップS2)。なお、物理特性量としては、輝度(明度)情報に限らず色度情報としてもよい。あるいは、輝度情報と色度情報の両方を用いてもよい。色度情報を用いればカラー画像の評価を精度良く行うことができる。
次に、変換された物理特性量分布を空間周波数変換手段によりフーリエ変換して空間周波数情報に変換する(ステップS3)。フーリエ変換された物理特性量は、視覚特性乗算手段において、実験等により予め求められている物理特性量とこの物理特性量に対応する視覚特性を表す関数を乗算する(ステップS4)。視覚特性関数としては例えばDooley and Shawの式などが挙げられるがこれに限定するものではない。そして、第1定量化手段において、平滑化フィルタ処理を施し、平滑化フィルタ処理前の分布との差分を取ることで周期的なバンディング量(バンディング成分)が得られる(ステップS5)。
一方、ステップS2で変換された物理特性量分布は、フィルタリング手段によりサイズ(フィルタの幅)の異なる複数の平滑化フィルタ処理を施す(ステップS6)。そして、第2定量化手段により、複数の平滑化フィルタによって得られた出力からそれぞれの差分を取る。例えば平滑化フィルタが2つの場合は、ステップS2の結果と第1フィルタリング後の分布の差分を取り、第1フィルタリング後の分布と第2フィルタリング後の分布の差分を取る。そして、これらの差分のうち予め定めた閾値を超えた部分のみを人間が知覚する部分として抽出・積分することで非周期的なバンディング量(バンディング成分)が得られる(ステップS7)。つまり、平滑化フィルタ処理を施すことで平滑な分布が得ら、その平滑な分布と元の分布の差を取る(分布の突き出た部分を求める)ことでスジやムラのようなノイズにあたる部分が検知できる。
そして、評価量算出手段において、ステップS5で得られた周期的なバンディング量とS7で得られた非周期的なバンディング量に対してそれぞれ重み付けをして和を求めることで最終的なバンディング評価量(画像評価量)が算出される(ステップS8)。
ステップS8における評価式の例としては次の(1)式が挙げられる。
Value=1−exp(a1*S5+a2*S7)・・・(1)
(1)式においてa1とa2は重み付けを示す定数、S5はステップS5の結果得られるバンディング量、S7はステップS7の結果得られるバンディング量を示している。また、*は乗算を示している。即ち、(1)式はステップS5で得られたバンディング量とステップS7で得られたバンディング量を、それぞれ適当な重み付けを行い人間の視覚感度を考慮した指数関数で定義している。
図2のフローチャートで、ステップS2以降は、ステップS3〜S5の周期的なバンディングを検出する工程とステップS6〜S7の非周期的バンディングを検出する工程の2つに分岐する。これらの分岐はそれぞれ並列して行ってもよいし、順次行うようにしてもよい。要するにステップS8を行うまでにステップS5とS7が実行されていればよい。
図2に示したフローチャートは画像評価装置として構成されたコンピュータやマイクロプロセッサなどの制御手段により実行される。即ち、上述した物理量変換手段、空間周波数変換手段、視覚特定乗算手段、第1定量化手段、フィルタリング手段、第2定量化手段、評価量算出手段は、コンピュータやマイクロプロセッサ等で動作するプログラムなどとして構成されている。なお、これらの手段は、プログラムに限らず、ハードウェアで構成してもよいし、プログラムで構成する手段とハードウェアで構成する手段が混在していても良い。また、画像評価装置単体として構成してもよいし、入力手段として挙げたスキャナ等の読み込み装置に含まれるようにしてもよい。なお、複写機等の画像形成装置に含める構成は、第2実施形態以降で説明する。
したがって、上述した物理量変換手段、空間周波数変換手段、視覚特定乗算手段、第1定量化手段、フィルタリング手段、第2定量化手段、評価量算出手段がそれぞれ行っている動作は、それぞれ特許請求の範囲における物理量変換工程、空間周波数変換工程、視覚特性乗算工程、第1定量化工程、フィルタリング工程、第2定量化工程、評価量算出工程に相当する。
本実施形態によれば、入力された画像情報を物理特性量に変換した後に、周期的なバンディング量と非周期的なバンディング量をそれぞれ取得し、それらを重み付けした上で加算し、人間の視覚感度を考慮した指数関数として評価量を算出している。そのため、周期的なバンディングと非周期的なバンディングの両者を組み合わせることでバンディングの検知精度を向上させることができる。したがって、入力された画像の品質評価を精度良く行うことができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態にかかる画像形成装置100を図3乃至図5を参照して説明する。なお、前述した第1の実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。図3は、本発明の第2の実施形態にかかる画像形成装置の概略構成図である。図4は、図3に示された画像形成装置の画像形成部の要部構成図である。図5は、図3に示された画像形成装置の画像評価動作のフローチャートである。
本実施形態では、複写機、ファクシミリ、プリンタなどの画像形成装置において、第1の実施形態で説明した画像評価方法が実行できるようにしたものである。本実施形態の画像形成装置100は、原稿の画像を読み取る画像読み取り手段としての画像読み取り部2と、記録媒体としての転写材である用紙P上に画像を形成する画像形成部3と、を備えている。また、画像形成装置100は、画像形成部3に対して用紙Pを供給する用紙供給部4と、画像形成後の用紙Pを排出する用紙排出部5と、を備えている。
画像読み取り部2は、透明な原稿台にセットされた原稿の画像を読み取る手段であり、例えば、ランプ、ミラー及びキャリッジ等からなる光学走査系と、この光学走査系で走査された光学像を結像させるレンズ系と、を備えている。また、画像読み取り部2は、レンズ系で結像された光学像を受光して電気信号に変換するCCD等の画像読み取りセンサと、を備えている。
画像形成部3は、電子写真方式により、互いに異なる色であるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色成分のトナー像を複数の像担持体としての感光体ドラム11Y,11M,11C,11Kにそれぞれ形成する複数の画像形成ユニット10(10Y,10M,10C,10K)を備えている。以下、本実施形態において、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色成分について用いる部材や装置であることを区別して説明する場合には、各部材や装置の符号の末尾にY,M,C及びKを付している。また、各色成分について用いる部材や装置の共通する構成や動作等を説明する場合は、適宜、符号の末尾のY,M,C及びKは省略する。
画像形成部3は、各画像形成ユニット10にて感光体ドラム11上に形成された各色成分のトナー像を順次転写(一次転写)して保持させる中間転写体(転写部材)としての中間転写ベルト15を備えている。また、画像形成部3は、中間転写ベルト15上に転写された重ねトナー像を用紙Pに一括転写(二次転写)させる二次転写手段としての二次転写部20と、二次転写されたトナー像を用紙P上に定着させる定着手段としての定着部46と、を備えている。また、画像形成部3は、各装置(各部)の動作を制御する制御手段としての制御部40と、画像読み取り部2や図示しないパーソナルコンピュータ(PC)装置から出力されてくる入力画像データに基づいて画像形成用のデータ等を作成する画像処理部44とを備えている。なお、本実施形態では、各画像形成ユニット10、中間転写ベルト15および二次転写部20等によって、用紙P上に画像を形成する画像形成手段が構成されている。
制御部40及び画像処理部44はそれぞれ、例えばCPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のメモリで構成することができる。CPUは、例えば、ROMに格納されたプログラムコードをRAMに展開し、当該RAMをワークエリア及びデータバッファとして使用しながらプログラムコードで定義された制御や画像処理を実行する。制御部40のCPU、ROM及びRAMや、各種センサ、各種モータ等をハードウェア資源としてプログラムを実行することにより各部の制御が行われる。また、制御部40は、有線又は無線のLAN(Local Area Network)やUSB(Universal Serial Bus)等の通信インターフェースを介してPCなどの外部装置と通信することができる。
画像処理部44は、画像読み取り部2で読み取られた入力画像データを画像形成処理に用い得る所定の画像データに変換する変換処理等の画像データの処理を行う。画像処理部44は、第1の実施形態で説明したフーリエ変換や平滑化フィルタ等の各種画像処理を行う手段としても機能する。即ち、制御部40と画像処理部44が、画像評価装置として動作し、第1の実施形態で説明した画像評価方法を実行する。
図4に示すように、複数組(本実施形態では4組)の画像形成ユニット10(10Y,10M,10C,10K)は、それぞれ同様な構成を有し、矢印α方向に回転する感光体ドラム11を備えている。また、各画像形成ユニット10の感光体ドラム11の周囲には、感光体ドラム11を所定の電位に帯電する帯電手段としての帯電器12と、感光体ドラム11上に露光レーザビームBmを走査照射して静電潜像を書き込む露光手段としてのレーザ露光器13と、を備えている。また、感光体ドラム11の周囲には、各色成分トナーが収容されて感光体ドラム11上の静電潜像をトナーにより可視像化する現像手段としての現像装置14と、を備えている。さらに、感光体ドラム11の周囲には、感光体ドラム11上に形成された各色成分トナー像を中間転写ベルト15に転写する一次転写手段としての一次転写ローラ16、感光体ドラム11上の残留トナーを除去するドラムクリーナ17なども配設される。
中間転写ベルト15は、各種ローラによって図4中のβ方向に所定の速度で循環駆動されている。この各種ローラとして、定速性の駆動モータ(不図示)により駆動されて中間転写ベルト15を循環駆動させる駆動ローラ31と、各感光体ドラム11の配列方向に沿って直線状に延びる中間転写ベルト15を支持する支持ローラ32と、を有している。また、各種ローラとして、中間転写ベルト15に対して一定の張力を与えると共に中間転写ベルト15の蛇行を防止する補正ローラとして機能するテンションローラ33と、二次転写部20に設けられるバックアップローラ22と、二次転写部20よりも中間転写ベルト15の搬送方向下流側に設けられるアイドルローラ34と、を有している。
各一次転写ローラ16は、各感光体ドラム11に対向して直線状に延びるように張架されている中間転写ベルト15の張架部の内側に設けられ、トナーの帯電極性と逆極性の電圧が印加される。これにより、各感光体ドラム11上のトナー像が中間転写ベルト15に順次、静電吸引され、中間転写ベルト15上に重畳されたトナー像が形成される。
二次転写部20は、中間転写ベルト15のトナー像担持面側に配置される二次転写ローラ21と、バックアップローラ22等によって構成される。バックアップローラ22は、中間転写ベルト15の裏面側に配置されて二次転写ローラ21の対向電極をなし、二次転写バイアスが安定的に印加されるバイアス印加用部材としての金属製の給電ローラ23が当接配置されている。
また、中間転写ベルト15の二次転写部20よりもベルト移動方向下流側には、中間転写ベルト15の表面をクリーニングするクリーニング手段としてのベルトクリーナ35が、中間転写ベルト15に対して接離自在に設けられている。ベルトクリーナ35は、中間転写ベルト15を挟んで駆動ローラ31に対向して配置され、二次転写後の中間転写ベルト15上の残留トナーや紙粉を除去する。
図3において、定着部46は、加熱加圧等によって用紙Pにトナー像を定着させるものである。本実施形態において、定着部46は、用紙Pの画像形成面に対向配置される加熱ローラ46aと、この加熱ローラ46aに圧接配置されて定着ニップを形成する加圧ベルト46bと、加熱ローラ46aに内蔵される加熱源としてのハロゲンランプ46cと、を備えている。
用紙供給部4は、第一のトレイ50、第二のトレイ51及び第三のトレイ52に収容された各々の用紙Pを、それぞれ所定の経路で搬送するものである。各トレイ50〜52の近傍には、それぞれに対応する送り出しローラ53,54,55が配設されている。各送り出しローラ53〜55は、対応するトレイ50〜52から一枚ずつ分離して取り出された用紙Pをニップして用紙搬送路上に一時停止させると共に、所定のスタート信号に基づくタイミングで用紙搬送方向の下流側に用紙Pを送り出すものである。
用紙供給部4の上部であって画像読み取り部2の近傍には表示画面56およびこの表示画面56に隣接して、ユーザによって操作される入力用のキーボード56aが配設されている。第三のトレイ52の下側には、画像形成装置100内で使用する電力を供給する電源43が配置されている。
本実施形態では、表示画面56が第1の実施形態に示した画像評価方法に基づく評価結果が表示される表示手段として機能する。評価結果としては、図2のステップS8の評価量を結果としてそのまま表示するに限らず、ステップS8の結果に基づいて制御部40が判断した校正の必要の有無などの判定結果を表示するようにしてもよい。
各送り出しローラ53〜55による用紙Pの送り出し位置から、画像形成部3の画像形成処理位置を経由して排出トレイ57に至る一連の用紙搬送路R1〜R5にはそれぞれ、用紙搬送のための装置内搬送手段としての搬送ローラが適宜配設されている。第一のトレイ50に収容された用紙Pは、送り出しローラ53により送り出された後、第一の用紙搬送路R1を経由して合流搬送部58へと送り込まれる。また、第二のトレイ51に収容された用紙Pは、送り出しローラ54により送り出された後、第一の用紙搬送路R1を経由して合流搬送部58へと送り込まれる。一方、第三のトレイ52に収容された用紙Pは、送り出しローラ55によって合流搬送部58へと直接送り込まれる。
合流搬送部58に送り込まれた用紙Pは、第二の用紙搬送路R2を経由して画像形成部3の二次転写部20へと送り込まれる。更に、二次転写部20を通過した用紙Pは、ベルト搬送部45により定着部46に送り込まれた後、第三の用紙搬送路R3を経由して排出トレイ57へと排出される。これに対して、両面に画像が形成される用紙Pは、定着部46を通過した後、第四の用紙搬送路R4を経由して両面反転部59に送り込まれ、ここで表裏反転された後、第五の用紙搬送路R5を経由して再び合流搬送部58へと送り込まれる。
このような用紙搬送路R1〜R5において、第二の用紙搬送路R2には姿勢補正部60とレジストローラ61とが配設されている。姿勢補正部60は、第二の用紙搬送路R2を搬送される用紙Pの姿勢を補正するものである。レジストローラ61は、互いに圧接状態に保持された一対のローラによって構成され、これら一対のローラ間で用紙Pをニップしつつ、所定のスタート信号に基づくタイミングでこのローラ対を回転させることによって二次転写部20に用紙Pを送り込むものである。
次に、上述した構成の画像形成装置100における画像評価動作について、図5のフローチャートを参照して説明する。まず、テスト画像を印刷する(ステップS100)。テスト画像は、例えば制御部40または画像処理部44のメモリに予め格納されている。
メモリから読み出されたテスト画像は、その画像信号(画像データ)に基づいて画像形成部3でトナー像が形成される。画像形成部3では、四つの感光体ドラム11を回転駆動しつつ、それぞれに対応する帯電器12、レーザ露光器13、現像装置14によって各感光体ドラム11の表面にイエロー、マゼンタ、シアン、黒のトナー像が形成される。このようにして形成された各色のトナー像は、一次転写ローラ16によって順次中間転写ベルト15上に重ね転写される。これにより、中間転写ベルト15には、4色のトナー像を重ね合わせた多色(フルカラー)のトナー像が形成される。そして、中間転写ベルト15に形成されたトナー像は、中間転写ベルト15に担持された状態で二次転写部20へと送り込まれる。
一方、キーボード56aを用いてユーザにより選択されたトレイの用紙P、あるいは自動選択機能によって選択されたトレイの用紙Pは、二次転写部20に中間転写ベルト15上のトナー像が到達するタイミングに合わせてレジストローラ61により送り込まれる。例えば、選択されたトレイが第一のトレイ50である場合には、送り出しローラ53によって送り出された用紙Pが第一の用紙搬送路R1を経由して合流搬送部58に送り込まれる。更に第二の用紙搬送路R2を経由して姿勢補正部60にてその姿勢が補正された後、レジストローラ61により二次転写部20へと送り込まれる。
そして、画像形成部3の二次転写部20では、中間転写ベルト15に担持されたトナー像(フルカラー画像)が二次転写ローラ21によって用紙Pに一括転写(二次転写)される。その後、トナー像が転写された用紙Pは、ベルト搬送部45によって定着部46に送られ、加熱加圧定着がなされた後、第三の用紙搬送路R3を経由し、排出トレイ57に排出される。このようにして、テスト画像が用紙Pに印刷される。
ステップS100で印刷されたテスト画像が印刷された用紙Pは、ユーザ等により画像読み取り部2に原稿としてセットされ、画像読み取り部2で読み取られる。読み取られた画像信号は画像情報として画像処理部44に入力される(ステップS101)。
以後の物理量変換(ステップS102)、フーリエ変換(ステップS103)、視覚特性乗算(ステップS104)、抽出・定量化(ステップS105)、フィルタリング(ステップS106)、抽出・定量化(ステップS107)、評価値算出(ステップS108)は、それぞれ図2に示した同名の工程と同様であるので説明は省略する。なお、これらの工程は画像処理部44にて実行される。
そして、ステップS108で算出された評価値は、画像処理部44から制御部40に対して出力され、制御部40が表示画面56に表示させる(ステップS109)。次に、制御部40では、その評価値が予め定めた所定の閾値以下か否かを判定し(ステップS110)、所定の閾値以下の場合(YESの場合)は閾値以下であった旨、つまり、校正等の調整はまだ必要でないことを表示画面56に表示させる(ステップS111)。一方、所定の閾値を超えている場合(NOの場合)は、校正等の調整が必要である旨表示画面56に表示させてユーザに警告する(ステップS111)。即ち、制御部40が判定手段として機能する。
本実施形態によれば、複写機などの画像形成装置100において、テスト画像の画像情報を物理特性量に変換した後に、周期的なバンディング量と非周期的なバンディング量をそれぞれ取得する。そして、それらのバンディング量を重み付けした上で加算し、その結果および閾値と比較した結果を表示画面56に表示している。そのため、周期的なバンディングと非周期的なバンディングの双方を加味した画像評価により、画像形成装置100のユーザに校正が必要である場合の警告をすることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態にかかる画像形成装置200を図6乃至図7を参照して説明する。なお、前述した第1、第2の実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。図6は、本発明の第3の実施形態にかかる画像形成装置の概略構成図である。図7は、図6に示された画像形成装置の画像評価動作のフローチャートである。
本実施形態では、印刷されたテスト画像をユーザ等の人手で画像読み取り部2にセットすることなく自動的に読み取るとともに、読み取ったテスト画像の評価結果に基づいて自動的に画像形成部3の調整を行う。
本実施形態にかかる画像形成装置200を図6に示す。本実施形態の画像形成装置200は図3に示した第2の実施形態の画像形成装置100に対して画像読み取り手段としての第2読み取り部70が追加されている。第2読み取り部70は、用紙排出部5の第三の用紙搬送路R3に配設されている。第2読み取り部70は、例えば、微小濃度計、CCDカメラ、スキャナ等で構成され、第三の用紙搬送路R3を搬送される用紙Pの画像が形成される側と対向するように配設されている。この第2読み取り部70によって用紙Pに印刷されたテスト画像を自動的に読み取ることができる。
なお、図6に示した構成では、第2読み取り部70は、用紙排出部5に配設されていたが、それに限らず、二次転写部20より用紙Pの搬送方向の下流側であれば画像形成部3や排出トレイ57に配設されていてもよい。
また、本実施形態では、第2読み取り部70を画像読み取り部2とは別に配設したが、定着部46から画像読み取り部2へ用紙Pを搬送する搬送路を設けた構成としてもよい。このようにすれば、第2読み取り部70を配設せずに画像形成後の用紙Pを自動的に読み取ることができる。
次に、上述した構成の画像形成装置200における画像評価動作について、図7のフローチャートを参照して説明する。まず、テスト画像を印刷する(ステップS200)。テスト画像は、第2の実施形態と同様に印刷されて排出トレイ57に排出される。この際に、上述した第2読み取り部70により用紙Pに印刷されたテスト画像が読み取られる。
第2読み取り部70により読み取られた画像信号は画像情報として画像処理部44に入力される(ステップS201)。以後のステップS202〜S208は図5のステップS102〜S108と同様であるので説明は省略する。
そして、ステップS208で算出された評価値は、画像処理部44から制御部40に対して出力される。そして、制御部40で予め定めた所定の閾値以下か否かを判定し(ステップS209)、所定の閾値以下の場合(YESの場合)は、そのまま印刷条件の変更をせずに通常の印刷動作を開始する(ステップS211)。一方、所定の閾値を超えている場合(NOの場合)は、制御部40が、ステップS208で算出された評価値に基づいて印刷条件を変更する(ステップS210)。即ち、制御部40が画像形成手段の調整を行う調整手段として機能する。そして、印刷条件変更後に通常の印刷動作を開始する。
印刷条件としては、例えば、中間転写ベルト15の駆動モータの回転数を低減する、現像装置14における現像電極の電位調節や感光体ドラム11表面の電位調節による現像バイアスの制御、現像装置14へのトナー供給量の抑制などが挙げられる。勿論バンディングが低減される方法であれば他の方法でもよい。また、印刷条件を変更する際の調整量は、ステップS205で行われる平滑化フィルタ処理の結果得られるスペクトラム成分の強度情報や周波数情報に基づいて決定する。即ち、第1定量化工程の処理に基づいて調整を行う。上述した制御や調整量等の具体例としては、感光体ドラム11の1周分相当の周波数帯で予め定めた許容値を超えるピークが発生していた場合には、感光体ドラム11の回転速度を遅くするなどといった方法が挙げられる。
本実施形態によれば、複写機などの画像形成装置200において、テスト画像を自動的に読み取って、その画像情報を物理特性量に変換した後に、周期的なバンディング量と非周期的なバンディング量をそれぞれ取得する。そして、それらのバンディング量を重み付けした上で加算し、その結果および閾値と比較した結果に基づいて、印刷条件を変更している。そのため、ユーザ自身が面倒な設定をする必要なく、自動で適切な設定にすることができ、利便性を向上させることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態にかかる画像形成装置300を図8乃至図9を参照して説明する。なお、前述した第1〜第3の実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。図8は、本発明の第4の実施形態にかかる画像形成装置の概略構成図である。図9は、図8に示された画像形成装置の画像評価動作のフローチャートである。
本実施形態では、印刷されたテスト画像をユーザ等による人手で画像読み取り部2にセットすることなく自動的に読み取るとともに、読み取ったテスト画像の評価結果に基づいて画像形成部3の調整を行う点は第3の実施形態と同様である。但し、本実施形態の場合は、テスト画像を用紙Pに印刷することなく中間転写ベルト15上に形成された画像を読み取る点が第3の実施形態と異なる。
本実施形態にかかる画像形成装置300を図8に示す。本実施形態の画像形成装置300は図3に示した第2の実施形態の画像形成装置100に対して画像読み取り手段としての撮像素子71が追加されている。撮像素子71は、例えば、CCDカメラ等が具体例として挙げられるが、微小濃度計やスキャナなどでもよい。撮像素子71は、黒の画像形成ユニット10Kのベルト移動方向下流側に中間転写ベルト15の画像が形成される側と対向するように配設されている。この撮像素子71によって中間転写ベルト15に形成されたテスト画像を自動的に読み取ることができる。即ち、転写部材上に形成された画像を自動的に読み取っている。
本実施形態では、中間転写ベルト15に形成されたテスト画像を読み取るので、撮像素子71は、黒の画像形成ユニット10K(画像形成ユニット10のうち最下流側のもの)より下流側かつベルトクリーナ35より上流側に配置するのが望ましい。
また、本実施形態では、画像評価動作時は用紙供給部4から用紙Pを搬送しない。そのため、中間転写ベルト15に形成された画像は、二次転写部20では、用紙にPに転写させずに、ベルトクリーナ35(図4参照)により中間転写ベルト15から除去される。
次に、上述した構成の画像形成装置300における画像評価動作について、図9のフローチャートを参照して説明する。まず、テスト画像の印刷動作を開始する(ステップS300)。そして、中間転写ベルト15に形成された画像を撮像素子71で撮影し(ステップS301)、撮像素子71により撮影された画像信号は画像情報として画像処理部44に入力される(ステップS302)。以後のステップS303〜S309は図5のステップS102〜S108と同様であるので説明は省略する。
そして、中間転写ベルト15に形成されたトナー像(画像)は、ベルトクリーナ35により除去される(ステップS310)。ステップS309で算出された評価値は、画像処理部44から制御部40に対して出力される。そして、制御部40で予め定めた所定の閾値以下か否かを判定し(ステップS311)、所定の閾値以下の場合(YESの場合)は、そのまま印刷条件の変更をせずに通常の印刷動作を開始する(ステップS313)。一方、所定の閾値を超えている場合(NOの場合)は、ステップS309で算出された評価値に基づいて印刷条件を変更する(ステップS312)。即ち、制御部40が画像形成手段の調整を行う調整手段として機能する。そして、印刷条件変更後に通常の印刷動作を開始する。なお、印刷条件の変更内容等については第3の実施形態と同様にすればよい。
本実施形態によれば、複写機などの画像形成装置300において、テスト画像を用紙Pに印刷することなく自動的に読み取ることができるので、印刷物が発生せず、紙資源の節約の観点からも有益となる。
なお、第3、第4の実施形態では、自動的に形成された画像を読み取って調整が必要か否かを判定し、調整が必要な場合は自動的に調整を行っていたが、第2の実施形態に調整を行う部分を組み合せてもよい。つまり、テスト画像が印刷された用紙Pをユーザ等により画像読み取り部2に原稿としてセットし、画像を読み取って調整が必要か否かを判定し、調整が必要な場合は表示等を行わずに自動的に調整を行うようにしてもよい。
また、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。即ち、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の画像評価方法および画像形成装置の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
2 画像読み取り部(画像読取手段)
3 画像形成部(画像形成手段)
40 制御部(画像評価装置、判定手段、調整手段)
44 画像処理部(画像評価装置)
56 表示装置(表示手段)
100 画像形成装置
200 画像形成装置
300 画像形成装置
P 用紙(記録媒体)
S2 物理量変換(物理量変換工程)
S3 フーリエ変換(空間周波数変換工程)
S4 視覚特性乗算(視覚特性乗算工程)
S5 抽出・定量化(第1定量化工程)
S6 フィルタリング(フィルタリング工程)
S7 抽出・定量化(第2定量化工程)
S8 評価値算出(評価量算出工程)
特開2000−4313号公報 特開2000−194852号公報

Claims (6)

  1. 入力された画像情報の評価を行う画像評価装置で実行される画像評価方法において、
    前記入力された画像情報を物理量に変換する物理量変換工程と、
    前記物理量変換工程で変換された前記物理量を空間周波数情報に変換する空間周波数変換工程と、
    前記空間周波数変換工程で変換された前記空間周波数情報に予め定めた視覚特性関数を乗算する視覚特性乗算工程と、
    前記視覚特性乗算工程で得られた結果からバンディング成分を抽出し定量化する第1定量化工程と、
    前記物理量変換工程で変換された前記物理量に平滑化フィルタ処理を施すフィルタリング工程と、
    前記フィルタリング工程で得られた結果からバンディング成分を抽出し定量化する第2定量化工程と、
    前記第1定量化工程で得られたバンディング成分および前記第2定量化工程で得られたバンディング成分に対してそれぞれ重み付けを行い、所定の評価式にて評価量を算出する評価量算出工程と、
    を含むことを特徴とする画像評価方法。
  2. 前記物理量は、輝度情報と色度情報の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像評価方法。
  3. 請求項1または2に記載の画像評価方法を実行して前記評価量を出力する画像評価装置と、
    記録媒体に対して画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段が前記記録媒体に形成した画像を読み取って前記画像評価装置へ画像情報を入力する画像読み取り手段と、
    前記画像評価装置の出力に基づいて前記画像形成手段の調整が必要か否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果を表示する表示手段と、
    を有していることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1または2に記載の画像評価方法を実行して前記評価量を出力する画像評価装置と、
    記録媒体に対して画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段が前記記録媒体に形成した画像を読み取って前記画像評価装置へ画像情報を入力する画像読み取り手段と、
    前記画像評価装置の出力に基づいて前記画像形成手段の調整が必要か否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づいて前記画像形成手段の調整を行う調整手段と、
    を有していることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1または2に記載の画像評価方法を実行して前記評価量を出力する画像評価装置と、
    転写部材上に画像を形成して該転写部材から記録媒体に転写することにより前記記録媒体上に画像を形成する画像形成手段と、
    前記転写部材上に形成された画像を読み取って前記画像評価装置へ画像情報を入力する画像読み取り手段と、
    前記画像評価装置の出力に基づいて前記画像形成手段の調整が必要か否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づいて前記画像形成手段の調整を行う調整手段と、
    を有していることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記調整手段が、前記画像評価装置が実行する前記第1定量化工程の処理に基づいて調整を行うことを特徴とする請求項4または5に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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