JP2014231326A - ロック付きキャスターならびに該キャスターを適用した歩行器及び椅子 - Google Patents

ロック付きキャスターならびに該キャスターを適用した歩行器及び椅子 Download PDF

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Abstract

【課題】荷重がかかり始めた段階で車輪を自動的にロックし、その後、さらに荷重が増大したときに車輪のロック状態を自動的に解除するキャスターを提供する。【解決手段】本発明によれば、車輪を軸支するフォーク部と、前記フォーク部に固設される堅軸に嵌合し該フォーク部に弾性体を介して摺動自在に支持される軸受け部と、前記車輪を制動するための制動体と、前記軸受け部の軸方向の摺動を前記制動体に伝達するためのリンク機構とを含むキャスターであって、前記軸受け部にかかる荷重が第1の大きさのときに、前記制動体と前記車輪の回転部が非接触とされ、前記軸受け部にかかる荷重が前記第1の大きさよりも大きい第2の大きさのときに、前記制動体が前記車輪の回転部に接触して該車輪を制動し、前記軸受け部にかかる荷重が前記第2の大きさよりも大きい第3の大きさのときに、前記制動体と前記車輪の回転部が非接触とされる、キャスターが提供される。【選択図】図2

Description

本発明は、ロック付きキャスターならびに該キャスターを適用した歩行器及び椅子に関する。
従来、何らかの理由で歩行が困難になった人の自立歩行を支援するためのキャスター付き歩行器が提供されている(例えば、特許文献1)。しかしながら、従来のキャスター付き歩行器は、ユーザの姿勢が安定しない状態(例えば、ユーザが掴まり立ちを始めるときなど)において身体のバランスを崩したとき、歩行器が予期せぬ方向に暴走する虞があり、非常に危険である。もちろん、その都度、キャスターを手動でロックすれば済むことであるが、キャスターがロックされたままでは歩行ができないので、今度は他の人の助けを借りてロックを解除してもらわなければならない。
特開2012−125548号公報
本発明は、上記従来技術における課題に鑑みてなされたものであり、本発明は、荷重がかかり始めた段階で車輪を自動的にロックし、その後、さらに荷重が増大したときに車輪のロック状態を自動的に解除することができる新規なキャスター構造を提供することを目的とする。
本発明者は、荷重がかかり始めた段階で車輪を自動的にロックし、その後、さらに荷重が増大したときに車輪のロック状態を自動的に解除することができるキャスター構造につき鋭意検討した結果、以下の構成に想到し、本発明に至ったのである。
すなわち、本発明によれば、車輪を軸支するフォーク部と、前記フォーク部に固設される堅軸に嵌合し該フォーク部に弾性体を介して摺動自在に支持される軸受け部と、前記車輪を制動するための制動体と、前記軸受け部の軸方向の摺動を前記制動体に伝達するためのリンク機構とを含むキャスターであって、前記軸受け部にかかる荷重が第1の大きさのときに、前記制動体と前記車輪の回転部が非接触とされ、前記軸受け部にかかる荷重が前記第1の大きさよりも大きい第2の大きさのときに、前記制動体が前記車輪の回転部に接触して該車輪を制動し、前記軸受け部にかかる荷重が前記第2の大きさよりも大きい第3の大きさのときに、前記制動体と前記車輪の回転部が非接触とされる、キャスターが提供される。
また、本発明によれば、上記キャスターを適用したキャスター付き歩行器または椅子が提供される。
上述したように、本発明によれば、荷重がかかり始めた段階で車輪を自動的にロックし、その後、さらに荷重が増大したときに車輪のロック状態を自動的に解除することができる新規なキャスターが提供される。
第1実施形態のキャスターの斜視図。 第1実施形態のキャスターの側面図および正面図。 第1実施形態のキャスターの動作を説明するための概念図。 第1実施形態のキャスターの動作を説明するための概念図。 第1実施形態のキャスターの動作を説明するための概念図。 第2実施形態のキャスターの斜視図。 第2実施形態のキャスターの側面図および正面図。 第2実施形態のキャスターの動作を説明するための概念図。 第2実施形態のキャスターの動作を説明するための概念図。 第2実施形態のキャスターの動作を説明するための概念図。 第3実施形態のキャスターの斜視図。 第3実施形態のキャスターの側面図および正面図。 第3実施形態のキャスターの動作を説明するための概念図。 第3実施形態のキャスターの動作を説明するための概念図。 第3実施形態のキャスターの動作を説明するための概念図。 第4実施形態のキャスターの斜視図。 第4実施形態のキャスターの側面図および正面図。 第4実施形態のキャスターの動作を説明するための概念図。 第4実施形態のキャスターの動作を説明するための概念図。 第4実施形態のキャスターの動作を説明するための概念図。 本実施形態のキャスターを適用したキャスター付き歩行器を示す図。 本実施形態のキャスター付き歩行器の挙動を説明するための概念図。
以下、本発明を図面に示した実施の形態をもって説明するが、本発明は、図面に示した実施の形態に限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態であるキャスター100の斜視図を示し、図2(a)および(b)は、キャスター100の側面図および正面図を示す。
図2に示すように、キャスター100は、車輪10を軸支するフォーク部12、円柱状の軸受け部13、リンク14および縦長状のアーム部17を含んで構成されている。
本実施形態においては、フォーク部12に堅軸12aが固設されており、堅軸12aの外周にはリング状の制動体16が形成されている。
軸受け部13は、堅軸12aに弾性体15を介在させた状態で嵌合されており、弾性体15の付勢力によりフォーク部12から浮遊した状態で支持されている。このため、軸受け部13は、荷重を受けたことに応答して堅軸12aの軸方向に摺動し、さらに、軸周り方向にも摺動自在に構成されている。なお、弾性体15は、図2に示す弦巻バネに限定されるものではなく、板バネやエラストマーなど他の適切な弾性体を採用してもよい。
アーム部17は、車輪10を囲うコの字形状を備えており、フォーク部12に固設される車輪カバー11の先端に設けられた軸18に対して揺動自在に軸支されている。また、アーム部17の揺動側の端部には、車輪10の外周部に対して摩擦抵抗を付与して車輪10を制動するための制動体20(破線で示す)が固定されている。
ここで、本実施形態においては、軸受け部13にリンク14の一方の端が接続され、他方の端がアーム部17の揺動側に設けられた軸19に対して軸支されている。その結果、軸受け部13が堅軸12aの軸方向に摺動するのに応じて、アーム部17が軸18を中心に揺動するように構成されている。
以上、第1実施形態のキャスター100の構成について概説してきたが、続いて、キャスター100の動作を図3〜図5に基づいて説明する。なお、各図においては、キャスター100の側面図に加えて軸受け部13近傍の側断面図および断面図(A-A’)を示す。
図3は、軸受け部13にかかる荷重が小さい場合におけるキャスター100の状態を示している。図3に示すように、キャスター100において、アーム部17を揺動自在に軸支する軸18は、車軸10aに平行であり、且つ、車軸10aと略等しい高さに位置している。ここで、“高さ”とは車輪10の接地面を基準とした高さを意味する(同様に、以下の説明において“高さ”は接地面を基準とした高さを意味する)。
軸受け部13にかかる荷重が小さい場合、制動体20の位置の高さは車軸10aの位置の高さよりも高くなる。その結果、制動体20と車輪10は非接触な状態を維持し、車輪10は回転自在となる。
一方、このとき制動体16の周りには制動体16に摩擦抵抗を付与する対象がないので、堅軸12aは、軸周り方向に摺動自在となる。このことは、堅軸12aに接続されたフォーク部12に軸支される車輪10が軸周り方向に摺動自在となることを意味する。
図4は、軸受け部13にかかる荷重が中程度の場合におけるキャスター100の状態を示している。この場合、制動体20の位置の高さが車軸10aの位置の高さと略等しくなり、制動体20が車輪10の外周部が接触する。その結果、制動体20によって車輪10の外周部に摩擦抵抗が付与され、車輪10の回転が制動される(車輪10がロックする)。換言すれば、端部に固定された制動体20の位置の高さが車軸10aの位置の高さと略等しいときに制動体20と車輪10が必要十分な摩擦抵抗をもって接触するようにアーム部17および制動体20の寸法が設計される。
一方、このとき軸受け部13の内部にリング状の突条として形成された摩擦抵抗付与部13aが制動体16の外周に接触して摩擦抵抗を付与する。その結果、堅軸12aの軸周り方向の摺動が制動される。
図5は、軸受け部13にかかる荷重が大きい場合におけるキャスター100の状態を示している。この場合、制動体20の位置の高さは車軸10aの位置の高さよりも低くなる。その結果、制動体20と車輪10は非接触な状態を維持し、車輪10は回転自在となる。
一方、このとき制動体16と摩擦抵抗付与部13aの接触が解除され、制動体16は、軸受け部13の内部に形成された中空部において非接触状態に維持される。その結果、堅軸12aが軸周り方向に摺動自在となる。
以上説明したように、本実施形態のキャスター100は、軸受け部13にかかる荷重が小さいとき(すなわち、荷重が第1の大きさの範囲内にあるとき)に、制動体20と車輪10、ならびに、制動体16と摩擦抵抗付与部13aがいずれも非接触の状態を維持し、軸受け部13にかかる荷重が中程度のとき(すなわち、荷重が第1の大きさよりも大きい第2の大きさの範囲内にあるとき)に、制動体20と車輪10、ならびに、制動体16と摩擦抵抗付与部13aのそれぞれが接触して摩擦抵抗により制動し、軸受け部13にかかる荷重が大きいとき(すなわち、荷重が第2の大きさよりも大きい第3の大きさの範囲内にあるとき)に、制動体20と車輪10、ならびに、制動体16と摩擦抵抗付与部13aがいずれも非接触の状態を維持するように構成される。
換言すれば、本実施形態においては、軸受け部13にかかる荷重の大きさに応じて、車輪10および堅軸12aが上述した態様で制動されるように、弾性体15の付勢力、堅軸12a上の制動体16の固定位置、ならびに、軸受け部13における摩擦抵抗付与部13aおよび中空部の形成位置が設計される。
以上、本発明を第1実施形態のキャスター100に基づいて説明してきたが、本発明は、上述した構成に限定されるものではなく、本発明は、車輪を軸支するフォーク部と、車輪を制動するための制動体と、フォーク部に固設される堅軸に嵌合し当該フォーク部に弾性体を介して摺動自在に支持される軸受け部を含むキャスター構造において、軸受け部の軸方向の摺動を制動体に伝達するためのリンク機構を備えることにより、軸受け部に対して荷重がかかり始めた段階で車輪を自動的にロックし、その後、さらに荷重が増大したときに車輪のロック状態を自動的に解除する構成を備えていればよい。
この点につき、本発明を他の実施形態に基づいて説明する。なお、以下に参照する各図においては、上述した第1実施形態と共通する要素について同じ符号を用い、適宜、その説明を省略するものとする。
(第2実施形態)
図6は、本発明の第2の実施形態であるキャスター200の斜視図を示し、図7(a)および(b)は、キャスター200の側面図および正面図を示す。
図7に示すように、本実施形態のキャスター200と上述したキャスター100とは、車輪10、フォーク部12(堅軸12aおよび制動体16を含む)、軸受け部13、および弾性体15において共通し、車輪10を制動するための制動体および当該制動体に対して軸受け部13の軸方向の摺動を伝達するためのリンク機構の構成が異なる。
キャスター200におけるリンク機構は、リンク22と車輪10を囲うように配置される縦長状の枠部23で構成される。枠部23の2つの長辺にはガイド部23aが形成され、枠部23の両端には、車輪10の外周部に対して摩擦抵抗を付与して車輪10を制動するための制動体24(破線で示す)が固定されている。
ここで、本実施形態においては、軸受け部13にリンク22の一方の端が接続されており、他方の端が枠部23に接続されている。その結果、軸受け部13が堅軸12aの軸方向に摺動するのに応じて、枠部23が接地面に対して略垂直方向に上下する。このとき、車軸10aに緩く嵌合されたガイド部23aは、枠部23の上下方向の動きをガイドする働きをする。
以上、第2実施形態のキャスター200の構成について概説してきたが、続いて、キャスター200の動作を図8〜図10に基づいて説明する。なお、各図においては、キャスター200の側面図に加えて軸受け部13近傍の側断面図および断面図(A-A’)を示す。
図8は、軸受け部13にかかる荷重が小さい場合におけるキャスター200の状態を示している。この場合、制動体24の位置の高さは車軸10aの位置の高さよりも高くなる。その結果、制動体24と車輪10は非接触な状態を維持し、車輪10は回転自在となる。
一方、このとき制動体16の周りには制動体16に摩擦抵抗を付与する対象がないので、堅軸12aは軸周り方向に摺動自在となる。
図9は、軸受け部13にかかる荷重が中程度の場合におけるキャスター200の状態を示している。この場合、制動体24の位置の高さが車軸10aの位置の高さと略等しくなり、制動体24が車輪10の外周部に接触する。その結果、制動体24によって車輪10の外周部に摩擦抵抗が付与され、車輪10の回転が制動される(車輪10がロックする)。換言すれば、端部に固定された制動体24の位置の高さが車軸10aの位置の高さと略等しいときに制動体24と車輪10が摩擦抵抗をもって接触するように枠部23の寸法が設計される。
一方、このとき軸受け部13の摩擦抵抗付与部13aが制動体16の外周に接触して摩擦抵抗を付与し、その結果、堅軸12aの軸周り方向の摺動が制動される。
図10は、軸受け部13にかかる荷重が大きい場合におけるキャスター200の状態を示している。この場合、制動体24の位置の高さは車軸10aの位置の高さよりも低くなる。その結果、制動体24と車輪10は非接触な状態を維持し、車輪10は回転自在となる。
一方、このとき制動体16と摩擦抵抗付与部13aの接触が解除され、制動体16は、軸受け部13の内部に形成された中空部において非接触状態に維持される。その結果、堅軸12aが軸周り方向に摺動自在となる。
(第3実施形態)
図11は、本発明の第3の実施形態であるキャスター300の斜視図を示し、図12(a)および(b)は、キャスター300の側面図および正面図を示す。
図12に示すように、本実施形態のキャスター300と上述したキャスター100とは、フォーク部12(堅軸12aおよび制動体16を含む)、軸受け部13、および弾性体15において共通し、フォーク部12が軸支する車輪とこれを制動するための制動体および当該制動体に対して軸受け部13の軸方向の摺動を伝達するためのリンク機構の構成が異なる。
キャスター300の車輪30は、回転部としてのブレーキドラム31、制動体としての一対のブレーキシュー32およびブレーキカム35を含むドラムブレーキ機構を具備する。なお、ブレーキドラム31内に収容される一対のブレーキシュー32には、弾性体(図示せず)によって互いを近づける付勢力が付与されている。
一方、キャスター300におけるリンク機構は、軸受け部13に一方の端が接続されるリンク33、リンク33に軸支されるリンク34およびリンク34に軸支されるブレーキカム35からなり、軸受け部13が堅軸12aの軸方向に摺動するのに応じて、ブレーキカム35が回動するように構成されている。
以上、第3実施形態のキャスター300の構成について概説してきたが、続いて、キャスター300の動作を図13〜図15に基づいて説明する。なお、各図においては、キャスター300の側面図に加えて軸受け部13近傍の側断面図および断面図(A-A’)を示す。
図13は、軸受け部13にかかる荷重が小さい場合(荷重が第1の大きさの範囲内にあるとき)におけるキャスター300の状態を示している。この場合、ブレーキカム35の回動角度が所定の範囲内(第1の角度)に留まるため、制動体としてのブレーキシュー32に対する十分な押圧力を発揮しない。その結果、ブレーキシュー32と車輪30に固定された回転部であるブレーキドラム31は非接触な状態を維持し、車輪30は回転自在となる。
一方、このとき制動体16の周りには制動体16に摩擦抵抗を付与する対象がないので、堅軸12aは軸周り方向に摺動自在となる。
図14は、軸受け部13にかかる荷重が中程度の場合におけるキャスター300の状態を示している。この場合、ブレーキカム35は、第1の角度より大きい第2の角度だけ回動するため、てこの原理により必要十分な押圧力をもってブレーキシュー32が拡開してブレーキドラム31に接触させる。その結果、ブレーキドラム31に摩擦抵抗が付与され、車輪10の回転が制動される(車輪10がロックする)。換言すれば、中程度の荷重がかけられたときの軸受け部13の摺動量に応答して、ブレーキカム35がブレーキシュー32を必要十分に拡開するようにリンク機構(リンク33、リンク34およびブレーキカム35)が設計される。
一方、このとき軸受け部13の摩擦抵抗付与部13aが制動体16の外周に接触して摩擦抵抗を付与し、その結果、堅軸12aの軸周り方向の摺動が制動される。
図15は、軸受け部13にかかる荷重が大きい場合におけるキャスター300の状態を示している。この場合、ブレーキカム35は、第2の角度より大きい第3の角度だけ回動することでブレーキシュー32に対する押圧状態が解除される。その結果、再び、ブレーキシュー32とブレーキドラム31は非接触な状態を維持し、車輪30は回転自在となる。
一方、このとき制動体16と摩擦抵抗付与部13aの接触が解除され、制動体16は、軸受け部13の内部に形成された中空部において非接触状態に維持される。その結果、堅軸12aが軸周り方向に摺動自在となる。
(第4実施形態)
図16は、本発明の第1の実施形態であるキャスター100の斜視図を示し、図17(a)および(b)は、キャスター100の側面図および正面図を示す。
図17に示すように、本実施形態のキャスター400と上述したキャスター100とは、フォーク部12(堅軸12aおよび制動体16を含む)、軸受け部13、および弾性体15において共通し、フォーク部12が軸支する車輪とこれを制動するための制動体および当該制動体に対して軸受け部13の軸方向の摺動を伝達するためのリンク機構の構成が異なる。
キャスター400の車輪40は、回転部としてのブレーキディスク41および制動体としての一対のブレーキパッド42を含むディスクブレーキ機構を具備する。ブレーキディスク41を鋏むように配置される一対のブレーキパッド42には、弾性体によって互いを遠ざける付勢力が付与されている。
一方、キャスター400におけるリンク機構は、軸受け部13に一方の端が接続されるリンク43、リンク43に固定されるリンク44、リンク45、リンク44およびリンク45の両端において、2つの軸で軸支される一対のカム46からなり、軸受け部13が堅軸12aの軸方向に摺動するのに応じて、カム46が回動するように構成されている。
以上、第4実施形態のキャスター400の構成について概説してきたが、続いて、キャスター400の動作を図18〜図20に基づいて説明する。なお、各図においては、キャスター400の側面図に加えて軸受け部13近傍の側断面図および断面図(A-A’)を示す。
図18は、軸受け部13にかかる荷重が小さい場合(荷重が第1の大きさの範囲内にあるとき)におけるキャスター400の状態を示している。この場合、カム46の回動角度が所定の範囲内(第1の角度)に留まるため、制動体としてのブレーキパッド42に対する十分な押圧力を発揮しない。その結果、ブレーキパッド42と車輪40に固定された回転部であるブレーキディスク41は非接触な状態を維持し、車輪40は回転自在となる。
一方、このとき制動体16の周りには制動体16に摩擦抵抗を付与する対象がないので、堅軸12aは軸周り方向に摺動自在となる。
図19は、軸受け部13にかかる荷重が中程度の場合におけるキャスター400の状態を示している。この場合、カム46は、第1の角度より大きい第2の角度だけ回動してブレーキパッド42を必要十分な力で押圧し、ブレーキディスク41に接触させる。その結果、ブレーキパッド42によってブレーキディスク41に摩擦抵抗が付与され、車輪40の回転が制動される(車輪40がロックする)。換言すれば、中程度の荷重がかけられたときの軸受け部13の摺動量に応答して、カム46がブレーキパッド42を必要十分な力で押圧するようにリンク機構(リンク44、リンク45および一対のカム46)が設計される。
一方、このとき軸受け部13の摩擦抵抗付与部13aが制動体16の外周に接触して摩擦抵抗を付与し、その結果、堅軸12aの軸周り方向の摺動が制動される。
図20は、軸受け部13にかかる荷重が大きい場合におけるキャスター400の状態を示している。この場合、カム46は、第2の角度より大きい第3の角度だけ回動することでブレーキパッド42に対する押圧状態が解除される。その結果、ブレーキパッド42とブレーキディスク41は再び非接触状態に戻り、車輪40は回転自在となる。
一方、このとき制動体16と摩擦抵抗付与部13aの接触が解除され、制動体16は、軸受け部13の内部に形成された中空部において非接触状態に維持される。その結果、堅軸12aが軸周り方向に摺動自在となる。
以上、本発明を第1〜第4の実施形態に基づいて説明してきたが、続いて、本発明のキャスターを適用したキャスター付き歩行器について説明する。なお、以下の説明は、便宜上、第1実施形態のキャスター100を適用した例に基づいて行うものとする。
図21は、本実施形態のキャスター100を適用したキャスター付き歩行器500の側面図を示す。歩行器500においては、4本の足502のそれぞれの底面に対してキャスター100の軸受け部13が固設されており、歩行器500にかかる荷重が4つの軸受け部13に分散して付加されるように構成されている。以下、使用時における歩行器500の挙動を図22に基づいて説明する。
図22(a)は、ベッドに座ったユーザが手を伸ばして歩行器500を引き寄せようとしている場面を示している。このような場面では、車輪がロックされていると歩行器500を片手で引き寄せることができない。この点につき、本実施形態の歩行器500では、キャスター100にかかる荷重が小さいとき(すなわち、荷重が第1の大きさの範囲内にあるとき)、車輪10がロック解除状態に維持される。つまり、図22(a)に示す場面では、キャスター100がフリーになり、ユーザは片手で難なく歩行器500を引き寄せることができる。
図22(b)は、ユーザが歩行器500の手すりに掴まりながら歩行器500側に体重を移動しようとしている場面を示している。このような場面では、車輪がきちんとロックされていないと歩行器500が思わぬ方向に動き出す虞があり、非常に危険である。この点につき、本実施形態の歩行器500では、キャスター100にかかる荷重が中程度のとき(すなわち、荷重が第1の大きさよりも大きい第2の大きさの範囲内にあるとき)、車輪10が自動的にロックされる。つまり、図22(b)に示す場面では、キャスター100がロックされ、ユーザは安心して歩行器500に掴まり立ちすることができる。
図22(c)は、ユーザが歩行器500の手すりに全体重を預けた状態で歩行しようとしている場面を示している。このような場面では、車輪がロックされているとユーザは前に進むことができない。この点につき、本実施形態の歩行器500では、キャスター100にかかる荷重が大きいとき(すなわち、荷重が第2の大きさよりも大きい第3の大きさの範囲内にあるとき)、車輪10のロックが自動的に解除される。つまり、図22(c)に示す場面では、車輪10のロックが自動的に解除され、ユーザは掴まり立ちの状態からスムーズに歩行に移ることができる。
以上、本発明について実施形態をもって説明してきたが、本発明のキャスターは、キャスター付き歩行器への適用に限定されるものではなく、キャスター付き椅子全般に適用することができる。
例えば、普通の椅子よりも座高の高いキャスター付きキッチンチェアには、上述したキャスター付き歩行器と同様の問題がある。すなわち、ユーザが座高の高いキャスター付きキッチンチェアに座ろうとするときに車輪がきちんとロックされていないと、身体のバランスを崩したときキッチンチェアが予期せぬ方向に暴走する虞があり、非常に危険である。この点につき、本発明のキャスターをキャスター付きキッチンチェアに適用すれば、ユーザが椅子に腰掛け始めたときは、キャスター自動的にロックし、ユーザがしっかりと腰掛けるのを待ってキャスターのロックが自動的に解除されるので、安全に使用することができる。
その他、当業者が推考しうる実施態様の範囲内において、本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
10…車輪
10a…車軸
11…車輪カバー
12…フォーク部
12a…堅軸
13…軸受け部
13a…摩擦抵抗付与部
14…リンク
15…弾性体
16…制動体
17…アーム部
18…軸
19…軸
20…制動体
22…リンク
23…枠部
23a…ガイド部
24…制動体
30…車輪
31…ブレーキドラム
32…ブレーキシュー
33…リンク
34…リンク
35…ブレーキカム
40…車輪
41…ブレーキディスク
42…ブレーキパッド
43…リンク
44…リンク
45…リンク
46…カム
100…キャスター
200…キャスター
300…キャスター
400…キャスター
500…歩行器
502…足

Claims (8)

  1. 車輪を軸支するフォーク部と、
    前記フォーク部に固設される堅軸に嵌合し該フォーク部に弾性体を介して摺動自在に支持される軸受け部と、
    前記車輪を制動するための制動体と、
    前記軸受け部の軸方向の摺動を前記制動体に伝達するためのリンク機構と
    を含むキャスターであって、
    前記軸受け部にかかる荷重が第1の大きさのときに、前記制動体と前記車輪の回転部が非接触とされ、
    前記軸受け部にかかる荷重が前記第1の大きさよりも大きい第2の大きさのときに、前記制動体が前記車輪の回転部に接触して該車輪を制動し、
    前記軸受け部にかかる荷重が前記第2の大きさよりも大きい第3の大きさのときに、前記制動体と前記車輪の回転部が非接触とされる、
    キャスター。
  2. 前記リンク機構は、
    前記車輪を囲うように配置され、車軸の位置と略等しい高さに位置する軸を中心に揺動自在に軸支される縦長状のアーム部であって、揺動側の端部に前記制動体が固定され、該制動体の位置の高さが該車輪の車軸の位置の高さと略等しいときに該制動体と該車輪が接触する、アーム部と、
    前記軸受け部と前記アーム部を接続するリンクであって、該軸受け部の軸方向の摺動に応じて該アーム部を揺動させるためのリンクと
    を含み、
    前記軸受け部にかかる荷重が前記第1の大きさのときに、前記制動体の位置の高さが前記車軸の位置の高さよりも高い状態に維持されることで該制動体と前記車輪の外周部が非接触とされ、
    前記軸受け部にかかる荷重が前記第2の大きさのときに、前記制動体の位置の高さが前記車軸の位置の高さと略等しい状態に維持されることで該制動体が該車輪の外周部に接触して該車輪を制動し、
    前記軸受け部にかかる荷重が前記第3の大きさのときに、前記制動体の位置の高さが前記車軸の位置の高さよりも低い状態に維持されることで該制動体と前記車輪の外周部が非接触とされる、
    請求項1に記載のキャスター。
  3. 前記リンク機構は、
    前記車輪を囲うように配置された縦長状の枠部であって、枠部の両端に前記制動体が固定され、該制動体の位置の高さが該車輪の車軸の位置の高さと略等しいときに該制動体と該車輪が接触する、枠部と、
    前記軸受け部と前記枠部を接続するリンクであって、該軸受け部の軸方向の摺動に応じて該枠部を接地面に対して略垂直方向に上下させるためのリンクと
    を含み、
    前記軸受け部にかかる荷重が前記第1の大きさのときに、前記制動体の位置の高さが前記車軸の位置の高さよりも高い状態に維持されることで該制動体と前記車輪の外周部が非接触とされ、
    前記軸受け部にかかる荷重が前記第2の大きさのときに、前記制動体の位置の高さが前記車軸の位置の高さと略等しい状態に維持されることで該制動体が該車輪の外周部に接触して該車輪を制動し、
    前記軸受け部にかかる荷重が前記第3の大きさのときに、前記制動体の位置の高さが前記車軸の位置の高さよりも低い状態に維持されることで該制動体と前記車輪の外周部が非接触とされる、
    請求項1に記載のキャスター。
  4. 前記車輪は、前記回転部としてのブレーキドラム、前記制動体としてのブレーキシューおよびブレーキカムを含むドラムブレーキ機構を具備し、
    前記リンク機構は、前記軸受け部の軸方向の摺動に応じて前記ブレーキカムが回動するように構成され、
    前記軸受け部にかかる荷重が前記第1の大きさのときに、前記ブレーキカムの回動角度が第1の角度になることで前記ブレーキシューと前記ブレーキドラムが非接触とされ、
    前記軸受け部にかかる荷重が前記第2の大きさのときに、前記ブレーキカムの回動角度が前記第1の角度よりも大きい第2の角度になることで前記ブレーキシューと前記ブレーキドラムが接触して前記車輪を制動し、
    前記軸受け部にかかる荷重が前記第3の大きさのときに、前記ブレーキカムの回動角度が前記第2の角度よりも大きい第3の角度になることで前記ブレーキシューと前記ブレーキドラムが非接触とされる、
    請求項1に記載のキャスター。
  5. 前記車輪は、前記回転部としてのブレーキディスクおよび前記制動体として一対のブレーキパッドを含むディスクブレーキ機構を具備し、
    前記リンク機構は、前記一対のブレーキパッドに対応する一対のカムを備え、前記軸受け部の軸方向の摺動に応じて該カムが回動して前記ブレーキパッドを前記ブレーキディスク側に押圧するように構成され、
    前記軸受け部にかかる荷重が前記第1の大きさのときに、前記カムの回動角度が第1の角度になることで前記ブレーキパッドと前記ブレーキディスクが非接触とされ、
    前記軸受け部にかかる荷重が前記第2の大きさのときに、前記カムの回動角度が前記第1の角度よりも大きい第2の角度になることで前記ブレーキパッドと前記ブレーキディスクが接触して前記車輪を制動し、
    前記軸受け部にかかる荷重が前記第3の大きさのときに、前記カムの回動角度が前記第2の角度よりも大きい第3の角度になることで前記ブレーキパッドと前記ブレーキディスクが非接触とされる、
    請求項1に記載のキャスター。
  6. 前記堅軸の外周に固定されるリング状の堅軸制動体と、該堅軸制動体の外周と接触可能な位置に配置された摩擦抵抗付与部をさらに含み、
    前記軸受け部にかかる荷重が前記第1の大きさのときに、前記堅軸制動体の位置の高さが前記摩擦抵抗付与部の位置の高さよりも低い状態に維持されることで該堅軸制動体と該摩擦抵抗付与部が非接触とされ、
    前記軸受け部にかかる荷重が前記第2の大きさのときに、前記堅軸制動体の位置の高さと前記摩擦抵抗付与部の位置の高さが略等しい状態に維持されることで該堅軸制動体と該摩擦抵抗付与部が接触して前記堅軸の軸周り方向の摺動を制動し、
    前記軸受け部にかかる荷重が前記第3の大きさのときに、前記堅軸制動体の位置の高さが前記摩擦抵抗付与部の位置の高さよりも高い状態に維持されることで該堅軸制動体と該摩擦抵抗付与部が非接触とされる、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載のキャスター。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のキャスターを適用したキャスター付き歩行器。
  8. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のキャスターを適用したキャスター付き椅子。
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