JP2014230446A - ワニス処理装置およびワニス処理方法 - Google Patents
ワニス処理装置およびワニス処理方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】ワニス処理装置1は、予備加熱ユニット2a,2b、ワニス滴下ユニット3、ワニス硬化ユニット4a,4b,4c、および制御装置6を有する。予備加熱ユニット2a,2bは、固定子を予備加熱する。ワニス滴下ユニット3は、予備加熱ユニット2a,2bにより予備加熱された固定子にワニスを塗布する。ワニス硬化ユニット4a〜4cは、固定子に塗布されたワニスを硬化させる硬化加熱を行う。制御装置6は、固定子を処理する際に、予備加熱処理におけるサイクルタイム、ワニス滴下処理におけるサイクルタイム、およびワニス硬化処理におけるサイクルタイムのうち、最も長いサイクルタイムを投入間隔時間として設定する。そして、固定子を投入間隔時間毎に予備加熱ユニットに投入して固定子のワニス処理を行う。
【選択図】図1
Description
本実施の形態の第1の概要は、ワニス処理装置(ワニス処理装置1)である。このワニス処理装置は、複数の予備加熱ユニット(予備加熱ユニット2a,2b)、1台以上のワニス滴下ユニット(ワニス滴下ユニット3)、複数のワニス硬化ユニット(ワニス硬化ユニット4a,4b,4c)、および設定制御部(制御装置6)を有する。
図1は、本発明の実施の形態によるワニス処理装置の一例を示す外観図である。
図2は、固定子におけるワニス処理時の温度プロファイルの一例を示す説明図である。
図3は、図1のワニス処理装置1におけるワニス処理の一例を示すフローチャートである。なお、この図3では、1つの固定子を搬入部8から取り出してワニス処理を行い、搬出部9に載置するまでについて説明する。
ここで、図1のワニス処理装置1において固定子のワニス処理を連続して行う場合について考える。
ここで、Ty1は、予備加熱に要する処理時間であり、Ny1は、ワニス処理装置1が有する予備加熱ユニットの台数である。
ここで、Tw2は、ワニス塗布に要する処理時間であり、Nw2は、ワニス処理装置1が有するワニス滴下ユニットの台数である。
ここで、Th3は、ワニス硬化に要する処理時間であり、Nh3は、ワニス処理装置1が有するワニス硬化ユニットの台数である。
図4は、図1のワニス処理装置1によって固定子を連続してワニス処理する際の一例を示したタイミングチャートである。
2 予備加熱ユニット部
2a 予備加熱ユニット
2b 予備加熱ユニット
3 ワニス滴下ユニット
4 ワニス硬化加熱ユニット部
4a ワニス硬化ユニット
4b ワニス硬化ユニット
4c ワニス硬化ユニット
5 搬送機構
6 制御装置
6a メモリ部
6b 演算部
6c 制御部
7 冷却ユニット
8 搬入部
9 搬出部
10 レール
Claims (8)
- 固定子を予備加熱する複数の予備加熱ユニットと、
前記予備加熱ユニットにより予備加熱された前記固定子にワニスを塗布する1台以上のワニス滴下ユニットと、
前記固定子に塗布されたワニスを硬化させる硬化加熱を行う複数のワニス硬化ユニットと、
前記固定子を処理する際に、前記予備加熱ユニットに前記固定子を投入する間隔である投入間隔時間を設定する設定制御部と、
を有し、
前記設定制御部は、前記予備加熱処理におけるサイクルタイム、前記ワニス滴下処理におけるサイクルタイム、および前記ワニス硬化処理におけるサイクルタイムのうち、最も長いサイクルタイムを投入間隔時間として設定し、前記固定子を前記投入間隔時間毎に前記予備加熱ユニットに投入して前記固定子のワニス処理を行う、ワニス処理装置。 - 請求項1記載のワニス処理装置において、
前記設定制御部は、
前記予備加熱ユニットにおける処理時間、前記ワニス滴下ユニットにおける処理時間、および前記ワニス硬化ユニットにおける処理時間の情報に基づいて、前記予備加熱処理におけるサイクルタイム、前記ワニス滴下処理におけるサイクルタイム、および前記ワニス硬化処理におけるサイクルタイムをそれぞれ算出する演算部と、
前記演算部が算出したサイクルタイムのうち、最も時間の長いサイクルタイムを投入間隔時間として設定し、前記固定子が前記投入間隔時間毎に前記予備加熱ユニットに投入されるように制御する制御部と、
を有する、ワニス処理装置。 - 請求項1記載のワニス処理装置において、
前記設定制御部は、
ワニス処理される前記固定子の種類毎に、前記予備加熱ユニット、前記ワニス滴下ユニット、および前記ワニス硬化ユニットにおけるそれぞれ処理時間の情報に基づいて、前記固定子の種類毎に、前記予備加熱処理におけるのサイクルタイム、前記ワニス滴下処理におけるサイクルタイム、および前記ワニス硬化処理におけるサイクルタイムをそれぞれ算出する演算部と、
前記演算部が算出したサイクルタイムのうち、最も長い時間のサイクルタイムを投入間隔時間として設定し、前記固定子が前記投入間隔時間毎に前記予備加熱ユニットに投入されるように制御する制御部と、
を有する、ワニス処理装置。 - 固定子を予備加熱する複数の予備加熱ユニットと、前記予備加熱ユニットにより予備加熱された前記固定子にワニスを塗布する1つ以上のワニス滴下ユニットと、前記固定子に塗布されたワニスを硬化させる硬化加熱を行う複数のワニス硬化ユニットと、前記固定子を処理する際に、前記予備加熱ユニットに前記固定子を投入する間隔である投入間隔時間を設定する設定制御部とを有するワニス処理装置によるワニス処理方法であって、
前記設定制御部が、前記予備加熱処理におけるサイクルタイム、前記ワニス滴下処理におけるサイクルタイム、および前記ワニス硬化処理におけるサイクルタイムのうち、最も時間が長いサイクルタイムを投入間隔時間として設定し、前記固定子を前記投入間隔時間毎に前記予備加熱ユニットに投入して前記固定子のワニス処理を行う、ワニス処理方法。 - 請求項4記載のワニス処理方法において、
前記投入間隔時間の設定は、
前記予備加熱ユニットが要する処理時間に基づいて、前記予備加熱処理におけるサイクルタイムを算出する第1のステップと、
前記ワニス滴下ユニットが要する処理時間に基づいて、前記ワニス滴下処理におけるサイクルタイムを算出する第2のステップと、
前記ワニス硬化ユニットが要する処理時間に基づいて、前記ワニス硬化処理におけるサイクルタイムを算出する第3のステップと、
算出した前記サイクルタイムのうち、最も時間の長いサイクルタイムを投入間隔時間として設定する第4のステップと、を有する、ワニス処理方法。 - 請求項5記載のワニス処理方法において、
前記第1のステップは、前記予備加熱ユニットの台数を2台とし、前記予備加熱ユニットにおける処理時間の1/2を前記サイクルタイムとして算出し、
前記第2のステップは、前記ワニス滴下ユニットの台数を1台とし、前記ワニス滴下ユニットにおける処理時間を前記サイクルタイムとして算出し、
前記第3のステップは、前記ワニス硬化ユニットの台数を3台とし、前記ワニス硬化ユニットにおける処理時間の1/3を前記サイクルタイムとして算出する、ワニス処理方法。 - 請求項4記載のワニス処理方法において、
前記投入間隔時間の設定は、
ワニス処理される前記固定子の種類毎に、前記予備加熱ユニットが要する処理時間に基づいて、前記予備加熱処理におけるサイクルタイムをそれぞれ算出する第1のステップと、
ワニス処理される前記固定子の種類毎に、前記ワニス滴下ユニットが要する処理時間に基づいて、前記ワニス滴下処理におけるサイクルタイムをそれぞれ算出する第2のステップと、
ワニス処理される前記固定子の種類毎に、前記ワニス硬化ユニットが要する処理時間に基づいて、前記ワニス硬化処理におけるサイクルタイムをそれぞれ算出する第3のステップと、
算出した前記サイクルタイムのうち、最も時間の長いサイクルタイムを投入間隔時間として設定する第4のステップと、を有する、ワニス処理方法。 - 請求項7記載のワニス処理方法において、
前記第1のステップは、前記予備加熱ユニットの台数を2台とし、前記予備加熱ユニットにおける処理時間の1/2を前記サイクルタイムとして算出し、
前記第2のステップは、前記ワニス滴下ユニットの台数を1台とし、前記ワニス滴下ユニットにおける処理時間を前記サイクルタイムとして算出し、
前記第3のステップは、前記ワニス硬化ユニットの台数を3台とし、前記ワニス硬化ユニットにおける処理時間の1/3を前記サイクルタイムとして算出する、ワニス処理方法。
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