JP2014229964A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ケースから電子回路ユニットおよび電源部を取り外せるようにする。【解決手段】 ケース本体部3の下部には増幅部30が、ケース本体部3の左側壁12および右側壁13に形成されている2段爪片12b,13bにより抱持されて取り付けられている。このケース本体部3の上部に、電源部40が左側壁12および右側壁13に形成されている押さえ爪片12a,13aにより抱持されて取り付けられている。ケース本体部3の左側壁12と右側壁13の間隔を拡げることにより、ケース本体部3から電源部40と増幅部30とを取り外すことができる。【選択図】 図3

Description

本発明は、屋外に設置するに適したケースを備え、ケースから電子回路ユニットおよび電源部を取り外して使用できる電子機器に関する。
テレビ受信用のアンテナで受信した受信信号は、一般に同軸ケーブルを介してテレビジョンに入力される。この場合、テレビジョンが複数台設けられている場合は、分配器を用いて受信信号を複数に分配して、分配した受信信号がそれぞれテレビジョンに入力されるようになる。複数台のテレビジョンがある場合に、各テレビジョンに入力される受信信号は、同軸ケーブルの伝送損失や分配器の分配損失により受信レベルが低下するようになり、十分な受信レベルが得られない場合がある。このような場合に使用するテレビ受信用ブースタは、受信信号を増幅する増幅ユニットが内蔵されており、増幅ユニットにより受信信号を増幅することで、同軸ケーブルの伝送損失や分配器の分配損失などの影響を改善することができる。このテレビ受信用ブースタは、アンテナの直下に設けられると、その改善効果を高くすることができる。
従来のテレビ受信用ブースタ装置を特許文献1に示すが、このテレビ受信用ブースタ装置はテレビ信号を増幅する増幅部と、この増幅部に電力を供給する電源部との二つの筐体を有し、増幅部と電源部とは互いに機構的な結合分離ができる構造とされれている。ここで、テレビ受信用のアンテナは、家屋の外壁や屋根の上など屋外の環境に設置されることが多いことから、テレビ受信用ブースタ装置もアンテナが設けられているポールや家屋の外壁に設置されることが多くなる。テレビ受信用ブースタ装置をこのように使用する場合は、増幅部を電源部から機構的に分離させて、分離させた増幅部をポールや家屋の外壁に設置し、分離した電源部を屋内に設置する。そして、TVアンテナと増幅部とを同軸ケーブルで接続すると共に、増幅部と電源部とを同軸ケーブルで接続する。これにより、電源部から同軸ケーブルを介して増幅部に電力が供給される。TVアンテナで受信したテレビ信号は、同軸ケーブルを伝搬して増幅部に入力されて増幅され、増幅されたテレビ信号は、同軸ケーブル103を介して電源部に送られる。電源部は、増幅された受信信号を出力する出力端子を有しており、出力端子から出力されるテレビ信号がテレビジョンに供給される。
また、従来、増幅器と電源部とを内蔵する増幅器ケースであって、増幅器ケース内から電源部を着脱できるようにした増幅器ケース(特許文献2参照)が知られている。この増幅器ケース100の全体構成を示す正面図を図31に、電源部を増幅器ケース内に収納する際の第1の手順を説明するための断面図で示す側面図を図32に、電源部の構成を示す正面図を図33に、電源部の構成を示す下面図を図34に、電源部の構成を示す側面図を図35に、蓋部を開けた状態であって電源部を増幅器ケース内に収納した構成を断面図で示す側面図を図36に示す。
従来の増幅器ケース100は、図31に示すように厚みの薄い直方体状をしており、増幅部131が収納されていると共に、電源部140が着脱可能に収納されている。増幅器ケース100は、ケース本体部103と、ケース本体部103に被嵌される蓋部102とから構成されている。蓋部102の一側には一対の回転支持部104が形成されており、この回転支持部104によりケース本体部103に対して回転可能とされている。ケース本体部103の下面には信号入力端子105と信号出力端子106とが設けられ、電源部140が収納されている場合は図示するように電源ケーブル107が導出されている。
図33〜図35に示す電源部140は、細長い直方体状とされており両側面からそれぞれ一対の突部141が突出するよう形成されている。突部141の断面形状は細長い矩形状とされている。また、電源部140の下面からは信号入力端子/電源出力端子142と信号出力端子143とが突出するよう設けられている。この信号入力端子/電源出力端子142と信号出力端子143とは同軸コネクタにより構成されている。さらに、電源部140の下面からはAC100Vのコンセントに装着される電源ケーブル107が導出されている。さらにまた、電源部140の下面の縁部から、増幅器ケース100内に収納する際の位置決めとなる一対の位置決め片144が突出して形成されている。
図32は電源部140を増幅器ケース100内に収納する際の手順を説明するための図であり、蓋部102をケース本体部103に対して回転させ、蓋部102を開けた状態とする。回転する際の支点は回転支持部104となる。このように蓋部102を開けることにより、ケース本体部103の上部に蓋部102の収納空間による空間が生じるようになる。そこで、電源部140をこの空間を利用して、電源部140の背面がケース本体部103の底面部115に当接するように増幅器ケース100内に収納する。次いで、下向き矢印のように電源部140を、底面部115に沿って下方へスライドさせる。この際に、電源部140の両側面に設けられている4つの突部141が、それぞれケース本体部103の側壁部に形成されている第1L字突起111および第2L字突起112に係合して下方および前方への移動が規制されて位置決めされる。さらに、位置決め片144の作用によっても電源部140が増幅部131に対して位置決めされる。これにより、電源部140の下面から突出するよう設けられている信号入力端子/電源出力端子142が増幅部131に設けられている電源入力端子132に挿入され、電源部131から増幅部140に電力が供給されるようになる。
なお、電源部140は、上記と逆の手順を行うことにより、ケース本体部103から取り外すことができる。
実開昭57−2741号公報 特許第4448151号公報
ところで、テレビ受信用のブースタは、壁面に設置されたプラボックス内や分電盤等に設置することがある。この場合、ブースタをケースのまま取り付けられる大きさの場所があれば問題ないが、取り付ける場所が狭い場合は、ケースの幅や厚み、高さ、またケースのカバーの開閉などが邪魔となり取り付けられないという問題点があった。この場合、ケースに内蔵されている増幅ユニットや電源部をケースから取り外せば、狭い取付場所であっても取り付けが可能になる場合があるが、従来、電源部をケースから取り外せる構造のブースタは知られているが、増幅ユニットを着脱自在とする構造とはされていなかった。増幅ユニットをケースから取り外すには、多くのネジを外したり特殊な工具が必要になると共に、取り外した増幅ユニットにはプラボックス内や分電盤等に取り付けるための取付手段が備えられていないことから、取付部品を別途用意して取り付ける等の手段が必要になるという問題点があった。
そこで、本発明は、屋外に設置するに適したケースを備え、ケースから電子回路ユニットおよび電源部を取り外して使用できる電子機器を提供することを目的としている。
本発明の電子機器は、背面板と、該背面板の3方の縁部から立設して形成されている左側壁、右側壁および下壁とを有し、内部に収納空間を有すると共に上面と前面が開口されている箱状の形状とされ、前記収納空間に電子回路ユニットと、該電子回路ユニットに電源を供給する電源部とが取り外し自在に収納されており、前記下壁から前記電子回路ユニットの入力用あるいは出力用の複数の端子が突出されているケース本体部と、前面板と、該前面板の3方の縁部から立設されて形成された左側壁、右側壁と上壁とを有し、前記ケース本体部の前記上面側に回転可能に枢支されて前記ケース本体部の開口された上面および前面を閉塞するよう被嵌されると共に、内部に収納空間を有する箱状の形状とされている蓋部とを備え、前記ケース本体部の前記左側壁および前記右側壁には、前記電子回路ユニットの両側の角に係合して前記電子回路ユニットを抱持する前記背面板に向かって段部間の間隔が拡がるように2段の段部が形成されている2段爪片と、前記電源部の両側の角に係合して前記電源部を抱持する押さえ爪片とが、それぞれ形成されており、前記ケース本体部の前記左側壁と前記右側壁との間隔を拡げることにより、前記ケース本体部に取り付けられた前記電子回路ユニットを取り外すことができることを最も主要な特徴としている。
本発明の電子機器は、ケース本体部の左側壁と右側壁との間隔を拡げることにより、電子回路ユニットを抱持する2段の段部が形成されている2段爪片の段部間の間隔が拡がることから、2段爪片で抱持されている電子回路ユニットを、ケース本体部からネジを取り外したり特殊な工具を使用することなく、容易に取り外すことができるようになる。
本発明の実施例のブースタの構成を示す斜視図である。 本発明の実施例のブースタにおいて、蓋部を開けた状態の構成を示す側面図である。 本発明の実施例のブースタにおいて、蓋部を中途まで開けた状態の構成を示す斜視図である。 本発明の実施例のブースタにおいて、蓋部を中途まで開けた状態の構成を示す正面図である。 本発明の実施例のブースタにおける増幅部と電源部との回路構成を示す回路図である。 本発明の実施例のブースタにおけるケース本体部の構成を示す斜視図である。 本発明の実施例のブースタにおけるケース本体部の構成を示す上面図である。 本発明の実施例のブースタにおけるケース本体部の構成を示す正面図である。 本発明の実施例のブースタにおけるケース本体部の構成を示す側面図である。 本発明の実施例のブースタにおけるケース本体部の構成を示す下面図である。 本発明の実施例のブースタにおける蓋部の構成を示す正面図である。 本発明の実施例のブースタにおける蓋部の構成を示す上面図である。 本発明の実施例のブースタにおける蓋部の構成を示す側面図である。 本発明の実施例のブースタにおける蓋部の構成を示す下面図である。 本発明の実施例のブースタにおける蓋部の構成を示す背面図である。 本発明の実施例のブースタにおける増幅部の構成を示す斜視図である。 本発明の実施例のブースタにおける増幅部の構成を示す上面図である。 本発明の実施例のブースタにおける電源部の構成を示す上面図である。 本発明の実施例のブースタにおいて、増幅部と電源部を収納したケース本体部の構成を断面図で示す側面図である。 本発明の実施例のブースタにおいて、増幅部と電源部を収納したケース本体部の構成を断面図で示す下面図である。 本発明の実施例のブースタにおいて、増幅部を収納したケース本体部の構成を断面図で示す上面図である。 本発明の実施例のブースタにおいて、増幅部をケース本体部から取り外す状態を示す斜視図である。 本発明の実施例のブースタにおいて、増幅部をケース本体部から取り外す状態を示す他の斜視図である。 本発明の実施例のブースタにおいて、増幅部をケース本体部から取り外す状態を断面図で示す上面図である。 本発明の実施例のブースタにおいて、増幅部をケース本体部から取り外す状態を断面図で示す下面図である。 本発明の実施例のブースタにおいて、増幅部を壁部に取り付けた構成を示す斜視図である。 本発明の実施例のブースタにおいて、電源部と増幅部とを壁部に取り付けた構成を示す斜視図である。 本発明の実施例のブースタにおいて、電源部と増幅部とを壁部に取り付けた構成を断面図で示す側面図である。 本発明の実施例のブースタをボックスに取り付ける状態を示す側面図である。 本発明の実施例のブースタにおいて、電源部と増幅部とをボックス内に取り付けた構成を断面図で示す側面図である。 従来の増幅器ケースの構成を示す正面図である。 従来の増幅器ケースにおいて、電源部を取り付ける手順を断面図で示す側面図である。 従来の増幅器ケースにおける電源部の構成を示す正面図である。 従来の増幅器ケースにおける電源部の構成を示す下面図である。 従来の増幅器ケースにおける電源部の構成を示す側面図である。 従来の増幅器ケースにおいて、蓋部を開けた状態を断面図で示す側面図である。
本発明の電子機器の実施例であるブースタの構成を図1ないし図4に示す。図1はブースタ1の構成を示す斜視図であり、図2はブースタ1の蓋部を開けた状態の構成を示す側面図であり、図3はブースタ1の蓋部を開けた状態の構成を示す斜視図であり、図4はブースタ1の蓋部を開けた状態の構成を示す正面図である。
これらの図に示すように、ブースタ1は、上面と前面が開口された内部に収納空間を有する所定の厚み(高さ)を有する箱状のケース本体部3と、ケース本体部3に回転可能に支持されて、開けた状態から回転させることにより、ケース本体部3の開口された上面および前面を閉塞するよう被嵌することができる内部に収納空間を有する箱状の形状の蓋部2とを備えている。蓋部2とケース本体部3とは合成樹脂を成形することにより作成されており、ケース本体部3の中には、下側にテレビ受信信号を増幅する電子回路ユニットとされる増幅部30が取り外し可能に内蔵され、増幅部30に電源を供給する電源部40が、取り外し可能に増幅部30の上側に収容されている。増幅部30には電子回路とされるTV信号を増幅する増幅回路が組まれた回路基板が収納されており、電源部40を増幅部30の上側に装着して収納した際には、電源部40から増幅部30に動作用の電源が供給される。電源部40からは、先端に電源プラグが設けられた電源ケーブル46が導出されて、電源ケーブル46はケース本体部3の下壁11に形成された溝部から外部へ導出されている。
電源部40の高さは、ケース本体部3の左側壁12、右側壁13の高さとほぼ同様とされているが、増幅部30の高さは下壁11、左側壁12、右側壁13の高さより低くされて、増幅部30の上面と下壁11、左側壁12、右側壁13と電源部40の側面とで囲まれた空間が存在している。電源部40の電源ケーブル46はこの空間を通って、外部へ導出されている。また、増幅部30の側面には増幅回路が組まれた回路基板に接続されている入力端子5および出力端子6を含む3つの同軸コネクタが突出して設けられており、この3つの同軸コネクタがケース本体部3の下壁11に形成された貫通孔を貫通して下方へ突出している。この貫通孔のそれぞれの周囲から下方へ延伸するよう円筒状のリング状部15が形成され、リング状部15は、下壁11から突出した3つの同軸コネクタのそれぞれを取り囲んでいる。さらに、下壁11のほぼ中央の前側には横長とされた矩形状の係合部16が立設して形成されている。
蓋部2は、前面板21と、前面板21の3方の縁部から立設する左側壁22、右側壁23と上壁20から構成され、後面と下面とが開口されている。左側壁22および右側壁23の上部の縁部から後方へ突出している回転支持部4を回転軸として、蓋部2は、ケース本体部3に回転可能に支持されている。前面板21の下端には後方へ向かって一対の矩形状の係止片24が立設されている。この一対の係止片24は、蓋部2を回転させてケース本体部3に被嵌した際に、下壁11に形成されている係合部16に係合する。係止片24の先端部には先端に向かって尖ったくさび状の係合片が形成されており、この係止片24が係合部16に係合するようになる。また、蓋部2をケース本体部3に被嵌した際には、ケース本体部3の左側壁12、右側壁13の外側に、蓋部の左側壁22、右側壁23が重合するよう被嵌され、左側壁22および右側壁23の縁部に形成された厚みが一段薄くされた部分が、左側壁12および右側壁13の根元に形成された溝部内に嵌入される。これにより、蓋部2をケース本体部3に被嵌した際には防滴ケースが構成される。
本発明にかかるブースタ1には増幅部30と電源部40とが収納可能とされており、その使用態様を、増幅部30と電源部40の回路構成を示す図5を参照して説明する。
増幅部30では、入力端子5に入力されたTV信号をコンデンサC1を介して増幅回路30aに供給され所定レベルとなるように増幅される。増幅回路30aにより増幅されたTV信号はコンデンサC2を介して出力端子6から出力される。増幅回路30aには電源部40から直流電源が供給される。電源部40は、供給されたAC100Vを所定の直流電圧、例えば+15Vに変換する電源回路40aを備えており、電源回路40aから出力される直流電源はコイルL2を介して信号入力端子/電源出力端子42から出力される。また、信号入力端子/電源出力端子42から入力されたTV信号は、コイルL2のインピーダンスにより電源回路40a側へは伝達されず、コンデンサC3を介して出力端子43から出力される。
ここで、電源部40がブースタ1内に収納されている場合は、点線で示す経路aのように信号入力端子/電源出力端子42は電源入力端子33に接続される。この場合は、信号入力端子/電源出力端子42から出力された直流電源は増幅部30の電源入力端子33に供給され、直流電源は増幅回路30aに供給される。なお、出力端子6側へはダイオードD1により阻止されて供給されない。これにより、ブースタ1内に収納されている電源部40から増幅部30へ電源が供給されるようになる。
また、電源部40がブースタ1から取り外されて屋内等に設置される場合は、点線で示す経路bのように信号入力端子/電源出力端子42は増幅部30の出力端子6に同軸ケーブルにより接続される。この場合は、信号入力端子/電源出力端子42から出力された直流電源は増幅部30の出力端子6に供給され、直流電源はコンデンサC2により阻止されて、コイルL1およびダイオードD1を介して増幅回路30aに供給される。これにより、ブースタ1から取り外されて設置されている電源部40から増幅部30へ電源が供給されるようになる。なお、増幅回路30aから出力されるTV信号はコイルL1のインピーダンスにより阻止され、出力端子6から出力される。また、出力端子6と信号入力端子/電源出力端子42とは同軸ケーブルにより接続されて、この同軸ケーブルにより電源部40に入力されたTV信号は、コンデンサC3を介して出力端子43から出力されて、テレビジョンやレコーダ等へ供給される。
次に、ブースタ1におけるケース本体部3の構成を図6ないし図10に示す。図6はケース本体部3の構成を示す斜視図であり、図7はケース本体部3の構成を示す上面図であり、図8はケース本体部3の構成を示す正面図であり、図9はケース本体部3の構成を示す側面図であり、図10はケース本体部の構成を示す下面図である。
これらの図に示すように、ケース本体部3は、矩形状の背面板17と、背面板17の3方の縁部から立設して形成されている左側壁12、右側壁13および下壁11とから構成されて、ケース本体部3の上側は開口されており、内部に収納空間が形成された箱状の形状とされている。増幅部30はケース本体部3の収納空間の下部に収納されており、増幅部30の下面から突出して設けられている入力端子5および出力端子6が、下壁11に形成されている貫通孔11aを貫通してケース本体部3の下面から突出している。下壁11の背面板17との境界部の両側に細長い形状の2つの挿入孔11bがそれぞれ形成されている。この挿入孔11bは、ケース本体部3に増幅部30が収納された際に、増幅部30の後述する取付足が挿入される溝とされている。
そして、対面している左側壁12と右側壁13との中央より若干上の縁部に対向するように押さえ爪片12a,13aが、それぞれ形成されている。押さえ爪片12a,13aは、背面板17に対面するよう左側壁12と右側壁13のそれぞれの面から直立した矩形状の突起として形成されており、電源部40の前面の両側の角を抱持する突起とされている。また、左側壁12と右側壁13との中央より若干下に対向するように2段爪片12b,13bが、増幅部30の高さに合わせてそれぞれ形成されている。この2段爪片12b,13bは、2段階に係合する階段状の段部が背面板17に向かって段部間の間隔が拡がるように2段形成されている。そして、背面板17に対面するよう左側壁12と右側壁13のそれぞれの面の中途から直立した矩形状の突起として形成されており、増幅部30の前面の両側の角に係合して増幅部30を抱持する突起とされている。さらに、左側壁12と右側壁13の外側には高さの低い二重壁部12c,13cがそれぞれ形成されて、左側壁12および右側壁13と二重壁部12c,13cとの間に嵌入溝12dが形成されている。嵌入溝12d,13dには、蓋部2の左側壁12と右側壁13の端部に形成されている後述する薄肉部22a,23aが嵌入されて両者が水密になるよう嵌合される。さらにまた、左側壁12と右側壁13の上部の後側の外面から両側へ突出する断面円形の軸部4aが、それぞれ形成されている。この軸部4aには、蓋部2に形成されている後述する軸孔4bが枢支されて回転支持部4が構成される。
ケース本体部3の背面板17の内面のほぼ中央には、断面円形の凸部17aが形成されており、下部には両側にそれぞれボス17bが形成されている。また、ケース本体部3の下壁11には貫通孔11aが3つ形成されており、この貫通孔11aは増幅部30の側部から突出している入力端子5および出力端子6を含む3つの同軸コネクタが貫通する穴とされている。下壁11の外面において、貫通孔11aのそれぞれの周囲からリング状に突出するリング状部15が形成されている。このリング状部15には、図示しない防水キャップが嵌合され、入力端子5および出力端子6と、これに装着される同軸プラグの部分が防水構造とされる。さらに、下壁11のほぼ中央の前側には横長とされた矩形状の係合部16が立設して形成されている。
また、ケース本体部3の背面板17の外面には保持部7が形成されており、下部から延伸するよう一対の取付部14a,14bが形成されている。この保持部7と一対の取付部14a,14bとにより建物等の外壁にブースタ1を取り付けることができるようにされている。
次に、ブースタ1における蓋部2の構成を図11ないし図15に示す。図11は蓋部2の構成を示す正面図であり、図12は蓋部2の構成を示す上面図であり、図13は蓋部2の構成を示す側面図であり、図14は蓋部2の構成を示す下面図であり、図15は蓋部2の構成を示す背面図である。
これらの図に示すように、蓋部2は、前面板21と、前面板21の3方の縁部から立設されて形成された左側壁22、右側壁23と上壁20から構成され、後面と下面とが開口されて内部に収納空間を有する箱状の形状とされている。上壁20の高さは左側壁22および右側壁23の高さより高くされており、左側壁22および右側壁23の上部が上壁20の高さに合わせるよう後方へ突出している。この突出している左側壁22および右側壁23に回転支持部4を構成している軸孔4bがそれぞれ形成されている。この軸孔4bには、ケース本体部3の左側壁12および右側壁13の上部の後側にそれぞれ形成されている円形の軸部4aが嵌合されることにより、ケース本体部3に蓋部2を枢支する回転支持部4が構成されている。
前面板21の下端には後方へ向かって一対の矩形状の係止片24が立設されている。この一対の係止片24は、蓋部2を回転させてケース本体部3に被嵌した際に、下壁11に形成されている係合部16に係合する。係止片24の先端部には先端に行くほど尖るくさび状の係合片が形成されており、この係合片が係合部16に係合するようになる。また、前面板21の下端から下方へ延伸して両側が斜辺とされ先に行くにつれて幅が狭くなる張り出し片21aが形成されている。この張り出し片21aに指をかけて手前側に力を加えることにより、ケース本体部3から蓋部2を開けることができる。さらに、蓋部2の左側壁22および右側壁23の縁部に厚さが一段薄くされた薄肉部22a,23aが形成され、蓋部2をケース本体部3に被嵌した際には、ケース本体部3の左側壁12および右側壁13と二重壁部12c,13cとの間の嵌入溝12d,13d内に、薄肉部22a,23aがそれぞれ嵌入される。
次に、ブースタ1における増幅部30の構成を図16,図17に示す。図16は増幅部30の構成を示す斜視図であり、図17は増幅部30の構成を示す上面図である。
これらの図に示す増幅部30は、高さ(厚み)の薄い直方体状とされた金属板からなる増幅部ケース31と、この増幅部ケース31の内部に収納された増幅回路が組まれた回路基板とから構成されている。回路基板は、増幅部ケース31によりシールドされて増幅回路はノイズの影響を極力受けないようにされている。増幅部ケース31の下側面31cからは回路基板に電気的に接続されている入力端子5および出力端子6を含む3つの同軸コネクタが突出している。また、3つの同軸コネクタの間に位置するように、2つの取付足32a、32bが下側面31cの下端から突出して形成されており、上側面31bの下端から1つの取付足32cが突出して形成されている。3つの取付足32a〜32cの高さ(面)は、増幅部ケース31の下面と同じ高さ(面)とされ、取付ネジ等が挿通される挿通孔がそれぞれ形成されている。また、取付足32cが形成されている上側面31bには左側面31dに寄って2つの円形の穴が形成されており、左側の穴の内部には電源入力端子33が設けられており、残る穴の中には何も設けられていない。電源入力端子33は、増幅回路の電源の端子であり回路基板に設けられている。この2つの穴は、増幅部30の上側に電源部40が装着された際に、電源部40に設けられた入力端子/電源出力端子42と出力端子43が挿入される穴とされ、入力端子/電源出力端子42は電源入力端子33に結合されて、電源部40から増幅部30に直流電源が供給されるようになる(図5に示す経路a)。また、下側面31cの上端から取付片32dが延伸して形成されている。取付片32dには、取付ネジが螺合されるネジが形成されたネジ孔が形成されている。
ブースタ1における電源部40の構成を示す上面図を図18に示す。図18に示す電源部40は、横に長い直方体状とされており、下側面41cから入力端子/電源出力端子42と出力端子43との2つの同軸コネクタが突出して設けられている。この下側面41cからは、電源ケーブル46も導出されており、また、入力端子/電源出力端子42と出力端子43と電源ケーブル46との間に位置するように2つの取付片44a、44bが、下側面41cの下端から突出して形成されている。また、前面41aと上側面41bとの角部は斜面状に面取りされており、面取りされた部分において、前面41aから下面に向かって底面を有する孔部が形成されており、孔部の底面に取付穴45が形成されている。取付片44a、44bは、電源部40の本体部41の下面と同じ面内に位置され、取付ネジが挿通される挿通孔が形成されている。さらに、前面41aの両側の左側面41dと右側面41eとの角の下部に係合溝41fがそれぞれ形成されている。
本発明にかかるブースタ1において、増幅部30と電源部40を収納したケース本体部3の構成を断面図で示す側面図を図19に示し、その構成を断面図で示す下面図を図20に、その構成を示す上面図を図21に示す。ただし、図20,図21では電源部40を省略して示している。
これらの図に示すように、ケース本体部3の下側に増幅部30が収納され、増幅部30の上側に電源部40が収納されている。増幅部30を収納する際には、下側面31cに設けられた入力端子5および出力端子6をケース本体部3に形成されている貫通孔11aに位置合わせしながら、ケース本体部3の左側壁12と右側壁13との間に収納していく。この場合、左側壁12と右側壁13に形成されている対向する2つの2段爪片12b,13bの間隔より、増幅部30の左側面31dと右側面31e間の横幅が長いことから、左側壁12と右側壁13との間が拡がるように力を加え、増幅部30を左側壁12と右側壁13との間の空間に収納していく。増幅部30の底面が背面板17の内面に接した際には、増幅部30の増幅部ケース31の左側面31dと右側面31eとが左側壁12と右側壁13にそれぞれ接するようになると共に、前面31aの両側の角に2段爪片12b,13bの下側の段部が係合して、増幅部30が抱持されるようになる。次いで、入力端子5および出力端子6を貫通孔11aに挿入するように、増幅部30を下方へスライドさせる。これにより、増幅部30を図20,図21に示すようにケース本体部3内に収納することができる。すなわち、増幅部ケース31の前面31aの両側の角が2段爪片12b,13bの下側の段部で抱持されて浮き上がりが防止されると共に、取付足32cに形成されている挿通孔内に背面板17に形成されている凸部17aが嵌入して位置決めされる。さらに、取付足32a,32bが下壁11に形成されている2つの挿入孔11bにそれぞれ挿入される。
電源部40は、図32に示す従来の増幅器ケース100に電源部140を収納する手順と同様の手順でケース本体部3に収納される。すなわち、蓋部2の張り出し片21aに指をかけて蓋部2をケース本体部3に対して手前側に回転させ、図2,3に示すように蓋部2を開けた状態とする。蓋部2を開けた状態とすると、ケース本体部3の上部であって蓋部2の上壁20との間に電源部40を収納できる空間が生じる。そこで、この空間であって左側壁12と右側壁13との間に電源部40を収納して下方へスライドさせると、電源部40の本体部41の下側面41cに設けられた入力端子/電源出力端子42と出力端子43が、増幅部30の上側面31bに形成されている2つの穴に挿入されていくと共に、左側壁12と右側壁13に形成されている対向する2つの押さえ爪片12a,13aが、電源部40の本体部41における前面41aの両側の角に形成された係合溝41fに係合されて、電源部40が抱持される。また、入力端子/電源出力端子42は電源入力端子33に結合されて、電源部40から増幅部30に直流電源を供給できる状態となる。
本発明にかかるブースタ1においては、増幅部30および電源部40が取り外し可能とされている。電源部40をケース本体部3から取り外す際には、取り付けた時の逆の手順により取り外すことができる。すなわち、蓋部2をケース本体部3から開けた状態として電源部40を上方へスライドさせる。これにより、押さえ爪片12a,13aによる電源部40の係合状態が解除され、入力端子/電源出力端子42と出力端子43が、増幅部30の側面に形成されている2つの穴から抜け出て、電源部40はケース本体部3の上部であって蓋部2の上壁20との間の空間に位置するようになる。これにより、電源部40をケース本体部3から取り外すことができる。
また、増幅部30をケース本体部3から取り外す状態を図22ないし図25に示す。図22は増幅部30をケース本体部3から取り外す状態を示す斜視図であり、図23は増幅部30をケース本体部3から取り外す状態を示す他の斜視図であり、図24は増幅部30をケース本体部3から取り外す状態を示す上面図であり、図25は増幅部30をケース本体部3から取り外す状態を断面図で示す下面図である。
これらの図に示すように、増幅部30をケース本体部3から取り外す際には、電源部40は既にケース本体部3から取り外されており、増幅部ケース31の上部を把持して手前側に移動させるよう力を印加する。すると、増幅部ケース31の前面31aの両側の角が2段爪片12b,13bの下側の段部から上側の段部に係合するように上部だけが浮き上がる。この際に、2段爪片12b,13bの上側の段部間の間隔は下側の段部間の間隔より狭いことから、ケース本体部3の左側壁12と右側壁13との間隔が図22,23に示すように押し拡げられるようになる。同時に、取付足32cの挿入孔から背面板17に形成されている凸部17aが抜け出るようになる。この状態において、図22,23に示す矢印の方向である上方に増幅部30を移動させることが可能となり、移動させていくと取付足32a,32bが下壁11に形成されている2つの挿入孔11bから抜け出るようになると共に、入力端子5および出力端子6が貫通孔11aから抜け出るようになって、増幅部30をケース本体部3から取り外すことができるようになる。
上記したように、本発明にかかるブースタ1においては、増幅部30および電源部40をネジを取り外したり特殊な工具を用いることなく、容易にケース本体部3から取り外すことができる。
このようにして取り外した増幅部30や電源部40は、壁面に設置されたプラボックス内や分電盤等に設置することができる。ここで、増幅部30を壁部50に取り付けた構成を示す斜視図を図26に示す。この場合の壁部50は、分電盤内の壁部や屋内の壁部とされる。増幅部30を壁部50に取り付ける際には、増幅部30に設けられている取付足32a、32b、32cの3つの取付足の挿通孔内にネジを挿入する。そして、このネジを壁部50にねじ込むことにより、増幅部30を壁部50に取り付けることができる。
また、増幅部30および電源部40を壁部50に取り付けた構成を示す斜視図を図27に、その構成を一部断面で示す側面図を図28に示す。この場合の壁部50は、分電盤内の壁部や屋内の壁部とされる。増幅部30および電源部40を壁部50に取り付ける際には、まず、増幅部30に設けられている取付足32a、32b、32cの3つの取付足の挿通孔内に3本のネジ52,53をそれぞれ挿入し、このネジ52,53を壁部50にねじ込むことにより、増幅部30を壁部50に取り付ける。次いで、壁部50に取り付けた増幅部30の側面に形成されている2つの穴に、電源部40に設けられた入力端子/電源出力端子42と出力端子43を挿入するように電源部40をスライドして取り付けることにより、増幅部30に電源部40を装着する。これにより、入力端子/電源出力端子42は電源入力端子33に結合されて、電源部40から増幅部30に直流電源を供給できる状態となる。この状態において、電源部40に設けられている取付穴45にネジ51を挿入して、このネジ51を壁部50にねじ込むと、増幅部30および電源部40を壁部50に取り付けることができる。なお、増幅部30に電源部40を装着した際に、増幅部30の取付足32a〜32cの底面と電源部40の底面とが同一の高さになるように、増幅部30と電源部40とは構成とされている。
さらに、壁面に設けたボックス内にブースタ1を取り付けたい場合がある。この場合、プラボックス等のボックス60の大きさに対してブースタ1の大きさが大きすぎてボックス60内にブースタ1を収納できない状態が図29に示されている。ブースタ1は蓋部2が開けた状態とされているが、これは、蓋部2を開けた状態がブースタ1の大きさが最も大きい状態であり、ブースタ1はボックス60内に収納された状態において蓋部2を開ける必要があるからである。図29に示すように、ボックス60内には取付台61が設けられているが、同軸ケーブルを引き回す配線スペース62を考慮する必要があることから、ブースタ1を取付台61に取り付けることはできない。
そこで、上記したようにブースタ1から増幅部30および電源部40を取り外して、図27,28に示す手順と同様にすると、増幅部30および電源部40を図30に示すようにボックス60内の取付台61に取り付けることができる。この場合、配線スペース62を十分確保することができる。
上記したように、本発明の実施例のブースタ1においては、増幅部ケース31の前面31aの両側の角が2段爪片12b,13bの下側の段部で抱持されると共に、取付足32cに形成されている挿通孔内に背面板17に形成されている凸部17aが嵌入され、取付足32a,32bが下壁11に形成されている2つの挿入孔11bにそれぞれ挿入された状態で、増幅部30がケース本体部3に取り付けられている。また、本体部41における前面41aの両側の角の係合溝41fに押さえ爪片12a,13aが係合されると共に、入力端子/電源出力端子42と出力端子43が、増幅部30の上側面31bに形成されている2つの穴に挿入されて入力端子/電源出力端子42が電源入力端子33に結合した状態で電源部40がケース本体部3に取り付けられている。この場合、ケース本体部3に蓋部2を被嵌すると、ケース本体部3の左側壁12および右側壁13の外側に、蓋部2の左側壁22および右側壁23がそれぞれ接するように配置されると共に、薄肉部22a,23aが嵌入溝12d,13dにそれぞれ嵌入される。このように二重壁構造となることから、2段爪片12b,13bの間隔および押さえ爪片12a,13aの間隔が拡がることが防止され、増幅部30および電源部40をブースタ1内に安定した状態で着脱可能に取り付けることができる。
そして、増幅部30および電源部40をネジを取り外したり特殊な工具を用いることなく、容易にケース本体部3から取り外すことができるようになる。
上記の説明では、本発明の電子機器の実施例をブースタとして説明したが、本発明はブースタに限らず、ケース内に電子回路ユニットを備える電子機器の全般に適用することができる。
以上説明したように、本発明では電子回路ユニットである増幅部をケースから取り外して設置できるようにしたことにより、今までケースの大きさが障害となって取り付けできなかった狭いスペースにおいてもブースタを設置することができるようになる。また、増幅部に電源部を装着した際に、増幅部の取付足の底面と電源部の底面とが同一の高さになるようにされているため、増幅部と電源部をケースより取り外した状態でも平坦な壁面を有する部分であれば増幅部に電源部を装着した状態で取付可能になり、電源一体型としても使用することができる。
なお、本発明の電子機器の実施例であるブースタにおいては、ブースタが家屋の外壁に取り付けられる場合に、近傍の外壁等に商用電源のコネクタが設けられている時は、電源部をブースタに内蔵した状態として、電源部から導出された電源ケーブルの先端のプラグを商用電源のコネクタに装着すれば、ブースタを動作させることができる。また、近傍に商用電源のコネクタが設けられていない場合は、電源部をブースタから取り外して屋内に設置すると共に、電源部から導出された電源ケーブルの先端のプラグを屋内の商用電源のコネクタに装着すればよい。この場合、電源部の出力用のコネクタに接続した同軸ケーブルを分配器あるいはテレビジョンに接続する。
1 ブースタ、2 蓋部、3 ケース本体部、4 回転支持部、4a 軸部、4b 軸孔、5 入力端子、6 出力端子、7 保持部、11 下壁、11a 貫通孔、11b 挿入孔、12 左側壁、12a,13a 押さえ爪片、12b,13b 2段爪片、12c,13c 二重壁部、12d,13d 嵌入溝、13 右側壁、14a,14b 取付部、15 リング状部、16 係合部、17 背面板、17a 凸部、17b ボス、20 上壁、21 前面板、21a 張り出し片、22 左側壁、22a,23a 薄肉部、23 右側壁、24 係止片、30 増幅部、30a 増幅回路、31 増幅部ケース、31a 前面、31b 上側面、31c 下側面、31d 左側面、31e 右側面、32a〜32c 取付足、32d 取付片、33 電源入力端子、40 電源部、40a 電源回路、41 本体部、41a 前面、41b 上側面、41c 下側面、41d 左側面、41e 右側面、41f 係合溝、42 入力端子/電源出力端子、43 出力端子、44a 取付片、45 取付穴、46 電源ケーブル、50 壁部、51〜53 ネジ、60 ボックス、61 取付台、62 配線スペース、100 増幅器ケース、102 蓋部、103 ケース本体部、103 同軸ケーブル、104 回転支持部、105 信号入力端子、106 信号出力端子、107 電源ケーブル、111 字突起、112 L字突起、115 底面部、131 増幅部、131 電源部、132 電源入力端子、140 増幅部、140 電源部、141 突部、142 信号入力端子/電源出力端子、143 信号出力端子、144 位置決め片

Claims (4)

  1. 背面板と、該背面板の3方の縁部から立設して形成されている左側壁、右側壁および下壁とを有し、内部に収納空間を有すると共に上面と前面が開口されている箱状の形状とされ、前記収納空間に電子回路ユニットと、該電子回路ユニットに電源を供給する電源部とが取り外し自在に収納されており、前記下壁から前記電子回路ユニットの入力用あるいは出力用の複数の端子が突出されているケース本体部と、
    前面板と、該前面板の3方の縁部から立設されて形成された左側壁、右側壁と上壁とを有し、前記ケース本体部の前記上面側に回転可能に枢支されて前記ケース本体部の開口された上面および前面を閉塞するよう被嵌されると共に、内部に収納空間を有する箱状の形状とされている蓋部とを備え、
    前記ケース本体部の前記左側壁および前記右側壁には、前記電子回路ユニットの両側の角に係合して前記電子回路ユニットを抱持する前記背面板に向かって段部間の間隔が拡がるように2段の段部が形成されている2段爪片と、前記電源部の両側の角に係合して前記電源部を抱持する押さえ爪片とが、それぞれ形成されており、前記ケース本体部の前記左側壁と前記右側壁との間隔を拡げることにより、前記ケース本体部に取り付けられた前記電子回路ユニットを取り外すことができることを特徴とする電子機器。
  2. 前記蓋部が前記ケース本体部に対して開けられると共に、前記電源部が前記ケース本体部から取り外された状態において、前記電子回路ユニットを前記背面板から浮かすことにより、前記2段爪片のうちの段部間の間隔が狭い上段の段部に、前記電子回路ユニットの両側の角が係合するようになって、前記ケース本体部の前記左側壁と前記右側壁との間隔が拡がり、前記電子回路ユニットを前記ケース本体部から取り外すことができることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記背面板に、前記電子回路ユニットの側面の下端から突出して形成されている取付足に形成されている挿通孔に嵌入する凸部が形成されており、前記ケース本体部に前記電子回路ユニットを取り付けた時に、前記凸部が前記挿入孔に嵌入されて前記電子回路ユニットの位置決めが行われることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記電子回路ユニットには、前記ケース本体部から取り外された前記電子回路ユニットを取り付けるための複数の前記取付足が、前記電子回路ユニットの側面の下端から突出して形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電子機器。
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