JP2002217756A - ブースタ - Google Patents

ブースタ

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JP2002217756A
JP2002217756A JP2001012306A JP2001012306A JP2002217756A JP 2002217756 A JP2002217756 A JP 2002217756A JP 2001012306 A JP2001012306 A JP 2001012306A JP 2001012306 A JP2001012306 A JP 2001012306A JP 2002217756 A JP2002217756 A JP 2002217756A
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JP
Japan
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power supply
case
terminal
booster
housing
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Withdrawn
Application number
JP2001012306A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Nagano
仁志 長野
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DX Antenna Co Ltd
Original Assignee
DX Antenna Co Ltd
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Publication date
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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Structure Of Receivers (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1台のブースタでありながら、屋外及び屋内
いずれでも使用可能である。 【解決手段】 上面が開口した筐体12内に、その上面開
口から増幅部2が収容されている。増幅部2は筐体12に
固定され、入力端子6から供給された高周波信号を増幅
して出力端子10から出力し、出力端子10から供給された
増幅器動作用電源によって動作する。上面開口から増幅
部2と並んで筐体12内に収容された電源ケース26を電源
部24が有している。電源ケース26が増幅部2に着脱自在
に取り付けられている。電源部24は、交流電源から増幅
器動作用電源を生成し、出力端子10に出力する第1の端
子30を有している。第2の端子34が高周波的第1の端子
30に接続され、出力端子10からの増幅された高周波信号
を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば地上波や衛
星放送や衛星通信等のテレビジョン信号やCATV信号
のような高周波信号を増幅するブースタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ブースタは、上述した高周波信
号を増幅する増幅部と、この増幅部を動作させるための
電源部とを、備えている。ブースタには、一体型と分離
型とがある。一体型は、例えば屋内で使用されるもの
で、電源部と増幅部とが一体に形成されている。分離型
は、例えば増幅部を屋外に、電源部を屋内に配置し、増
幅部から出力された高周波信号に、動作電源を重畳し
て、屋内から増幅部に動作電源を供給するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような一
体型のものは、屋内専用であり、分離型のものは屋外専
用のものであり、屋内及び屋外に共用することができな
かった。そのため、それぞれを個別に製造しなければな
らず、その製造コスト及び管理コストがかかっていた。
【0004】本発明は、屋内及び屋外用に共用すること
ができるブースタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるブースタ
は、筐体を有している。この筐体の上面は開口してい
る。この筐体内に上面開口から増幅部が収容されてい
る。この増幅部は、筐体に固定されている。さらに、こ
の増幅部は、入力端子から供給された高周波信号を増幅
して出力端子から出力し、出力端子から供給された増幅
器動作用電源によって動作する。筐体の上面開口から増
幅部と並んで筐体内に電源ケースが収容されている。こ
の電源ケースは増幅部に着脱自在に取り付けられてい
る。この電源ケース内の電源部は、交流電源から増幅器
動作用電源を生成し、出力端子に出力する第1の端子を
有している。さらに、電源部は、第1の端子に高周波的
に接続され、出力端子からの高周波信号の出力を行う第
2の端子も有している。
【0006】本発明によるブースタでは、電源部を増幅
部に対して着脱自在に設けているので、電源部を分離す
ることができ、しかも電源部は筐体に収容されているの
で、安全に分離型として使用することができる。例え
ば、電源部を筐体に取り付けることも考えられる。しか
し、このブースタのように電源部と増幅部とを並べて配
置している場合、増幅部を筐体に着脱自在に設け、かつ
装着状態において電源部を確実に固定するための構成が
複雑になる。しかし、このブースタでは、増幅部に着脱
自在に電源部を取り付けているので、増幅部と並べて電
源部を配置しても、電源部を着脱し、かつ装着状態にお
いて電源部を増幅部に確実に固定することができる。な
お、両者を並べて配置しているのは、筐体の上面開口か
らの取付及び取り外しを容易にするためである。また、
電源部を筐体に装着した状態においても、電源部の第1
の端子を増幅部の出力端子に接続するという分離型の場
合と同様な接続方法を採用しているので、一体型の場合
でも、分離型の場合でも同一の電源供給方法を使用でき
る。
【0007】筐体の一面に入力端子、出力端子、第1の
端子及び第2の端子を配置することもできる。この場
合、第1の端子に接続される前記出力端子と、第1の端
子とが隣接して配置されている。
【0008】このように構成すると、第1の端子と出力
端子とは接近して配置されているので、両者を短い線路
で接続することができる。
【0009】或いは、前記増幅部は、増幅ケースを有
し、このケースの一面と前記電源ケースの一面とが接触
した状態に配置され、これら両面の接触状態を維持する
ように前記増幅ケースと前記電源ケースが結合され、こ
れら両面と直交する増幅ケースの面に前記入力端子と出
力端子とが設けられ、前記両面と直交する前記電源ケー
スの面に第1及び第2の端子が設けられている。前記入
力端子及び出力端子が設けられている面と、第1及び第
2の端子が設けられている面とが同一面に位置してい
る。
【0010】このように構成すると、電源ケースの一面
と増幅ケースの一面とを接触させた状態で両ケースを結
合することによって、第1及び第2の端子、入力及び出
力端子を同一面に配置することができる。
【0011】更に、増幅ケースにおける前記入力端子及
び前記出力端子が設けられた第1の面から、前記電源ケ
ースにおける第1及び第2の端子が設けられた第2の面
に向けて、第1及び第2の端子が挿通される位置決め孔
が形成された位置決め部材を設けることができる。
【0012】このように構成した場合、位置決め部材が
用いられているので、増幅ケースの一面と電源ケースの
一面と接触させた状態で、かつ第1及び第2の端子と入
力及び出力端子を同一面に配置した状態に容易にでき、
しかも、そのため、位置決め孔に第1及び第2の端子を
挿通するだけの簡単な作業で、増幅ケースに並んで電源
ケースを配置させることができる。
【0013】或いは、前記増幅部は、増幅ケースを有
し、このケースの一面と前記電源ケースの一面とが接触
した状態に配置され、これら両面の接触状態を維持する
ように前記増幅ケースと前記電源ケースが結合され、こ
れら両面と直交する増幅ケースの面に前記入力端子と出
力端子とが設けられ、前記両面と直交する前記電源ケー
スの面に第1及び第2の端子が、設けられ、前記入力端
子と出力端子が設けられている面と、第1及び第2の端
子が設けられている面とが同一面にある状態において、
前記電源ケースと前記増幅ケースの高さ寸法を異ならせ
ることもできる。この場合、増幅ケースの面と電源ケー
スの面とを接触させた状態に両ケースを配置し、前記両
ケースのうち高さ寸法の小さいケースの上面から、高さ
寸法の大きいケースの前記接触面の突出部に接触するよ
うにタブを形成し、このタブに挿通されたネジで前記高
さ寸法の大きいケースの前記接触面の突出部に螺合され
ている。
【0014】このように構成すると、ネジをタブに挿通
して結合するという作業だけで、両者を容易に結合する
ことができ、またネジを外すことによって両者を容易に
分離することができる。
【0015】更に、前記両接触面の間に板状の取付部材
を挿入することができる。この場合、この取付部材に挿
通されたネジを螺合可能なネジ孔が、前記電源ケースの
上面に形成されている。
【0016】このように構成すると、分離型として使用
した場合、取付部材を電源ケースの上面に配置し、上面
のネジ孔に上記ネジを利用して取付部材を固定すること
によって、電源部の屋内への取付を容易に行える。
【0017】或いは、前記増幅部は、増幅ケースを有
し、このケースの一面と前記電源ケースの一面とが接触
した状態に配置され、これら両面の接触状態を維持する
ように前記増幅ケースと前記電源ケースが結合され、こ
れら両面と直交する増幅ケースの面に前記入力端子と出
力端子とが設けられ、前記両面と直交する前記電源ケー
スの面に第1及び第2の端子が、設けられ、前記入力端
子及び出力端子が設けられている面と、第1及び第2の
端子が設けられている面とが同一面に設けられている状
態において、電源ケースと増幅ケースの一方の上面に、
これから他方の上面に伸びるタブを形成することができ
る。このタブに挿通されたネジが他方のケースの上面に
螺合している。
【0018】このように構成した場合も、タブに挿通し
たネジをネジ孔に螺合するだけで、電源部と増幅部を結
合することができ、ネジをネジ孔から外すことによっ
て、電源部と増幅部とを分離することができる。
【0019】更に、前記電源ケースの上面に、これから
外方に突出するタブを形成することができる。この場
合、このタブにはネジの挿通孔が形成されている。
【0020】このように構成した場合、上記のネジを利
用して、電源部を分離した場合、電源部を適所に固定す
ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態のブース
タは、図1及び図2に示すように、増幅部2を備えてい
る。この増幅部2は、増幅ケース4を有している。この
増幅ケース4は、偏平な直方体に例えば金属によって形
成されている。この増幅ケース4の正面には、図2に示
すように、接栓型の入力端子6が設けられている。この
入力端子6と一列に2つの出力端子、例えば接栓型の出
力端子10、モニタ端子8が設けられている。増幅ケー
ス6内には増幅回路(図示せず)が設けられている。こ
の増幅回路は、入力端子6から入力された下りの高周波
信号、例えばCATV信号を増幅し、出力端子10に出
力する。この増幅回路は、双方向対応のもので、出力端
子10から供給された上りの高周波信号を増幅して、入
力端子6から出力し、図示しないヘッドエンドに供給す
る。この増幅回路は、増幅ケース4の一方の側面に最も
近い位置にある出力端子10から供給された増幅器用電
源、例えば直流電源によって動作する。増幅ケース4
は、いわゆるシールドケースとして機能する。
【0022】この増幅部2は、図1に示すように、筐体
12内に収容されている。この筐体12は、上面が開口
された矩形の箱型に、例えば金属または合成樹脂によっ
て形成されている。この筐体12の正面パネル14か
ら、円筒状の突部16、18、20が前方に突出してい
る。これら突部16、18、20に挿通された各入力端
子6、モニタ端子8、出力端子10が突出するように、
増幅部2は筐体12の上面開口から筐体12内に収容さ
れている。筐体12の底面における背面側に係合手段、
例えば爪22が形成されている。この爪22が筐体12
内に収容された増幅ケース4の上面に係合し、筐体12
に増幅ケース4を押圧固定している。爪22は、一定間
隔毎に複数設けることもできる。
【0023】このブースタは、図1及び図3に示すよう
に、電源部24も備えている。電源部24も、概略直方
体状の電源ケース26を有している。この電源ケース2
6は、金属または合成樹脂製で、増幅ケース4よりも幅
寸法が短く、高さ寸法が若干大きく形成され、長さ寸法
はほぼ同じである。この電源ケース26内には、直流電
源回路(図示せず)が設けられている。この直流電源回
路は、プラグ28からコード29を介して供給された商
用交流電源を直流電源に変換する。この直流電源は、電
源ケース26の正面において一方の側面側に偏って設け
られた接栓型の第1の端子30から出力される。第1の
出力端子30は、図3に示すように、出力端子10にコ
字状の中継用コネクタ32によって接続されている。電
源ケース26内には、出力端子10から出力されて、中
継用コネクタ32を介して第1の端子30に供給された
下り高周波信号が出力される接栓型の第2の端子34も
有している。第1及び第2の端子30、34は、電源ケ
ース26の正面に一列に配置されている。この電源ケー
ス26の正面は、増幅ケース4の正面と同一平面上に位
置している。
【0024】この電源部24も、図3に示すように、筐
体12内にそれの上部開口から収容されている。この収
容状態において、電源部24は増幅部2と互いの正面が
同一平面上に位置するように、並べて配置されている。
筐体12の正面に突部16、18、20と一列に突部3
6,38が形成されている。これら突部36、38か
ら、第1及び第2の端子32、34が突出している。こ
の状態において、第1の端子32が出力端子10と隣接
している。また、コード29は正面パネル14の突部3
8の上部に設けた切り欠き39から筐体12の外部に導
出されている。
【0025】なお、図2に示すように増幅ケース12の
正面から出力端子10の側方に向かって板状の位置決め
部40が延出している。この位置決め部40には、第1
及び第2の端子32、34が挿通される挿通孔42、4
4が穿設されている。これら挿通孔42、44に第1及
び第2の端子32、34が挿通されることによって、電
源部24の一方の側面が増幅ケース4の一方の側面に接
触した状態に位置決めされ、かつ、入力端子6、モニタ
端子8、出力端子10、第1及び第2の端子30、34
が一列に配置される。また、この位置決め部材40の下
縁及び増幅ケース4の一方の側面の底面側の一部に、平
板状の受け部46が形成されている。この受け部46
は、上記の位置決めされた状態で電源ケース26の底面
の一部に接触する。
【0026】増幅ケース4の上面における一方の側面の
背面側に、タブ48が上面に対して垂直に立ち上がって
いる。このタブ48には、挿通孔50が穿設されてい
る。電源ケース26の一方の側面には、電源ケース26
と増幅ケース4とを位置決めした状態で、タブ48の挿
通孔50に対応する位置にネジ孔52が刻設されてい
る。このネジ孔52に挿通孔50を介してネジ51を螺
合させることによって、電源部24が増幅部2に着脱自
在に取り付けられている。なお、図示していないが、筐
体12には、上部開口を被蓋する蓋が蝶番結合されてい
る。
【0027】このように構成されたブースタは、市販さ
れるとき、図3に示すように、筐体12内に増幅部2と
電源部24とを並べて配置し、タブ48を利用してネジ
51により増幅部2に電源部24が螺合され、増幅部2
は爪22によって筐体12に固定されている。また、第
1の端子30と出力端子10とは中継用コネクタ32に
よって接続されている。
【0028】屋内で使用する場合、市販されたままの状
態で、入力端子6をCATV信号を伝送されている同軸
ケーブルに接続し、第2の端子34をテレビジョン受信
機やホームターミナルに同軸ケーブルによって接続す
る。また、プラグ28を商用交流電源のコンセントに接
続する。
【0029】一方、増幅部2を筐体12内に収容した状
態で、かつ電源部24を筐体12から取り出した状態
で、例えば筐体12を屋外で使用する場合、先ず中継用
コネクタ32を外す。次に、タブ48からネジを外し
て、電源部24を増幅部2から取り外す。そして、筐体
12を屋外に配置し、電源部24を屋内に配置する。入
力端子6をCATV信号を伝送されている同軸ケーブル
に接続し、出力端子10を第1の入力端子30に同軸ケ
ーブルによって接続し、第2の端子34をテレビジョン
受信機やホームターミナルに同軸ケーブルによって接続
する。そして、プラグ28をコンセントに接続する。
【0030】このように構成したブースタでは、増幅部
2と電源部24とを並べて配置し、電源部24が筐体1
2ではなく増幅部2に、着脱自在に取り付けられてい
る。従って、タブ48にネジを挿通して、電源ケース2
6のネジ孔52にネジ51を螺合したり、取り外したり
するだけの簡単な操作で、電源部24を取り付け、取り
外しすることができる。しかも、取り付け、取り外しの
ための構成は、タブ48とネジ孔52だけでよく、筐体
12に爪等を設ける必要がなく、筐体12を加工する必
要は全くない。また平板状の受け部46が設けられ、こ
れが電源部24の重量を或る程度支持するので、増幅部
2への電源部24の結合を一カ所のみで行っても、ネジ
51が破損することはない。従って、1カ所だけでのネ
ジ止めでよいので、取り付け、取り外し作業を容易にす
ることができる。さらに、電源部24を筐体12内に収
容している状態でも、筐体12から取り出している状態
でも、電源部24から増幅部2に動作電源を供給するに
は、出力端子10と第1の端子30とを接続すればよ
く、筐体12内に電源部を収容している状態で専用の電
源供給路を特別に設ける必要はない。また、筐体12内
に電源ケース26と増幅ケース4とを収容した状態にお
いて、接続されるべき出力端子10と第1の端子30と
は隣接して配置されている。従って、両端子10、30
の接続は最短距離で行うことができ、コ字状の中継用コ
ネクタ32を使用するだけでよい。タブ48は、1ヶ所
だけ設けたが、間隔をあけて複数のタブ48を設けても
よい。また、平板状部の受け部46は、場合によっては
不要である。
【0031】第2の実施形態のブースタを図4に示す。
このブースタでは、増幅ケース4と電源ケース26とを
結合する際、接触している両ケースの両側面の間に、L
字状の金具60を間挿したものである。これ以外は、第
1の実施形態のブースタと同様に構成されているので、
同等部分には同一符号を付して、詳細な説明は省略す
る。
【0032】金具60の間挿状態において、金具60の
水平部60aは、電源ケース26の下面側に位置してい
る。そして、垂直部60bには、その上端にタブ48の
挿通孔50を介して挿通されたネジが通る挿通孔62が
形成されている。垂直部60bの下端部には、例えば木
ねじが挿通可能なダルマ孔64が形成されている。そし
て、電源ケース26の上面の平面側には、挿通孔50、
62に挿通されるネジが螺合されるネジ孔66が刻設さ
れている。
【0033】電源部24を筐体12から取り出して使用
する場合、挿通孔48、62を介してネジ孔52に螺合
しているネジを外して、電源部24を筐体12から取り
出し、金具60の水平部60aが電源ケース26から外
方に位置させた上で、金具60の挿通孔62を電源ケー
ス26の上面のネジ孔66に一致させ、先ほど外したネ
ジを挿通孔62を介してネジ孔66に螺合させ、金具6
0を電源ケース26に取り付ける。そして、ダルマ孔6
4に挿通した木ねじ等を利用して、壁等に電源ケース2
6を固定する。
【0034】このように構成してあるので、電源ケース
26を筐体12から外した状態において、電源ケース2
6の固定も容易に行える。特に、金具60が筐体12内
において増幅ケース4と電源ケース26との間に間挿さ
れているので、電源ケース26を筐体12から外して使
用する場合に、金具60を別途準備する必要がない。し
かも、この金具60の電源ケース26への取り付けは、
電源ケース26と増幅ケース4との結合に使用していた
ネジをそのまま利用できるので、ネジを別途用意する必
要もない。
【0035】第3の実施形態のブースタを図5に示す。
この第3の実施形態のブースタでは、電源ケース26を
増幅ケース4に取り付けるためのネジ孔70が増幅ケー
ス4の上面に形成されている。電源ケース26の上面に
おける一方の側面側から水平にタブ72が増幅ケース4
側に向かって突出している。筐体12内に増幅ケース4
の一方の側面と電源ケース26の一方の側面とを接触さ
せた状態において、ネジ孔70に対応するようにタブ7
2の位置が決定され、このタブ72に挿通孔74が形成
されている。この挿通孔74に挿通されたネジ76がネ
ジ孔70に螺合して、電源部24が増幅部4に取り付け
られる。
【0036】電源ケース26の下面の背面側には、電源
ケース26から突出するようにタブ78が外方に突出し
ている。なお、このタブ78も含めて筐体12内に収容
できるように、電源ケース26の長さ寸法が選択されて
いる。タブ78には、ネジ76を挿通可能な挿通孔80
が形成されている。電源部24を筐体12の外部に取り
出すとき、ネジ76をネジ孔70から外し、タブ78を
所定の位置に配置し、ネジ76を挿通孔80に挿通し
て、ネジ76を適所に螺合させることによって、電源部
26を適所に取り付けることができる。上記の構成以外
は、第1の実施の形態のブースタと同様に構成されてい
る。同等部分には同一符号を付して、その説明を省略す
る。
【0037】このように構成した場合、電源部24の増
幅部2への取り付け及び取り外しは、増幅ケース4、電
源ケース26の上面側から行えるので、その作業が容易
である。また、電源ケース26と増幅ケース4との取り
付けに使用したネジ76を電源ケース26の所定場所へ
の取り付けにも使用できるので、部品点数を減少させる
ことができる。
【0038】上記の実施の形態では、増幅部2の出力側
としてモニタ端子8と出力端子10とを設けたが、これ
らに代えて2つの分配端子を設けてもよい。また、増幅
ケース4の筐体12への取り付けは、爪22によって行
ったが、例えばネジ止めすることもできる。また、突部
16、18、20、36、38を設けたが、これらは除
去することもできる。なお、増幅部2は、増幅ケース4
内に収容したが、例えば筐体12を金属製として、筐体
12がシールドケースとして機能する場合には、増幅ケ
ース4を除去することもできる。この場合、例えば増幅
回路が構成されている基板上にタブ50を設ければよ
い。上記の実施の形態ではCATV信号を増幅部2で増
幅したが、これに代えて、アンテナで受信した地上波、
衛星放送、衛星通信等のテレビジョン信号を増幅しても
よい。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、1台の
ブースタでありながら、屋内用及び屋外用に共用するこ
とができる。しかも、本発明のブースタでは、屋内用と
して使用する場合も、屋外用として使用する場合でも、
増幅部への電源供給路は、同一のものであるので、構成
を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のブースタにおいて
筐体内に増幅部を収容した状態の斜視図である。
【図2】図1のブースタにおいて筐体内に増幅部を収容
する状態の斜視図である。
【図3】図1のブースタにおいて筐体内に増幅部と電源
部とを収容した状態の斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施形態のブースタにおいて筐
体内に増幅部を収容した状態の斜視図である。
【図5】本発明の第3の実施形態のブースタにおいて筐
体内に増幅部を収容した状態の斜視図である。
【符号の説明】
2 増幅部 4 増幅ケース 6 入力端子 10 出力端子 12 筐体 24 電源部 26 電源ケース 30 第1の端子 34 第2の端子
フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 AA30 DA04 DA10 5E077 BB06 BB22 JJ15 JJ17 JJ30 5K016 AA01 BA14 BA18 CA10 CB11 CB15 CF01 DA02 DA10 EA03 EA04 EA09 GA08 HA02 5K062 AA06 AA09 AB10 AD04 BD00 BD01 BF05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開口した筐体と、 この筐体内に前記上面開口から収容され、前記筐体に固
    定され、入力端子から供給された高周波信号を増幅して
    出力端子から出力し、前記出力端子から供給された増幅
    器動作用電源によって動作する増幅部と、 前記上面開口から前記増幅部と並んで前記筐体内に収容
    された電源ケースを有し、この電源ケースが前記増幅部
    に着脱自在に取り付けられ、交流電源から前記増幅器動
    作用電源を生成し、前記出力端子に出力する第1の端子
    を有し、第1の端子に高周波的に接続され、前記出力端
    子からの高周波信号の出力を行う第2の端子を有する電
    源部とを、具備するブースタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のブースタにおいて、前記
    筐体の一面に前記入力端子、前記出力端子、第1の端子
    及び第2の端子が配置され、第1の端子に接続される前
    記出力端子と、第1の端子とが隣接して配置されている
    ブースタ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のブースタにおいて、前記
    増幅部は、増幅ケースを有し、このケースの一面と前記
    電源ケースの一面とが接触した状態に配置され、これら
    両面の接触状態を維持するように前記増幅ケースと前記
    電源ケースが結合され、これら両面と直交する増幅ケー
    スの面に前記入力端子と出力端子とが設けられ、前記両
    面と直交する前記電源ケースの面に第1及び第2の端子
    が設けられ、前記入力端子及び出力端子が設けられてい
    る面と、第1及び第2の端子が設けられている面とが同
    一面に位置するブースタ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のブースタにおいて、前記
    増幅ケースにおける前記入力端子及び前記出力端子が設
    けられた第1の面から、前記電源ケースにおける第1及
    び第2の端子が設けられた第2の面に向けて、第1及び
    第2の端子が挿通される位置決め孔が形成された位置決
    め部材が設けられているブースタ。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のブースタにおいて、前記
    電源ケースと前記増幅ケースの高さ寸法が異なり、前記
    増幅ケースの接触面と前記電源ケースの接触面とが接触
    した状態に配置され、前記両ケースのうち高さ寸法の小
    さいケースの上面から、高さ寸法の大きいケースの前記
    接触面の突出部に接触するようにタブが形成され、この
    タブに挿通されたネジで前記高さ寸法の大きいケースの
    前記接触面の突出部に螺合されているブースタ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のブースタにおいて、前記
    両接触面の間に板状の取付部材が挿入され、この取付部
    材に挿通されたネジが螺合可能なネジ孔を、前記電源ケ
    ースの上面に形成されているブースタ。
  7. 【請求項7】 請求項3記載のブースタにおいて、前記
    電源ケースと前記増幅ケースの一方の上面に、これから
    他方の上面に伸びるタブが形成され、このタブに挿通さ
    れたネジで前記他方のケースの上面に螺合されているブ
    ースタ。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のブースタにおいて、前記
    電源ケースの上面に、これから外方に突出するタブが形
    成され、このタブには前記ネジの挿通孔が形成されてい
    るブースタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007316123A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Nippon Antenna Co Ltd 光壁面端子
JP2008193360A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Dx Antenna Co Ltd 信号処理装置
JP2014229964A (ja) * 2013-05-20 2014-12-08 日本アンテナ株式会社 電子機器

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