JP2014236269A - オーディオシステム及びスピーカモジュールの座標位置測定方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スピーカモジュール1LF〜2RF内に、スピーカユニットとテストトーンを収音する為のマイク11と収音信号を単一の伝送路を介してオーディオ装置3側に送信し、伝送路を介してオーディオ装置側から送られてきたオーディオ信号をスピーカ12,13に供給する第1送受信部を設ける。オーディオ装置はスピーカの帯域内の周波数を有するテスト信号を生成するテストトーン発生部とテスト信号及びオーディオ信号を択一的に伝送路4a〜4dを介してスピーカモジュールに送信すると共に伝送路を介して収音信号を受信する第2送受信部30a〜30dと受信した収音信号に基づいてスピーカモジュール各々の3次元座標位置を求めるスピーカ座標解析部33を設ける。
【選択図】図2
Description
すなわち、先ず、オーディオ装置3のコントローラ35は、テストトーン送出指令をオーディオ再生部31及びSP座標解析部33と共に、送受信回路部30a〜30d各々に供給する。かかるテストトーン送出指令に応じて、送受信回路部30a〜30d各々の割込通信制御回路67は、テストトーン送出指令信号SSをスピーカモジュール側に送信すべく変調回路62を制御する。これにより、変調回路62は、上記した如きディジタル変調を施したテストトーン送出指令変調信号SSMを、送信アンプ63、コンデンサ64及び伝送ケーブル(4a〜4d)を介して、スピーカモジュール(1LF、1RF、2LF、2RF)に送信する。かかるテストトーン送出指令変調信号SSMを受信すると、スピーカモジュール各々の復調回路26は、テストトーン送出指令変調信号SSMからテストトーン送出指令信号SSを復元し、これを割込通信制御回路29に供給する。割込通信制御回路29は、テストトーン送出指令信号SSが供給されてから所定の待受期間内に、AD変換器21から収音データ信号RXが供給された場合には、図6又は図7に示す如きステップS5又はS15以降の動作を実行する。一方、所定の待受期間内に収音データ信号RXが供給されなかった場合には、割込処理によりオーディオ装置3に対してエラー通知を行う。
先ず、スピーカモジュール1LFの割込通信制御回路29は、テストトーン送出指令信号SSが供給されてから所定の待受期間内に収音データ信号RXが供給されなかった場合には、エラーが生じていると判断して割込要求信号INTを変調回路22に供給する(ステップS101)。割込要求信号INTに応じて変調回路22は、割込要求が為されたことを示すフラグを内部レジスタに格納すると共に承認信号INTAK1を割込通信制御回路29に供給する(ステップS102)。かかる承認信号INTAK1に応じて割込通信制御回路29は、割込要因となったエラーの状態、つまりテストトーンを収音することが出来なかった旨を示すエラーステータス情報STSを変調回路22に供給する(ステップS103)。かかるエラーステータス情報STSに応じて変調回路22は、割込要求信号INT及びエラーステータス情報STSに対して上記の如きディジタル変調を施して得た変調信号を伝送ケーブル4aを介してオーディオ装置3に送信する(ステップS104)。かかる変調信号を受信すると、オーディオ装置3内の送受信回路部30aの復調回路66が、この受信した変調信号に対して復調処理を施すことにより割込要求信号INT及びエラーステータス情報STSを復元する(ステップS105)。次に、復調回路66は、割込要求が為されたことを示すフラグ及びエラーステータス情報STSを内部レジスタに格納すると共に割込要求信号INTを割込通信制御回路67に供給する(ステップS106)。割込要求信号INTの供給に応じて、割込通信制御回路67は、エラーステータス情報の読み出しを要求する読出要求信号RDを復調回路66に供給すると共に、取得したエラーステータス情報STSをコントローラ35に供給する処理を含む割込ルーチンを開始する(ステップS107)。かかる読出要求信号RDの供給に応じて復調回路66は、内部レジスタに記憶されているエラーステータス情報STSを読み出し、これを割込通信制御回路67に供給する(ステップS108)。この際、割込通信制御回路67は、このエラーステータス情報STSをコントローラ35に中継供給する。かかるエラーステータス情報STSに応じて、コントローラ35は、ユーザに対してシステム全体の接続の確認を促すメッセージを表示装置(図示せぬ)に表示させる。表示装置によるメッセージの表示が完了すると、割込通信制御回路67は、上記した割込ルーチンを抜け、復調回路66に対して、その内部レジスタに記憶されているエラーステータス情報STSをクリアさせるべきステータスクリア信号CLRを供給する。ステータスクリア信号CLRに応じて、復調回路66は、内蔵レジスタに記憶されているエラーステータス情報STSをクリアする(ステップ109)。
車両室内の後部座席の後方に2チャネル分のスピーカモジュール(1LR、2RR)を設けた4チャネルのオーディオシステムにも同様に適用可能である。
12、13 スピーカ
1RF、1LF スピーカモジュール
2RF、2LF スピーカモジュール
3 オーディオ装置
10、30a〜30d 送受信回路部
20 電源電圧導出部
31 オーディオ再生部
32 音場制御部
33 SP座標解析部
35 コントローラ
310 テストトーン発生器
Claims (7)
- オーディオ信号を再生するオーディオ装置と、複数のスピーカモジュールと、を有するオーディオシステムであって、
前記オーディオ装置と前記複数のスピーカモジュールの各々とを単一の伝送路で接続する伝送系を有し、
前記スピーカモジュールの各々は、スピーカと、マイクロフォンと、前記マイクロフォンで収音して得られた収音信号を前記伝送路を介して前記オーディオ装置に送信すると共に、前記伝送路を介して受信したオーディオ信号又はテスト信号を前記スピーカに供給する第1送受信部と、前記伝送路上から電源電圧を導出して当該電源電圧を前記マイクロフォン及び前記第1送受信部に給電する電源電圧導出部と、を有し、
前記オーディオ装置は、前記複数のスピーカモジュールの前記スピーカの周波数帯域内の周波数を有する周波数信号を前記テスト信号として生成するテストトーン発生部と、前記テスト信号及び前記オーディオ信号を択一的に前記伝送路を介して前記スピーカモジュールの各々に送信すると共に、前記伝送路を介して前記収音信号を受信する第2送受信部と、受信した前記収音信号に基づいて前記スピーカモジュール各々の3次元座標位置を求めるスピーカ座標解析部と、前記電源電圧を生成しこれを前記伝送路に印加する電源電圧生成部と、を有することを特徴とするオーディオシステム。 - 前記オーディオ装置は、前記第2送受信部を制御して、前記複数のスピーカモジュールの内の1のスピーカモジュールに前記テスト信号を供給しつつ前記1のスピーカモジュールを除く他のスピーカモジュールから送信された前記収音信号を受信しこれを前記スピーカ座標解析部に供給させるコントローラを更に有することを特徴とする請求項1記載のオーディオシステム。
- 前記オーディオ装置は、前記3次元座標位置に基づき、前記複数のスピーカモジュール各々の前記スピーカから音響出力された音の位相を指定された聴取位置で一致させるべき前記オーディオ信号各々の遅延時間を算出し、当該遅延時間をもって前記オーディオ信号各々を前記第2送受信部に供給すべく制御する音場制御部を更に有することを特徴とする請求項1又は2記載のオーディオシステム。
- 前記スピーカモジュールに含まれる前記スピーカは低音域の音響出力を担う低音スピーカ及び高音域の音響出力を担う高音スピーカの内の一方であり、
前記テストトーン発生部は、前記テスト信号として前記低音スピーカの周波数帯域内の周波数を有する低音テスト信号、及び前記高音スピーカの周波数帯域内の周波数を有する高音テスト信号を発生し、
前記オーディオ装置は、前記低音スピーカを含む前記スピーカモジュールに対しては前記テスト信号として前記低音テスト信号を送信し、前記高音スピーカを含む前記スピーカモジュールに対しては前記テスト信号として前記高音テスト信号を送信することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載のオーディオシステム。 - 前記スピーカモジュールは内部で異常状態が発生した場合には前記異常状態を示すステータス情報及び割込要求信号を同時に前記伝送路を介して前記オーディオ装置に送信させるべく前記第1送受信部を制御する割込通信制御部を更に有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載のオーディオシステム。
- オーディオ信号を再生するオーディオ装置と、複数のスピーカモジュールと、を有するオーディオシステムであって、
前記オーディオ装置と前記複数のスピーカモジュールの各々とを単一の伝送路で接続する伝送系を有し、
前記スピーカモジュールの各々は、スピーカと、前記スピーカで収音して得られた収音信号を前記伝送路を介して前記オーディオ装置に送信すると共に、前記伝送路を介して受信したオーディオ信号又はテスト信号を前記スピーカに供給する第1送受信部と、前記伝送路上から電源電圧を導出して当該電源電圧を前記マイクロフォン及び前記第1送受信部に給電する電源電圧導出部と、を有し、
前記オーディオ装置は、前記複数のスピーカモジュールの前記スピーカの周波数帯域内の周波数を有する周波数信号を前記テスト信号として生成するテストトーン発生部と、前記テスト信号及び前記オーディオ信号を択一的に前記伝送路を介して前記スピーカモジュールの各々に送信すると共に、前記伝送路を介して前記収音信号を受信する第2送受信部と、受信した前記収音信号に基づいて前記スピーカモジュール各々の3次元座標位置を求めるスピーカ座標解析部と、前記電源電圧を生成しこれを前記伝送路に印加する電源電圧生成部と、を有することを特徴とするオーディオシステム。 - オーディオ信号を再生するオーディオ装置と、夫々がスピーカ及びマイクロフォンを含む複数のスピーカモジュールと、前記スピーカモジュールの各々に対応して設けられており前記スピーカモジュールとを接続する単一の伝送路と、を有するオーディオシステムにおける前記スピーカモジュールの座標位置測定方法であって、
前記オーディオ装置内で生成した電源電圧を前記伝送路を介して前記スピーカモジュール各々に給電し、
前記オーディオ装置から前記伝送路を介して前記複数のスピーカモジュールの内の1のスピーカモジュールにテスト信号を送信することにより前記1のスピーカモジュールからテストトーンを音響出力させつつ、前記1のスピーカモジュールを除く他のスピーカモジュールの前記マイクロフォンで前記テストトーンを収音して得られた収音信号を前記伝送路を介して前記オーディオ装置に送信し、
前記オーディオ装置が受信した前記収音信号に基づき前記スピーカモジュールの3次元座標位置を算出することを特徴とするスピーカモジュールの座標位置測定方法。
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