JP2014225341A - 接続端子 - Google Patents
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Abstract
【課題】バネ接触部と相手端子間の接触荷重を維持しつつ小型化を図ることができる接続端子を提供する。
【解決手段】相手端子2が内部に挿入される筒部3と、筒部3より延設され、筒部3内に配置されたバネ接触部4とを有し、バネ接触部4は、筒部3に接続された根本43から相手端子2が接触するインデント41までの間で、交互に折り返された複数の湾曲部42を備え、バネ接触部4の弾性変形によって相手端子2の筒部3内への挿入が許容され、筒部3内に挿入された相手端子2がバネ接触部4の弾性復帰力を接触荷重としてバネ接触部4と電気的に接続される。
【選択図】図3
【解決手段】相手端子2が内部に挿入される筒部3と、筒部3より延設され、筒部3内に配置されたバネ接触部4とを有し、バネ接触部4は、筒部3に接続された根本43から相手端子2が接触するインデント41までの間で、交互に折り返された複数の湾曲部42を備え、バネ接触部4の弾性変形によって相手端子2の筒部3内への挿入が許容され、筒部3内に挿入された相手端子2がバネ接触部4の弾性復帰力を接触荷重としてバネ接触部4と電気的に接続される。
【選択図】図3
Description
本発明は、筒部にバネ接続部を有する接続端子に関する。
筒部にバネ接続部を有する接続端子が従来より種々提案されている(特許文献1参照)。この種の接続端子の一従来例として、図5〜図7に示すものがある。図5〜図7において、接続端子100は、板状の相手端子(タブ端子)101が内部に挿入される筒部102と、この筒部102より延設され、筒部102内に配置されたバネ接触部103と、図示しない電線に接続される電線接続部104と、筒部102と電線接続部104の間に配置された首部105とを有し、これらが導電性の板材を所定形状に成形して折り曲げ加工することにより形成されている。筒部102は、天板部102aより内側に突出し、相手端子101に接触する一対の突部106と、側板部102bより内側に切り起こして形成され、相手端子挿入方向の直交方向へのバネ接触部103の変位を規制する位置規制部107とを備えている。一対の突部106は、天板部102aの幅方向の両側端に相手端子101の挿入方向へ沿ってそれぞれ延設され、相手端子101の幅方向の両側端と接触する。バネ接触部103は、底板部102cの前端より延設され、筒部102内で湾曲されている。湾曲された最上端箇所に相手端子101と接触するインデント103aが形成されている。
上記構成において、図6及び図7に示すように、相手端子101を筒部102内に挿入すると、バネ接触部103が相手端子101と接触し、バネ接触部103が押圧されて図7の矢印方向へ弾性変形する。これにより、相手端子101の筒部102内への挿入が許容され、筒部102内に挿入された相手端子101がバネ接触部103の弾性復帰力を接触荷重としてバネ接触部103及び天板部102aに電気的に接続される。従って、バネ接触部103と相手端子101間にて接触荷重を得た状態で、相手端子101がバネ接触部103上を摺動するので、バネ接触部103の表面を覆う酸化皮膜を除去でき、バネ接触部103と相手端子101間で良好な導電性を維持できる。
ところで、前述した従来技術の接続端子100にあっては、当該接続端子100の小型化や軽量化のために、筒部102の寸法L2を短くしたり、板材を薄肉化したいという要請がある。筒部102の寸法L2を短くしてバネ接触部103の長さを短くする場合、又は、接続端子100を形成する導電性板材の板厚を薄くする場合、バネ接触部103のバネ定数が低下してバネ接触部103と相手端子101間にて大きく、且つ安定した接触荷重が得られないという問題がある。これにより、相手端子101がバネ接触部103上を摺動する際に、バネ接触部103の表面を覆う酸化皮膜の除去が難しくなるので、バネ接触部103と相手端子101間の導電性が低下する。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、バネ接触部と相手端子間の接触荷重を大きく、且つ安定した状態に維持しつつ、小型化を図ることができる接続端子を提供することを目的とする。
本発明は、相手端子が内部に挿入される筒部と、前記筒部より延設され、前記筒部内に配置されたバネ接触部とを有し、前記バネ接触部の弾性変形によって前記相手端子の前記筒部内への挿入が許容され、前記筒部内に挿入された前記相手端子が前記バネ接触部の弾性復帰力を接触荷重として電気的に接続される接続端子であって、前記バネ接触部は、前記筒部に接続された根本から前記相手端子が接触する接触箇所実施形態のインデントまでの間で、交互に折り返された複数の湾曲部を有することを特徴とする接続端子である。
前記相手端子の挿入方向への前記バネ接触部の変位を規制する位置規制部を有するものを含む。
本発明によれば、相手端子が筒部に挿入されると、バネ接触部がその複数の湾曲部で撓み変形することによって相手端子の挿入を許容し、複数の湾曲部からの弾性復帰力を接触荷重とするため、筒部の長さを短くてもバネ接触部と相手端子間にて大きく、且つ安定した接触荷重が得られる。以上より、バネ接触部と相手端子間の接触荷重を大きく、且つ安定した状態に維持しつつ接続端子の小型化を図ることができる。また、接続端子を形成する導電性板材の板厚を薄くした場合も同様であり、バネ接触部と相手端子間にて大きく、且つ安定した接触荷重が得られる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4は本発明の一実施形態を示す。なお、図4は図2(縦断面図)に対応する斜視図で、筒部3内の構造を分かりやすく説明するため筒部3などの一部を破断した状態で示してある。
本実施形態の接続端子1は、天板部3a,側板部3b、及び底板部3cにより略四角筒状に形成され、板状の相手端子2が内部に挿入される筒部3と、図示しない電線に接続される電線接続部5と、筒部3と電線接続部5との間に配置された首部6とを有する。これら部材は、導電性の板材(図示せず)を所定形状に成形して折り曲げ加工することにより形成されている。又、筒部3の天板部3aにあ、バネ接触部4の一端側が固定されている。
筒部3は、筒部3の底板部3cより内側に突出し、相手端子2の一方の面(図3の下面)2aと接触する一対の突部31と、天板部3aより内側に延設され、相手端子2の挿入方向へのバネ接触部4の変位を規制する位置規制部32とを備えている。なお、筒部3の長さL1は、図6に示す従来例の筒部102の長さL2より短く設定されている。
バネ接触部4は、筒部3内に配置され、相手端子2の他方の面(図3の上面)2bと接触するインデント(接触箇所)41と、筒部3に接続された根本43から相手端子2が接触するインデント41までの間で、交互に折り返された3箇所の湾曲部42とを有する。3箇所の湾曲部42は、相手端子2の挿入を許容する方向(端子挿入方向の直交方向)をそれぞれ撓み方向とする。一対の突部31は、天板部3aの幅方向の両側端に相手端子2の挿入方向へ沿ってそれぞれ延設され、相手端子2の幅方向の両側端と接触する。
上記構成において、相手端子2を筒部3内に挿入すると、バネ接触部4が相手端子2と接触して上方に押圧され、この押圧力でバネ接触部4の3箇所の湾曲部42がそれぞれ撓み弾性変形する。これにより、相手端子2の筒部3内への挿入が許容され、筒部3内に挿入された相手端子2がバネ接触部4の弾性復帰力を接触荷重としてバネ接触部4及び天板部3aと電気的に接続される。より具体的には、相手端子2は、バネ接触部4のインデント41及び天板部3aの突部31に接触する。
以上説明したように、相手端子2が筒部3に挿入されると、バネ接触部4がその複数の湾曲部42で撓み変形することによって相手端子2の挿入を許容し、3箇所の湾曲部42からの弾性復帰力をバネ接触部4と相手端子2間の接触荷重とするため、筒部3の長さL1を短くしても、バネ接触部4と相手端子2間にて大きく、且つ安定した接触荷重が得られる。以上より、バネ接触部4と相手端子2間の接触荷重を大きく、且つ安定した状態に維持しつつ、当該接続端子1の小型化を図ることができる。また、相手端子2がバネ接触部4上を摺動する際にバネ接触部4の表面を覆う酸化皮膜を十分に除去できるので、バネ接触部4と相手端子2間で良好な導電性を維持できる。
相手端子2の挿入過程で、バネ接触部4と相手端子2間の摩擦に起因して相手端子2より挿入方向への外力を受けるが、この外力によってバネ接触部4が相手端子2の挿入方向へ変位することが位置規制部32により規制され、バネ接触部4が相手端子2の挿入方向へ所定位置を越えて変形することがないため、バネ接触部4が常に所望の撓み変形を行い、安定した接触荷重を得ることができる。
筒部3の突部31及びバネ接触部4のインデント41が互いに近づく方向へ突出し、これらの突部31及びインデント41が筒部3に挿入される相手端子2とそれぞれ強く接触するので、バネ接触部4と相手端子2間でより大きな接触荷重が得られる。
なお、前記実施形態では、バネ接触部4が筒部3の前端面より延設されているが、筒部の前端面の代わりに筒部の後端面より延設しても良い。また、前記実施形態では、バネ接触部4が3箇所に湾曲部42を有するが、2箇所、4箇所以上に湾曲部を有しても良い。
また、前記実施形態では、筒部3の長さL1を比較的短く設定した場合を例示したが、本発明はこれに限定されず、接続端子を形成する導電性板材の板厚を薄くした場合も同様であり、バネ接触部と相手端子間にて大きく、且つ安定した接触荷重が得られる。
1 接続端子
2 相手端子(タブ端子)
3 筒部
4 バネ接触部
32 位置規制部
41 インデント(接触箇所)
42 湾曲部
2 相手端子(タブ端子)
3 筒部
4 バネ接触部
32 位置規制部
41 インデント(接触箇所)
42 湾曲部
Claims (2)
- 相手端子が内部に挿入される筒部と、前記筒部より延設され、前記筒部内に配置されたバネ接触部を有し、
前記バネ接触部の弾性変形によって前記相手端子の前記筒部内への挿入が許容され、前記筒部内に挿入された前記相手端子が前記バネ接触部の弾性復帰力を接触荷重として電気的に接続される接続端子であって、
前記バネ接触部は、前記筒部に接続された根本から前記相手端子が接触する接触箇所までの間で、交互に折り返された複数の湾曲部を有することを特徴とする接続端子。 - 請求項1記載の接続端子であって、
前記相手端子の挿入方向への前記バネ接触部の変位を規制する位置規制部を有することを特徴とする接続端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013102957A JP2014225341A (ja) | 2013-05-15 | 2013-05-15 | 接続端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013102957A JP2014225341A (ja) | 2013-05-15 | 2013-05-15 | 接続端子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014225341A true JP2014225341A (ja) | 2014-12-04 |
Family
ID=52123886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013102957A Abandoned JP2014225341A (ja) | 2013-05-15 | 2013-05-15 | 接続端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014225341A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000353558A (ja) * | 1999-06-08 | 2000-12-19 | Jst Mfg Co Ltd | 低挿入力・高抜去力コネクタ |
-
2013
- 2013-05-15 JP JP2013102957A patent/JP2014225341A/ja not_active Abandoned
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000353558A (ja) * | 1999-06-08 | 2000-12-19 | Jst Mfg Co Ltd | 低挿入力・高抜去力コネクタ |
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