JP2014237241A - 筆記具 - Google Patents

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尚利 早川
Naotoshi Hayakawa
尚利 早川
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Abstract

【課題】 回動式蓋体を備えた筆記具であっても、爪等を引っ掛けて蓋体を上方向に引き上げる必要がなく、径方向に押圧することで嵌合状態の蓋体を容易に開放して回動させ得る筆記具を提供する。
【解決手段】 軸筒の後端部に、軸筒の後端3aを露出及び閉鎖する蓋体が具備される筆記具1であって、前記軸筒の後部の側面に、軸筒の外面から突出した基部7aを形成し、前記蓋体5の一端部に設けた係合部5aを前記基部7aに形成したヒンジ部7bに係合して前記蓋体5を回動自在に係合し、且つ、前記蓋体5の嵌合部5eを、前記軸筒の後端部に形成した被嵌合部3dに着脱自在に嵌合することで、軸筒の後端を露出及び閉鎖可能としており、前記蓋体5が垂直方向に突出した突出部6を備え、前記突出部6の係合部と他端側になる面に押圧操作部6aを設けてなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は筆記具に関する。詳細には、軸筒後端部に開閉式の蓋体を備えた筆記具に関する。
従来、軸筒の後端部に、軸筒の後端を露出及び閉鎖する蓋体を具備してなる筆記具として、軸筒の後端に摺動溝を後方に開口させる開口部を設け、前記開口部から摺動体付筆記体を取り外し及び挿入可能とし、軸筒に設けたヒンジ部に開口部を閉鎖する蓋体を回動自在に装着した構成の筆記具が開示されている。
また、前記構成の筆記具において、筆記体に熱変色性インキを収容した際の利便性を向上するために、蓋体外面に弾性材料からなる摩擦部を一体形成し、該摩擦部で筆跡を摩擦できる筆記具が開示されている。前記摩擦部は、後方に向かうに従い外径が小さくなる凸曲面状の表面を備えることで、筆跡を摩擦し易く、開閉操作時には指での挟持がし易い形状となっている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2007−38635号公報 特開2010−260218号公報
前記筆記具に適用される蓋体はいずれも、回動するための支点となるヒンジ部の他端側を、爪を引っ掛けて、又は摩擦部を指先で挟持して、蓋体を軸方向上側に引き上げることで、蓋体の嵌合状態を解除して回動させる構造を有している。
しかしながら、前記構造においては、爪が短い時や長すぎる時、更に指の力が弱い人が操作する場合には、軸筒との嵌合を解除して蓋体を開放することが困難なものであった。
本発明は、前記構造の回動式蓋体を備えた筆記具であっても、爪を引っ掛けたり指先で挟持して蓋体を上方向に引き上げる必要がなく、径方向に押圧することで嵌合状態の蓋体を容易に開放して回動させ得る筆記具を提供するものである。
本発明の筆記具は、軸筒の後端部に、軸筒の後端を露出及び閉鎖する蓋体が具備される筆記具であって、前記軸筒の後部の側面に、軸筒の外面から突出した基部を形成し、前記蓋体の一端部に設けた係合部を前記基部に形成したヒンジ部に係合して前記蓋体を回動自在に係合し、且つ、前記蓋体の嵌合部を、前記軸筒の後端部に形成した被嵌合部に着脱自在に嵌合することで、軸筒の後端を露出及び閉鎖可能としており、前記蓋体が垂直方向に突出した突出部を備え、前記突出部の、前記係合部と他端側になる面に押圧操作部を設けてなることを要件とする。
更に、前記押圧操作部が立体状の指掛部であること、前記蓋体の突出部先端までの高さが、係合部から嵌合部までの距離よりも長いこと、前記嵌合部が、軸筒の軸心近傍に位置することを要件とする。
尚、本発明において「前」とは、筆記具におけるペン先側であり、「後」とは、その反対側を示す。また、「下」とは、蓋体の軸筒側であり、「上」とはその反対側を示す。
本発明により、軸筒の後端を露出、閉鎖する回動式蓋体を備えた筆記具であっても、蓋体他端部に爪を引っ掛けたり、摩擦部を指先で挟持して蓋体の引上操作をする必要がなく、径方向に押圧することで嵌合状態の蓋体を容易に開放することが可能となるため、爪の長さや指の力に関係なく、蓋体を容易且つ確実に回動できる。
本発明の筆記具の一例を示す外観図である。 図1の筆記具の蓋体を開放した状態の外観図である。 図1の筆記具の摺動体付筆記体を外した状態(筆記具本体)の縦断面図である。 図3の要部拡大断面図である。
本発明の筆記具の実施形態について図面を用いて説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
図1乃至4に示す実施形態の筆記具1は、前軸2と後軸3を螺合により取り付けられる軸筒本体4内に複数本(四本)の筆記体が前後方向に移動可能に収容されている。筆記体の後部には、筆記体のインキ収容筒に収容した筆記具用インキと同色の摺動体9が配設してあり、筆記体はコイルスプリング12により後方に付勢される。尚、筆記体について詳細は図示していないが、前述の構成と同様にして他の三本の摺動体付筆記体を配設した従来から知られている出没機構のスライド式の多芯筆記具である。
前記筆記体はボールペンレフィルであり、具体的には、インキ収容筒の先端部にボールが回転可能に抱持されたペン先部を装着し、インキ収容筒の内部には、黒色の剪断減粘性を有する水性ゲルインキ及びインキ追従体を直に収容してある。他の三本の筆記体も同様に、インキ収容筒の先端部にボールペンチップからなるペン先部を装着し、各筆記体で色の異なる水性ゲルインキ及びインキ追従体を直に収容したボールペンレフィルである。尚、筆記体としては、前述のボールペンレフィルの他、油性インキを収容したものや、シャープペンユニットが適用できる他、消しゴムユニットやタッチペンユニット等を用いることもできる。
後軸3の後部には、前後方向に延びる細長状の摺動溝3bが四本形成されており、互いに、略等間隔に形成される。また、各摺動溝3bは、後方が開口しており、後軸3の後端3aで連通する開口部3cを有している。
更に、後軸3の内部には、略円筒状のスプリング支持部8を固着している。スプリング支持部8は、四本の筆記体が挿通される内孔が軸方向に貫設し、スプリング支持部8と、各々の摺動体9,10間には、コイルスプリング12,13が配置し、筆記体及び摺動体を後方に付勢してある。尚、図示はしていないが、他の2つの摺動体も摺動体9,10と同様に、スプリング支持部8と、各々の摺動体間には、コイルスプリング14,15が配置され、筆記体及び摺動体を後方に付勢している。
後軸3の後部(二本の摺動溝の間)には、長手方向に沿って延びる凹状の装着溝が形成してあり、この装着溝にクリップ7を付設してある。尚、クリップ7は、落とし込み嵌合によって後軸3に固設してある。
また、クリップ7の後部には、軸筒外面から突出するように基部7aが延設され、基部7aの外面を挟持する対称位置に円形凹孔状のヒンジ部7bが形成してある。ヒンジ部7bには、蓋体5が枢設される。
前記蓋体5は、着色ポリアセタール樹脂からなる成形物であり、クリップ7を正面から見て左右に延出する係合部5aが一端部に設けられ、他端部には、垂直方向上側に延設される突出部6が設けられている。尚、前記突出部6は、嵌合部5eを介して係合部5aと略対称となる位置に、垂直方向上側に延出させることで、径方向の押力を軸方向の嵌合解除力に変換するものである。尚、本実施例では蓋体に一体成形されているが、別体で形成したものを蓋体に取り付けて使用することもできる。
更に、前記突出部6の外面(ヒンジ側と略対称位置になる側壁)は、押圧操作時に指先が安定接触する押圧操作部として作用し、本実施例では、窪状の指掛部6aが形成されている。尚、押圧操作部に指掛部6aを形成することは必須ではないが、押圧開放操作時の最適な箇所を示す位置表示となるとともに、指先のグリップ性が向上するため、形成することが好ましい。また、前記指掛部6aは立体形状であれば窪状に限らず、各種形状の突起や段部を成形時に設けることで形成される他、印刷、貼着、転写等の手段による後処理形成で設けることもできる。
前記突出部6を備えた蓋体5は、軸筒外面から突出するようにクリップ7の後部から延設された基部7a(具体的には、基部7a外面を挟持する対称位置に形成される凹孔状のヒンジ部7b)に対して、係合部5aを係合することで、蓋体5を回動自在に係合しており、更に蓋体5を回動することで、後軸3の後端3aを露出することができる。具体的に、係合部5aの係合位置には、基部7aの外面を挟持する対称位置に円柱状突起が形成されており、ヒンジ部7bとの係合状態(枢着)を維持している。
また、蓋体5の軸方向の略中央(軸筒の軸心近傍)には、嵌合部5eとなる貫通孔が形成され、その内方には嵌合用の突起が形成されている。蓋体5が後軸3の後端3aを閉鎖する際、後軸3の後端部に軸方向に形成した、後方に向かって突出する被嵌合部3dに、嵌合部5e(突起)を乗り越え嵌合することで、蓋体5を後軸3に対して開閉自在に嵌合している。特に、軸筒の軸心近傍で嵌合する構造においては、開閉嵌合を繰り返した際の緩みが生じ難いため、長期の使用においても嵌合力の低下が抑制できる。
尚、前記蓋体5の突出部6先端までの高さH(突出部6の長さ)は、蓋体5の係合部5a(ヒンジ部7b)から嵌合部5eまでの距離L(いずれも中心からの距離)よりも長く設定することが好ましい(図4参照)。この場合、蓋体をF方向(軸筒径方向のヒンジ側)に押圧した際の押力を嵌合解除力に効率よく変換できるため、弱い力であっても蓋体5をより容易に開放できる。
軸筒内に収容する筆記体のペン先部(ボールペンチップ)を前軸2の先端開口部2aから突出させるには、摺動体9の操作部9aを、摺動溝3bに沿って、前軸2の先端開口部2a方向へスライドすることにより、摺動体9に形成した係合突起が後軸3内に形成した係止部に係止して、筆記体のペン先部を前軸の先端開口部2aから選択して突出を維持することができる。また、摺動体9には、解除突起を設けてある。
筆記体のペン先部が先端開口部2aからの突出を維持した状態で、他の摺動体10の操作部10aを前軸2の先端開口部2a方向にスライドすることで、摺動体10の解除突起が、スリーブ11を介して摺動体9の係止を解除し、先に突出していた筆記体のペン先部を前軸2内に没入させることができる。
筆記体を交換する場合、蓋体5が後軸3の後端3aを閉鎖した状態から、突出部6の押圧操作部(指掛部6a)をヒンジ側に押圧(図1の矢印F方向)し、蓋体5の嵌合部5eと後軸3の被嵌合部3dとの嵌合を解除し、蓋体5を回動させて後軸3の後端3aを露出させる。この時、蓋体5は、押圧操作部(指掛部6a)を親指の腹等の指先で押圧操作することにより容易に嵌合解除できるため、爪の長さや指の力に関係なく交換作業を効率的に行うことが可能となる。
嵌合解除された蓋体5を回動し、後軸3の後端3aが露出すると、摺動溝3bから各々の摺動体9,10(その他図示せず)が、コイルスプリング12,13(その他図示せず)の後方付勢により後方外部に突出される。この状態から摺動体9を筆記具本体4内から取り出すことにより、その摺動体9と互いに連結状態にある筆記体(摺動体付筆記体)を後軸3から取り出し、その後、互いに連結状態にある新たな筆記体と新たな摺動体とを後端が開口した摺動溝3bから後軸3内に挿入する。そして、蓋体5を前方(ヒンジ部反対側)に回動させ、その後、蓋体5の嵌合部5eと後軸3の被嵌合部3dとを嵌合して、後軸3の後端3aを閉鎖する。これにより、筆記体及び摺動体の交換作業が終了するため、ユーザーが好みの筆記体とそれに対応した摺動体を軸筒内に交換可能に収容でき、しかも、筆記体及び摺動体を迅速且つ確実に交換することができる。
本実施例では、便宜上、蓋体を回動し、後軸の後端が露出して、筆記体及び摺動体を交換可能としてあるが、蓋体を回動し、後軸の後端を露出して、鉛芯を充填するなど、蓋体の回動によって後軸の後端が露出する構造であれば特に限定されるものでなく、弱い力であっても蓋体を紛失することなく容易に開閉でき、筆記体の交換作業や鉛芯の充填をすることができる。
更に、蓋体5の外観形状や材質は特に限定されず、頂壁を有する形状とし、透明又は半透明として頂壁の内面をダイヤカット等の多面体として装飾性を高めることもできる。また、頂壁外面を、内面の多面体と相似形や大きさの異なる多面体として、装飾性を高めることもできる。更に、蓋体5に印刷や貼着等による加飾を施すことで、より多彩な装飾効果を付与することもできる。
1 筆記具
2 前軸
2a 先端開口部
3 後軸
3a 後端
3b 摺動溝
3c 開口部
3d 被嵌合部
4 筆記具本体
5 蓋体
5a 係合部
5b 円柱状突起
5c 支持部
5d 傾斜部
5e 嵌合部
6 突出部
6a 指掛部(押圧操作部)
7 クリップ
7a 基部
7b ヒンジ部
8 スプリング支持部
9,10 摺動体
9a,10a 操作部
11 スリーブ
12,13,14,15 コイルスプリング

Claims (4)

  1. 軸筒の後端部に、軸筒の後端を露出及び閉鎖する蓋体が具備される筆記具であって、前記軸筒の後部の側面に、軸筒の外面から突出した基部を形成し、前記蓋体の一端部に設けた係合部を前記基部に形成したヒンジ部に係合して前記蓋体を回動自在に係合し、且つ、前記蓋体の嵌合部を、前記軸筒の後端部に形成した被嵌合部に着脱自在に嵌合することで、軸筒の後端を露出及び閉鎖可能としており、
    前記蓋体が垂直方向に突出した突出部を備え、前記突出部の、前記係合部と他端側になる面に押圧操作部を設けてなることを特徴とする筆記具。
  2. 前記押圧操作部が立体状の指掛部であることを特徴とする請求項1に記載の筆記具。
  3. 前記蓋体の突出部先端までの高さが、係合部から嵌合部までの距離よりも長いことを特徴とする請求項1又は2に記載の筆記具。
  4. 前記嵌合部が、軸筒の軸心近傍に位置することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の筆記具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016016524A (ja) * 2014-07-04 2016-02-01 株式会社パイロットコーポレーション 筆記具

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