JP2014225836A - 撮像装置及び撮像装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】煩雑な操作や設定を行うことなく、安定した映像を記録するためのアシスト機能をユーザに提供できるようにする。
【解決手段】撮像手段と、前記撮像手段での撮像する方向が移動した際に移動方向を検出する検出手段と、前記検出手段で検出した移動方向に応じて、前記撮像手段で撮像している画像とともに、前記移動方向に対応するパターンのガイドを、複数のパターンのガイドのうちから選択して表示部に表示するように制御する表示制御手段とを設け、画角を変更しながら撮像を行う際に、画角の動きに合ったガイドのみを自動的に表示することができるようにする。
【選択図】図3
【解決手段】撮像手段と、前記撮像手段での撮像する方向が移動した際に移動方向を検出する検出手段と、前記検出手段で検出した移動方向に応じて、前記撮像手段で撮像している画像とともに、前記移動方向に対応するパターンのガイドを、複数のパターンのガイドのうちから選択して表示部に表示するように制御する表示制御手段とを設け、画角を変更しながら撮像を行う際に、画角の動きに合ったガイドのみを自動的に表示することができるようにする。
【選択図】図3
Description
本発明は撮像装置及び撮像装置の制御方法に関し、特に、撮像装置におけるパン/チルトのアシスト機能に関するものである。
カメラのフレームに入りきれない広大な風景などを収めるために、カメラを左右に振って撮影することをパン(パンニング)と呼ぶ。一方、フレームに入りきれないほど高さの建物などを収めるために、カメラを上下に振って撮影することをチルト(ティルティング)と呼ぶ。
パンやチルトは、動画撮影においては基本的な技術の一つであるが、操作に熟練していないと、撮影映像は上下/左右に波を打ったような落ち着きのない映像になってしまう。予めパンやチルトをすることが想定されているときは、三脚を使用することである程度は改善することができる。しかし、三脚をいつも携帯しているとは限らないため、どうしても手持ちで撮影を行わなければならないこともある。
そこで、特許文献1では、パンニングを検出したときに画像を補正することによって安定した映像を取得する方法が提案されている。この提案は、パンを検出したときに、基準を超えた振れを検出すると、撮影した映像の切り出し位置を変えて、画像補正を行うことによって安定した映像を得ることを特徴としている。
一方、デジタルカメラやデジタルビデオカメラの機能として一般的である、水平合わせや画角調整のためのガイドを、パンやチルトの際に参考にする方法が、撮影のアシスト機能として考えられる。この方法は、既存の機能を利用しているため手軽に実現することができる。
しかし、特許文献1で提案されている方法は、画像補正できる範囲を超えた振れに対しては補正できないため、一度許容範囲から外れてしまうと、もとの状態に復帰させることが困難であるという課題がある。つまり、そのような状態にならないようにすることへの考慮、すなわち、撮影者が許容範囲内の安定した映像を撮影することへの考慮が十分であるとは言えなかった。
一方、水平合わせや画角調整のガイドは、必要なものが表示されているとは限らず、逆に表示されている以外の方向にパン/チルトする場合には、ガイドがかえって邪魔になるという課題があった。そのため、これだけでは、パン/チルトのアシスト機能として使用するには十分な機能であるとは言えなかった。
本発明は前述の問題点に鑑み、煩雑な操作や設定を行うことなく、安定した映像を記録するためのアシスト機能をユーザに提供できるようにすることを目的とする。
本発明は前述の問題点に鑑み、煩雑な操作や設定を行うことなく、安定した映像を記録するためのアシスト機能をユーザに提供できるようにすることを目的とする。
本発明の撮像装置は、撮像手段と、前記撮像手段での撮像する方向が移動した際に移動方向を検出する検出手段と、前記検出手段で検出した移動方向に応じて、前記撮像手段で撮像している画像とともに、前記移動方向に対応するパターンのガイドを、複数のパターンのガイドのうちから選択して表示部に表示するように制御する表示制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、パンやチルトに必要なガイドをパンやチルトに連動して表示することが可能となる。これにより、煩雑な操作や設定を行うことなく、安定した映像を記録するためのアシスト機能をユーザに提供できるという効果が得られる。
図1は、本発明を適用した撮像装置の一例である、デジタルビデオカメラ100の構成例を示すブロック図である。
図1において、撮像部1は光学系レンズ、CCD等の撮像素子、オートフォーカス機構、ズーム機構等からなり、カメラ制御部3の指示に従い、被写界に対して焦点や光量等を調整する。そして、レンズを通して結像された被写界の光学像を映像信号に変換し、カメラ信号処理部2に送出する。カメラ信号処理部2は、カメラ制御部3の指示に従い、映像信号に所定の信号処理を施して、記録系信号処理部6に送出する。
図1において、撮像部1は光学系レンズ、CCD等の撮像素子、オートフォーカス機構、ズーム機構等からなり、カメラ制御部3の指示に従い、被写界に対して焦点や光量等を調整する。そして、レンズを通して結像された被写界の光学像を映像信号に変換し、カメラ信号処理部2に送出する。カメラ信号処理部2は、カメラ制御部3の指示に従い、映像信号に所定の信号処理を施して、記録系信号処理部6に送出する。
操作部12の一部は、カメラ系に関する各種スイッチ、ダイヤル(AFオン/オフ、AEオート/ロック、プログラムAE等)類から構成され、操作者からの指示をシステム制御部4を介してカメラ制御部3に送出する。カメラ制御部3は、マイクロコンピュータ等により構成され、システム制御部4、操作部12の指示等によりカメラ系全体を制御する。
信号処理部5は、記録系信号処理部6と再生系信号処理部7とから構成され、システム制御部4の指示により、様々な記録・再生信号処理を行う。記録系信号処理部6は、カメラ信号処理部2から出力された信号に対して、所定の信号処理を施してシステム制御部4を介して記録媒体9に送出する。システム制御部4は、記録系信号処理部6から送られる映像信号を記録媒体9に記録する。記録媒体9は、ハードディスク、DVD、フラッシュメモリなどからなり、システム制御部4の制御に従って映像信号を記録するとともに、記録した映像信号を再生する。
加速度センサー10は、デジタルビデオカメラ100の撮像方向の前後/左右/上下方向への移動を検出するためのセンサーであり、加速度センサー10で取得したデータは撮像方向検出部11に送られる。角速度センサー13は、加速度の影響を受けない撮像方向への移動を検出するためのセンサーであり、加速度センサー10と同様に取得したデータは撮像方向検出部11に送られる。
撮像方向検出部11は、加速度センサー10と角速度センサー13から取得したデータを基に、撮像方向の移動や移動量を取得し、システム制御部4に送る。システム制御部4では、撮像方向検出部11から送られてきたデータに基づいて、撮像方向の移動の検出、撮像方向、表示するガイドの選択を行う。再生系信号処理部7では、記録媒体9から読み出したデータに所定の処理を施して再生する。
システム制御部4は、前述したデジタルビデオカメラ100の各種機能を総合的に制御する制御部である。本実施形態においては、マイクロコンピュータ(CPU4a)、制御プログラムを格納する不揮発性メモリであるROM4b、一時的に使用するデータを保管する揮発性メモリであるRAM4c等から構成される。
操作部12の一部は、VTR系及び装置全体に関する各種スイッチ([↑]、[→]、[↓]、[←]、[SET]、[END]、[PRINT]、[MENU]、[PLAY]、[FF/REW]、[STOP]、[START/STOP]等)から構成される。そして、操作者からの指示をシステム制御部4に送出する。操作部12の一部、電源モードスイッチは、本体の電源モード(カメラ/切/VTR)を選択するためのスイッチで、その状態をシステム制御部4に送出する。
液晶パネル8は、信号処理部5で処理された映像信号を画像として表示画面に映し出すと共に、文字や記号による本体の各種情報の表示や各種画面を映像に重畳して表示する表示部である。
液晶パネル8は、信号処理部5で処理された映像信号を画像として表示画面に映し出すと共に、文字や記号による本体の各種情報の表示や各種画面を映像に重畳して表示する表示部である。
図2は、本実施形態の制御を行うためのデジタルビデオカメラ100の設定画面の一例を示す図である。
デジタルビデオカメラ100の使用者は、映像の記録を行う前に、図2のガイド設定画面200でガイド表示の動作の設定を行う。ガイド設定画面200において、OFF201は、撮像方向の移動を検出してもガイドを表示しない設定である。ON202は、撮像方向の移動を検出したときにガイドを表示する設定である。SELECT203は、予め複数のガイドを液晶パネル8に表示した状態から、撮像方向の移動検出に合わせて必要なガイドだけを表示する設定である。
デジタルビデオカメラ100の使用者は、映像の記録を行う前に、図2のガイド設定画面200でガイド表示の動作の設定を行う。ガイド設定画面200において、OFF201は、撮像方向の移動を検出してもガイドを表示しない設定である。ON202は、撮像方向の移動を検出したときにガイドを表示する設定である。SELECT203は、予め複数のガイドを液晶パネル8に表示した状態から、撮像方向の移動検出に合わせて必要なガイドだけを表示する設定である。
<第1の実施形態>
本実施形態では、映像記録中にデジタルビデオカメラ100の撮像方向の移動を検出したときに、移動方向に沿ってガイドを表示するための制御について記す。
図3は、本実施形態の制御を表すフローチャートである。ここでは、図2で示したガイド設定画面200において、ガイドの設定を行ったことを前提にして、図3のフローチャートについて説明する。このフローチャートは、RAM4bに格納されたプログラムをRAM4cに展開し、CPU4aが実行することにより実現される。
本実施形態では、映像記録中にデジタルビデオカメラ100の撮像方向の移動を検出したときに、移動方向に沿ってガイドを表示するための制御について記す。
図3は、本実施形態の制御を表すフローチャートである。ここでは、図2で示したガイド設定画面200において、ガイドの設定を行ったことを前提にして、図3のフローチャートについて説明する。このフローチャートは、RAM4bに格納されたプログラムをRAM4cに展開し、CPU4aが実行することにより実現される。
図3において、S301で図2のガイド設定の状態を確認する。ガイド設定がOFFであれば、ガイド表示の処理はこれ以上行わない。S301でガイド設定がSELECTであれば、初期状態となるガイドを表示する(S302)。この設定で表示されるガイド表示の初期状態としては、例えば、図4のようなガイド表示が考えられる。
S301でガイド設定がONであれば、ガイド表示の機能のみを有効にする。S303では、ガイドの初期状態をシステム制御部4にあるROM4aにバックアップし、後述する処理で参照する。
次に、映像記録中かどうかを確認し(S304)、映像記録中でなければS301に戻る。映像記録中であれば、S305へ進む。
S305では、加速度センサー10及び角速度センサー13のデータに基づいて撮像方向検出部11から取得したデータから、システム制御部4で撮像する方向の移動を検出する第1の移動検出処理が行われているか否かの検出状況を確認する。
S305では、加速度センサー10及び角速度センサー13のデータに基づいて撮像方向検出部11から取得したデータから、システム制御部4で撮像する方向の移動を検出する第1の移動検出処理が行われているか否かの検出状況を確認する。
撮像方向の移動検出が行われていなければ、S301に戻る。撮像方向の移動が検出されていれば、システム制御部4は撮像方向検出部11から移動角θを取得し、移動の移動方向を検出する第1の移動方向検出処理を行う(S306)。システム制御部4は、移動角θに最も近いデータθ'を図5のガイド表示角度データテーブルから取得する。そして、S307においてガイド選択処理を行い、移動角θに対応するガイドを選択する。次に、液晶パネル8に表示する表示制御を行う(S308)。例えば、移動角θが10°であれば、図5のデータと照らし合わせて、(|θ-Data[1]|=10°)<(|θ-Data[2]|=35°)よりθ'=0°となるので、傾斜角は0°のガイドが選択される。
ガイドを表示した後、撮像方向検出部11から取得したデータから、システム制御部4で撮像方向の移動が停止したか否かの検出状況を確認する(S309)。移動が継続している間はS309の判定が続けられ、移動が停止したと判定した場合には、S303でバックアップしたガイドの初期状態を参照し(S310)、初期ガイド表示がなしであれば液晶パネル上に表示されているガイドを非表示にする(S311)。S310において、初期ガイド表示がありであれば液晶パネル上に表示されているガイドを初期ガイド表示にする(S312)。
以上に説明したガイド表示の流れのイメージが、図6である。
図6において、(a)は初期状態のガイド表示、(b)は移動中のガイド表示、(c)は異動後のガイド表示を示している。
図6において、(a)は初期状態のガイド表示、(b)は移動中のガイド表示、(c)は異動後のガイド表示を示している。
<第2の実施形態>
本実施形態では、映像記録中にデジタルビデオカメラ100の撮像方向の移動を検出したときに、移動方向に沿って第1のガイドを表示し、垂直方向への移動を検出したときに第2のガイドを表示する。さらに、垂直方向への移動量に応じて第3のガイドを表示する制御について記す。
本実施形態では、映像記録中にデジタルビデオカメラ100の撮像方向の移動を検出したときに、移動方向に沿って第1のガイドを表示し、垂直方向への移動を検出したときに第2のガイドを表示する。さらに、垂直方向への移動量に応じて第3のガイドを表示する制御について記す。
図7は、本実施形態の制御手順を表すフローチャートである。ここでは、図2において、ガイドの設定を行ったことを前提にして、図7のフローチャートについて説明する。このフローチャートは、RAM4bに格納されたプログラムをRAM4cに展開し、CPU4aが実行することにより実現される。
図7において、S701〜S707については、第1の実施形態に記した図3のS301〜S307と同一の手順であるため、ここでは説明を省略する。
図7において、S701〜S707については、第1の実施形態に記した図3のS301〜S307と同一の手順であるため、ここでは説明を省略する。
システム制御部4は、S706で取得した移動角θに最も近いデータθ'を図5のガイド表示角度データテーブルから取得し、S707において表示するガイドを選択した後に、液晶パネル8に第1のガイドとして表示する(S708)。また、本実施形態では、このときに第2のガイドの表示を同時に開始する(S713)。
次に、撮像方向の移動が停止したか否かの検出状況を確認し(S709)、移動が続いていれば、垂直方向への移動を検出する第2の移動検出処理が行われているか否かの検出状況を確認する(S714)。
垂直方向へ移動していれば、移動の移動方向を検出する第2の移動方向検出処理、および垂直方向への移動の移動量を検出する移動量検出を行い(S715)、取得した移動量に基づいてガイド位置をシフトして第2のガイドの表示状態を更新する(S716)。また、第1のガイドと第2のガイドの差分を縮小するためのガイドとして第3のガイドとして表示し(S717)、再び撮像方向の移動の確認に戻る(S709)。
垂直方向へ移動していれば、移動の移動方向を検出する第2の移動方向検出処理、および垂直方向への移動の移動量を検出する移動量検出を行い(S715)、取得した移動量に基づいてガイド位置をシフトして第2のガイドの表示状態を更新する(S716)。また、第1のガイドと第2のガイドの差分を縮小するためのガイドとして第3のガイドとして表示し(S717)、再び撮像方向の移動の確認に戻る(S709)。
第2のガイドの表示位置、及び第3のガイドの表示形態について、図8、図9及び図10を使って、より詳細に説明する。
図10において、1001が被写体、1002がカメラ、1003が垂直方向への撮像方向の移動量、1004が垂直方向の移動量を示す基準となる基準線、すなわち第1のガイドの位置を示す。カメラが基準線1004に対して下向きに振れたと仮定すると、撮像方向の移動量1003のように撮像方向は下に移動する。
図10において、1001が被写体、1002がカメラ、1003が垂直方向への撮像方向の移動量、1004が垂直方向の移動量を示す基準となる基準線、すなわち第1のガイドの位置を示す。カメラが基準線1004に対して下向きに振れたと仮定すると、撮像方向の移動量1003のように撮像方向は下に移動する。
この状況で、撮像方向の移動量1003の移動量が少なくなるように撮影者に操作してもらうためには、基準線1004に近づくようにカメラを上方向に向けてもらう必要がある。そこで、液晶パネル8に表示する第2のガイドを、基準線1004に対して、修正操作量(ズレ量)1005の分だけ上方とするように表示することで、撮影者に対して上方向への操作を促すようにする。これが図9における第2のガイド902であり、修正操作量1005に相当する第3のガイドが図9の903となる。
撮像方向の移動を確認し(S709)、移動が停止したと判定した場合には、S703でバックアップしたガイドの初期状態を参照する(S710)。初期ガイド表示がなしであれば液晶パネル8上に表示されているガイドを非表示にする(S711)。S710において、初期ガイド表示がありの場合であれば、液晶パネル8上に表示されているガイドを初期ガイド表示にする(S712)。
以上に説明したガイド表示の流れのイメージを説明する図が、図8である。また、図9は、図8における第1のガイド901、第2のガイド902、第3のガイド903の表示例を示す図である。
図8において、(a)は初期状態のガイド表示、(b)は移動中のガイド表示、(c)は垂直移動を検出した場合のガイド、(d)は異動後のガイド表示を示している。
図8において、(a)は初期状態のガイド表示、(b)は移動中のガイド表示、(c)は垂直移動を検出した場合のガイド、(d)は異動後のガイド表示を示している。
カメラの動きを加速度センサーで検出し、パンする操作と判断すればその先のパンする操作を滑らかに行うためのガイドを表示する。チルトする操作と判断すればその先のチルトする操作を滑らかに行うためのガイドを表示する。すなわち、パン、チルトするカメラの初期動作に応じて自動的にその動きに適したガイドを表示する。これにより、どの動きをするのかをユーザが指定する操作を行わなくても適切なガイドを表示することができる。
第1の実施形態、第2の実施形態では、映像記録中にのみガイド表示の制御を行う例について説明をしてきたが、撮影の練習などの目的のために記録中以外にガイドを表示してもよい。
また、第1の実施形態、第2の実施形態では、撮像方向の移動を検出した後に、必要とするガイド以外を非表示とする例を説明したが、主となるガイド線以外のガイド線の色や輝度を変えて表示することで代用してもよい。
また、第1の実施形態、第2の実施形態では、撮像方向の移動を検出した後に、必要とするガイド以外を非表示とする例を説明したが、主となるガイド線以外のガイド線の色や輝度を変えて表示することで代用してもよい。
さらに、前述した実施形態においては、「−45°」、「0°」、「+45°」、「90°」のパターンのガイドを初期状態のガイドとして表示する例を示したが、ガイドの種類は任意に設定してもよい。具体的には、10°刻み、30°刻みのようなガイドを表示すると、使用者が任意の方向に撮像方向を移動させる場合にきめ細かくサポートすることができる。
また、第1の実施形態、第2の実施形態では、撮像方向の移動の停止を検出した後に、ガイドをバックアップした初期状態に戻す制御としているが、ガイド表示を必ず非表示にするなど、組合せとして考えられる他の制御を行ってもよい。
また、第2の実施形態では、第1のガイド表示と第2のガイド表示を何れも線で表しているが、撮像方向に沿ったガイドである第1のガイドと、撮像方向の垂直方向に対するガイドである第2のガイドの組み合わせであれば、ガイドの形態は限定しなくてもよい。
また、第2の実施形態では、第1のガイド表示と第2のガイド表示を何れも線で表しているが、撮像方向に沿ったガイドである第1のガイドと、撮像方向の垂直方向に対するガイドである第2のガイドの組み合わせであれば、ガイドの形態は限定しなくてもよい。
また、前述した実施形態では、動画を撮影する場合について説明したが、静止画のパノラマ撮影等を行う場合において行なわれるガイド表示にも適用することができる。
具体的には、撮影方向を動かすことにより撮影ができるカメラにおいて、従来はパノラマ撮影時のガイド表示を短手方向に出すか長手方向に出すかをユーザが設定しなければいけなかった。
具体的には、撮影方向を動かすことにより撮影ができるカメラにおいて、従来はパノラマ撮影時のガイド表示を短手方向に出すか長手方向に出すかをユーザが設定しなければいけなかった。
しかし、本願発明によれば、パノラマ撮影モードに移行してからのカメラの初期移動方向に応じて自動的にパノラマ撮影時のガイド表示を短手方向に出すか長手方向に出すかを決定して表示するので、ユーザの操作手数を削減することができる。ガイド表示は、加速度センサーの出力に基づいてカメラが理想の動きに沿っているから外れているか否かを識別可能に表示すると好ましい。
なお、フローチャートの制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、前述した実施形態においては、本発明をデジタルビデオカメラ、デジタルカメラに適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず撮影機能を有する装置であれば適用可能である。例えば、PDA、携帯電話端末や撮影機能を備えた電子ブックリーダーなどに適用可能である。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
1 撮像部
2 カメラ信号処理部
3 カメラ制御部
4 システム制御部
4a CPU
4b ROM
4c RAM
5 信号処理部
6 記録系信号処理部
7 再生系信号処理部
8 液晶パネル
9 記録媒体
10 加速度センサー
11 撮像方向検出部
12 操作部
13 角速度センサー
2 カメラ信号処理部
3 カメラ制御部
4 システム制御部
4a CPU
4b ROM
4c RAM
5 信号処理部
6 記録系信号処理部
7 再生系信号処理部
8 液晶パネル
9 記録媒体
10 加速度センサー
11 撮像方向検出部
12 操作部
13 角速度センサー
Claims (19)
- 撮像手段と、
前記撮像手段での撮像する方向が移動した際に移動方向を検出する検出手段と、
前記検出手段で検出した移動方向に応じて、前記撮像手段で撮像している画像とともに、前記移動方向に対応するパターンのガイドを、複数のパターンのガイドのうちから選択して表示部に表示するように制御する表示制御手段と
を有することを特徴とする撮像装置。 - 撮像手段と、
前記撮像手段での撮像する方向の移動を検出する第1の移動検出手段と、
前記第1の移動検出手段で検出した移動の移動方向を検出する第1の移動方向検出手段と、
前記第1の移動検出手段で検出した移動に対して、垂直方向への移動を検出する第2の移動検出手段と、
前記第2の移動検出手段で検出した移動の移動方向を検出する第2の移動方向検出手段と、
前記第2の移動検出手段で検出した移動の移動量を検出する移動量検出手段と、
前記撮像手段で撮像している画像とともに、前記移動方向に対応するパターンのガイドを、複数のパターンのガイドのうちから選択して表示部に表示するように制御する表示制御手段とを有し、
前記表示制御手段は、
前記第1の移動検出手段により撮像方向の移動を検出すると、撮像ししている画像とともに、前記第1の移動方向検出手段により取得した移動方向に対するガイドを表示し、
前記第2の移動検出手段により撮像方向に対して垂直方向への移動を検出すると、前記第2の移動方向検出手段により取得した移動方向と、前記移動量検出手段により取得した移動量に基づいてガイド位置をシフトして表示することを特徴とする撮像装置。 - 撮像方向の移動を検出する手段として、加速度センサーを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
- 撮像方向の移動を検出する手段として、角速度センサーを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
- 前記表示制御手段は、
撮像している映像に予め1つ以上のガイドを表示し、撮像方向の移動を検出すると、移動方向に該当するガイドだけを表示することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。 - 前記表示制御手段は、
撮像している映像に予め1つ以上のガイドを表示し、撮像方向の移動を検出すると、移動方向に該当するガイドとその他のガイドの表示形態を変えて表示することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。 - 前記表示制御手段は、
映像を記録しているときに撮像方向の移動を検出してガイドを表示し、映像を記録していないときは撮像方向の移動を検出してもガイドを表示しないことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。 - 前記表示制御手段は、
撮像装置の移動が止まると、ガイド表示を消すことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。 - 前記表示制御手段は、
撮像方向の移動が止まると、ガイド表示を撮像方向の移動を検出する前の表示状態に戻すことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。 - 前記撮像手段は静止画を撮像し、
前記移動検出手段は、前記撮像手段のパノラマ撮影時における撮像方向の移動を検出することを特徴とする請求項2〜9の何れか1項に記載の撮像装置。 - 前記表示制御手段は、
前記第1の移動検出手段により撮像方向の移動を検出すると、撮像した映像に、前記移動方向検出手段により取得した移動方向に合わせて第1のガイドを表示し、
前記第2の移動検出手段により撮像方向に対して垂直方向への移動を検出すると、前記第2の移動方向検出手段により取得した移動方向と、前記移動量検出手段により取得した移動量に基づいて、第2のガイドを表示することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。 - 前記表示制御手段は、
前記第2のガイドは、前記第2の移動検出手段による移動方向とは逆の向きに、前記移動量検出手段により取得した移動量に基づいて表示することを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。 - 前記表示制御手段は、
前記第1の移動検出手段により撮像方向の移動を検出すると、撮像した映像に、前記第1の移動方向検出手段により取得した移動方向に合わせて第1のガイドを表示し、
前記第2の移動検出手段により撮像方向に対して垂直方向への移動を検出すると、前記第2の移動方向検出手段により取得した移動方向と、前記移動量検出手段により取得した移動量に基づいて、第2のガイドを表示し、
前記第1のガイドと前記第2のガイドの位置の差分を示す第3のガイドを表示することを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。 - 前記表示制御手段は、
前記第3のガイドは、前記第1のガイドと前記第2のガイドの差分を縮小すべく、撮像装置を移動する方向を示すように表示することを特徴とする請求項13に記載の撮像装置。 - 撮像工程と、
前記撮像工程での撮像する方向が移動した際に移動方向を検出する検出工程と、
前記検出工程で検出した移動方向に応じて、前記撮像工程で撮像している画像とともに、前記移動方向に対応するパターンのガイドを、複数のパターンのガイドのうちから選択して表示部に表示するように制御する表示制御工程と
を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 撮像工程と、
前記撮像工程での撮像する方向の移動を検出する第1の移動検出工程と、
前記第1の移動検出工程で検出した移動の移動方向を検出する第1の移動方向検出工程と、
前記第1の移動検出工程で検出した移動に対して、垂直方向への移動を検出する第2の移動検出工程と、
前記第2の移動検出工程で検出した移動の移動方向を検出する第2の移動方向検出工程と、
前記第2の移動検出工程で検出した移動の移動量を検出する移動量検出工程と、
前記撮像工程で撮像している画像とともに、前記移動方向に対応するパターンのガイドを、複数のパターンのガイドのうちから選択して表示部に表示するように制御する表示制御工程とを有し、
前記表示制御工程は、
前記第1の移動検出工程において撮像方向の移動を検出すると、撮像ししている画像とともに、前記第1の移動方向検出工程において取得した移動方向に対するガイドを表示し、
前記第2の移動検出工程において撮像方向に対して垂直方向への移動を検出すると、前記第2の移動方向検出工程において取得した移動方向と、前記移動量検出工程において取得した移動量に基づいてガイド位置をシフトして表示することを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 撮像工程と、
前記撮像工程での撮像する方向が移動した際に移動方向を検出する検出工程と、
前記検出工程で検出した移動方向に応じて、前記撮像工程で撮像している画像とともに、前記移動方向に対応するパターンのガイドを、複数のパターンのガイドのうちから選択して表示部に表示するように制御する表示制御工程と
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - 撮像工程と、
前記撮像工程での撮像する方向の移動を検出する第1の移動検出工程と、
前記第1の移動検出工程で検出した移動の移動方向を検出する第1の移動方向検出工程と、
前記第1の移動検出工程で検出した移動に対して、垂直方向への移動を検出する第2の移動検出工程と、
前記第2の移動検出工程で検出した移動の移動方向を検出する第2の移動方向検出工程と、
前記第2の移動検出工程で検出した移動の移動量を検出する移動量検出工程と、
前記撮像工程で撮像している画像とともに、前記移動方向に対応するパターンのガイドを、複数のパターンのガイドのうちから選択して表示部に表示するように制御する表示制御工程とをコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記表示制御工程は、
前記第1の移動検出工程において撮像方向の移動を検出すると、撮像ししている画像とともに、前記第1の移動方向検出工程において取得した移動方向に対するガイドを表示し、
前記第2の移動検出工程において撮像方向に対して垂直方向への移動を検出すると、前記第2の移動方向検出工程において取得した移動方向と、前記移動量検出工程において取得した移動量に基づいてガイド位置をシフトして表示するようにコンピュータを制御することを特徴とするプログラム。 - 請求項17または18に記載のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013105084A JP2014225836A (ja) | 2013-05-17 | 2013-05-17 | 撮像装置及び撮像装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013105084A JP2014225836A (ja) | 2013-05-17 | 2013-05-17 | 撮像装置及び撮像装置の制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014225836A true JP2014225836A (ja) | 2014-12-04 |
Family
ID=52124191
Family Applications (1)
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JP2013105084A Pending JP2014225836A (ja) | 2013-05-17 | 2013-05-17 | 撮像装置及び撮像装置の制御方法 |
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JP (1) | JP2014225836A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106067942A (zh) * | 2015-04-24 | 2016-11-02 | 富士通天株式会社 | 图像处理装置、图像处理方法和车载设备 |
JP2020074503A (ja) * | 2015-04-24 | 2020-05-14 | 株式会社デンソーテン | 画像処理装置、画像処理方法および車載装置 |
-
2013
- 2013-05-17 JP JP2013105084A patent/JP2014225836A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106067942A (zh) * | 2015-04-24 | 2016-11-02 | 富士通天株式会社 | 图像处理装置、图像处理方法和车载设备 |
JP2016208368A (ja) * | 2015-04-24 | 2016-12-08 | 富士通テン株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法および車載装置 |
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