JP2014224010A - レーザ光照射によりガラス基板に貫通孔を形成する方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザ光照射による貫通孔の形成後に、ガラス基板にクラックが生じ難い、貫通孔の形成方法を提供する。【解決手段】レーザ光照射により、ガラス基板に貫通孔を形成する方法であって、ガラス基板の貫通孔形成位置へのレーザ光の照射中に、前記貫通孔形成位置に向かって、前記ガラス基板と反応しないドライガスを吹き付ける工程を有することを特徴とする方法。【選択図】図1

Description

本発明は、レーザ光照射により、ガラス基板に貫通孔を形成する方法に関する。
従来より、レーザ光照射により、ガラス基板の所望の位置に、1または2以上の微細な貫通孔(ビア)を形成する技術が知られている(例えば特許文献1)。
国際公開第2010/087483号
前述のように、レーザ光照射により、ガラス基板の所望の位置に、1または2以上の微細な貫通孔(ビア)を形成する技術が知られている。しかしながら、このような従来の方法では、ガラス基板に貫通孔を形成した直後、またはその後に、しばしば、ガラス基板にクラックが認められる場合がある。
このため、レーザ光照射によりガラス基板に貫通孔を形成しても、ガラス基板にクラックが生じない技術、またはクラックの発生を抑制できる技術が強く要望されている。
本発明は、このような問題に鑑みなされたものであり、本発明では、レーザ光照射による貫通孔の形成後に、ガラス基板にクラックが生じ難い、貫通孔の形成方法を提供することを目的とする。
本発明では、
レーザ光照射により、ガラス基板に貫通孔を形成する方法であって、
ガラス基板の貫通孔形成位置へのレーザ光の照射中に、前記貫通孔形成位置に向かって、前記ガラス基板と反応しないドライガスを吹き付ける工程を有することを特徴とする方法が提供される。
ここで、本発明による方法において、前記ドライガスは、乾燥空気または乾燥窒素であってもよい。
また、本発明による方法において、前記ドライガスを吹き付ける工程は、前記ガラス基板に前記レーザ光を照射する前から実施されてもよい。
また、本発明による方法において、前記ドライガスを吹き付ける工程は、前記ガラス基板に前記貫通孔が形成された後も継続されてもよい。
また、本発明による方法において、前記ドライガスを吹き付ける工程の後、前記ガラス基板に対して、残留応力を除去する処理が実施されてもよい。
また、本発明による方法において、前記ドライガスを吹き付ける工程の後、前記残留応力を除去する処理を実施するまで、前記ガラス基板は、露点が0℃以下の環境に保持されてもよい。
また、本発明による方法において、前記レーザ光照射の後、直流電圧印加により前記ガラス基板に放電が生じてもよい。
また、本発明による方法において、前記ドライガスは、室温のガスであってもよい。
本発明では、レーザ光照射による貫通孔の形成後に、ガラス基板にクラックが生じ難い、貫通孔の形成方法を提供できる。
本発明の一実施例による貫通孔形成装置の一構成例を概略的に示した図である。 本発明の一実施例による別の貫通孔形成装置の一構成例を概略的に示した図である。
以下、図面を参照して、本発明について説明する。
本発明では、
レーザ光照射により、ガラス基板に貫通孔を形成する方法であって、
ガラス基板の貫通孔形成位置へのレーザ光の照射中に、前記貫通孔形成位置に向かって、前記ガラス基板と反応しないドライガスを吹き付ける工程を有することを特徴とする方法が提供される。
前述のように、従来のレーザ光照射によりガラス基板に貫通孔を形成する方法では、ガラス基板に貫通孔が形成された直後、またはその後に、しばしば、ガラス基板にクラックが認められる場合がある。
このようなクラックが生じる詳細な理由は、今のところ十分に把握されていない。しかしながら、このようなクラックの発生、成長現象には、環境中に含まれる水分が影響している可能性がある。
例えば、CharlesとHillingの応力腐食モデル(ガラス工学ハンドブック、第98頁〜第99頁)のように、応力存在下で、ガラスに微細なミクロクラックが生じ、このミクロクラック先端で、環境中の水分とガラスとの間の化学反応が進行することにより、ミクロクラックがマクロクラックに成長することが考えられる。
この他にも、環境中の水分による影響を推察する文献が多数存在する。
ここで、本発明は、レーザ光の照射中に、ガラス基板の被照射領域に対して、ドライガスを吹き付ける工程を有するという特徴を有する。
このようなドライガスを吹き付ける工程を実施した場合、クラックの成長に大きな影響を及ぼす可能性のある水分を、ガラス基板の被照射領域から排除することが可能となる。
従って、本発明では、レーザ光の照射中および照射後に、ガラス基板にクラックが発生、伝播することを有意に抑制できる。
ここで、ガラス基板の被照射領域に吹き付けられるドライガスの温度は、特に限られない。ドライガスの温度は、例えば、室温(20℃〜25℃)であってもよい。
また、ガラス基板の被照射領域に吹き付けられるドライガスは、水分含有量が少なく、ガラス基板に対して反応性の少ないものから選定される。そのようなドライガスは、例えば、ドライ空気、ドライ窒素、およびドライ二酸化炭素等であってもよい。
なお、本願において、「ドライガス」という用語は、その気体中に含まれる水分量の指標としての露点が0℃以下のものを意味する。露点は、0℃以下であることが好ましく、−30℃以下であることがより好ましく、−60℃以下であることがさらに好ましい。本願明細書中における露点の定義については、露点と霜点を含む広義の露点とし、大気圧基準とする。
(本発明による方法を実施するための装置の構成について)
次に、図1を参照して、前述のような特徴を有する本発明の一実施例による貫通孔形成方法を実施するための装置(貫通孔形成装置)の一構成例について説明する。
図1には、一例としての貫通孔形成装置100を概略的に示す。
図1に示すように、この貫通孔形成装置100は、レーザ光源110、レンズ120、およびガスノズル130を有する。
レーザ光源110は、レンズ120に向かってレーザ光115を放射する。レーザ光源110の種類は、特に限られない。例えば、レーザ光源110は、二酸化炭素レーザ、YAGレーザ、または紫外線レーザであってもよい。
レンズ120は、レーザ光115を収束して、ガラス基板150に照射される収束レーザ光125を形成する。なお、レンズ120は、必須の部材ではなく、省略されてもよい。この場合、レーザ光115は、収束されずにそのままガラス基板150に照射される。
ガスノズル130は、図示されていないガス源と接続されている。ガスノズル130は、先端132から、ガラス基板150の被照射領域155を含む領域に向かって、ドライガスを吹き付ける機能を有する。
なお、ガスノズル130の先端132の直径は、これに限られるものではないが、例えば、1mm〜100mmの範囲である。また、ガスノズル130の先端132とガラス基板150の被照射領域155の間の距離dは、先端132の直径にもよるが、例えば、1mm〜100mmの範囲である。
前述のように、ドライガスの種類は、特に限られず、ドライガスは、ドライ空気、ドライ窒素、および/またはドライ二酸化炭素等であってもよい。
このような貫通孔形成装置100を用いて、ガラス基板150に貫通孔160を形成する場合、まず、ガスノズル130から、ガラス基板150に向かってドライガスが吹き付けられる。この際には、ドライガスは、ガラス基板150の被照射領域155を含む領域に吹き付けられる。これにより、ガラス基板150の被照射領域155の近傍に存在し得る水分が除去される。
次に、ガスノズル130からドライガスを供給した状態のまま、レーザ光源110からレーザ光115が照射される。レーザ光115は、レンズ120により収束され、収束レーザ光125となる。この収束レーザ光125は、ガラス基板150の被照射領域155に照射される。これにより、ガラス基板150の被照射領域155が昇華除去され、その直下に、貫通孔160が形成される。
ここで、このような方法では、収束レーザ光125がガラス基板150に照射される前に、被照射領域155の周囲にドライガスが供給される。このため、収束レーザ光125による貫通孔160の形成過程は、被照射領域155の周囲に、水分がほとんど含まれない環境下で実施されることになる。従って、この場合、貫通孔160の形成中に、ガラス基板150にクラックが発生する可能性が有意に抑制される。
なお、このような効果を発現させるためには、原理上、ドライガスの吹きつけ工程は、必ずしも収束レーザ光125のガラス基板150への照射工程よりも前に実施される必要はない。すなわち、収束レーザ光125がガラス基板150に照射される工程と実質的に同時に、被照射領域155の周囲にドライガスを吹き付ける工程を実施してもよい。あるいは、ガラス基板150に対する収束レーザ光125の照射中に、被照射領域155の周囲にドライガスを吹き付ける工程を実施した場合も、従来に比べて、ガラス基板150にクラックが発生する可能性を有意に抑制できる。
ただし、レーザ光源110として、50W程度のレーザ光115を発する装置を使用した場合、ガラス基板150に対する収束レーザ光125の典型的な照射時間は、ミリ秒以下のオーダである。この場合、収束レーザ光125がガラス基板150に照射された後の、収束レーザ光125の照射期間内に、被照射領域155の周囲にドライガスを吹き付ける工程を開始することは、事実上不可能である。従って、収束レーザ光125の照射時間内に、ドライガスの吹きつけの開始および/または完了を制御することは、現実的ではない。
このため、制御の容易さの観点からは、前述のように、収束レーザ光125がガラス基板150に照射される前から、または収束レーザ光125がガラス基板150に照射されると同時に、被照射領域155の周囲にドライガスを吹き付ける工程が開始され、収束レーザ光125によるガラス基板150への照射工程が完了した後も、ドライガスによる吹き付け工程を継続することが好ましい。
以上のように、例えば貫通孔形成装置100を使用して、本発明の一実施例による貫通孔形成方法を実施することにより、貫通孔160の形成中、および貫通孔160の形成後に、ガラス基板150にクラックが発生する可能性を有意に抑制できる。
ここで、ガラス基板150にクラックが発生する可能性をよりいっそう抑制する場合、ガラス基板150に貫通孔160を形成した後、さらに、以下の処理(ポスト処理Aおよびポスト処理B)を追加で実施してもよい。
(ポスト処理A)
通常、貫通孔160の形成が完了した加工後のガラス基板150は、レーザ光の照射による高温化、およびその後の放熱による急冷化等の熱履歴の影響により、大きな残留応力を有していると考えられる。そこで、このような残留応力を除去するため、ポスト処理Aとして、ガラス基板150に対して、残留応力除去処理を実施することが好ましい。
残留応力除去処理の条件は、特に限られない。例えば、ガラス基板150に対して熱処理を実施することにより、残留応力を除去してもよい。熱処理温度は、例えば、ガラス基板の徐冷点(JIS R3103 Logη=13.0)±5℃の範囲であってもよい。また、熱処理時間は、例えば、0.1時間〜2時間の範囲であってもよい。
(ポスト処理B)
前述のようなポスト処理Aを実施することにより、ガラス基板150の残留応力を除去することができ、これにより、残留応力によるガラス基板の「後割れ」を有意に抑制できる。
しかしながら、各種制約等から、貫通孔形成処理を実施した直後に、ガラス基板150に対してポスト処理Aを実施することが難しい場合がしばしば存在する。逆に言えば、貫通孔形成処理完了後、ポスト処理Aが実施されるまで、ガラス基板150を一時的にある場所に保管する必要が生じる場合がある。
そのような場合、ガラス基板150の保管中に、ガラス基板150が環境中の水分と接触する可能性が生じる。また、この際に、水分の影響により、ガラス基板150にクラックが生じるおそれがある。
このような問題に対処するため、ポスト処理Aを実施するまでの間、ガラス基板150を露点が0℃以下の環境に保持することが好ましい(ポスト処理B)。露点は、−30℃以下であればより好ましく、−60℃以下であればさらに好ましい。
このようなポスト処理Bを実施することにより、貫通孔160の形成工程の後のガラス基板150の保管中であって、ポスト処理Aを実施するまでの間に、ガラス基板150にクラックが生じることを有意に抑制することが可能となる。
(本発明による方法を実施するための別の装置の構成について)
次に、図2を参照して、本発明の一実施例による貫通孔形成方法を実施するための別の装置(第2の貫通孔形成装置)の一構成例について説明する。
図2には、一例としての第2の貫通孔形成装置200を概略的に示す。
図2に示すように、第2の貫通孔形成装置200は、基本的に図1に示した貫通孔形成装置100と同様の装置構成を有する。このため、図2において、図1の貫通孔形成装置100と同様の部材には、図1で使用した参照符号に100を加えた参照符号が付されている。例えば、第2の貫通孔形成装置200は、レーザ光源210、レンズ220、およびガスノズル230等を有する。
しかしながら、第2の貫通孔形成装置200は、さらに、直流高圧電源270、および一組の電極280A、280Bを有する点が、図1に示した貫通孔形成装置100とは大きく異なっている。
電極280Aおよび電極280Bは、それぞれ、配線285A、285Bを介して、直流高圧電源270に接続されている。
このような第2の貫通孔形成装置200を用いて、ガラス基板250に貫通孔260を形成する際には、電極280A、280Bが、ガラス基板250を介して対向するように配置される。電極280Aは、被照射領域255の近傍に配置される。
次に、前述の貫通孔形成装置100の場合と同様に、ガスノズル230の先端232から、ガラス基板250に向かってドライガスが吹き付けられる。この際には、ドライガスは、ガラス基板250の被照射領域255を含む領域に吹き付けられる。これにより、ガラス基板250の被照射領域255の近傍に存在し得る水分が除去される。
次に、ガスノズル230からドライガスを供給した状態のまま、レーザ光源210からレーザ光215が照射される。レーザ光215は、レンズ220により収束され、収束レーザ光225となる。この収束レーザ光225は、ガラス基板250の被照射領域255に照射される。これにより、ガラス基板250の被照射領域255が溶融除去され、その直下に、貫通孔260が形成される。
次に、直流高圧電源270により、両電極280A、280B間に、直流高電圧が印加される。これにより、電極280A〜貫通孔260〜電極280B間において、放電が生じる。
このような放電を利用することにより、貫通孔260の周囲に「ネッキング」と呼ばれる狭窄部が形成される現象が緩和される。従って、第2の貫通孔形成装置200を用いた場合、より高い精度で、ガラス基板260に所望の寸法形状の貫通孔260を形成できる。
なお、図2には示されていないが、第2の貫通孔形成装置200は、さらに、高周波高電圧(HF)電源を備えてもよい。この場合、直流高圧電源270による放電の前に、2つの電極280A、280Bを用いて、ガラス基板250に対して、高周波高電圧が印加される。高周波高電圧の印加により、残留応力を低減できる。
このような第2の貫通孔形成装置200を用いた貫通孔形成方法では、貫通孔形成装置100の場合と同様、収束レーザ光225がガラス基板250に照射される前に、被照射領域255の周囲にドライガスが供給される。このため、収束レーザ光225による貫通孔260の形成過程は、被照射領域255の周囲に水分がほとんど含まれない環境下で実施されることになる。従って、このような方法で貫通孔を形成することにより、貫通孔260の形成中に、ガラス基板250にクラックが発生する可能性が有意に抑制される。
なお、前述のように、ドライガスの吹きつけ工程は、必ずしも収束レーザ光225のガラス基板250への照射工程よりも前に実施する必要はない。例えば、収束レーザ光225がガラス基板250に照射される工程と実質的に同時に、被照射領域255の周囲にドライガスを吹き付ける工程を実施してもよい。あるいは、もし可能な場合、ガラス基板250に対する収束レーザ光225の照射中に、被照射領域255の周囲にドライガスを吹き付ける工程を実施してもよい。
また、ドライガスによる吹き付け工程は、収束レーザ光225によるガラス基板250への照射工程が完了した後も、継続してもよい。
また、前述のように、ガラス基板250に貫通孔260を形成した後、さらに、ポスト処理Aおよび/またはポスト処理Bを追加で実施してもよい。
これにより、ガラス基板250にクラックが生じることをより確実に抑制することが可能となる。
本発明は、レーザ光照射によりガラス基板に貫通孔を形成する方法等に利用できる。
100 貫通孔形成装置
110 レーザ光源
115 レーザ光
120 レンズ
125 収束レーザ光
130 ガスノズル
132 先端
150 ガラス基板
155 被照射領域
160 貫通孔
200 第2の貫通孔形成装置
210 レーザ光源
215 レーザ光
220 レンズ
225 収束レーザ光
230 ガスノズル
232 先端
250 ガラス基板
255 被照射領域
260 貫通孔
270 直流高圧電源
280A、280B 電極
285A、285B 配線

Claims (8)

  1. レーザ光照射により、ガラス基板に貫通孔を形成する方法であって、
    ガラス基板の貫通孔形成位置へのレーザ光の照射中に、前記貫通孔形成位置に向かって、前記ガラス基板と反応しないドライガスを吹き付ける工程を有することを特徴とする方法。
  2. 前記ドライガスは、乾燥空気または乾燥窒素である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ドライガスを吹き付ける工程は、前記ガラス基板に前記レーザ光を照射する前から実施される、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記ドライガスを吹き付ける工程は、前記ガラス基板に前記貫通孔が形成された後も継続される、請求項1乃至3のいずれか一つに記載の方法。
  5. 前記ドライガスを吹き付ける工程の後、前記ガラス基板に対して、残留応力を除去する処理が実施される、請求項1乃至4のいずれか一つに記載の方法。
  6. 前記ドライガスを吹き付ける工程の後、前記残留応力を除去する処理を実施するまで、前記ガラス基板は、露点が0℃以下の環境に保持される、請求項5に記載の方法。
  7. 前記レーザ光照射の後、直流電圧印加により前記ガラス基板に放電が生じる、請求項1乃至6のいずれか一つに記載の方法。
  8. 前記ドライガスは、室温のガスである、請求項1乃至7のいずれか一つに記載の方法。
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CN110776250A (zh) * 2018-07-30 2020-02-11 塔工程有限公司 基板加工装置及基板加工方法

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