JP2014225318A - 幅を低減した上部電極及び下部電極を有する平面垂直通電(cpp)磁気抵抗センサ並びにその製造方法 - Google Patents

幅を低減した上部電極及び下部電極を有する平面垂直通電(cpp)磁気抵抗センサ並びにその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 幅を低減した上部電極及び下部電極を有する平面垂直通電(CPP)磁気抵抗センサ並びにその製造方法を提供する。【解決手段】 平面垂直通電磁気抵抗読み取りヘッドは、センサトラック幅よりも狭い上部電極及び下部電極を有する。電極は、Cu、Au、Ag、及びAgSnで形成され、センサの強磁性材料のエッチング速度よりもはるかに高いイオンミリングエッチング速度を有する。イオンミリングは、電極層及びセンサ積層内の層の平面に直交する線に相対して高角度で実行される。上部電極層及び下部電極層の材料のエッチング速度がはるかに高いことにより、電極層は、自由層の側縁部から窪んだ側縁部を有する。これは、上部電極及び下部電極の表面積を低減し、これにより、センサの自由層を通る検知電流をより狭いチャネル内に閉じ込め、これは、より狭い物理的なトラック幅を有するセンサを有することと均等である。【選択図】図5A

Description

本発明は、概して、センサ積層を構成する層の平面に直交するように向けられた検知電流を用いて動作する平面垂直通電(CPP)磁気抵抗(MR)センサに関し、より詳細には、センサトラック幅(TW)未満の幅を有する上部電極及び下部電極を有するCPP−MRセンサを製造する方法に関する。
磁気記録ディスクドライブの読み取りヘッドとして使用される従来のCPP−MRセンサの一種は、巨大磁気抵抗(GMR)効果に基づく。GMRスピン値センサは、非磁性導電スペーサ層によって隔てられた2つの強磁性層を含む重ねられた複数の層を有し、このスペーサ層は通常、銅(Cu)又は銀(Ag)である。スペーサ層に隣接する一方の強磁性層は、隣接する反強磁性層との交換結合によってピン留めされる(pinned)などにより、磁化方向を固定させ、基準層と呼ばれる。スペーサ層に隣接する他方の強磁性層は、外部磁場の存在下で自在に回転する磁化方向を有し、自由層と呼ばれる。検知電流がセンサに印加されると、外部磁場の存在に起因して、基準層磁化に対する自由層磁化の回転が、電気抵抗の変化として検出可能である。CPP−GMR読み取りヘッドに加えて、別種のCPP−MRセンサは磁気トンネル接合センサであり、これはトンネリングMRセンサ又はTMRセンサと呼ばれることもあり、非磁性スペーサ層は、TiO、MgO、又はAl等の絶縁材料で形成される非常に薄い非磁性トンネルバリア層である。
磁気記録ディスクドライブにおいてより高い面密度を達成するには、CPP−MRセンサのトラック幅(TW)を低減する必要がある。センサの物理的なTWの低減は、小さな寸法が要求されるため、難しい。しかし、センサを垂直に通る検知電流がより狭いチャネル内に閉じ込められる場合、これは、より狭い物理的なTWを有するセンサを有することと同等である。従来のCPP−MRセンサでは、上部電極及び下部電極は通常、磁気遮蔽層であり、センサTWと同じ幅又はセンサよりも広い幅を有し、電流がより狭いチャネル内を流れるのを妨げる。
必要とされるのは、センサTWよりも狭く、それにより、電流がより狭いチャネルを流れることができる上部電極及び下部電極を有するCPP−MRセンサと、自己整合する(self-aligned)か、又は自由層にセンタリングされる電極を有するセンサを製造する方法とである。
本発明は、センサTWよりも狭い上部電極及び下部電極を有するCPP−MRセンサに関するとともに、そのセンサの製造方法に関する。センサは、センサと、Cu、Au、Ag、及びAgSnの1つで形成される上部遮蔽及び下部遮蔽のそれぞれとの間に配置される上部電極及び下部電極を有する。これらの材料は実質的に、例えば、センサの強磁性材料のエッチング速度よりも2〜4倍大きなイオンミリングエッチング速度を有する。第1のイオンミリングは、電極層及びセンサ積層(sensor stack)内の層の平面に対して垂直に実行される。次に、第2のイオンミリングが、層の平面に直交する線に対して、約50度〜90度の高角度で実行される。上部電極層及び下部電極層の材料のエッチング速度がはるかに高いため、電極層は、自由層の側縁部から窪んだ側縁部を有する。これは、上部電極及び下部電極の表面積を低減させ、センサの自由層を通る検知電流をより狭いチャネル内に閉じ込め、これは、より狭い物理的なTWを有するセンサを有することと均等である。上部電極は、傾斜付きイオンミリングにより長い時間にわたって露出されるため、下部電極得層の幅未満である。CPPセンサがGMRセンサである場合、スペーサ材料は通常、上部電極又は下部電極の材料と同じか、又は同様の材料で形成されるため、傾斜付きイオンミリングの結果として、スペーサ層も窪んだ側縁部を有する。
本発明の性質及び利点をより完全に理解するために、添付図面と共に解釈される以下の詳細な説明を参照すべきである。
カバーが取り外された状態の従来の磁気記録ハードディスクの概略上面図である。 図1の方向2−2においてとられたスライダ及びディスクの一部の断面の拡大端面図である。 図2の方向3−3における図であり、ディスクから見た読み/書きヘッドの端部を示す。 従来技術による平面垂直通電磁気抵抗(CPP−MR)読み取りヘッド構造体の断面概略図である。 エアベアリング面(ABS)及びセンサ積層内の層の平面の両方に直交する平面を通ってとられた図4AのCPP−TMR読み取りヘッドの断面図である。 本発明による幅を低減した上部電極及び下部電極を有するCPP−MRセンサ構造体を構成する層を示すABSの図である。 エアベアリング面(ABS)及びセンサ積層内の層の平面の両方に直交する平面を通ってとられる図5AのCPP−TMR読み取りヘッドの断面図である。 幅が低減され、自己整合した上部電極及び下部電極からの2つのイオンミリングステップ後のセンサ構造体を示す。 エアベアリング面(ABS)及びセンサ積層内の層の平面の両方に直交する平面を通ってとられた図6Aのセンサ構造体の断面図であり、上部電極層及び下部電極層の窪んだ後縁部を示す。
本発明の方法によって製造されるCPP磁気抵抗(MR)センサは磁気記録ディスクドライブに用途を有し、磁気記録ディスクドライブの動作について図1〜図3を参照して手短に説明する。図1は、従来の磁気記録ハードディスクドライブのブロック図である。ディスクドライブは、磁気記録ディスク12と、ディスクドライブ筐体又はベース16上に支持される回転式ボイスコイルモータ(VCM)アクチュエータ14とを含む。ディスク12は、回転中心13を有し、ベース16に搭載されたスピンドルモータ(図示せず)によって方向15に回転する。アクチュエータ14は軸17を中心として枢動し、剛性アクチュエータアーム18を含む。略可撓性を有するサスペンション20が、屈曲要素23を含み、アーム18の端部に取り付けられる。ヘッドキャリア又はエアベアリングスライダ22が屈曲部23に取り付けられる。磁気記録読み/書きヘッド24は、スライダ22の後縁面25上に形成される。屈曲部23及びサスペンション20は、回転するディスク12によって生成されるエアベアリング上でスライダを「ピッチ」及び「ロール」させることができる。通常、スピンドルモータによって回転するハブに積まれた複数のディスクがあり、別個のスライダ及び読み/書きヘッドが各ディスク面に関連付けられる。
図2は、図1の方向2−2でとられたスライダ22及びディスク12の一部の拡大端面図である。スライダ22は、屈曲部23に取り付けられ、ディスク12に面するエアベアリング面(ABS)27と、ABSに略直交する後縁面25とを有する。ABS27は、回転するディスク12からの空気流に、ディスク12の表面の極近傍か、又はディスク12の表面に略接触してスライダ22を支持する空気のベアリングを生成させる。読み/書きヘッド24は、後縁面25上に形成され、後縁面25上の端子パッド29への電気接続によってディスクドライブ読み/書き電子回路に接続される。図2の断面図に示されるように、ディスク12は、トラック横断方向において離間された離散したデータトラック50を有するパターン化された媒体ディスクであり、データトラック50のうちの1つは読み/書きヘッド24と位置合わせされて示される。離散したデータトラック50は、トラック横断方向においてトラック幅TWを有し、円周方向において連続した磁化可能材料で形成することができ、その場合、パターン化された媒体ディスク12は離散トラック媒体(DTM)ディスクと呼ばれる。代替的には、データトラック50は、トラックに沿って離間された離散したデータアイランドを含み得、この場合、パターン化された媒体ディスク12はビットパターン媒体(BPM)ディスクと呼ばれる。ディスク12は従来の連続媒体(CM)ディスクであることもでき、その媒体では、記録層はパターン化されず、記録媒体の連続層である。CMディスクでは、書き込みヘッドが連続記録層に書き込む際にトラック幅TWを有する同心データトラックが作成される。
図3は、図2の方向3−3における図であり、ディスク12から見た読み/書きヘッド24の端部を示す。読み/書きヘッド24は、スライダ22の後縁面25に堆積され、リソグラフィでパターニングされた一連の薄膜である。書き込みヘッドは、垂直磁気書き込み極(WP)を含み、後縁遮蔽及び/又は側面遮蔽(図示せず)を含むこともできる。CPP−MRセンサ又は読み取りヘッド100は、2つの磁気遮蔽S1とS2との間に配置される。遮蔽S1、S2は、透磁性材料、通常、NiFe合金で形成され、読み取りヘッド100への電気リードとして機能することができるように、導電性も有し得る。遮蔽は、読み取り中のデータビットに隣接する記録データビットから読み取りヘッド100を遮蔽するように機能する。図3は、非常に小さな寸法を示すことの難しさから、一定の縮尺ではない。通常、各遮蔽S1、S2は、20nm〜40nmの範囲であり得る、トラックに沿った方向において読み取りヘッド100の総厚と比較して、トラックに沿った方向で数μm厚である。
図4Aは、ディスクから見た、従来技術によるCPP−MRセンサ構造体を構成する層を示すABSの図である。センサ100は、2つの磁気遮蔽層S1、S2間に形成される層の積み重ねを備えるCPP−MR読み取りヘッドである。センサ100は、ABSに前縁部を有するとともに、トラック幅(TW)を画定する離間側縁部102、104を有する。遮蔽S1、S2は導電材料で形成され、したがって、検知電流Iの電気リードとして機能することもでき、検知電流はセンサ積層内の層に略直交して向けられる。代替的には、別個の電気リード層を遮蔽S1、S2とセンサ積層との間に形成し得る。低遮蔽S1は通常、化学機械研磨(CMP)によって研磨して、センサ積層が成長するための平滑な基板を提供する。薄いRu/NiFe二重層等のシード層101が通常、スパッタリングによりS2の下に堆積し、比較的厚いS2の電気メッキを促進し得る。
センサ100の層は、横断して向けられた(ページ内に)固定磁気モーメント又は磁化方向121を有する強磁性基準層120と、ディスク12から検知される横断外部磁場が存在する場合に層110の平面において回転可能な磁気モーメント又は磁化方向111を有する強磁性自由層110と、基準層120と自由層110との間の非磁性スペーサ層130とを含む。CPP−MRセンサ100はCPP GMRセンサとすることができ、その場合、非磁性スペーサ層130は、導電性金属材料、通常、Cu、Cu合金、Au、又はAgのような金属又は合金で形成される。代替的には、CPP−MRセンサ100はCPPトンネリングMR(CPP−TMR)センサとすることができ、その場合、非磁性スペーサ層130は、TiO、MgO、又はアルミナ(Al)のような絶縁材料で形成されるトンネルバリアである。
CPP−MRセンサのピン留め強磁性層は、単一若しくは「単純」なピン留め層であるか、又は図4Aに示されるような逆平行(AP)ピン留め構造であり得る。図4のCPP GMRセンサのピン留め層は、基準強磁性層120(AP2)と、AP結合(APC)層123にわたって反磁性的に結合する低強磁性層122(AP1)とを有する周知のAPピン留め構造である。APC層123は通常、Ru、Ir、Rh、Cr、又はそれらの合金である。AP1層及びAP2層は、自由強磁性層110と同様に、通常、結晶性CoFeB合金、CoFe合金、若しくはNiFe合金、又はCoFe/NiFe二重層等のこれらの材料の複数の層で形成される。AP1強磁性層及びAP2強磁性層は、逆平行に向けられたそれぞれの磁化方向127、121を有する。AP1層122は、図4に示されるように、反強磁性(AF)層124に交換結合されることによってピン留めされた磁化方向を有し得る。AF層124は通常、Mn合金であり、例えば、PtMn、NiMn、FeMn、IrMn、PdMn、PtPdMn、又はRhMnである。
シード層125は、下部遮蔽層S1とAF層124との間に配置して、AF層124の成長を強化し得る。シード層125は通常、NiFeCr、NiFe、Ta、Cu、又はRuの1つ又は複数の層である。キャップ層112は、自由強磁性層110と上部遮蔽層S2との間に配置される。キャップ層112は、腐食保護を提供し、単層であってもよく、又はRu、Ta、Ti、又はRu/Ta/Ru三重層、Ru/Ti/Ru三重層、若しくはCu/Ru/Ta三重層等の異なる材料の複数の層であってもよい。
対称範囲内の外部磁場、すなわち、ディスク上の記録データからの磁場が存在する場合、自由層110の磁化方向111は回転し、一方、基準層120の磁化方向127は固定されたままであり、回転しない。したがって、検知電流Iが上部遮蔽S2からセンサ積層を垂直に通って下部遮蔽S1(すなわちS1からS2)に印加される場合、ディスク上の記録データからの磁場は、基準層磁化127に対して自由層磁化111を回転させ、この回転は電気抵抗の変化として検出可能である。
強磁性バイアス構造体150が、センサ100の側縁部102、104の近傍、特に自由層110の側縁部の近傍のセンサ積層の外部に形成される。構造体150は強磁性バイアス層115を含み、この層は高結晶異方性(K)を有し得、したがって、高保持力(H)層、すなわち、「ハードバイアス」層であり得る。構造体150は、バイアス層115上のキャップ層118も有し、任意選択的なシード層(図示せず)をバイアス層115の下に含み得る。構造体150は、薄い絶縁層116によってセンサ100の側縁部102、104から絶縁され、絶縁層116は通常、アルミナであるが、窒化ケイ素(SiN)又はTa酸化物若しくはTi酸化物のような別の金属酸化物であってもよい。遮蔽層S1は、ハードバイアス構造体150の基板として機能し、絶縁層116が、バイアス構造体150とS1との間に配置される。バイアス層115は、ABSに略平行する磁化117を有し、したがって、自由層110の磁化111を縦方向にバイアスする。したがって、外部磁場がない場合、バイアス層115の磁化117は、自由層110の磁化111に平行する。
図4Bは、ABS及びセンサ積層内の層の平面の両方に直交する平面を通ってとられる図4AのCPP−TMRセンサ構造体の断面図である。自由層110は、自由層110のストライプ高さ(SH)を画定する距離だけ、ABSから窪んだ後縁部106を有する。通常、アルミナである絶縁埋め戻し材料の層170が、基準層120と、自由層110の後縁部106に形成される。
より高い面密度を磁気記録において達成するには、CPP−MRセンサのTWを低減する必要がある。小さな寸法が要求されるため、物理的なTWの低減は難しい。しかし、センサを通る検知電流Iが、より狭いチャネル内に閉じ込められる場合、これは、より狭い物理的TWを有することと同等である。図4Aの従来技術によるセンサに示されるように、上部遮蔽S2の全体が上部電極として機能し、したがって、検知電流Iは、側縁部102と104との間のセンサ全体を通り、下部電極として機能する下部遮蔽S1に届く。
図5Aは、本発明による、幅を低減した上部及び下部の導電性金属電極を有するCPP−MRセンサ構造体を構成する層を示すABSの図である。センサ200は、シード層225と、AF層224と、磁化227を有するAP1層222と、APC層223と、磁化221を有するAP2層220と、非磁性スペーサ層230と、磁化211を有する自由層210と、キャップ層212とを含む層の積層を含む。センサ構造体は、TW未満の幅W1を画定する側縁部201a、201bを有する上部電極201と、同様にTW未満の幅W2を画定する側縁部202a、202bを有する下部電極202とを含む。自由層210は、TWを画定する側縁部210a、210bを有する。上部電極201及び下部電極202は、導電性金属材料で形成され、絶縁材料216で囲まれる。検知電流Iは上部電極201を通してセンサ200の上部に入るように閉じ込められ、比較的短い導電路により、すなわち、センサ200の積層の厚さにより、電流は、下部電極202に達するまでにあまり広がらない。したがって、センサは破線242、244で画定される有効TWを有し、センサの感度、すなわち、ディスクからより小さな磁気ビットを検知する能力が増大する。
図5Bは、ABS及びセンサ積層内の層の平面の両方に直交する平面を通してとられる図5AのCPP−MRセンサ構造体の断面図である。自由層210は、自由層210のストライプ高さ(SH)を画定する距離だけ、ABSから窪んだ後縁部210cを有する。上部電極層201は自由層210の後縁部210cから窪んだ後縁部201cを有し、下部電極層202は、同様に自由層210の後縁部210cから窪んだ後縁部202cを有する。通常、アルミナである絶縁埋め戻し材料(insulating backfill material)の層270が、遮蔽S1上及びセンサ200の積層の後縁部に隣接して形成される。
本発明は、幅を低減した上部電極及び下部電極が両方とも、センサに「自己整合(self-aligned)」する、すなわち、上部電極201及び下部電極202が、製造プロセス中にセンサの中心に対して精密に位置合わせされるセンサ構造体を製造する方法でもある。図6Aは、幅が低減され、自己整合される上部電極及び下部電極からの2つのイオンミリングステップ後のセンサ構造体を示す。下部電極層202、センサ積層200(層225、224、222、223、220、230、210、及び212)、並びに上部電極層201は、遮蔽S1上に完全な膜として堆積する。電極層201、202の材料は、Cu、Au、Ag、及びAgSn合金のような軟らかい金属材料である。これらの材料は、自由層210の材料及び積層200内の他の層よりもはるかに高いイオンミリングエッチング速度を有する。パターニングされたフォトレジスト250の層が、上部電極層201の上面に形成される。フォトレジスト250は側縁部252、254にパターニングして、自由層210TWを画定する。次に、第1のイオンミリングが、積層200内の層の平面に対して垂直に実行される。これは、フォトレジスト250で覆われない材料を遮蔽S1まで除去する。次に、第2のイオンミリングを、積層200内の層の平面に直交する線に対して高角度θで実行される。角度θは50度〜90度であり、好ましくは60度〜75度である。上部電極層201及び下部電極層202の材料のエッチング速度がはるかに高いことにより、電極層は、自由層210の側縁部210a、210bから窪んだ側縁部201a、201b及び202a、202bを有する。上部電極層201は幅W1を有し、下部電極層202は幅W2を有する。W1及びW2は両方ともTW未満であるが、W1はW2未満である。その理由は、W1が、第2のイオンミリングにより長時間露出されるためである。高角度イオンミリング後、次に、ミリングで除去された領域に絶縁層、強磁性バイアス層、及びキャップ層(図5Aの層216、115、及び218)が充填される。フォトレジスト層250が除去され、次に、化学機械研磨(CMP)後、シード層(図5Aの層101)が堆積され、その後、遮蔽層S2が堆積され、電気メッキし得る。
イオンミリングは、イオンビームエッチング(IBE)ツールを使用して、Arイオンを用いて実行することができる。第2のイオンミリングステップでは、イオンミリングは、フォトレジスト層250の一側縁部(252又は254)をマスクとして使用して、センサ積層200の片面に実行し得、次に、構造は、積層200内の層の平面に直交する軸を中心として180度回転し、次に、イオンミリングは、フォトレジスト層250の他方の側縁部をマスクとして使用して、センサ積層200の逆面に実行される。代替的には、構造は、第2のイオンミリングステップ中に連続して回転させることができる。
上部電極及び下部電極も、自由層後縁部から窪んだ後縁部を有することが望まれる場合、高角度イオンミリングを同様に、センサ積層200の後縁部に実行することができる。これを図6Bに示す。この例では、同じフォトレジスト250が後縁部256を有するようにパターニングされ、自由層SHを画定する。構造体が、積層200を構成する層の平面に直行する軸を中心として回転している間に、第2のイオンミリングを実行することができ、したがって、高角度イオンミリングにより、窪んだ側縁部及び窪んだ後縁部を同時に形成する。代替的には、後縁部をまず、高角度イオンミリングし、構造体を90度回転させ、次に、側縁部高角度イオンミリングを実施することができる。高角度イオンミリング後、後縁部の背後の領域は、絶縁材料(図5Bの層270)、通常はアルミナ、タンタル酸化物、又は窒化ケイ素(SiN)で補充され、絶縁材料は、遮蔽S1上に、及びセンサ積層200内の層の後縁部に隣接して堆積する。
電極層の縁部の窪み量は、イオンミリングの角度及びイオンミリングの持続時間によって制御することができる。電極層の縁部の窪み量は、電極層の材料とセンサ積層の材料との相対エッチング速度に応じる。以下の表1は、材料層の平面に直交する方向での様々な材料のArイオンミリングの大凡の相対エッチング速度を与える。
Figure 2014225318
本発明の方法は、ミリング角度及び持続時間に応じて、自由層TWの約30%〜80%の幅を有する上部電極を生成することができる。例えば、典型的なTWである30nmの場合、W1は約9nm〜24nmであり得る。したがって、上部電極の各側縁部は、各自由層側縁部から約3nm〜10nmだけ窪むことができる。W2はそれに対応してより広く、例えば、下部電極の各側縁部は、各自由層側縁部から約2nm〜5nmだけ窪み得る。W1はW2の約50%〜90%であり得る。上部電極及び下部電極の表面積のこの低減は、センサの自由層を通る検知電流をより狭いチャネルに閉じ込め、これは、より狭い物理的なTWを有するセンサを有することと同様である。
自由層縁部及び電極層縁部は、同時に同じ角度でイオンミリングされているため、高角度イオンミリングが完了した場合、上部電極層の2つの側縁部の窪み量は同じになる。したがって、上部電極及び下部電極は自己整合するか、又は自由層にセンタリングされる。
CPPセンサがTMRセンサである場合、スペーサ層230は、自由層210の側縁部210、210bに略位置合わせされた側縁部と、自由層210の後縁部210cに略位置合わせされた後縁部とを有する。その理由は、スペーサ層材料の典型的な材料であるMgOのエッチング速度が比較的低いことによる。しかし、CPPセンサがGMRセンサである場合、スペーサ230も、TW未満でもあり、W1とW2との間の幅(WS)を有する窪んだ側縁部と、窪んだ後縁部とを有することになる。その理由は、スペーサ材料230が通常、上部電極及び下部電極の材料と同じであるか、又は同様のエッチング速度を有するAg、Cu、又はCu合金で形成されるためである。
本発明について好ましい実施形態を参照して特定に図示し説明したが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱せずに、形態及び細部の様々な変更を行い得ることが当業者には理解されるだろう。したがって、開示される本発明は、単なる例示と見なされるべきであり、添付の特許請求の範囲に規定される範囲においてのみ限定される。
12 磁気記録ディスク
13 回転中心
14 アクチュエータ
15 方向
16 ベース
17 軸
18 アクチュエータアーム
20 サスペンション
22 エアベアリングスライダ
23 屈曲部
24 読み/書きヘッド
25 後縁面
27 エアベアリング面
29 端子パッド
50 データトラック
100 読み取りヘッド
101、125、225 シード層
102、104、201a、201b、202a、202b、210a、210b、252、254 側縁部
106、201c、202c、210c、256 後縁部
110、210 強磁性自由層
111、121、127 磁化方向
112、118、212、218 キャップ層
115 強磁性バイアス層
116 絶縁層
117、211、221、227 磁化
120、220 強磁性基準層
122、222 低強磁性層
123、223 AP結合層
124、224 反強磁性層
130、230 非磁性スペーサ層
150 強磁性バイアス構造体
170、270 絶縁埋め戻し材料層
200 センサ
201 上部電極層
202 下部電極層
216 絶縁材料
242、244 破線
250 フォトレジスト

Claims (16)

  1. 磁気抵抗センサ構造体を製造する方法であって、
    基板を提供することと、
    前記基板に、イオンミリングエッチング速度を有する導電性金属下部電極層を堆積させることと、
    前記下部電極層上に、第1の強磁性層、第2の強磁性層、及び前記第1の強磁性層と前記第2の強磁性層との間の非磁性スペーサ層を含むセンサ層の積層を堆積させることであって、前記第1の強磁性層及び前記第2の強磁性層は、前記下部電極層のイオンミリングエッチング速度未満のイオンミリングエッチング速度を有する、センサ積層を堆積させることと、
    前記センサ積層上に、前記第1の強磁性層及び前記第2の強磁性層のイオンミリングエッチング速度よりも高いイオンミリングエッチング速度を有する導電性金属上部電極層を堆積させることと、
    前記上部電極層上にフォトレジストの層をパターニングすることであって、前記パターニングされるフォトレジストは2つの離間された側縁部を有する、パターニングすることと、
    前記パターニングされるフォトレジストをマスクとして使用して、前記上部電極層、前記センサ積層、及び前記下部電極層を、前記上部電極層の平面に略直交する方向でイオンミリングすることであって、それにより、前記上部電極層、前記センサ積層、及び前記下部電極層の側縁部を画定する、イオンミリングすることと、
    前記パターニングされるフォトレジストをマスクとして使用して、前記上部電極層の平面への直交から50度よりも大きく、且つ90度未満の角度で前記上部電極層、前記センサ積層、及び前記下部電極層をイオンミリングすることであって、エッチング速度がより低い前記第1の強磁性層及び前記第2の強磁性層の側縁部から、エッチング速度のより高い前記上部電極層及び前記下部電極層の、前記側縁部を窪ませる、イオンミリングすることと、
    を含む、方法。
  2. 前記上部電極層の前記平面への直交から傾斜する前記イオンミリングは、前記フォトレジストの層の一側縁部をマスクとして使用してイオンミリングすることと、前記上部電極層に直交する軸を中心として180度、前記センサ構造体を回転させることと、前記フォトレジストの他方の側縁部をマスクとして使用してイオンミリングすることとを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記上部電極層の前記平面への直交から傾斜した前記イオンミリング中、前記上部電極層に直交する軸を中心として前記センサ構造体を回転させることを更に含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記パターニングされるフォトレジストは、前記2つの側縁部に略直交する後縁部も有し、前記上部電極層の前記平面に直交する前記イオンミリングは、前記上部電極層、前記センサ積層、及び前記下部電極層の後縁部を画定し、前記上部電極層の前記平面への直交から傾斜した前記イオンミリングは、エッチング速度がより低い前記第1の強磁性層及び前記第2の強磁性層の後縁部から、エッチング速度がより高い前記上部電極層及び前記下部電極層の前記後縁部を窪ませる、請求項1に記載の方法。
  5. 前記上部電極層の前記平面への直交から傾斜した前記イオンミリング中、前記上部電極層に直交する軸を中心として前記センサ構造体を回転させることを更に含む、請求項4に記載の方法。
  6. 傾斜した前記イオンミリングは、60度よりも大きく、且つ75度未満の角度でイオンミリングすることを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記下部電極層及び前記上部電極層を堆積させることは、Cu、Au、Ag、及びAgSnから選択される材料を堆積させることを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記非磁性スペーサ層を堆積させることは、Ag、Cu、及びCu合金から選択される材料を堆積させることを含み、前記傾斜したイオンミリングは、前記第1の強磁性層及び前記第2の強磁性層の前記側縁部から前記非磁性スペーサ層の前記側縁部を窪ませる、請求項7に記載の方法。
  9. 前記非磁性スペーサ層を堆積させることは、MgOの層を堆積させることを含む、請求項1に記載の方法。
  10. ディスクドライブ内の磁気記録ディスク上のトラックから、記録されたデータを磁気的に読み取る平面垂直通電磁気抵抗読み取りヘッドであって、
    前記ディスクに面するエアベアリング面(ABS)及び前記ABSに略直交する後縁面を有するエアベアリングスライダと、
    前記後縁面上の第1の遮蔽層と、
    前記第1の遮蔽層上の、Cu、Au、Ag、及びAgSnから選択される下部電極層と、
    前記下部電極層上の層のセンサ積層であって、前記ABSに略直交する平面内磁化を有するピン留め強磁性層と、前記ピン留め層上の非磁性スペーサ層と、前記非磁性スペーサ層上の自由強磁性層とを含み、外部磁場が存在しない場合に前記ABSに略平行する平面内磁化を有して、前記ディスクに記録されたデータからの磁場が存在する場合に自在に回転し、前記自由強磁性層は、前記ABSに平行するトラック厚(TW)を画定する2つの離間側縁部と、前記ABSからストライプ高さ(SH)の距離の箇所に窪みが作られた後縁部とを有する、センサ積層と、
    前記センサ積層上の、Cu、Au、Ag、及びAgSnから選択される上部電極層と、
    前記上部電極層上の第2の遮蔽層と、
    を備え、
    前記下部電極層は、TW未満の前記ABSに平行する幅(W2)を画定する前記自由強磁性層の前記側縁部から窪んだ2つの離間側縁部を有し、前記上部電極層は、TW未満の前記ABSに平行する幅(W1)を画定する前記自由強磁性層の前記側縁部から窪んだ2つの離間側縁部を有する、平面垂直通電磁気抵抗読み取りヘッド。
  11. W1は、TWの30%以上であり、且つTWの80%以下である、請求項10に記載の読み取りヘッド。
  12. W1は、W2の50%以上であり、且つW2の90%以下である、請求項10に記載の読み取りヘッド。
  13. 前記自由強磁性層の前記側縁部と、前記上部電極層及び前記下部電極層のそれぞれとに接触する絶縁材料を更に備える、請求項10に記載の読み取りヘッド。
  14. 前記下部電極層及び前記上部電極層のそれぞれは、前記自由強磁性層の前記後縁部から窪んだ後縁部を有する、請求項10に記載の読み取りヘッド。
  15. 前記スペーサ層は、Ag、Cu、及びCu合金から選択され、TW未満の前記ABSに平行する幅(WS)を画定する前記自由強磁性層の前記側縁部から窪んだ2つの離間側縁部を有する、請求項10に記載の読み取りヘッド。
  16. 前記非磁性スペーサ層はMgOで形成される、請求項10に記載の読み取りヘッド。
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