JP2014223262A - 遊泳体観賞装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型でなく電力消費も大きくならなく、遊泳体が独自に動作する遊泳体観賞装置を提供する。【解決手段】この遊泳体観賞装置1は、水槽2に取り付けられた送電装置3から水槽2内の水中又は水上で遊泳する遊泳体4に非放射電磁界を用いて無線で電力を伝送するものであって、送電装置3は、水槽2の底部2aに設けられた送電側共振器31と、送電側共振器31の励振を制御する励振制御器32と、を有し、遊泳体4は、電力を受電する受電側共振器51を有する受電装置5と、受電装置5からの電力を用いて遊泳体4自身の動作を制御する遊泳体制御装置6と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、水槽内で魚形のような遊泳体を遊泳させて観賞するための遊泳体観賞装置に関する。
従来より、水槽内で魚形の遊泳体を生きている魚のように遊泳させて観賞するための種々の遊泳体観賞装置が提案されている。例えば、特許文献1には、永久磁石を遊泳体に設け、水槽に取り付けた遊泳体制御装置によって磁場の位置などを制御することにより遊泳体を遊泳させる遊泳体観賞装置が記載されている。また、特許文献2には、超音波により起電力を発生する圧電セラミックスとその起電力により点灯する発光ダイオードとを遊泳体に設け、水槽に取り付けた遊泳体制御装置によって水槽の底部に装着した発振器から超音波を発生させる遊泳体観賞装置が記載されている。この発光ダイオードの点灯により、暗い空間でインテリアとしての効果が有る、としている。特許文献3には、永久磁石と電磁石コイルと電磁誘導用コイルとを遊泳体に設け、水槽に取り付けた遊泳体制御装置から交番磁束により電磁誘導用コイルに誘起起電力を発生させ、その誘起起電力により電磁石コイルと永久磁石の間に磁力を発生させて、遊泳体における魚形の尾部形状部分を揺動させる遊泳体観賞装置が記載されている。この尾部形状部分の揺動により、空気ポンプからの空気の噴出により形成された水槽内の水流に従った遊泳に加えて、遊泳体は複雑な動作をするようになる、としている。
特開平9−103584号公報 特開2005−046197号公報 特開2006−343626号公報
しかしながら、特許文献1の遊泳体観賞装置では、磁場の位置などを制御する遊泳体制御装置は非常に大型であり電力消費も大きく、また、遊泳体が複数の場合、全ての遊泳体が同じ動作になってしまう。また、特許文献2の遊泳体観賞装置は、遊泳体の動作を制御するものではないが、それを制御するとなると、超音波では必要な電力の供給は難しい。また、特許文献3の遊泳体観賞装置は、水流発生のための装置が大型であり、また、遊泳体までの距離が長いと電磁誘導を起こすために遊泳体制御装置が大型になり、また、電力消費が大きくならざるを得ない。
本発明は、係る事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、大型でなく電力消費も大きくならなく、遊泳体が独自に動作する遊泳体観賞装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の遊泳体観賞装置は、水槽に取り付けられた送電装置から該水槽内の水中又は水上で遊泳する遊泳体に非放射電磁界を用いて無線で電力を伝送する遊泳体観賞装置であって、前記送電装置は、前記水槽の底部に設けられた送電側共振器と、該送電側共振器の励振を制御する励振制御器と、を有し、前記遊泳体は、電力を受電する受電側共振器を有する受電装置と、該受電装置からの電力を用いて遊泳体自身の動作を制御する遊泳体制御装置と、を備えていることを特徴とする。
請求項2に記載の遊泳体観賞装置は、請求項1に記載の遊泳体観賞装置において、前記送電側共振器と前記受電側共振器はともにスパイラルコイルを有することを特徴とする。
請求項3に記載の遊泳体観賞装置は、請求項2に記載の遊泳体観賞装置において、前記送電側共振器は、近接配置した複数個のスパイラルコイルを順に接続し、該接続したスパイラルコイルの両端の間にコンデンサを接続したものであることを特徴とする。
請求項4に記載の遊泳体観賞装置は、請求項2に記載の遊泳体観賞装置において、前記送電側共振器は、単一のスパイラルコイルで構成し、該スパイラルコイルの両端の間にコンデンサを接続したものであることを特徴とする。
請求項5に記載の遊泳体観賞装置は、請求項2〜4のいずれか1項に記載の遊泳体観賞装置において、前記受電側共振器のスパイラルコイルは、その表面の法線方向が前記遊泳体の下方を向く下方向部分と片側の側方を向く片側方向部分を有していることを特徴とする。
請求項6に記載の遊泳体観賞装置は、請求項2〜4のいずれか1項に記載の遊泳体観賞装置において、前記受電側共振器のスパイラルコイルは、平面的に巻かれたものが複数個有り、その内の1個は、その表面の法線方向が下方を向き、他の1個は、その表面の法線方向が片側の側方を向くように配置されていることを特徴とする。
請求項7に記載の遊泳体観賞装置は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の遊泳体観賞装置において、前記遊泳体は、複数個有り、前記励振制御器を構成する高周波電源は、出力電流値を一定又は略一定に制御して出力信号が出力されることを特徴とする。
請求項8に記載の遊泳体観賞装置は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の遊泳体観賞装置において、前記水には塩分が添加されていることを特徴とする。
請求項9に記載の遊泳体観賞装置は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の遊泳体観賞装置において、前記水の塩分濃度が、0.001重量%以下の範囲に有ることを特徴とする。
本発明に係る遊泳体観賞装置によれば、遊泳体が有する遊泳体制御装置が遊泳体自身の動作を制御し、それに必要な電力を水槽側から非放射電磁界を用いた共振により無線で伝送するので、大型でなく電力消費も大きくならなく、遊泳体が独自に動作することができる。
本発明の実施形態に係る遊泳体観賞装置の構成のブロック図である。 同上の遊泳体観賞装置の送電装置の1つ目の構成例を示すもので、(a)は模式的な斜視図、(b)は送電装置を構成する送電側共振器の概略下面図である。 同上の遊泳体観賞装置の送電装置の2つ目の構成例を示す模式的な斜視図である。 同上の遊泳体観賞装置の送電装置の3つ目の構成例を示すもので、(a)は模式的な斜視図、(b)は送電装置を構成する送電側共振器のスパイラルコイルの概略側面図である。 同上の遊泳体観賞装置の送電装置の3つ目の構成例を構成する送電側共振器の別の2つの結線等の例を示す模式的な斜視図である。 同上の遊泳体観賞装置の遊泳体の内部構成を示すもので、(a)は模式的な斜視図を含む遊泳体のブロック図、(b)は受電装置を構成する受電側共振器のスパイラルコイルの概略側面図である。 同上の遊泳体観賞装置の遊泳体の内部構成を示すもので、受電側共振器の別の2つの構成例を示す模式的な斜視図を含む遊泳体のブロック図である。 同上の遊泳体観賞装置の遊泳体の受電側共振器のスパイラルコイルの別の実施例を示すもので、(a)は模式的な斜視図を含む遊泳体のブロック図、(b)は受電側共振器のスパイラルコイルの概略側面図である。 同上の遊泳体観賞装置の遊泳体の受電側共振器のスパイラルコイルの更に別の実施例を示すもので、(a)は模式的な斜視図を含む遊泳体のブロック図、(b)は受電側共振器のスパイラルコイルの概略側面図である。 同上の遊泳体観賞装置の実験の構成を示すブロック図である。 同上の遊泳体観賞装置の実験における共振周波数の特性図である。 同上の遊泳体観賞装置の実験における無負荷Q値の特性図である。 同上の遊泳体観賞装置の実験における無負荷Q値の別の特性図である。 同上の遊泳体観賞装置の実験の別の構成を示すブロック図である。 同上の遊泳体観賞装置の実験における透過率の特性図である。 同上の遊泳体観賞装置のシミュレーションの構成を示す概略平面図である。 同上の遊泳体観賞装置のシミュレーションにおける受電電力の特性図である。 同上の遊泳体観賞装置のシミュレーションにおける電力伝送率の特性図である。 同上の遊泳体観賞装置の実施形態変形例のブロック図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面を参照しながら説明する。本発明の実施形態に係る遊泳体観賞装置1は、図1に示すように、水槽2に取り付けられた送電装置3から水槽2内の水中又は水上で遊泳する遊泳体4に非放射電磁界を用いて無線で電力を伝送するものである。遊泳体4は、魚形のものが好適である。また、他の生物の形や船形など各種のものも可能である。なお、図1中の符号Wは水を示している。
送電装置3は、水槽2の底部2aに設けられた送電側共振器31と、送電側共振器31の励振を制御する励振制御器32と、を有している。
送電側共振器31は、図2〜図4に示すように、電気導線がスパイラル状に巻かれて形成されるコイル、すなわちスパイラルコイルを用いることができる。そのスパイラルコイルは、通常は、平面的に(スパイラルコイルの表面が平面を形成するように)巻かれており、スパイラルコイルの軸方向(z軸方向)(スパイラルコイルの表面の法線方向)が上方に向くように配置される。スパイラルコイルの形状は、図では円形状に巻かれているものを示しているが、方形状など他の形状に巻かれているものも可能である。また、巻かれたスパイラルコイル内の隣接する電気導線間の距離は、中心部から周辺部に至るまで均等であってもよいし、発生する非放射電磁界(特に、磁界)を中心部から周辺部まで全体にわたって均一にするように、中心部では疎に巻いて大きく、周辺部では密に巻いて小さくしてもよい。
スパイラルコイルを用いた送電側共振器31としては、次に述べる構成が可能である。1つ目の構成は、図2に示すように、送電側共振器31を単一のスパイラルコイル31aで構成し、スパイラルコイル31aの両端を開放状態とするものである。2つ目の構成は、図3に示すように、送電側共振器31を単一のスパイラルコイル31aで構成し、スパイラルコイル31aの両端の間にコンデンサ31bを接続したものである。
3つ目の構成は、図4に示すように、送電側共振器31として近接配置した複数個(通常は、2個)のスパイラルコイル31c、31d、・・・を順に接続し、この接続したスパイラルコイル31c、31d、・・・の両端の間にコンデンサ31bを接続したものである。複数個のスパイラルコイル31c、31d、・・・は、同じ向きの磁界が生じるよう接続され、短い距離Gだけ離して配置される。これらのスパイラルコイル31c、31d、・・・は、実質的に同じ巻き数で同じ大きさのものを用いればよいが、巻き数又は大きさが違っていても構わない。
複数個のスパイラルコイル31c、31d、・・・の接続について、2個のスパイラルコイル31c、31dの接続の場合を用いて具体的に説明する。スパイラルコイル31cの両端のうちの一つとスパイラルコイル31dの両端のうちの一つがコンデンサ31bを介して、スパイラルコイル31cの両端のうちの他の一つとスパイラルコイル31dの両端のうちの他の一つがコンデンサを介さずに、それぞれ電気的に接続される。より詳細には、図4(a)に示すように、スパイラルコイル31cとスパイラルコイル31dの電気導線が巻かれる向きを同じにして、スパイラルコイル31cの一端31caとスパイラルコイル31dの他端31dbがコンデンサ31bを介して、スパイラルコイル31cの他端31cbとスパイラルコイル31dの一端31daがコンデンサを介さずに、それぞれ接続される。或いは、図5(a)に示すように、スパイラルコイル31cの一端31caとスパイラルコイル31dの他端31dbがコンデンサを介さずに、スパイラルコイル31cの他端31cbとスパイラルコイル31dの一端31daがコンデンサ31bを介して、それぞれ接続されるようにすることも可能である。また、或いは、図5(b)に示すように、スパイラルコイル31cとスパイラルコイル31dの電気導線が巻かれる向きを逆にして、スパイラルコイル31cの一端31caとスパイラルコイル31dの一端31daがコンデンサ31bを介して、スパイラルコイル31cの他端31cbとスパイラルコイル31dの他端31dbがコンデンサを介さずに、それぞれ接続されるようにすることも可能である。また、或いは、図示しないが、スパイラルコイル31c及びスパイラルコイル31dのその他の接続方法も可能である。
励振制御器32は、送電側共振器31の励振を制御するものである。励振制御器32は、詳細には、図2〜図4に示すように、高周波電源32bと結合ループ32aを有して構成される。高周波電源32bは、インピーダンスの整合を行う結合ループ32aを介して送電側共振器31を励振する。つまり、高周波電源32bはその出力信号を結合ループ32aに出力し、結合ループ32aは送電側共振器31に電磁誘導結合している。結合ループ32aは、他の公知のインピーダンス整合手段で置き換えることも可能である。また、送電側共振器31の回路に高周波電源32bの出力端子を電気的に直結し、スパイラルコイル31a、31c、31dの巻き数やコンデンサ31bの容量値などを調整してインピーダンス整合を行うことで、結合ループ32aなどのインピーダンス整合手段を省略できる場合もある。また、遊泳体4が図1に示すように複数個有る場合、高周波電源32bの出力信号は、電流駆動で、すなわち出力電流値を一定又は略一定に制御して、出力されるのが好ましい。電圧駆動で、すなわち出力電圧値を一定にして出力されると、遊泳体4の数によってはそれらとの共振に起因する電圧降下により十分な電力の伝送が難しくなる場合が有るからである。
遊泳体4は、図1及び図6に示すように、伝送される電力を受電する受電装置5と、受電装置5からの電力を用いて遊泳体4自身の動作を制御する遊泳体制御装置6と、を備えている。
受電装置5は、所定の共振周波数における送電装置3の送電側共振器31との共振によって電力を受電する受電側共振器51と、受電側共振器51が受電した電力を遊泳体制御装置6に出力する受電出力器52と、を有している。
受電側共振器51は、スパイラルコイルを用いることができる。そのスパイラルコイルは、平面的に(スパイラルコイルの表面Sが平面を形成するように)巻かれたものが可能であり、その場合、遊泳体4が通常の姿勢で、スパイラルコイルの軸方向(z’軸方向)(スパイラルコイルの表面Sの法線方向)が下方に向くように配置される。このような配置により、送電側共振器31による非放射電磁界を受ける実質的な面積が大きくなり、電力を効率的に受電することができる。
スパイラルコイルを用いた受電側共振器51は、次に述べる構成が可能である。1つ目の構成は、図6に示すように、受電側共振器51を単一のスパイラルコイル51aで構成し、スパイラルコイル51aの両端を開放状態とするものである。2つ目の構成は、図7(a)に示すように、受電側共振器51を単一のスパイラルコイル51aで構成し、スパイラルコイル51aの両端の間にコンデンサ51bを接続したものである。3つ目の構成は、図7(b)に示すように、受電側共振器51を複数個(通常は、2個)のスパイラルコイル51c、51d、・・・を順に接続し、この接続したスパイラルコイル51c、51d、・・・の両端の間にコンデンサ51bを接続したものである。スパイラルコイル51c、51d、・・・は、近接して配置され、また、同じ向きの磁界が生じるよう配置される。スパイラルコイル51c、51d、・・・は、実質的に同じ巻き数で同じ大きさのものを用いればよいが、巻き数又は大きさが違っていても構わない。
また、受電側共振器51のスパイラルコイルは、図8に示すように、平面的に巻かれたものが曲げられた形状も可能であり、その場合、遊泳体4が通常の姿勢で、スパイラルコイルの表面Sの法線方向が下方に向く下方向部分S1(表面Sの法線方向をz1軸として図示している。)と片側の側方を向く片側方向部分S2(表面Sの法線方向をz2軸として図示している。)を有するようにする。この下方向部分S1により、送電側共振器31による非放射電磁界を受ける実質的な面積を大きくして、電力を効率的に受電することができるようになる。また、片側方向部分S2により、何らかの原因で遊泳体4が通常の姿勢からどちらかの向きに90度近く倒れた場合に、十分な電力を受電できるようになる。片側方向部分S2に対して反対側を向く(もう一方の片側の側方を向く)部分を設けていないのは、スパイラルコイルに流れる電流が互いにキャンセルしないようにするためである。なお、図8(b)は、遊泳体4の頭部側から見た概略側面図である。
また、受電側共振器51のスパイラルコイルは、図9に示すように、平面的に巻かれたものを複数個有するようにすることも可能であり、その場合、遊泳体4が通常の姿勢で、その内の1個のスパイラルコイルS1’の軸方向(z1軸方向)(スパイラルコイルS1’の表面Sの法線方向)が下方を向き、その他の1個のスパイラルコイルS2’の軸方向(z2軸方向)(スパイラルコイルS2’の表面Sの法線方向)が片側の側方を向くように配置される。スパイラルコイルS1’、S2’は接続されている。スパイラルコイルS1’により、送電側共振器31による非放射電磁界を受ける実質的な面積を大きくして、電力を効率的に受電することができるようになる。また、スパイラルコイルS2’により、何らかの原因で遊泳体4が通常の姿勢からどちらかの向きに90度近く倒れた場合に、十分な電力を受電できるようになる。スパイラルコイルS2’に対して反対側を向く(もう一方の片側の側方を向く)スパイラルコイルは、電流が互いにキャンセルしないならば、設けることも可能である。なお、図9(b)は、遊泳体4の頭部側から見た概略側面図である。
よって、受電側共振器51のスパイラルコイルを、平面的に巻かれたものが曲げられた形状にしたり、平面的に巻かれたものを複数個有するようにしたりすると、通常の姿勢から倒れた場合に元の姿勢に回復し難い遊泳体4に特に有用である。なお、図8及び図9においては、受電側共振器51を単一のスパイラルコイル51aで構成し、スパイラルコイル51aの両端の間にコンデンサ51bを接続したものを示しているが、受電側共振器51を単一のスパイラルコイル51aで構成し、スパイラルコイル51aの両端を開放状態とするもの、受電側共振器51を複数個のスパイラルコイル51c、51d、・・・を順に接続し、この接続したスパイラルコイル51c、51d、・・・の両端の間にコンデンサ51bを接続したもの、についても同様である。
また、受電側共振器51のスパイラルコイルと送電側共振器31のスパイラルコイルは、同じ構成である必要はない。例えば、受電側共振器51を単一のスパイラルコイル51aで構成し、スパイラルコイル51aの両端の間にコンデンサ51bを接続したものとし、送電側共振器31を複数個(通常は、2個)のスパイラルコイル31c、31d、・・・を順に接続して両端の間にコンデンサ31bを接続した構成にすることができる。
受電出力器52は、典型的な例としては、図6に示すように、結合ループ52aと出力回路52bを有して構成されている。結合ループ52aは、受電側共振器51に電磁誘導結合しており、インピーダンスの整合を行う。なお、結合ループ52aは、他の公知のインピーダンス整合手段で置き換えることも可能である。また、出力回路52bに受電側共振器51を電気的に直結し、受電側共振器51のスパイラルコイルの巻き数やコンデンサの容量値などを調整してインピーダンス整合を行うことで、結合ループ52aなどのインピーダンス整合手段を省略できる場合もある。
遊泳体制御装置6は、遊泳体4の推進や方向制御の方法によって様々な公知のものが適用可能である。例えば、遊泳体4がスクリューで推進するものの場合は、遊泳体制御装置6は、スクリューのモータの回転を制御するものとすることができる。また、遊泳体4が魚形の尾部形状部分の揺動によって推進するものの場合は、遊泳体制御装置6は、前述した特許文献3のような永久磁石を尾部形状部分に設け、電磁石コイルの電流を制御して永久磁石を揺動させるようにしたものとすることができる。
このような構成の遊泳体観賞装置1では、遊泳体4が有する遊泳体制御装置6が遊泳体4自身の動作を制御するので、遊泳体4が独自に動作することができる。それにより、遊泳体4が複数の場合、全ての遊泳体4で動作が違うので、実物のような趣を観賞することができる。また、遊泳体制御装置6に必要な電力を水槽2側から無線で伝送する際、非放射電磁界を用いた共振による電力の伝送は、送電側共振器31と受電側共振器51が共通の共振周波数で共振してはじめて電力が伝送されて消費されるので、水槽2側の送電装置3は大型でなく電力消費も大きくならないようにすることができる。また、水槽2の底部2aから水面までの距離がある程度有っても高効率の電力伝送が可能である。
また、送電側共振器31としては、以下の実験の結果に示すように、スパイラルコイル31aの両端の間にコンデンサ31bを接続した構成と複数個(通常は、2個)のスパイラルコイル31c、31d、・・・を順に接続して両端の間にコンデンサ31bを接続した構成が好ましく、特に、後者が好ましい。これらは、電界を送電側共振器31内部に閉じ込めることができるからであり、特に、後者は電界を効果的に閉じ込めるからである。誘電体である水槽2内の水によって非放射電磁界の電界が影響を受けやすく、電界が影響を受けると、送電側共振器31(及び受電側共振器51)の共振周波数が変動し、また、無負荷Q値が変化し、送電側共振器31から受電側共振器51への電力の伝送効率が低下することになる。
次に、本願発明者が行った実験について説明する。この実験は、送電装置3の送電側共振器31と受電装置5の受電側共振器51の共振による電力の伝送に関連するいくつかの測定から成る。
この実験では、実験台上において送電装置3の送電側共振器31を、そのスパイラルコイルの軸方向(z軸方向)が横向き(実験台に沿った向き)になるように設置した(図10参照)。送電側共振器31として、3個のサンプルA、B、Cを使用した。サンプルAは、図2に示したような単一のスパイラルコイル31aを用い、スパイラルコイル31aの両端を開放状態としたもので、スパイラルコイル31aを線径が約1mmの電気導線を約100回巻いて直径が約30cmとしたものである。サンプルBは、図3に示したような単一のスパイラルコイル31aを用い、スパイラルコイル31aの両端の間にコンデンサ31bを接続したもので、スパイラルコイル31aを線径が約1mmの電気導線を約22回巻いて直径が約30cmとしたものとし、コンデンサ31bの容量を95pFとしたものである。サンプルCは、図4に示したような近接配置した2個のスパイラルコイル31c、31dを順に接続し、この接続したスパイラルコイル31c、31dの両端の間にコンデンサ31bを接続したもので、スパイラルコイル31c、31dのそれぞれを線径が約1mmの電気導線を約15回巻いて直径が約30cmとしたものとし、コンデンサ31bの容量を10pFとし、2個のスパイラルコイル31c、31dの間の距離を1cmとしたものである。サンプルA、B、Cの空気中(下記のような水を入れた容器2Aなどの影響を受けない状態)での共振周波数は、すべて2.3MHzとした。
次に述べる共振周波数の変動と無負荷Q値の測定のためには、図10に示すように、送電側共振器31に近づけてペットボトル、すなわち縦長の大略直方体のポリエチレンテレフタラート製の容器2Aに水を入れたものを実験台上に配設した。容器2Aは送電側共振器31のスパイラルコイルの軸方向(z軸方向)と同方向の長さが10cm弱、それに垂直方向が約8.5cm、高さが約30cmのものを用いた。水は水道水を使用した。
図11は、送電側共振器31の共振周波数の変動を示している。横軸は、水を入れた容器2Aから送電側共振器31までの距離である。横軸の右端(Airと示す。)は空気中の場合である。図11より、サンプルAでは、水を入れた容器2Aが近づくにつれて共振周波数が急激に低周波数の方向に変動している。サンプルBでは、水を入れた容器2Aが近づくにつれて共振周波数がわずかに低周波数の方向に変動している。サンプルCでは、共振周波数がほとんど変動しない。これより、水による送電側共振器31の共振周波数の変動を少なくするには、送電側共振器31として、スパイラルコイル31aの両端の間にコンデンサ31bを接続した構成と2個のスパイラルコイル31c、31dを接続して両端の間にコンデンサ31bを接続した構成が好ましく、特に、後者が好ましいことが分かる。
図12は、送電側共振器31の無負荷Q値の変化を示している。横軸は、水を入れた容器2Aから送電側共振器31までの距離である。横軸の右端(Airと示す。)は空気中の場合である。図12より、サンプルAでは、水を入れた容器2Aが近づくにつれて無負荷Q値が限りなく低下する。サンプルB、Cでは、水を入れた容器2Aが約3cmのところから近づくにつれて低下しているが、低下の程度はサンプルAに比べて小さい。また、サンプルCでは、サンプルBに比べても低下の程度は非常に小さい。これより、水による送電側共振器31の無負荷Q値の低下を少なくするには、送電側共振器31として、スパイラルコイル31aの両端の間にコンデンサ31bを接続した構成と2個のスパイラルコイル31c、31dを接続して両端の間にコンデンサ31bを接続した構成が好ましく、特に、後者が好ましいことが分かる。
次に、送電側共振器31の無負荷Q値に対する水の塩分濃度の影響の測定について述べる。図13は、容器2Aの水の塩分濃度に対する送電側共振器31の無負荷Q値の変化を示している。横軸は、対数表示した塩分濃度である。図13(a)、(b)はそれぞれ、水を入れた容器2Aから送電側共振器31までの距離が0cm、1cmの場合の特性である。水道水(塩分を添加しない水道水)は塩分濃度が約0.003重量%(図中、破線で示す。)であるが、この塩分濃度の近傍では無負荷Q値がサンプルA、B、Cすべてについて低下していることが分かる。また、サンプルA、Bについて、水道水に塩分を添加して少し塩分濃度を高くすると、高い無負荷Q値が局所的に得られることが分かる。サンプルCについては、水道水に塩分を添加して少し塩分濃度を高くすると、高い無負荷Q値が局所的に得られる場合があることが分かる。また、サンプルB、Cについて、塩分濃度が0.001重量%以下の範囲に有れば高い無負荷Q値が得られることが分かる。なお、一般に、純水又は蒸留水などは、塩分濃度が0.001重量%以下の範囲に有るのでこれを用いることもできる。
次に、送電側共振器31から受電側共振器51への電力の伝送効率を示す透過率の測定について述べる。この透過率には、前述した共振周波数の変動と無負荷Q値の変化が大きく影響している。この測定のためには、受電側共振器51を送電側共振器31から40cm離して対向するように設置した(図14参照)。受電側共振器51としては、送電側共振器31のサンプルA、B、Cと同様のサンプルA、B、Cを用いた。また、図14に示すように、送電側共振器31と受電側共振器51の間において、送電側共振器31及び受電側共振器51のそれぞれに近づけて水を入れた容器2A、2Aを配設した。水は水道水を使用した。
図15は、送電側共振器31から受電側共振器51への電力の透過率の変化を示している。横軸は、水を入れた容器2Aから送電側共振器31までの距離(及び水を入れた容器2Aから受電側共振器51までの距離)である。横軸の右端(Airと示す。)は空気中の場合である。図15より、サンプルB、Cでは、最大約−2dBの透過率が得られている。送電側共振器31と受電側共振器51の距離が40cmであるから、水槽2の底部2aに送電側共振器31を設けて水槽2内の水上(又は水中)の位置に受電側共振器51が有ったとしても高効率の電力伝送が可能であることが分かる。
また、図15より、サンプルAでは、水を入れた容器2Aが近づくにつれて透過率が急激に低下している。サンプルBでは、水を入れた容器2Aが近づくにつれて透過率がわずかに低下している。サンプルCでは、水を入れた容器2Aが近づいても透過率がほとんど低下しない。これより、水による送電側共振器31の透過率の低下を少なくするには、送電側共振器31として、スパイラルコイル31aの両端の間にコンデンサ31bを接続した構成と2個のスパイラルコイル31c、31dを接続して両端の間にコンデンサ31bを接続した構成が好ましく、特に、後者が好ましいことが分かる。なお、このことは、受電側共振器51についても言えることである。
次に、高周波電源32bの出力信号が電流駆動の場合での電力伝送率(受電電力の送電電力に対する比率)のシミュレーションについて述べる。2個の受電側共振器51(51A、51B)を用意した。2個の受電側共振器51A、51B及び送電側共振器31はそれぞれ、単一のスパイラルコイルとして、図16に示すように、受電側共振器51Aは送電側共振器31に上下で対向し、また、受電側共振器51Bは送電側共振器31に上下で対向するように設置した。受電側共振器51Aは、直径が10cm、ピッチが0.5cm、インダクタンス値が4μHとした。受電側共振器51Bは、直径が8.5cm、ピッチが0.7cm、インダクタンス値が1.8μHとした。送電側共振器31は、直径が30cm、ピッチが2.5cm、インダクタンス値が5.3μHとした。受電側共振器51A、受電側共振器51B、及び送電側共振器31の共振周波数は、すべて約3MHzとした。高周波電源32bの出力電流値は、1アンペアとした。また、受電側共振器51Aと送電側共振器31の結合係数kが0.015、受電側共振器51Bと送電側共振器31の結合係数kが0.01となるように、受電側共振器51Aと送電側共振器31の間の距離及び受電側共振器51Bと送電側共振器31の間の距離を調整した。
図17中の曲線a、bは、送電側共振器31に上下で対向するように2個の受電側共振器51A、51Bの両方を設置した場合で、それぞれ、受電側共振器51Aの受電電力、受電側共振器51Bの受電電力を示している。曲線cは、曲線aと曲線bの数値を足した曲線であり、トータルの受電電力を示している。また、曲線a’、b’は、送電側共振器31に上下で対向するように2個の受電側共振器51A、51Bのいずれかを設置した場合で、それぞれ、受電側共振器51Aを設置したときの受電側共振器51Aの受電電力、受電側共振器51Bを設置したときの受電側共振器51Bの受電電力を示している。これらの曲線a’、b’はそれぞれ、曲線a、bと一致して重なっている。これは、高周波電源32bの出力信号が電流駆動であるからである。
図18中の曲線a、bは、送電側共振器31に上下で対向するように2個の受電側共振器51A、51Bの両方を設置した場合で、それぞれ、受電側共振器51Aの電力伝送率(受電電力の送電電力に対する比率)、受電側共振器51Bの電力伝送率を示している。曲線cは、曲線aと曲線bの数値を足した曲線であり、トータルの電力伝送率を示している。また、曲線a’、b’は、送電側共振器31に上下で対向するように2個の受電側共振器51A、51Bのいずれかを設置した場合で、それぞれ、受電側共振器51Aを設置したときの受電側共振器51Aの電力伝送率、受電側共振器51Bを設置したときの受電側共振器51Bの電力伝送率を示している。
図18の曲線cと曲線a’(又は曲線b’)を比較すると、曲線cが示す電力伝送率は、曲線a’(又は曲線b’)が示す電力伝送率よりも高くなっていることが分かる。すなわち、2個の受電側共振器51A、51Bの両方を設置した場合の方が、いずれかを設置した場合よりも無駄になる電力が少なく、有効な電力が多くなる。よって、受電側共振器51(遊泳体4)が複数個有る場合、高周波電源32bの出力信号は、電流駆動で、すなわち出力電流値を一定又は略一定に制御して、出力されるのが好ましいことが分かる。
以上、本発明の実施形態に係る遊泳体観賞装置について説明したが、本発明は、上述の実施形態に記載したものに限られることなく、特許請求の範囲に記載した事項の範囲内でのさまざまな設計変更が可能である。例えば、遊泳体4が水面近くにあって、その受電側共振器51に送電側共振器31から更に効率的に電力を伝送するために、図19に示すように、水槽2の蓋2’に送電側共振器31と同様な構造の送電側共振器31’を取り付けることもできる。蓋2’の送電側共振器31’は、そこに到達して来た送電側共振器31からの非放射電磁界に結合して励振され、非放射電磁界を下方向に発生させる。それにより、遊泳体4の受電側共振器51は送電側共振器31からの非放射電磁界に加え送電側共振器31’からの非放射電磁界によっても電力を受電することができるようになる。なお、送電側共振器31’はそれのみで動作し、結合ループや高周波電源などは設けられない。
1 遊泳体観賞装置
2 水槽
3 送電装置
31 送電装置3を構成する送電側共振器
31a、31c、31d 送電側共振器31を構成するスパイラルコイル
31b 送電側共振器31を構成するコンデンサ
32 送電装置3を構成する励振制御器
32b 励振制御器32を構成する高周波電源
4 遊泳体
5 受電装置
51 受電装置5を構成する受電側共振器
6 遊泳体制御装置
S1 受電側共振器51を構成するスパイラルコイルの下方向部分
S2 受電側共振器51を構成するスパイラルコイルの片側方向部分
W 水

Claims (9)

  1. 水槽に取り付けられた送電装置から該水槽内の水中又は水上で遊泳する遊泳体に非放射電磁界を用いて無線で電力を伝送する遊泳体観賞装置であって、
    前記送電装置は、前記水槽の底部に設けられた送電側共振器と、該送電側共振器の励振を制御する励振制御器と、を有し、
    前記遊泳体は、電力を受電する受電側共振器を有する受電装置と、該受電装置からの電力を用いて遊泳体自身の動作を制御する遊泳体制御装置と、を備えていることを特徴とする遊泳体観賞装置。
  2. 請求項1に記載の遊泳体観賞装置において、
    前記送電側共振器と前記受電側共振器はともにスパイラルコイルを有することを特徴とする遊泳体観賞装置。
  3. 請求項2に記載の遊泳体観賞装置において、
    前記送電側共振器は、近接配置した複数個のスパイラルコイルを順に接続し、該接続したスパイラルコイルの両端の間にコンデンサを接続したものであることを特徴とする遊泳体観賞装置。
  4. 請求項2に記載の遊泳体観賞装置において、
    前記送電側共振器は、単一のスパイラルコイルで構成し、該スパイラルコイルの両端の間にコンデンサを接続したものであることを特徴とする遊泳体観賞装置。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載の遊泳体観賞装置において、
    前記受電側共振器のスパイラルコイルは、その表面の法線方向が前記遊泳体の下方を向く下方向部分と片側の側方を向く片側方向部分を有していることを特徴とする遊泳体観賞装置。
  6. 請求項2〜4のいずれか1項に記載の遊泳体観賞装置において、
    前記受電側共振器のスパイラルコイルは、平面的に巻かれたものが複数個有り、その内の1個は、その表面の法線方向が下方を向き、他の1個は、その表面の法線方向が片側の側方を向くように配置されていることを特徴とする遊泳体観賞装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の遊泳体観賞装置において、
    前記遊泳体は、複数個有り、
    前記励振制御器を構成する高周波電源は、出力電流値を一定又は略一定に制御して出力信号が出力されることを特徴とする遊泳体観賞装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の遊泳体観賞装置において、
    前記水には塩分が添加されていることを特徴とする遊泳体観賞装置。
  9. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の遊泳体観賞装置において、
    前記水の塩分濃度が、0.001重量%以下の範囲に有ることを特徴とする遊泳体観賞装置。
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