JP6080522B2 - 再生制御装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、特に、動画を快適に鑑賞するために用いて好適な再生制御装置、再生制御装置の制御方法、プログラム及び記憶媒体に関する。
近年、デジタルカメラやビデオカメラだけでなく、携帯電話や音楽プレーヤーなどにカメラ部やLCDモニタなどの表示部を具備することによって、静止画や動画を撮影したり鑑賞したりできるようになっている。また、自宅で録画したテレビ番組などの動画データを前述の機器に取り込み、外出先で鑑賞することも広く普及している。
デジタルカメラなどの撮像装置は、従来のテレビモニタなどの表示環境を考慮し、4:3ないし16:9の横長の画像を取り扱うことを基準に設計されている。そのため、LCDなどで構成されるモニタ部も4:3ないし16:9の長方形の画面であることが通常である。
図10は、デジタルカメラ1000の撮影姿勢の一例を示す図である。図10に示すように、デジタルカメラ1000を通常の姿勢で構えると横長の画像を撮影することができる。そのため、モニタ画面も撮影画像に合わせて横長となるように設計されている。以降、図10に示す撮影姿勢を横位置姿勢と呼び、横位置姿勢で撮影することによって得られる撮影画像を横位置画像と呼ぶ。
一方、図11に示すように、横位置姿勢に対してデジタルカメラ1000を90°回転させた姿勢で撮影することも多い。図11に示す姿勢は、縦長の画像を撮影することを企図している。以降、この撮影姿勢を縦位置姿勢と呼び、縦位置姿勢で撮影することによって得られる撮影画像を縦位置画像と呼ぶ。
以上のように、デジタルカメラの構え方を変えることによって、横長の横位置画像と、縦長の縦位置画像とを撮影することができる。さらには、傾斜センサなどを用いてデジタルカメラの姿勢を検出し、どのような構え方で撮影されたかを示す情報(撮影時姿勢情報)として画像データにフラグ情報を付与し、後の画像再生や編集に利用する技術も知られている。
図12から図15は、デジタルカメラ1000で画像を表示している様子の一例を示す図である。
図12は、横位置画像を横位置姿勢で表示している様子を示す図である。横位置姿勢で撮影された横位置画像は、デジタルカメラ1000を横位置姿勢にすることによってモニタ画面いっぱいに表示される。
図13は、縦位置画像を横位置姿勢で表示している様子を示す図である。この場合、前述のフラグ情報を参照して画像を回転して縮小し、長辺長さがモニタ画面の短辺長さに適合する画像に変換する。そして、撮影時の画像の天地方向(上下方向)を、デジタルカメラ1000の天地方向(上下方向)に合わせて表示する。さらに、画像の短辺長さがモニタ画面の長辺長さに適合しないため、画像の左右に黒帯1301を追加して画像の縦横サイズを画面の縦横サイズに合わせる処理を行っていわゆるレターボックス表示を行う。
図14は、縦位置画像を縦位置姿勢で表示する様子を示す図である。図14に示す例では、画像の縦横サイズとモニタ画面の縦横サイズとが適合するため、モニタ画面いっぱいに画像を表示することができる。また、図15は、横位置画像を縦位置姿勢で表示する様子を示す図である。図15に示す例では、図13に示した例と同様に、回転して縮小した横位置画像がレターボックス表示される。
以上のように、画像に付与された撮影時姿勢情報を用いることにより、再生時の機器姿勢に応じて表示画像の天地方向を変更することができる。なお、以上のような撮影姿勢の切替、及び撮影時姿勢情報を利用した画像再生方法は、静止画のみならず動画像にも適用でき、デジタルカメラ以外にも、ビデオカメラや携帯電話端末などでも同様に適用できる。また、表示画像の向きを機器の姿勢に合わせて回転する技術としては、以下の先行技術が開示されている。
特許文献1には、横長の表示画面に、横長の画像を表示する場合に、画像の長手方向と表示画面の長手方向とが直交する第1の表示姿勢と、画像の長手方向と表示画面の長手方向とが略一致する第2の表示姿勢とを切換可能にした技術が開示されている。この技術によれば、第1及び第2の表示姿勢は、機器の動作モードないし姿勢に応じて切り替わるようにしている。
また、特許文献2には、動画データの再生を停止している間に、装置の姿勢情報に基づいて画像を回転処理して表示する技術が開示されている。この技術では、再生開始後または再生開始してから所定時間経過後は、装置の姿勢に拠らず直前の画像表示方向のままに画像を表示し、画像回転を行わないようにしている。
特開2006−166248号公報 特開2008−66967号公報
一般に、動画、静止画を問わず、モニタ画面の全範囲に表示した状態で画像を鑑賞することが望ましく、機器の小型化に伴ってモニタ画面のサイズが制約される携帯機器などではその傾向がより大きくなる。そのため、図12及び図14に示したように、横位置画像、縦位置画像それぞれに最適な姿勢で画像を鑑賞することが推奨される。
一方、静止画を鑑賞している場合は内容が変化しないが、動画の場合は時間軸を有しているため、時間の経過とともに被写体の動きなどに伴って画像の内容が変化する。さらに、動画はファイルごとにその時間長さがまちまちであり、動画によっては数秒で終わってしまうものから、数十分に及ぶものまで有り得る。例えばスライドショー表示などのように複数の画像を順次切り替えて表示する場合、静止画では1つの画像を表示する時間を任意に定めることができる。これに対して動画では、スローや早送りなどの特殊再生を除いて実時間軸に即して再生する必要がある。
以上のように、動画は時間軸という再生時の制約があるため、横長の動画と縦長の動画とが混在する動画群を連続的に再生する時に、それぞれの動画の時間が短いと頻繁に装置の姿勢を変えなければならない。特に、表示時間が数秒の動画の場合は、装置の姿勢を画像に合わせている間に再生が終了してしまい、十分に鑑賞できないまま次の動画が再生されてしまう。このように表示時間が短い横長の動画、縦長の動画が不規則に並んでいると、表示画像を確認して装置の姿勢を合わせようとしても動画の切り替わりが早いため、装置を回転させる操作が追い付かない。
さらに、動画の再生中に装置の姿勢が変化する場合もある。例えば、携帯機器では、持ち手を変えたり、ユーザーが立ったり座ったりすると、ユーザーが意図せずに装置の姿勢が変化してしまうことがある。前述したように、センサを用いて装置の姿勢を監視し、回転や拡大縮小を伴って表示画像を変更すると、ユーザーが意図しないまま、装置の姿勢の変化に応答してしまう。これにより、表示画像の向きやサイズが不意に変化し、注目していた被写体像を見失いやすく、表示時間が短い動画であった場合には、被写体像を見失ったまま次の動画が再生されてしまうこともある。
本発明は前述の問題点に鑑み、画像を鑑賞しやすくするとともに、頻繁に装置の姿勢を合わせる煩わしさを軽減できるようにすることを目的としている。
本発明の再生制御装置は、再生制御装置であって、動画を再生する再生手段と、前記再生手段で再生された画像を表示する表示部または前記再生制御装置の姿勢を検出する検出手段と、再生される動画の時間の長さに関する情報を取得する取得手段と、再生される前記動画の時間の長さが所定時間以上である場合は、前記動画の再生が開始された時から前記動画の表示サイズまたは表示向きを前記姿勢に基づいて変更せずに再生し、再生される前記動画の時間の長さが前記所定時間よりも短い場合は、前記動画の再生が開始された時から前記動画の表示サイズまたは表示向きを前記姿勢に基づいて変更して再生するように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、画像を鑑賞しやすくするとともに、頻繁に装置の姿勢を合わせる煩わしさを軽減することができる。
本発明の実施形態におけるデジタルカメラの外観構成例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るデジタルカメラの内部構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態において、動画を再生するときの表示動作の手順の一例を示すフローチャートである。 モニタの画面全体に表示されている画像の一例を示す図である。 画像に天地方向を示す天地アイコンが付加されている表示画面の一例を示す図である。 天地アイコンに従ってデジタルカメラの姿勢を変化させた様子を示す図である。 モニタの画面全体に表示されている画像に回転不可アイコンが付加されている表示画面の一例を示す図である。 回転縮小された画像に回転不可アイコンが付加されている表示画面の一例を示す図である。 回転縮小された画像に回転不可アイコンが付加されている状態でデジタルカメラの姿勢を変化させた様子を示す図である。 横長の画像を撮影する場合の撮影姿勢の一例を示す図である。 縦長の画像を撮影する場合の撮影姿勢の一例を示す図である。 横位置画像を横位置姿勢で表示している様子を示す図である。 縦位置画像を横位置姿勢で表示している様子を示す図である。 縦位置画像を縦位置姿勢で表示する様子を示す図である。 横位置画像を縦位置姿勢で表示する様子を示す図である。
以下、図1から図9を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
まず、図1及び図2を参照しながら、本実施形態に係る動画再生装置の一例としてデジタルカメラの構成について説明する。
図1は、本実施形態におけるデジタルカメラ100の外観構成例を示す斜視図である。図1(A)は、デジタルカメラ100の前面側を示す斜視図であり、図1(B)は、デジタルカメラ100の背面側を示す斜視図である。また、図2は、本実施形態に係るデジタルカメラ100の内部構成例を示すブロック図である。
図1(A)に示すように、デジタルカメラ100は直方体の筐体を持ち、該筐体の一面(デジタルカメラ100の前面)からレンズ鏡筒部102が伸長している。レンズ鏡筒部102は複数の円筒部材で構成され、それらは図2に示すモータ201で駆動される不図示のカム機構によって連動伸縮する。レンズ鏡筒部102には、複数のレンズが組み込まれており、レンズ鏡筒部102の伸縮によって撮像光学系を成すレンズ群の一部を移動させ、焦点距離を自由に変化させることができる、いわゆる光学ズーム機構が構成されている。また、非撮影時には、レンズ鏡筒部102を縮めて筐体内に収納し、出没自在なバリア部材(不図示)で遮蔽されるなどによって、レンズ面103を保護すると共に可搬性を高めた沈胴式レンズが採用されている。また、デジタルカメラ100の前面には、不図示のフラッシュ発光部やAF(オートフォーカス)の補助光発光部など、光学的補器が配置されている。
さらに、デジタルカメラ100の天面には、電源をON/OFFする電源スイッチ107と、ズーム機構を駆動させ撮影画角を操作するためのズームレバー108と、画像の撮影開始、停止を指示するレリーズスイッチ109とが配置されている。
一方、図1(B)に示すように、デジタルカメラ100の背面、すなわちレンズ配置面の反対面には、表示部として画像を表示するLCDモニタ104、及びデジタルカメラ100の動作モードを切り替えるモード切替スイッチ105が配置されている。さらに、LCDモニタ104に重ね合わせるようにしてタッチパネル装置106が配置されている。
また、図2において、デジタルカメラ100の各操作部材がユーザーにより操作されると、入力信号が制御部202に入力され、制御部202は入力信号に応じてデジタルカメラ100の各部を駆動制御する。例えば、電源スイッチ107を操作することによって所定の入力信号が制御部202に入力され、制御部202が起動する。そして、制御部202はモード切替スイッチ105の状態を検出し、設定されている動作モードに応じて各部の制御を行う。ここで動作モードは、静止画撮影モード、動画撮影モード、及び画像再生モードを含むものとする。
モード切替スイッチ105が静止画撮影モードまたは動画撮影モードに設定されている時は、制御部202は電源ONに応じてモータ201を駆動制御し、レンズ鏡筒部102を伸長させる。また、撮像素子203を含むカメラ部を起動し、撮影待機状態とする。さらに、モニタ画像生成部207は、カメラ部で捉えた被写体像を、画像処理部208を介してリアルタイムにモニタ画像としてLCDモニタ104に表示する。
また、制御部202は、メモリ制御部204を介して記録媒体であるメモリカード205の記録状態を検出する。そして、検出した残容量と現在の撮影モードから算出した撮影可能量とを、キャラクタジェネレータ206で生成するキャラクタとしてモニタ画像生成部207にて生成したモニタ画像に重畳するよう制御する。ここで撮影可能量とは、静止画撮影モードにおいては撮影可能な残り枚数であり、動画撮影モードにおいては撮影可能な残り時間である。また同様に、電源であるバッテリ(不図示)の残容量から算出した残り使用可能時間もキャラクタとしてモニタ画像に重畳するよう制御する。モニタ画像生成部207は、後述する再生画像の回転、縮小処理を行う。
レリーズスイッチ109が操作されると、撮像素子203を介して得られた画像データを画像処理部208にて所定の画像形式に変換し、メモリ制御部204を介してメモリカード205へ記録する。ここで所定の画像形式とは、静止画撮影モードにおいてはJPEGなどの静止画フォーマットであり、動画撮影モードにおいてはMPEGやAVIなどの動画フォーマットである。画像データは、レリーズスイッチ109の操作毎に別々のファイルとしてメモリカード205に保存され、連番などユニークなファイル名を付与して管理される。
一方、モード切替スイッチ105が画像再生モードに設定されている時は、前述したようにレンズ鏡筒部102は収納される。また、制御部202はメモリ制御部204へアクセスし、メモリカード205から画像データを読み出す。読み出された画像データは、モニタ画像生成部207にて静止画、動画の種別に従って所定の再生表示形式に展開し、LCDモニタ104に表示される。その後、ユーザーの操作に応じ、あるいは撮影時の時系列などに従って、メモリカード205に記録された画像データを順次読み出してLCDモニタ104に表示する。
LCDモニタ104には、デジタルカメラ100の動作モードに応じてキャラクタジェネレータ206で生成された操作アイコンが表示され、操作アイコンはタッチパネル装置106を透過して視認することができる。ユーザーがLCDモニタ104に表示された操作アイコンを狙って指などでタッチパネル装置106に触れると、タッチパネル装置106は、ユーザーが触れた位置に応じた信号を制御部202に送出する。制御部202は、タッチパネル装置106から信号が出力されることによって、ユーザーが触れた位置をLCDモニタ104上の平面座標値に換算し、当該座標に表示した操作アイコンに関連付いた機能を実行する。再生モードにおいては、再生の開始、停止、次ファイルへのジャンプといった操作機能が提供される。
また、電源OFF操作に応じて、制御部202はメモリ制御部204に対し終了処理を命ずる。そして、メモリ制御部204は、メモリカード205への接続を切断してユーザーによりメモリカード205を抜去できる状態にする。なお、メモリカード205へ記録中のデータがある場合には、記録を完了させた後に前記切断処理を行う。さらに、レンズ鏡筒部102が伸長している場合には収納し、レンズ部の収納に連動してバリアを閉じる。また、LCDモニタ104を消灯し、各部への電源供給を切断し、電源OFF処理を終了する。
また、本実施形態に係るデジタルカメラ100には、デジタルカメラ100の姿勢を所定の時間間隔で検出する姿勢センサ209が搭載されている。デジタルカメラの姿勢とは、デジタルカメラ100の撮影光軸を中心として筐体の4側面のうち、いずれの面が上方に向く姿勢であるかを検出する。すなわち、図10に示す横位置姿勢、図11に示す縦位置姿勢、及びそれぞれを撮影光軸回りに180°回転した姿勢の4つの姿勢を検出して判別する。
静止画撮影モードまたは動画撮影モードにおいては、姿勢センサ209が検出したデジタルカメラ100の姿勢情報を撮影により得られた画像データにフラグとして付与する。デジタルカメラ100の撮影姿勢によって撮影画像の向きが決定されるため、画像データに付与された姿勢情報は、言い換えれば撮影画像の天地方向を表すことになる。
また、デジタルカメラ100は、以下に説明する処理を実行させるためのプログラムを格納したROM210と、当該プログラムを展開するためのRAM211とを備えている。
本実施形態に係るデジタルカメラ100は、画像データに付与した姿勢情報と、現在のデジタルカメラ100の姿勢情報とを制御部202にて比較照合し、LCDモニタ104への画像の表示方法を変更する。
次に、図3に示すフローチャートを参照しながら、デジタルカメラ100による動画を再生するときの表示動作について説明する。
図3は、本実施形態において、動画を再生するときの表示動作の手順の一例を示すフローチャートである。なお、図3に示す各処理は、制御部202の制御により行われ、具体的にはROM210に格納されたプログラムがRAM211へ展開されることによって当該プログラムに係る処理が実行される。
まず、モード切替スイッチ105が画像再生モードに設定されるか、もしくは画像再生モードで電源がONにされると処理を開始する(ステップS301)。そして、ユーザーにより再生開始操作が行われたことを検出するまで待機する(ステップS302)。ユーザーにより再生開始操作が行われたことを検出すると、所定の時間間隔で姿勢センサ209の出力を監視し、現在のデジタルカメラ100の姿勢を判別する(ステップS303)。なお、本実施形態に係るデジタルカメラ100には、LCDモニタ104が一体に構成されているため、デジタルカメラ100の姿勢をそのままLCDモニタ104の姿勢に置き換えることができる。
次に、メモリカード205に記録されているデータから、使用者の操作に応じた最初の再生対象である動画データを読み出す。このとき、動画データに付与された撮影時の姿勢情報、すなわち動画の天地方向を示す情報も取得する。さらに、該動画の時間長さの情報も取得する(ステップS304)。そして、取得した動画の時間長さが所定時間以上か否かを判別する(ステップS305)。以下の説明では、この所定時間(閾値)を7秒として説明する。なお、閾値は7秒に限るものではない。
この判別の結果、動画の時間長さが7秒以上である場合は、ステップS303で判別したデジタルカメラ100の姿勢と、ステップS304で取得した動画の天地方向とを比較する(ステップS306)。この比較の結果、デジタルカメラ100の現在の姿勢と動画の天地方向とが一致する場合は、そのままサイズを変更せず動画を表示する(ステップS307)。つまり、モニタ画像生成部207により、図4(A)に示すような横位置画像または図4(B)に示すような縦位置画像を正しい天地方向でLCDモニタ104の全画面に表示する。
次に、所定の時間間隔で姿勢センサ209の出力を監視した結果、デジタルカメラ100の姿勢に変化があったことを検出したか否かを判別する(ステップS308)。この判別の結果、姿勢に変化がない場合はそのまま再生表示を続け、動画の再生が終了したか否かを判別する(ステップS309)。この判別の結果、再生が終了していない場合はステップS307に戻り、動画の再生を継続する。一方、ステップS309の判別の結果、再生が終了した場合は、次の動画を再生する準備状態に移行する(ステップS310)。
一方、ステップS306の比較の結果、デジタルカメラ100の姿勢と動画の天地方向とが一致しない場合は、ステップS311に進む。そして、モニタ画像生成部207により、動画データに付与された画像の天地方向を示す情報に基づいて、キャラクタジェネレータ206が生成する画像の天地方向を示すキャラクタ(以降、天地アイコンと記す)を動画に重畳する(ステップS311)。そして、再生表示を行う(ステップS307)。
天地アイコンを重畳した場合には、図5(A)及び図5(B)に示すように、縦位置画像、横位置画像が左右いずれかに90°回転した状態で、天地アイコン501を重畳して表示する。図5に示す例では、天地アイコン501は三角形状であり、天地アイコン501が指し示す方向が上になるように、ユーザーにデジタルカメラ100の姿勢を変更することを促している。しかしながら、デジタルカメラ100の姿勢が変化しない場合(ステップS308/No)は、ステップS309に進み、そのままの表示状態を維持することになる。
また、ステップS308の判別の結果、動画の再生中にデジタルカメラ100の姿勢が変化したことを検出した場合は、その結果、デジタルカメラ100の現在の姿勢が動画の天地方向と一致しているか否かを判別する(ステップS312)。この判別の結果、デジタルカメラ100の姿勢と動画の天地方向とが一致しない場合は、図6(A)及び図6(B)に示すように、表示されていた天地アイコン501を消去する。
一方、ステップS308の判別の結果、デジタルカメラ100の現在の姿勢と動画の天地方向とが一致しない場合は、ステップS314に進む。そして、天地アイコンが表示されていない場合はステップS311と同様に新たに天地アイコンを重畳表示し、既に天地アイコンが表示されている場合は表示を継続する(ステップS314)。
次に、ステップS305の判別の結果、動画の時間長さが所定時間(閾値)未満、すなわち7秒未満であった場合について説明する。この場合には、ステップS303で判別したデジタルカメラ100の現在の姿勢とステップS304で取得した動画の天地方向を示す情報とを比較して方向が一致するか否かを判別する(ステップS315)。この判別の結果、方向が一致する場合は、モニタ画像生成部207により、キャラクタジェネレータ206が生成する回転不可アイコンを表示画像に重畳する(ステップS316)。この回転不可アイコンは、動画の時間が短い場合には、みだりにデジタルカメラ100の姿勢を変化させないように注意を促す意味で表示される。例えば、図7(A)及び図7(B)に示すように、横位置画像及び縦位置画像に回転不可アイコン701が表示される。
次に、ステップS307と同様に動画を表示し(ステップS317)、動画の再生が終了したか否かを判別する(ステップS318)。この判別の結果、再生が終了していない場合はステップS317に戻って動画の再生を継続し、再生が終了した場合は、次の動画を再生する準備状態に移行する(ステップS310)。
一方、ステップS315の判別の結果、方向が一致しない場合は、動画を回転して縮小する(ステップS319)。このように、現在のデジタルカメラ100の姿勢に表示画像の天地方向が合致するように調整してレターボックス表示を行う。この時も、ステップS316において、回転不可アイコンを表示画像に重畳する。この回転不可アイコンは、みだりにデジタルカメラ100の姿勢を変えることのないように注意を促すものであり、後述するようにデジタルカメラ100の姿勢を変更しても動画の表示状態が固定して変化しないことを意味している。図8(A)及び図8(B)に示すように、実際の画面表示状態では、表示画面と縦横の比が異なる縦位置画像及び横位置画像に回転不可アイコン701が重畳されて、現在のデジタルカメラ100の姿勢に合わせてレターボックス表示される。
回転不可アイコンが重畳されると、図9(A)に示すような縦位置画像が表示されている時に、デジタルカメラ100を回転させて姿勢を変化しても、図9(B)に示すように画面の表示状態を変化させない。
以上のように本実施形態によれば、再生する動画の時間長さに応じてLCDモニタ104への表示方法を異なるようにしている。特に、動画が所定時間より短く、画像の天地方向と現在のデジタルカメラ100の姿勢とが一致しない時に、現在のデジタルカメラ100の姿勢に合わせて動画を回転処理して表示する。すなわち、動画が所定時間より短い場合は、デジタルカメラ100の現在の姿勢を優先し、回転縮小などの処理によって表示画像を合わせるようにしている。一方、動画が所定時間より長い場合は、画像の天地方向を優先し、デジタルカメラ100の姿勢を合わせるように促す。これにより、短時間に頻繁に画像の天地方向が切り替わる時においても、デジタルカメラ100の姿勢を合わせる煩わしさが無いため、利便性が向上する。なお、本実施形態においてカメラ部は必須の構成ではない。外部から取り込んだ動画データであっても、データに天地情報が予め付与されていれば、同様に適用できる。
(その他の実施形態)
なお、制御部202の制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず表示画面の向きを頻繁に変更できる表示制御装置であれば適用可能である。すなわち、本発明は携帯電話端末や携帯型の画像ビューワなどに適用可能である。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (15)

  1. 再生制御装置であって、
    動画を再生する再生手段と、
    前記再生手段で再生された画像を表示する表示部または前記再生制御装置の姿勢を検出する検出手段と、
    再生される動画の時間の長さに関する情報を取得する取得手段と、
    再生される前記動画の時間の長さが所定時間以上である場合は、前記動画の再生が開始された時から前記動画の表示サイズまたは表示向きを前記姿勢に基づいて変更せずに再生し、再生される前記動画の時間の長さが前記所定時間よりも短い場合は、前記動画の再生が開始された時から前記動画の表示サイズまたは表示向きを前記姿勢に基づいて変更して再生するように制御する制御手段とを有することを特徴とする再生制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記動画の時間の長さが所定時間より短い場合には、前記表示部において表示される動画の天地方向と前記姿勢とが合うように前記動画の表示向きを変更して再生するように制御することを特徴とする請求項1に記載の再生制御装置。
  3. 前記動画の天地方向は、前記動画が撮影された際の撮像装置の姿勢に応じた方向であることを特徴とする請求項2に記載の再生制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記動画の時間の長さが所定時間より短い場合に、前記姿勢を変更しないようにすることを促すガイドを表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の再生制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記姿勢が所定の変化をしても前記ガイドを表示したままにするように制御することを特徴とする請求項4に記載の再生制御装置。
  6. 前記制御手段は、前記動画の時間の長さが前記所定時間よりも短く、前記動画の天地方向と、前記検出手段によって検出された姿勢とが合う場合には、前記動画の天地方向に合った表示向きのまま変更せずに前記動画を再生するように制御することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の再生制御装置。
  7. 前記制御手段は、前記動画の時間の長さが所定時間以上であって、前記検出手段によって検出された姿勢と、前記動画の天地方向とが異なる場合に、前記表示部または前記再生制御装置の姿勢を変更することを促すガイドを表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の再生制御装置。
  8. 前記制御手段は、前記表示部または前記再生制御装置の姿勢を変更することを促すガイドが表示された後に、前記姿勢が所定の変化をすると、前記ガイドを表示しないように制御することを特徴とする請求項7に記載の再生制御装置。
  9. 前記表示部または前記再生制御装置の姿勢を変更することを促すガイドは、前記動画の天地方向を示すガイドであることを特徴とする請求項7または8に記載の再生制御装置。
  10. 前記制御手段は、前記動画の時間の長さが前記所定時間よりも短く、前記姿勢が横位置姿勢であって、前記動画の天地方向が縦長である場合には前記動画を前記横位置姿勢に合わせた表示向きに変更し、前記姿勢が縦位置姿勢であって、前記動画の天地方向が横長である場合には前記動画を前記縦位置姿勢に合わせた表示向きに変更して再生するように制御することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の再生制御装置。
  11. 前記制御手段は、前記動画を前記動画の天地方向に合わせた表示向きから左右のいずれかに90度回転させることで前記動画の表示向きを変えることを特徴とする請求項10に記載の再生制御装置。
  12. 前記表示部において表示される動画の天地方向と前記姿勢とが合わない際に、前記動画の時間の長さが所定時間以上である場合に再生される前記動画の表示サイズは、前記動画の時間の長さが所定時間より短い場合に再生される前記動画の表示サイズよりも大きいことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の再生制御装置。
  13. 動画を再生する再生手段を有する再生制御装置の制御方法であって、
    前記再生手段で再生された画像を表示する表示部または前記再生制御装置の姿勢を検出する検出ステップと、
    再生される動画の時間の長さに関する情報を取得する取得ステップと、
    再生される前記動画の時間の長さが所定時間以上である場合は、前記動画の再生が開始された時から前記動画の表示サイズまたは表示向きを前記検出ステップにおいて検出された姿勢に基づいて変更せずに再生し、再生される前記動画の時間の長さが前記所定時間よりも短い場合は、前記動画の再生が開始された時から前記動画の表示サイズまたは表示向きを前記検出ステップにおいて検出された姿勢に基づいて変更して再生するように制御する制御ステップとを有することを特徴とする再生制御装置の制御方法。
  14. コンピュータを、請求項1乃至12のいずれか1項に記載の再生制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  15. コンピュータを、請求項1乃至12のいずれか1項に記載の再生制御装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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