JP2014235906A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器 Download PDF

Info

Publication number
JP2014235906A
JP2014235906A JP2013117118A JP2013117118A JP2014235906A JP 2014235906 A JP2014235906 A JP 2014235906A JP 2013117118 A JP2013117118 A JP 2013117118A JP 2013117118 A JP2013117118 A JP 2013117118A JP 2014235906 A JP2014235906 A JP 2014235906A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
contact
protective cover
locking
insulating protective
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013117118A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6158597B2 (ja
Inventor
小有里 石原
Sayuri Ishihara
小有里 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawamura Electric Inc filed Critical Kawamura Electric Inc
Priority to JP2013117118A priority Critical patent/JP6158597B2/ja
Publication of JP2014235906A publication Critical patent/JP2014235906A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6158597B2 publication Critical patent/JP6158597B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Breakers (AREA)

Abstract

【課題】 PA系樹脂をケースの一部のみに使用して、コスト増を押さえつつ耐アーク性の向上を図り、遮断器の小型化に貢献できるケース構造を備えた回路遮断器を提供する。【解決手段】 ケース10の接点収容部8は、接点部5を囲むようにケース10の内壁にポリアミド系樹脂から成る絶縁保護カバー9が配設され、この絶縁保護カバー9はケース10に係止する複数の係止片92を有する一方、ケース10の内壁には係止片92を収容して保持する係止部15aを有し、係止片92が係止部15aに係止して絶縁保護カバー9がケース10に装着される。係止部15aは、係止片92より小さく形成され、ポリアミド系樹脂が具備する柔軟性により係止片92を縮めて係止部15aに係止せる。【選択図】 図1

Description

本発明は回路遮断器に関し、詳しくは遮断器ケースの絶縁性能の向上を図った回路遮断器に関する。
回路遮断器のケースは絶縁性に優れた合成樹脂、特に遮断動作時に発生するアークに対して耐性のある合成樹脂が選択されて使用される。一般的には安価で絶縁性に優れているポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂を使用して作製されるものが多い(例えば、特許文献1参照)。
一方で、回路遮断器は小型化される傾向にあり、特に分岐ブレーカは大幅な小型化が進んでいる。このように小型化を進める場合、ケースの耐アーク性の更なる向上が必要となり、PBT樹脂より耐アーク性に優れたポリアミド(PA)系樹脂を使用したものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開平6−68768号公報 特開2004−55172号公報
しかしながら、耐アーク性を向上させたPA系樹脂は、コスト高であるばかりでなく柔軟性を有しており、湿度の影響を受けて湿度が高くなると吸湿膨張して寸法が変化する問題を有していた。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、PA系樹脂をケースの一部のみに使用して、コスト増を押さえつつ耐アーク性の向上を図り、遮断器の小型化に貢献できるケース構造を備えた回路遮断器を提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、ケースの背面に電源側端子、前面に負荷側端子が配置され、ケース上面に電路のオン/オフ操作を行う操作ハンドルを備え、ケース内に電路のオン/オフを実施する固定接点及び可動接点から成る接点部、電路に流れる異常電流を検知する異常電流検出部、前記異常電流検出部の検知動作を受けて前記接点部をオフ動作させる開閉機構部を備えた回路遮断器であって、前記ケースの前記接点部を収容する接点収容部は、前記接点部を囲むように前記ケースの内壁にポリアミド系樹脂から成る絶縁保護カバーが配設され、前記絶縁保護カバーは、前記ケースに係止する複数の係止片を有する一方、前記ケースの内壁には前記係止片を収容して保持する係止部が設けられ、前記係止片が前記係止部に係止して前記絶縁保護カバーが前記ケースに装着されることを特徴とする。
この構成によれば、最も耐アーク性を必要とする部位をポリアミド系樹脂で覆うことができ、回路遮断器ケース全体を安価な樹脂で作製してもケースの絶縁性の向上を図ることができる。よって、コスト増を招くこと無く回路遮断器の小型化に貢献できる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、前記ケースが、前記接点収容部を分割するよう左右に少なくとも2分割して形成される一方、前記絶縁保護カバーは左右に2分割して形成され、分割した絶縁保護カバー毎に前記係止片を備えて個々に前記ケースに装着可能としたことを特徴とする。
この構成によれば、絶縁保護カバーが分割形成されても、分割された絶縁保護カバーは個々に係止片を備えているため、個々にケースに装着することができる。
請求項3の発明は、請求項2に記載の構成において、分割した前記絶縁保護カバーは、前記ケースを一体化した際に互いに対向して当接する対向片を具備し、前記対向片同士の当接により前記絶縁保護カバーは前記ケースに密着することを特徴とする。
この構成によれば、カシメや溶着する工程を設けること無く絶縁保護カバーを簡易な操作でケースに安定して固定できる。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の構成において、前記絶縁保護カバーは、前記接点収容部のケース装着面に平行な特定方向に対して弾性を発揮可能とするための帯状の折り曲げ部を有すると共に、前記特定方向の両端部に前記係止片を有し、対を成す前記係止片を前記係止部へ係止することで、前記絶縁保護カバーが圧縮されて装着されるよう前記係止部が前記係止片間の距離に対して短い距離で配置されて成ることを特徴とする。
この構成によれば、絶縁保護カバーをケースに装着した段階で、絶縁保護カバーに特定方向の伸張力が発生するため、この応力で絶縁保護カバーを安定してケースに固定できる。また、折り曲げ部により弾性力をスムーズに発生できる。
請求項5の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の構成において、前記絶縁保護カバーは前記接点収容部のケース装着面を覆う側面部材を有し、前記側面部材が、前記ケースに密着する裏部材と、前記接点部に対峙する表部材とを具備して二重に形成され、前記係止片は、前記裏部材の対向する両側部に形成されると共に、前記裏部材と前記表部材との間に空間を有するよう前記表部材に膨らみ部が設けられ、更に前記表部材には、前記接点部において発生するアークを前記空間に侵入させるための開口部が形成され、前記空間を消弧空間として使用することを特徴とする。
この構成によれば、側面部材が二重に形成されて両者の間の空間を消弧空間として使用するため、接点部で発生するアークを効果的に消弧できる。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の構成において、前記係止部は、前記係止片より小さく形成され、前記ポリアミド系樹脂が具備する柔軟性により、前記係止片が収縮して前記係止部に係止されることを特徴とする。
この構成によれば、係止片が単純な形状でも係止部に確実に係止させることができる。
本発明によれば、最も耐アーク性を必要とする部位をポリアミド系樹脂で覆うことができ、回路遮断器ケース全体を安価な樹脂で作製してもケースの絶縁性の向上を図ることができる。よって、コスト増を招くこと無く回路遮断器の小型化に貢献できる。
本発明に係る回路遮断器の一例を示し、ケースの一部を外して内部を露出させた斜視図である。 図1の露出面方向から見た回路遮断器の側面図である。 絶縁保護カバー単体を示し、(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は底面図である。 絶縁保護カバーの装着説明図である。 絶縁保護カバーの他の形状を示し、(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は底面図である。 絶縁保護カバーの他の形状を示し、(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は底面図である。 絶縁保護カバーの他の形状を示し、(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は底面図である。
本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る回路遮断器の一例を示し、ケースの一部を外して内部を露出させた斜視図を示している。図1において、1はケース10の一方の端面に配置された電源側端子、2はケース10の他方の端面に配置された負荷側端子、3はケース10の上面に配置されて回路遮断器のオン/オフ操作を行う操作ハンドルである。そして、ケース10内には、電源側端子1と負荷側端子2との間の電路上に配置されて電路の接続/遮断(オン/オフ)を行う接点部5、電路に流れる異常電流を検知する異常電流検出部6、この異常電流検出部6の検知動作を受けて接点部5を遮断動作させる開閉機構部7が配置され、接点部5が配置された接点収容部8には絶縁保護カバー9が組み付けられている。
尚、説明の都合上、負荷側端子2を配置した端面を前面、電源側端子1を配置した端面を背面として説明する。
ケース10はPBT樹脂で形成され、右側面を有する第1ケース部材10aと、中央部を形成する第2ケース部材10bと、左側面を有する第3ケース部材(図示せず)との3部材に分割形成され、接点収容部8は操作ハンドル3の後方に隣接するケース10の上部に配置されている。
図2は、図1の露出面方向である左側から見た回路遮断器の側面図を示し、絶縁保護カバー9の一部を取り除いて接点部5を露出させている。この図2に示すように、接点部5は電源側端子1に連結された固定接点5aと、負荷側端子2に連結された可動接点5bとで構成されている。具体的に、固定接点5aは電源側端子1の端子金具の端部に起立形成された固定接触子12の先端に設けられ、可動接点5bは固定接触子12に平行に起立配置された可動接触子13の先端に固定接点5aに対峙するように設けられている。
また、異常電流検出部6は、短絡電流を検知する電磁装置6aと、過電流を検知するためのバイメタル片6bとで構成されている。
尚、図1及び図2において、電路を構成する可撓導線及び負荷側端子2から電磁装置6a及びバイメタル片6bに至る負荷座を省略している。
以下、絶縁保護カバー9について具体的に説明する。絶縁保護カバー9は、接点部5が遮断動作(オフ動作)時に発生するアーク放電からケース10を守るために、接点部5を囲むように、特にアーク放電の主な飛散方向である左右壁面を保護するように配置されている。
図3は絶縁保護カバー9単体を示し、(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は底面図を示している。但し、絶縁保護カバー9は、右側に配置される右カバー9aと左側に配置される左カバー9bの2部材で構成され、(a)は絶縁保護カバー9の全体を示し、(b),(c)は右カバー9aのみを示している。
絶縁保護カバー9はPA系樹脂で形成され、右カバー9aと左カバー9bとは対称形状となっている。右カバー9aは第1ケース部材10aの接点収容部8に取り付けられ、左カバー9bは第3ケース部材に取り付けられる。尚、右カバー9aと左カバー9bとは対称形状であるため、以下右カバー9aについて説明し、左カバー9bの説明を省略する。
右カバー9aは、第1ケース部材10aの内面である接点収容部8の側部を覆う平坦な側面部材91を有し、その左右(ケース10の前後方向)にはケース10に係止させるための台形形状の係止片92,92が突設されている。また、側面部材91の上端には、対向配置される左カバー9bに当接する対向片93が側方に向けて設けられ、図3(a)に示すように全体はL字状に形成されている。
れている。
図4はケース10と絶縁保護カバー9の関係を示す説明図であり、(a)は右カバー9aを第1ケース部材1aに固定した状態を示し、(b)はM1部を拡大した図であり係止片92の係止説明図である。
ケース10には絶縁保護カバー9を収容する凹部15が絶縁保護カバー9の形状に合わせて形成されている。ただし、図4(b)に示すように凹部15のうち、係止片92を収容する係止部15aは、係止片92が収縮して収容されるよう係止片92の大きさに対して僅かに小さく形成されている。この結果、係止片92が収縮した状態で収容され、係止部15aに確実に保持される。尚、T1,T2は凹部15の幅を示し、絶縁保護カバー9の側面部材91の幅より僅かに大きい寸法となっている。
そして、3部材から成るケース10を一体化することで、同様に第3ケース部材に組み付けられた左カバー9bと、対向片93同士が当接することで、互いにケース10に密着する応力が発生し、絶縁保護カバー9の抜けが防止される。
このように、最も耐アーク性を必要とする部位がPA系樹脂で作製された絶縁保護カバー9で覆われるため、回路遮断器ケース10の全体を安価なPBT樹脂で作製してもケース10の絶縁性の向上を図ることができる。よって、コスト増を招くこと無く回路遮断器の小型化に貢献できる。
また、ケース10が分割形成されて、絶縁保護カバー9もそれに合わせて分割されても、分割された絶縁保護カバー9は個々に係止片92を備えているため、個々にケース10に保持させることができ、スムーズな組み立てを行うことができる。また、分離形成することで、接点部5を容易に覆うよう配置できる。
更に、対向片93を設けることで、分割形成された絶縁保護カバー9は互いに押圧してケース10に密着させるため、カシメや溶着する工程を設けること無く絶縁保護カバー9を簡易な操作でケース10に固定できる。
図5は絶縁保護カバー9の他の形状を示し、(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は底面図である。上記絶縁保護カバー9と同様に、PA系樹脂により対称形状の2部材で構成されている。具体的に、右側に配置される右カバー9cと左側に配置される左カバー9dの2部材で構成され、(a)は絶縁保護カバー9の全体を示し、(b),(c)は右カバー9cを示している。
上記図3の形状とは、側面部材91の略中央部に折り曲げ部94を形成している点が相違している。折り曲げ部94は、側面部材91を左右から撓ませて接点部5に向けて突起を形成し、左右に形成された係止片92,92に対して直交する縦方向に延設されている。また、折り曲げ部94の上下端部は、収縮操作をスムーズに実施できるよう切り欠き94aが形成されている。この結果、側面部材91が左右方向に伸縮可能となり、この伸縮性を利用してケース10の凹部に収容される。
そして、側面部材91の幅T3,T4が凹部(図4に示す)15の幅T1,T2に対して僅かに大きくなるよう形成されている。尚、側面部材91の4角に設けられた突起Qは、凹部(図4に示す)15との係合をスムーズに行うためのものである。
絶縁保護カバー9をこのような形状とすることで、側面部材91が収縮した状態で凹部15に収容されるため、折り曲げ部94に伸張しようとする弾性が発生し、係止部15aに係止片93を係止する簡易な構成でも、絶縁保護カバー9を安定してケース10に固定できる。また、折り曲げ部94により弾性力をスムーズに発生できる。
尚、折り曲げ部94は複数設けても良く、図6は右カバー9e及び左カバー9fの双方に折り曲げ部94をそれぞれ2本形成した絶縁保護カバー9を示している。
図7は絶縁保護カバー9の更に他の形状を示し、(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は底面図である。上記図3に示す絶縁保護カバー9と同様に、PA系樹脂により対称形状の2部材で構成されている。具体的に、右側に配置される右カバー9gと左側に配置される左カバー9hの2部材で構成され、(a)は絶縁保護カバー9の全体を示し、(b),(c)は右カバー9gを示している。
上記図3の形状とは、側面部材91がケース10に密着させる裏部材91aと接点部5に対峙する表部材91bとの二重に形成されている点が大きく相違している。そして、裏部材91aは平坦に形成されて左右端部に係止片92が設けられ、表部材91bは上記図6の側面部材91のように折り曲げ部94が2本形成されている。
また、表部材91bの略中央には長穴95が開口形成されて、折り曲げ部94を形成することで裏部材91aとの間に形成された内部空間96にアークが侵入できるよう形成されている。
このように、側面部材91を二重に形成し、両者の間の空間を消弧空間として使用するため、接点部5で発生するアークを効果的に消弧でき、ケース10に対するアークの作用を更に弱めることができる。
尚、この消弧空間を形成した絶縁保護カバー9の場合、表部材91bに形成される突起は折り曲げ部94でなくとも良く、裏部材91bとの間に空間が発生するよう膨らみ部を設ければよい。
また、PA系樹脂とは、ポリアミド樹脂を主成分とする樹脂を言い、ポリアミド樹脂はアミド結合を持つ高分子化合物である。ポリアミド樹脂としては、例えばナイロン6、ナイロン66、ナイロン46等がある。
更に、係止片92を台形形状で形成しているが四角形であれば良好に係止させることが可能である。また側面部材91の左右に一対設けているが、更に多く設けても良い。
また、ケース10を3部材で構成しているが、分割数は任意であり2部材で構成しても良い。
1・・電源側端子、2・・負荷側端子、3・・操作ハンドル、5・・接点部、6・・異常電流検出部、7・・開閉機構部、8・・接点収容部、9・・絶縁保護カバー、10・・ケース、15a・・係止部、91・・側面部材、91a・・裏部材、91b・・表部材、92・・係止片、93・・対向片、94・・折り曲げ部、95・・長穴(開口部)、96・・内部空間(消弧空間)。

Claims (6)

  1. ケースの背面に電源側端子、前面に負荷側端子が配置され、ケース上面に電路のオン/オフ操作を行う操作ハンドルを備え、ケース内に電路のオン/オフを実施する固定接点及び可動接点から成る接点部、電路に流れる異常電流を検知する異常電流検出部、前記異常電流検出部の検知動作を受けて前記接点部をオフ動作させる開閉機構部を備えた回路遮断器であって、
    前記ケースの前記接点部を収容する接点収容部は、前記接点部を囲むように前記ケースの内壁にポリアミド系樹脂から成る絶縁保護カバーが配設され、
    前記絶縁保護カバーは、前記ケースに係止する複数の係止片を有する一方、前記ケースの内壁には前記係止片を収容して保持する係止部が設けられ、
    前記係止片が前記係止部に係止して前記絶縁保護カバーが前記ケースに装着されることを特徴とする回路遮断器。
  2. 前記ケースが、前記接点収容部を分割するよう左右に少なくとも2分割して形成される一方、前記絶縁保護カバーは左右に2分割して形成され、
    分割した絶縁保護カバー毎に前記係止片を備えて個々に前記ケースに装着可能としたことを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。
  3. 分割した前記絶縁保護カバーは、前記ケースを一体化した際に互いに対向して当接する対向片を具備し、前記対向片同士の当接により前記絶縁保護カバーは前記ケースに密着することを特徴とする請求項2記載の回路遮断器。
  4. 前記絶縁保護カバーは、前記接点収容部のケース装着面に平行な特定方向に対して弾性を発揮可能とするための帯状の折り曲げ部を有すると共に、前記特定方向の両端部に前記係止片を有し、
    対を成す前記係止片を前記係止部へ係止することで、前記絶縁保護カバーが圧縮されて装着されるよう前記係止部が前記係止片間の距離に対して短い距離で配置されて成ることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の回路遮断器。
  5. 前記絶縁保護カバーは前記接点収容部のケース装着面を覆う側面部材を有し、
    前記側面部材が、前記ケースに密着する裏部材と、前記接点部に対峙する表部材とを具備して二重に形成され、
    前記係止片は、前記裏部材の対向する両側部に形成されると共に、前記裏部材と前記表部材との間に空間を有するよう前記表部材に膨らみ部が設けられ、
    更に前記表部材には、前記接点部において発生するアークを前記空間に侵入させるための開口部が形成され、前記空間を消弧空間として使用することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の回路遮断器。
  6. 前記係止部は前記係止片より小さく形成され、前記ポリアミド系樹脂が具備する柔軟性により、前記係止片が収縮して前記係止部に係止されることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の回路遮断器。
JP2013117118A 2013-06-03 2013-06-03 回路遮断器 Active JP6158597B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013117118A JP6158597B2 (ja) 2013-06-03 2013-06-03 回路遮断器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013117118A JP6158597B2 (ja) 2013-06-03 2013-06-03 回路遮断器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014235906A true JP2014235906A (ja) 2014-12-15
JP6158597B2 JP6158597B2 (ja) 2017-07-05

Family

ID=52138458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013117118A Active JP6158597B2 (ja) 2013-06-03 2013-06-03 回路遮断器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6158597B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57197123U (ja) * 1981-06-11 1982-12-14
JPS6092435U (ja) * 1983-11-30 1985-06-24 富士通株式会社 電磁継電器
JPH08171847A (ja) * 1994-12-19 1996-07-02 Mitsubishi Electric Corp 有機無機複合組成物及びそれを用いた開閉器
JP2012146472A (ja) * 2011-01-12 2012-08-02 Nitto Kogyo Co Ltd ロック機構付き開閉器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57197123U (ja) * 1981-06-11 1982-12-14
JPS6092435U (ja) * 1983-11-30 1985-06-24 富士通株式会社 電磁継電器
JPH08171847A (ja) * 1994-12-19 1996-07-02 Mitsubishi Electric Corp 有機無機複合組成物及びそれを用いた開閉器
JP2012146472A (ja) * 2011-01-12 2012-08-02 Nitto Kogyo Co Ltd ロック機構付き開閉器

Also Published As

Publication number Publication date
JP6158597B2 (ja) 2017-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9343245B2 (en) Molded case circuit breaker
JP5966469B2 (ja) 封止接点装置
US8222555B2 (en) Circuit breaker and arc chute with shield apparatus
US20150002250A1 (en) Electromagnetic contactor
ES2565508T3 (es) Unidad de extinción de arco para disyuntor de caja moldeada
JP5531894B2 (ja) 漏電遮断器
US6211759B1 (en) Ionized gas deflector for a molded case circuit breaker
JP4736949B2 (ja) 漏電遮断器
JP5844872B2 (ja) 配線用遮断器
JP6158597B2 (ja) 回路遮断器
JP5492649B2 (ja) 回路遮断器
EP1414057A1 (en) Air circuit breaker
TWI541851B (zh) 電路遮斷器
CN105830191B (zh) 脱扣组件
JP4475020B2 (ja) 回路遮断器の消弧装置
JP7400626B2 (ja) 遮断器
TW201419357A (zh) 開閉器
JP7364366B2 (ja) 電流遮断構造
JP7069402B2 (ja) 速結端子ユニットおよび回路遮断装置
TWI514429B (zh) To enhance the electrical insulation of the multi-command switch
KR200452221Y1 (ko) 진공차단기
KR101045413B1 (ko) 회로 차단기
JP2013251117A (ja) ヒューズ
JP2021009804A (ja) 回路遮断器
JP2015179597A (ja) 配線用遮断器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170516

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170608

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6158597

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250