JP2014227795A - 組立式店舗及びその組立方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】材料の寸法が小さく、重量も軽く、移動が容易で、高温時に屋台内の温度が過度に上昇しない組立式店舗及びその組立方法の提供。
【解決手段】本体が、中空パイプで構成された骨組状の部材である本体第1部分及び本体第2部分と、軽量な材料で断熱材が内蔵されて天井部を構成する本体第3部分を備え、本体第1部分と本体第2部分と本体第3部分は締結部材で締結可能であり、本体第1部分と本体第2部分の底部には移動用部材が取り付けられており、本体内には什器が配置されており、当該什器は中空のパイプで構成されて全体が骨組状となっており、当該骨組状の什器に複数のキャンディー容器が配置されている。
【選択図】図5

Description

本発明は移動可能な組立式店舗、例えばお菓子(キャンディー等)の量り売りに好適な用いられる屋台に関する。
近年、鉄道の駅に隣接した商業施設に移動可能な組立式店舗(屋台)を設置したいという要請が存在している。
しかし、係る商業施設に屋台を設置する場合には、屋台組立のための材料を運搬するために、鉄道駅の構内を移動しなければならない。ここで鉄道駅の構内は多数の通行者で混雑している場合が多く、屋台組立のための材料を運搬しようすると、通行の邪魔となり、駅の構内をより混雑させてしまう可能性がある。
また、鉄道駅の構内で荷物を運搬するために自動車を用いることは不可能であり、人力で部材を運搬しなければならない。
しかし、屋台組立のための材料の寸法が大きい場合、重量が大きい場合には、人手では迅速な運搬が困難となり、その結果、通行の邪魔となり、混雑に拍車を掛けてしまう。
近年、キャンディーの量り売りという販売システムの人気が上昇しており、キャンディーの量り売り用の屋台が鉄道の駅に隣接した商業施設に設けられるケースが存在している。
しかし、キャンディーは高温時に溶融してしまう場合が多い。
そのため、キャンディーの量り売り屋台において、特に夏季の高温時には、キャンディーが溶融しない様にする必要がある。
そのため、屋台組立のための材料の寸法が小さく、重量も軽く、容易且つ迅速に設置箇所まで移動できて、しかも、夏季の高温時に屋台内の温度が過度に(例えば、キャンディーが溶融してしまう程度まで)上昇しない技術が望まれる。
しかし、現時点において、その様な技術は提案されていない。
その他の従来技術として、一人で組立及び分解を行うことが出来て、分解後は軽自動車で運搬することが出来る屋台が提案されている(特許文献1参照)。
しかし、係る従来技術(特許文献1)は、焼き鳥の移動販売における衛生面の規制を充足することを目的としており、屋台組立のための材料の寸法を小さくして軽量化し、容易且つ迅速に設置箇所まで移動可能であり、しかも、夏季の高温時に屋台内の温度が過度に上昇しない様にすることは企図していない。また、軽自動車で運搬することを前提としているので、鉄道駅の構内を移動することは出来ない。
特開2004−270138号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、組立のための材料の寸法が小さく、重量も軽く、容易且つ迅速に設置箇所まで移動できて、しかも、夏季の高温時に屋台内の温度が過度に(例えば、キャンディーが溶融してしまう程度まで)上昇しない組立式店舗及びその組立方法の提供を目的としている。
本発明の組立式店舗(屋台500)は、本体が、中空パイプ(例えば、角パイプ)で構成された骨組状の部材である本体第1部分(本体Aユニット100)及び本体第2部分(本体Bユニット200)と、軽量な材料で断熱材が内蔵されて(組立式店舗あるいは屋台の)天井部を構成する本体第3部分(Cユニット300)を備え、
本体第1部分(100)と本体第2部分(200)と本体第3部分(300)は締結部材(例えばボルトB・ナットN)で締結可能であり、
本体第1部分(100)と本体第2部分(200)の底部には移動用部材(例えば、車輪やキャスター1)が取り付けられており、
本体内(100、200)には什器(400)が配置されており、当該什器(400)は中空のパイプで構成されて全体が骨組状となっており、当該骨組状の什器に複数のキャンディー容器(450)が配置されていることを特徴としている。
本発明の組立式店舗(500)には空調機の室内機(4)及び室外機(5)が設置されていることが好ましい。
また本発明の組立式店舗(500)にはシャッターボックス(2A、2B)が取り付けられているのが好ましい。あるいは、オーニング(3A、3B)が配置されているのが好ましい。
本発明の組立式店舗(100:屋台:請求項1〜4の何れか1項の組立式店舗)の組立方法は、
中空パイプで構成された骨組状の部材である本体第1部分(本体Aユニット100)と本体第2部分(本体Bユニット200)を締結部材(例えばボルトB・ナットN)で締結する工程(図3)と、
締結された本体第1部分(100)及び本体第2部分(200)に、軽量な材料製で断熱材が内蔵されて(組立式店舗あるいは屋台の)天井部を構成する本体第3部分(Cユニット300)を締結部材(例えばボルトB・ナットN)で締結する(組立式店舗あるいは屋台の)本体組立工程(図4)と、
中空パイプにより階段状に構成された什器の部分(ユニット410A、410B)を組み合わせ、組み合わされた部分(ユニット410A、410B)の頂部を天板(キャンディー什器屋根440)により挟み込み、締結部材(ボルトB、ナットN)で一体的に締結する什器組立工程(図7、図8)と、
本体500内部に組み立てられた什器(400)を内蔵する工程(図9)を有している。
上述する構成を具備する本発明によれば、組立式店舗(屋台500)を構成する本体第1部分(本体Aユニット100)と本体第2部分(本体Bユニット200)は中空パイプで構成された骨組状の部材であるため軽量であり、運搬が容易である。
ここで、本体第1部分(100)と本体第2部分(200)の底部には移動用部材(例えば、車輪やキャスター1)が取り付けられているので、例えば駅構内のように多数の通行者で混雑している場所でも、軽量な本体第1部分(100)と本体第2部分(200)を作業員が押圧することにより、安全且つ迅速に所定箇所まで移動することが可能となる。
これに加えて、組立式店舗(屋台500)を構成する本体第3部分(Cユニット300)も軽量な材料で構成することが出来るので、作業員により安全且つ迅速に運搬することが出来る。
本発明によれば、軽量の本体第1部分〜第3部分を締結部材(例えばボルトB・ナットN)で締結することにより、組立式店舗(屋台500)の本体が組み立てられるので、組立に必要な労力が極めて小さく、且つ、短時間で組み立てることが出来る。
そのため混雑する商業施設においても通行の邪魔になる可能性が小さく、問題なく店舗(屋台500)を組み立てて設置することができる。
本発明によれば、本体第1部分(100)〜第3部分(300)は骨組状の部材で構成されており、当該骨組状の部材は空気の流れを遮断してしまうことがない。そのため、本発明に係る組立式店舗内は風通しが良い状態が維持され、内部に空気が滞留してしまうこともない。
そして、風通しが良く、内部に空気が滞留しないため、組立式店舗内が異常に昇温して、例えばキャンディーのような商品が溶融してしまう恐れが低減する。
また本発明において、キャンディーを収容する容器を配置するために用いられる什器(400)も中空のパイプで構成されており、全体が骨組状となっており、当該骨組状の什器(400)に複数のキャンディー容器(450)が配置されるので、複数のキャンディー容器(450)が配置された状態でも什器(400)の内部は空気が流通して、いわゆる「風通しが良い」状態が維持される。そのため、什器(400)に配置されたキャンディー用容器(450)の周辺部に空気の流れが形成され、キャンディー用容器(450)に滞留した熱を奪い、キャンディー容器(450)の周囲の昇温が防止され、容器(450)内部のキャンディーが溶融してしまう事態が防止される。
本発明において、組立式店舗(500)の屋根に相当する本体第3部分(Cユニット300)には断熱材が内蔵されているので、夏季の様に強烈な日差しが直接照り付ける状態であっても、組立式店舗(500)内部の温度は屋台外部ほど上昇しない。
そして、本発明に係る組立式店舗(500)には空調機(4、5)を設置することが出来るので、本体第3部分(300)に内蔵されている断熱材と前記空調機(4、5)により、組立式店舗(500)内の温度上昇が抑制され、組立式店舗(500)内の顧客に温度上昇による不快感を与える可能性が低い。
そのため、例えば組立式店舗(500)でキャンディーが量り売りされる場合に、当該キャンディー(キャンディー以外の菓子を販売する場合には、当該菓子)が溶融してしまう事態が防止される。
さらに本発明の組立式店舗にはシャッターボックス(2A、2B)を取り付けることが可能であり、シャッターボックス(2A、2B)からシャッターを引き出して組立式店舗(500)を覆うことにより、商業施設に人がいない時間帯(夜間等)における防犯が可能である。
それに加えて、本発明の組立式店舗(500)にオーニング(3A、3B)を配置して、オーニング(3A、3B)から膜状部材(スクリーン)を引き出すことにより、当該膜状部材を日除けとして利用することが可能となり、あるいは、顧客を雨水から遮って雨宿りのスペースを提供することが可能である。
本発明の実施形態に係るキャンディー量り売り用の屋台を示す斜視図である。 図1で示す屋台を3つの部分によって組み立てる前の状態を示す斜視図である。 図1で示す屋台を組み立てる工程を示す工程図である。 図1で示す屋台を組み立てる工程であって、図3で示す工程の次工程を示す工程図である。 図4で示す工程の後に、オーニングとシャッターボックスを取り付ける状態を示す斜視図である。 屋台の内部に設置されるキャンディー什器の斜視図である。 図6で示すキャンディー什器を組み立てる工程を示す工程図である。 図6で示すキャンディー什器を組み立てる工程であって、図7で示す工程の次工程を示す工程図である。 組み立てられた屋台内にキャンディー什器を配置した状態を示す図である。 組み立てられた屋台に空調機の室内機及び室外機を取り付けた状態を示す側面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1において、組立式店舗(屋台)500は、本体第1部分(以下、「本体Aユニット」と言う)100と、本体第2部分(以下、「本体Bユニット」と言う)200と、本体第3部分(以下、「本体Cユニット」と言う)300を備えている。
本体Aユニット100及び本体Bユニット200は、中空パイプ(例えば角パイプ、あるいは断面円形のパイプ)で構成された骨組み状の部材である。
本体Cユニット300は、主要骨組みが中空パイプ(例えば角パイプ、あるいは断面円形のパイプ)で構成され、内部に軽量な材料で断熱材が内蔵されて組立式店舗500の天井部を構成している。
本体Aユニット100と本体Bユニット200は、図1における矢印AB方向(図1では左右方向)について一体に接続されている。
図1で示す組立式店舗500は、キャンディーの量り売り用の屋台として使用される。
図示の実施形態では、本体Aユニット100と本体Bユニット200が接続された状態において、図1の矢印C、D方向の両側面(C面、D面)の上部にはシャッターボックス2A及びオーニング(日除け部材)3Aが取り付けられ、矢印B方向の面(面B)の上部にはシャッターボックス2B及びオーニング(日除け部材)3Bが取り付けられている。
本体Cユニット300における図1の上面右端(B側端部)には、エアコンディショナーの室外機5が設置されている。エアコンディショナーの室内機については後述する。
本体Cユニット300における図1のC側端部には、サイン(看板)600が配置されており、当該サイン600には、例えば移動式店舗の経営母体の名称(例えば、出願人の名称)或いは屋号が表示される。
図1において、組立式店舗500の左方(矢印A方向の端面:面A)には、例えば既存のプレハブ建造物(図示は省略する)が配置されている。
当該プレハブ建造物の内部には、例えば会計用のレジスターマシンが設置されている。
図2は、組立式店舗500を構成する本体Aユニット100と、本体Bユニット200と、本体Cユニット300の各ユニットについて、それぞれ示している。
本体Aユニット100は、例えば軽量アルミ合金素材製の中空パイプ(例えば角パイプ:中空パイプが共通の断面形状を有している)と、例えば軽量の樹脂性パネルによる腰板(符号15、16)と、スノコ状の床17と、接続金具18、19と、4個のキャスター(車輪)1を備えている。
本体Aユニット100の骨組みは、底部枠部材11と、上端枠部材12と、4本の角柱13と、腰板上端の3本の保護用梁14A、14B、14Aとで構成されている。
底部枠部材11は、矢印C、D方向の1対の梁11Aと、矢印A、B方向の1対の梁11Bが、公知の手段(例えば溶接)によって、「ロ」字状に相互に組まれている。
上端枠部材12は、矢印C、D方向の1対の梁12Aと、矢印A、B方向の1対の梁12Bが、公知の手段(例えば溶接)によって、「ロ」字状に相互に組まれている。
底部枠部材11と上端枠部材12とは、共通の部材で構成することが出来る。
4本の角柱13は、底部枠部材11と上端枠部材12において、同一の添字(A、Bの何れか)が付せられた部材の端部同士を、公知の手段(例えば溶接)によって直角に接合している。
そして本体Aユニット100は、全体が籠状に組み立てられている。
底部枠部材11で囲まれた全領域には、スノコ板を張り巡らした床17が形成されている。当該床17の裏面には4つのキャスター1が取り付けられている。
鳥籠状の面C(本体Aユニット100の矢印C方向の端面)、面D(本体Aユニット100の矢印D方向の端面)の下端部及び面B(本体Aユニット100の矢印B方向の端面)の下端部には腰板15、15、16が張られ、当該腰板15、15、16の上端は保護用梁14A、14A、14Bと結合している。
面A(本体Aユニット100の矢印A方向の端面)における底部枠部材11の梁11Bの両端近傍の下面には、垂直に配置された1対の接続板18が取り付けられている。また、面Aにおける上端枠部材12の梁12Bの両端近傍の下面にも、垂直に配置された1対の接続板18が公知の手段(例えば溶接)によって取り付けられている。
図2では明示されていないが、4枚の接続板18の中央にはボルト孔18hが形成されている。
面Bの梁12Bと1対の梁12Aとで形成される2箇所のコーナー部には接続板19が水平に配置されており、接続板19は公知の手段(例えば溶接)によって取り付けられている。
2枚の接続板19の中央にはボルト孔19hが形成されている。
図2で示す本体Bユニット200は、例えば軽量アルミ合金素材である中空パイプ(例えば角パイプ:共通の断面形状を有している)と、例えば軽量の樹脂性パネルによる腰板(符号25、26)と、スノコ板による床材料27と、接続金具28、29と、4個のキャスター(車輪)1を備えている。
本体Bユニット200の骨組みは、底部枠部材21と、上端枠部材22と、4本の角柱23と、腰板上端の3本の保護用梁24A、24B、24Aとで構成されている。
底部枠部材21は、矢印C、D方向の1対の梁21Aと、矢印A、B方向の1対の梁21Bが、公知の手段(例えば溶接)によって、「ロ」字状に相互に組まれている。
上端枠部材22は、矢印C、D方向の1対の梁22Aと、矢印A、B方向の1対の梁22Bが、公知の手段(例えば溶接)によって、「ロ」字状に相互に組まれている。
底部枠部材21と上端枠部材22とは、共通の部材で構成することが出来る。
4本の角柱23は、底部枠部材21と上端枠部材22において、同一の添字(A、Bの何れか)が付せられた部材の端部同士を、公知の手段(例えば溶接)によって直角に接合している。
そして本体Bユニット200は、全体が籠状に組み立てられている。
底部枠部材21で囲まれた領域には、スノコ状の床27が形成されている。当該床27の裏面には4つのキャスター1が取り付けられている。
面C(本体Bユニット200の矢印C側の端面)、面D(本体Bユニット200の矢印D側の端面)の下端部及び面Aの下端部には腰板25、26が張られ、当該腰板の上端は保護用梁24A、24A、24Bと結合されている。
面B(本体Bユニット200の矢印B側の端面)における底部枠部材21の梁21Bの両端近傍の下面には、垂直に配置された1対の接続板28が取り付けられている。面Bにおける上端枠部材22の梁22Bの両端近傍の下面にも、垂直に配置された1対の接続板28が、公知の手段(例えば溶接)によって取り付けられている。4枚の接続板28の中央にはボルト孔28hが形成されている。
本体Bユニット200における4枚の接続板28のボルト孔28hの左右方向の位置と垂直方向位置は、本体Aユニット100における4枚の接続板18のボルト孔18hの左右方向の位置及び垂直方向位置と整合するように、設定されている。
上端枠部材22における面A(本体Bユニット200の矢印A側の端面)の梁22の両端と1対の梁22Aとで形成される2箇所のコーナー部には、接続板29が水平に配置されている。接続板29は、公知の手段(例えば溶接)によって取り付けられている。
2枚の接続板29の中央にはボルト孔29hが形成されている。
本体Cユニット300は、例えば軽量アルミ合金素材製の中空パイプ(例えば角パイプ:共通の断面形状を有している)と、例えば軽量の樹脂パネルによる側板(符号35、36)と、屋根部材(板状部材)37で構成されている。
側板35、36、図示の実施形態では透明な部材として表示しているが、着色材であっても良い。
本体Cユニット300の骨組みは、下部枠部材31と、上部枠部材32と、4本の短い角柱33で構成されている。
上部枠部材31は、矢印C、D方向の1対の梁31Aと、矢印A、B方向の1対の梁31Bが、公知の手段(例えば溶接)によって、「ロ」字状に相互に組まれている。
上部枠部材32は、矢印C、D方向の1対の梁32Aと、矢印A、B方向の1対の梁32Bが、公知の手段(例えば溶接)によって、「ロ」字状に相互に組まれている。
下部枠部材31と上部枠部材32とは、共通の部材で構成することが出来る。
4本の短い角柱33は、下部枠部材31と上部枠部材32において、同一の添字(A、Bの何れか)が付せられた部材の端部同士を、公知の手段(例えば溶接)によって直角に接合している。そして、本体Cユニット300は、全体として、薄い籠状に組み立てられている。当該薄い籠状の4つの側面は、樹脂パネルによる側板35、36で覆われている。
上部枠部材32の上端面を覆うように、屋根部材37が取り付けられている。
下部枠部材31の4箇所のコーナーには接続板39が水平に配置されて取り付けられている。当該接続板39の各々の中心にはボルト孔39hが形成されている。
本体Cユニット300において、4枚の接続板39のボルト孔39hの矢印CD方向の位置及び矢印AB方向の位置は、本体Aユニット100と本体Bユニット200を接続した状態において、接続板19、29のボルト孔19h、29hの矢印CD方向の位置及び矢印AB方向の位置と整合する様に設定されている。
次に、図3、図4に基づいて、本体Aユニット100、本体Bユニット200、本体Cユニットを順次接続して、組み立て式店舗500を構築する手順について説明する。
図3で示す様に、店舗を設置する予定位置に本体Aユニット100を運び込み、本体Aユニット100のキャスターをロックして本体Aユニット100を定位置に固定する。
次に、本体Bユニット100を手押しして運び込む。ここで、店舗を設置する予定位置に最初に本体Bユニット100を運び込み、次に本体Bユニット100を運び込んでも良い。
次に本体Bユニット200の接続板28を本体Aユニット100の接続板18に当接させ、本体Bユニット200の接続板28のボルト孔28hの位置を、本体Aユニット100の接続板18のボルト孔18hの位置と整合させる。
そして、本体Aユニット100の接続板18と本体Bユニット200の接続板28(4箇所)を、ボルトB及びナットNによって締結、接続する。
次に、図4で示す様に、本体Aユニット100と本体Bユニット200を接続した状態のユニット上から、本体Cユニット300を被せる。
本体Cユニット300は軽量であるため、本体Aユニット100と本体Bユニット200上に人力で容易に持ち上げることが出来る。
本体Aユニット100と本体Bユニット200を接続して本体Cユニット300を被せた状態で、本体Cユニット300における接続板39のボルト孔39h(図4では図示を省略)の位置を、本体Aユニット100の接続板19のボルト孔19h、本体Bユニット200の接続板29のボルト孔29h(図4では図示を省略)の位置と整合させる。
そして、本体Cユニット300の接続板39と、本体Aユニット100の接続板19と、本体Bユニット200の接続板28(4箇所)を、ボルトB及びナットNによって締結、接続する。
図2で示すように、図示の実施形態に係る屋台500(図1参照)を構成する本体Aユニット100と本体Bユニット200は、中空パイプ(例えば、角パイプ)で構成された骨組状の部材であるため、軽量である。そのため、図3、図4で示す手順を人力により容易に実行することが出来る。
それに加えて、中空パイプで構成された骨組状の部材は空気の流れを遮断してしまうことがないので、組み立てられた屋台500内は風通しが良い状態が維持され、内部に空気が滞留してしまうこともない。
ここで、本体Aユニット100と本体Bユニット200の底部には移動用のキャスター1が取り付けられている。
そのため、例えば駅の構内のように多数の通行者で混雑している場所でも、軽量な本体Aユニット100と本体Bユニット200を人手により押すことで、安全且つ迅速に所定箇所まで移動することが可能である。
屋台500の天井部分を構成するCユニット300も軽量な材料や中空パイプで構成することが出来るので全体が軽量であり、人手により安全且つ迅速に運搬することが出来る。
図示の実施形態によれば、屋台500の組み立てに際しては、軽量の本体Aユニット100、本体Bユニット200及び本体Cユニット300をボルトB、ナットNで締結するのみで、屋台500の本体が組み立てられる。そのため、組立の労力が極めて小さく、且つ、短時間で組み立てることが出来る。
そのため通行の邪魔になる可能性が小さく、混雑する商業施設においても問題なく屋台500を構築して、設置することができる。
本体Aユニット100と本体Bユニット200の底部(床側)にはスノコ状の床部材17が配置されているので、本体Aユニット100と本体Bユニット200の内側に顧客が立ち入ることが出来る。
本体Aユニット100、本体Bユニット200と及びCユニット300を組み立てたならば、図5で示すように、シャッターボックス2A(2箇所)、2B(1箇所)を少なくとも3箇所(図5の矢印C方向の端面、矢印D方向の端面D、矢印B方向の端面)に取り付ける。
シャッターボックス2A、2Bを取り付けることにより、商業施設に人がいない時間帯(夜間等)においても、犯罪者が屋台500内に侵入することが防止され、防犯上好適である。
なお、図5において、シャッターボックス2A、2Bが取り付けられていない箇所(図5ではA側の面)については、明示されてはいないが、格子付きの窓を形成したパネルを配置することが出来る。
図5において、シャッターボックス2A、2Bを取り付けた箇所(面)にはオーニング3A(2箇所箇所)、3B(1箇所)が配置されている。
オーニング3A、3Bを配置することにより顧客の日除けが可能となり、あるいは、顧客に対して雨宿りのスペースを提供することが出来る。
なお、シャッターボックス2A、2Bとオーニング3A、3Bについては、公知、市販のものを適用することが出来る。
図6は、キャンディーを収容する容器(450:図8参照)を配置するための什器400を示している。この什器400は、屋台500内に配置される。
図6で示すように、什器400は中空パイプ(例えば角パイプ411〜429:図7参照)及び天板440を有しており、全体が骨組状に構成されている。
そして、図8、図9で示すように、骨組状の什器400に複数のキャンディー容器450(図8参照)が収容される。
什器400は全体が骨組状であるため、複数のキャンディー容器450が配置された状態でも、風通しが良い状態に保たれる。そのため、キャンディー容器450の周囲に空気が滞留し、滞留した空気が昇温して、キャンディー容器450内部のキャンディーが溶融してしまうことが防止される。
什器400の組立に際しては、図7で示すように、角パイプ411〜429により階段状に組み立てられた2つのユニット410A、410Bを、2つのユニット410A、410Bのパイプ412(図7で、ユニット410Bのパイプ412の符号は省略)同士を当接させる。
そして、ユニット410A、410Bの頂部に天板440を配置し、天板440上面から図示しないボルト及びナットにより、ユニット410A、410B、天板440を一体的に締結する(図6、図8参照)。
組み立てられた什器400は、本体Aユニット100及び本体Bユニット200のスノコ状の底面17、27上に配置される。
屋台500は屋外に設置され、夏季は室内の温度上昇の恐れがある。
そのため図示の実施形態に係る屋台では、図9、図10で示すように、空調機(エアコン:室内機4、室外機5)を設けて、屋台500内の温度上昇を防止している。
明確には図示されていないが、屋台500の屋根に相当する本体Cユニット300には断熱材が内蔵されている。そのため、屋台500内部の温度は屋台500外部ほどは上昇しない。そのため、屋台500内の温度上昇を防止する意味では、空調機(エアコン:室内機4、室外機5)は副次的な役割を担っている。
本体Cユニット300に内蔵されている図示しない断熱材と、図9、図10で示す空調機により、屋台500内の温度上昇が防止され、屋台500内の顧客に温度上昇による不快感を与えることが防止される。
さらに、図6〜図9で示すように、キャンディー什器400は中空パイプにより骨組状に構成されているので風通しが良く、什器400に配置されたキャンディー用容器450の周辺部には常に空気の流れFw(図10参照)が形成される。係る空気の流れFwによりキャンディー用容器450に滞留した熱を奪い、キャンディー用容器450の周辺部の温度上昇を防止する作用効果がある。
このように、図示の実施形態によれば屋台500内の温度上昇が防止され、キャンディー用容器450周辺部の温度上昇が防止されるので、屋台500で量り売りされるキャンディー(キャンディー以外の菓子を販売する場合には、当該菓子)が溶融してしまう事態が防止される。
なお、空調機4、5の設置は、屋台500内に図6の什器400を配置するのと同時であっても良いし、什器400の配置後であっても良い。
あるいは、図5で示すシャッターボックス2A、2B及びオーニング3A、3Bの設置と同時であっても良いし、シャッターボックス2A、2B及びオーニング3A、3Bの設置後でも良い。
さらに、本体Aユニット100と本体Bユニット200と本体Cユニット300の組立後(図2、図4)であっても良い。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではないことを付記する。
1・・・キャスター
2A・・・シャッターボックス
3A・・・オーニング
4・・・空調機の室内機
5・・・空調機の室外機
100・・・本体Aユニット
200・・・本体Bユニット
300・・・本体Cユニット
400・・・什器
500・・・組み立て式店舗/屋台

Claims (5)

  1. 本体が、中空パイプで構成された骨組状の部材である本体第1部分及び本体第2部分と、軽量な材料製で断熱材が内蔵されて天井部を構成する本体第3部分を備え、
    本体第1部分と本体第2部分と本体第3部分は締結部材で締結可能であり、
    本体第1部分と本体第2部分の底部には移動用部材が取り付けられており、
    本体内には什器が配置されており、当該什器は中空のパイプで構成されて全体が骨組状となっており、当該骨組状の什器に複数のキャンディー容器が配置されていることを特徴とする組立式店舗。
  2. 空調機の室内機及び室外機が設置されている請求項1の組立式店舗。
  3. シャッターボックスが取り付けられている請求項1、2の何れかの組立式店舗。
  4. オーニングが配置されている請求項1〜3の何れか1項の組立式店舗。
  5. 請求項1〜4の何れか1項の組立式店舗の組立方法において、
    中空パイプで構成された骨組状の部材である本体第1部分と本体第2部分を締結部材で締結する工程と、
    締結された本体第1部分及び本体第2部分に、軽量な材料製で断熱材が内蔵されて天井部を構成する本体第3部分を締結部材で締結する本体組立工程と、
    中空パイプにより階段状に構成された什器の部分を組み合わせ、組み合わされた部分の頂部を什器天井部により挟み込み、締結部材で一体的に締結する什器組立工程と、
    本体内部に組み立てられた什器を内蔵する工程を有することを特徴とする組立方法。
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