JP2014233827A - 玉分配装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の玉を周方向に等間隔で確実に分配することが可能な玉分配装置を提供する。【解決手段】複数組の串部材20と押上部材30との上下方向の対向距離Lnは、互いに隣接する二組の基準串部材20Aと基準押上部材30Aとの対向距離L1を基準として、周方向両側に向かうに従って大きくなるように設定される(L1<L2<・・・<L8)。玉分配装置1は、串部材20の串歯21が一対の玉6の間に挿入された際に、串部材20及び押上部材30の上方への移動を規制する軸受位置決め部11のフランジ部11cを備える。押上部材30は、フランジ部11cによって上方への移動が規制された後、上下駆動部40による押上部材30への上方への移動を規制する弾性体37を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、玉分配装置に関する。
従来より、玉軸受の外輪と内輪との間に組み込まれた複数の玉を等間隔に分配する玉分配装置として、例えば、特許文献1に記載の玉軸受の玉分配装置が知られている。
特許文献1の玉分配装置は、玉軸受が上方から取り出し可能に嵌込まれて設置される軸受セット部が上部に形成された装置本体と、複数の玉と同数で等間隔の環状に配列されて装置本体に昇降動可能に組み付けられると共に、上端部に玉軸受の隣接する玉の間に突入されてこれら玉を振り分ける玉分け部を有する複数の串部材と、複数の串部材を順次に昇降動させて複数の玉を等間隔に分配するカム機構と、を備えている。
玉分配を行う際には、先ず、装置本体の軸受セット部に玉軸受が上方から嵌込まれて設置される。次に、玉軸受の複数の玉と同数の串部材がカム機構によって順次に昇降動されることによって、各串部材の上端部の玉分け部が玉軸受の隣接する玉の間に順次に突入される。これによって、複数の玉が各串部材の間に等間隔に分配される。
特開2009−233777号公報
ところで、特許文献1の玉分配装置では、カム機構のカム面によって押上げられた串部材は、カム面の通過後に降下してしまうため、分配後の玉の位置が固定されない。したがって、分配前に相互に接触した状態の玉が、串部材の玉分け部によって分配される時、玉の移動に釣られて内輪又は外輪のどちらかが回転することがあり、このような場合、当該回転によって分配済の玉の位置がずれてしまうことがある。
なお、このような玉分配装置においても、内輪及び外輪が回転しないように確実に固定すれば、分配時の玉の移動の影響によって分配済の玉が移動することはないが、この場合には、内輪及び外輪を極めて正確に同軸配置しなければならない。一方、内輪及び外輪の同軸配置の精度が低い場合、すなわち内輪及び外輪が偏心して固定されている場合、内輪及び外輪の軌道面の間隔が周方向で不均一となるため、当該間隔の狭い部分では玉を分配する際に玉と内輪及び外輪とが接触し、玉の移動に伴って内輪又は外輪が回転して分配済の玉の位置がずれてしまうことがある。
また、串部材が下降する際に、串部材の球分け部の傾斜面に付着した油分等が接着剤としてはたらき、当該傾斜面に玉が吸引される現象が発生することがある。この現象が起きた場合も、分配済の玉が不正な位置に移動してしまうおそれがある。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、複数の玉を周方向に等間隔で確実に分配することが可能な玉分配装置を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 内輪と、外輪と、前記内輪及び前記外輪との間に装入された複数の玉と、を有する玉軸受において、前記複数の玉を周方向に等間隔で分配する玉分配装置であって、
前記玉軸受が上方から取外し可能に嵌合される軸受位置決め部と、
前記複数の玉と同数で等間隔の環状に配列されて上下移動可能であると共に、周方向に隣接する一対の前記玉の間に下方から挿入されて前記玉を振り分ける玉分け部を有する複数の串部材と、
前記複数の串部材と同数で等間隔の環状に配列されて上下移動可能であると共に、前記複数の串部材とそれぞれ上下方向に対向するように配置されて、前記複数の串部材を上方に押上げ可能な複数の押上部材と、
前記複数の押上部材を保持し、上下方向への駆動力を発生する上下駆動部と、
前記串部材の玉分け部が、隣接する一対の前記玉の間に挿入された際に、前記串部材及び前記押上部材の上方への移動を規制する移動規制部と、
を備え、
前記押上部材は、前記移動規制部によって上方への移動が規制された後、前記上下駆動部による前記押上部材の上方への移動を規制するバッファ部を有し、
複数組の前記串部材と前記押上部材との対向距離は、隣接する前記串部材及び前記押上部材において異なるように設定される
ことを特徴とする玉分配装置。
(2) 複数組の前記串部材と前記押上部材との対向距離は、互いに隣接する二組の前記串部材と前記押上部材との対向距離を基準として、周方向両側に向かうに従って大きくなる
ことを特徴とする(1)に記載の玉分配装置。
(3) 複数組の前記串部材と前記押上部材との対向距離は、一組の前記串部材と前記押上部材との対向距離を基準として、周方向一方側に向かうに従って大きくなる
ことを特徴とする(1)に記載の玉分配装置。
(4) 複数組の前記串部材と前記押上部材との対向距離は、径方向に対向配置された二組の前記串部材と前記押上部材との対向距離を基準として、周方向一方側に向かうに従って大きくなる
ことを特徴とする(1)に記載の玉分配装置。
(5) 複数組の前記串部材と前記押上部材との対向距離は、互いに隣接する二組の前記串部材と前記押上部材との対向距離と、前記互いに隣接する二組の前記串部材と前記押上部材に対して径方向に対向配置される、他の二組の前記串部材と前記押上部材との上下方向の対向距離と、を基準として周方向両側に向かうに従って大きくなる
ことを特徴とする(1)に記載の玉分配装置。
本発明の玉分配装置によれば、複数組の串部材と押上部材との上下方向の対向距離は、隣接する串部材及び押上部材において異なるように設定される。したがって、複数の押上部材は、上下駆動部によって上方に駆動されることにより複数の串部材を上方に順次押上げ、複数の串部材の玉分け部は、周方向に隣接する一対の玉の間に順次挿入され、玉が周方向に等分配される。ここで、玉分配装置は、串部材の玉分け部が一対の玉の間に挿入された際に、串部材及び押上部材の上方への移動を規制する移動規制部を備えており、押上部材は、移動規制部によって上方への移動が規制された後、上下駆動部による押上部材の上方への移動を規制するバッファ部を有する。したがって、全ての串部材の玉分け部が一対の玉の間に挿入されるまで、すなわち全ての玉の分配が完了するまで、全ての玉分け部は一対の玉の間に位置し、分配済の玉を隣接する玉分け部の間に固定することが可能である。このように、分配済の玉の位置を維持することができるので、従来の特許文献1のように分配済の玉が不正な位置に移動することがなく、複数の玉を周方向に等間隔で確実に分配することが可能である。
第1実施形態に係る玉分配装置の縦断面図である。 串部材の斜視図である。 串部材及び押上部材の斜視図である。 玉軸受の複数の玉の位置を示す図であり、(a)は串歯挿入前、(b)は串歯挿入時を示す図である。 (a)〜(d)は、玉軸受の複数の玉が分配される工程を示す図である。 図1の玉分配装置において、串歯が玉軸受に挿入された様子を示す縦断面図である。 串歯が玉軸受に挿入された様子を示す平面図である。 比較例に係る串部材の串歯を示す斜視図である。 第2実施形態に係る玉分配装置の縦断面図である。 図9の玉分配装置において、串歯が玉軸受に挿入された様子を示す縦断面図である。 第1変形例において、玉軸受の複数の玉の位置を示す図であり、(a)は串歯挿入前、(b)は串歯挿入時を示す図である。 第2変形例において、玉軸受の複数の玉の位置を示す図であり、(a)は串歯挿入前、(b)は串歯挿入時を示す図である。 第3変形例において、玉軸受の複数の玉の位置を示す図であり、(a)は串歯挿入前、(b)は串歯挿入時を示す図である。
以下、本発明の各実施形態に係る玉分配装置について、図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1に示すように、第1実施形態に係る玉分配装置1は、装置上部10と、複数の串部材20と、複数の押上部材30と、上下駆動部40と、を備える。
装置上部10は、玉軸受3が位置決め固定される略円環状の軸受位置決め部11と、軸受位置決め部11の下部に形成された凸部11aが、上方に設けられた開口に嵌め込まれる有底円筒状の内周筒状部材13と、内周筒状部材13の径方向外側に同心配置される略円筒形状の外周筒状部材15と、からなる。
玉軸受3は、内輪4と、外輪5と、内輪4及び外輪5との間に挿入された複数の玉6と、を有している。
軸受位置決め部11は、径方向外側面11bの下部から径方向外側に突出するフランジ部11cを有している。そして、軸受位置決め部11の径方向外側面11bには、玉軸受3が上方から取外し可能に嵌合され、玉軸受3は、フランジ部11cと当接して上下方向に位置決めされる。
ここで、フランジ部11cの外径は、内輪4の外径と略同一となるように設定されており、フランジ部11cによる玉軸受3の位置決めを確実なものとしている。さらに、外周筒状部材15の内径は、少なくとも外輪5の内径よりも大きくなるように設定されており、後述する串部材20の串歯21を挿入可能なスペースSを確保している。また、外周筒状部材15の下端部には、径方向内側に突出する鍔部15aが形成されている。
串部材20は、玉軸受3の複数の玉6と同数(15個)であり、等間隔の環状に配列されている。なお、図1中においては、簡単のため、紙面手前側から観察可能な8個の串部材20のみを図示しているが、紙面奥側においても7個の串部材20が設けられる(図5参照)。また、串部材20は、上下移動可能とされており、後述する押上部材30に押上げられることによって上昇し、自重によって下降する。
また、図2も参照し、串部材20は、周方向に隣接する一対の玉6の間に下方から挿入されて玉6を振り分ける玉分け部としての串歯21と、串歯21の下面を支持すると共に、上下方向への移動をガイドする断面略矩形状の串歯ガイド部23と、串歯ガイド部23の下面を支持する略円柱状の円柱部25と、からなる。
串歯21は、周方向に延びる平板状とされており、その先端面21a(上面)が、周方向一方側(図2中、左側)及び上方に傾斜する傾斜面とされている。また、串歯21は、軸受位置決め部11のフランジ部11cと外周筒状部材15との間のスペースSと上下方向に対向するように、串歯ガイド部23の上面における径方向外側に固定されている。
串歯ガイド部23は、内周及び外周筒状部材13、15に摺接するようにその径方向幅が設定されると共に、上下方向幅が、内周及び外周筒状部材13、15の半分程度に設定される。このような設定により、串歯ガイド部23は、内周及び外周筒状部材13、15によって径方向に位置決めされながら、正確な上下方向移動が可能となる。
円柱部25は、串歯ガイド部23の下面における径方向内側端部を支持する。また、円柱部25の径方向幅は、串歯ガイド部23の径方向幅よりも小さく設定され、内周筒状部材13と外周筒状部材15の鍔部15aとの間の径方向幅と略同一、若しくは当該径方向幅よりも僅か小さく設定される。
ここで、串部材20が、押上部材30によって押し上げられることによって、隣接する一対の玉6の間に挿入された場合、それ以降の串部材20及び押上部材30の上方への移動は、軸受位置決め部11のフランジ部11c(移動規制部)によって規制されることになる。また、押上部材30による押上げ力が解放された場合、串部材20は自重によって下降することになるが、外周筒状部材15の鍔部15aによって串歯ガイド部23が支持されることにより、串部材20は停止する。
図3も参照し、押上部材30は、串部材20と同数、すなわち玉軸受3の複数の玉6と同数(15個)であり、串部材20と上下方向に対向するように等間隔の環状に配列されている。また、押上部材30は、上下方向に延びるロッド31と、ロッド31の上端に設けられ、串部材20の円柱部25を押上げ可能な略円盤状の押上板33と、ロッド31の下端に固定されたナット35と、を有する。
複数の押上部材30は、上下駆動部40の保持部41によって、それぞれ上下方向に相対移動可能に保持されている。ここで、押上部材30のナット35は、保持部41よりも下方に設けられており、押上部材30の保持部41に対する上方への相対移動を規制する。また、押上部材30のロッド31は、その周囲にバッファ部としてのバネ等の弾性体37を有している。弾性体37は、ロッド31の周囲において押上板33から保持部41の間を隙間無く満たしており、押上部材30を保持部41に対して上方に付勢する。したがって、後述するように上下駆動部40が上方又は下方に向かって駆動された場合、弾性体37が上下駆動部40の上下方向への駆動力を複数の押上部材30に対して伝達するので、上下駆動部40及び複数の押上部材30は、一体として上下方向に移動可能とされる。
上下駆動部40は、上述したように複数の押上部材30を保持可能な略円環状の保持部41と、保持部41を支持すると共に、上下方向に延びる支持ポール50に対して上下方向に相対移動可能に固定される支持部43と、ボールねじやタイミングベルト等を介して上下方向への駆動力を発生するモータ(何れも不図示)と、からなる。保持部41には、周方向に所定間隔で上下方向に貫く複数の貫通孔41aが形成されており、この貫通孔41aに押上部材30のロッド31が挿通される。なお、上下駆動部40の上下方向への駆動力の発生は、モータによるものに限られず、エアシリンダによるものとしても構わない。
ここで、図1中、複数の串部材20の円柱部25のうち、最も右側に位置して互いに隣接する二つの串部材20の円柱部25(図1中においては、紙面手前側に位置する一つの円柱部25のみが図示されている。)の上下方向長さが最も大きく形成されており、これら二つの円柱部25を基準として、周方向両側(図1中、左側)に向かうに従って、円柱部25の上下方向長さが小さくなるように形成されている。また、複数の押上部材30の上下方向長さは、全て略同一となるように形成されている。したがって、複数組の串部材20と押上部材30との対向距離Ln(n:1、2、・・・8)は、隣接する串部材20及び押上部材30において異なるように設定され、より具体的には、図1中、最も右側に位置して互いに隣接する二組の串部材20と押上部材30との対向距離L1を基準として、周方向両側に向かうに従って大きくなるように設定される(L1<L2<・・・<L8)。以降、説明の便宜のため、基準となる対向距離L1を構成する二組の串部材20及び押上部材30を、基準串部材20A及び基準押上部材30Aと呼ぶことがある。
このように構成された、本実施形態の玉分配装置1において、玉軸受3の複数の玉6を周方向に等間隔で分配する方法について以下説明する。
先ず、玉軸受3を軸受位置決め部11に上方からセットする。次に、図4(a)及び図5(a)に示すように、玉軸受3の複数の玉6が、互いに当接するように一箇所に集める。ここで、複数の玉6のうち、周方向中間に位置する玉6(図4中、「●」で表されている。)の周方向位置が、二組の基準串部材20A及び基準押上部材30Aの周方向における間に位置するように、複数の玉6の集められる位置が設定される。
その後、上下駆動部40によって複数の押上部材30を上方に駆動することにより、先ず、最も小さい対向距離L1を構成する二組の基準串部材20A及び基準押上部材30Aが接触する。ここで、弾性体37の上方への付勢力が、基準串部材20Aから基準押上部材30Aに対して下方に向かう力によりも大きくなるように設定されているので、基準串部材20Aは基準押上部材30Aによって上方に押上げられる。押上げられた二つの基準串部材20Aの串歯21は、図4中「●」で表された玉6(周方向中間の玉)と、当該玉6の周方向両側に隣接する一対の玉6(周方向中間から二番目の一対の玉)と、の間に挿入される(図4(b)、図5(b)、図6参照)。これにより、周方向中間の玉6は、正規の位置に分配されると共に、隣接する一対の串歯21の間に固定される。
続いて、上下駆動部40によって複数の押上部材30を上方に駆動することにより、対向距離L2を構成する二組の串部材20及び押上部材30が接触し、押上げられた二つの串部材20の串歯21が、周方向中間から二番目の一対の玉6と、三番目の一対の玉6と、の間に挿入される(図4(b)、図5(b)参照)。これにより、周方向中間から二番目の一対の玉6は、それぞれ正規の位置に分配されると共に、隣接する一対の串歯21の間に固定される。
その後、さらに上下駆動部40によって複数の押上部材30を上方に駆動することにより、対向距離Ln(n=3〜8)を構成する複数組の串部材20及び押上部材30が順次接触し、押し上げられた串部材20の串歯21が、図4(b)の矢印で示されるような順番で、一対の玉6の間に順次挿入され、複数の玉6は周方向に等分配される(図5(c)、図7参照)。
ここで、図6に示すように、串歯21が一対の玉6の間に挿入された際、串歯ガイド部23が軸受位置決め部11のフランジ部11c(移動規制部)に当接することによって、串部材20の上方への移動が規制される。そして、押上部材30の弾性体37がバッファ部として機能することによって、それ以降の上下駆動部40による串部材20及び押上部材30の上方への移動が規制され、押上部材30は上下駆動部40の保持部41に対して下方に相対移動する。したがって、全ての串部材20の串歯21が一対の玉6の間に挿入されるまで、すなわち全ての玉6の分配が完了するまで、全ての串歯21は一対の玉6の間に位置するので、分配済の玉6を隣接する一対の串歯21の間に固定することが可能である。
次に、全ての玉6が正規の位置、すなわち周方向に等分配された後、上下駆動部40を下方に駆動することによって、複数の串部材20及び複数の押上部材30を下降させて、複数の串歯21を複数の玉6の間から引き抜く。そして、複数の玉6が周方向に等分配された玉軸受3(図5(d)参照)を、軸受位置決め部11から取り外すことにより、複数の玉6の分配工程を終了する。
以上説明したように、本実施形態の玉分配装置1によれば、複数組の串部材20と押上部材30との上下方向の対向距離Lnは、隣接する串部材20及び押上部材30において異なるように、より具体的には、互いに隣接する二組の基準串部材20Aと基準押上部材30Aとの対向距離L1を基準として、周方向両側に向かうに従って大きくなるように設定される(L1<L2<・・・<L8)。したがって、複数の押上部材30は、上下駆動部40によって上方に駆動されることにより複数の串部材20を上方に順次押上げ、複数の串部材20の串歯21は、周方向に隣接する一対の玉6の間に順次挿入され、玉6が周方向に等分配される。ここで、玉分配装置1は、串部材20の串歯21が一対の玉6の間に挿入された際に、串部材20及び押上部材30の上方への移動を規制する軸受位置決め部11のフランジ部11cを備えており、押上部材30は、フランジ部11cによって上方への移動が規制された後、上下駆動部40による押上部材30への上方への移動を規制する弾性体37を有する。したがって、全ての串部材20の串歯21が一対の玉6の間に挿入されるまで、すなわち全ての玉6の分配が完了するまで、全ての串歯21は一対の玉6の間に位置し、分配済の玉6を隣接する串歯21の間に固定することが可能である。このように、分配済の玉6の位置を維持することができるので、従来の特許文献1のように分配済の玉6が不正な位置に移動することがなく、複数の玉6を周方向に等間隔で確実に分配することが可能である。
なお、上述の実施形態のような複数の押上部材30を設けず、図8に示すように、上下方向長さが異なる複数の串部材20の串歯21を、上下駆動部40の保持部41に直接固定した場合、串歯21が薄肉で長くなってしまい、機械加工が困難であると共に、熱処理時に変形する虞がある。また、このような串歯21は、強度や剛性が不足しがちであることから、生産現場において取り扱いに注意を要する。したがって、本実施形態のように、押上部材30を設けると共に、串部材20を串歯21と串歯ガイド部23と円柱部25とからなる構成とすることにより、串歯21の上下方向長さを減じて、串歯21の強度及び剛性を向上させることが可能である。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る玉分配装置1について説明する。なお、本実施形態の玉分配装置1は、第1実施形態と基本的構成を同一とするため、同一又は相当部分には同一符号を付すことにより説明を省略又は簡略化する。
図9に示すように、本実施形態の玉分配装置1においては、複数の串部材20の円柱部25の上下方向長さは、全て略同一となるように形成される。また、複数の押上部材30のうち、最も右側に位置して互いに隣接する二つの押上部材30(図9中においては、紙面手前側に位置する一つの押上部材30のみが図示されている。)の上下方向長さが最も大きく形成されており、これら二つの押上部材30を基準として、周方向両側に向かうに従って、押上部材30の上下方向長さが小さくなるように形成されている。したがって、複数組の串部材20と押上部材30との対向距離Ln(n:1、2、・・・8)は、第1実施形態と同様に、図9中、最も右側に位置して互いに隣接する二組の基準串部材20Aと基準押上部材30Aとの対向距離L1を基準として、周方向両側に向かうに従って大きくなる(L1<L2<・・・<L8)。
また、複数の押上部材30は、バッファ部として、第1実施形態のような弾性体37を有しておらず、代わりに調圧とリリーフ機能を有する空気ばね回路38を有している。空気ばね回路38は、押上部材30を保持部41に対して上方に付勢する。したがって、上下駆動部40が上方又は下方に向かって駆動された場合、空気ばね回路38が上下駆動部40の上下方向への駆動力を複数の押上部材30に対して伝達するので、上下駆動部40及び複数の押上部材30は、一体として上下方向に移動可能とされる。また、上下駆動部40によって複数の押上部材30を上方に駆動することにより、串部材20及び押上部材30が接触した場合、空気ばね回路38による押上部材30に対する上方への付勢力が、串部材20から押上部材30に対して下方に向かう力によりも大きくなるように設定されているので、串部材20は押上部材30によって上方に押上げられる。
このように構成された、本実施形態の玉分配装置1においても、第1実施形態と同様の方法によって、玉軸受3の複数の玉6が周方向に等間隔で分配される。
すなわち、先ず、玉軸受3を軸受位置決め部11に上方からセットする。次に、図4(a)及び図5(a)に示すように、玉軸受3の複数の玉6が、互いに当接するように一箇所に集める。
その後、上下駆動部40によって複数の押上部材30を上方に駆動することにより、対向距離Ln(n=1〜8)を構成する複数組の串部材20及び押上部材30が順次接触し、押し上げられた串部材20の串歯21が、一対の玉6の間に順次挿入され、複数の玉6は周方向に等分配される(図4(b)、図5(b)〜(c)、図7参照)。
ここで、図10に示すように、串歯21が一対の玉6の間に挿入された際、押上部材30の押上板33が内周筒状部材13の下面13aと外周筒状部材15の下面15bとからなる移動規制部に当接することによって、それ以降の串部材20及び押上部材30の上方への移動が規制される。そして、押上部材30の空気ばね回路38がバッファ部として機能することによって、それ以降の上下駆動部40による串部材20及び押上部材30の上方への移動が規制され、押上部材30は上下駆動部40の保持部41に対して下方に相対移動する。したがって、全ての串部材20の串歯21が一対の玉6の間に挿入されるまで、すなわち全ての玉6の分配が完了するまで、全ての串歯21は一対の玉6の間に位置するので、分配済の玉6を隣接する一対の串歯21の間に固定することが可能である。
次に、全ての玉6が正規の位置、すなわち周方向に等分配された後、上下駆動部40を下方に駆動することによって、複数の串部材20及び複数の押上部材30を下降させて、複数の串歯21を複数の玉6の間から引き抜く。そして、複数の玉6が周方向に等分配された玉軸受3(図5(d)参照)を、軸受位置決め部11から取り外すことにより、複数の玉6の分配工程を終了する。
このように、第2実施形態における玉分配装置1によっても、第1実施形態と同様の効果を奏することが可能となる。
なお、上述の各実施形態においては、複数組の串部材20と押上部材30との上下方向の対向距離Lnは、互いに隣接する二組の基準串部材20Aと基準押上部材30Aとの対向距離L1を基準として、周方向両側に向かうに従って大きくなるように設定される(L1<L2<・・・)としたが、当該構成に限定されるものではなく、以下に示す第1〜第3変形例のような構成としても構わない。
(第1変形例)
第1変形例において、複数組の串部材20と押上部材30との上下方向の対向距離Lnは、一組の基準串部材20Aと基準押上部材30Aとの対向距離L1を基準として、周方向一方側(図11中、反時計回り)に向かうに従って大きくなるように設定される(L1<L2<・・・)。
このように構成した場合、複数の玉6の分配を行う際には、図11(a)に示すように、先ず、複数の玉6が、互いに当接するように一箇所に集められる。ここで、複数の玉6のうち、周方向他端に位置する玉6(図11中、「●」で表されている。)の周方向位置が、一組の基準串部材20A及び基準押上部材30Aの周方向他方側に近接する位置となるように、複数の玉6の集められる位置が設定される。
その後、上下駆動部40によって複数の押上部材30を上方に駆動することにより、対向距離Lnを構成する複数組の串部材20及び押上部材30が順次接触し、押し上げられた串部材20の串歯21が、図11(b)の矢印で示されるような順番で、一対の玉6の間に順次挿入され、複数の玉6は周方向に等分配される。
(第2変形例)
第2変形例において、複数組の串部材20と押上部材30との上下方向の対向距離Lnは、径方向に対向配置された、すなわち点対称に配置された二組の基準串部材20Aと基準押上部材30Aとの対向距離L1を基準として、周方向一方側(図12中、反時計回り)に向かうに従って大きくなるように設定される(L1<L2<・・・)。
このように構成した場合、複数の玉6の分配を行う際には、図12(a)に示すように、先ず、複数の玉6のうちの半数ずつが、互いに当接するように二箇所に集められる。ここで、二箇所に集められた複数の玉6のうち、周方向他端に位置する玉6(図12中、「●」で表されている。)の周方向位置が、二組の基準串部材20A及び基準押上部材30Aの周方向他方側に近接する位置となるように、複数の玉6の集められる位置が設定される。
その後、上下駆動部40によって複数の押上部材30を上方に駆動することにより、対向距離Lnを構成する複数組の串部材20及び押上部材30が順次接触し、押し上げられた串部材20の串歯21が、図12(b)の矢印で示されるような順番で、一対の玉6の間に順次挿入され、複数の玉6は周方向に等分配される。
(第3変形例)
第3変形例において、複数組の串部材20と押上部材30との上下方向の対向距離Lnは、互いに隣接する二組の基準串部材20Aと基準押上部材30Aとの対向距離L1と、これら互いに隣接する二組の基準串部材20Aと基準押上部材30Aに対して径方向に対向配置される、他の二組の基準串部材20Aと基準押上部材30Aとの対向距離L1と、を基準として、周方向両側に向かうに従って大きくなるように設定される(L1<L2<・・・)。
このように構成した場合、複数の玉6の分配を行う際には、図13(a)に示すように、先ず、複数の玉6のうちの半数ずつが、互いに当接するように二箇所に集められる。ここで、二箇所に集められた複数の玉6のうち、周方向中間に位置する玉6(図13中、「●」で表されている。)の周方向位置が、二組の基準串部材20A及び基準押上部材30Aの間に位置するように、複数の玉6の集められる位置が設定される。
その後、上下駆動部40によって複数の押上部材30を上方に駆動することにより、対向距離Lnを構成する複数組の串部材20及び押上部材30が順次接触し、押し上げられた串部材20の串歯21が、図13(b)の矢印で示されるような順番で、一対の玉6の間に順次挿入され、複数の玉6は周方向に等分配される。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、第1実施形態においては、バッファ部として弾性体37を、移動規制部として軸受位置決め部11のフランジ部11cを適用し、一方、第2実施形態においては、バッファ部として空気ばね回路38を、移動規制部として内周筒状部材13の下面13a及び外周筒状部材15の下面15bを適用したが、第1実施形態において第2実施形態のバッファ部又は移動規制部を適用してもよく、第2実施形態において第1実施形態のバッファ部又は移動規制部を適用しても構わない。
1 玉分配装置
3 玉軸受
4 内輪
5 外輪
6 玉
10 装置上部
11 軸受位置決め部
11a 凸部
11b 径方向外側面
11c フランジ部(移動規制部)
13 内周筒状部材
13a 下面(移動規制部)
15 外周筒状部材
15a 鍔部
15b 下面(移動規制部)
20 串部材
21 串歯(玉分け部)
21a 先端面
23 串歯ガイド部
25 円柱部
30 押上部材
31 ロッド
33 押上板
35 ナット
37 弾性体(バッファ部)
38 空気ばね回路(バッファ部)
40 上下駆動部
41 保持部
43 支持部
50 支持ポール
S スペース

Claims (5)

  1. 内輪と、外輪と、前記内輪及び前記外輪との間に装入された複数の玉と、を有する玉軸受において、前記複数の玉を周方向に等間隔で分配する玉分配装置であって、
    前記玉軸受が上方から取外し可能に嵌合される軸受位置決め部と、
    前記複数の玉と同数で等間隔の環状に配列されて上下移動可能であると共に、周方向に隣接する一対の前記玉の間に下方から挿入されて前記玉を振り分ける玉分け部を有する複数の串部材と、
    前記複数の串部材と同数で等間隔の環状に配列されて上下移動可能であると共に、前記複数の串部材とそれぞれ上下方向に対向するように配置されて、前記複数の串部材を上方に押上げ可能な複数の押上部材と、
    前記複数の押上部材を保持し、上下方向への駆動力を発生する上下駆動部と、
    前記串部材の玉分け部が、隣接する一対の前記玉の間に挿入された際に、前記串部材及び前記押上部材の上方への移動を規制する移動規制部と、
    を備え、
    前記押上部材は、前記移動規制部によって上方への移動が規制された後、前記上下駆動部による前記押上部材の上方への移動を規制するバッファ部を有し、
    複数組の前記串部材と前記押上部材との対向距離は、隣接する前記串部材及び前記押上部材において異なるように設定される
    ことを特徴とする玉分配装置。
  2. 複数組の前記串部材と前記押上部材との対向距離は、互いに隣接する二組の前記串部材と前記押上部材との対向距離を基準として、周方向両側に向かうに従って大きくなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の玉分配装置。
  3. 複数組の前記串部材と前記押上部材との対向距離は、一組の前記串部材と前記押上部材との対向距離を基準として、周方向一方側に向かうに従って大きくなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の玉分配装置。
  4. 複数組の前記串部材と前記押上部材との対向距離は、径方向に対向配置された二組の前記串部材と前記押上部材との対向距離を基準として、周方向一方側に向かうに従って大きくなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の玉分配装置。
  5. 複数組の前記串部材と前記押上部材との対向距離は、互いに隣接する二組の前記串部材と前記押上部材との対向距離と、前記互いに隣接する二組の前記串部材と前記押上部材に対して径方向に対向配置される、他の二組の前記串部材と前記押上部材との上下方向の対向距離と、を基準として周方向両側に向かうに従って大きくなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の玉分配装置。
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