JP2014224307A - 材料ガス濃度制御システム、材料ガス濃度制御装置、及び、制御プログラム - Google Patents

材料ガス濃度制御システム、材料ガス濃度制御装置、及び、制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】キャリアガス又は混合ガスのいずれか一方を選択的に発生させる材料ガス濃度制御装置において、コストを増加させずに、混合ガス中に含まれる材料ガス濃度のオーバーシュートを防止できる制御装置を提供する。【解決手段】液体または固体の材料を貯留するとともに、キャリアガスを導入し、気化した材料ガスとキャリアガスとの混合ガスを導出する貯留槽3と、貯留槽の下流側に配置される第1流路4と、混合ガス又はキャリアガスを第1流路に選択的に流すための切替バルブ5と、第1流路を流れるガスの濃度を調整する流体調整バルブ6と、材料ガスの濃度を測定する濃度センサ7と、測定濃度を設定濃度に近づけるべく流体調整バルブの開度をフィードバック制御する制御部8とを具備するものであって、制御部は、第1流路に流れるガスを混合ガスからキャリアガスに切り替える直前での流体調整バルブの開度を初期開度として、フィードバック制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、材料ガス濃度制御システム、材料ガス濃度制御装置、及び、制御プログラムに関する。
材料の気化方式の一つとして、タンクに収容された液体材料をキャリアガスで気化するバブリング方式がある。このバブリング方式を用いた材料ガス濃度制御装置としては、例えば特許文献1記載の装置が挙げられる。
特許文献1記載の装置は、材料を収容するタンクと、タンクにキャリアガスを導入する導入管と、気化した材料である材料ガスとキャリアガスとの混合ガスをタンクから導出する導出管と、導出管に接続され内部流路が設けられた基体と、内部流路を流れる材料ガス濃度を測定する濃度測定部と、濃度測定部よりも下流において濃度測定部によって測定された測定濃度を予め定めた設定濃度に調整する第1バルブとを備える。
特開2010−109303号公報
ここで、特許文献1記載の材料ガス濃度制御装置がキャリアガス又は混合ガスのいずれか一方を選択的に発生させる場合であって、該発生するガスがキャリアガスである場合、キャリアガスには材料ガスが含まれないので濃度測定部の測定濃度はゼロになる。
すると、測定濃度を設定濃度まで上げるように第1バルブの開度は大きくなる。しかし、キャリアガスが発生している間、測定濃度はゼロのまま変わらないので、第1バルブの開度は除々に大きくなって最後は全開状態となる。
この状態で発生するガスをキャリアガスから混合ガスに切り替えると、材料ガス濃度が急激に上昇して測定濃度が設定濃度とかけ離れたものとなり、測定濃度を設定濃度に近づけるように第1バルブの開度を調整する間、測定濃度の上昇を抑えきれず、オーバーシュートが発生するという問題が生じる。
このオーバーシュートを防止する方法として、例えばキャリアガスを流すラインと混合ガスを流すラインとを別々に構成し、キャリアガス発生中も混合ガスを発生させて排気することで、混合ガス中に含まれる材料ガスの測定濃度を設定濃度に近づけるように常に調整し、キャリアガスから混合ガスに切り替えたときのオーバーシュートを防止する方法が挙げられる。
しかし、この方法では、キャリアガスを流すラインと混合ガスを流すラインを別々に構成するので構成物品が増加するとともに、ガスや材料を必要以上に消費し、ランニングコストが増加するという新たな問題が生じる。
本発明は上記問題に鑑み、キャリアガス又は混合ガスのいずれか一方を選択的に発生させる材料ガス濃度制御装置において、コストを増加させずに、混合ガス中に含まれる材料ガスの測定濃度が予め定めた設定濃度以上となるオーバーシュートを防止できる材料ガス濃度制御装置を提供することを目的とする。
本発明の材料ガス濃度制御システムは、液体または固体の材料を貯留するとともに、キャリアガスを導入し、気化した材料である材料ガスと前記キャリアガスとの混合ガスを導出する貯留槽と、前記貯留槽の下流側に配置される第1流路と、前記混合ガス、又は、前記キャリアガスを前記第1流路に選択的に流すための切替バルブと、前記第1流路を流れるガスの濃度を調整する流体調整バルブと、前記第1流路を流れるガス中における前記材料ガスの濃度を測定する濃度センサと、前記第1流路に前記混合ガスが流れている場合は、前記濃度センサによる測定濃度又はその関連値を予め定められた設定濃度又はその関連値に近づけるべく前記流体調整バルブの開度をフィードバック制御する制御部とを具備するものであって、前記制御部は、前記第1流路に流れるガスを前記混合ガスから前記キャリアガスに切り替える直前での前記流体調整バルブの開度を、その後、前記第1流路に流れるガスを再度前記混合ガスに切り替えたときの流体調整バルブの初期開度として、前記フィードバック制御を開始することを特徴とする。
これにより、第1流路をキャリアガスが流れることで流体調整バルブの開度が大きくなっても、制御部が、第1流路に流れるガスを混合ガスからキャリアガスに切り替える直前の流体調整バルブの開度を初期開度としてフィードバック制御を開始するので、前回のフィードバック制御部の設定濃度と今回のフィードバック制御部の設定濃度とが大幅に違わない限り、第1流路に流れるガスを混合ガスからキャリアガスに切り替える直前の流体調整バルブの開度における測定濃度は設定濃度に近似した値となり、流体調整バルブのフィードバック制御が間に合わないことによるオーバーシュートの発生を防止することができる。
また、本発明の材料ガス濃度制御システムでは、第1流路をキャリアガスが流れている間は混合ガスを発生させないので、ガスや材料を必要以上に消費することなくオーバーシュートを防ぎ、コストの増加を抑えることができる。
本発明の材料ガス濃度制御システムは、前記第1流路に前記キャリアガスが流れている場合は、前記流体調整バルブの開度を前記初期開度に固定することが好ましい。
これにより、第1流路にキャリアガスが流れている間も、流体調整バルブの開度が初期開度に固定されているので、制御部が流体調整バルブのフィードバック制御を開始するときに、前回のフィードバック制御部の設定濃度と今回のフィードバック制御部の設定濃度とが大幅に違わない限り、オーバーシュートが発生することを確実に防ぐことができる。
また、第1流路にキャリアガスが流れている間も流体調整バルブの開度が初期開度に固定されているので、フィードバック制御部が第1流路を流れるガスをキャリアガスから混合ガスに切り替えたときに、流体調整バルブの開度を初期開度に設定する必要がなく、より早く濃度センサの測定濃度を設定濃度に近づけることができる。
本発明の材料ガス濃度制御システムは、上流側の一端から前記キャリアガスが流れるとともに下流側の一端は前記第1流路に接続されて、前記貯留槽に前記キャリアガスを導入する導入管が連結された第1分岐路と、前記貯留槽から前記混合ガスを導出する導出管が連結された第2分岐路とを有する第2流路をさらに備えることが好ましい。
これにより、キャリアガスが流れるラインと混合ガスが流れるラインが、第1流路及び第2流路で共通して構成されるので、キャリアガスが流れるラインと混合ガスが流れるラインを別々に構成する場合と比べて、材料ガス濃度制御システムの部品点数を大幅に減らすことができる。
本発明の材料ガス濃度制御システムは、前記導入管から前記収容槽に導入される前記キャリアガス、又は、前記導出管から前記第1流路に導出される前記混合ガスの少なくともいずれか一方の流量を測定する流量計をさらに備えることが好ましい。
流体調整バルブの開度が急激に変動すると、第1流路内の圧力が急激に上昇又は下降する。そうすると、流量計の流量制御が間に合わず、その間の流量を所望の値に保てないという不具合が生じる。しかし、本発明の材料ガス濃度制御システムは、第1流路を混合ガスが流れる場合、制御部が流体調整バルブの開度を初期開度にしてから制御を開始するので、流体調整バルブの開度が急に変動することを防いで、上記不具合を防ぐことができる。
また、キャリアガスが流れるラインと混合ガスが流れるラインが、第1流路及び第2流路で共通して構成されるので、流量計を第1流路又は第2流路の少なくともいずれか一方に配置すれば足り、キャリアガスが流れるラインと混合ガスが流れるラインを別々に構成する場合と比べて流量計の部品点数を減らすことができる。
本発明によれば、キャリアガス又は混合ガスのいずれか一方を選択的に発生させる材料ガス濃度制御システムにおいて、混合ガス中に含まれる材料ガスの測定濃度が予め定めた設定濃度以上に上昇することを防ぎ、オーバーシュートの発生を防止することができる。
第1実施形態における材料ガス濃度制御システムを示す概略図。 第1実施形態における制御部を示すブロック図。 第2実施形態における材料ガス濃度制御システムを示す概略図。
本発明の材料ガス濃度制御システムの第1実施形態について、以下図面を参照しながら説明する。
第1実施形態における材料ガス濃度制御システム1は、図1に示すように、第2流路2と、貯留槽3と、第1流路4と、切替バルブ5と、材料ガス濃度制御装置10とを備える。
第2流路2は、上流側の一端からキャリアガスが流入されるとともに、下流側の一端が第1流路4に接続されて、第1分岐路2aと第1分岐路2aよりも下流側に配置される第2分岐路2bとを有するものである。
また、第2流路2の第1分岐路2aよりも上流側には、第2流路2を流れるキャリアガスの流量を制御するためのマスフローコントローラ9が設けられている。
このマスフローコントローラ9は、流体抵抗素子(図示しない)を有し、この流体抵抗素子の上流側及び下流側の圧力差を計測して流量を測定する差圧式のものである。
貯留槽3は、液体又は固体の材料が貯留されるタンク3aと、タンク3aにキャリアガスを導入する導入管3bと、キャリアガスによって気化された材料である材料ガスとキャリアガスとの混合ガスをタンク3aから導出する導出管3cとを備える。そして、導入管3bは第2流路2の第1分岐路2aに接続され、導出管3cは第2流路2の第2分岐路2bに接続される。
第1流路4は、上流側の一端が第2流路2に接続されるとともに、下流側の一端からキャリアガス又は混合ガスのいずれか一方が導出する。
切替バルブ5は、混合ガス又はキャリアガスのいずれか一方を第1流路4に選択的に流すためのものであって、第1バルブ5aと、第2バルブ5bと、第3バルブ5cとを備える。
第1バルブ5aは、第2流路2の第1分岐路2aに接続された導入管3bに設けられており、第1バルブ5aを開閉することで、第2流路2を流れるキャリアガスの貯留槽3への流入を制御する。
第2バルブ5bは、第2流路2の第2分岐路2bに接続された導出管3cに設けられており、第2バルブ5bを開閉することで、貯留槽3内で生成された混合ガスの第2流路2への流入を制御する。
第3バルブ5cは、第2流路2の第1分岐路2aと第2分岐路2bとの間に設けられており、第3バルブ5cを開閉することでキャリアガスの第1流路4への流入を制御する。
そして、切替バルブ5は、第1バルブ5a及び第2バルブ5bを開けるとともに第3バルブ5cを閉めることで第1流路4に混合ガスを流し、一方、第3バルブ5cを開けるとともに第1バルブ5a及び第2バルブ5bを閉めることで第1流路4にキャリアガスを流す。
しかして、材料ガス濃度制御装置10は、第1流路4を流れるガスの濃度を制御するものであって、流体調整バルブ6と、濃度センサ7と、制御部8とを備える。
濃度センサ7は、第1流路4に設けられるとともに、第1流路4を流れる混合ガス中の材料ガスの濃度を測定する。
ここで、本実施形態の濃度センサ7は、材料ガスの濃度(vol%)が、混合ガス中に含まれる材料ガスの圧力(分圧)/混合ガスの圧力(全圧)×100で表されることを利用したものである。
つまり、濃度センサ7は、貯留槽3内の混合ガスの圧力(全圧)を測定する圧力計(図示しない)と、第1流路4を流れる混合ガス中に含まれる材料ガスの圧力(分圧)を測定する例えば非分散型赤外線吸収法を用いた分圧計(図示しない)とが計測した混合ガスの圧力(全圧)と材料ガスの圧力(分圧)とから材料ガス濃度を求めるものである。
なお、非分散型赤外線吸収法を用いた分圧計とは、第1流路4の半径方向に対向するように配置される光源部(図示しない)及び受光部(図示しない)とを備え、材料ガス分子が赤外光を吸収する現象を利用して、光源部と受光部との間を通過する材料ガスの分圧を測定するものである。
なお、濃度センサ7は、例えば超音波等によって材料ガスの濃度を直接測定するものを用いることもできる。
流体調整バルブ6は、第1流路4を流れるガスの圧力(全圧)を変動させることで材料ガスの濃度を調整するものであって、濃度センサ7よりも下流側の第1流路4に設けられるものである。
この流体調整バルブ6は、例えば第1流路4の路内を塞ぐように配置される調整弁本体(図示しない)と、第1流路4に外付けされて後述する制御信号に応じて調整弁本体を駆動して第1流路4の通路を開閉する駆動部(図示しない)とを備える。
そして、流体調整バルブ6は、材料ガスの濃度が、混合ガス中に含まれる材料ガスの圧力(分圧)/混合ガスの圧力(全圧)×100であることから、材料ガスの濃度を小さくしたい場合には、混合ガスの圧力(全圧)を大きくするために、その開度が小さくなるように調整されるとともに、材料ガスの濃度を大きくしたい場合には、混合ガスの圧力(全圧)を小さくするために、その開度が大きくなるように調整される。
制御部8は、構造的には、CPU、内部メモリ、I/Oバッファ回路、ADコンバータ等を有した所謂コンピュータ回路である。そして、内部メモリの所定領域に格納したプログラムに従って動作することで情報処理を行い、後述するフィードバック制御部11、固定部12、スイッチ部13、切替制御部14、受信部20等としての機能を発揮するものである。
以下では、図2に示した制御部8のブロック図を用いて、フィードバック制御部11、固定部12、スイッチ部13、切替制御部14、受信部20について説明する。
フィードバック制御部11は、第1流路4を混合ガスが流れている場合に、濃度センサ7が測定した測定濃度又はその関連値を予め定められた設定濃度又はその関連値に近づけるように制御信号を生成し、この制御信号を流体調整バルブ6の駆動部へと入力するものである。
具体的には、段落[0033]で記載した式を変形すると、混合ガスの圧力(全圧)は、混合ガス中に含まれる材料ガスの圧力(分圧)/材料ガスの濃度×100で表される。
そこで、フィードバック制御部11は、材料ガス濃度の目標値が定まっている場合、分圧計が測定した材料ガスの圧力(分圧)を上記式に当て嵌めて、目標とする混合ガスの圧力(全圧)を算出し、この目標全圧(設定濃度関連値)と、圧力計の測定全圧(測定濃度関連値)との偏差に比例演算、微分演算、積分演算等の演算処理を施して制御信号を生成して、この制御信号を流体調整バルブ6の駆動部へと入力する。
または、濃度センサ7が材料ガス濃度を測定する場合、フィードバック制御部11は、濃度センサ7によって測定された材料ガスの測定濃度と、目標とする設定濃度との偏差に比例演算、微分演算、積分演算等の演算処理を施して制御信号を生成して、この制御信号を流体調整バルブ6の駆動部へと入力してもよい。
固定部12は、後述する切替制御部14から送信される制御信号を記憶し、この制御信号を流体調整バルブ6の駆動部へ入力するものである。
スイッチ部13は、後述する切替制御部14によって、流体調整バルブ6の制御をフィードバック制御部11又は固定部12のいずれか一方から他方へと切り替えるものである。
受信部20は、切替バルブ5(5a、5b、5c)の状態を示す状態信号を受信するとともに、第3バルブ5cが開いて第1バルブ5a及び第2バルブ5bが閉まり、切替バルブ5(5a、5b、5c)の状態が切り替わると、切り替え信号を後述する切替制御部14に送信するものである。
切替制御部14は、受信部20からの切り替え信号を受信すると、その受信する直前にフィードバック制御部11が生成した制御信号を固定部12に送信するものである。
また、切替制御部14は、濃度センサ7が測定した測定濃度が所定濃度未満となったときに、流体調整バルブ6の制御をフィードバック制御部11から固定部12へと切り替え、濃度センサ7が測定した測定濃度が所定濃度を超えたときに、流体調整バルブ6の制御を固定部12からフィードバック制御部11へと切り替えるものである。
本発明の材料ガス濃度制御システムの動作及び制御について以下説明する。
切替バルブ5の第3バルブ5cを閉めるとともに、第1バルブ5a及び第2バルブ5bを開けた状態で、第2流路2の上流からキャリアガスを流すと、このキャリアガスは第1分岐路2aから導入管3bを通って貯留槽3に導入される。
貯留槽3に導入されたキャリアガスは、貯留槽3内に貯留された材料を気化して、気化された材料である材料ガスとキャリアガスとが混合した混合ガスが生成される。この混合ガスは、貯留槽3から導出管3cを通って第2分岐路2bを経て第2流路2に流れ、第2流路2に接続された第1流路4を流れる。
このとき、フィードバック制御部11は、分圧計が測定した第1流路4を流れる混合ガス中に含まれる材料ガスの圧力(分圧)と、予め定めた設定濃度とから目標全圧(設定濃度関連値)を算出し、この目標全圧(設定濃度関連値)と圧力計の測定全圧(測定濃度関連値)との偏差に演算処理を施して制御信号を生成して、この制御信号を流体調整バルブ6の駆動部に入力する。そして、流体調整バルブ6は、駆動部に入力された制御信号を受けて前記調整弁本体を駆動して、流体調整バルブ6の開度を変動させる。
ここで、段落[0036]等で述べたように、材料ガス濃度を小さくしたい場合、フィードバック制御部11は、混合ガスの圧力(全圧)を大きくするために流体調整バルブ6の開度が小さくなるような制御信号を入力する。一方、材料ガス濃度を大きくしたい場合、フィードバック制御部11は、混合ガスの圧力(全圧)を小さくするために流体調整バルブ6の開度が大きくなるような制御信号を入力する。
このようにして、フィードバック制御部11は、流体調整バルブ6の開度を調整して、測定全圧(測定濃度関連値)を目標全圧(設定濃度関連値)に近づける。
次に、切替バルブ5の第1バルブ5a及び第2バルブ5bを閉めるとともに第3バルブ5cを開けた状態で、第2流路2の上流側からキャリアガスを流すと、第1流路4を流れるガスは混合ガスからキャリアガスに切り替わる。
このとき、受信部20は、切替バルブ5の状態が切り替わったことを感知して、切り替え信号を切替制御部14へ送信する。
切替制御部14は、受信部20からの切り替え信号を受信して、該受信する直前にフィードバック制御部11が生成した制御信号を固定部12に送信する。
第1流路4を流れるキャリアガスには材料ガスが含まれていないので、濃度センサ7が測定する測定濃度は低下していき、測定濃度が所定濃度未満になると、切替制御部14は、流体調整バルブ6の制御をフィードバック制御部11から固定部12へと切り替える。固定部12は、送信された制御信号を流体調整バルブ6の駆動部へ入力して、流体調整バルブ6の調整弁本体を駆動する。
そのため、固定部12が流体調整バルブ6を制御する間、流体調整バルブ6の開度は、切替制御部14が切り替え信号を受信する直前にフィードバック制御部11が生成した制御信号による開度、つまり、第1流路4を流れるガスを混合ガスからキャリアガスに切り替える直前の開度に固定される。
そして、再度切替バルブ5の第3バルブ5cを閉めるとともに、第1バルブ5a及び第2バルブ5bを開けた状態で第2流路2の上流側からキャリアガスを流すと、第1流路4を流れる流体はキャリアガスから混合ガスに切り替わる。すると、濃度センサ7が測定する測定濃度は上昇し、測定濃度が所定濃度を超えると切替制御部14は、流体調整バルブ6の制御を固定部12からフィードバック制御部11へと切り替える。
このとき、切替制御部14が流体調整バルブ6の制御を固定部12からフィードバック制御部11に切り替える直前まで、流体調整バルブ6の開度は、第1流路4を流れるガスを混合ガスからキャリアガスに切り替える直前の開度に固定されている。
そのため、フィードバック制御部11は、第1流路4に流れるガスを再度混合ガスに切り替えたときに、第1流路4を流れるガスを混合ガスからキャリアガスに切り替える直前の流体調整バルブ6の開度を初期開度として、流体調整バルブ6のフィードバック制御を開始する。
なお、上記実施形態では、測定濃度が所定濃度を超えるか又は所定濃度未満になった場合に、フィードバック制御部11または固定部12のいずれか一方から他方に切り替える構成であったが、例えば、以下に示す所定の条件を満たす場合に、フィードバック制御部11または固定部12のいずれか一方から他方に切り替えてもよい。
所定の条件とは、測定濃度が所定濃度を超えるか又は所定濃度未満になるとともに所定時間が経過した場合、測定濃度が所定濃度を超えて所定濃度+αの値となった場合、切替バルブ5の状態が切り替わり切替制御部14がその切り替え信号を受信した時か又は受信した時から所定時間が経過した場合等が挙げられる。
本実施形態の材料ガス濃度制御システム1は、フィードバック制御部11が、第1流路4に流れるガスを混合ガスからキャリアガスに切り替える直前の流体調整バルブ6の開度を初期開度としてフィードバック制御を開始するので、流体調整バルブ6の開度によって測定濃度が急激に上昇することを抑えて、オーバーシュートを防ぐことができる。
また、本実施形態の材料ガス濃度制御システム1では、第1流路4をキャリアガスが流れている間は混合ガスを発生させないので、ガスや材料を必要以上に消費することなくオーバーシュートを防止して、コストの増加を抑えることができる。
本実施形態の材料ガス濃度制御システム1は、第1流路4にキャリアガスが流れている間も、固定部12が流体調整バルブ6の開度を、第1流路4に流れるガスを混合ガスからキャリアガスに切り替える直前の開度に固定するので、制御部8が、流体調整バルブ6のフィードバック制御を開始するときに、測定濃度が急激に上昇することを確実に防ぐことができる。
本実施形態の材料ガス濃度制御システム1は、キャリアガスが流れるラインと混合ガスが流れるラインとを第1流路4及び第2流路2で共通して構成すると、キャリアガスが流れるラインと混合ガスが流れるラインを別々に構成する場合と比べて、材料ガス濃度制御システムの部品点数を大幅に減らすことができる。
また、流体調整バルブ6の開度が急激に変動すると、第1流路4内の圧力が急激に上昇又は下降する。そうすると、マスフローコントローラ9の流量制御が間に合わず、その間の流量を所望の値に保てないという不具合が生じる。
しかし、本実施形態の材料ガス濃度制御システム1は、フィードバック制御部11が流体調整バルブ6の開度を初期開度にしてから制御を開始するので、流体調整バルブ6の開度が急に変動することを防いで、上記不具合を防ぐことができる。
また、キャリアガスが流れるラインと混合ガスが流れるラインが、第1流路4及び第2流路2で共通して構成すれば、流量計を第1流路4又は第2流路2の少なくともいずれか一方に配置すれば足り、キャリアガスが流れるラインと混合ガスが流れるラインを別々に構成する場合と比べて流量計の部品点数を減らすことができる。
本実施形態の材料ガス濃度制御システム1は、フィードバック制御部11が、測定濃度関連値と設定濃度関連値を用いて制御を行うものであるので、フィードバック制御部11が、濃度センサが混合ガスの全圧と材料ガスの分圧とから間接的に測定した材料ガス測定濃度と設定濃度を用いる場合に比べて、精度よく制御を行うことができる。
次に、本発明の第2実施形態における材料ガス濃度制御システム1´について図面を用いて説明する。
なお、第2実施形態における材料ガス濃度制御システム1´において、第1実施形態における材料ガス濃度制御システム1と同様の点については同一の符号を付し、その説明を省略する。
第2実施形態における材料ガス濃度制御システム1´は、図3に示すように、上流側の一端からキャリアガスが流れるとともに、下流側の一端が第1流路4に接続される第3流路15と、上流側の一端からキャリアガスが流れるとともに、下流側の一端が貯留槽3にキャリアがガスを導入する導入管3bに接続される第4流路16と、上流側の一端が貯留槽3から混合ガスを導出する導出管3cに接続されるとともに、下流側の一端が第1流路4に接続される第5流路17とを備える。
第3流路15は、第1流路4へキャリアガスが流入することを制御する第3バルブ5c、及び、第1流路4に流入するキャリアガスの流量を制御するためのマスフローコントローラ18を備える。
第4流路16は、貯留槽3へキャリアガスが流入することを制御する第1バルブ5a、及び、貯留槽3に導入されるキャリアガスの流量を制御するためのマスフローコントローラ19を備える。
第5流路17は、第1流路4へ混合ガスが流入することを制御する第2バルブ5bを備える。
第2実施形態における材料ガス濃度制御システム1´において、第3バルブ5cを開くとともに第1バルブ5a及び第2バルブ5bを閉まり、バルブの状態が切り替わると、受信部20が切替制御部14に切り替え信号を送信する。
切替制御部14は切り替え信号を受信すると、受信する直前にフィードバック制御部11が生成した制御信号を固定部12へ送信する。その後、スイッチ部13が流体調整バルブ6の制御を、フィードバック制御部11から固定部12に切り替えると、固定部12が該制御信号を記憶して流体調整バルブ6の駆動部へ入力する。
そして、第3バルブ5cを閉じるとともに第1バルブ5a及び第2バルブ5bを開けると、第1流路4を流れるガスがキャリアガスから混合ガスに切り替わる。
第1流路4を流れる混合ガス中に含まれる材料ガスの測定濃度が所定濃度を超えると、切替制御部14が、流体調整バルブ6の制御を固定部12からフィードバック制御部11に切り替える。
このとき、切替制御部14が流体調整バルブ6の制御を固定部12からフィードバック制御部11に切り替える直前まで、流体調整バルブ6の開度は、固定部12によって第1流路4を流れるガスを混合ガスからキャリアガスに切り替える直前の開度に固定されている。
そのため、キャリアガスが流れるラインと混合ガスが流れるラインが別々に構成されている第2実施形態の材料ガス濃度制御システム1´においても、フィードバック制御部11が、第1流路4に流れるガスを混合ガスからキャリアガスに切り替える直前の流体調整バルブ6の開度を初期開度としてフィードバック制御を開始するので、流体調整バルブ6の開度によって測定濃度が急激に上昇することを抑えて、オーバーシュートを防ぐことができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られたものではない。
第1実施形態の材料ガス濃度制御システムでは、切替制御部が流体調整バルブの制御をフィードバック制御部又は固定部のいずれか一方から他方へ切り替える閾値として所定濃度を用いているが、例えば、切替バルブの第1バルブ及び第2バルブと第3バルブの開閉が切り替えられたときを閾値としてもよいし、該切替バルブを切り替えてから所定時間が経過したときを閾値としてもよい。
また、マスフローコントローラには、例えば、2対の発熱抵抗線を第1流路又は第2流路に巻いてブリッジ回路を形成し、この発熱抵抗線に電流を流して加熱した状態で第1流路又は第2流路に流体を流すと、2対の発熱抵抗線の間に温度差が生じるので、この温度差を用いて流体の流量を計測する熱式のものであっても構わない。
また、マスフローコントローラは、材料ガス濃度制御システムの設計に合わせて適宜所望の位置に設けることができる。
本発明の材料ガス濃度制御システムにおいて、第1流路、第2流路、第3流路、第4流路、第5流路に鏡面加工が施されていてもよい。このようにしておくことで、材料ガスが第1流路、第2流路、第3流路、第4流路、第5流路で液化や固化して流路を狭窄することを防ぐことができる。また、第1流路、第2流路、第3流路、第4流路、第5流路の材質としてはステンレス等が考えられるが、腐食性のガスを用いる場合にはテフロン(登録商標)等の腐食されない樹脂を用いることが望ましい。
本発明は、その趣旨に反しない範囲で様々な変形が可能である。
1・・・材料ガス濃度制御システム
3・・・貯留槽
4・・・第1流路
5・・・切替バルブ
6・・・流体調整バルブ
7・・・濃度センサ
8・・・制御部
10・・材料ガス濃度制御装置

Claims (6)

  1. 液体または固体の材料を貯留するとともに、キャリアガスを導入し、気化した材料である材料ガスと前記キャリアガスとの混合ガスを導出する貯留槽と、
    前記貯留槽の下流側に配置される第1流路と、
    前記混合ガス、又は、前記キャリアガスを前記第1流路に選択的に流すための切替バルブと、
    前記第1流路を流れるガスの濃度を調整する流体調整バルブと、
    前記第1流路を流れるガス中における前記材料ガスの濃度を測定する濃度センサと、
    前記第1流路に前記混合ガスが流れている場合は、前記濃度センサによる測定濃度又はその関連値を予め定められた設定濃度又はその関連値に近づけるべく前記流体調整バルブの開度をフィードバック制御する制御部とを具備するものであって、
    前記制御部は、前記第1流路に流れるガスを前記混合ガスから前記キャリアガスに切り替える直前での前記流体調整バルブの開度を、その後、前記第1流路に流れるガスを再度前記混合ガスに切り替えたときの前記流体調整バルブの初期開度として、前記フィードバック制御を開始することを特徴とする材料ガス濃度制御システム。
  2. 前記制御部が、前記第1流路に前記キャリアガスが流れている場合は、前記流体調整バルブの開度を前記初期開度に固定することを特徴とする請求項1記載の材料ガス濃度制御システム。
  3. 上流側の一端から前記キャリアガスが流れるとともに下流側の一端は前記第1流路に接続されて、前記貯留槽に前記キャリアガスを導入する導入管が連結された第1分岐路と、前記貯留槽から前記混合ガスを導出する導出管が連結された第2分岐路とを有する第2流路をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2記載の材料ガス濃度制御システム。
  4. 前記導入管から前記収容槽に導入される前記キャリアガス、又は、前記導出管から前記第1流路に導出される前記混合ガスの少なくともいずれか一方の流量を測定する流量計をさらに備えることを特徴とする請求項3記載の材料ガス濃度制御システム。
  5. キャリアガス、又は、気化した材料である材料ガスとキャリアガスとの混合ガスを選択的に流す流路に取り付けられて、この流路を流れる材料ガスの濃度を調整する流体調整バルブと、
    前記流路に取り付けられるとともに、前記流路を流れる材料ガス中における材料ガスの濃度を測定する濃度センサと、
    前記流路に流れるガスを前記混合ガスから前記キャリアガスに切り替える直前での前記流体調整バルブの開度を、その後、前記流路に流れるガスを再度前記混合ガスに切り替えたときの前記流体調整バルブの初期開度として、前記濃度センサによる測定濃度又はその関連値を予め定められた設定濃度又はその関連値に近づけるべく前記流体調整バルブの開度をフィードバック制御する制御部とを備えた材料ガス濃度制御装置。
  6. キャリアガス、又は、気化した材料である材料ガスとキャリアガスとの混合ガスを選択的に流す流路に取り付けられて、この流路を流れる材料ガスの濃度を調整する流体調整バルブと、前記流路に取り付けられるとともに、前記流路を流れる材料ガス中における材料ガスの濃度を測定する濃度センサと、前記濃度センサが測定した測定濃度又はその関連値を用いて前記流量調整バルブの開度を制御する制御部とを備える材料ガス濃度制御装置の制御プログラムであって、
    前記制御部が、前記流路に流れるガスを前記混合ガスから前記キャリアガスに切り替える直前での前記流体調整バルブの開度を、その後、前記流路に流れるガスを再度前記混合ガスに切り替えたときの前記流体調整バルブの初期開度として、前記濃度センサによる測定濃度又はその関連値を予め定められた設定濃度又はその関連値に近づけるフィードバック制御部としての機能を発揮できるようにする制御プログラム。
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