JP2014233786A - 打込機 - Google Patents
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Abstract
【課題】止め具の打込み時にハンドルに作用する打込みの反動を、効果的に低減することができる打込機を提供することを目的とする。
【解決手段】本体部とハンドル部とを有するハウジングと、該本体部内を往復動可能に設けられたピストンと、該ピストンと一体に設けられ、止具を打撃するドライバブレードと、該本体部と接続され、該ドライバブレードに打撃された止具を射出する射出孔を有するノーズ部と、該ハウジング内に設けられ、該ピストンを駆動する駆動機構を備える打込機において、該本体部の少なくとも一部と、該ハンドル部の少なくとも一部を覆う外殻部と、該外郭部に設けられたグリップ部と、該本体部と該外殻部との間に設けられた弾性変形部とを備えることを特徴とする打込機。
【選択図】図1
【解決手段】本体部とハンドル部とを有するハウジングと、該本体部内を往復動可能に設けられたピストンと、該ピストンと一体に設けられ、止具を打撃するドライバブレードと、該本体部と接続され、該ドライバブレードに打撃された止具を射出する射出孔を有するノーズ部と、該ハウジング内に設けられ、該ピストンを駆動する駆動機構を備える打込機において、該本体部の少なくとも一部と、該ハンドル部の少なくとも一部を覆う外殻部と、該外郭部に設けられたグリップ部と、該本体部と該外殻部との間に設けられた弾性変形部とを備えることを特徴とする打込機。
【選択図】図1
Description
本発明は、打込機に関する。
圧縮空気、電力又は燃焼ガスなどを動力源として釘などの止め具を打撃部材によって対象物に打ち込む打込機は、よく知られ、建築現場等で多用されている。打込機は、握るためのハンドルを有したハウジングに止め具を打ち込むピストンを上下摺動自在に配置可能なシリンダを有し、互いに連結している止め具を順次射出口内に送り、ピストン先端のドライバブレードで打ち込むための止め具給送部と止め具を収納するマガジンとを有した構成が一般的である。
上記のような構成をもつ一般的な打込機を用いて釘などを打ち込んだ際の打込機本体の反動を吸収するために、ハンドルのグリップ部分の表面に弾性部材を設けた打込機が知られている。
しかしながら、防振部材は、作業者が手で握るハンドルのグリップ部分とハウジングへの結合箇所とに設けられるため、作業性の観点から過度に柔らかいものを使用することはできない。このため、実際に作業者の手に伝達される反動を軽減する点において、従来の打込機には改良の余地があった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、止め具の打込み時にハンドルに作用する打込みの反動を、効果的に低減することができる打込機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、本体部とハンドル部とを有するハウジングと、該本体部内を往復動可能に設けられたピストンと、該ピストンと一体に設けられ、止具を打撃するドライバブレードと、該本体部と接続され、該ドライバブレードに打撃された止具を射出する射出孔を有するノーズ部と、該ハウジング内に設けられ、該ピストンを駆動する駆動機構を備える打込機において、該本体部の少なくとも一部と、該ハンドル部の少なくとも一部を覆う外殻部と、該外郭部に設けられたグリップ部と、該本体部と該外殻部との間に設けられた弾性変形部とを備えることを特徴とする打込機を提供する。
このような構成によれば、止め具の打込み時にハンドル部に作用する打込みの反動を、効果的に低減することができる。
該弾性変形部は、該本体部の左右側面において、該シリンダを挟む位置に設けられていることが好ましい。このような構成によれば、打込みの反動を左右で均等に低減することができる。
該弾性変形部は、該ピストンの往復動方向に変位可能であることが好ましい。このような構成によれば、弾性変形部はシリンダの該ピストンの往復動方向の変位を効果的に吸収または緩衝することができる。
該ハンドル部は、該本体部と接続された一端部と、一端部とは反対側の反シリンダ側の他端部とを有し、該他端部と該外殻部との間に第2の弾性変形部が設けられていることが好ましい。このような構成によれば、他端部における衝撃を効果的に吸収または緩衝することができる。
該ハンドル部は、該本体部と接続された一端部と、一端部とは反対側の他端部とを有し、一端を該ノーズ部に接続され、多端を止具を収納するマガジンを有し、該マガジンの他端は該ハンドル部の他端部に接続され、該本体部と、第1外殻部との間に設けられた第1弾性変形部と、を有することことが好ましい。このような構成によれば、本体部の衝撃を第1変形部で効果的に吸収または緩衝することができる。
該弾性変形部は、トランザトリ・ユニットと、ナイトハルトばねとの少なくとも1つを有することことが好ましい。
本発明の釘打機によれば、止め具の打込み時にハンドルに作用する打込みの反動を、効果的に低減することができる。
以下、本発明の第1の実施の形態を図1乃至図8を参照して説明する。本発明の打込機の一例である釘打機1は、止具である釘を打ち込む工具であり、その動力として圧縮空気を用いている。
釘打機1は、図1−3に示すように、ハウジング2と、ハウジング2に収容されるシリンダ3と、ハウジング2の外側を覆う外殻部8と、シリンダ3に収容されるピストン4と、ハウジング2に収容されるメインバルブ5と、ハウジング2から延出するノーズ部6と、止具が収容されるマガジン7と、から主に構成されている。図2に示すように、ハウジング2は、シリンダ3を覆う本体部2Aと、本体部2Aと略直行する方向に延出するハンドル部2Bとを一体に備えている。ハンドル部2の基部が本体部2Aに接続されている。本体部2A、および、ハンドル部2Bは略円筒形状を有している。尚、図1において、ハウジング2からハンドル部2Bが延出している方向を後方と定義し、逆を前方と定義する。ハウジング2からノーズ部6が延出する方向を下方向と定義し、逆を上方向と定義する。また、前後方向及び上下方向に直交する方向を左右方向と定義する(図1の紙面手前側が左方向、紙面奥側が右方向)。
図示しない圧縮機からの圧縮空気を蓄えるためにハンドル部2B内に蓄圧室2aが形成されている。また、ハンドル部2Bの遊端部には、蓄圧室2aを塞ぐキャップ2Cが設けられている。蓄圧室2aは、本体部2Aの内部空間に連通している。蓄圧室2aは、キャップ2Cの後端側から接続される図示しないエアホースを介して圧縮機に接続される。ハウジング2は、例えば、アルミなどの金属によってダイキャストにより形成されている。本体部2Aは、上から順に拡径部21と、縮径部23とを有する。縮径部23の径方向の長さは、拡径部21の径方向の長さより小さい。拡径部21の内部空間は蓄圧室2aと連通している。縮径部23の内部は、戻り空気室33としての空間がとられており、蓄圧室2aと連通する空間が比較的小さいため、その径方向長さを短くすることができる。
外殻部8は、例えば、金属や、プラスチックにより構成されており、本体部2Aを覆う第1外殻部8Aと、ハンドル部2Bの基部を覆う第2外殻部8Bと、第2外殻部8Bと接続されハンドル部2Bの遊端部を覆う第3外殻部8Cとを備えている。本実施の形態では、第1外殻部8Aは、上下方向において、ハンドル部2Bの上端から、後述のトリガ12の下方までの範囲、また、本体部2Aの周方向に関して、ハンドル部2Bと接続されている範囲以外のほぼ全体にわたって設けられている。また、作業者が握るための第2外殻部8Bを、ハンドル部2Bの間で打撃方向に対して隙間を開けた2筒構造としている。尚、第1外殻部8Aの設けられている範囲は上記に限定されるものではなく、少なくとも本体部2Aの一部を覆っていればよく、作業者が、第1外殻部8Aを把持して作業可能な大きさ、および、強度を有していることが望ましい。
第2外殻部8Bは、左右方向中央部で等分に分割されており、ネジ82で第1外殻部8Aに固定されている。第3外殻部8Cも、左右方向中央部で等分に分割されており、ネジ83で第2外殻部8Bに固定されている。なお、分割された第2外殻部8Bの両側の一部に係合部を設けて、一部係合部で固定しても良い。
第3外殻部8Cは、第2外殻部8Bより下方に延出している。尚、第1外殻部8A、第2外殻部8B、第3外殻部8Cとが別体で設けられている例を示したが、これらの少なくとも2つが一体で設けられていてもよい。
図4に示すように、外殻部8は、弾性変形部としての、トランザトリユニット9Aと、ナイトハルトばね9Bとを介してハウジング2と接続されている。詳細には、本体部2Aと第1外殻部8Aとの間にトランザトリユニット9Aが設けられ、ハンドル部2Bの遊端部と、第3外殻部8Cとの間にナイトハルトばね9Bが設けられている。
図2に示されるように、ハンドル部2Bの基部には、作業者によって操作されるトリガ12と、ノーズ部6の下端から突き出しトリガ12近傍まで延びたプッシュレバー13と、メインバルブ5に連通して圧縮空気を送排気する切替弁であるトリガバルブ部14と、トリガ12の動作をトリガバルブ部14に伝えるプランジャ15と、が設けられている。プッシュレバー13は、ハウジング2からノーズ部6側に付勢されてノーズ部6に沿って上下方向に移動可能に構成される。ハウジング2には、制御通路が形成されており、トリガバルブ部14は制御通路を介して後述のメインバルブ室51と繋がっている。トリガ12の引き操作と、プッシュレバー13の被打込材への押し当て操作との両方が行われた時に、トリガバルブ部14のプランジャ15が押し上げられるように構成される。
シリンダ3は略円筒形を成しており、ピストン4によってピストン上室と、ピストン下室とに区分されている。シリンダ3下部外周であって、縮径部23の内周面側には、ピストン4を初期状態に復帰させるための圧縮空気を貯める戻り空気室33が形成されている。シリンダ3下部には戻り空気室33に連通している空気通路3aと、空気通路3aの直下の空気通路3bとが形成されている。詳細には、ピストン4が後述のバンパ43と当接してシリンダ3が下死点に移動したとき、ピストン上室と戻り空気室33とが連通するような位置に空気通路3aが形成され、ピストン下室と戻り空気室33とが連通するような位置に空気通路3bが形成される。空気通路3aには逆止弁たるOリング3cが設けられていて、シリンダ3から戻り空気室33への空気の流れを許容し、戻り空気室33からシリンダ3への空気の流れを妨げている。本実施例において、蓄圧室2a、シリンダ3等のピストン4に圧縮空気の力を作用させて駆動する機構が、駆動機構に相当する。そのうち、ピストン4の往復動の位置及び方向を規定する部分がピストン駆動部であり、本実施例ではシリンダ3がピストン駆動部に相当する。駆動機構はハウジング2内に設けられる。ピストン駆動部は本体部2A内に設けられる。
ピストン4は、シリンダ3内を上下方向に摺動可能であって、下方に延出するドライバブレード41が固定されている。シリンダ3の下方には止具を打込んだ後のピストン4の余剰エネルギーを吸収するためのバンパ43が設けられている。バンパ43は、ウレタンやニトリルゴム(NBR)といった弾性体である。
メインバルブ5は、シリンダ3の上側に配置されている。メインバルブ5の下方には、メインバルブ室51が形成されている。メインバルブ室51には、メインバルブ5を上方に付勢するメインバルブスプリング52が設けられている。メインバルブ室51は、図示せぬ制御通路を介してトリガバルブ部14と連通している。図2に示す初期状態では、メインバルブ室51は圧縮空気で満たされており、メインバルブ5はメインバルブ室51の圧縮空気とメインバルブスプリング52とによって上側に付勢されている。メインバルブスプリング52がメインバルブ5を上方に付勢する力は、蓄圧室2aの圧縮空気がメインバルブ5を下方向に押下げる力よりも小さい。従って、メインバルブ室51の圧縮空気が放出されて大気圧となった時、メインバルブ5はメインバルブスプリング52の付勢力に抗して下方向に移動する。
ノーズ部6は、ハウジング2の下端に位置し、ドライバブレード41及び図示せぬ釘を案内する案内路61が形成されている。案内路61の最下端位置には図示せぬ止具たる釘が射出される射出孔が規定されている。ノーズ部6の後方には、図示せぬ釘が複数本束ねられて連結された釘の束を内蔵するマガジン7が設けられている。マガジン7の上端部後方には固定部71が設けられており、キャップ2Cと固定されている。マガジン7には、釘を順次案内路61内に給送するネイルフィーダが設けられている。
図5に示すように、弾性変形部であるトランザトリユニット9Aは、本体部2Aと外殻部8との間に設けられている。本体部2Aの左右側面において、2つのトランザトリユニット9Aはシリンダ3を挟む位置に設けられている。従って、2つのトランザトリユニット9Aとシリンダ3(ピストン4及びドライバブレード41が移動する領域)はドライバブレード41の往復運動の中心軸及びハンドル部2Bの中心線に対して垂直な方向から見て重なる位置に配置されている。トランザトリユニット9Aは、本体部2Aの軸を通り前後に延びる仮想平面に関して左右対称な位置に2つ設けられている。2つのトランザトリユニット9Aは、その構造も左右対称であるため、以下では、1つのトランザトリユニット9Aについて説明する。トランザトリユニット9Aは、第1弾性支持部材91と、第2弾性支持部材93と、2本の丸棒状のゴム製の弾性体95とから構成されている。第1弾性支持部材91は、縮径部23に一体に設けられている。第1弾性支持部材91の外周面には、第1傾斜面92が形成されている。
第2弾性支持部材93は、第1外殻部8Aに固定されている。第2弾性支持部材93の内壁には、第1傾斜面92と平行に延び、第1傾斜面92から所定距離離間する第2傾斜面94が形成されている。2本の弾性体95は、第1傾斜面92と第2傾斜面94との間に介装されている。よって、本体部2Aと第1外殻部8Aとは、2つの弾性体95を介して接続される。また、弾性体95は、第2弾性支持部材94が第1弾性支持部材92に対して上下(即ち、ピストン4の往復動方向)へ移動することにより、第2傾斜面94と第1傾斜面92との間でころがり摩擦を受ける。
図4に示すように、キャップ2Cは、孔21を有し、孔21は、断面略正方形の内部空間を画成している。ナイトハルトばね9Bは、孔21の内部空間に設けられ、シャフト96と、断面略正方形の回転部材97と、4本のゴム棒98とを有している。シャフト96は、ボルト81(図1)の一部であり、内部空間21を貫通し、ボルト81(図1)により第3外殻部8Cの下端に固定されている。第3外殻部8Cは、シャフト96を中心としてキャップ2Cに対して回動可能に設けられている。回転部材97は、内部空間21内において、シャフト96に固定され、シャフト96と共に回転可能に設けられている。よって、キャップ2Cに対して、第3外殻部8Cを回動させることにより、シャフト96が回転し、回転部材97も回転する。また、4つのゴム棒98は、孔21と回転部材93との間に介装されている。
外殻部8は、トランザトリユニット9Aと、ナイトハルトばね9Bとのみによって、間隔を設けてハウジング2と接続される。図6に示すように、第2外殻部8Bは、ハンドル部2Bを間隔を隔てて覆っている。また、第2外殻部8Bの外周面は、エラストマ―等の可撓性のある弾性部材からなるグリップ部8bに覆われている。エラストマ―はグリップ部8bと2層に成形された状態で設けられ、さらなる、振動の減衰や、グリップ性の向上、本体を置いた時の本体外郭ならびに、相手材の保護、本体の滑り止め等の役目をなしている。また、エラストマ―は第2外殻部8Bから第1外殻部8Aの外周面にかけて設けても良い。
次に、釘打機1の動作について説明する。キャップ2Cに図示していないエアホースをつなぐと、蓄圧室2aに圧縮空気が蓄積され、その一部はトリガバルブ部14及び制御通路を介してメインバルブ室51へと流入する。メインバルブ室51へ送られた圧縮空気はメインバルブ5を上方に押上げることで、ピストン上室に圧縮空気が流入することを防止する。これにより、メインバルブ5は上死点に位置する。
作業者がプッシュレバー13を被打込材に押し付けた状態でトリガ12を引くと、プランジャ15が押上げられてトリガバルブ部14が制御通路を外気と連通させ、メインバルブ室51が大気圧となる。蓄圧室2aに蓄えられた圧縮空気とメインバルブ室51との差圧によって、メインバルブ5が下方に移動する。これにより、蓄圧室2aに蓄えられた圧縮空気がピストン上室に流れ込んでピストン4を押下げる。つまり、メインバルブ5が上死点から下死点方向に移動する。
ピストン4が、空気通路3aを通過すると、ピストン上室の圧縮空気が空気通路3aを介して戻り空気室33へと流入する。これと同時に、ピストン下室内の空気は空気通路3bを介して戻り空気室33に流入する。さらにピストン4が降下してバンパ43に当接することによって、釘が被打込材に打込まれる(図7)。
作業者がトリガ12を戻すと、プランジャ15が戻り圧縮空気が制御通路を介してメインバルブ室51に供給される。これにより、メインバルブ5が上方向に押上げられて、ピストン上室への圧縮空気の流入が遮断される。その後、戻り空気室33に蓄えられた空気がピストン下室へ流入し、ピストン4を上死点まで押し上げる。
次に、釘打機1の動作中に生じる反動について説明する。ピストン4が、圧縮空気によって下方に移動すると、このときの反作用によって、上向きの力が本体部2Aに作用する。また、釘が被打込材に打ち込まれる力の反作用によっても、本体部2Aに上向きの力が作用する。ピストン4がバンパ43に当接した際には本体部2Aには下向きの力が作用する。このように、本体部2Aに作用する上下方向の力によって、ハウジング2は、全体として、トリガ12の基端部近傍にある重心を中心にして揺動する。
図8は、トリガ12を引く前の釘打機1の状態1(実線で示した状態)と、本体部2Aに上向きの反作用が働いたときの釘打機1の状態2(2点鎖線で示した状態)との関係を示している。上述した打込み時の反作用によって、本体部2Aは上側に移動する。このため、状態2において、ハウジング2は、状態1のハウジング2に対して、トリガ12の基端部近傍を中心に時計回りに揺動している。このとき、トランザトリユニット9Aにおける弾性体95が弾性変形し、第1外殻部8Aへの衝撃を緩衝、吸収する。このため第1外殻部8Aは、上側にはほとんど移動しない。また、ハンドル部2B、キャップ2Cは時計回りに揺動するが、ナイトハルトばね9Bにおけるゴム棒98が弾性変形することで、第3外殻部8Cへの衝撃を緩衝、吸収するため、第3外殻部8Cはほとんど揺動しない。このため、図8に示すように、第2外殻部8Bは、遊端部にいくほど、その下端部がハンドル部2Bの下端部と接近する。以上のように、第1外殻部8Aと、第3外殻部8Cとに衝撃が伝達するのが抑制される。従って、第1外殻部8Aと、第3外殻部8Cとに接続される第2外殻部8Bへ衝撃が伝達するのを抑制することができる。前述のように、トランザトリユニット9Aは本体部2Aの左右側面において、ピストン3及びドライバブレード41が移動する領域を挟むように配置されているため、反作用による力が発生する位置とのずれが無いか、比較的小さくなる。そのため、反動を効果的に吸収できると共に、回転モーメントの発生を抑制することができる。尚、ここでは、釘打機1が反動で時計回りに揺動する例で説明を行ったが、釘打ち時に、本体部2Aが下方の力を受け、ハウジング2が反時計回りに揺動する場合でも同様に衝撃が外殻部8に伝達することを抑制することができる。
作業者は、通常、第2外殻部8Bに設けられたグリップ部8bを片手で把持して作業するか、あるいは、片手をグリップ部8bで把持し、第1外殻部8Aを片手で支えるなどして作業を行う。従って、釘打ち時に反動などでハウジング2が揺動しても、トランザトリユニット9A、および、ナイトハルトばね9Bにより、外殻部8への衝撃が緩衝、吸収され、作業者への負担が少なくなる。トランザトリユニット9Aは、上下方向に延出している本体部2Aに接続されている。そのため、トランザトリユニット9Aの弾性体95が変形可能な上下方向の長さが長くなるように構成することが可能である。そのため、上下方向の衝撃を十分に吸収することができる。また、トランザトリユニット9Aは、縮径部23に接続されているため、釘打機1全体としての、本体部2Aにおける径方向の長さを短くすることができる。
、ナイトハルトばね9Bは、ハンドル部2Bの遊端部を覆う第3外殻部8Cに設けられている。即ち、ナイトハルトばね9Bは、ハンドル部9Bの遊端部とマガジン7との間の空間に設けられている。従って、ナイトハルトばね9Bのサイズを大きくし、ナイトハルトばね9Bのゴム棒98が大きく変形するように構成することが可能である。そのため回転による衝撃を十分に吸収することができる。
またトランザトリユニット9Aと、ナイトハルトばね9Bとは、それぞれ、ハンドル部2Bを覆う第2外殻部8Cの基端側と、遊端部側とに接続されている。このため、第2外殻部8Bが衝撃により移動することを効果的に抑制することができる。
以上のとおり、握るための第2外殻部8Cを、ハンドル部2Bの間で、打撃方向に対して、隙間を開けた2筒構造として弾性的に移動可能としているため、止め具の打込み時にハンドルに作用する打込みの反動を、効果的に低減することができる。また、ハンドルの隙間内に弾性変形部を入れなくても良いため、ハンドルを細くコンパクトにすることが可能である。また、弾性変形部も、弾性(吸収)効果が高くなるように大きくすることも可能である。
(第2の実施の形態)
以上のとおり、握るための第2外殻部8Cを、ハンドル部2Bの間で、打撃方向に対して、隙間を開けた2筒構造として弾性的に移動可能としているため、止め具の打込み時にハンドルに作用する打込みの反動を、効果的に低減することができる。また、ハンドルの隙間内に弾性変形部を入れなくても良いため、ハンドルを細くコンパクトにすることが可能である。また、弾性変形部も、弾性(吸収)効果が高くなるように大きくすることも可能である。
(第2の実施の形態)
図9、図10を用いて本発明の第2の実施の形態による釘打機1Bについて説明する。尚、以下の実施の形態では、第1の実施の形態と同じ構成については同じ参照番号を付し説明を省略する。図9に示されるように、第2の実施の形態における釘打機1Bは、第1の実施の形態におけるナイトハルトばね9Bの代わりにゴムリングユニット10Bが設けられている。また、キャップ2Cに形成された孔21は、断面略円形状の内部空間を画成している。図10に示されるように、孔21の内部空間において環状ゴム102が設けられている。また、第3外殻部8Cには、シャフト部84が一体に設けられている。シャフト部84は、右方向に突出している。シャフト部84が、環状ゴム102の中心孔を貫通し、ボルト103とワッシャ104とを介して、キャップ2Cに固定されている。従って、環状ゴム102が弾性変形することにより、第3外殻部8Cは、キャップ2Cに対して上下、前後方向に相対移動可能である。
以上の構成によれば、ゴムリングユニット10Bの環状ゴム102の弾性変形によって、打込み時の衝撃を緩衝、または、吸収することができる。特にゴムリングユニット10Bは上下方向、及び、前後方向に問わず、あらゆる角度からの衝撃を緩衝、吸収することが可能である。このため、作業者が把持する第2外殻部8Bへの衝撃を抑制することができる。
(第3の実施の形態)
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態による釘打ち機1Cについて、図11−13を参照して説明する。第3の実施の形態では、第1の実施の形態におけるトランザトリユニット9A、ナイトハルトばね9Bに代えて、それぞれ、ゴムリングユニット20A、コイルスプリング20Bが設けられている。
図11に示されるように、ゴムリングユニット20Aは、シャフト201と、環状ゴム202と、環状ゴム202の外側に設けられる環状の外枠203とから構成されている。図12に示されるように、シャフト201は、縮径部23に一体に設けられている。外枠203は、第1外殻部8Aに一体に設けられている。
マガジン7は、その上端部後方にフック73を有している。コイルスプリング20Bは、上下方向に延びており、その下端部206が、フック73に係合している。また、第3外殻部8Cには孔801が形成され、コイルスプリング10Bの上端部205と係合している。
以上の構成によると、図13に示すように、釘打ち時に本体部2Aが上下、前後方向に移動しても、環状ゴム202が変形することにより、かかる移動による衝撃が緩衝、吸収され、第1外殻部8Aに伝達するのを抑制することができる。また、打込み時の衝撃により、キャップ2Cが揺動するとマガジン7も一体的に揺動する。かかる衝撃はコイルスプリング10Bが上下に伸縮することにより緩衝、吸収されるため、衝撃が第3外殻部8Cに伝達するのを防ぐことができる。このため、作業者が把持する第2外殻部8Bへの衝撃を抑制することができる。
(第4の実施の形態)
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態の釘打ち機1Dについて図14、15を参照して説明する。第4の実施の形態の釘打ち機1Dは、第1の実施の形態におけるナイトハルトばね9Bの代わりにトランザトリユニット110Bが設けられている。
図15に示すように、トランザトリユニット110Bは、第1弾性支持部材111と、第2弾性支持部材112と、4本の丸棒状のゴム製の弾性体113とから構成されている。第1弾性支持部材111は、キャップ2Cに固定され、長円状の第1溝111aと、第1溝111aに連通する第2溝111bとが形成されている。第1溝111aは、上下方向に沿って延びるように形成されている。第2溝111bは、第1溝111aの上方に位置し、第1溝111aよりも狭い幅を有し、第1弾性支持部材111の上方に開口している。また、第1弾性支持部材111の両側壁には、第1傾斜面111Cが形成されている。
第2弾性支持部材112は、第3外殻部8Cに固定され、または、一体に設けられている。第2弾性支持部材112には、柱部112Aと、円柱部112Bと、支持部112Cとが設けられている。柱部112Aは、第2弾性支持部材112の上部から下方に向かって延び、第2溝111bを貫通している。円柱部112Bは、柱部112Aの先端に設けられ、第2溝111bの幅よりも大きい直径を有し、第1溝111a内において、第1弾性支持部材111に対し摺動移動可能に配置されている。従って、第3外殻部8Cは、キャップ2Cに対して、接近・離間可能である。また、円柱部112Bの直径は第2溝111bの幅よりも長いので、円柱部112Bが第1溝111a及び第2溝111bから抜け出るのを防止することができ、第3外殻部8Cのキャップ2Cからの所定距離以上の離間を規制することができる。
支持部112Cは、柱部112Aの上部と連続し、第1弾性支持部材111の外側を覆うように設けられている。支持部112Cは、内周面を有し、その内周面には、第1傾斜面111Cと平行に延び、第1傾斜面111Cから所定距離離間する第2傾斜面112Dが形成されている。4本の弾性体113は、第1傾斜面111Cと第2傾斜面112Dとの間に介装されている。よって、第3外殻部8Cとキャップ2Cとは、4つの弾性体113を介して接続される。また、弾性体113は、第2弾性支持部材112が第1弾性支持部材111側へ移動することにより、第2傾斜面112Dと第1傾斜面111Cとの間でころがり摩擦を受ける。
以上の構成によると、打込み時の衝撃により、キャップ2Cが揺動すると、かかる揺動による衝撃は、トランザトリユニット11Bの弾性体113が変形することで、第3部3Cへの衝撃の伝達が緩衝、吸収されるため、衝撃が第3外殻部8Cに伝達するのを防ぐことができる。このため、作業者が把持する第2外殻部8Bへの衝撃を抑制することができる。
(第5の実施の形態)
(第5の実施の形態)
第5の実施の形態の釘打ち機1Eについて図16、17を参照して説明する。第5の実施の形態の釘打ち機1Eは、第1の実施の形態におけるトランザトリユニット9A、ナイトハルトばね9Bの代わりに、それぞれ、ナイトハルトばね120A、板ばね120Bが設けられている。
ナイトハルトばね120Aは、第1外殻部8Aに固定され、または、一体に設けられた外枠121と、本体部2Aに固定された断面略正方形の回転部材122と、4本のゴム棒123とから構成されている。外枠121は、断面略正方形の内部空間を画成している。外枠121の内部空間に、回転部材122と、ゴム棒123とが設けられている。回転部材122は、本体部2Aと共に回転可能に設けられている。よって、本体部2Aに対して、第1外殻部8Aを回動させることにより、シャフト回転部材122が回転する。また、4つのゴム棒123は、外枠121と回転部材93との間に介装されている。板バネ120Bの一端部が、マガジン7の基端部上方に固定され、他端部が第3外殻部8Cに固定されている。
以上の構成によれば、図17に示されるように、釘打ち時に本体部2Aが上下、前後方向に移動、あるいは、トリガ12の基端部近傍を中心にして揺動する。このときに、ナイトハルトばね120Aにおけるゴム棒123が変形することにより、かかる移動、および、揺動による衝撃が緩衝、吸収され、第1外殻部8Aに伝達するのを抑制することができる。また、打込み時には、マガジン7の基端部も上下に移動するが、かかる移動は板バネ120Bによって緩衝、吸収され、第3外殻部8Cに衝撃が伝達するのを抑制することができる。このため第2外殻部8Bが衝撃により移動することを抑制することができる。
本発明による打込機は上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、トランザトリユニット9Aなどの弾性変形部材の位置は、ハンドル部2Bの基端部より本体部2A側に設けられていればよい。また、ナイトハルトばね9Bなどの弾性変形部材の位置は、ハンドル部2Bの前後方向の中心より、遊端部側に設けられていればよい。このような位置に弾性変形部材を配置することで、釘打ち時の衝撃が第2外殻部8Bへ伝達されることを効果的に抑制することができる。また、トランザトリユニット9A、ナイトハルトばね9B、コイルスプリング、ゴムリングユニット10Bについては、実施形態に限定されず、それぞれ、入れ替えても良い。さらに、前記弾性変形部に使用される可撓性のあるゴム材料としては、振動の吸収性を良くするために、高減衰ゴムを用いることも可能である。
また、本発明では、外殻部8は、ハウジング2の一部を覆う構成としているが、ハウジング2全体を外殻部8で多い、前記外殻部8とハウジング2の間に弾性部材を配置し、外殻部8の第2外殻部を握ることで打撃の振動の伝達を緩衝することでも上記同様の効果を奏する。
また、本発明では、外殻部8は、ハウジング2の一部を覆う構成としているが、ハウジング2全体を外殻部8で多い、前記外殻部8とハウジング2の間に弾性部材を配置し、外殻部8の第2外殻部を握ることで打撃の振動の伝達を緩衝することでも上記同様の効果を奏する。
上記の実施の形態では空気式の釘打機を用いて説明を行ったが、本発明は空気式以外の打込機、例えば、電気を動力源とした打込み機や、燃焼ガスを動力源とした打込機などに対しても適用可能である。
1、1B、1C、1D、1E 釘打機
2 ハウジング
2A 本体部
2B ハンドル部
2C キャップ
3 シリンダ
4 ピストン
8 外殻部
8A 第1外殻部
8B 第2外殻部
8C 第3外殻部
9A トランザトリユニット
9B ハンドル部
10B ゴムリングユニット
11B トランザトリユニット
12 トリガ
20A ゴムリングユニット
20B コイルスプリング
41 ドライバブレード
43 バンパ
110B トランザトリユニット
2 ハウジング
2A 本体部
2B ハンドル部
2C キャップ
3 シリンダ
4 ピストン
8 外殻部
8A 第1外殻部
8B 第2外殻部
8C 第3外殻部
9A トランザトリユニット
9B ハンドル部
10B ゴムリングユニット
11B トランザトリユニット
12 トリガ
20A ゴムリングユニット
20B コイルスプリング
41 ドライバブレード
43 バンパ
110B トランザトリユニット
Claims (6)
- 本体部とハンドル部とを有するハウジングと、
該本体部内を往復動可能に設けられたピストンと、
該ピストンと一体に設けられ、止具を打撃するドライバブレードと、
該本体部と接続され、該ドライバブレードに打撃された止具を射出する射出孔を有するノーズ部と、
該ハウジング内に設けられ、該ピストンを駆動する駆動機構を備える打込機において、
該本体部の少なくとも一部と、該ハンドル部の少なくとも一部を覆う外殻部と、
該外郭部に設けられたグリップ部と、
該本体部と該外殻部との間に設けられた弾性変形部とを備えることを特徴とする打込機。 - 該弾性変形部は、該本体部の左右側面において、該シリンダを挟む位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の打込機。
- 該弾性変形部は、該ピストンの往復動方向に変位可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の打込機。
- 該ハンドル部は、該本体部と接続された一端部と、一端部とは反対側の反シリンダ側の他端部とを有し、
該他端部と該外殻部との間に第2の弾性変形部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の打込機。 - 該ハンドル部は、該本体部と接続された一端部と、一端部とは反対側の他端部とを有し、
一端を該ノーズ部に接続され、多端を止具を収納するマガジンを有し、
該マガジンの他端は該ハンドル部の他端部に接続され、
該本体部と、第1外殻部との間に設けられた第1弾性変形部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の打込機。 - 該弾性変形部は、トランザトリ・ユニットと、ナイトハルトばねとの少なくとも1つを有することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の打込機。
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JP2013115792A JP2014233786A (ja) | 2013-05-31 | 2013-05-31 | 打込機 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019141938A (ja) * | 2018-02-19 | 2019-08-29 | マックス株式会社 | 打込み工具 |
US11911885B2 (en) | 2018-01-19 | 2024-02-27 | Max Co., Ltd. | Driving tool |
-
2013
- 2013-05-31 JP JP2013115792A patent/JP2014233786A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11911885B2 (en) | 2018-01-19 | 2024-02-27 | Max Co., Ltd. | Driving tool |
JP2019141938A (ja) * | 2018-02-19 | 2019-08-29 | マックス株式会社 | 打込み工具 |
JP7047446B2 (ja) | 2018-02-19 | 2022-04-05 | マックス株式会社 | 打込み工具 |
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