JP2014229679A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高周波用の半導体装置において、ボンディングワイヤのインダクタンスを低減する。【解決手段】半導体チップ22の電源パッド25と基板21上の電源パターン23は、電源ワイヤ27で結線され、グラウンドパターンは、半導体チップ22に隣接して設けられる第1のグラウンドパターン24a、および半導体チップ22に対し第1のグラウンドパターン24aより外側に設けられた第2のグラウンドパターン24bを備え、グラウンドワイヤは、グラウンドパッド26と第1のグラウンドパターン24aとを結線する第1のグラウンドワイヤ28、および電源ワイヤ27と互いに磁界が打ち消される位置に配置されて、第1のグラウンドパターン24aと第2のグラウンドパターン24bとを結線する第2のグラウンドワイヤ29を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、半導体装置、特に、高周波用の半導体装置のボンディングワイヤのインダクタンスの低減に関する。
近年、携帯電話や衛星放送等の無線通信機器において、高速化、大容量化に対応するために高周波用の半導体装置が用いられている。数十GHzの高周波帯域で駆動する半導体装置では、配線における寄生インダクタンスを無視することができず、この寄生インダクタンスが半導体回路特性に大きな影響を与える。また、半導体チップを基板に実装する場合には、半導体チップ上のパッドと基板上の端子とワイヤでボンディングするが、このワイヤの持つインダクタンス成分が、周波数が高くなるに従って信号の伝播を阻害することが知られている。
一方、回路に安定的に電流を供給するため、半導体チップ内の電源グラウンド間に、キャパシタを挿入することがある。さらに、回路内には電源グラウンド間に寄生容量も存在する。
上記ボンディングワイヤでのインダクタンスと半導体チップ内でのキャパシタンス(寄生容量)によって、半導体チップからみたインプットインピーダンスで並列共振が発生する。この並列共振によるインプットインピーダンスの上昇は高周波の電源ノイズを引き起こす原因となり、適切に対処していない高周波半導体チップでは大きな電源ノイズが発生し、誤動作する可能性がある。そこで、電源ノイズを抑えるためには、半導体チップ内のキャパシタンスを大きくするか、ワイヤのインダクタンスを小さくしてインプットインピーダンスを抑える工夫が必要となる。
ワイヤのインダクタンスを小さくする方法としては、例えば、特許文献1においては、半導体チップ上の信号パッドとグラウンドパッドとを隣接配置して、ワイヤでの磁界を打ち消しあいインダクタンスを低減することが提案されている。
また、特許文献2においては、接地用の2つのパッドの間に同一回路に接続させた他のパッドを介在させて、2つのパッドを相互に離間して配置し、該2つのパッドを外部装置において接地した半導体装置が提案されている。
また、特許文献3においては、電源用金属細線と、1つのグランド用金属配線と、それら電源用およびグランド用金属細線で挟まれた信号用金属細線とで1組ずつとして、それぞれの金属細線の組内では、金属細線がほぼ平行でほぼ同一の長さになるようにワイヤボンディングすることが記載されている。
しかしながら、上記文献に記載された方法は半導体チップ上の電源パッドやグラウンドパッド等の配置の工夫によってのみ実現されるものである。このため、半導体チップのレイアウト上の制限により対象のパッドを隣接配置することができない場合は実現することができなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、半導体チップ上の電源パッドとグラウンドパッドとが隣接していない場合でも、両ワイヤの磁界を打ち消すことによってインダクタンスを低減することが可能な半導体装置を提供することを目的とするものである。
本発明の半導体装置は、上記課題を解決し目的を達成するために、少なくとも電源パターンおよびグラウンドパターンが配置される基板と、
該基板上に搭載され、少なくとも電源パッドおよびグラウンドパッドが配置される半導体チップと、を備えた半導体装置であって、
前記電源パッドと前記グラウンドパッドとの間には、他のパッドが配置され、
前記電源パッドと前記電源パターンは、電源ワイヤで結線されるとともに、前記グラウンドパッドと前記グラウンドパターンは、グラウンドワイヤで結線され、
前記グラウンドパターンは、前記半導体チップに隣接して設けられる第1のグラウンドパターン、および前記半導体チップに対し前記第1のグラウンドパターンより外側に設けられた第2のグラウンドパターンを備え、
前記グラウンドワイヤは、前記グラウンドパッドと前記第1のグラウンドパターンとを結線する第1のグラウンドワイヤ、および前記電源ワイヤと互いに磁界が打ち消される位置に配置されて、前記第1のグラウンドパターンと前記第2のグラウンドパターンとを結線する第2のグラウンドワイヤを備えることを特徴とする。
本発明の半導体装置によれば、第2のグラウンドパターンを設け、第2のグラウンドワイヤを電源ワイヤと互いに磁界が打ち消される位置に配置させることにより、両ワイヤの磁界が打ち消されるので、インダクタンスを低減することができる。これによりワイヤ間のクロストーク等による電源ノイズを低減することができる。
従来の半導体装置の一例を示す概略平面図である。 従来のインダクタンス低減方法を採用した半導体装置を示す概略平面図である。 本発明の実施形態の半導体装置の一例を示す概略平面図である。 本発明の実施例の半導体装置の概略断面図である。 本発明の実施例の半導体装置のワイヤ配置を示す概略平面図である。 従来技術による半導体装置のワイヤ配置を示す概略平面図である 本発明の実施例および従来技術の半導体装置におけるインピーダンスのシミュレーション結果を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に、従来の半導体装置の一例の概略平面図を示す。図2に、従来のインダクタンス低減方法を採用した半導体装置の概略平面図を示す。図3に、本発明の実施形態の半導体装置の一例の概略平面図を示す。
従来の半導体装置は、図1に示すように、電源パターン13およびグラウンドパターン14が配置される基板11と、該基板11上に搭載され、電源パッド15およびグラウンドパッド16が配置される半導体チップ12を備える。
電源パッド15と電源パターン16は、電源ワイヤ17で結線されるとともに、グラウンドパッド16とグラウンドパターン14は、グラウンドワイヤ18で結線される。
グラウンドパターン14は、半導体チップ12に隣接して設けられている。グラウンドパターン14は、例えば、グラウンドパターン14をさらに延長して形成したリード、あるいは基板11の裏面に設けられた端子等に接続されて接地される。
また、電源パターン13は、半導体チップ12に対しグランドパターン14の外側に設けられている。電源パターン13は、例えば、電源パターン13をさらに延長して形成したリード、あるいは、基板11の裏面に設けられた端子等により電源に接続される。これにより、半導体チップ12は、電源パッド15、電源ワイヤ17および電源パターン13を介して、電源から電流が供給される。
電源パターン13およびグラウンドパターン14は、例えば、基板11上に金属を蒸着した後、フォトリソグラフィとエッチングを用いて形成することができる。
半導体チップ12上に設けられるパッドには、電源パッド15、グラウンドパッド16の他、信号入力用のパッドがある。その信号入力用のパッドは、電源パッド等と同様に、基板11上に形成された信号入力用のリード(不図示)にワイヤにより接続される。
基板11には、高周波回路用として、例えば半絶縁性GaAs基板が用いられる。
また、電源ワイヤ17およびグラウンドワイヤ18は、直径数十μmの金属リボンが用いられる。材料としては主に金(Au)が用いられる。
前述のように、電源ワイヤ17およびグラウンドワイヤ18等のボンディングワイヤのインダクタンスを低減することは、電源ノイズを低減するために重要である。インダクタンスを低減するために、従来は以下の方法が提案されていた。
図2に、従来のインダクタンスの低減方法を実施した半導体装置の概略平面図を示す。図1と同じ構成要素には同符号を付し説明を省略する。
この半導体装置は、図2に示すように、半導体チップ12上の電源パッド15とグラウンドパッド16とを隣接して配置し、電源ワイヤ17とグラウンドワイヤ18を並走させている。このような配置にすることにより、電源ワイヤ17とグラウンドワイヤ18の電流位相は通常180°異なっているため、それぞれのワイヤが作り出す磁界が互いに打ち消しあい、インダクタンスを低減させることができる。このとき、電源ワイヤ17とグラウンドワイヤ18を近接させればさせるほど磁界を打ち消しあう効果が大きくなる。
しかし、上記のように電源パッドとグラウンドパッドを隣接して配置することが可能である場合は、上記方法を採用することができるが、回路内のレイアウト等によって、電源パッドとグラウンドパッドとを隣接して配置できない場合には困難であった。
そこで、発明者は、電源パッドとグラウンドパッドの位置に関係無く、インダクタンスを低減することが可能な半導体装置を発明するに至った。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図3に、本発明の実施形態の半導体装置の概略上面図を示す。図3に示すように、本実施形態の半導体装置は、電源パターン23および第1のグラウンドパターン24aと第2のグラウンドパターン24bが配置される基板21と、該基板21上に搭載され、電源パッド25とグラウンドパッド26とが配置された半導体チップ22とを備える。
第1のグラウンドパターン24aは、半導体チップ22に隣接して設けられている。また、第2のグラウンドパターン24bは、半導体チップ22に対し第1のグラウンドパターン24aより外側に設けられている。
電源ワイヤ27は、電源パッド25と電源パターン26とを結線する。
第1のグラウンドワイヤ28は、グラウンドパッド26と第1のグラウンドパターン24aとを結線する。第2のグラウンドワイヤ29は、電源ワイヤ27と互いに磁界が打ち消される位置に配置されて、第1のグラウンドパターン24aと第2のグラウンドパターン24bとを結線する。
なお、半導体チップ22上の電源パッド25とグラウンドパッド26の間に配置される他のパッドとしては、外部からの信号入力用のパッド等を挙げることができる。
第1のグラウンドパターン24a、および第2のグラウンドパターン24bは、例えば、第1のグラウンドパターン24a、第2のグラウンドパターン24bをさらに延長して形成したリード、あるいは基板21の裏面に設けられた端子等に接続される。これにより、半導体チップ22を接地している。
電源パターン23は、例えば、電源パターン23をさらに延長して形成したリード、あるいは、基板21の裏面に設けられた端子等により電源に接続される。これにより、半導体チップ22は、電源パッド25、電源ワイヤ27および電源パターン23を介して、電源から電流が供給される。
電源パターン23から供給された電流は、電源ワイヤ27を通って半導体チップ22の電源パッド25に向かって流れる。一方、半導体チップ22のグランドパッド26からの電流は、第1のグラウンドワイヤ28、第1のグラウンドパターン24a、第2のグラウンドワイヤ29および第2のグランドパターン24bに向かって流れる。
したがって、電源ワイヤ27と第2のグラウンドワイヤ29は電流位相が180°異なっているため、それぞれのワイヤが作り出す磁界を互いに打ち消し合い、インダクタンスを低減させることができる。
磁界を打ち消す効果は、第2のグラウンドワイヤ29と電源ワイヤ27とを近接させればさせるほど大きくなる。このため、第2のグラウンドパターン24bと電源ワイヤ27とは、互いに磁界が打ち消される位置に近接して配置されることが望ましい。この場合、ワイヤボンディングの能力制限を考慮して近接させる。
また、第1のグラウンドワイヤ24aは、グラウンドパッド26と第1のグラウンドパターン24aとを最短距離で結線することが望ましい。第1のグラウンドワイヤ28を最短距離で第1のグラウンドパターン24aに接続することにより、第2のグラウンドワイヤ29の長さを第1のグラウンドワイヤ28に比べて長くすることができる。
さらに、第2のグラウンドパターン24bの形成位置は、電源ワイヤ27の電源パターン23へのボンディング位置と、第2のグラウンドワイヤの第2のグラウンドパターン24bへのボンディング位置とが電源パターン23内の縦方向において揃うような位置とすることが望ましい。これにより、第2のグラウンドワイヤ29が電源ワイヤ27と並走する領域を長くすることができる。第2のグラウンドワイヤ29と電源ワイヤ27とが並走する領域を長くすることにより、互いの磁界を打ち消す効果も大きくなる。
本実施形態では、第2のグラウンドパターン24bは電源パターン23の領域内に正方形状に設けているが、正方形に限られず、半導体チップ22上の複数のパッドが配列する方向に長い形状としてもよい。このような形状とすることにより、他の電源ワイヤと1組にして磁界を打ち消し合う他のグラウンドワイヤをボンディングすることが可能である。
また、第2のグラウンドパターン24bの形成位置は、電源ワイヤ27が電源パターン23に結線される位置より外側に設けてもよい。これにより、第2のグラウンドワイヤ29をより近接させることが可能である。
なお、電源ワイヤ27と第2のグラウンドワイヤ29とは、ほぼ平行に配置されることが望ましい。ほぼ平行にすることにより、電源ワイヤと第2のグラウンドワイヤの電流位相が180°異なるため、効果的に磁界を打ち消し合うことができる。
ここで、「平行に」とは、一方のワイヤが他方のワイヤの磁界を打消し合う効果を最大に引き出すことが可能な程度の平行性を有していれば良く、厳密な平行性を意味するものではない。
本発明の半導体装置は、半導体チップ22の電源パッド25とグラウンドパッド26とが隣接していない半導体装置であっても、半導体チップに隣接して設けられた第1のグラウンドパターンと、半導体チップに対し第1のグラウンドパターンより外側に設けられた第2のグラウンドパターンとを設け、第1のグラウンドワイヤは、第1のグラウンドパターン24aまで最短距離で接続し、第1のグラウンドパターン24aと第2のグラウンドパターン24bとを第2のグラウンドワイヤによって接続し、該第2のグランドワイヤ29を、電源ワイヤ27と互いに磁界が打ち消される位置に近接して配置することにより、これらのワイヤのインダクタンスを低減することができる。
以下、実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが、本発明は、これらの実施例に何ら限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない限りこれらの実施例を適宜改変したものも本発明の範囲内である。
本発明によるインダクタンス低減効果を、電磁界シミュレータを用いて確認した。比較のため、従来技術によるワイヤ配置についても同様に確認した。図4に本発明の実施例の半導体装置の概略断面図を示す。図5に実施例の半導体装置のワイヤ配置の概略平面図を示す。図6に従来技術の半導体装置のワイヤ配置の概略平面図を示す。
想定した半導体装置の積層構造は、図4に示すように、電位基準面となるグラウンドプレーン層31と、基板21と、第2のグラウンドパターン24aと、封止材層29とで構成される。グラウンドプレーン層31は厚さ35μmとした。また、基板21の比誘電率は、FR4(Flame Retardant Type4:耐熱性ガラス布基材エポキシ樹脂銅張積層板)基板を想定して4.5とし、厚さは120μmとした。また、第2のグランドパターンの材料は銅とし、厚さを40μmとした。また、封止材29の比誘電率はエポキシ樹脂を想定して3.9とした。
基板21の表面には第2のグラウンドパターン24aを配置し、封止材層29の中に直径8μmの金ワイヤ41を配置した。金ワイヤ41は、基板から250μm上方に離れた位置に想定した。グラウンドパターンとワイヤは垂直方向に異なるレベルに存在するが、シミュレーションの簡易化のため、接続箇所では理想的に接続させた。
本発明の半導体装置のシミュレーションにおいて、図5に示すように、グラウンドワイヤが0.5mmと2.5mmに分割されている。すなわち、第1のグラウンドワイヤ28の長さは0.5mmとし、第2のグラウンドワイヤ29の長さは2.5mmとした。第1のグラウンドワイヤ28と第2のグラウンドワイヤ29との間を、幅0.5mm、長さ3.950mmの第1のグラウンドパターン24aで接続し、電源ワイヤ27と第2のグラウンドワイヤ29とが0.05mmの距離で2.5mm並走する条件とした。
一方、従来の半導体装置のシミュレーション条件は、図6に示すように、長さ3mmの電源ワイヤ17とGNDワイヤ18とが4mmの距離で並走することとした。
図7に、従来技術および本発明におけるインピーダンスのシミュレーション結果のグラフを示す。図7中(a)が本発明の半導体装置のワイヤ配置でのシミュレーション結果である。また、図7中(b)が従来技術の半導体装置のワイヤ配置でのシミュレーション結果である。
本発明の電磁界シミュレーション結果は、図7(a)に示すように、インピーダンスが100[MHz]で2.4654[Ω]となった。なお、0[Hz]におけるインピーダンスは、0.4548[Ω]であった。
一方、従来技術の場合、電磁界シミュレーション結果は、図7(b)に示すように、100[MHz]で3.2607[Ω]であった。なお、0[Hz]におけるインピーダンスは、0.4513[Ω]であった。
上記電磁界シミュレーション結果からインダクタンス成分を算出した。計算式を以下に示す。
L=√(Z−R)/ω
L:インダクタンス[nH]
Z:インピーダンス[Ω]
R:ワイヤの抵抗値[Ω]
ω:周波数[Hz]
上記計算式により計算した結果、従来技術による半導体装置のインダクタンスは5.14[nH]であり、本発明の半導体装置のインダクタンスは3.86[nH]であった。本発明の半導体装置によるワイヤの配置でのインダクタンスは、従来技術のインダクタンスに比べ、約25%減少した。
このように、本発明の半導体装置によれば、良好にインダクタンスの低減を実現することがわかった。
11、21 基板
12、22 半導体チップ
13、23 電源パターン
15、25 電源パッド
16、26 グラウンドパッド
17、27 電源ワイヤ
24a 第1のグラウンドパターン
24b 第2のグラウンドパターン
28 第1のグラウンドワイヤ
29 第2のグラウンドワイヤ
31 グラウンドプレーン層
41 金ワイヤ
特許第3483132号公報 特開2001−345344号公報 特許第2716005号公報

Claims (4)

  1. 少なくとも電源パターンおよびグラウンドパターンが配置される基板と、
    該基板上に搭載され、少なくとも電源パッドおよびグラウンドパッドが配置される半導体チップと、を備えた半導体装置であって、
    前記電源パッドと前記グラウンドパッドとの間には、他のパッドが配置され、
    前記電源パッドと前記電源パターンは、電源ワイヤで結線されるとともに、前記グラウンドパッドと前記グラウンドパターンは、グラウンドワイヤで結線され、
    前記グラウンドパターンは、前記半導体チップに隣接して設けられる第1のグラウンドパターン、および前記半導体チップに対し前記第1のグラウンドパターンより外側に設けられた第2のグラウンドパターンを備え、
    前記グラウンドワイヤは、前記グラウンドパッドと前記第1のグラウンドパターンとを結線する第1のグラウンドワイヤ、および前記電源ワイヤと互いに磁界が打ち消される位置に配置されて、前記第1のグラウンドパターンと前記第2のグラウンドパターンとを結線する第2のグラウンドワイヤを備える
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第2のグラウンドパターンは、前記電源パターンの領域内に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記他のパッドは、外部からの信号入力用のパッドであることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1のグラウンドワイヤは、前記グラウンドパッドと前記第1のグラウンドパターンとを最短距離で結線することを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の半導体装置。
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