JP2014232587A - 電気コネクタのハウジング - Google Patents

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Abstract

【課題】端子収容室内で導電端子を安定させることで、電気接続信頼性の低下を抑止することが可能な電気コネクタのハウジングを提供する。【解決手段】電気コネクタ10のハウジング30は、端子収容室321に、雌端子20の抜け防止用の突起部324を有するランス部323が形成されている。ランス部323は、雌端子20が突起部324を通過するときに、突起部324により押されて弾性変形し、突起部324が雌端子20に係止するときに弾性復帰する可撓部325を備えている。可撓部325は、両端が固定されたアーチ状に形成されていることで、雌端子20を弾性復帰力により押圧して、端子収容室321の壁面との間での変位を規制する。【選択図】図7

Description

本発明は、ケーブルが接続された導電端子が、端子収容室に挿入される電気コネクタのハウジングに関するものである。
電気コネクタは、ケーブルを基端に接続した導電端子である雌端子を、ハウジングに形成された端子収容室に挿入した際に、雌端子の抜けを防止するために、雌端子の凹部に引っ掛けるための突起部が、端子収容室の壁面に形成されている。このような突起部(ランス)を備えた電気コネクタに関する技術として、特許文献1,2に記載されたものが知られている。
特許文献1に記載の「コネクタ」は、ランスにおける端子金具(導電端子)との対向面には、凹部に概ね沿った形状の沿面と、前方へ向かって上り勾配を成すと共に、係止突部のランスに対する押圧動作を案内可能な案内傾斜面とが前後に形成され、且つ沿面と案内傾斜面との間には、案内傾斜面よりも緩やかな勾配を成す逃がし傾斜面が形成されたものである。
特許文献2に記載の「端子の係止方法及び装置」は、先端に接触子が形成され、この接触子の後部に傾斜部を備えた突出部が形成され、この突出部の傾斜面が端子収容室の位置決め部内に押し付けられることで挟持されると同時に、係止突起が端子の係止部内に入り、端子を固定するものである。
特開2005−158418号公報 特開平7−78648号公報
特許文献1に記載の「コネクタ」は、端子収容室から導電端子を取り外す際に、ランスを強制的に撓み変形させるときランスの突起の形状に関するものである。一方、端子収容室は、導電端子が端子収容室の後方から挿入され、前方に向かって進行するため、導電端子に対して余裕を持たせた寸法とする必要がある。また、端子収容室と導電端子とは、それぞれ公差もあるため、このような面からも、互いに余裕を持たせた寸法とする必要がある。
そうなると、端子収容室に挿入された状態の導電端子は、ランス部に係止され、引き抜けない状態となるものの、ケーブルが揺動すると、ランス部の突起部を支点にして、端子収容室内で、軸線がふらつくような、がたつきが生じる。
この点、特許文献2に記載の「端子の係止方法及び装置」では、位置決め部に嵌合する突出部の後部の垂直面に、係止突起の垂直係止面が当接して、端子を端子収容室の位置決め部へ押し付けることで、端子を固定しているため、端子の前後方向(端子の挿抜方向)のがたつきは防止できるものの、位置決め部に嵌合した突出部を中心とした上下方向(端子の挿抜方向と交差する方向)へのがたつきは防ぎ切れない可能性がある。
例えば、従来の電気コネクタが、振動の激しい場所に設置される場合では、雌端子が揺動してがたつくことで、雌端子を構成する各部同士が擦れ、微摺動摩耗が発生する。微摺動摩耗が発生すると、電気抵抗が上昇してしまうため、電気コネクタの電気接続信頼性が低下してしまう。
そこで本発明は、端子収容室内で導電端子を安定させることで、電気接続信頼性の低下を抑止することが可能な電気コネクタのハウジングを提供することを目的とする。
本発明は、端子収容室に、導電端子の抜け防止用の突起部を有するランス部が形成され、前記ランス部は、前記導電端子が前記突起部を通過するときに、前記突起部により押されて弾性変形し、前記突起部が前記導電端子に係止するときに弾性復帰する可撓部を備えた電気コネクタのハウジングにおいて、前記可撓部は、前記雄端子を弾性復帰力により押圧して、前記端子収容室の壁面との間での変位を規制することを特徴とする。
本発明の電気コネクタのハウジングによれば、導電端子に挿抜方向に揺れる振動や、挿抜方向と直交する方向への振動があっても、導電端子が、可撓部と端子収容室の壁面との間で押圧され、挟持されるので、導電端子の変位が規制される。従って、導電端子ががたつくことで導電端子を構成する部材同士が擦れたりすることが抑止できるので、微摺動摩耗による電気抵抗の上昇を抑制することができる。
前記可撓部は、両端が固定されているのが望ましい。両端が固定されている方が、片一方のみが固定された状態より、弾性復帰力を大きくすることができるので、可撓部により導電端子を強く押圧させることができる。
前記可撓部は、可撓する両端部の厚みが、前記導電端子を押圧する押圧部より薄く形成されていると、可撓部を両端部で撓ませやすいため、押圧部でしっかりと導電端子を押圧させることができる。
前記可撓部は、アーチ状に形成されて、前記可撓部の頂部により前記導電端子を押圧するのが望ましい。可撓部がアーチ状に形成され、可撓部の頂部により導電端子を押圧すると、可撓部の両端部を撓ませやすく、頂部により導電端子をしっかりと押圧することができる。
前記可撓部は、前記端子収容室に前記雌端子を挿入する位置から、前記突起部に至る位置までの前記導電端子と接触する接触面が、前記突起部へ前記導電端子を案内する傾斜面に形成されている望ましい。導電端子を端子収容室に挿入して突起部まで進行させる際に、可撓部の接触面が、突起部へ導電端子を案内する傾斜面に形成されていると、導電端子の進行と共に、可撓部を押し込んで撓ませることができるので、導電端子をスムーズに進行させることができる。
本発明によれば、導電端子ががたつくことで導電端子を構成する部材同士が擦れたりすることが抑止できるので、微摺動摩耗による電気抵抗の上昇を抑制することができる。従って、本発明は、端子収容室内で導電端子を安定させることで、電気接続信頼性の低下を抑止することが可能である。
本発明の実施の形態に係る電気コネクタを正面側から見た斜視図である。 図1に示す電気コネクタの正面図である。 図2のA−A線断面図である。 図1に示す電気コネクタの雌端子の斜視図である、 端子収容室に雌端子を挿入した状態を示す斜視図である。 図5に示す端子収容室に雌端子を挿入した状態の正面図である。 図6のB−B線断面図である。 端子収容室に雌端子を挿入し始めた状態の斜視図である。 図8に示す端子収容室に雌端子を挿入し始めた状態の正面図である。 図9のC−C線断面図である。 端子収容室に雌端子を挿入する途中の状態を示す斜視図である。 図11に示す端子収容室に雌端子を挿入する途中状態の一部を切り欠いた斜視図である。 図11に示す端子収容室に雌端子を挿入する途中状態の正面図である。 図13のD−D線断面図である。 図14のE−E線断面図である。 図11に示す端子収容室のスリットを説明するための一部切り欠いた状態の斜視図である。
本発明の実施の形態に係る電気コネクタを図面に基づいて説明する。
図1に示す電気コネクタ10は、針状の雄端子を有する雄側の電気コネクタが嵌合する3端子の雌型のコネクタである。電気コネクタ10は、各種のセンサの信号伝達用として使用することができる。
図1から図3に示すように、電気コネクタ10は、雄端子が挿入される雌端子20と、モールド成形により形成されたハウジング30とを備えている。
図3および図4に示すように、雌端子20は、ハウジング30に挿入される導電性の鞘状部201と、鞘状部201と導通した状態で鞘状部201内に設けられた弾性接触片202と、鞘状部201の後方に形成され、ケーブルCを圧着固定するための結束部203と、結束部203の後方に配設され、ケーブルCが挿通される防水栓(図示しない)とを備えた導電端子である。
鞘状部201、弾性接触片202および結束部203などは、導電性の良好な金属板を曲げ加工することにより、一体的に形成されている。ただし、本発明の実施形態に係る電気コネクタにおいて、弾性接触片202は鞘状部201と別体の部品で構成されている。
鞘状部201には、ハウジング30からの抜けを防止するために、後述するランス部に係合させるための凹部である第1の段差部202aが形成されている。また、鞘状部201の後端部には、後述するリヤホルダによって雌端子20の抜けを防止するための第2の段差部202bが形成されている。
なお、以下の説明においての「前後」という表現は、ハウジング30に対する雌端子20の挿入方向(図1に示す矢線X方向)を「前」とし、その反対方向を「後」として表現したものである。
図1から図3に示すように、ハウジング30は、ハウジング本体300と、フロントホルダ400と、リヤホルダ500とを備えている。
ハウジング本体300は、外形が円筒形状に形成された円筒部310と、雌端子20が配列される雌端子配列部320とを備えている。
円筒部310には、雄側の電気コネクタにおけるハウジングの前端の凸部を受け入れ、雄側の電気コネクタにおける軸線回りの回転方向の位置決めをするために、半径方向に縁部を膨出させた位置決め部311が形成されている。
円筒部310の上部には、リヤホルダ500を雌端子配列部320の後方に挿入するための開口部が形成されている。
円筒部310と、雌端子配列部320との間には、雄側の電気コネクタのハウジングが嵌入される嵌合空間340が形成されている。
雌端子配列部320には、図2に示すように、3つの端子収容室321が雌端子配列部320の軸線を中心として三角形の頂点位置に配置されている。3つの端子収容室321は、雌端子20が第1の段差部202a同士を向き合うように収納される2つの端子収容室321a,321bと、この2つの端子収容室321a,321bに雌端子20が第1の段差部202aを向けて収納される端子収容室321cとが形成されている。
図5に示すように、それぞれの端子収容室321は、挿入方向と直交する方向に沿った断面が矩形状に形成された鞘状部201の外形に合わせて、室内の断面形状が矩形状に形成されている。端子収容室321は、室内が、3面の固定壁322と、ランス部323とにより囲まれている。
端子収容室321aおよび端子収容室321bの間と、端子収容室321cの上方には、ランス部323が撓む際の退避空間Sが形成されている(図2参照)。ここで、ランス部323について、図5から図7に基づいて詳細に説明する。
ランス部323は、端子収容室321に挿入された雌端子20の抜けを防止するものである。ランス部323は、雌端子20を抜くときに第1の段差部202aに引っ掛かる突起部324と、突起部324が突設された可撓部325とを備えている。
突起部324は、台形状に形成され、不平行な一対の対辺が前方に向かって傾斜するように形成されている。可撓部325は、両端が固定壁322と繋がることで固定され、両側に沿ってスリット325a(図15、図16参照)が形成されていることで、弾性変形による変位が可能となっている。
端子収容室321の内側へ向いた可撓部325の内側面325bは、突起部324が突設された位置から両端に向かって、対向する端子収容室321の固定壁322との間の距離が徐々に拡がる円弧状に形成されている。可撓部325の背面325c(内側面325bと反対面)は平坦面に形成されている。このように、可撓部325は、両端部の厚みが薄く、中央部の厚みが厚い、アーチ状に形成されている。突起部324は、アーチ状に形成された可撓部325の頂部325fとなる中央部に突設されている。
図1に示すように、フロントホルダ400は、雌端子配列部320の前面に取り付けられ、雌端子20の押し込み過ぎを防止するためのカバーである。フロントホルダ400は、円形状に形成され、雄側の電気コネクタの端子ピンが挿入される端子収容室321に対応する位置に開口が形成されている。
リヤホルダ500は、矩形板状の天板部510と、天板部510から下方に延び、中央部が中空に形成された脚部520とを備えている。リヤホルダ500は、ハウジング本体300に形成された上部の開口部から、向かい合わせに配置された雌端子20の第2の段差部202bによってできる空間に、脚部520を挿入することで、脚部520が、それぞれの雌端子20の第2の段差部202bに係止するようにして配置される。
以上のように構成された本発明の実施の形態に係る電気コネクタの使用状態について、図面に基づいて説明する。
図8から図10に示すように、ケーブルCの芯線が結束部203に圧着固定された雌端子20の先端を、端子収容室321の後部に入れる。
端子収容室321へ雌端子20を挿入すると、雌端子20の鞘状部201の前端が、可撓部325の内側面325bと、端子収容室321の固定壁222とに摺動しながら進行する。可撓部325は、端子収容室321に雌端子20を挿入する位置から、突起部324に至る位置までの雌端子20と接触する接触面325eが、突起部324へ雌端子20を案内する傾斜面に形成されているので、雌端子20の進行と共に、可撓部325を押し込んで撓ませることができるので、雌端子20をスムーズに進行させることができる。
そして、雌端子20の鞘状部201の前端が、端子収容室321の中央部に位置すると、ランス部323の突起部324に引っ掛かる。しかし、雌端子20を強く端子収容室321に挿入することで、突起部324が押し込まれて、固定された両端の間の可撓部325が弾性変形して円弧状に撓む。可撓部325が撓み、退避空間Sに押し上げられて逃げることで、図11から図15に示すように、鞘状部201の前端が突起部324の傾斜面324aを摺動しながら前進する。
そして、図5から図7に示すように、雌端子20の前端が突起部324を通過して端子収容室321の前端まで進行すると、第1の段差部202aが突起部324を乗り越える。第1の段差部202aが突起部324を乗り越えることで、可撓部325が弾性復帰して突起部324が第1の段差部202aに引っ掛かる。これにより、雌端子20を引き抜こうとしても、第1の段差部202aが突起部324に引っ掛かるため、雌端子20は抜けない状態となる。
雌端子20のハウジング30への挿入が終わると、図1および図3に示すように、リヤホルダ500の天板部510を持って、ハウジング30の開口部に挿入する。リヤホルダ500がハウジング30の開口部に挿入されると、雌端子20を引き抜こうとしても、第2の段差部202bがリヤホルダ500の脚部520に引っ掛かるため、雌端子20は抜けない状態となる。従って、ランス部323の突起部324と、リヤホルダ500とにより、雌端子20が引き抜けてしまうことを二重に防止することができる。
雌端子20が端子収容室321に挿入されていない状態(可撓部325が撓んでいない状態)では、可撓部325の内側面325bと、対向する端子収容室321の固定壁322との間隔で、最も狭くなる部分の間隔は、雌端子20の鞘状部201の厚みより小さくなるように形成されている。従って、図7に示すように、雌端子20が端子収容室321に挿入された状態(可撓部325が撓んだ状態)では、可撓部325の内側面325bのうち、鞘状部201の厚みより、固定壁322との間隔が狭くなる押圧部325dでは、鞘状部201が挿入されることで、可撓部325の内側面325bが押された状態となる。そのため、可撓部325の弾性復帰力により、反対に、押圧部325dが鞘状部201を押圧する。押圧部325dが鞘状部201を押圧することで、鞘状部201は端子収容室321の壁面との間で挟まれて動けなくなる。これにより、可撓部325は、雌端子20の変位を規制することができる。なお、押圧部325dは、突起部324を中心として雌端子20の挿入方向における前後の位置に配置されている。
雌端子20が、雌端子20に挿抜方向に揺れる振動や、挿抜方向と直交する方向への振動があっても、押圧部325dと固定壁322との間で押圧され、挟持されるので、雌端子20の変位が規制される。そのため、雌端子20に挿入された雄端子が、がたつくことで、例えば、鞘状部201と弾性接触片202とが擦れたり、雌端子20を構成する他の部材同士が擦れたりすることを抑止することができる。従って、微摺動摩耗による電気抵抗の上昇を抑制することができるので、電気コネクタの電気接続信頼性の低下を防止することができる。
可撓部325は、両端が固定されているため、片一方のみが固定された状態より、弾性復帰力を大きくすることができるので、可撓部325の押圧部325dにより雌端子20を強く押圧させることができる。
可撓部325の可撓する両端部の厚みが、雌端子20を押圧する押圧部325dより薄く形成されているので、可撓部325を両端部で撓ませやすいため、押圧部325dでしっかりと雌端子20を押圧させることができる。
可撓部325が、アーチ状に形成されて、可撓部325の頂部325fにより雌端子20を押圧しているため、可撓部325の両端部を撓ませやすく、頂部325fを押圧部325dとして雌端子20を押圧することができる。
本実施の形態では、可撓部325が、両端部の厚みが薄く、中央部が厚いアーチ状に形成されていたが、可撓部325が雌端子20の挿入により撓めば、他の形状でもよい。例えば、可撓部として、全体的に同じ厚みのアーチ状としたり、台形状としたり、押圧部となる頂部が2つ以上ある形状としたりすることができる。
また、本実施の形態では、端子収容室321に挿入される導電端子を雌端子20として説明をしているが、雌端子20の代わりに雄端子としてもよい。
本発明のハウジングは、電気信号を導通する電線の接続手段として、自動車産業、電気電子機器産業あるいは各種機械産業などの分野において広く利用される電気コネクタに好適である。
10 電気コネクタ
20 雌端子
201 鞘状部
202 弾性接触片
202a 第1の段差部
202b 第2の段差部
203 結束部
204 防水栓
30 ハウジング
300 ハウジング本体
310 円筒部
311 位置決め部
320 雌端子配列部
321,321a,321b,321c 端子収容室
322 固定壁
323 ランス部
324 突起部
324a 傾斜面
325 可撓部
325a スリット
325b 内側面
325c 背面
325d 押圧部
325e 接触面
325f 頂部
340 嵌合空間
400 フロントホルダ
500 リヤホルダ
510 天板部
520 脚部
C ケーブル
S 退避空間
本発明は、端子収容室に、導電端子の抜け防止用の突起部を有するランス部が形成され、前記ランス部は、前記導電端子が前記突起部を通過するときに、前記突起部により押されて弾性変形し、前記突起部が前記導電端子に係止するときに弾性復帰する可撓部を備えた電気コネクタのハウジングにおいて、前記可撓部は、両端が固定されて、アーチ状に形成され、押圧部が形成されていると共に、可撓する両端部の厚みが、前記押圧部より薄く形成され、前記押圧部は、前記端子収容室への前記導電端子の挿入方向における前記突起部の前後で、前記可撓部の弾性復帰力により、前記導電端子を押圧して、前記端子収容室の壁面との間での前記導電端子の変位を規制することを特徴とする。
前記可撓部は、両端が固定されていることにより、片一方のみが固定された状態より、弾性復帰力を大きくすることができるので、可撓部により導電端子を強く押圧させることができる。
前記可撓部は、可撓する両端部の厚みが、前記導電端子を押圧する押圧部より薄く形成されているので、可撓部を両端部で撓ませやすいため、押圧部でしっかりと導電端子を押圧させることができる。
前記可撓部は、アーチ状に形成されて、前記可撓部の弾性復帰力により前記導電端子を押圧するので、可撓部の両端部を撓ませやすく、導電端子をしっかりと押圧することができる。

Claims (5)

  1. 端子収容室に、導電端子の抜け防止用の突起部を有するランス部が形成され、
    前記ランス部は、前記導電端子が前記突起部を通過するときに、前記突起部により押されて弾性変形し、前記突起部が前記導電端子に係止するときに弾性復帰する可撓部を備えた電気コネクタのハウジングにおいて、
    前記可撓部は、前記導電端子を弾性復帰力により押圧して、前記端子収容室の壁面との間での変位を規制する電気コネクタのハウジング。
  2. 前記可撓部は、両端が固定されている請求項1記載の電気コネクタのハウジング。
  3. 前記可撓部は、可撓する両端部の厚みが、前記導電端子を押圧する押圧部より薄く形成されている請求項2記載の電気コネクタのハウジング。
  4. 前記可撓部は、アーチ状に形成されて、前記可撓部の頂部により前記導電端子を押圧する請求項2または3記載の電気コネクタのハウジング。
  5. 前記可撓部は、前記端子収容室に前記導電端子を挿入する位置から、前記突起部に至る位置までの前記導電端子と接触する接触面が、前記突起部へ前記導電端子を案内する傾斜面に形成されている請求項1から4のいずれかの項に記載の電気コネクタのハウジング。
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