JP2014235023A - 液体クロマトグラフィーを用いたヘモグロビンfの定量方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘモグロビンFを正確かつ再現性よく、しかもヘモグロビンA2等の他のヘモグロビンと同時に定量し得る定量方法を提供する。【解決手段】液体クロマトグラフィーのクロマトグラムにおいて、ヘモグロビンFの溶出ピーク開始時間から、一定の条件に従って設定される溶出ピークの溶出終了時間までの面積を求めることにより、前記課題を解決する。【選択図】 図1

Description

本発明は、液体クロマトグラフィーを用いたヘモグロビンFの定量方法に関するものである。
血中の各種ヘモグロビン濃度(全ヘモグロビンに占める特定のヘモグロビンの割合)は、液体クロマトグラフィーを用いて定量することが可能である。ヘモグロビンの一種である胎児性ヘモグロビン(ヘモグロビンF)は、α鎖とγ鎖の2種類のグロブリンからなるヘモグロビンで、胎児では90%存在するが生後2から3ヵ月で急激に低下し、2から4歳までに2%未満に減少する。近年、先天性溶血性貧血の一種である血色素異常症(異常ヘモグロビン症、サラセミア症)を診断する上で、ヘモグロビンFを正確に定量することが重要になっている。血色素異常症によって成人ヘモグロビン(ヘモグロビンA0)の合成異常が生じるとヘモグロビンFの存在割合が増加することから、その濃度を定量することによってサラセミア症や異常ヘモグロビン症を診断することが可能になるからである。また血色素異常症の診断には、ヘモグロビンFと同時に、ヘモグロビンA2を定量することも重要である。
ヘモグロビンFの血中濃度は新生児と成人で大きく異なり、0.5%から90%という広い濃度範囲の定量が必要となる。一方ヘモグロビンA2は健常人で2%から3.5%、サラセミア症患者では4%から7%と微量であり、2%から7%という低濃度範囲の定量が必要となる。
ヘモグロビンFは0.5%から90%と広い濃度範囲で血中に存在し得る一方で、サラセミア症の診断に重要なもう一つのヘモグロビンであるA2は2%から7%と狭い濃度範囲でしか血中に存在しないため、両者を同時に定量しようとすれば、ヘモグロビンA2のような低濃度のヘモグロビンを正確に定量し得る量の試料をカラムに負荷することになる。ところが、ヘモグロビンFは試料中に0.5%から90%存在することに加え、ヘモグロビンA2といった他のヘモグロビンと比較して陽イオン交換カラム(陽イオン交換体)との相互作用が弱いため、ヘモグロビンA2のような微量ヘモグロビンの定量に適切な量の試料を負荷すると過負荷になりやすく、ピーク形状の乱れや溶出時間の変動を起こしてしまう。過負荷の影響を低減するには表面積が大きく試料負荷量の大きいカラムを使用することが考えられるが、各種ヘモグロビンの分離が悪化し、長時間の分離操作を余儀なくされ、一試料当り数分で定量を実施することが要求される臨床診断の要請に反することとなる。
一般に、非多孔性陽イオン交換カラム(非多孔性陽イオン交換体)を用いることにより、定量対象物の分離性能の向上と操作時間の短縮を図ることが出来る(特許文献1)。しかし非多孔陽イオン交換カラムは試料負荷量が制限され、上記のような理由でヘモグロビンFが過負荷となるとピーク形状の乱れや溶出時間の変動を起こしてしまう。過負荷の影響を低減するためにはヘモグロビンFの溶出とその後溶出する他のヘモグロビンの溶出の時間差を大きくするような操作条件を設定することになるが、ヘモグロビンFの溶出ピークが小さい場合はピークの溶出終了時間を見出すのが困難となって、定量の再現性が悪化する。
従来、陽イオン交換カラムを用いてヘモグロビンFとヘモグロビンA2を同時に定量する方法として、特許文献2に記載された方法が知られている。特許文献2は溶離液と溶離条件を工夫することによってヘモグロビンFとヘモグロビンA2を同時に定量する方法であるが、定量されたヘモグロビンFの最高濃度は約30%であり、それを超える濃度のヘモグロビンFを含有する試料に対して有効であるか否かについては不明である。
特許第2929456号公報 特許第4420539号公報
そこで本発明の目的は、特に非多孔性陽イオン交換カラムを用いて分離性能の向上と操作時間の短縮を図りつつ、ヘモグロビンFを正確かつ再現性をもって定量し得る定量方法を提供することにある。また本発明の目的は、正確性と再現性をもってヘモグロビンFを定量しつつ、同時にヘモグロビンA2等の他のヘモグロビンを定量し得る定量方法を提供することにある。
本発明者らは、前記目的を達成するために鋭意検討した結果、多孔性及び非多孔性陽イオン交換カラムにおいて、(1)ヘモグロビンFピークの溶出終了時間(ピークエンドタイム)は負荷量(試料中の成分濃度)により変化するが、ピーク溶出開始時間(ピークスタートタイム)はほぼ一定であること、及び、(2)ヘモグロビンFのピーク形状は溶出開始時間(ピークスタートタイム)からピーク頂点までは不規則であるが、ピーク頂点から溶出終了時間(ピークエンドタイム)まではほぼ正規分布に近いことを見出し、これらを利用してヘモグロビンFの溶出ピークのピーク形状の乱れや溶出時間の変動による影響を排除し、ヘモグロビンFの溶出ピークが小さい場合のピーク溶出終了時間の検出を可能とする定量方法を完成するに至った。
すなわち本発明は、負荷量の影響を受けない溶出開始時間と、ピーク形状が正規分布に近い時間範囲を利用してヘモグロビンFを定量する方法であり、以下の工程からなる陽イオン交換カラムを用いる液体クロマトグラフィーによるヘモグロビンFの定量方法である。
(a)ヘモグロビンF含有試料をカラムに供し、ヘモグロビンFを他のヘモグロビンから分離して溶出させ、クロマトグラムを得る工程、
(b)クロマトグラムからヘモグロビンFの溶出ピークを同定し、その溶出開始時間、ピーク頂点及びピーク頂点の溶出時間(t0)を同定する工程、
(c)ヘモグロビンFのピーク頂点からクロマトグラムベースラインに向かう垂線上で、当該ピーク頂点高さの1/2となる点(1/2h)を同定する工程、
(d)クロマトグラムベースラインと平行で1/2hを通過する直線と、ヘモグロビンFの溶出ピーク背面との交点を求め、該交点の溶出時間とt0の差(t)を求める工程、
(e)ヘモグロビンFの溶出ピークの面積計算を、ヘモグロビンF溶出開始時間からt0+Kt(Kは2以上かつ3以下の整数)の範囲で行う工程。
以下、図1から図3に基づいて本発明を詳細に説明する。図1と図2は、異なる濃度のヘモグロビンF含有試料を非多孔性陽イオン交換カラムに供して得たクロマトグラムの一部を示すものである。図1は高濃度のヘモグロビン含有検体、図2は低濃度のヘモグロビン含有検体のクロマトグラムの一部である。高濃度のヘモグロビンF含有検体でヘモグロビンFの溶出ピーク(F)が後続のヘモグロビン類の溶出ピーク(L)と重複しない分離条件を採用したものであるが、この条件で低濃度のヘモグロビンF含有検体を分析すると、図2に示すようにヘモグロビンFの溶出ピーク(F)と後続のヘモグロビン類の溶出ピーク(L)の間が大きく広がってしまう。このヘモグロビンFの溶出ピーク(F)と後続のヘモグロビン類の溶出ピーク(L)の間の溶出曲線は接戦の傾きの変化が小さい平坦な曲線となるため、接線の傾きを検出する等の通常の方法で溶出終了時間(EP)を同定しようとすると、クロマトグラムの僅かな変動でEPが図中のB点からC点間で変動するため、再現性が悪化する可能性がある。
図3で本発明で利用するパラメータを説明する。クロマトグラムからのヘモグロビンFの溶出ピークは、前後の溶出ピークの様子や、ヘモグロビンFのピーク頂点の溶出時間(t0)等から容易に同定することができる。ヘモグロビンFの溶出ピークの溶出開始点やピーク頂点は、クロマトグラムの接線の傾きを検出する等の方法で検出すれば良く、溶出開始時間(SP)やピーク頂点の溶出時間(t0)は、溶出開始点及びピーク頂点の検出とともに、容易に決定することができる。またヘモグロビンFのピーク頂点が同定されれば、その高さ及び1/2h点もまた、容易に決定することができる。
次にクロマトグラムベースラインと平行で1/2hを通過する直線と、ヘモグロビンFの溶出ピーク背面との交点を求める。溶出ピーク背面とは、図2に示した通り、ヘモグロビンFの溶出ピークにおいて、ピーク頂点の溶出に続く部分(クロマトグラムの右側)をいう。クロマトグラム上で交点から、その溶出時間とt0の差(t)もまた、容易に求めることができる。
ヘモグロビンFの濃度(%)は、その溶出ピーク面積を求め、その値を全ヘモグロビンの溶出ピーク面積の和と比較して計算する。従来の定量法では、クロマトグラムの接線の傾きを検出する等の方法で同定された溶出開始時間(SP)と溶出終了時間(EP)の間の溶出ピーク面積を算出するが、本発明では、溶出終了時間(EP)にかえて、t0+Kt(Kは2から3の整数)を用いる。
以上の各工程は、コンピューター等で構成される波形処理手段を用いて自動的に行うことが可能である。例えば市販されている自動ヘモグロビン分析装置(東ソー(株)製、グリコヘモグロビン分析装置 HLC−723(登録商標))と同装置用の試薬キット等を利用することが出来る。
本発明は、ヘモグロビンFのピーク溶出開始時間はその負荷量にかかわらずほぼ一定であること、及び、(2)ヘモグロビンFのピーク形状は溶出開始時間からピーク頂点までは不規則であるが、ピーク頂点から溶出終了時間まではほぼ正規分布に近い、という新たな知見に基づき、クロマトグラムにおいてヘモグロビンFの溶出終了時間を一定の波形処理に基づいて算出することで、正確かつ再現性の高いヘモグロビンFの定量を実現するものである。本発明により、0.5%から90%という、広い濃度範囲で存在するヘモグロビンFの負荷量にかかわらず、胎児血から成人血まで、ヘモグロビンA2等の他のヘモグロビンと同時に定量することが可能となる。
本発明は、特に非多孔性陽イオン交換カラムを用いるヘモグロビン定量に効果的であるが、多孔性の陽イオン交換カラムを用いる場合であっても、ヘモグロビン溶出ピークの背面がブロードで、他のヘモグロビンの溶出ピークと重複してしまう場合など、ヘモグロビン溶出ピークの溶出終了の同定が困難となる場合に有効である。
本発明を説明するための図である。 本発明を説明するための図である。 本発明で利用するパラメータを説明するための図である。 実施例1のクロマトグラム(ヘモグロビンF濃度0.6%)を示す図である。 実施例1のクロマトグラム(ヘモグロビンF濃度68.4%)を示す図である。 実施例1のヘモグロビンF%と溶出開始時間およびピーク頂点時間の関係を示す図である。なお図5では、溶出開始時間をSP、ピーク頂点時間をPTと記載している。
以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明する。
実施例1
非多孔性陽イオン交換樹脂(東ソー(株)製、TSKgel(登録商標)SP―NPR(登録商標))を直径4.6mm、長さ3.5cmのSUS製カラムに充填し、市販の自動ヘモグロビン分析装置(東ソー(株)製、グリコヘモグロビン分析装置 HLC―723(登録商標))に取り付けて以下の実験を行った。なお、溶離液としては、前記装置用に市販されているもの(G8 ベータサラセミアエリューションバッファーキット)を使用し、試料注入時は1液を、注入後2.4分経過時点2液に切り替え、試料注入後3.4分から5分にかけて、2液からリニアグラジエントで3液に切り替えた。
ヘモグロビンF(HbF)濃度0.7%の試料において得られたクロマトグラムを図2に、ヘモグロビンF濃度68%の試料において得られたクロマトグラムを図3にそれぞれ示す。ヘモグロビンF濃度が0.7%の場合、ヘモグロビンFの溶出ピークと後続する不安定型糖化ヘモグロビン(L―A1)との溶出時間差は大きく離れている。しかしヘモグロビンF濃度が68%の試料では、その溶出ピークがブロードで、不安定型糖化ヘモグロビンの溶出ピークに重複しかけていることが分かる。
このクロマトグラムについて、本発明に従う波形処理を行った。波形処理は、前記装置を制御するコンピューターにてK=3として行った。定量結果は、それぞれ0.7%及び68%であった。本発明の定量方法により0.7%程度から68%程度までのヘモグロビンを正確に定量できることが分かる。
実施例2
実施例1の装置を使用して濃度の異なるヘモグロビンF試薬を混合して調製した試料を測定し、得られたクロマトグラムからヘモグロビンF濃度とピーク溶出開始時間(PS)及びピーク頂点溶出時間(PT)の関係を調査した。結果を図4に示す。ヘモグロビンF濃度が高くなるに従いPTが著しく遅くなる一方で、PSはヘモグロビンF濃度に関係なく、ほぼ安定していることが分かる。
実施例3
実施例1の装置を使用して、濃度の異なるヘモグロビンF試薬を混合して調製した試料を測定し、得られたクロマトグラムについて、本発明に従う波形処理を行った。波形処理は、前記装置を制御するコンピューターにてK=3として行った。理論的に測定されるべきグリコヘモグロビン濃度と実際に定量された値の比(回収率)を表1に示す。本発明により、ヘモグロビンFの濃度が0.7から68%までの範囲で良好な回収率が得られ、広い濃度範囲で正確な定量が可能であることが分かる。
Figure 2014235023
実施例4
実施例1の装置を使用して、濃度の異なるヘモグロビンF試薬を混合して調製した極低濃度試料(ヘモグロビンF濃度 0.4%)、中濃度試料(ヘモグロビンF濃度 4.6%)及び高濃度試料(ヘモグロビンF濃度 74.0%)をそれぞれ5回測定し、得られたクロマトグラムについて、本発明に従う波形処理を行った。波形処理は、前記装置を制御するコンピューターにてK=3として行った。定量結果を表2に示す。本発明により、ヘモグロビンFの濃度が大きく異なる3種類の試料それぞれについて、5回の測定を再現良く実施できることが分かる。
Figure 2014235023
実施例5
実施例4における波形処理を、K=2として行った。定量結果を表3に示す。実施例4と比較するとヘモグロビンFのピーク面積を算出する終点(溶出終了時間)が早くなる分、定量結果は若干低値となるが、K=2の場合でもほぼ正確かつ再現性良くヘモグロビンFを定量可能であることが分かる。
Figure 2014235023
比較例1
実施例4で得たクロマトグラムについて、ヘモグロビンFのピーク溶出終了点をピーク接線の傾きから検出し、ヘモグロビンF溶出開始時間から溶出終了時間の範囲で溶出ピークの面積を計算して定量を行った。結果を表4に示す。このような、従来の方法では、ヘモグロビンFの定量ができないというわけではないが、5回の定量結果がわずかながら変動している。このことから、本発明では、従来方法と比較して特に再現性の面で有効であることが分かる。
Figure 2014235023

Claims (1)

  1. 陽イオン交換カラムを用いる液体クロマトグラフィーによるヘモグロビンFの定量方法であって、以下の工程からなる方法。
    (a)ヘモグロビンF含有試料をカラムに供し、ヘモグロビンFを他のヘモグロビンから分離して溶出させ、クロマトグラムを得る工程、
    (b)クロマトグラムからヘモグロビンFの溶出を同定し、その溶出開始時間、ピーク及びピーク溶出時間(t0)を同定する工程、
    (c)ヘモグロビンFピークからクロマトグラムベースラインに向かう垂線上で、当該ピーク高さの1/2となる点(h1/2点)を同定する工程、
    (d)クロマトグラムベースラインと平行でh1/2点を通過する直線と、ヘモグロビンFのクロマトグラム背面との交点を求め、該交点の溶出時間とt0の差(t)を求める工程、
    (e)ヘモグロビンFのクロマトグラムの面積計算を、ヘモグロビンF溶出開始時間からt0+Kt(Kは2以上かつ3以下の整数)の範囲で行う工程。
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